“世界で最も邪悪な心理学実験”として知られる、スタンフォード監獄実験を基に描く渡辺謙作監督映画『プリズン13』。この度、本作の追加キャストとして板野友美、前野朋哉、岩井拳士朗らの出演が明らかになった。女子大生のマリが、人気Vtuberソフィアの公開実験に参加することに。姉であるユマと義兄のコウキは、内容も良く知らぬまま彼女を送り出す。マリが実験現場に到着すると、そこには4メートル四方の巨大な監獄が。これから行われる実験は、12人の被験者を看守と囚人に分け、監獄生活を疑似体験させる監獄実験らしい。ソフィアは、そこで立場や役割によって人格が変化するかを確かめるという。7日間、この奇妙な部屋で看守になることになったマリ。しかし、実験は次第にエスカレートしていき、死者も…。公開実験に参加する女子大生・マリを演じる堀田真由に続き、今回新たに13名のキャストが発表。マリを救い出そうと奮闘する姉・ユマ役には、元「AKB48」の板野友美。ユマの夫・コウキ役に、朝ドラ「マッサン」「わろてんか」や、CM「au三太郎シリーズ」でもお馴染みの前野朋哉。また、元ヤンキーの囚人グレ役を元Popteenモデル・中島健、看守長ゲーテ役をモデルで俳優の岩井拳士朗、地下アイドルGUMI役を「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の矢野優花、お調子者の囚人ヤマネ役を「仮面ライダービルド」の芹澤興人、謎の男H役を「深夜食堂」などに出演する宇野祥平が演じる。そのほか、伊藤麻実子(カミヤマ役)、立石晴香(月曜役)、岡部尚(レンズ役)、宮下かな子(Jヨン役)、岡本智礼(M16役)、近野萌子(メソ役)が出演する。さらに、本作の主題歌も決定。オルタナティヴを基盤にした無国籍な都市の日常を切り取るシンガーソングライター・LEO今井による、本作のために書き下ろした最新曲「Fandom(Remix For A Film)」。7月24日(水)リリースのカバーEP「6 Japanese Covers」に収録される。<キャストコメント>1:台本を読んだときに抱いた感情とその理由2:もし、自分がこの監獄実験に参加することになったら、看守と囚人どちらの役が嫌?その役になってしまったら自分はどうなる…?●堀田真由1:人間は理性を抑えて最良の判断を取る事が出来ると思っていましたが、それがいとも簡単に壊れてしまう怖さを感じました。2:私は閉鎖された狭い空間があまり得意ではないのと、精神的に追い込まれる期間に美味しいご飯も頂けないので囚人にはなりたくないです。●板野友美1:妹への愛があって、結婚していて、でも男っぽくて、不良に見えないように、でも、可愛らしさもあり、、、ちょっと演じるのが難しい役だなと思いました(笑)2:実際に現実に行われることになったら、命令することに耐えられなくなり囚人のほうがいいと思うのかもしれないです。でも私は、優しい平等な看守になりたいです(笑)●前野朋哉1:個性ありまくりの出演者がどう芝居するのか想像してニヤニヤしました。4年ぶりの渡辺監督の演出が楽しみで、早く現場に行きたくなりました!2:断然、看守です。M気質ですので、見張りつづけるのはつまらないかもしれません。見張っていただき、マジで堀田さんに怒られたいです。●中島健1:周りのキャストの方々とは空き時間や現場では深く関わりたくないなぁと思いました。役柄的に基本、途中まで誰とも連まない1匹狼的存在だったので。本当は仲良くしたいと思ってました!!!笑2:看守。自分の事以外の囚人の見張りも怠りそうですし囚人の為に働く事に嫌気がさして途中から腹が立ってしまいそうです。笑●岩井拳士朗1:最初に思ったのが、「面白そう!だけど、どうなるんだろう!?」。台本を読んで流れは把握しましたが、実際どうなるのか現場に入らないとわからないという緊張感と高揚感がありました。2:撮影を終えた自分からすると、どっちも嫌です。笑嫌だけど、囚人にもなってみたいです。自尊心は崩壊するでしょうね。反抗するが叩きのめされて、最終的に従順な下僕になると思います。●矢野優花1:看守と囚人という役割を与えられ、一つの空間で過ごす中で剥き出しになっていく人間の狂気的部分や真意がとても面白くて、根底にある不気味さといい、何だかゾクゾクする作品だと思いました。またGUMIという役は自分の中でチャレンジすることが多くて、どう演じようか、そういった意味では凄くわくわくしました。2:自分がやるとしたら囚人がいいかなと思います。看守の方が自分でも気付いていなかった、自分の嫌な部分を見てしまいそうなので。それって結構怖いことだと感じます。●芹澤興人1:ヤマネの人間臭い魅力に、演じる上で自分が負けるかもしれないという恐怖を感じました。監督を信じて率先して恥をかきに行こうと覚悟しました。2:看守は嫌です。人を監視するのを仕事としてやらなきゃいけないのは苦痛を感じると思います。別途特別手当を支給してくれるなら考えます。●宇野祥平1:まず渡辺監督の映画に久しぶりに参加できる喜びがありました。2:どちらになっても嫌なので、後は運試しにしたいです(笑)●伊藤麻実子1:先ず、読み始めの段階で、自分が看守だとわかった時点で安堵している自分に気づいた。人は潜在意識の中で既に優劣をつけているものなのだな…と思った。2:看守。囚人達への好き嫌いが分かれているくせに、囚人皆に偽善で普通に対応しようとしながらも、其の実、心の中では見下す感覚になるであろう自分が気味悪い。●立石晴香1:「人って怖いな」と思いました。環境でこうも変わってしまう。環境がそうさせているのかそれぞれの中に元からあるものが拡張されているのか考えさせられました。2:看守が嫌です。人に命令はもちろん、理不尽なことがとても嫌いなので、囚人だけど自分と何も変わらない立場の人に何かを命令するなんて耐えられないと思います。●岡部尚1:ホストの役という事で、うわぁ大丈夫かなぁ俺…というのが正直な感情です。自分とは違う世界の人間と思っていたので。だからこそ楽しみでもありました。2:囚人が嫌です。手錠も足かせも、痛いし惨めな気持ちになるので、もう嫌です。実際にやる羽目になったら、事なかれ主義を貫いて一日中瞑想するでしょう。●宮下かな子1:人は、ここまで人格が変わるのだろうかと疑問を抱きながらも、心に隠し持つ狂気的な部分が徐々に頭角を現してくる過程に、恐怖を感じました。2:私自身、人に命令することが苦手なので、看守役にはなりたくないです。もし看守になり、誰かを傷つけるようなことが行われる場合、耐えられず辞退すると思います。●岡本智礼1:普段の生活からスマホで動画サイトを見ることが多かったので、今回、M16という役でこのような企画に参加できる作品に出会えて非常に楽しみでワクワクしました。2:囚人です。自分は環境にのまれやすい性格だと思っているので囚人になったら何も抵抗せず、ただひたすらに弱い人間になりそうだからです。●近野萌子1:対等だったはずの関係が、どんどん崩れていく。台本を読んだだけで「人はこうも変わってしまうのか」と、恐怖をかき立てられました。2:囚人役です。私がなってしまったら、食べ物だけは美味しいものを看守とシェアできないかと、一度提案したいです。あとは、百万円のために耐えます!『プリズン13』は8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年06月28日最高視聴率25.5%を記録した韓国の大ヒットドラマを大森南朋主演、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオルら強力キャストでリメイクする7月スタートの木曜ドラマ「サインー柚木貴志の事件ー」。その主題歌を、「東方神起」が担当することがわかった。どこまでも“真実”と“正義”に忠実に…遺体の声なき声に耳を傾け続ける法医学者たちが、不都合な“事実”を隠ぺいする権力社会に立ち向かっていく、法医学サスペンスとなる本作。飯田爽(テレビ朝日プロデューサー)によれば、「『サイン』は毎回、終盤にひと展開あるつくりを意識しており、ラストにかけてのクライマックスを東方神起さんならではのエネルギッシュな楽曲が盛り上げてくれることを期待して、オファーをさせて頂きました」とのこと。その楽曲となる「ミラーズ」は、スリリングなアップナンバー。歌唱力抜群の「東方神起」ならではのエモーショナルな歌声で、よりハードで聴きごたえある楽曲に。海外での評価も高いハイブリッドなロックバンド「BACK-ON」Hi‐yunkが作曲・編曲、中国でも活躍する新鋭シンガーソングライター・中村月子が作詞を担当した。曲を聴いた飯田プロデューサーは、「ゾクゾクするカッコよさでした! 引き込まるようなリズムと曲調が、ドラマ『サイン』の緊迫感とこの上なくマッチすると思います。キーの高い歌声も特徴的で、神秘的な印象を受けました」と熱いコメントを寄せている。「東方神起」ユンホ今回、主題歌を担当させて頂き、大変光栄に思っております。「ミラーズ」はまた新たなチャレンジを盛り込めた楽曲になっているかと思ってます。ドラマと合わさった時にどの様になるのかとても楽しみにしております。「東方神起」チャンミンドラマ「サイン」主題歌でご一緒することができ、嬉しく思ってます。「ミラーズ」は勢いのあるスリリングな楽曲なので、ドラマの展開ともとても合うと思います。ぜひドラマと一緒に僕たちの新曲も楽しんで頂ければ嬉しいです。「サインー法医学者柚木貴志の事件ー」は7月4日より毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月18日杉野遥亮の連続ドラマ初主演作となるドラマイズム「スカム」から、前野朋哉、山本舞香、戸塚純貴、和田正人、杉本哲太ら新キャスト12名が発表された。振り込め詐欺に手を染める若者たちの姿をオリジナルストーリーでドラマ化した本作。振り込め詐欺の巧妙な手口や、民間企業以上の規律で運営される詐欺組織の実態を交えながら、順風満帆な勝ち組人生から一転し、新卒切りによって無職に、さらには父親の難病治療のため、振り込め詐欺をはじめる主人公・草野誠実(杉野さん)をはじめ、様々な動機で振り込め詐欺に手を染めていく若者たちの“成功”と“転落”の模様を、激しくもユーモラスに活写する。豪華俳優たちが振り込め詐欺に関わる個性的なキャラクターを熱演主人公・草野の詐欺の相棒・清宮役には、様々な映画、ドラマでキャラクターを演じ分ける名バイプレイヤーの前野朋哉。演じる清宮にとっては、「ワクワクするような仲間に出会えた場所がたまたま詐欺稼業だった…」と語り、「自分を奮い立たせる存在の草野と、劇的に変わって行く環境を楽しもうと思いました」と杉野さん演じる草野とのコンビに言及。視聴者に向け、「目まぐるしく変わっていく若者の環境と心情をお楽しみください。きっとオレオレ詐欺は他人ごとには思えないはずです。そして悪の根源は何なのか…見つけられたら今後の人生のヒントになるかもしれません。ギラギラ…いやこれはキラキラの青春ドラマです」と、気になるコメントを寄せた。主人公の幼馴染で、本作のヒロインを務めるのは、映画、ドラマ、バラエティと活躍の場を広げる人気急上昇中の女優・山本舞香。「私の役、美咲は杉野さんが演じる誠実が詐欺をしていることを一切知らない子なので、常に明るくてまっすぐな子を意識しました。役が引っ張られないように、他のシーン(の台本)は読まないようにしていました」と、役作りを明かしている。また、草野が振り込め詐欺の道に進むキッカケを作ってしまう悪友役を、映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』で注目を集め、主演作『ケアニン2』製作も決定した戸塚純貴。さらに、主人公の上司で詐欺師になるための地獄の研修を行う鬼店長役に和田正人、被害者から振り込まれたお金を集める集金屋役に山中崇、息子の窮地を見かねて、思わぬ決断をする主人公の母親役に西田尚美、さらに、主人公の詐欺グループに資金提供し、詐欺ビジネスを牛耳る金主役に杉本哲太など実力派俳優陣が脇を固める。そして、主人公の詐欺グループに所属する同僚役に、映画『JK☆ROCK』で映画初主演を務めた福山翔大をはじめ、水間ロン、若林拓也。ほかにも、主人公の友人役に「仮面ライダージオウ」のスピンオフ「RIDER TIME 仮面ライダーシノビ」での好演で注目を集めた華村あすか、裏稼業で起こるトラブルを解決する謎の便利屋役を『東京喰種 トーキョーグール【S】』にも出演するメンノンモデル・柳俊太郎が務めるなど、バラエティに富んだ注目若手俳優陣も集結している。MBS/TBSドラマイズム「スカム」は6月30日より毎週日曜24時50分~MBS(関西)にて、7月2日より毎週火曜25時28分~ TBS(関東)にて放送(全9話)。(text:cinemacafe.net)
