マイナビはこのほど、大学・大学院卒業後の未就業者向けの就職支援(人材紹介)サービス「マイナビ新卒紹介アドバンス」2016年度版の提供を開始した。2015年度は東京のみの展開であったが、今回は新たに大阪でもサービスの提供を開始している。○研修プログラムとマッチングサービスを組み合わせ「マイナビ新卒紹介アドバンス」は大学・大学院を卒業して間もない未就業者向けにマイナビが独自に開発した研修プログラムと、求職者と企業を結ぶマッチングサービスを組み合わせた就職支援サービス。サービスでは、マイナビのキャリアアドバイザーが求職者と面談を行い、就職活動のカウンセリングを行う。その後、現実に近い職場空間を再現した5日間のビジネスシミュレーション研修を実施。この研修は受講者満足度97.3%の実績(昨年の受講者445名にアンケート)をもつ新入社員研修さながらのプログラムが導入されている。この研修を通じて企業にとって採用の価値を感じられる人材へのステップアップを図り、研修後は、既卒者を積極採用する企業とのマッチングを行う選考会を開催し、就業へとつなげる仕組みとなっている。○卒業後の内定率は現役学生の1/22016年3月卒業見込みの大学・大学院生の就職活動動向は、2015年9月末時点で内定率が79.9%(「2016年卒マイナビ大学生就職内定率調査 9月」)と高い傾向にあるが、未内定者を含めて就職活動を継続する学生も32.8%は存在している状況。その中で、在学中に内定を得られず卒業後も就職活動を行うケースもあり、既卒者への調査では、卒業後の内定率は43.2%(「2015年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」)と現役学生の内定率と比較すると約半分と低調だ。「マイナビ新卒紹介アドバンス」はこうした状況の中で、既卒未就業の求職者と企業を結ぶサービスとして昨年度よりスタートしたという。「今年度の大阪での展開もはずみにし、より多くの就業支援を実現させる方針」とのこと。
2016年03月11日ジャムコは3月4日、プレミアムエアロテック社(所在地: ドイツ アウグスブルグ)とエアバスA350型機向け貨物室床下構造材(カーゴストラット)を供給する契約を締結したことを発表した。エアバスの最新機材であるA350 XWBは2016年2月現在、世界中の41社から合計777機の受注を獲得しており、2月にはフィリピン航空がA350-900を6機とオプションで6機発注する覚書を締結、3月にはシンガポール航空に同社初のA350 XWBが引き渡された。なお、このシンガポール航空のA350 XWB受領は、世界で5社目・アジアで2社目となる。今回、ジャムコが供給契約を締結したカーゴストラットは、炭素繊維複合材料を使用したL型・C型などの断面形状を有する構造部材。ハンドレイアップ製法を用いて製造する多種多様な部材で、長さは60~630mm、1機当たりおよそ130種類、370個ほどの製品が使用される。同社はこれまで、エアバス社のA350型機を除く全ての機種の垂直尾翼用縦通材、およびA380型機向け二階床構造部材を供給していたが、今回の契約締結により、A350型機を含めた全機種への炭素繊維構造部材の供給が実現することとなった。製造は同社の連結子会社であるジャムコエアロマニュファクチャリング(所在地:宮城県名取市)が行い、プレミアムエアロテック社の生産計画に基づき、ドイツ2カ所にある同社の工場に向けて出荷する。
2016年03月09日凸版印刷は3月7日、全日空商事と共同で訪日外国人旅行者向け「取り置きサービス」の販売を国内の流通業、メーカー向けに開始したと発表した。利用価格は概算で初期費用が10万円~、運用費用は月額10万円~。同サービスは、訪日外国人旅行者が旅行前に日本の商品を予約し、訪日時に指定した店舗を訪問して、予約にもとづいて取り置きした商品を購入でき、英語、繁体字、簡体字で対応。訪日前の外国人旅行者は、ANAの現地媒体で2015年11月に全日空商事が開始した「ANA Experience Japan」や機内誌により、ブランドや商品を認知し、訪日時に購入したい商品を取り置き予約する。旅行者は、同サービスに会員登録し、ログイン、サイトカタログを閲覧して、受け取り店舗、受け取り日時を指定して希望商品を予約。予約が完了すると予約番号が発行され、旅行者は訪日時に指定した店舗で予約番号を提示して、希望の商品を受け取る。特に人気の商品は、店頭在庫が品薄になる場合も多く課題となっていたが、事前に予約を行うことで旅行者は売り切れが心配な限定品、新製品も事前予約により、確実に購入することができるという。同サービスで商品を販売する流通業、メーカーは旅行者が訪日前にブランドや商品を認知し、商品を事前予約するため販売実績の確保や、予約の反響による売れ筋商品の把握などが可能となる。取り置き商品を受け取る店舗、来店日を指定することで、旅行者を確実に店舗へ誘導し、来店後の購買増を促進するとしている。凸版印刷は同サービスの基盤となる受発注システムの構築と運用を担当するほか、参加企業への営業拡販を担当する。百貨店やスーパーマーケット、ドラッグストアなどの流通業や、飲料、食料、衣料などのメーカーなど2016年度に10社40店舗の同サービスへの参加を目指す。
2016年03月07日エルテックスは、外国人観光客の増加に伴い、新しいサービスが期待される「観光」向けとして、パッケージツアーを運営している事業者向けに、新たなO2Oソリューションのベータ版を発表した。「Beacon」を活用し、パッケージツアー客が気軽に参加できる、クイズ型の観光案内アプリを提案していくという。「その場でかんたん!クイズ参加アプリベータ版(仮称)」は、どこでも簡単にツアー客が同じクイズに一斉に参加でき、より楽しい観光体験ができるスマホアプリ。アプリをスマホに入れるだけでクイズに参加でき、外国語も対応。Beacon活用により事前登録やログイン不要で、ツアーコンダクターが現地で出題できる。アンケートやクーポン配信も可能で、提携店舗への送客にも寄与できるという。
2016年03月07日米Googleは、Googleの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2016」の公式サイトを公開した。開催期間は米国時間5月18日から20日まで。米国時間3月8日から受付を開始する。Google I/Oは、Androidをはじめ、Googleが手掛ける事業の最新情報が発表される、開発者向けのカンファレンス。昨年の2015年では、Android M(6.0 Marshmallow)のDeveloper Preview版やIoT機器を接続する独自プロトコル「Weave」、ダンボール製VRバイザー「Cardboard」の新世代モデルなどが発表された。「Google I/O 2016」公式サイトでは、間もなく詳細を発表すると案内している。
