毎月、月経痛が辛い…!ピルを婦人科で処方してもらうという選択肢を知りながら、なんとなくためらっていて日々をやりすごしている人もいるでしょう。ピルの基礎知識や婦人科受診の目安などを婦人科医にうかがいます。ピル認知率は約9割!でも服用経験ありの割合は…?ピルのオンライン診療プラットフォーム「ルナトモ」を運営するLunatomoが、2022年8月に全国18歳~39歳の855人の女性に対して、ピルの利用実態調査を実施したところ、全体の91.7%の女性がピルについて聞いたことがあると回答しました。ピルについて知っている女性に対して「ピルを生理トラブル軽減のために検討したことはありますか?」と聞いたところ、59.2%が一度でも検討したことがあると回答。そのうち「実際に服用している・したことがある」人は34.2%という結果になりました。ピルの服用を検討した理由の上位は「生理痛を軽減したいから(59.5%)」、「生理不順を改善したいから(33.0%)」、「PMSを軽減したいから(26.9%)」となり、避妊よりも体調不良からピルの服用を考える女性が多いことがわかりました。この調査結果からは、多くの女性はピルの存在を知っていて検討はするものの、なかなか婦人科受診にまで踏み切っていない実態がわかります。ピルについての知識や受診の目安がわからないことも、原因かもしれません。ピルってどんなもの?そこでルナトモの提携院であり、ピルの処方を行っている「グレイス杉山クリニックSHIBUYA」院長で産婦人科医の岡田有香さんにピルについてお話をうかがいました。岡田さんピルは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)という2種類の女性ホルモンを合わせてできた錠剤です。排卵を抑えてホルモンバランスを一定にすることで、月経痛の緩和や子宮内膜症予防のほか、さまざまな効果があるといわれています。ピルの服用により期待される効果避妊、経血量の減少、月経痛の緩和、月経不順やPMS(月経前症候群)の改善、子宮内膜症の発症予防、肌荒れ(大人ニキビなど)の軽減など。岡田さんピルは医師の処方せんが必要な「医療用医薬品」です。医師の診察を受け、医師や薬剤師から薬の説明を受けたうえで購入する必要があります。ピルを選択する目安とは?ーー先述したアンケートでは、ピルの検討理由で1番多かったのは「月経痛の軽減」でした。自分でできる月経痛への対処法としては、市販の痛み止めを服用したり、お腹を温めたり、ストレッチなどを行ったりする方法があるといわれています。ピルを婦人科で処方してもらう目安には、どんなことがあるのでしょうか。岡田さん月経中に痛み止めを1錠でも飲んだり、日常生活に支障をきたすほどの強い月経痛がある方は「月経困難症」という病気に当てはまります。月経困難症がある人の約70%は子宮内膜症になるといわれており、それを放置すると不妊のリスクが高まる恐れがあります。月経困難症を自覚する方は一度婦人科を受診してみてください。婦人科の待ち時間と予約への不満の対策ーーピルの処方をはじめ、月経痛改善のために婦人科を受診しても、「待ち時間が長い」「予約が取れない」などの不満があるのが実態です。Lunatomoの調査でピルを服用していると答えた女性のうち、77.7%が通院を通してピルを入手していると回答。そのうちの95.2%が病院に通ってピルを受け取ることに何らかの不便を感じた経験があると回答し、「待ち時間が長い(58.1%)」、「定期的な通院が面倒(55.1%)」という不便さを感じている人が多い結果となりました。こうした声を受けて、婦人科のなかには、待ち時間が長いことや予約の取りにくさに対して工夫をしているところもあります。例えば岡田さんが院長を務める「グレイス杉山クリニックSHIBUYA」では、待ち時間を短縮するための工夫をいくつか行っているのだそうです。岡田さん24時間、WebサイトとLINEでの予約受付を行っているほか、問診などは事前にオンラインで行えるようしています。またクリニックでの受診時には、検査結果や会計が出たらLINEで連絡するという方式を取っており、待ち時間の合間に外出もできるようにしています。また待合室には仕事できるスペースを設置しており、必要に応じて利用いただけるようにしています。ーーピルを希望して婦人科を受診する際には、このような工夫をしている婦人科を探すのも良さそうですね。オンライン診療という選択肢もーー婦人科の待ち時間や予約の取りにくさなどの対策の一つに、オンライン診療の利用があります。ピルの処方はオンライン診療でも行われています。岡田さんにオンライン診療への取り組みについてうかがいました。岡田さん自分のカラダや健康について知り、向き合うことは女性にとってとても大切なことです。残念なことに、日本では婦人科受診そのものにハードルを感じる女性も少なくありませんが、欧米では産婦人科のかかりつけ医を持つことが一般的。日本でもそうなったらいいなと思っています。その点、オンライン診療は自宅や職場にいながら、忙しい時間の合間にも診療を受けられるのがメリットです。今後も女性が安心して月経痛やPMS、月経異常などの不調を婦人科医に相談し、適切に自身のメンテナンスできる機会を支援していきたいと思います。ーーちなみに、ピルの処方をオンライン診療で受ける場合の費用は現状、ほとんどが保険が適用されない自由診療といわれています。病院やオンライン診療サービスによっても異なりますので、費用面が気になる場合は、医師に相談しましょう。月経痛に悩んでいる人は、程度に応じてピルの利用を考えてみるのも良いのでは。またピルを処方してもらうのに必要な婦人科受診方法の選択肢も広がっています。ぜひ自分に合ったものを見つけて、改善していきましょう。Information教えてくれた人…岡田 有香(おかだ・ゆか)さんグレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 産婦人科医日本産科婦人科学会専門医。2022年グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長に就任。生理の知識や妊活、卵子凍結についてInstagramでも発信中。(C)Vertigo3d/Getty Images文・椎原茜
2022年10月30日「焼肉うしごろ」の新ブランド「炭火焼肉ホルモン うしごろ」が、2022年11月24日(木)より東京・中目黒にオープンする。上質ホルモンをリーズナブルな価格で提供する「焼肉うしごろ」新ブランド「焼肉うしごろ」は、ミシュランガイドの一つ星を獲得した「サング」が手掛ける東京の焼き肉店。国産黒毛和牛の中でも最高級とされるA5ランクのみを使用した、上質なメニューを展開している。そんな「焼肉うしごろ」が、“極みのホルモン”をテーマに、新たなブランドを展開。「炭火焼肉ホルモン うしごろ」は、鮮度と質にこだわった希少価値の高い国産牛ホルモンを、リーズナブルな価格で提供する。3種類の味付けで楽しむホルモン盛り合わせ看板メニューは、定番のハツ(心臓)やシマチョウ(大腸)など、6種類を盛り合わせた「名物!ホルモン盛り合わせ」。シンプルに素材本来の味を楽しむ「塩」、旨みが引き立つ爽やかでキレのある「醤油」、焼き上がりの香ばしさたまらない「味噌」の3種類の味付けで展開する。それぞれの良さを際立たせた贅沢な味わいに加え、ぷりぷり・コリコリとした食感も楽しめる。また、自家製のたまり醤油がハツの旨みを引き立てる「ハツ刺し たまり醤油」や、食感の良い「ウルテ刺し 九条ねぎ添え」なども用意する。【詳細】「炭火焼肉ホルモン うしごろ 中目黒店」オープン日:2022年11月24日(木)住所:東京都目黒区上目黒2-12-11 TODA BLD 1F営業時間:平日 17:00~23:30(L.O.22:30)/土日祝 16:00~23:30(L.O.22:30)定休日:年末年始のみ(12月31日・1月1日)TEL:03-6412-8929価格例:・「名物!ホルモン盛り合わせ」1,320円 ※仕入れ状況により部位の変更あり。・「ハツ刺し たまり醤油」770円・「ウルテ刺し 九条ねぎ添え」950円
