教育情報化サービスを提供する株式会社ハイパーブレイン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:馬渕 雅宣、以下「当社」)は、市町村の教育委員会に向け、教育現場の状況や教員の働き方改革の進捗などを即時把握できるダッシュボードシステム「See+board」(シーボード)の提供を2025年4月1日に開始しました。製品ページ: See+boardで、教育委員会と学校がデータで繋がる■提供の背景GIGAスクール構想の開始以降、授業や校務におけるデジタル活用が進んでいます。教育委員会が客観的かつ迅速に学校支援を進めるにあたり、各校に散在するデータを統合的に参照可能なデータ連携基盤の実現が期待されています。当社は教育の情報化を支援してきた25年以上のノウハウを基に、ヘルプデスクやICT支援員による現地サポートなどを提供してきました。その中で蓄積・集約されるデータをまとめ、教育委員会に必要な情報を抽出・集約してダッシュボードとして表示するものがSee+boardです。■See+boardでできることSee+boardは、当社が学校現場に提供していたICT支援ツールを教育委員会向けに再構成したものです。当社が提供するAIチャットボット「EQ.bot」、授業事例の相互共有サービス「SmileHub」、教育情報特化データベースシステム「d+tas」の活用データや、天候などの外部情報をまとめて表示します。「いま、管轄地域の学校群で何が起きているのか」を教育委員会の執務室からひと目で把握でき、成果の可視化や素早い意思決定が可能になります。例1. 教員の働き方改革の成果を可視化保護者からの問い合わせ対応を自動化するAIチャットボットの稼働履歴から、これまで教員が対応していた数や時間帯、それらを自動化したことによる働き方改革の成果を可視化できます。例2. 現場の異変を俯瞰的に把握保護者や教員、ICT支援員などからの問い合わせ情報から教育現場の状況を把握。ワードクラウド機能で異変を察知し、現場からの報告を待たずに対応の検討に入れます。例3. 効率的な授業研究を支援他校の指導案や教材、授業事例などを共有することで、授業研究を効率化。教員が子どもたちと向き合う時間を増やし、教育の質向上を促します。ひと目で現場の状況を把握(イメージ)■今後の展開あらゆる学校データを教育行政向けに可視化するインターフェースの実現に向け、他社製品の情報を取り込める柔軟なAPIを搭載予定。当社システムの導入実績をお持ちの自治体様から利用を開始し、3年で100機関での導入を目指します。また、当社は子どもたちの生成AIリテラシー向上に寄与し、教育現場で安心・安全に利用できる生成AIサービス「AI+brain」(アイブレイン)も同日リリースいたしました。今後も当社のプロダクトやヘルプデスク、ICT支援員等で、全国の自治体や学校の情報化を支援してまいります。【会社概要】株式会社ハイパーブレイン所在地 : 愛知県名古屋市中区新栄2-16-25設立 : 1999年4月2日代表者 : 馬渕 雅宣事業内容: 教育の情報化に関わる全てをご支援いたします。・教育情報化コンサルティング・ヘルプデスク、ICT支援員、校務支援、保守構築・製品開発、販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月09日教育情報化サービスを提供する株式会社ハイパーブレイン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:馬渕 雅宣、以下「当社」)は、2025年4月より全国の教育機関に向け、教育用生成AIサービス『AI+brain(アイブレイン)』の提供を開始しました。本サービスは子どもたちの生成AIリテラシー向上に貢献し、教育現場での安心・安全な生成AI活用を促進します。また、直感的な操作で子どもたちの発達段階に応じた回答を生成でき、個別最適な学びにも寄与します。教育用生成AI『AI+brain』製品ページ: ■サービス提供の背景これからの社会では、生成AIを活用する能力(生成AIリテラシー)が不可欠となり、その習得は日本のDX人材育成にも大きく貢献します。近年、教育分野においても生成 AIが子どもたち一人ひとりの学びを深め、個別学習を支援する役割が注目されていますが、安心・安全な活用を進めるには、仕組みや適切なプロンプト入力の指導が課題です。『AI+brain』は、当社が25年以上にわたり教育の情報化を支援してきたノウハウを基に開発されたサービスで、子どもたちの生成AIリテラシーを育みつつ、シンプルな入力で個に応じた学習支援を実現します。■『AI+brain』の主な特徴1.生成AIを学べるラーニング機能ファクトチェック、ハルシネーション、著作権など生成AIに関する知識を習得できる機能も備え、子どもたちのリテラシー向上に繋がります。2.直感的な操作性学年・性別・利用目的を選択し、質問を入力するだけ。複雑なプロンプト入力は不要です。3.学習段階・利用目的に合った回答小学校低学年から中学生まで、学習内容や興味関心の違いを考慮し、発達段階に応じた理解しやすい言葉遣いで回答を提供します。高校生・大学生にも対応しています。また、ひらがなのみの回答や読み仮名をつけることも簡単な選択で可能です。4.安心・安全な設計不適切なキーワードを自動でフィルタリングするため、教育現場で安心して利用できます。「学びのデータは学習者本人のもの」という考えの基で設計しており、ユーザー入力データの取り扱いには細心の注意を払っています。システム画面イメージ学習段階に合った回答■期待される効果<個別最適な学びの促進>シンプルな操作入力で最適回答を生成するAIを活用することで、子どもたちが自主的に学びを深めることができます。フィルタリング機能も備わっており、安心して使用できます。<未来のDX人材育成>生成AI自体を学びつつ活用する経験により、自然と生成AIリテラシーを醸成できます。情報活用能力や問題発見・解決能力が培われ、DXに対応できる人材育成に繋がります。<教師の業務効率化、保護者の安心>教師が校務や授業準備に活用し、業務効率化を図ることができます。また、家庭でも信頼できる学習補助ツールとして活用できます。■今後の展望子どもたちの質問履歴を閲覧・分析できる管理機能を実装予定。教師の適切な指導監督の下で生成AIを利活用する環境基盤と、収集データをより個別化された学習活動に活用できる仕組みを整えます。なお、データ収集は「学びのデータは学習者本人のもの」という考えに則り慎重に実施します。また、『AI+brain』への質問を一般的な生成AI向けに変換したプロンプトを参照できる機能を搭載することで、学びの目的に適した生成AIサービスを選択・活用する応用力を育成します。【会社概要】株式会社ハイパーブレイン所在地 : 愛知県名古屋市中区新栄2-16-25設立 : 1999年4月2日代表者 : 馬渕 雅宣事業内容: 教育の情報化に関わる全てをご支援いたします。・教育情報化コンサルティング・ヘルプデスク、ICT支援員、校務支援、保守構築・製品開発、販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月09日宇宙をテーマにした教育・体験型コンテンツを手がける株式会社うちゅう(本社:東京都、代表取締役 共同創業者 CCO兼iCEO:大谷 浩輝)はこのたび、惑星科学者VTuberとして活動する星見まどか氏が、当社のクリエイティブパートナーに就任したことをお知らせいたします。星見まどか氏は、科学的知見に基づく解説と親しみやすい語り口で人気を集めるVTuberです。これまでにも当社とのコラボレーションを通じて、宇宙の魅力を多くの人々に届けてまいりました。今回のパートナーシップでは、教育・エンターテインメント両面において、より一層の連携を図り、宇宙を身近に感じられる社会の実現を共に目指します。星見まどか クリエイティブパートナー就任【背景:協働から共創へ】これまで株式会社うちゅうと星見まどか氏は、以下のような取り組みを行ってまいりました。・全国うちゅうキャラバン(全国15施設の三井ショッピングパーク ららぽーと/三井アウトレットパークにて開催)にて、「月面生存ミッション」のナビゲーターとして動画出演 ・月に関する展示解説パネルの制作協力・宇宙教育イベントへの連携参加・沿線まるごと株式会社さまと連携し、奥多摩地域における星空ツーリズムのコンテンツ制作協力 ・経済産業省「未来の教室」実証事業において『探究 & 産業融合型コミュニティー“コウセン” = Co-1000』運営をサポート こうした協働実績をふまえ、今後はより包括的なパートナーシップのもと、イベントの共同企画やコンテンツ制作などを通じて、持続的な価値創出に取り組んでまいります。【星見まどか氏 プロフィール】宇宙分野を専門とする個人VTuberとして2021年9月より活動開始。大学・大学院では惑星科学を専攻し、科学的知見に基づいた宇宙解説を軸に、YouTubeやイベントを通じて発信を続けている。星見まどか主な活動実績:・国立天文台三鷹キャンパス特別公開「三鷹・星と宇宙の日」動画出演(2022年~2024年)・平塚市博物館コラボプラネタリウム番組制作・投影・2025年4月より国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 特別客員研究員に就任YouTubeでは宇宙ニュースや星空案内、専門家との対談企画など、多彩なコンテンツを通じて宇宙への興味を育む活動を展開している。YouTubeチャンネル: X(旧Twitter): 【今後の展望】今後、株式会社うちゅうと星見まどか氏は、科学教育コンテンツの共同開発、オンライン/オフラインイベントの企画、映像・ビジュアル表現を活かしたコンテンツ制作など、多方面での連携を予定しています。宇宙を「遠いもの」から「わたしたちの日常にあるもの」へと変えていくその一歩を、科学とエンタメの橋渡し役である星見まどか氏と共に、株式会社うちゅうは歩み続けてまいります。【コメント】株式会社うちゅう 代表取締役 共同創業者 CCO兼iCEO 宇宙星太郎これまでのコラボレーションを通じて、星見まどか氏とは多くの学びと発見を共にしてきました。教育や体験コンテンツをつくる上で、「クリエイティブ」の力は非常に大きく、特に宇宙のようなスケールの大きなテーマでは、想像力を刺激する表現が不可欠です。このたびの就任を通じて、星見まどか氏と一緒に、より多くの方が「宇宙っておもしろい」と感じられる体験を創出し、宇宙教育の可能性をさらに広げていけることを楽しみにしています。惑星科学者VTuber 星見まどか氏宇宙の魅力、貴方にお届けいたします。惑星科学者VTuberの星見まどかです。このたび、株式会社うちゅうのクリエイティブパートナーに就任したことをとても嬉しく思います。これまで一緒に取り組んできた企画やイベントを通して、誰かと力を合わせることで、ひとりではできなかったことにも挑戦でき、より多くの方に届けられるということを実感してきました。自身の活動に加え、これからは株式会社うちゅうとの連携も通じて、宇宙をもっと身近に、もっと楽しく発信していけるよう、全力を尽くしていきます!星見まどか ロゴ【株式会社うちゅうについて】株式会社うちゅうは、「宇宙×教育×エンタメ」を軸に、企業および個人向けに多様な企画立案・運営を行っています。事業内容としては、商業施設や宿泊施設、学校でのイベント・ワークショップ運営から始まり、教育旅行や教材開発を通じて、宇宙に関する認知から理解へと一貫して導くプログラムを提供しています。このように、宇宙産業への関心を高める活動から、具体的な教育コンテンツの開発・実施に至るまで、宇宙教育全般を支援しています。これらの事業を通じて、株式会社うちゅうは宇宙産業の拡大と人材育成の重要性を認識し、宇宙を目指す人材が業界に入れるような環境作りに貢献しています。HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月02日よみうりランド「グッジョバ!!」で、中身が同じ「リポビタンJELLY」を試飲体験して宇宙気分を味わおう!2025年3月15日、大西宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に旅立ちました。宇宙飛行士は、遠く離れた宇宙で半年にもおよぶ長期滞在で、非常に大変な日々を過ごします。そこで、宇宙日本食認証食品がその活動の支えになります。この大西ミッションに搭載される宇宙日本食認証食品の1つとして、当社の「リポビタンJELLY FOR SPACE」[飲料]が選ばれました。「リポビタンJELLY FOR SPACE」は、2021年に宇宙日本食認証を取得し、翌年の若田ミッションでISS搭載品に選ばれて以来、今回で3回連続になります。また、当社は、宇宙開発に携わる人々を応援するプロジェクト「リポD SPACE PROJECT」を立ち上げており、その活動の一環として、よみうりランド「グッジョバ!!」エリアに「SPACE factory」をオープンしております。3月26日より4月6日まで「SPACE factory」内にある、錠剤に見立てたラムネ菓子づくりのワークショップ「リポビタンラボ」体験者、毎日先着200名様に宇宙日本食認証食品「リポビタンJELLY FOR SPACE」と中身が全く同じ「リポビタンJELLY」[清涼飲料水 ゼリー飲料]を配付します。5~14才のお子さまには、リポビタンDキッズ[指定医薬部外品]を配付します。ぜひ、この機会に「SPACE factory」のアトラクションと宇宙日本食認証食品と中身が同じ「リポビタンJELLY」をご利用いただき、宇宙に行ったような気分を味わってください。■配布期間2025年3月26日(木)~4月6日(日)(期間中毎日先着200名様)■配付場所よみうりランド「グッジョバ!! SPACE factory リポビタンラボ」250326ニュースレターよみうりランドグッジョバ企画.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年03月26日「宇宙が好き!」「宇宙飛行士になりたい!」そんな言葉をお子さんから聞いたとき、あなたはどう感じますか?「素敵な夢だけど、宇宙で働くなんて難しそう……」「一部の特別な人しかなれないんだから」「もっと現実的な夢を見つけたほうが…」そう思ってしまうのは自然なこと。でも、ちょっと待ってください。じつは、宇宙での仕事は思ったより近い未来の「普通の選択肢」になるかもしれません。10年後、20年後。あなたのお子さんが大人になる頃には——朝起きて火星の基地でオンラインミーティングに参加し、月面ホテルの予約状況を確認し、宇宙エレベーターで地球と宇宙ステーションを行き来する……そんな日常が、特別なことではなくなる可能性があります。宇宙のお仕事は宇宙飛行士だけではありません。子どもの「宇宙が好き!」という気持ちを大切に、一緒に未来の宇宙のお仕事を見てみませんか。どんなワクワクするお仕事があるでしょうか?ぜひお子さんと一緒に読んでくださいね。※本稿は、林公代氏の 『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。宇宙のおしごと診断チャートまずは、君に合うおしごとはなにかな?しつもんに答えてみよう!君のタイプはどれだった?A. 宇宙飛行士タイプどんな状況でも楽しむ心と、仲間となにかをやりとげるチームワークの精神をもつ君!ぴったりなのは…宇宙飛行士、フライトディレクタ。B. 宇宙社長タイプ新しいアイデアで世界を変える力と唯一無二のリーダーシップをもっている君!ぴったりなのは…宇宙社長。C. 研究者・エンジニアタイプ真実を追い求める探究心とむずかしい問題を乗りこえる力をもっている君!ぴったりなのは…天文学者、ロケットエンジニア、火星生物学者など。Dスペースロイヤー(宇宙弁護士)タイプこまっている人やがんばっている人の力になりたいやさしい心と正義感をもった君!ぴったりなのは…スペースロイヤー、フライトサージャン、スペースデブリハンター、宇宙天気予報士など。E宇宙食シェフタイプみんなを笑顔にする力やばつぐんの表現センスをもった君!ぴったりなのは…宇宙食シェフ、プラネタリアン、宇宙建築家、宇宙アイドルなど。自分の得意を知れば未来が楽しみになるね!こたえはひとつの例なので、こだわりすぎず、しごとを考えるきっかけにしてね。夢が広がる宇宙のおしごとは50種類以上!では、どんな宇宙のおしごとがあるか見てみよう!A. 宇宙で働く人類代表!「宇宙飛行士」人類がいままで行ったことのない宇宙に行き、しごとをするのが宇宙飛行士です。最初に宇宙に行った宇宙飛行士は、ソビエト連邦(いまのロシア)のユーリ・ガガーリンでした。1961年、地球のまわりを1周して「地球は青かった」という名言を残しています。現在の宇宙飛行士のおもな活躍の場は、地球のまわりをまわる国際宇宙ステーション(ISS)です。世界の宇宙飛行士が協力して、長く生活しながらさまざまなしごとをしています。地球の生活に役立つような実験や研究を行ったり、より遠い宇宙に行くために新しい装置の試験をしたり、宇宙船の外に出る船外活動で、建設や修理の作業を行ったりします。B. 宇宙ビジネスで世界を変える!「宇宙社長」「たくさんの人が宇宙を旅行できるようにしたい」「宇宙の技術で環境問題を解決したい」と思ったらどうしたらよいでしょう?これまで宇宙のしごとをするには、JAXAなど国の機関に入るのが一般的だと思われていました。でもいまは、会社をつくるという手段があります。会社が中心となって進める宇宙開発を「宇宙ビジネス」とよびます。たとえばアメリカの「スペースX」という会社は、ひんぱんにロケットを打ち上げることに成功しています。それまで打ち上げ後は海に落下し捨てていたロケットの1段目を地上に着陸させ、何度も使えるようにすることなどでロケットの値段を下げました。C. 望遠鏡で宇宙のなぞに迫る「観測天文学者」宇宙はなぞがいっぱいです。宇宙のなかで人間がわかっている物質はたった4%。たくさんある宇宙のなぞをとくのが天文学者のしごとです。天文学者のなかでも、「観測天文学者」は天体望遠鏡を使って観測することで、宇宙の理解を深めていきます。さまざまな望遠鏡を使うと、宇宙のことなるすがたが見えてきます。たとえば光や赤外線の望遠鏡は宇宙のはて近くの生まれたての星や銀河、未知の惑星などを、電波望遠鏡はブラックホールのようにはげしく活動している天体や、星が生まれる前の「星の卵」のような天体を見せてくれます。D. 宇宙開発のルールをつくる「スペースロイヤー」宇宙ビジネス分野で活躍する弁護士、それがスペースロイヤーです。たとえば人工衛星をロケットで打ち上げたい企業と、ロケット会社とのあいだでむすぶ契約書をつくったり、人工衛星がこわれてしまったときのもめごとを解決したり、さまざまな交渉をサポートしたりします。宇宙ビジネスは新しい分野なので、前例のないことが起こります。スペースロイヤーは国や企業と協力しながら、ルールづくりを進めることもあります。たとえば、安全な宇宙船をつくりさえすれば、だれでも宇宙旅行に行けるようになるのでしょうか?答えはNOです。技術と同じくらい法律が必要なのです。E. 宇宙でおいしいごはんを「宇宙食シェフ」おいしいごはんを食べると元気になるのは、宇宙でも同じ。宇宙でいそがしく働く宇宙飛行士にとって、宇宙食は体の栄養だけでなく心の栄養にもなります。おいしい宇宙食を食べることで、ストレスがやわらぎ、やる気を出すことができるのです。現在、国際宇宙ステーション(ISS)にある宇宙食メニューは300種類以上。アメリカ、ロシアの宇宙食が中心で、ステーキや照り焼きチキン、デザートもあります。宇宙日本食も人気です。カレーやラーメン、焼き鳥、きんぴらごぼうなど、日本の家庭の味が海外の宇宙飛行士にも好まれています。※文字の装飾は編集部で施しました。【著者プロフィール】林公代(はやし・きみよ)神戸大学文学部英米文学科卒業。日本宇宙少年団の情報誌編集長を経てフリーライターに。宇宙・天文分野を中心に取材・執筆。NASA・ロシア・日本のロケット打ち上げ、ハワイや南米チリの望遠鏡など宇宙関連の取材歴は約30年。『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』(小坂康之氏と共著)、『宇宙に行くことは地球を知ること「宇宙新時代」を生きる』(野口聡一宇宙飛行士、矢野顕子氏と共著)、『星宙の飛行士』(油井亀美也宇宙飛行士、JAXAと共著)、『るるぶ宇宙』(監修)など著書多数。◆『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』著者からのメッセージ◆最後に、『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』著者である林公代さんのメッセージを紹介します。この本のためにたくさんの方にお話を聞きました。私が宇宙の取材をはじめたころは想像できなかったほど、宇宙のしごとが増えていて、いまは本当におもしろい「宇宙時代」だと感じました。この本を読んでいるみなさんが大人になるころ、宇宙はどうなっているでしょう?この本で宇宙食シェフや弁護士などを紹介しましたが、もっといろいろなしごとができるでしょうし、自分の得意なことや好きなことを組み合わせて新しい宇宙のしごとをつくってほしい。宇宙でしごとをするみなさんをいつか取材したいです!林公代***子どもたちが大きくなる頃には、いまはまだ知らない宇宙の仕事がどんどん生まれているかもしれません。自分の得意なことや好きなことを宇宙を掛け合わせて、自分ならどんな仕事をしたいか、どんな仕事ができるか、想像を膨らませながら読むととても面白いですね。『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』林 公代 著発行:KADOKAWA発売日:2025年1月29日価格:1,650円(税込)
