STU48結成当時からのキャプテン・岡田奈々の兼任解除コンサート、『STU48岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA~』が3月18日に、神戸国際会館こくさいホールで開催された。2021年9月12日に広島サンプラザホールで行った『STU48 2021夏ツアー打ち上げ?祭(仮)』内で発表された岡田の兼任解除。「立ち上げから係わってきたSTU48を離れるのは寂しいです。伝えたいことはいっぱいありますがSTU48は私にとってずっとずっと大切な宝物です。7枚目のシングルで最後になりますが、奈々だけに7枚目シングルも全力で頑張ります」と想いを伝えてから約半年、このライブがSTU48のメンバーと大切な時間を過ごしてきた岡田のSTU48としての最後のパフォーマンスだ。岡田奈々の影アナから「Overture」へ。そして岡田のSTU48オーディション審査員時からの5年の歴史を振り返る映像から本日の円陣の様子までをまとめた、5年間と今をリアルに感じさせるVTR。そこからステージが始まる。まずは「暗闇」、「ペダルと車輪と来た道と」、「夢力」と3曲続けて披露。「ペダルと車輪と来た道と」では今日の主役は岡田だ!と言わんばかりに瀧野由美子がセンターを譲るシーンやファンからのコメントがぎっしり詰まったフラッグが。これを受け、岡田は「皆さんたくさんの愛をありがとう。今日は最高の1日にしましょう」と感謝を叫ぶ。そこで今村美月が「STU48岡田奈々ラストコンサートついに始まりました〜!奈々さん、ついに今日が来てしまいましたね。今の気持ちを聞いてもいいですか?」と尋ねると、岡田は「明日からもうSTU48のメンバーじゃなくなるなんて想像つかないし、こうしてSTU48全メンバーでステージに立てることは本当に貴重なので最後の最後まで悔いなく楽しみたいと思います」と応答。そして福田朱里が「奈々さんがSTU48を兼任されて約5年間沢山の出来事がありました。私たちメンバーのスマホの中には奈々さんの写真がいっぱいあるはず!そこで今から『岡田奈々思い出写真館』自慢の1枚を紹介したいと思います」と告げてスクリーンに数々の思い出写真が映し出された。その後は「夢は逃げない」「無謀な夢は覚めることがない」「RIVER」「根も葉もRumor」と続ける。「根も葉もRumor」はAKB48の58枚目のシングルで岡田がセンターを務める楽曲だが、STU48バージョンでの初披露となり、その難易度の高いダンスはメンバーにとって挑戦でもあった。続いて本コンサートを作り上げるまでのストーリーや岡田のSTU48としての5年間の活動と歴史、その時その時の気持を伝えるVTRが。「今回のコンサートのテーマはメンバーとの思い出作」なじみの曲から今までやったことのない難しい楽曲を取り入れたりと思い出ばかりでなく挑戦も入り、自分の願望を思いっきり詰め込んだ内容にしているという。岡田がSTU48と向き合ってきた姿勢、これからのSTU48に向けた思いが込められた映像だ。ユニットブロックでは「てもでもの涙」「Confession」「君だけにChu!Chu!Chu!」「アボガドじゃね〜し」「I’m sure.」「街の灯り」と6曲が披露された。セットリストを考えた岡田は「アボガドじゃね〜し」と「I’m sure.」はどうしてもやりたかったと話す。「もう私の趣味で入れちゃいました。沖舞(沖侑果&中村舞)には大人の階段を登ってもらって」と会場を沸かす場面も。そして「涙の表面張力」、「僕たちはシンドバットだ」。続く「誰かがいつか好きだと言ってくれる日まで」では卒業した磯貝花音と薮下楓が登場した。2018年1月31日に発売された1stシングル「暗闇」のType G挿入曲の歌唱メンバー登場という豪華演出に客席には、どよめきと大きな拍手が起きた。パフォーマンス後、磯貝は「奈々さんにお会いするのも皆さんにお会いするのも卒業以来で舞台で喋るのも久しぶりですごく緊張しているんですが一緒に踊れて嬉しかったです」、薮下は「私の卒業コンサートの時にスケジュールの都合で奈々さんこれなくて、もう一緒にステージに立つことはないと思ってたんですけど一緒にパフォーマンスできて嬉しかったです」とコメント。ファンにとっても嬉しいサプライズとなった。「僕たちは今話し合うべきなんだ」と 「思い出のほとんど」を披露後は甲斐心愛からの手紙が読まれる。甲斐はリハーサル時点で涙を流していたという。そこには「STU48には絶対、なあちゃんがいなきゃダメでした。これからのSTU48は、なあちゃんがʻʼ私じゃなきゃダメだったんだʼʻ と胸を張って言えるグループにしていきます。今までグループを背負ってきてくれてありがとう」と決意と感謝が綴られていた。「まだ辞めないで」と駄々をこねる姿に、岡田も後ろ髪を引かれたのか涙が止まらなくなる場面も。その後は「大好きな人」「ヘタレたちよ」「後悔なんかあるわけない」を披露し本編が終了。「ヘタレたちよ」のイントロでは岡田からのメッセージが映し出され、まさにʼʼヘタレたちʼʼだけど頑張ってるメンバーに向けられたメッセージであり、曲とリンクする。また「後悔なんかあるわけない」は7thシングル「ヘタレたちよ」収録曲であり岡田の兼任解除を受けて、秋元康氏が書き下ろした楽曲で、岡田を含めての全メンバーでのパフォーマンスは最初で最後だ。アンコールが始まる。今村が「奈々さんのSTU48としての最後の姿、皆さん目に焼き付けてください」とMCして「瀬戸内の声」でスタート。そして「奇跡という名のストーリー」の歌唱中には今村が「スタッフさんに無理を言ってこの時間を作っていただきました。私が今、手に持っているのはメンバーみんなから集めた“奈々” にちなんだ7色のレインボーローズです。レインボーローズの花言葉は『奇跡』、『無限の可能性』です」とサプライズ。続けて「奈々さんがSTU48に来てくださった奇跡があったからこそ私達STU48は無限大の可能性を感じられて、すごく素敵な思い出がたくさんできました。また33本の薔薇の花言葉には『生まれ変わってもあなたを愛する』です。STU48は奈々さんがいなくなって生まれ変わってしまうし、奈々さんはSTU48から離れて生まれ変わってしまうけど、これからも私達は奈々さんを愛し続けます」と語った。さらに今村は「奈々さんと過ごした約5年間。何もわからない私たちに寄り添って、本当に沢山の事を教えていただき成長することができました。奈々さんの兼任は今日で終わってしまいますが、STU48は5月には夢であった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートもあります。前を向いてこれからも進んでいきたいと思います」とした。岡田は「たくさんの方に支えられて、ここまで来ることができました。最高の仲間達に出会えてすごく幸せです!これからのSTU48は皆に託します。自分を信じて前進し続けてください。ずっとずっと見守ってるよ。最後の曲は元気よくいきましょう」とコメントし「出航」を熱唱。旅立ちにふさわしい曲でラストを飾った。最後のMCで岡田は「みんなと離れてしまうのは本当に本当に寂しいですが、今のみんなならこれからも進化し続けられると思います。でもそこには温かいファンの皆さんの応援が必要です。私も、誰よりもSTU48のファンでいます。ファンの皆さんもSTU48のことを常に常に見続けて、愛を届けてあげてください」と改めて感謝の気持ちを届けた。最後は全員で観客に挨拶。温かい拍手に見送られ公演は幕を下ろした。公演終了後に会場内で展示されていた壁掛け写真も外され、正式に岡田のSTU48兼任最後の仕事が終了。岡田は「STU48兼任の話を頂いた時は、1から作り上げるグループに参加させてもらえることにワクワクとトキメキでいっぱいでした。できるなら一生一緒にいたかったけど、お互い甘えていてはいけない!5周年を迎え新しいスタートをきる為にはお互い離れなければいけないと思い、決意しました。STU48からは出航しますがSTU48はいつまでたっても私にとってかけがえのない宝物です」と、最後までSTU48愛を語る。彼女の背中をずっと見て育ってきたSTU48のメンバーたちは、教わった多くを胸にSTU48は新しい航路「STU48第2章」へと出航する。<岡田奈々・コメント>約5年間STU48として活動してきて本当に楽しいことばかりでした。MVだったり、お仕事にくる度に瀬戸内の美しい景色を見て、瀬戸内の美味しい食べ物を食べて、瀬戸内の可愛いメンバーとお喋りして私は本当に心を浄化しにこのグループにきていたのだと思います。ファンの方々もすごく熱くて、AKB48とはまた違った良さがあり、メンバーがピュアで何事にも一生懸命だし、嫌な時は嫌な顔するし(笑)。わかりやすい子達だったので私も可愛がりやすかったし、私に懐いてくれたので、本当にこの5年間みんなと楽しく活動させていただきました。これからSTU48の皆がどうなっていくのかという不安な部分はほとんどありません。この5年間、皆の成長を感じて近くで見てきたので、皆なら大丈夫だなって思ってます。何かあればいつでもステージに呼んでください。観客として皆のステージをこれからも見ていたいし、皆の成長をずっとずっと見守っていたいと思います。私も子離れして、岡田奈々個人としてSTU48で作った思い出を宝物に心に秘め、なにか辛いときは思い出して頑張り続けていきたいなと思います。だからSTU48のファンの皆様にはこれからも皆のことを思って熱く応援してくれたら嬉しいですし、何かSTU48に対しての不安や思うことがあったら私に言ってください。すぐにSTU48のスタッフさんに連絡するので(笑)。いつでもご意見や感想などお待ちしています。これからもSTU48の応援をよろしくお願い致します。以上!STU48の岡田奈々でした!ありがとうございました!!<今村美月(キャプテン)・コメント>この5年間、奈々さんの背中を見て沢山学んできました。何も分からなかった私達に寄り添って頂き本当に沢山の事を教えてくださいました。奈々さんのおかげで成長することができました。奈々さんからキャプテンを引き継いでもう2年が経ちましたが、私は皆を引っ張っていくタイプでも言葉でうまく伝えれるタイプでもなくて、私は奈々さんのように立派なキャプテンを務められているのかな?と不安になったりする時もありますが、奈々さんがSTU48に沢山の愛をくださったので私もSTU48をいっぱい愛していくことでメンバーもファンもついてきてくれるのではないかと信じてバトンを落とさないようにこれからも頑張っていきます。5月には夢でもあった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートも控えています。これからのSTU48は皆さんをお腹いっぱいにできるほど満たしていきたいです!<瀧野由美子・コメント>STU48結成当初からずっとグループの柱として存在してくださった奈々さんは、行動で教えてくださることが多かったです。きちんとした挨拶、レッスンの空気感、活動に対する姿勢、奈々さんと会って一緒にいるだけで、自分ももっと頑張らなくてはと思うことが沢山ありました。まだまだ甘えたいし、頼りたいし、これからのSTU48に岡田奈々がいないという事実が受け入れられませんが、AKB48として活動する奈々さんが、STU48として活動してきた時間を誇りに思ってもらえるように、メンバー一同頑張っていきたいと思います。5周年コンサートを広島グリーンアリーナというずっと目指していた場所で行うことができるので、まずはそこを成功させます。成長を見守ってもらえたらいいなと思います。個人的な心残りは今回のコンサート練習期間中、お家に遊びにきてもらう時間がなかったので、また瀬戸内に遊びにきてもらって、今まで行けなかった瀬戸内のいいところを案内したいです。『STU48 岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA〜』日時:2022年3月18日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:兵庫県・神戶国際会館こくさいホール出演メンバー:池田裕楽・石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・内海里音・岡田奈々・沖 侑果・尾崎世里花・甲斐心愛・川又あん奈・川又優菜・工藤理子・小島愛子・迫 姫華・信濃宙花・清水紗良・鈴木彩夏・高雄さやか・瀧野由美子・田中美帆・谷口茉妃菜・中村 舞・原田清花・兵頭 葵・福田朱里・峯吉愛梨沙・宗雪里香・森下舞羽・矢野帆夏・吉崎凜子・吉田彩良・立仙百佳・渡辺菜月<公演情報>STU48 5周年コンサート「タイトル未定」5月3日(火・祝) 時間未定場所:広島グリーンアリーナ<リリース情報>STU48 8thシングル『タイトル未定』4月13日(水)発売
