今年で17年目を迎える中村屋一門恒例の全国巡業公演。歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助がリモート会見で見どころを語った。2022年春は『春暁特別公演』に加え、勘太郎、長三郎の子役を交えた『陽春特別公演』の2公演を上演する。生の歌舞伎の楽しさに触れ「元気になってお帰りいただきたい」と声を揃えるふたり。歌舞伎のいろはを解く「歌舞伎塾」や素顔が垣間見られる人気の「トークコーナー」を交えた構成で、演目にも趣向を凝らす。「中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2022」「中村勘九郎 中村七之助 中村勘太郎 中村長三郎 陽春特別公演2022」チケット情報『春暁特別公演』で勘九郎はお家芸「高坏(たかつき)」に出演する。花見の席で大名から高坏を買うよう命じられた次郎冠者(勘九郎)。しかし、それが何か分からず「高坏買いましょう」と声を張り上げて歩き出すと、そこへ高足売が現れて……。下駄でタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な舞踊劇だ。「祖父の十七代目中村勘三郎が今の演出、振りにしたもので、中村屋にとっても大切な演目のひとつ。華やかな作品でお花見気分を味わって」と勘九郎が陽気に盛り上げる。七之助が勤めるのは心中物「隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」。四世鶴屋南北作「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」(通称「お染の七役」)の大詰めを長唄の舞踊劇に仕立てたオリジナル演目で、七之助はお染、久松、お光、土手のお六の4役を踊る。「歌舞伎のエンターテインメント性を生でご覧いただける絶好の機会」であると同時に、男女の演じ分けや早替りなど役者、七之助の魅力を存分に堪能できる。続く『陽春特別公演』は勘太郎、長三郎の幼い兄弟が清元で踊る「玉兎」で幕が開く。息子の成長を見守る勘九郎は「何より芝居好きなのが嬉しい」と目を細める。ふたりともすでに踊りは入っているが、「今回はひとりで踊るものをふたり用に変える構成」につき、ブラッシュアップした内容でお届けする。また、今公演では勘太郎、長三郎がイラストを担当した手ぬぐいなどの公演記念グッズを初めて販売することも明かされた。打って変わり、勘九郎と七之助は清元を代表する名作怪談舞踊劇「かさね」を。腰元かさね(七之助)が最愛の与右衛門(勘九郎)に鎌で殺されたことに始まる因果因縁の物語。「男女のドロドロした部分や清元の名文句、名調子、その美しさも見せる。現代の女性にもドラマティックに観ていただけます」と勘九郎。最終的には顔が醜くなり足が折れどん底に突き落とされるかさね。七之助は「女性としてすべてが崩れる様を見せられたら」と語り、踊りでは勘九郎と阿吽の呼吸で魅了する。「互いが磁石のようにべったり引っ付いたり、拒絶し合ったり関係性にメリハリを付けるのが効果的で、そこが踊りの面白さ、深さになってくる。『玉兎』とはガラッと違う踊りを楽しんでいただきたい」とアピールした。『春暁特別公演』は3月6日(日)から26日(土)まで奈良、滋賀、兵庫ほか全国16か所にて、続く『陽春特別公演』は3月30日(水)から4月4日(月)まで大阪・フェニーチェ堺大ホールほか全国5か所にて。チケットは両公演、1月15日(土)10時よりプリセールを実施。取材・文:石橋法子
2022年01月14日藤沢周平の時代小説「殺すな」が、中村梅雀、柄本佑、安藤サクラ共演で映像化。そして、来年のほぼ同時期に本作が劇場上映&TV放送される。裏店の長屋で筆づくりの内職をして糊口をしのぐ浪人・小谷善左エ門は、同じ長屋に住む船頭の吉蔵から、一緒に暮らすお峯の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった2人は、密通のうえ駆け落ちしてここで隠れるように暮らし始めたものの、やがてお峯は退屈な日々に虚しさを感じ始める。気晴らしのため川向こうへと架かる橋を渡ってみたい…との思いに駆られるお峯と、居場所が露見することを危惧して「橋を渡るな」と厳命する吉蔵。すきま風が吹き始めた2人の様子を、善左エ門はかつての自分と、自らの手に掛けてしまった妻の姿に重ねあわせて見守っていたのだが――。原作は、様々な人間が行き交う江戸の橋を舞台に、市井の男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しく描いた短篇集「橋ものがたり」の一篇。かつて妻を手に掛けたことを悔いる浪人と、同じ長屋に住む訳ありの若い男女と、3人それぞれの心模様を深い滋味と温かさをもって描いた作品。今回、かねてより映像化を望んでいた名匠・井上昭監督が映像化。梅雀さんが小谷善左エ門、柄本さんが吉蔵、安藤さんがお峯を演じるほか、中村玉緒(特別出演)、本田博太郎らが出演している。「ワンカットワンカット、しびれるような集中力と雰囲気、余韻が感じられる、まさに夢のような現場でした」と撮影をふり返った梅雀さんは、「この作品は普遍的な男女の愛を描いた物語です。そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い人間ドラマだと思います。井上昭監督が丁寧に撮り上げ、私たち役者も心を込めて演じたこの作品、皆様にぜひご覧いただきたいと思います」とコメントしている。「殺すな」は2022年1月28日(金)全国のイオンシネマ89館にて劇場上映、2月1日(火)19時~時代劇専門チャンネルでTV初放送。(cinemacafe.net)
2021年10月28日中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村屋一門が2005年より毎年行う全国巡業公演『錦秋特別公演』が10月より全国15カ所で開催される。昨年はコロナ禍によりやむなく中止。今年の巡業は中村勘太郎、中村長三郎が初めて参加した春公演に次いで2度目となる。「昨年伺えなかった土地に春と秋、2回に分けて伺えるのがうれしい」と勘九郎。七之助は「待っていてくださる方がいることがありがたい。春公演ではたくさんの拍手に、役者は居てもいいんだと思えた」と振り返る。それぞれ感謝の思いを胸に、合同取材会で秋公演への想いを語った。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2021」チケット情報演目は『浦島』『甦大宝春日龍神(よみがえるたいほうかすがりゅうじん)』『トークコーナー』の全3つ。昔ばなしの後日談を舞踊化した『浦島』は成長株の鶴松が勤める。勘九郎は「歌舞伎を初めて観る方にはストーリー性も分かりやすく曲調も華やか。二枚扇というお扇子を使って踊るテクニカルな踊りは目にも楽しい」と解説。生前、父である中村勘三郎(18代目)が勘九郎の浦島をひどく気に入っていたと言い「鶴松にもしっかり継承できれば」と語る。『甦大宝春日龍神』は春日大社「第六十次式年造替記念」として2014年に創作された奉納舞踊。前半は春日の野の四季折々の素晴らしさを芝居仕立てで踊り、後半は龍神、龍女が荒々しく舞い踊る。「神がかったものに触れることによって、神秘的な思いになっていただければ」と勘九郎。七之助も奉納当日に、龍神の存在を感じるような出来事があったと明かす。「水の神様なので当日は雨だろうと話していたら、踊っている間は降らなかったのに踊り終えた瞬間に土砂降りの雨が降ってきた。野外だったので、兄と二人で『願いが通じたね』と。そういう摩訶不思議な現象が起こったりする。今回はとくに世の中が平穏無事であることを強く思いながら踊りたい」。最後の「トークコーナー」はスーツ姿の2人が等身大の素顔を垣間見せる人気コーナー。2年ほど前から定番だった七之助への結婚に関する質問がパタリと止んだ。「お客様も諦めたのかな」と勘九郎。当の本人は、結婚願望はないと言うが「こればっかりは分からないですよね。理想? 考えたこともないですけど、芝居が好きってことかな。同じものを楽しめる人だったらいいなと思います」。芝居は「心の栄養」とは勘九郎。「辛い状況が続くなかで、歌舞伎という非現実の世界へ飛び込むことによって、少しでもお客様を癒すことができればうれしい。感染対策を徹底して安心安全にご覧いただくというのが私たちの想いです」。七之助も「舞台で得た感動を明日への希望につなげていただければ幸いですし、僕らがやる意味もそこにある」と決意を語った。公演は、10月5日(火)東京・品川きゅりあん大ホールを皮切りに、全国を巡演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年09月01日江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代 中村仲蔵の下克上物語を、忠臣蔵を軸にドラマ化した「忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段」が今年12月に放送決定。主演は中村勘九郎が務め、上白石萌音、中村七之助、尾上松也、藤原竜也、段田安則、市村正親ら豪華キャストが共演する。落語や講談で人気の「中村仲蔵」は、初代 中村仲蔵(1736ー1790)が裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語。今回、その物語を国民的人気を誇る「忠臣蔵」を軸にドラマ化。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」以来の映像作品主役となる勘九郎さんが、その傑出した身体表現力で天才俳優の一代記を演じる。また、もうひとつの主役ともいえるのが、江戸の芝居小屋。初代 中村勘三郎が興した中村座(猿若座)に始まるとされる芝居小屋は、江戸時代を通じて庶民最大の娯楽場となった。日の出から日没まで熱気に満ちていたという当時の芝居小屋を巨大セットで再現。小屋に生きる裏方や地方(歌舞伎音楽の演奏家)、稲荷町(いなりまち)と呼ばれた大部屋役者たちなど、芝居小屋を取り巻く人々も生き生きと描き、江戸歌舞伎の熱狂と魅力を伝えていく。超人気演目「仮名手本忠臣蔵」の五段目で、全く見せ場のない地味な役を割り当てられた仲蔵に一発大逆転はあるのか?厳しい階級制度で縛られた当時の歌舞伎界で、貧困やいじめに苦しみながらも、血の滲むような努力と才智でスターの座をつかんだ仲蔵の痛快な出世物語を、年末にエンターテインメント巨編として放送する。仲蔵の才能を見抜いて抜擢をする当時の大スター・四代目 市川團十郎、それを妬んで敵対する人気歌舞伎役者や座付き作者など、ひと癖もふた癖もある実在の江戸の演劇人たちを演じるのは現代の演劇界のオールスター。今回、勘九郎さんら5名のキャスト陣からコメントが到着した。中村勘九郎/初代 中村仲蔵 役「不思議な縁を感じます」中村仲蔵のことは父(十八代目中村勘三郎)が三代目仲蔵の伝記「手前味噌」に大変感銘を受け愛読していたので、よく聞いていました。仲蔵ゆかりの志賀山三番叟を踊ったこともあります。江戸時代、初代勘三郎が興した中村座に出演し、中村座を救った人でもあるので、その役を演じられることに不思議な縁を感じます。今回とても素晴らしい芝居小屋のセットに足を踏み入れ、思わず泣きました。持って帰りたい!仲蔵は差別を受け大変苦労した人ですが、芝居が好きという情熱に支えられていたと思います。「好き」こそ人を奮い立たせ、上達させ、信念を与えるものです。そんな情熱を感じていただけたら本望です。上白石萌音/仲蔵の妻・お岸 役「朗らかに務めたい」「令和元年版 怪談牡丹燈籠」以来、再び源(孝志)監督のもとでお芝居ができることが心底うれしいです。脚本はやはり本当に面白く、夢中で読んでしまいました。お岸は、こんな女房が家で待っていたら愉 しいだろうな、というような女性です。三味線と唄で仲蔵さんを癒やし、励まし、勇気づけられるよう、朗らかに務めたいと思います。これ以上ないほど豪華な出演者の皆様による「芝居」の真髄。もうすでに完成が待ち遠しいです。ぜひご期待ください。藤原竜也/謎の侍 役「もっと一緒に演っていたい」僕の撮影は2日間だけでしたが、内容の濃い2日間でした。勘九郎さんと空気を合わせて、芝居を作っていく感じがとても楽しかったです。「もっともっと一緒に演っていたいな」って思わせてくれるような人ですね。刀や傘のさばき方は非常に難しかったですが子供のころから厳しく作法を仕込まれている歌舞伎俳優さんから直接教えてもらえたのは貴重な経験でした。最初から最後まで楽しめる贅沢な作品になると思います。段田安則/狂言作者・金井三笑 役「演じがいがあります」勘九郎さんが仲蔵を演じられるのは、ピッタリだと思いますが、その仲蔵をいじめる狂言作者の役ということで演じがいがあります。