俳優の小栗旬が、23日深夜に放送されるラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週月曜25:00~27:00)に生出演することが決定した。放送では8月17日に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』にスポットを当て、小栗がゲストに登場する。小栗は主人公・坂田銀時を演じ、菅田は銀時の仲間である志村新八を演じている。映画公開を記念して、一足早く作品の魅力や裏話を、菅田と小栗が語りつくす内容となる予定だ。また、小栗はかつて『小栗旬のオールナイトニッポン』(07年1月~10年3月)のパーソナリティを務めており、深夜ラジオに関するトークも期待される。また、映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の主題歌を担当するのは、ロックバンド・back number。同作のために書き下ろした新曲で8月22日にリリースされる「大不正解」が、この日の『菅田将暉のオールナイトニッポン』で初めてのフル解禁となる。
2018年07月19日小栗旬主演の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)のポスタービジュアルが6日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。ついに完成した本ポスタービジュアルは、前作同様に凛々しい出で立ちの主人公・坂田銀時(小栗)を中心に構成された。お馴染みの“洞爺湖”と彫られた木刀を手にする銀時に続いて、万事屋で働く志村新八(菅田将暉)に、万事屋の居候で宇宙最強の戦闘種族・夜兎の神楽(橋本環奈)はもちろん、豪華布陣が続々登場する。また“鬼の副長”と呼ばれる近藤の右腕「真選組」副長の土方十四郎(柳楽優弥)と、一番隊隊長の沖田総悟(吉沢亮)の刀を抜く姿、シリアスな表情の局長・近藤勲(中村勘九郎)、そして同じく刀を抜く伊東鴨太郎(三浦春馬)と真選組のメンバーも登場。警察組織の頂点に君臨する松平片栗虎(堤真一)は貫禄を見せる。銀時のかつての盟友で、今は攘夷浪士の桂小太郎(岡田将生)や、新八の姉・志村妙(長澤まさみ)、そして“真選組動乱篇”・“将軍接待篇”共に重要人物となり、大きな笑いをもたらすことが期待される江戸幕府第14代征夷大将軍・徳川茂茂(勝地涼)、くノ一で銀時のストーカー・猿飛あやめ(夏菜)、万事屋の大家・お登勢(キムラ緑子)に、銀時が頼りにする発明家・平賀源外(ムロツヨシ)、そして役柄不明の佐藤二朗も集結。さらにポスターの頂点には鬼兵隊の頭領・高杉晋助(堂本剛)と、河上万斉(窪田正孝)という重要人物が鋭い眼差しを向けた。
2018年07月06日お笑い芸人のおばたのお兄さんが5日、自身のインスタグラムを更新。30歳の誕生日を迎えたことを報告し、俳優の小栗旬からお祝いメッセージが届いたことを明かした。おばたのお兄さん(左)と小栗旬おばたは、首をかしげて『花より男子』花沢類役・小栗旬のモノマネ「まーきのっ」をしている写真をアップ。このモノマネ風に、「みーーーそじっ。30歳になりました」と報告した。そして、「20歳の頃の僕よ。君が夢中になって見てる映画【クローズZERO】で『かっけぇなぁ』と好きになった滝谷源治、いや小栗旬さんからまさか10年後『おめでとう』と寝てる間にメッセージが届くなんて夢にも思わないだろ?」と小栗からのメッセージに感激。「30歳一発目は秩父でアリを捕まえる仕事です」と記した。さらに、「#まーきのっ #と言って人の名前をささやいて #首を傾けることによって #お金を稼ぐ30歳 #すてきやん」とハッシュタグも添えた。ファンからは「お誕生日おめでとうございます」「素敵な30歳になりますように」と祝福メッセージが殺到。「小栗さんステキな人だね」「小栗旬さんからおめでとうなんてすごい」「小栗旬さんからメッセージ届くなんて素敵すぎますー」「小栗さんかっけぇ、、」と小栗からのメッセージも話題を呼んでいる。
2018年06月05日俳優・小栗旬(35)がNHK大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬役として出演すると、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると龍馬は中盤から終盤にかけての中心人物となるため、同局は慎重にキャスティングを進めてきたという。 そんな中で白羽の矢が立ったのが、小栗。当初は主演映画の撮影などでスケジュールが埋まっていたものの、親友である主人公・西郷隆盛役の鈴木亮平(35)から「龍馬役は気心が知れた人にやってほしい」と熱烈にオファーされ快諾したというのだ。 「小栗さんと鈴木さんは同年代の俳優仲間。鈴木さんは小栗さんの初監督作品となった映画『シュアリー・サムデイ』に出演するなど、親交がありました。さらに13年公開の小栗さん企画の映画『HK 変態仮面』では鈴木さんが主演をつとめ、絆を深めていました。それが今回の小栗さん出演を後押ししたようです」(芸能記者) 「HK」といえば、主人公が「変態仮面」に変身した際のきわどいボディースーツも見どころの1つ。そのため当初、映画の製作は難航していたという。 「小栗さんが自ら演じる予定でしたが、スポンサーの絡みなどでNGに。そこで白羽の矢を立てたのが鈴木さんでした。鈴木さんは期待に応え、撮影までに1年かけて肉体改造に着手。脂肪で体重を15キロ増やし、そこから徹底的に絞って原作のイメージピッタリの主人公を演じたのです。小栗さんは完成作を見て『やっぱり亮平しかいないと思った』と感動していたといいます」(映画業界関係者) 小栗の出演決定は、文字どおり“ひと肌脱いだ”鈴木への恩返しでもあったようだ。
2018年04月09日お笑いタレント・おばたのお兄さん(29)が3月28日放送のフジテレビ系『良かれと思って!』に出演。モノマネをしている俳優・小栗旬(35)から言われたクレームを明かした。 大ヒットドラマ『花より男子』(TBS)で小栗旬が演じた花沢類のセリフ「ま~きのっ!」のモノマネでブレイクしたおばたのお兄さん。この日はスタジオにモノマネ芸人が集結し、ネタやエピソードを披露。おばたのお兄さんも「小栗旬さんのモノマネしかしていないんですけど……」と小栗とのエピソードを切り出した。 「番組で共演させていただいて、そこから連絡先も交換するようになった」と、“本人公認”のお墨付きをもらっている仲。「2018年の新年の挨拶と思って」と小栗に電話をかけたところ「あのさぁ、ちょっと文句1個言っていい?」と言われたという。 小栗の真面目なトーンに「あ、はい……」とかしこまっていると、「近くの公園に遊びに行くんだけど、遊んでる子どもたちが俺に向かって“ま~きのっ!”って言ってくるんだよ。これ、お前のせいだよな?(笑)」と笑いながらツッコミを入れてくれたことを明かした。
2018年03月29日俳優小栗旬・山田孝之がCM初共演。“割れない刑事”になって富士通コネクテッドテクノロジーズ「arrows NX F-01K」の新CMに登場する。俳優小栗旬・山田孝之がCM初共演で刑事役に公私ともに仲の良い小栗旬・山田孝之。映画『信長協奏曲』では、織田信長として生きる主人公サブローを小栗旬が、豊臣秀吉となる伝次郎を山田孝之が担当するなど、映画、ドラマでの共演は多いが、意外にもこれまでCMでの共演はなく今回が初めて。“割れにくいスマホ”をめぐるコミカルなストーリー“ザ・割れにくいスマホ”として紹介される「arrows」のCMでは、小栗旬・山田孝之がともに刑事に扮しコミカルなストーリーを披露する。「arrows」を駆使して事件を次々と解決する小栗刑事とまだ「arrows」を知らない山田刑事の掛け合いが見どころだ。シリーズ1作目となる「追跡」篇では、雨に濡れながら全力疾走で犯人を追いかける迫力ある場面からスタート。小栗刑事が山田刑事に応援を呼ぶように依頼すると、山田刑事のスマートフォンが手から滑り落ち、画面が割れてしまう…。シリアスな場面に響く山田刑事の「割れちゃったじゃないか!」という一言。思わずクスっと笑ってしまう掛け合いの後には頭突きをしてもびくともしない「arrows」に向かって「つよいねー」と声を掛ける、山田の姿も見ることが出来る。なお、「arrows」新CMの放送は2017年12月6日(水)からスタートする。【詳細】arrows 新CM放映予定開始日:2017年12月6日(水)放送エリア:全国
2017年12月09日「小栗さんは、お父さんを誰よりも尊敬しています。時間を見つけては2人で酒を酌み交わし、熱い演劇論を闘わせることもあるそうです」(映画関係者) 今年で35回目を迎える『サントリー1万人の第九』。12月3日、大阪城ホールで行われる年末の風物詩に、朗読ゲストとして小栗旬(34)の出演が決定した。 このコンサートの演出を手がけるのが、小栗の父で舞台監督の小栗哲家氏(68)だ。 哲家氏はウィーン国立歌劇場やニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など、世界トップのオペラ劇場で舞台監督を務めた経験もある日本を代表する舞台監督。意外にも今回が“初の親子共演”だという。 10年の映画『シュアリー・サムデイ』で小栗は初の監督を務めたが、もともと“いつかは自分も表舞台から裏方に回りたい”と長年思い続けてきた。それも父・哲家氏の背中を見て育ったからだと、前出・映画関係者は話す。 「哲家さんは小栗さんが小さなころから国内外を飛び回り、家に居ることはほとんどありませんでした。小栗さんが俳優を志した中学生ごろには、休みは年に10日もなかったそうです。でも哲家さんがひさしぶりに帰ってくれば、家族はすぐに元通り。母親の手料理を囲んで話に花が咲いたそうです。小栗さんは、そんな両親の姿こそが“自分の理想”だと言っていました」 仕事でも私生活でも、哲家さんは小栗にとって“超えられない背中”だったようだ。 「初監督を務めたとき、飲みの席で小栗さんは『まだまだ親父には及ばないなあ』と哲家さんの偉大さを改めて語っていましたね」(制作関係者) 緊張?暴走?尊敬する父との“初共演”で、どんな小栗が見られるか――。
