映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、小松菜奈(20)だ。2008年にモデルとしてデビューして以降、様々な雑誌・TV・CMで活躍。中島哲也監督に見出され『渇き。』(14)で映画デビューすると、日本アカデミー賞・新人俳優賞などの賞を受賞し、世間からの注目を集めた。『近キョリ恋愛』(14)『バクマン。』(15)など立て続けに話題作に出演、さらに2016年には『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ディストラクション・ベイビーズ』『ヒーローマニア ‐生活‐』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など多くの作品でその存在感を見せている。今回出演する『溺れるナイフ』(11月5日より公開中)では、ティーンモデルをしながらも田舎へ引っ越すこととなった少女・望月夏芽を演じる。○小松菜奈の印象会う前に写真や映像で姿を見ていたので、きっとフォトジェニックな方なんだろうなと予想していました。けれども実際に初めて会ってみたら、「あっ、この人はフォトジェニックなのではなくて、写真や映像に収まらないくらいくらい、生身の肉体の力がある人なんだ」と思いました。何の誇張でもなく、人類で一番綺麗だと思いましたね。その印象をカメラを通して出そうとするのは物語上の要請とはまた違うフェーズの問いでした。こんなに魅力的な人はもういないんだ、という感覚をカメラに焼き付けないといけないなと。皆の目には、生の小松さんも映画の小松さんも、物理的に違う人に見えてるわけじゃないのですが、あの肉体から発されている鮮烈なイメージを、複製芸術である映画が、その魅力ごと増幅して映せるように、と意識しました。『溺れるナイフ』の小松さんは、"過剰な身体性"がキーワードになってるかもしれません。もちろん彼女は容姿自体ものすごく整ってるから、お人形さんとして撮ることもできてしまうけれど、自分が監督として撮るならば、あの彼女の力を殺さず絶対生かしたいと思いました。○撮影現場での様子ホン(台本)読みの時に、私が「菜奈ちゃんの初主演映画だから、そう思って頑張るね」と言ったら、小松さんも「山戸監督にとっての初めての大きい映画だと思うので、頑張ります」と言ってくれたんです。私からはそういうことは何も言っていなかったので、女優さんが監督に対してそんな風に自主的に考えてもらえて、ああ本当に純粋な人なんだなと、心が動いた記憶があります。撮影前に「小松さんを演出する上で、私は絶対に諦めることはなくて、私の方で小松さんがここまでだと決めることはなくて、『もっとできる、もっとできる』と言い続けるね」とお伝えして、あの透明な目で、小松さんは頷きました。私にとっては、それを映画の神様が見ていると思うくらい、固い決意でした。そしてそれは実際の現場で実現されたので、こっちも苦しいけど、演じる方にとっても苦しいだろうし、一緒に山を登っていくみたいな感覚でした。いつもゴールは見えなくて、可能性がある限りリテイクする過酷さの中で、弱音を吐かずに戦ってくれました。○映画『溺れるナイフ』でのおすすめシーン中盤で、小松さんと菅田将暉さんが水中に潜るシーンです。小松さんって水の中で前髪があがって眉毛やおでこが丸出しになると、宗教画みたいな美しさが滲み出るんです。撮ってる最中も異様な、代替の効かない感覚があって、それが作品全体にいいイメージを与えてくれてるなと思いますね。水の中はすごく消耗するので、シーン自体はなかなか重ねて撮れないんですが、逆に少ないチャンスの中で、こちらも小松さんも集中して撮影ができたと思います。小松さんは水中に皮膚感覚がある方で、菅田さんもボディバランスが非常にいいので、2人だから撮ることができた、感情の篭った水中シーンになったと考えています。水の中で夏芽を演じる小松さんは、聖母マリアみたいで、私の人生でいちばん格好良い女の子でした。(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年11月16日俳優の菅田将暉と小松菜奈が12日、都内で行われた映画『溺れるナイフ』の大ヒット舞台挨拶に登場した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田が演じた。作中で2人が行ったキスシーンについて、SNS上では「超絶ヤバい!」といった感想が殺到。菅田は「原作通りの“顔ペロ”。忠実に“超”の“絶”にやった!」と出来映えに自信を持っている様子を見せた。小松も「『溺れるナイフ』独特の表現の仕方。このシーンは結構、(菅田とアドリブで)会話してやったけどその部分は全部カットされていた」と振り返っていた。小松は同作を一言にまとめると「10代最後の輝き。」と回答。「撮影当時19歳だった」と理由を語り、「山戸監督の初めての大きな映画だったということもあり、頑張らなきゃなという気持ちと、10代にしかないエネルギーや感情がみなぎっていて、その姿を撮影していただけて、映画にしていただけたということは一生の宝物です」と熱い言葉を寄せた。一方、菅田は「瘡蓋(カサブタ)」と漢字で手書き。理由として、「1年前に受けた切り傷がいま、カサブタなのかなと。撮影当時、身も心も擦り傷だらけだったんです」と説明した。「ナイフということもあって。完成しないかも、映画として観てもらえないかもしれないというヒリヒリ感もあって」と、撮影時の独特な心境を吐露した。
2016年11月13日ジョージ朝倉の伝説的少女コミックを原作に、小松菜奈や菅田将暉ら最旬キャストで贈る映画『溺れるナイフ』。先日解禁された小松さんと菅田さんの海に飛び込むプロローグシーンに続き、この度、新たに本作から特別映像が到着した。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。都会からきたモデル・夏芽と、地元の神主一族の跡取り・コウの“一生に一度”のラブストーリーを描いた本作。出会った瞬間に惹かれあった2人だが、幸せな日々はある日起きた悲劇によって叩き潰されてしまう。そして今回解禁された映像は、そんな悲劇の後心を閉ざした夏芽が、ある日抑えていた恋しさに突き動かされ、荒れ狂っていたコウに想いをぶつけるシーンの一部。夏芽がコウの首に回していた手を放し、海に沈んでいくコウ。そんなコウを助け出そうとする夏芽。しかし、生きようとする夏芽に対し、死を恐れず、むしろ死を受け入れようとするかのようなコウ。映像では、対照的な2人の姿と共に、繊細なピアノの旋律に合わせて美しく映し出されている。また、撮影前にプールで練習を行ったと言う2人。しかし、いざ撮影となるとそこは台風直前の荒れた海。沈まない体質の小松さんは、制服を着た上にさらに重しをつけて挑み、「本気で死ぬかと思った」と言うほど過酷な撮影となっていた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月02日人気作家・宮部みゆきが「模倣犯」から9年後の世界を描いたミステリーを、仲間由紀恵主演でWOWOWが連続ドラマ化する連続ドラマW「楽園」。このほど、そのポスタービジュアルと豪華追加キャストが一挙に解禁となった。当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、10歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。一方、土井崎夫妻の次女・誠子は、父の代理という弁護士・高橋治美から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされ戸惑う。そのころ、ある街で女子高校生が監禁されていた。ばらばらに思えた事件は、やがてひとつの“真実”へつながっていく――。先日、テレビ東京系でもドラマ化された「模倣犯」といえば、2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞した宮部作品の代表作の1つ。本作「楽園」は、「模倣犯」での事件から9年後を描いたもので、ライター・前畑滋子が再びある殺人事件の真相へと迫っていく。主役の滋子を演じるのは、WOWOWのドラマ初出演となる仲間さん。解禁されたポスターでの、意志のある眼差しと「『模倣犯』の傷が癒えぬまま、わたしはまた深みにはまる。」というコピーがまた興味をそそるものとなっている。そんな本作への参戦が判明したのは、黒木瞳、夏帆に、金子ノブアキ、松田美由紀、石坂浩二(特別出演)、小林薫、さらに西田尚美、甲本雅裕、忍成修吾、利重剛、前野朋哉、そして「ラストコップ」で注目を集める伊藤沙莉ら、幅広い個性を放つ19名。