2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の新画像が公開になった。ミア・ワシコウスカ演じる主人公アリスと、ジョニー・デップ演じるマッドハッターが、ワンダーランドにいる場面を捉えたものだが、新作ではマッドハッターを救うためにアリスが大冒険を繰り広げるという。その他の情報本シリーズは、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化したシリーズで、前作は全世界で大ヒットを記録した。新作では、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うためにアリスが再びワンダーランドを訪れ、時間をさかのぼる冒険に旅立つ。新作も前作に続いて、リンダ・ウールヴァートン。ルイスが脚本を執筆。完成度の高い脚本が仕上がったそうで、デップは「ルイス・キャロルの作品を脚色するのは、不可能にも近い作業だと思うんだ。原作に忠実でありながらも、それを新たな角度から見つめ直したリンダの脚本は、実に素晴らしい」と語っている。ふたりの他、ヘレナ・ボナム・カーター、アン・ハサウェイらが出演し、サシャ・バロン・コーエンが時間の番人“タイム”を演じる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年04月01日小学館が運営する女性インサイト研究所はこのほど、「見た目の印象」についての調査結果を発表した。同調査は2015年12月9日~14日、雑誌『美的』読者の女性を対象にインターネット上で実施し、271人から有効回答を得た。初対面の人と会ったとき、第一印象で「素敵(すてき)だな」と思う人はどこがきれいか尋ねたところ、「肌」(235人)に続き「髪」(224人)が2位だった。「髪」に関して、具体的にどのような部分を見ると疲れや年齢を感じるか聞くと、「パサつき」「白髪」「薄毛」が多かったが、抜け毛で目立つ「分け目」という回答も多くみられた。自分の髪に満足しているか尋ねたところ、87.5%が「いいえ」と回答した。どのような悩みがあるか具体的に聞くと、「パサつき」(145人)という回答が最も多く、次いで「くせ」(108人)、「うねり」(97人)、「ツヤがない」(90人)が続いた。年をとるにつれて髪質に関する悩みが変わったと思うか聞くと、79.3%が「はい」と答えた。年代別に見ると、30代が最も多くなっている。具体的にどこが変わったかという問いについては、20代は「パサつき」、40代は「白髪」が最も多かった。髪の質に関する悩みを一番感じている30代では、「白髪」「パサつき」に続き、「抜け毛・薄毛・分け目が目立つ」も3位に浮上している。髪の悩みに対する具体的な対策・ケアをしているか尋ねると、87.1%が「はい」と回答。どのようなケアをしているか聞くと、「オイルケア」「トリートメント」「シャンプーやリンスをこだわる」が上位3位だった。ケアはパサつきケアが中心で、加齢により目立ち始める「分け目」に関しては、まだケアが足りないことがわかった。hair salon SUI、hair make SUI代表の冬木慎一さんによると、分け目が目立つ場合は、毛穴の汚れをしっかり落とし、髪に栄養も与え、髪の立ち上がりがしっかりするアウトバス商品でケアすることが大切だという。また、ヘッドマッサージをしてから乾かすと、ふんわりと髪にボリュームが出てくるとのこと。薄毛が気になる人のスタイリングのコツとしては、「分け目をつくらない」ことを挙げている。つむじの前から前髪を深くつくると、分け目が目立たず、美しいスタイリングに仕上がるという。
2016年03月10日日立製作所は3月4日、企業の商品情報や購買履歴データを基に顧客の多様な嗜好を分析・可視化し、顧客視点での商品企画や販売施策の立案に貢献するという「顧客インサイト分析サービス」を提供開始した。価格は個別見積。新サービスでは、健康志向や価格重視、トレンド追随といった顧客の多様な嗜好を定義し、それらを各商品の特徴に関連付けた上で商品の購買履歴データを分析することで、特定の嗜好を持つ顧客層が多く購入する商品を明らかにし、企業の施策立案で考慮すべきポイントを明確化したレポートを提供する。分析には、同社が新たに開発した情報抽出技術を利用しており、同技術では、過去の分析結果を最新の購買履歴データを基に更新する際に、膨大な更新情報の中から重要な点を抽出できるとしている。これにより、変化する顧客の嗜好と購入する商品の関係性を的確かつ継続的に捉え、施策立案において考慮すべきポイントを容易に把握できるという。加えて、データの偏りを補正する確率モデルを機械学習することで、新商品など購買履歴の少ない商品も含めた精度の高い分析が可能とのことだ。同社が挙げる実証事例によると、ターゲット・メールやクーポン配信への適用では従来のアプローチと比べて販促対象商品の購買率が約2倍に向上し、品揃え改善への適用では対象分野の商品売上が最大約10%向上、メニューのおすすめ表記への適用では施策立案の工数が8分の1に短縮すると共に購買人数が5%向上したという。同サービスにより、多様化する顧客ニーズを的確かつタイムリーに把握できることで、売上向上につながる商品の企画・開発や店舗における品揃え・配置などの施策立案を支援する他、仕入や在庫計画の精度を高め、コスト削減にも貢献するとしている。
2016年03月04日サイバーエージェントは、同社子会社であるAMoAdが提供するインフィードアドネットワーク「AMoAdインフィード広告」において、集英社が提供するスマートフォンアプリ「少年ジャンプ+ (ショウネンジャンププラス)」と提携したと発表した。「少年ジャンプ+」は、「週刊少年ジャンプ」本誌の発売日と同日にデジタル版「週刊少年ジャンプ」を有料で配信するとともに、新人作家のオリジナル連載マンガを毎日5作品前後更新している。今回「AMoAdインフィード広告」と「少年ジャンプ+」の提携により、「AMoAdインフィード広告」に出稿している企業は、新たに「少年ジャンプ+」へ広告配信することが可能となり、マンガ読了後に、親和性の高い広告を全画面表示で届けることで、広告効果に貢献するという。