2025年03月25日コニカミノルタプラネタリウム全館では、“宇宙スイーツ”が楽しめるフェア「スイート ユニバース(SWEET UNIVERSE) ~甘い宇宙~」を、2025年2月1日(土)から3月14日(金)まで開催する。プラネタリウムに“宇宙スイーツ”登場「スイート ユニバース ~甘い宇宙~」は、バレンタインやホワイトデーに向けて、コニカミノルタプラネタリウムで開催されるフェア。期間中は、宇宙モチーフの期間限定スイーツ&ドリンクが販売される。天の川・銀河・月光イメージの羊羹たとえば、キラキラと輝く羊羹は天の川・銀河・月光をイメージした3つのフレーバーを用意。きらめく星を思わせるリンゴ風味の青い羊羹や、銀河をイメージしたラズベリー風味の赤い羊羹、月のような黄色が鮮やかな柚子風味の羊羹をラインナップする。パッケージにあしらわれた、煌めく星々のデザインもポイントだ。星屑のような琥珀糖スイーツ星屑のような琥珀糖のスイーツ「スイートアステロイド(SWEET ASTEROIDS)」も販売。外側は薄氷のようにシャリッとした食感で、中は寒天のようにプルンとした食感が楽しめる。ティータイムのスイーツや、食後のひとかけらのご褒美にぴったりだ。カフェの限定スイーツもまた、プラネタリアTOKYOとプラネタリアYOKOHAMAに併設する「カフェプラネタリア」では、ここでしか味わえない特別なスイーツを提供。天の川をイメージした期間限定のチョコレートドリンクや、渦巻く銀河のような青いドーナツが堪能できる。星雲ソフト&惑星アイスさらに、プラネタリアTOKYOでは星雲のようなソフトクリームを、プラネタリアYOKOHAMAではカラフルな惑星モチーフのアイスクリームを限定販売。プラネタリウムでの鑑賞と一緒に、ここだけの“宇宙スイーツ”を楽しんでみて。【詳細】「スイート ユニバース ~甘い宇宙~」開催日程:2025年2月1日(土)〜3月14日(金)場所:プラネタリアTOKYO、プラネタリウム満天、プラネタリウム天空、プラネタリアYOKOHAMA、プラネタリウム満天NAGOYA※「カフェプラネタリア」は、プラネタリアTOKYOとプラネタリアYOKOHAMAのみ併設◾️「カフェプラネタリア」メニュー・スイートユニバース 820円 ※期間限定 ※プラネタリアTOKYO・プラネタリアYOKOHAMA限定・ネビュラソフトクリーム 650円 ※プラネタリアTOKYO限定・惑星アイスクリーム 各680円 ※プラネタリアYOKOHAMA限定
2025年01月26日健康食品「万田酵素シリーズ」の製造・販売を手がける万田発酵株式会社(本社:広島県尾道市因島、代表取締役社長:松浦 良紀)が開発した宇宙日本食『万田酵素(宇宙用)』が、JAXA大西 卓哉宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションで、初めてISSに搭載されることが決定しました。しまなみ海道に浮かぶ小さな島、因島で製造された発酵食品「万田酵素」が、広島県初の宇宙日本食として宇宙へ飛び立ちます。2025年3月以降にクルードラゴン宇宙船運用10号機(Crew-10)にて打ち上げ予定です。宇宙へ飛び立つイメージ画像◆広島県初!!宇宙日本食認証、そして宇宙へ『万田酵素(宇宙用)』は、2023年11月に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって宇宙日本食として認証されています。発酵食品が宇宙日本食の認証基準を満たすことは非常に困難とされる中、当社は2020年9月に部署を横断するプロジェクトチームを発足。それぞれの部署が有する知見を結集して、厳格な安全性と品質基準に基づくさまざまな審査を一つひとつクリアすることで、広島県初の認証取得に至りました。その『万田酵素(宇宙用)』が、奇しくも戦後80年という節目の年にISSに搭載されることが決定されたことは、当社として巡り合わせを感じる出来事であり、また、地球上で古より育まれ、進化を遂げてきた“発酵”技術で製造した食品を、平和利用の努力が続く宇宙空間に送り出すことができることを非常に意義深く感じているところです。◆発酵食品の可能性を次世代に万田酵素は、53種類以上の植物性原材料を長期発酵・熟成させた植物性発酵食品です。「人と地球の健康に貢献する」という企業理念のもと、発酵食品の可能性を信じ、お客様に製品をお届けし続けて40年。遂に宇宙でも味わってもらえる機会を得ることができました。大地に育まれた植物の力をしっかりと感じてもらえる濃厚な味の万田酵素は、ストレスなく摂取できる発酵食品として、ご愛用者から“お守り”と称されることがあります。私たちは、『万田酵素(宇宙用)』というお守りを通して大西 卓哉宇宙飛行士を応援するとともに、宇宙日本食開発のノウハウを活かして、発酵食品の可能性を引き続き探求してまいります。宇宙に羽ばたく発酵食品の新たな一歩が、次世代を担う子供たちの科学や発酵食品に対する興味を喚起するきっかけとなるよう、皆様どうぞご注目ください。参考資料◆製品概要品名(和文): 万田酵素(宇宙用)品名(英文): Fermented Botanical Food (Paste Type)内容量 : 20g(1包(8個入り)当たり)区分 : デザート製品説明 : 万田酵素(宇宙用)は、53種類の植物性原材料を長期熟成・発酵させた発酵食品です。微小重力下で食される宇宙食は、中身の飛散を防止することが必要不可欠ですが、ペースト状で粘度が高い「万田酵素」は、製品本来の形状を変えずに宇宙でも問題なく食すことができる仕様です。紹介ページ: 万田酵素(宇宙用)ラベルデザイン万田酵素(宇宙用)◆関連サイト・JAXA宇宙日本食サイト ・JAXA大西宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト ◆会社概要 万田発酵株式会社当社の原点は、江戸時代の元禄期から続いた造り酒屋にあります。清酒「万田」の蔵元として約300年にわたって受け継がれてきた伝統的な酒造りの発酵技術を活かすことで、現在の「万田酵素シリーズ」が生まれ、40年にわたって製造・販売しています。所在地 :(本社)広島県尾道市因島重井町5800-95代表者 :代表取締役社長 松浦 良紀設立 :1987(昭和62)年6月3日事業内容:健康食品等の製造及び販売<コーポレートサイト> <「万田酵素」紹介ページ> 万田酵素シリーズ※これらの市販品は、宇宙日本食と異なり、ISSに搭載されるものではありません。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月16日すべての人びとが「自分らしく、生きる。」社会を実現するための教育を提供する、株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)は、2025年1月11日(土)、教育の未来をテーマにした新春トークライブ「これからの学校の可能性を考える」を福岡市内のリアル会場およびオンラインにて開催いたします。登壇者として、前広島県教育長 平川 理恵氏、AI教育システム開発者で東明館中学校・高等学校校長の神野 元基氏をお招きし、教育の未来について議論を深めます。1月11日(土)開催「これからの学校の可能性を考える」■イベントの注目ポイント●【アンコール開催】大阪開催時220名超が参加した大盛況の対談が福岡で再び●【豪華登壇者】教育界を牽引する先駆者が一堂に会し議論を展開●【多様な視点】教育現場、テクノロジー、行政の各方面から学校の未来を考察■大反響をいただいた対談のアンコール企画●11月に大阪で開催された平川前広島県教育長と当社宮地の対談が、リアル会場とオンライン合わせて220名を超える先生方にご参加いただき、大盛況のうちに終わりました。他の地域でもぜひ開催をというご要望を多数いただいたため、2025年1月11日(土)に、福岡で追加講演を行うこととしました。今回はゲストスピーカーとして、2015年にAI搭載教育システムCubenaを開発された神野 元基さん(現・東明館中学校・高等学校校長)、モデレーターとして一般社団法人 Plearny Edu/福岡女子商業高等学校 吉本 悟先生という熱い地元勢も加わって、多角的な視点で『これからの学校の可能性』について議論を深めていきます。■テーマは「これからの学校の可能性」社会が大きく変動し、学校教育も変化を余儀なくされています。不登校問題、経済格差が生む教育格差、GIGAスクールへの対応や教員の多忙感の解消など課題山積の学校教育は、これからどこに進めばよいのでしょうか?様々な立場で学校と社会を繋き、イノベーションを起こしてこられた平川さん・神野さん・宮地と共に「これからの学校の可能性」を探求したいと思います。既存の枠に捕らわれない視点と推進力を持った3人の先駆者の考える学校の未来とは?■小中高すべての先生方が参加対象今回のイベントはすべての先生方を対象としています。次世代を担う子供たちに毎日接している先生方一人ひとりが、学校を新しい目で見るきっかけとなることを願っています。共に「これからの学校の可能性」について考え、明日からの学校の未来を全員で創っていきましょう。みなさんのご参加、心よりお待ちしております。■開催概要<日程>2025年1月11日(土) 15:30~18:00(リアル会場:15:00~受付開始/オンライン会場:15:15~入室開始)<内容>1. ゲスト対談平川 理恵さん(前 広島県教育長)神野 元基さん(東明館中学校・高等学校 校長)宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長)モデレーター:吉本 悟先生(一般社団法人 Plearny Edu/福岡女子商業高等学校)2. 参加者同士の交流・対話の時間3. 振り返り、質疑応答などご希望の方には本会終了後、懇親会を予定しております。※19:00~/会費5,000円程度/要事前申込み<定員>リアル会場:先着100名オンライン:先着100名<参加費>無料*懇親会参加の場合は会費5,000円程度/要事前申込み<申込み方法>以下のフォームよりお申込みをお願いいたします。ご記入いただいたメールアドレス宛に、当日のご案内をお送りさせていただきます。 <当日の参加について>▼リアル会場警固神社 社務所ビル5F(福岡市中央区天神2丁目2-20 警固神社内)開始10分前までにお越しください。 ▼オンライン(Zoom)お申込み後にZoomのURLが記載されたメールをお送りいたします。※対話を希望されない場合は視聴のみの参加も可能ですので、申込み時に「視聴のみ」を選択してください。<登壇者のご紹介>▼平川 理恵さん京都市生まれ。1991年同志社大学卒業後、株式会社リクルートに入社。1998年南カリフォルニア大学経営学修士(MBA)取得。1999年留学仲介会社を起業。2010年全国で女性初の公立中学校民間人校長として横浜市立市ヶ尾中学校に着任。2015年横浜市立中川西中学校校長。文部科学省中央教育審議会の各委員を歴任し、新学習指導要領改訂作業に携わる。2018年から2024年3月まで広島県教育長。内閣官房教育再生実行会議有識者。その後、昭和女子大学ダイバーシティ推進機構客員教授、東京インターナショナルスクール理事を務め、その上で10月より大阪にある学校法人金蘭会学園(保育園・女子中高・女子大学・大学院)に関わる。著書に『クリエイティブな校長になろう』(教育開発研究所)、『あなたの子どもが「自立」した大人になるために』(世界文化社)など。Voicy:『平川理恵の「教育・子育てのツボ」ラジオ』 ▼神野 元基さん1985年(昭和60年)北海道網走市生まれ。高校卒業後、SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)に進学、電子出版の会社を設立。事業に集中するため大学を退学した後、テクノロジーの本場で勝負しようと、渡米してシリコンバレーへ。帰国後 株式会社 COMPASS を設立し、2015年に人工知能型教材Qubenaを開発。中央教育審議会初中等分科会臨時委員や産業構造審議会教育イノベーション小委員会委員として「GIGAスクール構想」の実現に向け尽力。現在は東明館中学校・高等学校の校長のほか、宮崎市教育CIOなど教育改革にまつわる職を務めている。著書「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」福岡のテレビ局・RKB毎日放送の情報番組「タダイマ!」レギュラーコメンテーター ▼宮地 勘司株式会社教育と探求社 代表取締役社長一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 代表理事1963年長崎県生まれ。1988年立教大学社会学部卒業。同年、日本経済新聞社入社。2002年、自らの起案により日本経済新聞社内に教育開発室を創設。新聞資源を活用した教材開発に取り組む。2004年11月、教育と探求社を設立し、代表取締役社長に就任。アクティブ・ラーニング型の探究学習プログラム「クエストエデュケーション」を開発し、全国の中学・高校に提供。2015年、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブを設立し、代表理事に就任。著書「探求のススメ―教室と世界をつなぐ学び」共著「この先を生む人-ティーチャーズ・イニシアティブの記録」▼モデレーター:吉本 悟先生公立中学校の国語科教諭としてキャリアをスタートし、高校や国立大学附属学校でも教鞭をとる。教頭として学校管理職も経験。「教える」から「自ら学ぶ」への授業のパラダイムシフトをめざしてiPadの活用をはじめる。パフォーマンス課題とICTを組み合わせ、教科の学習をPBL化する。総合的な探究の時間のプログラムも開発・実践。教育委員会(教育センター)の主任指導主事として教員研修や学校研究を支援し、2024年3月に退職。同4月に一般社団法人 Plearny Edu を設立。今後の日本の教師のキャリア多様性と可能性を模索し、福岡女子商業高等学校の教員(Learning Conductor)としても従事しながら、パラレルな教員の働き方を探究中。リアル・オンラインともに定員100名のため、お早めにお申込みください。申込みはこちら。 【お問い合わせ先】株式会社教育と探求社 福岡営業所MAIL: fukuoka_sc@eduq.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年12月16日宇宙教育事業を手がける株式会社うちゅう(本社:東京都墨田区、代表取締役:大谷 浩輝)は、三井不動産商業マネジメント株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大林 修)が運営する三井ショッピングパーク ららぽーと・ビビット南船橋および三井アウトレットパーク各施設と連携し、小学生を対象とした宇宙イベント「全国うちゅうキャラバン」を開催します。本イベントでは、宇宙飛行士訓練体験や月面探査車操縦体験などのワークショップを通じて科学や宇宙の魅力を伝えます。国内有数の商業施設数を誇る三井不動産商業マネジメント株式会社と連携することで、質の高いイベントを実現し、多くの子どもたちとそのご家族に特別な学びと楽しみを提供します。公式サイト: ポスター画像【イベントの特徴】宇宙服のような制服を着たスタッフが参加者を迎え、科学の面白さや宇宙の壮大さを楽しく学べる体験型ワークショップを実施します。三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する施設で行うことで、幅広い地域で多くの方々に参加いただける機会を提供しています。【実施ワークショップ】・宇宙飛行士訓練・月面生存ミッション・月面探査車操作体験・望遠鏡づくり・ペットボトルロケットづくり・スペースバルーンロケットづくり※各ワークショップは1時間程度を予定しており、施設によって内容が異なります。【開催スケジュール】本イベントは三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する以下施設で開催されます。三井ショッピングパーク ららぽーと・ビビット南船橋1. 三井ショッピングパーク ららぽーと富士見(1月18日~19日)2. 三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲(1月18日~19日)3. 三井ショッピングパーク ららぽーと横浜(1月25日~26日)4. 三井ショッピングパーク ららぽーと海老名(2月1日~2日)5. 三井ショッピングパーク ビビット南船橋(2月1日~2日)6. 三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉(2月8日~9日)7. 三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY(2月15日~16日)8. 三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷(2月15日~16日)9. 三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚(2月22日~23日)10. 三井ショッピングパーク ららぽーと和泉(2月22日~23日)三井アウトレットパーク11. 三井アウトレットパーク 札幌北広島(3月1日~2日)12. 三井アウトレットパーク マリンピア神戸(3月1日~2日)13. 三井アウトレットパーク 多摩南大沢(3月8日~9日)14. 三井アウトレットパーク 北陸小矢部(3月8日~9日)15. 三井アウトレットパーク 幕張(3月15日~16日)【参加条件】三井ショッピングパーク ららぽーと・ビビット南船橋では「みついショッピングパーク キッズクラブ」会員限定となります。当日入会も可能ですので、この機会にぜひご参加ください。入会はこちらから: 【主催・協力】主催 :三井不動産商業マネジメント株式会社共催 :株式会社うちゅう特別協力:株式会社ダイモン【株式会社うちゅうについて】株式会社うちゅうは、次世代の宇宙産業を支える「宇宙型人材」の育成を目指し、宇宙や科学教育をテーマにした教材開発やイベント運営を行っています。本イベントは、三井不動産商業マネジメント株式会社と株式会社ダイモンとの連携を通じて、より多くの方に宇宙の魅力を届け、子どもたちの好奇心を育む一助となることを目指しています。【株式会社ダイモンについて】株式会社ダイモンは、小型月面探査車「YAOKI」の開発を手掛ける企業です。本イベントでは、「YAOKI」を通じて月面探査や宇宙探査技術の魅力を参加者に伝える役割を担っています。ダイモンの技術は、宇宙産業における革新を支えるものであり、未来を担う次世代人材の育成に貢献しています。【お問い合わせ先】詳細は公式サイトをご覧ください: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年12月12日■思春期に入った!?■性教育を始めたキッカケ■自分の身体のことを全然知らなかった!?ゆるっと性教育、始めてみよう! というわけで、我が家の性教育のお話です。私が性教育を始めようと思ったのは、自分の病気がわかったことがキッカケ。9年前、私は初めて生理前の不調に病名(月経前不快気分障害)があることを知りました。そのときに思ったのは、「こういうことって義務教育の性教育で教えてもいいんじゃない?」ってこと。いろいろ調べてみると、性教育は命の教育だなと考えさせられたし、海外に比べて日本の性教育はかなり遅れていると思いました。そこで、自分でできる範囲で性教育をやっていこうと決意したのです。次回に続く「ゆるっと性教育」(全16話)は12時更新!
