お笑いコンビ・ハライチの澤部佑と岩井勇気が、10日深夜に放送されたラジオ番組『ハライチのターン!』(TBSラジオ/毎週木曜24:00~25:00)で、岩井のエッセイ集『僕の人生には事件が起きない』が『王様のブランチ』(TBS系/毎週土曜9:30~)でランキング1位になったことについて言及した。同番組のブックコーナー・文芸書ランキングで1位になった岩井のエッセイ集。この放送を見ていたという岩井だが、自分の著書が1位になると知らなかったそうで「文芸書ランキングに入っていると思わないから、まず。『あ、俺の本じゃん!』ってなった(笑)」と振り返った。また、相方の澤部佑もこの放送をたまたま見ており、「1位が岩井勇気って出てきたから、笑っちゃったよ、本当に」とも。岩井は「スタジオのニッチェさんが『岩井!?』って(笑)」と思い返し、一方の澤部も「ニッチェ姉さん仲良いでしょ? 喜んでくれてたね」と振り返っていた。さらに、澤部が「これから特集が組まれることもあるの? そしたら“ブラン娘”が来るじゃん。『岩井さん、読みました、いや~面白いです~』って」と言うと、岩井は「そしたら俺、“先生”として対応するから」と話していた。
2019年10月15日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、26日に都内で行われた初のエッセイ集『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)刊行記念イベントに出席。イベント前には囲み取材に応じた。岩井は「芸能人って、インスタグラムで『美味しい物を食べました』とか、すごい生活してると思うかもしれないけど、誇張して言っているだけと僕は思っています(笑)。言い方は悪いですけど、ウソついている部分も結構あるなと。本当に良く見せた部分をつまんで番組にしたりするので、味付けが濃いものばかりをチョイスしている」と分析。そして、「芸能人もそんなに華やかな生活をしているわけではなく、地味な部分もいっぱいある」とし、「自分って平凡な生活をしてるんだなと思っている人も、人と比べる必要はなく、自分が面白いとか楽しいと思ったりすることがあればいいんじゃないのかな」と語った。相方の澤部佑について、「(本を)見てないんじゃないですかね。見てほしいとは思わないです。読んでもらって感想をもらったとしても、そんな誰にも響かないし」と笑顔。「創作をしない人間なんで、澤部は。そういう人に評価をもらっても別にって。澤部に期待することは、この本に対してはないです」と笑いを誘った。早くも増刷が決まったというが、岩井は「新潮社は見くびっていたんじゃないかなって。最初は『上手いですね』と乗せてくれたんですが、本を発売をするにあたって、ちょっとビビってるな、過小評価してんなという気持ちはありますね」と話した。イベントでは、サンシャイン池崎をゲストに迎えた。"猫好き"という共通点もあるが、岩井は「猫かわいいよって僕が勧めた気がしてますし、池崎が猫を持っている代表的な写真は僕が撮ったんですけど、無断で使っているんですよ。だから訴えようと思います」と笑顔を見せていた。
2019年09月27日●エッセイ執筆も「澤部の方が文才ある」お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、9月26日に初エッセイ集『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)を発売する。この本は新潮社の雑誌、webサイトで連載していた内容がもととなっている。岩井はエッセイ執筆のオファーについて、「書けると思われがちだよなって(笑)」と心境を振り返る。同エッセイは日常がテーマとなっており、漫才や出演番組の裏側などについては取り上げられていない。その理由を聞くと、「あまり裏側を言うのは好きじゃないんですよね。なんかネタばらしみたいな感じがするじゃないですか」と明かした。また、岩井は近年、「腐り芸人」として取り上げられることも多いが、岩井自身は「自分では腐っていると1つも思っていない」と語った。○■担当者からの絶賛も「素直には受け取ってない」――エッセイ執筆のオファーを受けたときの心境はいかがでしたか。コンビのネタをつくる方で、ちょっと陰なキャラっぽい感じだから、書けると思われがちだよなって(笑)。澤部とは同級生なので、読者感想文とかも見たことあるんですけど、「俺って文章力ないな、澤部の方が文才あるな」って思ってましたから。――実際に書いてみてどうでしたか。誰が読むんだよという気持ちはありましたけどね。「こんなことがありましたよ」っていろんな人に言うべきこと、この話題だったらみんな興味あんだろということも別に起きてないので。――ただ、担当者の方からは「まだ始めたばかりなのにすごい面白いです」などと言われたそうですね。「反響良いです」「面白いです」と言ってくれてたんですけど、まあ、そりゃ言うだろうなと。こういうヤツって、乗せないと書かなくなりそうな感じするじゃないですか。俺が逆の立場でも言うでしょうし、別に素直には受け取ってないです(笑)。その人自身にメリットがなく、まったく言う必要ないのに「岩井のエッセイ面白かったです」と言っていたら、うれしいですけどね。ただ、岩井のエッセイをあえて評価することで、自分の評価を上げようというのが透けて見える人はちょっとな、というのはあります。○■あまり裏側を言うのは好きじゃない――執筆するなかで、ネタが思い浮かばなかったなどの苦労はありましたか。ネタが出てこないというのはなかったです。ネタというほどのことではなく、なんでもないことを一生懸命面白く書くことが多かったので、逆に事欠かないですね。なんでも面白く書けるようにしようという意識ではいました。――エッセイは日常をテーマにした内容となっています。漫才や出演番組の裏側などを取り上げなかったのはなぜですか。そもそも、あまり裏側を言うのは好きじゃないんですよね。なんかネタばらしみたいな感じがするじゃないですか。「ここのオチがどう」とか「すべってる」とかって、客が知る必要はないし、客が言うことでもないので(笑)。それを芸人側が言い過ぎたことで浸透しちゃって、そういう見方をするようになっちゃってるけど。なんか楽屋まで入ってきてる感じがするんですよね。客は別に笑いに来て、面白ければ笑えばいい話ですから。――岩井さんはラジオでも日常について話されることが多いですが、話すと書くとでは、どんな違いがありますか。ノリで押し切れるので、話す方が簡単ですね。字ズラにすると面白くないノリがいっぱいありますし、あらすじだけ聞いたら、マジでつまらないような話ですから。