今も昔も嫌味な演出家やプロデューサーはいて、大人の事情で配役が決まったりとかあったのでしょうね。みんな芝居が心底好きでそのためなら命がけというのも一緒でしょう。ヒエラルキーの厳しい世界で成り上がっていくサクセスストーリーですが、そうそう簡単に成功はさせませんよ。大きな障害として立ちはだかって仲蔵をいじめたいです。(笑)市村正親/四代目 市川團十郎(二代目 松本幸四郎)役「歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび」歌舞伎は昔から演技の勉強のために拝見していました。勘三郎さん(十八代目)の芝居に感激してファンレターを送ったこともあります。今回歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび。天国で勘三郎さんもびっくりしていることでしょう。歌舞伎は見るとやるとでは大違い!ミュージカルでも「歌いすぎるな、芝居しろ」と言いますが、歌舞伎独特の語調の心地よさを感じさせながら、ぐっと 芝居心を入れるのにはどうすればいいのか、悩みながら一生懸命演じています。ドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」は12月、NHK BSプレミアム・BS4Kにて前・後編放送(各89分)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月20日竹野内豊主演「イチケイのカラス」が6月14日のオンエアで最終回を迎えた。「当たり役」「笑顔に癒やされる」など竹野内さんの演技に多くの反応が投稿されるとともに、多くの視聴者からの“続編希望”の声がネットにあふれている。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)で絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い事件の真相を明らかにしていく、元弁護士の刑事裁判官の入間みちおを竹野内さんが演じた本作。イチケイに赴任してきた東大法学部出身の超エリートの坂間千鶴に黒木華。イチケイで裁判所書記官をしている石倉文太に新田真剣佑。イチケイの主任書記官・川添博司に中村梅雀。三つ子の男の子を育てる母でもある裁判所書記官・浜谷澪に桜井ユキ。イチケイの新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子に水谷果穂。東京地検第3支部の中堅検事・井出伊織に山崎育三郎。同じく検事の城島怜治に升毅。みちおの元同僚の元弁護士・青山に板谷由夏。最高裁判所判事の日高亜紀に草刈民代。イチケイの部長・駒沢義男に小日向文世といった顔ぶれが出演してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではみちおが青山と癒着、無罪判決を出しているという告発記事が週刊誌に掲載。みちおの任期終了が迫るなか、みちおを潰すため裏で大きな力が働いていると考える…というストーリーが展開。一度はクビの決定が下されるみちおだが、坂間や井出たち関係者の直訴もあり解任はまぬがれ、熊本に異動することになるというラストだった。視聴者からはみちおを演じた竹野内さんに「竹野内さんの笑顔に癒やされる月曜でした」「入間みちおは当たり役だったわ。竹野内豊が演じた好きなキャラTOP3に入るかも」などの声が。坂間役の黒木さんには「個人的には黒木華ちゃん今回の役が一番好き」「凛とした黒木華ちゃん可愛いわ~」など、さらに「真剣佑と山崎育三郎好きになってしまいました」「イチケイのカラスがきっかけで山崎さんのファンになりました」といった出演者への賞賛の声が多数送られる。キャストへの賛辞と共に「終わったばかりですが続編を!裁判所主導の操作、新しい視点のドラマ展開で面白かった」「最終回はかくあるべしという最高の最終回。全てのキャラに拍手。これは続編希望」「続編できそうな感じだしまた見たい!!」「続編、期待しています!!!また入間みちおに会いたいです!!」など続編希望の声も多数。みちおとイチケイの“今後”を見たいという視聴者からの思いがネットにあふれている。(笠緒)
2021年06月15日竹野内豊主演「イチケイのカラス」の10話が6月7日放送。被害者の少年を演じた小野寺晃良に大きな注目が集まるとともに、被告役の板尾創路の“素性”に過去の番組を思い出す視聴者からの声も多数SNSに投稿されている。竹野内さん、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、升毅、中村梅雀、小日向文世らが出演。絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官、入間みちおに竹野内さんが扮し、みちおが裁判官を務める東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の面々や検察官たちが、みちおに振り回されながらも、最後には真実にたどり着いていく様を描いてきた本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はみちおの弁護士時代の同僚、青山(板谷由夏)が国選弁護人を務める裁判をみちおたちが担当することに。それは被告人が素性を明かさない“名無しの権兵衛”だという傷害事件。事件は被告が当時17歳だった被害者の朝倉純(小野寺さん)の胸部を工具で殴打し、ケガをさせたというもの。路上生活者だった被告は、河川敷で路上生活者仲間とバーベキューをしていた際、被害者の純を含む5名の少年たちから石を投げつけられる。被告は少年たちを追いかけ、純を捕まえて注意するが、そのことに腹を立てた少年たちは再び投石。路上生活者のひとりにケガをさせてしまう。純を探し出した被告人は、もみ合いになった際に彼が持っていたスパナを奪って殴りつけたという。純は肋骨が折れるほどの大ケガだったが被告は、第1回公判で被告人(板尾創路)は名前はもちろん、自らの素性を明かすことを拒み、自分は殴ってないと答え…というのが今回のストーリー。純を演じた小野寺さんは「賭ケグルイ双」や「年の差婚」「ホリミヤ」などに出演している若手俳優。以前から小野寺さんに注目していた視聴者からの「イチケイのカラス出てたの小野寺晃良くんだよね??こんな大きくなってたんやな~」「イチケイのカラスに小野寺晃良くん出てる~~成長したなあ」「今回のイチケイみたいなヤンチャな役もかわいい」といった声まで多数の反応がSNSに投稿されていく。職権が発動され被告の素性が明かされる。被告の御手洗は青山の母が看護師をしていた田舎の病院の医師で、17年前、危険な妊婦の出産の際に、胎児を救うことはできたが母体を死なせてしまい、それをきっかけに行方をくらましていた。さらに法廷で御手洗が無資格医師だったこと。純が17年前に御手洗が救った子どもだったことがわかる…。板尾さんが無資格医師を演じたことに、「イチケイのカラス、板尾創路のブラックジャックじゃん」「板尾さんの素性とかがもう「板尾創路のブラックジャック!」すぎ」かつて板尾さんが過去にお笑い番組でやっていた企画を思い出した視聴者からの声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年06月08日刑事裁判官を主人公にした竹野内豊主演「イチケイのカラス」の9話が5月31日オンエア。ゲスト出演した永田崇人に注目が集まるとともに、竹野内さんと松風理咲との“再共演”に触れた声も数多く寄せられている。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く本作。みちおに竹野内さん、坂間千鶴に黒木華、石倉文太に新田真剣佑、川添博司に中村梅雀、浜谷澪に桜井ユキ、一ノ瀬糸子に水谷果穂、検事の井出伊織に山崎育三郎、城島怜治には升毅、イチケイ部長の駒沢義男に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回イチケイが扱うのは家政婦の高見梓(春木みさよ)が雇い主の桐島優香(八木さおり)を口論の末、3階のバルコニーから転落させた事件。転落した際、優香はまだ息があったが、梓はそのまま放置したといい、優香は梓に多額の遺産を残すことを1年前に弁護士に書面で伝えていたという。この事件が裁判員裁判で審理されることになる。梓が5年前、火災事故で夫と娘を亡くし多額の資産を得ていたことが報じられ、裁判員たちは梓を悪女扱いするが、その後、職権が発動され新たな証拠が上がってくる。優香の娘・希美(松風さん)は幼い頃心臓移植を受けていたが、その心臓は梓の亡くなった娘のもので、梓は希美に娘の心臓が移植されてことを知り桐島家を訪れたのだった。さらに優香は13年前、夫から殺されそうになり、その夫を殴って殺害していた…というのが今回のストーリー。裁判員の1人、証券マンの西園寺勝則役で永田さんがゲスト出演。視聴者からは「イチケイのカラスにゆうたん出とる!!!」「カラフラブルのゆうたんと違いすぎて最初わからなかった」「カラフラブルでゆうたんとして見慣れてるせいか、一瞬メガネスーツ姿の人が同一人物って気づかなかったw」などの反応が。「カラフラブル」でみせる表情とは全く違う証券マン姿に驚く視聴者が続出している。また希美役で出演した松風さんも、過去に「グッドパートナー」で竹野内さんの娘を演じており、「グッドパートナー」の時の父娘だぁ」「松風理咲ちゃん、竹野内さんの娘役をしてた子だね…!」「どこかで見たことがあると思ったらグッドパートナーの娘ちゃんだ!また竹野内さんといくさぶと共演だったのね」と、再共演に触れた声も数多く投稿されている。(笠緒)
2021年05月31日竹野内豊主演「イチケイのカラス」の8話が5月24日オンエア。みちおが毎回語る“甥っ子トーク”…その甥っ子がついに登場。視聴者からはその“正体”に驚きの声が上がるとともに、新田真剣佑演じる文太の“告白”にも「可愛い」の声が上がっている。本作は自ら“捜査”を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官、入間みちおに竹野内さんが扮し、みちおが裁判官を務める東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)にやってきた特例判事補・坂間千鶴に黒木華。イチケイで書記官を務める石倉文太に新田さん。同じくイチケイで主任書記官を務める川添博司に中村梅雀。イチケイの書記官・浜谷澪に桜井ユキ。イチケイで最年少となる一ノ瀬糸子に水谷果穂。イチケイの部長、駒沢義男に小日向文世。東京地検第3支部の中堅検事・井出伊織に山崎育三郎。主任検事の城島怜治に升毅といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はイチケイに事務官から書記官になるための研修生として前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってくる。彼らが立ち会うことになった傷害事件の被告人は万引きで逮捕され坂間が裁判長、浜谷が書記官を務めている窃盗事件の被告人・潮川恵子(真凛)。万引きの前科があった恵子は再びスーパーマーケットで万引きして保安員に捕まっていた。恵子の万引きを目撃し店側に伝えたのは、山寺史絵(朝加真由美)という女性で、恵子の小学校時代の恩師だった。窃盗と傷害事件が併合された第2回公判で恵子は、史絵が万引きをしたところを目撃し止めようとした際に襲われ、思わず殴ってしまったと主張。しかし井出は史絵が2度殴られている証拠を提出。みちおは職権を発動して独自に捜査を始める。恵子が史絵を殴った現場で前橋は「2度目に殴ったのは恵子の夫ではないか」と話す。裁判が進むなかで恵子がクレプトマニア(窃盗症)だと判明。恵子に殴られた史絵は夫に電話して助けを求めるが、市議の夫は妻が万引きをした事実を知り激怒。夫の気持ちを忖度した史絵は自ら石を自分の頭に振り下ろした…というのが事件の真相だったという…という展開。これまで毎回みちおが語ってきた“甥っ子トーク”。今回は“なぜ子供の画は太陽が赤で青信号が青に塗られるのか”という質問をされたという話で、みちおはこれは大人が子供に先入観を植え付けているからだと説明。“先入観”を捨てることで事件解決につなげると伏線になるのだが、この甥っ子、道彦(武井壮)がラストでついに登場。甥っ子が成人の、それも中年男性だったことに千鶴は「甥っ子、デカっ!」と驚くのだが、視聴者からも「私が「甥っ子は子供」だと思ってたことも先入観ってことね。でも武井壮だとは思わないじゃん?」「甥っ子は会話のやり取りから小さい子どもだと思ってた。武井壮は年齢近そうだし兄弟だと思った。どちらも先入観だ…」などの声が。また判決の際にみちおが語った「心の声を言葉にすることも大事」という言葉を聞いた文太が、ついに千鶴に「好きです」と“告白”するのだが、千鶴はそれを“人として好き”という意味だと解釈。「私も好きですよ…」と文太の仕事ぶりなどについて話し出し、文太は「言葉にしても伝わらないことがある」と落ち込むのだが、このシーンにも「石倉くんの告白可愛かった。。スルーされたところも含めて可愛かった」「好きですって言って違う意味の好きですよって返されて…もう!って感じ」などといった反応が上がっている。(笠緒)
