ブルガリジャパンが主催する「BVLGARI AVRORA AWARDS(ブルガリ アウローラ アワード)」授賞式が11月29日(火)にミッドタウン キャノピースクエアにて行われ、受賞した柴咲コウや桃井かおりのほか、推薦者の小雪など、多くのセレブリティがブルガリジュエリーを身に着け、ゴールデンカーペットを華やかに歩いた。「BVLGARI AVRORA AWARDS」は、比類なき才能と創造性に輝き、多くの人々にインスピレーションを与える女性の功績を表彰し、賞賛のスポットライトをあてるアワード。文化、芸能、芸術、政治、経済、医学、社会貢献、スポーツなどのさまざまな分野から、10名の女性を選出した。艶やかな着物姿でしずしずと登場したのは柴咲さん。落ち着いた生成りの色の着物に金色の帯をしめ、「ショートカットにしたので…(笑)」と笑顔を見せながら、「ディーヴァ ドリーム」の大ぶりのイヤリングを光らせた。ちなみに、リングも「ディーヴァドリーム」シリーズ。小雪さんは、ジュエリーの輝きが引き立つような、裾が広がったブラックのロングドレスに、同じ色みのジャケットを合わせたスタイリッシュな格好。背筋を伸ばして颯爽と歩く姿は、さすがの貫禄を醸し出していた。同じくブラックながら、胸元がざっくり開いたロングドレスで現れたのは桃井さん。「ジュエリーを見せて!」と声をかけるカメラマンたちに、ガッツポーズを取って見せ、「どう?」とサービス精神旺盛に笑顔を見せていた。肩がむき出しになるキャミソールドレス姿で、褐色肌の引きしまったボディを見せてくれたのはCrystal Kay。ピアスもネックレスもシンプルなジュエリーでまとめながらも、足元はゴージャスなサンダルでアワード気分を盛り上げる。同じく寒空の下とは思えないほど、胸元と背中がかなり大きく開いたドレスで現れたのは森星。20代らしくショッキングピンクのバッグを合わせ、大人カジュアルにドレスもジュエリーも着こなしていた。ゴールデンカーペットには、そのほか、秋元梢、安倍昭恵、アンミカ、生方ななえ、Emi Renata、小川理子、奥山清行、倉永美沙、Kelly、滝川クリステル、田中千草、Tayane Inazu、長嶋りかこ、奈良橋陽子、マギー、松島花、宮本亜門、ヤケマイ、森英恵、Lizaが歩いた。(cinamacafe.net)
2016年11月29日伊勢丹新宿店では10月19日より、有田焼創業400年事業「ARITA 400project」とのコラボレーション企画「ARITA 400project × ISETAN SHINJUKU」がスタート。本館1階のザ・ステージを始めとした会場にて、それぞれテーマを設けたスペシャルイベントを開催する。本館1階のザ・ステージでは10月19日から25日まで、ウインドーでは10月19日から11月1日まで、「クリエーターが描く有田焼」をテーマにしたイベントを開催。そのうちザ・ステージでは、コラボレーションクリエイターである佐藤可士と同プロジェクトのプロデューサーである奥山清行が手掛けた作品を展示販売する。佐藤は有田の窯元の生地にスプラッシュペインティングで絵付けを行い、幾何学的に金や銀の上絵をあしらったシリーズ「Dissimilar」を用意。今年1月に開催された「メゾン・エ・オブジェ」で発表された60cmの大皿の他、同様の手法で絵付けを施した鉢や花器、豆皿などのアイテムが展開される。また、日常の生活の中で使える作品を作ったという奥山は、シンプルなデザインの中にそれぞれの窯元の技術や特徴が活かされた作品となっている。本館1階のウインドーでは日本凱旋企画として、同じくゲストクリエーターとして参加しているビートたけしや隈研吾の作品を加え、「メゾン・エ・オブジェ」で披露された「ARITA 400project」の作品を一堂に展示する予定だ。
2016年10月18日大学在学中の2011年、第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、若くして写真家としてデビューした奥山由之による初の大型写真展「BACON ICE CREAM」が、1月22日から2月7日まで渋谷パルコ パート1の3階にあるパルコミュージアムにて開催される。同展は、奥山由之が直近5年間で撮影した写真作品を収めた新作写真集『ベーコン・アイスクリーム(BACON ICE CREAM)』に合わせて開催されるもの。同写真集の掲載写真を中心に、デビューから現在に至るまでのアーカイブ作品の中から厳選した約100点が展示される。タイトルの“BACON ICE CREAM”は相反する味覚のベーコンとアイスクリームを合わせた実験的な料理のこと。イギリスのバラエティ番組でジョークとして登場したものの面白がった料理人により普及し、いまではエイプリルフールに作られるデザートのひとつとして定着している。この料理を、奥山由之の冗談のような発想を出発点にした作風と常に新たな表現を求め試行錯誤する実験的なスタイルに例えている。