2016年03月02日日産自動車が同社のリーフなどEV向けに提供しているモバイルアプリ「日産EV」の利用を停止した。このアプリはサブスクリプション契約を結んでいるユーザーに、遠隔からEVのバッテリー充電状況の確認、充電の開始、充電完了の通知、走行距離の確認、環境制御システムのオン・オフなどの切り替え機能を提供するもの。2月24日(米国時間)、Threatpostに掲載された記事「Nissan Car Hack Allowed Remote Access To Car|Threatpost|The first stop for security news」が、同アプリのリモートアクセス機能に脆弱性が存在すると指摘。同様の指摘が複数のメディアに掲載されている。これら報道はセキュリティ研究者であるTroy Hunt氏が2月24日(米国時間)に公開した記事「Controlling vehicle features of Nissan LEAFs across the globe via vulnerable APIs|troyhunt.com」を引用する形で行われている。Threatpostでは日産のスポークスマンが同メディアに伝えた内容を引き合いに出し、NissanConnect EV(旧名:CARWINGS)を利用するためのサーバを停止したこと、現状でもNissan Owner Portal Webサイト経由であればオーナーは安全に同機能を利用できること、この脆弱性によるインシデントは報告されていないことなどを伝えている。今回の脆弱性の影響は約20万台のリーフおよびeNV200が受けるとされている。一方、日産自動車は公式サイトで、「スマートフォンアプリにおいて、不特定の第三者がEV-ITリモート機能を利用できる状態が判明しました。そのため、現在、本アプリは当機能を停止しております。また、専用サイト(N-Link OWNERS、日産ゼロ・エミッションサイト)からの操作は可能となっておりますので、専用サイトをご活用ください。なお、LEAFおよびe-NV200におけるクルマの運転に関わる機能・個人情報漏洩などの心配はございません」と告知している。
2016年02月26日富士通は2月25日、介護サービス事業者向け業務支援システム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-WINCARE(ホープライフマークウインケア)」を2月29日から販売を開始すると発表した。価格は個別見積もり。新製品は同社がこれまで提供してきた介護サービス事業者向け業務支援システムに任意の医療機関や自治体、訪問看護事業者などとのSNS形式の情報共有機能や、介護施設内での正確な情報共有を効率的に実現する掲示板機能、スマートデバイスで、いつでも、どこでも、介護スケジュールや介護記録の入力・参照が可能なスマートデバイスオプション機能などが追加されている。これにより、介護職員は掲示板を見ることで、要介護者1人ひとりの容体や介護サービススケジュールなどを正確に把握することが可能。また、介護現場でスマートデバイスを使用して要介護者の容態や行動を即座にシステム入力でき、情報共有機能を利用し、その場で要介護者を担当する医師や看護師の専門的なアドバイスを求めることも可能だ。現場で情報入力できるため、記録業務時間を短縮でき、従来よりも介護サービスに注力できるという。販売目標は2017年度末までに2000システムを計画している。今後、同社は医療機関の電子カルテシステムや自治体の介護保険システムなどとの情報連携機能を強化し、介護サービス事業者、病院、自治体などが一体となって地域の高齢者を支える地域包括ケアシステムの実現に貢献することを目指す。
2016年02月26日NTTドコモは、携帯電話の契約数が2月10日に7,000万契約を突破したと発表した。ドコモでは、1979年に携帯電話のサービスを開始。その後、1997年に1,000万契約、2005年に5,000万契約を超え、この度7,000万契約に到達した。同社は、2013年に取り扱いを開始したiPhoneをはじめとする端末ラインナップの充実、2台目需要としてのタブレット端末の拡大、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が好調であることを契約数増加の要因として挙げている。そのほか、法人向けのIoTビジネスに関連するモジュールの販売、光通信サービス「ドコモ光」なども増加に貢献したという。
2016年02月15日マクニカネットワークスは2月9日、企業向けHadoopデータプラットフォーム「Hortonworks Data Platform(HDP)」を提供する米Hortonworksと販売代理店契約を締結。同日より「HDP Support Subscription」の販売を開始する。HDPは、オープンソースのHadoopデータプラットフォームで、データディスカバリー、カスタマーインサイト、予測分析などのビッグデータ活用をサポートするソリューション。同社では、Hortonworksの「HDP Support Subscription」を通じて、環境や規模、複雑さに関わらずHDPをベースにしたソリューションを実装している組織に対して、専門家による技術サポートサブスクリプションを提供。開発、コンセプトの実証からQA/テスト、生産、導入にいたるまでシステム開発のライフサイクル全体をカバーするとしている。
2016年02月12日富士通は2月9日、あいおいニッセイ同和損害保険と自動車保険フリート契約者向けのテレマティクスサービスにおいて協業することを発表した。2016年4月より、富士通は同社の位置情報を活用したクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(SPATIOWL)」をベースとした安全運転支援サービスと、富士通テンの高精度なクラウド対応通信型業務用ドライブレコーダーを、あいおいニッセイ同和の自動車保険フリート契約者向けに提供していく予定だ。あいおいニッセイ同和は、ドライブレコーダーと安全運転支援サービスで収集・解析された運転特性データを活用して、自動車保険フリート契約者に安全運転コンサルティングサービスを提供していくとしている。富士通テンのクラウド対応通信型業務用ドライブレコーダーは、ドライブレコーダー本体・小型車載カメラ分離型で、どちらも車両本体にしっかりと固定できる構造となっており、衝突時に強い衝撃を受けても正確に記録を継続できるものとなっている。また、極端な高温・低温、頻繁な振動といった、過酷な車載環境でも使用できるよう設計されており、さらに車速測定においては、車両から直接車速データを取得することから、GPSを使用して測定する一般的なドライブレコーダーより高精度な運転の挙動把握が可能だという。無線通信ユニットを搭載していることから、リアルタイムにドライバーの運転特性データを収集することもできるという。「SPATIOWL」をベースとした安全運転支援サービスでは、車両のふらつきや前方車両との距離、急ハンドルなどの、各ドライバーの運転状況を解析し、安全運転の診断書や指導書の自動作成、ランキング表示、また、速度超過や急加速、急減速、急ハンドルなどが行われた時に、ドライバーに自動で警告を通知するものとなっている。さらに、自動車の管理者に対して、各車両の位置や走行中の危険運転、事故などの発生をリアルタイムで通知もできるという。料金は、7年リース契約で、月額2200円/1台(税別)~となる(ドライブレコーダーリース料+安全運転支援サービス料を含む)。初期導入費用と保守料金は別途必要となる。