――ラジオだと、澤部さんというツッコミがいるのも、大きな違いなんでしょうか。そうですね。聴き手がいるというのもありますし、ラジオだと明らかにボケていてもいいという感じです。文章だと、独りよがりで閉鎖的な感じがしちゃうんですが。だから、読者を置いていかないように、とは意識していました。ラジオでは、要所要所で笑いを入れていかないと怖いんですが、文章はめちゃくちゃ長くない限りは、最後のオチまでたいがい読んでくれますから。○■みんな面白いことなんて起きてないですから――「僕の人生には事件が起きない」というタイトル通り、収録されているエピソードには、驚くような「事件」は起きていない印象です。オチがあるか分からない、なんでもない話を面白くできたほうが芸人なんじゃないの、とは感じます。基本的にはみんな面白いことなんて起きてないですからね。そんなに起きてないのに、大きい声で「起きてますよ!」って言っているような人の集まりなんで、芸能人って(笑)。――そうなんですね(笑)。結局、みんな日常生活なんて別に普通だし、なにも起きてないので。テレビとかに毒されて、「すごいいろんな出来事が起きているのに、俺の日常は普通だな」じゃなくて、みんな普通。だからこそ、別に見方を変えて楽しもうと思えば、楽しめるんじゃないかって思います。●日常を楽しむコツは「自分を切り離して考える」――あとがきでも「どんな日常でも楽しめる角度は確実にあるんじゃないか」と書かれていました。岩井さんなりの視点を変えるコツを教えてください。自分を切り離して考えるということですね。そう思ったら、怒られたりしんどくても、別にどうでもいいなって。他人が怒られていたらどうでもいいじゃないですか。そういった意味では、僕はストレスを感じない方だと思います。その場でイラッとはしますが、たいがいは忘れますし、ため込まないです。――岩井さんご自身、生活の中で自分を切り離して考えることが多いんですか。そうですね、たいがい「誰が言ってるんだよ」というようなことを言ってますから。でも、別にそこは切り離して考えているので。「いや、俺が言ってるからとかじゃなくて、違うもんは違うじゃん」って。――昔からそのように客観視される性格だったんですか。そうですね。たとえば小学生のとき、力が強かったこともあり、ケンカになると相手が泣いちゃうんです。でも俺に対して悪口をすごい言ってくるんで、「なんでコイツ、ボコボコにされるのに言うんだろう」と思ってましたし(笑)。それを収めるために先生が「岩井は大人の考え方ができるんだから、あまり目くじら立てるな」と言ってたんですけど、それに対しても「そう言っておけばいいと思ってるんだろな」と思ってましたしね。○■「自分では腐っていると1つも思っていない」――学生時代の岩井さんは、サッカー部だったりと、どちらかといえば"リア充"側の人間でした。芸人界だけなのか分からないんですけど、学生時代にいじめられていたヤツとか、本当に目立たなかった"陰キャ"だったヤツのリベンジみたいな感じってあるじゃないですか。それが気持ち悪いと思ってるんすよ(笑)。学生時代にモテなかったヤツが、芸人として売れだして、女遊びとかをめっちゃしているのを見ると「やってんな~」って思いますね。――岩井さんは近年、"腐り"や"ひねくれ"といった印象も強いですが、ご自身はこれについてどう感じていますか。自分では腐っていると1つも思っていないんですよ(笑)。正論を言うと、腐っているって捉えられる世の中がやべえなって思ってますけどね。なんか終わってんな、ウソが本当になっちゃってるなって(笑)。正論を言うと、「いや、そんなこと言うなよ。すみませんコイツ、不器用なヤツなんで」みたいな扱いをされるんですけど、「みんなは嘘ついているってことだな」って思うんですよ。――『ひねくれ3』では、小宮さんや山里さんと共演されています。小宮さんは学生時代に変ないじられ方をされていたところがあるので、自虐的なところがあります。山里さんは卑屈で、性格が悪いです。山里さんがたまに言う「リア充なヤツとか、自分に嫌なことをしたヤツにこういう制裁をするんだ」ということを聞いていると、「マジで性格悪いな」って思いますよ(笑)。僕は陰湿なことはしないで、正々堂々やりましょうというタイプですから。○■相方・澤部佑は“無”「オリジナルを見たことない」――本のラストには、相方・澤部さんのエピソードが書き下ろしで収録されていますが、執筆しようと考えた理由はなんですか。まあ、1つは「入れろ」って言われたからです(笑)。でも、別に事実をつづっているとかじゃなくて、論文みたいな感じですね。ここだけはフィクション、小説だと思ってくれて大丈夫です。――澤部さんについて、「無」という表現をしていましたね。澤部のオリジナルを見たことないなと感じたりするので。よく恥ずかしげもなくできるなってたまに思ったりしますね。「これ、あの人のやつじゃん」っていうのがちょくちょくあります。ただ、自分で発注ができないだけで、誰かから発注をされたら、それには100%応えられます。――著書を今回出版されたわけですが、今後ほかにやってみたい仕事はありますか。アニメ関係の仕事とか、結構やりたいことはやれています。でも、金稼ぎのために、嫌な仕事を引き受けることがなくなったら最高ですね。――執筆業は今後も続けていく予定ですか。なんか「これだ!」っていうのができるまで、今後もケリがつくまでやりたいです。それができるかどうか分からないですけど(笑)。
2019年09月25日映画『ラストレター』が、2020年1月17日(金)に公開。主演・松たか子×岩井俊二監督。岩井俊二監督の描く、世代を超えた淡いラブストーリー映画『ラストレター』は、『花とアリス』『Love Letter』『四月物語』の岩井俊二監督によるオリジナルストーリー。20年以上ものキャリアの中で、その時代を切り取りながら様々な愛の形を表現してきた岩井が、初めて地元・宮城を舞台にしたラブストーリーを描く。“小さな嘘と手紙の行き違い”をきっかけに、<過去と現在>、2つの世代を通して紡がれる淡く切ない恋の物語が始まる。松たか子主演、広瀬すず×福山雅治×神木隆之介が共演物語を彩るのは、日本を代表する豪華キャストたちだ。主人公・岸辺野裕里(松たか子)姉・未咲の死をきっかけに同窓会に参加。そこで再会した初恋相手・鏡史郎(福山雅治)に対して、“姉のふり”をして不思議な文通を通わすことになる。岸辺を演じる松たか子は、自身初主演の映画『四月物語』以来約21年ぶりに岩井監督とタッグ。遠野鮎美(広瀬すず)主人公・岸辺野裕里の姉・未咲の娘にあたる遠野鮎美。鮎美は、母・未咲宛ての同窓会の案内を裕里に渡して、これをきっかけに裕里は未咲の死を知らせに同窓会に行くことになる。