会場では写真集『BACON ICE CREAM』が先行販売されるほか、オリジナルプリント、アンリアレイジ(ANREALAGE)のカメラストラップ、アーティストユニット・マグマ(magma)のキーホルダーなどのグッズも販売される。会期中にはトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「BACON ICE CREAM」会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ PART1 3階会期:1月22日~2月7日時間:10:00~21:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)料金:一般 税込500円、学生 税込400円、小学生以下無料【書籍情報】『BACON ICE CREAM』著者:奥山由之出版社:PARCO240ページ/257mm×190mm価格:2,800円
2016年01月09日東京都・渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコPART1・3階)では、写真家・奥山由之氏の個展「BACON ICE CREAM」を開催する。開催期間は1月22日~2月7日。開場時間は10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで/最終日は18:00閉場)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下無料。同展は、大学在学中の2011年に第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、近年の写真界を牽引する存在として注目を集める若手写真家・奥山由之氏の初めての大型写真展。同氏は、常識にとらわれず、 冗談のような発想を出発点にする作風など、常に新たな表現を求め試行錯誤するその実験的なスタイルを表現した写真集「BACON ICE CREAM(ベーコン・アイスクリーム)」 を発表。同展では、写真集の掲載写真を中心に、デビューから現在に至るまでの作品から厳選したおよそ100点が展示されるという。会場では、同写真集の先行販売が行われるほか、オリジナルプリントやファッションブランド「ANREALAGE」によるカメラストラップ、アーティストユニット「magma」によるキーホルダーなどのオリジナルグッズが販売されるということだ。また、会期中はトークイベントが開催予定となっている。参加方法などの詳細は、パルコアート.comに掲載されるとのこと。なお、奥山由之氏は1991年生まれ。著書に「Girl」、「march」、「THE NEW STORY」など。第34回写真新世紀優秀賞受賞。(c)Yoshiyuki Okuyama
2015年12月15日写真家・奥山由之が特集ページ「そもそもファッション写真ってなんだ?」を撮り下ろした雑誌『GINZA』の2016年1月号発売を記念した写真展「NEW FASHION PHOTOGRAPHY」が12月22日より、東京・渋谷区のギャラリー・VACANTで開催される。同特集では「2015年のファッション」をテーマに、24歳の写真家・奥山由之が82枚の写真をすべて異なる洋服、場所、人で撮影。「そもそもファッション写真ってなんだ?」「ファッションを伝えるとはなんだろうか?」と問いかける内容となっている。同展では特集に掲載された写真を中心に、本誌未掲載の写真を含めた計40点を展示する。さらに期間中には奥山とゲストを招いての有料トークイベントを開催。特集掲載写真を振り返りながら、撮影の舞台裏やファッション写真に対する思いが語られる。さらに、会場では特集内の写真をデザインしたTシャツ(全2種 4,000円)等のオリジナルグッズや、「写ルンです奥山由之×GINZA 限定モデル」(全4種 1,500円)が販売される。【イベント情報】「『NEW FASHION PHOTOGRAPHY』展」会場:VACANT 2階住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13会期:12月22日~24日(※22日は19:00~20:30にオープニングレセプションが開催される)時間:12:00~17:30(23日、24日は19:00からトークイベントを開催)料金:無料(トークイベントは1,000円+1ドリンク500円)
