現在『くちびるに歌を』が公開中、さらに『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』など出演作が相次ぐ木村文乃が、4月スタートの火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」で連続ドラマ初主演。長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、そして檀れいという豪華な“セレブママ”たちとともに、名門幼稚園に子どもを通わせることになったバツイチ・シングルマザーを演じることが分かった。バツイチ・シングルマザーの蒲原希子(木村文乃)は、商店街で自ら弁当屋を立ち上げようと祖父・徹治の家に移り住む。5歳になる息子・陽斗を保育園に預けるため、地域の区役所で待機児童の担当職員に掛け合うが、「すぐに入園はできない」と言われてしまう。そんな彼女に、幼稚園の園長だという奈良岡フネが声をかける。やがて、陽斗の初登園日。これまでのように普段着&ママチャリで幼稚園まで送り届けると、園の校門前では高級自動車のプチ渋滞が起き、母親たちは皆、高級ブランドバッグ&ヒールで園内を闊歩…。そんなママたちの中に、中高時代の同級生でソフト部でバッテリーを組んでいた由紀(貫地谷しほり)の姿を発見した希子は声を掛けるが、「希子のような庶民が来るところではない」とバッサリ。そう、ここは地元でも評判の名門幼稚園だった!新・火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は、幼稚園を舞台にした現代の母親たちを描く完全オリジナル作品。“幼稚園のママ友の世界”といえば、これまでの数々のドラマからも、ママカースト、いじめ、お受験トラブルといったネガティブなイメージを抱かれがちだが、それが“名門”と呼ばれる教育熱心な母親が集まる幼稚園ならば、なおさら。だが、その中には、裕福で地位もステイタスもあるがゆえ、仮面を被って“母親”という役割をまっとうしようと必死にもがいている現代女性たちがいることも確か。そんな名門幼稚園のママたちの“救世主”となる、バツイチ&シングルマザー&低所得(年収250万)というヒロイン・蒲原希子を演じるのが、木村さん。ひょんなことから入園することになった希子は、セレブ幼稚園の内実に驚きながらも、自分を敵対視する母親たちにストレートに自分の思いをぶつけ、凝り固まった母親たちの考えを変えていく。別世界に飛び込んでいく希子に家族はハラハラしながら見守り、希子は持ち前のパワフルさと快活さ、そして人情深さで、全く別の世界に生きる世代の違う母親たちと新しい絆をつくっていく。その裕福なセレブママたちには、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、檀れいと錚々たる女優陣が集結。年収3,000万、開業医の妻でありながら “モラハラ”地獄に悩む矢野聡子役に長谷川さん、希子の同級生で年収750万、実はギャンブル依存の神谷由紀役には貫地谷さん、元キャリアウーマンで年収1,800万、だが“お教室不倫”中の後藤みどり役には安達さん。そして、年収5億3,000万、園ママ・カーストの絶対的トップに君臨する小田寺毬絵を檀さんが演じる。連続ドラマ初主演で、元気で前向き、でも空気を読めない(?)庶民ママを演じる木村さんは、「台本を作り上げる段階から話し合いの場に混ぜていただいていたので、希子の気持ちや作品に対しての愛情を持ちながら心の準備ができました」と準備万端。「共演者の皆さんが主演を経験されているのでその頼もしさが支えになり、あまり肩に力を入れすぎずに良いバランスで作品に挑めそうです。何があっても前向きにがんばるシングルマザー希子の役を通して、女性の皆さんを元気にする作品にしたいです」と意気込みを語る。新井順子プロデューサーは「清楚なイメージが強い木村さんに、パワフルで親しみやすく愛情にあふれたシングルマザー役をお願いしました。新ジャンルの木村文乃さんは必見です!」とコメント。また、「各世代を代表する、美しさと実力を兼ねそろえた」豪華なママたちには「この5人が並んだときの美しさの破壊力は、想像を超えるものになるでしょう」と期待を寄せた。“子育てをする母親たち”のみならず“現代を生きる孤独な女たち” の友情物語であり、異文化に飛びこんで行く“ヒロインの成長と冒険の物語”ともなる本作。幼稚園という、世代も価値観も違う“女たちの第二の学校”で逆境に立ち向かっていく痛快なヒロインに注目だ。火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は4月14日(火)22:00よりTBSにてスタート(初回は15分拡大放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月09日バンドネオン奏者の小松亮太が、12月12日に東京・THEATRE1010でコンサートを開催。MCで、「地元の北千住でコンサートをできることが感慨深い。昔からの夢が叶いました」と喜びを語った。小松亮太は14歳で主にタンゴなどで用いられる楽器、バンドネオンを始め、1998年に『ブエノスアイレスの夏』でCDデビュー。以来、アルゼンチン・タンゴの演奏者として長きにわたりシーンをけん引してきた。ギターとコントラバスによるトリオや、そこにピアノやヴァイオリンなどを入れた編成など、さまざまな形でコンサートを行っている。今回は、バンドネオン3人以上、ヴァイオリン3人以上、ヴィオラ、コントラバス、チェロ、ピアノなどで構成されるアルゼンチン・タンゴの代表的な楽団“オルケスタ・ティピカ”の編成で、韓国のバンドネオン奏者コー・サンジや台湾のウー・ヤンランらを迎え、多国籍なメンバーでコンサートを行った。