小岩井乳業はこのほど、「小岩井 コーヒー 冬のカフェオレ 贅沢仕立て」を期間限定、コンビニエンスストア限定で発売した。○冬でもゴクゴク飲める味わいの"冬のカフェオレ"同社が、ユーザーが「冬のミルク入りコーヒーに何を期待するか?」について、そのキーワードを調べたところ(n=101、2014年7月調べ)、「ミルクたっぷり」「ミルク分が強い」「おいしい」「濃厚」「甘みのある」「ちょっと甘め」という6つのキーワードの回答が上がっていたという。同商品は、そのようなユーザーの期待に応えるべく発売する、ロングセラー「小岩井 コーヒー」の冬ならではの期間限定商品。「小岩井 コーヒー」比で生豆換算比150%となる、エスプレッソ抽出したコーヒーを使用した。生クリーム・練乳・バターミルクの3種類の乳素材を使用することで、華やかさとコクをプラス。コーヒーと3種類の乳素材の絶妙な調和で、冬でもゴクゴク飲める味わいに仕上げたとのこと。無脂乳固形分3.7%、乳脂肪分0.6%。パッケージデザインは冬をイメージさせる白を基調とし、4つの白系のグラデーションを採用。そこにあたたかなカフェオレのビジュアルを使用した。容量500mlで、希望小売価格は137円(税別)。
2014年11月11日人気TVアニメ『ラブライブ!』に登場する星空凛が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年4月発売予定で、価格は3,241円(税抜)。劇中では、9人のスクールアイドルグループ「μ’s」(ミューズ)のメンバーで、スポーツ大好き、ラーメン大好き、「μ’s」大好きな元気っ娘の星空凛が、TVアニメ1期オープニングテーマ「僕らは今のなかで」の衣装で待望のねんどろいど化。矢澤にこ、高坂穂乃果、南ことり、絢瀬絵里に続く立体化となる。表情パーツはイタズラっぽい「ウインク顔」と猫口の「笑顔」を用意。「僕らは今のなかで」サビ部分のポーズも再現できる。黄緑と黄色のストライプというビタミンカラーのネクタイ、ショートパンツやキャットガーターも細部まで細かく造形。アニメのエンディングで星空凛が手にしていたマラカスも付属している。商品価格は3,241円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は2014年12月3日21:00。商品の発売および発送は、2015年4月を予定している。なお「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約特典には、「ねんどろいど用特別仕様台座 チェック柄」と「ねんどろいど台座 拡張パーツ 小、大」が用意されている。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2014年11月05日りそなグループのりそな銀行ならびに埼玉りそな銀行は28日、女性向け住宅ローン「凛lin(りん)」の商品改定を行い、「凛next(りんねくすと)」として6月3日より取扱いを開始すると発表した。女性の社会進出が活発化する中で、住宅購入者全体に占める女性の割合は年々増加している。政府も成長戦略の中核に「女性の活躍」を位置づけるなど、今後も女性を中心としたマーケットには大きな成長が見込まれるという。そこでこのたび、女性のニーズに合わせた商品改定を実施した。これまでは、住宅購入金額の2割以上の自己資金を持っている人に利用対象者を限定していたが、より多くの女性の住宅購入を支援するため、「凛next」では自己資金の額にかかわらず利用できるようした。また、乳がんなどの女性固有の病気に備えるため、団体信用生命保険(3大疾病補償特約付)の加入を希望する顧客には、融資利率への金利の上乗せを年0.25%から年0.15%に軽減した。併せて、利用する住宅ローン金利は、店頭表示金利から最大年1.7%の割引で利用できるようにした。金利割引幅は、審査結果により決定する。このたびのリニューアルに伴い、新たな付帯サービスの提供やキャンペーンを実施する。りそな次の私へ!