2022年10月30日製薬会社に勤めており、健康にとても詳しい友人がいます。彼女から「女性ホルモンにもっと意識を向けたほうが良い! 大豆イソフラボンをとるように」とアドバイスを受けたことから、大豆イソフラボンを積極的に摂取する活動、略して「イソ活」を始めることになりました。今まで女性ホルモンにまったく目を向けてこなかったアラフォーのイソ活体験談です。★関連記事:「肌の乾燥やたるみは更年期症状!?」40代の肌トラブルと症状が改善したのは…【体験談】40歳の誕生日会で「イソ活」を勧められ…40歳を迎えた誕生日会。それまでと打って変わって、話題は美容と健康一色に。友人が「40歳を過ぎたら女性ホルモンに意識を向けたほうが良い! 女性ホルモンのエストロゲンという成分は美容と健康に大切。年齢とともに減るから、似た働きをする大豆イソフラボンを意識してとってほしい! 」と私たちに強く勧めてきました。友人は製薬会社で薬の副作用の事例を扱う仕事をしているため、病気に関する知識も豊富。健康についてもとても詳しいのです。仕事で薬の副作用を目の当たりにしていることもあって、薬を飲まないで済むように普段の食事から栄養をしっかりとるべきという考えの持ち主でもあります。40歳を迎え、月経周期の乱れや体力の低下など体の変化を感じていた私は、友人に勧められた通り、イソ活を始めることにしました。友人が豆乳を飲むようになってから月経周期が安定してきたと話していたので、まずは今まで飲み物や調理に牛乳を使っていたところを豆乳に替えてみました。豆乳コーヒー、豆乳シチューなど、牛乳を豆乳に替えるだけで結構摂取できるように思います。そして、すっかり豆乳の味に慣れてきたころ、新型コロナウイルスの感染拡大が起こりました。イソ活に加え免疫力アップの活動も!新型コロナウイルスの感染予防について先の友人に聞いてみたところ、「一般的に感染症など病気を予防するには免疫力アップが大切。そのためには発酵食品が良いと思う」ということでした。ネットで発酵食品一覧を見てみると、好物のヨーグルトが載っていました。私は大豆イソフラボンと発酵食品を一度に摂取できる豆乳ヨーグルトを作ることにしました。戸棚の奥で眠っていたヨーグルトメーカーを取り出して、豆乳と粉末種菌を入れてセット。8時間後、でき上がった豆乳ヨーグルトにメープルシロップをかけて食べてみると、想像よりもずっと食べやすく、これなら無理なく続けられそうだと思いました。また、友人おすすめの豆乳甘酒にも挑戦してみました。下準備として、柔らかめに炊いたご飯と熱湯をよくかき混ぜて冷ましておきます。そこに米こうじを入れ、再度よくかき混ぜてからヨーグルトメーカーにセット。8時間後、でき上がった豆乳甘酒を飲んでみるとこちらもとてもおいしい!友人から「豆乳甘酒を飲むと肌の調子も良くなる気がする」と聞いていた通り、寝る前にコップ1杯飲むと、翌日の肌がいつもよりしっとりするように感じました。ただ、少し手間がかかるので豆乳甘酒はたまに飲むくらいでいいかなと思いました。ヨーグルトメーカーに驚きの活用法が!急に忙しく稼働を始めたヨーグルトメーカーですが、いろいろ活用できることを知りました。数年前に購入したときはよく見ないままになっていた付属のレシピブックを見てみると、納豆、味噌、豆板醤、塩こうじ、ローストビーフのような肉料理もできるようです。イソ活中の身としては、大豆イソフラボンもとれて発酵食品でもある味噌にも興味がありましたが、今のところ手軽なので豆乳ヨーグルトばかり作っています。というのは、私が使っているヨーグルトメーカーの場合、1000mlの牛乳パックサイズの豆乳ならば、パックに直接粉末種菌を入れてそのままヨーグルトメーカーにセットできるので、とても簡単なんです。なので、そのうち味噌にも挑戦したいと思いつつ、今はもっぱら豆乳ヨーグルトを作っています。ちなみに豆乳ヨーグルトの材料となる豆乳には、調べてみるといろいろな種類がありました。飲みやすさ重視のサラリとしたものもあれば、おからまで入ったものもあります。私は豆乳コーヒーや豆乳シチューにはおから入りの豆乳、豆乳ヨーグルトにはおからの入っていない豆乳と使い分けて自分の好みの味になるようにしています。まとめ40代になった自分の体調を整えるために豆乳を飲み始め、新型コロナウイルスの感染予防のために発酵食品をとるようになりました。両方とろうと豆乳ヨーグルトを作ることになり、戸棚に眠っていたヨーグルトメーカーが活躍してくれました。これからもヨーグルトメーカーに活躍してもらって、たまには他のレシピにも挑戦しながら大豆イソフラボンと発酵食品を積極的に摂取して、少しでも元気に生活していきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※大豆の過剰摂取にはご注意ください。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/Chiaki. M(43歳)新型コロナウイルスの感染拡大で増えた自宅で過ごす時間をどう楽しむかばかりを考えているアラフォー。
2022年10月10日株式会社ボディアーキ・ジャパンが展開する定額制セルフエステBODY ARCHIは、mederi株式会社が運営するオンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」と2022年10月3日(月)よりタイアップキャンペーンを実施いたします。オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」タイアップmederiの「より女性が生きやすく暮らしやすく、働きやすい社会にむけて。」という想いとBODY ARCHIの「女性の美しくなりたいと思う気持ちに寄り添い続ける」という想いが一致し、今回のタイアップ決定となりました。BODY ARCHIとmederi Pill間における相互送客だけでなく、BODY ARCHI会員様限定ご優待サービスへのmederi Pillクーポン導入、さらには会員限定プラットフォームの展開も検討しております。■オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」についてmederi Pillは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスで、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。BODY ARCHI会員限定優待サービスBeauty Prime(ビューティプライム)についてBeauty Primeとは、BODY ARCHIに通いながら、美しくなるための様々な特典を受けられる会員様限定のご優待サービスです。本日2022年10月3日(月)より、BODY ARCHI会員に限り、オンラインピル診療サービス「mederi Pill」の初月ピル代無料・2ヶ月目以降もずっと10%OFFの特典がご利用いただけます。■BODY ARCHI(ボディアーキ)とは最先端のエステマシンをお顔や体など気になる部位に好きなだけご自身で施術できる全室完全個室のサブスク美容サービス。現在、全国42店舗展開*し国内出店数はNO.1。お食事内容や運動方法、どんな栄養素(糖質・脂質)で太りやすいかなど、お客様のライフスタイルを的確にアドバイスする遺伝子解析(DNA)や会員優待サービス「Beauty Prime」といった、他社にはない魅力が多数。*2022年10月3日時点(出店予定含む)(画像はプレスリリースより)【参考】※mederi Pillサービス詳細ページ※BODY ARCHI公式サイト
2022年10月05日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理痛がひどすぎて婦人科を受診し、ピルを服用することになったぴおっぷさん。服用中に不正出血が続いたものの、超低用量ピル→中用量ピル→低用量ピルの順でピルの種類を変えていくと、体調は安定。そのまま、低用量ピルを飲み続けることになりました。生理痛で倒れて救急車で運ばれてから、約3年が過ぎた今は……。 何も恥ずかしいことじゃない 「生理痛で倒れて救急車で運ばれたなんて、恥ずかしいこと」だと最初は思っていたぴおっぷさん。 でも、生理やピルについていろいろ調べる中で、自分と同じ経験をした人が意外と多くいることを知り、生理痛がひどすぎて救急車で運ばれるのはそこまで珍しい出来事ではなく、恥ずかしいことでもないのだとわかったそうです。 「私と同じように生理痛やPMSに悩まされている方や、その周りのご家族や友人に知ってもらいたくて、この作品を描きました」 と語っているぴおっぷさん。 生理痛やPMSで悩んでいる人は無理せず医師や家族などに助けを求めることや、周りの人間は生理痛やPMSに理解をもつことの大切さを、ぴおっぷさんは伝えたかったのかもしれませんね。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月27日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】1カ月以上も不正出血が続いたため、超低用量ピルの服用を中止し、一度生理を起こして体の状態をリセットするため、中用量ピルを飲むことになったぴおっぷさん。その後、中用量ピルの効果で無事に生理がきたので、今度は超低用量ピルに代わって低用量ピルを飲むことに。すると、低用量ピルを飲み始めてすぐのころは副作用がひどかったものの、数カ月後には副作用も解消。超低用量ピルを飲んでいたときよりも経血量が減り、生理痛も改善されました。そんなぴおっぷさんの現在はというと……。 低用量ピルとの付き合い 現在は、低用量ピルを服用しているぴおっぷさん。 ピルを飲み始めたことで、ぴおっぷさんの長年の悩みだったPMSや生理痛はかなり改善され、現在は生理前や生理中でも安定したメンタルで過ごすことができています。しかし、完全に良くなったわけではなく、生理前にはとてつもない眠気に襲われたり、生理中におなかが緩くなって腹痛を起こすことも。 それでも、ピルを飲み始める前と比べると生活がとてもラクになったため、ぴおっぷさんは今後も低用量ピルの服用し続けたいと思っているそうです。