テレビ番組『THE世界遺産』のオープニングテーマ『風の詩~THE 世界遺産』で幕を明け、バンドネオンのよく伸びる美しい音色を披露。続く、タンゴの名曲『ダンサリン』ではせつなく情熱的に、そして『たそがれのオルガニート』ではのどかな風景を想起させる温かい演奏で観客を魅了した。バンドネオンの演奏をより楽しんでもらえるようにと小松が用意したのは、小松作曲の『グスコーブドリの伝記』と『想いの届く日』。バンドネオン奏者だけで演奏し、美しいハーモニーを聴かせた。さらに、『ジェラシー』では、もっと身近に感じてもらうために、男女のヴァイオリン奏者が客席を練り歩きながら演奏。ヴァイオリンの音色が言い争うような演出で会場を沸かせた。第1部のラストは、「ムチャぶりのアレンジをした」という『リベルタンゴ』を4人のバンドネオン奏者で演奏。バンドネオンを叩いたり、こすったりしてリズムをとりながら、迫力ある演奏で観客を楽しませた。第2部は、コントラバスが主役のナンバー『コントラバヘアンド』でスタートし、コー・サンジが日本のアニメにインスパイアされて作った曲『出撃』や、ウー・ヤンランによる『アディオス・ノニーノ』などを披露。さらに、韓国人シンガーのイ・ジョクをゲストに迎え、小松が初めて作った歌詞のある曲『下弦の月』で共演。イ・ジョクは日本語で歌うのが初めてとは思えない見事な歌声を披露した。アンコールは、タンゴの名曲中の名曲『ラ・クンパルシータ』で締めくくった。小松亮太は、来年1月26日(月)に東京・東京芸術劇場 コンサートホールで開催される映画音楽だけで送るコンサート“live image cinema best”に出演。チケットは発売中。取材・文:門 宏
2014年12月25日長谷川博己と小松菜奈が12月18日(木)、CM出演するダイハツの軽自動車「新型ムーヴ」の記者発表会に出席した。先日より放送中のCMでは、小松さんは次世代型の取り扱い説明書としてアンドロイドの“トリセツ”を演じている。この日は、寒空の下、午後7時開始イベントという過酷な環境で、しかもホワイトクリスマスという設定で人工雪が舞う中、小松さんはキュートなサンタの衣裳で長谷川さんと共に登場。はた目にも寒そうだが、さすがアンドロイド?つらそうな様子など一切見せず、クールな笑顔を浮かべる。小松さんは撮影をふり返り「クールな感じで楽しくやらせてもらいました」とニッコリ。プレゼントのボックスを手に登場した長谷川さんは「こんなトリセツ様がいたら嬉しいですね」と頬を緩ませていた。改めてこの新型ムーヴについて、長谷川さんは「スタイリッシュで乗り心地が良く運転しやすいです」と絶賛。小松さんも見た目がすごくカッコよくインテリアも高級感があって、乗り心地も良いので最高ですね」と女性の目線で新型ムーヴの魅力を語った。クリスマスデートをテーマにしたQ&Aでは、「もしもクリスマスドライブで行くなら、A:人気の温泉グルメスポット、B:山奥の絶景夜景スポットどちら?」という質問に小松さんも長谷川さんも「B」を選択。小松さんは「夜景を見に行きたいです。この車で行ったら最高ですね」とワクワク!長谷川さんは「隠れた絶景スポットにたどり着く達成感とそれを見せてあげる喜びがありますね」と語る。続いて「プレゼントを渡すならA:『運転してみる?』と言って、彼女の運転を褒めつつさりげなく渡す、B:助手席で眠っている間にプレゼントを置く」という質問に長谷川さんは「照れくさくなくていい。さりげなく、サプライズで…」と「B」を選ぶが、プレゼントを受け取る側の小松さんは「せっかくのクリスマスなので、(寝ている時間が)もったいない。2人で話したい」と女心を吐露。これには長谷川さんも「参考になります(笑)」とうなずいていた。最後に、長谷川さんは「運転しやすさや乗り心地は大事で、いい思い出にもなる」とデート視点で新型ムーヴの利点をアピール。一方の小松さんはクリスマス本番を前に「クリスマスドライブの“トリセツ”として誰かに教えながらドライブしたい!」と運転をしてくれるクリスマスデートのお相手を探し中のようだった。2人が出演する「新型ムーヴ」CMはオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日映画『渇き。』で鮮烈なデビューを果たした小松菜奈が12月5日(金)、本作のブルーレイ&DVD発売を記念して行われた試写会に、ブルーレイ&DVDに収められている小松さんが出演する特別映像の監督を務めた山戸結希監督と共に来場した。公開当時、凄惨な描写を含め賛否を巻き起こした本作。元刑事のロクでなし男の藤島は別れた妻に頼まれて失踪した娘の姿を追うが、行く先々で耳にするのは信じられないような娘の“裏”の顔だった…。「サンタの女の子バージョン」というクリスマス・スタイルの赤いキュートな衣装で登場した小松さん。このほど、本作の加奈子役で「報知映画賞」の新人賞を受賞したが、「聞いたときは驚きと嬉しさがありました。でも私だけの力ではなく、リハーサルから指導してくださった助監督さん、いつも明るくいてくださったスタッフのみなさん、監督、みなさんがいてくれたおかげです」と感謝の思いを口にする。改めて本作について「演技は全然うまくないけど、女優として新しい道を見つけることが出来た最高のデビュー作です」と語った。今回、セルDVD&ブルーレイに収録されている山戸監督の手による「私はわたしをさがしています。」は『渇き。』の様々なシーンについて語る様子など小松さんの“素顔”に迫った作品。小松さんの地元である山梨で撮影が行われているが「『渇き。』の撮影の時は高3で、東京に通いながら撮影していて、地元はやはり特別にリラックスできたんですが、今回もリラックスしながら話してて、不思議な気持ちでした。ずっと食べてます(笑)」とふり返る。この日、客席には“ボク”を演じた清水尋也の姿も。山戸監督による映像の中で、清水さんと再会し、撮影をふり返る姿もあるが「映画について面と向かってしゃべるのは照れくさかったです。