『インディ・ジョーンズ』シリーズ2作目の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で、ハリソン・フォード演じるインディが着用した茶色のフェドラハットがオークションに出品された。落札価格は驚きの30万ドル(約3300万円)。出品元の「プロップストア」によると、予想落札価格は15万ドル(約1650万円)から25万ドル(約2760万円)だったという。フェドラハットといえば、インディの冒険に欠かせないアイコン的なアイテム。2作目で着用されたこの帽子は、1作目と同様イギリスの老舗帽子店「ハーバート・ジョンソン」が手がけているが、1作目と2作目で衣装デザイナーが異なるためわずかにデザインが変更となっている。商品説明の動画では、帽子の内側に「インディ・ジョーンズ」のイニシャル「IJ」がプリントされていることなどのディテールを紹介。映画が製作されてから30年弱が経過しているが、保存状態は「非常によい」とのこと。帽子1個に3300万円の値が付いたのは驚きだが、「The Hollywood Reporter」によると、2015年に同じく「プロップストア」のオークションに出品された1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のフェドラハットはさらに上を行く50万ドル(約5500万円)で落札されたという。(Hiromi Kaku)
2021年06月30日新海誠のアニメーション作品『言の葉の庭』の世界観に浸れる宿泊プラン「シネマティックステイ(Cinematic Stay) 言の葉の庭コラボレーションプラン」が、ホテルニューオータニ(東京)に2021年6月24日(木)から7月31日(金)まで登場する。新海誠『言の葉の庭』の世界観に浸れる宿泊プラン『言の葉の庭』は、『天気の子』や『君の名は。』を手掛けた新海誠が、原作・脚本・監督を務めた劇場アニメーション作品。梅雨の季節に日本庭園で出会った、靴職人を目指す少年と謎めいた年上の女性との淡い恋や心の揺らぎを、夕立や天気雨、豪雨などさまざまな表情を見せる雨に重ねて描いている。「シネマティックステイ 言の葉の庭コラボレーションプラン」は、『言の葉の庭』の“新緑”をイメージしたコラボレーションルームに宿泊できる特別なプラン。部屋には作品の美術をあしらった内装のほかに、数々の印象的なシーンのパネルを展示する。ウェルカムアメニティ「ビールとチョコレート」コラボレーションルームに到着して最初に提供されるウェルカムアメニティには、作中にも登場する印象的なアイテム「ビールとチョコレート」を用意。部屋の窓からは映画の舞台となっている新宿方面の景色を眺めることができるので、登場人物になりきって「ビールとチョコレート」を味わうことが可能だ。傘を片手に庭園散策また、部屋には物語にも登場する「傘」も用意されているので、傘を片手にホテルニューオータニの緑豊かな日本庭園を散策しながら、物語に想いを馳せるひとときを過ごすことができそうだ。美術画集をプレゼントさらに、宿泊者には6月24日(木)に発売される『新海誠監督作品 言の葉の庭 美術画集』をプレゼント。140点を超える美術背景や企画書、イメージイラストなど貴重な制作資料を掲載したファン必見の一冊だ。“オムライス&カクテル”を楽しむ「夕食付きプラン」も専用のメニューをルームサービスで届ける「夕食付きプラン」も登場。ホテルのシェフが作中に登場するメニューをイメージして特別にアレンジを加えた“オムライス”と、バーテンダーが物語の新緑をイメージして仕上げたカクテル「言の葉の庭 Special」を堪能できる。【詳細】「シネマティックステイ 言の葉の庭コラボレーションプラン」<1日1室限定>販売期間:2021年6月24日(木)~7月31日(金)※当初7月21日(水)までだったが好評を受けて開催延長が決定。場所:ホテルニューオータニ(東京)住所:東京都千代田区紀尾井町4-1料金:・1名朝食付き36,000円・2名朝食付き42,000円・1名朝夕食付き 42,000円・2名朝夕食付き54,000円※料金には、1泊室料、サービス料が含まれる※夕食はオリジナルオムライスとオリジナルカクテルをルームサービスで提供。※朝食は昼食へ振替可。※15時チェックイン / 11時チェックアウト※特別宿泊料金適用期間につき、7月21日(水)~は料金が変更になっている。【問い合わせ先】TEL:03-3234-5678(客室予約)※予約はウェブ限定■書籍情報タイトル:新海誠監督作品 言の葉の庭 美術画集発行:一迅社著者/監修:コミックス・ウェーブ・フィルム発売日:2021年6月24日(木)発売予定価格:2,970円160ページオールカラー/スリーブケース付き/B5横判
2021年06月21日最近SNSで話題の「茶ノ宮高貴(ちゃのみやこうき)」を知っていますか? 「めっちゃ好き」「ツボすぎる」「ずっと気になってた」といった投稿が続出している茶ノ宮高貴。どんなイケメン俳優?と思いきや、なんとセブン-イレブン限定のアイスなんです。人気の秘密を探っていきます! 「茶ノ宮高貴」の正体はミルクティーアイス! 「茶ノ宮高貴」は、香り高いミルクティー味のソースとパリパリ食感のホワイトチョコチップが入ったミルクティーアイス。とてもアイスとは思えない商品名、そしてパッケージのインパクトが強すぎます。明らかにアイスコーナーの他の商品と比べても異彩を放っていました。 製造は「ガリガリ君」などでおなじみのヒットメーカー・赤城乳業が担当しています。「なんだかちょっと濃いアイツ」というコピーでピンと来た方もいるかもしれませんが、今年3月にセブン-イレブン限定で販売された「チョコ沢ゴリ蔵」と同シリーズでもあるんです。「チョコ沢ゴリ蔵」もパッケージ・おいしさが話題になったので、今回も期待できそうです! 3種類のパッケージを要チェック! パッケージは全部で3種類あり、茶ノ宮高貴の日常を垣間見ることができます。入社2年目、品行方正、成績優秀、おまけにイケメン(ティーポットみたいな髪型ですが)……。スペックは完璧なのですが、大概のことが大惨事になるというギャップもたまりません。 パッケージ裏のバーコードでも「すてーん」と派手に転ぶシルエットが。どんどん茶ノ宮高貴のことが気になってしまいます。 まさに高貴♡香り高い紅茶の味わいにウットリ 開封すると、ミルクティー色のアイスバーがお目見え。大きさはアイス部分が9.5cm×5.5cmとやや小ぶりなサイズで、見た目も至ってシンプルです。 ひと口食べると、紅茶の上品な風味が口いっぱい広がります。アイス自体はなめらかなのですが、ホワイトチョコチップがたっぷり混ざっていて良いアクセントに♡ かむたびパリパリした食感が楽しめます。中にはミルクティー味のソースが入っていて、より濃厚な紅茶の香りを味わえます。 これまでに食べたミルクティー味のアイスと比べても、紅茶の味わいがしっかりしていて贅沢感がありました。それなのに後味はさっぱりとして、まさに上品な紅茶を飲んだ後のようなさわやかさがあります。まさに名前のとおり、高貴なアイスです! ・価格:138円・カロリー:124kcal パッケージはかなりぶっ飛んでいますが、正統派なおいしさでSNSで話題になるのも納得です。1本あたり124kcalと低カロリーなのも魅力です。ぜひセブン-イレブンで「茶ノ宮高貴」をチェックしてみてください! ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想を含みます。※記事内の価格とカロリー表記は、商品パッケージに表記されていたカロリーを記載しています。価格表記は消費税込みの価格です。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2021年05月15日3月14日に発売されたばかりのファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP)の重版も決定した俳優・宮世琉弥。昨年末に出演した『恋する母たち』(TBS系)、最終回を迎えたばかりの『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(カンテレ・フジテレビ系)と順調に俳優業を駆け上がる宮世に、将来の目標として掲げる「映画を撮る」や、自分のやりたいことをやらせてくれる両親への思いのほか、田中将大投手が帰ってきた地元・宮城の東北楽天ゴールデンイーグルスへの期待も聞いた。○■17歳の誕生日は、いつもと同じように家族と――スタイルブックのタイトルの通り、今年1月に17歳になりました。誕生日はどのように過ごしましたか?お仕事をして、ファンのみなさんと生配信でお祝いして、それから家に帰って、いつもの年と同じように両親と3人の妹たちと一緒に誕生会をしました。ケーキを前に、妹が「お誕生日おめでとう!」の掛け声をかけてくれて、「いえーい!」とお祝いしました。楽しかったです。――発売になったスタイルブックではこの17年間をじっくり振り返れたとのことですが、この企画があったからこそ、改めて発見したことはありますか?自分は何かを作ったり表現することが好きなんだなと改めて感じました。絵を描いたり、絵画展に行ったり、カメラで写真を撮影したり。自分の趣味からもそう感じましたし、俳優というお仕事についても同じように感じました。――なかには家族とのエピソードも登場します。忘れていたけど、今回のことで思い出したといった出来事はありましたか?忘れていたような出来事はなかったです。どれもちゃんと自分の記憶に残っています。子どもの頃にプリンを隠れて食べて怒られたなとか(笑)。○■自分が元気づけられたように、自分も人を元気づけられる存在に――10年後の自分へのメッセージも綴られています。「ちゃんと売れているか!」と呼び掛けていたり。宮世さんは、以前から明確な目標がありますよね。20歳までに主演映画、25歳までに日本アカデミー賞を受賞、30歳になったら映画を監督すると。10年後というと、20代後半です。今の僕は、本当にいろんな経験をさせていただいていると思います。いろんな方とお芝居をして、いろんな現場に行って、たくさんの人と出会って、すごい経験だと思います。10年後の自分は、そんな今の自分をはるかに上回っていたい。自分自身が自分をすごいと尊敬できるように。俳優としても人としても成長していたいです。――映画を作りたいという目標は、小学生のときにスカウトされて芸能活動を始めてから思うようになったのでしょうか。それとも、もともとそうした気持ちがあった?芸能活動をしたいと思うようになったきっかけが、僕自身も被災した東日本大震災が落ち着いてすぐのころ、ももいろクローバーZさんが来てくれたときのパフォーマンスを観たことでした。すごいパワーをもらいました。自分と同じように、元気づけられた人はたくさんいると思います。自分自身、芸能界でお仕事をするようになって、自分もあのときのももクロさんのようになりたい、そして震災の映画を作りたいと、自然と思うようになりました。○■家族の応援「周りに流されるな。やるならちゃんとやれ」――なぜ映画製作という目標になったのでしょう。