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月22日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】ひどい生理痛を緩和するため、婦人科で超低用量ピルを処方してもらったぴおっぷさん。服用開始から数カ月後にようやく効果が出て、生理痛は見事に緩和されました。しかし、休薬期間(出血のある期間)を終えても不正出血が続いたため、ぴおっぷさんは再び婦人科を受診。医師の判断で超低用量ピルの服用は中止し、生理を起こさせるために中用量ピルを一定期間服用し、そのあとは超低用量ピルの代わりに低用量ピルを飲むことに。その後、中用量ピルの効果で生理を迎えたぴおっぷさんですが……。 再びやってきたPMSと生理痛 中用量ピルの効果で生理を迎えたぴおっぷさんですが、ピルの種類を変えたことで体の状態がリセットされてしまったのか、再び、ひどいPMSや生理痛に襲われてしまったそうです。 そして、医師に「生理がきたら飲み始めるように」と言われた低用量ピルの服用を開始したところ、今度は副作用に苦しめられることに……。しかし、数カ月経つと副作用もなくなり、PMSや生理痛が緩和されました。加えて、超低用量ピルを飲んでいるときよりも低用量ピルを飲み始めてからのほうが経血量が減るといった、うれしい変化も。 「PMSや生理痛がぶり返したり副作用があったりして、ピルを変えたばかりのころは本当に地獄だった」と語るぴおっぷさん。しかし同時に、ピルの種類によって効果が異なる(低用量ピルのほうが経血量が少なくなる)という新しい発見もあり、勉強になったそうです。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月20日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理痛を改善するため、婦人科を受診し、超低用量ピルを服用することになったぴおっぷさん。ピルを飲み始めてから数カ月が経つと次第にピルの効果が現れ、生理痛は以前よりもかなりマシになりました。ところが、休薬期間(出血がある期間)を経てピルの服用を再開しても、一向に出血が止まりません。不安になったぴおっぷさんは、婦人科で相談。すると、医師に「出血を止めるため、他の種類のピルを処方しますね」と提案され……。 2種類のピルを処方され… ※現在のピル=超低用量ピル。ピルの中では最もエストロゲン(卵胞ホルモン:子宮内膜を厚くする働きをもつ)の含有量が少なく、子宮内膜を薄く保つ作用がある。そのため、薄くなった子宮内膜がはがれやすく、不正出血が出やすい。※2番目のピル=中用量ピル。超低用量ピル・低用量ピルと比べて、エストロゲンの含有量が多いため、短期間で子宮内膜を厚くさせ、体を黄体期(生理前の状態)にさせる効力が期待できる。そのため、生理をリセットする能力にすぐれている。※3番目のピル=低用量ピル。超低用量ピルよりエストロゲンが多く含まれており、超低用量ピルよりも子宮内膜を厚くさせる効果が期待でき、不正出血が起こりにくい。 1カ月以上続く不正出血を止めるため、2種類のピルを服用することになっぴおっぷさん。まずは中用量ピルで生理を起こして生理周期をリセットし、生理がきたら低用量ピルを飲むことになりました。 中用量ピルの効果で不正出血は無事に止まり、ホッとしたぴおっぷさん。しかし、中用量ピルを飲み終えるとすぐに生理がきて、またもや出血に悩まされることになったのでした。 ちなみに、このとき、ぴおっぷさんは「こういうピルのトラブルってよくあることなのかな? 他の人も私みたいにピルの種類を変えたりするのかな?」と、疑問に思ったそうです。ピルユーザーの方の体験談を聞いてみたいですね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月18日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理痛がひどすぎるあまり、自宅で倒れてしまったぴおっぷさん。それをきっかけに婦人科を受診したぴおっぷさんは、超低用量ピルの服用を開始することに。そして、ピルの服用を始めて数カ月が経過。以前と比べると生理痛がかなり改善され、ピルの効果をようやく実感できたぴおっぷさん。しかし……。 出血が1カ月も止まらない! やっと快適な生活を手に入れたと喜んでいたぴおっぷさんでしたが、休薬期間(出血がある期間)を経てピルの服用を再開しても、なぜか少量の出血が続いていました。しばらく様子を見たのですが、1カ月経っても出血が続いたため、不安になったぴおっぷさんは婦人科へ相談。 すると、医師から「出血を止めるために他の種類のピルを処方しますね」と言われました。 実は、ぴおっぷさんが飲んでいた「超低用量ピル」は、子宮内膜を薄く保つという働きがあるため、子宮内膜がはがれやすく不正出血が起こりやすいという特徴があります。そのため、婦人科では最初に超低用量ピルを処方しても、不正出血が原因で別の種類のピルに変更することもあるのだそうです。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月16日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理がひどすぎて婦人科で相談し、超低用量ピルを処方してもらったぴおっぷさん。はじめのころはピルの副作用がひどく、PMSによる精神不安や頭痛、激しい生理痛も重なり、しばらく不調に悩まされる日々が続きました。しかし、超低用量ピルの服用を始めて数カ月が経ったころ、ぴおっぷさんは「あれっ? そういえば……」と、あることに気付いたのです。 ピルの効果ってすごい!! 超低用量ピルを数カ月飲み続けた結果、いつの間にか副作用はなくなり、あんなにひどかった生理痛や、PMSによる精神不安や頭痛もすっかり解消! 「生理痛が軽い人ってこんな感じなんだ……」と、ピルの効果に思わず感動したぴおっぷさん。 さらに、悩みの種だったニキビもまったくできなくなったのです! ようやくピルの効果を実感することができ、改めて「つらい時期を頑張って乗り越えてよかった」と感じたぴおっぷさんでした。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月15日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理痛を改善するため、ピルを服用することにしたぴおっぷさん。ピルユーザーであるお母さん付き添いのもと、2人で婦人科に足を運びました。問診と内診が終わり、次は血液検査。看護師さんに採血されながら、ぴおっぷさんは今回処方される「超低用量ピル」についての説明を受けました。 副作用・PMS・生理痛のトリプルパンチがつらい! 血液検査で問題なしとの結果が出て、いよいよ超低用量ピルの服用を開始したぴおっぷさん。 はじめのころは、かなりピルの副作用に悩まされたそうです。特に吐き気がひどく、ピルによる副作用・PMSによる精神不安や頭痛・生理痛のトリプルパンチで、不調に悩まされる日々が続きました。 でも、「つらいのは今だけだから頑張ろう」と思ってピルを服用し続けた結果、数カ月後に 「あれっ? そういえば……」 と、ようやくピルの効果を実感できたそうです。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月14日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理痛がひどすぎて自宅で倒れてしまい、救急車で運ばれてしまったぴおっぷさん。「どうにかして生理痛を改善したい!」と思ったぴおっぷさんは、低用量ピルを処方してもらうため、後日、お母さんと一緒に婦人科へ足を運びました。はじめに問診があり、次に内診。そして最後に、ぴおっぷさんが最も苦手とする採血がおこなわれることになり……。 看護師さんってすごい…! 「早く採血が終わらないかなー…」とドキドキしながら、注射針を見ないように目を逸らすぴおっぷさん。すると、看護師さんが「じゃあ採血しながらピルの説明をしていくね」と言い、ピルの服用方法について話し始めました。 今回、ぴおっぷさんが処方されるのは、最長で120日間服用できる「超低用量ピル」と呼ばれるもの。120日間の間に出血がなければ、120日間飲み続けたあとに休薬し、120日の間に出血が3日続いた場合は、その時点で4日休薬しなければならないとのこと。 また、最初は副作用が出やすいものの、ピルの効果を出すためにも、最初の24日間は必ず服用し続けなければならないそう。 そういった説明を受けているうちに、「は〜い! 終わりました」と言われ、採血は終了。 ずっと集中してピルの説明を聞いていたからか、ぴおっぷさんは「えっ! もう終わったの!?」とびっくり。採血し慣れている看護師さんの手腕に、「やっぱりプロってすごいー!」と脱帽したぴおっぷさんでした。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月13日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】生理の日、下腹部の激痛に耐えられずめまいや過呼吸を起こし、救急車で運ばれてしまったぴおっぷさん。