お互いに屋上のシーンが印象に残ってて、やっぱり懐かしいなと思います」としみじみと語った。山戸監督は、大学在学中から様々な映画祭に入賞し、期待を集める新鋭で今年『5つ数えれば君の夢』で商業映画デビュー。12月6日(土)より旧作の『おとぎ話みたい』が2週間限定でテアトル新宿にて公開となる。山戸監督は小松さんについて「いままで見た人類の中で一番美しい!」とその美貌を称賛。今回の映像作品の中の小松さんについて「美しいけど純朴で親しみやすさを見せたかった」とずっと小松さんに好物を食べてもらいながら話を聞いたのも、意図した上だったと明かす。「役者は他者になる存在ですが、他者になる直前の等身大を映しているし、他者になる瞬間もちょっとだけ映っていると思います」と語った。『渇き。』ブルーレイ&DVDは12月19日(金)発売開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年12月06日モデルで女優の小松菜奈、映画監督の山戸結希が5日、東京・渋谷シネパレスで行われた、映画『渇き。』のDVD&ブルーレイ発売記念イベントに出席した。今年6月に全国公開された本作は、元刑事の父親・藤島(役所広司)が、謎の失踪を遂げた高校生の娘・加奈子(小松)の行方を追ううちに、想像を超えた娘の正体を知ることになる――というストーリーで、『告白』の中島哲也監督が手掛けた作品。19日に発売されるDVD&ブルーレイには、山戸監督が撮り下ろしたメイキング『私はわたしを探しています。』が収録されている。本作で映画デビューを果たした小松は、赤のニットにチェックのスカートを合わせた可愛らしいファッションで登場し、集まった観客を前に、「緊張します……」と言いながら、「演技はまだ全然上手くないけど、女優として新しい道を見つけることができた最高のデビュー作です」とはにかみながらアピール。小松は、本作で第39回報知映画賞新人賞を受賞しており、「驚きとうれしさが同時にきました。私だけの力じゃなく、監督やスタッフさんたちがいてくれたおかげ」と感謝の言葉を語っていた。また、メイキングを撮り下ろした山戸監督は、「こんなに綺麗な人が地球に存在するんだと。人工的な美しさと自然な美しさを両方持っている。今までいた人類の中で1番美しい」と小松に惚れ惚れ。「『渇き。』の話を(メイキング撮影を行った)山梨でするとは思ってなかったので不思議な感覚でした。リラックスして撮影できました」と振り返った小松は、"ボク"役の俳優・清水尋也と再会したそうで、「久しぶりに会ったので、照れ臭かった。現場ではテンションも違ったので」とエピソードを語っていた。
2014年12月06日2012年4月にTVアニメ『モーレツ宇宙海賊』のイメージソング「Black Holy」でデビューした声優・小松未可子の6枚目となるシングル「Latimer road」が2014年11月5日にリリースされるのを機に、「Latimer road」のイメージにあったコーヒーがブレンドされることになり、味を決定するべく、小松自身がテイスティングを行った。今回、「Latimer road」をイメージして、コーヒーマイスターが用意したブレンドは3種類。コーヒーは飲むが酸味は苦手という小松の好みにあわせ、「香りを強くして酸味を抑えた、マイルドタイプの飲みやすいブレンド」というあたりが基本コンセプトとなっている。自身初となるテイスティングに挑む小松。家族がコーヒー好きのため、実家にいたころは豆からひいたコーヒーを飲んでいたというが、最近では眠気覚ましに週一回飲む程度という。緊張と期待にあふれた表情で、最初に口にしたのは「まろやかなブレンド」。"若い人からお年寄りまで、みんなでおいしく飲める癖のないコーヒー"というコンセプトのもと、ブラジルNo.2/19、コロムビアスプレモ、エチオピアモカをブレンドすることによって、やわらかな口当たりのマイルドな味わいが作り出されている。香りを楽しみつつ、コーヒーを一口。癖のないブレンドに、ブラックにはやや抵抗があると語っていた小松だが、ミルクなしでも「すごく飲みやすいです!」と感動の声を上げる。「スッキリしていて、後味も爽やか。本当に飲みやすいです」と、テイスティングであるにも関わらず、思わず一杯、飲みきってしまいそうになる。続いてテイスティングに挑んだのは「ライトなブレンド」。エチオピアモカの変わりに、ガテマラSHBとジャバロブスタを加えることで、"毎日飲んでも飲み飽きない、気軽にがぶのみできるコーヒー"を実現している。コーヒーマイスターによると、「4種類の豆をブレンドするのは珍しい」とのこと。"がぶのみ"できることがコンセプトになっているだけあって、「まろやかなブレンド」よりもさらにスッキリとした口当たりとなっており、「本当に"がぶのみ"したくなりますね」とコンセプトどおりのブレンドに驚く小松。「比べてみると、本当に味わいってちがうんですね」とコーヒーの奥深さに感嘆しつつ、「冷やしてアイスコーヒーにしたら、もっと"がぶのみ"できそう」との感想を述べる。そして3つめは、"飲むと元気に、陽気になれる、おしゃべりしながら楽しく味わえるコーヒー"をコンセプトにブレンドされた「コクのあるブランド」。ブラジルNo.2/19を強くし、コロムビアスプレモとジャバロブスタを加えることで、「完熟フルーツのようなコクとボリューム感のある味わい」が作り出されている。先に試した2つとは異なり、コクを重視したブレンドに「これはじっくり飲むタイプですね」と小松。ミルクを入れることで、完熟フルーツのようなコクが際立ち、「甘いケーキと一緒に飲みたい感じです」と笑顔を見せる。3つのブレンドをテイスティングし終えた小松だが、3種類とも「Latimer road」の世界観からイメージされたブレンドのため、「どれも正解なんですよね」と頭を抱える。その中で、「やはり、"がぶのみ"という歌詞はインパクトがあって、すごくやりたくなるんですよね。