温和な笑顔のイメージが強い小関裕太さんだが、近年はその雰囲気を逆手に取って、腹黒男子やヒモ男などにも挑戦し役柄の幅を広げている。次々と新しい顔を見せる小関さんの今思うこと。「こんなふうに撮影するなんて新鮮」。カメラマンのさまざまな要求にも、楽しそうに笑顔で応じてくれた小関さん。近年は俳優業にとどまらず、音楽番組や情報番組にも出演。引きも切らないオファーのワケは、こんな人柄にもあるのかも。―― 一昨年に中止になった主演ミュージカル『四月は君の嘘』が2年越しで上演されます。この2年は、どんなお気持ちでいましたか。中止が決まったときはショックの方が大きかったです。原作を読んですごく作品が好きになりましたし、なにより本番に向けてずっと役にアンテナを張ってきたんです。僕にとって世界的作曲家のフランク・ワイルドホーンさんの楽曲は歌唱力的な面でハードルが高く、覚悟を決めて準備してきたので、中止になった当初はそれが報われないんだと。――演じるのは、かつて神童と呼ばれたピアノの腕前を持つ主人公の公生。彼を軸に、ヴァイオリニストのかをり、幼馴染みの渡と椿が絡む恋愛模様や、音楽の情熱を描いた物語が展開されますが…。三角関係のようないわゆる恋愛漫画の王道もありつつ、切なさの表現や綴られる言葉が素敵で、総じて世界観が美しい作品ですよね。――形のない芸術という世界で上を目指そうと奮闘する登場人物に共感する部分はありますか。演奏家であれば誰だって楽譜を投げ捨てたくなる瞬間はあるけれど、それでもやっぱりあのステージに立ちたいと思う、という場面があるんです。これって僕もそうで、精神的にキツいときもあるけれど、ステージに立って成果を得たとき…カーテンコールで拍手をいただいた瞬間を思い出して自分の背中を押す。それをこの作品では“美しい嘘”って言っているんですが、わかるなあって。――公生という役に共感は?公生くんは、物腰柔らかくあまり自己主張しないタイプの人で、周りに気を遣って生きているんだなぁってところを愛おしく思っています。僕も、今はわりと自分のやりたいことを自覚して、自分の意見を主張できるようになりましたけれど、学生時代は公生くんと同じタイプで、悪い意味で遠慮気味な人だったと思います。――主張できるようになったきっかけは、なにかあったんですか。僕の遠慮はあまりいいものではなかったって徐々に気づいたというか…。それまで周りの意見を受け入れるのを優しさだと思っていたけれど、ただ受け身なだけなのかもしれなくて、本当は意見やこだわりがあるのに何も言わずにいるのは、外から見たら空っぽなのと同じだなと思って。ただそれでたまに、強く言いすぎてしまうこともあるんですけれど…。――そうなんですか?ある作品の衣装合わせで用意されていたものが、役柄とあまりに違うテイストで…。なぜこの衣装を用意したのかを聞いたら「監督に言われたから」「プロデューサーに言われたから」と。僕は役のことをすごく考えてその場に臨んでいたから、その熱量の差にショックを受けて、少し強い口調に…。現場がシーンとしてしまい、あれはものすごく反省しました。――でもそれだけ役のイメージを準備して真剣に現場に臨まれているということでもあります。たくさんの先輩方のいろんな姿勢を見て、自分だったらこうしたいというものが生まれて、背中を押されてきたからだと思います。――以前からミュージカルへの強い想いを持っていたそうですね。もともと好きだったんです。『メリー・ポピンズ』とか『ライオンキング』『チキ・チキ・バン・バン』といった作品に影響を受けてタップダンスを始めてこの世界に入りましたから、自分とは切り離せないものって感覚です。――映像と舞台の棲み分けのようなものはあるんですか?映像と舞台って、共通している部分もありながら、時間をかける箇所が違っていて、その違いを僕は面白いと思うし、それぞれ学ぶところがあります。僕自身、いろんなことをやりたい性格なので、両方あるのがありがたいですね。ご一緒する方々にたくさん影響を受けながら、自分なりに舞台そして映像との向き合い方をもっと開拓していきたいです。ミュージカル『四月は君の嘘』は5月7日(土)~29日(日)東京・日生劇場のほか、群馬、愛知、兵庫、富山、福岡にて上演。小関さんが演じる主人公・有馬公生は木村達成さんとのWキャスト。ヒロインの宮園かをりは生田絵梨花さんが扮する。大ヒットミュージカルを多数手掛けるフランク・ワイルドホーンによる楽曲にも注目。こせき・ゆうた1995年6月8日生まれ、東京都出身。連続テレビ小説『半分、青い。』や映画『ライアー×ライアー』、ドラマ『来世ではちゃんとします』シリーズなど話題作に多数出演。近作にドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』、ミュージカル『The View Upstairs』など。現在、『王様のブランチ』(TBS系)にレギュラー出演中。ニットシャツ¥47,300Tシャツ¥16,500(共にスタジオ ニコルソン/インコントロTEL:03・6805・1082)パンツ¥31,900(ウィーウィル/株式会社ウィーウィル TEL:03・6264・4445)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年5月4‐11日合併号。写真・野田若葉(TRON)スタイリスト・吉本知嗣ヘア&メイク・佐々木麻里子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月07日女優の佐久間由衣、俳優の小関裕太が出演する、眞露「チャミスル」の新CM「恋するチャミスル2」が19 日より放送される。また全21種の韓国あるあるネタが登場するWEB CMと、出演者がCMの見どころを語るインタビュー動画が本日18日より、公式YouTubeチャンネルにて先行公開。新CMは「ドラマチックな大定番」をコンセプトに、「チャミスル」の本場・韓国にちなんで、韓国ドラマに登場しそうなストーリーや演出をふんだんに盛り込み、連続ドラマのように制作。思わず“あるある”と共感するようなシーンを、佐久間と小関が前作に引き続き熱演している。○■佐久間由衣、小関裕太インタビュー――2回目の「チャミスル」韓国ドラマあるあるCMですが、第1弾の反響はありましたか?佐久間:反響はすごく大きかったです。色んな方から連絡をいただいて、楽しんでくれている人が多く、私自身嬉しかったです。自分も元気を貰いたい時などに観て、お腹から笑って元気を貰っています。小関:韓国語と日本語が交互にくるのが巧みで面白いなと思っていて、(周りからも)面白いと反響がありました。また、絶妙に愛のこもったパロディで、そこがハマったという声がたくさん聞こえました。韓国出身の共演者の方から、「韓国の友達からCMのことを聞いて知っていた」という話をされて、すごく嬉しかったです。(人気は)日本だけではないんだ、と思いました。――今回のCMの見どころを教えて下さい。佐久間:オフィスラブです! 前回もラブストーリーでしたが、今作は前作とは違う“韓国ドラマあるある”が詰まっています。また2人の関係性も変わっているので、その点を楽しんでもらいたいなと思っています。小関:今回は御曹司の上司・常務と、佐久間さんが演じる部下、という関係性の中で、恋が生まれていく……というシチュエーションになっています。今作もまた、「あるある!」「見たことある!」というシーンがすごくたくさん詰まっています。2人がどういう風に近づいて、交差していくのか。途中(距離が)離れてしまう部分もあるので、そういうところが見どころかなと思います。――CMをご覧になる方へメッセージをお願いします。佐久間:一つの作品を作っているような気持ちで小関さんとやらせて頂きました。そんな想いもこのCMで伝われば嬉しいなと思います。どんな時でもチャミスルが近くにあって、そこから(韓国ドラマでは)“物語”が生まれているんだなということを私自身感じました。 動画の「あるある」と、定番チャミスルの魅力もあわせて楽しんでもらえたらなと思っています。小関:韓国ドラマの中でよく見かけるチャミスル自体が「あるある」で、悩んだ時に飲んだり、仲直りした時に飲んだり、(CM中)お父さんにチャミスルを注いでもらうシーンでも、どこにでも登場する“あの”チャミスル。今作は前回よりも思わずチャミスルを飲みたくなるという点がパワーアップしていると思います。また前回のCMを好評いただいて、パワーアップした第2弾となっている実感があります。チャミスルを片手に、(テレビ画面の)大きな映像で是非観てもらえたらいいなと思います。
2022年04月18日俳優の小関裕太が25日、主演を務めるミュージカル『四月は君の嘘』の取材に応じた。『四月は君の嘘』の原作は、新川直司氏が2011~15年に講談社・月刊少年マガジンで連載(全11巻)し、2012年度マンガ大賞ノミネート、2013年講談社漫画賞少年部門受賞、その後14~15年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠でテレビアニメ化、16年には実写映画としてもヒットを記録するなど多くの人を惹きつけてやまない傑作コミック。初ミュージカル化として2020年7月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で開幕を目前にして全公演中止に。2年の時を経て、メインキャスト全員が再集結し、ついに幕を開ける。今作への出演が決まったことがきっかけで、原作の漫画とアニメに触れ、ファンの1人になったという小関は「2020年に中止になった時点でアニメを2周して見ていたぐらい、作中に出てくる言葉や音楽に自分自身も感動した作品なので“中止”と聞いた時は本当にショックで絶望的な気持ちでした。当時はこのミュージカルを成功させることを生きがいにしていたので、『自分は何のために頑張ってきたのかな?』と生きている意味まで考えてしまうぐらい喪失感が大きかったです」と当時を振り返り、「その反動でアニメは7周しました(笑))。音楽に背中を押されて、元気になれる前向きな作品だと改めて思いましたね!」とコロナ禍で得た新たな気付きについて語った。小関が演じるのは、かつて指導者であった母から厳しいレッスンを受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝、“ヒューマンメトロノーム”と言われた天才少年・有馬公生。母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、音楽の世界から遠ざかってしまうが、生田絵梨花が演じるバイオリニストの少女との出会いを通じ、もがき苦しみながらも再び音楽と向き合っていくという役だ。この難しい役どころについては、「有馬くんは、自分の演奏がきっかけで音楽を始める子がいたり、その背中を追いかけ続ける子がいたり、同世代の子供たちに影響を与えた人物なのにピアノをやめてしまう。だからこそ、その影響を受けた子たちは成長して、『有馬くんと同じ舞台で戦いたい!有馬くんの演奏をもう一度聴きたい!』という思いが強くなるんですが、パフォーマンスだけにとどまらず、彼の生き様を含めて周りから求められるというのは役者として憧れるし、羨ましいなと感じます」と、同じ表現者として感じるキャラクターの魅力を語り、「映像作品と違って、舞台は1つの話に対する稽古期間が約2カ月半もあるので、“有馬公生”という人物をずっと掘り続けることができます。作っては壊し、また作る…という過程を通して、新しい自分も発見できたらいいなと思います」と、自身の成長への意欲ものぞかせた。『四月は君の嘘』は、5月7日から始まる東京公演を皮切りに、兵庫公演は6月16日~18日まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで上演。チケットは3月19日に一般発売される。