演じる広瀬すずは、未咲の高校生時代も演じており1人2役。乙坂鏡史郎(福山雅治・神木隆之介)乙坂鏡史郎は、学生時代に学校のヒロインだった未咲を好きになる。同窓会で姉の死を伝えにきた裕理を未咲だと勘違いする。好きだった人だと思って、裕里と文通を始めることになる。裕里も、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。現在の鏡史郎を福山雅治、そして高校時代を神木隆之介がそれぞれ務める。森七菜や庵野秀明も出演そのほかキャストには、『天気の子』でヒロインを務めた森七菜をはじめ、『シン・エヴァンゲリオン』シリーズなど数々の名作を世に送り出してきた庵野秀明、歌手として活動する水越けいこ、小室等など、マルチな分野で活躍するユニークな顔ぶれが勢ぞろい。そして、松たか子演じる裕里と庵野秀明演じる・宗次郎の息子・岸辺野瑛斗役として、Dragon Ash降谷建志と女優・MEGUMIの長男・降谷凪が起用され、本作で俳優デビューを果たす。さらに95年の岩井監督映画『Love Letter』で共演した中山美穂と豊川悦司が、再び岩井作品に出演する。森七菜が、本作の主題歌で歌手デビューなお主題歌「カエルノウタ」を歌うのは、『ラブレター』に出演する新人女優の森七菜。森は、本作で歌手デビューを飾る。<あらすじ>裕里の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会することに。勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく―――【詳細】映画『ラストレター』公開日:2020年1月17日(金)監督・原作・脚本・編集:岩井俊二音楽:小林武史キャスト:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治配給:東宝
2019年09月07日ポーター(PORTER)と、アーティストの村上隆による初のコラボレーションバッグ「村上隆×ポーター」が数量限定で登場。ポーター 表参道・丸の内・大阪、ポータースタンド 品川駅店・東京駅店では、7月16日(火)21:00まで事前応募を受け付け、抽選販売される。「村上隆×ポーター」は、ポーターの代名詞であるバッグ「タンカー(TANKER)」の発表35周年を記念したコラボレーション。村上隆の代表的なアート“お花”を融合させた、ダイナミックでポップなデザインが特徴だ。「タンカー」と同様にナイロンツイルを採用したリュックサック、2WAYヘルメットバッグ、ウエストバッグの3型を用意し、それぞれに立体的な“お花”のぬいぐるみを装着することができる。また、本体のフラップやポケット部分には、刺繍で“お花”を表現し、ポリエステルタフタで仕立てられた内側と付属の巾着にはプリントが施されている。また、高級感のあるエクセラファスナーもこだわりのポイント。歯の部分を1つ1つ研磨することによって、滑らかな開閉を実現している。【詳細】村上隆×ポーター・リュックサック 120,000円+税・2WAYヘルメットバッグ 110,000円+税・ウエストバッグ 80,000円+税※完全数量限定につき、在庫がなくなり次第終了。予約、取り置きなし。展開店舗:・ポーター 表参道・丸の内・大阪、ポータースタンド 品川駅店・東京駅店/事前抽選販売※入場整理券の抽選販売は、デジタルチケットサービス「PassMarket」より申込。応募締切は、7月16日(火)21:00まで。※入場整理券は購入を約束するものではなく、来店時に希望商品が完売している場合もある。※抽選参加条件に「ドレスコード」あり。当選の場合は「ポーター製品(コラボレーションアイテムを含む)」を持参の上、当該店舗に来店のこと。※1人1店舗のみ、各アイテム1点までの購入制限あり(1人最大3点まで購入可能)。※複数店舗・複数回の申込みをした場合は、抽選対象外。・吉田カバンオフィシャルオンラインストア/2019年7月20日(土) 12:00~発売・Tonari no Zingaro/2019年7月27日(土)~発売【問い合わせ先】ポーター 表参道TEL:03-5464-1766
2019年07月19日ポーター(PORTER)が、ブランドの代名詞である「TANKER」の発表35周年を記念し、日本を代表するアーティスト・村上隆との初となる「村上隆×ポーター」コラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボコレクションには、「リュックサック」(12万円)、「2WAYヘルメットバッグ」(11万円)、「ウエストバッグ」(8万円)がラインアップ。村上隆の代表的なアートである“お花“を融合し、それぞれに“お花”のぬいぐるみが装着できる仕様が特徴的。本体のフラップやポケット部分には、非常に細かな刺繍で表現し、さらに内装と付属の巾着にもプリントを施したスペシャルアイテムだ。ファスナーパーツには高級感があり、ムシの1つ1つを研磨して滑らかな開閉が特徴のエクセラファスナーを使用した。「リュックサック」(12万円)販売は、店舗ごとに発売日や販売方法が異なり、PORTER OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA、PORTER STAND 品川駅店・東京駅店は、事前抽選での販売。7月16日の21時が応募締切となっている。申し込みや詳細は、ウェブサイト()にて確認できる。また吉田カバンオフィシャルオンラインストア()では7月20日の12時より、Tonari no Zingaro()では7月27日より発売する。いずれも数量限定につき、在庫がなくなり次第終了となる。©︎2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2019年07月16日俳優の伊礼彼方が26日、東京・タワーレコード渋谷店にてミニライブを行い、藤井隆とともにトークを行った。同イベントは、藤井がプロデュースした伊礼のミュージカルカバーアルバム『Elegante』リリースを記念したもので、CD収録曲の中から3曲をその場で披露。「Love Can’t Happen(『グランドホテル』より)」では会計中の同店の客に歌いかけ、最前列にいた少女を抱き上げるとサービス精神旺盛な姿を見せる。「最後のダンス(『エリザベート』より)」では、スピーカーに足をかけシャウト。最後の「Estrellas(『レ・ミゼラブル』より)」は、力強く歌い上げた。