2016年02月23日スターティアラボは2月17日、同社が提供するWebサイトによる企業向けインバウンド・マーケティング支援サービス「Cloud Circus (クラウドサーカス)」において、サイトを訪れた見込み顧客を可視化して有望な見込み顧客への販売促進を支援する新サービスとして「BowNow (バウナウ)」を追加した。クラウドサーカスの料金内で利用可能。新サービスは、現在Webサイトを閲覧している企業名や個人を可視化し、特定の見込み顧客に対して電子メールを送信するなど、見込み顧客の可視化と販売促進活動が行えるというクラウド・サービス。Webサイトや名刺交換により獲得した見込み客の情報を同サービスのデータベースにインポートすることで、見込み顧客の一元管理が可能という。また、サイトを閲覧した企業や個人を把握しリスト化でき、サイト内の閲覧動向や検討者が興味のある情報を把握できるため、優良な営業リストを作成可能としている。さらに、1to1のメール配信機能や問い合わせフォーム生成機能、会員限定ページ生成機能を備える。同サービスの今後の展開について同社は、専任のマーケティング部署が無い中堅・中小規模の製造業を中心に販売していく予定という。また、メールや閲覧コンテンツの変更など予め設定したアクションに応じて自動的に販売促進メールを配信する、マーケティング・オートメーション機能の強化などを行う予定としている。
2016年02月18日2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の特報映像が公開になった。タイトルの通り、新作ではアリスが“時間”を超える旅に出る!特報映像本シリーズは、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化したシリーズで、前作は全世界で大ヒットを記録した。このほど公開になった映像では、こちらの世界で暮らしていたアリスに「知らぬ間事件が起きているぞ」という声が聞えてくる場面からはじまる。そこで彼女は鏡を通って再びワンダーランドへと向かうが、マッドハッターが窮地に陥っており、彼女は時間の番人“タイム”と戦うため、過去へと旅立つ。映像には、アリス、マッドハッターだけでなく、赤の女王や白の女王、など前作にも登場したキャラクターが顔を見せ、巨大な歯車によって時を刻む時計や、空から無数の懐中時計が釣り下がった空間など、“時”をモチーフにした空間が次々に登場。劇中では、アリスが過去にさかのぼる過程で、おなじみのキャラクターの過去や、ワンダーランドの知られざる秘密が明かされるという。前作に続いてミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、アン・ハサウェイが出演し、サシャ・バロン・コーエンが物語のカギを握る“タイム”を演じる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年02月03日ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド』の"はじまり"の物語を描く『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)の特報が3日、公開された。『不思議の国のアリス』のその後を映画化し、世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。ワンダーランドに帰って来たアリスは、不在の間に悲しい過去によって窮地に陥ったマッドハッターを救うべく、時間の番人・タイムと戦い、過去へと旅立つ。同作は、ワンダーランドの"はじまり"の物語。アリスは、個性的な仲間たちの幼年時代へと時をさかのぼり、彼らの秘密が明らかになる。このたび公開された特報では、マッドハッター(ジョニー・デップ)をはじめ、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)、白の女王(アン・ハサウェイ)など、おなじみのキャラクターが勢ぞろい。豪華な俳優陣が魅惑的な衣装に身を包み、個性的なキャラクターを熱演している。また、物語の鍵となる時間をつかさどるタイム役には、サシャ・バロン・コーエンが抜擢され、前作以上に破天荒な展開に。焼け野原で炎の中に悲しげな表情で立ち尽くすマッドハッターの姿や、昼が夜になり空が海になる怖そうで不思議な世界など、新たな冒険が特報から見て取れる。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年02月03日イタロ・ズッケーリ(Italo Zucchelli)によるカルバン・クライン コレクション(Calvin Klein Collection)が1月17日、ミラノにあるカルバン・クライン社欧州本社にて16-17AWメンズコレクションを発表した。
2016年01月24日インサイトテクノロジーは1月18日、データベース管理ツール「PISO」の新たなオプションとして、データベースのデータを暗号化する「PISO Encryption Option」の提供を開始した。オプション価格は税別100万円から。PISOは、データベースへのアクセス監視、ログ収集機能を通常提供しているが、暗号化オプション「PISO Encryption Option」と組み合わせることにより、データベースのセキュリティを強化できるという。「PISO Encryption Option」では、重要データをテーブルの列単位で暗号化し、ユーザーごとにアクセスできるデータを制御する「アクセスコントロール」も可能になるほか、クレジットカード情報および取引情報を保護するためのクレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準「PCIデータセキュリティスタンダード(PCI DSS:Payment Card Industry Data Security Standard)」への対応強化も実現した。「PISO Encryption Option」を導入することで、PCI DSSに定義されている12のデータセキュリティ要件のうち、「4.オープンなパブリック・ネットワーク経由で転送されるカード名義人データを暗号化する」「7.カード会員データへのアクセスを業務上の必要範囲内に制限すること」に対応することが可能となる。