2022年02月26日俳優・小関裕太が、2022年4月始まりのカレンダー「Måne」(モーネ)を発売。小関さんの好きなモノにあふれたアトリエをのぞき見できる、色鮮やかな作品となっている。『曇天に笑う』『春待つ僕ら』などに出演し、近年では、「来世ではちゃんとします2」や「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」への出演も話題となった小関さん。今回のカレンダーのタイトル「Måne」は、北欧で「月」を意味する。カレンダーの中で小関さんが実際に描いているアート作品とも重なり、月の満ち欠けの美しさや月に纏わる音楽や諺からヒントを得て描き、このカレンダーのタイトルになったそう。また今回は、大きく「アトリエ」と「家」2つのパートで構成。アトリエパートでは、秘密基地のような小関さんの好きなモノであふれているアトリエで、絵を描いたり、写真を撮ったりと、趣味の時間を楽しむ写真が満載。一方の家パートでは、ソファでくつろぎながらギターを弾いたり、犬と遊んだり、リラックスした小関さんの素の部分を垣間見つつ、一緒に暮らしているかのような写真が収録されている。本作について小関さんは「僕は写真を撮ったり、楽器を奏でたり、絵を描いたりと…自分の頭の中にある空想に色を付け、外に表し出すということが凄く好きで、普段のリラックス方法になっています。そんな僕の趣味が部屋いっぱい広がったアトリエに、皆様にも遊びに来てもらえたらなという思いで製作しました。写真には、実際の自分の部屋で使われている物が沢山写っています。カメラから絵具から小物まで、隅々に普段の匂いが感じていただけるのではないでしょうか」とコメントしている。仕様は、A5サイズの卓上カレンダータイプ。価格は2,700円(税込)。なお、カレンダーの発売を記念して、3月12日(土)、13日(日)の2日間、HMV&BOOKS SHIBUYAにて、対面式特典会の開催も決定している。小関裕太 2022-2023年カレンダー「Måne」はA!SMARTにて予約受付中。(cinemacafe.net)
2022年01月17日平間壮一と小関裕太が恋人役で共演し、アメリカで起きた実際の事件を基にした、人との絆の意味を問う儚きミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」より、メインビジュアルが公開された。ニューオリンズに実在した「アップステアーズ・ラウンジ」という同性愛者クラブで1973年に実際に起きた米国史上に残る同性愛者に対する事件のひとつ、“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を題材に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノンが作・作詞・作曲を手掛けたミュージカルが、2022年、日本初上演を迎える。ビジュアルでは、平間さんが演じる、現代から突然1973年にタイムスリップしてしまう若きデザイナーのウェスと、小関さんが演じるウェスに興味を持ち、惹かれていく男娼パトリックをはじめ、キャストたちが集結。写真家レスリー・キーが撮影した平間さんと小関さんのツーショットは、恋する想いを秘めた親密なショットを表現。魅惑的なビジュアルが完成した。なお、東京公演のチケット一般発売日は12月4日(土)10時~、大阪公演のチケット一般発売日は来年1月8日(土)10時~となっている。▼作・作詞・作曲:Max Vernonコメント現在のデジタル社会の中で、人と出会うのにバーに行く必要はありません。しかし、1973年当時、アメリカの多くの地域では同性愛者であることが違法であり非常に危険であったため、「アップステアーズラウンジ」のようなバーは、彼らが自分のコミュニティを見つけられる唯一の場所でした。私はこのミュージカルをクィア・コミュニティを称えたい、様々な世代の観客がそれについて会話して欲しいという思いで作りました。この50年間で、私たちの世界は良くも悪くもどのように変化したのでしょうか?どうすれば、歴史から学んだことを、世界に美しさと生命力を取り戻すためのインスピレーションにすることができるでしょうか?これまで『The View Upstairs』は世界中の20以上のプロダクションで上演されてきましたが、初めての翻訳版が日本で上演されることになり、とても光栄に思っています。私は5年間日本語を学び、和歌山県新宮市にホームステイをしていたこともあるので、個人的にも非常に嬉しいです。あなたがどんな人間であっても、私たちの「アップステアーズラウンジ」はあなたを歓迎します。私のアートとこのストーリーを皆さんと共有できる機会を頂き、本当に感謝しています。▼演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎コメント憎しみを超えるのは、愛の力。人の歴史は、憎しみの歴史。常に誰かが誰かを傷付けてきました。けれど、その憎しみの連鎖を超えられる力も、きっと人間は持っているはず。この演目は、70年代に実際に起こったヘイトクライムを題材に、人が自分らしく生きることの美しさと、愛し愛されることの尊さを描いた作品です。皆様の心に少しでも愛と勇気の炎を灯せるよう、大切に演出・翻訳させていただきます。舞台の上で繰り広げられる一瞬一瞬に魂を込めて、紡ぎ出す台詞と歌詞の一言一言に言霊を託して。ご来場、心よりお待ちしております。ミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」は2022年2月1日(火)~13日(日)日本青年館ホールにて、2月24日(木)~27日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演。(cinemacafe.net)
2021年10月07日藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』(2022年公開)の新キャストが23日、明らかになった。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。この度、主人公圭太の妻・泉加奈役を黒木華、圭太たち幼馴染3人を追い詰める県警の刑事・畠山努役を永瀬正敏が演じていることが明らかに。黒木演じる加奈は主人公とともにイチジク農園を切り盛りする優しい妻という役どころとなっている。永瀬が演じる刑事・畠山は突如姿を消した元受刑者の小御坂睦夫の後を追って圭太たちの住む猪狩島に訪れるが、3人の挙動に不信感を覚え、次第に追い詰めていく。○黒木華 コメント主人公・圭太の妻の加奈を演じました。この猪狩島という架空の島で、家族や、周りの人々がどういう風に変わっていくのかを意識しながら、新鮮な気持ちで物事をみるようにしていました。藤原さんは家族とのシーンではいいお父さんの顔でしたが、純と真一郎とのシーンでは全く違う顔になっていて、俳優としていろんな顔を持っている方だなと思いました。もちろん台本を読んで演じましたが、どんな映画になっているのか想像がつかない部分も多かったので、実際の作品をみてこんな風になっていたのかと驚きました。空気がきれいなこの島で、廣木監督や素敵な共演者の方々とご一緒できたことをうれしく思っています。公開をお楽しみに。○永瀬正敏 コメント主人公達を追い詰める畠山刑事と言う役を頂いて初廣木組を心の底から堪能させていただきました。座長の藤原竜也さん、松山ケンイチさんの作り出す暖かい雰囲気と神木隆之介さんを始め共演者・スタッフの皆さんの御心遣いで内容とは真逆のここち良い時間を過ごす事が出来ました。現代における様々な問題点が凝縮された本作品。参加させて頂き、感謝しています。(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会
