Peach Aviation(以下、Peach)は3月3日のひなまつりに、女性のパイロット・整備士・客室乗務員が"講師"を務めた飛行機教室を関西空港・格納庫で実施した。同教室の"生徒"は、本社と同じ大阪府泉佐野市内にある「なかよし保育園」の園児91人。園児たちはどんな体験をしたのだろうか。○4人の先生による3つの講座Peachはこれまで、ひなまつりに合わせて乗客にひなあられをプレゼントするなどの取り組みはしてきたが、今回のようにひなまつりイベントを実施するのは初めてのこと。「航空業界の現場で活躍する女性たちに接することで、将来、航空業界で働きたいという憧れを女の子にももってもらえたら」という想いで、同イベントを企画したという。なお、"生徒"として男の子も参加した。飛行機教室の前には、空港内で園児によるお歌の発表会を実施。その後、会場を格納庫に移し、女性のパイロット・整備士・客室乗務員が"先生"となった教室が開講された。1講目はパイロット歴12年目の寺坂裕子さん、2講目は"飛行機のお医者さん"として整備士歴1年の・湯地智美さんが登壇し、「タイヤはいくらか知ってるかな? 」「飛行機の長さってどのくらいだろう? 」という、飛行機にまつわる素朴な疑問を分かりやすくレクチャー。園児からは、「飛行機ってなんで飛ぶの? 」「飛行機のタイヤはどうやって替えるの? 」「飛行機の外にはどうやって出るの? 」などという疑問が寄せられた。3講目では園児を機内に招き、客室乗務員の中西舞子さん(4年目)と松井希望さん(2年目)が保安要員としてデモンストレーションが披露された。約35分におよんだ飛行機教室の最後には、飛行機の前で記念撮影を実施。91人の園児たちにとって、格納庫という「未知なる空間」で巨大な飛行機に触れる体験は、貴重なひとときになったようだ。なお、Peachは5日5日のこどもの日にも、イベントを検討しているという。
2016年03月04日きょうご紹介したいのは、『100%好かれる1%の習慣』(松澤萬紀著、ダイヤモンド社)。著者は、ANAの客室乗務員(CA:キャビンアテンダント)として、実に12年にわたって500万人以上のお客様に対応してきたという人物。現在は「日本ホスピタリティー・マナー研究所」代表として、そしてマナー講師として企業研修や講演活動を行っているそうです。つまり本書ではそんな実績に基づき、人間関係の法則が明かされているというわけです。■人間関係の悩みがなくなるとうまくいくCA時代に学んだのは、「人への想いや気持ち(内面)は、日常の行動(外面)に現れる」ということだったと著者はいいます。そして多くの人に慕われる人に共通しているのは、「なにをすれば相手が喜んでくれるのか」を察する心があり、それを言葉と行動に込める習慣を持っていることだとも。つまりマナーは所作ではなく、「相手をきづかう心」が大切だということなのかもしれません。また著者は、「人間関係の悩みがなくなれば、人生の80%はうまくいく」とも主張しています。たしかにそうかもしれません。けれど、それはとても難しいことでもあるはず。現実的にどうすれば、人間関係の悩みをなくすことができるのでしょうか?そのためには、次の3つのポイントに目を向ける必要があるのだといいます。■人間関係で悩まなくなる3つのポイント(1)「誰にでもできるのに、1%の人しかやらないこと」起業家最年少で韓国の大統領表彰を受賞したベ・ドンチョルさんは、1分でも遅刻しそうなときは、必ず相手に電話を入れるのだそうです。元首相の小泉純一郎さんは、食事のとき、相手に背を向けて割り箸を割るのだといいます。いずれにしても、やろうと思えば誰にでもできるけれど、実行できている人はわずか1%程度だろうと思われること。ここからもわかるとおり、相手にきちんと向き合い、「誰にでもできる簡単なこと」だけれども、「1%しかやっていないこと」を習慣にしている人は、ほぼ100%に近い確率で、まわりの人の心を暖かくするものだということです。(2)「人から選ばれる人になる」著者は多い年だと年に20回ほどセミナーに登壇しているそうですが、そんななかで受講者に決まってみられる共通点があることに気づいたのだといいます。たとえば「1クラス30人」の研修を行うとき、6人1組にして、各テーブルを島型に5つ配置したとします。そして入室した順に好きな場所に座ってもらうようにすると、不思議と同じような人たちのグループができるというのです。このようなことが起きるのは、参加者が「好き」か「嫌い」かで人を選んでいるから。