豪華な面々が織りなす、苦悩と葛藤の中で“楽園”を求めて生きる家族の姿を描いたヒューマンミステリーに、引き続き注目していて。以下、キャストからコメントが到着した。■黒木瞳(弁護士・高橋治美役)原作は出版されたときに拝読しておりましたので、今回お話をいただき、久しぶりに自分の本棚から「楽園」を取り出しました。ドラマは、原作とは多少異なる部分もありますが、宮部先生の大事になさっている世界観が感じられる作品になっているかと思います。私が演じる高橋治美は、この物語の中で思い悩む土井崎元さんのマスコミ窓口として色々手助けをするという役柄なのですが、考え込むシーンがとても多く。また、仲間さん演じる前畑滋子さんに辛辣なセリフをぶつける場面が多々あるのですが、ひとつひとつのセリフが大変難しくもあった分、やりがいのある撮影になりました。様々な謎を繋ぎ合わせるうち、途中で見るのをやめられなくなる作品になっていますのでお楽しみに(笑)。■夏帆(土井崎夫妻の次女・誠子役)両親が姉を殺害したことが発覚し、当たり前だと思っていた日常が突然壊れていく中、どうにか自分を保つため葛藤する、土井崎誠子という女性を演じています。私の経験したことのない場面の連続で、彼女の気持ちを追いかけていくのがとても大変でした。でも、疑問に思ったことや誠子の気持ちを監督に相談すると、すぐに明確な答えを返してくださったので、混乱することなく撮影に挑むことができました。原作を拝読する前に、台本を3話までいただいて読んだのですが、私自身一気に引き込まれてしまって。話が進むにつれ事件が明らかになっていく面白さがある作品なので、ぜひご覧ください。■小林薫(土井崎元役)今回は権野監督の力をお借りしようと思って、撮影に入りました。最初の打ち合わせで「頼みます」って言ってもらったんですけど、監督のほうが僕よりも圧倒的に台本を読み込んでいるというのが分かっていたので「こうして欲しいとかっていうのは言ってください」という風にお話ししました。また、私が演じる土井崎元は非常に影のある役柄なので、現場でも休憩中に共演者の皆さんと明るく和気藹々っていうよりも、静かにしていようとは思っていました。でも、仲間さんはプライベートで親交があったり、黒木さんとは以前夫婦役で共演したり、それぞれニュアンスは違いますが「久しぶり」っていうメンバーが揃っていたので、もう少し色んな話ができても良かったかな(笑)。日曜オリジナルドラマ連続ドラマW「楽園」は、2017年1月より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日女優の仲間由紀恵が、宮部みゆき原作の連続ドラマ『楽園』(WOWOW 2017年1月放送)に主演することが21日、明らかになった。同ドラマは、宮部の代表作の一つでもある『模倣犯』での事件から9年後を描いたもの。仲間演じる主人公のライター・前畑滋子が「模倣犯事件」のトラウマを抱えながらも、再びある殺人事件の真相に迫っていくヒューマン・サスペンスだ。WOWOWドラマ初出演となる仲間は「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、 いろいろな謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています。なぜ事件は起こったのか……最終話に待ち受けている、タイトルにもある"楽園"に込められたメッセージとは? 全6話、最後まで楽しんでご覧ください」と、ドラマの見どころについて語っている。また、原作者の宮部みゆきは「仲間由紀恵さんが出演されているドラマや映画を楽しく拝見してきました。今回主人公を演じてくださることが何より嬉しいです。『楽園』は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか…私が一番オンエアを心待ちにしております」と、ドラマ化に期待を寄せている。
2016年09月22日大人気作家・宮部みゆきのミリオンベストセラー「楽園」が、主演に女優・仲間由紀恵を迎え、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定。併せて本作の特報映像も到着した。当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、12歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。一方、土井崎夫妻の次女・誠子は、父の代理という弁護士・高橋治美から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされ戸惑う。そのころ、ある街で女子高校生が監禁されていた…。ばらばらに思える事件はやがて1つの“真実”へ――。これまで様々な作品が映像化されてきた宮部みゆき作品。今回映像化に挑戦するのは、社会の暗部を精緻なタッチで描き出したヒューマンドラマの最高峰「楽園」だ。2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞したサスペンス「模倣犯」は宮部氏の代表作の1つであるが、「楽園」はこの「模倣犯」での事件から9年後を描いたもの。ライター前畑滋子が再び、ある殺人事件の真相へと迫っていく謎が謎を呼ぶ展開の中、単なるミステリー要素だけではなく、家族に向き合う“心”の物語が描かれている。そんな主人公の滋子を演じるのは、WOWOWドラマ初出演となる仲間さん。「模倣犯事件」の“トラウマ”を抱えながらも、新たな難事件に立ち向かう勇敢な心を持った女性を真っすぐに演じる。また、脚本は連続テレビ小説「まれ」の篠崎絵里子が務める。仲間さんは「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、色々な謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています」と本作について語り、「なぜ事件は起こったのか…最終話に待ち受けている、タイトルにもある“楽園”に込められたメッセージとは?全6話、最後まで楽しんでご覧ください」とメッセージを寄せた。また原作者の宮部氏は「今回主人公を演じてくださることが何より嬉しい」と仲間さんについて語り、「『楽園』は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか…私がいちばんオンエアを心待ちにしております」と期待を寄せていた。また宮部氏の「模倣犯」は、中谷美紀主演で9月21日(水)&22日(木・祝)の2夜連続、前後篇で放送中。こちらと併せて見てみるのもいいかもしれない。日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 楽園」は2017年1月より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(cinemacafe.net)
2016年09月22日声優の沢城みゆきが、この秋、完全新作で蘇る『デスノート Light up the NEW world』に新たに登場する真っ白な姿の死神・アーマの声を務めることが決定した。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された「デスノートを手に入れろ―」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんななか、三島(東出昌大)が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が加わり、無差別殺人事件の現場で1冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラの信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる──!死神・リュークの声を、歌舞伎役者の中村獅童が続投する本作。今回、本作に新たに登場する死神の“1人”となるのが、死神・アーマだ。原作の“シドウ”をベースにデザインされ、漫画原作の小畑健監修のもと、制作が行われた。VFXアドバイザーを務めた土井淳氏は、前作映画から10年を経ていることもあり、リアリティを追求し存在感のある死神を目指したという。「色気と美しさのある死神」という佐藤信介監督からの要望もあり、その要素をどうデザインに落とし込むか、描いては壊しが繰り返された。