2021年09月23日日本上演のミュージカル「イン・ザ・ハイツ」主演で高評価を得た平間壮一と、舞台やドラマなどで多彩な活躍を見せる小関裕太が共演、1973年に実際に起きたゲイクラブ“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を基にしたミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」に出演することが決定した。本作は、ニューオリンズにある「アップステアーズ・ラウンジ」で実際に起きた未解決事件を基に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノン作・作詞・作曲を手掛けたミュージカル。米国史上に残るゲイクラブに対する事件の1つを題材にした本作は、2017年にアメリカ、オフブロードウェイで初演、その後世界各地で上演された。2018年にはオーストラリア、シドニーで初海外プロダクションが開幕、2019年にはロンドン版も上演され、そしてついに日本初演を迎える。現代のニューオリンズから突然1973年にタイムスリップしてしまう、若きデザイナーの主人公ウェス役には、「RENT」や「ロミオ&ジュリエット」など本格ミュージカルや舞台にも出演、今春上演のミュージカル「イン・ザ・ハイツ」では主演を果たした平間壮一。突如現れたウェスに興味を持ち、次第に惹かれていく若い男娼パトリック役には、舞台「モンティ・パイソンのSPAMALOT」でロビン卿役、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」や情報番組「王様のブランチ」のレポーター、来年はミュージカル「四月は君の嘘」の主演も控え、幅広く活躍する小関裕太。小関裕太女性と結婚して子どももいる“クローゼット”のゲイ・バディを演じるのは、映画『塔の上のラプンツェル』『シンデレラ』など数多くのディズニー映画で卓越した声を響かせ、また本年はミュージカル「October Sky遠い空の向こうに」、来年は舞台「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」の出演が控え、俳優だけでなく声優としても活躍する畠中洋。フレディの母親でシングルマザーのイネズ役を演じるのは、劇団四季入団後「キャッツ」「ライオンキング」などでメインキャストを務め、退団後、韓国で上演された舞台「CHICAGO」に出演。本年は舞台「SHOW TIME」でも圧巻の歌唱力を披露し、女優・歌手としても歌声で魅了し続けるJKim。昼は建設作業員、夜はラテン系ドラァグクイーンのオーロラとしてパフォーマンスをしているフレディ役には、ミュージカル「テニスの王子様」や大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演、シンガーソングライターとしても活動し、映画・ドラマの主題歌・挿入歌を担当。さらに、俳優としてもミュージカル「刀剣乱舞」に出演するなど、幅広く活躍する注目アーティストの阪本奨悟。受け入れられることに飢えた孤独な男娼でホームレスのデール役は、自らを中心とするEntertainment Unit「DIAMOND☆DOGS」を始動、舞台構成・総合演出も手掛け、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」などに出演。本年も舞台「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stageに出演するなど、多方面に活動の幅を広げている東山義久。経験豊富でゲイバーの皆のメンターのような存在の黒人男性ウィリー役には、舞台はグランドミュージカルから2.5次元まで、コンサートはクラッシックホールからライブハウスまで、舞台や配信の企画構成や後進の指導にも余念がない、「アグレッシブ」を体現する岡幸二郎。共演には関谷春子、大村俊介(SHUN)、大嶺巧ら歌・ダンスの実力を兼ね備えた俳優たちが結集、また演出は訳詞・翻訳の評価も高く、日英米で演出家としても活躍をひろげている英国在住の市川洋二郎が務める。平間壮一コメント広い世界で色々な価値観と触れ合って自分の居場所を探している。たくさんの人に認められてどこにいても怖いことなんてない世界にいきたいと思ってるのかもしれない。そうやって過ごしていくのも大事だけど振り返ったら自分の小さな世界に入り込んでくれた人達がいてありのままの自分を認めてくれて、怖くない世界があるよ。そんなこともテーマに持ちながらウェスとともに旅をして、出逢い、生きたいと思っています。小関裕太コメント1973年、実際に起こった火災事件を元に描かれたストーリー。この作品が持つメッセージ・パワーが強く、そして楽曲の色鮮やかな旋律が素敵で、出演には即答でYESでした。しかしこの作品を出演者として作り上げるに当たって、様々なアプローチ方法が思い浮かび、自分の考えだけだと偏ってしまうと思ったので、沢山の人に相談しながら進んでいます。「多様性」「芸術を取り戻す」。今だからこそ届けたい作品です。是非ご期待ください。「The View Upstairs-君と見た、あの日-」は2022年2月、【東京公演】日本青年館ホール、【大阪公演】森ノ宮ピロティホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2021年09月10日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が主演を務める、パルコ・プロデュース2021 『Birdland』が9日に初日を迎え、キャストが開幕前のコメントを寄せた。同作はイギリスを代表する劇作家サイモン・スティーヴンスの戯曲で、2014年にキャリー・クラックネルの演出により、イギリス・ロイヤルコート劇場で世界初演を迎えた。世界的な人気の絶頂にあるロックスター・ポール(上田)だが、世界ツアー最後の一週間、終わりに近づくにつれ精神が不安定になっていく。富や名声によって変えられ、観衆に“スター”として消費されていく一人のロックスターの物語を描く。上田のほか、安達祐実、玉置玲央、佐津川愛美、目次立樹、池津祥子、岡田義徳が出演する。上田は孤高のロックスター・ポールを繊細に演じ、実力派俳優たちはポールをとり巻く人々を何役も演じ分ける。ピアノの生演奏や映像を駆使した演出で重層的でスタイリッシュな舞台を繰り広げる。東京公演はPARCO劇場にて9月9日~10月3日、愛知公演は刈谷市総合文化センターにて10月9日、京都公演は京都劇場にて10月15日~18日、福岡公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて10月30日~31日。○演出・松居大悟 コメント遠いけど近くて、暗いけど明るい。吐息まで届きそうな気がする。今まで客席で笑ったり泣いたり衝撃を受けたりしたPARCO劇場に入って、Birdlandを初めて浮かべた時に、なんとなくそう感じて。お、いいぞ、なかなかどうして匂ってくるような鋭さがあるぞと、不安を塗り潰す高揚感がありました。本日より、舞台『Birdland』開幕します。何年もこの戯曲を準備して、1ヶ月間マスクで稽古して、劇場で照明や音響と組み合わせて。新PARCO劇場になって初めてピンスポットを使ってないんです。それは別に主張することじゃないか。無理やり答えを出さずに、答えを出さないという答えを確かめ合える座組です。9年前に青山円形劇場で演出した時に「彼にはまだ円形劇場は早い」と言われたことは忘れられないけれど、あの時以来の海外戯曲。でも今、劇を届ける自信があるのは、あの時よりも周りの顔つきが見られているから。マスクで顔わからないけど。まだ実感は追いついてないけど。ゴジゲン的には、目次がどう立ち向かうのかもポイントです!戯曲の危うさ、小劇場の泥臭さ、スタッフによる繊細さによって、面白い作品ができていると思っています。無事に幕をあけて、最後まで無事に走り抜けて、見にきた人も全員無事であってほしいです。"生きたい"と思う劇です、なにより生きていてください。劇場のガイドラインに則って、健康にお越しくださいませ!○上田竜也 コメント誰も体調を崩すことなく無事に本番を迎えられるということに、まず喜びを感じております。そして今は、この作品がどんな風に感じてもらえるのかすごく気になっています。相手、観客に訴えかける作品なので、一人一人の捉え方は違うでしょうし、それぞれどういう風に思い、何を感じて帰られるのかということがとても楽しみで、幕が上がるのを待っています。コロナ禍でいろいろな判断がなされる中、それでも足を運んで来てくださる方々には本当に感謝しています。その分、楽しみにしていただいた期待以上のものをお見せできるよう、キャスト・スタッフ一丸となって作品に魂を込めていきますので、是非さまざまな感情を持って帰っていただけたらと思います。○安達祐実 コメント演出家の松居さんは「自分の言うことだけが正解ではない」といつもおっしゃっていて、皆さんの意見を受け入れ、一緒に考えながら作っていく方。こうした稽古過程は今までの舞台では経験がなかったので、すごく面白かったですし、連帯感を築くこともできて、すごくいい稽古だったと感じています。皆さんが役を作っていく過程を間近で見れて「こういう風になるんだな、舞台ってこうやって出来上がっていくんだな」と、ひしひしと感じることができ、とても素敵な時間でした。本番が始まっても変化していく作品だと思うので、実際にお客さんの前で演じてみたとき、どういう風に受け取ってもらえるのか、とても楽しみですし、お客様も観た回によって感じ方は違うかもしれない。(一度観ても)決め込まないで、ドライアイスの煙みたいに、あっちに行ったりこっちに行ったり動いていく様子を、一緒に楽しんでもらえたらと思っています。○玉置玲央 コメントまず、このような状況下で初日を迎えられることを大変嬉しく思います。演劇というのは演者とお客様が同じ空間、時間を共にして初めて成立するものです。勇気を出して劇場に足を運んでくださるあなたと、目に見えない『何か』を共有することが出来るのは本当に嬉しいです。大千穐楽まで座組一同、誰一人欠けることなく無事に走り切り、一人でも多くのお客様とその『何か』を共有出来るように、誠心誠意やらせていただきます。○佐津川愛美 コメント今回は、皆さんが数役演じたり、劇中では転換もあったりなど、チームワークがすごく大事な作品で、稽古で試行錯誤しながら詰めていきました。本番でさらにチームワークを高めていきたいので、皆で楽しみながら出来たらいいなと思います。この作品は、主人公であるポールの人間性、人間らしい部分が描かれています。一人の人の人生ということもそうですし、周りの気持ちだったりが繊細に描かれている作品ですので、観客の皆さんも一緒にこの世界に入ってもらえたら、更に楽しんで頂けると思います。あとは、怪我無く健康に舞台に立てることを目標にやってきたので、千秋楽まで無事に完走できたらと願っています。○目次立樹 コメントこの最高のチームで、がっぷり四つに向き合い、日々この『Birdland』を高めてきました!世界各国で上演し続けられているこの人気作品が、僕らの手によってどんな風に仕上がったのか、ぜひみなさんに見届けていただきたいです!舞台でありながら、さらに生々しく訴えかける、刺激的なステージをお届けします!応援なにとぞよろしくお願いします!○池津祥子 コメントもうすぐ皆様に劇場でお会い出来るのが何より嬉しいです!演出の松居さんが「僕達のBirdlandを作りましょう」と挨拶して始まった約一ヶ月の稽古。人見知り気味なキャスト陣が徐々に距離を縮めながら、熱い想いをぶつけ合って創り上げた作品になったと思います。そしてこれからはお客様の前で本番を重ねて変化していくであろう『Birdland』を私も目一杯楽しみたいと思います。PARCO劇場でお待ちしております!○岡田義徳 コメント僕にとって思い出深いPARCO劇場でのお芝居です。劇場が新しくなってからは初めてのPARCO劇場での舞台で、それがこの作品で良かったなと本当に思っています。どう伝わるかっていうのは、観に来た人の数だけあると感じる作品なので、これという答えはないかもしれませんが、「何かこういうことが言いたかったんだろうな」とそれぞれに感じ取って帰ってもらえたら嬉しいです。撮影:引地信彦