生き残った僕にできるのは、分かりやすく、あの時の震災をみなさんに伝えていくことだと思いました。言葉で伝えるのも大切ですが、映像があるとより伝わりやすいし、こうして俳優として演技をさせていただいているので、演技でも恩返しをしたい。そして監督をすれば、自分自身が伝えたいメッセージそのものを伝えられる。そのためにも演技だけでなく、いろいろな趣味も含めて吸収しているところです。――「恩返し」という言葉は本の中にも登場しますね。「恩返し」とは?まずは両親に。普通の親孝行もそうですが、僕が有名になって、色んな作品に出てお芝居を見せることが、一番の恩返しになると思っています。ファンのみなさんにはファンクラブの活動や、こうしたスタイルブックを届けることも、恩返しになっていると思いますし、色んな人に出会って、ちゃんと自分の好きなことをやって、みなさんに作品を届けていくことが、恩返しになると思っています。――尊敬する人にご両親をあげていますね。僕のやりたいことを「やっていいよ」と応援してくれるんです。小学生でスカウトされたときも、「頑張れ」と言ってくれました。当時、スカウトされてすぐに所属ではなくて、顔合わせが必要でした。その顔合わせに行くと決める段階で、「この仕事をやっていくのだという意識をちゃんと持って、周りに流されるな。やるならちゃんとやれ。絶対に受かれよ」と言ってくれました。僕もやりたいという意志を明確にして入りました。○■マー君が世界から地元・宮城に帰ってきた――ところで宮世さんは小学生の頃、楽天ジュニアに所属していたんですよね?はい。楽天の選手たちに練習を一緒にしてもらったこともあります。それってジュニアじゃないと出来ないことですよね。選手とキャッチボールしたり、打たせてもらったり。よく覚えてます。最初は緊張しましたけど、みなさんすごく優しかったので、もっと野球を好きになりました。――今年は田中将大選手が日本球界に復帰しました。そうなんです! 早く会いたい! やっぱり自然と楽天を応援しますね。今年はもっと一気に強くなると思います。マー君が、日本のマウンドで……。ヤバいですよね。あー、テレビ見なきゃ。すごく嬉しいですし、自分もその勢いに乗りたいです。マー君が世界から宮城に帰ってきた。僕は外に出て行って、みなさんに何かをお届けしたいです。――ではまず今年の目標を教えてください。17歳は、何かひとつに絞るのではなく、いろんなことに挑戦していきたいです。いろんなことやモノ、いろんな人に興味を持って、新しいことをいっぱい見つけていきたい。苦手そうだと思ったことも、まずはチャレンジしたい。そのうえで苦手だったら仕方ないですけど、それが苦手なんだと分かるうえでも、まずはやってみたい。ひょっとしたら楽しいかもしれないですしね。――最後にスタイルブック発売へのコメントをお願いします。初めてのスタイルブックがこの作品で良かったと思っています。本当に僕の説明書みたいに、盛りだくさんの内容です。僕を知ってくれている方も、知らない方でも、チェックしてください。いろんな僕を知ってもらえると思います。■プロフィール宮世琉弥2004年1月22日生まれ、宮城県出身。小学校5年生のときにスカウトされる。2019年に苗字を公募し、出身地である宮城から世界へ羽ばたけるようにという願いを込めて宮世琉弥に改名した。同年すぐにドラマ『パーフェクトワールド』で役者デビュー。2020年、ドラマ『恋する母たち』で、一気に注目を集める。1月期には『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』と連続ドラマ2作に出演した。3月14日にファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』を発売。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年03月27日俳優の宮世琉弥(みやせりゅうび)が、3月14日にスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP 1,980円)を発売すると発表した。合わせて、表紙画像と収録カット4点が公開された。宮世は昨年、若手俳優の登竜門とも言われる資生堂「シーブリーズ」のCMや、TBS系ドラマ『恋する母たち』に仲里依紗の息子役で出演し、美男子ぶりが話題に。現在放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『青のSP』(毎週火曜21:00~)ではミステリアスな生徒・佐々木悠馬役を演じており、“ネクストブレイク俳優”として今後の活躍が期待されている。同書タイトルの『RB』は“りゅうびズ・バイブル”という意味で、グラビアカットはもちろん、理想のデート企画、私服コーデや毎日のルーティーン、ロングインタビューによるヒストリー紹介など、全96ページで宮世琉弥がまるごとわかる、永久保存版のスタイルブックとなった。表紙に選ばれたのは、季節をテーマにしたグラビアページ“秋”の1枚。甘えるようにこちらを見つめる表情は、ふんわりとした優しい雰囲気のなかに色っぽさもにじみ出ている。そのほか、春は制服や体操着を着た17歳の現役高校生らしい姿が収められ、夏はアロハシャツ姿、冬は赤いマフラーなど、さまざまなシチュエーションを用意。今回公開された収録カットでは、撮影で意気投合したというポメラニアンの“たろう”くんとの仲良しショットも。宮世は同書について「こんなに素敵な自分の本を出せるなんて夢みたいです。本当に皆さんのおかげです!」と感謝をあらわにし、「この本は僕の色々なことが分かってしまいます! 完全に今の17歳の僕、宮世琉弥のトリセツです。僕のことを知らない方でも読んでもらえたら分かってしまうほどです」と説明。「是非、色んな宮世の顔を見てください。学校やお仕事に一緒に連れて行ってみんなで見てくれると嬉しいです」とアピールした。
2021年01月25日ミスFLASH2020の白宮奈々が、最新イメージDVD『ミスFLASH2020』(発売中 4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。今年1月に発表されたグラドルの登竜門的ミスコン「ミスFLASH2020」で藤田いろは、崎川みずきとともにグランプリに選ばれた白宮奈々。身長は151cmで、歴代ミスFLASHの中で最も低い身長だった。そんな彼女の最新作は、上からB83・W60・H85という豊満ボディーとFカップのバストをセクシーな衣装や水着姿で披露している。タンクトップ姿を見せているシーンでは、四つん這いになってFカップのバストが露わになり、ゴールドのビキニや眼帯水着姿では豊満バストが溢れ出そうな勢い。特にゴールドのビキニはバストのトップを隠しただけのマイクロビキニで、ヌーディー感も楽しめる。一方、制服のシーンではキュートさを強調。ギャップも楽しめる構成となっている。また、「ミスFLASH2020」の中でグラビア経験が最も長く演技経験もある白宮。ベッドでは舐めシーンを披露するなどセクシーさも際立っている。
2020年05月16日演劇プロデューサー・松田誠が、『舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」』プロジェクトを発足したことが24日、明らかになった。同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の影響により大きなダメージを受けている舞台業界に希望を与えるために発足。5月1日よりクラウドファンディングを開始する。具体的には、インターネット配信サービスを開始し、「既存の舞台公演の映像配信」「今後上演される公演のライブ配信」「オリジナル番組配信」を行う。特にオリジナル番組配信は、クラウドファンディングで募った資金を利用し、キャストによる発案やファンの意見を取り入れたかたちでの実現を予定し、6月のサービスインを目指している。同プロジェクトは「この趣旨に賛同いただけるキャストやクリエイター、スタッフの皆さまには、新たな仕事が提供できる場を作れればと考えています・今までにない『舞台』に特化した配信サービスとして、演劇(ストレートプレイ、ミュージカル)を主軸とし、幅広いジャンルのエンターテインメントを提供いたします」とコメントしている。○松田誠 メッセージ自分の人生を救ってくれたのは舞台でした。また人生を豊かにしてくれたのも舞台です。その舞台が今まで経験したことのない危機に瀕しています。今まで当たり前だったことが当たり前では無くなってしまいました。役者、クリエイター、スタッフ、主催者、劇場など様々な仲間を守りたい。お客様との絆を守りたい。お客様に何かを届けたい。決して舞台の火を消してはいけない。何ができるか試行錯誤の上、クラウドファンディングで舞台専門の配信プラットフォームを立ち上げようと思い当たりました。ネット上に架空の劇場を作るイメージです。この架空の劇場を作ることによって様々な舞台のアーカイブ作品が観られたり、舞台の生中継を共有することができます。さらに役者が自ら企画をしたりお客様から企画を募って実施する新しい形のリモート演劇をお届けします。お客様が参加したり応援したりできる劇場にしたいと思ってます。新しいコンテンツを作ることで俳優やクリエイターに新しい仕事が生まれます。これによって多くの仲間を守れると考えました。キーワードは『舞台を救え』です。この活動に様々な会社や俳優の方々からご賛同をいただきました。舞台の火を消さないために、どうか皆さんの力をお貸しください。またリアルな劇場でお会いできる日を目指して!!舞台を救え○シアターコンプレックス協力企業一覧(順不同)ネルケプランニング、マーベラス、ぴえろ、バンダイナムコアーツ、集英社、講談社、小学館、KADOKAWA、白泉社、手塚プロダクション、ニトロプラス、リベル・エンタテインメント、キングレコード、テレビ東京、ブシロード、キューブ、エイベックス・エンタテインメント、エイベックス・ピクチャーズ、ゴーチ・ブラザーズ、DMM.com、ドワンゴ、AbemaTV、グリー、リコモーション、ユークリッド・エージェンシー、銀河劇場、アイア、MixaliveTOKYO、サンライズプロモーション東京、ローソンエンタテインメント、ぴあ、イープラス、ツインプラネット、S-SIZE、代々木アニメーション学院、デジタルクルーズ、ポニーキャニオン、日本2.5次元ミュージカル協会