2016年02月10日JTBパブリッシングは2月3日、中国現地法人である佳天美(JTBチャイナ、北京市)と連携し、訪日中国人旅行者向けの観光情報アプリとしてはJTBグループ初という無料スマートフォン用アプリである「旅神(リュ シェン)」を提供開始した。同アプリは、訪日中国人の旅行動向を熟知するというJTBチャイナのマーケティング・ノウハウと、「発行点数世界最多の旅行ガイドシリーズ」としてギネス世界記録に認定されたという「るるぶ」の情報収集ノウハウを結集し、中国のICP(Internet Contents Provider)ライセンスを取得したアプリとのこと。観光・グルメ・ショッピングなどの情報に加えて、るるぶが選んだお勧めスポットや、割引クーポンやフェアなどの情報、各エリアのイベントや、桜・花火・紅葉といった季節情報といった最新情報も配信するという。サービス開始時は、新宿・秋葉原・銀座・お台場エリアの情報を中心に展開するが、今後は掲載エリアを順次拡大すると共に、クレジットカードや電子マネー決済、土産品などの販売、着地型ツアーやレストラン予約など、旅行中の付帯サービス機能を追加し、訪日中国人旅行者にとって利便性の高いサービスを提供していくとしている。また、中国で訪日事業を展開するJTBチャイナグループでは、日本査証を申請する中国人旅行者に対するチラシ配布や旅行掲示板/SNSでの紹介の他、中国のWi-Fiレンタル事業会社と提携したキャンペーンなどを実施し、アプリ利用者の拡大を図るという。なお、アプリ名称の「旅神」は、中国語の「旅行神器」から2文字を採った名前という。神器とは強大・希少・非常に役に立つ道具を意味し、ネット用語ではソフトウェアを指すことが多いとのこと。「旅行神器」とは、旅行に役に立つ強大なツールを意味するとしている。Android版は提供中だが、iOS版は3月1日に提供開始予定。
2016年02月04日NECプラットフォームズは1月29日、小規模オフィスや店舗などの中小規模事業者(SMB)向けセキュリティアプライアンス「Aterm SA3500G」の販売を開始すると発表した。複雑なシステムを構築することなくセキュリティアプライアンスを容易に導入できるという。同製品は、既存のネットワークの入口に設置するだけで、ブリッジとして動作し、通過するパケットを監視する。アンチウィルスや、不正侵入防止、Webガード、アプリケーションガードなど、多数の機能でサイバー攻撃の脅威から自社のネットワークを防御し、不正アクセスを未然に防止する。また、一般的なセキュリティ端末の場合、セキュリティ機能の動作により通信に負荷がかかるため、非動作時に比べてスループット(実測値)が落ちる傾向にあるが、同製品は高速セキュリティエンジンの採用により、セキュリティ機能の動作時もスループットの低下が少ないという。製品開発にはセキュリティベンダーのラックが参加している。発売される製品は5年、6年、7年の3種類のライセンス制で、価格は以下の通り。なお、同社はコンシューマ向けのネットワーク製品(Wi-Fiホームルータ、モバイルルータ等)として「Aterm シリーズ」を展開しており、この製品は法人向けのネットワーク製品ブランド「Aterm Biz シリーズ」の第一弾となる。
2016年02月01日KDDI、沖縄セルラーは、auユーザー向けの会員制サポートサービス「auスマートサポート」の料金改定を29日より行う。auの契約が10年目以降であるユーザーは、同サービスの初期費用が無料となる。「auスマートサポート」は、スマートフォンの使い方に関する疑問などを、電話や自宅訪問によりサポートするサービス。利用するには、加入月に初期費用として3,000円が必要なほか、4カ月目以降は月額380円かかる(2から3カ月目は無料)。29日からは、auの契約が10年目以上であるユーザーが、機種変更と同時に「auスマートサポート」に加入すると初期費用が無料となる。料金改定に伴い、Androidスマートフォン「BASIO」(KYOCERA)を購入するユーザー向けに「auスマートサポート」のサービス拡充も行う。契約手続きから使い方レッスンまで、専任のスタッフが自宅に訪れ解説する「ご自宅訪問契約」が無料で利用できるほか、8,500円で提供している「スマホ訪問サポート(60分コース/初期設定・基本操作)」が1回無料となる特典が受けられる。
2016年01月27日富士通は1月26日、電力小売事業者向け顧客管理・料金計算パッケージソリューション「FUJITSU Intelligent Society Solution E3CIS(フジツウインテリジェントソサエティソリューションイースリーシーアイエス、以下、E3CIS)」を開発し、2月上旬より販売開始すると発表した。価格は税別で1260万円(1万需要家)~、導入費用は別途個別見積もり。今後、5年間で売上高100億円を目指す。E3CISは、電力小売事業を展開するうえで中核業務となる顧客管理や利用料金の計算、請求・収納などの機能をパッケージ化したソリューションとなり、3つのE(Energy:エネルギー、Efficiency:効率性、Extensibility:拡張性)をコンセプトに開発した。同ソリューションの特長として、電力広域的運営推進機関や一般送配電事業者の電力小売事業関連システムの開発で得た知見を活かし、小売全面自由化に伴い必要となる「スイッチング支援システム」や「託送業務システム」との連携機能も標準機能として提供するため、ユーザーは電力小売業務をスムーズに立ち上げることができる。また、料金計算機能にBRMS(Business Rule Management System)技術を採用しているため、アプリケーション自体への変更を加えることなく、料金メニューの追加や改定などの設定変更が可能。これにより、新たな料金プランやサービスの追加・変更に伴うシステム変更に要する時間を短縮し、市場のニーズへ迅速な対応ができるという。さらに、需要家を対象としたWebによる申し込み受付、料金メニューを開発する際に必要となる収支シミュレーションなどの拡張機能と組み合わせた導入もできる。そのほか、電力小売事業者の需給管理システムや収納代行会社とのスムーズなシステム連携、E3CISを介したサービス提供を得意とするBPOサービス事業者(顧客登録、問い合わせ対応などの業務を代行する事業者)とのマッチングなどにより、電力小売事業者の多様な業務形態に幅広く対応が可能だ。
2016年01月26日凸版印刷は1月18日、NTTデータと保険業界向けのマイナンバー収集業務で協業し、保険会社が行う契約者などからのマイナンバー収集を代行する受託サービスの提供を開始した。なお、同サービスではベルシステム 24の協力を受け、契約者などからの問い合せ窓口を構築する。2016年1月から共通番号(マイナンバー)制度の導入により、保険業界では法定調書へのマイナンバーの記載が義務となり、年金受給者、保険契約者などについては、マイナンバーを収集する必要がある。このような中、保険各社では大量のマイナンバー収集業務が発生することから、業務負荷が高まり通常業務に支障をきたす恐れがでている。業務が「特定個人情報」の取り扱いになるため、通常の個人情報保護の対策以上の安全管理体制を構築することが求められ、その実現にはハイレベルな安全整備と運用ノウハウが必要だという。収集フローは契約者にダイレクトメールでマイナンバーの申し込みが必要であることを通知し、併せて返信封筒と記入用紙を送付。次に契約者が返信封筒に必要書類を返信したうえで、シェアードセンターにおいて返信封筒を受領し、記入用紙に印字されているバーコードをもとに、必要書類の確認と入力(データ化)を実施する。特長として、これまで金融機関の個人情報管理を受託してきた実績を活かし、「組織的安全管理」「人的安全管理」「物理的安全管理」「技術的安全管理」でレベルの高いセキュリティ性を実現するとともに運用面では特定個人情報の取り扱いのための専門組織を設置し、専門教育を受けた人員により運用することでセキュリティを確保。また、設備を共有化し、シェアードセンターを構築することで、各社が独自でシステムを立ち上げるよりも低コストでスピーディーなマイナンバー収集のためのサービス導入を可能とし、全体設計からDM制作・発送、記入済み書類の受付・管理、データ入力、コールセンターまで全工程を管理する工程管理システムを提供、スムーズなサービス導入と運用・管理を実現するという。そのほか、マイナンバーの番号収集もユーザにとっては保険サービスと考え、ほかの保険サービスと同等の品質を確保し、顧客満足度を重視したサービス設計を行うとしている。今後、保険業界向けにマイナンバー収集代行サービスの販売で培ったノウハウと最高水準のセキュリティ体制を活かし、そのほかの金融業界や社会保障分野向けにもマイナンバー収集代行サービスの提供を積極的に展開していく方針だ。