2017年11月10日俳優の小栗旬が14日、都内で行われたジーンズショップの「Right-on(ライトオン)」新CM発表会に出席した。同社は、主力商品でもあるジーンズラインナップのイメージキャラクターとして小栗旬を起用した新CM「ジーンズの惑星」編を16日から全国で放映開始。ジーンズの惑星を舞台に、ベーシックジーンズとデニムジャケットに身を包んだ小栗が、堂々と歩きながらジーンズの良さを訴える内容となっている。同社のジーンズを着用して登場した小栗は「すごくはきやすいモノなのでいい感じですよ」と気に入った様子で、同CMのオファーを受けた際を「Right-onさんは(オリジナルの)ジーンズに力を入れているということは存じていなかったので、今回の企画とコンセプトを聞かせていただいて何か自分もお手伝いができるんだったらと思いました」と振り返り、新CMについて「実際の撮影の時は全部合成でしたので、こんな形になっているとは想像もつきませんでした。ずっとルームランナーに乗って歩いていましたが、スピードと身体の振りが大変で、何度もトライしましたね」と苦労したようだが、「シンプルだけど思いが伝わるものになっているし、カッコイイCMになっていたので良かったです」と出来栄えには満足そうだった。CMでは上下でデニムを着用している小栗は、プライベートでも上下にデニムを着ることもあるようだが、「上下をデニムで合わせるのは、なかなか難しいんですよね」とコーディネートの難しさも感じているという。また、ジーンズをはく上でのテクニックとして「色んなジーンズを試して何本か手に入れても、気に入った数本しかはかなくなるんですよね。それでも、色々と試してみるしかない気がします。その内、自分の身体にシックリと来るものが出てきますよ」とポイントを挙げていた。
2017年09月14日俳優の小栗旬が11日、東京国際フォーラムで行われたミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』の公開ゲネプロに登場した。同作はメル・ブルックスが1974年に公開した映画を、2007年に自らブロードウェイでミュージカル化。『プロデューサーズ』のクリエイティブ・スタッフが手がけたことも話題となり、今回の日本版は福田雄一が上演台本・演出を担当した。かつて怪物を生み出したヴィクター・フォン・フランケンシュタイン博士の孫であるフレデリック(小栗)が祖父の研究に触れ、自身も怪物を生み出してしまう。初のミュージカル主演となる小栗は、歌とダンスを存分に披露。冷静で自信家、最高の頭脳をもちながら、どこかチャーミングで愛情深いフランケンシュタイン博士を演じた。またケンプ警部役のムロツヨシは複数役にも挑戦し、ゲネプロで小栗から汗の量を指摘されると「早替えが大変……」とぼやく場面もあった。「初のミュージカルを引き受けたことを、未だに後悔しております。でもここまできたらやるしかないので、とにかく観に来てくれるお客さんと共に楽しめるようにするのみです」と意気込む小栗。「好きなシーンは(5曲目の)『初めて会えたけど』」と明かし、「いろんなところで使われてるくらい印象的な曲だし、自分自身も歌っている時が楽しい」と理由を語った。演出の福田は「とても緊張しています。本当に舞台をやるたびに『二度とやりたくない!!』と思うほど、初日前は緊張します。とにかくあとは祈るのみです」と心境を吐露する。ムロは「小栗が初日に向かってどれだけの不安を抱え、打ち消すためにやってきたのかを知っているので、全員で小栗を支え、ミュージカルを楽しんでもらおうと思います。いつも周りを支える側の小栗を、今回ばかりは支えようと」と仲間思いな一面を見せた。またムロは「ミュージカル史上、初の試みをやります」と宣言する。「舞台上には私一人。その時、客席を含めてどうなるのか。皆さん、ご確認ください。こわくて、仕方ありません」と語るが、実際に同場面になると、大いに客席を沸かせていた。フレデリックの助手・インガ役の瀧本は「今回初めて福田組に参加する喜びをかみしめ、楽しんで舞台に立ちたいと思います」とコメント。使用人・アイゴール役の賀来賢人は「人生で一番デカい小屋での芝居です」とかみしめる。小栗と2人で歌って踊る「初めて会えたけど」が好きだという賀来は「とてもポジティブなかわいい曲なので、お楽しみに」とアピールした。また、家政婦のエリザベス役の瀬奈じゅんも「おすすめは座長の全てです。ミュージカルをしている小栗さんはとても魅力的です」と小栗を絶賛した。東京公演は東京国際フォーラム ホールCで8月11日から9月3日。大阪公演はオリックス劇場にて9月7日から10日。前売りチケットは完売しているが、各日当日券の販売を予定している。
2017年08月11日俳優の小栗旬(34)が主演を務める人気コミックの実写映画化作品「銀魂」(福田雄一監督)が快進撃を続けている。 「7月14日に公開されましたが、がすでに興行収入20億円を突破。このペースだと今年の邦画実写ナンバー1に躍り出て、興行収入50億円ほどを稼ぎそうです」(映画ライター) 昨年公開された主演作「信長協奏曲」も人気コミックを実写化したものだが、興収46.1億円を記録。2年続けて主演作が当たり今や“ヒットメーカー”となった。だが、ここに至るまでに大きな転機があったというのだ。 「ブレークしていた07年にドキュメント番組『情熱大陸』に出演。史上初の2週間にわたって小栗の密着が放送されました。当時はかなり天狗になっていたそうで、ある芸人が小栗の当時の心境を聞いたところ『(楽屋に)あいさつに来た女優、全員イケんじゃないかってくらい、調子に乗っていた』と語っていました。そのぐらいイケイケだったようです」(芸能記者) そして、その後のある“挑戦”が大きな転機になったようだ。 「事務所の社長は『どんどん好きな仕事をしろ』という方針。そこで小栗は『映画監督をやりたい』とアイディアを出し、10年に初メガホン作品『シュアリー・サムデイ』が公開されました。ところが製作費に5億円ほどをつぎ込んだものの、興収は3億円程度と大コケ。そこで小栗の伸びきっていた“天狗の鼻”が折れたのです」(映画業界関係者) 13年3月に女優でモデルの山田優(33)と結婚し、現在までに2人の子供に恵まれた。 「しっかりと意見は言うものの、以前のようなトゲはなく全体的に丸くなりました。周囲にも気遣いできるようになったため、今では現場スタッフも小栗を盛り立てようとしてくれているそうです」(前出・映画関係者) なかなか当てるのが難しいといわれるコミックの実写化が2作連続でヒット。今後も小栗には大作のオファーが舞い込みそうだ。
2017年07月29日●タブー的なことも「それでいいじゃん」週刊少年ジャンプにて2003年から連載開始以降、絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、”天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争で白夜叉と恐れられた銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化。公開10日で興行収入約18億円、動員130万人のヒットを記録している。主演を務めたのは、俳優の小栗旬。監督もプロデューサーも「小栗旬がぴったり」と太鼓判を押したほどだったが、小栗自身にとっての『銀魂』とはどういう作品となったのだろうか。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施。最終回は、主演の小栗に話を聞いていく。○『銀魂』はギャグ回が好き――もともと『銀魂』のコミックスを持っていたと伺ったんですが、どのようなイメージを持たれていましたか?コミカルとシリアスのバランスの良さは感じていました。一番好きなのは、銀ちゃんたちが将軍と出会う話(第百二十八訓『運に身分は関係ない』)で、何回も読みました。あとは柳生家でみんなでトイレに入って紙がない話(第七十九訓「四人揃えばいろんな知恵」)も好きです。『銀魂』はギャグ回が好きですね。――銀さんを演じる、最初に聞いた時はいかがでしたか?たまたま、休暇に行っていたハワイで福田さんとお会いして、普通に家族で食事したんですけど、「一本、来年勝負をかけようと思ってる作品があって、その主役だけは本当に小栗くんに頼みたいんだ」と言われました。そのあとにお話していたら、実は『銀魂』だという。福田監督は「小栗くんが前向きに考えてくれるなら、プロデューサーもハワイに呼ぶと言って、本当にプロデューサーもハワイに来て。あ、これはもうがっつり逃げられない状況を作られてしまったなと思って、マネージャーに伝えました(笑)。――福田監督も「ギラギラしていたところが落ち着いた雰囲気が、銀さんにぴったりだった」と。子供が生まれたことの影響はあると思います。ずっとギラギラしたいとは思っているんですが、出し方が変わってきたのかもしれませんね。○良い意味でいい加減でいいかげんに――今回、福田監督や小栗さんが直で口説いた役者の方も多いのかなと思いましたが、何か理由はあったんですか?福田さんが、もともとそういう仕事のスタンスを取られている方というのが大きいです。今の日本の芸能界だとタブー的な部分ではあるんですが、僕も「それでいいじゃん」と思っているので、たまたまそれがうまくいったんだと思います。――プロデューサーや、共演者の方に聞くと「小栗さんがすごく良い座長だった」というお話をされていました。まったくです(笑)。実はちょっと前までの方が、座長ということを意識しながらやっていたんですけど、ここ数年で、良い意味で"いい加減でいいかげん"になってきたので、最近は自分のいたいようにいます。結局、今までやってきた経験の中で、どんなに自分がプレッシャーを感じて思い切ってやっても、うまくいかないものはうまくいかないし、ある意味いい加減にやってみたものの方が評価されることもある。