2024年11月25日東京ドームシティに、宇宙体感施設「スペースストラベリウムテンキュー(Space Travelium TeNQ)」が2024年11月22日(金)に開業。宇宙体感施設「スペーストラベリウムテンキュー」「スペーストラベリウムテンキュー」は、“宇宙港”をモチーフにした空間にて、宇宙について楽しく学べる展示やVR、アート、カフェやショップなどを通じて宇宙を身近に感じ、体感できる施設。“宇宙旅行”をテーマに、全10のエリアにて多彩な展示や体験を提供する。なお「スペーストラベリウムテンキュー」の施設名は、未来の宇宙旅行を楽しめる場所を意味する造語「Space Travelium」に、施設の前身である「宇宙ミュージアム テンキュー」の名称を引き継いだもの。宇宙をテーマにした新たな体験型エンターテインメント施設となることを目指している。「スペースターミナル」宇宙の基礎や“未来の宇宙旅行”を遊びながら学ぶ宇宙への玄関口であるエントランスを抜けると、宇宙や未来の宇宙旅行について学べる展示エリア「スぺールターミナル」に到着。ここでは、宇宙の基礎展示をはじめ、“見る・触れる・嗅ぐ”といった遊び要素を交え知識を得ることができる体験が盛り沢山となっている。「スタンバイルーム」宇宙へ旅立つ準備 - 写真撮影&VR用アバターを作成続いて、宇宙へ旅立つ準備を行う「スタンバイルーム」へ。宇宙旅行に出かけることができるように、好みの宇宙服のデザインを選び、顔写真を撮影。自分専用のVR用アバターを作成すれば、準備万端だ。「ソラベルライン」VRで未来の宇宙旅行体験目玉となるのは、「ソラベルライン」にて楽しめるVR体験「ザ ムーン クルーズ(THE MOON CRUISE)」。「スタンバイルーム」にて作成したVR用アバターを使用することになる。VR体験者はヘッドマウントディスプレイを着用し、ロケットに乗り込み月を目指す。月に到着すると、月面を歩き、記念撮影し、天体ショーの鑑賞をするなど、月旅行をテーマにした様々なコンテンツを楽しむことができる。特徴的なのは、エリアを自由に歩き回る“フリーフローミング”にて体験できること。より宇宙旅行に没入する体験ができそうだ。「ラウンジ Q・テンキューカフェ138」宇宙空間で楽しむスイーツやドリンク月旅行を楽しんだ後は、ラウンジエリア「ラウンジ Q」でまったりするのがおすすめ。星空や星雲など、宇宙の絶景を堪能できるイマーシブ空間となっている。本やパズル、占いコンテンツなども備えているので、思い思いに過ごすことができる。「ラウンジ Q」には、「テンキューカフェ138」が併設。宇宙や星をテーマに、遊び心溢れるスイーツやドリンクを取り揃える。時期ごとにテーマが変わる企画展示エリア「ラウンジ Q」の先には、企画展示エリアを設ける。3~6か月ごとにテーマを変え、宇宙に関する様々な内容を独自の切り口で紹介する。「探求ルーム」サイエンスやアートと共に宇宙を探求「探求ルーム」は、サイエンスやアートと共に、宇宙への新たな学びを探求するエリアに。好奇心をくすぐられるようなトピックを用意しているので、新しい知識を得ることができそう。ミュージアムストア「テンキュー 宇宙ストア」などこのほかにも、宇宙にて展開されているプロダクトや、企業・団体などの挑戦を紹介する展示エリア「サテライトギャラリー」、宇宙に関するアイテムやギャラリーを展示する「ドッキングロード」、思い出の品などを購入できるミュージアムストア「テンキュー 宇宙ストア」が展開される。施設概要「スペーストラベリウムテンキュー」オープン日:2024年11月22日(金)場所:東京ドームシティ内住所:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内 黄色いビル 6F施設面積:約2,600㎡営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝・特定日 10:00~21:00(最終入館 20:00)入館料:[平日] 一般 2,500円、中高生 1,800円、小学生 1,300円、未就学児(3歳以上) 800円[土日祝・特定日] 一般 3,000円、中高生 1,800円、小学生 1,300円、未就学児(3歳以上) 800円※2歳以下は無料。※7歳未満の子どもはVRコンテンツの体験不可。※7歳~12歳の子どもは、親権者の同意書が1名に対し1枚必要。対象の子ども1名につき1名保護者の同伴が必要。※VR体験時間は約20分を予定。<チケット発売情報>発売日:2024年10月22日(火)~販売開始販売場所:スペーストラベリウムテンキュー公式サイト、東京ドームシティ e-Ticket Store、セブンチケット※セブンチケットの販売開始日は未定。決まり次第告知。※当日、空きがあった場合に限り、テンキュー内チケットカウンターにて当日券販売。【問い合わせ先】東京ドームシティ わくわくダイヤルTEL:03-5800-9999
2024年10月14日国際バカロレアの初等教育プログラムをご存じですか?この教育プログラムを導入した幼稚園では、世界地図や多言語の挨拶、さまざまな国の民族衣装など、世界の多様性を体感できる環境が整っています。初等教育プログラムなら、子どもたちは、探究心とグローバルな視野を自然に育むことができるのです。今回は、国際バカロレアの初等教育プログラムを導入した「幼稚園の特徴」「教育の成果」について詳しく見ていきます。幼い頃からの国際的な学びが、子どもたちの未来をどのように形作るのか、新しい幼児教育の可能性を一緒に探っていきましょう。未来のグローバルリーダーを育てる「初等教育プログラム」国際バカロレア(International Baccalaureate、以下IB)は、1968年にスイスで設立された国際的な教育プログラムです。そのなかで、3歳から12歳を対象とする初等教育プログラム(Primary Years Programme、以下PYP)は、幼児教育から小学校教育までをカバーする包括的なカリキュラムフレームワークとなっています。近年、グローバル化が進む社会において、幼児期からの国際的な視野の育成が重要視されるようになりました。そのため、IB PYPを導入する幼稚園が増加しています。IB PYPを導入することで、子どもたちの好奇心を刺激し、批判的思考力を育み、多様性を尊重する態度を養い、未来のグローバルリーダーの基礎を築くのです。IB PYPの主な目標は、子どもたちを以下の10の学習者像に沿って育成することにあります。(画像引用元:International Baccalaureate|国際バカロレア(IB)の教育とは?)「探究する力」や「考える力」、「挑戦する力」などは、昨今、注目されているスキルですが、「心を開く」「思いやり」「バランスがとれる」といったスキルも、未来のグローバルリーダーには必要となってくるのですね。これらの特性は、生涯にわたって学び続ける姿勢の基礎をつくり、グローバル社会で活躍するのに必要な能力を育てることを目指しています。大学卒業後も自己成長を続け、多様な環境で効果的に活動できる人材の育成が、このプログラムの核心的な目標と言えるでしょう。また、IB PYPは、「6つの教科横断的なテーマ」を中心に構成されています。(上記参考・引用元:文部科学省 IB教育促進コンソーシアム|PYP(Primary Years Programme))これらのテーマを理解するなかで、子どもたちは言語、社会、算数、芸術、理科、体育(身体・人格・社会性の発達)の6教科を学習するのだそう。「私たちはどのように自分を表現するのか」――難しいテーマですね。先生の言うことに常に従い、まわりと違った行動をとると注意されがちな、日本の一般的な幼稚園や小学校の教育方針とは、かなり違っている印象を受けませんか?次項では、この教育の柱とも言える、 IB PYPの具体的な教育内容について触れていきます。IB PYP導入幼稚園の特徴3つ特徴1:探究ベースの学習アプローチIB PYP導入幼稚園では、子どもたちの好奇心を活かした探究ベースの学習が重視されます。教師は、子どもたちの興味関心に基づいてテーマを設定し、そのテーマについて深く探究する機会を提供するのです。たとえば、幼小中高一貫の国際バカロレア認定校・つくばインターナショナルスクール(茨城県)では、水をテーマにした探究学習が行なわれました。国立研究開発法人 国立環境研究所の出前授業で「水の分析」をしたとのこと。ちなみに小学生クラスではありません、「5歳児クラス」の授業です。「水とスポーツドリンクを臭いで判別し、水と砂糖水は味覚で判別し、水と薄い砂糖水は水質分析の色で判別し、ゴーグルを着用して触覚も刺激」する「水の当てっこゲーム」で五感をフル活用。子どもたちは驚いたり感動したりと大忙しだったそうです。(カギカッコ内引用元:国立研究開発法人 国立環境研究所|出前授業 in つくばインターナショナルスクール)特徴2:遊びを通じた「学び」の重視PYPは、遊びが幼児の学びと発達に不可欠であるという考えに基づいています。構造化された学習活動だけでなく、自由遊びの時間も重要視され、そのなかで子どもたちは社会性、問題解決能力、創造性を自然に身につけていくのです。国際バカロレアPYP認定校・町田こばと幼稚園(東京都)も「遊びを通じた学び」に重点を置いている園のひとつ。自由な遊びの中で、時には転んだり、危ないことに出会うかもしれませんし、お友達とけんかになるかもしれません。しかし、そういった経験の中には、様々な気付きがあります。それらの経験を通して初めて、子どもたちは、何が危険かを知り危険を避けるすべを知り、さらに、相手の痛みがわかるようになるのです。(引用元:国際バカロレアPYP認定校 町田こばと幼稚園|教育内容)最近は、先回りして子どもから経験を奪ってしまう親御さんが増えているようですが、PYPでは、あくまでも「遊びのなかに学びがある」としています。子どもの本当の成長のためには、やはり主体的な遊びが重要なのですね。特徴3:多言語・多文化環境の創出IB PYP導入幼稚園では、多言語・多文化環境の創出に力を入れています。英語やほかの言語を日常的に使用する機会を設け、さまざまな文化的背景をもつ教師や友だちとの交流を通じ、子どもたちは自然に国際的な視野を広げていくのです。国際バカロレア認定校・ぐんま国際アカデミー(群馬県)は、初等部、中等部、高等部の授業の約70%を「英語で考え、英語を聞き、英語を話す」という「英語イマージョン教育」で行なっています。学校生活の大半を英語で過ごすため、英語レベルは一般的な子どもと比べると桁違いです。なんと2023年には、小学6年生の児童が大学上級程度とされる英検1級に合格しています。しかし、英語習得だけが多言語教育の目的ではありません。あくまでも国際的な視野を広げ、「グローバルな世界の中で自分の人生を自分で切り拓ける子どもたちを育てる」ことが、IB PYPの教育目標なのです。(カギカッコ内引用元:ぐんま国際アカデミー|先生からのメッセージ)IB PYP導入の教育効果3つIB PYPの教育方針や特徴は理解できたけれども、実際の教育効果はいかほどなのか?と考える親御さんも少なくないでしょう。そこで、IB PYPを導入した幼稚園に通わせることによって伸びる力をまとめました。教育効果1:批判的思考力と問題解決能力の向上IB PYPを導入した幼稚園では、子どもたちの批判的思考力と問題解決能力の向上が報告されています。探究ベースの学習を通じて、子どもたちは質問を投げかけ、仮説を立て、検証するプロセスを繰り返し経験します。これにより、論理的思考力や創造的問題解決能力が自然に育成されます。教育効果2:言語習得能力の向上IB PYPでは、母語の発達を大切にしながら、同時に第二言語(多くの場合英語)の習得も促進します。上述した「英検1級合格の6年生」の例があるように、日常的に複数の言語に触れる環境により、子どもたちの言語習得能力は著しく向上するのです。特に、聞く力や話す力が自然に伸びていく傾向があります。教育効果3:社会性とコミュニケーション能力の発達グループ活動や協働プロジェクトを通じて、子どもたちの社会性とコミュニケーション能力が大きく発達します。他者と協力して課題に取り組むプロセスで、自己主張と他者理解のバランス、効果的なコミュニケーション方法、リーダーシップとフォロワーシップなどを学びます。IB PYPを導入している全国の幼稚園ここ数年で、日本国内でもIB PYPを導入する幼稚園が増加しています。最後に、日本国内でIBのPYPを導入している幼稚園を10校ご紹介しましょう。■ぐんま国際アカデミー(群馬県)【幼・小・中・高】■つくばインターナショナルスクール(茨城県)【幼・小・中・高】■カルガモ イングリッシュスクール(埼玉県)【幼稚園のみ】■キッズ大陸フロンタウン生田園(神奈川県)【幼稚園のみ】■横浜インターナショナルスクール(神奈川県)【幼・小・中・高】■Tokyo West International School(東京都)【幼・小・中・高】■国際バカロレアPYP認定校 町田こばと幼稚園(東京都)【幼稚園のみ】■静岡サレジオ幼稚園(静岡県)【幼稚園のみ】■若草幼稚園(長野県)【幼稚園のみ】■関西国際学園(兵庫県)【幼・小・中・高】■つきのひかり国際保育園(広島県)【幼稚園のみ】■福岡インターナショナルスクール(福岡県)【幼・小・中・高】こちらの10校は、2024年8月28日現在、国際バカロレアのPYPを導入しグローバルな視点をもつ教育を実践しています。ただし、IBプログラムの導入状況は変更される可能性があるため、詳細や最新情報については各園・学校に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。また、この一覧には含まれていませんが、ほかにもIB PYPの候補校や、IB PYP導入を検討している学校が多数存在しています。日本におけるIB教育の普及は進んでおり、今後さらに多くの学校がPYPを含むIBプログラムを採用するはずです。***それぞれのHPを見てみると、IB PYPを導入した幼稚園は、探究心旺盛で、批判的思考力をもち、国際的な視野をもつ子どもたちの育成に成功していることが伝わってきます。みなさんもぜひ、各幼稚園のHPをのぞいてみてください。外国人教師となにやら真剣な表情で作品をつくっている様子、大勢の前でのプレゼンテーション、体全体を使ったダイナミックな外遊びなど、「ここは日本?」と感じる写真がたくさんありますよ。グローバル化が進む現代社会において、IB PYPの理念と実践は、未来を担う子どもたちに必要不可欠なスキルと態度を育成する有効な教育アプローチとして、今後さらに注目されていくでしょう。(参考)International Baccalaureate|国際バカロレア(IB)の教育とは?International Baccalaureate|PYPのつくり方International Baccalaureate|初等教育プログラム(PYP)に関する主な研究結果文部科学省 IB教育促進コンソーシアム|PYP(Primary Years Programme)国立研究開発法人 国立環境研究所|出前授業 in つくばインターナショナルスクール国際バカロレアPYP認定校 町田こばと幼稚園|教育内容ぐんま国際アカデミー|先生からのメッセージ
2024年09月02日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ。2022(令和4)年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そのような中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そのような彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる“指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第三回は、東京都日野市教育委員会の教育長である、堀川拓郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール堀川拓郎氏1987(昭和62)年生まれ。 東京大学法学部、米 コロンビア大学教育大学院卒業。 2010(平成22)年文部科学省入省。 初等中等教育局 教育課程課係長、幼児教育課専門官、 スポーツ庁オリパラ課専門官、初等中等教育企画課専門官、教育 DX推進室室長補佐等を経て2022(令和4)年から現職。Upload By 発達ナビ編集部全員が主体的に取り組むことができるよう対話を重ねるーー本日はよろしくお願いいたします。日野市の教育をリードする立場にある堀川さんですが、まずはご自身の教育に対してのお考えの原体験にあるものを教えていただけますでしょうか。原体験で言うと、あれは今からちょうど10年ほど前に、アメリカのコロンビア大学に留学して教育工学を学んでいた時の話です。学校の先生たちが日々実践していることを持ち寄って、自分たちで研修をつくるというプログラムに出合ったのですが、そこで大きな衝撃を受けました。というのも、先生たちがこんなに良い顔をするんだって驚くほど、そのプログラムにみんなワクワクしながら参加していたんです。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生たちから能動的でポジティブなエネルギーを感じたと。そうなんです。研修が終わって帰るときには、明日から学校で実践するのが楽しみだとうれしそうに話していて。やらされるのではなくて、自分からこれをやりたいという人たちが集まってモチベートし合いながら学ぶことで、こんなにも希望が生まれるのかと感じました。挑戦する先生がどんどん増えていくこと、そして挑戦する先生が称賛される社会をつくっていくことが、教育にとって不可欠である。そのことに実感として気付いたんです。ーー今のご自身の教育観にもつながっていますか?はい、私自身強い意志を持って教育委員会という立場にいるつもりですが、一律に型にはめるということではなく、それぞれの学校と先生と子どもにとっての「やりたい」を尊重し応援することを大切にしたいと常に思っています。そしてその気持ちがしっかりと現場にも伝わって、現場に自身の挑戦を応援されていると心底感じてもらえる状態まで持っていきたいと考えています。ーー思い描くだけではなく、現場への浸透までがやはり大切であると。そうですね。今日も明日も学校に行きますが、教育委員会は先生たちの挑戦を常に応援しているというメッセージを伝え続けています。日野市の教育の大方針として、先生や子どもたち全員が関わって学校教育基本構想をつくり、2024(令和6)年4月に公表しました。第一に、市や学校を含め、みんながプロジェクトベースで学校教育を前に進めていくこと。第二に、構想の中に多くのプロジェクトが位置付けられている中で、それぞれの学校が取り組みたいものを主体的に選ぶ形をとっていることが特徴です。全部の取組を全部の学校でやろうとしても無理なので、学校ごとの文脈や問題意識を踏まえて、色とりどりの学校づくりを進めています。Upload By 発達ナビ編集部ーー具体的にはどのようなプロジェクト活動があるのでしょうか。例えば、「子どもたちがつくる学校プロジェクト」というものがあります。これは委員会活動や学年・学級の活動などを中心に「やらされる」ではなく、より良い学校に向けて自分たちが提案し、自分たちでつくっていくというものです。他にも、運動会や音楽会、学年の枠を超えた活動や修学旅行のプログラムを自分たちでつくったり、SDGsに関するプレゼン大会を企画したり、時に各教科での学びと絡めながら、主体的に取り組んでいます。教育委員会としても、各学校のプロジェクトを支援するために、特色ある学校づくりに対して手挙げ制で応募を募って審査をして予算をつけることもしています。私たちが各学校の挑戦を応援することで、各校の新しい挑戦へのモチベーションにつながり、良い循環を生み出す環境をつくっていきたいと考えています。教育の現場にある既存の枠を一つひとつ外していくーー教育委員長として、普段から特に意識していることはありますか?特別支援教育を含めた市の教育の根本的な考え方の一つが「一人ひとりに必要なアプローチをすべての子に」です。その本質は裏を返せば、「特別ではない支援教育」を全員に届けていくことだと思っています。特別ではない支援教育を届けていく上で、インクルーシブ教育として既存の「枠」を一つひとつ外していく、ということが極めて重要です。例えば日野市では「かしのきシート」という取り組みがあり、これは0歳から18歳までの子どもの成長の記録や受けたサポート内容(個別の支援計画)を、入園や入学・進学にあたり切れ間なく蓄積し、つないでいく日野市のシステムです。担任の先生や専門職が作成し、保護者の方に確認を取りながら1年ごとに1枚のシートにまとめ、独自の電子システムにより関係者が参照することができます。ーー「かしのきシート」はどのような意図でつくられた仕組みなのでしょうか?