2016年01月19日データ・アプリケーションは1月13日、電力小売全面自由化に向け電気事業者向けに統合EDI(電子データ交換)ソフトであるACMS(エーシーエムエス)シリーズの最新版(バージョン4.4)を販売開始した。発売するのは企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」、企業間のデータ交換を行う環境を構築するB2Bサーバ「ACMS B2B」となり、価格はいずれも税別でACMS E2X(基本機能)は150万円~、ACMS B2B(同)は50万円~、ACMS運用監視機能(オプション)は50万円~。2016年4月からの電力小売全面自由化では中立的民間機関である広域機関が主体となり、電力システム改革が行われる。広域機関は、一般家庭や企業などの需要者から電力供給契約の切り替えを受けて、小売電気事業者と一般送配電事業者間の電力託送契約の切り替え手続きを円滑化する「スイッチング支援システム」を開始。また、電気事業者から提出される供給計画・連系線利用計画・発電計画・需給計画などの各種計画情報をもとに電力の需給調整を行う「広域機関システム」を開始することに加え、新電力会社は顧客の合計需要量を予測しつつ、自身の発電所出力や購入電力の合計が30分単位で一致するように調整するため、同時同量を行う仕組みを構築している。最新版では、電気事業者が電力広域的運営推進機関(広域機関)のシステムと連携するために必要な通信プロトコルを新たに追加し、電気事業者が行う電力託送契約のスイッチングを効率的に支援する。ACMSシリーズは、すでに電気事業者が各種計画情報を広域機関に提出する際のシステム連携もサポートしているほか、Webアプリケーションのブラウザ操作を自動化するオプション製品の「ACMS WebAgent」では新電力会社が行う同時同量に必要な30分電力量データを一般送配電事業者Webアプリケーションからダウンロードできるという。
2016年01月13日2015年10月9日(金)よりTOKYO MXほかにて放送されたTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』。最終話の放送を終えた12月20日(日)、ライブイベント「Metamorphose(メタモルフォーゼ) 幻のファースト・ライブ」がTSUTAYA O-EASTにて開催された。出演したのは、オープニングテーマを歌唱した石田燿子、織田かおり、美郷あき、緒方恵美ら4人から成るユニット「Metamorphose」のほか、エンディングテーマ担当の「Dual Flare」、さらにキャスト陣から朝井彩加(成瀬澪役)、福原香織(成瀬万理亜役)、ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)、野水伊織(野中胡桃役)の計10名。まずは新人声優の山田悠希と山田奈都美によって結成された「Dual Flare」の2人がオープニング・アクトとして登場。TVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』のエンディングテーマ「Temperature」を披露した後、人前で歌うのは初めてだという「あいのうた~believe~」「OWN WAY」の2曲を初々しくも精一杯歌いあげた。会場のテンションが高まった中、ステージが暗転して「Metamorphose」の4人が登場。ユニットとして担当していたTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』オープニングテーマ「Over The Testament」を4人で力強く歌唱した。その後、12月16日に発売されたアルバム「Metamorphose1」より、それぞれが作詞とメインボーカルを担当した「体温」「Refrain」「プロローグ」「Beat the Wings!」の4曲を披露。メインボーカルを務める楽曲以外は、残りの3人でコーラスを担当する、という豪華すぎる歌のパフォーマンスに会場に訪れたファンたちは大盛り上がりとなった。続いて、アニメのメインキャストを務めていた朝井、福原、ブリドカット、野水の4人が登場するトークコーナーへ。アニメ最終話である第10話が生コメンタリーつきで上映されたほか、「新妹魔王の契約者」イベントでは恒例となっている「妹トーナメント」という最高の妹を目指すためのゲームコーナーを実施。「妹トーナメント」では野水が不動の1位として今回も勝利し、妹チャンピオンベルトが贈呈された。そして再び「Metamorphose」の4人によるライブコーナーへ。ここでは、それぞれが自身の持ち曲をソロで歌唱。トップバッターで登場した織田かおりは「本気の嘘」を、美郷あきは「DESIRE」、石田燿子は「ストライクウィッチーズ~わたしにできること~」、そして緒方恵美は自身がヒロイン・ワルキューレ役を務めたテレビアニメ『円盤皇女ワるきゅーレ』の挿入歌で岡崎律子と日向めぐみのツインボーカルユニット『メロキュア』の「Agape」を披露した。緒方が歌い上げた後、「Metamorphose」の残りの3人を呼び込み、再び4名が揃った中で「Over The Testament」を歌唱。さらにパワーアップしたパフォーマンスに、この日一番の一体感が生まれ、会場全体が歓声や拍手で応えた。そして最後に、登壇者全員が一言ずつコメントを述べ、イベントの幕を閉じた。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST製作委員会