仕草やちょっとした気づかいなど、わずかな物事から、他のすべてのことを類推して考えてしまうわけです。だとすれば、まわりの人たちから「よい意味づけ」をされ、「選ばれる人」になることを心がければ、人生が変わってくるだろうという考え方。(3)「毎日の習慣にする」著者が研修講師をしていて残念に思うのは、せっかく研修を受けたのに、変わらない人がいることだとか。そして、変わらないのは「行動していない」ことに原因があるとも指摘しています。「わかる」と「できる」は違うもの。大きな声で元気よく挨拶をすることが大切だとはわかっていても、行動に移さないわけです。あるいは行動したとしても、すぐにやめてしまう。当然のことながら、それでは身についたとはいえないはずです。つまり、小さな習慣を延々と長い期間にわたって積み上げてきた人こそ、「あの人は仕事ができる人」「あの人はていねいな人」という印象を相手に与えることができる。そのためには、「毎日の習慣にする」ことが欠かせないわけです。*こうした基本的な考え方をベースとして、以後はさらに緻密に、そしてわかりやすく、100%好かれるためのメソッドが紹介されています。写真やイラスト、図版もふんだんに盛り込まれているため、リラックスしながら読むことができるはず。そして気づいたときには、人間関係に大切な多くのことが身についていることでしょう。というわけで、空いた時間にパラパラとページをめくるだけでも、多くの気づきを得ることができそうです。(文/書評家・印南敦史)【参考】※松澤萬紀(2015)『100%好かれる1%の習慣』ダイヤモンド社
2016年02月10日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2016年01月18日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2016年01月04日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年12月21日日本トランスオーシャン(JTA)は12月15日、2016年4月より客室乗務員における契約社員制度をあらため、正社員雇用に変更することを発表した。在籍する契約制客室乗務員(サザンスマイルスタッフ)を正社員として雇用するとともに、2016年4月以降に入社する客室乗務員についても正社員として雇用する。サザンスマイルスタッフは1997年度の制度導入以来、客室乗務員職の中核を担ってきたが、昨今の雇用環境を取り巻く変化や女性活躍を推進する社会情勢の変化を踏まえ、正社員雇用への変更することとした。なお、JALもまた客室乗務員の契約社員制度を1994年から導入してきたが、同じ2016年4月より正社員雇用に変更する。
2015年12月16日JALは12月15日、2016年4月に客室乗務職における契約社員制度を廃止し、在籍する契約社員を正社員として雇用することを発表。2016年4月以降に入社する客室乗務職についても正社員として雇用する。JALは1994年から客室乗務職の契約社員制度を導入。入社3年目までは契約社員として雇用し、4年目からは適性判断を経て正社員への切り替えを行ってきた。今回の正社員雇用に関しては、昨今の雇用環境をとりまく変化や女性活躍を推進する社会情勢の変化を踏まえて決断した。同様にJALグループ航空各社においても、客室乗務職の雇用形態の変更について検討を進めていくという。JALは、経済産業省と東京証券取引所が女性活躍推進に優れた上場企業を紹介する、2014年度「なでしこ銘柄」(2015年3月発表)に選ばれている。また、JALではこのほど、女性をはじめとする多様な人財の活躍をうながすためことを目的として「JALなでしこラボ」を新設するなど、人財育成や支援体制の強化に取り組んでいる。