2016年01月19日2010年に公開され、全世界で10億ドル、日本でも118億円もの興行収入を記録した『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)に公開されることが決定した。主演のミア・ワシコウスカをはじめ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターら前作のキャストが再集結する。その他の情報本シリーズは、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化したシリーズで、前作は全世界で大ヒットを記録した。新作は、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うために、アリスが再びワンダーランドを訪れ、時間をさかのぼる冒険に旅立つ。サシャ・バロン・コーエンが新キャラクターの“タイム”を演じるほか、時間をさかのぼる冒険の中で、個性的なキャラクターのこれまで誰も知らなかった過去も描かれる。前作で監督を務めたティム・バートンが製作を務め、『ザ・マペッツ』シリーズを大成功させたジェームズ・ボビンが監督を務める。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年01月15日野村総合研究所(NRI)とパロアルト研究所(PARC)は1月7日、イノベーション創出を目的とした包括提携に関する覚書を締結した。今後、両社は共同で、日本および東南アジアをはじめとしたアジア地域において企業や政府機関などに対し、先端ITを利用した企業活動のイノベーションの創出に向けた各種サービスを提供していく。両社が包括提携して共同で行うサービスや活動として、1)ビッグデータ分析などのアナリティクスサービス、2)イノベーション創出に関するコンサルティングサービス、3)1と2のサービスの提供に向けた営業活動、4)IT基盤や情報セキュリティーに関する先端技術研究、5)1~4の活動およびプロジェクト実施のため、両社の拠点を相互に活用することを例に挙げている。NRIは、日本およびアジア地域における金融や流通、通信分野のコンサルティングやITソリューションに強みを持っており、新たなビジネスやサービス共同創出のプログラム「NRI未来ガレージ」や「NRIハッカソン」などのイノベーション創出活動にも積極的に取り組んでいる。一方、PARCは創立以来、イーサネット、レーザープリンター、ユビキタスコンピューティング、GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)をはじめ、さまざまな技術を開発してきたイノベーションに関する先駆的研究開発企業。これまでも両社は、日本国内においてイノベーション・コンサルティングやビッグデータ分析などの分野で共同プロジェクトを実施し、成果を挙げている。今後、両社は覚書に基づき、さらなる共同事業の拡大およびイノベーションの創出を目指す。
2016年01月08日MMD研究所は12月22日、「2015年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」の結果を発表した。調査は、MMD研究所独自のもので、20~69歳以上のスマートフォンを所有する男女を対象に実施し、562人の有効回答が得られた。調査期間は12月10日~12日。これによると、コミュニケーションアプリ以外で2015年最も使ったスマートフォンアプリのジャンルは、「ゲーム」が19.0%と最も多く、次いで「SNS」が13.0%、「動画」が10.7%となった。2013年、2014年に行った同様の調査と比較すると「ゲーム」と「動画」の利用がそれぞれ増え、「SNS」の利用は減少傾向にあることがわかった。SNSの利用状況では、「現在利用している」もので最も多かったのが「Facebook」で44.1%、次いで「Twitter」が39.5%、「Instagram」が14.9%となった。2014年の調査と比較すると「Facebook」が7.9ポイント減少、「Instagram」が1.4ポイント増となった。スマートフォンでの音楽利用状況は、iOSユーザーが「購入したCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が32.6%と最も多く、次いで「iTunes Storeから購入して聴いている」が27.6%、「レンタルしたCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が23.0%となり、「スマートフォンで音楽を聴かない」と回答した人が35.1%となった。Androidユーザーは、「YouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いている」が19.5%、「購入したCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が15.5%、「レンタルしたCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が10.5%となり、60.7%が「スマートフォンで音楽を聴かない」となった。2014年と比較すると、「スマートフォンで音楽を聴かない」が増加傾向にあり、iOSで3.4ポイント増、Androidでは2ポイント増となった。「定額制音楽配信サービスで音楽を聴いている」ではiOS8.2ポイント増、Androidでは0.6ポイント増となった。プリインストールアプリの利用状況は、iOSユーザーで最も多かったのが「インターネット」で91.6%、次いで「カメラ」が90.8%となった。一方Androidユーザーは「電話」が88.5%と最も多く、次いで「メール」が87.6%となった。また、OS別で異なる結果となった項目は「メッセージ」「ミュージック」「メモ」の3項目だった。「メッセージ」ではiOSが69.0%、Androidが34.4%と34.6ポイント差がつき、「ミュージック」ではiOSが55.2%、Androidが28.2%と27.0ポイント差、「メモ」ではiOSが69.9%、Androidが44.6%と25.3ポイント差となった。