2015年12月21日TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』のオープニング・テーマ「Over The Testament」を歌う、石田燿子・織田かおり・美郷あき・緒方恵美によるユニット「Metamorphose」のライブイベント「Metamorphose(メタモルフォーゼ) 幻のファースト・ライブ」が2015年12月20日(日)に東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTにて開催される。そこで今回は、ライブを目前に控える「Metamorphose」のメンバーである緒方恵美からのコメントを紹介しよう。■緒方恵美からのコメント1年前からベースの企画は伺っていましたが、まさかこんなカタチで結実しようとは! レコーディング、そしてこんなに早く、ライブを開催するまでになろうとは! 怒濤の展開すぎて、私自身が、まさに『びっくりぽんや…』です(笑)。…が! やると決まったからにはハラを括り、みなさんに楽しんでもらえるようなステージにするべく、今の状態での、最善を尽くす所存です。『幻のファーストライブ』の証人になってください。O-EASTで待ってます!まさに歴史的なライブを予感させる「Metamorphose 幻のファースト・ライブ」だが、新たに当日券の発売が決定! 12月20日の15:00より会場1階のチケット窓口にて販売されるとのことなので、こちらもしっかりチェックしておきたい。○「Metamorphose 幻のファースト・ライブ」開催概要【開催日時】2015年12月20日(日) 16時開場/17時開演【会場】TSUTAYA O-EAST【出演】Metamorphose (石田燿子/織田かおり/美郷あき/緒方恵美)<オープニング・アクト>Dual Flare (TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』エンディング・テーマ歌唱・山田奈都美・山田悠希<トークゲスト>・朝井彩加(成瀬澪役)・ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)・福原香織(成瀬万理亜役)・野水伊織(野中胡桃役)※出演者は予告なく変更となる場合がある。【チケット】7,500円(税込/ドリンク別) ※入場時に別途ドリンク代500円が必要。※当日券は15:00より会場1階のチケット窓口にて販売される。そのほか詳細はイベント公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年12月18日2015年10月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』だが、オープニングテーマ「Over The Testament」を歌唱している石田燿子・織田かおり・美郷あき・緒方恵美によるユニット"Metamorphose(メタモルフォーゼ)"のライブイベント「Metamorphose幻のファースト・ライブ」が12月20日(日)にTSUTAYA O-EASTにて開催される。そこで今回は、"Metamorphose"のメンバーである石田燿子・美郷あき、そしてオープニングアクトを務める"Dual Flare"の2人から寄せられたコメントを紹介しよう。■石田燿子Metamorphoseのファーストライブ、わたしも楽しみにしています!ちょっと意外なメンバーでしょ?(笑)どんなライブになるのか、ぜひみなさんの目で確かめにきてください!■美郷あき「Metamorphose」初お披露目、いよいよです。私自身も楽しみです。ぜひこの幻のライブを多くのみなさんと体感できたら嬉しいです。がんばります。当日みなさんに会えるのを心から楽しみにしています。■Dual FlareMetamorphoseさんの幻のファースト・ライブにDual Flareとしてオープニングアクトを務めさせていただくこととなり、とても光栄です…!まだまだ成長途中の私達、喜びとドキドキでいっぱいです。精一杯の思いと感謝を込めて、2人で力を合わせて良いステージを皆様にお届けしたいです!!――◎山田悠希あのO-EASTであの大先輩の皆様と同じステージに…全てが夢のような出来事で、すでに緊張しています。。素晴らしい一日に出来るよう練習頑張ります!!――◎山田奈都美12/20は忘れられない日となる…そう確信しております!とてもとても素敵な先輩方のオープニングアクトを務めさせていただくこととなりワクワクが止まりません!緊張していますが、精一杯楽しんで臨みたいです!○「Metamorphose幻のファースト・ライブ」開催概要【開催日時】2015年12月20日(日)16時開場/17時開演【会場】TSUTAYA O-EAST【出演】Metamorphose(石田燿子/織田かおり/美郷あき/緒方恵美)<オープニング・アクト>Dual Flare(TVアニメーション「新妹魔王の契約者BURST」エンディング・テーマ歌唱)・山田奈都美・山田悠希<トークゲスト>朝井彩加(成瀬澪役)ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)福原香織(成瀬万理亜役)野水伊織(野中胡桃役)※出演者は予告なく変更となる場合がある。【チケット価格】1階スタンディング …… 7,000円(税込/ドリンク別)※入場時に別途ドリンク代500円が必要。チケットは現在発売中。詳細についてはイベント公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年12月12日オープンストリームは12月10日、訪日タイ人旅行者の増加を受け、訪日タイ人旅行者向け専用ネットワークサービスおよび専用スマートフォンアプリケーション「Edamame - Japanese restaurants guide(Edamame)」の開発を進めていることを明らかにした。Edamameでは、同社独自ノウハウで構築した在日タイ人ネットワークから得たデータにもとづいた形でのお勧め飲食店の紹介や、ユーザーの居る位置情報や嗜好を元に近くの店を自動表示することが可能だという。また、こうした飲食店情報や専用アプリについては、無料で提供する予定だという。言語は日本語、英語のほか、タイ語にも対応し、SNS連係機能も搭載するほか、お勧め飲食店情報やおすすめ紹介者について、アプリ使用者同士でのコミュニケーションも可能だとしている。なお、名称を「Edamame」としたことについて同社では、日本の料理文化関連の検索キーワード1位「SUSHI」につづいて関心の高いキーワードであったことから、としている。同サービスおよびアプリの提供開始は2016年1月下旬を予定しているという。
2015年12月11日DJI Japanは9日、同社製品の飛行プラットフォームを正しく安全に使用できる操縦者を育成する企業向けプログラム「DJI CAMP」と、技能証明となる「DJI CAMP 技能資格証明」の提供開始を発表した。今後3年間で1万人の操縦者を育成する。2015年9月11日に公布された無人飛行機(UAV)に関して、航空法の一部を改正する法律が、12月10日より施行される。この法律は、ドローンなどの無人航空機の飛行を禁止する空域を設定するもので、航空機の航行の安全に影響を及ぼす地域や、人口が密集している地域などでの飛行を禁止するもの。同プログラムを実施することで、DJI製品を扱う操縦者のスキル向上に寄与するのみならず、マルチコプター(ドローン)ユーザーのすそ野を広げ、また日本のUAV産業の発展と安全な産業利用を推進することになるという。「DJI CAMP技能資格」は3種類用意され、「DJIマスター」は、100時間以上の飛行操縦経験があり、電波法、航空法などの高度な知識と、重要な業務場面での操縦経験、指導経験、安全運営の知識を有する操縦者。DJIマスターは、DJI JAPANより認定され、DJIインストラクターの教育、監督、技能資格証明を行える。「DJIインストラクター」は、DJIマスターの指導によるDJI CAMP(座学教育と実技指導)を受講した、30時間以上の飛行操縦経験がある操縦者。DJIスペシャリストの教育、監督、技能資格証明を行える。DJIインストラクター技能資格証明発行数には年間の上限がある。「DJIスペシャリスト」は、DJIインストラクターの指導によるDJI CAMP(座学教育と実技指導)を受講した、10時間以上の飛行操縦経験がある操縦者。DJIスペシャリストは、DJIインストラクターから教育、監督、技能資格証明を受け、実際の業務に従事する。第1期DJI CAMPは、2016年1月に実施し、DJIインストラクターを育成する。第1期DJI CAMPに参画する企業・団体は以下の通り。NECフィールディング、NSi真岡、クボタ、スカイシーカー、損害保険ジャパン日本興亜、大日本猟友会、東北エヌティエス、東洋テック、日本マイクロソフト、NTT東日本、双葉電子工業、プロドローン、ホープフィールド、毎日映画社、横浜企業経営支援財団、リード、リョーイン、WOWOW、DJI正規代理店各社。