2021年09月09日戸田恵梨香と永野芽郁がW主演する「ハコヅメ」の5話が8月18日放送。消防士の武田役で出演した小関裕太に「キュンキュンとまらん」「生きる希望ができました」の声が上がるとともに、戸田さん演じる藤とその同期たちにも「最強」の反応が送られている。永野さん演じる新人警官と戸田さん演じる元エース刑事が交番で凸凹ペアを組むことに。2人を通して、身近なようで意外と知らないお巡りさんのリアルな日常を笑いあり、涙ありで描いていく交番エンターテインメントとなる本作。出演は「警察官にさえなれば一生安泰」という安易な考えから警察官になった川合麻依を永野さんが演じ、警察学校を首席で卒業したほど優秀な元エース刑事の藤聖子を戸田さんがそれぞれ演じるほか、藤と川合が勤務する町山交番の所長“ハコ長”の伊賀崎秀一にムロツヨシ。藤と警察学校の同期だった源誠二に三浦翔平。源のバディ、山田武志に山田裕貴。牧高美和に西野七瀬。捜査一係の係長の北条保に平山祐介。副署長の吉野正義に千原せいじといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。5話では「彼氏が欲しい」と交番で叫ぶほど、恋愛を満喫する同世代を羨む川合に、藤のつてで合コンのチャンスが巡ってくる。警察官であることを隠して合コンに臨む2人だが、隣の席からどこかで聞いた声が。なんと同じ店で源と山田も合コンしていた。お互いの会話に心の中でツッコミを入れながら両者の合コンは進むのだが、結局招集がかかってしまう。その翌日、町山交番に高齢の男性・三宅(小野武彦)が現れる。DVを受けたという三宅だが、話を聞くとどうも認知症のようで…。その後火災の通報を受けた藤と川合は現場に急行。寝不足の川合はふらついて座り込んでしまうが、そこに現れたのは消火を終えたイケメン消防士・武田(小関裕太)。川合をお姫様抱っこで救急車に運ぶ武田の姿に、恋に落ちる川合…というストーリーが展開。「小関裕太くんが出てきてキュンキュンとまらん」「小関裕太くん、全然知らなくて完全初見だったけど、かなり好きかも...」「武田さんに小関裕太くんを起用してくださった方ありがとうございました、生きる希望ができました」など、小関さんの出演にタイムラインが沸き上がる。初デートまでこぎつけた川合だが、その朝、再会した三宅と妻の様子が気になり、三宅の家に向かう…。デートが流れてしまった川合を励ます一同だが、山田から見せられた武田のSNSには、いろんな女性との画像の数々が…「まさかの小関くん女たらしダメ男で吹いたwww」「まさかの武田くんチャラ男オチでしたがそれはまたそれで面白い」など、武田の“素顔”にも数多くの反応が。そして今回のエピソードで、これまで写真でしか登場してこなかった藤の同期、桃木(臼田あさ美)、松島(大西礼芳)が登場。2人を引き連れ川合のもとに現れる藤と同期2人の姿に「ハコヅメの藤さんと同期の登場シーンかっこ良すぎる笑」「藤さんの同期女子会(チンピラ大奥)顔面偏差値バグってる」「藤さんたち同期の美しさと存在感が最強」などの反応も多数SNSに上がっている。(笠緒)
2021年08月19日映画『鳩の撃退法』 (8月27日公開)主演の藤原竜也が13日、埼玉県・メットライフドームで行われた「西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス戦」のセレモニアルピッチイベントに登場した。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。埼玉県秩父市出身で幼少の頃からライオンズファンであることを公言している藤原は、プロ野球の試合前イベントに出演するのは初。あいにくの雨天により、投球練習無しでのぶっつけ本番という男気全開で臨んだ。場内アナウンスで呼び出されると、3塁ベンチから球団の公式マスコット:レオとライナを引き連れ、少し緊張した面持ちで登場。観客たちからの盛大な拍手で出迎えられた。マウンドに立った感想を聞かれると、「最高です。ここ近年で一番ハッピーです。念願が叶いました」と憧れの地に立てた気持ちを込めて、興奮気味に挨拶。今回は西武ライオンズと映画のコラボポスターが実現した企画の一環で実施されたイベントが開催され、映画の見どころを聞かれると「小説家役の僕が書いて、同時進行で物語が進んでいく。とにかく謎解きが面白い作品なので、ぜひ衝撃のラストにも注目してほしいです!」と力強く作品をアピールした。いよいよ投球の時間となり、映画のタイトルにちなんで「鳩」のコスチュームに身を包んだ公式マスコットのレオがバッターを務める。藤原はゆっくりとしたフォームで投げると、ボールは高めの放物線を描き、見事ノーバンで成功。会場からの温かな拍手に見送られ、マウンドを後にした。終了後のマスコミ向けの囲み会見で、投球した感想を聞かれると「届くか届かないかが問題ではなくて、憧れの地に立てたこと自体が嬉しかった。映画の宣伝を忘れてしまうほどで、個人的に遊びに来たような感覚でした(笑)。幼少期に通っていた場所なので。さらに自分の作品を知っていただく機会にもなって、よかったです」と歓びを表す。さらに「人生を間違えた。やっぱり目指すところは野球選手でしたね。役者じゃないなと思いました(笑)」と、藤原節でマスコミの笑いを誘った。球場の雰囲気について「本当に温かく迎え入れてくれた。長年ファンでいてよかったと思いました。やっぱり西武ライオンズですね」と、電車を乗り継いで足を運んでいたほどの“ライオンズ愛”を改めて強めたことを語った。(C)SEIBU Lions
2021年08月13日8月27日(金)に公開される藤原竜也主演『鳩の撃退法』より、 埼玉西武ライオンズとのコラボポスターのビジュアルが公開された。それ伴い、主演・藤原竜也のセレモニアルピッチ登板も決定している。原作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高いエンタテインメント小説。物語の主人公は、かつて直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。彼はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。主演は唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の名役を演じてきた藤原が挑んだのは藤原史上、最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一だ。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを演じるのが土屋太鳳である。さらに風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華キャストが集結。監督はTVドラマ『赤めだか』でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。解禁されたたビジュアルは本作のタイトルにちなんで「鷹の撃退法」&「鷲の撃退法」と記されている。埼玉西武ライオンズのライバル球団である 福岡ソフトバンクホークス=鷹、そして 東北楽天ゴールデンイーグルス=鷲に勝つ…という作品の宣伝担当の強いライオンズ愛から企画実現に至った。さらに本作の主演を務める藤原竜也自身も埼玉県出身、小さい頃からライオンズを応援している生粋のライオンズファンということで、まさに本作にぴったりのコラボといえるだろう。そして藤原竜也演じる天才作家・津田伸一と同じように、大胆不敵な笑みを浮かべる智将・辻発彦監督をはじめ、圧倒的な守備力でチームをけん引し続ける源田壮亮選手、今シーズン開幕から絶好調で、39試合連続無失点を達成し、日本記録を塗り替えた平良海馬選手など錚々たるメンバーが顔を揃えた。また主演の藤原竜也が8月13日(金)、埼玉西武ライオンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合(メットライフドーム)でセレモニアルピッチの登板。どんなセレモニーになるかも乞うご期待だ。なおコラボポスターは8月2日(月)から、西武線沿線の駅や電車内中吊にて展開予定となっている。<宣伝担当・コメント>私自身、小中高と10年間、白球を追いかける野球人生を送ってきました。そして生まれも育ちも埼玉、小さい頃からライオンズを応援し続けておりまして、ぶっちゃけ、映画よりも野球の方が好きなのでこのコラボが決まってとても嬉しいです。クライマックスシリーズでは悔しい思いをし、好きだった選手はみんなFA移籍…因縁深きソフトバンクとイーグルスをライオンズの選手のみなさんに撃退してもらいたいです!あっ、映画「鳩の撃退法」もお忘れなく!『鳩の撃退法』8月27日(金)公開
2021年08月01日映画『鳩の撃退法』 (8月27日公開)の完成披露イベントが12日に都内で行われ、藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、タカハタ秀太監督が登場した。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。役作りについて聞かれると、西野は藤原とのシーンについて「私がけっこう緊張していたので、監督が距離感をもうちょっと(縮めて)ってこと『ハグすれば』『お姫様抱っこをしてみれば』みたいな感じで。無理やり物理的に距離を近づけて、ほぐしてもらったみたいなところはありました」と明かす。効果については「なんか照れちゃいました」という西野だが、「照れてたけど、気持ちは確かに……それまで緊張してたのはゆるってなった」と振り返り、監督も「縮まったと思いますよ、確実に」と太鼓判を押した。また、作品に絡めて謎を感じた体験について聞かれると、西野は「昔住んでたおうちで、たまに夜、窓を開けたまま寝てたんですけど、窓を開けたときだけずっとチーンという音が……」と、仏具の鈴の音が聞こえていたという。「いつもうるさいなと思って閉めてたんですけど、隣に家はないんですよ、別に」と、本当に怖い話を披露。「いろいろあった部屋で……寮だったんです。だから知ってる子が住んでたんですけど、ずっと走っている足音とか聞こえてて。でもよく考えたら、『今日、この子は仕事でいないなあ』とか」と、さらに出てくるエピソードに共演者たちは驚くが、西野は「あんま怖くなかったんですけど、謎は解けてないですね」と精神の強さを見せていた。