2019年06月16日テレビ朝日・木曜ドラマ枠で、骨太な法医学サスペンス「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」が7月よりスタートすることが決定。大森南朋が民放連続ドラマ単独初主演を務め、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオルといった豪華キャストが共演する。本作は、テレビ朝日のロングランシリーズ「法医学教室の事件ファイル」や昨年のヒットドラマ「アンナチュラル」などでも取り扱われる人気の高いジャンル・法医学を軸に、“真の正義とは何か”を問うノンストップの群像サスペンス。原作は韓国の大ヒットドラマ「サイン」(2011年)。様々な事件の真相を追い求める無骨な天才法医官と新人女性法医官が、“真実”を隠ぺいしようとする絶対的権力に立ち向かっていく姿を描いた同作は、韓国で初めて法医学を扱ったドラマとしても話題に。最高視聴率25.5%を記録し、「大韓民国コンテンツアワード」の放送映像グランプリ分野で大統領賞も受賞した。勝つのは“法医学があぶり出す真実”か、“権力が作り出す嘘の真実”か――大森南朋を主演に迎え、日本版としてよみがえる本作は、法医学を基軸に、絶対的権力を誇示する巨悪を相手取った“真実”をめぐる熾烈な戦いを描く。韓国版は実在の法医学鑑定機関「国立科学捜査研究院」を舞台に、国や権力の息がかかりやすい状況下での攻防戦を描いたが、日本では該当する国家機関がないことから、「日本法医学研究院」なる厚労省・警察庁共管の架空組織を設定。法医学の現場で実際に起こりうる、第三者による解剖結果への“干渉”や“忖度”を国レベルに押し上げ、物語をダイナミックに揺り動かしていく!失敗と挫折、裏切りと陰謀に翻弄されながらも、遺体に残された真実の証(=サイン)と正義を求めて突き進む解剖医と仲間たち…。物語は、あるスターの死亡事件をきっかけに、想像を絶する巨大権力が暗躍し始め、解剖医たちが導き出した“真実”は闇から闇へと葬り去られてしまうことから幕を開ける。全話を通してどこまでも複雑に絡み合う驚愕の物語展開と、誰も予想できない号泣必至の衝撃ラストが、観る者の心に大いなる爪痕を残す――。大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオル…実力派揃いの群像劇大森さんが演じるのは、愚直なまでに真実と正義を追求する「日本法医学研究院」の解剖医・柚木貴志。同院長・兵藤邦昭の一番弟子で、解剖の腕は超一流。すこぶる口が悪くて偏屈な無頼派だが、表になかなか出さない胸の奥底には温かい心が宿っている。「柚木はすごく真っ直ぐで、自分が信じているものに対して疑いがない人。だからこそ、目の前に立ちはだかる矛盾にあふれた世の中と常に戦っている」と大森さん。「僕自身も柚木の生き方にはわりと共感します」と語る。韓国版を楽しみに見ていたそうで、「今回の日本版では僕なりに一歩超えた“オリジナルの色”を提示できる作品にしたい。俳優・大森南朋、全力で取り組みますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と力強い。松雪さんは、女性初の捜査一課長を目指す野心家の管理官・和泉千聖を演じる。圧倒的な男性社会である警察組織の中で悔しさをバネに、必死に勉強して現在の地位まで這い上がってきた。勝ち気で、芯が強い。柚木貴志とはかつて恋人関係にあり、一時は婚約もしていた。そんな大人の女性に「力強さのある女性像を構築していきたい」と松雪さん。「幸いなことに、男性にも負けない力強さは私自身も持ち合わせております(笑)。自分の中に潜んでいる“ライオン”を引き出して、この役に挑みたいと思います」と頼もしく語る。また、柚木の助手となる新人解剖医・中園景を演じるのは飯豊さん。尊敬する「日本法医学研究院」院長・兵藤邦昭の一番弟子である柚木のもとで、自ら弟子になることを志願し、食らいついていく、打たれ強く天真爛漫な女性。実は、過去に身内がある事件に巻き込まれているという。「柚木さんの姿を見ながら、私自身も景と一緒に大きく成長していきたいです。柚木さんには相当虐げられますが(笑)、今の世の中なかなかそういう先輩もいない気がするので、すごく楽しみ」と語りつつ、「実は私、景のように、先輩に対しても立ち向かっていくような、強い女の子をあまり演じたことがないんです。その点でも今回はすごく楽しみです!」とコメント。一方、高杉さんが演じるのは、生意気だが正義感あふれる千聖の部下の警部補・高橋紀理人。若手ゆえに経験値はまだ浅いが、刑事としての勘が冴えており、仕事は優秀。千聖の迫力に時折ビビりながらも、臆することなくズケズケと物を言い、かなり生意気だが、なぜか憎めない新世代刑事。「10代の頃は犯人役が多くて、刑事役は今回が初めてなんです。実は、刑事役にはすごく憧れがあって…」と高杉さん。「僕が演じる紀理人は純粋に真実を追い求める刑事。一方で、ちょっと軽い部分もありますけど、誰からも好かれるタイプの子なんです。この二面性をうまく切り替えながら、演じていきたい」と語り、“メスライオン”のごとき千聖に対して「タメ口をきいても許されるキャラクターってすごいなって思うんですよ。そうやって生きてこなかった僕にとっては、高度な生き方(笑)」と演じる役柄に憧れがあるよう。そして、そんな彼らの前に立ちはだかるのが、国立大の法医学教授・伊達明義を演じる仲村さん。「真実とは勝者に与えられるものだ」と言い切り、権力側に寄り添う危険な男。自らの保身のためなら、時には解剖結果の改ざんもいとわない。かつて兵藤邦昭と「日本法医学研究院」院長の座を争って負けたが、いまもなおその椅子を虎視眈々と狙っている。仲村さんは「“大きな枠組みの中で世の中をもう少し良き方向へ導く”という正義感、“今存在する大きな問題を解決するのは自分だ”という使命感があるからこそ、強引に事を進める男。あくまで現時点における僕の想像でしかありませんが、そういった要素を香辛料的に散りばめられたらいいな、と思っています」と意気込む。対立する柚木貴志は「大森(南朋)くんですから!予想を超えた感情を刺激してくれるだろうという期待も、ものすごくあります」と語っている。大人のベテラン実力派俳優陣と、旬で勢いのある若手俳優陣が力を合わせ、見応えある法医学サスペンスを織りなす本作。万全のキャスティングでさらなる熱を帯びる“それぞれの信念と思惑が入り乱れる圧巻の群像劇”に、期待していて。「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は7月、毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年05月28日俳優・大森南朋(47)と女優・小野ゆり子(29)夫妻が14日、双方の公式サイトを通じて、14日に第1子が誕生したことを発表した。2人は連名のコメントを公式サイトに掲載。「この度、本日5月14日に第一子が誕生しました。おかげさまで母子共に健康です」と報告し、「新しい家族を迎えられたことを、かけがえのない喜びと感じております。同時に親としての責任を感じております」と心境をつづった。さらに、「支えてくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます」と周囲への思いも伝え、「これからも気を引き締めて、なにごとにも精進してまいります。今後とも、変わらぬご指導の程よろしくお願い致します」と結んでいる。2人は2012年3月に結婚。今月9日、一部で第一子の妊娠が報じられていた。
2019年05月14日早見あかりが“ラーメン大好き”な女子高生を演じた「ラーメン大好き小泉さん」が3年ぶりに復活。「ラーメン大好き小泉さん 2019春SP」として4月5日(金)今夜オンエアされる。本作は鳴見なるによる同名コミックをドラマ化。早見さん演じるラーメン好きな謎の美人女子高生“小泉さん”がひたすらラーメンを食べて食べて食べまくり“ラーメンうんちく”を語るというスタイルで、2015年にフジテレビ“土ドラ”枠で最初の連ドラがオンエア。その後2016年に2度にわたりSP版が放送され、この度3年ぶりに復活を遂げる。主演の早見さんは10代半ばまでアイドルとして活動、その後女優に転進しNHK連続テレビ小説「マッサン」や『百瀬、こっちを向いて。』などで注目を集めると映画『銀魂』や『走れ!T校バスケット部』などに出演。最近では「女の機嫌の直し方」も好評だった。早見さんのほか「プリキュア」シリーズなどの美山加恋、朝ドラ「「半分、青い。」の古畑星夏、「ようこそ、わが家へ」などの田中美麗が続投。そこにSKE48出身で女優として活動する木崎ゆりあが転校生役で新たに参加。ゲストとして小泉さんに対抗心を燃やす自称・カリスマラーメンブロガー「ロングアイランド」役でバラエティでの自由なキャラが人気の長嶋一茂、悠の従姉・大澤絢音役で「人生が楽しくなる幸せの法則」の夏菜、ラーメンフリーク白河役で「三四郎」小宮浩信らも出演。豪華なメンバーが本作の復活を彩る。今回はミシュラン1つ星の名店「金色不如帰」に日本一のつけ麺の呼び名高い「中華蕎麦 とみ田」、北海道から横浜進出した味噌ラーメンで有名な「すみれ」など“いま食べるべき”名店が続々登場。さらにもうすぐ平成が終わるということで平成ラーメン史もふり返る。ラストを飾る小泉さんのラーメンへの感謝とリスペクトを込めた感動のスピーチも必見。昨年結婚を発表した新婚ほやほやの早見さんのウエディングドレス姿も注目だ。「ラーメン大好き小泉さん 2019春SP」は4月5日(金)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年04月05日鳴見なるによる漫画「ラーメン大好き小泉さん」の実写化シリーズが、前回から3年ぶりにSP復活。引き続き早見あかり主演で「ラーメン大好き小泉さん2019春SP」として放送されることが分かった。早見さん演じるラーメン好きな謎の美人女子高生“小泉さん”が、ひたすらラーメンを食べて食べて食べまくる、前代未聞のラーメンドラマ。2015年に全4回の連続ドラマを放送し、23時の放送ながら8.2%の高視聴率を獲得。その後、2016年に2回放送されたスペシャル版を経て、今回3年ぶりの復活を遂げる。主演を務めるのは、昨年12月に結婚したことでも話題となった早見さん。小泉さんは女子高生のため、制服を着用。早見さんは「まさかまさかの小泉さんが帰ってくる!!」と喜びつつも、「結婚したけど制服!?不安はありますが、こうしてまた小泉さんが復活するのはとても喜ばしいことです」とコメントしている。ほかにも、全3作に出演した美山加恋、SP版に登場した元「SUPER☆GiRLS」田中美麗の出演も決定した。もちろん、今作にも実在の人気有名ラーメン店が多数登場。“世界で一番美味しいラーメン”との呼び名も高い「金色不如帰」、今年2月に満を持して横浜に出店し話題沸騰中の「すみれ」、昨年ドキュメンタリー映画も公開されたつけ麺の超有名店「中華蕎麦 とみ田」など、ドラマを見れば、役立つラーメン情報まで知れてしまう!?