キャンペーンの内容対象条件:6月1日から12月30日までのキャンペーン期間中に、凛nextを利用した顧客(金額1000万円以上かつ期間20年以上)特典:抽選でいずれかの商品(旅行券5万円を5人、パナソニック「頭皮エステ」を20人、ルルド「マッサージクッション」を20人)をプレゼント「りそなVert(ヴェール)カード」をもれなくプレゼント森田恭通氏(グラマラス)のオリジナルデザインこのカードを提示すると、全国のホテルやレストラン、インテリアショップなどで各種特典が受けられる対象条件:りそな銀行で凛nextを利用した顧客全員「凛」とした女性応援キャンペーン対象条件:6月1日から12月30日までに申込み、かつ2014年3月31日までに凛nextを利用した顧客(金額500万円以上かつ期間10年以上)特典:対象者全員に埼玉りそなクラブポイント1000ポイント。抽選でいずれかの商品(〈iRobot〉ロボット掃除機「ルンバ」を3人、「クッキングブレンダー」を5人、ハーゲンダッツギフト券3枚を30人)をプレゼントりそな銀行ならびに埼玉りそな銀行では、今後とも顧客のさまざまなニーズに応えることができるよう、より一層の商品・サービスの充実を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月30日小岩井乳業は12月4日、プラズマ乳酸菌を配合した飲むヨーグルト「カラダへの贈り物プラズマ乳酸菌」を、東北・関東・甲信越・静岡にて発売開始した。価格は120円。プラズマ乳酸菌とは、同社とキリンホールディングスが共同開発して生まれた「まもるチカラの乳酸菌」。摂取することで、様々なウイルス感染防御における免疫賦活効果を示すことが確認されている。同商品は半日以上じっくり発酵させたプラズマ乳酸菌に、同社の「小岩井生乳100%ヨーグルト」を合わせて仕上げた。酸味が少なく、飲みやすい飲むヨーグルトとなっている。低脂肪タイプなのですっきりと飲みやすく、毎日続けられる味わい。忙しい毎日を過ごす人や、受験など大事な行事を控えている人におすすめだ。容器は子どもや女性・年配の人にも持ちやすい形の、小岩井オリジナルの新容器を採用。乳酸菌の力強さ、機能感をダイレクトに感じてもらえるような“赤色”を取り入れたデザインになっている。ストロー付きで気軽にどこでも飲むことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日岩手県雫石町の小岩井農場「まきば園」は、8月19日(日)まで、「まきばの夏休み」と題して、同園を思い切り楽しめるさまざまなイベントを開催する。120年にわたり農林畜産業を守り続けてきた小岩井農場が、一般に開放している観光牧場が「まきば園」だ。乳製品の生産現場をガイドと一緒にバスでめぐるツアーや、子どもが遊べる遊具やアスレチックが充実し、大人も子どもも一日中楽しめる人気の観光スポットだ。そんな「まきば園」の夏ならではのイベント、アトラクションを体験できるのが「まきばの夏休み」だ。●トラクターバス「100年杉コース」特別運行 散策イベント開催時を除いて通常非公開の「100年杉林道」をトラクターバスが8月19日(日)まで特別に運行する。一世紀も前に植林され、小岩井農場を見守り続けてきた100年杉。途中でトラクターバスを降り、酪農と並び小岩井農場を支えてきた林業について、ガイドが紹介する。出発時間は、(1)10時00分(2)11時00分(3)13時00分(4)14時00分(5)15時00分(所要時間は約40分)。料金は大人800円、子供200円(未就学児は大人の方同伴要)●トラクターパレード 小岩井農場の牧草地などで大活躍しているトラクターが「まきば園」に集合。先導車は1930年代に活躍し、昨年に走行できるまでに復元された「ファモールレギュラー」。重機マニアはもちろん働く車好き必見のパレード。開催日時は8月14日(火)~16日(木)11時00分~。●ひまわり迷路 例年8月上旬に見ごろになるひまわり。小岩井農場資料館西側に1ヘクタール弱のひまわり迷路が登場する。●夏の木工教室 小岩井農場の木材を使った木工教室。小岩井農場資料館内で8月19日(日)まで毎日開催。●IAT岩手朝日テレビ主催「ゴエティーキャラバン」 農場資料館西側イベント会場に、IAT(岩手朝日テレビ)の人気キャラクター「ゴエティー」が登場するイベント。ゴエティーのぬいぐるみやストラップがもらえる「じゃんけん大会」や、ゴエティーと一緒に写真が撮れる撮影会などが催される。開催日時は8月4日(土)10時00分~15時00分。参加無料。●スターウォッチング 天の川や夏の星座、土星などを大型望遠鏡で観察。8月1日(水)~11日(土)まで開催(晴天時のみ)。受付時間は18時30分~20時30分、開催時間は19時00分~21時00分。