プロデュースを務めた藤井は「本当に優しくて、本番前に『藤井さん、今日も頑張りましょうね』ってハグをしてくれるわけですよ。そんな共演者いないわけですよ」と、舞台共演時の伊礼の姿を振り返る。藤井はさらに、イベント特典のポストカードについて「しゃぶしゃぶをやってる、これは絶対撮りたかった。伊礼さんってすごくかっこいいですし、稽古中ジャージでストレッチしている姿も本当にかっこいいんですよ。うっとりしちゃうんです。でもどこか、ちょっと抜けてるところがおありでしょう?」と熱弁。「『王子様がしゃぶしゃぶ食べてる』という設定で撮ったんですけど、大丈夫ですか?」と客席に語りかけると、拍手が起こっていた。伊礼は藤井の存在について、現在出演中の舞台『レ・ミゼラブル』にかけて、「藤井さんが、僕にとって司教さんなんですよ。正しい道に導いてくれる」と感謝すると、藤井は「僕、エポニーヌ」と主張し、会場はこの日1番の爆笑に。2枚目のCD制作にも意欲を見せる藤井に、伊礼は「僕にはこんな素晴らしいエポニーヌがついてるので、つながるように頑張っていきたいと思います」「ミュージカルに出会ったのが24〜5歳くらいで、それまでは全く知らなかったんですけど、たくさんいい曲がある。それを普及させたい」と意気込んだ。伊礼のリリースイベントは今後、『レ・ミゼラブル』ツアーに合わせ愛知、大阪、福岡、北海道で実施。観覧可能な無料ミニライブに加え、CD購入者対象の特典会(握手+サイン会)が行われる。
2019年05月26日鈴木京香(50)が藤井隆(46)のプロデュースのもと、2月27日にシングル「dress-ing」で歌手デビューを果たすと発表された。その意外な組み合わせは、ネットで大きな反響を呼んでいる。昨年、舞台で共演したという2人。各メディアによると藤井が「芸能生活30周年の記念に、そして平成最後の記念に私たちファンに何かいただけませんか」と鈴木に懇願。そのことがキッカケで、シングル制作がスタートしたという。また収録楽曲には冨田謙、DE DE MOUSE、tofubeatsといった気鋭のクリエイターが参加。さらに鈴木は収録楽曲の3曲中2曲を作詞しているという。また鈴木は歌うことについて「恥ずかしさで固く目をつむり、手探りで進む覚悟だった」と明かしながらも、「藤井プロデューサーのもとで詞を作り歌うことはとても楽しく、その時間は豊かなものとなりました」とコメントしたという。芸能生活30周年という節目に、驚きの新挑戦を果たす鈴木。Twitterでは喜びの声が上がっている。《京香様が藤井隆プロデュースで歌だと!?なんと有り難みが深いんや》《「歌う女優のレコード」界最大級のボムが適所すぎる適所に来た。ありがとうございますという気持ち》《いつまでたってもチャレンジャーなとこほんと尊敬する》いっぽう《鈴木京香が歌う水星が地味に待ち遠しい》《鈴木京香さんとクラブ系アーティストの親和性見抜いた藤井隆の才能》とったクリエイター達とのコラボを楽しみにする声も上がっている。「鈴木さんは06年の映画『男はソレを我慢できない』の挿入歌でも高橋幸宏さん(66)と細野晴臣さん(71)のユニット・SKETCH SHOWをバックに歌を披露しています。これまでもしばしば歌の仕事は舞い込んでいたようですが、『自信がないから……』と断っていたそうです。ですが芸能生活30周年という節目に、満を持してその歌声を披露。50歳にしてその攻めの姿勢は、今までのイメージをさらにアップデートすることになりそうですね」(芸能関係者)
2019年01月18日先日12月18日に行われた「2018Jリーグアウォーズ」でベストイレブンに選出された、川崎フロンターレの谷口彰悟選手にお話を伺いました。イケメンの、イケメンすぎるコメントをとくとご覧あれ! 惚れちゃう女子続出です!写真・大内香織 文・伊藤順子全方位で男前すぎる!川崎フロンターレ・谷口彰悟選手川崎フロンターレ、いやJリーグが誇る屈指のイケメンといえば、サッカー通なら言わずもがな、知らない人はすぐにでも注目してほしい、谷口彰悟選手! もちろんルックスだけでなく、昨年、今年と連覇を制したフロンターレの守備の要であり、クラブ最少失点は谷口選手のおかげと評されるほど実力も素晴らしいんです。加えて、2年連続全試合フル出場と、タフな精神力と体力の持ち主でもあります。そこで、どこをどう切り取っても男前すぎる、谷口選手の魅力に迫りました!ーー今年も怪我をする選手が続出しました。そのなかでの見事な全試合フル出場ですが、達成できた秘訣はありますか?谷口選手 正直、ストイックな生活はしていないんですよ。ただ、自分の体は自分でわかっているので、サッカーに支障が出るようなストレスは、自分にかけないようにしています。ーーストレスとはどんなことでしょうか?谷口選手 例えば、ひとつは食ですね。ハンバーガーとかラーメンとか、ジャンクなものが実は好きなんですけど、シーズン中はやめておこうとか。食べるなら、栄養バランスがいいものを選択するようにしています。外食ももちろんしますが、寮母さんが作ってくれる食事をうまく利用しながら、体にいい食生活を心がけていますね。あとは強い体に産んでくれた親に感謝と、集中力が怪我のリスクを減らすポイントかなと思います。ーー集中力ですか?谷口選手 目や耳など五感をしっかり使って集中しながら練習しています。これは高校時代からしていることで、自分のいいルーティンになっていますね。あとは体の動かし方も大事なこと。この動きをすると怪我するな、と思うことはやりません。うまくコントロールすることをかなり意識しています。「もっと具体的にお話したほうがいいですよね、わかりにくいですよね」と、こちらの意図を察して丁寧に答えてくれた谷口選手。何かに集中するのも大事だけれど、集中しすぎて気づかぬうちに無理をしてしまう。それを防ぐためには、自分自身を俯瞰で見つめることも大切ということでしょうか。谷口選手の自己コントロール法は、私たちの実生活でも大いに参考となりそうです。ーー節制はしないけれど、状況を的確に判断して無理はしない。谷口選手の性格を表しているように思えますが?谷口選手 そうですね、慎重ですね(笑)。周囲を見ながら動きますし、これはいまのポジションであるDFに通じることだとも思います。ーーひょっとして、恋愛も奥手なんですか?谷口選手(キッパリと)いや、男らしく自分からアタックします。ーーさすが、カッコいい!では、女性に求めるものは何ですか?谷口選手(悩みながら)癒しと…刺激かな。僕とは違った視点や感性を持っていると、刺激を受けますよね。それは相手もそうであってほしい。お互いが高め合える存在だといいと思います。個々を尊重しあえるパートナーがよさそうです♡ 以上、素顔もとびきり男前な谷口選手でした。来季も端正なお顔と、安定感抜群のプレーを拝めることを楽しみにしていましょう!Information谷口彰悟1991年7月15日生まれ。熊本県熊本市出身。2014年、筑波大学から川崎フロンターレに加入。巧みなカバーリング技術と空中戦の強さが武器。守備面での貢献はもちろんだが、最終ラインからのビルドアップで他の選手との違いを生み出すことができる稀有な存在。2017年~2018年リーグ戦フルタイム出場を継続中。2018年、Jリーグベストイレブンに初選出される。川崎フロンターレが出場する2019年最初の試合情報FUJI XEROX SUPER CUP 2019開催日:2019年2月16日(土)キックオフ: 13:35会場:埼玉スタジアム2002対戦チーム:川崎フロンターレ vs 浦和レッズ地上波放送:日本テレビ系全国ネットにて生中継チケット一般販売:2019年1月13日(日)10:00~チケット購入:Jリーグチケット