そして、平成の有名ラーメン店を一気におさらいする場面も。「なんでんかんでん」「麺屋武蔵」「中華そば青葉」「東池袋大勝軒」…など、平成の歴史を彩る有名ラーメン店をふり返る。さらに、ドラマ内ではウェディングドレスを着るシーンも予定されているそうで、なぜ女子高生がウェディングドレスを着るのか?その内容も楽しみだ。「ラーメン大好き小泉さん2019春SP」は4月5日(金)23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月05日常盤貴子主演、唐沢寿明、小泉孝太郎らの共演でおくる日曜劇場「グッドワイフ」。3月3日に放送された第8話では小泉さん演じる多田が嫉妬から“ある行動”に。その姿に視聴者から様々な声が寄せられている。東京地検特捜部長である夫が汚職で逮捕され不倫スキャンダルも発覚、16年ぶりに弁護士に復帰した蓮見杏子を常盤さんが演じ、杏子の司法修習生時代の同期で彼女に想いを寄せ続ける神山多田法律事務所の代表・多田征大に小泉さん、杏子の夫で元東京地検特捜部長の壮一郎に唐沢さん。また杏子と採用枠を巡り争いながら共に働く新人弁護士・朝飛光太郎に北村匠海。多田の事務所のパラリーガルで壮一郎の元・部下だった円香みちるに水原希子。壮一郎の不倫相手とされる元新聞記者・遠山亜紀に相武さん。壮一郎の後任の特捜部長・脇坂博道に吉田鋼太郎、元壮一郎の部下だった佐々木達也に滝藤賢一、官房副長官の南原次郎に三遊亭円楽といった俳優陣も共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。これまでの展開で壮一郎が南原の汚職をもみ消すために逮捕されたらしいこと、壮一郎の浮気相手とされる亜紀もその事件を追っていたらしいことが判明。杏子は亜紀とコンタクトを取ろうとするが彼女は口を開かない。裁判が始まり、不利な状況のなか壮一郎たちは“本当の情報提供者”を見つけようと動き出す。みちるの元にはDVで別れた元夫が現れ金を要求するが金の受け渡し場所に現れたのは脇坂、脇坂はみちるの秘密を知っていると告げ自分に協力するよう求める。その後杏子の説得で真実を語り出した亜紀。亜紀は南原の汚職の証拠となる文書を所有、また壮一郎との間に不貞行為はなかったと告白するが、文書受け渡しの直前、亜紀は階段から転落し意識不明になってしまう。さらに別ルートで文書を入手した多田が、壮一郎の無罪を“阻止”しようと杏子にウソをつく…というストーリー。小泉さん演じる多田が壮一郎と杏子の復縁を阻止しようと“闇堕ち”する展開に「嫉妬に燃え狂う小泉孝太郎かっこよすぎ」「旦那に対する嫉妬心ももうズルいくらい表情いい」などの声多数。さらに“内通者”の存在が仄めかされたことで「裏切り者ってもう小泉孝太郎・滝藤さん・北村匠海くんくらいしか候補なくない?」「タイトル通り常盤貴子だけ良い人って事かな」など“裏切り者”探しにも拍車がかかっている模様だ。(笠緒)
2019年03月04日常盤貴子主演、小泉孝太郎、北村匠海らが共演する「グッドワイフ」の第3話が1月27日にオンエアされ、ラストでみせた小泉さんの“ハグ”に視聴者からの興奮の声が続々と寄せられている。『ハンニバル』『プロメテウス』などのリドリー・スコットが製作総指揮を務め、ミー賞やゴールデン・グローブ賞を多数受賞したアメリカの大ヒットドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」を原作に日本版としてアレンジ。常盤さんが演じるのは、東京地検特捜部長である夫が汚職で逮捕され不倫スキャンダルも発覚、家族のために16年ぶりに弁護士に復帰した蓮見杏子。杏子の司法修習生時代の同期で彼女の復帰を後押しした神山多田法律事務所の代表・多田征大に小泉さん。杏子と採用枠をめぐって争いながら共に働く新人弁護士・朝飛光太郎には北村さん。元々杏子の夫の元で働いていたがクビになり、現在は多田の事務所のパラリーガルをしている円香みちるには水原希子。逮捕されながらも裏で何かを画策してる様子の杏子の夫・壮一郎には唐沢寿明。その部下・佐々木達也には滝藤賢一。壮一郎の後任の特捜部長・脇坂博道には吉田鋼太郎といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第3話は鉄道事故を巡る驚愕の真実に迫るストーリー。回送列車が脱線、運転士が死亡し杏子らは遺族代理人として過重労働による事故で1億円の賠償金を提案するが、相手側となる東神鉄道の代理人を務める河合映美(江口のりこ)は運転士の居眠りだとして50万円の見舞金を提案。あの手この手で翻弄してくる映美にてこずりながらも事件の真相に迫っていくと、当初過重労働での居眠り運転が原因だと思われた事故は、実際にはブレーキの整備不良が原因だったことがわかる…というもの。さらに遺族が杏子を弁護士に指名していたことがわかる。遺族に杏子のことを勧めたのは壮一郎の弁護士でもある林(博多華丸)で、事件を以前脇坂が捜査していたことも判明。壮一郎は杏子を利用して脇坂を窮地に陥れたのだった…。ラストで悔し涙を流す杏子をそっと抱きしめる多田、そんな多田を演じる小泉さんに「最高だったよー今週の小泉孝太郎」「今日も小泉孝太郎ヤバみ」「知的でかっこいいのに一途なところにやられる」などの感想が殺到中。「パーカー&メガネ姿好き」とラフなスタイルにも好感が続出している模様で、なかには「パーカー小泉孝太郎国宝」という声まで上がるほど。小泉さんの新たな魅力が開花した本作に視聴者も大きな注目を寄せているようだ。(笠緒)
2019年01月28日「カウンターに座った2人は、リラックスした雰囲気で店主との会話を楽しんでいました。小泉さんがずっと豊原さんを立てている様子が印象的でした」(居合わせた客)小泉今日子(52)と豊原功補(53)が、東京都内の寿司店で目撃されたのは’18年12月中旬のこと。この直前には、小泉がNHK大河ドラマ『いだてん』に出演すると発表されたばかりだった。「小泉は、ビートたけしが演じる古今亭志ん生の“敏腕マネージャー”だった長女・美津子役。脚本を担当した宮藤官九郎が、小泉をイメージしたキャラクターづくりをしています。’18年2月に豊原との不倫関係を公表した小泉はさらに6月には女優を休業して裏方に転身することを発表しました。しかし大河出演は休業宣言前から決まっていた仕事だそうです」(芸能関係者)本誌は豊原が演出を務めた舞台で観客からアンケートを回収するなど、裏方に徹する小泉の姿を目撃している。スポットライトの当たらない立場も彼女にとっては逆に新鮮なようで、楽しんでいるようにも見えたが、早々に女優復帰を目指さなければいけない状況にあるという。ある舞台関係者は言う。「東京都内の老舗劇場に、小泉さんが’20年の使用を申請しているそうです。小泉さんは自身が社長を務めている会社『明後日』のHPで《2020年以降は弊社制作のイベントや舞台などから復帰出来たらと考えております》と発表していましたが、’20年早々にも再び表舞台に立つつもりだそうです」彼女の焦心の理由は経済状況にあるようだ。小泉の知人は言う。「不倫公表以降、豊原さんのテレビ出演の依頼は激減しており、収入もかなり減っています。しかも豊原さんの奥さんは離婚に同意しておらす、生活費やお子さんの養育費なども払っています。その豊原さんの収入の大部分が明後日から支払われている演出料や出演料で、社長である小泉さんが捻出しなければいけません。好きな裏方に専念しているだけでは、豊原さんやその家族の生活は支えられないというのが実情。小泉さんも『やっぱり私が稼がなければ、いまの2人の関係は維持できない』ということに気づいたのでしょう」不倫相手の家族を養うため、夢だった裏方生活をあきらめざるをえないという小泉。大河ドラマの役のような敏腕ぶりで、この苦境を乗り越えることはできるか。
2019年01月10日大森南朋演じる稀代の天才詩人・北原白秋と、AKIRA演じる秀才音楽家・山田耕筰との友情を描く映画『この道』。この度、北原白秋が惚れ、敬愛し、支えられた女性たちを演じた貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子のメイキング映像がシネマカフェに到着した。トンデモナイ甘ったれで女たらしでありながら、どこか憎めない北原白秋を演じる大森さん。100年歌い継がれる童謡を数多く生み出した白秋の功績の背景には、激動の時代を共に生きた強く、逞しい女性たちの存在があった。常に白秋の活躍を応援し、家族を支えてきた妻・菊子役を演じた貫地谷さんは、「あの北原白秋にはこんな奥さんが居たんだ、こんな女性たちが居たんだということを初めて知りました。人は色んな人に支えられて生きているんだと改めて感じられて、参加できて良かったと思います」と菊子を演じた想いを真摯にコメント。白秋のみならず、人の心を和ませるあたたかい愛と、時に家族を守る強い母の顔をみせる貫地谷さんの演技に注目だ。また、隣人であった白秋と恋愛関係になるソフィーこと松下俊子役の松本さんは、「俊子が居たから白秋が生まれたといっても過言ではないと監督とも話していました。自由奔放な白秋と俊子のシーンは、子ども同士がじゃれ合っているようにできたらと思い挑みました」と語る。大正ロマンを体現する妖艶なソフィーと白秋のシーンは、まるで2人だけ現実とは違う、どこか別世界に居るような特別な雰囲気を漂わせる。そして、「みだれ髪」や多くの歌集を発表し、歌人としてのみに留まらず、女性解放思想家としても活躍を遂げた与謝野晶子は、白秋の活躍を傍で支えつつ、実の弟のように慕っていたという。そんな晶子を演じた羽田さんは「自分の中にある与謝野晶子さんのイメージを織り交ぜながら、見たことのない晶子になるといいなと思っています。辛辣に世の中を見ていた目線と、時代を眺めている観察眼は、この人達が時代を動かしていたのだと感じることができて面白かったです」と、激動な時代に生き、日本の行く末を複雑な想いで見守っていた晶子の目線で語った。白秋を創った女性たちの活躍がなければ、時代を超えて歌い継がれる童謡は生まれなかったかもしれない。いつの時代も輝く女性たちの活躍にも注目してみて。『この道』は2019年1月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この道 2019年1月11日より全国にて公開©映画「この道」製作委員会
2018年12月13日公演迫る東京都交響楽団による「第九」は、終身名誉指揮者小泉和裕が登壇し、日本屈指のソリストと二期会合唱団の出演でひときわ注目を集めている。ベートーヴェンの9つの交響曲を「自分の聖典のような存在」と語る小泉和裕に「第九」の神髄を尋ねた。【チケット情報はこちら】「ベートーヴェンの音楽には、向き合う度に自分の足りないものを突きつけられるような感覚があります。いわゆる到達点が非常に遠いのです。特に、内なる感情や葛藤、意志を投影した交響曲は実に雄弁で、多くのことを語りかけてきます。こちらに追究心や情熱がある限り、どこまでも自分自身を高めてくれる。そんな作曲家をベートーヴェンのほかに僕は知りません。交響曲第9番は若い頃から40年以上、毎年のように振ってきましたが、これで完成した、掌中に収めた、などと思ったことは一度もありません。もちろんその時々で達成感はありますけれどね。何が難しいか?それは、このパートのこの箇所といった『技術』的な問題ではもはやなく、楽曲全体を通してベートーヴェンの意志をいかに伝えるかという『構成力』に尽きます。フレーズの一つひとつに至るまで、どう解釈しどう表現すればベートーヴェンに近づけるか。終わりのない挑戦です。この試練に今年も挑めるというのは、大きな喜びですね。」「年末に演奏されるようになった背景はさておき、純粋に音楽について考えれば、『第九』で一年を締めくくり来年に向けてエネルギーを得たいという気持ちはよく分かります。実際、世界中の人の心を動かす力を持った作品ですからね。面白いのは、人生の局面や心の状態によって、作品の受け取り方は変わるということ。聴き手のいまを映し出すという一面も、この作品にはあるのだろうと思います。思えば、200年も前に生まれた音楽から、現代を生きる我々が力をもらうというのは、とてつもないことですよね。もしベートーヴェンという灯がなかったら、この世界はいまさぞかし寂しいものになっていたことでしょうね。」「指揮者というのは、作曲家がしたためた楽譜からその意図を正確に読み取り伝える、いわば“伝道師”のようなものです。僕はいつも指揮台に立つとき、作曲家の存在を頭上に感じ、彼らと共鳴するような感覚があるんです。これでよろしいでしょうか、と。今回、都響と僕の演奏を聴いて『ベートーヴェンへの理解が深まった』と感じていただけたら何より嬉しいです。それこそ僕の目指していることですからね。そうやって音楽の神髄をお届けするために、指揮者は一生涯、勉強を続けるわけです。ホールにいらっしゃるお客様がどんな日々を送り、どんな思いで演奏を聴かれているのか、僕には分かりません。でも時折『勇気が湧いた』『気持ちが慰められた』といった声を耳にすると、音楽の持つ影響力にあらためて責任を感じますし、音楽家として生きていることを幸せに思いますね。」小泉和裕がタクトを振う、都響スペシャル「第九」は12月24日(月・振休)東京芸術劇場、25日(火)東京文化会館、26日(水)サントリーホールにて行われる。