じっくり飲むのなら3番目なんですけど、今回は2番目がいいと思います」ということで、"がぶのみ"をコンセプトにした「まろやかなブレンド」が採用されることになった。最初にテイスティングの話を聞いたとき、「ちゃんとコーヒーの味がわかるのかどうか心配だった」という小松。コーヒーにはやや苦手意識もあったが、今回のテイスティングによって「コーヒーの美味しさを再発見しました」と、コーヒーに対する印象が大きく変わったことを驚いていた。「『Latimer road』は、皆さんの背中をポンと押してくれるような元気がもらえる楽曲になっています。コーヒーを"がぶのみ"しながら聴いていただけるとうれしいです」と締めくくった。なお、小松自身のテイスティングによって決定されたブレンドは、「MK COFFEE」と銘打たれ、2014年11月9日に渋谷公会堂で行われるライブイベント「ハピこしライブ! ~小松未可子生誕イベント2014~」の会場にて2,000円(税込)で販売されるので、会場に足を運ぶ方はぜひともチェックしておいてほしい。「コーヒーの香りでライブ会場を満たしてほしいです(笑)」(小松)。なお、渋谷公会堂でのチケットはSOLD OUTとなっているが、全国8カ所で行うライブビューイングのチケットは発売中。詳細は公式サイトにて。
2014年11月04日東京・渋谷の「PARCO GALLERY X」は、写真展「3人のフォトグラファーが撮る小松菜奈」を開催する。小松菜奈は14年公開の映画『渇き。』で長編映画へのデビューを果たした若手女優。同年10月に公開された『近キョリ恋愛』や、15年公開予定の『バクマン。』では、相次いでヒロイン役を務めて話題となった。今回の写真展では小松の写真集を手掛けた、tsukao、アシザワシュウ、鈴木新という3人のフォトグラファーによる作品を出展。今回しか見られない貴重なカットも数多く展示される。また、会場では10月10日に発売された写真集『小松菜奈 first photo book18』の他、写真詩集『雪の国の白雪姫』の先行販売を予定。写真詩集で実際に使用されたアクセサリー、ポエムカードやマグカップなども販売される。【イベント情報】3人のフォトグラファーが撮る小松菜奈会場:渋谷パルコ パート1 地下1階住所:東京都渋谷区宇田川町15-1会期:10月18日から10月26日時間:10:00から21:00入場無料
2014年10月15日中島哲也監督の『渇き。』で小松菜奈に密着したスペシャルメイキング「私はわたしを探しています」を撮り下ろすなど、映画業界で高い評価と注目を集めている新進気鋭・山戸結希の監督作『おとぎ話みたい』が、12月6日(土)よりテアトル新宿にてレイトショー公開されることが決定した。唯一無二の存在感を誇るオルタナティヴ・バンド「おとぎ話」と山戸監督とのコラボレーションで生まれた本作は、田舎に暮らす高校3年生のしほ(趣里)のひと冬の初恋の記憶と、愛と夢のはざまで傷つく青春の普遍性を紡いだ“少女”映画。音楽(MUSIC)と映画(MOVIE)を融合させた自主映画の祭典「MOOSIC LAB2013」の一環で製作・公開されると、レイトショーのチケットが午前中に売り切れる盛り上がりを見せただけでなく、観客からも圧倒的支持を得て「グランプリ」など3冠を獲得。さらに、6月にテアトル新宿で行われた「観ずに死ねるか!傑作青春シネマ」特集では 2010年代を代表する最新作として選出され、立ち見席まで完売となる人気を見せつけた。山戸監督は、2012年、上智大学在学中に処女作『あの娘が海辺で踊ってる』を発表してから、目を見張るスピードで独自の映画世界を進化させている25歳の期待の新鋭。2013年には「フライデー」の“今年くる顔16人”にも選出されている。2014年春には、アイドルグループ「東京女子流」主演の『5つ数えれば君の夢』が、監督最年少記録で公開を迎えた渋谷シネマライズにてロングランヒットを記録。さらに、『渇き。』ブルーレイ&DVDにも収録された、小松さん主演のメイキングドキュメンタリーを手がけるなど、山戸映画特有の少女像を生み出しており、いまや若手監督の旗手としてアツい視線が注がれている。その監督が大学時代の最後に製作したのが本作。狂おしいほどに内面を尖らせてゆきながら、それでもポップな少女の表象が踊る本作は、“少女の遺作”とも銘打たれている。なお、哲学科出身で独特の言語感覚を持つ監督自らが、前売りチケットにその場で愛の言葉をしたためてくれる本作の前売り券販売会が、11月16日(日)に開催される予定だ。『おとぎ話みたい』は12月6日(土)よりテアトル新宿にて2週間限定レイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日小悪魔のように周囲の人々を振り回す少女を演じ、衝撃的な長編映画デビューを飾った『渇き。』から一転、小松菜奈が、高校教師に恋をして振り回される不器用なヒロインに。山下智久と共演した大ヒット少女コミックの映画化『近キョリ恋愛』の胸“キュン”ワールドを振り返った。その他の写真小松が演じるのは、感情表現が苦手で周囲からは超クールに見られてしまう成績優秀な女子高生ゆに。毒舌で冷たく見えて、いざというときは優しいツンデレ英語教師ハルカ(山下)に、強がっている自分を見透かされ、大嫌いと言いつつ好きになってしまう。やがてハルカもゆにに惹かれていくが、先生と生徒の距離は近くて遠く…。壁ドン!や、原作でも有名な教壇に立つハルカと、教卓の下に隠れたゆにとのキスシーンなど、女の子がドキドキしてしまうシチュエーションが次々に登場。小松も「今日はお姫様抱っこされるんだ。今日は教卓のキスシーンだ」とドキドキしたと明かす。なかでも特に胸キュンしたのが海辺での場面。「ハルカ先生がすごくストレートに気持ちを言ってくれるんです。海辺での告白って、シーン的にはベタですけど(笑)、でもベタが一番いいなって思いました。