後日、「また倒れて家族に迷惑をかけたくない」と思ったぴおっぷさんは、生理痛改善のため、低用量ピルを服用することを決意。ピルユーザーであるお母さんに相談したところ、「じゃあ一緒に婦人科に行こうか」と言われ……。 初めての婦人科、初めての内診 病院に行く前は、「妊婦さんばかりのところに私が行ったら場違いなんじゃないか」と、内心ドキドキしていたぴおっぷさん。でも、お母さんに連れて行かれたのは産科がない婦人科で、少しホッとしたそうです。 診察室に入ると、問診→内診(腟の中を医師が指で診察すること)→採血の順でおこなわれることに。 病院に行く前から、内診が嫌で仕方なかったぴおっぷさん。両足を広げたまま診察台に乗せられ、腟内を観察される内診には、ぴおっぷさんのように苦手意識を持っている方が多いかもしれませんね。 でも、「生理痛を改善させるためにも、やるしかない!」と覚悟を決めたぴおっぷさんは、どうにか内診を乗り越えました。しかし、次に待っているのは最も苦手な採血。最後の難関を前にして、「嫌だあああ」と心の中で泣き叫んだのでした。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月12日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】その日、生理だったぴおっぷさんは急激な腹痛に襲われ、救急車で近くの病院に搬送されてしまいました。子宮の超音波検査を受けた結果は、異常なし。医師によると、「生理痛に耐えられず、過呼吸やめまいなどを起こしてしまった可能性がある」とのこと。その後、自宅に帰ったぴおっぷさんは、ネットに書かれていた「月経困難症や生理痛の改善には低用量ピルの服用が有効」と書かれていたのを見て、低用量ピルの服用を決意。そこで、まずはピルユーザーであるお母さんに相談してみることに。 母からのアドバイス 実は、以前にお母さんから低用量ピルの服用をすすめられたことがあるぴおっぷさん。 でも、そのときは「えー、でも低用量ピルって副作用が強いんでしょ?」と不安が大きく、低用量ピルにはあまり興味が湧きませんでした。 しかし、今回の件でどうしても生理痛を改善したいと思ったぴおっぷさんは、ネットに「月経困難症や生理痛の改善には低用量ピルの服用が有効」と書かれていたのを見て、低用量ピルを飲むことを決意。 お母さんに相談した結果、後日、2人で一緒に婦人科へ行くことになりました。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月10日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】自宅で昼食を食べたあと、突然、おなかに激痛が走り、呼吸困難やめまい、さらには手足のしびれに襲われてしまったぴおっぷさん。その後、床に倒れているぴおっぷさんを発見したお父さんが、救急車を要請。そのまま近くの病院に運ばれて子宮の超音波検査を受けたのですが、医師によると「特に異常はないね。それに、貧血でもなさそう」とのこと。では、原因は……? 倒れてしまった原因は? 医師によると、「生理痛がひどすぎて痛みに耐えられなくなった結果、過呼吸やめまい、手足のしびれを起こしたおそれがある」とのこと。 以前から生理痛がひどかったぴおっぷさんですが、救急車で運ばれてしまうほどの痛みは今回が初めて。「このままだと、今後も生理のときに周りに迷惑をかけちゃう」と考えたぴおっぷさんは、救急隊員に言われた「月経困難症」について調べてみることに。 すると、ネットには「月経困難症の治療には低用量ピルが用いられる」と書かれた一文が。 そこで、低用量ピルにあまり良いイメージを持っていなかったぴおっぷさんでしたが、「もしかしたら私は月経困難症なのかもしれない。生理痛を軽減させるためにも、低用量ピルを飲んでみるのはアリかも」と思い、ピルユーザーであるお母さんに話を聞いてみることにしたのです。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年09月09日「あさイチ」などでおなじみの高尾美穂医師9月1日、女性ホルモンなど、女性の心身の健康について解説している新刊『【女性ホルモンにいいこと大全】オトナ女子をラクにする心とからだの本』が発売された。四六判で出版社は扶桑社、価格は1540円(税込)となっている。著者は医学博士で、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、ヨガ指導者、女性のための統合ヘルスクリニック・イーク表参道副院長の高尾美穂氏。高尾氏はNHK「あさイチ」などの多数のメディアでもおなじみの産婦人科専門医である。からだの悩み・心の悩みを抱えがちなオトナ女子に20年以上にわたり、産婦人科医として女性の不調に向き合ってきた高尾美穂氏ではあるが、コロナ禍で始めた音声SNS「高尾美穂からのリアルボイス」により、多くの女性がからだだけではなく、心の悩みを抱えていることに気付いたという。新刊では、生理痛、生理不順、頭痛、イライラ、肌荒れ、眠れない、妊活疲れといったオトナの女性ならではの悩みについて、できることを解説。女性ホルモンと生理の関係や、体を整えるおすすめの生活習慣と食事、より良い睡眠のためにできることなどを解説する。また、心をラクにする気持ちの切り替えかたを紹介。巻末には生理不順、生理痛、月経困難症、月経前症候群、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮頸がん、乳がん、おりものの異常、かかりつけ医の見つけ方についてまとめられている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※オトナ女子をラクにする心とからだの本 - 書籍詳細 - 扶桑社
2022年09月07日高校生のときピルを試したものの、当時は体に合わず、服用を断念したというOのLさん。しかし、社会人になって、PMS(月経前症候群)の症状が強く出るようになったことをきっかけにピルに再び挑戦することに……!? 再びピルを服用すると 社会人になり、ピルに再挑戦することにしたOのLさん。インターネットで調べて吟味した結果、病院まで行かずにアプリで診察を受けることができ、自宅までピルを届けてくれるというサービスを利用することに。そして、自宅にピルが到着! 以前体に合わなかったこともあり、ピルにはあまり期待していなかったというOのLさんでしたが……。服用し始めると、これまで悩まされていたPMSと生理痛の症状が改善! そして、経血量も少なくなったのだそう。OのLさんは、自分に合ったピルと出合えたことで、普段の生活での選択肢が増え、より快適に過ごせるようになりました。オンラインで処方してもらえることで、これまでつらい症状を我慢していた人のピルへのハードルが下がるのはうれしいですね。 ※ピル初回処方時は、副作用の有無など確認しなければいけない項目もあり、オンライン診療を導入していても初診での処方ができない場合があります。婦人科の初診では血液検査や内診、超音波エコー等の検査が必要なケースもあるため、初回は対面での診療が必要となる場合もあります。 監修/助産師 REIKO OのLさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター OのLごく普通の会社員。Instagramで日常エッセイを投稿している。
2022年09月04日緊急避妊薬(=アフターピル)は、避妊せずに性交渉した場合や、男性用の避妊具(コンドーム)が破けるなどした場合に、事後で女性が服用する薬です。避妊確率は100%ではありませんし、副作用など女性の体の負担も大きいので、アフターピルは飲まなくて済むように備えることが一番。しかし、望まない妊娠をして中絶手術をすることを考えると……飲まざるを得ないケースもあります。今回ご紹介するのは、里桜さんのケース。大学2年生の里桜さんには付き合って半年の、やさしい彼がいました。ある日、2人で夜を過ごしたあと、彼が「コンドームが破けてる……!」と言い出し、避妊に失敗したことを知ります。朝一番で緊急避妊薬を処方してもらうことができたのですが、副作用の激しい吐き気に苦しんだ里桜さん。また、効果が100%ではないと知り、その後も不安は拭えず……。 アフターピルの効果が100%ではないと知った里桜さんは、アフターピルの服用後も不安でたまりませんでした。そして2週間後、生理がきたのです。ようやくホッと安心できた里桜さんは、彼にも生理がきたことを報告。すると彼もホッとした表情を浮かべ、さらに里桜さんの体を心配してくれました。そして2人は今後このようなことがないようにしようと約束したのです。 避妊の失敗というトラブルが起きましたが、真摯に対応してくれ、ずっと寄り添ってくれていた彼には、改めて感謝をしたという里桜さん。彼とのお付き合いは、その後も続いているそうです。 アフターピルは「排卵を抑制して妊娠しないようにするホルモン剤」なので、いくら72時間以内であっても服用する前に排卵してしまったら、アフターピルで避妊をすることはできません。