2015年12月16日オフィス24は12月9日、ホテルや旅館などの客室電話機の機能やサービスをスマートフォンやタブレットのアプリケーションで置き換え可能な新サービスである「Hotel Phone」を発表した。同社は「2020年、ビジネスフォンのない社会を実現します」をスローガンにBYODソリューションを掲げているといい、個人のスマートフォンを会社の電話機として連動できるIP-PBXを製造・販売してきたとのこと。その背景には、固定電話からの通話時間や通話回数がここ8年間で半減し利用頻度が減少傾向にあることを挙げる。宿泊施設の客室電話機も同様に利用頻度が減少しているといい、新サービスでは電話機に代わってスマートフォンやタブレット用アプリケーションを利用する。同サービスで用いるアプリは、従来の客室電話機の機能に加え、館内案内や観光案内、モーニングコールやクリーニングなどがアプリで操作可能であり、さらに、多言語対応した観光情報や宿泊中のホテル周辺のレストランを確認できる機能を備える。同アプリ内の通訳サービスは11月26日にサービス開始した「MOTどこでも通訳」を同サービス仕様にカスタマイズしており、近年増加傾向にある訪日外国人への対応をホテル側と外国人観光客側双方がスムーズなやり取りをすることをサポートし、円滑な対応を提供できることが期待できるという。また、ホテル側のインバウンド対策を実現することで、宿泊利用者がより快適に宿泊ができる「おもてなし」の向上に繋がるとしている。訪日外国人のホテル滞在期間中は同アプリを利用可能とすることで、観光地においても言葉によるストレスを軽減したスムーズなサービスが提供可能となり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、今後増加が見込まれる訪日外国人観光客への対応としての利用も期待できるという。さらに、将来的な追加機能として、タクシー配車や周辺施設のクーポン配信、ホテルのルームキーとして利用できる機能の提供も予定しているとのことだ。なお同サービスは、ホテル用PBXである「MOT/Hotel Phone(IP-PBX)」の導入により、Hotel Phoneアプリと連動して実現するという。既に導入している各種PMSに対しても、カスタマイズで連動可能という。
2015年12月10日ニュージーランド航空は11月17日、現役客室乗務員と約50人の現地在住ニュージーランド人がニュージーランド英語"Kiwi English"をレクチャーする特設サイト「ニュージーランド専用 英会話直行便」をオープンした。同企画は、2015年に就航75周年・日本就航35周年を迎えたことを記念した取り組みのひとつで、2014年には海外旅行のハードルを軽減しニュージーランドへの渡航を促すキャンペーン「ニュージーランド専用休暇申請書」に続く第2弾となる。「ニュージーランド専用 英会話直行便」キャンペーンでは言葉の悩みに焦点をあて、より多くの日本人にニュージーランドおよびニュージーランド航空に親しんでもらえるよう、客室乗務員が英会話を通してそれらの魅力を伝えてくれる。12月14日までの展開で、同社を利用しなくても誰でも視聴できる。サイトでは機内で英語のレッスンをする「英会話ムービー」と、ニュージーランド人によるネイティブな発音が学べる「リアル単語帳」のコンテンツを用意。英会話ムービーでは、「スカイカウチ編」「食事編」「アクティビティ編」と3つのシーンに合わせたレッスンがあり、B787-9ドリームライナーのサービスを視聴しながら、客室乗務員とのやりとりで簡単な英語を学ぶことができる。リアル単語帳は、ニュージーランドに行くなら知っておきたい名所やアクティビティ、スポーツや動物などのニュージーランド英語を、街行く人々に本場の発音で教えてもらうコンテンツとなっている。また、動画などで学んだ英語の習得度を確認するテストがあり、合格(全5問中4問以上正解)した人の中から抽選で毎週1組・計4組8人に、実際に学んだニュージーランド英語を実践できる成田=オークランド間の往復航空券をプレゼントする。テストでは"オールブラックス"級や"テカポ"級、"ロトルア"級など、合格者にはニュージーランドらしいユニークな診断結果が表示されるほか、最新のお得な航空券情報も視聴できるようになっている。
2015年11月19日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月16日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月09日Peach Aviationは11月2日より、「客室乗務員オーディション」のエントリーを開始した。今回の採用では同社初となる、国際線就航地の韓国と台湾にて会社説明会を実施する。新たに採用する客室乗務員は75人程度で、入社時期は2016年5月以降を予定している。今回初めて海外での説明会を実施することで、アジアのかけ橋となる海外の仲間を積極的に採用することを目指している。また、同社は9月より客室乗務員新人事制度を導入している。これまで客室乗務員の雇用形態は最大5年の期限付き有期雇用だったが、この新人事制度では3年間の有期雇用期間を経た後、社内基準を満たすことで無期雇用への切り替えが可能になった。エントリーの締め切りは12月6日まで。雇用形態は契約社員(当初は訓練生として契約、その後客室乗務員として契約)、対象者は専門学校・短期大学・4年制大学を2015年3月までに卒業かつ就労経験のある人、または高等学校を卒業後に3年程度以上の就労経験のある人としている。そのほか詳細は、Peach採用サイトを参照。