そうしてでき上がったアーマは、死神の“友達”を持たず、むしろ人間にシンパシーを感じているようなキャラクターで、マスカットが好物。「まあね」が口癖で、仕草や話しぶりもエレガントな、“女性”の死神だ。そんな愛嬌がある死神・アーマに息を吹き込むのは、 「べるぜバブ」(ベル坊)、「HUNTER×HUNTER」(クラピカ)、「テガミバチ」(ラグ・シーイング)、「GO!プリンセスプリキュア」(紅城トワ:キュアスカーレット)ほか、ナレーション、洋画&海外ドラマ吹き替え、舞台でも活躍中の沢城さん。「週刊少年ジャンプ」作品でお馴染みの沢城さんは、「佐藤監督からお声がけいただきまして、なんとも豪華な俳優陣の中に、恐縮ながら参加させていただくことになりました」と真摯にコメント。「死神ってこういうもの、という何か共通項があるのかなと思っていたら、私たち人間同様、本当に三“神”三様だったのが印象的です」とふり返っている。果たして、沢城さんが声を務めるアーマは、誰にデスノートをもたらすのか!?先日解禁となった本予告には、“金色”の新たな死神も映りこんでおり、リュークに関しては獅童さんのフェイシャルキャプチャーが行われ、よりリアリティを追求したという本作の死神たち。フルCGによって誕生する、“演技派”な死神たちの活躍もまた見逃せない。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日女優の小松菜奈、夏帆、モデルの森星が3日、さいたま市内で行われた資生堂のセルフメーキャップブランド「インテグレート」新ミューズ発表会に出席した。「若くてカワイイ」から「大人のかわいらしさ」を表現するブランドへと進化した「インテグレート」のリニューアルに伴い、このたび小松、森、夏帆が新ミューズに決定。きょう3日より、3人が出演する新CM「INTEGRATEGIRL’S STORY」の第1弾「生き方が、これからの顔になる」篇が公開となる。このCMでは、3人が演じる25歳の仲良し3人組がドラマ仕立てでブランドを表現している。20歳の小松は「今回の25歳という役は、想像して演じました」と撮影を振り返り、「たぶん私自身はそんなに変わらないと思うんですけど、25歳は落ち着いて凛としているのかな?」と想像。森は「3人が集まるとリラックスできる。私は2人とは初対面だったんですけど、ずっと知っている仲間みたいで」と現場の様子を明かし、「演技は不慣れでどうしようと思ったんですけど、2人がリラックスできる環境を作ってくれて、自分らしく楽しくできました」と笑顔をはじけさせた。そんな森について、夏帆は「自然体でのびのびしていて大好き! とてもチャーミングな方なので、みんな星ちゃんにメロメロで目が離せない感じだった。星ちゃんがいると明るくなってムードメーカー」とべた褒め。森は「うれしい!」と感激し、「その場にいる人でハッピーになったりするので、2人のエネルギーが伝わってきたのかな」と照れくさそうに笑った。また、3人が考える「"大人のかわいらしさ"を持ついい女の条件」を、それぞれボードに書いて発表。「笑顔」と書いた小松は、「落ち込んでいても友達といると元気になる。笑顔でいることが大事だなと思う」と理由を述べ、「星ちゃんみたいにハッピーな人が周りにいると、みんなもハッピーになれる」と、小松も森の明るさをたたえた。森は「大人と子供の間という"コトナ"」と答え、「子供のように新鮮な目で見て純粋に楽しんで素直で、だけど、大人の気遣う部分や勘の鋭い部分だったり…大人と子供の両方を持った人が魅力的」と説明。そして夏帆は、「遊び心のある女性」と言い、「どんな大変なことがあっても面白がってやれる人になりたいなと思います」と語った。3人が出演するCMは、「インテグレート」のブランドサイトのほか、インスタグラムやYouTubeなどで9月3日より公開。また、リニューアルした「インテグレート」のファンデーション、化粧下地、チークカラーなどが同21日より発売となる。
2016年09月03日初共演の福士蒼汰と小松菜奈で、100万部突破の恋愛小説を映画化する『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。本作から、福士さん、小松さん、そして福士さんの親友役の東出昌大の仲むつまじい3ショットを含めた新たなメイキングカットが解禁となった。京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士さん)は、大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松さん)にひと目ぼれ。交際をスタートさせた2人の関係は、誰もがうらやむほどに順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた。しかし、高寿はある日、愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる…。『好きっていいなよ。』『ストロボ・エッジ』などで多くの女性を胸キュンさせてきた福士さんと、『バクマン。』『黒崎くんの言いなりになんてならない』から『溺れるナイフ』まで話題作が続く小松さんが、切ない運命を背負うカップルを演じている本作。先日解禁された予告編も大反響を呼んでいるなか、本作から新たなメイキングカットが到着。青春映画の名手・三木孝浩監督からの演出に真剣な表情で耳を傾け、台本を覗き込む福士さんと小松さん、そして福士さん&小松さん&東出さんの仲の良さが伝わってくる豪華な3ショットが初公開。さらに、映画公式のTwitterも始動。福士さん&小松さんのデートシーンが満載の本作にちなみ、「ぼくは明日、昨日のきみとのデートをつぶやく」をテーマに、高寿と愛美のような幸せに満ちたデートシーンを大募集するという。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は12月17日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日俳優の小松菜奈&菅田将暉W主演映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の場面写真が12日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。この度公開されたのは、制服姿の夏芽とコウによるキス寸前ショットや、自転車を二人乗りする姿、夏芽の浴衣の帯を整えるコウなど、主演2人の恋と青春を感じさせるシーン。また、暗闇で棒を見つめるコウや、ボートの上で深刻な表情を浮かべる2人など、10代の心のひりつきを表すような場面も盛り込まれている。監督を務める山戸結希は「観終わった時、あの夏に“夏芽”と“コウ”として生きようともがいた小松菜奈さん、菅田将暉さん二人の姿が、傷つきながら輝こうとする夏芽とコウの心と二重写しになった作品だと思いました」と作品を振り返り、「撮影の苦しいきらめきが、そのまま青春の時間として焼き付いている」と語った。(C) ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年08月12日女優・小松菜奈と俳優・間宮祥太朗が初共演した、dTVオリジナルドラマ『高台家の人々』(配信中)のメイキング映像が、このほど公開された。ドラマと連動している映画『高台家の人々』(公開中)は、妄想にふける内気なOL・平野木絵(綾瀬はるか)を主人公に、元華族・高台家の長男で人の心が読めてしまう光正(斎藤工)との"不釣り合いな恋"をなぞるストーリー。ドラマでの舞台は、映画の30年前で、若い頃の高台家の母・由布子(小松)と父・茂正Jr.(マサオ/間宮)が結ばれるまでの恋物語を描く。映像は、由布子が「そういうことじゃないの! あなたのそういう楽観的なところが嫌いなの!」との言葉と共に、マサオを突き放そうとする場面から始まる。語尾の「なの!」の語感や、その後の空気感までこだわりを見せる面々だが、テイクの合間にはキャストやスタッフらの笑みもこぼれ、落ち着いた現場の雰囲気がうかがえる。これは撮影の初日。手応えを問われた小松は「3回か4回くらいセリフが飛んだんですけど、でも皆さん優しくフォローしてくださって、楽しかったです」と口にする。また、初共演となる間宮との手つなぎシーンでは、"照れ"も見られたようだが、「それは芝居ですよー」といたずらな笑顔を見せている。一方の間宮は小松を「とにかくものすごく鎌倉が似合う」としながら、「目が印象的な良い女優さん」と評価。演技の後に、スタッフから自身が演じる「マサオに似てきたね」と称賛を受けると苦笑しながらも自信の表情をのぞかせる。ラストには、クランクアップ時の現場の様子も収められている。スタッフの拍手に囲まれながら、間宮からプレゼントも手渡された小松は「ドラマから参加させていただいて、すごく現場の空気も穏やかで、いつも現場に行くのが楽しかったです」とニッコリ。「由布子役をできて……この作品に関われて本当に良かったです」と感慨を示した。(C)2016森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会・BeeTV