2018年12月31日人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」に、ドクターヘリの整備士役として出演し注目を集めた若手俳優・岩井拳士朗。現在、秋ドラマが放送されているが、なんと岩井さん、今期は3作品に出演しており、その活躍に熱視線が送られているようだ。1992年9月24日鹿児島県出身、現在26歳の岩井さん。「昆虫飼育」「化石探し」と少々変わった趣味を持つ彼は、雑誌「CHOKiCHOKi」でモデルデビューし、「いつかティファニーで朝食を」『サクラダリセット』『心が叫びたがってるんだ。』に出演。近年では、山下智久主演「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」での整備士・鳥居誠役が話題に。そんな“寡黙なメカニック男子”に続き、7月から放送された「インベスターZ」では“マッシュルームカットのITオタク”を熱演と、幅広い役柄を演じ分けている岩井さんが今回出演している10月ドラマは、NHKプレミアムドラマ「主婦カツ!」、テレビ朝日ほかにて放送中の「深夜のダメ恋図鑑」、そして月9ドラマ「SUITS/スーツ」の3作品。鈴木保奈美主演の「主婦カツ!」では“スーパーのバイトリーダー”飯島裕人役。人気漫画を原作に、馬場ふみか、佐野ひなこ、久松郁実がダメ男たちをぶった切る、女性共感必至ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」では“ダメ男を諭す常識サラリーマン”。織田裕二&中島裕翔(Hey! Say! JUMP)共演作「SUITS/スーツ」では“嫌味な弁護士”館山健斗役と、こちらの3作品もまた違った役どころに挑戦している。また、「SUITS/スーツ」ではそんな“嫌味な弁護士”だけで終わらず、色々な展開が待っているようで、今後の動向にも目が離せない。これまでも含め、様々な役どころに挑戦している岩井さんだが、役ごとに雰囲気が大きく違うために、“岩井拳士朗が出ている”と認知されづらい…。しかし岩井さん本人は、「役者として本望です!」と言い切り、「もちろん、“あ、岩井拳士朗だ”と思ってもらえたらそれは嬉しいですが、その前に頂いた役を生きて画面に存在することが楽しくて仕方ないので、“あの役誰だろう”と気になってもらえたらそれで十分かもしれないです(笑)」と語っている。そして今回、秋の連続ドラマ3作品に出演していることについては、「本当にありがたいです。それぞれの作品で雰囲気はもちろん違いますが、現場でスタッフの皆さんと作り上げていく作業がとにかく楽しくて。ひとつひとつを丁寧に、俳優部として全力で挑むのみです」と力強く話している。またドラマだけでなく、もうすぐ公開の映画『アウト&アウト』にも出演。「藁の楯」で知られる木内一裕の一癖も二癖もある魅力的なアウトローたちが織りなす、同名犯罪エンターテインメント小説を、原作者自らが監督を務めて完全実写映画化した本作では、遠藤憲一演じる主人公を陥れる“若き暗殺者”池上数馬役を熱演しており、銃を使ったり撃たれたり、人を殺めたりと、自身初めてづくしの経験したそうで、これもまた違った彼の姿が見られそうだ。<岩井拳士朗 出演ドラマ&映画概要>・「主婦カツ!」は毎週日曜日22時~NHKBSプレミアムにて放送・「深夜のダメ恋図鑑」は毎週日曜日23時35分~ABCテレビ(関西)、毎週土曜日深夜2時30分~テレビ朝日(関東)にて放送・「SUITS/スーツ」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送・『アウト&アウト』は11月16日(金)より全国にて公開(cinemacafe.net)
2018年10月27日ミュージカル『レ・ミゼラブル』新キャストお披露目会見が10日、都内で行われ、佐藤隆紀(ジャン・バルジャン役)、上原理生(ジャベール役)、伊礼彼方(ジャベール役)、濱田めぐみ(ファンテーヌ役)、屋比久知奈(エポニーヌ役)、三浦宏規(マリウス役)、熊谷彩春(コゼット役)、斎藤司(テナルディエ役)、朴璐美(マダム・テナルディエ役)、小野田龍之介(アンジョルラス役)が登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,172回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。佐藤は「いつか、という思いでいたけど、正直こんなに早く受かるとは思ってなかったので、焦っています」と心境を表す。「自分のスキル、そして内面が伴って、これから本番に向けて、スキルアップしていきたい」と意気込んだ。伊礼も「いつかジャベールをやりたい」と思いつつ、「思ったより早くこの役にたどり着けたので、自分の持ってるワイルド感、イケメン感、悪役感、培ってきた引き出しをすべて駆使して挑みたいと思います」と語った。一方、これまでのアンジョルラス役から役替わりとなった上原は「あぐらをかきたくない」「違う役をやってみたい」という思いから、今回ジャン・バルジャン役とジャベール役のオーディションを受け、ジャベール役を射止めたという。「たくさん革命をしてきた私が、今回から革命を鎮圧する側に回りました。全く違う『レ・ミゼラブル』の景色が見れるんじゃないかなという楽しみがあります。どれだけできるかわからないんですけど、2幕頭の『昔は俺も戦った』という台詞は説得力があるんじゃないかなと思います」と会場を笑わせた。ファンテーヌ役の濱田は「"まさかハマメグが!? と驚かれたと思うんですけど」と苦笑。「お客様として楽しむ作品だなと思ってたんですが、オーディションを受けさせていただくタイミングがありまして。