これは、障害者総合支援法体系に基づく個別の支援計画、そして学校教育法体系に基づく個別の教育支援計画、就学・進学にあたっての就学支援シートなど数あるシートの間に存在していた「枠」をとり除いて、カルテを一元化しようという取り組みです。学年や教育機関が変わっても、スムーズに一人の成長を見守ることができます。例えば小1の壁、中1ギャップの問題や、公立と私立、学校教育と放課後の分断という視点においても、「枠」を外すことで現場において適切な支援や判断がしやすくなるという意味合いを持っています。「特別支援教育」が必要だからシートを作成するのではなく、子どもの個性や特性について関係機関により良く理解してもらうためにシートをつくる。結果として、文部科学省の調査によれば、通常の学級に在籍する子どものうち、個別の教育支援計画を作成している割合は2022(令和4)年時点で1.6%とされていますが、日野市では小学校で14%、中学校で10%が計画を作成しています。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。特別支援学級で取り組まれていることについても教えてください。私自身は「特別支援学級」「通常の学級」という表現自体が変わっていくことが大切だと思っています。。「通常」という言葉を使うことで「通常」という枠をつくってしまわないか。例えば、少人数学級と一般学級でもよいのではないか。日野市では、特別支援学級かどうかにかかわらず、誰にとっても困りごとの少ない授業が実現できる学校環境をつくる、授業のユニバーサルデザイン(授業UD)に取り組んでいます。その理解を促進するために研修会を実施するのですが、現在では教育委員会が年間28回の特別支援教育に関する研修会を開催しています。昨年度から全ての先生を対象に希望者が誰でも参加できる形にして、開かれた形で困りごとの少ない授業の実現を目指しています。ーー日野市ではさまざまな形でインクルーシブ教育に取り組まれているのですね。これらのベースとして「ひのスタンダード」という取組の方向付けをしているんです。ごく簡単に言えば、チェックリストをつくり、学習面でのつまづきや、教室でじっとしていることが難しいなどの、子どもたちの日々の困りごとをできるだけ少なくする学習環境をつくろう、というものです。障害の有無に留まらず、多様性あふれる教室という場が、みんなにとって困りにくい環境であることはとても大切なことで、実現のために2つのアプローチで日野市では取り組みを進めています。ーーどのようなアプローチでしょうか?まずは共通の基盤となる環境を整えること、そしてその上で個別に必要なサポートの手立てを充実させていくことです。みんなが困りにくい環境をベースとすることで、先生や子どもたちがゆとりを持って個別の対応へと進んでいくことができます。場や時間の構造化を含めた授業UDがあり、校内委員会を含めた学校の環境があり、行政による複層的な支援策を含めた地域の環境がある。その全ての方向付けを、日野市の教育に関わる人がみんなで議論しながらつくってきたということがポイントだと思っています。日野の教職員全員が作成に関わった「ひのスタンダード」について、みんなが腹落ちをして取り組めることが、主体的な挑戦のための大切なポイントなのではないでしょうか。Upload By 発達ナビ編集部ーー「ひのスタンダード」はどのように浸透と改善をしているのでしょうか?この「ひのスタンダード」は300ページに及ぶ一冊の本としてまとめられていて、各学校に置いてあります。理解を浸透させるための研修会も必ず開催をし、各校で目線合わせをするようにしています。その上での課題として、時間が経つにつれて形骸化することはどうしても起こってしまいます。直近では、改めてチェックリスト項目の精査を行いました。教育委員会が決めたことをトップダウンで現場に下ろすのではなく、現場を含めた関係者みんなで考える、ということに日野市の特徴があるのではと考えています。ーー改善を繰り返す中でも、本質がぶれないようにするために大切なことはどのようなことですか?自治体の中だけでガラパゴス化しないよう、国全体の動きや学術的な視点も取り入れながら、開かれた視野を持って進めていくことを心掛けています。最終的に、現場にとってより価値のあるものになっているか、が何より大切だと思います。また日野市では、インクルーシブな教育環境の一環として、福祉と教育の「枠」を外すことにも取り組んでいます。日野市では発達・教育支援センター「エール」を設置しており、心理士やスクールソーシャルワーカー(SSW)だけでなく、保健師や保育士、ST、OT、看護師など、多様な専門職が1か所にいて、子どもの発達や育ちについて教育や福祉の垣根を超えて考えています。保護者の方にとって、学校と福祉の「枠」を感じることなく、ワンストップであらゆる相談ができ、適切な支援を得られるという環境づくりを進めています。Upload By 発達ナビ編集部最後はやっぱり、子どもたちがインクルーシブな学校づくりの主人公ーー多くの自治体でも課題としてフォーカスされている、不登校のお子さんについてはいかがですか?不登校については、すべての子どもに質の高い学びへのアクセスを保障する、という理念のもと、子どもの状況に合わせた複層的な選択肢を準備しています。日野市としても力を入れていて、予算で言えば前年度比で172%増となっています。特徴的な取組としては、全国で行われている教育支援センターや小中学校における校内登校支援教室の取組の充実に加え、中学校の中に、不登校の生徒を対象にした少人数学級である「チャレンジクラス」という学級を今年度から新たに開設しました。これは、東京都から6名の教員の追加配置を受け、教育課程に基づき日々授業を行う「校内分教室」であり、市と都がタッグを組んで取り組む新しい試みです。加えて、この5月には母子保健と子ども政策の担当部門を一元化した子ども包括支援センター「みらいく」がオープンし、施設内に中高生専用の居場所を開設しました。教育委員会だけでなく、子ども政策や福祉政策、民間の取組を含め、子どもたちの居場所の選択肢が街の中に増えてきています。オンラインの活用も含め、枠を一つずつ取り外しながら、その子にあった安心できる環境で、つながりを持ち、学びに向き合えるようにしていくことが重要です。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざま取り組まれているのですね。他にも新しい取り組みとして、経験豊富な元校長先生を今年度から「教育支援コーディネーター」として配置して、各学校の一人ひとりの出席状況を細やかに確認し状況をフォローし、スクールソーシャルワーカー(SSW)などのスタッフと連動した個別支援のサポートや、学校とフリースクールの連携促進の取組も始めました。挙げればキリがないのですが、他にもNPO法人と連携した不登校に関わるスタッフ研修の仕組みづくりや、保護者同士の繋がりを生む仕組みづくりなど、さまざまなアプローチで取組を進めているところです。ーー取り組みに対しての手応えはありますか?例えば、ある中学生の生徒が校門から中に入れないという状況から、1年経って学校に入ってきて給食を食べられるようになった、と。そんな話を先生方からたくさん聞いています。課題は大きいですが、同時にいかに学校現場が一人ひとりを大切に取り組んでいるかを感じています。ーーインクルーシブ教育が、言葉だけではなくて実践されている。現場の強い思いを感じます。教育委員会としても「インクルージョン」を学校教育基本構想の中で最上位の姿の一つとして位置付けていますが、インクルーシブな学びをつくるのは誰かと考えたときに、最後はやっぱり子どもたちなんだということが、非常に大きなポイントだと思っています。Upload By 発達ナビ編集部ーーなぜそう思われたのでしょうか?非常に印象的だったのが、市内の小学校と特別支援学校との交流および共同学習の中であった、3連フラフープという、小学生の子ども2人の間に特別支援学校の子ども1人が挟まって取り組むという競技での光景です。特別支援学校ではなく、ある市立小の子どもがどうしてもフラフープの輪に入ることができなかったのですが、みんなでサポートしながら最後にはゴールすることができました。その時に、歓声をあげたり拍手が起こったり、その子が達成できたことに対してみんなが称え合う姿、これこそがインクルーシブな学びが実現している姿だと感じたんです。やはり最後は、子どもたちがインクルーシブな環境をつくっていくんだと強く感じました。ーーLITALICOのソフトも導入していただいています。LITALICOの教育ソフトを導入したいと考えた意図としては、個別の教育支援計画や指導計画である「かしのきシート」の質を高めていく力になると考えたことです。もう一つは、さまざまな教材を子どもの特性や必要性に応じて選べるような環境をつくることで、先生の働き方改革につなげることや、アセスメントによって子どもたちの理解を深めていくことが狙いとしてありました。実際に活用してみた中では、教材をゼロから自分でつくるのではなくて選べることで、働き方の改善につながったという声や、保護者を含めたニーズの把握に生きているとの声も聞いています。Upload By 発達ナビ編集部ーー最後に、これから教育長が目指すインクルーシブ教育の理念について、教えてください。インクルーシブ教育の先には共生社会があって、その共生社会とは、多様性が輝く社会のことだと思います。そこに向かう道のりとしてインクルーシブ教育があるとすれば、それは多様な個性が輝く学びの場、それをつくる営みなんだろうと。そしてそれは、多様な個性が輝く教室をつくっていくということでもあるのだろうと思っています。その中で、全員がこの共生社会をつくっていく主体なんだということ、多様性が輝く場をつくることに貢献することは、全員に開かれた権利なんだということが、非常に大きなポイントです。これは先生たちだけが進めていくでもなく、教育委員会だけが進めていくでもなくて、全員が進めていくことなんだと。全員に対して開かれているということは、それはとても素敵な権利の一つなんじゃないかなとも思うんです。当然、教育委員会にしかできない仕事もあるし、先生にしかできない役割もあるし、子どもたちにしかできないこともある。全員で枠を一つずつ外しながら、インクルーシブに取り組んでいきたいです。Upload By 発達ナビ編集部この連載を重ねることで、インクルーシブ教育推進のためのヒントを集めていきます。堀川さんは明確なビジョンを示しつつ、現場の声を何よりも尊重し、双方の視点を持ってリーダーシップを発揮されています。その姿勢こそが、全員が主体的に関わる事例としての日野市をつくっているのだと感じます。これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2024年07月24日子どもたちに大切な「知的好奇心」を宇宙で伸ばすオンライン宇宙探求講座。レベルにあわせて【宇宙入門コース】【宇宙探求コース】2コースを開設株式会社アストロコネクト(本社:神奈川県川崎市多摩区代表取締役:荒井大作、以下、アストロコネクト)は、小学生を対象にしたコース制のオンライン講座『オンラインジュニア宇宙クラブ』【宇宙入門コース】【宇宙探求コース】を、2024年4月14日よりスタートいたします。オンラインジュニア宇宙クラブ公式サイト : 『オンラインジュニア宇宙クラブ』とは星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河など、天体のことから、宇宙開発までをオンライン講座、クイズなど通して知ることができる、学ぶことができる場です。宇宙に興味を持ち始めた小学生から、さらに深く宇宙を知りたい小学生を対象にした講座です。講座の途中と最後に質問をする時間を十分に設け、手を挙げて、あるいはチャットで質問をして、その場で質問をし、その場で講師が解答します。より多くの子どもたちの質問に直接答えるために、『オンラインジュニア宇宙クラブ』では、講座参加人数を絞って開催しております。なぜ「宇宙」なのか?私が小学生のころ習った太陽系は「水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星」でした。「すいきんちかもくどってんかいめい」と口ずさんで覚えた方もいらっしゃると思います。ですが、今の教科書では太陽系は「水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星」と、冥王星は惑星ではなくなってしまっています。近年では太陽系内の惑星に新たな「衛星」が発見されるニュースが相次ぎ、私たちが見ていた習った「宇宙」は、今も日々変わっています。また、宇宙開発の世界では、1年間に既に200機以上のロケットが世界各国で打上げられるなど、進化のスピードが格段に速くなってきています。このように「宇宙」は「大人でも知らないこと、分からないことがある」「日々進化している」世界です。「宇宙」を知ることで、学ぶことで、子どもたちの「なぜだろう?どうしてだろう?」といった『知的好奇心』を伸ばすことができる。それが「宇宙」の魅力であり、子どもたちと大人が同じ場所で同じ目線で「夢」を話すことのできる世界です。オンライン ジュニア宇宙クラブの特徴宇宙が好きな子どもたちのために「3つの場」を用意しました。講座だけではなく、クイズや体験を通して「考える」ことができる場各講座では、講師からの話を聞くだけではなく、オンラインプラネタリウムで星の動きを見たり、講座の内容にそった宇宙クイズに挑戦したり、講師からの質問に答えたり、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。「宇宙×○○」のような、さまざまな視点からの「宇宙」に出会える場惑星や銀河、ブラックホールなど天文学に関する講座から、宇宙開発、宇宙医療など、様々な視点からの宇宙に出会えます。また、実際に宇宙に関する事業を行っている社会人・大学生の話を聞く特別講座なども予定しております。安心して質問や話ができる場日本全国にいる、自分と同じように宇宙に興味・関心を持った子どもたちと一緒に、宇宙について質問したり話をすることができます。オンラインジュニア宇宙クラブに参加された方限定の「オンライン放課後スペース」それが『みんなの広場』です。ここでは、宇宙・天文に関する質問をしたり、宇宙に関する「テーマトーク」、講師が今まで取り組んできたことを聞いて見たりと、様々な話を、安心して、することのできる場です。各コースの特徴宇宙入門コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河について、宇宙のはじまりから宇宙開発まで、幅広い「宇宙」について、分かりやすい講座やクイズを通して知ることができます。宇宙探求コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ各講座の内容に沿ったクイズに挑戦したり、講師からのテーマについて考えたりすることで、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。毎回テーマにあわせたワークショップを開催。テーマについて自分たちで考え、その内容を仲間の前で発表する場を設けることで、ジュニア宇宙クラブの想い子どもたちが安心して「宇宙が好き」だと言える場所を子どもたちが参加しているコミュニティは、学校やクラブ活動、習い事などがありますが、その多くは同じ地域・同じ世代で構成されています。その中では、自分の趣味や相性の良いコミュニティが、なかなか見つからないこともあります。特に「宇宙・天文・星空」などに興味・関心を持つ同世代に出会える場所は、現在でもとても少ないのが実情です。そこで子どもたちが、安心して「宇宙が好きです」と言える場を提供するために企画したのが「ジュニア宇宙クラブ」です。子どもたちの幸せのために「ジュニア宇宙クラブ」では、宇宙好きな同世代の子どもたちと出会えるだけでなく、宇宙・天文の専門家や宇宙を学ぶ大学生メンターなど、様々な方々に出会えることができます。宇宙は専門家でも、これからチャレンジすることばかりの世界です。大人も子どもも同じ場所から、同じ目線で、宇宙について語ることができる場を通して、子どもたちの視野が広がり、未来の選択肢が増える機会を提供します。講師紹介荒井大作(あらいだいさく)株式会社アストロコネクト代表取締役オンラインプラネタリウム代表「オンラインプラネタリウム」や「オンラインジュニア宇宙クラブ」などを通して、特に子どもたに、宇宙や星空の楽しさを届けるための事業を生み出している。年間延べ3,000人近くの子どもたちへ講座を提供し、その分かりやすく楽しい講座は各賞を受賞するなど高評価を得ている。★受賞履歴・ストリートアカデミー:子育て・キッズ部門優秀講座賞2020、2021年受賞・キッズウィークエンド:2021スクール賞グランプリ、2022年先生部門準グランプリオンライン講座概要・開催時期2024年4月14日~2024年8月18日(月2回開催)・開催時間「宇宙入門コース」16:00~17:10(70分・質疑時間含)「宇宙探求コース」19:00~20:30(90分・質疑、ワークショップ時間含)・開催場所オンライン(Zoom)・参加費「宇宙入門コース」10,000円(税込)「宇宙探求コース」25,000円(税込)※参加費は全10回分一括お支払いとなります※途中欠席の場合は返金されません。ご了承ください・最大参加人数「宇宙入門コース」30人「宇宙探求コース」15人オンライン ジュニア宇宙クラブ講座サイト◆オンラインジュニア宇宙クラブ講座TOP ◆宇宙入門コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ ◆宇宙探求コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ 株式会社アストロコネクト人は情報認識の8割を視覚に頼っていると言われています。そのため、「映像」というコンテンツはこれまでの間に飛躍的な進化を遂げました。その中でも「宇宙・天文」の分野は、多くの人に驚きと感動を与えるものだと考えております。多くの方に驚きと感動を与える「宇宙・天文」ですが、この分野に触れる機会は他の映像コンテンツと比べて少ないのが現状です。当社はこの現状を変えるために立ち上がり、「宇宙・天文」と「人」をつなぐことを使命としております。大人はもちろん、夢や希望にあふれた子どもたちのために、小さなことから一歩ずつ、「宇宙・天文」に関する事業を進めてまいります。会社概要社名:株式会社アストロコネクト所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-17-8 ESPOIR21 503代表取締役:荒井大作(あらいだいさく)創業:2019年9月公式URL: 事業内容1)「宇宙×エンターテインメント」事業2)「宇宙×教育」事業3)教材開発・機材開発・オリジナルグッズ企画/開発/販売4)デザイン事業5)オンラインライブ配信支援事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月09日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。‘’「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第二回は、神奈川県鎌倉市教育委員会の教育長である、高橋洋平氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール 高橋洋平 氏宮城県登米市出身。 中学校教員や市教育長を務めた父親と障害を持つ叔母の影響を受け、教育の道を志す。 東北大学教育学部を卒業し、文部科学省に入省。 学校教育のデジタル化や福島県庁での震災復興、米国の大学で教育研究、コンサルティング会社教育チームマネージャーなど、多角的に教育に携わる。2023年に鎌倉市立小中学校の教育行政を牽引する教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部正しいことを、子どもたちの「今」に合わせて実装するーー本日はよろしくお願いいたします。さまざまな視点・キャリアから教育に向き合ってきた高橋さんですが、まずは教育に対してのお考えの原点にあるものを教えていただけますでしょうか。原点には間違いなく福島で過ごした時間があります。私の在任当時、避難指示区域となった町村の子どもたちは、避難先に建てられたプレハブの仮設校舎などに通っていました。学校を訪ねるたびに、本当に可哀想だな、早く村に戻してあげたいなという一心で、県庁の学校再開支援チームをリードしていたんです。ーーそこで、今の教育に対する価値観にもつながる体験をされた。除染などにより放射線量が下がり避難指示が解除され、新しい学校の整備ができた時の、仮設校舎の閉校式での出来事でした。教育関係者と喜びを分かち合っていた私たちでしたが、ある小学校6年生の女の子から「仮設って言わないで。この学校は仮設なんかじゃない」って言われたんです。