2021年07月12日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)の第2弾キャストが16日、明らかになった。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。この度、第2弾キャストが明らかに。解禁の2日前に映画公式SNSでは 結末を見守るバーテンダーや 鳩と接触した床屋 など気になる登場人物の肩書だけが記されたカードが公開され、誰がどの役を演じるのか話題となっていた。今回解禁となったキャストは計11名で、結末を見守るバーテンダー・加奈子を坂井真紀、巻き込まれた慈善家・堀之内を濱田岳、鳩と接触した床屋・まえだをリリー・フランキーが演じる。ほか、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、ミッキー・カーチスと豪華実力派キャストが集結した。
2021年05月16日4歳のわが子を抱き、妻と歩いていたのは藤原竜也(38)だった。服装こそスニーカー、頭にサングラスという休日スタイルではあるが、目つきが鋭い。油断なく四方八方に目を配り、家族を守ろうとするその姿は、あたかもSP(セキュリティポリス)のようだった。デビューから24年、今年5月には39歳を迎える藤原だが、いまもハードなアクションをこなし続けている。テレビ局関係者はこう語る。「現在公開中の主演映画『太陽は動かない』ではスパイ組織のエージェントを演じており、高さ10mの橋の上から飛び降りるなど激しいアクションも見どころになっています。高所恐怖症だという藤原にとっては、かなり過酷な撮影でした。また3月まで放送されていた主演連ドラ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』は、いわゆる学園モノでした。しかし、生徒を守るために半グレ集団と闘ったりと、毎回のようにアクションシーンがありました」コロナ禍ということもあり、感染対策などで条件が厳しいロケが続くなか、藤原の活力となっているのが“家族の食卓”だ。■結婚8年でも冷めない夫婦生活彼自身はインタビューで次のように語っている。《休日はその日食べたいと思ったものを選ぶようにしています。とくに新型コロナウイルス感染症によるステイホーム期間中は、「今日の夕飯はなにを食べよう?」と家族で考えるのが楽しくて。おいしいものを食べるだけで、確実に疲れが解消されますし、精神的にもとてもいいですよね》(『家の光』3月号)藤原が家庭を持ったのは約8年前のこと。「’13年5月に、その年内に結婚することを発表しました。お相手は4歳年上の一般女性で、9年の交際を経ての決断でした。そして’16年6月に第1子が誕生しています」(芸能関係者)映画『カイジ』では缶ビールを頬に押しつけ、「キンキンに冷えてやがる!」と叫ぶ演技も印象的だった藤原。しかし結婚8年目を迎えている夫婦関係のほうは、まったく冷えていないようだ。本誌が一家を目撃したのは4月上旬。この日は、妻が知人宅らしき家に用事があったようだが、彼女を目的地に送り届け、その後、子供の相手を務めていたのは藤原だった。「’19年夏には、ハワイでのバカンスも目撃されています。その際も、奥さんが買い物中は、藤原さんがお子さんと遊んでいたそうです」(前出・芸能関係者)“休日は日ごろの恩返しを”、それが藤原の“家族の平和を守る”ためのルールなのだろう。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月23日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)のエイプリルフールビジュアルが1日に公開された。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。エイプリルフールビジュアルでは、鳩の姿が全面に出され、同作が「鳩と人間の長きにわたるベランダの闘争を描いた、バトルエンターテインメント」として登場。自宅のベランダに勝手に巣を作る鳩、騒音をまき散らす鳩、単純に目が怖くて可愛くないなど、人類が長年悩まされ続けてきた鳩による攻撃に人類が立ち向かっていく様を日本映画史上最大のスケールとアクションで描いた……という紹介がされている。主演の藤原は数多の鳩を撃退してきた伝説の鳩撃退師・津田伸一となり、鳩の謎を長年追い続けるジャーナリスト・鳥飼なほみを土屋太鳳 、ある日愛する妻を鳩に奪われた男・幸地秀吉を風間俊介、実は鳩好きの女・沼本を西野七瀬、鳩が人間界に送り込んだ刺客・倉田健次郎を豊川悦司がそれぞれ熱演。鳩と人類の長きにわたる因縁に隠された衝撃の過去、世界征服を目論む鳩の陰謀、人類は鳩に勝利しベランダの支配を取り戻すことができるのか? そして鳩の世界征服は阻止できるのか? といった、エイプリルフールならではの内容となった。
2021年04月01日「KAT-TUN」上田竜也が新ドラマ「ネメシス」に出演することが決定。広瀬すずと櫻井翔が演じるアンナと風真のいるチームネメシスの新メンバーとなり、“アニキ”と慕う櫻井さんと初共演を果たす。本作は、櫻井さん演じるポンコツ探偵と、広瀬さん演じる天才すぎる助手が、超難解な事件を次々解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。今回、上田さんが演じるのは、依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋・星憲章。横浜にある映画館「ジャック&ベティ」の地下にある星の仕事場に行くためには、顔認証に静脈認証、さらには合言葉を言わなければならない。そして、星に依頼をするためには、ある鉄の掟を守らなければならない。それは、“レアな駅弁を持参すること”。レアであればあるほど、面会時間は長くなる――という癖が強すぎるキャラクターだ。また、チームネメシスの道具屋という役どころで、どうやら風真とは昔からの顔馴染みのようだが、星は風真のことを完全に信用していない様子。初見のアンナに対しては「信用出来ない。なんか面白いことやって」と、信用ポイントは面白いかどうか…というこれまた謎ルールがある。さらに2話以降も、アンナと風真の凸凹推理をサポートする超便利な道具を作り出し活躍する。上田さんは「探偵ものでありながら、コミカルなシーンもあったり、いろんな要素が含まれていて脚本が面白い」と本作について語り、「星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。駅弁に物凄い執着があったりするところも興味深いキャラクターで、シーンシーンで演じることを楽しめるように心がけました」と今回の役柄についてコメント。共演の広瀬さんと櫻井さんについては「広瀬さんと櫻井さんとの掛け合いは、とても安心感があって、初日とは思えないほど自然に入りこむことができましたし、2人のテンションも身近に感じられて楽しめましたし、キャラクターの可愛らしさも出ていて、とてもいいコンビだと思いました」と印象を明かしている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月30日実力派として、多くの映画監督からラブコールを受ける俳優・若葉竜也さん。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったという。言葉ではえも言えない、複雑な人間らしさを役を通して体現し続ける、彼の素顔に迫った。ものづくりの現場に居心地の悪さは必要。――現在31歳の若葉さんですが、30代に入って、ポジティブな変化はありますか?30を過ぎてから、考え方がよりシンプルになりました。20代は悩んでいると考えている感じがして、自分はこれに対して考えているんだという安心感を得るために悩んでいる時間もあったんですけど、今はその必要は全くないと思ってるし、もっとシンプルな戦い方でいいやと思っています。後輩に話していたことが意外と自分に突き刺さることがあって、ますます自分自身に冷静な目を向けられるようになったのかもしれない。――ずっと離れたかった芸能界に戻ってきてから少しは居心地はよくなってきましたか?居心地は常に悪いですね。湿ったパンツをはいている感じです。でも居心地よくしたら面白くなくなっちゃうのかなというか、居心地悪いくらいがちょうどいい気もして。居心地がいいと思えるのは、やっぱり、気心知れた友達と休みにごはんを食べたりしているときくらい。僕はわりとプライベートな友達との時間を死守したいと思っていて、そのために仕事をしている感覚が強いんです。人生で一番楽しい場所ですし、優先順位で言ったら、そこがどう考えても一番です。なので、50代、60代になってもそれができていれば満足かなと。仕事は僕にとっては、会社に行ってるのと同じ感覚なんですよね。「朝何時にここに来てください」と言われたから行って、一生懸命仕事して帰ってくるだけ。「もっと上を目指すべきだ」とか言われたりもするんですけど、上って何よ。と(笑)。上とか下とかどうでもいいよって。一生懸命働いて、ごはん食べて、疲れたなぁって、また働く。それだけでいいです。向上心がないとカテゴライズされればそれまでですけど。――プライベートと仕事はハッキリ分けているんですね。でも、はたからは楽しそうに仕事されているように見えますが。「楽しそう」とか「いま楽しいでしょう?」とかよく言われますね。でも、僕らがただ好きだから、楽しいからという理由でものづくりを始めたら、たぶん超つまらないものになってしまうと思うんです。誰かが観たときに心が動くものをつくるのであれば、趣味だったり、部活感覚でやっちゃいけないという思いがすごく強くて。その上で苦痛が伴ったとしても、そのくらいは受けとめなきゃいけないという感覚はあります。――今回の撮影ではかなりセクシーな表情を見せてくれましたが、若葉さんは色気のある人ってどんな人だと思います?