それどころか、排卵を抑制するホルモンは、排卵後になると子宮内膜が増殖するのを促進し、受精卵を着床しやすくさせてしまうため、服用タイミングによっては妊娠を助長させてしまうのです。そのため、緊急避妊薬とも呼ばれるアフターピルでも100%の避妊はできず、「アフターピルを飲んだから絶対に大丈夫!」とは言い切れないのです。 なお、コンドームによる避妊は、里桜さんたちのようにやぶれてしまうという失敗が起こることがあります。コンドームは性感染症予防には有効と言われていますが、避妊のためには、女性が主体となって避妊できる、ピルの服用や避妊リングとも呼ばれるIUD(子宮内避妊具)の使用のほうが、男性用の避妊具よりも失敗が少なく、避妊効果が高いと言われています。 原案/佐藤里桜作画/小出ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年08月31日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】自宅で、突然の腹痛に襲われたぴおっぷさん。激しい痛みに耐えられず、ぴおっぷさんは床に倒れ込み、次第に呼吸するのも困難に。すると、その姿を見つけた父が「大丈夫か!?」と、慌てて救急車を要請。救急隊員が到着したころには、ぴおっぷさんの症状はかなりラクになっていたものの、検査を受けるため、救急車で近くの病院に運ばれることになりました。 初めての救急車 人生初の救急車に乗ったぴおっぷさん。ストレッチャーに乗せられて自宅から救急車まで運ばれる際、近所の人たちが「何事だ!?」と集まってきてジロジロ見られてしまい、とても恥ずかしかったそうです。 そして、病院に到着。 病院でも、医師に「なんで高校のズボンを履いてるの?」と聞かれて、かなり恥ずかしい思いをしたそうです。でも、急に運ばれたのだから仕方ないですよね。 その後、ぴおっぷさんは子宮の超音波検査を受けたのですが、医師からは「特に異常はないね。貧血ではないです」と説明があったそう。ぴおっぷさん本人は、当てはまる症状があったことから「貧血では?」と思い込んでいたので、予想外の結果にとても驚いたそうです。 監修/助産師REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年08月31日緊急避妊薬(=アフターピル)は、避妊せずに性交渉した場合や、男性用の避妊具(コンドーム)が破けるなどした場合に、事後で女性が服用する薬です。避妊確率は100%ではありませんし、副作用など女性の体の負担も大きいので、アフターピルは飲まなくて済むように備えることが一番。しかし、望まない妊娠をして中絶手術をすることを考えると……飲まざるを得ないケースもあります。今回ご紹介するのは、里桜さんのケース。大学2年生の里桜さんには付き合って半年の、やさしい彼がいました。ある日、2人で夜を過ごしたあと、彼が「コンドームが破けてる……!」と言い出し、避妊に失敗したことを知ります。朝一番で緊急避妊薬を処方してもらうことができたのですが、激しい吐き気に襲われて――。 猛烈な吐き気に何とか耐えた里桜さん。具合がよくなってきましたが、彼の説得で、1時間ほどカフェで休みました。そして、話はアフターピルの支払いの話へ。彼は「コンドームが破れていなかったことに気づかなかったのは自分。だから自分が全額負担する」と言いましたが、「気付かなかったのは自分も同じ。だから自分も払いたい」と里桜さん。結局、1錠1万円ほどするアフターピルの費用は、2人で半額ずつ出すことに。ただ、アフターピルの効果は100%ではありません。そのため、里桜さんの不安はまだまだ続くのでした。 アフターピルの診療は、保険診療でなく自由診療。そのため、病院によって価格が違います。また、時間・曜日によって値段が変わってくることも。ジェネリックもありますが、それでも価格は1万~3万円程度。現在は、婦人科を受診する方法だけでなく、オンライン診療で処方してもらうこともできます。 なお、コンドームによる避妊は、里桜さんたちのようにやぶれてしまうという失敗が起こることがあります。コンドームは性感染症予防には有効と言われていますが、避妊のためには、女性が主体となって避妊できる、ピルの服用や避妊リングとも呼ばれるIUD(子宮内避妊具)の使用のほうが、男性用の避妊具よりも失敗が少なく、避妊効果が高いと言われています。 原案/佐藤里桜作画/小出ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年08月30日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】自宅で昼食を食べたあと、生理痛と消化不良を軽減するため、鎮痛剤と整腸剤を飲もうとしていたぴおっぷさん。しかし、薬を飲む直前におなかに激痛が! そのまま、ぴおっぷさんはその場に倒れ込み、話すことも息をすることもできなくなってしまいました。その姿を見て慌てた父が、急いで救急車を要請。数分後、救急隊員がぴおっぷさんのもとに駆けつけたのですが……。 月経困難症って? 救急隊員が到着したときには、すでに激痛はおさまり、話せる状態まで回復していたぴおっぷさん。 当てはまる症状があったため、勝手に貧血だと思い込んでいたぴおっぷさんは、それを救急隊員に伝えました。しかし、隊員の方からは「うーん、月経困難症だと思いますが……」との返答があったそうです。もしかしたら、月経困難症が原因で、生理中の女性が救急車で運ばれるケースが多いのかもしれませんね。 その後は近くの病院で検査を受けるため、このまま救急車で搬送されることになりました。 監修/助産師REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年08月30日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】昼食を食べたあと、生理痛や消化不良を緩和するために、鎮痛剤と整腸剤を飲もうとしていたぴおっぷさん。すると、突然おなかに激痛が! あまりの痛みにぴおっぷさんはその場に倒れ込んでしまい、目の前が暗くなって呼吸もままならない状態に。駆けつけたお父さんが「どうした!? 大丈夫か!?」と、ぴおっぷさんに呼びかけるのですが……。 人生初の救急車 「お父さんはお酒を飲んじゃったから運転できないんだ! 救急車呼ぶよ!?」。 そう言って、119に電話をするお父さん。 このとき、ぴおっぷさんは激痛によって話すことはできなかったのですが、心の中では「えええええ! 救急車!? お父さん、ちょっと待ってよ!」と考えていたのだとか。 その後、救急車を待っている間のぴおっぷさんの容体はというと……なぜか、時間が経つとともに痛みが消え、救急隊員が到着するころには症状がかなりラクに。 急いできてくれた救急隊員に対して、とても申し訳ない気持ちになったのだそうです。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年08月29日緊急避妊薬(=アフターピル)は、避妊せずに性交渉した場合や、男性用の避妊具(コンドーム)が破けるなどした場合に、事後で女性が服用する薬です。避妊確率は100%ではありませんし、副作用など女性の体の負担も大きいので、アフターピルは飲まなくて済むように備えることが一番。しかし、望まない妊娠をして中絶手術をすることを考えると……飲まざるを得ないケースもあります。今回ご紹介するのは、里桜さんのケース。大学2年生の里桜さんには付き合って半年の、とてもやさしくて気づかいのできる彼がいました。ある日、2人で夜を過ごしたあと、彼が「コンドームが破けてる……!」と言い出し、避妊に失敗したことを知ります。焦った里桜さんは腟を洗ってみたりしたものの、それはすべて効果がないと知り――。 避妊に失敗したらどうすればいいのか――。ネットを検索するうちにたどり着いたのは、アフターピルと呼ばれる緊急避妊薬の存在でした。緊急避妊薬は72時間以内に飲まなければならず、さらに飲むのは早いほうがいいもの。ただ、緊急避妊薬は薬局で買えるものではなく、婦人科に行って処方してもらわなければなりません。 しかし、時刻はすでに23時。近隣の婦人科はどこも閉まっており、すぐにアフターピルを処方してもらえるところは見つかりません。焦って取り乱す里桜さんに、彼は「ちょっと待って! 落ち着こう」と諭します。そして、夜中の受診はあきらめたのです。 なお、コンドームはこのような失敗がないとは言えません。性感染症予防にはコンドームは有効と言われていますが、避妊のためには、女性が主体となって避妊できる、ピルの服用や避妊リングとも呼ばれるIUD(子宮内避妊具)の使用のほうが、男性用の避妊具よりも失敗が少なく、避妊効果が高いと言われています。 原案/佐藤里桜作画/小出ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年08月28日以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。【前回のあらすじ】3年前のある日、昼食にお父さんが買ってきてくれたお弁当を食べたぴおっぷさん。食事後、生理痛と消化不良を解消するため、鎮痛剤と整腸剤を飲もうとしていたところ、突然体に異変を感じーー。 