2021年05月24日竹野内豊主演の月9ドラマ「イチケイのカラス」。その7話が5月17日オンエアされ、12年前の事件の真相を巡る展開に視聴者からは「最終回じゃないの?」などの声が続出。竹野内さんと板谷由夏との共演に「流れ星」を思い出したという声も多数上がっている。弁護士から裁判官に転身、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)で刑事裁判官を務める入間みちおを竹野内さんが演じ、イチケイの坂間千鶴に黒木華、石倉文太に新田真剣佑、川添博司に中村梅雀、浜谷澪に桜井ユキ、一ノ瀬糸子に水谷果穂、駒沢義男に小日向文世。東京地検の井出伊織に山崎育三郎、城島怜治に升毅。みちおと因縁がある最高裁判所判事・日高亜紀に草刈民代といった顔ぶれが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。12年前、東丸電機の研究部主任・仁科壮介(窪塚俊介)は、経営戦略部部長・布施元治(中野剛)に異動を命じられたことから、2人はトラブルとなり仁科が布施を撲殺したとして、無期懲役を言い渡された。仁科は判決後も無罪を主張し続け、獄中で命を絶ってしまう。仁科は事件現場から逃げる男を目撃したと主張。その男こそ前回イチケイが扱った窃盗事件の被害者、志摩総一郎(羽場裕一)。窃盗事件がきっかけで志摩が所長を務める会計事務所が、東丸電機を含む大手企業数社の脱税に関与していた疑いが浮上。坂間は仁科の妹・由貴(臼田あさ美)に、再審請求すれば12年前の事件の真相を明らかにできると説得。みちおの元同僚、青山(板谷由夏)の説得もあり由貴は再審請求を決意する。一方、みちおと青山が親し気な様子を見た坂間は、2人の関係が気になる様子…というのが今回のストーリー。再審は高裁からの圧力でみちおらが裁判官を外される可能性が高まるが、日高が自分の進退と引き換えに次長検事・中森(矢島健一)から志摩が真犯人だという発言を引き出し、その録音を公開したことで志摩も自供。仁科には無罪判決が出ることに…というラストだった。「えっ、この事件解決したら最終回じゃないの?!これ以上のヤマがあるの?!」「最終回的な大ネタをここでやってしまってこの後はいったいどうなるんです。」「今日のイチケイのカラスは最終回かってくらいみんなかっこよかった」など、視聴者からは“最終回のようだ”というコメントが続出。また竹野内さんと青山役で出演した板谷さんとの共演に「竹野内さんと板谷さんは昔の月9・流れ星で元婚約者だったような」「イチケイのカラスで板谷さんと竹野内さんの姿を見ると、流れ星のときの二人を思い出す。あの時からふたりとも素敵に歳を重ねているなぁ…」など、2人がかつて共演した「流れ星」を思い出す視聴者からの反応も投稿されている。(笠緒)
2021年05月18日竹野内豊主演、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎ら共演の「イチケイのカラス」の6話が5月10日放送。犯人役で出演したバカリズムと竹野内さんとの共演に「素敵な選TAXI」を連想する視聴者や、バカリズムさんの演技を讃えるコメントが多数寄せられている。本作は絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官、入間みちおに竹野内さんが扮し、みちおが裁判官を務める東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の面々や検察官たちが、みちおに振り回されながらも、最後には真実にたどり着いていく様を描いていく。竹野内さんのほか、イチケイメンバーの坂間千鶴に黒木華、石倉文太に新田真剣佑、川添博司に中村梅雀、浜谷澪に桜井ユキ、一ノ瀬糸子に水谷果穂、駒沢義男に小日向文世。イチケイと裁判で争う東京地検第3支部中堅検事・井出伊織に山崎育三郎、主任検事・城島怜治に升毅。最高裁判所判事・日高亜紀に草刈民代といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。みちおは裁判官になるきっかけとなった12年前の事件の関係者、志摩総一郎(羽場裕一)が被害者となった事件を担当することになる。前科6犯の窃盗犯・岸田(バカリズムさん)が会計事務所所長の志摩の自宅から現金113万円を盗んだという事件だが、岸田は犯行後、盗んだ自転車で逃走を図る途中で自転車同士の衝突事故を起こし、顔を見られたため自首していた。公判で岸田は泥棒は魅力的、どんな金庫も開けられる優れた耳を持つ自分が個性を生かすため努力している、人は傷つけないと力説するが、みちおは逃走時の供述や自首してきたことなどが気になる。実は岸田が盗んだのは113万円ではなく2億円。金庫の現金が表に出来ない金だと気づき盗んだ岸田だが、その後検察官に1000万で買収されていた。…というのが今回のあらすじ。竹野内さんとバカリズムさんの共演に「素敵な選TAXIだあ」「竹野内さんとバカリズムさんと升さんがいるからこれは「素敵な選TAXI」(違う)」など、両者が共演した「素敵な選TAXI」を思い出す視聴者からの声が続々とSNSに投稿される。また「バカリズムさん演じる岸田の口調に「理詰めな役、バカリズムにピッタリ」「この役めちゃくちゃハマってる!!バカリズムが演じると分かってこの脚本なのかな」「バカリズム氏のセリフ運びが最高すぎ」といった反応も。また次長検事からイチケイへの協力を禁じられた城島と井出が、イチケイたちがそばを食べているところに現れ、わざと聞こえるように大声で情報を漏らすという“小芝居”にも「検察側の下手な小芝居笑が最高にかわいい」「検察組の小芝居可愛いwww」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2021年05月10日竹野内豊が演じる元弁護士、高校中退という異色の経歴を持つ刑事裁判官・入間みちおが、絶対に冤罪を生むことのないよう、自ら捜査に乗り出すリーガル・エンターテイメント「イチケイのカラス」。月9では、大ヒット海外ドラマをリメイクした「SUITS/スーツ」も記憶に新しい中での法廷ものだが、刑事裁判官が主人公になるドラマは民放連ドラ史上初という。そして今作で裁判所書記官・石倉文太を演じる新田真剣佑も、初めての月9に挑んでいる。「HERO」を思い出す声が続出!刑事裁判官を描くドラマ今作は、「週刊モーニング」(講談社)で連載されている浅見理都の同名漫画をドラマ化。ドラマ版の入間みちおは、竹野内さんの風貌や温かみある雰囲気を生かしながら、口ヒゲを生やして服装はカジュアルに、世間一般の裁判官のイメージとはほど遠いゆるい空気をまとっている。みちおが所属する東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)には、新田さんが演じる裁判所書記官の石倉ほか、お人よしの主任書記官・川添博司(中村梅雀)、3つ子の母でもある姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪(桜井ユキ)、物おじしない新人の裁判所事務官・一ノ瀬糸子(水谷果穂)といった顔ぶれが揃い、有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判において30件あまりの無罪判決に関わった伝説の裁判官・駒沢義男(小日向文世)が部長を務めている。木村拓哉が型破りな検事を演じた「HERO」を思い起こさせるとすでに話題となっており、検事の井出伊織(山崎育三郎)や城島怜治(升毅)までも、いつの間にか、みちおのペースに巻き込まれイレギュラーな行動をサポート。「キャスト陣がいいバランス」と視聴者からも好評だ。そんなイチケイに、若くして特例判事補になった東大法学部出身の坂間千鶴(黒木華)が赴任する。彼女はいわゆる“ザ・裁判官”のイメージそのままの堅物タイプで、事件の処理件数が極端に少なく、会社なら倒産レベルの赤字状態であるイチケイを立て直す役割を任されている。その赤字状態の原因、みちおが“職権発動”と裁判所主導の捜査権の発動を宣言し(刑事訴訟法128条には「裁判所は、事実発見のため必要があるときは、検証することができる」と定められている)、疑問に思った事件の現場検証を何度も行い、真相を深掘りしていく姿は、イチケイでは「入間る」と呼ばれている。それゆえにみちおの裁判は見応えがあり、傍聴マニアによる“みちおを見守る会”も存在するほど。一方、迅速さと効率性を求めるあまり、傍聴マニアから“ベルトコンベアー裁判官”と名づけられてしまう坂間は、みちおのスタイルは全く理解ができずイライラが募るばかり。イチケイの仲間からは「坂間る」と皮肉られる。この正反対な2人の化学反応を見守り、どこか楽しんでいる様子の石倉はイチケイのムードメーカーであり、みちおに振り回されるイチケイメンバーとの橋渡し役となっている。『るろうに剣心』から一転、“陽キャ”の元傍聴マニアに!?新田さん演じる石倉は裁判所書記官。法廷では裁判官の前方の席に座り、裁判の記録や調書などを作成・保管し、裁判所主導の現場検証を行う際にはスケジュールを調整したり、検証に立ち会って記録したりと、縁の下の力持ちとして裁判官をサポートする。しかも石倉は元傍聴マニア。書記官になる前から弁護士時代のみちおの裁判を傍聴したことがあり、みちおがかつて弁護士バッジを捨て裁判官へと転身するきっかけになった事件の裁判も含め、駒沢部長に次いでみちおの過去を知る人物のようだ。坂間にも「みちおさん、心を読むんです」「気になったら、いつも止まらないんですよ」と教え、彼のことなら何でも知っていると言わんばかり。みちおが“職権発動”する際も、“みちおファン”の石倉は「出るぞぉ」とニンマリ。何より書記官になったのも、その活躍ぶりを最前列で目撃できるから。みちおが飼いたがった犬・みちこも、犬アレルギーであるにも関わらず実家のそば処「いしくら」で代わりに引き取っている。その一方で、みちおに影響を受けながら、効率や処理件数よりも裁判官としての誇りを再確認するようになった坂間にも興味を持ち始め、LOVEをストレートにぶつけていく。そんなふうに人との距離を縮めていくのが得意な石倉は、まるで新田さんそのものでもある。2017年に映画『ちはやふる』で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も、『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』や『サヨナラまでの30分』(主演)、『名も無き世界のエンドロール』などに出演、テレビドラマでも「僕たちがやりました」「トドメの接吻(キス)」「同期のサクラ」などの話題作で、不良高校生から優秀な営業マンまで多彩な役柄に挑んできた。主演映画『ブレイブ-群青戦記-』では戦国時代にタイムスリップする、自分に自信が持てない弓道部員を演じたばかり。そして、何と言っても現在公開中の『るろうに剣心 最終章 The Final』では、愛する姉・巴の復讐を誓う雪代縁(ゆきしろ えにし)役に抜擢され、その繊細な演技や息を飲むようなアクションシーンに「ハマり役」「最高だった」と絶賛の声が上がっている。同作の大友啓史監督は新田さんの起用理由を、「ある意味でこの何年間で若手俳優のなかではモンスター級になった佐藤健という存在にぶつける相手として、新田真剣佑は適任だと思った」と説明している。確かに最近の仕事ぶりに照らしても、新田さんの存在感は“モンスター級”だ。今作ではスーツや法服を着ていても、鍛え上げた体躯の素晴らしさを隠しきれないが、キャラとしては真逆のよう。入間みちお役の竹野内さんとは約20年ぶりの再会で共演を果たし、坂間千鶴役の黒木さんとは「一度舞台を見させていただき、とても感動した」と初共演を喜んでいた。第6話過去の事件が再び動き出す…草野球の試合を終えた入間みちお(竹野内豊)たちは、井出伊織(山崎育三郎)ら地検チームと一緒に石倉文太(新田真剣佑)の実家「そば処いしくら」に集まって飲んでいた。そこに、坂間千鶴(黒木華)が日高亜紀(草刈民代)を連れてやってくる。するとみちおは、志摩総一郎(羽場裕一)という男の名前を出し、彼が被害に遭った窃盗事件を担当することになったと日高に告げる…。みちおが裁判長を務める窃盗事件とは、前科6犯の窃盗犯・岸田茂(バカリズム)が、会計事務所所長の志摩の自宅に忍び込み、現金113万円を盗んだ事件だった。