2015年12月15日奥山メリヤスは、山形県寒河江市に拠点を構えるニットメーカー。創業は1951年で、様々なブランドにニットのOEM生産を長く請け負ってきた。そんな“縁の下の力持ち”だった同社が、自社ニットブランド「バトナー(BATONER)」を立ち上げたのは2013年のこと。ブランドをけん引するのは、同社の三代目の奥山幸平氏である。バトナーというブランド名は「バトンを継ぐ者」という意味で、先人たちが築いてきたニットの技術を未来に引き継いでいくという思いが込められている。もともと家業を継ぐつもりはまったくなかったという同氏。「周りのニット会社がどんどん廃業していくし、いつも大変そうにしている親父の背中も見ていた。とても将来があるとは思えなかった」と当時を振り返る。しかし、東京でファッション関連のOEM会社に就職し、洋服作りの楽しさに夢中になっていた頃、「帰ってきて手伝ってほしい」というSOSが実家から送られてきた。「それから10年、ニット作りの奥深さにハマり、気づいたらニット生産におけるすべての工程をマスターしていた」その確かな技術と生産背景をもとに、スタートしたバトナーは、地方発信の産地ブランドにありがちな不完全さとは無縁である。奥山氏は幼少時から洋服が大好きであり、東京での修業時代にブランド設立のノウハウやセンスを学んでいた。だから、最初から製品はもちろん、ブランドロゴ、ルックブックなどのすべてが洗練されていたのである。当然、工場直結だから、商品のツラにたいする価格は驚くほど安くなる。結果として、立ち上げからわずか6シーズンで、三越伊勢丹、ユナイテッドアローズ、阪急、シップスなどの大手百貨店、セレクトショップの口座を開拓。最近はショールームなどに営業代行を委託するケースも多いが、コネクションゼロの状態から奥山氏と営業の岩田氏の二人でコツコツ開拓してきたのだという。バトナーのニットは、シンプルだけど奥が深い。毎シーズン欠かさずにラインナップしている片畦編みのニットは、胸元の富士山のような切り替えと立体的な編み目が特徴。ざっくりしたノルディックセーターは、毎日足を運ぶ染工場とのやりとりで素材の持つ特徴を最大限に引き出したものである。伊勢丹でも取り扱いのあるカシミヤ100%のミドルゲージのケーブルセーターは、ケーブルの編み目がより立体的に出るように機械を調整して製作している。デザインに合わせて原料から仕込んでいるから、デザインと糸とのマッチングも完璧に近い。各ショップでリピーターが続出しているというのにも頷ける完成度の高さだ。今後は海外進出も視野に入れている。「まずはパリでメンズを見せることから始めたみたい」と話す奥山氏。洋服を良く知る玄人であればあるほど驚く、かれのクリエーション、工場の技術は、きっと世界を静かに驚かせてくれるに違いない。■取材・文/増田海治郎(ファッションジャーナリスト)
2015年10月13日JR東日本は6月9日、2017年春に運転開始を予定しているクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」について、出発駅として予定している上野駅構内に専用ラウンジ「PROLOGUE 四季島」を設置すると発表した。「四季島」の運転開始時に設置される予定。専用ラウンジのデザインは、車両と同様にKEN OKUYAMA DESIGN(代表 奥山清行氏)が担当する。提供が予定されている主なサービスは、「出発時のチェックイン、手荷物の預かり」「飲み物や茶菓の提供」「上野駅でのバレーサービス(車の駐車場回送サービス)」「自宅や宿泊先から上野駅までのハイヤーサービス」「上野駅構内でのポーターサービス」など。また、「四季島」の料理は、日本人として初めてミシュラン一つ星を獲得した中村勝宏(JR東日本グループ「日本ホテル」取締役統括名誉総料理長)が監修することも発表された。車内調理における総料理長は、中村氏に師事し、2008年の北海道洞爺湖サミットで料理制作に参加した「ホテルメトロポリタン丸の内 Dining & Bar TENQOO」の料理長を務める岩崎均氏が担当する。
2015年06月10日東武鉄道は4月23日、東武本線を運行している「特急スペーシア」「特急りょうもう」などに加え、2017年春に新型特急車両「500系」8編成を導入すると発表した。新車両の開発コンセプトは、「さまざまな運行形態で運用可能な速達性と快適性を持った特急列車」で、1編成3両固定の併結・分割を可能とした仕様となる。これにより、途中駅で列車の併結・分割などを行って、乗客の目的地に合わせたシームレスな利用が可能となるという。車両デザインは、奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」が監修した。エクステリア(外観)は東京スカイツリーに代表される先進的でシンボリックなデザインとし、車体基本色の「シャンパンベージュ」でおおらかで豊かな時の流れを、特急の格式と沿線の緑豊かな自然をイメージした「フォレストグリーン」で表現し、東武グループのグループロゴカラーである「フューチャーブルー」を窓下にあしらい、全体デザインを引き締めている。インテリア(内装)は、東京スカイツリーのイメージである「白」を基調としながら、雄大な大地や樹木のイメージである「木目」を配置し、天井は鬼怒川や隅田川の流れをイメージした柔らかな造形となっている。また、江戸の伝統色「江戸紫」をモチーフとした色を腰掛けに用い、天井には鬼怒川や隅田川の流れをイメージした造形をあしらわれている。車両設備としては、同社初の車体動揺防止制御装置(アクティブサスペンション)を全車両に搭載して乗り心地の向上を図るほか、高効率の永久磁石同期電動機(PMSM)やアルミ車体およびLED照明を採用して、環境負荷の低減を図る。また、車内でのWi-Fi環境やPC電源も整備されるほか、AED・医療支援器具を据え付け、車いすスペース・車いす対応トイレを設置するなど、サービス向上とバリアフリーを実現する。5月1日からは、東武線の主な21駅や東京スカイツリータウンなど沿線計25カ所で、訪日外国人観光客向け無料公衆無線LANサービスが開始される予定。