ハルカ先生のそれまでのツンがあるから余計にドキドキするし」と笑顔を見せる。だが、ゆには感情を表に出さないキャラクター。キュンキュンしても、それをそのまま表現することはできなかった。「熊澤(尚人)監督からは『とにかく無表情で!』って何度も怒られました。この“無表情”がただの無表情じゃなくて、ハルカ先生のことが好きという感情は入れながらの無表情なので本当に難しくて」。長編2作目も高いハードルを突き付けられたが、自分を“負けず嫌い”だと認める小松には、確実に大きな糧になった。「たとえば本屋さんに行って恋のHOW TO本を探すシーンは、顔色は変えずに緊張感を出すためにツバを飲み込むようにしました。監督にもいいねって言ってもらえて。今回も必死でしたが、そうして表現を考えるのは楽しくもありましたね」。『近キョリ恋愛』10月11日(土)公開取材・文・写真:望月ふみ
2014年10月09日『ツナグ』などの直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』の初日舞台あいさつが4日、に都内で開催され、水川あさみ、木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が登壇した。高校時代、クラスの中で太陽のように輝いていた高間響子(水川あさみ)と、彼女に寄り添っていた同じ名前のクラスメイト、鈴原今日子(木村文乃)。しかし、ある日をきっかけに2人の立場は逆転する。その10年後、彼女たちはクラス会で再会し、過去と対峙する。水川と木村は本作で初共演を果たした。水川は「いっしょに撮影したのは、ラストシーンだけだったんだけどね」と、笑顔で木村と顔を見合わせる。木村は、水川について「普段から明るい方だと思っていたけど、本当に太陽のような方でした」と好印象だった様子。水川も木村について「すごく真っ白で何色にも染まらない強さがある。でも女らしくて仮面な一面もある」と称えた。その後、冬の寒かった撮影について、水川たちから矢崎監督に恨み節が。木村が、ポスター撮りのシーンで急遽、動画撮影が始まった件で「ものすごく寒くて、セリフの量もけっこうあったけど、使われてなかったです」と訴えると、矢崎監督は「すみません」と苦笑い。水川も「寒くて口がガタガタ言って、NGを出したことを覚えています」と続け、森も「たぶん、いちばん私が寒かった。お墓参りのシーンでは、セリフをしゃべると口から白い息が出るから、氷を食べろと言われました」と抗議。矢崎監督は恐縮しきりで、会場からは笑いがもれた。最後に、水川は『太陽の坐る場所』について「人の心のどこかにあるざらっとした部分に触ってくるような映画です」と表現。矢崎監督は、『太陽の坐る場所』について「僕の中の最高傑作。素晴らしい俳優さんの今を撮れた最高のものだと思っています」と自信をもってアピールした。
2014年10月05日映画『太陽の坐る場所』が10月4日(土)に公開を迎え、水川あさみ、木村文乃、森カンナという女性キャスト3人と矢崎仁司監督が揃って都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。映画化もされた「ツナグ」などで知られるベストセラー作家・辻村深月の同名小説を映画化。高校時代は“女王”のような存在だったが、いまは地方局の女子アナとして充たされない日々を送る響子と、そんな彼女の影に隠れた高校時代を送るも、いまは女優として活躍する今日子という2人の“キョウコ”を中心に女たちのドラマが展開する。登壇するや、“女子会”のような雰囲気で楽しそうに話し、互いにツッコみ合う女優陣3人だが、撮影中に3人が顔を揃えるシーンはなく、メインキャストの水川さんと木村さんですら一緒のシーンはラストのみ。水川さんは「シーンの切り替わりですれ違ったり、あとは最初の本読みで顔を合わせただけ」と明かしつつ、2人の様々な思いが詰め込まれたラストについて「自然に、その場の空気や匂いの中であのシーンが出来たと思います」とふり返る。木村さんは共演シーンはわずかながらも、それ以外の時間でも水川さんの存在をしっかりと感じていたようで「普段から明るくて、本当に太陽みたいでした」と語り、“再会”のシーンでも「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と述懐する。森さんは、なかなか胸の中の思いを言葉に変換できないようで、そんな様子を水川さんらからイジられ、励まされつつ、作品について「観終わって『女って切ない生き物だな』と感じました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えたかもしれないし、(舞台となった)山梨って東京に近いようで遠くて、『(地元から)出た組』と『出なかった組』とあって…」と映画に登場するドロドロとした思いを抱えた女たちの思いを代弁する。「言葉にしにくいものがあるけど、観終わったら分かっていただけると思います」とうなずいた。矢崎監督は「普段は映画を作る時に、映画史の中から『超えるべき作品』を見つけるんだけど、今回はそれが見つからなかった」と明かし、「僕の中で最高傑作と言えるかもしれない。繰り返し観るに耐えうる作品を作ったつもり」と落ち着いた口調のながらも強い自信を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。『太陽の坐る場所』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月04日直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』が10月4日に公開を迎え、主演の水川あさみに木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が有楽町スバル座で行われた舞台あいさつに登壇した。