2020年04月24日新作『いいからしばらく黙ってろ!』の著者・竹宮ゆゆこさんに、作品への思いを伺いました。人生どん底女性×崩壊寸前の小劇団。超絶にぎやかで痛快な起死回生物語。「純度100%のエンタメを目指して、振り切って書きました」映画化される『砕け散るところを見せてあげる』など、ヒリヒリした青春小説も得意とする竹宮ゆゆこさん。新作『いいからしばらく黙ってろ!』は、ひたすら笑った後でジンとくる成長物語。「最初に出てきたのは主人公のキャラクター。自分をうまく打ち出せなくて損ばかりしている人が、カオスな現場で生きる才能を爆発させる、という話が浮かびました」主人公の龍岡富士は大学卒業直後に、婚約者も就職先も住む場所もなくしてしまう。そんな時に小劇団の面々と出会い、ボロアパートに住みながら彼らを手伝うことに。「カオスな現場を考えていた時、小劇団は大変だと聞いたんです。一朝一夕で舞台監督や大道具になれるわけではないので、お手伝いする、という形におさまりました」この劇団の面々がみな個性大爆発で、富士と彼らのやりとりで笑わせる。だが、資金難などで崩壊寸前というのが実情だ。「劇団のことをよく知らないので、まず、帳簿を作ってお金の流れを決めていきました。メンバーがいくら持ち寄って、公演にいくらかかって…と考えると、劇団の歴史や、人が集まった時は嬉しかっただろうなとか、この時期は苦しかっただろうとか、感情の流れも見えてきました。と同時に、みんな生活が大変なのに続けているのは、本当に表現することが楽しいんだろうなって。リスペクトを感じました」自分勝手な劇団の面々を、富士は過去の経験を活かして説得したり、誘導したりと奮闘する。「自分の能力を使える場を見つけたんですよね。才能のある人って表舞台に立つ人ばかりじゃない。表舞台を成立させるためには、たくさんの別の才能とエネルギーが必要ですから。誰にでも自分を活かせる場があると信じているし、それを信じられたら生きることが楽しくなるはず」愉快痛快な本作だが、終盤、泣いていたかつての自分に富士が心の中で声をかける場面がぐっとくる。「あの場面が書きたかったんです。でも、キャラクターたちが騒ぎまくるのでなかなか先に進まなくて。実は、このタイトルは彼らに対する私の魂の叫びなんです(笑)」竹宮ゆゆこ『いいからしばらく黙ってろ!』大学卒業直前に婚約解消、仕事もない富士が出合ったのは小劇団。その舞台に魅了された富士は、ひょんなことから彼らを手伝うことに。KADOKAWA1700円たけみや・ゆゆこ1978年、東京都生まれ。2004年に「うさぎホームシック」でデビュー。『とらドラ!』など人気シリーズがある。話題作『砕け散るところを見せてあげる』の映画化作品は5月8日公開。※『anan』2020年4月22日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年04月16日俳優のみならず、近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮している、神木隆之介さん。アニメーション監督の新海誠監督が“俳優・神木隆之介”の色気について語ってくれました。『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうに。役者は感情を表現するのに全身を使いますが、神木くんは優しさ、雄々しさ、色っぽさなんかを、声という彼固有の「音」だけで演じることができてしまう。声の持つ情報量が、普通の人よりとても多いのが魅力ですね。芝居の勘が抜群によくて、アニメーション作品に必要な「間合い」や「息芝居」というものを、理屈でも体感でも完璧に把握していると思います。考えることが大好きで、演じることも大好きで、作品も愛している神木くんと仕事をすることは、最高に楽しいですよ。素顔のときは「あなたのことが好きだから、僕は今あなたと話しているんですよ」と思わせてくれる。手のひらの上で踊らされているだけかもしれないけれど(笑)、とても素敵な資質だと思います。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』では、マルクルの芝居のあまりの可愛らしさに一観客として悶絶しました。僕が『君の名は。』を監督したときには声の青春感、爽やかさに聞き惚れましたし、『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうになりました(笑)。これからも声の演技もたくさん聞かせてほしいけれど、あまり他のアニメには出演しないでいてほしいです。嫉妬しそうだから(笑)。しんかい・まことアニメーション監督。2002年、短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年、神木さんが声優を務めた『君の名は。』が国内外で高い評価を受け、続く『天気の子』も大ヒット。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月31日イラストレーターの和田誠さんが7日に肺炎で亡くなったことを受け、女優・上野樹里が11日、インスタグラムを通じて義父である和田さんを追悼した。2016年5月に、和田さんの長男でロックバンド・TRICERATOPSのボーカル・和田唱と結婚した上野。インスタグラムで「誠さん」と優しく語りかけるような書き出しから、「私が間違えて言った映画のタイトルを、さっと直してくれたり、会う度に本をくれたり、その優しいお人柄と寛大さに、いつも感動していました。家族全員でお出かけしたり、ご飯を食べたり、いつも楽しくて、みんな明るくて、和田家に来てからずっと夢をみているようでした」と在りし日の姿を回顧。「誠さんとお別れする時も、みんなの愛が溢れていて、沢山のプレゼントと共に旅立って行かれました。とっても寂しくなりました」と別れを惜しみつつ、「でも誠さんと一緒に過ごした日々は温かく、思い出の一つ一つが宝物です。短い間だったけど、娘のように接してくれて本当に嬉しかったです。これからもみんなで誠さんのお話をしながら、レミさんとお料理して、みんなで元気に生きていきますね。樹里」と前向きな気持ちをつづっている。また、上野の夫・和田唱もツイッターを通じ、「親父が天国へ旅立った。最近は日々具合が悪くなっていったから、どこかで覚悟はしていたけれど、同時に奇跡が起きることも願っていた。でもそれは叶わなかった。今思えば、きっと、親父なりにベストなタイミングでの旅立ちだったんだろう。親父はキャンプとか釣りとかスポーツとは無縁で、その辺のことは一切教えてくれなかった。お陰で俺はインドア派だし、スポーツのルールも大体知らない。でも親父は映画を教えてくれた。ジャズを教えてくれた。ルールに縛られないこと、好きなものは好きでいいこと、自分がこうだと思ったら貫くことを教えてくれた。お陰で俺は幸せな人間だ。だから明るくサヨナラをしたい。それが和田家流だ。でも魂は死なないし、心にその人がいる限り、どのみちサヨナラなんてない。肉体的なしばしの別れに過ぎないから、『おとう、またな!』くらいにしておこう。でもThank YouとI Love Youは添えておくよ。 唱」と思いを記している。
2019年10月12日仏政府の重要建造物に指定されたシュヴァルの理想宮の誕生秘話を映画にした『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』が、12月13日(金)より日本でも公開されることが決定。予告編と実際の理想宮やシュヴァルの姿を写し出したポスタービジュアルも到着した。日々村から村をまわる郵便配達員のシュヴァル。寡黙で不器用な男がある日、愛娘アリスのために“おとぎの国の宮殿”を建てるという奇想天外の挑戦を思いつく。村人たちに馬鹿にされながらも、来る日も来る日もたった1人で石を運び、積み上げ続けるシュヴァルだったが、過酷な運命が容赦なく彼に襲い掛かる…。郵便配達員のジョセフ=フェルディナン・シュヴァルが33年の歳月をかけ、たった1人で築き上げたフランス南東部の村に存在する“シュヴァルの理想宮”。石を拾い集め、1879~1912年の33年間、9万3000時間を費やし完成。あのピカソやアンドレ・ブルトンも絶賛した。到着した予告編では、シュヴァルがある日変わった形の石に躓いたことをきっかけに、娘のために“宮殿”を建てることを決意するシーンからスタート。シュヴァルは宮殿作りに没頭し、その様子を見守る家族の微笑ましい様子が描かれるも、やがて襲い掛かる過酷な運命を予感させるシーンも登場している。周囲に変人とうわさされながらも、途方もない夢を実現したシュヴァル役は、『レセ・パセ 自由への通行許可証』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞したジャック・ガンブラン。夫を傍で見守り支える妻役に『ゲンスブールと女たち』のレティシア・カスタ。監督は『エトワール』ニルス・タヴェルニエが務め、撮影はほぼ全編を通し現存する理想宮で行われている。『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』は12月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月20日新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』で、主人公の瀧を演じた神木隆之介さん。新海映画をこよなく愛する神木さんが、愛情溢れる解説を披露してくれました!取材現場に現れた神木隆之介さんの傍らには、小さなノートが。「大好きな新海作品について語るので、昨日の夜、いろいろ観直して予習してきたんです(笑)」と言う神木さんは、自他ともに認める筋金入りの“新海誠マニア”。魅力を語り始めると、とにかく言葉が止まりません!「最初に監督の作品を観たのは高校生のときです。レンタルビデオ店に並んでいたパッケージの美しさに惹かれ、『秒速5センチメートル』を借りたのですが、始まって数秒で、なんだこの世界観は!!とノックダウンされました。こんな美しく描かれた世界にもっと浸りたい…と思い、そのときに観られる新海作品を一気に観ました」入り口は絵の美しさでしたが、観続けていくうちに、セリフの内容や言い回しのリアリティ、人間を描く深さ、そして日常音の美しさなど、魅力を発見してはますますハマっていったそう。「僕が思うに新海監督は、きっと心にずっと空洞があって、そこを埋めるための何かをずっと探しているのかな、と思います。その、どこか満たされていない状況は寂しくて切なくて儚いのですが、そこに監督が憧れているロマンがあるような気が…。『ほしのこえ』からずっと、一貫してその雰囲気を感じますね」ここでは、お話に出てきた『秒速5センチメートル』、『ほしのこえ』、そして主人公を演じた『君の名は。』の見どころを神木さんが熱く解説。神木さんの溢れる愛を汲み取りながら、お楽しみください!『ほしのこえ』(2002年)2046年、同じ中学で同じ部活に所属する、同級生のミカコとノボル。淡い恋心を感じていた二人だったが、中3の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれ、宇宙に旅立つ。高校に進学したノボルは、遠く離れたミカコと携帯メールで通信をするのだが、ミカコが太陽系の深淵に向かうに従い、メールのやりとりにかかる時間が、数日、数週間、そして年単位…と開いていく。「宇宙と地上に引き裂かれる恋人の話です。監督の第1作ですが、後の作品に脈々と引き継がれていく、新海さんの核みたいなものが描かれている作品だと思う。宇宙にいるミカコとノボルの間には、想像もできないほど遠い距離があって、メールがどんどん届かなくなっていくわけですが、強く思えば思うほど、二人は遠く離れていくんです。すごく切ない、悲しい恋物語。繊細で儚くて、でもだからこそとても美しい。