岸田は犯行後、盗んだ自転車で逃走を図ったが、その途中で新聞配達員と自転車同士の衝突事故を起こして顔を見られたため自首していた。第1回公判で、岸田はエリート人生から転落して窃盗を繰り返したという井出の言葉に反発し、泥棒がいかに魅力的な仕事であるかを力説し始める。みちおは、理路整然と話す岸田が、逃走時のことになるとあいまいな話をし始めることや、今回初めて自首してきたことが気になり、逃走経路周辺の防犯カメラを確認することにするが…。イチケイのチーム力が注目を集めている今作。次第に明らかにされるはずの、みちおの過去の事件も気になるばかりだ。「イチケイのカラス」は毎週(月)21時~フジテレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会ブレイブ ‐群青戦記‐ 2021年3月12日より全国にて公開©2021「ブレイブ ‐群青戦記‐」製作委員会©笠原真樹/集英社名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年05月05日民放連続ドラマ初となる刑事裁判官の主人公を竹野内豊が演じる「イチケイのカラス」。その5話が5月3日放送。ゲスト出演した生田絵梨花の演技に賞賛の声が上がるとともに、新田真剣佑演じる石倉と“別離”するラストにも「切ない」という声が送られている。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおを竹野内さんが演じ、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描いていく本作。“イチケイ”に赴任してくる東大法学部出身の超エリートの坂間千鶴に黒木華。イチケイの裁判所書記官、石倉文太に新田真剣佑。主任書記官の川添博司に中村梅雀。書記官の浜谷澪に桜井ユキ。新人の事務官、一ノ瀬糸子に水谷果穂。みちおの“職権発動”で捜査に付き合わされることになる検事の井出伊織に山崎育三郎。主任検事の城島怜治には升毅。最高裁判所判事の日高亜紀に草刈民代。任官してから30年以上刑事裁判官一筋、イチケイの部長を務める駒沢義男に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。みちおたちの元にあるバレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届く。被告人はバレエ団代表で振付師の槇原楓(黒沢あすか)。被害者はそのバレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也)。2人は口論からつかみ合いになり槇原が矢口を突き飛ばし、頭を強く打った矢口は一命を取り止めたものの現在も意識不明の重体。起訴状を見た石倉は驚く。このバレエ団には海外からも注目されているバレリーナ・馬場恭子(生田絵梨花)が在籍。恭子は石倉の中学・高校時代の同級生で初恋の相手でもあった。坂間が裁判長を務めた第1回公判。傍聴席にいたみちおは傍聴マニアから画用紙を借り、「さっき、食い逃げの公判をやったんだよ。食い逃げとバレエ団、ふたつの裁判、ひとつにくっつけたいんだよ」と書いた紙を坂間に見せる。別々の事件であっても犯人が共通していたりする場合にまとめて審理する「併合審理」をしたいというのだ。坂間はみちおを退廷させるが…というのが5話のストーリー。生田さんのバレリーナ姿に「可愛すぎて直視できなかった」「バレエしてる姿が美しかった」などの反応が集まるとともに、その演技にも「ミュージカルとか出ているのは知ってたけど、むっちゃ芝居上手い」「演技もバレエもさすがって感じ」「女優として立派に成長した姿を見る事ができて嬉しかった」などの声が。ラストの回想シーンでは、恭子が石倉に対し気持ちを伝えるメールを送ろうとして途中で止めていたことが明かされる。本当はお互い想い合っていた2人だが別々の道を歩むことに。そんなラストに「一言で言うとめちゃ切なかった…」「最後は切なかったなぁ」といった感想も送られている。(笠緒)
2021年05月03日竹野内豊主演「イチケイのカラス」の4話が4月26日オンエア。永野芽郁、広瀬アリス、遠藤憲一ら『地獄の花園』メンバーのゲスト出演に視聴者から「豪華」と歓喜の声が上がる一方、前川泰之の悪徳弁護士ぶりにも多くの反応が寄せられている。絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官を主人公に据えた爽快リーガルエンターテインメントとなる本作。主人公の入間みちおを竹野内さんが演じるほか、みちおと対極な性格の特例判事補・坂間千鶴に黒木華。イチケイの裁判所書記官・石倉文太に新田真剣佑。主任書記官の川添博司に中村梅雀。裁判所書記官・浜谷澪に桜井ユキ。イチケイ最年少の一ノ瀬糸子に水谷果穂。イチケイ部長の駒沢義男に小日向文世。東京地検第3支部の中堅検事・井出伊織に山崎育三郎、主任検事の城島怜治に升毅。最高裁判所判事・日高亜紀に草刈民代といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。坂間の元を妹・絵真(馬場ふみか)が訪ねてくる。そこにみちおが現れ、絵真から姉がどんな裁判官なのかと尋ねられたみちおは裁判を傍聴してみてはどうかと提案。絵真はみちおと一緒に坂間が裁判官を務めたいくつかの公判を傍聴することに。そんななか駒沢が、家庭裁判所から逆送されてきた少年事件を合議制で扱いたいと告げる。被告人は17歳の望月博人(田中偉登)で、博人は半年前に高校を中退、バイトしていたレジャー施設の売上金5000万円を盗んで逃亡。警察に逮捕されそうになった際、繁華街のビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいたという。みちおは裁判長は坂間がいいのではないかと提案して…というのが今回のストーリー。坂間の裁判の被告人役で永野さん、広瀬さん、遠藤さんが登場すると「イチケイのカラスのモブ役豪華(笑)」「ちょい出のゲストで主役級がどんどん出てきた」「被告人のメンツ豪華すぎておもろい」「芽郁ちゃんにエンケンさんにアリス!今日のイチケイのカラス豪華」など、視聴者からはその顔ぶれの豪華さに驚きの声が。またレジャー施設の顧問弁護士役で前川泰之も出演。こちらにも視聴者から「エボルトの前川さん出てきて草」「今日の出演者濃いなw」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2021年04月27日竹野内豊が主演する月9ドラマ「イチケイのカラス」の3話が4月19日オンエア。明かされた“悲しい真実”に「泣ける」「切ない」などの声があふれるなか、佐津川愛美、岡田義徳らゲストの顔ぶれに「コンフィデンスマンJP」を連想する視聴者も現れている。民放初の裁判官を主人公とした連続ドラマとなる本作は。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描いていく。みちおを竹野内さんが演じるほか、坂間千鶴に黒木華。裁判官をサポートする裁判所書記官・石倉文太に新田真剣佑。主任書記官・川添博司に中村梅雀。裁判所書記官・浜谷澪には桜井ユキ。新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子には水谷果穂。検事の井出伊織には山崎育三郎。井出の上司で主任検事の城島怜治には升毅。最高裁判所判事の日高亜紀に草刈民代。イチケイの部長で任官してから30年以上刑事裁判官一筋、イチケイの部長を務める駒沢義男に小日向文世といったキャストが揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回イチケイが扱う案件は重過失致死及び死体損壊の事件。被告人はガラス工房で働く藤代省吾(岡田義徳)で、被害者は市役所職員の野上哲司(成松修)。藤代のガラス工房に野上の娘・碧(渡邉心結)が通っていて、碧の母で警察官でもある奈緒(佐津川愛美)に藤代が一方的に好意を抱き、事件当夜、野上と藤代が工房で口論からつかみ合いになり、野上が後頭部を強打し亡くなったという。犯行の露見を恐れ藤代は野上の遺体を焼却炉で燃やしていた。公判に入廷してきた藤代は駒沢の姿を見て驚く。実は駒沢は18年前、振り込め詐欺犯の金を奪おうとして相手を死なせており、その際、に判長として藤代を裁いたのが駒沢だった。実は18年前、犯行後に自ら命を絶とうと考えていた藤代を止めたのが、当時新人警官だった奈緒で2人は知り合いだった。野上は奈緒や碧にDVをしており、思わず野上を死なせてしまった碧をかばって藤代が罪を被ろうとしたというのが事件の真実だった…というのが3話のストーリー。“悲しい真実”に「少し予想はしてたけど真実は衝撃でした」「切ない話」などの声が上がるとともに、ラストでみちおが語った「ただ単に信じることは知ることの放棄」というセリフに「含蓄のある言葉だなあ」「ハッとさせられる言葉」「信じるためにも知ることは大切なんだな」という声も多数。またゲスト出演した佐津川さん、岡田さん、そして駒沢役の小日向さんという顔ぶれに「コンフィデンスマンJPの面々が結構出てる」「今日めちゃくちゃコンフィデンスマンJP家族編やん」などの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年04月19日新年度がスタートし、TVドラマも徐々に春の新ドラマが放送開始を迎えている。4月スタートのドラマは、刑事裁判官を主人公にした月9ドラマ「イチケイのカラス」や、坂元裕二オリジナルの「大豆田とわ子と三人の元夫」、菅田将暉主演の青春群像劇「コントが始まる」などなど、多彩なジャンルでラインアップ。シネマカフェでは、“春ドラマ期待している作品は?”と題して、3月30日(火)~4月9日(金)までアンケートを実施、100人から回答を得た。今回、その結果を読者コメントやあらすじとともにランキングにして発表!1位「コントが始まる」/4月17日スタート今回実施したアンケートで1位にランクインしたのは、菅田将暉主演、共演に有村架純、神木隆之介、仲野太賀という93年生まれの同世代俳優が揃った青春群像劇「コントが始まる」。本作は、「俺の話は長い」で向田邦子賞を受賞した金子茂樹が描くオリジナルドラマ。あの頃に思い描いていた大人の自分とは、まるでかけ離れた大失敗な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その失敗をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の幸せと巡り合う、若者の生き様を映し出す。菅田さん、神木さん、仲野さんが売れないお笑いトリオ「マクベス」を組み、毎話ドラマのトップシーンを「マクベス」のコントから始まり、この冒頭のコントが残りの53分間の物語の重要な伏線として繋がるという構成でドラマが紡がれていく。「マクベス」がネタ作りにいつも集うファミレスのウェイトレスを有村さん、その妹を古川琴音が演じるほか、松田ゆう姫が本作で女優デビュー。あいみょんの新曲が主題歌になっているのも注目だ。豪華同世代俳優の出演発表から大きな注目を集めていた本作。今回実施したアンケートでも「演技達者な役者ばかりで期待しかない」「菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀、3人の共演が楽しみです」「主役級が揃った連ドラ!ストーリーも楽しそうで予告では想像がつかない裏がありそう」といった期待の声が寄せられた。2位「ドラゴン桜」/4月25日スタート続く2位は、「モーニング」(講談社)にて2018年から連載中の「ドラゴン桜2」を原作とする阿部寛主演の「ドラゴン桜」。前作ドラマの原作「ドラゴン桜」の15年後を描く続編だが、今作は、いまの時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れた、ドラマオリジナルの展開が予定されている。阿部さんが引き続き桜木建二を演じ、長澤まさみ演じる元東大クラスの教え子・水野直美が、桜木と共に新時代の高校生に立ち向かっていくほか、“東大専科”の生徒役として鈴鹿央士、加藤清史郎、平手友梨奈、「King & Prince」高橋海人らの出演が決定している。前作も人気だったため、今回のアンケートでも「前回のドラゴン桜も見ていたので。前回学生側の目線で見ていた視聴者も年齢や立場が変わって新しい視点からの発見がありそう」「新しいドラゴン桜への期待が隠せません」「前作から15年後の物語は楽しみにしてます」と前作を観ていた視聴者からの声も多く集まった。3位「珈琲いかがでしょう」/放送中ドラマ「凪のお暇」で話題となったコナリミサトの漫画「珈琲いかがでしょう」が、同作にも出演した中村倫也主演でドラマ化。