2016年07月07日テレビ東京が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾として宮部みゆきの「模倣犯」がドラマ化されることが決定。主演には、テレビ東京のドラマ初出演の中谷美紀が演じることが分かった。史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑滋子(中谷美紀)、第一発見者の少年、そして、孫娘を殺された老人。皆がそれぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そしてそんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人。が、やがて事態は急転直下。交通事故死した男の自宅から「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか? 女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは――!?「模倣犯」は、宮部みゆきの代表作のひとつで、これまでに単行本と文庫本あわせて累計420万部を突破し、「芸術選奨文部科学大臣賞」「司馬遼太郎賞」など合わせて6冠を達成している大ベストセラー。すでに2002年には、中居正広、伊東美咲、木村佳乃らで映画化がされているが、今回が14年ぶりの映像化となり、テレビドラマ化は初となる。“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われるこの作品は、未曽有の連続誘拐殺人事件をめぐり、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人などなど、多くの視点から重層的に見つめた、いまなおミステリーファンを魅了し続ける名作。テレビドラマ化にあたり、壮大なスケールで、かつ原作のもつ世界観を丁寧に表現していく。主演を務めるのは、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」のコミカルな役柄や、舞台での好演が記憶に新しい中谷さん。今回中谷さんが演じるのは、事件を追うルポライターの主人公・前畑滋子。滋子は連続誘拐殺人事件の第一発見者・塚田真一や、被害者家族の有馬義男と関わり、事件の全貌に迫ると同時に、自分にこの事件のルポを書く資格があるのか苦悩する…といった役だ。今回のオファーに中谷さんは「宮部みゆきさんの作品に出演することは今回が初めてで、大変光栄に思っております」と喜んだ。また「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と作品についてコメントしていた。これまでになかった大型スケールの特別番組「模倣犯」。中谷さんのほかにも、いま注目の若手からベテランまで、豪華なキャストが集結するという本作に期待していて。六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は2016年、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年06月29日女優・中谷美紀がテレビ東京系ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス『模倣犯』(2016年放送)に主演することが28日、わかった。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーが原作。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。事件を追うルポライター・前畑滋子を演じる中谷は、「宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします」と、原作の深さを讃えた。役柄については「事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在」と表現し、「いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと…夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と、背景を説明した。そして、「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と意気込んだ。原作は14年前の作品だが、中川順平チーフプロデューサーは「時代設定も、ネットや携帯、SNSの発達した現代にアレンジ」と明言。さらに、「恐ろしい犯罪と立ち向かわざるを得なくなった時、人はいかにふるまい、どう、それを乗り越えていくのか。強烈なサスペンスはもちろん、何よりも、ごく普通の人々が持つ、勇気と希望の物語にしたいと考えます。ご期待ください」と視聴者にメッセージを送った。このドラマは、同局が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾。キャスト陣に注目の若手からベテランまでを迎え、大型スケールでの特番となっている。
2016年06月28日女優の吉田羊が3日、都内で行われたロッテ『乳酸菌ショコラアーモンドチョコレートビター』商品発表会&新CM発表会に、女優の小松菜奈とともに出席した。一部週刊誌で報じられたHey!Say!JUMPの中島裕翔との熱愛について、イベント終了間際に報道陣から「守ってほしい人はいますか?」「交際は順調ですか?」などと声が飛んだが無言でにこやかな表情で一礼し、大音量BGMの中、会場をあとにした。7日から全国でオンエアスタートする同商品の新CMで初共演した小松について、吉田は「菜奈ちゃんはナチュラルで壁を作らず、すっと入ってきてくださったので会話もできて居心地よかったです。生まれたときから一緒にいたみたい」と妹を見るような目で語り、3人兄弟の末っ子という小松は「お兄ちゃんが2人いて、お姉ちゃんの存在に憧れていました」とニッコリ。「お兄ちゃんとケンカしてばかりだったので(笑)、お姉ちゃんと服を交換したりするのっていいなあって思っていました。吉田さんはお姉ちゃんのように優しくて、現場でも話しかけてくださって、本当にお姉ちゃんみたいに仲良くさせていただきました」嬉しそうに語った。また、5人兄弟の末っ子という吉田は「妹や弟がいなかったので、こんな可愛い妹がいたら、こんな幸せなことはないなって思って、撮影中にちょっかいを出して、いろいろと話しかけてしまいました。すみません」と告白。「今のお洋服の交換の話でいうと、おさがりがくることが多いので、妹的には『私も新しいものがほしい』とちょっと複雑でした」と吐露した。イベントでは、同商品のCMキャラクターの先輩である小松が先生役となって、吉田に同商品に関する知識をクイズ形式で講義する一幕や、2種類のチョコレートの食べ比べする企画も行われた。