2022年03月23日株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に岡田結実さんを迎え、栃木県那須塩原市とのタイアップによる同市の特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年3月号を、2月25日に公開いたしました。また村上佳菜子さんがおすすめの旅を紹介する連載の後編では、一人でも楽しめる宮古島の旅をプランニングします。■ 「月刊旅色」2022年3月号岡田結実さんが巡る「自然とアートに磨かれる 那須塩原で自遊な春旅」 電子雑誌「月刊 旅色」3月号では、栃木県那須塩原市と提携したタイアップ特集を掲載。バラエティ番組から映画、ドラマと、活躍の場を広げ注目度急上昇中のタレント、岡田結実さんが、那須塩原市を1泊2日で旅します。かつては、サイクリングやスキー・スノボなど「とにかくアクティブに!」が旅のテーマだった岡田さんですが、大人になるにつれて、ゆっくり景色を楽しんだり、土地のモノを味わったり、地元の人と話したりする旅が好きになったそう。アートや自然が豊富な那須塩原市は、そんな旅にうってつけ。地元の名物「とて焼」に舌鼓をうったり、マイナスイオン溢れるもみじ谷大吊り橋では絶景に感動して思わず「やっほー」と叫んだり、那須塩原市を大満喫。間もなくなってやってくる春に思いを馳せながら、岡田さんと一緒に旅気分を味わいませんか?また、旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、プロフィギュアスケーター・村上佳菜子さんの後編。大好きだという沖縄県宮古島で一人でも楽しめる旅をプランニングしてもらいました。前編に続き盛りだくさんの、貴重なプライベート写真も必見です。■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 岡田結実さん 親しみやすいキャラクターと人懐こい笑顔が印象的な岡田結実さん。小さいときから家族でたくさん旅をしたものの、ゆっくり景色を楽しんだことはなかったそう。大人になった今こそ、土地の魅力に触れ、味わう旅をしてみたいと語ります。さらに、お気に入りの旅のマストアイテムを紹介する限定ムービーも。旅の情景を浮かべながら楽しそうに話す岡田さんの旅の必需品とは…!?岡田結実さんの旅アイテム動画: 動画1: ■ 1泊2日のRefresh Trip / 那須塩原市(栃木県)那須塩原で見つけた 絶景とアートが織りなす とっておきの旅時間 岡田結実さんと訪れたのは、豊富な温泉があり、山や河川が描く絶景、広大な牧草地など豊かな自然が広がる那須塩原。大自然の一方、アートスポット、カフェ文化、昭和レトロな町並みといったカルチャーも魅力です。1泊2日で、那須塩原をパワフルに遊びつくしましょう!岡田結実さんの旅ムービー: 動画2: ■ あの人の旅プラン / 村上佳菜子さん(後編) プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんに、おすすめの旅を聞く特集の後編。大好きな沖縄・宮古島の旅をプランニングしてくれました。普段はノープランでの旅を一切しないという村上さんですが、宮古島ではスマホだけ持ち、のんびり散策を楽しむそう。ひとり旅でも楽しめる充実のプランは必見です。■「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ春の銘菓・いちご大福の 誕生と職人のひらめき 「いちご大福」のはじまりは1980年代の後半。その裏には親子三代に渡って、和菓子を愛し続けた職人の姿がありました。いちごシーズンの今こそ、その生みの親にお話を伺います。■ 写真家・浅田政志の宿旅 / Vol. 34 ホテル椿山荘東京(東京都) ■ プレゼントキャンペーン広島県のなかやま牧場より、「高原黒牛のロース焼き肉300g」を抽選で5名様に 次号、2022年4月号(3月25日公開)の表紙は、西野七瀬さんです。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に岡田結実さんを迎え、栃木県那須塩原市とのタイアップによる同市の特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年3月号を、2月25日に公開いたしました。また村上佳菜子さんがおすすめの旅を紹介する連載の後編では、一人でも楽しめる宮古島の旅をプランニングします。「月刊 旅色」2022年3月号岡田結実さんが巡る「自然とアートに磨かれる那須塩原で自遊な春旅」 電子雑誌「月刊 旅色」3月号では、栃木県那須塩原市と提携したタイアップ特集を掲載。バラエティ番組から映画、ドラマと、活躍の場を広げ注目度急上昇中のタレント、岡田結実さんが、那須塩原市を1泊2日で旅します。かつては、サイクリングやスキー・スノボなど「とにかくアクティブに!」が旅のテーマだった岡田さんですが、大人になるにつれて、ゆっくり景色を楽しんだり、土地のモノを味わったり、地元の人と話したりする旅が好きになったそう。アートや自然が豊富な那須塩原市は、そんな旅にうってつけ。地元の名物「とて焼」に舌鼓をうったり、マイナスイオン溢れるもみじ谷大吊り橋では絶景に感動して思わず「やっほー」と叫んだり、那須塩原市を大満喫。間もなくなってやってくる春に思いを馳せながら、岡田さんと一緒に旅気分を味わいませんか?また、旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、プロフィギュアスケーター・村上佳菜子さんの後編。大好きだという沖縄県宮古島で一人でも楽しめる旅をプランニングしてもらいました。前編に続き盛りだくさんの、貴重なプライベート写真も必見です。「月刊 旅色」2022年3月号表紙:岡田結実さん■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 岡田結実さん 親しみやすいキャラクターと人懐こい笑顔が印象的な岡田結実さん。小さいときから家族でたくさん旅をしたものの、ゆっくり景色を楽しんだことはなかったそう。大人になった今こそ、土地の魅力に触れ、味わう旅をしてみたいと語ります。さらに、お気に入りの旅のマストアイテムを紹介する限定ムービーも。旅の情景を浮かべながら楽しそうに話す岡田さんの旅の必需品とは…!?「月刊 旅色」2022年3月号巻頭:岡田結実さん「月刊 旅色」2022年3月号インタビュー:岡田結実さん岡田結実さんの旅アイテム動画: ■ 1泊2日のRefresh Trip / 那須塩原市(栃木県)那須塩原で見つけた絶景とアートが織りなすとっておきの旅時間 岡田結実さんと訪れたのは、豊富な温泉があり、山や河川が描く絶景、広大な牧草地など豊かな自然が広がる那須塩原。大自然の一方、アートスポット、カフェ文化、昭和レトロな町並みといったカルチャーも魅力です。1泊2日で、那須塩原をパワフルに遊びつくしましょう!「月刊 旅色」2022年3月号那須塩原の旅:岡田結実さん「月刊 旅色」2022年3月号那須塩原の旅:岡田結実さん岡田結実さんの旅ムービー: ■ あの人の旅プラン / 村上佳菜子さん(後編) プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんに、おすすめの旅を聞く特集の後編。大好きな沖縄・宮古島の旅をプランニングしてくれました。普段はノープランでの旅を一切しないという村上さんですが、宮古島ではスマホだけ持ち、のんびり散策を楽しむそう。ひとり旅でも楽しめる充実のプランは必見です。「月刊 旅色」2022年3月号連載後半:村上佳菜子さん■「あれ食べに行こう」からはじまる旅タベサキ春の銘菓・いちご大福の誕生と職人のひらめき 「月刊 旅色」2022年3月号タベサキ春の銘菓・いちご大福「いちご大福」のはじまりは1980年代の後半。その裏には親子三代に渡って、和菓子を愛し続けた職人の姿がありました。いちごシーズンの今こそ、その生みの親にお話を伺います。■ 写真家・浅田政志の宿旅 / Vol. 34ホテル椿山荘東京(東京都) 「月刊 旅色」2022年3月号浅田政志の宿旅・ホテル椿山荘東京「月刊 旅色」2022年3月号浅田政志の宿旅・ホテル椿山荘東京■ プレゼントキャンペーン広島県のなかやま牧場より、「高原黒牛のロース焼き肉300g」を抽選で5名様に 次号、2022年4月号(3月25日公開)の表紙は、西野七瀬さんです。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月25日1995年にお笑いコンビますだおかだ・岡田圭右さんと結婚したタレントの岡田祐佳さん。長男は岡田隆之介さん、長女は岡田結実さんで、それぞれ芸能界で活躍中!そんな祐佳さんが先日インスタで息子さんとのツーショットを公開、「美男美女!」と話題になっているんです。 息子さんとのツーショットは「イケメンになっちまって!」 この投稿をInstagramで見る 岡田 祐佳(@yukachin719)がシェアした投稿 「隆之介24歳おめでとう」とのインスタには、雪が降る寒空の下で隆之介さんとのツーショットを投稿。24歳を迎えた隆之介さんは祐佳さんの隣で柔らかい笑顔。元夫の岡田さんのお顔をそのまま受け継いだようなキリリとしたお顔立ちの隆之介さん。妹の結実さんも美しく成長しましたが、兄もどこから見ても美形。祐佳さんはチェック柄のマスクとダウンジャケットを着用し、ハリのある目元は年齢不詳な若々しさ。「旅行に一緒に2人でも行ってくれたり、周りの友達が羨ましいと言ってくれる親子関係に感謝」「隆之介の人生何かと波乱万丈で過去嫌な思いとか沢山したけど腐らず素直に育ってくれてありがとう。」との気持ち綴り、外見だけでなく内面も素晴らしく育ってくれた隆之介さん。母と子の深い絆も感じます。続けて、親子でじゃれ合う動画もアップし、外は寒くとも心はポカポカと心があったかくなるような仲睦まじさを見せてくれていました。この投稿には「ゆかさんが若いからカップルに見える!」「イケメンになっちまって〜!」「お母様が若い!そして、美しい。美男美女のお子さんが産まれるはずですね」との声が寄せられ、イケメン息子くんだけでなく美人な母にもびっくりするショットは必見です。1月末には所属している事務所を退所し、再スタート切った隆之介さん。今後の活躍が楽しみです!