2015年12月10日商用ドローン大手・DJIの日本法人であるDJI Japanは12月9日、同社製品を正しくより安全に使用できる操縦者を育成する企業向けプログラム「DJI CAMP」と技能証明「DJI CAMP技能資格証明」の提供を開始し、今後3年間で1万名の操縦者を育成すると発表した。12月10日より施行される改正航空法では、ドローンなどの無人航空機(UAV)の飛行を禁止する空域が設定され、航空機の航行の安全に影響をおよぼす地域や、人口が密集している地域などでの飛行が禁止される。DJIはこうした環境下で日本のUAV産業が発展するためには正しい知識、正しい操縦方法、そして飛行モラルを習得している人材を育成することが重要であるとして同プログラムの実施を決定した。「DJI CAMP技能資格証明」には100時間以上の飛行操縦経験があり、電波法、航空法などの高度な知識と、重要な業務場面での操縦経験、指導経験、安全運営の知識を有する「DJIマスター」、DJIマスターの指導によるDJI CAMPを受講した、30時間以上の飛行操縦経験がある「DJI インストラクター」、DJIインストラクターの指導によるDJI CAMPを受講した、10時間以上の飛行操縦経験があ「DJIスペシャリスト」がある。2016年1月に実施する第1期キャンプはDJI インストラクターの育成を目的としており、NECフィールディングやクボタといった企業・団体が参画する予定。
2015年12月09日アサヒビールは12月7日、ラグビー・五郎丸歩選手とのパートナーシップ契約を締結。同日、五郎丸選手が記者発表会に登場した。「実は日頃からアサヒスーパードライを飲んでいるので、この話をいただいたとき非常にうれしかったです」と五郎丸選手。来年2月から世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のレッズ(オーストラリア)でプレーすることに対し、「自身初めての海外での挑戦となりますのでいろんな不安もありますが、みなさんの期待に応えられるようにしっかりと結果を残して帰ってきたい」と語った。また来年の目標として、海外に初挑戦することで今まで得てきた自信をゼロに戻して初心に帰るという思いを込めた「初」の字を掲げた。また、スポーツの良さを「見返りを求めないこと」と語り、W杯以降注目が集まる中で目立ってうれしいかという記者の質問にも「まったくないですね」とさわやかに返答した。パートナーシップ契約は12月からで、すでに2016年発売予定の大型新商品の広告出演が決定している。さらに、ラグビー振興、スポーツ振興を目的として、少年少女を対象としたラグビー教室や講演会などの取り組みを行っていくという。
2015年12月07日2015年10月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』。そのオープニング・テーマ「Over The Testament」を歌唱している「Metamorphose」だが、4人目のメンバーが緒方恵美であることが明らかとなった。「Metamorphose」はすでに公開されていた石田燿子、織田かおり、美郷あきに、緒方恵美さんを加えた4人組ユニット。それぞれが「Over The Testament」を歌唱しており、アニメの何話ごとかで順次オンエアされてきたが、今回で4人全員が明らかになった。12月20日(日)には「Metamorphose幻のファースト・ライブ」としてライブイベントの実施も決定しており、現在、オンラインチケットサービス先行でチケットが販売中。一般発売は、12月5日(土)10時からの開始となる。本イベントでは、Metamorphoseの4人全員のほか、エンディング・テーマ「Temperature」を歌唱しているDual Flare、アニメに出演のキャスト陣が勢ぞろいとなる。○「Metamorphose」緒方恵美からのメッセージ――Metamorphoseとしてオープニング・テーマを歌唱するということが決まった時の思い1年ほど前に、コロムビアの植村プロデューサーに、下地になるようなプランを伺ってはいたのですが、まさかそれがこのようなカタチで結実しようとは思っても見なかったので、正式なオファーを頂いた時には、本当に驚きました! と同時に、他のみんなが美しい女性シンガーばかりなので、本当に私がここに混じっていいのかと戦慄しました(笑)。年齢だけは上ですが、4人の中では唯一の声優との「兼業シンガー」であり、(タイアップのある)音楽ユニットに参加するのは初体験なので、その「初々しさ」(?)を大事に、思い切って飛び込ませて頂こうと!(笑) 3人の胸を、逆に借りるつもりで参加させて頂きました。――楽曲の印象ガツンとした、カッコイイROCK! ただ最近の自分の歌のレンジの中では、上半分の音域だけでメロディが作られた歌だったので、どういうアプローチで臨むかを決めるのに、やや時間がかかりました。ディレクターやプロデューサーと一緒にいろいろ試して…何周か回った結果、みなさんと同じ音域で挑戦! なら最初からそうしとけや!(>自分)と思ったのですが、回り道した甲斐は、少しはあったと…思いたい(笑)。歌う前から、作品のファンの皆さんと、早くライブで共有したくなる、そんな楽曲です。――聴いてほしいポイントメタモ・4人4様の「戦う女性」像をお聴き頂けたら! 今まで毎週、3人の歌を聴いてきて、戦う女の子といってもいろんな子がいるんだということを改めて実感。自分も自分の歌を、と思って臨みました。映像とのマリアージュ、ドキドキですが、愉しんで頂けたら幸せです。ただ楽曲全体の中で、一番自分らしいなと思った部分は、実はオンエアされていない部分のAメロだったりするので、気に入って貰えたら、ソロ・フルバージョンも入っているアルバムも聴いて頂けたら嬉しいです(笑)。――最後にメッセージ今までにないユニット。これからどんな風に成長するのか、どんな音を植村Pや燿子ちゃん、あきちゃん、かおりちゃん達と創っていけるのか、とても楽しみです。まずはこの曲が、作品の石垣の石のひとつとして、良い感じで在れますように。今だ謎のヴェールに包まれている「幻のファーストライブ」も、頑張ります(笑)。作品、楽曲共々、応援して頂けたら嬉しいです!TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』はTOKYO MXほかにて放送中。イベントなど、各詳細についてはアニメ公式サイトや特設サイトなどをチェックしてほしい。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年11月28日カシオ計算機は11月25日、プロゴルファーの石川遼選手との所属契約を、2016年4月から2年間の契約で更新することで合意に達したと発表した。石川選手は2013年4月からカシオ計算機の所属選手としてトーナメント出場している。石川遼選手は2013年4月からカシオ計算機と3年間の所属契約を結んでいたが、このたびそれを更新。今後もカシオ計算機の所属選手としてPGA TOURを主戦場に、トーナメントを戦っていく。石川選手のコメント「カシオの所属選手として3回目の大会となるカシオワールドオープンでプレーすることを誇りに思います。そして、今後もカシオのロゴを身に着けてトーナメントを戦うことができることになり光栄に感じます。ファンの皆様の期待に応えられるように努力してまいります。」カシオ計算機 代表取締役社長 樫尾和雄氏のコメント「類稀な才能を持ちながら、常識にとらわれることなく技術を磨いて努力を積み重ね、世界で勝つことに挑戦し続ける石川選手を支援することで、人々に夢を伝えていきたいと思います。世界でのトップランク獲得に向けた活躍に期待しています。」