2015年11月04日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月02日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年10月19日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年10月05日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年09月29日ルフトハンザ ドイツ航空のミュンヘン空港を拠点とする客室乗務員の特別チームは、ドイツで今週末に始まるビールの祭典「オクトーバーフェスト」の期間中、民族衣装を着用してのフライトを予定している。ルフトハンザの創立60周年を記念して、1950年代の伝統的衣装を再現したアニバーサリー仕様の衣装を身にまとった客室乗務員14人のチームが、9月中旬から北米およびペルシャ湾の目的地へと向かう。9月16日には米国のシャーロットへ、21日にはバンクーバーへ、29日にはドバイへと出発する。客室乗務員たちが着る1950年代の伝統的衣装は、ミュンヘンを拠点とする民族衣装専門店アンゲルマイヤー・トラハテンによって再現された。女性客室乗務員が着用する「ヴィーズン・ディアンドル」はライトブルーにベージュの織り模様をあしらい、ベージュのエプロンには控えめなライトブルーのドットを施している。一部の欧州内路線では、欧州内短距離旅客専門のルフトハンザ シティーラインの客室乗務員が通常の制服に代わり、バイエルン地方の伝統的衣装を着用する。ルフトハンザ シティーラインの女性客室乗務員3人も、アンゲルマイヤー・トラハテンのディアンドルを着用する予定となっている。ミュンヘン空港内にあるルフトハンザの旅客ラウンジでは、「第5の季節」と呼ばれるオクトーバーフェストを美食のイベントによって盛り上げる。ファーストクラス ラウンジでは、オクトーバーフェストの装飾を施したレストランで、「オックステールのプラリネ」や「白ビールのティラミス」など、作り立てのバイエルン地方の名物料理を提供する。セネター ラウンジでは、リンゴを幾層の薄い生地で包んで焼いた「シュトゥルーデル」や冷肉の盛り合わせ、プレッツェルなどを振る舞う。さらに、オクトーバーフェスト期間中には、ルフトハンザ ファーストクラス利用者にも特別料理を提供する。ミュンヘンとシャーロットを結ぶ便のメニューには、テーガンゼー湖名物のカツレツ「テーガンゼー・シュニッツェル」や、バイエルン風「オクトーバーフェスト・ダック」、デザートには果実やナッツの入ったパンケーキ「カイザーシュマーレン」か温かいリンゴのシュトゥルーデルが用意される。
2015年09月15日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年09月14日ルフトハンザドイツ航空は現在、乗務員組合(Vereinigung Cockpit)によるストライキが行われており、その影響で9月8日~9日に欠航が予定されいている。8日は長距離路線が欠航となり、羽田=フランクフルト/ミュンヘン線も欠航となる。9日は主にドイツ国内線と欧州路線を対象に欠航する見通しとなっている。8日発の日本路線はLH717羽田→フランクフルト、LH716フランクフルト→羽田、LH715羽田→ミュンヘン以外全て欠航し、9日の日本路線はLH715羽田→ミュンヘン以外は運航を見込んでいる。旅客便は1,500便(内、170便は長距離路線)、貨物便は7便がストライキの影響で運休となる。フランクフルト/ミュンヘン/デュッセルドルフ発着の長距離路線は84便が運休、90便が運航と、運航は通常の半分程度となる。フランクフルト/ミュンヘン/デュッセルドルフ発着の欠航便をすでに予約していた人は、1回限り無料でフライト変更ができるようになっている。同社は「ストライキの影響をできるだけ少なくするよう、乗客に全力を尽くして対応いたします」としている。