ーー仮設なんかじゃない。とても重い言葉です。もう、頭をガツンとやられるような、本当にショッキングな言葉でした。Upload By 発達ナビ編集部ーー子どもたちのためにと奔走するあまり、見えていないものがあったと。はい。その子が先生や友人と学びあった6年間は仮設なんかじゃなく、「本物」ですからね。人生に仮の時間なんてあってはならない。過去の震災に囚われ、未来の復興を見て、当時の私には子どもたちの今が見えていなかったんです。だから、「仮設」や「被災者」、「障害者」などもそうですが、一方的な決めつけではなく、目の前のその人と向き合って仕事をしたいと、強く思っています。ーーその経験が、今のインクルーシブ教育への想いにもつながっているんですね。能登地震でも学校を含め甚大な被害がありました。関係者の尽力で他校を間借りしたりして学校が再開されており、これからさまざまな面で復興が進んでいくことと思われます。何をもって本当の復興というかは本当に難しく、数字などで一律に「ここまでいったら復興!」と決められるものではなく、復興には一人ひとりの形があるのだと考えています。いずれにしても自分の力で立ち上がり、自らの幸せを掴んでいくことが、復興なのかなと考えています。それはまさにインクルーシブな学びにも通じて、それぞれの個性や特性を持ちながら、それぞれの学びや幸せを勝ち取っていくということのように思われます。東日本大震災でもコロナ禍でもさまざまな分断が生じましたが、そういった分断を乗り越えていけるような学びや対話の形を、これからも追い求めていきたいです。ーーインクルーシブ教育について文部科学省が示す方針については、どのように捉えられていますか?インクルーシブ教育を含め文部科学省が示す方向性は、基本的にはいつも正しいことを言っているなと感じます。でも、その正しいことを子どもたちや学校教育の現場において、真に正しいものにどのように落とし込んでいけるかが大事なことです。福島での経験を踏まえて、鎌倉で実践していきたいと、今はそう思っていますね。鎌倉は多彩な文化にも恵まれ、そして海や山という自然も近くにあり、学ぶ場としてとても豊かだと思っています。そして何より、多様な人がこの街を選んで、関わってくれている。まさに街としてもインクルーシブな環境の中で、鎌倉らしい教育の形をつくっていきたいです。Upload By 発達ナビ編集部その場所ならではのテーマやキーワードを見つけ、街の共感を得て推進するーーインクルーシブ教育の中でも、「鎌倉らしさ」について紐解いていければと思っています。鎌倉市が見据える未来について、教えてください。鎌倉では、世界に誇れる持続可能な町、そして共生社会を市民と共創するというビジョンを掲げています。 市民一人ひとりがお互いに尊重し合って、支え合って、自らが望む形で社会との関わりを持ち、生涯に渡って安心して自分らしく暮らしていくというものです。とてもインクルーシブな考え方を持ったビジョンだと思っています。ーー鎌倉市の教育が目指す方向と、重なる部分が大いにあると。はい。まずは自分自身を認め、そのうえで他者を尊重し、違いがあるからこそ学びがあると理解する。その上で、他者と協働しながら持続可能な共生社会の創り手へと育っていく。そんな視点に基づいているのが、鎌倉市の教育が目指す基本的な考え方です。鎌倉らしさで言うと、一つは「如意」という禅の言葉があります。Upload By 発達ナビ編集部ーー「如意」ですか。歴史ある鎌倉らしい言葉です。いわゆる如意棒の「如意」であり、意のまま、自由自在という禅の言葉です。自分の良さと可能性を認め、他者を価値ある存在として尊重し、目指したい方向を合わせながら進んでいく。自分だけでなく社会として自由自在で幸福であることを尊重する。Well-beingに通じる言葉だと思っており、教育で目指すべき姿であるなと感じています。ほかにも、この街らしさで言うと「鎌倉野菜」にもヒントがあるかなと。ーー「鎌倉野菜」はブランド化されて全国的に人気ですよね。山に囲まれた鎌倉の狭い土地であり、かつ多様なレストランからのオーダーを受けて、色とりどりの野菜が少量多品種で生産されています。七色畑とも呼ばれ、インクルーシブ教育が目指すべき姿も重なる、そんな風に思っています。弱みは強みに変わるし、活躍の場を通じてスタイルがつくられ包摂される、鎌倉の教育の姿にも取り入れていきたいなと。その土地ならではの教育の形、キーワードを見つけることは、関係者の目線も揃いやすく、大切なことかなと感じています。Upload By 発達ナビ編集部一方で、難しいのは、歴史ある鎌倉の資材を活用することのみに縛られてしまうと、発想としてプロダクトアウトなんですよね。教育においては、やはり子どもたちを起点としたマーケットインで考えていないと、意味のある形に落とし込めないと思います。やはり学習者中心の視点で考えなければならない。これは忘れてはいけないポイントの一つです。ーーなるほど。そんな鎌倉市の教育においての課題はどのあたりにありますか?どの教育委員会でも重要なテーマとして扱われていますが、学校に行くのがつらい子どもたちが増加しています。学校教育の構造も変わっていかなければなりません。子どもたちが学校にフィットしていない本質的な原因に目を向けながら、さまざまな方々と連携してプロジェクトを進めているところです。民間との協業に力を入れ、魅力的な人や資金のリソースを確保するーー不登校のお子さんに対する取り組みについて、具体的に教えてください。「かまくらULTLAプログラム」という取り組みをご紹介させていただきます。こちらは、不登校や学校に行くことがつらいと感じている子どもたちを対象にした、一人ひとりが学習の個性や特性に応じて自分らしく学んでいく方法を見つけていくことを目的とした探究プログラムです。鎌倉らしい森、お寺、海、テック企業などの地域特性を活かしながら、色んな分野のプロである大人たちと一緒に活動をします。海のプログラムでは、「タコから学ぶ生物多様性からの自己理解」をテーマに、漁師さんのお話を聞いたり、「気持ち悪いー!」とか言いながらもタコを触ったり、パエリアにして食べちゃったり、体験を通して学んでいきます。そうやって保護者の方がいないところで、1つの探究テーマを通して、自らの学習の特性を踏まえて学び方を自己調整しながら学んでいくプログラムです。Upload By 発達ナビ編集部ーー不登校の子どもたちにとって、非常に有意義な場をつくることができているんですね。森のプログラムでは、浄智寺の朝比奈住職の得意料理でもあるカレーをいただいたのですが、その上に鎌倉野菜の素揚げを乗せました。敏感な子も多く、「絶対食べられないよ」と言っていたのですが、ペロリと食べていましたね。「どうして食べられたの?」と聞いてみたら、見たことがない野菜だから挑戦してみたと話してくれました。他にも浄智寺の井戸水の飲み比べをしてみたり、五感を思う存分活用した伸び伸びとした学習に、鎌倉のエッセンスを加えて、独自のプログラムを展開しているんです。ーーお話を伺っているだけで、子どもたちの目が輝いている様子が浮かんでくるようです。本当にそうなんです。例えば工作や絵やダンスやプログラミングなど、子どもたちそれぞれに得意な表現方法があります。得意な学習スタイルで、自ら学びのハンドルを握り、自分らしく学びを掴み取っていくという方向に、教育が変わっていかなければならないのだと思っています。このプログラムは、それぞれの子供たちが学びに向き合っていくエネルギーを高めることができていると感じています。海のプログラムの終わりに「なりたい自分になれたよ!」って叫んでくれたお子さんもいて。大人たちも感動していましたね。ーーとても感動的なエピソードです。一方で、子どもたちが何が得意で、どんな個性を持っているか見えづらいという、学校現場の悩みもあるようです。そのために私たちは、アセスメントという形で学びの特性をできるだけ把握できるように努めています。話すのが得意なのか、聞くのが得意なのか、対人関係や関心分野、表現の特性までを可視化していきます。このデータは、もちろん本人や保護者の方にも共有して、ご家庭での理解にも役立てていただいています。子どもによってはあえて苦手な学び方にチャレンジしたりということも見られるようになってきました。学校ではLITALICO教育ソフトのプログラムも活用しながら、定点観測的に継続して積み上げていき、その後の学びと接続していけるように取り組んでいるところです。特別支援学級を中心に先生と活用してフィードバックを重ね、教育の現場でも役立っています。Upload By 発達ナビ編集部ーー「かまくらULTLAプログラム」での実践を経て、今後の展望を教えてください。手応えを感じているので、学びの多様化を進めるために、体験型のプログラムを軸とした新しい「学びの多様化学校(不登校特例校)」をつくる計画を進めています。1学年10人ほどを想定していまして、学校に行きづらさを感じている子どもたちの学習の進度や特性に合わせて、個別最適の学びが得られる場として令和7年の開校を目指しています。こうした施策を進めていくことで、従来の学校とも相互に刺激を与え合って、学びの選択肢を増やしていきます。通常の学校に通えない子の受け皿やセーフティネットにという言い方はあまりしたくなくて、自分らしく学べ、こういう場なら行ってみたいと思ってもらえるものにしていきたい。こうした取り組みを通して、今学びとつながれていない子どもたちの可能性にしていきたいと思っています。ーー民間との連携で言うと、ほかにはどのようなことをされていますか?「鎌倉スクールコラボファンド」という取り組みをしています。これは、プロジェクト型学習やプログラミング学習、デジタルを活用した個別最適な学びなど、学校が魅力的な企業や大学、NPO等とのコラボレーションを通して、社会に開かれた教育課程を実現していくために、クラウドファンディングで資金調達をするものです。Upload By 発達ナビ編集部寄付を個人や企業から募り、教育委員会でプールすることで、子どもたちの学びにとって必要な領域に、スピード感を持って柔軟に使っていくことができます。このようなアジャイルな資金の活用の仕方はやはり公費だけでは難しく、クラウドファンディングだからこそ実現できた形となります。第4弾となる今回の募集でもなんとか目標達成して調達できました。ーー他の市区町村にも横展開できるような、インクルーシブ教育の土台をつくるためにも活用できそうなモデルですね。そうですね。このスクールコラボファンドの取り組み自体も、他自治体にも広がりを見せています。もちろん私たちのノウハウも共有しますので、今後も全国の自治体に波及していってくれたら良いなと思います。私たちもさらに進化させていきたいと計画しているところです。Upload By 発達ナビ編集部ーーたくさんの視点をいただきありがとうございました。最後に、鎌倉市としてこれから大切にしていく、教育に対しての想いについて教えてください。これからの学校教育の現場には、子どもたちが自分で学びを選ぶという形が求められてくると思います。大人に一方的に教えてもらう教育ではなく、子どもたちが主体的に自ら掴み取っていく学びの環境をいかにデザインできるかが試されてくる。福島の復興で被災者自身が自分の力で立ち上がり、自ら多様な幸福を掴み取っていった時と同じように、子どもたちに一方的に与える学びでなく、多様な子どもたちを信じて委ねながら、共に学んで成長していきたい。そんなことを日々考えながら、鎌倉市のインクルーシブな学びのためにできることに力を尽くしたいと思います。インクルーシブ教育推進のために、まずは子ども以上に大人がワクワクしながら働けているか高橋さんは最後に、個別最適で協働的な学びとか、探究的な学びを教育で実現したいと言うのなら、それ以前に大人がワクワクと自分の仕事に向き合えているかが大切なのではないか、と話されていました。教育委員会自身、あるいは教育長自身が、そういう学びであったり、仕事の仕方をできてるかどうかを常に見直さなければいけないと、自分に言い聞かせているようです。言葉や枠組みが先行しがちなインクルーシブ教育の本質を突いた、示唆のある言葉だと感じました。Upload By 発達ナビ編集部引き続き、この連載では全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2024年03月19日宇宙に興味を持った小学生に!宇宙について楽しく学ぶオンライン講座。「宇宙入門コース」無料体験講座を3月17日/31日に開催株式会社アストロコネクト(本社:神奈川県川崎市多摩区代表取締役:荒井大作、以下、アストロコネクト)は、小学生を対象にしたコース制のオンライン講座『オンラインジュニア宇宙クラブ』「宇宙入門コース」の無料体験講座を、3月17日(日)/31日(日)に開催いたします。【宇宙入門コース】無料体験講座申込ページ : 『オンラインジュニア宇宙クラブ』とは星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河など、天体のことから、宇宙開発までをクイズを通して学びます。宇宙に興味を持ち始めた方から、更に深く宇宙を知りたい小学生を対象にした講座です。講座の途中と最後に質問をする時間があります。手を挙げて、あるいはチャットで質問をして、その場で講師が解答します。より多くの子どもたちの質問に直接答えるために、講座参加人数を絞って開催しております。無料体験講座概要【無料体験講座★概要】開催日:2024年3月17日(日)・31日(日)開催場所:Zoom(オンライン)講座開催時間:15:00~15:30※各回30分(講座20分+質問時間10分)※講座の中で宇宙3択クイズに挑戦して頂きます※今回の講座テーマは「星座の世界」です※17日、31日共に同じ内容となります。各回定員:25名※ご兄弟、ご家族でご参加の場合でも、1名分のお申込みでご参加可能です。参加費:無料オンライン ジュニア宇宙クラブの特徴宇宙が好きな子どもたちのために「3つの場」を用意しました。講座だけではなく、クイズや体験を通して「考える」ことができる場各講座では、講師からの話を聞くだけではなく、オンラインプラネタリウムで星の動きを見たり、講座の内容にそった宇宙クイズに挑戦したり、講師からの質問に答えたり、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。「宇宙×○○」のような、さまざまな視点からの「宇宙」に出会える場惑星や銀河、ブラックホールなど天文学に関する講座から、宇宙開発、宇宙医療など、様々な視点からの宇宙に出会えます。また、実際に宇宙に関する事業を行っている社会人・大学生の話を聞く特別講座なども予定しております。安心して質問や話ができる場オンラインジュニア宇宙クラブに参加された方限定の「オンライン放課後スペース」それが『みんなの広場』です。ここでは、宇宙・天文に関する質問をしたり、宇宙に関する「テーマトーク」、講師が今まで取り組んできたことを聞いて見たりと、様々な話を、安心して、気兼ねなくすることのできる場です。各コースの特徴宇宙入門コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河について、宇宙のはじまりから宇宙開発まで、幅広い「宇宙」について、分かりやすい講座やクイズを通して知ることができます。宇宙探求コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ各講座の内容に沿ったクイズに挑戦したり、講師からのテーマについて考えたりすることで、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。毎回テーマにあわせたワークショップを開催。テーマについて自分たちで考え、その内容を仲間の前で発表する場を設けることで、ジュニア宇宙クラブの想い子どもたちが安心して「宇宙が好き」だと言える場所を子どもたちが参加しているコミュニティは、学校やクラブ活動、習い事などがありますが、その多くは同じ地域・同じ世代で構成されています。その中では、自分の趣味や相性の良いコミュニティが、なかなか見つからないこともあります。特に「宇宙・天文・星空」などに興味・関心を持つ同世代に出会える場所は、現在でもとても少ないのが実情です。そこで子どもたちが、安心して「宇宙が好きです」と言える場を提供するために企画したのが「ジュニア宇宙クラブ」です。子どもたちの幸せのために「ジュニア宇宙クラブ」では、宇宙好きな同世代の子どもたちと出会えるだけでなく、宇宙・天文の専門家や宇宙を学ぶ大学生メンターなど、様々な方々に出会えることができます。宇宙は専門家でも、これからチャレンジすることばかりの世界です。大人も子どもも同じ場所から、同じ目線で、宇宙について語ることができる場を通して、子どもたちの視野が広がり、未来の選択肢が増える機会を提供します。オンライン ジュニア宇宙クラブ講座サイト◆オンラインジュニア宇宙クラブ講座TOP ◆宇宙入門コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ ◆宇宙探求コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ 講師紹介荒井大作(あらいだいさく)株式会社アストロコネクト代表取締役オンラインプラネタリウム代表「オンラインプラネタリウム」や「オンラインジュニア宇宙クラブ」などを通して、特に子どもたに、宇宙や星空の楽しさを届けるための事業を生み出している。年間延べ3,000人近くの子どもたちへ講座を提供し、その分かりやすく楽しい講座は各賞を受賞するなど高評価を得ている。★受賞履歴・ストリートアカデミー:子育て・キッズ部門優秀講座賞2020、2021年受賞・キッズウィークエンド:2021スクール賞グランプリ、2022年先生部門準グランプリ株式会社アストロコネクト人は情報認識の8割を視覚に頼っていると言われています。そのため、「映像」というコンテンツはこれまでの間に飛躍的な進化を遂げました。その中でも「宇宙・天文」の分野は、多くの人に驚きと感動を与えるものだと考えております。多くの方に驚きと感動を与える「宇宙・天文」ですが、この分野に触れる機会は他の映像コンテンツと比べて少ないのが現状です。当社はこの現状を変えるために立ち上がり、「宇宙・天文」と「人」をつなぐことを使命としております。大人はもちろん、夢や希望にあふれた子どもたちのために、小さなことから一歩ずつ、「宇宙・天文」に関する事業を進めてまいります。会社概要社名:株式会社アストロコネクト所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-17-8 ESPOIR21 503代表取締役:荒井大作(あらいだいさく)創業:2019年9月公式URL: 事業内容1)「宇宙×エンターテインメント」事業2)「宇宙×教育」事業3)教材開発・機材開発・オリジナルグッズ企画/開発/販売4)デザイン事業5)オンラインライブ配信支援事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月13日小学生対象の宇宙について楽しく学ぶオンライン講座。レベルにあわせて「宇宙入門コース」「宇宙探求コース」の2コースを開講株式会社アストロコネクト(本社:神奈川県川崎市多摩区代表取締役:荒井大作、以下、アストロコネクト)は、小学生を対象にしたコース制のオンライン講座『オンラインジュニア宇宙クラブ』「宇宙入門コース」「宇宙探求コース」を、2024年4月よりスタートいたします。オンラインジュニア宇宙クラブ公式サイト : 『オンラインジュニア宇宙クラブ』とは星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河など、天体のことから、宇宙開発までをクイズを通して学びます。宇宙に興味を持ち始めた方から、更に深く宇宙を知りたい小学生を対象にした講座です。講座の途中と最後に質問をする時間があります。手を挙げて、あるいはチャットで質問をして、その場で講師が解答します。より多くの子どもたちの質問に直接答えるために、講座参加人数を絞って開催しております。講座概要・開催時期2024年4月14日~2024年8月18日(月2回開催)・開催時間「宇宙入門コース」16:00~17:10(70分)「宇宙探求コース」19:00~20:30(90分)・開催場所オンライン(Zoom)・参加費「宇宙入門コース」10,000円(税込)「宇宙探求コース」25,000円(税込)※参加費は全10回分一括お支払いとなります※途中欠席の場合は返金されません。ご了承ください・最大参加人数「宇宙入門コース」30人「宇宙探求コース」15人オンライン ジュニア宇宙クラブの特徴宇宙が好きな子どもたちのために「3つの場」を用意しました。講座だけではなく、クイズや体験を通して「考える」ことができる場各講座では、講師からの話を聞くだけではなく、オンラインプラネタリウムで星の動きを見たり、講座の内容にそった宇宙クイズに挑戦したり、講師からの質問に答えたり、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。