2015年04月23日新宿の時計販売店「BEST ISHIDA」(東京都新宿区新宿3-17-19)に、「タグ・ホイヤー×ケンオクヤマ(TAG HEUER × KEN OKUYAMA)」のポップアップショップがオープンする。期間は2月14日から8月31日まで。「タグ・ホイヤー×ケンオクヤマ」はGMやポルシェなど、これまでに数々のカーデザインを手掛けてきた奥山清行によるカプセルコレクション。08年にはGTカー「kode7」を発表するなど、モーターレーシングのタイムキーピングに貢献してきた「タグ・ホイヤー」とのコラボにふさわしい作品を世に送り出している。ポップアップショップの店内には、13年に発表されたライトウエイトスポーツカー「kode9」を壁面にレイアウト。サーキットを見ているような疾走感にあふれる空間が構築される。そこには、タグ・ホイヤーのタイムピースや、「kode9」とのコラボウォッチが展示され、モーターレーシングにインスピレーションを得てきたブランドの歴史を一望にできそうだ。その他、奥山清行が所属する「KEN OKUYAMA DESIGN」によるアイウエアも出品される予定。営業時間は11時から20時までで、初日のみ15時からのオープンとなる。
2015年02月01日ヤンマーは、大阪府・梅田の同社本社ビルにおいて実施した発表会にて、先進的なデザインの大型トラクター「ヤンマートラクター YTシリーズ」、ヘッドマウントディスプレイによる操縦で無人稼働が可能なコンセプトモデル「無人型バックホー」のほか、今春発売予定のコンバインやコンセプトモデルなどを発表した。○自脱型コンバイン YHシリーズ昨年発表されたコンセプトモデル「YT01」から製品化を果たしたトラクター「YTシリーズ」と同じく、量産モデルとして発表されたのは「自脱型コンバイン YH シリーズ」。デザインは、「YTシリーズ」同様、フェラーリを手がけた日本人として知られ、同社取締役を務めている奥山清行氏が担当しており、同社いわく「斬新かつ独創的ないままでの農業機械にはない"プレミアムデザイン"」を採用している。この機種の発売される背景には、国内の担い手農家・集落営農が着実に増加しており、経営規模の拡大に伴って高効率・高性能、そして低コストにつながる農業機械が強く求められていることがあるという。搭載した自社製のクリーンディーゼルエンジンは国内特殊自動車3次排ガス規制をクリアしているもので、同社が作りだしたという丸ハンドルは電子制御化で操作性を向上したとのこと。加えて、脱こく・選別、湿田走破性といったコンバインに求められる基本性能をしっかりと作りこんだという。なお、同機種の発売時期は2015年3月を予定。メーカー希望小売価格は913万6,800円~1328万4,000円。○多用途四輪車のコンセプトモデル無人稼働が可能な「無人型バックホー」と同時に、コンセプトモデルとして発表されたのが、「多用途四輪車(UTV) YU01」。広大な敷地を持つ欧米の農家で、敷地内での人の移動、道具・資材の運搬、あるいは軽作業をアシストする道具として重要な役割を担っている車両で、同社がこれまでさまざまな作業機械を開発してきた中でつちかった技術を結集して開発しているものだという。発表会で公開されたモデルでは、農耕用車両らしからぬカラーリングと、運転席前方にスマートフォンをはめ込んで使えるなど、利便性を確保した設計が目をひいた。
2014年11月24日ヤンマーは、同社の建設機械のコンセプトモデルとして、「無人型バックホー」(小型ショベルカー)を発表した。「無人型バックホー」は、同社が昨年発表したコンセプトモデル「YT01」、ならびにそれを量産化した「YTシリーズ」と同様、フェラーリを手がけたことで知られる工業デザイナーであり、同社取締役である奥山清行氏がデザインした電動バックホー(小型ショベルカーの一種)。操縦者は同機には乗り込まず、遠隔地よりヘッドマウントディスプレイを装着して操縦を実施。機体に取り付けられたカメラからリアルタイムに送信される映像をもとに、作業を進めることができる。大阪府・梅田の同社本社ビルにて19日に行われた発表会の中では、奥山氏自らがデモンストレーションの解説を担当。