自分が亡くなって、天国に行く時に後悔したくないなと思いました」とオーディションを受けた時の心境を明かす。朴も「独立したばかりで、もうちょっとチャレンジしてもいいのかな」と決意。オーディション時には「『璐美はキャット、猫のようにコゼットを追い詰めて!』と言われて『なんだ!?』と思ったけど、『自由にやってみちゃえばいいじゃない』とスイッチが入ったのを覚えています。あっという間に終わって、扉を出た瞬間に大号泣しました」と振り返った。お笑い芸人・トレンディエンジェルとして活躍する斎藤は「大先輩の方々に囲まれて本当に緊張しまして、歯が痛い」と普段とは雰囲気が違う様子。「皆が愛している作品ですし、足を引っ張らないようにやらせていただければ」と意気込んだ。オーディションの話題に注目が集まったが、『モアナと伝説の海』ヒロインでも知られる屋比久は、「ワークショップのような形でオーディションを進めていただいて、私が今まで知らなかった感情に出会える場だった」と振り返る。17歳の熊谷も「高校で友達に話しかけるように歌ってみて」というアドバイスで歌った結果、「『目の奥でキラキラしているのが見えたよ』と言われたのが本当に嬉しかった」と様子を語った。上演時には20歳で、史上最年少のマリウスとなる三浦は、オーディションで「演出家の方に『カフェ・ソング1曲の中にもいろんな感情があって、それを表現して欲しい』と言われて、表現したいと思っても、技術が伴わず、思うようにできなくて。それが本当に悔しくて、泣きそうになるくらいできなかった」と当時の心境を吐露。「絶対に、次はもっと自分が経験してできるようになってやろうと思っていたのが、選んでいただけたので、あと少しの時間しかありませんけど、万全の状態で挑んでいきたいと思います」と決意を新たにした様子だった。また、実は「15歳の時にもオーディションを受けて最終選考まで残っていた」という小野田。「どの作品よりも見ている」とレミゼ愛を語る。オーディションでは譜面をもらっていなかった『ア・ベ・セー・カフェ』前半も急遽歌うことになったものの、「『いけますよ』と答え、好きでよかった。見事に歌詞が出て、自分のことを尊敬しました」と笑顔を見せた。東京公演は帝国劇場にて2019年4月19日〜5月28日(プレビュー公演 4月15日〜4月18日)。他、名古屋公演、大阪公演、福岡公演、北海道公演と全国ツアーを予定している。
2018年10月10日岩井俊二が手がけた中国映画『チィファの手紙』が日本上陸。2020年9月11日(金)より公開される。岩井俊二監督が手がけた初の中国映画、日本上陸『チィファの手紙』 は、『Love Letter』をはじめ、『スワロウテイル』、『リリイ・シュシュのすべて』、『花とアリス』 、『リップヴァンウィンクルの花嫁』、原作がアニメーション映画になった映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』といった話題作の数々を手がける岩井俊二が、初めて手掛けた中国映画だ。もうひとつの“ラストレター”松たか子、広瀬すず、福山雅治といった面々が出演する『ラストレター』と同じく、自身の小説「ラストレター」を原作に描いた物語が展開される。もうひとつの“ラストレター”ともいえる『チィファの手紙』 では、中国を舞台に、過去と現在、2つの世代を通して淡く美しいラブストーリーが描かれる。あらすじ亡くなった姉・チーナン宛に届いた同窓会の招待状。 妹のチィファ(ジョウ・シュン)は、姉の死を知らせるために同窓会に参加するが、 姉の同級生に姉本人と勘違いされた上に、初恋相手の先輩・チュアン(チン・ハオ)と 再会する。姉ではないことを言い出せぬまま姉のふりをして始めた文通があの頃の初恋の思い出を照らし出す―。ジョウ・シュン、チン・ハオなど豪華キャスト出演主演のチィファ役は、アジア映画賞の女優賞を総なめにし、中国四大女優と称されるジョウ・シュンが演じる。初恋相手・チュアン役は、日中合作映画『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』にも出演したチン・ハオが務める。その他、日本版同様に豪華キャストが集結した。プロデュース・脚本・編集・音楽を岩井俊二が担当岩井俊二はプロデュース、脚本、編集、音楽を担当。撮影監督は日本版『ラストレター』でも撮影を務めた神戸千木、プロデューサーはアジア映画業界の巨匠ピーター・チャンが務めた。岩井俊二は『チィファの手紙』を振り返り、「僕自身初めての中国映画であるということ。みずからの原案を複数の国で撮影するということ。なかなか挑戦的なプロジェクトで実現に相当な時間もかかりましたが、無事完走出来て、改めて振り返るとすべてが忘れ難い思い出です」とコメントした。『チィファの手紙』は中国では2018年11月に公開され、中国映画としてはその週の興行ランキング1位を獲得。北米、オーストラリアほか各国でも称賛を浴び、中国のアカデミー賞とされる第55回金馬奨では、最優秀主演女優賞・助演女優賞・脚本賞の3部門でノミネートされた。詳細『チィファの手紙』公開時期:2020年9月11日(金)監督:岩井俊二脚本:岩井俊二出演:ジョウ・シュン、チン・ハオ、ドゥー・ジアン原作・編集・音楽:岩井俊二原題:「你好、之華」配給:クロックワークス
2018年08月06日数々の名作を生み出してきた稀代の映像作家・岩井俊二によるオリジナルラブストーリー『Last Letter』が来年公開されることが決定。松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ら豪華俳優陣を迎え、夏の宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いていく。■あらすじ岸辺野裕里(松たか子)は夫と子ども2人の4人暮らし。裕里は姉・遠野未咲の葬儀で、母親の死を受け入れられずにいる未咲の娘・遠野鮎美(広瀬すず)と久しぶりに再会する。裕里は未咲宛に来ていた同窓会の知らせを見つけ、後日、未咲の死を伝えるために同窓会に参加することに。そこで学校のヒロインだった未咲と間違われた裕里は、自分が妹であることを伝えられず、その場を乗り切ってしまう。しかし、そのことがきっかけで、自身の初恋の相手であり、小説家として暮らす乙坂鏡史郎(福山雅治)と再会することに。鏡史郎は裕里を未咲と誤解したままで、連絡先を交換。“君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?”鏡史郎から未咲宛のメッセージを受け取る裕里の胸中は複雑。