2015年12月24日労務行政研究所は12月9日、企業のマイナンバー対応状況について実施したアンケートの調査結果を発表した。同調査は、「労政時報」定期購読者向けサイト「WEB労政時報」の登録者から抽出した本社に勤務する417社の人事労務・総務担当者を対象に実施された。○2015年11月時点におけるマイナンバーの収集に向けた事務の対応状況2015年11月11~18日の調査時点、企業のマイナンバー収集事務の対応状況を見ると、「対応中で、収集に向けた各種整備を進めている」が59.2%で最も多く、「対応はほぼ完了しており、後はマイナンバーを収集するだけ」が39.6%と約4割を占めた。「まだ対応していない」のはわずか1.2%にとどまっており、各社とも2016年1月の本格運用開始に向けて準備を進めていると見られる。○実務面の課題実務面における課題を聞いたところ(複数回答)、50.4%と半数以上が「従業員やその家族のマイナンバー収集・保管・廃棄」と回答した。以下、「組織的・人的・物理的・技術的などの安全管理措置」41.2%、「事務手続きの変更に伴う業務量の増大」40.0%と続いている。○事務取扱担当者の人数事業者は、マイナンバーを取り扱う事務の範囲および特定個人情報などの範囲を明確にした上で、マイナンバーを取り扱う事務に従事する担当者(事務取扱担当者)を明確にしておく必要があり、事務取扱担当者の特定状況では、「特定している」が92.8%と、ほとんどの企業で対応していた。さらに、具体的な人数の回答があった173社における人数と分布を見ると、1社当たりの事務取扱担当者は規模計で平均8人、中位数は4人であった。規模別の傾向を見ると、当然ながら、規模が大きくなるほど担当者の人数が多くなることがわかる。最頻値は1000人以上で「5~6人」21.1%、同300~999人が「3~4人」39.3%、同300人未満は「1~2人」55.0%となっている。○教育・研修実施状況マイナンバーの適正な取り扱いのために、事業者は、事務取扱担当者の監督や、事務取扱担当者の教育の措置を講じなければならず、教育・研修状況について見ると、事務取扱担当者に教育・研修を「実施した」企業は50.6%、「実施する予定」は38.6%となっている。この両者を合計すると89.2%に上り、9割弱の企業で教育を「実施する」と回答している。また、マイナンバーの取り扱いに際しては、事務取扱担当者だけでなく、従業員の正確な理解とルールの順守が重要となり、従業員に教育・研修を「実施した」企業は35.9%、「実施する予定」の企業は26.0%で、両者を合計すると61.9%となる。6割超の企業が従業員への教育を行うことがわかった。○制度対応に要した初期費用マイナンバー制度への対応に要した初期費用の総額(新たに人材を採用したなどの人員面の費用は除く)を尋ねたところ、「10万円未満」が25.0%と最も割合が高く、以下、「10万~50万円未満」20.2%、「50万~100万円未満」16.6%と続く。全体の61.8%が100万円未満となっている。○副業発覚時の対応マイナンバー導入により各人の所得が捕捉しやすくなり、「副業」の発覚も増えるといわれている。就業規則に「副業禁止」の規定を設けているかという質問については、「副業禁止規定がある」企業は83.5%に達した。申告すれば認める企業も見られたが、少なくとも”会社に無断で”副業を行うことは8割超の会社が禁止している。
2015年12月11日慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ(慶應SFC研究所)と日本マイクロソフトは11月26日、「第4回 データビジネス創造コンテスト ~データと想像力で子育てに笑顔を!Dig Parenting Insight(データビジネス創造コンテスト)」を開催すると発表した。両社は、「データサイエンティスト」の育成を目的としてコンテストの開催を行う。これにより、2020年に25万人不足するといわれているビッグデータを活用した分析、ビジネスイノベーションの創出、情報戦略を実働できる新たなIT人材の育成を進めていく。データビジネス創造コンテストでは、さまざまなオープンデータと、マイクロソフトが提供するMicrosoft Azure、Power BI(Excel)などの分析に必要なIT環境を活用し、全国の高校生から大学院生たちが、政府の少子化対策として挙げている5つの重点課題(1.子育て支援施策を一層充実、2.若い年齢での結婚・出産の希望の実現、3.多子世帯へ一層の配慮、4.男女の働き方改革、5.地域の実情に即した取り組み強化)を解決するデータ分析力とビジネスアイデアを競う。参加チームは、「データと創造力で、子育てに笑顔を!」をテーマに、自ら情報収集・分析し、少子化問題への理解を深めるとともに、データ分析から導きだされるビジネスアイデアの提案を行う。募集期間は、2015年11月26日~2016年2月12日で、最終選考・表彰式は、2016年3月26日。データビジネス創造コンテストの期間中、第1回~第3回までのコンテストの実績をもとに、新たに統計の知識がないことを前提とした応募学生向けのデータ活用オンライン・オフラインセミナーを実施するほか、応募者専用のデータコンシェルジェを設置し、期間中のデータの活用方法やツールの使い方をサポートする。ほかにも、子育てに関するエキスパートからの勉強会とアドバイスを行っていく。
2015年11月27日ダニエル・ラドクリフ主演で贈るゴシックホラー『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』の続編となる『ウーマン・イン・ブラック2死の天使』。この度、ダニエルに代わり、本作で主演を演じるジェレミー・アーヴァインが日本のファンへメッセージを贈る映像がシネマカフェに到着した。舞台は第二次世界大戦中のロンドン。ある学校の子どもたちが、引率の先生と共に安全のためイギリスの田舎町にやってくる。たどり着いたのは、第1作目で恐怖の現場となった古い洋館<イールマーシュの館>だ。そこで彼らは再び邪悪なウーマン・イン・ブラックの魂を呼び覚ましてしまう。本作は、前作の『亡霊の館』から40年後を描く物語。原作は、これまでにテレビ映画、舞台化されてきた、英作家スーザン・ヒルのベストセラー小説「黒衣の女 ある亡霊の物語」(ハヤカワ書房)の続編となっており、前作の大ヒットを受けて、スーザン・ヒルが新展開となる続編を執筆。