実はこの作品も、登場人物と天気が大きく関わっていて、彼らの心情で雨が降ったり、入道雲が発生したりするんです。『天気の子』にも通じますよね。監督の描きたいものにブレがないんだなと、観返して改めて思いました」『ほしのこえ』第1作は、監督、脚本、演出、作画、美術、編集のほとんどを一人で手がけた完全個人制作アニメ。オリジナル版はノボルの声を新海監督が務めている。ミニシアター1館での公開ながら、1か月で約3500人の観客動員が。声の出演/武藤寿美、鈴木千尋25分DVDサービスプライス版¥2,286(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『秒速5センチメートル』(2007年)東京に住む小学生のタカキとアカリはお互いに想い合う仲。しかし卒業後、アカリが栃木へ引っ越して二人は離れ離れに。さらに中学生になったタカキは鹿児島に転校が決まる。遠くに引っ越す前にアカリに会おうと決め、大雪の中タカキは栃木に向かう。時は過ぎ、種子島で高校生活を送るタカキは、同級生からの想いを知りつつ、遠くにある何かを見つめていた。後日、東京で社会人になり、タカキは仕事に追われて疲弊する中で、忘れかけていた一人の女性のことを思い出す。「物語は〈桜花抄〉〈コスモナウト〉〈秒速5センチメートル〉の3章から成り立っていて、僕は最終章が一番好きです。タカキはアカリの面影を求め、彼女に似た女性と付き合うんですが、過去を思い出にできず、関係は破綻します。その、タカキのダメな感じが、だらしない生活ぶりから強く伝わってきて、特に部屋の中で空き缶が転がるシーンの音と描写がとにかく秀逸。何かを追い求めているんだけれど、それが何なのかわからない。タカキのその感覚は、僕にも重なるところがある。最終章の彼の言動を見るたびに、なんとも言えない気持ちになります」『秒速5センチメートル』題意は、作中でアカリが「桜の花びらが舞い落ちる速度」と言う。惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を、3章の連作で描く。海外でも、アジアパシフィック映画祭の最優秀アニメ賞など、映画賞を受賞。声の出演/水橋研二、近藤好美、尾上綾華1時間13分DVD通常版¥3,800(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『君の名は。』(2016年)1000年ぶりとなる彗星の来訪を控えた日本。東京に住む男子高生の瀧はある日、山奥の田舎に住む女子高生・三葉になる夢を見た。一方、三葉は瀧になる夢を見た。二人とも「変な夢」と思うが、この妙にリアルな夢は繰り返される。抜け落ちた記憶、不思議な時間感覚…。「もしかして、入れ替わってる?!」と気がつく二人。奇妙と思いつつも二人なりのやり方で協力し合い、瀧と三葉は打ち解けていくのだが…。「それまでの作品と比べると、とにかくテンポが速いです。それからコメディシーンがあるのも、過去の新海作品にはない新しい側面かも。コメディ要素を盛り込みながら展開の速い作品ですが、登場人物の心情をしっかり丁寧に描いているところはさすがです。観てほしいところは…やっぱり二人が入れ替わっているシーンかな。瀧くんの中に三葉が入っている場面は、僕はちょっと内股で演じていましたし、三葉を演じた(上白石)萌音ちゃんは、逆にガニ股になっていたのを覚えています。最先端のCG技術を使った映像がとにかく美しく、RADWIMPSの音楽と一体化したときのエンタメ感は、本当に素晴らしい」『君の名は。』日本における邦画の興行収入第2位という大ヒット作。世界100以上の国と地域で公開され、世界興行収入が日本映画として歴代1位になった。RADWIMPSが映画音楽を担当したことも話題に。声の出演/神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ1時間47分DVDスタンダード・エディション¥3,800(発売、販売:東宝)©2016「君の名は。」製作委員会かみき・りゅうのすけ1993年生まれ、埼玉県出身。俳優として、また声の出演でも数多くの作品に参加。公開待機作に、『屍人荘の殺人』(今年12月公開)、『Last Letter』(’20年公開)が。※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年08月14日前作『君の名は。』からの怒涛の3年を経て、さまざまな思いを詰め込んだ新作映画『天気の子』が完成。「良いことも悪いこともありました」。そう語る新海誠監督の想いを聞きました。日本国内のみならず、世界をも感動させた映画『君の名は。』。国内で1900万人以上が観たというその事実は、新海誠さんの中でもかなり大きな出来事だったよう。「正直ちょっと、桁の違う観客との出会いでした。最初は、熱狂の中にいて幸せだったんです。でも観客数が増えるに従って、面白かったという声と同じくらい…いや、それ以上に批判のほうが耳に入るようになって。有識者がメディアであれこれ書いているのも読みましたし、それこそ外で飲んでいるときに批判的な声が聞こえてくることもあった。もちろん皆さんお金を払って観ているわけですから批判する権利はあります。ただ、想像もしていなかった視点からの批判や、映画によって傷ついてしまった人からの意見というのは、予想もできていませんでした」そんな経験の中で、次の映画をどのようなものにするかを思案していたとき、考えた選択肢は2つあったそう。一つは『君の名は。』を観て怒った人たちが怒らない映画にする。もう一つは逆に、彼らがもっと怒るような映画にする。新海さんが選択したのは、後者でした。「人はたぶん、どうでもいいことには怒りませんよね。もし僕の中に何か作家性のようなものがあるとしたら、そこに彼らを怒らせた何かがあるんだろう、と。ならばそこをもっと追求したいと思い、『天気の子』の制作に取り掛かりました。まあ僕は、あまのじゃくなのかもしれません(笑)」その思いの延長線上に見つけたのが、10代の、『君の名は。』の瀧と三葉と同じくらい若い主人公とヒロインでした。「もともと僕はアニメーションをはじめとするエンタメは、悩める10代の人のためのメディアだと思っていて。なので、思春期の人たちが共感できる同世代のキャラクターを出すことは、僕の作品作りの前提条件の一つです。それから『君の名は。』に関して批判を浴びたとき、僕は“社会”から何かを言われたような気持ちになっていたんですが、ただよく考えれば“社会”というのは概念であり、いろいろ言っているのは、その中の個々人なんですよね。SNSなんかを見ていても、毎日誰かがどこかで揉めていて。人はそれを眺めて娯楽として消費している場合もあるし、正義感から立ち向かうこともあるだろうけれど、でもそれもある種の消費の形であって。そういう状況を見ていると、人間って、随分と原始的な生き物であり、同時に社会ってなんて窮屈なんだと改めて感じさせられて。そのときに、この、僕が感じている社会に対する憂鬱や憂慮を物ともせず、軽々と乗り越えて別の場所に走っていく、そんな人たちを描きたいと思いました。そしてそれはきっと、“今”を一生懸命生きている10代の若者たちだろうと。そこから帆高と陽菜という二人が生まれました」『天気の子』の舞台は、数か月も雨が降り続けている東京。劇中の須賀のセリフを借りるなら、〈狂った天気〉の世界。’16年あたりから、昔に比べて天候が変わってきたと思うことが増えた、と監督は語ります。「僕は今まで作品の中で、日本の季節の移り変わりとして、あるいは情緒的な表現として雨を描いてきましたが、でもどうもここのところ雨は情緒的なものではなく、備えるもの、準備をしなければならないものに変わってきた実感があって。“今年の夏は大変に暑くなります。命に関わるかもしれないので、気をつけて”とか、“命に関わる寒波が来ます”とか、よく聞くようになりましたよね。たぶん僕だけじゃなくて、たくさんの人が気候変化を実感しているのでは、と思ったとき、これをエンターテインメントの形にして何かが言えるのではないかと考えたことが、天気をテーマにしようと思ったきっかけです。’11年の震災以降、穏やかな時代は一度途切れてしまったのかもしれない、という気持ちもあります。その中で、映画監督という立場の自分が何ができるのか。その矜持もあります」今作で描かれるのは、雨に濡れて色が変わっていく東京の風景と、晴れ女という役割を担った天野陽菜の“祈り”で晴れていく、雨上がりの空。雨の東京は切なさとやるせなさ、晴れた空には清々しさが溢れていて、どちらも違う美しさがあり、胸が打たれます。「僕自身が雨が好きか…?大好きなわけではないですが、部屋で一人で雨の音を聞いたりするのは好きです。水たまりに雨が落ちて広がる波紋も好きだし、雨が塗り替えていく街の色も結構好き。あ、あと雨の日の夜って、特に人を内省的にさせますよね。普段考えないようなことを考えたり、ちょっといいことが思い浮かんだり…。孤独と雨って、意外と相性がいいのかもしれません。でも、“天気が狂ってるね”と言うのは、“その前の天気”を知っている世代の人間であり、今しか知らない10代の人たちにとっては、正直きっと、別にどうでもいいんだと思うんです。そういう人を描くことで、たぶん僕自身もスッとできると思ったし、僕が思う窮屈さの背中を笑って蹴飛ばしてくれるような気がしたんですよね」しんかい・まこと1973年生まれ、長野県出身。’02年、個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年に公開された『君の名は。』で、国内外で数々の映画賞を受賞。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2019年08月03日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」は、新海誠の監督作品『天気の子』『君の名は。』とコラボレーションした「新海誠作品コレクションUT」を、2019年7月15日(月・祝)に、国内ユニクロ大型店などで発売する。2019年7月19日(金)に公開される映画『天気の子』と、新海誠の代表作『君の名は。』に共通するテーマである“空”をカラーコンセプトに、Tシャツを展開。それぞれ同じ空を描きながら『天気の子』では“昼”を、『君の名は。』では“夕暮れ”を表現している。新海誠ならではの、こまやかなタッチのグラフィックに注目だ。『君の名は。』モデルでは、物語の鍵となる“組紐”を取り入れたデザインや、“お前は誰だ?”と書かれたメモのダイナミックなプリントなど、作品の世界観を象徴的に表すデザインを採用している。尚、Tシャツは全てメンズサイズでの展開ではあるが、ユニセックスで着用可能なデザインに仕上げられているので、男女ともに着て楽しむことができる。【詳細】ユニクロ「新海誠作品コレクションUT」発売日:2019年7月15日(月・祝)販売店舗:国内ユニクロ大型店およびオンラインストア価格:1,500円+税柄数:全7柄(天気の子 3柄/君の名は。 4柄)展開サイズ:メンズ XS-4XL ※XS, XXL-4XLはオンラインストアのみで展開