自分と向き合う作業についての妥協はしたくないと思ってますけど、それ以外の部分ではまた違う感覚になってきました。●ムロツヨシのパンチでなぜか青あざ○「お兄ちゃんと戦ってる」感慨――万事屋として一緒に行動していた菅田将暉さんや橋本環奈さんの印象はいかがでしたか?菅田将暉は本当に真面目ですし、すごく柔軟な子ですよね。菅田くんと環奈ちゃんに関しては、銀ちゃんが思ってるような目線で見てた感じはあります。2人ともかわいいですし。――一方、岡田将生さん、堂本剛さんとは昔からの因縁があるという役どころでしたが。岡田くんは、いろいろな節目で仕事をしているので、とても安心できる相手です。剛くんとは、17歳の時に兄弟役をやらせてもらっていて、それ以来のお芝居だったので、妙な緊張感がありながらやりました。――堂本さんとは2000年のドラマ『Summer Snow』ぶりの共演で、激しく戦うシーンもありましたよね。なんだか、感慨深かったです。非常に。「お兄ちゃんと戦ってるなあ」と思いました。17年経って、”篠田純”がね、立派になりましたよね(笑)。――そういうお話をされたりもしたんですか?剛くんもフラットにいる方ですし、17年前はこうだったね、みたいな話はしなかったです。本当に、面白いお兄ちゃんですよ。○ふざけたことをいっぱいしたい――劇中で、印象深かったシーンはどんなところでしたか?自分のシーンでは、あんまり思い浮かばないな。初日に撮った”カブト狩り”シーンの、勘九郎さんと柳楽の2人のやり取りはすっごい面白かったですね。はちみつ塗ってる勘九郎の時点でもう面白いですし、改めて「柳楽、面白いな」と思いました。「今もうほとんど喋っちゃったけど!」と突っ込んでいる柳楽をすごく見ていました(笑)。あとは、長澤さんのフリーザ。現場で見てても本当におもしろかったです。あれはいいですね。全然似てないフリーザ! 「ドーン!」って擬音ばかりで。――長澤さんのフリーザ激推しということで……ムロツヨシさんと絡むシーンも見ていて印象深かったです。僕、こんなに『銀魂』でいろいろ動いてるのに、ムロくんとのシーンだけ、青あざができたんですよ。ムロくんに肩を殴られたんですけど、同じとこしか殴ってこないから、すごい青あざになっちゃって。アクションではできなかった青あざが、ムロくんのパンチでできました。それがなんか、一番ムカつきました(笑)。――実際に完成した作品を最初に見た時は、どのような感想を抱かれましたか?変な映画が出来上がったな~と思いましたけどね(笑)。本当に変な映画だと思います。『銀魂』の世界観が反映されていて、それでいてふざけてるところはふざけてるし、真面目なところは真面目で、しかもこんなにお金をかけて。なかなかなかった日本映画なんじゃないかなと思います。――「変」というのは。「超最高のB級映画だな」という感覚でしょうか。ハリウッドや香港では、普通にお金かけて作ったB級映画がたくさんあって、それが大好きな映画ファンもいっぱいいると思うのですが、日本だとなかなかここまでお金かけてやるということはなかったと思うんですよね。ここ最近は、特に。だから、それをできる環境までたどり着いた福田さんも素晴らしいなと思うし、それに賭けたワーナーブラザースさんもすごいなと思います。『銀魂』の1本目でこれができたら、この先本当に遊べると思うので。ふざけたこと、いっぱいしたいですね。――この先の展開も見据えてる感じなんですね。まあ、今回ヒットしなかったらどうにもならないと思うんですけど(笑)。銀魂という世界観だからこそ許されることがたくさんあって、そこを一番面白がってると思うのが監督なんです。後にも先にも、僕がああやって歌を歌うということはないと思いますし (笑)。――あれは本当にびっくりしました。『銀魂』は小栗さんの作品の中でも変わった位置付けの作品になりましたか?そうですね、これからそうなってくれたらいいなと、思っています。※連続インタビュー企画「男達の銀魂道」は今回で終了です。ご愛読ありがとうございました。
2017年07月27日映画『銀魂』公開直前イベントが10日(月)に都内で行われ、主演の小栗旬と共演のムロツヨシがサプライズ登壇し、集まった約250人の女子中高生を胸キュンさせた。この日、福田雄一監督が観客から寄せられた質問に一人で答えるはずだったが、福田監督が「一人、無理やり連れてきた人がいるんでいいですか?どうぞ」と呼び込むとムロさんが登場し、会場は黄色い歓声があがって大いに盛り上がった。そして本作にまつわる質問に答える形で、堂本剛に「ギターと三味線は同じだと思ったから、ずっと座って三味線の練習をしてもらっていたけど、撮影の二日前に『立って弾いて』って言ったら『何言うとんねん』と怒られました」と告白する福田監督。また、ムロさんと佐藤二朗のふざけぶりについては、「ムロと二朗は治外法権だから、絶対(原作)ファンに怒られない」と説明した。さらに、「胸キュンさせて下さい」というリクエストも受けるが、福田監督は「俺は少女漫画の原作(映画)とかやったことないですよ。俺らは無理だよ」と困惑すると、「そこの背が高い子、来てもらっていい?」と呼び掛け。そこには小栗さんの姿があり、客席が耳をつんざくような悲鳴で溢れかえると、小栗さんは「良かった。俺も35歳だからね」と無事に女子高生たちをキュンキュンさせられたことに安堵の表情を見せた。その後、「入れ替わるなら出演者の誰がいい?」の問いに、小栗さんは「絶対、吉沢亮になりたい。すっげー綺麗な顔してますよ」と回答。そんな小栗さんにムロさんは「いやいや、花沢類も綺麗でしたよ」ともてはやすと、ドラマ「花より男子」の名台詞「まーきの!」を質問者の名前に変えて言ってあげることを提案。本台詞はかなりデフォルメされて出回っているが、小栗さんはデフォルメ通りに「なーなみ!」と首をかしげるポーズで披露。その直後に「俺、実際こんな首の動きしてないから。すっかりこんなキャラクターになったけど」とボヤく小栗さんだが、その後もムロさんと一緒に観客の名前を変えて「○ー○○!」と呼んだり、本来は報道陣のみが行う写真撮影を許したりして、ひと時の女子中高生との交流を楽しんでいた。本作は。週刊少年ジャンプの同名看板コミックの実写映画化。パラレルワールドの江戸末期を舞台に、宇宙一バカで熱い侍・坂田銀時(小栗さん)が仲間を守るために、かつての同志と熾烈な争いに身を投じる姿を、ギャグ、パロディ、アドリブ満載で描いた痛快アクションエンターテインメント。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年07月10日7月7日(金)今夜放送の「ダウンタウンなう」は、人気コーナー「本音でハシゴ酒」に俳優の小栗旬、佐藤二朗がゲストとして登場。小栗さんと浜田雅功と松本人志、坂上忍らレギュラー陣がお互いの“テレビ”に対する想いを熱く語り合う。「本音でハシゴ酒」は「ダウンタウン」浜田さんと松本さん、坂上さんの3人が豪華ゲストたちと酒を酌み交わし本音で語り合うという企画。今回は小栗さん、佐藤さんのほか飲み仲間として女優の夏菜も参加する。小栗さんは1軒目のゲストとして登場。番組をよく見ているという小栗さんは、最近では塚本高史の出演回が印象に残っているとのことで、破壊的にケンカが強いといわれる塚本さんとケンカにならなくて良かったとしみじみ語るほか、好きなお酒に関するトークでは夏菜さんからの「酔うと、どうなるんですか?」という質問に「女の子を口説きたくなります」と気持ちがいいほど正直な回答。その後も爆弾発言を繰り出してトークを盛り上げる。また飲み仲間のムロツヨシと菅田将暉がVTR出演、飲む際の小栗さんのクセなどについて暴露。さらにお酒が進んだ小栗さんは「トイレ」「お風呂」など“小栗家”のルールについても赤裸々に語ってくれる。そして「これだけはどうしても、ダウンタウンのお二人、坂上さんと話したかった」という“最近のテレビ”についてのトークでは、和やかな雰囲気から一転し、深く真剣なトークを展開。最近のテレビドラマの元気のなさやタブーの多さなど、テレビドラマ出身でテレビドラマが大好きだからこそ抱えるジレンマなどをMCの3人にぶつける。その熱い思いに呼応して浜田さん、松本さん、坂上さんも最近のテレビについて思うところを語り尽くす。2軒目のゲストの佐藤さんは「お酒以外にあまり趣味がない」というほど酒好きだそうで、奥様から番組にお酒に対するクレームが寄せられる。その後は佐藤さんの代名詞のような“アドリブ感”溢れる芝居についての「意外な真相」がVTR出演のムロさんから暴露。さらに佐藤さんが“役者人生最大の失敗”について告白。浜田さん、松本さん、坂上さん、夏菜さんも爆笑した佐藤さんの大失敗とは!?今夜のゲスト、小栗さんと佐藤さんが出演している映画『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。累計発行部数5,100万部以上を誇る「週刊少年ジャンプ」の看板コミックを福田雄一監督が実写化。宇宙からやってきた「天人」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗さん)と、ひょんなことから出会った新八(菅田さん)と神楽(橋本環奈)が営む万事屋の周りで起こる事件や騒動の数々。果たして、今日はどんな事件が起きるのか――?小栗さん、菅田さん、橋本さん、佐藤さん、ムロさんはじめ、長澤まさみ、岡田将生、中村勘九郎、柳楽優弥、堂本剛といった豪華俳優陣が競演。パラレルワールドの江戸を舞台にした笑いあり感動ありの物語が展開する。「ダウンタウンなう」は7月7日(金)21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月07日俳優・小栗旬主演の映画『銀魂』のメイキング特別映像が3日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。この度公開されたのは、『銀魂』メイキング映像"万事屋篇"。銀時(小栗)が営む便利屋、"万事屋銀ちゃん"の撮影メイキングシーンとなる。