「宇宙×○○」のような、さまざまな視点からの「宇宙」に出会える場惑星や銀河、ブラックホールなど天文学に関する講座から、宇宙開発、宇宙医療など、様々な視点からの宇宙に出会えます。また、実際に宇宙に関する事業を行っている社会人・大学生の話を聞く特別講座なども予定しております。安心して質問や話ができる場オンラインジュニア宇宙クラブに参加された方限定の「オンライン放課後スペース」それが『みんなの広場』です。ここでは、宇宙・天文に関する質問をしたり、宇宙に関する「テーマトーク」、講師が今まで取り組んできたことを聞いて見たりと、様々な話を、安心して、気兼ねなくすることのできる場です。各コースの特徴宇宙入門コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河について、宇宙のはじまりから宇宙開発まで、幅広い「宇宙」について、分かりやすい講座やクイズを通して知ることができます。宇宙探求コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ各講座の内容に沿ったクイズに挑戦したり、講師からのテーマについて考えたりすることで、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。毎回テーマにあわせたワークショップを開催。テーマについて自分たちで考え、その内容を仲間の前で発表する場を設けることで、ジュニア宇宙クラブの想い子どもたちが安心して「宇宙が好き」だと言える場所を子どもたちが参加しているコミュニティは、学校やクラブ活動、習い事などがありますが、その多くは同じ地域・同じ世代で構成されています。その中では、自分の趣味や相性の良いコミュニティが、なかなか見つからないこともあります。特に「宇宙・天文・星空」などに興味・関心を持つ同世代に出会える場所は、現在でもとても少ないのが実情です。そこで子どもたちが、安心して「宇宙が好きです」と言える場を提供するために企画したのが「ジュニア宇宙クラブ」です。子どもたちの幸せのために「ジュニア宇宙クラブ」では、宇宙好きな同世代の子どもたちと出会えるだけでなく、宇宙・天文の専門家や宇宙を学ぶ大学生メンターなど、様々な方々に出会えることができます。宇宙は専門家でも、これからチャレンジすることばかりの世界です。大人も子どもも同じ場所から、同じ目線で、宇宙について語ることができる場を通して、子どもたちの視野が広がり、未来の選択肢が増える機会を提供します。オンライン ジュニア宇宙クラブ講座サイト◆オンラインジュニア宇宙クラブ講座TOP ◆宇宙入門コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ ◆宇宙探求コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ 講師紹介荒井大作(あらいだいさく)株式会社アストロコネクト代表取締役オンラインプラネタリウム代表「オンラインプラネタリウム」や「オンラインジュニア宇宙クラブ」などを通して、特に子どもたに、宇宙や星空の楽しさを届けるための事業を生み出している。年間延べ3,000人近くの子どもたちへ講座を提供し、その分かりやすく楽しい講座は各賞を受賞するなど高評価を得ている。★受賞履歴・ストリートアカデミー:子育て・キッズ部門優秀講座賞2020、2021年受賞・キッズウィークエンド:2021スクール賞グランプリ、2022年先生部門準グランプリ株式会社アストロコネクト人は情報認識の8割を視覚に頼っていると言われています。そのため、「映像」というコンテンツはこれまでの間に飛躍的な進化を遂げました。その中でも「宇宙・天文」の分野は、多くの人に驚きと感動を与えるものだと考えております。多くの方に驚きと感動を与える「宇宙・天文」ですが、この分野に触れる機会は他の映像コンテンツと比べて少ないのが現状です。当社はこの現状を変えるために立ち上がり、「宇宙・天文」と「人」をつなぐことを使命としております。大人はもちろん、夢や希望にあふれた子どもたちのために、小さなことから一歩ずつ、「宇宙・天文」に関する事業を進めてまいります。会社概要社名:株式会社アストロコネクト所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-17-8 ESPOIR21 503代表取締役:荒井大作(あらいだいさく)創業:2019年9月公式URL: 事業内容1)「宇宙×エンターテインメント」事業2)「宇宙×教育」事業3)教材開発・機材開発・オリジナルグッズ企画/開発/販売4)デザイン事業5)オンラインライブ配信支援事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月21日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、「宇宙刑事」40周年記念『宇宙刑事ギャバン』ウオッチを、2024年2月19日より、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。東映特撮ドラマシリーズ「メタルヒーローシリーズ」の輝かしき40周年を記念しておくる、限定のクロノグラフモデル。立体感あるメタルな文字盤は、宇宙刑事シリーズ中、屈指の人気を誇る宇宙刑事ギャバンの光り輝くマスクをイメージ。戦闘力と捜査力をアップするコンバットスーツさながらに――。クールでスタイリッシュな外観に心躍る逸品です。2024年2月19日(月)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: ■宇宙刑事ギャバンのメタルなマスクをイメージしたクロノグラフモデル■裏蓋には『宇宙刑事ギャバン』のロゴとともに、世界に一つのエディションナンバーが刻まれます。■魔空空間に立つ宇宙刑事ギャバンに心躍る!銀河連邦警察本部のマーク入りの特製ボックスと、シルバーミラー加工が施されたギャランティカード付。■銀河連邦警察本部のマークが型押しされた、シルバーに輝く特製ボックスに収めてお届けします。■商品情報商品名:「宇宙刑事」40周年記念『宇宙刑事ギャバン』ウオッチ価格 :49,800円(税込54,780円)限定数:1982点発売日:2024年2月19日(月)発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : ■商品仕様●材質:ケース・裏蓋・バンド=ステンレススチール 風防=ハードレックス 特製ボックス=合成皮革、紙、ポリエステル、アクリル●ケースサイズ(約):47×39.8×厚さ11.8mm●手首回り(約):S=14cm、M=16cm、L=18cm●特製ボックスサイズ(約):9.5×9.5×7.7cm●ムーブメント:クオーツ(平均月差±15秒以内)●日常生活用強化防水(10気圧防水)●1年間品質保証●日本製(特製ボックスは中国製)※製造上の理由により、裏蓋の向きや文字の位置、仕様等が写真とは若干異なる場合があります。■『宇宙刑事ギャバン』1982年に放送を開始した東映特撮ドラマシリーズ「メタルヒーローシリーズ」第一弾のヒーローで、地球に派遣された宇宙刑事。スーツ装着コード「蒸着」指令を発することによって亜空間内にいる超次元高速機ドルギランのコンピュータが作動し、特殊軽合金グラニウム製のターボプロテクターが電送される。このプロセスは0.05秒間で完了し、銃を発砲された刹那に飛んでくる銃弾を手で受け止めることも可能。ハイパワークラッシャーパネルにより全身の力がパワーアップし、異次元や宇宙空間でも活動可能となる。■PREMICO(プレミコ)についてPREMICOは、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月19日皆さんは、他人の教育論に困惑した経験はありますか?今回は「自分の教育論を押しつける義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言夫は義母の言いなりで…義母の言いなりになっている夫に、困り果てていた主人公。義母は「子どもにわがままを覚えさせるな」という極端な教育論を押しつける人物で、夫もそれに従っていました。ある日、娘がほしがっていた赤のランドセルを購入。しかし「オレンジがいいわよ」という義母の一言で、夫は赤のランドセルを捨ててしまったのです。娘はひどく傷つき「パパ嫌い」と言うようになりました。離婚を決意した主人公は、母も含めて義母と話し合うことにします。しかし反省せず、自分が正しいと思っている義母は…。母にイヤミを…出典:モナ・リザの戯言「娘さんの教育に失敗されましたね」と母にイヤミを言いました。母は「いいえ、失敗したのはあなたです」と言い返します。その後、主人公は「あなたとはやっていけない」と容赦なく夫に言い放つのでした。読者の感想我慢することはときには大切だと思いますが、娘のものを勝手に捨てるのはひどすぎますね…。娘を傷つけるのは教育論ではなく、ただの嫌がらせだと感じました。(30代/女性)ランドセルは娘の好みの色にしてほしいですよね…。家族の教育方針に、義母が口出しするのはよくないと思いました。(50代/女性)
2024年02月19日東京・銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」は、2024年2月1日から高知特産『土佐宇宙酒・土佐宇宙深海酒』の販売を開始いたします。店舗地下1階「とさ蔵」の酒販売エリアに特設コーナーを設置。公式オンラインショップからもお買い求めいただけます。生産量に限りがある貴重な一杯をぜひ、この機会に。壮大な宇宙、深海への旅に思いを馳せながらお楽しみください。夢とロマンが詰まった、世界的に希少価値の高い芳醇な一杯【土佐宇宙酒とは】土佐宇宙酒は、2005年にISS国際宇宙ステーションで培養した高知県産酵母を使った日本酒です。有志で立ち上げた高知県宇宙利用推進研究会、酒造組合、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの各団体が協力し合い、同年10月1日、ソユーズロケットに酵母を搭載して打ち上げ、高度40万メートルのISS内にて10日間、増殖・培養しました。帰還した酵母を使って高知県工業技術センターにて試験醸造を繰り返した後、各蔵で活用して商品化。酵母と共に宇宙を旅した高知県産の好適米「吟の夢」「風鳴子」は「宇宙米」とされ、これらを使用する宇宙酒には厳しい基準が設けられています。毎年行われる土佐宇宙酒審査会の審査に合格したものだけが認定、販売されているのです。【宇宙深海酒とは】宇宙深海酵母は、宇宙酵母をさらに水深6,200メートルの深海に持ち込んで培養したものです。高知県産酵母が宇宙から帰還した14年後の2019年。研究者によって南鳥島の周辺海域で水深6,000メートルに沈められました。このときは酵母が水圧に耐えられずに全滅しましたが、実験室で高圧下でも生きながらえる酵母を厳選し、2021年1月に再挑戦。茨城県沖6,200メートルの深海で4カ月間、600気圧の環境に耐えた酵母が生還しました。生存率3億分の1という過酷な試練を乗り越えて誕生した「宇宙深海酵母」です。この酵母を使って醸造されたのが宇宙深海酒。宇宙酒と同じように、厳しい認定条件と審査基準が設けられています。宇宙深海酵母は気圧の高い環境に適応しようとしたのか、酵母菌の細胞壁が厚くなったことが研究者によって確認され、一般的な土佐酒よりも酸の度数が高い傾向にあることが分かりました。【販売する土佐宇宙酒・宇宙深海酒の銘柄】<純米吟醸 宇宙深海酒 美丈夫>(720ml/濱川商店)宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒<純米吟醸 夢追い酒 土佐宇宙酒>(720ml/土佐鶴酒造)土佐宇宙酵母と好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒<特別純米酒 空と海>(720ml/高木酒造)宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した特別純米酒<深海の宇宙 Shinkai no Sora>(720ml/有光酒造場)宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米大吟醸<宇宙のパワーで夢を叶える純米酒>(720ml/司牡丹酒造)土佐宇宙酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米酒<FAR DEEP>(720ml/司牡丹酒造)宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒<亀泉 宇宙深海酒>(720ml/亀泉酒造)宇宙深海酵母と酒造好適米・風鳴子を使用した純米大吟醸原酒<宇宙深海酒 宙海-chukai->(720ml/無手無冠)宇宙深海酵母と酒造好適米・吟の夢を使用した純米吟醸酒【高知県アンテナショップまるごと高知】所在地: 東京都中央区銀座1-3-13 オーブプレミア最寄駅: JR線有楽町駅、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅営業: 10:30~19:00(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月08日万田発酵株式会社(本社:広島県尾道市、代表取締役社長:松浦 良紀)が開発した「万田酵素(宇宙用)」が、2023年11月14日(火)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)によって、「宇宙日本食」として認証されました。万田酵素(宇宙用)_ラベル万田酵素(宇宙用)_商品万田酵素(宇宙用)_認証書万田発酵は、企業理念に「人と地球の健康に貢献する」を掲げ、独自の植物発酵技術を通して「健康・環境・食糧に関する課題」を解決し、お客様の日々に寄り添い、生きる力を支え続けていくことを企業使命として、植物発酵食品「万田酵素」シリーズを製造・販売してまいりました。温暖化や気候変動など地球レベルでの対応が模索される中で、宇宙という過酷な環境で活動される宇宙飛行士の生きる力と健康を支えたいという思いから、2020年9月に「万田酵素(宇宙用)」の認証取得への挑戦がスタート。発酵食品は宇宙日本食の認証基準を満たすことが困難と言われる中、厳しい安全・品質基準が設けられた様々な審査(下記参照)をひとつずつクリアしていきました。認証基準の一部(1.5年以上の賞味期限、常温保存可能)を万田発酵の「万田酵素」がすでに満たしていたこと、さらに、無重力下で食される宇宙日本食には中身の飛散を防止することが必ず求められますが、「万田酵素」はペースト状で粘度が高いため、「万田酵素」本来の形状を変えずに宇宙でも問題なく食すことができる点が、認証取得の追い風になりました。そして約3年2ヵ月、のべ1,000日以上の歳月を経て、このたび、ついに宇宙日本食の認証取得に至りました。万田発酵は、これからも、独自の植物発酵技術を通して、人と地球の健康に貢献してまいります。◆製品概要品名(和文):万田酵素(宇宙用)品名(英文):Fermented Botanical Food (Paste Type)区分 :デザート◆宇宙日本食とは「宇宙日本食は、食品メーカーなどが提案する食品をJAXAが定める宇宙日本食認証基準と照らし、基準を満足している場合に宇宙日本食として認証するものです。ISSに滞在する日本人宇宙飛行士に、日本食の味を楽しんでもらい、長期滞在の際の精神的なストレスを和らげ、ひいてはパフォーマンスの維持・向上につながることを目的として開発したものです。」【出典:JAXA公式サイト 2023年10月16日アクセス】宇宙日本食としての認証により、「万田酵素(宇宙用)」はJAXAが管理する宇宙日本食リストに加えられ、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士が希望した場合に、ISSで宇宙食として活用されることとなります。◆当社の宇宙日本食認証取得までの道のり2020年9月 宇宙プロジェクトチームが発足、約500ページにわたる申請書を作成2021年8月 一次審査通過JAXAが指定する多数の検査を実施検査結果等を追加し二次審査時には900ページを超える申請書を作成2023年7月 製造工場である広島県・因島の本社工場にて立入検査実施2023年8月 立入検査合格2023年9月 二次審査通過2023年11月 宇宙日本食として認証取得◆万田酵素とは※これらの市販品は、宇宙日本食と異なり、ISSに搭載されるものではありません。万田酵素シリーズ万田酵素は、日本国内を中心に選びぬかれた果実類、穀類、海藻類、野菜類の「果穀藻菜」、さまざまな気候風土で生き抜いた53種類以上の植物性原材料を使用し、無加水・非加熱※1にこだわり、保存料は使用せず、3年3ヵ月以上もの時間をかけて発酵・熟成させた植物発酵食品です。果実は皮や種までまるごと発酵・熟成させています。食生活改善から健康を目指す方にお勧めする商品です。※1 発酵・熟成の過程で発売から40年近く経った現在まで多くのお客様にお買い求めいただいており、累計出荷個数は4,800万個※2を突破しております。※2 万田酵素シリーズ累計出荷数/メーカー調べ(2022年11月現在)◆会社概要万田発酵株式会社所在地 :(本社)広島県尾道市因島重井町5800-95代表者 :代表取締役社長 松浦 良紀設立 :1987(昭和62)年6月3日事業内容:健康食品等の製造及び販売<コーポレートサイト> <「万田酵素」紹介ページ> <オンラインショップサイト> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月14日教育と探求社は、高校の教員や教育関係者を対象としたウェビナー「探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―」を2023年11月2日にオンラインで開催いたします。このウェビナーでは、教育で日本の未来を変革するための議論と最新情報を提供します。探求型人材が日本の未来を拓く教育と探求社は、19年にわたり、探究学習を開発・普及させてきました。主体性と創造性を育む様々なプログラムを学校現場に届けてまいりました。学習指導要領が変わり、探究学習は着実に広まりつつあります。しかし、大学受験という壁を越えるために、生徒たちがせっかく身につけ始めた野性味ある学びが抑制され、受験のプロセスのなかで、過度に既存のルールや現在の社会に適合した人材が生み出される傾向があります。このシンポジウムでは、中学から高校、大学までの連続性を保ちながら、野性味を失わずに知識と専門性を習得する方法に焦点を当てています。<本ウェビナーのホスト 宮地 勘司のコメント>「失われた30年」と呼ばれる時代を超えても、日本の変革は遅々として進んでいません。世界が急速に変化し、新たなチャレンジに向かう他国と比べて、日本人は変化を恐れがちで、未来への自信を失いつつあります。このウェビナーでは、私たちが内に秘めた「野性味」を取り戻し、よりすばらしい未来を築くためには、教育を変革する必要があるという視点を共有します。■企画概要◯日程2023年11月2日(木)19時00分~20時30分◯形式Zoomウェビナーによるオンラインセミナー◯テーマ探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―◯対象教育関係者、高校の先生など(約100名)◯内容 (予定)◎キーノートスピーチ「想定外と板挟みの時代における大学教育とは?」登壇者 鈴木 寛氏(東京大学 教授、慶應義塾大学 特任教授、社会創発塾塾長)◎トークセッション「大学における探究学習の今とこれから」モデレーター :鈴木 寛氏パネリスト :伊藤 羊一氏(武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長、Musashino Valley 代表、LINEヤフーアカデミア 学長、Voicyパーソナリティ)パネリスト :岩田 千栄美氏(桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 特任講師)パネリスト :早田 吉伸氏(叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 教授、産学官連携・研究推進センター長、県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS) 教授)ホスト :宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 代表理事)◯主催株式会社教育と探求社このウェビナーは、教育に情熱を持つ方々、探求学習の実践に取り組む教育者、そして教育が未来にどのように影響を与えるかに関心を抱く先生方の参加をお待ちしています。