もしそう見えたのだとしたら、スタッフがそうつくってくれたからだと思いますけど、色気って、得体の知れないものですよね。例えば、志村けんさんや北野武さんみたいに、ずっと一途に何かをやり続けている人は、色っぽいのかもと思います。色気を受け取るセンサーも、みんな違うものを持っているんでしょうけどね。プロのスタッフが集まれば、形骸的な色気は誰でも纏えると思ってます。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月26日遠くのファンタジーではなく、この人はちゃんと存在している。どんな役柄を演じてもそう思わせる、ブレることのない確かな存在感を持つのが俳優・若葉竜也だ。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったとか。そんな彼が今やNHK連続テレビ小説『おちょやん』の助監督・小暮真治役で視聴者を“小暮沼”へと誘い、映画『街の上で』で初主演を果たす。『愛がなんだ』『有村架純の撮休』『あの頃。』とタッグが続く今泉力哉監督との関係についても聞いた。――一度は役者から離れたいとあがいていたという若葉さんが、この道で生きていこうと思うきっかけってあったのでしょうか。役者以外だったら何でもいいとは思っていたんですけど、25歳くらいのときに物理的にほかの道が途絶えていっているのを感じて。例えばボクサーや棋士でも、プロになるまでの年齢制限があるじゃないですか。やりたいものはいくつかあって、バンドもやってたんですが、メンバーが就職してしまって、続けるのは無理だなと思ったし、専門学校に通うことも考えましたけど、それも大変だしお金もないし。それで、一番飯の食える確率が高いのは昔からやっていた、このものをつくる仕事だなと思ったんです。だから、諦めに近いかたちだったと思います。でも、その頃から仕事に対する姿勢は変わりましたね。――NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演されてから、世間の注目度も今まで以上にアップしたと思いますが、それを肌で感じることはありますか?僕自身はあまり実感がなくて。単純に、『おちょやん』という企画が面白いと思ったし、女優さんとして杉咲花さんにとても興味があって、ご一緒したいと思ったのでお受けしたのですが、蓋を開けてみたら反響がこれだけ大きいので、なるほどな、そりゃみんな出たいと思うよなと。でも、一回も顔バレしてないんです。この間、丸亀製麺でうどんを食べていたときも、目の前に座っていた奥さまたちが『おちょやん』の話をしていて、バレるのかなと思っていたら、全くで(笑)。ま、だから実感はないですね。――『街の上で』で4度目のタッグとなる今泉監督作品の魅力を、若葉さんはどう捉えていますか?主人公が最後まで一切成長しないところがすごく好きです。特に『街の上で』は何も起きない映画で、それでも130分間観せ続けられるものになったんじゃないかなと。もしこの作品がうまくいけば、映画業界全体がいい変わり方をしていってくれるんじゃないかと僕は思ったりしているんです。――明確な答えを提示したがる業界への問いかけになりそうですよね。以前インタビューで、「ブレてる人が好み」とおっしゃっていましたが、今泉作品に出てくる人たちも人間らしくブレてますよね。やっぱり、主人公が成長を遂げる物語は観ていて爽快だし、そういう映画が好きな人もいると思うけれど、僕にとってはどこか夢物語というか、自分とは全く違う生き物の話のように感じてしまう。人はそんなに簡単に変わらないと思ってしまうところがあるので。そんな中でも今泉さんが描く人間は直線的に泣いたり怒鳴ったりしないですよね。人の目を気にせず泣いたり怒鳴ったりできる人間って、強いと僕は思うんです。でも、現実だと泣きたくても泣けないし、怒りたくても怒り方がわからないことのほうが大半で。そういう弱さや凡庸さを自分も体現したいし、今泉さんの世界観であればそれが実現できる気がするというか。――感情もですが、まっすぐにうまくはいかない恋愛の描かれ方も、リアリティがありますよね。今泉さんの描く恋愛って、必ず不均一が起きている。思いが必ずしも50:50じゃない。でも人間の恋愛とか思いなんて均一にならないものでしょ?と、ある種冷酷に投げかけていて、僕もそれが本当なんじゃないかと思ってるんです。お互い同じ比率で思い合っている多くの恋愛映画に対するアンチテーゼな気もするんですよね。――映画の中で、「友達のまま恋愛関係になれたらいいのに」というシーンが出てきますが、若葉さんは共感しますか?友達のまま恋愛関係になるって、成立はすると思うんです。あとは照れをどう対処するかの問題だと思っていて、それまで「お前さぁ」と喋っていたのに、どのタイミングで手をつなぐの?って困るじゃないですか。僕の場合は、そこで、ちょっと怖いなと思ってしまいそう。手をつなぐという行為もどこか恋愛に酔っている自分がいるからできることのような気がするので、友達関係だと照れが勝っちゃってまず無理ですね(笑)。――現場の今泉監督は、冷徹な面もあるとか。すごく冷徹だと思いますね。「今のいいシーンだったね!」とみんなで盛り上がることに対してすごく不安を抱いていると思うし、内輪ノリで絶対OKを出したりしないので。みんなが盛り上がったカットって、映画館で観たときに興醒めするシーンになっていたりするんですよ。なので、僕も現場での客観性はすごく意識しています。映画は、現場にいる僕らが観るものではなくて、他者が観るものなので、その意識は忘れてはいけないなと思っています。――若葉さんと今泉監督は少し似ているのかもしれないですね。今泉さんは「似ている」と言うんですけど、僕はあんなに駄目じゃないです(笑)。でもあの駄目さがキュートだなと思ってしまう自分もいるんですけどね。『街の上で』は古着屋さんを舞台に真夏に撮影していたんですけど、長袖を着ていた今泉さんが、暑いからと売り物のTシャツを着ようとしたんです。「あとでちゃんとお金を払うから」って。「駄目でしょ。それじゃ、コンビニで支払い前に商品食べ始めちゃう迷惑系のYouTuberと一緒になっちゃうから」って止めましたけど(笑)。――ご自身は、そういう破天荒さはあまりないタイプですか?僕は、本当に月並みだと思います。小さい頃からわりと大人の世界で過ごしてきているので、自分が子どもということを理解していましたし、子どもならどこまでなら許されるかもわかっていたので。昔から、あまり可愛くない子だったかもしれないです。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月25日映画『太陽は動かない』の公開記念舞台あいさつが21日、都内で行われ、藤原竜也、竹内涼真、羽住英⼀郎監督、赤ペン瀧川が出席した。人気小説家・吉田修一のサスペンス小説『太陽は動かない』を、羽住英⼀郎監督が実写映画化した本作。心臓に小型爆弾を埋め込まれた2人の男(藤原竜也、竹内涼真)に死の危機が迫るという極限のノンストップサスペンス劇を描く。公開から17日が経過し、周囲の評判も上々だという藤原と竹内。藤原は「半年にも及ぶ長期ロケで毎シーンがクライマックスのような撮影だったので、佐藤浩市さんも含めて多くの人から大変だったろうと言われました」と明かし、竹内も「今やっているドラマの共演者の方も空き時間に見に行ってくれたりして、『すごく良かった』と言ってくれました。頑張ったかいがあったなという感じです」と笑顔を見せていた。この日は久しぶりに本作を見たという登壇者たち。藤原が「半年間ブルガリアから始まって撮影しましたが、ヨハンくんや市原、浩市さんらみんなと会って久しぶりに話し合いたいという感情が湧いてきました。大変な環境でみんなの気持ちが一つになった感じはしますね」と満足そうで、竹内も「改めてすごく格好良い映画だなと思いましたし、1年前に観たのと違う形で色んな魅力を見つけられたので良かったと思います」と鑑賞する度に新たな魅力を発見するという。当初は昨年5月に公開予定だった本作だが、新型コロナウイルス感染拡大によって今月に順延。その影響でプロモーション活動も数多くこなしてきた藤原は「宣伝し続けてきたのでもうしません(笑)。もうしないって決めました。コロナの影響で1年延期しましたが、竹内と2年間宣伝してきたのでもう伝えることがありません。出し尽くしました」と降参状態で、竹内も「本当に出し尽くしたのでもっとこの映画の魅力を伝えてくださるゲストをお呼びしています」と紹介して赤ペン瀧川が登場。「普段の仕事は、映画を見に行ってくださいとこれから観る方に向けてのネタがほとんどなので、上映後は経験がないんです」と不安を見せつつ、原作者・吉田修一の作品に込めた思いなどを熱弁した。その姿に感動したという藤原は「皆さんいかがでしたか?」と観客に問いかけると溢れんばかりの拍手が。幾度となく赤ペン瀧川と仕事をしているという竹内も「今回もすごいと思いました。いや~うれしいですね。これだけ魅力を語ってくれると」と改めて瀧川の凄さを目の当たりにして目を丸くしていた。