おなかに激痛が!! 突然、おなかに激痛が走ってその場に倒れ込んでしまったぴおっぷさん! お父さんが「お、おい! どうした、ぴおっぷ!?」と呼びかける中、ぴおっぷさんは冷や汗が止まらなくなり、次第に呼吸困難、手の痺れ、めまいなどの症状も出てきてしまいました。 このときのおなかの痛みは、例えるなら「大きくて太い針でおなかを刺されているような感覚」だったそうです。想像しただけでも痛そうですね。 監修/助産師 REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年08月28日【生理痛で倒れた私がピルユーザーになった話 第1話】以前からひどい生理痛やPMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた、ぴおっぷさん。本作は、ぴおっぷさんが低用量ピルの服用を始めるきっかけとなった大事件や、低用量ピルを処方されてから現在までの体験を描いた、エッセイ漫画です。 3年前の衝撃的な事件 今から約3年前のある日、ぴおっぷさんはいつものようにひどい生理痛に襲われていて、食後に鎮痛剤を飲もうとしていました。同時にお通じの調子も悪く、整腸剤も飲もうと考えていたそうです。そんなとき、突然ぴおっぷさんの体に異変が! このときの出来事がきっかけで、ぴおっぷさんは低用量ピルを服用するようになったそうです。 監修/助産師REIKO ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ手書きPOPライター・ぴおっぷ。20代フリーランスの主婦。Instagramとブログでエッセイ漫画を描いています。手書きPOPに関する情報も発信しています。
2022年08月27日42歳のときに生理不順で産婦人科を受診したところ、医師から生理が終わるまでまだ早いからということで、ホルモン補充療法をすすめられました。ホルモン補充治療を受けることは、考えていなかったのでとても驚きました。私が初めて受けたホルモン補充療法について紹介します。★関連記事:まだ40代前半なのに生理が来ない…まさかもう閉経なの?早発閉経って?ホルモン補充療法を受けるまで毎月、決まった周期で来ていた生理が、来る月があったりなかったりに……。そして、月経量も多くなり心配になりました。42歳という年齢もあり、更年期の影響かもしれないと思ったのです。ちょうど健康診断で婦人科を受診した際に、「近いうちに検査をしたほうがいい」と告げられ、健診前から気にしていたことでしたので、数日後に予約を取りました。一時期通っていた別の産婦人科は予約を取るのが大変でしたが、ここはスムーズに予約が取れ、通院しやすい印象を持ちました。そして、初診時に問診で生理や出産に関わることを記入し、診察となりました。とりあえず血液検査をして数日後に結果が出るのを待つことに。そしてその結果は、女性ホルモンが少なくなり始めているため、「早期閉経」になってしまうとのことでした。将来のためにも生理があったほうが良い年齢だからということで、ホルモン補充療法について教わりました。ホルモン補充療法の中でもパッチをおなかに貼るタイプのものをすすめられ、「どうしますか」と聞かれました。なるべく治療をしたほうが良いけれど、がん罹患リスクにもわずかだけど影響があるとのことで、定期的にがん検診を受けることが必須とも言われました。その言葉に少し戸惑いもありましたが、がん罹患率はそれほど高くないとのことなので、治療を受けることにしたのです。ちなみに、医師からは乳がんや子宮がんなどの特定のがん罹患リスクが上がるという説明はありませんでした。毎月通院しなければならず、また定期的にがん検診を受けることが必須。ですがやはり、通いやすい点が治療を受けることに前向きとなった理由でもありました。パッチ式ホルモン補充療法は効果があった検査の結果を聞きに行った日に、早速ホルモン補充療法の薬を処方されました。「メノエイドコンビパッチ」という貼り薬で、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを合わせたものでした。更年期障害の症状を改善する薬ですが、早期閉経として処方されました。下腹部辺りに丸いパッチを貼り3日おきに貼り替えます。1回に10枚分を処方されるので、月に1回受診して薬をもらいに行くといった感じです。貼る場所を毎回変えれば肌への負担も少ないので、無理なく治療ができます。生理不順で生理が遅れていたのですが、貼り始めて1〜2週間後に生理が来ました。ただ、薬を使って生理を来させているからか、どうしてもその効果が強くあるように感じています。私の場合は生理前に強烈な眠気がありました。治療を始めて間もなくは体も慣れていないので、薬の影響を受けやすいようですが、徐々に慣れてくると初めて処方されたときに医師から説明があったことを思い出し、生理前の昼間に眠たいと感じたときは、無理して家事や仕事をするのではなく、30分でも休めるように調整することにしました。そうすることで罪悪感も減り、結果として家事や仕事もはかどるようになりました。なかなか通院できず起きた体調の変化最初に薬を処方されて3カ月ほどは通院したのですが、4カ月目以降からコロナ禍で少し通院を控えていました。半年ほどさぼっていたら、生理がまた不順となり、さらには精神的にも不安定になってきました。「これではまずい」と思い、急いで婦人科を予約して受診。そして、精神的に不安定となることがあると伝えると、「薬を貼ってなかったからかな?」「貼るとまた落ち着くと思うよ。あと、運動してね」と言われました。薬の効果は大きく、生理はもちろん精神的にも良い影響があったことに、自分でも驚いています。勝手にやめてはいけないと反省し、しっかりと治療を続けようと思いました。まとめホルモン補充療法は、おなかにパッチを貼るだけのとても簡単な方法ですが、きちんと生理不順を改善できたので、しばらく続けようと思っています。また、さぼっていたときに精神的な面にも影響がありましたが、再び貼り始めてからはそれも改善してきたので、こちらの効果もこれからも期待しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。イラスト/サトウユカ著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2022年08月24日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「ピルのオンライン処方サービス」。人目や時間を気にせずにピルが手に入る画期的なシステムについて、今回は深掘り!女性にメリットの多いピルを手軽に。生理の諸症状や肌荒れの改善など、女性にとってメリットの多いピル。しかしまだまだ避妊目的の薬というイメージが強く、人目が気になり使用に抵抗があるという人も多いのでは?また婦人科に定期的に通えず、続かなかったという服用経験者も少なくないはず。そんな人にオススメなのが、最近話題のピルのオンライン処方サービス。累計80万人が利用する「スマルナ」の立ち上げメンバーの方に処方までのシステムや安全性など、気になることを伺いました。Q、オンライン診察でピルを処方できると知っていますか?知っている…58%、知らなかった…42%半数以上がオンラインでのピル処方を「知っている」と回答。ピルを服用した経験がないという人にも、利用できるサービスが増えたことで、認知が広がっているよう。Q、ピルのオンライン処方を利用してみたいと思いますか?積極的に利用したい…6%、機会があれば利用したい…47%、あまり利用したくない…22%、利用に抵抗がある…25%半数以上がピルのオンライン処方サービスを「利用したい」と回答した一方で、「あまり利用したくない」「抵抗がある」という人も半数近くいるという結果に。Q、利用したいとお答えの方に質問です。その理由を教えてください。1位:婦人科に行くよりも気軽2位:時間がないから3位:人目が気にならないからピル服用未経験者の多くが、「婦人科や人目への抵抗はあるけれど、ピルに興味がある」と回答。服用経験者は、煩わしさを軽減できることにメリットを感じている様子。Q、利用に抵抗があるとお答えの方に質問です。その理由を教えてください。1位:ピル服用の経験がないから2位:オンライン診察は不安3位:システムが難しそうだから「抵抗がある」と答えた人のほとんどが、ピル自体にネガティブなイメージを持っていることが判明。システムや診察の方法などに不安を感じる人もまだまだ多い。わたなべ麻衣さんはどうしてる?私も以前、生理痛緩和のためにピルを服用していたのですが、クリニックに定期的に行くのが面倒になってしまい続きませんでした。ピルをオンラインで処方してもらえるというのを知らなかったのですが、画面越しできちんと診てもらえるのか…そういった不安を解消できるサービスがあれば積極的に利用してみたいと思いました。わたなべ・まい1989年9月23日生まれ、広島県出身。2019年にタレントのJOYさんと結婚、翌年10月に女の子を出産した。ワンピース¥15,400(ガールズソサエティ)パーカ¥7,990(ギャップ新宿フラッグス店 TEL:03・5360・7800)イヤリング¥27,500リング¥93,500(共にエナソルーナ)おすすめ解決サービスはコレ!