『太陽の坐る場所』舞台挨拶その他の写真映画は、高校時代は女王のような存在だったが10年後のいまは地方局の女子アナとして充たされぬ日々を過ごす響子と、高校時代は地味だったが、いまは女優として成功を収めた今日子。“キョウコ”という同じ名を持つふたりの姿を通じて、女性特有の心理を繊細に紡ぎ出していく。実は、水川と木村と森の3人が劇中で顔を合わせる機会は一度もなく、この舞台あいさつでしか見られない貴重なスリーショットとなった。劇中では様々な思いを胸に秘めている3人だが、壇上に並ぶと和気あいあいとしており仲の良い3姉妹のよう。水川は、木村と唯一の共演シーンとなったクライマックスについて「自然に、その場の空気でああいうシーンが出来ました」と述懐。「何とも説明しづらいんですが、不思議と“キョウコ”でした。印象に残るシーンになりました」と語る。木村もそのシーンに触れ「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と語る。普段の水川については「本当に太陽みたい!」とその明るいキャラクターを称賛する。水川も木村も、撮影時の厳しい寒さについて顔をしかめて振り返っていたが「ふたりとも『寒かった』と言ってますが、一番寒かったのは私!」と異議を唱えるのは、同級生を演じた森。「とにかく寒かった! セリフを話すと口から白い息が出るので氷を食べて体の中から冷さないといけなかった」と苦労を明かした。完成した映画について森は「女って切ない生き物だなと思いました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えるかもしれませんが…」と女性特有の感情のもどかしさを語り、木村も「小さい時や思春期の傷が大人になっても癒えない人はいる。周りに『そんなの何でもない』と言われても、そうじゃないということを丁寧に描いた作品」と登場人物たちの思いを代弁する。水川は「気持ちいい映画じゃないかもしれないけど、懐かしさや青臭さを感じていただければ」と呼びかけた。『太陽の坐る場所』公開中
2014年10月04日10月11日公開の映画『近キョリ恋愛』のスペシャル"胸キュン"イベントが24日、都内で行われ、山下智久、小松菜奈、小瀧望(ジャニーズWEST)、山本美月が出席した。累計200万部を超える伝説の大ヒット少女コミック、みきもと凜原作の『近キョリ恋愛』を実写映画化した本作。主人公のツンデレ英語教師、櫻井ハルカに山下智久、ヒロインの枢木ゆにに中島哲也監督の話題作『渇き。』で長編映画デビューを果たした小松菜奈を抜擢。さらに小瀧望や山本美月、水川あさみら豪華なキャストが脇を固め、ハルカとゆにの秘密の恋を描く。本作では随所で"胸キュン"シーンが散りばめられているということで、この日は『スペシャル"胸キュン"イベント』と題したイベントを実施。観客との距離も身近い会場で行われ、「相当近いですよね。こんなの初めてですよ」と驚愕の山下は、初共演の小松を「(長編映画)2作目とは思えないほどの存在感でした。すごく和ませてくれて、これから楽しみな女優さんだと思いましたよ」と絶賛。小松も「テレビで見る人だったので、『本当にいるんだな~』と最初は思いました。すごく落ち着いていて、スタッフさんや共演者に対しても優しかったですよ」と好印象のコメントを発すると、山下が「今度焼き肉おごるから。褒めてくれてありがとうの焼き肉だよ」と笑顔だった。この日は劇中での胸キュンシーンを観客と鑑賞するコーナーも実施。中でも授業中に教卓の下に隠れている小松と山下がキスするシーンが披露され、同シーンについて小松が「2人の世界が教卓の下であんなことやこんなことが繰り広げられます」とコメント。また、ダブルデート中に小瀧から告白されるシーンに小松が「すごくいいと思います!急に手を掴まれてキュンとするじゃないですか!」と男性から男らしく告白されることを望んでいる様子だった。映画『近キョリ恋愛』は、10月11日より全国公開。
2014年09月25日賛否両論の嵐を巻き起こしている中島哲也の監督作『渇き。』でエキセントリックなヒロインを演じた新星女優・小松菜奈が、今度は「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの大人気コミックを実写化した『バクマン。』で、可憐なるヒロインに挑戦することが明らかとなった。本作の主人公は、高校生の真城最高(ましろもりたか/演:佐藤健)。高い画力をもちながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの日々を送っていた。ある日、些細な出来事をきっかけに、クラスの秀才で漫画原作家・志望の高木秋人(たかぎあきと/演:神木隆之介)に、「オレと組んで漫画家にならないか」と誘われる。はじめは一緒に漫画を描くことを拒絶していたが、声優を目指している片想いのクラスメイト・亜豆美保(あずきみほ)と、「漫画家として、声優として、お互いの夢が実現したら結婚する」と約束したことから、漫画家への道を志すことに――。前述の『渇き。』やドコモdビデオのCMに出演し注目を集めている小松さんが、本作で演じるのは最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆。今回の大抜擢を受け、「亜豆は自分の意思をしっかり持っているピュアな女の子で、男性がイメージする理想の女性の様に思います。自分で決めた一つの大きな夢に向かって頑張っている姿がとてもまっすぐで、共感しながら演じました」と撮影をふり返る。さらに、劇中では初の声優役としてアフレコシーンに挑戦しているそうで、「亜豆を演じるにあたって“声優”という役柄を演じられるかとても不安で、撮影前に監督へレッスンを希望しました。実際の声優の方にレッスンを受けることが出来たので、撮影時には少しは上達したかなと思います。