災害現場や歴史的建造物の内装分解など、作業者の立ち入りが困難な作業環境が多く存在していることを解説した上で、そのような場面で人命を守り、かつ作業を正確に行うために同機を開発しているのだと語った。また、機体のデザインは近未来的な印象を与えるが、奥山氏によれば「(機体のデザインを)平面で構成しているのは、将来的に、鉄板や丈夫なコンポジット(複合材料)を溶接し、組み合わせて作ることを視野に入れている」ためと説明。そのほか、未来的なイメージを強調している青いLEDの光は、「(建造物など作業環境の)外部から見て、機体がどこにあるか分かるよう、機体の輪郭が分かりやすい場所に設置した」とコメントした。さらに、操縦者が見る映像にはAR(拡張現実)技術を活用しており、あらかじめPC上の図面を読み込むことで、地面の中に埋まっている配管や電線を可視化できる。そのほか、機体のアームは油圧で稼働し、先端部に取り付けられているバケットはいわゆるショベルカーとして一般的なものだが、今後パーツのバリエーションによって、さまざまな作業に対応することもできるよう開発を進めるという。なお、同機は量産化を視野に入れて開発が進められているが、現段階では発売時期や価格は未定。奥山氏は「絵に描いた餅ではなく、未来の可能性としてご覧いただきたい」と語り、機体の内部を公開して、熱遮断シールドや装置が実際に入っている様を披露する一幕もあった。
2014年11月20日ヤンマーは19日、大阪府・梅田の同社本社ビルにて発表会を行い、フェラーリを手がけた工業デザイナーであり、同社取締役である奥山清行氏がデザインした大型トラクター「ヤンマートラクター YTシリーズ」を発表した。販売開始は2015年5月を予定。価格は813万7,800円~1,244万7,000円。「ヤンマートラクター YTシリーズ」は、同社によれば「新しい農をクリエイトする」をスローガンとした、斬新かつ独創的な"プレミアムデザイン"を採用した同社のフラッグシップモデルとなる大型トラクター。奥山氏は会見の中で、昨年発表したコンセプトモデル「YT01」よりも、今回発表した「YTシリーズ」のフラッグシップ機の方が馬力や車体が大きいタイプだと説明した上で、今後同シリーズのラインナップとして、コンセプトモデルに近い新機種も登場するとコメントした。また、同機種の車体カラーには、同社のコーポレートカラーである赤色を際立たせる「プレミアムレッド」を採用。力強さを感じさせるボディラインと「農家の方々が毎日の作業が楽しくなると同時に乗ることに誇りが持てる」洗練されたフォルムとなっているという。エンジンはクリーンで高出力な同社製コモンレールエンジンを搭載(国内特殊自動車3次規制に適合)し、エンジン回転と車速を自動調整できる「e-CONTROL」によって従来比最大20%もの燃料消費低減が可能となっている。そのほか、キャビンにラウンド形状のガラスを採用し、オペレーターからは330度もの視界が確保されたほか、振動を大幅に吸収する独グラマー社製のエアサスシートを採用。昇降ステップに高級感のあるアルミステップを用いるなど、ティテールにもこだわっている。使用頻度の高いレバーやスイッチをアームレスト上に配置することで今までにない操作感を実現。各種の機能設定や状況確認は、オペレーター右側に配置されたカラーモニターで瞬時にチェック可能となっているなど、乗り心地と操作性が両立した快適なものに仕上がっているとのこと。こうしたキャビン内のさまざまな配慮について、奥山氏は、農業に従事する人々からのヒアリングを通じて、トラクターのキャビン内を「仕事場」と捉えたことで生まれたものだという。長時間トラクターに乗車することを前提に、座席の快適さやエアコンの送風口の位置を決定し、電話や飲み物の置き場所などを設置するなど、作業者の快適さを非常に重視したデザインを行ったとも語った。なお、同機をデザインした奥山清行氏、「フェラーリ・エンツォ」を筆頭とした自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパークなど、数多くのデザインを手がけ、世界的に活躍している工業デザイナー。奥山は同社の取締役に就任し、彼のデザイン事務所である「KEN OKUYAMA DESIGN」が全商品のデザインを手がけている。
2014年11月19日JR東日本秋田支社は、秋田新幹線「こまち」として運行するE6系車両が2014年ローレル賞を受賞したのを記念し、記念式典を開催するとともに記念プレートを発売する。ローレル賞は、車両の性能やデザイン、製造企画、運用など卓越した車両に与えられる賞。前年にデビューした新型車両から、鉄道趣味の団体「鉄道友の会」選考員会の審査により選ばれる。記念式典は秋田駅の新幹線ホームにて、11月8日9時43分頃から10時26分まで実施。来賓祝辞、授与式、受賞者挨拶、テープカットなどを行い、「なまはげ太鼓」の演奏による臨時新幹線出発の見送りで締めくくる。式典には、秋田県の佐竹敬久知事、E6系デザイナーの奥山清行氏、鉄道友の会の須田寛会長らが出席予定。式典当日の11月8日から記念プレートも販売開始。スタンドタイプのアクリル製で、縦13cm×横35cmのプレートにはE6系「こまち」の外観とローレル賞マークが入る。200個限定で、価格は3,500円。秋田駅、大曲駅、田沢湖駅、角館駅の「ニューデイズ」「キオスク」、秋田駅ビル「トピコ」こまち苑にて販売する。