また監督には、ジェームズ・ワトキンス監督に変わり、本作が長編映画2作目となるトム・ハーパーが務めている。そして今回到着した映像は、スピルバーグ監督の『戦火の馬』で主演を務め、本作で地元軍指揮官役を演じるジェレミーのインタビュー映像。本作の脚本は移動中の飛行機の中で読んだという彼は、その素晴らしさに飛行機を降りた途端「この映画に出れるのか?」とエージェントに電話したという程、作品が気に入ったそう。またパート2となる本作については「この映画で“黒衣の女”についてよく知ることになる」となぜ邪悪な存在となって戻ってきたのかを話し、そして本作の魅力については、「ホラー映画だがその要素を取り除いてもきちんと成立している。登場する人物も新しくなっているし、続編ではあるけれど1つの別の作品としても楽しんでもらえると思う」と自信をのぞかせていた。甘いマスクで女性からの人気も高いジェレミー。子どもたちの運命はどうなってしまうのか、怨讐の連鎖は今度こそ止めることができるのだろうか。出演を熱望していた彼の演技に注目してみて。『ウーマン・イン・ブラック2死の天使』は11月21日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月18日小学館女性インサイト研究所を運営する小学館はこのほど、「働く女性に聞いた! おつかレディアンケート」の調査結果を発表した。調査は9月1~6日の期間、インターネット上で行われ、仕事を持つ女性152名から回答を得た。はじめに、全回答者に対して体の不調があるか尋ねたところ、97%の人が体調不良を自覚していた。その原因としては、「ストレス」「長時間のデスクワーク」「不規則な生活」などがあがった。このうち、「不調がある」と回答した人に具体的な症状を聞いた。結果は1位が「肩こり」、2位が「むくみ」となった。次いで、3位は「疲れ目」、4位は「冷え」と続いた。また体の不調に対して何か対策をしているか調べたところ、84%の人がなんらかの対策をしていると回答。具体的な対策方法については「お風呂にゆっくりつかる」「運動をする」「食べ物に気をつける」など、自宅や休日の対策が上位に入った。一方で 「健康グッズを使う」「目を酷使しないようにする」「動きやすい服を着る」などの回答は少なかった。同社は「働いている時間でもできる対策はなかなかできていないのが現実のようです」と分析している。調査結果を受けて、健康科学アドバイザーで医師の福田千晶さんは「『こり』は、血流が不良で十分な酸素や栄養分が届けられないときに、『むくみ』も、血流が悪くなり、血液に合流するリンパの流れが悪くなるときなどにおこります」と指摘。その上で、「炭酸入り入浴剤の使用などで、血流を助ける」「ストレッチや適度な運動」などを具体的な対策としてあげた。さらに、「『サイズがきついブラジャーを着用しない』『自然な動きを妨げるジャケットやスーツを避ける』といったことも『肩こり』『むくみ』を回避するうえで重要となります」とアドバイスした。
2015年10月26日小学館女性インサイト研究所はこのほど、働く女性の「体の不調」に関する調査結果を発表した。調査は9月1日~6日、CanCam、Oggi読者の働く女性152名を対象に行われた。○働く女性97%に「体の不調あり」調査ではまず、働く女性に「体の不調はありますか?」と尋ねたところ、なんと97%もの人が「ある」と回答。その原因として「ストレス」や「長時間のデスクワーク」、「不規則な生活」などが多く挙がり、現代の働く女性にとって、体調不良は大きな課題となっていることがうかがえる結果となった。○主な症状は「肩こり」と「むくみ」続いて、具体的な不調について教えてもらったところ、最も多かったのは「肩こり」だった。次いで「むくみ」「疲れ目」「冷え」「だるさ」と続き、特に「肩こり」と「むくみ」に関しては、約70%の女性が抱える不調であることが明らかとなった。○対策は「お風呂にゆっくりつかる」が最多働く女性の多くが、「肩こり」や「むくみ」に悩まされていることがわかったが、健康科学アドバイザーの福田千晶氏によると、「肩こり」や「むくみ」の原因は血流不良にあり、それを改善するには「ゆっくり入浴して温まる」「蒸気で温める温熱シートの使用」「ストレッチや適度な運動」「過度の飲酒は避ける」「目を癒す」ということが効果的とのこと。また、普段の服装にも注意が必要で、「首や肩、足腰を冷やさない服装」「不安定なハイヒールや足首の動きが妨げられるタイトなブーツなどは避ける」「サイズがきついブラジャーを着用しない」「自然な動きを妨げるジャケットやスーツを避ける」といったことも「肩こり」や「むくみ」を回避するうえで重要だという。そこで、働く女性が体の不調に対して何かしらの対策をとっているのか尋ねると、84%がとっていると回答。具体的な対策を教えてもらったところ、1位「お風呂にゆっくりつかる」、2位「ストレッチ」、3位「運動をする」など、自宅や休日の対策が上位に並んだ。しかしながら、「動きやすい服を着る」「目を酷使しないようにする」「健康グッズを使う」といった、働いている時間でもできるような対策はいずれも下位であったことから、実際にはきちんと「肩こり」や「むくみ」に対する対策ができていない現状が浮き彫りとなった。
2015年10月22日人には聞けない、フェミニンゾーンのアレコレ小学館女性インサイト研究所は、20代~40代の女性を対象に「フェミニンゾーン」に関するアンケート調査を実施。女性たちのケア方法や人には聞きにくい日頃の疑問などをまとめ、発表した。アンケートは、「美的」「AneCan」「Oggi」の読者283名を対象に行われた。この中で83%の女性が「したことがある」と答えたフェミニンゾーンのケア。その方法としては、【アンダーヘアを処理する(セルフ)】が76人と最も多く、【おりものシートを使う】(64人)、【アンダーヘアを処理する(サロン)】(41人)と続いた。7位にも【VIO脱毛】(15人)がランクインしており、特にヘアの処理に対する意識の高まりがわかる。ちなみにVIOとは、陰部の両側である「Iゾーン」を含むフェミニンゾーンの脱毛部位を指す言葉。10年前の認知度は14.2%に過ぎなかったが、現在では74.6%にまでアップしている。やっぱりみんなも悩んでたフェミニンゾーンの悩みとしては、【におい】(160人)、【ムレ】(148人)、【かゆみ】(140人)、【黒ずみ】(132人)等といったものが挙げられた。悩みの多い部位でありながら、そのケア方法については87.6%もの人が「自信がない」と回答するなど、情報を共有しにくいコンテンツであることもわかった。キーワードは「弱酸性の洗浄剤」「脱毛・除毛」「下着」美容ジャーナリストの木更容子氏によれば、フェミニンゾーンの皮膚(肌)に近い洗浄剤を選ぶこと、専用アイテムや保護クリームなどを使用し、生理前・生理中を避けた時期に脱毛・除毛を行うこと、サイズが合った通気性の良い下着を選ぶことなどが、ケアのおおまかなポイントだという。デリケートな部位だからこそ、正しい知識と専用アイテムできちんとケアをすることが大切。人には聞きにくい話題だが、しっかりと学んでいこう。(画像はプレスリリースより)【参考】・小学館女性インサイト研究所プレスリリース