2022年02月14日2016年から開催されている、岡田浩暉プロデュースのミュージカルコンサート『I Love Musical』。シリーズ第7弾となる今回は、デビュー30周年を迎えた岡田の節目を祝う楽曲にキャストが勢揃いした。初日の約3週間前、発起人である岡田本人に現在の心境を尋ねてみる。1991年にデビューし、To Be Continued名義で発表したシングル「君だけを見ていた」が俳優として初出演したドラマ『もしも願いが叶うなら』(TBS系:1994年)の挿入歌として大ヒットを記録した岡田。コンサートにはこのドラマで共演したミュージシャンの浜崎貴司が初登場し、「彼とのデュエット含め、ブチ抜きで数曲歌うコーナーを設けています」と岡田の門出に華を添えるという。岡田は、浜崎に対する想いを「同い年でアーティストとしての活動時期も近く、親近感があるんですよね」と語る。続いて「過去・現在・未来にわたっていろんなことを話せる人で、ミュージカル俳優“ではない”僕の側面を引き出してくれる存在ではないでしょうか」と期待を寄せた。折しも今年は岡田がTo Be Continuedを再始動させたタイミングでもある。もちろん、本コンサートには「ミュージカルの敷居を下げ、老若男女たくさんの方に楽しんでもらいたい」という岡田の企画意図も根底に横たわっている。その面を担うのは『I Love Musical』シリーズに出演経験のある石井一孝、泉見洋平、今拓哉、戸井勝海、彩乃かなみ、紫吹淳、沼尾みゆき、林愛夏、北翔海莉(男女別五十音順)といったキャストの面々だ。日替わりで出演する彼らとは“即興”でミュージカルナンバーをつくる目玉企画が用意されている。これは「観客の皆さんにミュージカルを身近に感じてもらうためには“目の前で生まれる瞬間”をお見せすればよいのでは」「いま感じたことが歌になる、というミュージカルの原型を体感してもらいたい」という岡田の考えから。お題の提供方法や作詞・作曲術、歌唱順など鋭意検討中だそうだ。ライブ感あふれる取り組みに、普段とは異なるキャストの表情が垣間見られるだろう。ミュージカルや映像の俳優経験は、歌い手としての岡田にどんな影響を与えたか──。最後にそう尋ねると、「発声法や歌詞の解釈がアーティスト時代より豊かになった」と岡田は笑う。「演じて歌う時は自分を殺すのではなく、役との共通点を常に探しています」「いろんなキャラクターを演じたことで、僕自身の在り方が問われるアーティスト活動の引き出しが増えた気がします」と続き、相乗効果のありがたさを語った。「KOHKI OKADA PRESENTS『I Love Musical 2021』~岡田浩暉デビュー30周年記念~」は、12月24日(金)~26日(日)に東京・第一生命ホールにて。ぴあでは座席指定できるチケットを販売(12月20日まで)。12月21日以降は各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を販売する。取材・文:岡山朋代
2021年12月15日岡田健史《髭の岡田健史くんだけはちょっと求めてなかった…》12月4日、岡田健史がインスタグラムのストーリーにヒゲを生やした写真を投稿。ファンの間で賛否が巻き起こっている。「写真には“先日、初めて職質を受けました”という文が添えられていました。これまでの爽やかな印象とのギャップに、ファンが戸惑うのも当然でしょう」(ネットニュース編集者)■事務所社長の剛腕ぶり今年5月に所属事務所との契約をめぐって裁判トラブルになっていたことが報じられた岡田。8月には契約解除の仮処分を求めた件について、公式サイトで和解が成立したことを発表していたが……。「和解発表後に行った仕事は、カレンダー発売を記念して9月に行われたオンラインの個別対面会のみ。10月に公開された映画『そして、バトンは渡された』にもメインキャストで出演しているにもかかわらず、取材や公開イベントにはいっさい登場していません。新たな仕事が決まったという話も聞こえてこないので、業界でも彼の今後を心配する声が上がっています」(テレビ誌編集者)そもそも岡田が契約解除を求めた背景には、所属事務所『スウィートパワー』(岡田は系列の『スパイスパワー』所属)の岡田直弓社長のパワハラにより、多くのスタッフが事務所を去ったためだといわれている。「岡田社長はその確かな審美眼で内山理名さんや堀北真希さんなど逸材を続々と発掘、育成してきました。事務所を立ち上げて間もないころは“起用してもらえるまで帰りません”とテレビ局や雑誌社に内山さんを根気よく売り込んでいたのは有名な話です。部下にも同じような熱意を求めているのでしょうが、今の時代だとパワハラやモラハラと捉えられても仕方ないでしょう。ただ、ここ数年でスタッフの入れ替わりが激しくなっているのは気になるところですね」(広告代理店関係者)スウィートパワーと仕事をしたことのあるテレビ局関係者も、困惑を隠し切れない。「一昨年、ベテランマネージャーが退社したのをきっかけにスタッフの退社が相次ぎました。現在いるスタッフは、ほぼすべてその騒動以降に入社した方だと思います。仕事をお願いするたびに担当者が替わっているような状況で、所属タレントも不安を感じているようです」スタッフが大量退社した影響か、近年同社から独立や移籍するタレントも増えている。■「事務所内で干された」「昨年7月に南沢奈央さんが独立。今年3月には元KARAの知英さんが韓国に活動拠点を移すのを機に移籍しています。4月には高杉真宙さんが独立を発表し、5月にはパニック障害を告白した竹内愛紗さんが引退……と、看板タレントが続々と退社しています。近年は独立するタレントが増えていますが、短期間にここまで退社が相次ぐのは異例でしょう。加えて、岡田さんの契約トラブルもあったので、事務所側に問題があると見る業界関係者は多いです」(前出・広告代理店関係者)岡田は数年かけて、社長自ら口説き落としてデビュー。芸名に社長の名字をつけるほど、期待を寄せていたという。「500人を超えるオーディションを勝ち抜き、TBS系『中学聖日記』で有村架純さんの相手役で鮮烈なデビューを飾りました。その後、地元の福岡放送の単発ドラマやABEMAなどの作品で主演を次々に務めることができたのは、社長自らが熱心に売り込みをしたおかげでしょう」(芸能プロ関係者)放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では、主人公である渋沢栄一のいとこである尾高平九郎役を熱演し、ファン層も広がっていたが……。「社長も力を注いでいたぶん、裏切られてしまったという思いが強いようですね。これまでの反動もあってか、裁判トラブル以降は岡田さんのマネージメントをする気力が湧かないようです」(同・芸能プロ関係者)和解したはずの岡田だが、事務所の有料サイト内のブログの更新がないだけでなく、マネージャーのブログ更新も4月から途絶えている状況だ。「公開中の映画『そして、バトンは渡された』に関する告知も行っていないのは、さすがに事務所内で干されていると思われても仕方がないですよね。来年公開の映画『死刑にいたる病』には準主役で出演。通常ならプロモーションの一環でバラエティー番組などに出るはずですが、現在の事務所の対応を見る限り、プロモーション活動も行わないかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)メディアから姿を消してしまった岡田は、今何をしているのだろうか。「裁判トラブル以降に事務所の寮を飛び出してひとり暮らしを始めたこともあり、インスタグラムのストーリーでは、自炊した料理や趣味で描いた油絵やペン画の写真を公開していますね。あれだけヒゲを生やしているということは、今春テレビ朝日系で放送されたドラマ『桜の塔』以降は仕事をしていないのでは」(前出・テレビ誌編集者)■インスタライブでの“ざわつく発言”岡田に新しい仕事が決まっているのか、所属事務所に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。そんな中、12月10日深夜、岡田が突如インスタライブの配信を行った。「ヒゲを生やしているのを知らなかったファンの中には、戸惑っている人もいましたね。職質された件を視聴者から聞かれ、“若くてヒゲが生えている男性は薬物を所持していることが多いそうで。3人の男性警官に囲まれました”と答えていました」(前出・ネットニュース編集者)ライブ配信の後半では、少々気になる発言も。「ファンレターを送ったら返事は来るの?という視聴者からの質問に“お手紙や送っていただいたものは、今はいっさい受け取っていないです”と、事務所スタッフとコミュニケーションを取っていないと思われる発言をしていました」(同・ネットニュース編集者)本格的に活動を再開できるのは、契約が切れる再来年の春以降になりそうだ。
2021年12月13日●岡田准一「V6としていただいた賞」 なにわ男子はデビューへの思い語る俳優の岡田准一、アイドルグループ・なにわ男子が6日、都内で行われた「anan FES 2021」に登場。「anan AWARD 2021」で岡田は大賞、なにわ男子はホープ部門を受賞した。2020年に女性週刊誌『anan』創刊50周年を記念し初開催された「anan FES」は、カルチャーやファッションなど、“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベント。時代のムーブメントをみてきた『anan』が、“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD」の授賞式を今年も開催した。大賞に輝いた岡田は「『anan』さんは昔から特集をしていただいたりお世話になっているので、(V6を)代表してここにいると思います。グループの写真などが話題になったということでいただいたと思っているので、V6としていただいた賞だと思います。V6は終わりましたけど、V6としてこういう賞をいただけてうれしく思います」と喜びのコメント。10月20日発売の『anan』の表紙に登場したV6の写真は岡田が撮影した。「趣味で写真を撮っていて、解散が決まってからメンバーを撮り続けて、本にするまでというのを自分の中で決めて作品として撮っていたんですけど、その中で『anan』さんも撮ってみないかと言っていただけてうれしかったですね」と振り返り、撮りためてきた写真について「いつかチャリティーとかで本を出せればいいなという思いがあって撮りためていたので、いつか皆さんの元に“解散までの2年間”という本を出せるかなと思います」と話した。また、映画『燃えよ剣』で共演したHey! Say! JUMPの山田涼介について「事務所の後輩ですけど山田くんはとても信頼する役者さん。メインでこれからの時代を引っ張っていく方なので、あまり後輩という感じもない」と述べ、「後輩としてはなにわ男子にしか目が行ってない」となにわ男子に興味津々の様子。「僕たちは光GENJIの最後のライブを見て、そのときデビューだったんです。なにわ男子は僕たちの最後のライブを見に来てくれて、デビューするという、同じサイクルの中にいてくれるグループで、勝手に大好きです。勝手に応援…愛着があるので応援している子たちですね。V6となにわ男子は何かあるのかなと勝手に思っています」と語った。なにわ男子(藤原丈一郎、西畑大吾、大橋和也、高橋恭平、大西流星、道枝駿佑、長尾謙杜)はホープ部門を受賞。西畑は「このような素敵な賞をいただくことができて光栄です。なにわ男子にとって初めての賞の受賞ということで、ホープ……すごく期待してくださっているんだなとひしひしと感じますし、ホープ賞に恥じないなにわ男子でいたいなと思っています」とあいさつし、道枝は「なにわ男子がデビューする年にホープ賞を……今年の顔という賞をいただけて本当に光栄です。来年もさらなる飛躍を目指して全力で頑張ります」と誓った。11月12日にデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」をリリースするなにわ男子。大西は「なにわ男子らしさがギュッと詰まっていて、純粋な初心な恋心が描かれている、僕たちらしい楽曲だなと思っています」と語った。イベントにおいて楽曲の振り付けも披露した。そして、藤原は「僕たちなにわ男子は『初心LOVE』という曲でデビューさせていただきます。日本中、世界中にこの曲を届けて、たくさんの人に笑顔になってもらいたいと思います。精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」と呼びかけ、西畑も「12日まで1週間切っていまして、なにわ男子として1週間切った日にちを一歩一歩ファンの皆さんと一緒に歩んでいきたいと思っています。このかけがえのない時間をともに過ごしていただければ幸いです」とメッセージを送った。●大橋和也、岡田准一のリクエストに応え自己紹介2バージョン披露イベント後に、アクター部門を受賞した黒木華、ミュージック部門のCreepy NutsよりDJ松永、アスリート部門の阿部一二三と阿部詩とともに取材に応じた岡田となにわ男子。岡田は「大変うれしい。キラキラされている皆さんの中に一緒に並べてうれしいですし、個人的には阿部兄妹に会えて心では踊っている。本当に応援してます!」と笑顔を見せ、黒木について「なにわ男子の大橋くんにハマっているって。きょう、『ありがとうございます!』ってすごい頑張っていたのに対して華ちゃんが『えらいね』って絶賛していた」と明かすと、大橋は「マジっすか!?」と喜んだ。長尾は「素晴らしい方たちと登壇できてうれしい。事務所の先輩でもある岡田くんと並べてうれしいですし、金メダリストの阿部兄妹と並べてうれしいです。受賞できたうれしさを力にして、僕たちもアイドルとして金メダルをとれるように頑張りたいと思います」と意気込み、西畑が「素晴らしい! 100点です」とにっこり。大西は「大先輩の岡田くんが目の前にいて、めちゃくちゃ緊張しますし、授賞式に出演させていただくのも初めてなので、また新たな一歩を踏み出したなという感じもするので、前列の皆さんは一流の方たちばかりですけど、僕たちも皆さんに追いつけるように頑張っていきたいと思いました」と気を引き締めた。