2018年12月07日映画『この道』(2019年1月11日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子、佐々部清監督が登場した。同作は童謡のふるさと・小田原を舞台にしたオリジナル作品。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋(大森)と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰(AKIRA)の人生を描く。実在の人物が多く登場する同作では、外見にもこだわったという。羽田は「この前もこのメンバーで、EXILEさんのコンサートに行かせていただいたんです。イエ〜イですよね」と観客に語りかけ、「私たちにとってはAKIRAさんは、山田耕筰さんなんですよ。耕筰が踊ってるっていう感じでした」と振り返った。イベントには、北原白秋・山田耕筰コンビが手がけた効果を90年間歌い継いでいる宝仙学園高等学校女子部の合唱部41名が登場し、同学校の校歌を披露。さらに、AKIRAの指揮による「この道」の合唱も行われた。観客も参加しての合唱に、大森は「お客さんも歌っていらっしゃってる方もいて、感動しました。(AKIRAは)『緊張する』と言ってた割に堂々としてて、さすがだなと思って。東京ドームと同じようにカッコよかったです」と称賛。AKIRAは「東京ドームより緊張しました」と笑顔を見せつつ、「僕が指揮をしているというより、みんなが気持ちでリードしてくれているという感じがありました」と宝仙学園の生徒たちに拍手を贈った。
2018年11月11日「2019ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が23日、都内で行われ、故・岡田真澄さんの一人娘で青山学院大学2年生の岡田朋峰(ともみ)さん(20歳)が日本代表に選ばれた。ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並び世界3大ミス・コンテストの一つとされており、この日は、来年に行われる世界大会への出場権を賭けた日本代表選出大会が行われた。書類審査および予選会を勝ち抜いた32人の候補者たちが華やかにステージに登場。着物・水着・スピーチ・ウォーキング審査に臨み、2006年に死去した俳優・岡田真澄さんの一人娘である岡田朋峰さんがグランプリを獲得した。名前を呼ばれて喜びの表情は見せたものの、涙は見せなかった岡田さん。開口一番「このような素敵な場所で日本代表に選んでいただき、光栄に思っています」とあいさつし、「今日まで一緒に頑張ってきたファイナリストのみんな、この大会を支えてくださった国際文化協会の皆さま、セミナーで私たちを温かく教え導いてくださったOGの方々、私の周りで応援してくれた皆さまに感謝しています。ありがとうございました」と感謝の言葉。亡き父・真澄さんのことにも触れて「私には会いたかった人がいます。その人は言葉をかけても会うことはできません。私が7歳の時に亡くなった父です。父はどんな時もエレガントで気品を忘れない女性でいなさいと教えてくれました。私は今日このステージで父と会うことができたと思います」と話すと、会場から溢れんばかりの拍手が巻き起こった。また、今後の目標について聞かれると「日本代表としてこれから1年間活動をしていき、その活動を通過点に女性キャスターになりたいと思っています」と抱負を。亡父と同じ職業でもある役者には「舞台や映画を見ることがすごい好きなので、キャスターや日本代表として同じ表現するというところですごく憧れはありますが、今はありません」と否定的で、「私が通う青山学院大学はたくさんの女性キャスターの出身校でもあります。そんな大学の先輩の皆さんに憧れています」とキャスター志望であることを強調していた。なお、2019準ミス・インターナショナル日本代表には、第2位に東京都出身の文元麻由奈さん(20歳)、第3位に大阪府出身の寺西麻帆さん(22歳)、第4位に埼玉県出身の藤本美咲さん(25歳)、第5位に愛媛県出身の田中蓉さん(22歳)、特別賞のパーフェクトボディ賞に埼玉県出身の大嶋夏実さん(25歳)、ビューティースキン賞に北海道出身の荒木美南さん(20歳)、ハッピースマイル賞に栃木県出身の山田真夕さん(20歳)、WEBジェニック賞に北海道出身の野嶽沙世さん(20歳)がそれぞれ選出された。
2018年10月24日ダンボール箱を1人で抱え、劇場から車へと運ぶ小泉今日子(52)。10月8日、豊原功補(53)が演出、小泉がプロデューサーを務めた舞台『またここか』が千秋楽を迎えた。観客が帰った劇場で、小泉は後片づけをしていたのだ。車に段ボールを積み込むと、豊原と同棲中と報じられたマンションまで車を運転。荷物を下ろすと休む間もなくタクシーで打ち上げ会場の居酒屋へ。豊原や役者陣、スタッフも加わり、打ち上げは翌朝の6時まで続いた。2月に事務所からの独立と、妻子ある豊原さんとの恋愛関係を公表した小泉。『またここか』は、その豊原との“共作”だ。6月に“女優休業”を宣言した小泉は、制作会社『明後日』の社長として裏方に徹している。力仕事から事務処理までこなす小泉には、欠かせないものがあるという。「最近の小泉さんはいつも、首から老眼鏡を下げています。16歳でデビューしたキョンキョンもいまや52歳。脚本や会社の書類にもしっかり目を通すために、老眼鏡は欠かせなかったのでしょう」(演劇関係者)劇場のロビーでは、豊原との“堂々ツーショット”で観客を出迎えていた小泉。上演後にはこんな場面もあったという。「キョンキョンは業界人の方から名刺を差し出されると、首から下げた老眼鏡をさっとかけました。そして名刺を受け取ると、丁寧にお礼を言っていましたよ」(公演を観た男性)デビューから36年にして、事務仕事をこなすようになった小泉。「文字が小さすぎて読めない!」と心の中で叫びながら、老眼鏡をかけているのかもしれない――。
2018年10月18日満面の笑みで観客一人ひとりに頭を下げる小泉今日子(52)。小泉は自ら、舞台の感想が書かれたアンケートを回収し、記念撮影にも応じるなど忙しく歩き回る。同じロビーには、満足げな表情を浮かべながら観客と談笑する豊原功補(53)の姿が――。10月8日、豊原が演出を務める舞台『またここか』が千秋楽を迎えた。プロデューサーとしてこの公演を支えたのが、小泉だった。「小泉さんは2月に、事務所からの独立と、妻子ある豊原さんとの恋愛関係を公表しました。その豊原さんとの“共作”ですから、特別な思いもあったのではないでしょうか。脚本は豊原さんと長年親交のある坂元裕二さん(51)による書き下ろし。大勢の芸能人も観劇に訪れ、千秋楽まで連日のように満席となる大盛況でした」(演劇関係者)6月に“女優休業”を宣言した小泉は、制作会社『明後日』の社長として裏方に徹している。演劇関係者が、その驚くべき変貌ぶりを語る。「いまはマネージャーもいないので、小泉さん本人が問い合わせの電話や取材の対応にあたっています。豊原さんと車に乗るときも小泉さんがハンドルを握っています。稽古場では役者たちが帰った後、いつも小泉さんが黙々とモップ掛けをしていました。周囲の人が手伝おうとしても『私の仕事だから』と、1人で“掃除係”を続けていたそうです」稽古場では豊原が役者を厳しく指導するなか、小泉はスタジオの隅で静かに見守っていたという。「豊原さん自身はこれまで、たった1回しか舞台演出の経験がありません。しかし役者に対しては、納得いくまで何時間も同じシーンを練習させたり、声を荒げたりすることも少なくなかったといいます。小泉さんは叱られる役者たちを励ましながら、少しでも稽古場の雰囲気が明るくなるように気遣いを欠かさなかったそうです」(前出・演劇関係者)小泉は9月21日に公開された主演映画『食べる女』のプロモーション活動にもほとんど不参加。小泉が豊原を全力サポートしていた一方で、豊原は演出の仕事に専念するため、俳優業をセーブしているという。インタビューでも「身体と精神がフルに活動できるのはあと10年、15年だと思うと、今やりたいことをしなければという思いです」と語っているのだ(9月28日『朝日新聞デジタル』)。「小泉さんとの交際も舞台での共演がきっかけですし、豊原さんが演劇に打ち込みたい気持ちも理解できます。しかし、豊原さんはいまだに現在の奥さんとの離婚も成立していない状態です。そんな豊原さんとの不倫関係を続ける小泉さんは、世間から猛バッシングを受け続けています。仕事を選り好みして自分の“やりたいこと”をする前に、まず“やるべきこと”をすべきではないでしょうか。それにもかかわらずインタビューで“俺様”ぶりを宣言する豊原さんに、小泉さんがこれ以上振り回されなければいいのですが……」(前出・演劇関係者)すべては敬愛する彼のため……。女優を捨てて雑用係に徹するキョンキョンだったが、その瞳は変わらず輝いていた――。
2018年10月17日2月に豊原功補(53)との不倫関係を公表した小泉今日子(52)。自身がプロデュースする舞台『またここか』の会場で、不倫公表以来はじめて豊原との堂々2ショットを披露した。WEB女性自身は10月1日、2ショット写真とともに仲むつまじい2人の様子を報じた。この記事に対して、Yahoo!ニュースでは2500を超えるコメントが殺到。その多くが《堂々と不倫してるなんてどうかしてる》《人として許されない》といった、小泉への激しい非難だった。しかし小泉自身はそんな世間の声にはまったく動じていないようで、毎公演ロビーで観客を出迎えているという。「お芝居にも感動したのですが、間近でキョンキョンを見れたのも嬉しかったです。キョンキョンは業界人の方から名刺を差し出されると、さっと老眼鏡をかけていました。そして名刺を受け取ると、丁寧にお礼を言っていましたよ」(公演を観た男性)会場で観客を“おもてなし”しているのは、小泉だけではない。演出の豊原はもちろん、脚本の坂元裕二(51)まで毎公演のように姿を見せている。「坂元さんは公演に合わせて発売される著書600冊にサインを入れ、自らロビーで手売りしています。脚本家がそこまでして公演を盛り上げるのは珍しいこと。『東京ラブストーリー』や『カルテット』で知られる坂元さんも、テレビドラマの仕事からしばらく離れることを宣言しています。同様の決断をした小泉さんや豊原さんを全力で応援したいのでしょう」(演劇関係者)会場入り口には風間杜夫(69)、松たか子(41)、くりぃむしちゅー有田哲平(47)などから贈られた花が。多数の芸能人も観劇に訪れている。「初日にはYOUさん(54)と加瀬亮さん(43)の姿が目撃されています。さらには松雪泰子さん(45)、のんさん(25)、荒川良々さん(44)、AKB48の峯岸みなみさん(25)、演出家の岩松了さん(66)ら多彩な面々が会場に足を運んでいるようです。芸能界やテレビ業界の不自由さを知っているからこそ、新しい道を模索する小泉さんと豊原さんのコンビに期待を寄せる芸能人も多いのでしょう」(前出・演劇関係者)猛バッシングを受けながらも、多数の芸能人を味方につけた小泉。たった200席の小さな劇場から、キョンキョンの逆襲が始まるーー。