2015年09月08日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年09月07日●実は体力が必要な職業飛行機に乗るとき、一番長い時間お世話になるのが客室乗務員(キャビン・アテンダント)。狭き門を通った人だけがなれるこの華やかなポジションの先には、どんなキャリアが待っているのか。日本航空の客室乗務員・菅野伊佐美さんに聞いてみた。○役員秘書から客室乗務員へ菅野さんは大学の文学部英米文学科を卒業後、大学の教授室助手として1年3ヶ月間務めた。その後、企業で役員秘書として働いた後、2001年に既卒採用で日本航空に入社。2013年4月から機内販売の商品企画や、機内販売誌『JAL SHOP』の制作に携わっている。――航空会社に入ろうと思ったきっかけは?映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』を見てから「一期一会」という言葉に惹かれていたのですが、大学卒業後、別の航空会社で働いていた友人に「一期一会は、客室乗務員の仕事の醍醐味だよ」という話を聞いて、私もそんな仕事をしてみたい! と思うようになりました。ちょうどその頃、日本航空でほぼ3年ぶりに既卒採用があったので、チャレンジしてみることにしたんです。――予備校には行きましたか?大学時代に、就職活動対策として一般常識などをセミナーには参加したことがありますが、とくに客室乗務員向けのスクールなどには行きませんでした。――では、就職して初めて乗務員の仕事を学んでいったんですね乗務員どころか、接客業も初めての経験でした。秘書は、ある意味で裏方のような仕事ですが、乗務員は最前線でお客様と向き合う仕事ですから、想像もしなかった部分がたくさんありました。――例えば、どんなところが想像と違いましたか?最初に感じたのは、思いのほか体力が必要ということでした。乗務員は1日1万歩も歩くんです。国際線で初めて乗務したときは、「ニューヨークまで歩いていくの!?」と思いましたから(笑)。食事をサービスするカートも重くて、まるで筋トレのようでした。でも、仕事に慣れてきたら、限られた時間と空間の中で仕事をパーフェクトにこなすというのがすごく新鮮で、楽しくなってきました。秘書だった頃は、今日の仕事が終わらなくても、翌日早めに出勤すればフォローできましたが、私たち乗務員は1回のフライトですべてを完結させなければなりません。それが怖いところでもあり、醍醐味でもあり。まさに一期一会の仕事だと実感できました。●半年ごとのフライト○ユニフォームを着て機内販売国内線の乗務員を1年半ほど務めたあと、国際線に移った菅野さん。当時からとくに気に力を入れていた仕事が機内販売だった。――機内販売のどんなところが楽しかったのですか?機内では、乗務員が販売員としてお客様からのご注文を受けたり、商品をラッピングしてお渡ししたりします。私が入社したばかりの頃は、国内線では8品目くらいしか取り扱っていませんでしたが、それでもお客様に商品のことを質問されると、「待ってました」と言わんばかりに商品説明をしていましたね。機内販売の商品を使っている人を見かけると、「買ってくださったんですか?」と声をおかけして、使い心地を勝手にリサーチしていたんです。――販売のプロですねものを売るのに目覚めてしまったんでしょうか(笑)。当時は会社にサンプル品が置いてあって、自由に使うことができましたから、「このお化粧品はここがいいですよ」などと、ショップ店員さんのように、自分で使った感想を交えて商品説明をしていました。2002年の日韓共催FIFAワールドカップのときは、オリジナルグッズの機内販売があったので、私もユニフォームを着たりしながら販売しました。○客室乗務員から本社に異動菅野さんの機内販売にかける情熱が買われたのか、3年前からは機内販売グループに異動し、商品企画や機内販売誌『JAL SHOP』の制作の仕事をしている。こういった異動の形も存在するのだという。――商品のセレクトや販売企画をしているのが、菅野さんのような客室乗務員というのが意外でしたそうですね、私自身、機内でお客さまとお話ししながら販売をするのは大好きでしたが、まさか自分が商品企画を担当するとは思っていませんでした(笑)。でも、乗務員は「こんな商品ないの?」