だが、未咲と間違われながらも初恋の人との交流に胸を躍らせ、夫にやりとりが知られぬよう、手紙には自分の住所、返信先を載せないで鏡史郎へ手紙を送る。一方、返信先の無い手紙を受け取った鏡史郎は、未咲の実家に返信を送るが、いまそこに住んでいるのは未咲の娘の鮎美。亡き母宛に立て続けに送られてくる手紙には、学生時代の鏡史郎(神木隆之介)と未咲(広瀬すず)の淡い思い出話が綴られていた…。■岩井俊二、初めて故郷をロケーションに設定し描く名作『Love Letter』(’95)を感じさせる世界観でありながら、全く新しいエンターテイメントとして作り上げていく本作。監督・原作・脚本・編集を務めるのは、『花とアリス』の前日譚、長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』や『リップヴァンウィンクルの花嫁』を手掛ける岩井監督。自身の原体験を詰め込んだ集大成として、初めて出身地である宮城でのロケーションで本作に挑む。また、『告白』『君の名は。』など数々のヒット作を世に放ち続ける川村元気が、企画・プロデュースとして念願の岩井監督とタッグを組む。岩井監督は、「ご一緒するのが初めての俳優さんもいるし以前お仕事をしたことのある俳優さんもいます。プロの俳優さんもいればそうでない方もいます。そこからどういう化学反応が起きるか今から楽しみです」とコメントしている。■松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治…超豪華俳優が共演!本作の主人公で主婦の岸辺野裕里を演じるのは、初主演映画『四月物語』以来約20年ぶりの岩井監督作品への出演となる松たか子。裕里の姉・未咲の高校生時代と、未咲の娘(裕里の姪)遠野鮎美という“母娘”を、今回岩井組初参加の広瀬すずが一人二役で演じる。また、同級生の未咲に恋をし、ひょんなことから裕里と文通を始めることになる乙坂鏡史郎を、岩井監督が出演を熱望した福山雅治に決定。そして、高校生時代の鏡史郎役を神木隆之介が演じる。■キャストコメント到着(一部抜粋)松たか子「”今”の仕事になるよう…」岩井監督と仕事をするのは、本当に久々で、『四月物語』から時間を経て、再びお話しをいただけてとてもうれしかったです。このお仕事をしていて、新しい方と出会うことも面白いことではありますが、一度ご一緒した方に声をかけてもらえると「あっ、嫌われてはいなかったのかな」とも思ったりします(笑)。でも時間は経っているので、”今”の仕事になるよう、一生懸命頑張りたいと思っています。広瀬すず「嘘なく演じられるよう頑張ります」岩井さんの作品に参加させて頂けることが、とにかく嬉しいです。岩井さんの作られる映画の空気が大好きなので、カメラの前で感じられた空気、温度を大切に、嘘なく、演じられるよう頑張ります。キャストの皆様もご一緒させて頂いたことがある方が多いので、楽しみです!神木隆之介「嬉しさとプレッシャー」僕にとって憧れでもある福山雅治さん。今回は福山さんの学生時代を演じさせて頂くので、嬉しさとプレッシャーでいっぱいですが、先輩の胸をお借りするつもりで丁寧に演じたいと思います。広瀬すずさんは、以前ドラマでご一緒させて頂きましたが、また共演することが出来て嬉しいです。素敵な共演者の皆さんに囲まれて芝居が出来る喜びを噛みしめながら、日々撮影に励みたいと思います。福山雅治「それぞれの出会いにとても興奮」唯一無二の美しさで描かれる岩井監督作品への初参加、そして、松さんとはおよそ20年ぶりにご一緒させていただけること、それぞれの出会いにとても興奮しています。監督からオファーをいただいた「乙坂鏡史郎」という役柄は、監督自身のドキュメントを色濃く反映しているキャラクターだと感じています。その役を、監督の故郷である夏の仙台で撮る。岩井監督が平成最後の夏に『Last Letter』という作品を撮られることの意味、そしてその現場に立ち会えることの幸運を全身で感じながら撮影に臨ませていただきます。■バラエティに富んだキャストも参加!そのほか、数々の美少女を発掘してきた岩井監督が新たに出会った新人・森七菜が、松さん演じる裕里の娘・颯香と高校生時代の裕里の2役に挑戦。また、裕里の夫で漫画家の岸辺野宗二郎役に庵野秀明、裕里の義母・昭子役に歌手・水越けいこ、そして教師役で小室等ら、ユニークなキャスティングが実現した。『Last Letter』は2019年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年08月03日映画監督・岩井俊二の最新作『Last Letter』(2019年公開)が映画化されることが3日、明らかになった。松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが出演する。同作は岩井俊二監督によるオリジナルのラブストーリーで、夫・子供2人と暮らす岸辺野裕里(松)が、姉・未咲の死をきっかけに初恋の人・鏡史郎(福山/神木)と再会し、そこから始まった手紙の行き違いが姪・鮎美(広瀬)を巻き込んでいく。20年以上のキャリアで熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、自身の原体験を詰め込んだ集大成として、初めて出身地である宮城でのロケーションで挑む。主演の松は、初主演映画の『四月物語』(98)以来約20年ぶりの岩井監督作品への出演となり、映画では『小さいおうち』(14)以来、約4年振りの主演に。また広瀬は裕里の姉・未咲の高校生時代と、未咲の娘である遠野鮎美という"母娘"を一人二役で演じる。福山が演じるのは、同級生であった未咲に恋をし、再会を願って同窓会に参加、ひょんなことから裕里と文通を始めることになる乙坂鏡史郎。神木が高校生時代の鏡史郎役を務め、二人で一役を演じる。さらに、数々の美少女を発掘してきた岩井監督が出会った新人・森七菜は、松演じる裕里の娘・颯香と高校生時代の裕里の二役を演じる。数々のアニメーションや実写映画で監督を務める庵野秀明、歌手として活躍する水越けいこ、小室等といった様々な分野で活躍するユニークなキャスティングが実現した。音楽は小林武史、企画・プロデュースは川村元気とヒットメーカーが集結。岩井は「かつて『Love Letter』という映画を作りましたが、当時は手紙のやりとりのあった時代でした。あれから通信手段は激変し、SNSでやり取りできてしまうこの時代にあって、手紙を使った物語は現代においては不可能だと思っていましたが、ある日それを可能にするアイディアを思いついてしまったところからこの物語の構想がスタートしました」と振り返り、「どういう化学反応が起きるか今から楽しみです」と期待を寄せた。