2019年07月04日『君の名は。』の新海誠監督と人気ロックバンド「サカナクション」が、TBSの報道番組「NEWS23」の新オープニングを担当することが分かった。毎週月~金曜日の夜に放送中の同番組は、6月3日(月)から新たなメンバーで新たなステージを迎える。これに合わせて、番組のオープニングも一新。新海監督作品の美しい風景映像の中から、「働く人の一日」をテーマに再編集し、新たな映像作品として息を吹き込み、「サカナクション」の新たな挑戦が詰まった「ワンダーランド」がオープニングテーマに。時代を代表するアーティストたちのコラボが実現した。「サカナクション」山口一郎は「サカナクションは楽曲制作・音楽活動において『混ざり合わないものが混ざり合った時に生まれる良い違和感』をコンセプトにしております。報道番組というフォーマットと、自分たちの作る音楽が混ざり合って“良い違和感”を作り出せればと思っております」とコメントを寄せている。なお、「サカナクション」の「ワンダーランド」は、6年ぶりとなるニューアルバム「834.194」に収録される。「NEWS23」は毎週月-木曜日23時~、毎週金曜日23時30分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月20日グラビアアイドルの白宮奈々が4日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『sweet』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,378円税込 発売元:ファンクリエイト)の発売記念イベントを行った。これまで舞台女優として活躍し、今年1月にリリースした1stDVD『マカロンがーる』でグラビアデビューを飾った白宮奈々。上からB83・W60cm・H85という抜群のプロポーションにFカップバストというグラビア映えしたボディーを披露して一躍注目を集めた。そんな彼女が今年になって早くも2枚目となるDVDをリリース。昨年11月に訪れた沖縄で撮影が行われ、新入社員のOLに扮した白宮が社長と出張に出掛けというストーリーで、随所で自慢のミニマムボディーを大胆に披露している。白ビキニと黄色をメインにしたカラフルな水着姿で登場した白宮は「今回は新入社員のOLさん役を演じました。会社の社長さんと一緒に出張に行くというストーリーとなっています。なぜか海では社長さんと遊ぶシーンもあります」と最新作を説明し、「海が大好きなので、11月の沖縄だというのに撮影が終わったら1人で海に入ってしまいました(笑)」とロケのエピソードも。海のシーン以外には「猫ちゃんのコスプレをしてアイスクリームを舐めました。DVDで舐めるのは初めてで、普通に食べていいよと言われたので普通に食べちゃいました(笑)。その他にはOLということで社長の秘書的なシーンもあります」とアピールし、「セクシーなシーンは変形水着を着てオイルマッサージを塗られたシーンです。自分的には一番エロいと思いますよ」と自信を見せた。また、「大人ぶってみました(笑)」とセクシーさには手応えも。「撮影会をさせていただく機会が増えて、応援してくださる方も増えてきて楽しくなってきました。今年始めたばかりですが、今年来年とグラビアで飛躍したいですね」と抱負も語った。白宮が所属する事務所には多田あさみや和地つかさといった人気グラドルも在籍しており、「事務所の先輩はすごい方ばかりなので、追いつけるように頑張っていきたいです」と先輩たちに気を遣いながらも「やるからには上を目指したいですね」と意欲を見せていた。
2019年05月05日きな粉スイーツでお馴染みの吉祥菓寮から、ギフトに特化した「きなの宮 by 吉祥菓寮」が京都タワーサンド1階に2019年4月25日(木)オープン。大豆の契約栽培から自家焙煎きな粉まで手掛ける、吉祥菓寮の「きなの宮」シリーズ。それぞれの大豆に合わせた焙煎度合を調整し各商品にあったきな粉を使い分けている。きな粉へのこだわりが詰まった新しい京都土産だ。看板商品の「きなの宮サンド」は、きな粉の美味しさを味わうのに最適。香ばしく風味豊かな“きな粉チョコレート”を、アーモンドなどを練りこんだザクザク食感のクッキーで挟んでいる。その他、きな粉と抹茶の特製クッキーに、宇治抹茶の濃厚チョコレートを組み合わせた「きなの宮サンド 宇治抹茶」もラインナップする。また、ミルク饅頭「きなの宮」もきな粉の美味しさを存分に味わえる。自家製のきな粉とキャラメルを合わせた白餡を包み、優しく焼き上げた。口いっぱいに広がるきな粉と小麦粉の深い香りや、しっとり食感がおいしい焼き饅頭だ。【詳細】「きなの宮 by 吉祥菓寮」オープン日:2019年4月25日(木)営業時間:9:00~21:00場所:京都タワーサンド 1F マーケット住所:京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721番地(京都タワービル内)<メニュー例>・きなの宮サンド 5個入 810円(税込)/10個入 1,620円(税込)・きなの宮サンド 宇治抹茶 5個入 864円(税込)/10個入 1,728円(税込)・きなの宮 5個入 648円(税込)/10個入 1,296円(税込)
2019年04月28日アニメーション映画監督・新海誠監督のオリジナル作品全7作を上映する「新海誠監督特集 2019」が、東京・「下北沢トリウッド」で開催。期間は、2019年4月6日(土)から5月6日(月・祝)まで。今年でオープン20周年を迎える「下北沢トリウッド」は、新海誠監督が2002年に『ほしのこえ』で商業デビューを果たした場所としても知られるムービーシアター。また、そのデビュー作を今なお上映している唯一の映画館でもある。今回はそんな新海誠監督作品と馴染みの深いこの劇場で、同監督の最新作『天気の子』の公開に先駆けた、オリジナル全7作品の特集上映を実施。初期作品『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』から、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『君の名は。』といった近年の代表作までが大スクリーンに蘇る。さらに期間中は、全7作品を1日に一挙上映するスぺシャルな企画も。新海誠監督の軌跡を、美しいアニメーション映像と共に辿ってみてはいかがだろう。【詳細】「新海誠監督特集 2019」期間:2019年4月6日(土)~5月6日(月・祝)場所:下北沢トリウッド住所:東京都世田谷区代沢5-32-5 シェルボ下北沢2FTEL:03-3414-0433(受付:営業時間内/火曜日定休) <上映作品>『彼女と彼女の猫』(2000/5分)、『ほしのこえ』(2002/25分)、『雲のむこう、約束の場所』(2004/91分)、『秒速5センチメートル』(2007/63分)、『星を追う子ども』(2011/116分)、『言の葉の庭』(2013/46分)、『君の名は。』(2016/107分)価格:・『彼女と彼女の猫』+『ほしのこえ』一律 600円・『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』 一般・シニア 各作品1,000円/大学生以下 各作品800円・『君の名は。』 一般・シニア 1,300円/大学・専門 1,000円/高校生以下 800円※詳しいスケジュールや料金は劇場HP参照※『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』は続けての上映■割引情報・当日3作品以上鑑賞した人は合計金額から300円引き(別日での利用は不可、割引の併用不可)・トリウッド20周年を記念して、同い年(1999年生まれ)の20歳の人は各作品100円引き(身分証要持参)
2019年03月22日フリーアナウンサーの宮根誠司(55)が1月15日、司会を務める情報番組『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)で、プチ整形したことを告白した。数日前より「顔が明らかに変わった!!!」「え?宮根さん?どうしたの?」とネット上で騒ぎになっていた宮根。15日の放送で、左目が腫れていると心配されると切り出し、「右目に比べて左目が小さくなっている」と母親や周囲の人に病気ではないかと心配されたと病院へ行ったところ、医者から「年だから下に下がってくるんです」と加齢が原因だと言われたと報告。また、「縫えます!10分で」とまぶたをすぐに縫えると言われ「結果的にプチ整形ですよ」と手術を受けたことを告白。手術後は「左目が眩しいですよ」と喜んだ。ネットでは、「目腫れてるから心配してたら整形かい」「宮根さんのプチ整形なんともなくてよかった!」と安堵の声が寄せられていた。
2019年01月16日新海誠が監督を務める長編アニメーション映画『天気の子』が、2019年7月19日(金)に公開される。『君の名は。』の新海誠、最新作映画『君の名は。』でヒットを飛ばした新海誠。叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出した作品が、国内外を問わず多くのファンに支持された。3年ぶりとなる新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を"選択"していくというストーリー。東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。2人の恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界の人々へのメッセージとして描かれていく。メイン声優は醍醐虎汰朗&森七菜主人公・森嶋帆高(声:醍醐虎汰朗)物語の主人公は、離島から家出をして東京にやって来た高校生・森嶋帆高。声優には、舞台「弱虫ペダル」シリーズや映画『兄に愛されすぎて困ってます』に出演した醍醐虎汰朗を抜擢した。ヒロイン・天野陽菜(声:森七菜)帆高が出会う不思議な力を持った女の子・天野陽菜。声優は、『Last Letter』『地獄少女』の公開も控える森七菜が務める。須賀圭介(声:小栗旬)2020年公開予定の『ゴジラVSコング(仮)』でハリウッド進出が決定した小栗旬も参加。今回は、小さな編集プロダクションを営むライター須賀に声を当てる。須賀は、東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みで雇う。夏美(声:本田翼)持ち前の好奇心と探求心で取材に奔走する、須賀の事務所で働く女子大生・夏美は、多岐にわたるジャンルで幅広い活躍を見せる女優・本田翼が演じる。冨美(声:倍賞千恵子)下町に住む老婦人。帆高と陽菜にある頼みごとをする。天野 凪(なぎ)(声:吉柳咲良)陽菜の弟。小学生だが大人びた言動で、女子たちに人気。安井(声:平泉成)老刑事。都内で起きた事件を追い、須賀の事務所を訪れる。高井(声:梶裕貴)平泉成が演じる安井の相棒。捜査のために帆高たちの前に現れる。キャラクター原案は『君の名は。』に引き続き田中将賀キャラクター原案は、『君の名は。』に引き続き田中将賀が務める。