2018年10月04日「ありがとうございました~!」劇場のロビーで、甲斐甲斐しく観客を出迎える小泉今日子(52)。その隣には豊原功補(53)が――。豊原功補が演出を務める舞台『またここか』が、9月28日からDDD青山クロスシアターで上演されている。脚本は『東京ラブストーリー』や『カルテット』で知られる坂元裕二(51)。そしてプロデューサーは、この公演を企画した株式会社『明後日』の社長・小泉今日子だ。「坂元さんが脚本を書かれたドラマが好きでこの舞台も観に来たのですが、劇場に入ったらキョンキョンがいたのでビックリしました。キョンキョンは上演前も上演後も豊原さんのすぐ隣にいて、2人そろってお客さんにあいさつしていましたよ」(公演を観た女性)小泉は2月に事務所からの独立、妻子ある豊原との恋愛関係を公表し注目を浴びた。さらに6月には2年間の女優休業を宣言。現在は舞台制作などの”裏方”としての活動に専念している。「豊原さんとの“共作”は2度目ですが、事務所独立と豊原さんとの不倫関係を公表してから初めての公演ですから、小泉さんがこの作品にこめる思いも並々ならぬものがあったでしょう。彼女はプロデューサーとして、若手や小劇場の実力派にも声をかけてキャスティングしたようです。今はマネージャーもおらず、取材依頼の電話も小泉さん自身が対応しています。ときには稽古場のモップかけまでやっているそうですよ」(演劇関係者)小泉みずから雑用までこなし、豊原との共同作業で作り上げた『またここか』。Twitter上では《感情をぐわんと持っていかれる》《全ての役者さんから熱いものを感じて胸がじーんとなった》と、絶賛の声が上がっている。「前売り券は早々に売り切れ、急遽増席が決まったほどの盛況ぶりです。初日にはタレントのYOUさん(54)が、わざわざ当日券を買い求めて見に来ていたようです。上演は10月8日までですが、全公演満席になるのではないでしょうか」(前出・演劇関係者)豊原は現在の妻との離婚がまだ成立していないとみられるが、小泉との堂々としたツーショットはもはや夫婦のよう。『またここか』の成功は、2人の絆をさらに強固なものにすることだろう――。
2018年10月01日現在公開中の映画『食べる女』より、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、鈴木京香が数々の料理を味わい尽くす、“女の宴シーン”を切り取った本編映像が公開された。小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香と豪華女優陣の共演で話題の本作は、年齢、職業、恋愛に対する考え方や人生における価値観と何もかもが異なる8人の女性が、おいしいものを心置きなく、好きなだけ食べる“女の本音満載の宴”を通して、現代に生きる女たちの“いま”を描いた作品だ。また、本作は冒頭から印象的な食のシーンで始まっており、「自分の食べたいものを食べて自分を元気にし、よい恋愛をするためにもまずは自分自身が“おいしい女”になろう」というメッセージが今作には込められている。この度到着したのは、小泉さん演じる雑文筆家・敦子(トン子)の家“モチの家”に、沢尻さん演じる担当編集者・圭子(ドド)と、前田さん演じるドドの飲み仲間の多実子、そして鈴木さん演じるトン子の幼なじみ・美冬が集まって食事をするシーンの映像だ。本作の見どころの一つとなっているのが、おいしそうな料理たち。撮影現場での印象について聞かれると、キャストたちは必ず「料理がおいしかった」と答えるほどで、登場する全50品以上の料理は、全て現場で実食できるように作られているのだという。本映像では、「手のひらを太陽に」を歌いながら、トン子と美冬が料理するシーンから始まり、ドドがつまみ食いしたり、多実子が献立を読み上げながらにやけたり…。そして、鮮やかで美味しそうな料理たちが運ばれると、豪華女優陣が次々に平らげ、見る方も気持ちの良い映像となっている。またこのシーンは、レシピの考案者である原作者・筒井ともみから、「もっとタイトルの意味を思い出してぱくぱく食べて!」と指示が入ったそうで、それに応え、女優陣は料理を手づかみで食べたり、料理も次々に頬張るなど、生野慈朗監督も思わず感嘆の声を漏らすほどの食べっぷりを披露している。『食べる女』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月30日“童謡”の誕生から100年である2019年、大森南朋演じる稀代の天才詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生を、AKIRA演じる秀才音楽家・山田耕筰との友情とともに描く映画『この道』 この度本作から待望の予告編と、ポスタービジュアルが公開された。■日本童謡はこうして生まれた…!実力者揃うキャストで2人の友情を描く日本文学・音楽界に名を残す自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは『ビジランテ』などに出演する大森南朋。西欧音楽の普及に尽力し、同じく数多く名曲を世に送った秀才音楽家・山田耕筰をEXILEのAKIRAさんが演じる本作。ほかにも白秋と耕筰を引き合わせた鈴木三重吉に柳沢慎吾、白秋を見守る与謝野鉄幹・晶子夫妻には『検察側の罪人』の松重豊と『大統領のクリスマスツリー』の羽田美智子が脇を固める。さらに波乱の多い白秋の人生の中、白秋を支える妻に『望郷』の貫地谷しほり、『愚行録』の松本若菜が登場する。ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役で由紀さおり・安田祥子姉妹も出演し、白秋と耕筰が生み出した「この道」を本作でEXILEのヴォーカルATSUSHIが歌うことにも大きな注目が集まっている。■大森南朋の色男全開?AKIRAのバイオリン演奏シーンも公開の予告編をチェックこの度公開された予告映像には「美しいものには触れたくなる」とデレデレとした表情の北原白秋が映し出され、女性に抱きつき、膝枕をされ、挙句の果てに首筋にキスをする女好きの様は色男そのもの。数々の名曲を生み出した天才詩人の知られざるスキャンダラスでもある一面を、大森さんが見事に演じている。また「君の詩と僕の音楽で、傷付いた人々の心を癒す歌がきっとできるはずだ」と北原白秋に曲制作を持ちかけバイオリンを弾く山田耕筰をAKIRAが熱演。彼がバイオリンを弾く姿は今回が初の公開となる。AKIRAさんは撮影前に練習を重ね、本番でも吹替は使用せずに、実際にバイオリンを弾いている点にも注目だ。そして、北原白秋、山田耕筰が出会いうまれた童謡の金字塔「この道」を、世界に誇るヴォーカリスト、EXILE ATSUSHIがしっとりと、且つ、力強く歌い上げ、激動の時代を生きた二人の物語をドラマティックに彩る。■新ポスターからみる2人の友情とは?併せて公開されたポスタービジュアルには、朗らかな笑顔を浮かべる自由奔放な北原白秋、そして、マジメな表情でバイオリンを演奏する山田耕筰、大森さん、AKIRAさんがそれぞれ見せる表情が印象的なビジュアルとなっている。<日本の子供たちに、日本人による「童謡」を創ろう!>という信念のものに出会った2人が、最初は才能がぶつかり反目するなかで、あることをきっかけで手を取り合い、「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」や「鐘が鳴ります」など、数々の童謡を世に出していくその姿に期待したい。『この道』は2019年1月11日(金)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この道 2019年1月11日より全国にて公開©映画「この道」製作委員会
2018年09月12日9月21日公開の映画『食べる女』の完成披露舞台あいさつが30日、東京・丸の内TOEIで行われ、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、原作・脚本の筒井ともみ、生野慈朗監督が出席した。筒井ともみ原作の短編集『食べる女 決定版』を、ドラマ『男女7人夏物語』(TBS系)などの生野慈朗監督が映画化した本作。年齢や職業、価値観も異なる8人の女たちが、おいしいものを心置きなく好きなだけ食べる"女の本音満載の宴"を通して、"自分を味わいつくす"ことの大切さを描く。主演の小泉は「この映画の撮影で美味しいものをたくさん食べて、教わったレシピを家で作ったりしました。生活やちょっとした時間が豊かになったなと改めて感じています」と話し、「どんな職業や場所に行っても女の人がとても輝いてお仕事をしていると思います。男の人が元気がない時は、女の人が引っ張って行ってもいい世の中になっている気もします。女たちよ! 美味しいモノを食べて頑張りましょう!」と女性たちにエールを送った。そんな小泉について沢尻は「本当に小泉さんと共演してうれしかったです。いい刺激になったし、素敵すぎて現場でこんなに楽しいことってないんですけど、(撮影が終わっても)戻らないしご飯もあってみんなで喋っているんです。女子会のようなテンションで素敵な現場でした」と振り返り、前田も「きょんさんに会えるだけでうれしかったです。実際にお会いして包容力があるというか、ずっと目で追っちゃう方で、撮影していない時も何しているのかと探している自分がいました。本当に幸せでしたね」とすっかりファン目線のようだった。舞台あいさつの後半には、観客の質問をキャスト陣が答えるQ&Aのコーナーも。「みなさんみたいに素敵な女性になりたいです。どうすれば素敵な女性に近づけますか?」という質問に小泉は「私は今50代ですが、過ぎてきたことは分かるので、何もないより間違えても何かあった方がいいと思います。引っ込み思案で何もしなかった後悔より、"やっちまったな"と後悔した方が人は成長すると思いますよ」とアドバイス。その意見に同調した沢尻も「私も人生で悩むことがいっぱいあるし、恋愛や仕事で悩んだりと、皆さんと変わりません。皆さんが知っている通り失敗もしてきています」と自虐的なコメントで笑いを誘いつつ、「それも経験だし、乗り越えれば人って強くなれると思いますよ」と回答すると、会場から拍手が巻き起こった。映画『食べる女』は、9月21日より全国公開。