料金は大人500円、小学生300円。なお、12日(日)は特別版「ペルセウス座流星群観察会」となり、開催時間を22時00分まで1時間延長。この日にピークを迎える流星群などの大型望遠鏡での観察が予定されている。なお、「まきばの夏休み」期間中、収穫体験「まきばで野菜を収穫してみよう!」も開催される。まきば園に隣接した畑で、じゃがいもを収穫できる。参加費は1人、1カゴ500円だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日毛穴が黒ずむ、くすみが気になる…そんなお悩みを持つ女子に話題の洗顔コスメが「洗凛」だ。「洗凛」は、90%以上が天然国産美容成分(純国産馬油100%素地、サクラ、ツバキ、ホホバ、ヒアルロン酸など14種類)でできていて、約2カ月もの時間をかけて手作りされている石鹸。なんと、IKKOセレクトショップPINK by IKKOでも取り扱われていた実力派!まずは顔を濡らして「直ヌリ」。石鹸がオイルのようにぬるっと溶け出してメイクや油汚れをしっかりクレンジング。次はとろっとした泡で古い角質まで落とす「泡洗顔」。特に乾燥が気になる時は、泡をそのまま肌にのせておく「泡パック」。すすいだ後は驚くほど肌の潤いを実感できる。この3つが1つの石鹸でできる“多機能”が特徴で、使った人の満足度が高いため、愛用者やリピーターが続出し注目を集めている。初回購入は特典もあるので、まずはトライして「洗凛」の実力を実感してみて! 『凛』シリーズ14日間トライアルセット お問い合わせ:ナチュムラコスメティクス tel.0120-25-7260受付時間:9:00~18:00(土・日・祝・年末年始休) 公式サイト
2012年02月13日「次々と話題作に出演」という言い方はもちろん間違いではない…が、より正確に言うならば彼女が出ている作品とその役柄が、そして何より“菊地凛子”という存在が話題を呼ぶのである。11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開となる『ナイト・トーキョー・デイ』では、バルセロナ出身で日本でも高い人気を誇る女性監督イザベル・コイシェとタッグを組み、築地の魚河岸で働きつつ、殺し屋としての裏の顔を持つ女・リュウを演じている。世界的な監督が東京を舞台に紡ぎ出した本作で、菊地さんは何を考え、どのような刺激を受けたのか――?実業界のある大物の娘の自殺。父親はその悲劇の責任を彼女のスペイン人の夫に求め、リュウに彼の暗殺を依頼する。だが、こともあろうにリュウは自らのターゲットと知りつつも、そのスペイン人・ダビと恋に落ちてしまう――。“異邦人”コイシェ監督の目を通して、普段、我々が見慣れているはずの“トーキョー”はエキゾチックに、メランコニックに彩られ、全く違う表情を見せる。「イザベルならではの危険で美しい作品に仕上がったな、と思います。すごく野生的で繊細で、官能的で――。彼女は自分でカメラを覗き、演出もするという特殊な監督なんですが、そもそも脚本も、ト書きの説明に至るまで、すごく“詩的”でしたね。だからすごく美しいんですけど、決して説明的ではなくて、意味に関してはお客さんに投げちゃってる。東京の描写にしても、そこにあるのがリアリティである必要はなくて…。例えば、地下鉄の中を足の生えた木が歩くシーンであれ、女体盛りのシーンであれ、ラブホテルの描写にしろ、『実際の日本では…』とか『どうしてこうなるのか?』と言う人はいると思いますが、彼女の視線を通して描くからこそ成立するのが映画であり、そもそも映画自体が虚構みたいなもの。そのミステリアスな部分が面白いんだと思う」。では菊地さんの視線を通して“トーキョー”という街はどう映るのか?「私にとっては慣れ親しみ過ぎてて、すでに“自分の体の中に流れている”ような感覚だから、よく分からないというのが正直なところです。でも、今回の映画を観て感じたのは東京という街の“音”ですね。『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』というのがこの映画の原題だけど、首都高、商店街、渋谷の交差点とものすごい音にあふれた街なんだっていうことは改めて意識させられましたね」。「リスキーなチャレンジ」であり、「どこかでやらなくてはいけないと思っていた」と彼女が語るのが英語での演技。その難しさをこうふり返る。「どんなに感情を作ってもセリフに感情が伴わなければ台なしになる可能性もある。