さらに、作画監督はスタジオジブリ出身の田村篤、美術監督は『言の葉の庭』『BLAME!』の滝口比呂志と、日本アニメ界を牽引するスタッフが集結した。新海誠とRADWIMPSのタッグ再び『天気の子』の音楽全てを、『君の名は。』でタッグを組んだRADWIMPSが手掛ける。新海監督が自ら編集した予告編では、空や雨など、美しく繊細に描かれた新海ワールドに、新曲『愛にできることはまだあるかい』のメロディーが彩りを加えている。新海がRADWIMPSにオファーしたのは17年8月頃だったという。前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、前作以上に緻密で妥協のない作業が今もなお繰り返されている。映画の大切なシーンで、RADWIMPSが書き下ろした複数のボーカル曲と劇中音楽が使われる予定となっている。公開初日7月19日(金)午前0時に世界最速上映公開初日7月19日(金)午前0時に、「TOHOシネマズ 新宿」と「TOHOシネマズ 梅田」にて各1,000名を招待する世界最速上映を実施する。チケットは「ローソンチケット」にて抽選販売され、応募6月19日(水)正午から6月23日(日)23:59まで受け付ける。ストーリー「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった―。【詳細】映画『天気の子』公開日:2019年7月19日(金)原作:新海誠監督・脚本:新海誠音楽:RADWIMPS出演:醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼、倍賞千恵子、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴キャラクターデザイン:田中将賀作画監督:田村篤美術監督:滝口比呂志製作:「天気の子」製作委員会制作プロデュース:STORY inc.制作:コミックス・ウェーブ・フィルム配給:東宝■世界最速上映日時:2019年7月19日(金) 0:00~公開場所:TOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ 梅田 ※各1,000名応募期間:6月19日(水)12:00~6月23日(日)23:59・チケット料金 ※別途手数料あり一般 2,100円、大学生・専門学生 1,700円(学生証要)、シニア(60歳以上) 1,400円障がい者手帳をお持ちの方 1,200円 ※要障がい者手帳プレミアラグジュアリーシート 5,100円※TOHO シネマズ 新宿のみプレミアボックスシート 3,100円抽選エントリー受付ページ:※劇場窓口での販売なし。
2018年12月21日タレントのうつみ宮土理が漫才コンビ・ナイツ(塙宣之と土屋伸之)らと共に16日、東京の中目黒キンケロ・シアターで、ラジオ番組『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』(ニッポン放送/毎週月曜~金曜10:35~10:40)の公開収録を行った。うつみとニッポン放送の垣花正アナウンサーが軽快なトークを繰り広げる同番組。公開収録前には記者会見が行われ、番組初の公開収録にうつみは「最高にうれしいです」と喜びを露わにした。うつみはナイツのお笑いライブを観に行ったことを明かし、「なんて面白いのかしらと思いました。ず~っと笑えたんですよ」と、その実力を手放しで絶賛した。その上で、「『M‐1グランプリ』に優勝したのは何年ですか?」と質問し、ナイツが「あ、僕ら優勝してないです(笑)」と返す場面も。続けて、今年の『M‐1』で塙が審査員を務めていた話になり、うつみが「とろサーモンとか出てたでしょ?」と言うと、土屋が「出てないけど話題になってます(笑)」とツッコミ。この掛け合いを見た垣花アナからは「ナイツの漫才みたいですね」と指摘されていた。2015年に亡くなったうつみの夫・愛川欽也さんが設立したキンケロ・シアターでの公開収録については、「キンキンが喜んでいると思います」とコメント。愛川さんが亡くなってからの1年間はあまりのショックで「何も覚えていない」としながらも、「今はやっと落ち着きました」と告白した。「いつも見守ってくれてるなって感じがします」と明かした。公開収録では、うつみと垣花アナウンサーのトークをはじめ、ゲストの演歌歌手・三丘翔太のライブコーナー、うつみの生歌、ナイツの漫才などが披露された。収録の模様は31日の17:00~18:00に放送される。
2018年12月17日大宮璃宮のカフェ&レストラン 四季庭にて、「白雪姫のクリスマスデザートフェア」を開催。童話『白雪姫』をテーマにしたアフタヌーンティーとデザートブッフェを楽しめる。期間は2018年11月5日(月)から12月24日(月)まで。白雪姫のアフタヌーンティー「白雪姫のアフタヌーンティー」では、「ホワイトチョコとリンゴのムース」やキャラメル味の「りんごのマカロン」など、物語に登場する“りんご”をモチーフにしたスイーツをラインナップ。さらに、紫色のりんごジュレ、ラズベリーケーキ、魔法の鏡クッキーなど、魔女をイメージした少しビターなスイーツも登場する。また、ファーストドリンクにはりんごとオレンジを使用した自家製ホットワイン、軽食にはりんごとサワークリームの野菜スティックが用意されており、りんご尽くしのボリューム満点のアフタヌーンティーになっている。白雪姫のクリスマスデザートブッフェ「白雪姫のクリスマスデザートブッフェ」では、童話『白雪姫』の登場人物たちを思わせる「小人の帽子ムース」や「魔女のアップルパイ」といった約30種類のスイーツと軽食を用意。軽食メニューのクリームシチュー、きのこパスタなどは、白雪姫と小人たちとの森の暮らしを彷彿とさせる。さらに、タイムサービスで実施されるパティシエのライブパフォーマンスでは、キャラメルとりんごのソースを目の前でフランベし、ワッフルとバニラアイスにかけた特製デザートが登場。香り高いキャラメルりんごソースとバニラアイスのやさしい風味の調和を楽しむことが出来る。詳細「白雪姫のクリスマスデザートフェア」期間:2018年11月5日(月)~12月24日(月)店舗:カフェ&レストラン 四季庭住所:埼玉県さいたま市北区植竹町1-816-7アートグレイス大宮璃宮3F営業時間:ランチ 11:00~15:00(L.O.14:00) / カフェ 14:00~17:00(L.O.16:00) / ディナー 17:30~21:30(L.O.20:30)定休日:火曜日(祝日を除く)TEL:048-662-5551■白雪姫のアフタヌーンティー実施期間:2018年11月5日(月)~12月24日(火)の木~月曜日提供時間:平日11:00~17:00(L.O16:00) / 土日祝14:00~17:00(L.O16:30)価格:3,136円(消費税・サービス料込)メニュー内容:<ファーストドリンク>自家製ホットワイン<セイボリー>ザワークラウトとソーセージのタルティーヌ、人参のフラン、りんごとサワークリームのディップソース 季節の野菜スティック<三段スタンド>上段:魔女のりんごジュレ、黒い森のラズベリーケーキ、魔法の鏡クッキー中段:雪だるまのタルトレット、アールグレイブリュレ下段:ホワイトチョコとりんごのムース、りんごのマカロン、キノコのメレンゲ<自家製スコーン>プレーン、塩キャラメル<コンディメント>チーズクリーム、りんごジャム、いちごジャム<ドリンク>紅茶、ハンドトリップコーヒー等20種類以上が飲み放題■白雪姫のクリスマスデザートブッフェ開催日:2018年11月~12月の毎週水曜日開催時間:1部 11:00~13:00(最終入店11:30) / 2部 14:00-16:00(最終入店14:30)※各部90分制料金:デザートブッフェのみ 2,300円(消費税・サービス料込)、フリードリンク付 2,800円(消費税・サービス料込)メニュー内容:<ライブパフォーマンス(タイムサービス)>キャラメルりんごの温かいソース ワッフルとバニラアイスを添えて<デザート>アールグレイクリームブリュレ、魔女のアップルパイ、小人の洋なしパイ、赤いりんごのムース、魔女のりんごジュレ、スノーホワイトレアチーズ、ポップカップケーキ、りんごのマカロン、7人の小人シュークリーム、魔法の鏡クッキー、きのこのメレンゲ、ドレスケーキ、小人の帽子ムース、切り株ケーキ、ティラミス、雪だるまタルトレット、黒い森のラズベリーケーキ、キャラメルマキアート、いちごとバニラのヴェリーヌ、ショートケーキ、フルーツタルト、ベイクドチーズケーキ、プリンアラモード、ガトーショコラ、和栗のモンブラン<ライトミール>チキンと野菜のクリームシチュー、森のきのこパスタ、フライドポテト、小人の野菜スープ、三種のサラダ
2018年10月18日●『マイナビ Laughter Night』の制作秘話TBSラジオで放送されている『JUNK』(毎週月曜~金曜)と『マイナビ Laughter Night』(毎週金曜 24:00~)。この2つの番組に携わっている宮嵜守史氏と越崎恭平氏に、制作の舞台裏などを聞いた。○若手芸人の発掘方法は左から越崎恭平(こしざき・きょうへい)、宮嵜守史(みやざき・もりふみ)――はじめに、越崎さんがディレクター、宮嵜さんが審査員として関わっている『マイナビ Laughter Night』(毎週金曜 24:00~)についてお聞きします。この番組は若手芸人さんたちがオンエア争奪ライブを公開収録で行い、その中から投票上位のネタが放送されるというものですよね。毎月どのくらいのエントリーがあるんですか?越崎:月によってバラバラですが、毎月100組以上は頂いています。それに加えて、自分がライブに見に行ったりテレビやラジオをチェックしたりして、いいなと思った人に声をかけます。宮嵜:自分も「ライブでこの人たち面白かったよ」とたまに言ったりしますが、基本的には越崎に任せています。2016年、17年の年間チャンピオンの空気階段も越崎がライブで見つけてきたんですよ。――かなり越崎さんはチェックされているんですね。越崎:若手芸人さんが出てるものはそうですね。ネット番組もそうですし、名古屋や大阪などのローカル番組も今はネットで見られるのもあるので。毎月40組も出る枠があるので、とりあえず一回出てもらうことができますしね。――お笑いライブによってかなりお客さんの雰囲気も違うと思いますが、『Laughter Night』のライブはどういった雰囲気ですか?越崎:本当にお笑い好きな方が多い感じがしますね。コアなファンの人が多いのかな。ちゃんと面白いところで笑う印象です。宮嵜:ネタ振りの段階では笑わないですよね。ちゃんと芸人さんが「ここで笑わせたい」というところで笑うイメージがあります。だから芸人さんにとっては良いお客さんだと思いますよ。ラジオリスナーというところとシンクロしてると思うんですけど、ちゃんとネタを分かろうと思っている方が多いと思います。○印象に残ったカミナリのネタ――お2人が印象的だったネタはありますか?越崎:たくさんあるんですが、、、空気階段が初めて『Laughter Night』に出たときにやった「多重人格のおっちゃん」っていうネタは印象に残っています。