2021年03月22日藤原竜也と竹内涼真が最強バディを組む、吉田修一のサスペンス小説を実写化した映画『太陽は動かない』が、ついに本日3月5日(金)より公開がスタート。この度、藤原さんのインタビューと本編が収録された映像が到着した。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから、映像化は不可能と言われた原作。しかし今回、日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1か月にも及ぶ海外ロケを敢行、市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や列車を貸し切って首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーン撮影など、超異例づくしの大規模な撮影を行い、映画化した。本作のイベントにおいて藤原さんは、自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を語っていた。今回公開された映像は、そんな中でも特に大変な撮影だったという“沈みゆく船内での水攻めシーン”の本編映像と、船内での撮影秘話を語る特別インタビューが収められている。大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けない相棒・田岡(竹内さん)ところへ、鷹野(藤原さん)が救出に向かうこのシーン。天井からは滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていくそんな極限の状況で田岡は「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と訴えかけるが、鷹野は「それでも生きろ!」と力強く声をかけ、決死の救出を試みる。そんな極限のシーンのあとに続くインタビューでは、「久々に堪えましたね。堪えましたけども、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と過酷な撮影をふり返っている。映画『太陽は動かない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月05日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の本編&特別インタビューが8日、公開された。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。かねてより藤原は自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を振り返っていた。そしてこの度、中でも特に大変な撮影だったと語る「沈みゆく船内での水攻めシーン」の本編映像と、藤原竜也が船内での撮影秘話を語る特別インタビュー映像が公開された。本編映像では、田岡が大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けないところへ鷹野が救出に向かうが、船は徐々に傾きはじめ、天井から滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていく。度重なる極限の状況に心身ともに追い詰められた田岡は、「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と、悲痛な表情で諦めかける。それを見た鷹野は「それでも生きろ!」と相棒であり、後輩である田岡に力強く声をかけ、決死の覚悟で救出を試みる。インタビュー映像では、当時の船内での撮影について、「船の中のセットでしたが、火花も散って、水の流れも速くて冷たくて、足もつかない。その中で潜りながらも田岡の腕に巻かれたチェーンだとかをほどかなければいけない。ハンマーや斧を探してはこれじゃないあれじゃないと何度もやる訳ですけれど、久々に堪えました。堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と、これまでの撮影の中でも特に大変だったことを振り返った。
2021年03月05日テレビ東京の水ドラ25枠では、4月から栗山千明主演の「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」を放送することが決定。共演には小関裕太を迎えることも分かった。栗山さんが演じるのは、電子コミックの編集部で働く綺麗でスタイル抜群、仕事も優秀な百戦錬磨風パーフェクトウーマン、実際は彼氏いない歴15年の恋愛初心者・九条瑠璃。小関さんは、見た目も中身も百戦錬磨なのに振られ続けてきたという後輩・真宮亮を演じる。恋愛経験がほとんどなく、少女漫画頼みな瑠璃が、亮に突然、恋愛相談を持ち掛けられ、「誰と付き合っても3か月以上続かない」と打ち明ける亮に「あなたがまだ本当の出会いをしていないだけよ」とドヤ顔で答える。飲みすぎた瑠璃が翌朝目を覚ますと、隣には亮の姿が。そして、瑠璃は亮に恋愛指南をすることに――という、嘘から始まるラブコメドラマとなっている。「周りからのイメージと素にギャップがある役なのですが、私自身もたまにイメージと違うと言われる事があるので共感しています」と役との共通点を語った栗山さんは、「ラブコメらしい、クスッと笑い、キュンキュンし、心が洗われる、そんなストーリーです。不器用で純粋な恋愛を可愛らしいと感じ、応援してもらえるような作品になればと思っています。又、数多くのラブコメ漫画が登場しますので、ラブコメ漫画が好きな方も懐かしく思い、共感して下さると思います。どうぞご期待下さい」と見どころを話す。小関さんは「完全オリジナルのラブコメドラマに出演するのはかなり久しぶりでワクワクしております」と心境を明かし、「もうすでに1回目の衣装合わせは済んでいるのですが、これからさらに衣装合わせを重ねたりと、キャラクターを入念に掘り下げていく予定です。準備段階からしっかりと作り込んでおります。どきっとするようなシュチュエーションももちろんですが、展開にも目が離せない作品の仕上がりになりそうですので、ぜひ放送を楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。水ドラ25「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」は4月、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月01日俳優の藤原竜也が、映画『鳩の撃退法』(8月27日)で主演を務めることが25日、明らかになった。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。数々の名役を演じてきた藤原は今回、藤原史上最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一を演じる。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを土屋太鳳、ある日突然家族と共に姿を消したバーのマスター・幸地秀吉を約5年ぶりの映画出演となる俳優・風間俊介、津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野七瀬、彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る男・倉田健次郎役を豊川悦司がそれぞれ演じる。監督はドラマ『赤めだか』(15年)でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。今回特報映像&第1弾ポスタービジュアルも公開。特報映像は、いるはずのない2人目の藤原竜也がこちら側に語りかける意味深な冒頭から始まり、姿を消した家族、積まれた札束など謎だらけに。第1弾ポスタービジュアルはまるで本物の小説のようなデザイン。藤原竜也演じる津田伸一が意味深な眼差しでこちらを見つめる、現実と虚構が入り混じるミステリアスな仕上がりとなっている。○原作者:佐藤正午 コメントあちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。○藤原竜也 コメント撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。○土屋太鳳 コメントこの動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか……佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!○風間俊介 コメント『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。○西野七瀬 コメントクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。○豊川悦司 コメント「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。○タカハタ秀太監督 コメント担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。
2021年02月25日現在公開中の映画『ライアー×ライアー』より、森七菜演じる湊とJK・みなをめぐり、松村北斗(SixTONES)演じる透と小関裕太演じる鳥丸が衝突する場面写真が到着した。2月19日より公開中の本作は、累計発行部数190万部を突破、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にランクインし、2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた金田一蓮十郎の同名人気コミックの映像化。両親の再婚で透と義理の姉弟になった湊は、JKに扮していたところを透と遭遇。透は、湊のウソに気づかず、別人“JK・みな”と信じて恋に落ちる。ホントの私、義理の弟、ウソの私。2人なのに三角関係な新感覚ラブストーリーが始まる。さらに、湊の幼なじみで初恋の人、烏丸が現れたことで、3人の四角関係へと発展!そんな3人の修羅場となるのが、湊と透が住む高槻家。鳥丸が夕食に招かれ、3人が横並びになり、高槻両親とすき焼きを囲むことに。今回到着した場面写真は、透が鳥丸に掴みかかる修羅場が切り取られている。夕飯を楽しんでいたとは思えない緊迫した雰囲気だが…。そんな夕食のシーンについて、透役の松村さんは「あの演出をする耶雲監督は恐い!って思いました(笑)」とふり返り、「でも、あの配置だからこそ、透の感情を表現できたと思います」とコメント。森さんは「真ん中の席じゃなくて良かったって思いました(笑)。正直、すき焼きの味はしなかったですね…」と緊張感たっぷりのシーンだったようだ。『ライアー×ライアー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ライアー×ライアー 2021年2月19日より全国にて公開(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社