だから、感情や感受性だけで挑むのではなく、テクニックの部分も強く意識しましたね。イザベルには、英語で話すときに声が高くなりがちで、そこで弱さやかわいらしさが見える、と指摘されました。でもそれは今回の作品には要らないから、もっとローボイスで話してほしい、と。でも低い声だと発音しにくい単語もあって、そこばかり意識すると逆にセリフに感情が乗らなかったり…。それぞれの発音や流れに関してしっかりと定着させた上で、(感情を)開放すべきところは開く、というやり方で。これまで、少し英語を話す作品はありましたが、どこかでしっかりとやらないとまた避けてしまい、新しいことが入ってこなくなると思って臨みました」。最初に作品について彼女が言った「野生的」、「繊細」そして「官能的」という言葉はそのまま彼女が演じたリュウそのものである。どのようにキャラクターをつかんだのか?という質問に対し、コイシェ監督の現場でのスタイルを挙げてこう説明する。「彼女の現場はリハーサルは多くて3回。だから徐々に(気持ちを)作るという工程は取れないんですよ。だから、最初から持っていかなくちゃいけないんだけど、そうすると逆にストップが効かなくなることもあって、集中して入り過ぎて涙が止まらなくなってイザベルやスタッフに『凛子、これ映画だから』って言われてハッとなったり。変に酔っちゃうんですけど、それが彼女のテクニックなんじゃないかと思います。映像に関しては詩的なものを撮ろうとする人なのに、俳優に対してはすごく動物的なアプローチをさせる。ある意味、すごくバランス感覚を持った監督ですし、そういうやり方をする人はいままで会ったことがなかったです」。“動物的”という部分は、「菊地凛子」という女優へのアプローチとして最適の方法と言えるのでは?「そうかもしれない(笑)。多分、最初は直感で(役に)入っていくんですね。今回、暗殺者を演じるに当たって、自分ならどういう状況に至れば人を殺すか?とか考えたり、心理についての本を読んだりもしました。こういう取材で言葉で説明し、伝えることに手馴れてきたな、とも思いますが(笑)、でもやっぱり直感なんですよね。これ、説明するのは本当に難しいんですけど(苦笑)」。今回のコイシェ監督にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バベル』)、トラン・アン・ユン(『ノルウェイの森』)など、世界的な監督と組んで、他の者には真似できないキャラクターを作り上げてきた菊地さん。彼女自身は「“海外の監督”とか“邦画”といった分け方は好きじゃない」と前置きした上で、今後についてはこんな言葉を。「どんな監督ともやってみたいですね。大事なのは監督が役者を信用して、挑戦させてくれること。メキシコ人にスペイン人、アメリカ人、フランス人とこれまで一緒にやってきて、いろんな国の文化を知れたというのもすごく面白かった。決して日本映画を無視しているわけではないので、お話があればやらせていただきたいですし、インド人とかイタリア人とかとも一緒に映画作ってみたいですね」。天衣無縫――。東京で、地球の裏側で、彼女が誰と一緒に何を作ろうがもはや驚くまい。確かなことは彼女が常に挑戦し続けるということである。■関連作品:ナイト・トーキョー・デイ 2010年9月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2009 MEDIAPRODUCCION, S.L. / VERSATIL CINEMA, S.L.ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』ポスタービジュアル解禁!『ノルウェイの森』にスタンディング・オベーション松山ケンイチ「確信」得た!『ノルウェイの森』に質問続出! 凛子、松山ケンイチと「楽屋にこもって話し合った」村上春樹原作の“逆輸入”短編映画でナスターシャ・キンスキーの娘がヌード披露今度の菊地凛子は殺し屋!『ナイト・トーキョー・デイ』試写会に5組10名様ご招待