2018年08月31日小泉今日子、沢尻エリカ、広瀬アリスらが演じる、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して、「食」と「性」の本来のあり方を描いていく『食べる女』。この度、本作の予告編が到着した。今回到着した美味しそうな料理が映し出される予告編では、自分のマンションを買い、仕事をバリバリこなす沢尻さん演じる小麦田圭子(通称:ドド)が、「男なんていらない!」と豪語したり、広瀬さん演じる本津あかりは、求められると断れない自分を思わず、「私ってひき肉みたい」とたとえたり…。ほかにも、足りないと感じていた彼氏に「結婚しよう」と言われ、安定と情熱的な恋愛の間で揺れ動く白子多実子(前田敦子)、夫に不倫されてしまうマチ(シャーロット・ケイト・フォックス)、夫と別居中の2児の母・ツヤコ(壇蜜)など、それぞれの悩みを持つ女優陣が登場。トン子(小泉今日子)の「満ち足りた時も、淋しい時も、ちゃんとおいしいごはんを食べよう。心も体も、きっと元気になるから」という言葉で贈られるメッセージ。最近、“心の中がハラペコ”な全ての女性へ。日々に寄り添いそっと応援するような、本作の雰囲気楽しめる映像となっている。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年08月21日auの「三太郎」シリーズの新CMとして、7月6日(金)より「あたらしい七夕」篇のTVCMが全国でオンエアスタート。本CMでは、前野朋哉演じる新キャラ“彦星”が登場している。この度スタートするのは、織姫が“元彼”彦星と再会する新CM。浦ちゃんの家づくりの様子を見に来た織姫(織姫/川栄李奈)の元に、“ある男性”が登場。その姿に「え、一寸?」と戸惑う三太郎たち。すると、織姫が「あ、こちら“元彼”の彦星くん」とその男性を紹介。“元彼”というワードに金ちゃん(金太郎/濱田岳)は動揺を隠せない…。そんな中、彦星が「別れても年に1回は会うことにしてまして…」と話すと、「あー、今日七夕じゃん!」「忘れてたー、ハハハ」と盛り上がる2人を見て、桃ちゃん(桃太郎/松田翔太)と浦ちゃん(浦島太郎/桐谷健太)は呆気にとられる…というストーリー。CM本編でも三太郎たちが疑問に思っていた通り、一寸法師役でシリーズに出演している前野朋哉が、今回は織ちゃんの“元彼”として登場!本CMの撮影では、突然現れた彦星を怪しく見つめる桃ちゃんや、浦ちゃんの「ひ、彦星!?」のリアクションには、現場も笑わずにはいられなかったそう。さらに、彦星を一寸だと思い込む桃ちゃんと浦ちゃんは、正体を暴こうとアドリブ連発!彦星を演じる前野さんも久しぶりながら、見事にアドリブに対応。最後、去っていく彦星を追いかけながら追い払う金ちゃんのアドリブに、撮影現場は笑いに包まれていたようだ。なお、今回、“元彼”彦星として出演するきっかけとなった、前野さん本人出演による再現ドラマ「自作自演動画」が、現在公式YouTubeチャンネルにて公開中。「雷おこし」篇にて、当たりの雷おこしを引いて小さくなって以来、すっかり姿を消してしまった一寸。前野さんは自ら三太郎CMへの出演を求めて、auのCM制作スタッフを呼び出しプレゼンテーションしていくという流れ。新キャラ“彦星”として登場することになった裏話もぜひ確認してみて。au 三太郎シリーズ新CM「あたらしい七夕」篇は7月6日(金)より全国オンエア。(cinemacafe.net)
2018年07月06日映画『この道』が、日本の童謡誕生100周年を記念して2019年1月11日(金)に公開される。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA。監督は佐々部清。北原白秋と山田耕筰による日本童謡誕生秘話『この道』は、日本人による童謡を生み出した詩人・北原白秋と音楽家・山田耕筰の人生を描く物語。明治開国以降、「ドイツ童謡」を日本語に訳して歌っていた日本の子供達に対し、文学者の鈴木三重吉が「日本人による童謡を創ろう!」と決起し、北原白秋と山田耕筰を引き合わせたのがきっかけとなる。奇抜な詩で名を馳せていた北原白秋と、ドイツ留学を経て日本で初めて交響楽団を結成した山田耕筰は、最初は才能がぶつかり反目していたが、あることがきっかけで手を取り合い「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」、「鐘が鳴ります」など数々の童謡を世に出していく。だが時代の波によって二人は苦悩の淵に…。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰の人間像や、今も尚歌い継がれる名曲の誕生秘話に迫っていく。また、本作のクランクアップの撮影場所となった、白秋・耕筰もこよなく愛した明治11年創業の箱根の老舗・富士屋ホテルは、約140年の長い歴史の中で、日本映画で撮影に使ったのは『この道』が史上初。歴史ある建物とともに、当時の雰囲気を描き出している。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは、大森南朋。映画『ビジランテ』『アウトレイジ 最終章』『ミュージアム』などに出演し存在感を放つ、日本を代表する俳優だ。また、真面目な秀才音楽家の山田耕筰役は、EXILEでパフォーマーとして活躍する他、『沈黙-サイレンス-』『たたら侍』など、数多くの映画やドラマに出演しているAKIRAが務める。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役を松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役を羽田美智子が務める。その他、『赤い鳥』創刊者の鈴木三重吉役を柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役を松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役を貫地谷しほりが演じる。さらに、ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役として由紀さおり・安田祥子姉妹が登場するなど、豪華なキャストが物語を彩る。監督は、2004年の『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』『ゾウを撫でる』といった作品の監督を手掛けた佐々部清が務める。EXILEボーカルATSUSHIが歌う童謡「この道」が主題歌に主題歌となるのは、もちろん映画タイトルにもなった童謡「この道」。それをEXILEのボーカルATSUSHIが歌い上げる。ATSUSHIは、2012年に自身初となる童謡唱歌のカバー曲「ふるさと」、続いて2013年にシングル曲「懺悔」のカップリング曲として「赤とんぼ」を発表しており、本作が童謡唱歌カバー3曲目。なお、EXILE・ATSUSHIの童謡唱歌カバー曲が映画の主題歌として起用されることは初のことだ。ストーリー九州柳川から文学を志し上京した北原白秋。隣家の美人妻・俊子に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕筰に鈴木三重吉は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵に・・・。【詳細】映画『この道』公開時期:2019年1月11月(金)出演:大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、柳沢慎吾、羽田美智子、松重豊、由紀さおり、安田祥子監督:佐々部清脚本:坂口理子配給:HIGH BROW CINEMA
2018年04月06日「これまで小泉さんは自身の豊富な経験を活かし、後輩女優の活動をサポートしてきました。その影響力は絶大で、小泉さんの飲み会にはたくさんの大物女優たちが集まってくるそうです。業界内では“小泉会”とも呼ばれています」(テレビ局関係者) 2月1日、所属事務所からの独立と、妻子ある豊原功補(52)との恋愛関係を公表した、小泉今日子(52)。堂々の“不倫愛宣言”から2カ月ーー。公式HPに《より成熟したエンターテイメントの世界を見てみたい》と綴っていた通り、小泉は“新しいステージ”に向けて日々邁進している。 「今後は若い人たちのプロデュースに比重を移していきたいと考えているそうです」(舞台関係者) そんななか、前述した“小泉会”存続の危機がささやかれているというーー。 「姉御肌の小泉さんを頼ってくる後輩女優は、今でも後を絶ちません。でも、人生の再スタートを切ったばかりの彼女としては、いつまでも“女優のリーダー”であり続けるプレッシャーが大きいのでしょう。最近では『そろそろ自分のポジションをだれかに譲りたい……』と周囲に漏らしているそうです」(芸能関係者) 彼女は昨年12月に出版した対談集『小泉放談』(宝島社文庫)で、後輩への思いをこう語っている。 《生きにくそうにしてる人がいっぱい目に入ってくるんですよ。そういう時、「もうちょっとどうにかして、環境を整えられないかなぁ」という気持ちになる》 もちろん、いまでも後輩を大切にしていきたいという思いは変わらないだろう。しかし、これからは次世代に引き継いでいきたいーー。こうして白羽の矢が立ったのが、小泉とも親交の深い米倉涼子(42)だという。 「米倉さんは小泉さんの飲み会の主要メンバーで、仲間内では“ヨネ”という愛称でみんなから可愛がられています。お酒が入ると米倉さんは“泣き上戸”になってしまうという意外な一面も。そんな米倉さんに小泉さんは『ピーピー泣いてんじゃねぇ!』と、いつも一喝していると聞きました(笑)。独立発表後にも、小泉さんの新しい門出を祝う“小泉会”が開かれたそうです。そこで小泉さんは『これからはヨネがみんなを引っ張ってほしい』と米倉さんを“次のボス”に指名したといいます。主演ドラマの『ドクターX』はじめ、女優として確固たる地位を築く米倉さん。小泉さん同様、後輩思いで義理深いところがあるので“後継者”には適任でしょう」(前出・芸能関係者) “華麗なるバトンタッチ”の行く末やいかにーー。
2018年03月29日小室圭さんの母・佳代さん(51)、小泉今日子(52)、斉藤由貴(51)……、昨年から今年にかけてニュースの中心となった女性たちだ。 この女性たちの共通点は1966年、60年に一度の“丙午(ひのえうま)”に生まれているということ。昔は「丙午年に生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信もあった。 “ひのえウーマン”の性格について、占術家、エミール・シェラザードさんに聞いた。 「甲・乙・丙……の十干と、子・丑・寅……の十二支を組み合わせると60種類になります。そのなかで最も激しい組み合わせが丙午なのです。この年に生まれた女性はエネルギーにあふれています。丙午の女性たちは、外見も華やかですが、心の中にも燃えたぎるものを持っているのです。言い伝えでは、恋人に会いたい一心で、自宅に放火し死刑になった八百屋お七も丙午生まれだったそうです」 小室佳代さんは昨年12月に、元婚約者の男性との金銭トラブルが浮上し、いまもその行方が注目されている。 「元婚約者男性は複数の週刊誌に対して、小室家の内部事情を暴露し続けています。眞子さまのお母さまである紀子さま(51)は、佳代さんがそういった男性と交際をしていたこと自体も問題視し、結婚に対して難色を示されるようになったそうです」(宮内庁関係者) 実は紀子さまも’66年9月生まれ。 「残念ながら、丙午生まれ同士の相性は、かなり悪いのです。それでも異性であれば緩和されるのですが、女性同士となると衝突は宿命ともいえます。不仲説の根強い鈴木保奈美さん(51)と安田成美さん(51)も丙午生まれですね」(前出・エミールさん) ’66年12月生まれの女優・伊藤かずえ(51)は本誌にこんなコメントを寄せてくれた。 「子供のころから、60年に一度の珍しい年に生まれたと聞かされていました。この年は出生数が少ないようですが、むしろ高校受験のときにはほかの学年より人数が少ないぶん『受かりやすくてラッキー!』なんて思っていました。私自身、6歳のころに憧れた俳優という仕事をほとんど休むことなく続けているので、自分で決めた道を突き進む性格は丙午の特徴なのかもしれませんね」 ’66年生まれの出生数は、前年と比べて25パーセント少なかった。’65年12月生まれで、自分と年齢が近い“ひのえウーマン”たちに注目し続けてきた元衆議院議員でジャーナリストの井戸まさえさん(52)は言う。 「’66年の出生数が少ないのは、悪い迷信による被害を子供たちが受けないように、女性たちが産むことを避けたのかもしれません。しかし逆に言えば、そういった迷信にとらわれない親のもとに生まれたのが“ひのえウーマン”です。合理的な親の教育を受けたことが、彼女たちが既成の価値観にとらわれない生き方をしていることの一因なのでしょう」 今後も、“ひのえウーマン”たちから目が離せない!