2021年02月24日映画『太陽は動かない』より、藤原竜也と竹内涼真が演じるバディが所属する秘密組織「AN通信」の最強メンバーを紹介する特別映像が到着した。「AN通信」は、表向きは小さなニュース配信会社を装っているが、世界を股にかけ、国政や企業の裏で重要機密情報を入手し売買する、優秀なエージェントが所属する組織。24時間ごとの定期連絡を怠ると、体に埋め込まれたあるものが起動し、解除の申請をしないと5分以内で死んでしまうという常に命の危険と隣合わせな職場だ。映像では、そんな「AN通信」のメンバー4人を迫力のある映像とともに紹介。藤原さん演じる冷静沈着なエージェント・鷹野一彦、竹内さん演じる優しさを持つ若手エージェントで鷹野と最強バディを組む田岡亮一、さらに佐藤浩市演じる鷹野たちの上司で司令塔の風間武、市原隼人演じる裏組織に拉致された同僚エージェントの山下竜二がスピーディーに映し出されていく。「死にたければ死ね。生きたければ働け」という鷹野のセリフからも振り切れた職場環境の一端が覗けるようだ。藤原さんは佐藤さんとの共演について「個人的に学ぶことは山ほどありましたね。本当に芝居が上手い先輩たちとの共演は、いい意味で楽なんです。演じていて面白いし刺激も受けますし、非常に得難い経験をさせていただきました」と貴重な体験だった様子。また、市原さんについては「ブルガリアで市原(隼人)くんと一緒にワイヤーで吊られている時、市原くんから“竜也くん、高い所はダメですか?”と聞かれて、“何で?”と聞き返したら、“上に行ったとたんにブルブル震えるの、やめてもらっていいですか?”と言われました(笑)」と撮影中の裏エピソードを明かしている。映画『太陽は動かない』は3月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年02月20日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の特別映像が12日、公開された。同作は吉田修一による同名小説の実写映画化作。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。この度、藤原竜也演じる鷹野と、竹内涼真演じる田岡が初めて出会う”最強バディ”誕生の瞬間をとらえた、本編では描かれない2人が初めて出会うシーンの特別映像が解禁となった。本作で初共演を果たす藤原と竹内は、同じ事務所の先輩後輩という関係でありながら、劇中でも「AN通信」という組織の先輩後輩である。映像ではAN通信の司令塔である風間(佐藤浩市)が、鷹野に「お前もそろそろ人を育てる時期だ」と告げるシーンからスタート。そこに突然訪ねてきた田岡に、鷹野は「どうしてすぐに訪ねて来ず、帰宅の瞬間を偵察していたのか」と真意を問う。「先輩が無能な人間だと俺も困るんで」と敢えてけしかけるように振る舞う田岡に対して、鷹野は「その時マンションの前には誰がいた?」と尋ね、田岡にマウンティングをとる。先日実施された「絶体絶命!爆弾解除イベント」でも「本当に大変なアクションシーンの連続でしたけど、涼真は若さと勢いと自信を持って、いろんなことにチャレンジするから、僕はそれに引っ張ってもらいました」と、過酷な撮影の連続だった本作をバディである竹内がいてくれたからこそ乗り越えられたと振り返った藤原。羽住監督も「日々身体をはった過酷な撮影の連続だったので、やはり二人一緒だからこそ頑張れるという状況だったと思います。それにより極限状況下での二人のバディ感が自然と滲み出てきたと思います」と極限状態の撮影がふたりの自然なバディ感を作り上げたと語っており、まさにこのバディなくして『太陽は動かない』は完成しなかったといえる。
2021年02月12日現在放送中のドラマ「知ってるワイフ」でフラワーショップの店員・上原を演じている俳優・小関裕太の2021-2022年カレンダーが現在予約受付中だ。『覆面系ノイズ』『曇天に笑う』『わたしに××しなさい!』などに出演、現在、主人公に想いを寄せる幼なじみ役で出演する映画『ライアー×ライアー』が公開待機中の小関さん。今回のカレンダーは、ある1つの物語となっている。「遠距離恋愛中でなかなか会えない2人。久しぶりに休日が合う日を作れたけど、次会えるのはいつになるかわからない。そんなもどかしい日々を過ごす2人だったが、次会える日を特別なものにしようと、小関さん(彼氏)が1日の間に“四季を感じられるサプライズ”を計画する…」という設定のもと、一緒に思い出を作れなかった時間(四季)が埋まっていく様子を恋人が撮影したような、自然体の小関さんが写し出されている。小関さんは「今回はオールフィルム写真!写真好きとしては堪らんです」とアピールし、「笑顔はもちろん、歯磨きや昼寝など日常のさりげない瞬間もあれば、砂浜を走ったり、花火を楽しんだり、ハロウィンで仮装したり…と特別な時間もぎゅっと詰まっています!ちなみに、今までの僕のカレンダーの中で一番多い26枚!!!新たな一年をぜひ楽しみにしていてください!」とカレンダーの内容について明かしている。なお、仕様は約縦21.5×横15cmの卓上タイプで価格は2,700円(税込)。カレンダーのアザーショットを使用したフォトカード(8.5×5.4cm)が、商品1つにつき1枚、ランダムで封入される(全4種類のうち1種がランダム封入)。「小関裕太2021-2022カレンダー FOUR SEASONS」は3月発売予定。(cinemacafe.net)
2021年02月12日アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」の小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐、渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に出席した。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催される。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、今回のキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。新原は「渋谷のど真ん中に僕たちの看板やお店が…すごくうれしいです。昨日渋谷を通ったときに、外側の大きい(ポスターを)見させてもらって、大きすぎて恥ずかしかったんですけど、今日お店を見させていただいて、すごくかわいくて、ファンのみなさんに楽しんでほしいなと思います」と笑顔でコメント。藤原は「109の看板のところにすごく大きくポスターが貼ってあったので感動しましたし、TSUTAYAのビルで動画も流れていて、まさか自分があそこに載る日が来るとは、感動しました。みなさんも、スクランブル交差点を渡るときは見ながら…あ! 人にぶつからないように気をつけてください」と語った。小関も「チーム・ハンサム! は年に一度、感謝祭ライブをやるだけでしたが、初めて大きくポスターが載る機会を得てすごくうれしかったです。渋谷のど真ん中、109にまさか自分の顔がデカデカと載るとは思いませんでした」と感激。渡邊は「地方出身の自分からすると、渋谷の109という全国誰も知らない人はいないんじゃないかというところで催しをさせていただいくのは本当にうれしいですし、チーム・ハンサム! 大きくなりすぎちゃったなというのが正直な思いです。これからもよろしくお願いします」と兵頭は「福岡出身なので、田舎者の僕からしたら渋谷の109は東京に来たら1回は行ってみたかったところ。上京したばかりのときは遊びに来たこともあって、そこに僕の写真がハンサム! として載るのはうれしいですし、ハンサム! の力の大きさを感じました」とうれしそうに話した。
2021年02月10日俳優の小関裕太が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐、渡邊圭祐とともに出席し、理想の“逆チョコ”シチュエーションを実演した。「ファンのみなさんにチョコレートをあげるならどんなシチュエーションで渡すか」と、理想の“逆チョコ”シチュエーションを聞かれ、小関は「女性にお花をあげるのが好きなので、チョコレートでできたお花を持ってきて、お花と思いきやチョコレート」と答えると、ほかのメンバーから「かっこいい」「レベルが違いますね」という声が上がった。そして、小関がその場でそのシチュエーションを実演。「おはよう! はい! 実はチョコレートなんだ。すごいでしょ。大好きだよ!」と披露すると、ほかのメンバーは「キュ~ン」とうっとりしていた。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、「チーム・ハンサム!」がキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。
2021年02月10日小関裕太が、大倉忠義(関ジャニ∞)主演ドラマ「知ってるワイフ」の第6話(2月11日放送)からレギュラー出演することが決定した。本作は、夫婦関係に悩む主人公が、タイムスリップという奇跡がきっかけで妻を入れ替えたことにより、“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。出演映画『ライアー×ライアー』の公開を間近に控える小関さんが、フジテレビ木曜劇場初出演となる本作で演じるのは、元春(大倉さん)の妻・沙也佳(瀧本美織)が利用するフラワーショップのアルバイト店員・上原邦光。上原は、高級住宅地にある剣崎家へ配達で何度か訪れていたにもかかわらず、沙也佳は彼のことを覚えていなかった。しかし、上原がプライベートでスケボーをしているときに偶然再会、次第に距離を縮めていく。役柄について小関さんは「花屋でバイトしている青年で、マインドはストリート系。格好もノリもスケボーで移動するようなところにもキャラクターが表れています」と説明し、役づくりは「特にスケボーに力を注ぎました。今までやったことがなくて、初の挑戦でした。スケボーは彼のアイコンなので、注目していただきたいです」とアピール。また「彼の恋愛は積極的に攻めるタイプです。突然現れ、瀧本さん演じる沙也佳さんにアタックしていくのですが、演じる上では上原くんの持っている“自信”を大事にしました。失うものがない彼のアタックには要注意です」とコメント。瀧本さんとの初共演は「普段はとても穏やかな瀧本さんと、“用意スタート”と監督の合図がかかった瞬間の瀧本さんは全く別人で、プライドが高く近寄り難い沙也佳さんが僕の目の前にいました。そのおかげで僕も上原くんを“演じよう”とせずに、自然に上原くんになることができて、リラックスして撮影に挑めました。いかにして沙也佳さんの心に近づこうかということを、上原くんとしてずっと考えていました(笑)」と撮影をふり返る。そして「いろんな意味でハラハラドキドキな展開が待っていますので、6話以降もぜひ楽しみにして頂けたらと思います!」と視聴者へメッセージを寄せた。「知ってるワイフ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年02月04日