本作は、中村さん演じる素敵な移動珈琲屋さんの店主・青山が、街から街へ、行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく、“幸せを運ぶ珈琲物語”。原作ファンも多い本作を、『かもめ食堂』『めがね』『彼らが本気で編むときは、』などで知られる荻上直子が監督・脚本を担当し実写化。中村さんのほかにも、夏帆と磯村勇斗が主要キャラクターを演じ、ゲストも豪華な面々が登場する。アンケートでは、30代~の働く女性から特に多く支持を得ており、「原作マンガが好きで、主人公が中村倫也さんにしか見えないくらい似ているので、中村さんがどのように演じてくれるのか楽しみです」「原作コナリミサトさんの作品を読んでいたので待望のドラマ化でした」「原作もキャストも音楽も演出も脚本も強すぎる」と大きな期待が感じられる。また本作はすでに第2話まで放送されており、「疲れて帰った後、癒やしの時間をもらえた感じがしました。ホッとして気分転換できました」といった感想も。4位「恋はDeepに」/4月14日スタート4位は、ドラマ初共演となる石原さとみと綾野剛がW主演する「恋はDeepに」がランクイン。本作は、海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音と、ロンドン帰りの御曹司・蓮田倫太郎が、巨大マリンリゾートの開発をめぐって出会い、やがて運命的な恋に落ちる、「私の家政夫ナギサさん」「おっさんずラブ」の脚本家・徳尾浩司が手掛ける史上最強のラブコメ作品。ほかにも、綾野さん演じる倫太郎の兄弟として大谷亮平と渡邊圭祐、海音(石原さん)の良き相談相手となる研究員として今田美桜らが出演。そんなビッグキャストの主演に「綾野剛のラブコメ見るっきゃない!」「大好きな綾野剛さんと石原さとみさんのラブコメなので期待しかない」といったアンケート結果が。5位「大豆田とわ子と三人の元夫」/4月13日スタート松たか子主演×脚本・坂元裕二のタッグによる「大豆田とわ子と三人の元夫」が5位にランクイン。本作は、「Mother」「カルテット」『花束みたいな恋をした』の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。松さん演じるバツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。とわ子のことが忘れられない3人の元夫は、松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生が演じる。現在『花束みたいな恋をした』がヒット公開中のほか、名作を生み出してきた坂元さんが手掛けるドラマとあって、「坂元裕二脚本で岡田将生出演ということで、とても楽しみです」「坂元さんの脚本に松たか子さんの演技!元夫の1人、岡田将生さんもこの頃注目していて、楽しみにしています!」「『カルテット』がとても面白かったので、今回も期待しています」と読者からはこんな意見が集まった。なお、「GYAO!」にて独占配信される本作のスピンオフドラマも必見。「元夫たちがとわ子と出会っていないパラレルな世界」で生活していたら…という設定で、本編にも登場するレストラン「オペレッタ」を舞台に物語が展開していく。6位~10位は以下の通り。6位「イチケイのカラス」竹野内豊主演、刑事裁判官を主人公にした爽快リーガルエンターテインメントドラマ。共演には、黒木華、中村梅雀、桜井ユキ、水谷果穂がレギュラー出演。法曹界の中にもファンが多いという浅見理都の同名コミックが原作となっている。♪読者の声「判事が主人公のドラマが珍しいから」「原作もいい」6位「着飾る恋には理由があって」川口春奈主演の本作は、社会現象となった「恋はつづくよどこまでも」をはじめ、幅広い世代の女性の共感を呼ぶ脚本で人気を博す金子ありさが手掛ける完全オリジナル作品。綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とシェアハウスで暮らしながら、恋をしたり、友情を深めたりする中で、“着飾る”という鎧を脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。ルームシェアのメンバーには、横浜流星、丸山隆平、中村アン。星野源による主題歌にも注目。♪読者の声「新井さん塚原さん金子さんの制作陣プラスキャストのみなさんも豪華で春らしく爽やかなドラマに期待してます!」8位「ネメシス」広瀬すずと櫻井翔が演じる、天才すぎる助手とポンコツ探偵の凸凹バディが、超難解事件を次々と解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。ほかにも、江口洋介、勝地涼、中村蒼、富田望生、橋本環奈ら魅力的なキャストが出演。♪読者の声「翔くんをみたい」「広瀬すずさんと櫻井翔さんの掛け合いが楽しみ」9位「あのときキスしておけば」大石静脚本の衝撃の入れ替わりラブコメディードラマ。主演の松坂桃李が、キャリア史上最ポンコツなキャラクターを演じるほか、麻生久美子、井浦新、三浦翔平らが出演する。♪読者の声「ストーリーが面白そうだし、入れ替わった演技も楽しみ」10位「桜の塔」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」でネット社会の闇に警鐘を鳴らした武藤将吾が脚本を担当する、玉木宏主演の警察エンターテインメントドラマ。警視庁を舞台に、警視総監を目指し巻き起こる組織内のパワーゲームを描きながら、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマを描いていく完全オリジナルストーリー。♪読者の声「今期は恋愛ものが多いから逆に希少」▽“春ドラマ期待している作品は?”シネマカフェ読者アンケートTOP101位「コントが始まる」2位「ドラゴン桜」3位「珈琲いかがでしょう」4位「恋はDeepに」5位「大豆田とわ子と三人の元夫」6位「イチケイのカラス」6位「着飾る恋には理由があって」8位「ネメシス」9位「あのときキスしておけば」10位「桜の塔」投票期間:3月30日(火)~4月9日(金)※2021年春ドラマ作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年04月13日竹野内豊主演、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎らが共演する「イチケイのカラス」の2話が4月12日放送。幼児虐待を疑われる母親役でゲスト出演した前田敦子の演技と、山崎さんの軽快な疾走フォームに多くの視聴者からの反応が集まっている。絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官、入間みちおに竹野内さんが扮する本作。竹野内さんのほか、黒木さんがイチケイに赴任してくる超エリート特例判事補の坂間千鶴役で出演。またイチケイの裁判所書記官・石倉文太役で新田さん、主任書記官・川添博司役で中村梅雀、姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪役で桜井ユキ、イチケイ最年少の一ノ瀬糸子役で水谷果穂・イチケイの部長・駒沢義男役で小日向文世。東京地検第3支部のクールな中堅検事・井出伊織役で山崎育三郎、井出の上司の主任検事・城島怜治役で升毅、千鶴と同郷の最高裁判所判事・日高亜紀役で草刈民代も出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。坂間が日高から呼び出され最高裁事務総局の事務総長・香田健一郎を紹介される。健一郎は人事局でもみちおの存在が問題視されつつあると話し、それを受け日高は坂間にみちおに処分が必要だと判断した場合は人事局にあげてほしいと指示する。そんな折、イチケイは人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)による幼児虐待事件の差し戻し審を扱うことになる。駒沢は合議制で扱いたい案件があるとみちおたちに告げる。それは、1審で有罪判決が下された、人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)による幼児虐待事件だった。瑤子が当時1歳半の長女が泣き止まないことに苛立ち激しく揺さぶってケガを負わせたとされるこの事件。瑤子は判決を不服として控訴し、高裁が地裁に差し戻したのだが、第1審の裁判長を健一郎の息子・隆久が務めており、判決を覆すと出世に響くとして坂間は合議制にすることに反対する。実は瑤子の娘を“SBS(揺さぶられっ子症候群)”だと診断した医師が、事件の3日前に瑤子の娘を診察した際、目を離した隙に娘がベッドから落ちたことがケガの原因で、それを知った隆久が“隠蔽”を計っていた…というのが2話のストーリー。視聴者からはゲスト出演した前田さんに「表情、目線、佇まいの演技こそ前田敦子の真骨頂」「あっちゃんの目の演技が上手すぎ」「辛い役どころだったと思うけど、涙が本当にキレイ」など賞賛の声が上がる。また事件の鍵を握る医師を追って空港に走るイチケイメンバーだが、体力の限界に達し…そこに井出が現れるのだが、その後の井出の走りに視聴者が注目。橋の上の車両防護柵をハードル競技のごとく飛び越えるなど、軽快すぎるその姿に「山崎さんかっこいいよーまじかっけー」「ハードル飛び綺麗」など、演じる山崎さんの走行フォームを讃える声が続々とタイムラインに届けられている。(笠緒)
2021年04月12日松坂桃李が主演を務める映画『孤狼の血 LEVEL2』が8月20日(金)より公開される。この度、本作の特報映像と9人の追加キャストが公開された。本作は、第42回日本アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編。前作から3年後の広島を舞台に、裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一が出所してきた、たったひとりの“悪魔”によって運命を狂わされていく姿を描く完全オリジナルストーリーとなっている。特報映像は、めまぐるしくカットが変わり、本作が描く怒涛の展開やインパクトが映し出されている。さらに追加キャストとして渋川清彦や毎熊克哉、筧美和子、青柳翔、三宅弘城、宮崎美子、寺島進、宇梶剛士、かたせ梨乃の出演を発表。彼らの演技が物語に華を添えてくれるはずだ。各キャストからのコメントは以下の通り。渋川清彦(尾谷組・組長代行:天木幸男役)スクリーンで『孤狼の血』を観た時、自分もこのスクリーンの中にいたかったと想いが強くあったので、続編に出演できて嬉しい限りです。組長代理の天木として、大上の遺志をまとった日岡と少しですが対峙でき、慣れない広島弁に緊張しながら心踊る現場でした。『孤狼の血』が続く事を期待します。毎熊克哉(五十子会上林組・舎弟頭:佐伯昌利役)上林という男の7年間をそばで守ってきた上林組の「背景」となる役どころで、上林組がいきいきしていることを表現することが一番大事だと感じていたので、思いっきり演じました。私は広島出身なので、“ザ・広島弁”というのを演じられるのも楽しかったです。筧美和子(神原ピアノ教室の講師:神原千晶役)もともと白石監督の作品が大好きで、中でも『孤狼の血』は衝撃的な作品でした。自分の中に響いて残っていた作品なので、続編のオファーをいただいて、最初は驚きました。うれしさと不安がどちらもありましたが、とても激しく、刺激的な現場を経験させていただきました。青柳翔(徳島刑務所・刑務官[千晶の兄]:神原憲一役)白石監督には、同郷ということもあり勝手に親近感を抱いていました(笑)。僕の祖父は実際に刑務官だったので、台本を読んだ時に、一番に祖父が頭に浮かびました。現場では物凄いやりがいを感じましたし、みんなが待ち望んだ続編だと思うので、たくさんの方に観て頂きたいです。三宅弘城(広島県警本部・捜査一課:中神悟役)念願の白石組、『孤狼の血』の続編だと聞いて心が踊りました。刺激的な撮影の日々で、松坂桃李さんと鈴木亮平さんの役を超えた怪演ぶりには度肝を抜かれました。そして、この作品の雰囲気と相反する監督の優しさと、刑事役を共にした中村梅雀さんの脚の速さには感動しました(笑)。凶暴で強烈で最狂な作品です!宮崎美子(瀬島刑事の妻:瀬島百合子役)今まであまり出演経験の無いタイプの作品だったので、私はどういう役割なのかと驚きましたが、以前2時間ドラマで夫婦役を演じた梅雀さんとご一緒ということもあり、安心して現場に臨むことができました。殺伐とした作品なのに現場の雰囲気はとても明るく楽しく、公開が楽しみで仕方ないです。寺島進(二代目五十子会・会長:角谷洋二役)オファーをいただいたときにうれしくてときめいている自分がいました。現場は内容が盛りだくさんで、周りのモチベーションも高く、いい緊張感もあるので毎日が刺激的でした。久しぶりの映画の現場でしたし、この歳でも初めて経験することも色々とあるのだなと感じました。