従業員の志村新八(菅田将暉)、居候の怪力美少女・神楽(橋本環奈)の3ショット撮影からスタートし、アクションシーンの裏側もチラ見せする。原作・アニメでも人気のエピソード"カブト狩り"シーンの撮影風景では、福田監督が「この後、銀ちゃん陸上部の走り方で走らなきゃいけない」と言うと、小栗が「ケンブリッジ飛鳥ですね」と冗談を交えて返し、万事屋メンバーに土方十四郎(柳楽優弥)も加えて全力疾走する様子が収められている。小栗の全力疾走に橋本は「銀ちゃん、速すぎるんですよ」と言葉をこぼすと、福田監督は「でも(神楽は)夜兎族だからね(笑)」と一言。昨年夏に行われた撮影の裏側を垣間見ることができる映像となっている。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2017年07月03日2004年週刊少年ジャンプで連載中の空知英秋・原作漫画を、福田雄一監督のもと小栗旬ら超豪華キャストで実写化する映画『銀魂』。今回、小栗さん演じる坂田銀時や、桂小太郎(岡田将生)、高杉晋助(堂本剛)の師である“吉田松陽”の声を、アニメ版で声優を務める山寺宏一が担当することがわかった。舞台は、黒船ではなく宇宙からやってきた“天人(あまんと)”によって、開国されたパラレルワールドの江戸末期。そんなカオスな世界の将軍おひざ元・かぶき町で金さえ貰えればなんでもやる便利屋“万事屋銀ちゃん”を営む銀髪天然パーマのぐうたら侍・銀時と特徴の薄いメガネ男子・志村新八(菅田将暉)と宇宙最強の戦闘民族・夜兎族の少女・神楽(橋本環奈)。いつも開店休業状態の彼らの周りでは面白おかしい事件や騒動が勃発。そんな愉快な日々を過ごす中、銀時の盟友・桂小太郎(岡田将生)が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明に――!?原作は、累計発行部数5,100万部以上の大人気コミック。2016年7月の映画制作決定情報解禁から、原作・アニメファンからも熱い注目が寄せられ、キャラクタービジュアルや映像素材が解禁される度に大きな話題を呼んできた。そんな中、テレビアニメ「銀魂」をはじめ、劇場版アニメ『銀魂 新訳紅桜篇』にて“吉田松陽”の声優を務めてきた山寺さんが、実写版においても同役を担うことが決定。松陽は銀時・桂・高杉に大きな影響をもたらし、物語のキーパーソンとなる人物。やる気なし、下品でいつもぐうたらしている銀時は、実はかつて攘夷戦争に参加し「白夜叉」と呼ばれた伝説の侍。幕府指名手配中の攘夷志士の生き残り・桂小太郎と攘夷過激派武装集団“鬼兵隊”の頭領・高杉晋助とは攘夷戦争時代の盟友で、松陽が開いていた“松下村塾”にて共に武士道を学んだ幼なじみだ。激しき攘夷戦争を経て、松陽を失い道を違えた3人…。彼らが戦う意味、そして、譲ることのできないそれぞれの“侍魂“。彼らが抱く松陽先生への想いとは?映画『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月28日小栗旬が初のミュージカルにして、初めて舞台上でコメディを演じることで話題になっているミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」が、この夏、東京国際フォーラムで開幕。俳優陣が顔を揃えるチラシビジュアルが解禁された。ミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」 チケット情報本作は喜劇の天才メル・ブルックスが1974年に公開した映画「ヤング・フランケンシュタイン」を、後に彼自身がミュージカル化した作品。フランケンシュタインの孫息子・フレデリック・フロンコンスティーン博士が巻き起こす騒動を描く爆笑ミュージカルコメディだ。2007年にブロードウェイで開幕。同じくメル・ブルックス映画をミュージカル化し、トニー賞12部門受賞の最多記録を持つ「プロデューサーズ」のクリエイティブスタッフが手がけたことでも話題となった。日本版では、根強いファンを多数持つ現代のヒットメーカー福田雄一が上演台本と演出を担当。福田は「とても賑やかな宴会みたいなミュージカル」とコメントしている。今回発表されたビジュアルはそのイメージ通り、パーティー中の面々のワイングラスから謎のピンクの液体が溢れ出した様を描いており、小栗旬が演じるフレデリックが生み出してしまうモンスターと、それを取り巻く人々のドタバタなコメディ感が表現されている。主演は本作がミュージカル初挑戦となる小栗旬。共演にはセクシーな助手インガ役に瀧本美織、フランケンシュタイン家を目の敵にしているケンプ警部役にムロツヨシ、変わり者の助手のアイゴール役に賀来賢人、モンスター役に吉田メタル、フレデリックの婚約者エリザベス役に瀬奈じゅんを迎える。チケットぴあでは、プレイガイド最速「プレリザーブ抽選先行」を3月24日(金)23:59まで受付中。<東京公演>8月11日(金・祝)~9月3日(日) 東京国際フォーラムホールC<大阪公演>9月7日(木)~9月10日(日) オリックス劇場
2017年03月21日名古屋・ヤマザキマザック美術館にて、展覧会「もっと知りたい名画の世界よそおいの200 年」が、2017年4月22日(土)から8月27日(日)まで開催される。展覧会の見どころ本企画展では、17世紀後半から20世紀初頭にフランスで描かれた絵画を中心に、当時の装飾品や調度品を合わせて展示することで、ヨーロッパの美術と装いの文化が広く紹介される。見所は、フランスを中心とするヨーロッパの、200年もの宮廷ファッションを一望できる展示だ。貴族たちが着ていた豪華なドレスや衣服を、宮廷の部屋の装飾をイメージした展示空間で楽しめる。フランス絵画300年の歴史をファッションの切り口で知る出展される絵画作品は、貴族の肖像画を中心としており、そこから当時のファッションや文化を窺い知ることができる。「太陽王」ルイ14世と17世紀のフランスを代表する俳優にして喜劇作家のモリエールを、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルが描いた《ルイ14世の食卓のモリエール》。重い巻き髪や全身リボンの装飾などが見てとれるが、これらは当時流行した宮廷ファッションである。18世紀、ロココの時代に入ると、フランスのファッション産業は大きく開花する。ヴィクトワール・シャルティエの《雅やかな場面》(長坂バロックコレクション)には、優美な羽根飾りやレース飾りを身に纏った煌びやかな女性たちが描かれている。ポンパドゥール夫人やマリー・アントワネットに代表されるように、女性たちが輝きに満ちていた時代であった。古代への興味からローマやギリシャ風のファッションが流行したのもこの時期。エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ=ルブランの《リラを弾く女性》には、肌が透けて見えるほど薄く、柔らかな生地でできたガウンを着用した女性が描かれている。古代ギリシャのキトンのようなこのシュミーズ風ガウンは、当時の女性たちの間で好まれていたファッションである。その後、19世紀の王政復古はロココを彷彿とさせるロマンティックな様式のファッションを流行させた。19世紀後半には、袖山を盛り上げ、ウエストを絞り、スカートの裾をベル型に広げた「砂時計シルエット」のドレスが姿を現しだす。自然界の有機的な曲線を理想とした、アール・ヌーヴォー小式の隆盛がさらにこのドレスの曲線を強調したものへと変化させることとなった。当時の風俗を表す調度類も展示さらに、絵画や衣服以外に、18世紀の香水瓶や扇、髪飾りといった小物類も展示されるほか、日本の洋裁教育の学術展示も行われる。なお、ヤマザキマザック美術館は、18世紀から20世紀に至るおよそ300年ものフランス絵画コレクションに加え、アール・ヌーヴォーの家具や工芸品、なかでも質の高いエミール・ガレ最晩年のガラス作品を多く所蔵することで知られている。当時流行したドレスや髪型がわかるファッションプレートもまた会場では、「化粧・女性・美意識」をキーワードに東西の”美”に関する広い研究を行っている「ポーラ文化研究所」の所蔵品も約100点が公開される。当時流行したドレスや髪型、装身具が描かれた華やかなファッションプレートも約40点や、ヘアスタイルを1/2サイズで復元した結髪雛形約20点などを展示。絵画と合わせて見ることで、より貴族たちの華やかで美しい生活や美意識をリアルに楽しむことができるだろう。詳細展覧会「もっと知りたい名画の世界 よそおいの200年」期間:2017年4月22日(土)〜8月27日(日)時間:平日10:00〜17:30、土日祝 10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし5/1、7/17、8/14は開館。(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)会場:ヤマザキマザック美術館住所:愛知県名古屋市東区葵 1-19-30入館料:一般 1,300円、小・中・高生 600円、小学生未満無料※音声ガイド無料サービス※一般10名以上の場合は一人1,100円講演会情報:■「ロココからベルエポックのメークアップ・ヘアスタイル」日時:2017年5月14日(日) 14:00〜講師:津田紀代(元ポーラ文化研究所主任学芸員)■「パリオートクチュールの”裏”側―構成学的な見地から」日時:6月4日(日) 14:00〜講師:滝澤愛(椙山女学園大学講師)■「ヨーロッパのファッション史-王子様とお姫様から紳士淑女まで」日時:7月16日(日) 14:00〜講師:能澤慧子(東京家政大学教授)■「18世紀フランスから現代のコスプレ文化への繋がり」日時:7月22日(土) 14:00~講師:小栗徳丸(イベントプランナー、名古屋文化短期大学講師、和歌山大学客員教授)予約:不要 ※定員80名の先着順参加費無料 ※ただし当日の鑑賞券または半券が必要開催場所:マザックアートプラザ4階会議室(美術館北側隣接ビル)