2014年10月24日10月15日から28日まで伊勢丹新宿店本館、メンズ館で開催される「ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」期間中、本館7階のメガネサロンに、「ケン オクヤマ アイズ(Ken Okuyama EYES)」のメガネフレームが約50種類登場する。同ブランドのメガネは常時10から15種類の品ぞろえがあるが、ここまで豊富な種類が一堂に会すのはこの機会だけだという。デザインを手掛けるは、フェラーリやマセラティなどの他、秋田新幹線、北陸新幹線、SL銀河なども手掛けた工業デザイナー。メガネの設計も人間工学に基づいて行い、無調整の状態でもフィット感がよくなるよう工夫しているのが特徴だ。また、大量生産するメガネはキャストで作る(型に流し込んで成型する)のに対し、ケン オクヤマ アイズは高圧プレスをかけて形を作るため、時間と手間が通常の何倍も掛かっている。これにより、他に類を見ない素晴らしい掛け心地と強度を両立させているのだ。今回の品ぞろえのうち最も高額なものは、福井県鯖江市で作られたメガネに、新潟県燕市の職人が手磨き処理したジュラルミンのフロントを施したKO-210モデル(9万3,000円)。テンプルの表面仕上げは、すべてヘアライン仕上げとなっているが、これはポリッシュ仕上げの表面のキズなどを防止するための処理だ。立体的ディテールまで美しい、ボリューミーなフロントに、鯖江の職人の匠の技を垣間見ることができるKO-303(8万3,000円)は、フロントとテンプルが異素材であることを感じさせない高精度のフォルムが魅力。樹脂テンプルを使いながらも、細身なデザインでフレーム全体の軽さや掛け心地の良さを実現したKO-209モデル(8万3,000円)は、しなやかな曲線美を描く。建築物の構造体からイメージした「トラス形状」を取り入れてデザインしたKO-209モデル(8万3,000円)は、ツーポイントでありながらも強度に優れている。ブリッジとヨロイの上面抜き形状は、かける人の個性をさらに引き出してくれそうだ。いずれのモデルもカラーバリエーション豊富で、約7から8色の用意があるので、好みのデザインを見付けたら、ゆっくりと時間を掛けて全色試着して、「お気に入りの一本を選ぶ時間」も存分に楽しんでほしい。
2014年10月08日JR東日本は7日、クルーズトレインの列車名を「TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島」と発表した。シンボルマークも決定し、専用ホームページのURLも変更された。同社のクルーズトレインについては、車両のエクステリア・インテリアデザインのイメージがすでに発表され、運行開始時期は2017年春頃とされている。列車デザインのプロデュースを担当するのは、「KEN OKUYAMA DESIGN」代表の奥山清行氏。10両編成のうち、先頭車の1・10号車は展望エリア付き動力車、2・3・4・8・9号車がスイート車、5号車がデラックススイート車、6号車がダイニング車、7号車がラウンジ車とされ、各車両とも日本の自然や文化を楽しめるようなインテリアデザインに。エクステリアはガラス張りの形状が特徴だという。列車名に採用された「四季島」について、「日本の古い国名『しきしま』をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」(JR東日本)との思いを込めて命名。サブタイトルにあたる「トランスイート」は、同社のフラッグシップに位置づけられる列車であることと、全室スイートルームであることを表したものだという。「四季島」のシンボルマークは「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを手がけ、エクステリア・インテリアデザインと一体感を持たせた。「『ひと』『もの』『こと』の象徴である3本の線が、四季を意味する『4つの節目』を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現」(JR東日本)したとのこと。列車名の決定にともない、クルーズトレイン専用ホームページのURLも変更に。「四季島」の列車名を案内するページも新たに開設されている。