宇梶剛士(広島仁正会・理事長:溝口明役)久々にこんな役をいただいて満たされております。もちろん裏社会を描いた作品は何本も出演させてもらっていますが、ほとばしる怒鳴り合いなど、そういうぶつかり合いは記憶にないですね。溝口という男の全体像、作品や組織の中でのポジションなどを大いに考えて、芯を外さないようにしました。かたせ梨乃(故・五十子正平の妻:五十子環役)前作を拝見して、石橋蓮司さんが演じられた五十子正平が重厚な艶がある極道だったので、この人の妻ならぜひやりたいと思いました(笑)。極妻は妻であり姉であり、母であり、女性の色々な要素を持っている人。そのイメージをもう一度自分の中に蘇らせて演じさせていただきました。『孤狼の血 LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年04月12日松坂桃李をはじめ、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬ら豪華キャストが共演する『孤狼の血 LEVEL2』から、ついに初映像となる特報が解禁。および渋川清彦、毎熊克哉、筧美和子、青柳翔、三宅弘城、宮崎美子、寺島進、宇梶剛士、かたせ梨乃といった9人の追加キャストが発表された。解禁となった特報では、ついに本編映像が初公開。めまぐるしくカットが変わる映像は、本作の怒涛の展開を予感させ、そしてインパクトと熱量を存分に伝えるものとなっている。松坂さんの凄みある表情や、描かれるバイオレンスやドラマからは、映画館でしか見ることのできない禁断の衝撃作であることは間違いない。松坂さん演じる日岡、鈴木さん演じる上林、そして尾谷組や五十子会、広島仁正会などの面々はどのような物語を刻むのか。さらにこの度、渋川清彦、毎熊克哉、筧美和子、青柳翔、三宅弘城、宮崎美子、寺島 進、宇梶剛士、かたせ梨乃と本作をさらに彩る9人のキャストが解禁。各キャストからのコメントも到着している。渋川清彦尾谷組・組長代行 天木幸男役スクリーンで『孤狼の血』を観た時、自分もこのスクリーンの中にいたかったと想いが強くあったので、続編に出演できて嬉しい限りです。組長代理の天木として、大上の遺志をまとった日岡と少しですが対峙でき、慣れない広島弁に緊張しながら心踊る現場でした。『孤狼の血』が続く事を期待します。毎熊克哉五十子会上林組・舎弟頭佐伯昌利役上林という男の7年間をそばで守ってきた上林組の「背景」となる役どころで、上林組がいきいきしていることを表現することが一番大事だと感じていたので、思いっきり演じました。私は広島出身なので、“ザ・広島弁”というのを演じられるのも楽しかったです。筧 美和子神原ピアノ教室の講師神原千晶役もともと白石監督の作品が大好きで、中でも『孤狼の血』は衝撃的な作品でした。自分の中に響いて残っていた作品なので、続編のオファーをいただいて、最初は驚きました。うれしさと不安がどちらもありましたが、とても激しく、刺激的な現場を経験させていただきました。青柳 翔徳島刑務所・刑務官(千晶の兄)神原憲一役白石監督には、同郷ということもあり勝手に親近感を抱いていました(笑)僕の祖父は実際に刑務官だったので、台本を読んだ時に、一番に祖父が頭に浮かびました。現場では物凄いやりがいを感じましたし、みんなが待ち望んだ続編だと思うので、たくさんの方に観て頂きたいです。三宅弘城広島県警本部・捜査一課 中神悟役念願の白石組、「孤狼の血」の続編だと聞いて心が踊りました。刺激的な撮影の日々で、松坂桃李さんと鈴木亮平さんの役を超えた怪演ぶりには度肝を抜かれました。そして、この作品の雰囲気と相反する監督の優しさと、刑事役を共にした中村梅雀さんの脚の速さには感動しました(笑)凶暴で強烈で最狂な作品です!宮崎美子瀬島刑事の妻瀬島百合子役今まであまり出演経験の無いタイプの作品だったので、私はどういう役割なのかと驚きましたが、以前2時間ドラマで夫婦役を演じた梅雀さんとご一緒ということもあり、安心して現場に臨むことができました。殺伐とした作品なのに現場の雰囲気はとても明るく楽しく、公開が楽しみで仕方ないです。寺島 進二代目五十子会・会長角谷洋二役オファーをいただいたときにうれしくてときめいている自分がいました。現場は内容が盛りだくさんで、周りのモチベーションも高く、いい緊張感もあるので毎日が刺激的でした。久しぶりの映画の現場でしたし、この歳でも初めて経験することも色々とあるのだなと感じました。宇梶剛士広島仁正会・理事長溝口明役久々にこんな役をいただいて満たされております。もちろん裏社会を描いた作品は何本も出演させてもらっていますが、ほとばしる怒鳴り合いなど、そういうぶつかり合いは記憶にないですね。溝口という男の全体像、作品や組織の中でのポジションなどを大いに考えて、芯を外さないようにしました。かたせ梨乃故・五十子正平の妻五十子環役前作を拝見して、石橋蓮司さんが演じられた五十子正平が重厚な艶がある極道だったので、この人の妻ならぜひやりたいと思いました(笑)極妻は妻であり姉であり、母であり、女性の色々な要素を持っている人。そのイメージをもう一度自分の中に蘇らせて演じさせていただきました。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年04月12日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)の場面写真が7日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。今回公開されたのは、刑事・日岡(松坂桃李)が主要キャストと絡むものを含む4枚の場面写真。前作にも登場し、因縁のある広島県警本部の管理官・嵯峨(滝藤賢一)と対峙する姿や、相棒となる刑事・瀬島(中村梅雀)との写真、さらには、チンタの姉・真緒(西野七瀬)と見つめ合う写真などが解禁となった。また、怪しい表情でどこかへと入っていく日岡を捉えた写真も。何かを気にするかのように眉を顰め振り返る日岡からは、前作からは想像もできなかった危険な香りがと、裏社会を治める貫禄が伺える。
2021年04月07日第42回日本アカデミー賞など多くの映画賞を受賞した映画『孤狼の血』から3年後を描く、その続編『孤狼の血 LEVEL2』。この度、松坂桃李演じる刑事・日岡のキャラクターを紐解く、シビれるスチールが解禁となった。この度解禁されたのは、刑事・日岡(松坂桃李)が主要キャストと絡むものを含む4枚の場面写真。前作にも登場し、因縁のある広島県警本部の管理官・嵯峨(滝藤賢一)と対峙する姿や、相棒となる刑事・瀬島(中村梅雀)との写真。さらには、チンタ(村上虹郎)の姉・真緒(西野七瀬)と見つめ合う写真も。それぞれとどんな物語を繰り広げるのかにも注目。また、怪しげな表情でどこかへと入っていく日岡を捉えた写真も。何かを気にするかのように眉をひそめ振り返る日岡からは、前作からは想像もできなかった危険な香りが…。前作とは別人のようにたくましくなった背中からは裏社会を治める貫禄さえもうかがえるものとなっている。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年04月07日竹野内豊主演の新月9ドラマ「イチケイのカラス」が4月5日スタート。放送後には竹野内さんのイケおじぶりと美声に数多くの反応が集まるとともに、同じ月9、司法をテーマにした「HERO」を思い出す視聴者からの声も多数寄せられている。竹野内豊11年ぶりの月9出演作にして、民放では初となる裁判官を主人公とした連続ドラマでもある本作。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)で絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い事件の真相を明らかにしていく、元弁護士の刑事裁判官の入間みちおを竹野内さんが演じる。そんなみちおが所属する“イチケイ”に赴任してくる、男性社会の法曹界において若くして特例判事補になった東大法学部出身の超エリートで、冗談が全く通じない超堅物な坂間千鶴には黒木華。2人を取り巻く人々として、イチケイで縁の下の力持ちとして裁判官を全面的にサポートする裁判所書記官の石倉文太に新田真剣佑。イチケイメンバーから厚い信頼を寄せられている主任書記官・川添博司に中村梅雀。三つ子の男の子を育てる母でもある姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪に桜井ユキ。イチケイ最年少メンバーの新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子に水谷果穂。イチケイメンバーと共にみちおに振り回される検察官として、みちおのお目付け役として東京地検第3支部に異動してきたクールな中堅検事・井出伊織に山崎育三郎。井出の上司で主任検事の城島怜治に升毅。坂間の司法研修所時代の上席教官で、同じ長崎県出身でもあり、女性初の最高裁判所長官のポストに最も近いと言われている最高裁判所判事の日高亜紀に草刈民代。イチケイの部長で任官してから30年以上刑事裁判官一筋、30件あまりの無罪判決に関わっている駒沢義男に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はイチケイに千鶴が赴任。大学生の長岡誠(萩原利久)が、代議士の江波和義(勝村政信)に全治1か月のケガを負わせた傷害事件を、みちおを裁判長に坂間、駒沢の3人による合議制で取り組むことになる。誠の父、洋一郎は江波の秘書をしていたが2か月前、不正献金疑惑で東京地検特捜部がマークし始めた矢先に電車に飛び込んで亡くなっており、誠が江波を逆恨みして殴ったと思われたが、真実は洋一郎が小さな女の子を救おうとして電車に轢かれた事故で、江波が証人の女性を脅して偽証させていたことが判る…というストーリー。竹野内さんの「ただただ竹野内豊の声がいい」「やっぱり声が素敵です」「優しい声がたまりません」などその“美声”にも多くの反応が。また、「開始10分で坂間さん含めてイチケイのメンバー好きってなった」「キャスト陣がお芝居上手い方ばかりでめっちゃいいバランス」などキャストに対する声や、「小日向さんと勝村さん出てたからHEROの東京地検城西支部のメンバーに会いたくなった」「HEROと共通点あって懐かしい」など、同じ月9枠で放送された「HERO」を連想する視聴者からの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年04月06日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -中村アン」が1日、公開された。今回の新ブランドムービーでは、現代の女性のNEW NORMALなライフスタイルシーンを等身大の姿で切り取り、スポーツやトレーニングを習慣化することで身体と心が強くなれるということを表現。不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも、逆境に負けずに進み続ける女性像を描いた。あわせて公開されたビジュアルでは、引き締まった美尻や背中が印象的なバックショットなど、中村がトレーニングに励む姿を披露している。