2017年02月11日小栗旬主演の映画『銀魂』(2017年夏公開)のキャラクタービジュアルが6日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回公開されたのは、”万事屋”メンバーである坂田銀時(小栗)、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)3名のビジュアル。小栗は地毛を銀髪に染めあげた上に、銀時の特徴である天然パーマを再現するためウィッグも使用してビジュアルを作り上げた。また、トレードマークの”洞爺湖”土産の木刀も原作に忠実な作りとなっている。菅田は”超地味なメガネキャラ”である新八になりきり、普段のオシャレを封印。中学生のような髪型に、メガネを少し掲げて見せた。また、橋本は宇宙最強ながら絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残り、という特殊な役どころだが、今回は地毛をオレンジに染め、青い瞳にチャイナ服で登場。美少女ながら毒舌で勝気な様子をうかがわせるビジュアルとなった。同作には他、長澤まさみ(新八の姉・妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、新井浩文(岡田似蔵役)、佐藤二朗(武市変平太役)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、早見あかり(村田鉄子役)、堂本剛(高杉晋助役)の出演が発表されている。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2016年12月06日小栗旬主演でネット配信サービス「Hulu」オリジナルで配信される連続ドラマ「代償」の完成披露試写会が11月16日(水)に開催。小栗さんと、共演の高橋努が舞台挨拶に登場し、映画にちなんで自らの“サイコパス度”について診断を行なった。伊岡瞬の同名小説を原作に、『クローズZERO』シリーズなどで共演経験のある小栗さんと高橋さんが、因縁を抱えた弁護士の男とサイコパスの殺人犯を演じる本作。弁護士の圭輔のもとに、かつて自らを不幸のどん底に突き落としたサイコパスの強盗殺人容疑者・達也から依頼が舞い込む。自らの過去に決着をつけるべく、圭輔は戦うことを決意するが…。初の弁護士役となった小栗さん。これまでのイメージを覆すような弱々しく、精神を病んだ経験を持つ“史上最弱”と形容される男を演じている。これから作品を鑑賞する観客を前に「追い詰められていきますので楽しんで」とニッコリ。一方、小栗さんを追い詰めるサイコパスを演じた高橋さんは「追い詰めます」と不敵な笑み。2人は、普段から飲みに行く仲だが、以前、若い頃には「ずっと一緒に住んでいた時期があった」(高橋さん)とのこと。今回、久々にガッチリと共演するということで高橋さんは「顔合わせのときは照れ臭かったです。普段の小栗ばかり見てるので。『スターが入ってきた!』って感じで、狭い部屋にせんべい布団で2人して寝てたあの日々とは違うんだなぁ…と思いました」としみじみと語っていた。この日は、心理カウンセラーを迎えて、2人のサイコパス度をチェック。「人をコントロールするのが得意?」「好きになった女の子の人数は多い?」「2人の間でどちらが聞き役でどちらが話役?」「撮影の待ち時間はどう過ごす?」といった質問に答えていくが、やはりというべきか…?小栗さんにはサイコパスの気質が備わっているとのこと。ちなみに、「サイコパス」というと、どうしても本作のような殺人鬼や冷酷非道な悪人を思い浮かべてしまうが、カウンセラーの先生によると「魅力的で、成功者が多く、アメリカでは25人に一人がそうだと言われている」とのこと。本作撮影前に、資料などでサイコパスについて、調べたという小栗さんは「絶対当てはまんない!」と語っていたが、各質問との合致率の高さに苦笑…。「確かに人を振り回すところはある」「人の話を全く聞かない。酒が入るとしゃべりたがる」「退屈が嫌い」など“自覚症状”とも言える傾向を自ら口にしていた。またこの日、舞台挨拶を前に、小栗さんは報道陣との質疑応――いわゆる“囲み取材”に参加したが、小栗さんの囲み取材が行われるのはかなり異例。本作が日米同時配信されるということについて「たぶん、(アメリカ人は)あまり見ないでしょ」とストレートに発言。先日、妻の山田優が第二子の妊娠を発表し、来年には二児のパパになる点についても質問が飛んだが「特に変わらないですね。なってみないとわかんない」とマイペースな回答。こうした囲み取材に関しても「(本来は)やりたくないです(苦笑)」と最後まで本音トークだった。「代償」はHuluにて11月18日(金)より配信開始(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日11月10日(木)放送の日本テレビ系人気バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!17」に俳優の小栗旬と女優の尾野真千子がゲストで登場。東京スカイツリーのイタリアンレストランで“ゴチバトル”に挑む。今回は東京スカイツリーの東京ソラマチ31階、地上150メートルの絶景を眺めながら日本各地の厳選食材を使った自然派イタリアンが楽しめる「ラ・ソラシド」を舞台に、いよいよ残り3戦となった“ゴチバトル”が繰り広げられる。食事中のトークでは日本テレビが企画する“自分のカラダ、みなおそう。”をコンセプトとした「カラダWEEK」にちなみ、小栗さん、尾野さんがそれぞれ体を使った特技を披露するほか、スペシャル料理を食べる権利を賭けた料理争奪ゲーム「美味しいのはどっちだ!? 目利きDEド~ン」も出題。食材の目利きにも挑戦する。混戦レースのなかいよいよ大詰めとなった“ゴチバトル”。今回自腹を切るのは一体誰なのか。その結果をお楽しみに。今回ゲストで登場した小栗さんと尾野さんが出演する映画『ミュージアム』は11月12日(土)より全国公開。巴亮介のコミックを原作に『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンをとって映画化。尾野さんは小栗さん演じる主人公の沢村刑事の妻・遥を演じているほか、沢村刑事を追い詰める“カエル男”役で妻夫木聡も共演する。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った殺人アーティスト・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。犯人の魔の手は沢村の家族にまで及び、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められることに――?「ぐるぐるナインティナイン」は11月10日(木)今夜19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月10日ウエンツ瑛士がメインMCを務め、旅とグルメをテーマに毎回色々な場所へロケに繰り出すバラエティ「火曜サプライズ」の11月8日(火)放送回にゲストとして俳優の小栗旬とリオ五輪・女性レスリング69kg級金メダリスト・土性沙羅が登場する。「火曜サプライズ」の名物企画といえば出演者自らロケをするお店に撮影交渉する「アポなしグルメ旅」だが、今回小栗さんはウエンツさんと共に吉祥寺でのロケに繰り出す。「住んでみたい街」で常に上位にランクインする人気の街・吉祥寺だが、小栗さんが中学・高校時代を過ごした場所。地元で聞いた店や、小栗さんが子供の頃に家族で通った思い出の焼肉店にアポなし取材交渉。さらにお酒が入って暴露トークも連発。井の頭公園でカツアゲされた話や学生時代の思い出、妻や子供の話など家族トークから今のテレビドラマに対する思いまで、小栗さんの熱い本音をお見逃しなく。そして土性さんは石塚英彦&DAIGOと共に自らが通う至学館大学を訪問、土性行きつけのグルメ店を巡る。吉田沙保里と行ったという店では1kgの超巨大ハンバーグが登場、石塚も脱帽の見事な食べっぷりにも注目だ。また合宿所の映像やプライベート写真を見ながら意外な私生活も語られる。今回ゲストで登場した小栗さんは主演最新作『ミュージアム』がもうすぐ公開となる。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った殺人アーティスト・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事(小栗さん)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは…。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の目的は――?巴亮介の人気コミックを『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が映画化。“カエル男”を妻夫木聡が、沢村の妻・遥を尾野真千子が演じている。『ミュージアム』は11月12日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。「火曜サプライズ」は11月8日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月08日主演・小栗旬×大友啓史監督のタッグが仕掛ける、衝撃のノンストップ・スリラーエンターテインメント『ミュージアム』。本日10月31日(月)に『ミュージアム』講談社25誌連合試写会が行われ、主演の小栗旬がサプライズで登場し、舞台挨拶が実施された。この日会場となったのは、東京・よみうりホール。来月公開予定となる本作を一足先に鑑賞すべく、集まった観客で1階席、2階席は共に満席状態。上映開始時間になり、司会者が「まもなく上映を開始しますが、本日は急遽スペシャルゲストが来てくれました」と挨拶すると、舞台袖からカエル男のマスクを被ったゲストが登場!ゲストは「今日はハロウィンなので、カエル男です…」となにやら落ち着かない様子。