2016年06月03日映画『高台家の人々』と連動し制作されたdTVオリジナルドラマ「高台家の人々」で主演を務める小松菜奈が、劇中で披露するウエディングドレス姿の写真が公開された。人の心が読める“テレパス”の能力を持つ高台家の3兄弟。その能力ゆえナーバスになる事も多いが、同じ能力を持つ高台家の叔母・アンから、30年前のエピソードが語られる。――30年前、名門私立大学の4年生でテニス一筋のスポ根少女・由布子(小松菜奈)は、オックスフォードから編入してきた高台茂正(通称マサオ/間宮祥太朗)の存在を知る。ある日、由布子の友人の奈緒がマサオと交際する事になり祝福するが、その直後にマサオの浮気が発覚。由布子が仲裁に立ち2人を復縁させるも、わずか1週間で破局し、マサオはすぐに由布子に告白をする。怒り心頭の由布子は怒鳴りまくしたて、マサオを軽蔑するのだが…。映画『高台家の人々』は「ごくせん」「デカワンコ」などで知られる森本梢子が手掛ける人気漫画を、綾瀬はるかと斎藤工を主演に迎え実写映画化した作品。そして、映画公開と同時に配信されるdTVオリジナルドラマ版は、映画の世界から30年前、高台家の若かりし頃の母・由布子と父・茂正Jr.が結ばれるまでの恋物語を描く。今回公開された小松さんのウエディングドレス姿は、そんな2人の結婚式での記念写真。30年前を回想する高台家の祖母・アンの語り出しとともに登場するこの写真には、クラシカルなドレスに身を包み優しく微笑む小松さんと、黒いタキシード姿で凛々しい表情の間宮祥太朗が映っている。実は、このウエディングドレスは、映画で主人公の綾瀬さんも着用している。古くは、シャーロット・ケイト・フォックス演じる祖母・アンから小松さん演じる由布子へと受け継がれたもので、映画と物語をつなげる重要な役割であり、豪華な女優たちが袖を通してきた1着なのだ。“高台家”代々伝わるドレスを着た小松さんは「私はドラマから参加させていただきましたが綾瀬はるかさんとシャーロットさんと同じドレスを着用することが出来て、映画とドラマを繋ぐ役割を果たしたことを光栄に思います。ドラマ→映画と見ていただいたらより楽しんでもらえるんじゃないかなと思いますのでよろしくお願いします!」とコメントを寄せた。dTVオリジナルドラマ「高台家の人々」は6月4日(土)よりdTVにて配信。映画『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日女優の小松菜奈が、dTVオリジナルドラマ『高台家の人々』(6月4日配信)での姿を捉えた写真が31日、初公開された。映画『高台家の人々』(6月4日公開)は、妄想にふける内気なOL・平野木絵(綾瀬はるか)を主人公に、元華族・高台家の長男で人の心が読めてしまう光正(斎藤工)との"不釣り合いな恋"を描く。オリジナルドラマは映画から30年前が描かれ、若い頃の高台家の母・由布子(小松)と父・茂正Jr.(マサオ/間宮祥太朗)が結ばれるまでの恋物語。今回初公開された劇中写真は、高台家の父と母の結婚式で撮影されたもの。劇中では、30年前を回想する高台家の祖母・アン(シャーロット・ケイト・フォックス)の語り出しとともに、クラシカルなウエディングドレス姿でほほえむ小松と、タキシード姿で凛々しい表情を見せる間宮を収めた今回の写真が使われる。映画の主人公・木絵役の綾瀬は、斎藤との結婚式シーンでこのドレスを着用。結婚に反対していた大地真央演じる光正の母・由布子から結婚の許しと共に譲り受けた一着で、古くは祖母・アンから由布子へ受け継がれたもの。高台家の三世代、映画とドラマをつなげる重要な役割を担っている。「映画とドラマをつなぐ役割を果たした事を光栄に思います」という小松。過去にウエディングドレスを着たことはあったものの、今回の一着は「その時のデザインとはまた違っていてかわいいです」「個人的には、こういうクラシカルなデザインの方が好きですね」と心をつかまれたようだ。(C)2016 森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会・BeeTV
2016年05月31日女優・小松菜奈、俳優・菅田将暉がW主演を務める映画『溺れるナイフ』(11月公開)のティザーポスタービジュアルと特報映像が25日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。ティザーポスタービジュアルでは、コウの運転するバイクの後ろに夏芽が乗り疾走するシーンを使用。特報映像ではさらにコウが夏芽を「もう俺に関わらんで」と突き放すシーンや、コウの冷たい眼差し、主演2人の寸止めキスシーンなどが公開された。また出演者として、新たに志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスの7人が発表された。
2016年05月25日小松菜奈、菅田将暉が出演する映画『溺れるナイフ』の特報映像とポスター画像が公開になった。本作はジョージ朝倉の同名コミックを実写化した作品で、10代の登場人物の恋愛や挫折、再生を描いた作品だ。特報映像『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。このほど公開になった特報映像は、大自然を背景に、夏芽と航一朗(コウ)がバイクで疾走している幸福な場面や一転してコウが「もう俺に関わらんで」と夏芽を突き放す場面などが登場。短い映像ながら様々な感情、シーンが凝縮された内容になっている。『溺れるナイフ』11月 TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー
2016年05月25日女優の武井咲が、TBSで7月期に放送される北川みゆき原作ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜22:00~)で主演を務め、タッキー&翼の滝沢秀明と初共演を果たすことが24日、わかった。小学館『プチコミック』で連載されていた北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、"本気で純粋な"大人の恋愛ドラマ。とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井咲)が、既に妻を持つ自社の副社長・三好海里(滝沢秀明)に恋に落ちてしまうというストーリーで、2人の禁断の不倫愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描く。本作がTBS初主演となる武井は、演じる未亜について「本当に純粋で、恋にも仕事にも真っすぐ。理想的な女の子だなと思うと同時に、いろいろなことに対して必死にもがいている」と説明し、「同じ20代の女性として共感しながら演じています」とコメント。「今回のような大人のラブストーリーはあまり経験がなかったので楽しみですが、その反面、私にできるのだろうかと不安な気持ちもあります」と心境を明かした上で、「未亜の純粋な想いや、働く女性の輝きなども表現していければ」と意気込んでいる。『オルトロスの犬』以来、7年ぶりのTBSドラマ出演となる滝沢は「非常に複雑で障害のある恋愛を描いたドラマですが、それ以上に未亜と海里のピュアな思いに惹かれました」と話し、「特に、海里は副社長という立場ながら、仕事にも未亜にもまっすぐぶつかっていく男性。その姿勢が、男の僕から見てもカッコ良く憧れます」と自身の役への思いを告白。「仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも、楽しんで見ていただければ幸いです」と期待している。2人のほか、未亜のライバル会社の敏腕営業マンであり、海里の最大の恋敵となる宮沢綾役には中村蒼。未亜のルームシェア仲間で恋愛に奥手な真咲あかり役に水沢エレナ、同じくルームシェア仲間でモデルをしている恋に奔放な美山千明役にトリンドル玲奈、未亜の元カレ・山下陽大役に高橋光臣が決定した。(C)TBS
2016年05月25日映画『ディストラクション・ベイビーズ』初日舞台あいさつが5月21日(土)に都内で行われ、菅田将暉、柳楽優弥、小松菜奈、村上虹郎、真利子哲也監督が登壇した。路上でいきなり人に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者・泰良(柳楽さん)と、その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及ぶ“恐るべき子供たち”の姿を描いた、日本映画史上もっとも刺激的で挑発的な青春映画。柳楽さんは、立ち見客があふれる会場を見渡すと、「え~緊張します」と言いながらも「魅力あふれるキャストやスタッフと一つの映画を作り上げることができたことに、主演として感動しています」と力を込めてあいさつ。本作は各界著名人から絶賛コメントが相次いでおり、先輩俳優の山田孝之が公式サイトに寄せた「彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできていないなと思う。柳楽優弥ってマジですげーよ。」(一部抜粋)という賛辞を改めて読み上げられ、照れ笑いを見せる場面も。しかし、これには裏エピソードが。柳楽さんが山田さんに「ありがとうございます」と返すと、「『ヨシヒコ』に出ない?」と今年放送される山田主演のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の出演オファーを受けたそうで、柳楽さんは「(賛辞は)このためだったのかなぁ」と腑に落ちない様子を見せて笑いを誘った。