2021年04月01日竹野内豊主演「イチケイのカラス」に中村梅雀、桜井ユキ、水谷果穂がレギュラー出演することが決定した。民放連続ドラマ初となる刑事裁判官が主人公の本作は、竹野内さん演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍が描かれる。梅雀さんが演じるのは、イチケイメンバーから厚い信頼を寄せられている主任書記官・川添博司。マイペースに事件を深掘りしていくみちおにはいつも頭を抱えており、みちおが捜査権を発動する度に、現場検証のスケジュール調整や記録はもちろん、時には犯人の行動を再現するため全力疾走させられることもあり、苦労が絶えない。ぼやきながらも任務を全うする川添を、コミカルな演技でみせる梅雀さんは「川添はいつも振り回される立場であたふたしていますが、決してみちおのことを嫌いなわけではなく、むしろ好きであるからこそ文句を言いながらも仕事をしている、というところを大事にしています」と役柄について語り、「見れば必ず引き込まれる作品になっているので、法廷ものだと身構えずに、ぜひご覧ください」とコメント。「コンフィデンスマンJP」「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」などに出演した桜井さんが演じるのは、姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪。芯が強く、裁判官のみちおや上司の川添に意見することもしばしば。三つ子の男の子を育てる母でもあり、働くママとして大忙しだが、文句を言いながらも書記官としての情熱は常に持ち合わせており、時に深夜に及ぶ検証作業にも真摯に取り組むキャラクターだ。「撮影では、皆さんのセリフの掛け合いがとにかく楽しくて。“これが繋がって一本のドラマになったらどうなるんだろう”と、今からすごく楽しみです」と放送に期待を寄せる桜井さんは、「何より、みちおと坂間の温度差のある掛け合いは本当に見応えがあるので、竹野内さんと黒木さんならではの絶妙なやり取りを是非見ていただきたいです」とアピール。そして水谷さんが演じるのは、新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子。各種手続きや資料作成など裁判に関する事務仕事を担い、書記官の川添や浜谷をサポート。イチケイメンバーの最年少でありながら、部長の駒沢義男(小日向文世)や川添相手にも物おじしない度胸の持ち主だ。「凪のお暇」、連続テレビ小説「なつぞら」などに出演し、今回月9初出演となる水谷さんは「竹野内さんと黒木さんとは、別の作品でそれぞれご一緒させていただいたことがあるので、すごく安心感がありますし、いつも憧れの存在です。糸子は新人事務官ということもあって、裁判の専門用語を質問するシーンもあり、視聴者の皆さんに近い目線にいるキャラクターです。私も一緒に勉強するような気持ちで日々取り組んでいるので、そんな糸子にも注目してご覧いただきたいです」とメッセージを寄せた。「イチケイのカラス」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月02日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -TRAINING 中村アン」が15日、公開された。今回のムービーでは、不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも体と心を強く持ち、逆境に負けず前に進み続ける女性を中村が表現。真剣な表情でトレーニングに打ち込み、鍛え抜かれた美ボディを披露した。「不安や悩み、葛藤があったとしても、トレーニングやスポーツのあるライフスタイルを通じて心は強くなり、自分と向き合うことでポジティブな気持ちが生まれる」そんなブランドメッセージを通じて、女性たちを勇気づけることを目的としたムービーに仕上がっている。
2021年02月15日第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編が、正式タイトル『孤狼の血LEVEL2』に決定し、8月20日(金)に公開。新たに参加するキャストたちも発表された。『孤狼の血 LEVEL2』(レベルツー)というタイトルには、前作を超えるほど刺激的で、熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリー。今作の主演で、前作から引き続き日岡秀一を演じるのは、松坂桃李。前作から脈々と受け継がれる想いを継いで、自身だけでなく本作に関わった全員で『孤狼の血』を超える作品をつくっていくという熱い思いにより、髪をバッサリ切って現場に臨んだ。建物3階からジャンプするスタントや、カーアクションにも挑戦。成長した日岡の活躍が期待できそうだ。そして今回、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を演じるのは、鈴木亮平。2018年大河ドラマ「西郷どん」(NHK)主演や2019年の日曜劇場「テセウスの船」(TBS)、2021年4月クールドラマ「レンアイ漫画家」(CX)で主演をつとめるなど話題作への出演が続いている鈴木さん。演じる上林は、五十子会(いらこかい)の若中で刑務所出所後に、五十子会上林組を立ち上げ日岡と対峙。鈴木さんは上林のキャラクターを表現するため徹底的に役に入り込み、圧倒的存在感で日岡の前に立ちはだかる。日岡と上林の間でどのような物語が展開されるのか、要注目。また、強烈な個性を持つキャラクターが様々に登場。近田幸太(通称:チンタ)役を演じるのは村上虹郎。日岡のスパイとして上林組に潜り込む緊張感のある役柄となる。そんなチンタの姉であり、スタンド「華」のママ・近田真緒役を演じたのは西野七瀬。これまでのイメージから一転、スナックのママを演じるにあたり地毛を明るく染め、気合十分で本作に参加、この姉弟と日岡、上林の間にどんなドラマが生まれるのか見逃せない。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優を早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬を斎藤工。前作以上に危険で、武闘派な尾谷組がさらなる刺激を物語に与える。また、殺人事件を日岡と共に捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事・瀬島孝之役は中村梅雀。前作までに登場してきた刑事たちとは異なる柔和な雰囲気をもつ。そして、広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役を演じるのは吉田鋼太郎。前作以上のスケール感と組織同士の激しいぶつかり合いに期待が高まる。松坂桃李「ライターの出番だ!」本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ!と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。鈴木亮平「好き勝手に暴れることができました」白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。村上虹郎「続編、格別でした」孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。西野七瀬「参加するからにはできること全部やりたい」オファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。早乙女太一「人間らしさをリアルに」久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。斎藤工「日本映画にとってものすごい1ページを刻む」前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい!と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。中村梅雀「松坂さんはどんな役も自然体」台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!吉田鋼太郎「気合を入れないと」クレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年02月04日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月22日公開)の追加キャストが4日に明らかになった。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。これまでタイトルは『孤狼の血Ⅱ』(仮)とされていたが、正式タイトルが『孤狼の血 LEVEL2』(ころうのち レベルツー)に決定。前作を超えるほど刺激的で熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリー。日岡役は前作から引き続き、松坂桃李が演じる。松坂は前作で「第42回 日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞、さらに翌年2020年には『新聞記者』で「第43回 日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を獲得した。前作から脈々と受け継がれる想いを継いで、自身だけでなく本作に関わった全員で『孤狼の血』を超える作品をつくっていくという熱い思いを語り、髪をバッサリ切って現場に臨んだ。建物3階から飛び降りるスタントや、カーアクションにも挑戦し、成長した日岡の活躍に注目となっている。そして、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を鈴木亮平が演じる。上林は、五十子会(いらこかい)の若中で、刑務所出所後に五十子会上林組を立ち上げ日岡と対峙する。強烈な個性を持つキャラクターとして、日岡のスパイとして上林組に潜り込む近田幸太(通称:チンタ)役の村上虹郎、チンタの姉でありスタンド「華」のママ・近田真緒役の西野七瀬が出演。西野は清純派なイメージから一転、スナックのママを演じるにあたり地毛を明るく染め、気合十分で本作に参加した。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優を早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬を斎藤工が演じ、前作以上に危険で武闘派な尾谷組が更なる刺激を物語に与える。日岡と共に殺人事件を捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事で、前作までに登場してきた刑事たちとは異なる柔和な雰囲気をもつ瀬島孝之役に中村梅雀、広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役に吉田鋼太郎研ごうかキャストが集結した。○松坂桃李 コメント本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ! と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。○鈴木亮平 コメント白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。○村上虹郎 コメント孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。○西野七瀬 コメントオファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。○早乙女太一 コメント久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。○斎藤工 コメント前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい! と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。○中村梅雀 コメント台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!○吉田鋼太郎 コメントクレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)。組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。