参加登録および詳細情報はウェビナー専用Peatixページでご確認いただけます。 ■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は2004年の創業以来約2,000校で導入され、合計36万人の生徒が学んでいます(2023年3月現在)。代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日インクルーシブ教育システムとはインクルーシブ(inclusive)とは「包摂的な」「包み込む」という意味を持っており、インクルーシブ教育とは「誰も排除せず、すべてを包み込む教育」とされています。現在の日本の学校ではマジョリティ(多数派)の子ども中心のつくりとなっています。例えば、障害のない子ども、シスジェンダー(生まれたときの性別と自分が自認している性別が一致している)の子ども、家庭環境が安定している子どもなどです。しかし、実際の社会の中には障害のある子ども、性的マイノリティの子ども、外国にルーツのある子ども、社会的養護が必要な家庭の子どもなどもいます。そのようなマイノリティ(少数派)の子どもたちが排除されないように、マジョリティ、マイノリティ関係なく誰もが当たり前に通常の学校に通えるように教育システムを変えていくことがインクルーシブ教育においては必要です。日本では、障害者の権利に関する条約を踏まえて、インクルーシブ教育システムの構築が進められています。インクルーシブ教育システムとは文部科学省でこのように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。引用:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要|文部科学省このコラムでは、・インクルーシブ教育って?・インクルーシブ教育の実践例・合理的配慮の手順・インクルーシブ教育の課題・インクルーシブ教育を広めるために保護者ができることなど、インクルーシブ教育についてのギモンから、課題まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】メリット、デメリットは?実践例や保護者ができることなどインクルーシブ教育を分かりやすく解説!ここからはインクルーシブ教育・インクルージョン研究者/一般社団法人UNIVA 理事の野口 晃菜先生にインクルーシブ教育についての質問にお答えいただきます。(質問)「インクルーシブ教育」という言葉を最近よく聞くようになりました。「みんな一緒に」という考え方ということなのでしょうか。一体どのようなものなのか分かりやすく教えてほしいです。(回答)多様な子どもがいることを前提とした教育です。教育の形を何も変えずに、ただ多様な子どもが同じ場にいるだけではインクルーシブ教育ではありません。インクルーシブ教育のためには、学校教育の在り方そのもの、例えば先生や子どもの人数、カリキュラム、学校経営や学級経営、授業づくりの在り方などを見直し、変革していく必要があります。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、「インクルーシブ教育」について関心があります。今世界や日本で実際に行われているインクルーシブ教育にはどのようなものがあるのでしょうか。(回答)通常の学級における授業のスタイルや学級経営のスタイルを、多様な子どもがいることを前提に変えている学校がたくさんあります。例えば、教科書を使って、先生が黒板に板書をして、一斉指導をするスタイルではなく、一人ひとり自分のペースに応じて学ぶ授業スタイルや、テーマに沿ったプロジェクト型学習を自分で計画して進めるスタイルの授業など。一人ひとりが違う興味関心があり、得意な学び方が異なり、休み時間の過ごし方も異なる、など、多様な子どもがいることを前提とした学級経営や授業づくりをした上で、個々に必要な合理的配慮をすることがポイントです。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、特性から学校で苦労していることが多くあります。このような場合インクルーシブ教育のために合理的配慮などをお願いできるのでしょうか。先生への伝え方や手順、あると役立つものなども教えていただけるとうれしいです。(回答)合理的配慮は、障害者差別解消法という法律において義務付けられています。ぜひ合理的配慮を学校に意思表明してください。お子さんの年齢や特徴にもよるかと思いますが、なるべくお子さんとどのような合理的配慮が学校であるとよいか、まずは話し合ってみてください。ポイントは、まずは学校においてお子さんが学ぶ上でのバリアがどこにあるのかを先生と話すこと。その上でそのバリアを解消するための合理的配慮について話し合うことです。もし学校側が保護者の方が提案した合理的配慮が難しいという場合、その理由を聞いてみてください。その上で、どのような合理的配慮であれば可能かを、ぜひ話し合ってみてください。可能であれば、その場に子どもさん自身が参加されることをお勧めします。担任の先生のみでなく、特別支援教育コーディネーターや管理職の先生にも同席をしてもらうと、いろんなアイディアがでてくると思います。「バリアをどう解消するか?」という観点からぶれずにみなさんで対話をしてみてください。学校における合理的配慮の事例は、国立特別支援教育総合研究所のインクルDBにたくさん掲載されています。そのほかにも、私が編著として9月に出版した書籍「LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない! - 合同出版」にも合理的配慮の事例や、そのためのプロセスがたくさん掲載されていますので、参考にしてみてください。参考: インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)|国立特別支援教育総合研究所参考:LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない!|合同出版Upload By 発達障害のキホン(質問)インクルーシブ教育がもっと日本に浸透すればいいのにと思っています。広めていくためにはどのような課題があるのでしょうか。(回答)インクルーシブ教育は障害のみの話ではなく、子どもたちは多様であることを前提とした教育です。そのためには、障害分野のみでインクルーシブ教育の議論をしたり、制度をつくるのでは限界があります。日本には不登校状態の子どもも、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの子もたくさんいます。学校教育そのものをどのように変えていくのか、より大きな視点での議論が必要です。教育施策の中で優先順位を上げていくために、より多くの人が知り、関心を持てるような工夫が必要です。そもそも教育そのものにもっと予算が割かれることも必要です。Upload By 発達障害のキホン(質問)通っている学校などでもっとインクルーシブ教育を知ってもらうために、保護者としてできることはあるのでしょうか。(回答)上記のご質問への回答とも重なりますが、まずはご自身のお子さんにとって今の学校で学ぶ上でのバリアはなにかを明らかにし、その解消方法として合理的配慮の意思表明を学校にしていただくことができることかと思います。学校はまだ合理的配慮に慣れていません。みなさんの行動により、学校にとって合理的配慮がどんどん当たり前のものになっていくと思います。また、ぜひその経験を周りの保護者とも共有してみてください。Upload By 発達障害のキホンインクルーシブ教育にまつわる関連コラム(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月21日『宇宙兄弟』連載15周年「渡辺俊幸×宇宙兄弟オーケストラコンサート2023」が10月15日(日)に東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催される。開催まで10日を切り、宇宙船の発射に例えるとすでにカウントダウンが始まっている状態。小山宙哉による漫画『宇宙兄弟』は2007年から週刊漫画雑誌『モーニング』(講談社)で連載がスタートし、2012年にテレビアニメ化や実写映画化され、人気も加速して大きなブームとなった。主人公の南波六太(ムッタ)は能力はあるのに自信がなく、ネガティブな思考に陥ってしまう性格。サッカー日本代表の「ドーハの悲劇」の日に生まれたということで、うまくいかないとそのせいにしがち。弟の日々人(ヒビト)は野茂英雄投手がメジャーリーグでノーヒットノーランを達成した1996年9月17日「栄光の日」に生まれ、楽観的で真っ直ぐに突き進む性格。対照的な性格の兄弟が小さい頃にUFOを目撃し、「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合うところから、2人の夢が動き出した。しかし、その夢を先に叶えたのは弟ヒビトだった。ムッタも紆余曲折ありながらも宇宙飛行士に。何かに挑戦している人や夢を持って前に進んでいる人たちを勇気づけてくれる作品、それが『宇宙兄弟』だ。「グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいな奴もいる。誰が一番強いか答えを知ってる奴はいるか」「本気の失敗には価値がある」「俺の敵は、だいたい俺です」(六太)、「宇宙に行くのが夢なんだろ。諦めんなよ。もし諦め切れるんなら、そんのもん夢じゃねえ」(日々人)など、心に響く名言がたくさん登場するところも『宇宙兄弟』の大きな魅力と言える。©小山宙哉・講談社/読売テレビ・A-1 Picturesそんな『宇宙兄弟』の連載15周年を記念して行われるのが、今回の一夜限りのスペシャルコンサート。10年前の2013年12月にオリジナルストーリーの劇場版アニメ(2014年公開)を記念して東京・日比谷公会堂で一夜限りの「宇宙兄弟×オーケストラ フィルムコンサート」が開催されたが、昼夜2公演で4,000人のファンが集結し、大盛況のとなった。その時の指揮を担当したのは渡辺俊幸だった。渡辺はテレビアニメ『宇宙兄弟』の劇中音楽を手がけており、作品の世界観を熟知しているのでまさに適任と言える。今回ももちろん、渡辺が指揮を担当。宇宙を舞台にした壮大なスケールの作品だからこそ、オーケストラによる厚みのある荘厳な音楽が似合っている。今回もそんな迫力のあるサウンドと、映像による名シーンのプレイバック、そしてムッタの声を担当する声優・平田広明によるムッタの名言・名ゼリフを生で聞けるというスペシャル感満載のコンサートになりそうだ。コンサートの開催まであとわずか。乗り遅れず、『宇宙兄弟』の世界をオーケストラのサウンドと共に楽しんでもらいたい。【公演詳細】渡辺俊幸×宇宙兄弟オーケストラコンサート 2023[出演]渡辺俊幸(作曲・指揮)&宇宙兄弟オーケストラ平田広明(南波六太役)[公演日程]2023 年 10 月 15 日(日)開場 15:45 / 開演 16:30東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(〒124-0012 東京都葛飾区立石六丁目 33 番 1 号)[チケット]プレミアムシート 10,000 円/S 席 8,500 円/A 席 7,500 円 ※未就学児入場不可※プレミアムシートの取り扱いは、チケットぴあ(電子チケット発券)ならびにチケプラでの販売となります。[お問い合わせ] キョードー東京 0570-550-799オペレータ受付時間(平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)主催:宇宙兄弟オーケストラコンサート 2023 実行委員会協力:コルク/講談社/読売テレビ/CloverWorks企画制作:2EP/インターブレンド 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月13日道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?麗澤大学大学院(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)学校教育研究科は、2023年12月3日(日)に「道徳教育学セミナー」をオンラインで開催します。本大学院学校教育研究科は、日本において初めて道徳教育に特化した大学院として2018年に設立。小中学校の教員でも教育現場を離れることなく、道徳教育の理論と実践を学ぶことができることが特徴の大学院です。道徳教育の理論と実践の融合を通じて、「特別の教科道徳」に精通した教員や専門研究者の養成に取り組むとともに、教育学における新領域「道徳教育学」の開拓に向けた研究と教育を日々行っています。学校教育研究科では毎年、道徳教育学の最新の動向と論点を概観し、今後の研究に新たな視野を開くことを目的に、道徳教育学セミナーを一般公開形式で開催しています。7回目の開催となる今年度のテーマは『道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」』。本セミナーは2部制で開催されます。第1部では、前文部科学省道徳教科調査官で十文字学園女子大学教授の浅見哲也(あさみ てつや)氏による講演を実施。第2部では、本大学院修了生で、現在、東京都公立中学校道徳指導教諭として活躍中の三浦摩利(みうら まり)氏と千葉県公立中学校教諭で、千葉県長期研修生(道徳)として本大学院に所属する田中大輔(たなか だいすけ)氏も加わり、浅見講師とディスカッションを行います。第2部終了後には、参加者を交えた全体討議を予定いたしております。本セミナーの概要と講師のプロフィールは以下をご確認ください。【道徳教育学セミナー】■日時:2023年12月3日(日曜日)9時〜11時20分■場所:オンライン(Zoom)※参加者は、自由に入退室可能■テーマ:道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?■講師:浅見 哲也(十文字学園女子大学教授、前文部科学省道徳教科調査官)■主催:麗澤大学大学院学校教育研究科■対象:参加自由■参加費:無料■申込方法:申込フォームより要申し込み申込フォームはこちら : 【講師プロフィール】浅見 哲也埼玉大学教育学部卒業。埼玉県深谷市教育委員会課長補佐、深谷市藤沢小学校校長等を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を歴任。現在、十文字学園大学教育人文学部教授。主な著書に『道徳科授業構想グランドデザイン』、『こだわりの道徳授業レシピ』など。2007年文部科学省優勝教員表彰。麗澤大学について麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】麗澤大学学校教育研究科による道徳教育学セミナー開催.pdf : 麗澤大学WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月05日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでにインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどう捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第一回は、神奈川県葉山町教育委員会の教育長である、稲垣一郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール:稲垣一郎 氏東京目黒生まれ。早稲田大学を修了後、私学の教員、その後に県立高校の教員を経て、特別支援学校の高等部で3年間知的部門に勤めた後に、県の教育委員会で教育行政に12年携わる。教頭、副校長として通信制、専門学科を経て横浜北部学区の荏田高校で校長職、湘南高校で5年間校長職、2021年4月から葉山町の教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部インクルーシブ教育という言葉すらない、多様な人が自然に共にいる未来を目指すーー本日はよろしくお願いいたします。稲垣さんのご経歴を拝見したのですが、特別支援学校での指導経験もあるそうですね。はい、当時は養護学校と呼ばれていましたね。その前にいた学校で、下肢に障害がある生徒を担任した時に、障害のあるお子さんについてもっと知らなければいけないなと感じまして。インクルーシブなんて概念はない時代でしたけど、希望を出して知的障害のあるお子さんが通われる特別支援学校へ赴任することになりました。ーーそれまで指導してきた生徒とは、接するうえで異なる部分もあったのでは?そうですね、そこで自閉的傾向のあるお子さんのいるクラスを受け持ったんです。その子は自分の殻に閉じこもる傾向のあるお子さんで、入学式の日は体育館にすら行ってくれなかったんですよね。「そろそろ行ってみねえか?」なんて2人で話して、それで私たちの入学式は終わりましたよ(笑)。ーー前途多難なはじまりを経て、そこでの経験はどのような糧となったのでしょうか。そんな子どもたちと接することで気付かされたのは、「教師の意思で何かを無理矢理してもらう考え方は、この子たちには通用せんな」ということでしたね。でも、一人ひとりスピードは違えどちゃんと成長していくので焦る必要はなくて、保護者の方と小さな成長の喜びを共有することが大切。教育とは常に待つことである、そんなことを学ばせてもらいました。Upload By 発達ナビ編集部ーー以降のキャリアでは教育行政などに関わられた後に、名門と名高い湘南高校の校長に就任されます。湘南高校は中学校でオール5の生徒が集まるような学校だったのですが、当然ここに来ると順位がついてしまうんですよね。でもそこで見た光景は、成績上位の子どもが下位の子どもを馬鹿にしない風景でした。ーーなぜそのような風景が見られたのでしょうか。成績が下位の子でも、歌が上手かったりバスケが上手かったり、誰しも特別に得意なことがあるんです。それを認め合う姿を見て、これこそ完全にインクルーシブでオルタナティブなんだと感じましたね。葉山でもその姿を現場で何度も伝えているんです。ーーなるほど。一方で湘南高校の例とは異なり、日本の教育はこれまで「分断」の道を辿ってきたかと思います。障害があれば、特別支援学級や通級に行くものだと捉えている人が多いですよね。そうですね。例えば欧米では当たり前に、街で目が見えない人がいたら手を差し伸べるなど、誰かが困っていたら誰かが支援することが自然と根付いているように思います。でも、日本では障害がある人とない人で、そもそもの教育の場から区別してきてしまった。最近やたらとインクルーシブ教育という言葉を聞くようになったのは、そんな日本の分断されてきた背景があるからこそ。だから、インクルーシブ教育なんて言葉がいつか存在しなくなるほど、ごく自然に多様な人が一つの場所に混ざり合う社会にしていくことが求められているんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部進む方向を示して目線を合わせ、取り組みを常に見える化し不信感を取り除くーーそして、現在に繋がる葉山町教育長としての取り組みが始まります。葉山に来て3年目ですが、人的な配置も含めて教育への支援が非常に手厚いと感じています。特に小・中学校に入っている教員ではない支援員さんはその多くが町の保護者の方で、葉山の教育に何らかの形で参画をしたいと思ってくれていることを非常に有り難く感じますね。元々PTAの役員をしていた方が集まってできた、学校を支援する組織もあります。そういう方々の個別の相談にもいつでも乗るように意識しています。ーー町の人が主体的に教育に参加されているのは素敵です。葉山町に来られてから、具体的にはまずどのような課題に取り組まれましたか?この町は先生も教育委員会もみんな熱心なので全方向に一生懸命取り組まれていて、その反面でどこに向かっているのかが見えないところがありました。だからまず、選択と集中をしていくために指針をつくったんです。これを見れば葉山の教育方針が分かるというものをつくりました。葉山町支援教育推進指針「葉山町支援教育推進指針」共生社会の実現に向けたインクルーシブな環境づくり 、社会情勢や教育的ニーズを踏まえた継続的な「あり方」の検討をベースに、 「すべての児童・生徒ができるだけ共に学び共に育つ仕組みづくり」、「多様かつ個別の教育的ニーズに合わせた連続性のある教育の実現」、「切れ目ない支援体制の構築」について示したもの。ーー指針をつくるうえで、特に意識されたことはあるのでしょうか。指針の受け手である子どもたちと保護者の方にとって、どういう教育理念を持っていたとしても反対するレベルのものは入れないようにしています。