また撮影現場では、最高役の佐藤さんが緊張している私に優しく話しかけてくださり、とても安心して楽しんで撮影出来ました。最高と亜豆のピュアで甘酸っぱいシーンも、楽しみにしてください。頑張って演じた作品なので、多くのみなさんに観て頂きたいです」とコメントを寄せている。鬼才・中島監督の次に、『モテキ』で知られる奇才・大根仁がメガホンを握る本作への出演。作品と共に女優・小松菜奈にますます注目が集まりそうだ。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日玉木宏、本田翼、東出昌大、木村文乃、高梨凛ら総勢10人の男女が、クリスマスの東京駅を舞台に繰り広げるラブストーリーを描いた映画『すべては君に逢えたから』。本作は、クリスマスという特別な日をきっかけにそれぞれの男女が想いを大切な人へと告白するシーンが魅力の一つとなっているが、中でも東出さんと木村さんが登場するストーリーで描かれる“遠距離恋愛”は多くの人が「あるある」と共感できるはず。過日、本作の公開を記念して「クリスマスだから、大切な人に伝えたい想いを手紙にしよう!」キャンペーンが実施された。およそ3か月間にわたって行われ、600通もの応募の中から、見事「ロマンティック賞」に輝いたのは、約25年前に遠距離恋愛を経験し、その後、結婚したというご夫婦。この2人のためだけに、『すべては君に逢えたから』プライベート試写会がプレゼントされたが、そんな彼らの“遠恋あるある”は?映画を鑑賞した2人は、東出さん演じる津村拓実と、木村さん扮する山口雪奈の東京~仙台間の遠距離恋愛でのすれ違いや、久しぶりに逢えるひと時のときめきを思わず思い出したと語る。東京~大阪間で遠距離恋愛を育んだご夫婦は、もともと大学時代の友人で、奥様は大阪の会社へ、旦那様は東京の会社へ就職。奥様が出張のため、偶然乗った新幹線で旦那様と再会したことがきっかけで交際がスタート。そして出張の度に、当時の最終新幹線“シンデレラエクスプレス”を利用して東京と大阪を行き来きしていたという。久しぶりに逢った後はいつも別れがたく、時には、見送るだけのはずが実際に帰り際の新幹線に乗り込んでしまい、翌日の始発で一人戻ってきたことも…。そんなエピソードは本作で描かれるシーンとも重なり、「新幹線を利用する遠距離恋愛中のカップルにとって、新幹線で相手を連れて帰ってしまうって、“遠距離恋愛あるある”なんですね!」と少し恥ずかしそうに語っていた。また木村さん演じる雪奈は、離れている相手のことが分からなくなり、すれ違いが生じて、東出さん演じる拓実とぶつかってしまうのだが、奥様は「離れているから相手のことが分からなくて不安になったことはない」と断言する。「相手(夫)はあんまり喋らないタイプで、私の話を聞くだけだったので疑うこともなかったんです。自分が忙しくて余裕がなかったので、待っている時間がなかったからかも(笑)」とも。そんな2人は、木村さんと東出さんが演じるカップルが決まり事にしている「モーニングコールを欠かさずする」ということはなかったそうだが…代わりに、毎晩のように電話をしていたそう。25年前は携帯もメールもなく、電話だけが唯一の連絡手段。だからこそ、雪奈と拓実のカップルが久しぶりに逢うシーンの高揚感や幸せはすごく共感できたと語り、キラキラと目を輝かせながら語る姿が印象的だった。離れている分、久々に逢えたときの喜びはひとしお。きっと、いつも一緒に過ごせるカップルにも負けない幸せなひとときを過ごしていたに違いない。その後、交際が1年を過ぎた頃に、2人は結婚を決めたそうだ。久しぶりに逢える嬉しさは、いつの時代も、どんな状況でも変わらない。遠距離恋愛中の人はもちろん、すべての恋人たちの胸をキュンとさせる本作で、遠距離恋愛ならではの“あるある”を見つけてみては?『すべては君に逢えたから』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:すべては君に逢えたから 2013年11月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 「すべては君に逢えたから」製作委員会
2013年11月25日東京駅の開業100周年記念映画『すべては君に逢えたから』の中の一篇で東出昌大と木村文乃が主演する「遠距離恋愛」の東京駅での深夜ロケに潜入!クリスマスツリーの下でのプロポーズという胸キュンシーンの模様が明らかになった。本木克英がメガホンを取り、1日で100万人以上が利用する東京駅を舞台に10人の男女による6つの愛の物語が描かれる本作。東出さんと木村さんが出演するエピソード「遠距離恋愛」では東京と仙台で離ればなれで暮らすカップルの物語が展開する。JRの全面協力を得て、通常では撮影の許可の下りない東京駅でのロケが実現!とはいえ、撮影ができるのは最終電車と始発電車の間の真夜中の数時間のみ。この日は丸の内側出口の駅前のロータリーにて撮影が行われた。梅雨の真っただ中の6月下旬の撮影だが、クリスマスのシーンということで、現場には半年ほど早いツリーがイルミネーションを施されて出現し、周囲にはコートに手袋、マフラーを身につけた150名もの通行人役のエキストラの姿が…。東出さん演じる拓実は黒っぽいコートを羽織り、ツリーの下で木村さん扮する恋人の雪奈の到着を待つ。仕事の忙しさの中で互いの気持ちに寄り添うことができず、物理的な距離以上に心の距離が開いてしまった拓実と雪奈。だが、クリスマスの再会で拓実は雪奈に指輪を差し出し結婚を申し出る。言うまでもなく映画の中でも最重要パートの一つである。シーンにしてわずか数分の短いシーンではあるが、細かくカット割りがなされており、テストと本番を繰り返し、監督の「OK」の声が響きわたるとすぐさま別のカットへと目まぐるしくカメラの位置が変えられていく。夜明けがタイムリミットということでスタッフたちは文字通り、現場を奔走!