受賞を誰に報告したいか聞かれると、岡田は「母に」と答えた後、「メンバーに伝えます。一応LINEグループ鳴らしてみます」とコメント。道枝は「家族に伝えたい」と話し、藤原は「僕は関西Jr.に伝えたいなと思います。ほかにもAぇ! group、Lil かんさい、Boys be、そして最近、AmBitiousというグループもできまして、ほかにもたくさんいますけど、頑張ったらこんなにも素晴らしい賞をもらえるんだぞと教えてあげたいです」と話した。岡田は、なにわ男子に「キラキラしていてこれからの希望がたくさんあると思いますけど、それぞれの個性を見つけて自覚して楽しんで進んでいきながら、忙しさに負けずに一歩一歩、歩み続けていくことを願います。いろんなことがあると思いますけど、仲間がいるから乗り越えられることもあると思いますので、そういう関係性になれるように頑張ってもらいたいと思います」とエール。“ひらパー兄さん”でもある岡田。関西弁でのエールを求められると、「本当にたくさんの方が応援してくださるグループになってくれると思います。頑張るでおま!」とエールを送り、「使い方、間違っているので」と苦笑い。なにわ男子は「ありがとうございます!」と喜んでいた。また、岡田が「ジャニーズのルールで『くん』っていうのがあるんですけど、10代、20代の子は、40超えている人のことは『さん』と呼ぼうね。ルールがあることはわかっているんですけど、10代20代の子は……うちのほかのメンバーに、『長野さん』、『井ノ原さん』、『三宅さん』だからね。『三宅くん』って言ったら本当に怒られるよ。ということだけは伝えて。40オーバーの人は気をつけてね」とアドバイスする場面も。なにわ男子は「みんなで気をつけよう」「いいアドバイスをありがとうございます!」と感謝した。ムービー撮影の際に、岡田が「大橋、自己紹介は?」とむちゃぶりする場面も。大橋は「プリン食べすぎてお尻プリンプリン! 大橋和也です!」と元気いっぱいに自己紹介し、会場から拍手が。囲み取材においても、岡田は「自己紹介して」とリクエスト。大橋が同じ“プリン”の自己紹介をすると、岡田は「もう一個のほう」と希望し、大橋が「メロン食べすぎてみんながメロンメロン!」と別バージョンも披露すると、「よければ応援してあげてください」と呼びかけていた。
2021年11月06日伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と神宮寺勇太(King & Prince)がバディを組む民俗学ミステリー「准教授・高槻彰良の推察」。この度、岡田結実、須賀健太、吉沢悠ら追加キャストと個性豊かな各話ゲストが明らかになった。本作は“異能”を持った准教授と、“孤独”を抱えた少年の目線を通じて、“人とつながること”の大切さを描くヒューマンミステリー。須賀さんが演じるのは、嘘が分かる大学生・深町尚哉(神宮寺さん)の同級生・難波要一。吉沢さんが、大学准教授・高槻(伊野尾さん)を常に支える幼なじみの刑事・佐々倉健司。岡田さんが、高槻の研究室に所属する大学院生・生方瑠衣子を演じる。ほかにも、吉田あかり、和泉ちぬがレギュラー出演を果たす。原作イメージに合わせ、短髪ツンツンヘアーでドラマに挑む吉沢さんに、スタッフからは「おお!佐々倉になってる!」と太鼓判が。一方、須賀さんには監督から「自由に!」という指示があり、「いいんですか?」と現場では須賀さんのアドリブが全開だったという。吉沢さんは「佐々倉は、ドラマの中でもほっとするようなシーンに登場することが多いので、ちょっと箸休めみたいなシーンで活躍できたらなと思っています。また高槻との会話のキャッチボールを通じて、彼の柔らかい部分も見えたりするので、そういうところにも注目して欲しいです」とアピール。「26歳になって、やっと普通の大学生を演じられるのが、すごく嬉しかった」と語る須賀さんも「ミステリー作品ではありますが、難波が出てきたら、“お茶タイム”じゃないですけど、ちょっと一息みたいな感覚で見て頂けたら嬉しいなと思います」とコメントしている。一方、巫女姿などシーンによって七変化を見せるという瑠衣子。「藁人形など民俗学をベースにした原作がすごく面白くて、この世界観に入れるのがとても嬉しかったです」と語る岡田さんは、「ミステリーでありながら、ちょっとほっこりするシーンもあり、人の温かみを感じられる作品です。ぜひそういうところも見て頂ければ」とアピールした。さらにSeason1の各話ゲストには、志田未来、山田杏奈、金澤美穂、奥村佳恵、市川由衣、馬渕英里何、鞘師里保、松本若菜ら個性豊かな女優たちが登場する。そして、本作の特報ティザー映像も公開。「Hey! Say! JUMP」の「群青ランナウェイ」が主題歌に決定しており、楽曲も初公開されている。WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」Season1は8月7日(土)~毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて(全8話)、Season2は10月~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月08日岡田准一「走る車の窓にしがみついて、屋上から車ごとダイブしたり、今回も岡田さんのアクションシーンがものすごくて……。ジャニーズとは思えない“クレイジー”な演技を見せてくれています」ある映画ライターがそう評するのはV6の岡田准一が主演する映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』だ。■過激なアクションシーンを続けるために「人気コミックの実写版で、’19年に公開された作品の続編にあたります。岡田さんが演じるすご腕の殺し屋、通称“ファブル”がボスから“1年間だけ一般人として生きろ”と命じられる中、裏社会で起こる騒動に巻き込まれるというストーリー。岡田さんは今回、主演だけではなく“ファイトコレオグラファー”というアクションシーンの振付師としても名前がクレジットされているんですよ」(同・前)近接格闘の武術である『カリ』や『ジークンドー』、『修斗』などのインストラクター資格を持つほど、格闘技に精通している岡田。アクションシーンが豊富な今作では“弟子たち”に熱血指導を行ったという。「撮影の約3か月前から“岡田塾”が始まり、週に2~3回ほど出演者が岡田さんから武術を学んだそうです。“アクションは殴る蹴るだけではなくて対話なんだ”と、アツく指導していましたね。共演者の安藤政信さんは、岡田さんの指導に感動して“道場に通わせてほしい”ともらすほどだったとか(笑)」(芸能プロ関係者)ストイックなことで知られる岡田は、食生活にもこだわりを持っている。「20代のころは感覚を鋭くするため、食事を控えて空腹状態にすることが多かった岡田さんですが、現在は“腸”を意識しながら生活しているそうです。健康で強靭な肉体をつくるには“腸がいちばん大切”と考えるようになったと聞きました」(同・前)過酷なアクションシーンを演じる肉体を維持するため、岡田は日々、内臓も意識した“とあるアイテム”をとっているというのだが─。「都内にあるジュース店『L』のプロテイン入りスムージーを飲んで、体調を整えているんです」(岡田の知人)『L』はアメリカのロサンゼルス発で、ハリウッドスターやセレブも御用達の有名店。「岡田さんは、プロテインに加えてアーモンドミルクとバナナ、イチゴやブルーベリーなどが配合されたドリンクがお気に入り。1本320mlほどで価格は税込み1300円。抗酸化作用の高い野菜やフルーツを使用していて、体内の毒素を排出するデトックス効果や腸内環境を整えてくれます」(同・前)“クレイジー”なアクションの裏には、一流のスムージーがあった!
2021年06月23日結婚を発表した、声優・山寺宏一と岡田ロビン翔子(岡田の写真は公式Twitterより)31歳という年の差婚が大きな話題を集めた、声優・山寺宏一とタレント・岡田ロビン翔子との結婚。もしかしたら今回の報道で初めて岡田の名前を知った人もいるかもしれない。現在28歳の岡田ロビン翔子は、アップフロントグループの女性アイドルグループ『チャオ ベッラ チンクエッティ(2015年まで旧名・THEポッシボー)』のメンバーとして、18年の解散まで活動した。グループの結成は2006年。モーニング娘。やアンジュルムらが所属するアップフロントの女性アイドル集団・ハロー!プロジェクトの、当時の研修生「ハロプロエッグ」からの選抜メンバーで結成されたグループで、岡田はのちにリーダーに就任している。夫となる山寺宏一は、言うまでもない超大物声優。今回の結婚報道を受け、一部では、「ちょっと待って、アップフロントって、モー娘。以外のほうが大物と結婚してない!?」という不思議な傾向が指摘されている。■モーニング娘。の結婚相手はその例のひとつが、現在東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍する田中将大投手と2012年に結婚した、里田まいだ。里田は2002年から『カントリー娘。』の一員として活動していた。もう一人はハロプロのソロタレントとして活動後、女優に転身、そして2018年に現在スペインで活躍するサッカー選手・柴崎岳と結婚した真野恵里菜。「どちらもお相手は世界で活躍し、誰もが知る大物アスリート。里田も真野も、もちろん知られた存在でしたが、失礼ながら結婚相手との認知度や格差が明らかで驚いた人は多かった。いまではどちらも円満なようで、憧れられる夫婦となっています。また、今回結婚を発表した山寺さんも、知らない人はいないのでは、という大物声優。一方、ロビンさんはあまり知名度がなく“玉の輿”と言えるのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)いっぽう、アップフロントでもっとも人気を誇った歴代モーニング娘。の主なメンバーのお相手に目を向けてみると……。・中澤裕子→IT関連企業社長の一般人・福田明日香→一般人男性(離婚)・石黒彩→真矢・安倍なつみ→山崎育三郎・後藤真希→一般人男性・矢口真里→元モデル男性(前夫は俳優の中村昌也)・加護亜依→一般人男性(過去に離婚)・辻希美→杉浦太陽・石川梨華→読売ジャイアンツ・野上亮麿・藤本美貴→庄司智春・高橋愛→あべこうじ誰と結婚したのか、その肩書きや収入などで優劣をつけるものではないが、世界で活躍した経験のある、前述の田中将大投手、柴崎岳選手、山寺宏一と比べてしまう。この傾向について、あるアイドルウォッチャーはこう語る。「国民的人気アイドル、しかもグループのエース格の人気メンバーともなると、やはりいろいろな制約もあり、交際自体が難しいこともあります。女性アイドル側の熱愛スクープをとろうと、マスコミに張り付かれることもありますしね。有名なアイドルであればあるほど、“大物”男性たちも声をかけにくいのかもしれません」とはいえ、運命を感じて結婚まで至った2人なら他人がとやかく言うことではない。3度目の結婚となった山寺宏一。1度目は2歳年下、2度目は17歳年下、そして3度目の岡田ロビン翔子とは31歳の差がある。年を追うごとに奥さんがどんどん若くなり、世の男性を勇気づけ、世の女性を驚かせている。今度こそは円満であることを願いたい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年06月18日岡田将生あの岡田将生がついにフライデーされてしまった。《岡田将生&フジ鈴木唯アナ コロナ禍で育む「巣ごもり愛」》岡田が高級外車で彼女を迎えに行ったところのツーショットや、車内での和気藹々とした様子もバッチリ。彼の家で巣ごもりデートというのがふたりの定番パターンらしい。スカウトを受けて高校生のときにデビューし、もう芸歴15年にもなる岡田だが今回が初の熱愛スキャンダルとなる。■「一緒に住まねえ?俺と」どうしょうもないほどの美形にすらっとした長身、天然っぽい言動に常にオファーの絶えることのない演技力。完璧にみえる彼にこれまで熱愛報道がひとつも出てこなかったことは、世間からも長らく不思議がられていた。巨大匿名掲示板『2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)』では長い年月をかけて、こんな噂が根強く広まっている。「岡田将生はロリコン」そんな事実無根の“決めつけ”が『2ちゃん』を中心に出回りはじめたのは2012年。『王様のブランチ』で、映画の撮影現場で共演した子役・吉田里琴(当時12才・現在の芸名は吉川愛)にプロポーズめいた発言をしていたオフショットが放送されたことに端を発している。里琴ちゃんの撮影最終日、そろりと後ろから近づいた岡田はこう口を開いた。「愛おしくてしょうがない。一緒に住まねえ?俺と。なんでもするよ」当時の映像を確認すると、たしかにそこはかとなくガチトーンが漂っているような……。もちろんこれは映画の宣伝のためにオンエアされたもので、『岡田将生プロポーズ疑惑』と題されていることも含め、情報番組的な演出の一環であろう。本当にロリコンならテレビで流すわけがない。当然、『ブランチ』のスタジオではこのVTRを巡って、イジりの集中砲火を受けたのだが、対する彼の言い訳はというと、「本当に大好きで、お父さん的感覚なんですよ。本当に可愛くてなんでもしてあげたくなるような感じで。そうするには一緒に住むしかないなと思って」そう語る様子はなぜか挙動不審に見えるし、言葉のチョイスもなんだか不思議。端的にいえば、バラエティー慣れしておらず、返しが下手なんである。『ブランチ』スタッフは当時23歳だった岡田将生の“対応力”を測り間違えてしまったのだ。■無味乾燥なWikipediaこの一件が衝撃的すぎたのだろう。その後も2017年にテレビで親友・ハライチ澤部の娘に“メルちゃん(女の子向けの着せ替え人形)のキッチンのおもちゃを買ってあげた”というエピソードを披露すれば、ネットでは「嬉しそう、やっぱりロリコン」と言われ、女優とのキスシーンの画像を貼られては「顔が嫌そう」とイジられてきた。