2015年09月19日グラフィコが賛同するWEBサイト「温活36.5℃ あたため美容部」はこのほど、リニューアルオープンした。同サイトは、女性の身体と心を温めて"笑顔の多い毎日"を過ごすための活動「温活」を啓発するために2010年にオープンした情報サイト。主に"温め"と美容に関する情報を発信している。今回は、情報量を増やして大幅にリニューアルを行った。これまでの情報のほか、女性と冷えとの関係や"温め"と妊娠についての話など、"温め"と女性の身体についてのさまざまなことがわかる記事コンテンツを掲載。さらに、同サイトで温活の情報を発信している「温活女子会」のメンバーたちがさまざまな温活にチャレンジするコーナーなど、更新型のコンテンツも用意する。そのほか、公式キャラクター・メェ所長がおすすめの温活情報を教えるコンテンツ、産婦人科医が温活・妊活について解説するコラム、温活・妊活グッズの紹介コーナーなども公開している。
2015年09月15日西田敏行や愛川欽也などがパーソナリティを務めた、人気深夜ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」のオフィシャルブック『パック・イン・ミュージック』(2,500円)が、9月18日に発売される。1967年から15年間に渡り放送された「パック・イン・ミュージック」は、“ラジオブームの元祖”とも言われる伝説の深夜ラジオ番組。歴代パーソナリティは、西田敏行、愛川欽也、小島一慶、久米宏、吉田拓郎、南こうせつ、近田春男、おすぎとピーコ、山本コウタロー、野沢那智などの豪華メンバーが務め、番組終了時には終了に反対するリスナーの抗議デモが起こるほどの人気を集めていた。中でも放送開始から終了まで改編されることのなかった「金曜ナチチャコ・パック」の傑作選を4枚のCDに収録した「金曜ナチチャコ・パック 今、よみがえる伝説のスター投稿者・傑作選」も発売されている。今回発売される『パック・イン・ミュージック』は、今年の4月までTBSラジオの取締役を務めていた伊藤友治が手掛けたもの。番組の制作関係者や出演者への取材、調査を基に、「パック・イン・ミュージック」と“ラジオが最も熱く、若者が熱狂していた時代”が蘇る。また9月24日には、東京・神保町の書泉グランデにてトークイベントも開催される予定だ。【書籍情報】『パック・イン・ミュージック』著者:伊藤友治、TBSラジオ出版社:DU BOOKS言語:日本語並製/512ページ/四六判発行:9月18日価格:2,500円
2015年09月01日トライベック・ブランド戦略研究所は8月24日、日本の有力企業242社(一部ブランドを含む)のWebサイト価値を発表した。調査は、インターネットを通じて2015年6月に、アンケート調査および各社の財務データをもとに各社のWebサイト価値を算出し、事業に対する貢献度に基づいて評価。アンケート回答者は全国の一般消費者で有効回答数は21,628人だった。Webサイト価値で1位となったのは、全日本空輸(ANA)で674億円。2位は日本航空(JAL)で627億円、以下、パナソニックが624億円、NTTドコモが561億円と続く。上位には運輸・レジャー、電子・電機、情報・通信、住宅関連、自動車・バイクなどの業界が並んでいる。
2015年08月25日ロックオンは8月19日、EC構築オープンソース「EC-CUBE」の拡張機能配布サイト「EC-CUBEオーナーズストア」が、最新版「EC-CUBE 3」に対応したことを発表した。また、併せて、EC-CUBEの最新版「EC-CUBE 3.0.3」もリリースした。EC-CUBEでは従来から、プラグインやデザインテンプレートといった拡張機能の配布・販売が可能なEC-CUBEオーナーズストアを設けていたが、2015年7月1日に公開された最新版「EC-CUBE 3」では利用できず、その対応が待たれており、実施に至ったという。また、同時リリースした「EC-CUBE 3.0.3」は、管理画面からすべてのプラグインのインストールとバージョンアップが可能に。これまでのEC-CUBEでは、プラグインのインストールは、ユーザーが自らEC-CUBEオーナーズストアでアップデートの有無を確認し、ダウンロードしたファイルをサーバにアップロードするなど、初心者にとっては手順が難しく、ミスも起こりやすい状況だったが、最新版では、プラグインのアップデートが容易になるため、より多機能かつ独自性の高いECサイトを、素早く安全に構築することができるようになる。同社は、EC-CUBE 3.0に対応したプラグインが、2015年内で50件程度になると予測しているが、EC-CUBE 3系のプラグインがより普及されることを目指し、広く開発者を募集するとともに、プラグインコンテストなども開催していく予定だ。