ですとか、「この前機内販売で買ったお土産が会社で好評だった」など、お客さまの生の声に触れる機会も多いので、それを反映できる商品企画の仕事にはうってつけかもしれません。――異動してびっくりしたことなどはありますか?実は、これまでは衣替えをしたことがなかったんです。どんな季節でも、寒い国に行くときはコートが必須だったり、逆に暑い国に行く時には夏の服を持っていく必要があったりしたので。日本って四季があるんだな、と改めて感じましたね(笑)。――今はフライトはしていないんですか?日本航空では、乗務資格を維持するために、半年に1回はフライトすることになっています。そのときに、私が選んだ商品を購入してくださるお客様に出会うと、本当にうれしいですよ。お客様のお話から、商品企画のアイディアをいただくことも多いです。●客室乗務員を極めた先には○客室乗務員のキャリアを極めると?――客室乗務員になった後は、どうやってキャリアアップしていくのですか?「先任客室乗務員」という責任者になります。1機に1人、かならず乗務している機内サービスの責任者で、一番前に座り、主な機内アナウンスも担当します。国内線小型機の場合、比較的若く30歳前後で先任の資格をもっている人もいます。国際線だと、若くて37~38歳くらいでしょうか。――一度乗務員になると、ずっと飛び続けられるのですか?定年の60才までずっと飛び続ける人もいますし、中には管理職になって、マネージャー、室長、部長とキャリアアップしていく人もいます。客室乗務員から役員になったものも3名います。また、乗務員の仕事をしながら、一時的に教官をする人もいます。――かなり柔軟にキャリアを選べるのですねそうですね。個人の希望はもちろん尊重されますし、会社サイドから「マネジメントの方に進んでみないか」と打診されることもあるそうです。ライフプランに合わせて働き方を選ぶこともできるので、子育てをしながら飛んでいる乗務員もたくさんいますよ。――菅野さんご自身のキャリアプランは?今はフライトが半年に一度ですが、客室乗務員でなくなることは想像もつきません。できることなら生涯、日本航空の客室乗務員でいたいですね。
2015年09月05日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年08月31日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年08月10日同発表は、マレーシアのナジブ・ラザク首相が、フランス(BEA)やオーストラリア(ATSB)、中国当局などの確認を受けてのもの。マレーシア航空は乗客・乗務員の家族に哀悼の意を表するとともに、引き続き最新の情報を提供するほか、事故調査について関係当局に協力するとしている。同便は乗員乗客239名を乗せて2014年3月8日(現地時間)の午前0時41分にクアラルンプール空港を北京に向かって飛び立ったが、その50分後の午前1時30分頃に管制との連絡が途絶えた。
2015年08月06日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年08月03日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月27日高度1万メートルの上空を、多くの乗客を乗せて飛行する旅客機。その安全を支えているのが、コックピット内で交わされる会話をはじめ、地上スタッフや客室乗務員とのやり取りなどの"コミュニケーション"。その技術を磨くために、パイロットたちがちょっと変わった教育を受けていると聞き、日本航空を訪ねた。話をしてくれたのは、ベテランパイロットの塚本裕司さんと金子幸市さん。金子さんは1992年入社で、96年に訓練生から副操縦士に昇格、2006年に機長となり、ボーイング767、MD11を経て、現在は再びボーイング767の機長を務めている。塚本さんは1993年に入社し、97年より副操縦士、2007年より機長となり、ボーイング747、ボーイング744を経て、ボーイング777(通称トリプルセブン)の機長を務める。おふたりは、2012年に導入した「言語技術」教育の講師でもある。○必要なのはセンスではなくテクニック――「言語技術」とは、どんなものですか?塚本さん:「言語技術」は、英語ではランゲージ・アーツといって、欧米など、海外で行われている言語教育のひとつです。僕たち日本人の言語教育といえば、学校で習っていた国語ですが、海外ではみんなランゲージ・アーツを学ぶんです。