この日はそれぞれが「今だから言えること」を発表。前回の舞台あいさつで、劇中、菅田さんに本気で殴られ、逆に本気で蹴ったことを打ち明けた小松さんは、「菅田さんのことが嫌いでした」と衝撃告白。「ただただ暴力を振るわれて、(菅田が演じた)裕也ももちろん嫌いなんですけど菅田さんまで嫌いになった」とか。しかし、ステージ上では4人で笑い合うなど仲睦まじい姿を見せており、菅田さんは「笑顔でしゃべれるようになったね。良かった」と胸をなでおろしていた。また、泰良の弟・将太役を演じた村上は、「今となっては、僕の引っ越しとか全部手伝ってくれて、(柳楽は)最高のアニキです」と語るも、「会った時は役に入っているというのもあって怖かった」と吐露。さらに、「(共演は)嬉しかったけど、怖かったです…」とか細い声で続け、柳楽を「怖い奴みてーじゃん。(一緒に村上の)誕生日とかやってんじゃん」と慌てさせていた。映画『ディストラクション・ベイビーズ』は全国公開中(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作といわれる同名小説を2部作で映画化、昨年3月に公開され大ヒットした『ソロモンの偽証 前篇・事件』が20日(金)、金曜ロードSHOW!で地上波初放送される。物語はクリスマスの朝、雪に埋もれた校庭で見つかったある男子生徒の遺体。警察は自殺と断定するが、“殺人”の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発されたのは彼のクラスメイト。マスコミ報道が過熱する中、あまりにも無力な学校と親。もう大人たちに任せておけないと、生徒たちは学校内裁判を開廷することに…というもの。主演は本作が女優デビュー作となった藤野涼子。藤野さんは2014年「日本映画最大規模」とも言われた本作のオーディションで約1万人の中から主人公の藤野涼子役に抜擢され、役名がそのまま芸名となったことも話題となった。藤野さんのクラスメイトとなる中学生役のキャスト33名も同じく1万人オーディションで選ばれた精鋭。『アオハライド』の板垣瑞生、「E-girls」のメンバーでもあり『ガールズ・ステップ』で主演を務めた石井杏奈、『渇き。』の清水尋也など次世代の才能が勢ぞろい。撮影時は夏だったが酷暑のなか体育館での撮影に冬服で挑んだという彼らに対し、涼子の父親を演じた佐々木蔵之介は公開当時の舞台挨拶で「1万人を背負って立っている“覚悟”があった。毎日、全身全霊で芝居をぶつけてくるのに心打たれていました」と称賛の声を送っていた。また佐々木さんのほか、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら日本映画界が誇る豪華俳優陣が大人キャストとして脇を固める。また『聯合艦隊司令長官 山本五十六』などで知られる成島出監督のもと『八日目の蝉』チームが再結集、この大作を描き上げた。金曜ロードSHOW!『ソロモンの偽証 前篇・事件』は日本テレビ系で20日(金)の21時~の放送。(笠緒)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2016年05月20日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』。主演の東出昌大をはじめ、窪田正孝、小松菜奈という勢いに乗る若手俳優が顔を揃え、これまでのイメージを覆す役柄と演技に挑んだ。日本版『キック・アス』ともいうべき異色アクション映画で3人が手にした“意外性”とは?その他の写真東出演じるうだつの上がらないフリーターが、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(演じるのは片岡鶴太郎)という個性豊かな面々と意気投合し、自警団を結成。街にあふれる小さな悪を成敗し、街の“ヒーロー”になるが…。豊島圭介監督がメガホンをとり、「正義とは?」「ヒーローのあるべき姿は?」を問いかける。「僕が演じた中津という男は、一言で表せばヘタレですね。こういう役柄に挑戦できる喜びを感じると同時に、初のコメディ演技で『こうすれば、面白く見える』という方程式がわからなくて…」と振り返る東出。「結局は普段通り、今回なら、ヘタレが精一杯生きる姿を演じきれば、笑ってもらえるかなと思った」と新境地に手応えを示す。窪田が演じるニートの土志田は、格闘マニアで下着泥棒という、これまた意外な役どころで「コミュニケーションは苦手だけど、武術に関しては努力家でストイック。そのギャップを表現するのは、役者としてとても面白い経験でした」。小松はキワドイ台詞にも果敢に挑み、「予告編を見た友だちが、ものすごく驚いてくれました。現場では皆さんをどう笑わせるかばかり考える日々。楽しくやりがいがあった」。東出同様、イメージを覆す演技を通して、新たな魅力を開花させている。日本映画界を担う次世代スター3人に、現場で得る喜びを問うと「新たな出会い」と口を揃える。「素敵な人たちと出会えるのが、俳優の一番の魅力」(東出)、「再会も含めた出会いは、俳優として、人間として大きな財産です」(窪田)、「先輩の方々のお話を、身近で聞くだけで刺激を受ける」(小松)。そんな彼らにとって、臆することなく意外性を追求した『ヒーローマニア-生活-』は転機であり、次なるステップへの通過点といえる作品だ。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2016年05月10日柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎が4月21日(木)、映画『ディストラクション・ベイビーズ』の舞台挨拶に登壇。「世代交代!」を力強く宣言した。インディペンデント映画で国内外の注目を浴びる真利子哲也監督の商業映画デビュー作で、全編を愛媛県で撮影された本作。何かにとり憑かれたかのように暴力に明け暮れる主人公・泰良(たいら)を中心に、無軌道な若者たちの疾走を描き出す。過激な暴力描写も話題を呼んでいる本作だが、旬の若手俳優たちが集結するとあって、会場は多くの女性ファンが埋め尽くし、登壇陣が姿を見せると大きな拍手と歓声に包まれた。柳楽さんは「代表作にしたい気持ちで臨んだ」と本作への特別な思いを吐露する。「仕上がりを観て、自分が参加してなかったら『悔しい』と思った作品」と語り、さらには壇上で「世代交代です!」と宣言!菅田さん、小松さん、村上さんとガッチリと肩を組んで“新世代”の勃興をアピールする。柳楽さんは「この作品が公開されること自体に深いメッセージがある」とも語るが、共演の菅田さんも「この映画が公開されることに感謝してます」といまの日本で、決して公開されやすいタイプの作品ではない本作が劇場公開にこぎつけたことに感慨深げ。菅田さんは柳楽さんとの共演をふり返り「普段はフレンドリー、わりとフワフワしてる感じですが、現場では(泰良になり切っていて)ホントに怖かった!芝居って分かっていても怖いってすごいことです」と感嘆する。また、菅田さんは劇中、小松さんをビンタするシーンがあるが、このシーンについて、カメラのアングルで当てているように見せるのではなく「小松さんから『当ててください』と言われて思い切りはたきました」と告白し、小松さんの覚悟を称賛!小松さんは「痛かったです(笑)」と漏らしつつ「気を遣ってもらうのがイヤで、(菅田さんとは)『はじめまして』だったんですが、『当ててください』と言いました。でも、菅田さんは『もちろん、当てるつもりだった』と言われて…そういう人か!と(笑)」と現場でのやりとりを明かした。小松さんはまた本作で「人生で初めて髪を染めました」と明かし「それで、別の人を演じる気合いが入りました。いままでと違う、新しい顔を撮ってもらいました」と笑顔で語っていた。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月21日福満しげゆきの人気漫画を東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎らで実写映画化する『ヒーローマニア-生活-』の特別映像が公開になった。チームを組む4人の“マニア”の内、小松が演じる“計画マニア”のカオリに焦点を当てた内容で、小松の新たな一面が垣間見られる内容になっている。その他の画像/特別映像映画は、ヘタレなフリーターの中津(東出)が、あることをきっかけに身体能力の高い土志田(窪田)、情報収集能力に長けたカオリ(小松)、“若者殴り魔”の異名を持つ日下(片岡)と町を守る自警団を結成する。社会が裁ききれない小さな悪事に天誅を下していく彼らの行為は、次第に市民の賛同を得るようになるが、事態はあらぬ方向へ転がっていく。特別映像では、普段は三つ編みおさげにメガネをかけた、ちょっと地味な高校生の寺沢カオリが、いざという場面では得意の調査能力を発揮するシーンが登場。綿密に計画を立てることに熱狂する彼女は、一度キレたら暴走してしまう一面があり、特別映像の最後には暴言を吐くシーンもある。メガホンを執った豊島圭介監督は「僕はもともと、すごく美しい女の子に変なことをさせるのが好きなんです(笑)」といい、「あんなに人を笑わせるのが好きな人だとは」と明かす。小松も「現場ではすごく活き活きと自由に演じさせていただき、カオリを通してどんな風に皆を笑わせようかなと考えるのが毎日とても楽しみでした」と話しており、新たな役に挑戦し、新境地を拓いた小松の魅力が詰まった映像になっている。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土) 全国ロードショー(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