「お話しづらそうなので、マスクを外してもらえますか?(笑)」と司会者から促されマスクを外すと、なんとその正体は小栗さん!何も知らされてなかった会場からは割れんばかりの悲鳴混じりの大歓声が巻き起こっていた。実は、今回の小栗さんの登場は「ちょっと近くにいたので(笑)」という本人直々の発案で、試写会に集まった観客だけでなく、マスコミにも一切の告知がされていない急遽決まったサプライズ。小栗さんにとっても珍しい“サプライズ”という形での舞台挨拶に、「衣装もメイクもないまま、私服なんですけど、こういう風に何も知らされないで、サプライズをやるって嬉しいですよね!」と話し、また「初めて被りましたけど、超息苦しかったです。カエル男がアレを被って色んなことをしてますけど、さぞかし大変だったんじゃないかなと思いましたね(笑)」と実際に映画で使われていたカエル男のマスクを被った感想を語っていた。さらに今回は、小栗さんへの質問コーナーも設けることに。まず映画の見所について聞かれると、「車に轢かれるシーンがあるんですけど、本当にスタントを使わずに僕がやったので、そこですかね」と回答し、「現場で大友監督に『轢かれてみようか!』と言われて『はい!』と言って4回位やりましたが、2回目くらいのときにもろに車にぶつかって、それを観ていたカエル男の中の人(妻夫木聡)に『アレはただの事故現場だったよ』と言われました(笑)」と撮影秘話も明かした。また、「カエル男の私刑でもしも自分がやられるなら?」という質問には、「全部嫌ですけど…」と言いつつも、「『ずっと美しくの刑』は眠ったままやられるのだったら…あとは全部痛そうなんで(笑)」と答え、さらに自身の一番かっこいいシーンについては「今回はですね…終始かっこいいんですよ(笑)」と笑顔を見せていた。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月31日第2子妊娠が報じられたモデル・山田優(32)の夫で俳優の小栗旬(33)が17日、山田のインスタグラムを通じて「頑張ります」と決意を示した。小栗は、右手で自身の顔を覆った写真をアップし、「妻の場所借りて又、小栗です」とあいさつ。「自分もたいした人生送ってませんが、皆もたいして変わらんでしょ?だから、どうぞよろしく。頑張ります」とつづった。この投稿に、「第2子おめでとう」「小栗ファミリー!二人目babyおめでとうこざいます」「優さん、小栗さんおめでとうございます!」「元気な赤ちゃんが産まれますように」「これからもご夫婦共々ますます頑張ってください!」「旬パパ頑張ってね」と祝福や応援のコメントが続々。「ステキな夫婦」「憧れの夫婦」「カッコイイご夫婦」「ラブラブ」といった声もあがっている。2人は2012年3月に結婚。2014年10月に第1子となる長女が誕生した。
2016年09月17日俳優のジュード・ロウ(43)が、ペプシストロングの新CM「桃太郎『Episode.4』編」で"オニ"役を演じていることが5日、明らかになった。同CMは俳優・小栗旬(33)が桃太郎役を務める2014年からの人気シリーズ。"オニ"はその宿敵となる。7月4日から放送されていたCMでは本人役で小栗と初共演し、緊急来日した理由について「ペプシ桃太郎のCMに出演するからさ」と語っていたロウ。具体的な内容に触れなかったことから、ネット上では役柄に注目が集まっていた。桃太郎が犬・サル・キジと共に鬼ヶ島へ旅立つ「Episode.ZERO」編(14年3月)、桃太郎が仲間と出会う前の敗戦や宮本武蔵のもとでの修行時代を描く「Episode.1」編(14年5月)、犬の生い立ちから桃太郎との出会いまでを追った「Episode.2」編(14年12月)、鬼と化したカラスと双子の弟・キジが対峙する「Episode.3」編(15年7月)。そして今回の「Episode.4」編では、オニの過去に隠された悲しくも切ないドラマが展開する。昔々、遠い東の島国で人間と共に暮らしていたオニ。姿は同じでも並外れた力があったことから人々にたたえられ、オニも心の底から人間を愛していた。ところが、それを妬んだ者が獰猛な獣を差し向ける。命をかけて獣を倒したオニだったが、底知れぬ力を恐れた人間によって洞窟の奥深くに閉じ込められてしまう。人間に裏切られた悲しみの炎はやがて島を覆い尽くし、人々はその島を「鬼ヶ島」と呼ぶように。オニを覆っている火には、そんなエピソードが隠されていた。オニの衣装は、「戦う修行僧のストイックさ」をコンセプトにデザイン。オニのほか、村人、戦士、仮面をかぶった主催者たちなどの衣装も、すべてオリジナルで作成されたもの。約3カ月をかけ、合計200着以上が用意された。また、メイクにもこだわり、数十種類の中から選定。ロウは撮影当日に自らの顔で試し、時間ギリギリまでベストのものを探っていたという。撮影を終え、「10年前くらい前から日本をよく訪れていて、いつかはこんなクリエイティブなことがしたかったから、日本の昔話のキャラクターのオニを演じられて、とてもうれしいよ」と感激の言葉を口にするロウ。「こちらの紳士と共演できることもうれしく思っていて、この現場での撮影も楽しい」のコメントに対し、小栗は「光栄です」と返し、「ペプシの撮影はいつも、かなりスケールも大きく、出来上がりもすばらしいものになっているものが多いので、毎回僕も興奮しながら現場にいさせてもらっています」とシリーズの魅力を語っていた。CMは、8月5日からペプシブランドサイトにて先行公開。8日から全国で放送される。
2016年08月05日小栗旬が主演で贈るCM「ペプシストロング 桃太郎」にて、ハリウッド俳優ジュード・ロウが出演するという告知CMが話題となっていたが、この度そんなジュードが“オニ”役として登場する、ペプシストロング 桃太郎「Episode.4」篇が公開された。2014年3月よりオンエアされた「Episode.ZERO」篇から始まった本シリーズは、YouTubeでシリーズ累計750万回以上再生されるなど好評を得ている。本シリーズはこれまで、巨大な鬼の一族の襲来を噂に聞いた小栗さん念じる桃太郎が、犬・サル・キジを仲間にして鬼ヶ島に旅立つという「Episode.ZERO」篇、「Episode.1」篇では桃太郎は3人の仲間に出会う前が描かれ、「Episode.2」篇では“犬”にフォーカスを当て、「Episode.3」篇では桃太郎の仲間であるキジの双子の兄“カラス”が登場していた。そんな中、7月4日(月)から全国でオンエアしているジュード・ロウ もうひとつの理由篇では、ジュードと小栗さんが初共演し、ペプシストロング桃太郎CMに出演することを、小栗さんの登場と共にジュードさん自身が発表する内容のCMが放送。このCMをみた人たちからは、TwitterやFacebookなどのSNSを中心に、「ジュード・ロウ、ペプシの桃太郎CMにでるの? もう映画化しちゃえ」「ペプシの桃太郎CMの続編、楽しみすぎる…! ジュードロウかっこいい」など期待の声が寄せられている。そして、今回の「Episode.4」篇では、島一番の勇者であり慕われていた“オニ”が、人間に裏切られ怒りや悲しみであの“鬼”へと変貌を遂げていくというエピソード。この複雑な役を、セリフが一切無いこのCM上で、ジュードが見事な演技力で表現している。中でも注目なのが、桃太郎とオニが心象風景の中で対峙するシーン。2人の張りつめた緊迫感が撮影現場を覆っていたようだ。また、CMの世界観を盛り上げるオリエンタルな衣装にも注目! オニの衣装は“戦う修行僧のストイックさ”をコンセプトにデザインされ、オニを含め村人などすべてこの作品のためにオリジナルで作成。約3か月の作成期間で計200着以上と準備も大掛かりだったという。『A.I.』や『シャーロック・ホームズ』シリーズのジョン・H・ワトスン役などでも知られるジュード。今回のCM出演について「とても興奮しましたし、わくわくしました! 10年前くらい前から日本をよく訪れていて、いつかはこんなクリエイティブなことがしたかったから、日本の昔話のキャラクターのオニを演じられて、とても嬉しいよ」と感想を語る。また、小栗さんについては「こちらの紳士と共演できることも、嬉しく思っていてこの現場での撮影も楽しいし、ディレクターの井口さんとも一緒に仕事ができてすべてが最高です」と喜んでいた。何度も来日経験があるというジュードは「たくさんの素敵な思い出があります。思い浮かぶのは京都のお寺だね。あとは…この前泊まった旅館は、素晴らしくて快適で、美しかった。それに食事もいつも訪れるたび、より美味しいものを食べています。しゃぶしゃぶは大好物だよ!」と話すと、小栗さんは「美味しいとこを探しておきたいなと思います。あと、今年の夏に僕も京都で仕事をしているので、もしジュードが来日する機会があった場合には、京都でもおすすめできる所を探しておきたいなと思います」と口にし、それに対しジュードは「約束だよ!!」と交わしていた。またジュードは、今回の撮影において顔に施されるメイクと衣装に非常にこだわっていたそう。何十種類ものメイクデザインの中から撮影当日に自らの顔でいくつも試しを行い、時間ギリギリまでベストなものを作り上げようとする姿勢はまさにプロフェッショナル。衣装においても、コスチュームデザイナーの想いを大事にしながらも、自分の意見を真っ直ぐ伝えていき、この役のために納得いくまでディテールにこだわり、何度も修正を重ねいまの形へと進化していった。現場スタッフ全員が圧倒されてしまったという小栗さんとジュードの対峙シーンなど、注目どころ満載の本CM。そんなこだわりにこだわり抜かれた今回は、前作以上に話題を集めそうだ。ペプシストロング 桃太郎「Episode.4」篇は8月8日(月)よりCMオンエア開始。(cinemacafe.net)