2014年10月07日総合インテリア販売の大塚家具はこのほど、「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」など、プリンスグランドリゾート軽井沢の新施設のインテリアをプロデュースした。○くつろぎと癒やしの空間を演出同ヴィラは、国内5つ目の「ザ・プリンス」ブランドのホテル。リゾート地である軽井沢にふさわしい"貸別荘機能"と"ホテルサービス"を融合した宿泊施設として、ハード面、ソフト面において、特別な"おもてなしとサービス"を提供しているという。緑に包まれた敷地内に配置された同ヴィラは全20棟。テラス(平屋建て)が10棟、メゾネット(2階建て)が5棟、メゾネットスパ(2階建て温泉付)が5棟となる。インテリアをIDC大塚家具がプロデュースした。そのうちメゾネットスパ1棟、テラス1棟の計2棟は同社のトータルプロデュースとなる。トータルプロデュースした2棟、メゾネットスパ/2階建て温泉付きタイプは、最大8名利用可能で延べ床面積129.5平米、テラス16.8平米。イタリア北部の家具メーカー「erbaエルバイタリア」のソファを中心に、工業デザイナー奥山清行(KEN OKUYAMA)氏のオリジナル家具や、イタリア製チェアなどを取り入れたモダンコンテンポラリー空間となる。テラス/平屋建てタイプは、最大6名利用可能で延べ床面積102平米、テラス14.9平米。目の前に広がるプライベートガーデンを堪能できる、曲木家具をつくり続ける専門工房「秋田木工」のロッキングチェアや、本革を張り込んだオリジナルブランド「L/S Comfort」のソファなどを装備。1点1点こだわりぬいたインテリアで、安らげる空間を演出した。同ヴィラの宿泊料金は、いずれも1棟・1泊・サービス料込・消費税込で、テラス(最大6名利用)が、7万1,517円~27万7,754円。メゾネット(最大8名利用)が、9万5,396円~37万299円。メゾネットスパ(最大8名利用)が、10万5,969円~41万1,404円。予約は2泊からとなる。ヴィラ宿泊者専用施設「センターハウス」のレストランやロビーラウンジにも、同社のオリジナル家具や著名デザイナーとのコラボレーション家具など、国内外の様々なインテリアを使用した。さらに、「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」内フードコート、軽井沢駅南口に新設される「軽井沢 プリンスホテル ゲストサービスセンター スマイルコンシェルジュ」、「軽井沢72ゴルフ 東コース新クラブハウス」といった新施設のインテリアも同社がプロデュースした。
2014年07月14日JR東日本はこのほど、岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されている蒸気機関車C58 239号機を復元し、同機牽引の列車「SL銀河鉄道(仮称)」を運転すると発表した。同列車は2013年度冬以降の運行を計画しており、釜石線を中心に、東北エリアで土休日などに年間80日程度の運行を検討しているという。JR東日本は運行の目的として、「観光面からの復興支援および地域の活性化」「鉄道の産業遺産である蒸気機関車を後世に伝えること」などを挙げている。C58 239号機は1940(昭和15)年6月に製造され、宮古機関区に転属した1943年5月以降、岩手県を中心に活躍。1970年2月28日の「山田線、さようなら」貨物列車も牽引した。1972年5月22日をもって廃車となり、翌年より岩手県営運動公園に静態保存された。客車として使用されるのはキハ141系(旧50系客車改造車)で、JR北海道の車両を購入し、改造する予定。C58 239号機の牽引だけでは走行が困難とされる釜石線の勾配区間などで、動力付のキハ141系が活躍する。客車は指定席車およびオープンスペース車からなる4両編成を予定し、コンセプトは「銀河鉄道」で、東北の文化・自然・風景も感じられる車内に。デザインを手がけるのは世界的な工業デザイナーの奥山清行氏(KEN OKUYAMA DESIGN代表)。具体的なデザインは決まり次第、告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日総合インテリア販売の大塚家具は10月4日、同社有明本社ショールームにて、奥山清行氏が代表を務めるKEN OKUYAMA DESIGN(以下、KOD)と共同で商品戦略説明会を開催した。IDC大塚家具では、さらに質の高い住生活を提供する取り組みの一環として、KODと本格的に業務提携し、新商品開発を進めることになったという。奥山氏は、イタリア人以外では初めてフェラーリのデザインを手がけており、工業デザイナーとして世界的に活躍している。今回の業務提携は、「優れたデザインとものづくりの融合を通して人の暮らしに豊かさを提供する」という、両社に共通する考え方に共鳴することによって実現した。総桐箪笥の製造からはじまった大塚家具は、「ものづくり」にこだわってビジネスに取り組んでいる。しかし、優れた技術や人、伝承されるノウハウを現在の生活の中においてどう翻訳していくかを考えたときに、「デザイン」が欠けていることに気づいたという。