渋谷のヨシモト∞ホールで見たときは、会場で悲鳴が上がってたんですけど、こっちでは爆笑をとっていましたね。攻めた時事漫才をするエル・カブキも番組の常連なんですが、初出場の時に「初めてこのネタでこんなにウケました」って言っていたのを覚えています。後は、カミナリとか。宮嵜守史1976年 群馬県出身。TBSプロネックス所属。『マイナビ Laughter Night』番組審査員。プロデューサーとしての担当番組:『JUNK』(毎週月曜~金曜)、『アルコ&ピース D.C.GARAGE』、『うしろシティ 星のギガボディ』、『ハライチのターン!』宮嵜:僕もぱっと思いついたのがカミナリですね。最初に『Laughter Night』へ来た時も、たくみくんのツッコミが強烈なので、お客さんがちょっと引いたんですね。でも止めずに続けていて。ところが何度目かのネタ見せで、一回叩くのを躊躇してやめるくだりをネタの中に入れたんです。それによって叩く意味がちゃんと出たので、そこからはかなりウケ出して。ネタ終わりに2人のところに行って、「一回叩くの止めたでしょ、あれ超良かった」って感動して思わず話しかけましたね。――それはカミナリがまだM-1に出場してブレイクする前のことですよね。越崎:そうですね。3回くらい、番組でオンエアされなかったんですが、そのネタやった後にカミナリはすぐ月間チャンピオンになり、すぐM-1でブレイクして、と。勢いがすごいですよね。メイプル超合金やANZEN漫才もそうですが、『Laughter Night』を聴いたり観覧に来ると、芸人さんがブレイクするまでを間近で体感できます。――TBSラジオで、そういった方をラジオのパーソナリティにしたりはしないんですか?宮嵜:そう思いますよね(笑)。これは越崎も僕も、何年も言い続けてることなんですけど、『オールナイトニッポンR』羨ましいねと(笑)。ド深夜のハードルが高くない枠で、「この人いいな」と思った方に気軽にやってもらえる場所がなかなかないんですよ。僕は絶対必要だと思っているんですが、難しいですね。越崎:ほかの局よりも若手の方と繋がりはあると思うんですよ。業界の方に知ってもらえる役割にはなってると思うので、もちろん売れてくれるのはうれしいんですが、もうちょっとTBSラジオで活かせたらいいなとは思います。宮嵜:種だけまいて、収穫できてない感じね(笑)。『マイナビ Laughter Night』(毎週金曜 24:00~25:00)リスナー投票型の「芸人発掘」ラジオ。毎月開催されるオンエア争奪ライブ(公開収録)の中から、観客投票上位の芸人がオンエアされる。オンエアされた芸人の中から、リスナー投票数・YouTubeの再生回数・番組審査員による採点を総合して「月間チャンピオン」を決定。1年に1度、月間チャンピオンが集結する「チャンピオンLIVE」が開催され、優勝者にはTBSラジオ冠特番の権利を贈呈。現在は17年の年間チャンピオン空気階段による『空気階段の踊り場』(24:30~)が放送中。――『Laughter Night』として今後、どういう展開をしていきたいと考えていますか?越崎:番組が4年目を迎えたということもあり、志田プロデューサーのもと、「TBSラジオクラウド」や「Paravi(パラビ)」での配信サービスなど、番組の入り口となる場所を増やしているところです。今後も多角的に展開していければと思います。●越崎氏が語る日高晤郎さんとの思い出○2人がラジオの世界に入ったきっかけ――ここからは話題を変えまして、お2人がラジオの世界に入った経緯をお聞かせください。宮嵜:僕は19歳か20歳ではじめたTBSラジオのアルバイトADからですね。全然ラジオの世界に入ろうとは考えておらず、学校の先生になろうと思っていました。でも採用試験に落ちちゃったので、アルバイトを続け正社員になり、今に至ります。――越崎さんは『爆笑問題カーボーイ』でも触れられていましたが、先日亡くなられた日高晤郎さんの番組『ウィークエンドバラエティ 日高晤郎ショー』(STVラジオ/毎週土曜 8:00~)のスタッフご出身ですよね。越崎:僕は北海道出身で、専門学校時代にFM局と『日高晤郎ショー』のアルバイトをしてました。卒業後も別番組のディレクターをやっていたんですが、一旦やっていた番組が全部終わったんですね。「ずっと東京に行きたい」という思いがあったので、そのタイミングでずっと面倒を見て頂いていた元TBSラジオの方に紹介していただき、現在まで来た感じです。越崎恭平1987年 北海道出身。TBSプロネックス所属。ディレクターとしての担当番組:『爆笑問題カーボーイ』、『爆笑問題の日曜サンデー』、『マイナビ Laughter Night』――スタッフ時代の日高さんとの思い出をお聞かせいただけますか。越崎:孫くらいの年齢差があったので、すごく可愛がって頂いてたと思います。一番印象的なのが、僕とある女の子がバイトに受かったんですよ。でも、番組見学をして翌週からバイトとなったときに、局にその子の母親から「やりたくないと言ってるんで辞めます」という電話がかかってきたんです。そしたら晤郎さんが「自分でかけてこないってどういうことだ」って激怒して(笑)。放送でもそのことを話していて、「本物の現場見たら怖気づくのは当たり前。怖気づくのも素質のうちなんだ。でもそこで1歩踏み出すのが19歳だろう、なあ青年」って僕に振ってきて(笑)。「怖気づいたときこそ1歩踏み出せ」というのは晤郎さんによく言われていたので、その言葉がすごい好きで一番残ってますね。後は、あまり言えない話が多いですね(笑)。――その話と関連していうと、越崎さんは長年続く『爆笑問題カーボーイ』を途中で引き継ぎましたよね。その時、この日高さんのお言葉が思い出されたのではないですか越崎:まさに怖気づきましたね(笑)。中学生の頃から聴いていましたし、17年やっていた番組を引き継ぐのは、やりづらいなとも思いました。でもこんなチャンスないかというものあってお受けしました。○爆笑問題のオープニングトークのすごさ――爆笑問題さんも含め、『JUNK』のパーソナリティの凄さはどこにあると思いますか? どの番組も長寿番組ですよね。越崎:爆笑問題さんでいうと、20年以上やっているのに、いまだにオープニングトークを45分やっても話し足りないこともあったりと、ずっと喋り続けられるのがすごいなとまず思います。若手の人でも、10分のオープニングトークでもなにを話そうかという週が結構あったりするので。『爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 25:00~27:00)レギュラー番組や雑誌の連載を多数抱える爆笑問題が1週間の活動のベースキャンプにしているのが、この番組。彼らの漫才のプロトタイプとも言えるフリートークに、非常に優秀なリスナーから送られてくるメールをプラスして構成する、深夜の王道的番組。宮嵜:JUNKのパーソナリティの方々はこちらが足らなくても、なんとか形にしてくれるパワーと腕をお持ちです。――リスナーとしては『JUNK』と裏番組の『オールナイトニッポン』をどうしても比べがちですが、意識はされますか?宮嵜:リスナーを増やして聴取率を獲るための仕事なので、おのずと『ラジオ深夜便』(NHKラジオ第1)も『オールナイトニッポン』もその他すべての裏番組も気にします。でもだからといって、裏番組に勝てば良いというわけではなく、番組をより長く続けてより面白くするためにやっているので、意識はしますが、まずは『JUNK』をもっと面白くすることが一番です。広く「ラジオ業界」のことを考えると、『オールナイトニッポン』と『JUNK』がお互い比べられ、競い合って頑張るのは良いことだと思います。
2018年05月17日女優の宮﨑あおいが29日、東京ミッドタウン日比谷のグランドオープンセレモニーに登場した。同所は、古くから劇場やシアターが軒を連ねる日比谷エリアに29日、オープン。ショップ・レストラン・カフェの他、"映画の宮殿 THE MOVIE PALACE(ザ・ムービーパレス)"をコンセプトに造られた「TOHOシネマズ 日比谷」を含む約60店舗が集まる。宮﨑は、千代田区副区長、TOHOシネマズ社長、三井不動産社長とともにテープカットに登場。外にはグランドオープンを待つ多くの客が押し寄せる中、ロビーでオープンを祝福した。CMにも登場する宮﨑だが、撮影で同所を訪れ「ここから色々なものが生まれていくんだろうなというワクワクがありました」という。「私が好きな、普段覗かせていただいているお店もたくさん入っていますし、レストランもたくさん美味しそうなところもあった」とオープン後の楽しみを語った。さらに「願わくば映画に関わる人間としては、この街にレッドカーペットが敷かれて、その上を歩ける機会があれば素敵だなと思います」と今後の展開にも希望を寄せた。
2018年03月29日北島三郎(81)の次男である大野誠さんが亡くなっていたことが3月7日、分かった。51歳だった。 大野さんは88年にロックバンド「1ST BLOOD」のボーカル「MAKOTO」としてデビューし、歌手として活動。その後は「大地土子」名義で作詞・作曲活動に励んだ。特にアニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)のオープニング曲であり、父である北島が歌う「詠人」「夢人」は大野さんにとって代表曲と言えるだろう。 「おじゃる丸」は98年から放送されており、20年近くの歴史がある長寿アニメ。Twitterでは若い世代からの《懐かしい。大好きだった》といった声が。そして子育てを終えた親たちからは《ゆったりあったかい詩とメロディーに、忙しい心が立ち止まり、安らげる時間でした》といった楽曲とのエピソードが上がっている。 松嶋尚美(46)も8日「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、「おじゃる丸」で使用された楽曲は「息子も娘も今も口ずさむぐらい、みんな知ってる」と発言。そして大野さんに感謝の気持ちを述べた。 「(「おじゃる丸」の楽曲は)30代、40代の人だけではなく、1桁の子らが聞いている。すごい“いいもの”を残して下さった」 大野さんにはまだ世に出していない楽曲があるようで、北島は7日「私がアイツにしてあげられるのは、残したものを世に出していくこと」と取材陣に応じて語った。大野さんは亡くなったが、楽曲は歌い継がれていくだろう。