2016年08月05日小栗旬を主演に迎え、空知英秋による「週刊少年ジャンプ」の看板コミックを、福田雄一監督が実写映画化することで話題沸騰の『銀魂』。このほど、小栗さん演じる主人公・坂田銀時に続き、“ツッコミ担当”・新八に菅田将暉、“破天荒ヒロイン”・神楽に橋本環奈、そして長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、さらに柳楽優弥や中村勘九郎まで、全員が主役級クラスの第2弾キャストが解禁。小栗さんも含め、超豪華なキャスト陣から愛にあふれたコメントも到着した。本作の舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時。銀時とひょんなことから出会った仲間の身に巻き起こる、さまざまな事件を描いていく。企画発表時、原作の空知さんが「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメントした本作。その後、「基本泥舟」がまさかのトレンドワード1位に!超人気コミックの実写映画化は瞬く間にネット上の話題を独占し、1,000以上のニュースが配信され、リアルタイム検索やトレンドワードを占拠。7種のビジュアルがランダム表示される公式サイトは、1日で120万PVを記録した。そんな本作で小栗さんが演じる主人公は、万事屋(よろずや)の坂田銀時。天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。かつては攘夷戦争に参加し「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍で、決めるところはビシッと決めるそのギャップには女性ファンも数多い。そして今回発表された、万事屋で働く志村新八には菅田さん。それぞれキャラが濃すぎる「銀魂」のなかのツッコミ担当で、少々ヘタレな面はあるものの、侍としての強い信念を持ち合わせている男だ。また、同じ万事屋で働く、宇宙最強を誇る戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽には橋本さんが決定。かなりのマイペースぶっ飛びキャラに向け(?)、原作同様、オレンジ色に自身の髪を染めて撮影に挑む。さらに、容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙には、福田組初参加となる長澤さん。この役で、これまでの印象を覆す変顔も披露する!銀時の幼馴染で、かつての盟友・桂小太郎を演じるのは、小栗さんとの共演作も多い岡田さん。プライベートでも親交のある2人の共演に期待がかかる。一方、福田組常連のムロさんは、銀時が頼りにする、からくり堂の店主・平賀源外役で参加。「いつものムロさんで演じてほしい」と福田監督から言われ、少々困惑気味だったそうだが、特殊メイクでハゲのカツラと口髭を施した。加えて、江戸の治安を守る特殊警察・真選組局長の近藤勲には、『真田十勇士』が待機する中村勘九郎。「銀魂」登場人物の人気投票でも常に上位に位置する、真選組一のクールなモテ男・土方十四郎には、福田組の常連ともいえる柳楽優弥。かわいい顔して腹黒で毒舌、超絶ドSの沖田総悟には吉沢亮が挑む。勘九郎さんの出演は、小栗さん自らの提案で決定したという。勘九郎さんは小学生のころから「週刊少年ジャンプ」を愛読者、なかでも「銀魂」は特別に好きな作品だったそう。「二枚目も三枚目も演じられて、誰も思いつかないけど誰もが納得できる俳優さんを考えたら中村勘九郎さん以外思いつかなかった」という小栗さんからの強い推薦で、奇跡のキャスティングが実現した。今回は8名の発表だったが、第3弾も豪華すぎるキャストの発表が予定されているという本作。なお、万事屋のペットの巨大宇宙生物・定春、小太郎の相棒の謎の宇宙生物・エリザベスも登場予定という。<キャストコメント>【万事屋メンバー】■小栗旬坂田銀時福田監督とは「勇者ヨシヒコ」に出させていただいたり、『変態仮面』で協力させてもらった部分もありましたが、本格的な仕事はしていなかったので是非ご一緒したいなと思っていました。空知先生が福田さんだったから(実写化が実現した)とおっしゃっているのはとてもよくわかります。『銀魂』の世界観を表現できるのは福田監督しかいないと思いましたので、ぜひ参加したいと思いました。銀さんは出会う人やタイミングによってキャラクターの印象が変化する部分もあり、とらえ所がないので演じるのはすごく難しいです。ほかの演者さんたちが僕のことを銀さんだと信じてくれれば、おのずと銀時というキャラクターになっていけるのではないかと思って演じています。■菅田将暉志村新八原作のなかでも「この世界観における突っ込みの必要さナメんなよ!」と言っているくらい大事な役ですし、いろいろな笑いをわかっていなきゃいけないので「これは大役だ。空知先生はどう思っていらっしゃるのか」と思うと、とても怖かったです。少なからずこれまでの人生では突っ込みタイプではありますので、精一杯演じさせていただきます!撮影もとても楽しくて、ぜひ毎年集まってシリーズにできたら最高だと思います。こんな豪華な方たちと、こんな豪華なおふざけをいい大人が何やってんだという日々の繰り返しなので楽しんで演じたいと思います。●橋本環奈神楽「銀魂」は言わずと知れた大ヒット漫画で私の同級生、友人の間でもとにかくファンの多い作品です。その作品の実写版で、それも神楽役と聞いた時はとにかく驚きました。神楽を演じることについてはとても嬉しい反面、人気の高いキャラクターなのでプレッシャーもひとしおでしたが、いまは毎日、強くて、愛らしく、マイペースな神楽に成りきって撮影に臨ませていただいてます。今回は本格的なワイヤーを使ってのバトルアクションあり、独特のイントネーションでの台詞ありと見どころも沢山あると思います。みなさんどうぞ御期待下さい!あっ!! もちろん神楽ならではの「鼻ホジ」や「ゲ○吐き」シーンも…(笑)■長澤まさみ新八の姉・志村妙今回初めて原作を読ませていただいたのですが、この作品を福田監督が撮ったら必ず面白くなると思い、受けさせていただきました。女の人は潜在的に優しい部分と強い部分を持ち合わせていると思うのですが、妙の柔らかい素顔と強い素顔はその二つの顔を表現していてそれこそが妙の魅力だと思います。いままで、変顔に近いお芝居をしたことがなかったので、いままでとっておいて良かったなと思いました。【攘夷志士】■岡田将生桂小太郎桂小太郎を演じさせていただきます。原作ファンの方々にガッカリされないようにしっかり演じさせていただきます。銀時の盟友であり、相棒エリザベスと共に銀魂を盛り上げたいと思います。逃げの小太郎と呼ばれてますが、岡田は逃げません!【からくり堂店主】■ムロツヨシ平賀源外以前から「銀魂」実写化のお話は福田監督ご本人から聞いていて、「ムロくんの役あるよ」とおっしゃってくれていました。ただ、平賀源外はもっと年齢の高い方がやるのかなと思っていたので、驚きました(笑)。いざ現場に入ると、意外とハゲの髪型とひげが似合うので、ゆくゆくはこの髪型にしたいなと思っています(笑)。原作ファンの皆様、ご安心ください! 源外役のムロは少ししか出ていませんので、ちょっと年齢違うと思われるかもしれませんが、新しい源外をアピールしたいと思います!【真選組】■柳楽優弥土方十四郎今回「銀魂」にキャストの一員として参加出来ることをとても嬉しく思っています。土方十四郎という役にプレッシャーを感じておりますが、素晴らしいキャストスタッフの皆様と、この夏を駆け抜けたいと思います!■吉沢亮沖田総悟昔から「ジャンプ」は大好きでしたが、「銀魂」に関しては子どもながらに読んではいけないマンガだと思っていたので、いままで触れてきませんでした。今回出演させていただくということで、全巻読みました。読んではいけないマンガでした。最高にくだらなくて面白い原作プラス福田さんという恐ろしい現場ですが、最後まで生き抜きたいと思います。■中村勘九郎近藤勲去年の秋ごろに、小栗くんから電話で「勘ちゃん、銀魂やるんだけど…」と言われまして、私の口から「俺ゴリラ(近藤のこと)でしょ?」と言わせてもらいました。小栗くんもとても驚いていました。「週刊少年ジャンプ」は小学生のころからいまも購入している愛読書で、実写化するなら近藤勲役をやりたいと思っていたので本当に光栄です。小栗くんとは前々から知り合いで、いつか一緒にやりたいねと話していたのですが、最初の共演が『銀魂』になりました。僕自身、元々下ヨリの発言・行動、そして思考しかありませんので、近藤の役に素直に入れました。通称“ゴリラ”ということで、ひと月半前くらいからジムに通いまして、体を鍛えております。原作・アニメをご存じの方もわかるように(近藤は)ムキムキですから、そこまでは到底追いつかなかったですが、精一杯やりますのでぜひ劇場で体感してください。『銀魂』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月04日俳優・小栗旬が、人気漫画を実写化する映画『銀魂』(2017年公開)で主演を務めることが1日、発表された。原作は、空知英秋氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミック。強烈なギャグセンスと激しいアクション、厚い人情も見られる作風で5,000万部を記録し、これまでTVアニメや劇場アニメなどのメディアミックスも好成績を収めてきた。舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた"天人 (あまんと)"の台頭と廃刀令により、隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどっている時代を背景として、己を信じる侍魂を堅持する変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きるさまざまな事件を描く。小栗が演じるのが、この万事屋(なんでも屋)の主人公・銀時。天然パーマの銀髪が特徴で、向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもので、かつて攘夷(じょうい)戦争に参加し"白夜叉"と称される伝説の侍だ。普段は気が抜けているものの肝心な時には、しっかりした面持ちを見せるギャップから、多くの女性ファンを獲得している。原作ファンの小栗だが、27巻には"小栗旬之介"というパロディキャラも登場していた。