これを解決するのがKODであり、今回の業務提携にいたった。さらに今回の提携により、商品を使ってもらうことで、「いいもの」の価値を発信していくという。大塚家具・代表取締役社長 大塚久美子氏は、「いいデザインというものは、身近に活用して初めて生活を豊かにするもの」と述べ、これを実現するためにも、KODは最適なパートナーと評した。「食べ物(食)や着る物(衣)は、世界でも一流だといわれている日本。しかし、住まい(住)の面では、衣食に比べて少し遅れをとっています。『ものづくり』と『発信』、この2つを通して『住』についても最高レベルに上げていきたい」と大塚氏。これに対し、KOD・CEO 奥山氏は「デザインを通して、日本のものづくり文化を発信していきたい」と語り、高いブランド力と販売力を持ち、幅広い客層から支持されている大塚家具との提携を歓迎した。商品開発については、KODがデザインを担当。IDC大塚家具の国内外約450社にもおよぶ工場のネットワークを生かして、世界に通じるデザインと品質のインテリアを購入しやすい価格で提供する。KODのデザイン哲学は、「モダン、シンプル、タイムレス」。昔からあるものを焼き直しするのではなく、新たな価値を創造し、常に新しいものを考えていくとのこと。また、シンプルなものは飽きが来ないので長く使え、結果として時代を超えた商品になるという。さらに、「商品の価格帯を上回る価値を提供することが重要」と奥山氏。世界各国のパートナーたちの強みをいかした商品づくりをすることで無駄を省き、手が届きやすい価格でありながら、高品質な商品を実現した。両社はプロモーションやコントラクト事業においても、提携していくとのこと。店舗デザインなどの監修は、KODが担当。ショールームでは、商品を陳列するだけの「カタログ型」店舗ではなく、その先のライフスタイルを提案するような「雑誌型」店舗として展開する。「来店することで楽しんでもらえるような、インテリアのテーマパークのような見せ方をしたい」と奥山氏。作り手や送り手の思いが伝わるように、POPやバナーなど、商品のストーリーや世界観を語れるツールも制作するという。また、既存客を大切にするのはもちろん、新規獲得に向けたプロモーション活動も随時企画していく。その第1弾として、KODが手掛けたインテリアを中心にコーディネートしたコンセプトルームを、ロイヤルパーク汐留タワーに来年3月末までの期間限定で稼働した。コントラクト事業については、KODがマスタープランやデザインを手掛ける、リゾート施設やホテル・商業施設などへIDC大塚家具が展開する家具を提供していく予定である。今回の発表商品は、現代のライフスタイルに合わせて開発されている。従来の応接間に置かれていたような、飾り立てたものではなく、リビングなどで日常使いできるようにデザインが特徴。また、素材にもこだわり、軽くて強いカーボンファイバーや、通気性とクッション性を兼ね備えた3Dメッシュ生地などを採用。高品質を維持しながら、ソファを20万~30万円の価格帯に抑えるなど、手に届きやすい価格を実現している。大塚氏は「私たちはいままで、作ったところから直接お客さまに届ける、流通の改革を行ってきました。その仕組みが今回、一番いい形でいかせるようなパートナーシップが組めたと思います。安ければ何でもいいという価値観もあるけれど、もう一度、生活を大切にするというメッセージを打ち出したい。また、住まいの質を上げる取り組みを一緒にしていきたい」と抱負を語った。奥山氏は「日本には今、閉そく感が漂っています。今回の事業提携を通して、みなさんと一緒にこの閉そく感を打破し、新しい未来に向けた、文化的に豊かな暮らしを演出して、情報を発信していければと思います」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日2人目となる男の子を無事出産女優として活躍する奥山佳恵が13日夜、自身のオフィシャルブログで第2子となる男児を出産したことを報告している。誕生したのは先月9月の28日、午前5時40分だったそうで、自宅で出産したという。奥山にとっては次男となる。体重は2350gと小さめだが、泣き声は元気そのもので、小さな体に大きな声を響かせて生まれてきたとか。明け方の時間帯ということもあり、家族みんなに見守られて、自宅出産が無事できたことを幸せいっぱいに報告している。「ちゅるるん出産」な超特急の安産一週間前には陣痛が来ていたそうだが、出産そのものは驚くほどに安産だったとか。1時間20分で生まれてきたそうなので、たしかにかなりのスピード出産。本人も「『超』特急出産」「『ちゅるるん出産』」と名付けているほど。案ずるより産むが易しを本当に実感したようで、これまで励ましてきてくれた数々の人に感謝の気持ちを述べている。アップされた赤ちゃんの画像は本当に可愛らしい。2002年6月に出産した長男につづく2人目。新たないのちとともに、彼女もまたさらに輝いていってほしい。元の記事を読む
2011年10月15日