2016年04月08日ドラマ「きょうは会社休みます。」などで世の女性を胸キュンさせてきた福士蒼汰と、『黒崎くんの言いなりになんてならない』ほかヒット作でヒロインを好演する小松菜奈が、切ない運命を背負うカップルを演じる映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。この度、本作が京都の鴨川にてクランクアップ!約1か月に渡る撮影を終え、2人からコメントが届いた。京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美に一目見た瞬間で、恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう。彼女のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だったが、2人は意気投合し、その後、すぐに交際をスタート。高寿と愛美の関係は誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた。しかし、高寿はある日、愛美から彼女の想像もできなかった大きな秘密を明かされる…。2015年「10~20代女性が選んだ文庫本」で第1位を獲得するなど、女性から圧倒的な支持を得ている、七月隆文・著の90万部を突破する同名小説を、『僕等がいた』『アオハライド』など少女漫画原作の映画化でヒット作を生み出す三木孝浩監督がメガホンを取り、福士さんと小松さんを迎えて実写化した本作。撮影は、物語の舞台である京都にて1月中旬からスタート。京都府内を走る叡山電車や駅、鴨川や伏見稲荷、三条大橋など観光地を中心に行われ、風光明媚な景色の中で福士さんと小松さんが演じる、20歳の2人の、儚くも幸せに満ちた一瞬一瞬がみずみずしく収められた。原作を読んで号泣したという小松さんは、クランクアップ時にも涙を見せ「愛美の役がとても難しかったので、たくさん悩みました。でも、現場に行くと、皆が明るくて、私も頑張らなきゃなと思うことが、たくさんあって、本当に素敵な現場に恵まれたなって思いました。いまは終わっちゃうのが、すごく寂しいです」「もう一回デートシーンやりたいぐらいです(笑)」とコメント。福士さんも「毎日、ほぼ2人だけでの撮影だったので、『おはよう』から『お疲れ様』が続いて。別に特別長い期間ではなかったのですが、密度が濃くてやり甲斐があった、演じていて気持ち良かったと思える作品になりました」と撮影をふり返った。また、印象に残ったシーンを聞かれると、福士さんはどれも楽しかったと話し、「特にクランクアップの鴨川で、2人で飛び石を跳ねているシーンは、とても楽しかったです」と言うと、小松さんも同じく楽しかったと共感。「そういうリアルに自分たちが楽しんでいることが、画面に伝われば良いと思っていたので、僕たちも全力で楽しみました。変に作って楽しいお芝居をするのではなく、何かリアルに楽しめたらと思いながらやっていたので、そういうデートシーンになって良かったと思います」と映画同様、相思相愛な2人の離れがたいクランクアップとなったようだ。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は12月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日ジョージ朝倉の人気作を実写化する『溺れるナイフ』に、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音が出演することが発表になった。その他の画像『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。原作は別冊フレンドで2004年から2013年まで連載され、コミックの累計発行部数は150万部を記録している。望月夏芽を演じる小松は「最初、夏芽のことがよくわからなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました」と語るも「菅田さんとは二度目の共演となりますが、コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました。和歌山での撮影も含め、撮影期間の3週間はまるで三か月ぐらいにも思えましたが、自分と夏芽を重ね合わせられたことも良い思い出になったなって思えます」とコメント。長谷川航一朗を演じた菅田は「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました。コウは、骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました。バイクで二人乗りをするシーンでは背中から感じる夏芽の幸福感とコウへの切ない思いを映した空気感とともに、大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できたかなと思います」と語っている。また、航一朗の幼なじみで夏芽に想いを寄せる大友勝利を演じた重岡は「緊張感もありつつも楽しかった現場でした。自分の持っているもの全部だせたかな、って思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います」、夏芽の大ファンで航一朗の幼なじみの松永カナを演じた上白石「現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした。菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました」と撮影を振り返っている。撮影は昨年9月に終了しており、今秋に公開になる。『溺れるナイフ』2016年秋公開
2016年03月07日女優・小松菜奈と俳優・菅田将暉が、漫画家・ジョージ朝倉氏の代表作を実写化する映画『溺れるナイフ』(今秋公開)でW主演を務めることが7日、発表された。小松にとって、同作は映画初主演となる。原作は、漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で2004年から連載され、全17巻のコミックス累計発行部数が150万部を突破した同名コミック。まだ何者でもなく何者にでもなれると感じる――全能感とも言うべき"10代の一瞬間"の謳歌(おうか)と挫折、そして再生を、少年少女たちを通して、激しくもはかなく描く。『あの娘が海辺で踊ってる』(12年)などデビューから少女の過剰な自意識を描いた作品群で、ミニシアターかいわいで話題を呼んだ山戸結希監督がメガホンを取る。小松が演じるのは、主人公の望月夏芽。ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになり絶望していたが、神主一族の子孫で跡取りの長谷川航一朗(コウ)と出会い、生き方が変わっていく。そんな夏芽の美しさに自分と同じ特別な力を感じ取るコウ役を、髪を金色に染め上げた菅田が務める。「最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました」と吐露する小松。「迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさん」「撮影期間の3週間はまるで3カ月ぐらいにも思えました」と苦難もあったことを振り返るが、「共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました」と達成感を語る。