2018年03月15日「やっぱりキョンキョンはすごいよね!」「ほかの女優とは生き方が違うからなのかな……」 3月上旬の夜、東京・下北沢の劇場の外には小泉今日子(52)の“出待ち”をしている一団がいた。 小泉は3月14日まで舞台『毒おんな』に出演し、「首都圏連続不審死事件」の木嶋佳苗被告をモデルにした“毒婦”役に挑んだ。春間近とはいえ冷え込みも厳しかったが、舞台の興奮が冷めないためか小泉を待つファンたちのテンションは高い。彼女と同世代の女性たちも多かった。 2月に長年所属した事務所からの独立と、妻子がいる俳優・豊原功補(52)との不倫愛を公表した小泉。「自分の罪は自分で背負って生きていきたい」と、宣言したことも印象的だったが、彼女の“自分を曲げない生き方”を支持するファンたちも大勢いるようだ。 舞台『毒おんな』を手がけたのは、俳優で演出家の外波山文明氏(71)。彼は新宿ゴールデン街でバーを経営しているが、小泉もそのバーの常連の1人だという。 「“酒豪”としても知られている小泉さんですが、最近では外波山さんのバーで飲んでいる姿がよく目撃されています。恋人の豊原さんといっしょに来ることもあるそうです」(出版関係者) 演劇と酒に造詣が深い外波山氏は、小泉にとっては“ゴールデン街の父”ともいうべき存在。人生について相談することも多いのだという。バーの常連客は言う。 「豊原さんとの交際を公表することは彼女にとって一大決心が必要でしたが、事前に外波山さんには報告していたそうです。しかし彼女は豊原さんとの再婚のことは、すでにあきらめているようです。外波山さんには、こんなことを話していたと聞いています。『(豊原との)交際については、もう彼の奥さんとも話がついている。でも彼は子供がいるので、奥さんとは当分離婚することはないし、彼と再婚することもないと思う』」 不倫公表で批判も受けたが、すでに吹っ切れた様子だという小泉。女優としても新境地を拓けるか――。
2018年03月14日俳優の大森南朋と、EXILE/EXILE THE SECONDのAKIRAが主演を務める映画『この道』の公開が決定し、この度、クランクアップ報告会見が行われた。同作は童謡のふるさと・小田原を舞台にしたオリジナル作品。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋(大森)と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰(AKIRA)の人生を描く。『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した名匠・佐々部清監督がメガホンを取り、邦画では初めてとなる箱根の老舗・富士屋ホテルで撮影を行った。白秋役の大森は「イメージではすごく真面目で難しい人なのかなと思っていたのですが、こんなに波乱万丈の人生で人間味あふれた素敵な人物だったということを今回初めて知りました」と語る。「白秋の詩を全部読み切った訳ではないのですが、今回題材となっている『この道』の歌の世界に凄く引き込まれました」と明かし、「故郷を思う想いという情景を見たくてクランクインする前に白秋の生まれ故郷・柳川まで行かせて貰ったりもした」と振り返った。耕筰役のAKIRAは「今回改めて日本の音楽の素晴らしさに触れることが出来ました」としみじみ。「北原白秋との熱くも可笑しい素敵な青春を過ごしてきたのが、台本を読んで知ることが出来ました」と役について説明した。36歳、52歳、66歳の姿を演じたほか、指揮・バイオリン・ピアノも習得して劇中で披露。「偉人伝というよりも、日本の音楽を支えてきたたくさんの方々の青春映画だと思います」と同作を表した。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役として松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役として羽田美智子、『赤い鳥』創刊者・鈴木三重吉役として柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役として松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役として貫地谷しほりも出演。2018年秋以降の公開を予定している。(C)LDH JAPAN
2018年03月13日NHK Eテレの番組『プチプチ・アニメ』で現在放送中の人形アニメ『森のレシオ』や、Mr.Childrenのミュージック・ビデオ『HERO』。こちらのパペット・アニメ―ションを一度目にしたことがある方は多いのではないだろうか。この2つの作品を手掛けたのは映像作家、村田朋泰さん。今回、彼の作品を集めた特集上映が開催されます。CGを使わず、アナログにこだわった温かみのある彼のパペット・アニメは世界から高い評価を受け、大人から子どもまでを魅了します。その作品に込めた想いを本人にききしました。■説明をしつくさないことで、親子の対話が生まれる村田さんの作品は、たとえば大人だったら幼少期の記憶の扉をノックされるようで、ふと子ども時代の体験やあのとき抱いた感情がよみがえってきます。一方、子どもだったら、別世界に連れて行ってくれる、想像の世界を広げていくおもしろさがあります。その要因のひとつが、セリフを一切つけないことではないでしょうか。――なぜ、セリフを一切つけないスタイルをとろうと思ったのでしょうか?子どものときから映画が好きで、その影響が大きいかもしれません。僕が子どものころ、1980~1990年代の映画は、いまのように懇切丁寧な説明がないというか。セリフにしても極力省いて、基本的には“画”で見せる作品がけっこうありました。“このことはこういうことなのかな”とか、“なんかわからないけど、すごく印象に残る”といったような解釈が自由で感覚に訴えかけてくる作品が僕自身好きで。そういうある意味、受け手に委ねるというか、受け手の感受性を信じている作品に心ひかれたんです。説明できたり、へんに理解できた気になったりする作品よりも、正直よくわからない、でもなんか心に訴えかけてくるものを作りたいと思いました。だから創作活動をはじめたとき、言葉に頼るのではなく“画”でみせていくことに力点を置くようになっていました。――言葉は大切ですし重要。でも、映像においては、束縛のひとつとなってしまうのかもしれません。村田さんの作品は、そこから解き放たれているのかもしれませんね。もちろん僕自身がこのシーンには「こういう意味を込めているんだ」とか、「こういった気持ちが伝わればいいな」とか考えているところはあります。でも、それがすべてじゃない。解釈って人それぞれでいいし、正解なんてない。余白を与えることで想像をめぐらすことができる。セリフを使わないのは、その余白作りのひとつでもあります。――いまのドラマや映画は、ともすると状況から感情まで言葉で説明していたりする。村田さんの作品は、もっと子どもの感性や解釈を信じて大人が大切にしてほしいというメッセージを含んでいるような気さえしてきます。説明し尽くしてしまうと、お互いわかっているわけですから、話さなくても良くなってしまって、対話が生まれない気がするんです。それはそれで同じ思いを共有したことになるのかもしれないですけれど、僕の作品を親子でみてくれたら、親子で対話する時間ができてくれたらと思っています。そういう作品でありたい。“あのシーンはどんなことを感じた?”とか、“あの子はあのとき、どんなこと考えてたんだろう?”とか、解釈を相手に委ねることで、会話が生まれる気がする。わからないならばわからないなりに考えて、そのことについて対話する方が豊かな時間になるような気がするんですよね。■子どもに「自由に考えていいんだよ」と感じてほしい今回の特集は、すごく子どもの想いを大切にした作品が多く見受けられます。――創作の上で、子どもに向けて考えていることがあるのでしょうか?先ほどの話につながるんですけど、小さな子どもがパパやママと会話ができる余白を残しておくことは大事にしています。たとえば、学校の美術の授業で、運動会がお題目だったとします。すると、玉入れやリレーの様子とわかる絵を描いた人が正解でいい点数がとれる。でも、ほんとうは生徒一人一人で運動会の見え方も違うはず。へんな話、そのときの気分を色で表した抽象的な絵があったりしてもいい。そういうことを考える子どもの自由な発想を肯定してあげたい気持ちが自分にはどこかあって。一定のルールではない、“自由に考えていいんだよ”と感じてもらえる作品にしたいなと常に思っています。目に見えることがすべてじゃない。この世の中には目に見えない世界もあって、思わずいろいろと空想する子どものイマジネーションを刺激するような作品になればなと思っています。■自分の気持ちが置き去りになる「速さ」と自分を見失わない時間――大人に向けて意識していることはあるのでしょうか?その記憶にコミットするというか。さきほど、おっしゃっていただきましたけど、記憶の扉をノックするというか、たとえば忘れかけていた感情とかあのころの体験が思い出されるものになればと。今回上映される中では、娘を亡くしたピアニストがちょっとした夢へ誘われる『朱の路』、大人になっても忘れられない思い出を見つめた『白の路』という<路>シリーズがそういったノスタルジーが顕著に出ていると思います。――たとえば下町の理容店を舞台にした『家族デッキ』など、ノスタルジックな世界の作品が多いのはその理由が大きいのでしょうか?僕は1974年生まれなんですけど、とにかく子どもの数が多い世代でした。受験にしろ、就職にしろすべてが競争で。全部を勝ち抜かないといけなかった。いま思い起こしても喧噪のなかにいて、せわしない感覚がある。でも、僕は谷根千と呼ばれるエリアが地元なんです。そこは戦時中、空襲にあわなかったので、そのままの古き良き昭和の風情がいまだに残っている。時間がとまったような雰囲気があって。