空が少し明るくなり始めた午前4時ごろ、この日、予定されていた全てのシーンの撮影がようやく終了した。2人が交わす甘い(?)会話の詳細やプロポーズの成否については映画が完成してのお楽しみ。ホッとしたのも束の間、スタッフたちは総出で撮影現場の片付けに取り掛かる。そして、東出さん、木村さん、本木監督は集まった報道陣からの質問に応じてくれた。昼夜逆転での連日の撮影。しかも時間制限がある中で、かなりの数のエキストラを動員しての撮影という過酷な現場となったが、本木監督は「日本で一番美しい駅」と語る東京駅での貴重な撮影とあって、「その贅沢さはスタッフみんなが感じていたと思います。過酷ですが、お祭りのような昂揚感があった」と充実した表情で語る。東出さんの顔にも疲労の色が浮かぶが、一方で「ここ数日の昼夜逆転は面白かったです。時間が限られた中での東京駅の撮影ということで、不思議な体験でしたね(笑)」と明け方に差し掛かり、そしてプロポーズを終えてややハイ状態…?ラブストーリー初体験にして、クリスマスに東京駅のクリスマスツリーの下で恋人に指輪を差し出すという、90年代のトレンディドラマのような王道すぎるプロポーズを体現したが、感想を尋ねると「監督からは『恥ずかしがらずに2人の世界で』と言っていただいたんですが、実際にやってる最中は2人の世界でした。意外とイケるもんですね(笑)」と余裕しゃくしゃく?「主軸にある大事な感情『愛する』だったり、『好き』だったりというものが、演じてて何ら負荷がないというか、すごく楽しいことだったので、やってて面白かったです」と手応え十分の表情で明かした。木村さんも「いつも不倫や略奪愛だったり、報われない恋ばかりしてたので『大丈夫かな?』と思うところあったんですが(苦笑)、いざやってみたら、自分の中にも当たり前にある感情だったんだなと気づくことが多かったです。いままで『恋愛に向いてないのかな…?』って思うこともあったけど、私は何ら変わりない普通の女の子なんだなって感じられて、いままでと違った感情を見つけながらやれて楽しめました」と恋する乙女をしっかりと楽しんだ様子。同学年ということもあってか「遠慮なく接することができた」(東出さん)、「全く壁がなかった」(木村さん)と語るように、初共演ながら距離を縮めるのに苦労はなかったよう。互いの印象を「マイペースな人」と口を揃えるなど息の合った(?)恋人同士の空気を醸し出していた。本木監督は本作を「ロンドンを舞台にした『ラブ・アクチュアリー』、ニューヨークの『ニューイヤーズ・イブ』に続く“東京版の恋愛映画”になれば」と意気込む。木村さんは「駅と言うと、そこからどこかに行ったり、帰ってきたり、途中で降りたりというイメージですが、ここが物語の中心になっていくというのが面白い。人がたくさん集まる場所だからこそ、いろんな話や思いが集まってくる」と見どころを挙げる。東出さんはいまや“観光スポット”としても注目を集める東京駅の様々な設備や見どころポイントに触れ、「映画を観た人が東京駅を訪れて、『ここ知ってる!』と言ってもらえる記憶に残る作品になれば」と本作ならではの魅力をアピールしてくれた。『すべては君に逢えたから』の撮影は本エピソード以外の物語も含め、東京駅のほか都内スタジオ、宮城県内ほかで行われており、7月末にクランクアップを予定。11月下旬より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2013年07月17日映画『NECK ネック』に出演している小松彩夏、AKB48の河西智美が7月9日(金)、東京・六本木のアスミック・エースで行われたトークイベントで、過去の胸キュンエピソードを披露した。お化け製造実験に取り組む大学院生・真山杉奈(相武紗季)と杉奈に惚れて実験に協力し、恐怖体験をすることになる同じ大学のラガーマン・首藤友和(溝端淳平)の恋の行方を描くホラーコメディ。キャッチコピー“胸キュンホラーエンタテインメント”にちなみ、過去に胸がキュンキュンした思い出をMCから聞かれた小松さんは「小学校4年生のとき、バレンタインデーに初めて好きな男の子に手作りチョコをあげたら、その年のホワイトデーには何もなかったんですが、2年越しで返事をもらった。下駄箱に手紙をもらいました」とニッコリ。「でも小学校のときだったので、付き合うってことにならず、お互いの気持ちを確かめ合っただけ。その後も中2までその男の子が好きでした」と甘酸っぱい思い出を告白。河西さんから「小6だったら付き合わない?」と突っ込まれたが、「確かめ合うだけだったんですよね」とちょっぴり残念そうな顔を見せた。河西さんは「中学校のときの、みんなにカッコイイと言われていた3年生の先輩に、卒業するとき、『河西ちゃん!』って呼ばれて、学ランの第2ボタンを渡された。意味が分からなくて…」と天然ぶりをチラリ。MCから「え、第2ボタンを渡すってことはお前のことが好きだってことって、分かるじゃないですか!」と突っ込まれると「分かんなかったんですよ〜。でもその3か月後ぐらいに公園に呼び出されて告白されました」と照れながら明かしていた。映画『NECK ネック』は8月21日(土)よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:NECKネック 2010年8月21日よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010『NECK』製作委員会■関連記事:ドキドキを体験!『NECKネック』カップル限定試写会に45組90名様ご招待ドキドキ満載“胸キュンホラー”『NECK』携帯クリーナーを10名様プレゼント溝端淳平首だけの演技にトラウマ?「テンション下がる…」覆面作家・舞城王太郎が出版界をジャック!数種類の「NECK」の物語を楽しめる溝端淳平相武紗季に胸キュン「男らしくてかっこいい!」
2010年07月09日