2015年08月21日『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の続編『Woman In Black 2:Angel of Death(原題)』が、邦題『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』として11月に全国公開されることが決定し、ポスタービジュアルが13日、公開された。全米初登場第2位、全世界で興行1億3,000万ドルの大ヒットを記録した、ダニエル・ラドクリフ主演のゴシックホラーの続編となる本作の舞台は、第1作から40年後、第二次世界大戦中のロンドン。身を守るため、イギリスの田舎町にやって来たある学校の子供たちと引率の教師がたどり着いた先は、前作で恐怖の現場となった古い洋館"イールマーシュの館"だった。そこで彼らは、再び邪悪な"黒衣の女"ウーマン・イン・ブラックの魂を呼び覚ましてしまい、悲劇がよみがえる。原作は、英作家スーザン・ヒルのベストセラー小説『黒衣の女 ある亡霊の物語』(ハヤカワ書房)の続編で、前作の大ヒットを受けて新たな展開が執筆された。前作に続き映画化を実現した、『吸血鬼ドラキュラ』(58年)や『モールス』(10年)で知られる老舗のホラーレーベル「ハマーフィルム」のCEO/Presidentサイモン・オークス氏は「常に本作のシリーズ化は念頭に置かれてきていた」と明かし、「前作の公開前に、すでにスーザン・ヒルと続編のストーリーについて話し始めていたんだ。2カ月後、スーザンは、前作の40年後、第二次世界大戦中を舞台に、新たなストーリーのアイデアを提示してくれたんだ」と振り返る。本作では、『戦火の馬』のジェレミー・アーバインが、黒衣の女性の怨讐に巻き込まれる地元の軍指揮官を演じるほか、フィービー・フォックス、ヘレン・マクローリーらが出演。監督は、前作のジェームズ・ワトキンスから、長編映画2作目となるトム・ハーパーにバトンタッチしている。(C)Angelfish Films Limited 2014
2015年08月13日トライベック・ブランド戦略研究所は7月30日、企業のサポートサイトを評価する「サポートサイト調査2015」の結果を発表した。これによると、1位はオルビスのサポートサイトで、「目的の情報が見つけやすい」「役立つ情報が手に入る」「説明が分かりやすい」などの評価が高い。同社のサイトでは「FAQ」など疑問やトラブルを解決するためのサポート情報にとどまらず、肌状態がセルフチェックでき、診断結果によって肌タイプに合った商品を提案してくれるコンテンツや、使用感や使い方といったユーザーの生の声を知ることができる口コミコミュニティ「みんなの口コミ」など、商品の選択や使用をサポートする情報が充実している。次いで、2位がファンケル、3位がHABAと、1位~3位までを化粧品通販が独占。上位には化粧品通販や食品・飲料が多く並んだ。なお、同調査は、16業種 113製品・サービスのサポートサイトについて、利用経験者による5段階評価と、サイト上の問題解決率を調査し、その結果に基づき総合指標「サポートサイト評価指数」を算出したもの。調査期間は6月8日~25日で、有効回答者数は1万人となる。
2015年07月31日楽天は7月29日、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」の海外拠点を、シンガポール(楽天技術研究所 Singapore)と米国ボストン(楽天技術研究所 Boston)に新設した。「楽天技術研究所」は、所属する研究者たちの専門性を生かした活動を支援し、インターネット全般における先進技術を革新的なサービスにつなげる研究機関で、インターネット企業の技術研究所として産学連携にも積極的に取り組んでおり、教育機関と人材交流を図りつつ、アカデミックな知識を取り入れながら研究を進めている。同社はこれまで、東京以外の研究所として、2010年6月にニューヨーク、2014年2月にパリに設立しており、今回の新設で4カ国5拠点での展開となる。今回新設した「楽天技術研究所 Singapore」は、心理学や行動科学、モバイルソーシャル分野を研究領域の主体とし、これらの知見に基づいた顧客満足度を高めるインターネットサービスの研究を実施。同成果は同社の各事業にフィードバックし、さらなるサービスの向上を図る。一方、「楽天技術研究所 Boston」の研究領域は、機械学習や深層学習、AI分野を主体とし、特に人工知能分野の研究を推進。世界の各開発拠点にいるビッグデータチームとも連携し、ビッグデータ活用のさらなる高度化を図る。また、新設の両研究所は、シンガポールおよびボストンを中心とした海外の大学・研究機関と積極的に連携し、海外における研究者の採用を進める。その第一弾として、「楽天技術研究所 Singapore」では同日より、アジア各国・地域のデータサイエンティストを対象に、楽天の子会社となるVikiの保有するデータを用いた課題解決のコンテスト「Rakuten-Viki Global TV Recommender Challenge」を行っていく。
2015年07月30日富士通研究所、富士通デザイン、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、富士通デザインが開設している新たな価値づくりなどに取り組む場「HAB-YU platform」にて8月よりから来年3月まで、富士通研究所が開発した部屋全体をデジタル化するUI技術と富士通SSLが開発した共創支援アプリケーションの実証実験を実施すると発表した。富士通研究所が開発した部屋全体をデジタル化するUI技術は、持ち込んだスマート端末とその場に設置された表示機器が自動的に連携してUIをその場全体に拡張させる技術。プロジェクターとカメラを組み合わせた装置を複数設置して壁や机などの広い空間を一つのウィンドウシステムとして機能させることができるという。また、ユーザーが持っているスマート端末の位置を認識しIDを特定するセンシング技術や大画面と人の動きが連動した直感的なUI技術も開発している。ユーザーが持っているスマート端末の位置を認識しIDを特定するセンシング技術では、カメラなどで構成された環境センサーとスマート端末内のセンサーの連携により、ユーザーの位置と持っているスマート端末のIDを同時に検出できるもの。位置を正確に検出できるが端末IDは認識できない環境センサーと、位置はわからないが端末IDは取得できる端末内の慣性センサーの情報を歩く、止まるなどの人の行動を用いて紐付けることで、位置とIDのセンシングを実現した。これにより、個人とスマート端末を紐付けることができるため、特定のスマート端末の画像を共有・表示することなどが可能になるという。一方、大画面と人の動きが連動した直感的なUI技術では、決められた簡単なジェスチャで、目の前の壁に自分の使用するスマート端末の画面を転送したり、アプリケーションを呼び出したりできるという。また、壁に投影された画面上に手書きでメモする操作、手書き文字を選択して文字認識する操作、認識結果の文字を付箋サイズで表示する操作など、大画面でのアイデア創出を補助する手書き文字をベースとしたUIを開発した。実証実験では、HAB-YU platform(東京都港区六本木 アークヒルズサウスタワー3F)に設置された表示機器と持ち込んだスマート端末を動的に連携する技術を開発し、その技術を使って、アイデア発想のワークショップに参加した複数のメンバーが、様々な人のアイデアを共有することで効率よく活発な議論が行えることを検証する。富士通研究所は今後、「HAB-YU platform」での実証実験において抽出した課題から技術開発をさらに進め、富士通SSLと共同で富士通SSLがすでに販売している共創支援&学習支援ツール「WebコアInnovation Suite」への適用を進めていく。