こんなエピソードが次々に切り取られて、アーカイブされていった結果、“岡田将生ロリコン説”が補完されてきたわけだ。10年以上もロリコン呼ばわりされてきたのには、「あんなにモテそうなのに熱愛が出てこなかった」こと以外に、“キャラの薄さ”も影響していたと思う。ときたま番宣でテレビに出てくる彼をみていても、その言動はいたって無難で、雰囲気から察することができるのもどうやら“天然で純粋そう”といった人の良さそうなところばかり。ツイッターやインスタなどSNSもやらず、発信が少ない姿勢も人物像が定まらない原因だろうか。佐藤健(熱愛多数のモテ男)や松坂桃李(ガチオタク)など、同年代の俳優たちが個性あふれる人柄を世に轟かせるなか、天然で純粋なだけではどうも印象が弱かったのかもしれない。それを示しているのが岡田将生の『Wikipedia』。芸能界入りのきっかけや受賞歴などはズラズラと列挙されているのだが、あれだけ活動しているというのに性格や人柄をあらわす『人物』の項目が存在しない。ここまで全くエピソードのない無味乾燥なウィキ、人気俳優としてはきわめて珍しい。■岡田将生の結婚願望そんな岡田の素を出さない気質は、ネット民からすれば無地のキャンパスだったのだろう。あれだけ美形でキラキラしている芸能人なのに、それ相応の行動が伴わない“素材の良さ”が、ロリコン色に染められていった所以ではないか。そのようにして彼は “イジられキャラ”を獲得したのである。しかしながら、イジられるということは同時に、“愛されキャラ”であることも意味する。「天然で純粋そう」、そのこと自体が好かれるに足る理由なのかもしれない。『2ちゃん』のスレッドに書き込まれている内容からもその空気は伝わってこよう。彼の愛されるパーソナリティは、今回の熱愛報道にも色濃く反映されている。というのも、そもそも今回スクープされたのは、“彼女の家まで車で迎えにいっていた”からにほかならない。本来、自宅でのデートであれば彼女に「ウチに来て」で済みそうなものだが、こと岡田の場合は“わざわざ相手の家までお迎えにあがり自分の家まで車を走らせる”というコースを辿る。なんと、記事にはこの描写が3度も登場するのだ。本来もっと警戒すべきともいえるイケメン俳優にも関わらず、しかもこのご時世にこうも2ショットを撮られてしまうのはなんだか間が抜けているというか、愛らしいとしか言いようがない。そして証明されたのは、好きな女に簡単に「一緒に住まねえ?」などと言うような男でないこと──。2021年1月に放送された『ボクらの時代』に出演し、結婚願望について問われた岡田は「自分が地に足ついてないから……」としながらも、「子どもは好きだからねぇ〜。そういう機会があったら突然(結婚)しちゃうかもね」と照れながら答えていた。『FRIDAY』によれば“付き合って半年ほど”とあるので、ちょうど交際が始まった時期と重なる。ここにきてようやく「子どもが好き」が別の意味を持って立ちのぼってくるのである。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2021年06月11日所属事務所と係争中の岡田健史若手俳優・岡田健史(22)が事務所とモメている。退所するための契約解除を求めて、係争中だ。■トラブルと見えてきた人格岡田は2018年、高校卒業と同時に芸能界入りして、半年後にドラマ『中学聖日記』(TBS系)でデビュー。その後も順調にキャリアを重ね、現在はNHK大河ドラマ『青天を衝け』や『桜の塔』(テレビ朝日系)に出演中だ。大河では、主人公・渋沢栄一のいとこ役である。にもかかわらず、この騒動。5月27日発売の『週刊文春』はその背景に「奴隷契約」があると書き立てた。「最初の一年半は給料ゼロ」で、最近の月給も「手取りで15万円」だという。渋沢栄一が3年後に新たな顔となる1万円札15枚分だ。しかも、仕事の内容に口を出すことができず、マネージャーも頻繁に交代しているという。ちなみに、岡田が所属するのはスパイスパワー。堀北真希や桐谷美玲、黒木メイサらを輩出したスウィートパワーの男性部門だ。グループ全体を束ねる女性社長はやり手として知られ、ジャニーズ事務所などとも太いパイプを持つ。その一方で、社長のセクハラやパワハラといった問題も報じられており、そのせいか不明だが人材流出も起きている。結婚が理由の堀北やパニック障害の治療が目的だという竹内愛紗はともかく、高杉真宙に知英といったタレントの退所や契約解消が相次ぎ、そして今回の岡田のトラブルである。ただ、岡田にも「人が変わってしまった」という見方が。デビューからとんとん拍子で売れたため、ちょっと天狗になっていると感じる人も業界にはいるようだ。では、岡田健史とはどういう人なのか。印象的だったのは、今年4月『あさイチ』(NHK総合)に出演したときの発言だ。高校の野球部時代に撮ってもらった「めちゃくちゃいい写真」があちこちで紹介されていることについて「ちゃんと許可とってるのかなって」と切り出し、「いろんなとこで使われてるけど、その方にお金入っていいぐらいだと僕は思うので、ちょっとそこが心配です」と語った。金銭的なことなど、ちゃんとしたいタイプなのだろう。■野球選手への「尊敬の気持ち」また、彼は今年、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。3月の授賞式では、プロ野球界の大選手・落合博満の名言を引用してスピーチをした。落合は現役時代、日本では初の年俸調停を起こして球団と闘った男だ。さらにいえば、前出の『週刊文春』記事には、事務所社長のセクハラ疑惑報道のあと、彼が周囲に「不信が確信に変わった」と漏らしたという話が出ている。これは松坂大輔投手の名言「自信が確信に変わった」の影響と考えられる。もっとも、影響を受けるのも無理はない。彼は高校3年まで本気でプロ野球選手を目指していた。中学1年のときから、現事務所から誘いを受けるも断り続け、大学でも野球を続けるつもりだったという。それが高校最後の夏、県ベスト8に終わり、助っ人として参加した演劇部で全国大会に出場。そこで芝居の魅力に目覚めたわけだ。そういうことがなければ、今ごろはまだどこかの大学で白球を追いかけていたかもしれない。そんな彼が夢見たプロ野球界は、高卒新人でもいきなり1億円の契約金を手にできる世界。もちろん、そこには活躍できる期間が短く、大ケガをしたら即おしまいという特殊な事情が関係している。一方、芸能界もまた、特殊な事情のある世界だ。売り出すために膨大な費用がかかるため、最初は薄給にとどめて、先行投資の回収を優先。そのぶん、売れなくなってからも功労者として長年面倒を見たりする。吉本興業やジャニーズ事務所は、このやり方で成功してきた。そこには所属タレントの浪費グセを抑えるとか、若いうちに大金を持つのはよくないからといった配慮も働いているわけだが──。当然、疑問を持つ者もいる。たとえば、嵐の松本潤は若いころ、小栗旬らとの交友を通して、収入の違いに驚いたという。岡田の事務所も吉本やジャニーズのようなやり方だと思われ、彼はそうでない事務所との収入差にショックを受けたのかもしれない。まして、彼の事務所は歴史が浅く、功労者として長年面倒を見てもらっているような先輩もいない。また、彼と同学年にはヤクルトの4番・村上宗隆選手や西武のクローザー・平良海馬投手のようにプロ野球でバリバリ活躍して稼いでいる人もいる。違う世界とはいえ、自分もバリバリ活躍しているはずなのになぜ、という気持ちになっても不思議はない。■何事にも全力で……なお、これまでの発言を見ていると、彼は金銭面だけでなく、芝居についてもちゃんとしたいタイプであることがわかる。高校3年の夏に演劇をやって芝居の魅力に目覚めたことを振り返り、こんな話をしている。「なんともいえない感情になって、そのときの感情を言語化することが僕の今のひとつの目標でもあるので、それを追い求めてまた、挑戦していって、作品を通して感動や勇気を与えられるような人間になりたいなと思ってます」(『ノンストップ!』フジテレビ系)こういう人なので、作品にもとことんこだわりたいのだろう。前出の「人が変わってしまった」という見方は、そのこだわりが災いして「生意気」というイメージにつながったということかもしれない。問題は、そういうイメージが業界全体に広がってしまうことだ。彼に非がなかったとしても、売れてからまもない時期での所属をめぐるトラブルはリスクが高い。記憶に新しいところでは、女優・のんの例もある。契約期間中に独立したため、仕事を干され、能年玲奈からの改名を余儀なくされた。現在も地上波テレビでの活動には苦労している。だからこそ、岡田も裁判で決着をつけたいのだろう。ただ、理想をいえば、話し合いによる円満な独立が望ましい。事務所とは5年契約らしいので、まだ2年近くある。このままこじれると、俳優生命にも関わってきそうだ。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年06月03日「主演が決まったときは嬉しかったです。でも、不安も大きくて。しかも役柄は人間ではなくて魔女。神秘的なオーラを出すために、表情をなるべく出さないよう演技するのが難しくて。あ、役作りもかねて実際にチョコレートの専門店にも行きましたよ(笑)」こう語るのは女優の山口真帆(25)だ。彼女は6月18日に公開される映画『ショコラの魔法』で主演を務めている。彼女の演じる哀川ショコラは、食べるだけで願いが叶うという不思議なチョコレートを作るショコラティエ。しかし、チョコを食べた者にお代としてその者の“一番大切なものを奪う”という魔女だ。そして岡田結実(21)演じる聖蘭学園の女子高生・飯田直は、チョコの謎に迫るうち闇深い欲望に巻き込まれていく……。同作は人気雑誌『ちゃお』に掲載され、シリーズ累計100万部を突破した大人気ダークファンタジー漫画の実写版となる。劇中ではウエストがキュッと締まったゴスロリファッションに身を包む山口。そのため役作りだけでなく、体形作りにも苦労したようだ。「衣装がほんとにジャストサイズで(笑)!0.5ミリでもウエストが増えちゃうと“パチン!”ってなっちゃうような気がして……。一日の消費カロリーより摂取カロリーが上回らないよう気を付けて、野菜と鶏肉、それからゆで卵をよく食べていました。現場のお弁当も腹6分目くらいにして。グッとこらえましたよ」■電話がかかってきて「家に住めなくなりました」「このお仕事の魅力は“自分以外の誰かになれること”。一つ一つの機会を大切にして、役に向き合っていければ」と女優魂を燃やす山口。そんな彼女がNGT48を卒業した後、現在の事務所『研音』に所属すると発表されたのは’19年5月のこと。「大反響でしたが、実感はありましたか?」と記者が訊ねると、山口は苦笑い。そして「……私、それどころじゃなかったんです(笑)」といい、こう明かす。「引っ越し会社のトラックに荷物を全部載せて、『引っ越します!』って準備は万端。でも、その直後に事務所の方から電話がかかってきて『家に住めなくなりました』って(笑)。そこは外国の方がオーナーで、ペットOKのお家だったんです。でも、私はペットを飼っていなくて。そうしたらオーナーさんが自分と出身国が同じで、ペットを飼ってらっしゃる希望者の方を優先しちゃったらしいんです。それで私は“家なき子状態”に(笑)。なので上京当時はホテル暮らしをしながら、お家を探しました」■まるで“もののけ姫の世界”だった青森時代思わぬハプニングでスタートした東京生活だが、もうすぐ3年目に突入する。青森県出身の山口は「まだまだ慣れない」と語る。「私が育ったのは犬の散歩中にキツネやイノシシが出たり、学校の帰りに『サルが出たので気をつけて』とアナウンスされたりするような……。ほんと、もののけ姫って感じの世界でした(笑)。電車も1時間に1本、しかも一車線しかありません。でも東京では、アプリを見ていても乗り間違えばっかりです」さらに「渋谷には仕事以外で来ないようにしています!」といい、こう続ける。「初めて渋谷に行ったとき、青森出身の友達と一緒だったんです。でも、人が多すぎてビックリ!『何かお祭りがあるのかな?』って思ってしまって、『何あるか聞いてみる?』『でも無視されそう!』って話したのは覚えています。いま思えば、話しかけなくてほんとによかった(笑)。乗り換えも大変だし、駅も改札がいっぱい。いつ来ても疲れちゃいます」東京で新たな一歩を踏み出した山口。女優として、そして一人の女性としても成長中だ。「私は“いろんな人を受け入れる女性”になりたいんです。一つの考え方にとらわれるのではなくて、『こういう考え方もあるんだ』と日々発見していきたいなって。このお仕事は出会いが多いし、もしかしたらその目標にピッタリかもしれませんね。でも、生粋の東北人なのでマイペースに。『これから頑張りまーす』という感じです(笑)」
2021年05月22日女優でタレントの岡田結実が15日、都内で行われた「デンタルラバー2021 新商品発表会」に出席。昨年3月末で所属していたオスカープロモーションを退所し、独立してから約1年経った今の仕事状況を語った。セルフホワイトニングサロン「デンタルラバー」のイメージガールに就任した岡田。新色のシルバーが男性用に作られたことから、男前な“男装姿”を披露した。会見では、この日21歳の誕生日を迎えた岡田へのサプライズバースデーも行われ、ケーキが運ばれると「びっくりしすぎて、お腹に貼っていたカイロがめちゃくちゃ熱くなりました。誕生日当日に迎えられた今日の記者会見が一番の誕生日プレゼントになりました。誕生日にこれだけ集まってもらえてうれしい」と感激していた。独立してから約1年。「独立当初は『どうせ1年後はいないだろう』と厳しい言葉をいただくことが多かったんですけど、生き延びれてよかった」と話し、「『どうせ消える』という書き込みもあって、ナニクソという気持ちでこの1年やってきたんですけど(笑)、ありがたいことにバラエティもずっと続けられていますし、役者のお仕事も増やしてもらっている。コロナ禍でヤバいと思いましたが、仕事量が増えているのは実感しています」と仕事状況を明かした。独立後の懐事情を聞かれると、「うるおってます(笑)というのは冗談ですけど、不満のない生活をさせてもらっています」とにっこり。また、21歳の抱負を「男性っぽい顔立ちを言われることが多いので、中性的な役をやってみたい。バラエティではガヤをやりたい。菊地亜美さんに近づけるようになりたい」と述べ、「仕事も私生活も豊かにしていきたい」と力を込めた。撮影:加藤千雅