少年時代、子どもながらにその町に流れるゆったりした時間が心地よかった。受験戦争など周りに一生懸命ついていかなければと焦る自分がいる一方で、その下町のゆったりとした時間と空間があったおかげで自分を見失わずにすんだところがある。その原体験が作品には少なからず反映されている気がします。――たしかに、作品はどれもゆったりとした時間が流れています。どういったことを大切にされたのでしょうか?いまどきの作品は、物語もバンバン進んでいくし、ワンシーンにつめこまれている情報量もすごい。たぶんひと昔前と比べたら、スピードも情報量もそうとうアップしているはず。でも、それに人もついていけるようになっている。ゲームとかやっているとすぐなれますよね。それを否定する気はないんですけど、僕自身はもっとゆったりした時間に身を置くときがあってもいいのではないかなと。僕のなかで「速い」という感覚は、自分の気持ちが置き去りになって、流れにのらないといけないというときに感じるもののように思うんです。そこで大切なことを取りこぼしたり、見落としたりすることがあるんじゃないかなと。用意されたものを敏速にこなすのではなくて、一度立ち止まってじっくり考えて、そこになにかを見つけたり、得難い体験したりすることが大切なんじゃないかなと思うんです。だから自分の作品は、ゆったりとした時間が流れるようにしているところはあって。知らず知らずのうちに見過ごしていることや抜け落ちてしまうことをくみ取りたい。たとえば、お母さんが子どもに絵本を読み聞かせるするときのような1ページ1ページをめくっていく流れを意識しています。■コミュニケーションが苦手な僕がみつけた「居場所」村田さんの作品は、ゆったりとした時間が流れているからこそ、観客としても映像の隅々まで目が届いて、いろいろと思いを巡らせることができるのではないだろうか。そしてこのゆったりした時間というのは、心地よい時間。それは心地よい場所にもつながっているのかも。――村田さんの作品は、自分にとっての「心地のいい場所=居場所」について触れているのも共通テーマなのでしょうか?僕は子どものころ、みんなと一緒に遊んだり、騒いだりするのが得意じゃなくて。家でひとりでなにかやっていることが好きでした。大学でアニメーションをはじめたときも、研究室のはじっこを貸してもらって、ひとりでちまちまと(笑)撮影していました。でも、ひとりでいるのが不思議と苦ではない。安息の地でした。いまも基本ひとりというか。もちろんスタッフにいろいろ手伝ってもらうんですけど、僕のスタジオとスタッフのスタジオは別に用意していて、ほどよい距離をとっています。昔から自分の世界でいろいろとモノづくりするのが性に合っているんです。ある意味、コミュニケーションが苦手なことが許される、この仕事が見つけられてほんとうに良かったといまでも思っています。見つけられなかったらどうなっていたことかと(笑)。でも、人それぞれ、だれにでも居場所って必ずあるはず。内向的な僕も見つけられましたから(笑)。そういう僕の意識がどこか作品に反映されているところはあると思います。■自分自身が身を置く場所と別世界がとなりにある感覚もうひとつ村田さんの作品の大きな特徴は、「コマ撮り」。たとえば森の中だったら木から草、土まで手作り。もちろん登場する人形もひとつひとつ手作りのパペット・アニメーションであることです。――CG全盛となったいまとなっては、珍しい手法ですね。子どものころから漫画が好きで漫画家に憧れていた時期がありました。また、映画も好きで、映画制作に憧れてもいたんですけど、映画って大所帯じゃないですか。ですからコミュニケーション能力の低い自分としては厳しい(笑)。ちょうど大学のころ、マッキントッシュが出てきて、個人での映像制作がしやすい環境が整ってきた。それでパペット・アニメーションなら、人形やミニチュアを自分で作って、たとえば風が吹いているというように自分の思うがまま描くことができるなと。2Dのアニメと映画のちょうど中間ぐらいにあるようで、自分に向いていると思いました。――人形にしても小物ひとつもすべて手作りであることに驚かされます。すべてが手作りであるからか、なにかぬくもりがあって愛しい。この情感はCGでは出せないかもしれませんね。撮影のとき、人形も舞台となるセットも僕のすぐとなりにあるわけです。いわば作品の世界の空気を僕も一緒に共有している。いってしまえばその世界に自分自身も身を置いている。そのような感覚が映像に定着して、みてくださる方も別世界ではあるんですけど、その世界がとなりにあるような感じに受け止めてもらえたらなと思っています。■東日本大震災をきっかけに何を伝えるべきなのか心に深く刻まれたのは<生と死にまつわる記憶の旅>シリーズ。このシリーズは東日本大震災と福島原発事故を機に制作がスタートされました。シリーズ5作を予定していて、今回の特集では『木ノ花ノ咲クヤ森』『天地』『松が枝を結び』の3編が上映されます。――どうして東日本大震災について描こうと思ったのでしょうか?東日本大震災と福島の原発事故は、ひとりの人間としてここに生きていることの意味を考えました。また、ひとりの作り手としてこれからなにを伝えていくべきなのか、あらためて考えるきっかけにもなりました。そのなかで、「祈り、信仰、記録」をコンセプトに、この日本で繰り返している時代や時間を広い視点から描けないかと。いまは日本人のアイデンティティを掘り下げるとともに、これから生きていく上で語り継ぐべきもの、忘れてはいけないことを描き、それが語り継がれるものとして残ってくれるものになればと思っています。――とくに震災で生き別れた姉妹の心を見つめた『松が枝を結び』は胸にグッとくるものがありました。じつは僕も双子で、そこが物語の出発点になっています。対のものがときに重なりあい、ときにぶつかりあう。そうした等しい力がきっこうしたときに生まれるパワーや熱みたいなものをとおして、姉妹の結びつきや伝心するものを描ければと思いました。――最後にメッセージをお願いいたします。自由に楽しんでもらえれば、それだけです。作り手としてひとつだけ触れさせていただくと、自然現象をアナログの手法でどこまで精巧に表現できるかは追求しているところなので、ちょっとだけ気に留めおいてもらえるとうれしいです。『村田朋泰特集 夢の記憶装置』3月17日(土)よりシアターイメージフォーラムほか全国順次公開CGを一切用いらず、アナログにとことんこだわる映像作家、村田朋泰の珠玉のパペット・アニメーションを7作品一挙上映。震災で引き裂かれた双子の姉妹を主人公にした最新作『松が枝を結び』から、NHKプチプチ・アニメでおなじみの『森のレシオ』、下町のタカタ理容店に住む七福神の“髪様”がちょっとした騒動を起こす『家族デッキ』など、これまでの創作から厳選された作品が並ぶ。大人は子ども時代の記憶を呼び起こされ、子どもは夢のワンダーランドへと誘われるパペット・アニメーションの数々。大人も子どもも想像を膨らます時間になるはずです。
2018年03月11日アラフィフの今も、変わらぬ美貌を誇る女優の小泉今日子さん。そんな彼女の不倫告白にはビックリしましたよね!ワイドショーでもネットでも、いろいろな意見が飛び交いましたが、あなたはどう思いましたか?実は、どのように感じたかであなたの恋愛の弱点がわかります……。今すぐチェックしてみましょう。[1] カッコいい、潔いと思った小泉さんの衝撃の告白を「カッコいい」「潔い」「キョンキョンらしい」と感じた女性は、その場のムードや雰囲気に流される傾向があります。また、モラルやルールなんて関係ない、と思っている人が多そう。よく言えばノリがよく、既婚者や彼女持ちの男性でも、自分的にOKなら付き合っちゃう、というタイプ。また、気が多くて、彼氏や好きな人がコロコロ変わる傾向も。もう少し慎重になったほうが恋愛がうまくいくかもしれません。[2] 妻子が気の毒、と思ったこの告白を聞いて「奥さんがかわいそう」「お子さんはどう思ってるの?」と相手の男性の家庭を心配した人は、ちょっぴり被害者意識が強いタイプ。また、物事をネガティブに捉えたり、こうでなければならない、という自分の考えに固執したりする傾向があるかも。嫉妬や心配で恋愛がうまくいかないケースも多そうなので、ちょっと楽天的になってみるのもおすすめです。[3] 告白することに違和感を覚えた「なぜ、わざわざ不倫を告白したの?」「どうしてこんな時期に?」と思った女性は、石橋をたたいて渡るタイプ。またいつもきちんとしていたい、恥ずかしいことは他人に見せられない、と世間体や人の意見に左右される人も多いかも。時には人は人、自分は自分と割り切ったほうが、恋愛はスムーズにいくかもしれませんよ。[4] 不倫を恋愛と言うのに違和感小泉さんは「不倫」という言葉を使っていませんが、内容的には、そのお付き合いは「不倫でしょ?」としか思えない状況です。不倫なのに恋愛、と言い換えていることに違和感を覚えたあなたは、非常に現実的な人。恋愛よりも実は結婚に向いているかもしれません。また、自分のことも客観的に見ていて、恋愛をする前から「たぶんダメだ」と決めつけてしまいがち。もう少しロマンチックになってもいいのでは?[5] 小泉さんなら仕方がないと思ったこれは、相手の奥さんの立場に立ちつつも、小泉さんだったら男性は無条件に好きになってしまうだろう、という気持ちから来る感情です。このタイプの人は「どうせ私なんか」「私ってモテないし」など、自ら非モテと言うような、自己評価の低いタイプです。自分に自信を持つことが恋愛成功のカギかも。あまり自分を卑下したり謙遜しすぎたりするのも考えものですよ。終わりに恋愛するうえであなたにはどんな弱点があるか、わかりましたか?いずれにせよ、今回の小泉さんの行動は、世の女性たちにいろいろな感情をもたらしたようです。果たして彼女はお相手の方と略奪結婚するのか?それとも婚姻関係はそのままで、大人の恋愛を続行?恋の行方から目が離せませんね。これを機にみなさんも、自分はもしものときに、どんな行動に出るかを考えてみてもいいかもしれません。
2018年02月21日