ネクイノ スマルナ国内最大級の婦人科特化型オンライン診察プラットフォーム。スマホアプリからオンラインで医師の診察を受けた後、ピルを自宅や職場に配送してくれる。生理やPMSの諸症状を緩和する低用量ピル、生理日を移動する中用量ピルの他にも、避妊ができなかった場合に妊娠の回避が期待できるアフターピルの処方も可能。アプリ内には、ピルの服用や生理、避妊などについて薬剤師や助産師に無料で相談できる「スマルナ医療相談室」も。アプリの利用は無料。ピルは1か月分2380円~(配送料込み)で、ピルの種類などにより異なる。別途診察代1500円がかかる。保険適用外・自由診療。オンラインピル処方サービス「スマルナ」の、ピルが届くまでの5 STEPSTEP1:会員登録・本人確認アプリをダウンロードし、メールアドレスとパスワードを入力して登録。また、運転免許証や健康保険証など本人確認書類をアップ。STEP2:問診アプリ上の問診票に入力。これをもとに医師が診察を行うため、症状や病歴など正確に入力しよう。ピル外来の問診は30問程度。STEP3:医師の選択診療を行うのは、医療機関に所属する医師。表示される顔写真や勤務先等のプロフィールを参考に診察を希望する医師を選択する。STEP4:診察次のステップは医師とのやり取りの方法を選んで、オンラインの「診察室」へ。医師が診察室に入ると診察がスタートします。【CHECK!】まずはチャットで生理やピルの相談。返信があると通知されるので、待ち続ける必要なし。※医師の判断で診察方法、お薬の処方の可否、およびお薬の処方日数は変わります。STEP5:決済・発送支払いはクレジットカードかNP 後払い。ピルは決済完了後、最短で翌日届き(一部地域を除く)、ネコポスで直接ポスト投函される。自宅でピルの処方が可能。オンライン診察で婦人科をもっと身近に!避妊のためだけではなく、生理やPMSのつらい症状を和らげるのにも役立つピル。ただ、ピルの処方には医師の診察が必要なので「婦人科に抵抗がある」「婦人科に行く時間がない」と嘆いている人もいるのでは。そんな人こそ試したいのが「スマルナ」。スマホアプリでピルの相談、医師の診察、処方まで行える画期的なサービスだ。サービスが生まれた背景について、立ち上げメンバーの一人である樫原理映子さんが語る。「実は、私自身もスマルナに携わるまでピルを服用したことがなかったんです。でも、当社のピルを服用している20代前半の後輩から『ピルには避妊以外にもメリットがあることをみんなに知ってほしい』と聞いて興味を持ちました。それを機に、女性が生理や性の悩みに振り回されず、自分らしい人生を歩めるようサポートできるサービスを立ち上げようと考えたんです」2018年6月にサービスを開始し、アプリの累計ダウンロード数は現在80万を突破。アプリから個人情報や問診票を入力。診察を希望する医師を選び、テキストチャットもしくはビデオチャットで診察を受けた後、ピルが自宅や職場に配送される。「周囲の目が気になったり、生理の症状などを相談するのにクリニックに通うのは抵抗があるなど、婦人科に対する心理的なハードルがある人も多いと思います。また、近くにクリニックがなかったり、待ち時間が長くて仕事の合間に行くのが難しいといった物理的な課題もある。オンライン診療ならば、その両方のハードルをクリアできると考えてサービスを始めました」時間や場所を問わず気軽に医師の診察を受けられるスマルナ。これまで婦人科に通ってピル処方を受けていたユーザーから「時間がなくて病院に行けない時に便利」といった口コミが広がった。また「いつでも相談できるから安心して服用を始められそう」とピル服用未経験者の利用も増加。現在、新規ユーザーの6割は服用未経験者だ。服用未経験者でも安心して利用できる理由の一つがアプリ内の「スマルナ医療相談室」。ここではピルの服用方法、生理に関する悩みなどの相談を薬剤師や助産師が無料で受けつけている。「医師の診察を受ける前に、気になることをこの相談室に問い合わせることも可能。ここで不安を解消して診察にのぞんでいただければと思っています」初めてピルをのむ人の中には副作用が心配だという人もいるだろう。スマルナでは服用後のケアにも力を入れている。「副作用が出た場合、まずはスマルナ医療相談室で、医師の診察が必要かどうか相談できます。その結果、医師のオンライン診察に進んだ場合は、居住地域に応じて提携のクリニックを紹介することも可能です」年間を通して決まった日にピルを届ける定期便プランもあり、服用に慣れたらこういったプランを活用すれば、より便利だ。「『ココロとカラダが健康で、ワタシらしい人生を選べる世の中を作る』。これが私たちが伝えたい想い。スマルナによって婦人科が身近な存在になり、女性がより自分らしく過ごせるきっかけになればと願ってます」樫原理映子さんウィメンズヘルス推進本部 本部長※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・北尾 渉(わたなべさん)スタイリスト・石川美久ヘア&メイク・YUZUKOイラスト・REDFISH取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2022年08月22日緊急避妊薬(=アフターピル)は、避妊せずに性交渉した場合や、男性用の避妊具(コンドーム)が破けるなどした場合に、事後で女性が服用する薬です。避妊確率は100%ではありませんし、副作用など女性の体の負担も大きいので、アフターピルは飲まなくて済むように備えることが一番。しかし、望まない妊娠をして中絶手術をすることを考えると……飲まざるを得ないケースもあります。今回ご紹介するのは、あこさんのケースです。大学生で初めて彼ができたあこさんは、彼の家で初体験をすることに。お互い初めてだった2人は、コンドームがはずれていたことがわかってパニックに! 結局、コンドームはあこさんの中にあったのですが、彼は見つかったことで安心し、「あとは洗えば大丈夫でしょ」と楽観的。あこさんは、緊急避妊薬(アフターピル)をもらおうと受診した婦人科では「ちゃんとしなくちゃ」と医師に叱られ、くやしくなり――。 婦人科で処方してもらった緊急避妊薬を飲んだあこさんですが、たとえ緊急避妊薬を飲んだとしても、タイミングによっては妊娠してしまう可能性があることも婦人科で知りました。そのため、婦人科受診後も妊娠してしまうのではという不安は消えず……。緊張と不安でいっぱいだったあこさんは、あこさんを心配してくれる親友のやさしい言葉に、思わず涙があふれたのでした。 アフターピルは「排卵を抑制して妊娠しないようにするホルモン剤」なので、いくら72時間以内であっても、服用する前に排卵してしまったら、アフターピルで避妊することはできません。それどころか、排卵を抑制するホルモンは、排卵後になると、子宮内膜が増殖するのを促進し、受精卵を着床しやすくする効果があるのです。そのため、緊急避妊薬とも呼ばれるアフターピルでも100%の避妊はできませんし、「アフターピルを飲んだから絶対に大丈夫!」とは言い切れないのです。 なお、コンドームは失敗がないとは言えない避妊法です。コンドームは性感染症予防には有効と言われています。しかし、望まない妊娠を確実に避けるなら、女性が主体となって避妊できる、ピルの服用や避妊リングとも呼ばれるIUD(子宮内避妊具)の使用のほうが、男性用の避妊具よりも失敗が少なく、避妊効果が高いと言われています。 原案/松丸あこ作画/小出ちゃこ監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年08月03日イライラしたり、気分が落ち込んだり、不安になったり…、生理前になると出る辛い症状に悩んでいたけど、数年前それは「月経前不快気分障害(PMDD)」であることが判明。症状が出てしまうと、ポンコツになってしまう、私の日常をご紹介します。私はこの状態になっちゃうと、挙動がおかしくなるというか、目の焦点が定まらないというか、ずっと目が泳ぎ続けているというか…。どんな感じかっていうのを自分で伝えるのってなかなか難しいのですが。呼吸も乱れます。油断しすぎたり意識し過ぎると過呼吸になったりするので、気をつけなきゃいけません。夫は私に気を遣って「あとは俺がやるから何もしなくていい。座ったり横になったりしたらいい」と言ってくれたけど、その時の私にはその言葉が逆効果で、まるで役立たずのレッテルを貼られているように感じちゃって…。今回は「いつもできてることができないのが悲しいから私がやりたい」ってきちんと気持ちが言えてるけど、これはかなり珍しいです。いつもだったらひたすら駄々をこねて「ヤダヤダ!」って言ってると思います(苦笑)。「思考力の低下」で、正しい判断ができずに無理をしようとしてしまうのです。月経前不快気分障害(PMDD)とは、月経前症候群(PMS)の中でも特に精神症状が強いために、日常生活に大きな支障をきたすほどの状態を指します。出典: Medical Note この記事はあくまで筆者の体験談です。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。次回に続く「PMDDの症状でポンコツ化した私」(全4話)は12時更新!