脚本を執筆しながらメガホンを取るのは、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督。実写映画化のうわさが出る度に「福田雄一で」「福田雄一だったら見る」という声も上がるほどで、実写企画が幾度となく集英社に持ち込まれる中、今回実現に至ったのは福田監督によるところが大きかったという。「空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です」と力強く告げる福田監督。原作の空知氏からは「『福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!』と言われた」と振り返るが、「『銀魂』ともなると、残念ながら? たくさんの予算を頂けました」と明かし「原作の魅力を実写化でも表現できればと、僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました」と強調する。そんな空知氏は「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメント。「原作の実写化はイメージと違うとたたかれるのが常」と前置きしながらも「もう今更何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々」と信頼を寄せる。その上で、「そんな人たちの作るまた別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」と胸の内を打ち明けている。さらに松橋プロデューサーは、「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっている今というタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有(けう)な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」と今回の実写化実現を補足。「それ相当の覚悟で、福田監督もリスクある舟に乗ってくれました」とし、「私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい」と呼びかけた。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2016年07月01日小栗旬が主演を務める、衝撃のスリラーエンターテインメント『ミュージアム』。このほど、本作のティザービジュアルとともに待望の特報映像が解禁となった。雨の日に決まって起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人は、カエルのマスクを被った“殺人アーティスト”・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村久志刑事(小栗さん)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる…。いまなお熱狂的ファンを増やし続けている、巴亮介による超・問題作の同名コミックを原作に、小栗さんと『秘密 THE TOP SECRET』も控える大友啓史監督という、最強タッグで贈る本作。解禁となった40秒の特報映像では、“見せる”ことにこだわり、犯行を繰り返す史上最悪の殺人アーティスト・カエル男にフィーチャー。カエル男があるニートの青年に判決を下すシーンが初公開となっている。青年に下された判決は「有罪」。執行される刑は「母の痛みを知りましょうの刑」。そのほか、「ずっと美しくの刑」「針千本飲ますの刑」「均等の愛の刑」など、衝撃度たっぷりの刑執行が次々と映し出されていく。しかも、自らをアーティストと名乗るカエル男によって執行された犯行現場は、見られることを前提に作られたもの。残虐性と芸術性を併せ持つ犯行現場のセットや装飾、造形物は、リアルを追求する大友監督の徹底的なこだわりを感じさせ、観る者をまさに『ミュージアム』の世界に引きずり込んでしまう。さらに、今年3月に解禁された、わずか10秒の映像で衝撃を与えたカエル男の、その肉声も初公開。「君は…有罪」。囚われた男性の恐怖と焦りとは対照的に、ひょうひょうと話しかけるカエル男。その不気味な声は、一度聞くと耳から離れないほど心地の悪いもの。「カエル男を演じているのは誰?」と、またもやネットがザワつくことになりそうだ。そして、本映像は、カエル男に追い詰められたのか、ボロボロに傷ついた沢村刑事の絶叫で終わっている。その視線の先にあるものとは!?絶望の淵に追い込まれる小栗さんの鬼気迫る演技は必見だ。また、ティザーポスターでは、「判決の結果、君は有罪。」と沢村刑事に判決を突きつけるカエル男の姿が!マスクを被っているのにも関わらず、嬉々とした表情が読み取れ、異様な雰囲気が漂っている。追い詰めるはずが、じわじわと追い詰められて行く沢村刑事に、果たして勝機はあるのか!?まずは、この衝撃を本映像から確かめてみて。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日俳優・小栗旬と『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督のタッグで贈る映画『ミュージアム』。この度、映画に登場する殺人アーティスト・カエル男をフィーチャーしたスマホジャックムービーと前売り特典の詳細が明らかになった。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った通称・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事(小栗旬)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められていく。果たしてカエル男の目的とは――。原作は漫画大国日本を震撼させた巴亮介の同名コミック。「ヤングマガジン」(講談社)で連載されるや否や、その想像を絶する過激描写と、読めば読むほどハマってしまう緻密に練られたストーリー構成、裁判員制度の問題という奥深いテーマも盛り込み、連載終了後も“ヤバすぎる!”とSNS上で拡散。いまもなお、熱狂的ファンを増やし続けている超問題作だ。主演の小栗さんをはじめ、妻・遥役に尾野真千子、沢村のと共に事件を追う相棒・西野純一役に野村周平。そのほか丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋、松重豊らが出演する。このほど到着したのは、スマートフォンの画面サイズに合わせて制作されたスマホジャックムービー。動画を再生すると天気予報の映像が流れるが、突如画面にノイズが入ると、晴れ予報の表示が雨に!「雨が降ると、奴が来る…」スマホが壊れてしまったかのように様々なアプリが起動し、暴走してしまう。そして、映画に登場する殺人アーティスト、“カエル男”から恐怖の着信がくるという、リアルな恐怖感を煽るムービーとなっている。そして併せて7月1日(金)より発売される前売り特典の内容も明らかに!劇中で殺人アーティスト“カエル男”は、犯行現場に必ず「ドッグフードの刑」や「母の痛みを知りましょうの刑」などと書かれた謎のメモを残していくのだが、そのメモにならった“お仕置き付箋”を本作の前売り特典にするという。デザインは、CGクリエイター、声優、監督として大活躍中の「秘密結社 鷹の爪」のFROGMANが担当。可愛いけどちょっと不気味な“カエル男くん”のキャラクターイラストを書き下ろし、元祖“カエル男”ことFROGMANと「ミュージアム」のスペシャルコラボがここに実現した。デザインを担当したFROGMANは、「僕のFROGMANという名で、まさかこんな形で関わる機会を頂けるとは思いもよらず、しかも僕の作風とは真逆なシリアルキラーとは!どこかユーモラスなカエル男。きっと日本映画史に残る愛すべきキャラとなるでしょう!」と喜びを語った。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日俳優の小栗旬が、映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開)で演じる本多晃博士を捉えた本編映像が28日、公開された。本作は、累計発行部数1,600万部を突破している同名コミックを原作とするSFアクション。2599年の人口激増により貧富の差が激しくなった日本を舞台に、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを描く。メガホンを取るのは、三池崇史監督。小栗のほか、主人公・小町小吉役の伊藤英明、武井咲、加藤雅也、山田孝之らが出演する。小栗が演じる本多博士は、天才的頭脳と奇抜なファッションセンスを誇る、尊大で無慈悲な科学者。原作での同じ人物とは異なるキャラクター設定となっており、これは三池監督が小栗を想定し、当て書き(役者に合わせてキャラクターを描いていく手法)したものであるという。映像では、そんな本多博士が「やあ、堂島くん」と火星にいる堂島啓介艦長(加藤)と通信する姿が映される。続けて、お気に入りのファッションを自画自賛する奇妙な決めポーズを披露。「い~ねっ、良いね」と喜びもだえつつも、ふっと真面目な表情に戻り、「このミッションが成功すれば、日本は他の国を圧する技術を確立する」と確信を込めて口にする。さらに、「素晴らしいね。堂島くん。君の肩に日本国の浮沈がかかっているというわけだ。じゃあ、よろしく」とプレッシャーを与えるような言葉も。そこで通信は遮断され、やや不気味な静寂だけが残る。その身のこなしや巧みな話術から、本多博士の奇怪な人物像の一端が垣間見える映像となっている。(C)貴家悠・橘賢一/集英社(C)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
2016年04月28日