2010年09月10日オスカー候補になったあの『バベル』への出演以降、菊地凛子の活躍は世界へ広がっている。ライアン・ジョンソン監督、エイドリアン・ブロディ共演の『The Brothers Bloom』、イザベル・コイシェ監督の『Map of the sounds of Tokyo』、マイケル・ハフストローム監督、渡辺謙共演の『Shanghai』、村上春樹のベストセラーを映画化するトラン・アン・ユン監督の『ノルウェイの森』──待機作のいずれも海外の監督との仕事だ。そして、国際女優として一歩、また一歩、前進していく彼女が新たに興味を示したのは、第77回アカデミー賞で脚本賞に輝いたアメリカ映画の名作『サイドウェイ』を日本人キャスト、外国人スタッフ、オール海外ロケで作った異色の日本映画である。「タフになるために作品を選んでいきたい」「海外だからという理由で作品を選んでいるわけではないんです。ただ、自分ができないなと思うものや、怖くてイヤだなと思うような演技に挑戦したい時期なんですよね。海外の作品は海外であるだけで大変な思いがあるから…タフになるために国内外問わずそういう作品を選んでいきたい。でも、個人的には日本食が好きなので、撮影が終わって美味しいものが食べられる日本が本当は一番いいんですけどね(笑)」と、穏やかな口調、やわらかな物腰で話すが、その志はかなり高い。今回の『サイドウェイズ』でももちろん挑戦はあった。彼女が演じるミナ・パーカーという役は、生まれも育ちもアメリカという設定。流暢な英語とたどたどしい日本語を会話に混ぜ込む演技は「すっごく大変でしたね」とふり返るが、そんな苦労を微塵も感じさせない演技はさすがだ。さらに、言葉だけでなく細かな動きも研究したのだという。「向こうの人の独特な動きがあるので、撮影現場にいたミナっぽい女性の動きを参考にしたり、ハーフの友達に『このセリフ言ってみて』と微妙なアクセントを聞いたりしました。難しい役柄ではあったけれど、ミナは前向きで明るい女の子。痛みや辛さがない分、楽しかったですね」。「大変だったけれど、楽しかった」と笑顔を見せる背景には、小日向文世、生瀬勝久、鈴木京香という実力ある俳優が共演陣に揃っていたこと、やり甲斐のある環境だったことも挙げられるだろう。「ほんとに。日本映画でこれだけ有名な俳優さんと仕事をするのは久々だったので、最初はちょっと緊張しましたけど、小日向さんが笑うとみんながフワ〜っとして心地いい気分になったり、生瀬さんは役柄通り英語もすぐに覚えて積極的に話していたし、京香さんはマイペースに生きている面倒見のいいお姉さんという感じで、すごくいい現場でした」。撮影は約1か月間カリフォルニアで行われ、「時間があるときはみんなでご飯を食べに行ったりしました」と、キャラクター同様に密な関係を築けたと語る。「毎日美味しいワインが飲めて、いい現場!」特に共演が多かった生瀬さんについては、彼のアドリブ力に「新鮮な気持ちになれた」と驚きを隠さない。「生瀬さんのアドリブはすごいんです。セリフは一緒なのに毎回動きとかちょっとしたことを変えてくる。『この人、すごいなぁ』って思っていました」。中でも笑えるのは、大介とミナの喧嘩シーンだ。「生瀬さんがお兄ちゃん的な優しい方だったので、遠慮なくブッていこうと思ってブッたら赤くなっちゃって。あっ、でも(打つ瞬間は)本当のフライパンじゃないですよ。あのシーンを本物のフライパンを使っていたら殺しかねないですからね(笑)」と、撮影時のエピソードを語ってくれた。「洋酒全般は何でも飲みますね」という菊地さん。今回の撮影を通してカリフォルニア・ワインの美味しさを知り「毎日美味しいワインが飲めて、いい現場でした!」と幸せな笑顔を見せる。そして、“菊地凛子”流の映画『サイドウェイズ』の見方をこう提案する。「この映画を観るとワインを飲みたくなると思うんです。だから、ワイン好きな人は夕方頃に映画を観て、その後に1本のワインを誰かと開ける…そういうのもひとつの見方かなって思います。あと、ナパ・バレーはワイナリー以外何もないところですけど、観たらナパに行きたくなる人、多いと思いますよ」。(text:Rie Shintani/photo:Hirarock/stylist:Yuta Kaji/hair & makeup:Yasushi Miyata)■関連作品:サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:菊地凛子&鈴木京香、仲良くぶどう柄でペアルック?『サイドウェイズ』舞台挨拶菊地凛子、流暢な英語で「ワイン大好き」『サイドウェイズ』、本場ナパで大盛況舞台挨拶&生演奏付き!『サイドウェイズ』プレミア試写会に25組50名様ご招待ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!
2009年10月14日