2021年02月04日松坂桃李が主演する映画『孤狼の血 LEVEL2』の公開日が8月20日(金)に決定。同時に鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、中村梅雀、早乙女太一、斎藤工、吉田鋼太郎が出演することも発表となった。「第42回日本アカデミー賞」をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』(2018年)。この続編となるのが本作『孤狼の血 LEVEL2』である。タイトルには、前作を超えるほど刺激的で熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリーだ。日岡秀一役は前作から引き続き、松坂桃李。松坂は、前作で「第42回 日本アカデミー賞」で最優秀助演男優賞、さらに翌年2020年には『新聞記者』で「第43回日本アカデミー賞」では最優秀主演男優賞を獲得した。今回は髪をバッサリ切って現場に臨み、建物3階から飛び降りるスタントやカーアクションにも挑戦している。そして、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を演じるのは鈴木亮平。2018年大河ドラマ『西郷どん』主演や2019年『テセウスの船』、ドラマ『レンアイ漫画家』で主演をつとめるなど話題作への出演が続く。上林のキャラクターを表現するため徹底的に役に入り込み、圧倒的存在感で日岡の前に立ちはだかる。また、強烈な個性を持つキャラクターもさまざま。近田幸太(通称:チンタ)役を演じるのは村上虹郎。彼の姉であり、スタンド「華」のママ・近田真緒役は西野七瀬が演じる。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優に早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬に斎藤工が抜擢された。さらに殺人事件を日岡と共に捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事・瀬島孝之役は中村梅雀。そして広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役を演じるのが吉田鋼太郎だ。前作以上のスケール感と組織同士の激しいぶつかり合いに期待が高まる。キャストからのコメントは以下の通り。松坂桃李(呉原東署・刑事二課:日岡秀一役)本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ!と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。鈴木亮平(五十子会上林組組長:上林成浩役)白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。村上虹郎(五十子会上林組・組員:近田幸太役)孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。西野七瀬(スタンド「華」のママ、チンタの姉:近田真緒役)オファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。早乙女太一(尾谷組・組員:花田優役)久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。斎藤工(尾谷組・若頭:橘雄馬役)前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい!と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。中村梅雀(広島県警本部・捜査一課:瀬島孝之役)台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!吉田鋼太郎(広島仁正会・会長:綿船陽三役)クレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。『孤狼の血LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年02月04日2021年1月25日、歌舞伎役者の中村勘九郎さんと、息子である長男の勘太郎さん、次男の長三郎さんがトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演しました。中村さん親子は、4年前にも同番組に3人で出演。2021年1月現在、9歳になった勘太郎さんと、7歳になった長三郎さんの成長ぶりに、MCを務めるタレントの黒柳徹子さんは頬を緩ませていました。歴史好きは隔世遺伝?中村勘太郎と亡き勘三郎の共通点2人の成長ぶりに触れながら、それぞれの好きなことについて黒柳さんが質問。すると、勘太郎さんは、「歴史が好きで、歴史博士になりたい」と回答しました。その後、勘太郎さんは黒柳さんに、オリジナルの武将クイズを出題。黒柳さんも答えが分からないほど難題なクイズを出題し、博識ぶりを見せつけたのです。父親の勘九郎さんによると、亡き十八代目中村勘三郎さんも歴史が大好きだったのだとか。(勘太郎さんは)本当に好きなんですよ、歴史が。これ、隔世遺伝で。うちの父が史学科出身で、歴史が大好きだったので。もし生きていたら彼と、とてもマニアックな話で盛り上がってるんだろうなと思いまして。徹子の部屋ーより引用中村勘太郎と長三郎、『BTS』にドハマり中また、勘太郎さんと長三郎さんは「歌とダンスも大好き」と話し、現在、韓国のアイドルグループ『BTS』に夢中になっていることを明かしました。勘太郎さんと長三郎さんは黒柳さんの前で、『BTS』の楽曲『Dynamite』の歌と踊りを披露。母親が歌うのを聞いて、英語の歌詞も完ぺきに覚えてしまったのだそうです。2人のなめらかな英語の発音と、勘太郎さんの完ぺきなダンスは視聴者を驚かせています。・何気なく見ていた『徹子の部屋』で勘太郎くんと長三郎くんの、英語の発音のよさにびっくり。・突然の『BTS』がかわいすぎて癒されましたー!さすが、歌もダンスも上手ですね。・勘九郎くん、長三郎くん、かわいすぎてもう胸がいっぱい!話し方から、所作から、本当に素敵だなあ。『BTS』の歌と踊りも、もっと見ていたかった。・勘太郎さんと長三郎さんの『BTS』が、インパクト強すぎて思わず目がくぎ付けになった!とっても上手!番組の最後に黒柳さんは、「今度は、勘太郎さんと長三郎さんの2人でいらしてね」とひと言。父親の勘九郎さんが「もう僕はいらないですか!?」と反応すると、「もうその頃には2人でお話しできるでしょうから」とスタジオを笑わせていました。これからの勘太郎さんと長三郎さんの成長ぶりが楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月25日中村憲剛の偉大さはイベント名を見ても理解できる。12月21日に行われた引退セレモニーの正式名称は『おフロの恋人! LOTTE presents 中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会』である。勝点83、26勝、88得点、得失点差57、2位に勝点18差、最少敗戦3試合などなど、記録尽くめで史上最速優勝を果たした川崎フロンターレの優勝報告会の前に、引退セレモニーと謳われているのだ。名前だけではない。2時間半ほどのプログラムの中で、鬼木達監督や谷口彰悟主将のあいさつなど優勝報告セレモニーは15分ほど。時間配分も大半は引退セレモニーが占めた。福田紀彦川崎市市長より市民栄誉賞が授与された (C)J.LEAGUE等々力陸上競技場に1万3000人を集めるなどセレモニーは異例の規模で行われたが、決して華美ではなかった。中村がどれだけクラブ・川崎市に愛され、中村がどれほどクラブ・川崎市に愛されていたかわかるあたたかいイベントであった。式はホームタウン活動で親交が深かった中原消防署や中原警察署、河川協力団体のとどろき水辺の楽校、フロンターレ算数ドリルで関わった川崎市立有馬小学校の関係者が感謝の言葉を並べてスタート。キングカズこと三浦知良をはじめ、川島永嗣、ジュニーニョなど盟友・戦友たちもビデオメッセージを送った。福田紀彦川崎市市長から市民栄誉賞が授与され、36名ものクラブOBも登壇した。さらに本人も登場。チームメイトからのメッセージ、家族からの花束贈呈、スキマスイッチ常田真太郎、SHISHAMOからのあいさつ、川崎市の小学生からの手作りシャーレのプレゼントなど、涙あり、笑いあり、感動ありのラインナップとなった。中村憲剛引退セレモニーに1万3000人が集った (C)J.LEAGUEエース・小林悠は涙ながらに「苦楽をともにした憲剛さんと初めて優勝した時を超える感動はこの先も絶対にない。一緒に抱き合って喜び合えたことが本当にうれしかった。憲剛さんがいなかったら、今の僕は絶対にないと断言できます。僕にとって大きな存在でした」と感謝の念を表した。長男・龍剛くんは「中村憲剛選手の18年間のサッカー人生は出来すぎでした。悲しい時も悔しい時もともに乗り越えてきた家族として、ありがとうと伝えたいです。引退、おめでとう。そして、ありがとう」と12歳とは思えぬクオリティの手紙を披露した。中村は集まったゆかりのある人々、チームメイト、クラブ関係者、そしてファン・サポーターに感謝の言葉を並べた。「みんながありがとうと言ってくれたけど、ありがとうと言いたいのは僕の方。何でもない大学生を拾ってくれたフロンターレには感謝しかありません。僕はフロンターレで学んだ。それは地域密着、『川崎市のみなさんを笑顔に、元気にする』こと。自分がただサッカーをやっていればいいという発想の人間だったら、ここまでプレイヤーとして続けられなかったと思うし、フロンターレもここまで大きくなることはなかったと思っている。本当にそういった意味でフロンターレに拾ってもらって心からよかったと思っているし、この18年間、本当に感謝の気持ちしかない。頼もしい後輩たちにフロンターレは任せて、僕は先のステージに進みたい。今日の景色は一生忘れません。本当に感謝しています。フロンターレ、最高です」胴上げの回数はもちろん背番号にちなみ14回 (C)J.LEAGUE場内一周では神輿にものった (C)J.LEAGUEチームメイトたちによって背番号と同じ14回を2セット胴上げされた中村は場内を一周。ファン・サポーターとの別れを惜しんだ。セレモニーを終えた後、中村は記者会見に登場し、「もう何だろ。すごいことが起きたんだなと。感情が揺さぶられて、心地よい疲労感で気持ちよかった。一生忘れられない光景がまたひとつ増えました。本当に引退するんだなと」と率直な感想を語った。さらに「夢見心地。今もフワっとしている。本当に感謝しかない。本当に幸せ者だなと。入れてくれたのもそうだし、ここまで大きく育ててくれたのもそう。僕も還元していかないといけない」と続けた。泣いたことを指摘されると、「泣かない方がおかしい(笑)。感情を揺さぶられすぎて、わけがわからなくなかった。みんなの思いがありがたすぎて。基本泣き虫だから、案の定泣きました」と頬を緩めた。チームを代表してメッセージを送る小林悠(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE小林からのメッセージについて質問されと、「いつ泣くかなと見ていたが、あいつにしか話せない話をしてくれたので、僕も感極まった。僕の方こそ感謝している。彼が優勝させてくれたんで」と言い、龍剛くんの手紙について問われると、「息子の文章力の高さにちょっと引いた(笑)。彼が息子であることを僕は誇りに思う。もちろん妻もふたりの娘もそう。4人がいなければ、僕はここまでがんばれなかった。心の底から感謝している」と振り返った。サッカーを志す子どもたちへメッセージも送った。「僕自身足が遅かったり、体が小さかったりと劣等感を持っていた。劣等感を武器に変えることで道が切り開けて、40歳までやれた。可能性に蓋をせずに、毎日毎日トレーニングしていけば誰でも必ず道は開ける。受け入れてくれる素晴らしいクラブが川崎にはあると伝えたかった」次なる夢の日本代表監督について、コメントを求められると、「過程を経て、タイミングが合って初めてなれるもの。そうなるには本当に勝たないといけないし、評価されないといけない。自分から目指しますなんて軽々しく口にできないが、目指すのは自由」と口にした。大いなる目標の前に、目の前に迫った目標がある。もうひとつのタイトル『天皇杯』である。次なる戦いに向けて、中村は「今日は感情を揺さぶられすぎたので、今日は切り替えられない。明日トレーニングがある。明日からしっかり切り替えていきたい。みんなとサッカーできるのもあと10日。まず準決勝に向けてしっかり準備をして全力で向かっていきたい。(国立での決勝については)正直そこまで考えていない。相手のあることなので、勝てる保証はどこにもない。準決勝、等々力でやるのは最後。そこで全力を尽くすことしか考えていない」とキッパリ。中村憲剛の勇姿が見られるのも最大あと2試合 (C)J.LEAGUE中村憲剛は、そして川崎フロンターレは12月27日(日)・等々力陸上競技場での『天皇杯』準決勝でブラウブリッツ秋田×福山シティFCの勝者と対峙し、1月1日(金・祝)・国立競技場での『天皇杯』決勝を目指す。準決勝のチケットは予定枚数終了、決勝のチケットは12月26日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2020年12月22日9月27 日(日)に浅草寺 五重塔 特設舞台にて、中村勘九郎 中村七之助歌舞伎生配信特別公演が開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村勘太郎、中村長三郎、中村鶴松も加わり東京・浅草の浅草公会堂の舞台から歌舞伎を無観客ライブ配信する同公演。中村勘九郎、中村七之助による『連獅子』を浅草寺 五重塔 特設舞台にて披露する。チケットは9月11日(金)10時より発売。■中村勘九郎 中村七之助歌舞伎生配信特別公演9月27日(日)19 時 配信※見逃し配信10月4日(日)24時まで (期間内は何度でも視聴可)野外特設舞台のため、雨天の場合は中止いたします。当日9月27日(日)17 時に開催か中止かを決定いたします。中止の場合は、10月31日(土)19 時配信に、日程変更いたします。料金: 3,500 円(消費税込み)
2020年09月10日