金子さん:国語では物語を読んで、「このときのおばあさんの気持ちは?」という勉強をしましたよね。そういう教育では、どうしても個人の感性や表現力が問われるし、感情を読み取れる人とそうでない人が出てきます。でも、「言語技術」は技術、つまりスキルですから、センスは必要ありません。苦手な人でも、トレーニングすれば身につくし、誰でも使いこなせるものなんです。具体的なトレーニング法がわかったことで、コミュニケーションに苦手意識があった人からも「こうすればよかったのか」と、いい評価を受けています。○パイロットのための新しいトレーニング法――パイロットがコミュニケーションの教育を受けている、というのが意外でした金子さん:そうかもしれませんね。でも、コミュニケーションは、パイロットにとって非常に重要なスキルの1つです。飛行機は時速600~1,100kmというものすごいスピードで飛んでいますから、情報の伝達が遅れたり、万が一間違って伝わったりすることがあれば、不安全につながりかねません。そういった意味でも、コミュニケーションの技術は、パイロットには不可欠なんです。――もともとコミュニケーションのトレーニングも行っていたんですか?塚本さん:フライトシミュレーターという機械を使ったトレーニングは、以前から取り入れていました。実際のフライトと同じように機長と副操縦士の2名が乗り込んで、さまざまなトラブルなどを想定した操縦訓練をするのですが、そのときに録画した映像を2人で見ながら、「あの言い方はよくわからなかった」「あのときは黙っていたけど、何を考えていた?」などと検証するものです。――そういったトレーニングがあったのに、なぜ「言語技術」教育を取り入れたのですか?塚本さん:シミュレーターでのトレーニングは、あくまで現場に即したコミュニケーションがベースでした。でも、「言語技術」では、例えば人間関係をうまく作るなど、現場ベースのトレーニングとはまた違った、新たなスキルを身につけることができるんです。それに、シミュレーターのような大掛かりな装置がなくても、教室で話をしながらトレーニングできるのもメリットです。○初対面同士でフライト!?「言語技術」教育が始まった2012年から、日本航空の全パイロットが年1回、3時間の講習を受けている。講師の塚本さん、金子さんを含む8名は、茨城県にある「つくば言語技術教育研修所」で「言語技術」を学び、日本航空オリジナルのプログラムを作り上げた。――言語技術は、どんな場面で役立ちますか?塚本さん:僕たちは通常、機長と副操縦士の2名で運航にあたります。現在、日本航空には約2,000人のパイロットが所属しているので、同じ人と組むことは、実はほとんどないんです。たまに、同じ人と年2~3回飛ぶことはありますが、初対面の相手と組むことのほうが、圧倒的に多いんです。初対面の相手とどうしたらいいチームを作れるかというと、やはり、コミュニケーションしかありませんよね。――機長と副操縦士って、決まったパートナーなのだと思っていました……金子さん:国内線の場合、フライトの1時間半前集合ですから、そこで「初めまして」ということもよくありますよ。もちろん、それでガチガチに緊張しては仕事になりませんから、パイロットは初対面の人とも笑顔で仕事ができるし、お互いにいいチームにしよう、と努力します。そんなときに、「言語技術」という共通のスキルを活用することで、お互いにコミュニケーションが取りやすくなったと思います。塚本さん:日本人は以心伝心というか、言われなくても「空気を読む」、「相手の気持ちを察する」のに長けていますよね。僕たちもやはり人間同士ですから、年齢差や、機長と副操縦士というポジション差から、相手の話に合わせたり、意見をはっきり言えなかったり、という場面があります。でも、「言語技術」では最初から「短い時間で、わかりやすく話す」ことをテーマとしているので、機内でのコミュニケーションは確実に洗練されてきたと感じています。※次回は「反論しない」というルールなどについて。
2015年07月27日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月20日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月13日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月06日