2022年07月13日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「正しいピルの知識」。ピルを服用しているというフェムケア委員会の中元日芽香さん。ピルの正しい知識を産婦人科医の宋美玄さんに教えてもらいました。実は間違いだらけ!?知っておきたいピルの基礎知識。1、ピルのメリットは?女性ホルモンの分泌を抑えることで、経血量や生理痛の軽減、生理不順の改善などに役立つ。PMSの諸症状を緩和し、ニキビなどの肌荒れを改善する効果も。また、排卵を抑制するため、高い避妊効果がある。2、ピルの副作用って?のみ始めは、頭痛や吐き気、不正出血などが起きることも。1週間~10日ほどでおさまることが多い。しかし、ごくまれに血栓症になることが…。胸が苦しいなど、血栓症が疑われる症状が出たらすぐに病院へ。3、ピルの正しいのみ方は?基本的に、1日1錠、同じ時間に毎日服用する。のみ忘れてしまったら、気づいた段階ですぐ前日分をのみ、その後、いつも通りの時間に当日分をのむ。服用時間に、前日ののみ忘れに気づいた場合は、一度に2錠のんでもOK。私たちの体をサポートする、これからのピルの取り入れ方。宋美玄:前回はPMSについてお話ししましたが、PMSを和らげる強い味方になるのがピルです。中元日芽香:どういった仕組みでPMSに効くのでしょうか。宋:ピルには女性ホルモンが含まれているので、血液中のホルモン濃度を高めることで、脳が「ホルモンが足りている」と判断し、卵巣にホルモン分泌の指令を出さなくなるんです。ホルモンの変動が抑えられるので、PMSをはじめ生理痛、月経過多、肌荒れや、子宮内膜症の改善にも役立ちます。中元:私もピルをのんでいます。排卵の時期に腹痛に襲われて婦人科を受診したところ、ピルで改善できる可能性があると聞き、低用量ピルをのみ始めました。宋:不調は改善されましたか?中元:QOLがかなり上がりました。痛みがなくなっただけでなく、経血量も減り、気分の浮き沈みも穏やかになりました。でも、ピルの副作用が心配で踏み出せないという方も多いですよね。宋:ピルの副作用は、“うっとうしい副作用”と、“怖い副作用”に分けられます。前者で代表的なのがのみ始めの頃に頭痛や吐き気、むくみ、不正出血などの症状が現れること。たいてい1週間~10日ほどでおさまるので、まずは様子を見てください。ある程度のみ続けないと、効果が表れているかなかなか判断ができないですから。中元:“怖い副作用”とは?宋:ごくまれに、ピルが血栓症を引き起こすことがあります。手足のしびれや、胸が苦しいといった血栓症が疑われる症状が出たら即、病院を受診してください。自分や血縁者に血栓症の病歴があったり、肥満気味の人や喫煙者、40代以降の人は注意が必要です。中元:私、たまにのみ忘れてしまうことがあるんですが…。宋:基本的には1日1錠、同じ時間に毎日服用します。知らない人も多いですが、のみ忘れたら、気づいた段階ですぐに昨日の分をのんで、その後、いつも通りの時間に当日分をのめば大丈夫です。中元:お金がかかると躊躇する方も多いのではないでしょうか。宋:避妊目的や、旅行と重なるから生理日をずらしたいといったような理由だと保険がきかないのですが、生理痛やPMSなどの症状を緩和するために用いるのであれば、保険適用のピルも使えます。ジェネリックタイプだと月500~600円のものもあるので、ぜひ相談をしてみてください。中元:知りませんでした。いろいろな種類のピルがあるんですね。宋:現在、主流なのはエストロゲンの含有量が少ない低用量ピルや、さらに少ない超低用量ピル。低用量や超低用量タイプだと3~4か月間、生理が来なくなることが多いです。またエストロゲンを含まないタイプのピルだと、のんでいる間は生理が止まります。不正出血を抑えるもの、ニキビに効果的なもの、PMSに効くものなどさまざまなので、自分の症状や予算の希望を伝えてみましょう。処方には医師の診察が必要ですが、保険適用なら、通常は3か月分まとめて処方してもらえますよ。中元:ピルをのむことで、将来妊娠を望んだときに影響は?宋:「生理が毎月来るのが健康な体」というイメージが強いせいで、ピルによって排卵や生理を止めることに抵抗がある人は多いかもしれません。でも、生理の回数を重ねれば重ねるほど、子宮内膜症になるリスクが高まり、それが不妊症や卵巣がんの原因になることも。だから、ピルをのんで子宮や卵巣を省エネ状態にするのは、体にとって理想的なんですよ。今を快適に生きることが、将来望んだときに妊娠の可能性を上げたり、がんのリスクを下げることにもつながるというわけです。中元:生理や女性ホルモンは振り回されるものではなく、自分でコントロールできるものなんですよね。今後も毎日を快適に過ごすために、最適な方法を探し続けていきたいなって改めて思いました。Q、ピルを服用したことがありますか?現在、服用している…10%、以前、服用していた…35%、ない…55%半数以上が、服用の経験がないと回答。さらに一度は試してみたものの副作用や面倒くささから服用をやめてしまったという人も意外に多いことが判明。Q、ピルをのんだことがない人に質問。ピルに対するイメージを教えてください。(複数回答)避妊のためのもの…94%、生理の諸症状が改善できる…65%、副作用がある…29%、何となく怖い…12%、値段が高い…6%ピル=生理の諸症状を改善するものというよりも、避妊のためというイメージが強いよう。副作用などネガティブなイメージを持つ人も多いことが明らかに。Q、ピルをのんでいる人に質問。ピルの満足度を教えてください。とても満足している…65%、満足している…35%「満足していない」と答えた人は、なんとゼロ。ピルは正しい知識で服用すれば、満足度は非常に高く、生理の諸症状から解放されたと答えた人がほとんど。Q、ピルの服用をやめたという人に質問。理由を教えてください。1位:頭痛や吐き気2位:面倒で続かなかった3位:妊活のため4位:症状が改善したためのみ始めの頭痛や吐き気などの副作用により、続かなかったという人が半数以上。すぐに諦めず、婦人科の先生に相談しましょう。そん・みひょん産婦人科医。丸の内の森レディースクリニック院長。累計100万部のベストセラー『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』など著書多数。2児の母。なかもと・ひめか1996年4月13日生まれ、広島県出身。乃木坂46メンバーとしてデビュー。グループ卒業後の現在は、心理カウンセラーとして活動している。ワンピース¥19,250(A VIEW FROM HERE/ローカルメゾン TEL:092・260・7277)イヤリング¥3,740(ミミサンジュウサン/サンポークリエイト TEL:082・248・6226)ブレスレット¥2,090(アネモネ/サンポークリエイト)※『anan』2022年7月13日号より。写真・水野昭子スタイリスト・岡安幸代(中元さん)ヘア&メイク・川嵜 瞳(中元さん)イラスト・REDFISH取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2022年07月10日