2021年04月15日女優でタレントの岡田結実が15日、都内で行われた「デンタルラバー2021 新商品発表会」に出席し、男装姿を披露した。この日、21歳の誕生日を迎えた岡田が、セルフホワイトニングサロン「デンタルラバー」のイメージガールに就任。同時に、発売半年で1万台出荷の家庭用セルフホワイトニング商品「スーパーホワイトLV」の新色が発表された。従来の女性的なピンクゴールド色に加え、男性的なシルバー色を新たにラインナップ。それにちなんで岡田は男装姿で登場した。司会者から似ている芸能人を聞かれると、「ご本人に申し訳ないんですけど、瀬戸利樹さんに似ていると言っていただくことがどんどん増えて、ありがたいんですけど」と恐縮気味に答え、「友達にも、お泊まり会で朝起きて『うわ、イケメン! 瀬戸利樹さん』と言われる。ご本人には申し訳ないですけど、私はうれしいです。あんなイケメンの方と顔が似ていると言ってもらえるんだと思って」と笑顔で話した。また、人生で初めて経験したことで印象深かったことを聞かれると、「ちょっと前まで(髪が)ミディアムくらいだったんですけど、ショートにして。マスク生活でショートにして、お店で『お手洗いどこですか?』って聞いて、案内されたところが男性トイレだったときは、『おー! そうかそうか』と。初めての経験でした」とエピソードを披露。「さすがに男性トイレに入れなかったので、『ありがとうございます』と言って、女子トイレを探しました」と笑った。撮影:加藤千雅
2021年04月15日女優の岡田結実が7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」に出演した。岡田は、「スタジオアリス」のスペシャルステージのトップバッターとして登場。同ステージでは、モデルたちがディズニーキャラクターからインスパイアを受けたディズ二―デザイン振袖を着用してランウェイを歩いた。岡田はミニーマウスのデザインの振袖を着用。ミニーマウスの特徴である「大きいリボン」と「ドット」に「お花」をあしらった目を引く一着で、岡田はヘアスタイルもミニーマウス風にアレンジし、キュートな姿で観客を魅了した。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。
2021年03月07日1年半ぶりの開催となるファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」が7日14時、大阪・京セラドーム大阪で開幕。モデルの藤田ニコルがトップバッターを務めた。藤田は、最初のファッションショーとなった「F i.n.t」のステージのトップバッターとして登場。同ステージには、久間田琳加、白間美瑠(NMB48)、井桁弘恵、鶴嶋乃愛、平祐奈らも出演し、ランウェイを華やかに彩った。今回、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之がMCを担当。ファッションショーには、池田美優や岡田結実、Niki、朝比奈彩らが出演し、アーティストライブには、手越祐也や倖田來未らが出演する。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は2019年8月以来、約1年半ぶりとなる。
2021年03月07日2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」において、ヒロイン・上白石萌音が演じる橘安子をとりまく出演者12名が発表された。連続テレビ小説第105作目となる本作は、「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。本作は史上初の3人ヒロインとなっており、上白石さんをはじめ、2代目ヒロインを深津絵里、3代目ヒロインを川栄李奈が演じることが決定している。今回新たに発表されたのは、岡山編の出演者たち。まず、連続テレビ小説初出演となる松村北斗(SixTONES)と村上虹郎が、雉真繊維の社長、千吉の長男・稔と次男・勇を演じる。大学生の稔は、英語が堪能な好青年で、彼との出会いが安子の運命を動かしていく。演じるにあたり「キャラクターとして演じる稔と僕自身は大きく違います。しかし、台本を読んだ段階からこの役を満喫できる確信がありました!皆さんの朝の楽しみの一要因になれれば幸いです」とコメントしている。一方、村上さん演じる勇は、安子の小学校からの同級生で、甲子園を目指している野球少年。安子へ好意があるのか素直に優しくできず、いつも何かと安子にちょっかいを出すキャラクター。村上さんは「朝ドラに参加させて頂くのは初めてなので各話のキュッとした尺とリズムをすぐにつかめるものなのか未知の世界ですが、それも含めて楽しめたらなと思います」と意気込んでいる。また橘家の人々には、安子の両親を甲本雅裕と西田尚美、兄を濱田岳、祖母を鷲尾真知子、祖父を大和田伸也。商店街の人々として、豆腐屋「水田屋とうふ」の娘で安子の幼なじみ・水田きぬを、「共演NG」「親バカ青春白書」の小野花梨が演じ、連続テレビ小説初出演。きぬの父をお笑いユニット「ザ・プラン9」浅越ゴエ。さらに雉真家の人々として、雉真繊維の社長・千吉を段田安則、千吉の妻・美都里をYOU、雉真家の嫁・雪衣を岡田結実が演じる。今回の発表を受けて、上白石さんは「あまりにもすてきで心強い顔ぶれに、何度もキャスト表を読み直しては心を躍らせています」と喜び、「顔を見合わせて岡山ことばのセリフを交わせる日が、今から待ち遠しいです。胸をお借りして、たくさん勉強させていただきます。出来たての和菓子のように温かくて幸せな空気感を、ぜひ楽しみにお待ちください」と呼びかけた。なお、本作の音楽を金子隆博が担当することも決定した。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は2021年度後期放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月04日東映株式会社会長の岡田裕介氏が急逝された。映画俳優としてデビューしたのち、プロデューサーに転じ、その後東映に入社、社長、会長を歴任された。映画に生きた岡田氏を悼み、樋口尚文さんに追悼文をご寄稿いただいた。(編集部)樋口尚文(映画評論家・映画監督)慶應ボーイからテレビドラマへ岡田裕介氏が逝った。岡田氏といえば東映グループの会長だが、70年代を知る映画ファンにとっては俳優としての活躍が忘れ難い。そもそも「岡田裕介」というのは俳優活動をしていた時の芸名であって、本名は岡田剛である。銀座界隈でも年季の入った東映本社の、決して大きいとは言えないエレベーターで試写室に行こうとすると、昼食を終えた社員たちの後からぐいぐい乗りこんできた岡田氏が、至近距離で緊張するみんなに「おまえ元気か」「おまえ何やってんだ」と聞いてまわるシーンになぜか何度も遭遇し、「この人があの『赤頭巾ちゃん気をつけて』の薫クンなんだよな」といつも俳優時代とのギャップに驚いていた。俳優・岡田裕介の誕生は東大闘争の1969年に遡る。岡田の父は当時40代半ばにして東映の映画製作のトップである企画製作本部長から映画本部長になったばかりの岡田茂で、長男の裕介こと剛は千代田区番町小学校から都立日比谷高校というエリートコースを歩んでいたが、一浪中の69年に東大入試は中止となり、慶應大学商学部に進んだ。そんな慶應ボーイの岡田剛が夏休みに京都に滞在していた際、テレビプロデューサーの逸見稔に声をかけられて、NET(現、テレビ朝日)のナショナルゴールデン劇場『レモンスカッシュ4対4』で高峰三枝子扮する評論家女史の三男坊の大学生を演じたのが、俳優・岡田裕介の初仕事だった。逸見稔は松下電器のスポンサー側プロデューサーとしてテレビ番組の製作を任され、ナショナル劇場の『水戸黄門』『大岡越前』などのヒットシリーズを生んだことで知られるが、岡田茂にはフジテレビのテレビ映画『銭形平次』の制作を依頼して以来の縁があった。映画興行の不振とテレビの台頭を受けて、岡田茂は経営的観点から東映京都撮影所のステージを積極的にテレビ映画にも貸し出して批判を受けることもあったが、そんな折に子息の剛が奇遇にもテレビ界にスカウトされてテレビドラマでデビューを果たしたというのは、なんとも象徴的な出来事だった。『赤頭巾ちゃん』そのままの銀幕デビューさて、テレビから出発した岡田裕介が映画俳優となったのは、翌70年にくだんの『赤頭巾ちゃん気をつけて』を東宝が森谷司郎監督で映画化、一般公募の公称五千人のなかから主役の薫役に抜擢された時であった。前年、作家・福田章二が庄司薫とペンネームを変えて発表し、芥川賞を受賞した原作の主人公は、まるで岡田裕介そっくりのプロフィールだったので、これはもうハマり役だった。この時分の岡田裕介は、「カンロク」どころか「うらなり」という言葉を画にしたような雰囲気で、繊細でもぞもぞと大人になれない若者というカラーで売っていた。それが高度成長も学園闘争も終わってシラけ出した社会の「踊り場」感覚にぴたりとハマッて、いわゆるニヒルで優しい世代の申し子的な存在だった。それゆえに71年から72年にかけて岡田裕介は『初めての旅』『二人だけの朝』『その人は炎のように』、そしてふたたび庄司薫原作『白鳥の歌なんか聞こえない』といった、傷つきやすく優しい青年像を東宝作品で演じ続ける。1974年の恩地日出夫監督『しあわせ』と、『初めての旅』と同じ曾野綾子原作のNETドラマ『誰のために愛するか』が、この時期に歓迎された岡田の「ナイーヴな主人公」イメージの掉尾を飾るものだろう。ところで興味深いのは、こうして岡田裕介がニヒルに社会と折り合いをつける「無害なやさしい青年」像で映画、ドラマで人気を得ていた71年、父の岡田茂は東映の社長となって(当時の邦画界は大映の倒産、日活のロマンポルノ路線への転換など興行低迷による激動期にあったが)、テレビではあり得ないバイオレンスやセックスを題材にした危うい魅力をはらんだ企画(実録やくざ路線や東映ポルノ路線)に大胆に舵をきった。それは、岡田裕介のカラーを定着させた東宝のジェントルな暖簾の色とは正反対の、きわどい活力に満ちていた。実際、75年に岡田裕介が主演した東映『実録三億円事件 時効成立』は、父が製作トップで息子が主演という異色作だが、まさに東映なら岡田裕介はこう使う、というキワモノ的な面白さに満ちた作品だった。経営者として思う「東映の血」この後も、『ブルークリスマス』『ねらわれた学園』『魔の刻』などで80年代半ばまで俳優・岡田裕介のキャリアは印象的に継続されるが、70年代半ばからすでにプロデューサーとしての活動は始められていた。72年からの東宝『にっぽん三銃士』シリーズに出演して懇意になった岡本喜八監督が75年にATG作品『吶喊』を撮った際、岡田は主演と製作を兼ねて監督を支えた。この後、毎日放送と角川春樹事務所、東映が組んだ『人間の証明』「野性の証明」『白昼の死角』などのテレビシリーズでも岡田はプロデューサーにクレジットされ、78年の深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』を経て『赤頭巾ちゃん気をつけて』の森谷司郎監督が80年に東映で撮った高倉健、吉永小百合主演の『動乱』からは映画作品のプロデュースも本格的に手がけるようになった。88年に東映に入社、1990年に東京撮影所長、2002年に東映社長となった岡田だが、プロデューサー、そして経営者として父・岡田茂(若き日は自宅で酒を飲んで怒鳴り合っていたという風説もあるが)をどう見ていたか、という点が興味深い。2016年に東映の社史編纂室がまとめた「東映の軌跡」で岡田裕介は、70年代のきわどい東映カラーに岡田茂が傾斜していったのは、あくまでテレビでは無理な興行価値を探った結果のことで、父の企画のアウトロー志向、不良性感度志向は「好み」ではなく経営者としての「確信犯」だという。しかも東映は作品世界にとどまらず直営館にもそのカラーがあって固有の「東映ワールド」を築いていた。それがゼロ年代以降のシネコン時代にあっては各社の作品と劇場のカラーも無害に画一化され、まさに岡田裕介はティ・ジョイというシネコン運営のための会社を興すこととなり、父の流儀のはっちゃけた興行の時代にピリオドを打った。だが「東映の軌跡」では、そんな岡田裕介がこのシネコンによる興行画一化の時代だからこそ、東映らしいヤバい企画、危うく妖しいB級映画を生み出すべきだと檄を飛ばしている。近年の白石和彌監督『孤狼の血』などが70年代の岡田茂時代の荒々しい東映クレジットを冠して往時の実録路線のルネッサンスを試みていたのは、その思いのあらわれであったはずだ。ところで岡田裕介は『天国の駅』『夢千代日記』『霧の子午線』『北の零年』から目下制作中の『いのちの停車場』まで吉永小百合主演作のプロデュースでも知られるが、ある時銀座の古びた名画座に吉永が現れて、たまさかカードしか持ち合わせておらず木戸銭の支払いに窮することがあった。恐縮するモギリがどうぞそのまま入館してくださいと言っても吉永は「それはいけません」と固辞し、誰かに申し訳なさそうに電話した。すると岡田裕介が笑いながら東映の社長室から千円札を握りしめて数寄屋橋から走ってきたという。微笑ましい逸話を思い出しつつ、合掌。樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家/映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『「砂の器」と「日本沈没」70年代日本の超大作映画』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』『葬式の名人』。新著は『秋吉久美子 調書』。