町や子どもたちに対する眼差しを持って、誰もが根本で共感できて目線を合わせることができるラインで選定しています。議論や対話をする必要があるのは教員ですが、そこはちゃんと議論をして解決していきますね。ーー誰もが共感できる指針。その後はどうしたんですか?指針はスタートラインでしかないので、その後に会議体を持つことにしました。各学校の支援担当の先生や校長先生、加えて外部の識者を呼んで、何が課題で今後はどこに進んでいくかを現場と識者が融合して話す場を年3回つくっています。ほかにも毎月校長会議があって、そこでディスカッションもしますし、校長先生や現場の先生を個別に呼んで話すこともしょっちゅうあります。教育長室の扉は常に町に対して開いているんです、もちろん飲みの場も多いのですが(笑)。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長と現場の距離が近いんだなと感じます。さて、インクルーシブ教育という視点でのテーマとなりますが、葉山町として具体的に取り組まれていることを教えてください。私が就任する以前からあるのですが、不登校のお子さんが小学生も中学生も通うことができる「ヤシの実教室」という教育支援教室がありますね。小学校の一部の場所を活用していて、自由をモットーに自分たちのやりたいことをして良い場なんです。通った時間については、所属する小・中学校の出席にあてられるようになっています。この教室に通って、気付けば学校に戻っているお子さんもいますね。また、「ことば・きこえの教室」という場もあります。言葉や聞く力、コミュニケーションについて心配のあるお子さんと保護者の方から相談を受け、必要な指導や支援を行う教室です。特別支援学級の対象ではないけれど、課題を抱えているかもしれないお子さんが通って、適切な個別指導が受けられるようになっています。個別課題がクリアできればこの教室からは卒業します。Upload By 発達ナビ編集部ーー分断ではなく、支援が必要な子どもたちのための場が設けられていると。さらに、どの学校にも支援級があります。土地柄オルタナティブスクールも多くて、年に1回程度お互いの活動を報告する会議で連携を取りながら、町全体として子どもの居場所づくりに取り組んでいるんです。ーー葉山町の特長の一つとして、教育長はSNSでの発信も多くされていますよね。そうですね。組織として動くだけではなく、それを町の人々に届けることも大切と思っています。だからSNSを通しても、私の考えは常にオープンにするようにしていますね。新しいことに取り組む際に、見えないことが不信感につながると考えているので、発信は大事なことです。結局のところ私たちがやっていることに革新的なことはなくて、進むべき道を明確にし、そして教育現場で今何が行われているかをちゃんと見える化していく地道な作業をしているだけ。でも、それこそがきっと推進のためには必要なことなんですよね。稲垣教育長のnote短期的ではなく、中・長期的な視点で、一人ひとりの学びと成長に向き合うーーインクルーシブ教育を推進する中で、具体的にどんな困難がありましたか?困難……。家が少し遠いので、毎日通勤するのが大変なことくらいですかね(笑)。というのは半分本気で半分冗談で、物事を推進する中でハードルがあったり人と人との軋轢が生まれたりするのは当たり前のことなので。だから、ハードルがあるから推進できないとあきらめるのではなく、そういうものだと開き直ってでも力強く進めることが必要なんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーーそれでも、組織の中の一部には不安な空気もあったかと思います。それは当然あると思うので、だから単純に言うと「稲垣があれだから仕方ないよね」と私を悪者にしてあきらめてもらって、それで進んでいけばと。結果それが町のためになったら何よりです。ーーインクルーシブ教育推進のために、今まさに取り組んでいることも教えてください。実証実験として、LITALICOの教育ソフトの導入を進めています。誰もが凹凸があり、好き嫌いがあり、勉強の得意苦手があるので、自分をどう活かしていくかを子どもたち自身が理解していくことが大切だと考えているんです。支援が必要なお子さんの指導においても、教員の経験や感覚だけではなく、明確な軸を持てるのが良いと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生や生徒にとって必要な体制を揃えていかれるのですね。はい。そして今年、この3年間で各校の校長先生とも話し練ってきた葉山町としてのスクールミッションを出します。これは教育委員会が葉山の学校に対しての指針となる3本柱と考え方を明確にしたもので、このミッションを受けて各学校がスクールポリシーを出す計画になっています。各学校での個性を最大限活かしながら、目線の先はしっかりと葉山町全体で足並みを揃えていくための取り組みです。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。「楽校」という言葉からも葉山町の目指す方向がイメージできます。そして、インクルーシブ教育の考え方にも繋がるのですが、葉山の長柄小学校と南郷中学校を小中一貫校として統合します。昔から中1ギャップという考え方がありますが、葉山でも例外ではなく中学から学校に行かなくなる子たちが増えてしまう現状があるんです。だから、義務教育の6年+3年を一連の流れで考えることで、中・長期的な視点で少しでも成長を滑らかに支援していきたいと思っています。9年間で同一の指導方針を持てることは、子どもたちが夢を見つけて進路を決めるうえでも良いことです。それに、中学校の先生が小学校に来てもいいし、小学校の先生が教えた子がどうなったか見に行く、そんな交流も生まれると思います。何より生徒も喜ぶし、先生も喜ぶ、それが日常化していってほしいですね。ーーなるほど。それではインクルーシブ教育を推進する中で、変わってきた印象はありますか?一番変わったのは組織だと思います。結局教育長としての仕事も組織論として捉えることが多くて、どう職員室をマネジメントするかが大切だと捉えているんです。インクルーシブはもちろんですが教育には答えがないので、仕事においてたとえしくじってしまっても挑戦してもらうことを大切にしています。成功することが至上命題という考え方を捨てて、結果が元々目指していた場所から変わってしまってもそれで良いとすることが必要。当初はネガティブな捉え方もあったかと思うのですが、前向きな発言が波及してきて組織全体として挑戦を積み上げられているという実感がありますね。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざまな視点でお話をいただきありがとうございました。最後に、今後のビジョンを教えてください。ポリシーをつくることでブレない教育理念がちゃんとあって、そこに向けてきちんと学校が自走していくことが今後の理想だと思っています。そしていつか、子どもたちがこの町に戻ってきてもらって、新しいサイクルを生んでくれたら理想です。子どもたちが成長して20年後に振り返った時に、小・中学校の大切な時間を葉山で過ごせてよかったなと思ってもらえたら、それ以上のことはありません。この連載を重ねることで、皆さまの中でインクルーシブ教育への解像度が上がりますように稲垣さんは謙遜をされていましたが、隣に寄り添っていた教育委員会の課長は「今の教育長ほど一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添っている人を見たことがない」とおっしゃっていました。その姿勢こそが先生方や保護者の方の教育へのモチベーションにも繋がり、同じ目線で進んでいくための原動力になっているようにも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2023年09月20日日本初JAXAが採用株式会社ポーラは8月28日、日本初JAXA採用の宇宙発想のスキンケアブランド「COSMOLOGY(コスモロジー)」から「コスモロジー スペースクルーキット」を発売すると発表した。これは2020年9月に同社がANAホールディングス株式会社と発足した「CosmoSkin」プロジェクトから誕生したもの。宇宙などの過酷な環境下でも豊かな時間を届けることを目的に開発されており、2022年3月にJAXAが実施した「第2回宇宙生活と地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」において、国際宇宙ステーション搭載を目指すアイデアとして選定され、今回、国際宇宙ステーション搭載が決定した。みずみずしい肌へ株式会社ポーラが発売開始する「コスモロジー スペースクルーキット」は国際宇宙ステーションへの搭載が決定した商品で、内容量60gのクレンジングウォッシュと内容量30gのローションクリームをセットにしている。税込み価格は7,480円で、2023年10月1日に発売される。どのような環境でもスキンケアの力で自分らしく調和のとれた状態へ導けるように開発されており、簡単なケアで気分まで豊かにうるおわせてくれる。テクスチャーは触れた瞬間に水があふれ出すような触感で、それぞれ使うたびにつるんとみずみずしく清らかな肌へと導いてくれる。発売日である10月1日はポーラショップの一部店舗やポーラ公式オンラインストア、日本国内にある一部の空港などで発売。また12月中旬以降は全国の「ポーラ ザ ビューティー」などにて順次展開していく予定である。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ポーラ公式オンラインショップ
2023年08月29日オンラインジュニア宇宙クラブ夏休み特別企画~実は身近だった!?日常生活にとっても大切な「宇宙天気」~株式会社アストロコネクト(本社:神奈川県川崎市多摩区代表取締役:荒井大作、以下、アストロコネクト)は、一般社団法人ABLab(所在地:東京都中央区代表理事:伊藤真之)が企画運営するABLab宇宙天気プロジェクト(プロジェクトリーダー:玉置晋)とのコラボレーション企画として、小学生を対象にした「宇宙天気」オンラインワークショップを8月22日に開催いたします。【夏休み特別講座】「宇宙天気」を学ぶオンライン講座申込ページ : 宇宙天気ワークショップ企画の背景私たちにもっとも身近な星のひとつが「太陽」です。多くの恵みを私たちに与えてくれる星ですが、近年、私たちの生活様式が変化するとともに、思わぬ影響を与えるのではと考えられるようになりました。また、最近では実際に宇宙開発の分野などにおいて、太陽活動による影響を受けた事例も発生するようになり、太陽による影響は無視できない環境になりつつあります。これらの環境変化にともない、太陽を中心に、宇宙が私たちに与える自然現象を「宇宙天気」と呼び、少しずつではありますが、広がりを見せつつあります。そこで今回は、宇宙天気について、いかに普及するべきか、どのように活用するべきかを日々検討されている、ABLab 宇宙天気プロジェクト宇宙天気教育WGリーダー石田彩貴氏を講師に迎え、宇宙天気について子どもたちと一緒に学ぶ機会を創出・提供することにいたしました。講座概要・タイトル【夏休み特別講座】実は身近だった!?日常生活にとって大切な「宇宙天気」・講座概要クイズやワークショップを通して、宇宙天気について学ぶと共に、解決方法が見つかっていない課題に子どもたちと一緒に挑戦します・日時2023年8月22日(火)16:00~17:30(1時間30分)・場所オンライン(Zoomミーティング、ブレイクアウトルーム使用)・申込URL ・対象宇宙に興味・関心のある小学生※ワークショップがありますので、ビデオONでのご参加をお願いします・定員20名・参加費1,000円(税込)・講師ABLab 宇宙天気プロジェクト宇宙天気教育WGリーダー石田彩貴氏・メンター株式会社アストロコネクト代表取締役荒井大作他・講座形式講座(クイズ形式)+ワークショップ・主催株式会社アストロコネクト・共催一般社団法人ABLab宇宙天気プロジェクト講師紹介★石田 彩貴(いしださき)ABLab 宇宙天気プロジェクト宇宙天気教育WGリーダーみなさんは、宇宙にも天気があることを知っていますか?宇宙といえば、遠いことのように感じますが、宇宙天気はみなさんの日常生活に深く関わっています。今回の講座を受けると、より宇宙が身近に感じられますよ!この数年ニュースで話題になっており、災害について興味がある方や、宇宙の知識を深めたい方は必見です!一般社団法人ABLab概要法人名:一般社団法人ABLab所在地:東京都中央区日本橋室町3-3-9 日本橋アイティビルABLab代表理事:伊藤真之公式URL: 事業内容・宇宙関連業界の発展に与するコミュニティ運営・宇宙関連企業の事業支援、コンサルティング・宇宙関連の情報発信等ABLab宇宙天気プロジェクト概要プロジェクト名:ABLab宇宙天気プロジェクトプロジェクトリーダー:玉置 晋活動内容・宇宙天気に関する新しい仕事の検討・宇宙天気のアウトリーチオンラインジュニア宇宙クラブ概要オンライン ジュニア宇宙クラブでは、小学生を対象にした、オンラインプラネタリウムや、宇宙の映像を使って、宇宙・天文・星空について楽しく学ぶオンライン講座です。星を探す体験や、クイズやワークショップを通して、宇宙のことや、身近な星空について、楽しく学ぶ・体感する事が出来ます。子ども向けの講座は2020年からスタートし、現在では毎年延べ3,000人近くの子どもたちに講座を提供しています。オンラインジュニア宇宙クラブ公式サイト : アストロコネクト概要社名:株式会社アストロコネクト所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-17-8 ESPOIR21 503代表取締役:荒井大作(あらいだいさく)創業:2019年9月公式URL: 事業内容1)「宇宙×エンターテインメント」事業2)「宇宙×教育」事業3)教材開発・機材開発・オリジナルグッズ企画/開発/販売4)デザイン事業5)オンラインライブ配信支援事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月08日能代ロケット実験場を有する秋田県能代市では、「宇宙のまち能代」として宇宙関連事業による地域活性化の取り組みを行っています。本年度も取り組みの一環として、8月12日(土)~8月25日(金)を「のしろ宇宙ウィーク」として設定し「第19回能代宇宙イベント・のしろ銀河フェスティバル2023」を開催します。市内各所で宇宙に関するイベントが開催される他、大学生が開発するロケットの打ち上げとしては、国内最大規模の600名が集まる競技大会が実施され、一般公開日はライブ配信も予定しています。「宇宙のまち」能代市で、ぜひ最先端の宇宙技術を体験してください。ハイブリッドロケット 打ち上げイメージ■概要〇 能代宇宙イベント能代市で毎年8月中旬に行われる日本最大規模の学生/社会人によるロケット打上及び自律ロボット制御のアマチュア大会です。ハイブリットロケットと呼ばれる爆発物を使わない全く新しいタイプのロケット打上や缶サットと呼ばれる自立制御型のロボットが気球から落下され目的地を目指す競技などが行われます。新型コロナウイルス感染症の蔓延を機に規模を縮小し実施していましたが、本年度は4年ぶりに開会式・懇親会を含めた完全水準での実施となります。参加する学生は秋田県外からも大勢訪れ、2023年度は 66チーム、600名を超える大学や団体が参加予定です。また、8月20日には一般公開とライブ配信を予定しており、本年度も更なる盛り上がりを見せています。〇 のしろ銀河フェスティバル本イベントは平成23年の「はやぶさ帰還カプセル特別展示」を契機として、平成24年からイベント開始しました。今年度はJAXA職員による宇宙学校スペシャル、実験場見学ツアー、ペットボトルロケット工作・打上大会などを予定しており、小学生から大人まで、宇宙に興味のある人なら誰もが楽しめるイベントとなっています。昨年度、新型コロナウイルス感染症により中止していた本イベントが復活し多くの方にご来場いただきました。「宇宙のまち能代」の一大イベントに、今年もぜひ皆様のご来場をお待ちしています。■イベント内容【名称】第19回能代宇宙イベントのしろ銀河フェスティバル2023【主催】一般社団法人あきた宇宙コンソーシアムのしろ銀河フェスティバル実行委員会【日程】のしろ銀河フェスティバル2023:8月12日(土)~8月20日(日)第19回能代宇宙イベント :8月17日(木)~8月25日(金)※能代宇宙イベントの一般公開は8月20日となります。【開催場所】〇 能代宇宙イベント・能代宇宙広場・落合浜海水浴場跡地〇 のしろ銀河フェスティバル・能代ロケット実験場・イオン能代店・能代エナジアムパーク・サイエンスパーク・能代市子ども館【イベント内容】〇 能代宇宙イベント・ハイブリッドロケット陸打上、海打上、缶サット競技大会・中学生モデルロケット 秋田県大会〇 のしろ銀河フェスティバル・宇宙学校special(8月19日開催 場所:能代ロケット実験場)・ノシロリオン・超神ネイガーコラボショー(8月14日開催 場所:イオン能代店)・VTuber宙彩しろん×星のおねえさん『ほしぞら』のお話会(8月19日・20日開催 場所:能代エナジアムパーク)・ペットボトルロケット工作・打上大会(8月12日開催 場所:サイエンスパーク・能代市子ども館) ほか【イベントURL】・公式HP〇 能代宇宙イベント 〇 のしろ銀河フェスティバル ペットロケット打ち上げ大会宇宙学校スペシャル■能代市の宇宙関連事業の取り組み能代市では、能代ロケット実験場、能代市子ども館の宇宙関連展示等の全国に誇れる地域資源を生かし、「宇宙のまち能代」を全国に情報発信するとともに、宇宙関連の人材育成及び関係・交流人口の増加など、宇宙関連事業を通した地域の活性化を図ることとしています。具体的には本市出身のクリエイターであるにしむらゆうじ氏原作“宇宙なんちゃら こてつくん”との連携によるプロモーションや、のしろ宇宙ウィークの実施、JAXAとの宇宙科学に関する連携協定等を通して、「宇宙のまち能代」としての取り組みを積極的に行っています。能代市子ども館では宇宙をメインテーマにしたロケットや衛星の展示をしており、子供たちが身近に宇宙を感じられることも特徴の一つです。■秋田県能代市について能代市は、秋田県北西部に位置し、北に世界自然遺産白神山地を望み、西に日本海と風の松原が広がるほか、地域を潤す一級河川の米代川、四季を彩るきみまち阪等、美しく豊かな自然に恵まれています。また、能代港は重要港湾に指定され、エネルギー港湾として発展、秋田県北部に展開するエコタウン構想や高速道路の開通と相まって、産業物流等の拠点として期待が高まっています。令和2年には港湾法における「海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)」として国の指定を受け、地耐力を強化した岸壁等の整備、洋上風力発電の事業化が進められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月03日子どもの性教育はいつから始めるべき……?昨今、諸外国に比べ遅れているといわれる日本の『性教育』。我が子への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!どうやって教える……?子どもの頃、“性教育”について教えられなかったちりさん。3歳の娘がいるちりさんは、『子どもの性教育』を早いうちから教えようと決意しました。調べた結果……少し抵抗感……とりあえず読ませてみる……この漫画を読んだ読者は『娘さんがまだよく判断できないので読ませるのに抵抗があるし、まだよく判断できないからこそ読ませるべきでもある。性教育をいつから始めるのか、どのように進めるのかは難しい問題だと思いました。とりあえず読ませてみる決断をしたのは正しいと思います。』『子どもの教育のためとはいえ絵本の内容に抵抗を持ってしまう気持ちはよくわかります。子どもがきちんと理解できているのかも含め慎重な教材選びが必要だと思いました。子どもの理解度や様子を見つつ自分たちに合った方針の絵本を探していきたいと思います。』『日本の性教育は本当に遅れていると思うので、その中から子供に合った、自分が教えたいと思うような良い絵本を探してくることが良いと思います。主人公が絵本を買ってきたのはすごく良いことだと思います。』など、娘のために性教育を早期で取り入れようとする主人公の姿勢には、共感と称賛の声が多く集まりました。性教育への考え方はさまざま……大人からすると抵抗感のある内容でも、子どもは純粋に知識の習得をするようですね。絵本での“性教育”は娘にどんな変化をもたらすのでしょうか……また皆さんは、幼いお子さんへの性教育をどのように考えていますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月24日