2015年11月27日Windows 10の「設定」には「更新とセキュリティ\開発者向け」があり、Windows 10の使用状況に応じて変更可能。通常は標準設定のまま使うことになるが、どのような機能なのか気にならなくもない。今回はエンドユーザー向けの「開発者向け」の各項目について解説する。○Windows 10上でアプリ開発を行うユーザー向け「開発者向け」の画面には、「Windowsストアアプリ」「サイドロードアプリ」「開発者モード」という3つの選択肢が用意されている。ちなみにWindows 10の英語版では、「Windowsストアアプリ」は「Don’t use developer features(開発者向け機能を使用しない)」という項目名だ。Windows上でアプリケーション開発を行わないユーザーには、ピンと来ないのではないだろうか。既定値の「Windowsストアアプリ」は、文字どおり、「Windowsストアから署名済みのアプリケーションのみ」、ダウンロード可能にする設定だ。例えば「サイドロードアプリ」を選択すると、確認メッセージとともにモードが切り替わる。まず「サイドローディング」とは、Windowsストアを経由せずに、デバイスにアプリケーションをインストールする機能をいう。Windows 8時代からLOB(基幹業務)アプリケーションなどの配布に用いられてきた。Visual Studioという開発ツールでユニバーサルWindowsアプリを作るとき、生成される証明書のインストールを必要とするため、セキュリティ保護を残しているのが特徴といえよう。3つめの「開発者モード」は、任意のアプリケーションをサイドローディング(インストール)可能にする。これにより、LAN上のWindows 10およびWindows 10 Mobileデバイスに対して、アプリケーションを展開できるようになる。つまり、セキュリティ保護が大幅に緩まるのだ。このように、「開発者向け」機能はソフトウェア開発を容易にするものだが、一般的なエンドユーザーにとってはセキュリティリスクにもなり得る。BYODや会社支給のデバイスだと、業務内容によって「サイドロードアプリ」が選択済みの場合もあるが、開発に携わらないユーザーは既定値の「Windowsストアアプリ」のまま使うことを強くおすすめする。阿久津良和(Cactus)
2015年11月27日2015年10月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』。そのオープニング・テーマとなる「Over The Testament」を歌唱している4人組ユニット「Metamorphose」の3人目のメンバーが美郷あきであること明らかとなった。「Metamorphose」はそれぞれが「Over The Testament」を歌唱しており、アニメの何話ごとかで順次発表されていく。石田燿子、織田かおりに続く3人目のメンバーとして発表された美郷あきからのコメントを紹介しよう。○「Metamorphose」美郷あきからのコメント――Metamorphoseとしてオープニング・テーマを歌唱するということが決まった時の思い素直に嬉しくて心の中でジャンプしました(笑)。石田燿子さんとは事務所も同じで、プライベートでも仲良くさせていただいていて、とても尊敬する大好きな女性ボーカリストさんです。燿子さんとご一緒できるだなんて夢のようだなと思いました。精一杯がんばろうと思いました。――楽曲の印象とてもカッコイイ印象です。自分では今までに唄ったことのない新しいサウンドでした。自分らしさをどう表現しようかと考えながらレコーディングしました。私の新しい扉を開いてくれた、素晴らしい楽曲、作品に出会えたことに感謝しています。――実際にオンエアを観た感想燿子さん、かおりさんOPのオンエアを観て、とても感動しました。疾走感がありカッコよく、とても画が綺麗で素晴らしいアニメなので、この作品に自分の歌が流れるのかと思うと…今からドキドキしています。オンエアを見たらきっと涙が出ると思います。――聴いてほしいポイントMetamorphoseの4人が同じ曲「Over The Testament」をソロで歌う面白いプロジェクトです。4人それぞれの個性の違いを存分に楽しんで頂けたらと思います。――最後にメッセージ愛を持って大切に唄い続けます。作品のファンの皆さんと共に作品も音楽も育てて行けたら嬉しいです。幻のファーストライブへもぜひお待ちしています。ついに3人目まで明らかとなった「Metamorphose」だが、はたして4人目のメンバーは誰か? 今後のオンエアを注目してほしい。なお、「Metamorphose」のアルバムと劇伴CDが12月16日(水)に発売されることも発表され、「Metamorphose」のアルバムには、「Over The Testament」の美郷あきバージョンのほか、それぞれが作詞を担当した4曲も収録される予定となっている。さらに、12月20日(日)には、"Metamorphose 幻のファースト・ライブ"の開催も決定。「Metamorphose」の4人に加え、オープニングアクトとして、EDテーマを歌う「Dual Flare」(山田奈都美、山田悠希)、トークゲストとして朝井彩加(成瀬 澪役)、ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)、福原香織(成瀬万理亜役)、野水伊織(野中胡桃役)らの出演が予定されている。詳細については、アニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。TVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』は、TOKYO MXほかにて放送中。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年11月14日東レは11月9日、ボーイングとの間で、既存の787プログラムに加え、新型機777Xプログラム向けに炭素繊維トレカプリプレグを供給する包括的長期供給契約を正式に締結したことを発表した。同契約は、2005年11月に締結した包括供給契約を2015年からさらに10年以上延長するもので、今後の787、777X両プログラム向けの契約期間における東レグループの供給総額は、1.3兆円(110億ドル)を超える見込みとなっている。これに合わせて東レは、米国サウスカロライナ州スパータンバーグ郡の新規事業用地において、約500億円を投じ、原糸(プリカーサ)から焼成まで一貫の高性能炭素繊維トレカ生産設備(年産能力 2,000t)、および炭素繊維トレカを使用したプリプレグ(炭素繊維樹脂含浸シート)の生産設備の新設を決定した。