2015年07月27日スマートインサイトは7月22日、企業内の各種データソースを統合可視化する新製品「Mμgen(ミュージェン)」を発表した。出荷開始は7月末。なお、米国市場向けには4月30日に発表済み。新製品は、各種データに対する接続やデータモデルを作成する「Data Studio」および、ダッシュボード画面を作成する「Analytics Studio」で構成する。価格は、これらのツールを使用する年単位のユーザー課金となる。また、エンドユーザー向けにViewerを利用する割安なマーケティング・プログラムも別途用意しているとのこと。データを統合し可視化を容易にするため、「Connect」「Discover」「Analyze」の3つのフェーズごとに用意したビジュアルな管理ツールを通じ、システムを構築する。Connectフェーズでは、各種のデータソース・コネクタによるデータ仮想統合を実現する。具体的には、IoTなどのビッグデータとERP/CRM/SCM/PLMなどの既存業務データ、AWS(Amazon Web Service)上の複数のデータ・リソース間およびオンプレミスにあるデータ、構造化データと非構造化データ、SNSなどネットワーク上のデータと既存の社内データといった接続を容易化する。用意するコネクタは、RDBMS(OracleやMicrosoft SQLなど)、Non SQL、Search(SolrやElasticSearch)、Hadoop上のツール群、Microsoft Officeファイルなどに対応する。Discoverフェーズでは、異なるデータを容易に関係付けるという「Smart DataChain」による柔軟なディスカバリーを可能にするとのこと。Analyzeフェーズでは、HTML5ベースの100種類以上のビジュアライゼーション・グラフィック・ライブラリを採用。情報を可視化するためのダッシュボードをセルフサービスで作成可能という。
2015年07月22日フラワーアーティスト・東信による花や植物を題材とした実験的なクリエイションを行う「東信、花樹研究所」と、日本の伝統・技術を活かしたものづくりを行う「丸若屋」による共同プロジェクト「花器研究所」が始動。その第1弾として名窯・辻精磁社とのコラボレーションによる花器を発表した。古来より美術品としても人々に愛でられ、様々な文化や時代性を取り込みながら発展を遂げてきた花器。「花器研究所」は、“花”と“器”という2つの側面から花器に注目し、そこに現代の感性を加えることで、花器の本質的な価値を再発見することを目的として発足されたものだ。辻精磁社とパートナーシップを組んだプロジェクト第1弾では、禁裏御用達として天皇や皇族のための器のみを生産し、“幻の名窯”と謳われてきた辻家の名品の中でも一際存在感を放つ大壷「四君子」にフィーチャー。春夏秋冬それぞれを代表する4つの植物がひとつの絵に収められたこの大壷に、“現代の四季”の植物のモチーフを新たに4つ加えて「四君子」ならぬ「八君子」という概念を構築して表現した。十五代・辻常陸による古来からの繊細な筆使いで描かれた青い花々が、器の中で永遠の命を宿したように躍動している。
2015年07月14日ディリゲントは、オランダ / アムステルダムに拠点を置くDAW用プラグイン/ソフトシンセメーカーであるFabFilter社のエフェクトプラグイン4製品、およびバンドル3製品を発売開始した。なお、販売は同社オンラインショップのみでの ライセンス販売となる。今回発売されるのは、アンプモデリング・プラグイン「Saturn」(税抜2万500円) 、テープディレイ・プラグイン「Timeless 2」(税抜2万500円)、フィルターエフェクト・プラグイン「Volcano 2」(税抜1万6,500円)、モジュレーションシンセサイザー「Twin 2」(税抜16,500円)など、"FabFilter creative effect and synthesizer plug- ins"シリーズの4製品だ。また、上記のプラグイン4製品をバンドルした「FabFilter Creative Bundle」(税抜4万9,500円)をはじめ、DAWでレコーディング/ミキシングのマストアイテムをバンドルした「FabFilter Mixing Bundle」(税抜4万9,500円)、Proシリーズを含むFabFilter最新のエフェクター群をすべてバンドルした「FabFilter FX Bundle」(税抜10万8,000円)も発売されている。
2015年07月13日ブラック・ダック・ソフトウェアは6月19日、Jenkinsのための無料のBlack Duck脆弱性プラグインをリリースした。新しいプラグインによって、Jenkinsのビルドから依存性のあるデータを抽出し、プロジェクト内で使用しているオープンソース・ソフトウェアを自動的に発見するほか、セキュリティ上の脆弱性を検知することが可能となった。オープンソース・ソフトウェアでは、毎年新たに4000個以上の脆弱性が報告されており、一般的な企業においては、これらの脆弱性のうち数千個ものものが、気づかれないままになっているという。今回リリースするプラグインは、同社のKnowledgeBaseを活用してオープンソースのコンポーネントの識別過程を効率化し、100万件以上のオープンソース・プロジェクトにある脆弱性と、ライセンス・データの提供を瞬時に行なう。各ビルドの中で脆弱性を識別できるため、ソフトウェア開発の早い段階でリスクを低減できる。また、同社の脆弱性プラグインは共有の容易なPDFレポート生成も行なう。
2015年06月22日