2020年11月21日2020年11月18日、東映グループ会長の岡田裕介さんが亡くなりました。71歳でした。サンケイスポーツによると、岡田さんは急性大動脈解離のため東京都内の病院で亡くなったといいます。俳優や映画プロデューサーとしても活躍した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名剛=つよし)さんが18日午後10時58分、急性大動脈解離のため東京都内の病院で死去した。71歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。サンケイスポーツーより引用俳優や映画プロデューサーとしても活躍した岡田さん。映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』や『玄海つれづれ節』に出演、主演映画『吶喊』では兼任でプロデューサー業もこなしました。また、日本アカデミー賞第35回~42回の8年間にわたっては、名誉会長を務めていました。岡田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年11月20日上川隆也が有名週刊誌の副編集長というスクープを追う側から一転、ある出来事から追われる立場となる、中山七里原作ドラマ「夜がどれほど暗くても」より、場面写真4点が公開された。本作は、犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や意義とは一体何か、真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスドラマ。今回到着した場面写真には、上川さん演じる容疑者の父親としてマスコミに追いかけられる志賀が、部下である記者・井波(加藤シゲアキ)に直撃取材される場面や、被害者遺族の奈々美(岡田結実)が、事件に関する記事に目を通す場面が切り取られている。さらに、事件を追う刑事・長澤(原田泰造)は志賀に複雑な眼差しを向けており、長澤が週刊誌嫌いになったある因縁を思わせる。本作にはほかにも、上川さんとかつて「演劇集団キャラメルボックス」で長きにわたり共演してきた坂口理恵が出演することも決定。役どころは、NGO団体の代表で容疑者となった志賀の息子・健輔をよく知る落合夏子。舞台「サンタクロースが歌ってくれた」以来、実に10年ぶり、テレビドラマでの共演は今回が初となった2人。上川さんは「10年振りの共演ですが、彼女の第一声を聴いた瞬間、そんな隔たりは埋まってしまったように思います」と話し、「故郷の川の細流を聴く様な懐かしさと安堵感の中、心地よい緊張感を満喫しました。『また是非こんな機会を』と思わずにいられません」と共演をふり返る。一方、坂口さんは「演技に入ると久し振り感や緊張はなく、まるで昨日の続きのような感覚に自分が居られたことが不思議でなりません。安堵のような……。『ああ、この瞳に向かって、ただただ真っ直ぐに芝居をしてきた時間が私にどれだけあったのか』と、思い知らされた宝物のような一瞬でした!皆さまに感謝です」とコメントした。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月31日中山七里の小説を上川隆也主演でドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」に岡田結実が出演することが分かった。スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀(上川さん)は、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、息子の起こした事件により、一転、追われる立場となってしまう。絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことに。そして、深い闇の中で志賀は一条の光を見つける。一人息子が引き起こしたのは、ストーカー殺人事件。さらに、被害者と共に自ら命を絶ってしまう…。岡田さんが演じるのは、被害者遺族の少女・星野奈々美。このストーカー殺人事件によって両親を奪われた女子高生という役どころだ。容疑者が死亡すると、その父親である志賀に恨みを募らせるように。しかし、彼女の存在が志賀の運命を変えることになる。連続ドラマWに出演するのは今回が初となった岡田さんは「今までの私の少ない役者経験の中では、明るい役や楽しい役を演じることが多かったので、その中で星野奈々美を演じるという事は私にとってはある意味チャレンジです。お話をいただいた時は、興奮と同時に不安がありました」と正直な気持ちを語り、「奈々美には、沢山のものの中で振り回されながらも、絶対に曲げない力を感じます。脚本を読んでいて私は、どんどん変わっていく奈々美に勇気づけられました。私の演じる奈々美も、少しでも誰かの希望の星になれるように演じようと思いました」と意気込む。そして視聴者へ向けて「中山七里先生の優しくも力強く切り込んでいくこの熱い作品、登場人物が皆何かを信じて走り続けている姿に、私は心を打たれた一人です。SNSや報道のあり方が考えられているこの現代に斬り込んでいく作品だと思うので、ご覧になった方が一人でも何か感じるものがあったら嬉しいです。夜がどれほど暗くても。その暗闇の先までをご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年09月25日女優の剛力彩芽(28)と福田沙紀(29)が今月いっぱいで大手芸能事務所「オスカープロモーション」を退社すると、一部スポーツ紙が報じた。オスカーといえば昨年から今年にかけて米倉涼子(45)、忽那汐里(27)、草刈民代(55)、岡田結実(20)、長谷川潤(34)、ヨンア(34)ら所属タレントの退社が相次いでいる。また堀田茜(27)と紫吹淳(51)も退社の意向であることが報じられた。記事によると剛力は約18年にわたり在籍していたが、今月に入ってから会社側に退社の意思を伝えたとのこと。そして契約満了の同31日付に円満退社する運びとなったという。「剛力さんは今年3月、自身が代表を務める個人事務所『株式会社ショートカット』を設立。一部では“独立はない“と報じられていましたが、続々と所属タレントが退社する状況のなかで大きな決断を下したようです。また4月にはファッション通販サイト・ZOZOの創業者で実業家の前澤友作氏(44)との復縁も報じられました。今後は仕事を続けていくうえで、前澤氏のバックアップがあるのではないかとも囁かれています」(芸能デスク)いっぽうでそんな剛力とは違い、他の退社タレントたちの間では明暗が分かれそうだというのだ。「剛力さん以外だと、草刈さんは大手事務所に移籍を果たしています。テレビ朝日系『ドクターX』の主演を務める米倉さんや、退社しても仕事が減らなかった岡田さんも安泰でしょう。ただ他のタレントに関しては、不安も残る人もいます。オスカーの強力なバックアップがなくなることで、通常だと仕事が減ることになるはず。これからは自身のウリを明確にしていかない限り、いかに恵まれていたかを実感させられることになるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)退社するにしても、退社後のことをよくよく考えて決断した方が良さそうだ。
2020年08月30日俳優の岡田義徳(おかだ・よしのり)さんが、2020年8月19日にインスタグラムを更新。1歳になる長男とのツーショットを公開しています。岡田義徳の親子ショットに「似ている!」岡田義徳さんは長男と水族館に遊びに行った時の写真を投稿。眉間にシワを寄せ、いかつい表情の息子に「メンチを切っておりますなー」とツッコミを入れています。 View this post on Instagram いつぞや一緒に水族館に行った時。 メンチ切っておりますなー。 メンチ切っておりますなー。 #我が子#メンチ#水族館#お散歩#子育て A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Aug 18, 2020 at 7:36pm PDTクリクリした目が、岡田義徳さんにそっくり!将来はイケメンに育つこと間違いなしですね。投稿を見たファンは「かわいい」「大きくなりましたね」とコメント。プライベート感満載な親子ショットに「ほっこりした」という声も寄せています。・表情が豊かになって、成長しましたね。やっぱり似ています!・めちゃくちゃかわいいです!癒される…。・将来はパパ似のイケメンになることが確実ですね。何をしていてもかわいい。岡田義徳さんはほかにも愛する長男の写真をインスタグラムに投稿しており、子煩悩であることをうかがわせています。 View this post on Instagram 昼ご飯を食べに来て何か酸っぱいものを食べた模様。 #我が子#酸っぱい#変顔#昼ご飯 A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Aug 13, 2020 at 2:29am PDT View this post on Instagram BG〜身辺警護人〜第四話 ご覧になってくださった方々。 ありがとうございました。 自分もリアルタイムで見る事ができました。 髭を剃って家に帰ると、我が子が父を認識するのに1日くらいかかりました。笑笑 最近、我が子ともに髪を切りさっぱりです。 #BG#BG身辺警護人#木村拓哉#斎藤工#岡田義徳#ありがとう第四話#我が子#お散歩#髪切った A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Jul 11, 2020 at 6:49am PDTこれからも俳優としてはもちろん、一家を支える素敵な父親としての姿も見せてほしいですね。岡田義徳と妻・田畑智子の馴れ初めや結婚生活は?親子3ショットが話題に![文・構成/grape編集部]
2020年08月20日3月にオスカープロモーションを退所した岡田結実(20)。バラエティタレントとして大人気のなか、「女優をやりたい」として新たなスタートを切ったと報じられた。だが、母でタレントの岡田祐佳(48)はこう語る。「結実は『バラエティにはもう出ない』なんて言っていません。『女優もしたい』と言っただけなんです。家でも『バラエティは絶対に続ける』と言っていますよ。ありがたいことに、結実にはたくさんのオファーが舞い込んでいます。『家族で出演してほしい』というお話もいただきます。ただ私は娘にぶら下がって生きたくはないので(笑)。相乗効果がある内容でしたらと考えています」母が語るように、結実の仕事は驚くほど順風満帆だという。「5月に新事務所Viivoへの移籍を発表したのですが、すでに映画2本とドラマ1本とCM3本が決定しているのです。まさに引っ張りだこです」(芸能関係者)’17年、祐佳はますだおかだの岡田圭右(51)と離婚。結実にとっては母や兄の存在が支えのようだ。「7月19日は私の誕生日だったのですが、お昼すぎに結実から『おめでとう』というメッセージ動画が送られてきてね。焼き肉屋さんに誘ってくれたんです。コロナ禍ということもあって、換気できる個室を選んでくれました。また体の弱い私を心配して、ネットで2箱1万円のマスクを注文してくれたこともありました。でも届いてみたら代引きで、私が払うことに。そのあたりが抜けているんですよ。私は『バカがバレるから3行以上しゃべるな』と言っているのですが(笑)。まあそれもかわいいところですね」「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月05日後藤久美子「何があっても、私は事務所を離れませんから」今年に入り、岡田結実や米倉涼子など人気タレントたちの退社が相次いでいるオスカープロモーション。そんな中、30年以上前から所属し、“美の総合商社”と呼ばれるようになった立役者ともいえる後藤久美子が、冒頭のような“一生オスカー”宣言をしているという。「米倉涼子さんや上戸彩さん、武井咲さんなど、現在活躍する同社の女優の多くは、“第2のゴクミを発掘する”をコンセプトにスタートした『国民的美少女コンテスト』の出身。後藤さんは芸能活動をセーブしている現在も、オスカー社員の名刺のウラには所属タレントのトップとして名前が書かれるなど、同社にとって別格の存在です」(広告代理店関係者)後藤のほうも、海外移住など自分の意思を尊重した芸能活動を続けさせてくれる事務所に恩義を感じているようだ。「看板タレントが続々と去っている事務所の現状を見て、“自分にできることがあれば協力しますから何でも言ってください”と申し出ているそうです」(同・広告代理店関係者)後藤のスター性を早くから見抜いていたオスカーの古賀誠一会長は、所属からデビューまでの2年間、歌や演技の英才教育をさせるなど、手塩にかけて彼女を育てた。「元F1ドライバーのジャン・アレジさんと事実婚し、1996年に渡仏する際には、“生涯、ずっと所属していい?”と聞くほど、感謝しているそうです。帰国した際には必ず事務所に寄って会長に挨拶をするほど、彼女の“オスカー愛”は本物ですよ」(テレビ局関係者)■ゴクミが会長に贈ったプレゼント事務所を一代で築き上げた古賀会長に恩を感じている後藤は最近、彼にある贈り物をしていたようで─。「今年、オスカーは創立50周年を迎えたのですが、そのことを祝って、後藤さんの知人である海外の現代アーティストに描いてもらった古賀会長の肖像画をプレゼントしたんです。かなり大きくてインパクトのある作品なので、会長もとても喜んでおり、会長室に飾って来客があるたびに自慢しているそうです」(テレビ局関係者)肖像画には、あるメッセージも隠されているという。「絵の中には5匹のてんとう虫が隠されているんです。てんとう虫は海外では“幸運のシンボル”として縁起のいいモチーフ。実は会長も、普段からシャツやネクタイなどにワンポイントでてんとう虫柄を取り入れているほど、お気に入りの昆虫なんです。ピンチを迎えている事務所に再び幸運が来るように……という後藤さんならではの願いも込められているのかもしれません」(同・テレビ局関係者)元祖美少女が贈ったてんとう虫パワーで、“美の総合商社”復活となるか?