一方の菅田も小松同様に「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした」と思い返しながら、「だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました」と緊張感をもって取り組んだことを明かす。コウについては、「芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味にあふれている、そんな矛盾を抱えた人物」と表現。また、夏芽とバイクで2人乗りをするシーンでは「大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できた」と胸を張る。さらに、ジャニーズWEST・重岡大毅と上白石萌音も出演。重岡はコウとの関係に傷ついた夏芽にそっと寄り添うクラスメイトの好青年・大友勝利を、上白石は夏芽とコウの2人に憧れのまなざしを向けるウブなクラスメイト・松永カナを、それぞれ演じる。重岡は、「自分の持っているもの全部だせたかなって思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないか」と現場で確かな感触を覚えたようで、上白石は「菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました」と共演の小松から女優として多く学ぶところがあったと明かした。(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年03月07日小松菜奈1st写真集「Trabzon」の発売を記念し、3月5日(土)、東京・SHIBUYA TSUTAYAで小松菜奈が、握手会イベントを行った。現在公開中の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』でヒロイン役を演じ、女優としても脚光を浴びている小松さんだが、お洒落に敏感な若者を中心に、ファッションモデルとしても絶大な人気を集めている。写真集では「トルコの女の子になる」をテーマに、トルコ東北部に位置する田舎町・トラブゾンで撮影を行った。「トラブゾンはあまり日本人が来ない場所なのですが、現地のみなさんが、とても暖かく迎え入れてくださった」と笑顔で撮影を振り返った。小松さんは写真集の満足度について、「100点満点中、100点。衣装もひとつひとつ愛情がある写真集になり、理想を超えたものになった。自慢できる写真集ができあがった」と自信を見せた。この日、写真集を購入した方1,500人に握手会を開催。「ファンの方と交流できる機会があまりないので、楽しみにしていました」と小松さんも嬉しそうな表情を浮かべた。憧れの小松さんとの握手に感無量の様子を見せるファンに対し、優しく話しかけ、ひとりひとり丁寧に対応をしていた。また2月に20歳を迎えたばかりの小松さんは、今後について「プラベートと仕事を両立させていきたい。舞台にも挑戦してみたい」と豊富を語った。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日最近、週末を使って、こまめに台湾を訪れるリピーターが増えています。台湾の魅力のひとつが“食”。女優・小松菜奈さんが、“ 好吃(ハオツー=おいしい)”とウワサの朝ごはんの店を巡りました。果たして、その味はいかに?■ふわりと広がるような豆乳に、地元ファンも通う定番店「鼎元豆漿(ディンユエントウチアン)」地元の方たちにも愛されているこの店は、丁寧に仕込まれた雑味のない豆乳が自慢。酢と塩で調整し、油條(揚げパン)と葱を散らした鹹豆漿(25元)は、お好みでラー油をかけても。ほんのり甘みがある甜豆漿(20元)は、油條(15元)も頼むのがお約束。まるで出来たてのおぼろ豆腐のようなやさしい味の「鹹豆漿(シェントウチアン)」 に朝からほっこり癒される。豆乳ベースだから美容にも効きそう。◇クレープ状の卵焼き、蛋餅(ダンピン)25元はカリッと感がたまらない!実はこの店、小籠湯包90元も隠れ名物。必食です!●TEL:02・2351・85274:00~11:30無休カード不可、日本語メニューなし、日本語不可。台北市金華街30號之11■艶のある麺は麗しくて美味!「戴記涼麵(タイチーリャンミエン)」いわゆる涼麺は、一言で言うと、麻醤(ゴマだれ)で和える麺。ここで食べるべきは、榨菜肉絲涼麵(大80元、小65元)。ザーサイときゅうり、薄切り豚肉、そしてゴマだれをからめれば、軽やかで爽やかな味に悶絶!麺の弾力感にも大満足の一品。朝から麺?と思ったけど爽やかで軽めの「涼麺(リャンミエン)」に夢中に。タレと具を麺にからめるのもなんだか楽しい!スープも一緒にオーダーが台湾の定番です。●TEL:0933・167・3257:00~15:00日曜休カード不可、日本語メニューなし、日本語不可。台北市富錦街427號■50年以上続く屋台の滋味深い味「葉家肉粥」(イエチアロウツォウ)屋台が立ち並ぶ中に“肉粥”とある木の看板が目印。現在で3代目のご主人が、昔ながらの肉粥(20元)の味を引き継いでいる。豚肉と干しエビベースのスープは軽めの飲み口だからあっという間に完食。◇豚肉と油葱が味のアクセントに。奥の紅麹に漬けてカラッと揚げた豚肉=紅燒肉(50元)も身が柔らかく、絶品です!●TEL:916・836・6999:00~15:00不定休カード不可、日本語メニューなし、日本語不可。台北市大同區保安街49巷17號(今回の内容は、2016年1月に取材させていただいたものです。台湾南部地震の被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。編集部一同、一日も早い復興をお祈り申し上げます)※『anan』2016年2月24日号より。写真・赤尾昌則(whiteSTOUT)スタイリスト・飯田珠緒ヘア&メイク・佐伯祐介(W)モデル・小松菜奈コーディネーター・片倉真理ブラウス¥132,000パンツ¥108,000共に予定価格(共にミュウミュウ/プラダ ジャパンカスタマーリレーションズTEL:0120・559・914)ノースリーブブラウス¥39,000デニムパンツ¥40,000(共にエムエム6 メゾン マルジェラ/メゾン マルジェラ トウキョウTEL:03・5725・2414)中に着たキャミソールはスタイリスト私物ノースリーブトップス¥110,000スカート¥124,000(共にマーク ジェイコブス/マーク ジェイコブス カスタマーセンターTEL03・4335・1711)ソックス、シューズはスタイリスト私物
2016年02月17日「anan」1992号2/17発売は小松菜奈さんが表紙の「週末、台湾」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。台湾食い倒れツアー、決行してきました!1泊2日で台湾。そんな無茶な!海外なのにもったいない!それで満喫できるの? そうおっしゃる人、一度、体験してみてください。1泊2日でも、11食食べちゃいました、スタッフ陣。さらには、足裏マッサージに2回言った強者も。今回、「ティファニーで朝食を」的に「台湾で朝食を」ってどうかしら? という編集長の鶴の一声で、台湾の朝ごはん事情をリサーチ。すると、いつもホテルで食べてて気づかなかったけど、素敵なメニューがたくさんあること、発見しちゃいました。しかも台湾の朝ごはんのお店は、早いところだと、4時か5時から開店。昼頃まで営業していると考えると、もしやハシゴなんてできちゃう? その無謀な計画にお付き合いしていただいたのが小松菜奈さんでした。昨年、映画のロケで1か月半滞在したそうで、到着直後からお気に入りのドリンクを買いに店に直行! そして、ロケバスの中では、◯◯の店もおいしかった!など、台湾の思い出をたくさん語ってくれ、まるでツアーガイドのような小松さんに、スタッフ一同、「ついていきます!先輩!」的な体育会系的ノリに。今回、撮影した店は4軒。どのお店でも、小松さんは完食!(もちろんスタッフもですが)。誌面でもその様子が満載です。さらに、撮影後には、魯肉飯を食べ、合間には、昔ながらのきなこのお餅的なスイーツを屋台で発見して、即味見。すっかり撮影だということも忘れて、一緒に旅行している気分に。実は小松さん、写真が趣味で、台湾で撮影した風景をインスタでも随時UP! おいしそうなごはんや屋台などの写真があれば、それはきっとそのときに撮影したもの。みなさん、ぜひチェックしてみてくださいね。(HK)
2016年02月17日