2018年03月08日新海誠監督の作品世界に入り込む「君の名は。」で一世を風靡したアニメーション監督・新海誠のデビュー15周年を記念して「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」が国立新美術館で開催中。貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像などの展示があり、ファン必見の情報が盛りだくさんです!新海誠監督の作品の醍醐味は、美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語。切ない恋心が揺れ動く様子を描くことで、人間の本質に迫るストーリーに多くの人が共感し、ときめいているのです。その映像美と完成度の高い物語、そして魅力的な登場人物が作り上げる世界感で唯一無二の新海ワールドを確立。今では、世代や国境を超えて多くの人々を虜にしています。ほとんどの作業を1人で手掛けたデビュー作「ほしのこえ」から記録的な大ヒットとなった最新作「君の名は。」までを完全網羅!名言も随所に並んでいます。展示を眺めているだけで、作品の世界に入り込んでしまいそうです。「神木隆之介さんとめぐる」音声ガイド「君の名は。」で声優をつとめた神木さんは自他ともに認める“新海誠作品ファン”。神木さんが展覧会のみどころと新海誠監督作品の魅力を語りかけてくれる「音声ツアー」も利用でき、まるで一緒に展覧会をめぐっているようなデート気分を楽しめます。国立新美術館2階にあるカフェ「サロン・ド・テ ロンド」は、映画「君の名は。」の劇中で、主人公の瀧くんと奥寺先輩がデートするシーンに登場したカフェです。ぜひ合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。文/萩原かおりイベント情報イベント名:新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで催行期間:2017年11月11日 〜 2017年12月18日住所:東京都港区六本木7-22-2国立新美術館 企画展示室2E電話番号:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年11月30日先日ハリウッドでの実写映画化も決定した、’16年の記録的ヒットが記憶に新しいアニメーション映画『君の名は。』などで知られる新海誠監督の展示会『国立新美術館開館10周年新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』(国立新美術館にて12月18日まで開催中)が人気をよんでいる。 会場には企画書や原画、絵コンテなど、製作の裏側がわかる貴重な資料約1,000点がズラリ。 「展示は一つひとつのカットがどう作られていくかの過程や、音や映像、言葉の演出もありますし、映画に新たな意味が生じるように編集されていたりと、飽きずにいろんな発見ができるよう構成していただいたと思います」(新海監督) 国立の美術館において、現役のアニメーション映画監督の展覧会が開催されるのは今回が初めてのことだ。 「僕がタイミングに恵まれていただけだと思います。僕でなくても似た役割をする方が、前後1~2年で現れたのではないかと。たまたま自分や『君の名は。』がその場所にいたという気がしています」(新海監督) そんな数々の感動を生んだ新海作品のこだわりを、監督自身が解説してくれた。 【君の名は。】“すれ違い”のシーンに映る1対1の人間関係というテーマの追求 「電車や階段などで、登場人物たちがすれ違うシーンについてですが、1対1の人間関係はいつまでもクリアにできない課題で、自分自身の、そして映画のテーマでもあり、描き切ったという気持ちにはならず、繰り返し描いてしまうところはあります。作り終えたあとに関係性を描くのに階段や電車が必要だったんだなと。気づいたら自然とそうなってしまっていたという感じです」(新海監督) 【星を追う子ども】作品にあるキズやすき間が、ファンの心を引きつける 「作品にはキズやすき間のようなものが残っています。ファンの方たちはそんな未熟な部分があるからこそ好きになってくれたところがあるようです。僕自身は、作品を重ねるたびにそんなキズやすき間を少しずつでも軽くしようと思っていて『君の名は。』で、それがかなりできたのかな、と」(新海監督) 【言の葉の庭】新宿の景色に映した人々を肯定してくれる力 「新宿駅付近や新宿にある庭園など、作品には多くの『新宿』が登場しますが、新宿には子どももいれば外国人もいて、昔から住んでいる人もいる。歓楽街もあれば、高級デパートもあります。多種多様な人たちがいるエリアだと思うんですね。人間の多様性、人間の寂しさのようなもの。そんなさまざまなものを肯定してくれる街だと思っていますし、歩いていると安心するんですね。僕が好きな街です」(新海監督) 本展の監修者でもあり、新海作品の配給・製作を行うコミックス・ウェーブ・フィルムの落合千春さんは、展覧会の注目ポイントを次のように語る。 「会場の後半にある新海作品を読み解くコーナー、あとは最後にある大きなシアタールームでは広い会場ならではの映像演出を行っています。フォトスポットもありますので、見て、撮って、楽しんでいただければ」(落合さん) 新海監督やスタッフの、製作という“闘い”の軌跡は、作品の感動をいっそう大きくしてくれるものばかり。新海監督の気になる次回作は、’19年公開予定だ。
2017年11月30日「宮根さんの娘さんが都内の有名私立小学校をお受験し、見事合格しました。来年4月からは奥さんと娘さんは東京で生活することになりますが、大阪で『ミヤネ屋』の生放送がある宮根さんはこちらに残り、独り暮らしになるそうです」(テレビ関係者) 先月一部週刊誌で、司会を務める『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)を降板すると報じられた宮根誠司(54)。これは“誤報”だったようだが、愛娘(6)の“東京進学”に伴い、妻子だけ大阪から都内へ引っ越すことになったというのだ。宮根は06年8月に、一般女性だった妻・A子さんと再婚し、11年5月に娘が誕生している。 「宮根さんの自宅は大阪市内にあったのですが、娘さんは自宅から少し離れた幼稚園に通っていました。その幼稚園は教育熱心なことで知られ、奥さんが娘さんの将来を考えて選んだそう。毎日、奧さんが車で送迎していたそうです。宮根さんは、奧さんが毎日2往復するのは大変だからと、幼稚園近くにマンションを購入して引っ越したそう。さすが羽振りがいいなと思いましたね(笑)」(在阪テレビ関係者) 夫人のA子さんは、どんな人となりなのか。 「出版社に勤めていたバリバリのキャリアウーマンで、香里奈と北川景子を足して2で割ったような目の大きな美女です。さっぱりした性格で、細かいことは気にしない“姉御”タイプ。5年前に宮根さんに隠し子が発覚したときも、毅然とした態度で夫を諭したそうです」(芸能プロ関係者) 今回、娘のお受験に関しても、主導権はA子さんが握っていたようだ。 「東京の小学校に入れることは、奥さんのたっての希望でした。このまま関西のお嬢様学校に入ると甘やかされ過ぎると懸念して、東京の名門私立小のほうが娘の自立心を養えると考えたようです」(前出・在阪テレビ関係者) 来春からは、妻子と別居しての、大阪での単身生活が始まる。 「4月から当面、週末だけ東京で家族と過ごすことになりそうです。目下、宮根さんは家族で住める自宅を都内で探しています。今回噂されたフジの帯番組は誤報でしたが、今後は公私ともに“関西から東京へ”シフトチェンジする気持ちも強いようです」(テレビ関係者) 孟母三遷ならぬ“ミヤネ三遷”は自分のためだったり!?
2017年11月27日国立新美術館開館10周年「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」新海誠監督&神木隆之介登壇記者発表会が11月10日(金)、同所にて行われた。『君の名は。』で主人公・立花瀧の声を務めた神木さんは、新海監督の大ファンとしても知られる。一足先に展覧会を見た神木さんは、「どこまで言っていいのかわからないですけど、入ってすぐ『わっ!』ってなりました!本当に素敵で、言葉が出なかったです」とノンストップで語り出すと止まらず、「語り尽くせないです(笑)。質問、何でしたっけ?」と言いながら「興奮しすぎて、まとまりがつかない!」と、大満足の様子を見せていた。アニメーション監督・新海さんのデビュー15周年を記念して開催される「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」では、貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像などの展示を通じて、これまでの軌跡をふり返る。東京会場では、2,000平米の展示空間にあわせて、初公開を含む約1,000点が展示される。なお、「神木隆之介さんとめぐる」音声ガイドも展開され、神木さんが展覧会のみどころだけでなく、新海監督作品の魅力を語りかけてくれる。展覧会のナビゲーターを務めるのは初めてだったという神木さんは、「本当に幸せです。けど、難しかったです。人それぞれ聞き心地のいい速度があると思うので、悩みながらやっていました。皆さんのおともになれたらいいな」と明かしたが、新海監督に「早く聞きたいです。神木くん以外、ありえないと思うので」と太鼓判を押されると「ありがとうございます」と恐縮しながらも、うれしそうにしていた。『君の名は。』で立花瀧がデートをした場所が新国立劇場だった。その同じ場所で展覧会が開かれることについて、新海監督は「高校生の瀧くんのキャラクターを描くために選んだんですけど、まさかこの場所で『君の名は。』も含めた過去作も展示していただけるとは、想像もしていなくて光栄です」と、感慨深げに笑みを広げる。存命するアニメーション監督の展示自体が初となったが、「アニメーション映画の受け取られ方も変わってきたのかなと。ずっとアニメーションを作ってきた先輩の末端に、僕たちの作品もあるのかなという気になりました」と、受け継がれたアニメーションの歴史について語っていた新海監督だった。「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」は国立新美術館にて11月11日(土)~12月18日(月)10時~18時まで開催、毎週火曜日休館。(cinamacafe.net)
2017年11月10日ジャニーズJr.のユニット・Travis Japanの宮近海斗が、11日深夜放送のニッポン放送系ラジオ番組『宮近海斗のオールナイトニッポンR』(27:00~29:00)のパーソナリティを務めることが1日、明らかになった。12月7日より東京・銀座 博品館劇場で幕を開ける、オールナイトニッポン50周年記念舞台『太陽のかわりに音楽を。』に出演することから、ラジオ初心者の宮近がパーソナリティに初挑戦。同作は宮近演じる『オールナイトニッポン』パーソナリティのミュージシャン・トロイが、50年前の『オールナイトニッポン』番組現場にタイムスリップするという展開で、当時の番組舞台裏の熱気や情熱を描く。今回は同作にちなみ、"実際の『オールナイトニッポン』パーソナリティ経験を通してラジオを知る"ことをテーマに放送する。宮近がラジオは一体どのように放送しているのか、スタジオの内外から様々なものを見て触ってレポートに挑戦するほか、「メールのかわりにおハガキを。」と題した投稿コーナーを設け、ラジオの原点であるはがきのメッセージを募集。「宮近クンに答えてほしいこと」「あなたのささやかなお悩み、相談したいこと」に答えていく。また、放送には舞台で共演するジャニーズJr.の高田翔、演出を担当するノゾエ征爾もゲスト出演し、舞台の魅力を語っていく。なお、ニッポン放送は28時30分までの放送となる。
2017年11月01日