2020年07月29日岡田晴恵(ワタナベエンターテインメントのHPより) このコロナ禍、連日テレビやラジオに引っ張りだこの人物といえば、白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授。その岡田教授が先日、大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』に所属したことが発表された。するとネットには、「勘違いしてほしくない」「本人のためにやめといた方がいい」「ギャラは倍増だろうな」「タレント気取り」といったネガティブな言葉がずらりと並び、ギャラに関する憶測も広がった。■所属するうえでのメリットはここ数年を見ても、林修、ひふみんこと加藤一二三や元東大王・伊沢拓司、『あさイチ』で活躍した柳澤秀夫、元NHKアナウンサー・登坂淳一など、大手芸能事務所に所属を決めた文化人たちは多く、中にはタレントと変わらぬ活躍を見せている人もいる。なぜ、「文化人」である彼らは、テレビなどで活躍するようになると芸能事務所に所属するのだろう?「よく“結局、金なんじゃないか”なんて言われたりもしますが、事務所に入ったからといってギャラがいきなり増えるということは、ほとんどないですね」そう答えるのは、大手芸能事務所の文化人担当者(以下同)。所属の理由については、「やっぱりスケジュール管理が大きい」と話す。「これまではご自身でテレビ局のスタッフや出版社の方とコンタクトを取ってお仕事の調整をしていたのが、メディアに多く出演するようになると、生放送やスタジオ出演もありつつ、翌日や翌々日の打ち合わせをしているところに、さらに電話やメールがきて……と、かなり大変になってきます。あと、制作陣から無理なお願いをされたときや、受けたくない仕事の依頼があったときでも、今後の関係もありますから直接だと断りづらい。けど所属していると、会社が“壁”になってくれる。そういったメリットも考えられますね」でもなぜ、わざわざ「芸能」事務所に?「これまでの経験からいいますと、いわゆる専門家だけをマネージメントしているところではなく、役者もいる、バラエティーに出演しているタレントもいる大きな事務所だと、今までとは違った分野での活躍が期待できます。会社側も、先生方の本業を生かしつつ、様々なステージでの展開を提案していくので、例えば今は報道番組しか出てない方でも、教養バラエティーとか、露出を拡大していける可能性が出てくるわけです。そういう期待の意味も込めて、スキルアップのために、一度、マネージメント契約を交わすという方も少なくないですね」そんな中、やはり気になるのが「ギャラ」について。ネットでは「ギャラが倍増になる」なんて噂も……。■急に跳ね上がることは「ない」「まず、タレント価格と文化人価格って全然違うんですよ。冠番組を持っていたり司会者レベルになると話は別ですが、“文化人枠”ってなぜか安い。しかも報道系や情報ワイド系とかバラエティーとか、だいたい一律で金額が決まっていて、制作側もいろんなタレントとかとの兼ね合いも見て、“文化人で1時間ならこのくらい”という基準を元に予算オーバーしないようにキャスティングしているので、仮に10万円だった人が急に“20万円で”なんてなったら、次から使われなくなります(笑)。マネージメント契約を交わし、すぐに出演料を大幅に上げていくことは、大手でも難しいと思います」テレビに出ることで“タレント気取り”なんて言われることもあるが、懐事情としてはそういうわけにもいかないようだ。「打ち合わせとか資料作りとか、そういう拘束されているぶんを、多少、肉付けしてくださいってことはあります。でも、たとえギャランティが安くてもテレビに出たりすることで、著書などを出版したときは大きな宣伝にもなって実売にもつながりますから。そもそも本業がある方たちなので生活に困ることはまずありません。あとは、なんといっても何かトラブルがあったときに会社がちゃんと対応してくれるというのが大きいんじゃないでしょうか。たまにフリーでやられている方で見かけるんですが、収録で契約するCMの競合となる商品を持ってしまったとか、一つ間違えれば違約金が発生してしまうようなことも、マネージャーがついてるとちゃんとチェックが入る。本人を守る仕事もしてますので、そういった意味でも事務所に入るメリットは大きいと思いますね」コンプライアンスに厳しく、そして「SNS炎上」も起きやすい昨今。自身を守るためにもまずは業界の“プロ”に身を委ねるということは正しい選択なのかもしれない。
2020年07月27日武井咲「自宅近くのスーパーでよく買い物している姿が目撃されていますし、今は子育てが楽しくてしかたないみたいですね」(スポーツ紙記者)’17年9月にEXILEのTAKAHIROと結婚し、翌年に出産。現在はCMには出演しているものの、仕事をセーブ中の武井咲。そんな彼女が、あの人気作品でドラマ復帰を果たすという。「’17年に放送されたテレ朝系の連ドラ『黒革の手帖』のスペシャルドラマで、引き続き主演を務めることが決まりました」(テレビ朝日関係者)これまで計6回テレビドラマ化され、’04年版で主演した米倉涼子の当たり役としても知られる名作だ。「銀行の元契約行員が立場を利用し、架空名義の口座から大金を横領。それを元手に銀座にクラブをオープン。架空口座のリストをメモした“黒革の手帖”を武器に、成り上がっていくストーリーです。武井さん版の連ドラでは、経営するクラブに警察が踏み込んだところで終わりました。今回はその後が描かれるそうです」(テレビ誌ライター)■交通費でギャラが吹き飛んだ!?武井が所属するオスカープロモーションは米倉涼子をはじめ、岡田結実、忽那汐里など人気タレントの退社が相次いでいる。そのため事務所としても、武井と上戸彩に“看板女優”として頑張ってほしいようだが……。「出演依頼があった際、武井さんは“子育てに集中したい”という理由で、なかなか首を縦に振らなかったそうです。しかし連ドラより拘束期間の短いスペシャル版ということもあり、どうにか事務所が説得して出演することになりました。8月に石川県内でクランクイン予定です」(前出・テレビ朝日関係者)テレビ朝日にスペシャル版の制作について確認したが、「把握している者がいない」とのことだった。彼女が子育てを理由に仕事を断りかけたのは今回が初めてではない。昨年、7か月以上にわたって撮影された映画『るろうに剣心』最終章2部作でも、こんなことがあった。「ヒロイン役を演じる武井さんは“子育てを優先したいから、出演は厳しい”と拒否。しかし結婚前に続編への出演契約を結んでいて、降板となると多額の違約金が発生するため、事務所はなんとか説得。出演することになったのですが……。京都での撮影の際も“子どもの顔が見たい”と連日のように東京に戻ったため、その交通費などでギャラは吹き飛んでしまったそう」(映画配給会社関係者)今回のドラマ出演で、いよいよ本格復帰するのかと思いきや……。「『黒革の手帖』撮影後は、またしばらく仕事をセーブするとか。看板女優の武井さんがほとんど働いてくれないため、事務所も頭を抱えていますよ」(芸能プロ関係者)武井に代わる新しいスターを、早急に育てるしかない?
2020年07月16日バラエティ番組はもちろん、ドラマの主演も務めるなど、タレント以外の活躍も目立つ岡田結実さん。彼女が、お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんの娘であることは、今や誰もが知るところでしょう。父と娘の共演を望む声は珍しくないものの、以前から2人は『共演NG』が出ているというウワサが…。2020年6月12日放送のバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、2人の共演NGについて、娘である岡田結実さん本人が真実であると認めた上で、理由を明かしました。父の意志なんですけど、もちろん。私もちっちゃい頃から芸能界やるなら「お前だけの力でやれ。俺の力は借りるな」っていわれて、(親子であることを)いわないって方向性でやっていたので。父のほうからNGじゃないですけど、『崖に落とす』じゃないですけど…「いわずに、どこまでやれるのか知れ」。ダウンタウンなうーより引用今でこそ2人が親子であることは知られた事実ですが、もともと、岡田結実さんは中学3年生頃まで父の存在を隠していたのだといいます。岡田圭右さん自身も、あえて娘の芸能活動に協力しない姿勢を示していたのは、周囲に「親の七光り」といわせないための配慮だったのかもしれません。また、番組中では世間に親子であることが周知されている現在、岡田圭右さん側から許可が出れば、親子共演の可能性はあるのかを問う声も。しかし、岡田結実さんは「今だからこそ嫌」ときっぱり否定。その理由についても語りました。今までやらずに頑張ってきたじゃんって。私、ネタとか名前とか出しちゃってるけど、共演はしないで頑張ってきたのにいきなり変えるって、「お父さん意志弱くない?」って思っちゃうので。ダウンタウンなうーより引用なお、決して2人の親子仲は悪くないそうで、「仲はいいです」と岡田結実さん。しかし、再度親子共演を否定するその姿勢に、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられています。・コメント力も高いし、好きなタレントさん。これからも頑張ってほしい!・初めて岡田結実さんを知った時には、すでに岡田圭右さんの娘ってイメージがついてたからなぁ…。でも、その後の活躍は彼女自身の努力の賜物だと思う。・その意志はかっこいい。けど、やっぱりいつか親子共演が見てみたい!さまざまな二世タレント・俳優が活躍する現在の芸能界の中でも、群を抜いて人気、知名度ともに高い岡田結実さん。そこには、岡田結実さん自身、幼い頃からひたむきに努力を続けてきたからこその、プライドや誇りがあってのものなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月14日演劇集団・劇団番町ボーイズ☆の織部典成が、映画『僕が君の耳になる』(2021年夏公開)で初主演を務めることが19日、明らかになった。同作は、ボーカル&手話パフォーマンスグループ・HANDSIGNが2017年にリリースした同名の楽曲を原案とした、大学生・純平(織部)とろう者の女性・美咲(梶本瑞希)のラブストーリー。街角で弾き語りをしている純平は、初めて足を止めてくれる女性・美咲と出会う。後日、同じ大学に通う生徒同士だとわかった純平は、美咲を通じて障がい者の世界を初めて知ることになり、自ら手話を勉強し真っ直ぐにぶつかっていく純平に美咲も心惹かれていくが、2人の間にはさまざまなハードルが待ち受けていた。ヒロインの美咲役にはろう者の梶本瑞希(新人)を抜擢。耳の不自由な女性と、聞こえる男性の実話を基にしたラブソングを基に、いくつものハードルを乗り越えながら愛を深め、成長していく2人の姿を描くピュアなラブストーリーとなっている。また、本作品のクラウドファンディングも予定されている。出演者は他、岡田結実、忍足亜希子、三浦剛、松井健太、三浦大輝、小松みゆき、岡元あつこ、善知鳥いお、ミセスヒロコ、悠綺、阿部祐二、濱田英里、森口瑤子。○織部典成 コメント今回、映画『僕が君の耳になる』で主演をさせて頂くことになりました。映画初主演ということで凄くドキドキしていますが、本当に嬉しく光栄に思います。初めて台本を読んだ時、純平が美咲という女性に惹かれ「僕の知らないもう一つの世界」を知ったのと同じように、僕自身も知らない世界の中でも、「好きな人のために何かしてあげたい」という純平の思いに共感し、胸に突き刺さるものがありました。この作品をやらせて頂くにあたり、僕自身少しでも、ろう者の方の気持ちを理解したいと思い、小説を読んだり実際に教室に行ってお話を聞いたり、手話を勉強しています。手話には日本手話や日本語対応手話があり、これが違うだけで手話をする順番が変わったり、一人称を入れなくてはいけなかったりと色々と苦戦している所ではありますが、僕なりに必死に勉強中です。また、作中に弾き語りをするシーンがあるので、興味はあったものの触ったことがなかったギターにも初挑戦しています。まだまだ納得いくように弾けませんが、こちらも日々特訓中です。この作品を通して、見終わった後に皆様の中に何か1つでも心に響くものがあったらなと思います。多くの方にこの作品が届くように僕も頑張ります。楽しみにしてください。
2020年04月19日