東レは新規事業用地において、2020年までに1,000億円規模を投じて米国での炭素繊維複合材料事業の拡大を図ることを計画しており、今回の投資はその第一弾となる。原糸から炭素繊維トレカおよびトレカプリプレグまでの一貫生産設備の建設は、米国では初めてとなる。2017年5月以降、原糸から順次生産を経てボーイング向けトレカプリプレグの供給が始められるのは、認定取得完了後の2019年を予定している。787では、当初から主翼や胴体などの一次構造部材にトレカプリプレグが採用されており、生産機数を現行の月産10機から、2016年に月産12機、さらに2019年末までには月産14機まで引き上げることが計画されている。さらに、今後は787ファミリーの派生型(モデルミックス)の導入により、炭素繊維複合材料の大幅な需要増が見込まれている。777Xはボーイングが現行777の後継機として2020年に初号機を納入する計画で開発を進める大型双発旅客機で、今回の契約締結により、その主翼材料としてトレカプリプレグの採用が正式に決定した。東レは現在、787月産12機への増産に対応するため、米国子会社Toray Composites において2016年1月稼働予定でトレカプリプレグ生産系列の増設を進めている。今回の新規事業用地での一貫生産設備の新設は、787月産14機への増産、および今後の777Xプログラムの立ち上がりによる需要拡大に対応するものであり、ボーイングに向けた安定供給体制をより強固にすることを目指している。東レは、787と777X両プログラム向け出荷量の増加に伴い、引き続き新規事業用地における生産設備の増強、また、米国での炭素繊維複合材料事業の高度化と収益拡大を進めていくとしている。
2015年11月10日マネーフォワードは11月4日、クラウド型請求書一括管理サービス「MFクラウド請求書」の正式版提供開始1周年を迎え、開発者向けAPIベータ版の提供を開始した。本APIを利用することで、自社開発と比較して、低コストでの請求書発行スキーム構築を実現するとしている。例えば、従来、請求書は販売管理データをもとに表計算ソフトなどを利用して1枚ずつ作成する必要があったが、本APIを利用することによって、ボタン一つで請求書を作成・送付することを可能としている。また、本APIを請求書情報が集まる社内システムの一部に組み込み、請求情報を「MFクラウド請求書」にインポートすることにより、手作業での郵送作業がオンラインで完結し、発送にかけていた時間を削減することができる。本APIの利用に際して特に審査はなく、またオープンAPIのため、費用も発生しないという。同社は、APIの公開とあわせて、Amazonギフト券2,000円分が当たるキャンペーンも開始。キャンペーン期間は11月20日までの予定となっている。
2015年11月05日Fintechによる金融サービスの進化は、対消費者(B2C)向けチャネルのソリューションがよく取り上げられますが、ビジネス向けのサービスでも新しい動きが見られています。特に、クラウド型の会計ソフトと連動して、融資を行うサービスの台頭が注目されます。今回は米国におけるこのような事例を見ることとします。○SaaSやECデータとの融合前回、進化した家計簿であるPFMサービスの現状をご紹介しましたが、企業の家計簿ともいえる会計ソフトウェアの世界ではこの10年間で、従来のようなPCへのインストール型のソフトから、主にブラウザを介してどこでも同じ情報にアクセスすることができるクラウド型へと移行しました。その背景として、いつでも経営情報が見られることや、逐次改善される機能への評価、Macでも使えるデータサービスが求められるようになったことなどが挙げられます。インターネットに直結するこれらサービスは、それまでのソフトウェアと区別してSaaSと呼ばれるようになりました。SaaS上で管理される企業データでは、従来と比べて格段に他サービスとの連携が可能となり、金融サービスとの融合が見られ始めています。会計データとの連携では、例えば米国で中小企業向けに圧倒的なシェアを誇るIntuit社の会計ソフトQuickBooksを使っていれば、KabbageやOnDeckといった複数のノンバンクからのスピード審査を受ける事が可能となりました。これらのノンバンクの融資審査では、利用者側が承認を行うことで、ノンバンク側が自動的に会計データを審査することが可能となっています。さらに、貸し手は会計ソフトのデータを取り込むのみならず、更に付加的な情報収集や分析を行うことで、新たな融資市場を作り出しています。一例を取ると、最近大型調達を行った「Kabbage」では、EC事業者に対して、ECサイト内での売れ行きや集客力を自動審査する仕組みがあります。ECサイトは、不動産や資産をあまり持たないことも多く、従来は中々融資審査が厳しい市場でしたが、Amazonのアカウントを連携することで、Kabbage側が訪問者数や、実際の売上傾向を計測し、信用力を精緻に判断することが可能となりました。○請求書の現金化サービスさらに、従来とは異なる融資の形の中でも際立った事例として、請求書サービスの現金化があります。米国の「Fundbox」という会社では、企業が発行した請求書について、請求先の支払いを待たずにその現金化を行うことが可能となっています。請求者では通常、発行時にその入金期限が1カ月以上先に設定されることがありますが、その間、企業は手元にお金があるわけではないため、発生している売上を元にした事業を行うことができず、結果として、運転資金を確保する必要がありました。このような状況に対して、Fundboxは、請求書の現金化ソリューションを提供しています。具体的には、請求書を発行している会社の財務データを審査しつつ、請求先の業態の審査を行うことで、ある請求書をバーチャルな担保として見て、信用力を勘案したスピード融資を行っています。従来も、例えば約束手形など、より確実に支払いが見込まれる債権についてはこのような現金化は行われてきました。しかし、データ分析の力と、より新しい利便性を求める中小企業のニーズが融合して、請求書そのものの担保化という新たな市場が生まれた形といえます。○Fintechで可能になるPDCAと財務サイクルの短期化上記の事例を見ると、元々会計ソフトなどで企業の事業の改善プロセス(いわゆるPDCAサイクル)が短期化している所に、融資ビジネスが重なっていくことで、財務面での活動も円滑化している実態を見て取ることができます。個人と同様に、法人にとっても様々なデータが可視化され、自動分析される中で、より本質的で得意な領域に経営資源を集中し、収益性を高めていくことが可能となっています。テクノロジーの力で、貸し手・借り手の間で新たな関係が成立するという、まさにFintechといえる動きと言えます。○執筆者プロフィール : 瀧 俊雄(たき としお)株式会社マネーフォワード取締役 マネーフォワードFintech研究所長。2004年慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究に従事する。2011年スタンフォード大学経営大学院に留学。卒業後は野村ホールディングスCEOオフィスに所属する。その後マネーフォワードを創業し、経営全般やカスタマーサポート、お金やサービスに関する調査・研究を担当。TechCrunchや週刊金融財政事情などに寄稿。
2015年11月04日