○松たか子コメント岩井監督と仕事をするのは、本当に久々で、『四月物語』から時間を経て、再びお話しをいただけてとてもうれしかったです。このお仕事をしていて、新しい方と出会うことも面白いことではありますが、一度ご一緒した方に声をかけてもらえると「あっ、嫌われてはいなかったのかな」とも思ったりします(笑)。でも時間は経っているので、"今"の仕事になるよう、一生懸命頑張りたいと思っています。だいぶ大人になって岩井さんとまたお仕事できる楽しみが今回の役にはあるのかなと思っています。この作品には切ない気持ちみたいなものが溢れていますが、決して岩井さんがそれだけを思っているのではないのかも、とも思います。回想シーンがまるで“今”のように描かれていますので、うまくそれがつながっていくといいなと思います。緊張したまま終わるのかなって思いますが、それでもいいかなって思っています(笑)。○広瀬すずコメント岩井さんの作品に参加させて頂けることが、とにかく嬉しいです。岩井さんの作られる映画の空気が大好きなので、カメラの前で感じられた空気、温度を大切に、嘘なく、演じられるよう頑張ります。キャストの皆様もご一緒させて頂いたことがある方が多いので、楽しみです!○神木隆之介コメント岩井監督の作品に初めて参加させて頂くことになりました。過去作品も拝見しており、人間味溢れる暖かい作品が多い印象なので、今回演じる乙坂鏡史郎として、岩井監督が撮られる世界観の中で精一杯生きたいと思います。そして、僕にとって憧れでもある福山雅治さん。今回は福山さんの学生時代を演じさせて頂くので、嬉しさとプレッシャーでいっぱいですが、先輩の胸をお借りするつもりで丁寧に演じたいと思います。広瀬すずさんは、以前ドラマでご一緒させて頂きましたが、また共演することが出来て嬉しいです。素敵な共演者の皆さんに囲まれて芝居が出来る喜びを噛みしめながら、日々撮影に励みたいと思います。○福山雅治コメント唯一無二の美しさで描かれる岩井監督作品への初参加、そして、松さんとはおよそ20年ぶりにご一緒させていただけること、それぞれの出会いにとても興奮しています。監督からオファーをいただいた「乙坂鏡史郎」という役柄は、監督自身のドキュメントを色濃く反映しているキャラクターだと感じています。その役を、監督の故郷である夏の仙台で撮る。岩井監督が平成最後の夏に『Last Letter』という作品を撮られることの意味、そしてその現場に立ち会えることの幸運を全身で感じながら撮影に臨ませていただきます。(C)2019「Last Letter」製作委員会
2018年08月03日「愛嬌のないところにM心がくすぐられます」というハライチ・岩井勇気さんに、愛に満ち溢れた相棒さん(にゃんこ)との生活を見せて(自慢して?)いただきました。熱烈に好意を寄せてこないから、僕と合うんです。「僕、アニメが好きなんですけど、三次元の人間は、かわいさの点において二次元のキャラクターには絶対に勝てないんですよ。でも、猫は、どんなにかわいく描かれていたとしても、現実に生きている猫の方が断然かわいい。猫は、この世で二次元に対抗できる、唯一の存在なんです」そんな魅力に惹かれ、猫カフェに通っていたが、4年前、動物病院にあった里親募集のチラシを見て、実家で飼うことに。「いつでもモネに会えるようになって、猫フラストレーションが溜まらなくなりましたね。猫カフェ時代、かわいがってた猫がいたんですけど、愛嬌があって犬っぽい性格だったんです。でも、モネは『エサちょうだい』とすり寄ってもきません。僕自身、熱烈に好意を向けてくる人は苦手なんで、モネが野良猫っぽいというか、猫に振り切った性格でよかったです」ボール遊びひとつとっても、モネさんらしさが炸裂!「ボールを投げると、いったんは取りに行ってくわえるんですけど、戻ってくる途中で捨てちゃうんです。『思い通りになると思うなよ。お前が取りに行け!』みたいな。一筋縄でいかないとこがたまらないし、M心がくすぐられます」それでいて、岩井さんが遊んでくれないと後ろからソロリソロリ近づき噛んでくるツンデレぶり。「家族の中で、噛まれる回数は僕がいちばん多いですね。飼い主と認識されてないみたいで、ヒエラルキーの最底辺にいます(笑)」いわい・ゆうき1986年7月31日生まれ。埼玉県出身。‘05年、澤部佑とハライチを結成。ボケとネタ作り担当。レギュラー番組に『おはスタ』(テレビ東京)、『アニニャン!』『ハライチのターン!』(共にTBSラジオ)など。モネさん2014年6月8日生まれ。雑種。尿管結石になりにくいとの理由でメスを飼うことに。名前の由来は画家のモネだが、「よく考えると印象派は好きではない」。岩井さんのTwitter(@iwaiyu_ki)にたびたび登場。好物はしらす。※『anan』2018年7月4日号より。写真・岩井勇気取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年06月29日あえて昭和風に言うならば、まさに凸凹コンビ。のほほんとした優しい雰囲気が魅力の澤部佑さん。尖った刃のような鋭さを持つ岩井勇気さん。「ハライチ」として活躍するお二人にお話を聞きました。最近また、友達みたいな距離感に戻ってきてます。知っている人も多いかもしれませんが、ハライチの出会いは幼稚園時代。小学校5年生で同じクラスになり、いつの間にやら意気投合。同級生に「二人のノリにはついていけないよ…」と言われたコンビは、32歳になる今も、共に同じ道を歩んでいます。――二人のノリと雰囲気は、小学校5年生くらいからず~っと変わらない感じなんでしょうか?澤部:あ、たぶんそうなんでしょうね(笑)。ずっと、同じことを面白いと思えているところは、ハライチの強みだと思います。まあ一方では、進化してないってことかもしれないですけど。岩井:あぁ、そうね(笑)。――幼稚園で出会い、友達になったのが小学校5年生と伺っています。クラスが一緒になって、いきなり仲良くなったんですか?岩井:最初は、見てるテレビが一緒程度の話だったと思いますよ。たぶん『ボキャブラ天国』の話とかしてたんじゃないかな。でも同じものを面白いと思ってると、それだけで仲良くなるじゃないですか。そこからです。澤部:6年生になって一緒に学級新聞を作り始めまして。壁貼りの新聞。そこにオリジナルのカードゲームを付けて、「やりたい人は取ってください」ってしたんですけど、誰も取ってくれなくて(笑)。結局二人でやるっていう、ね。岩井:うん。当時流行ってた<遊☆戯☆王>のカードみたいに、ゲーム性も持たせたんですけど。全然ウケなかったですね。あと、俺はマンガを描いてたな。で、澤部が小説を書いて。澤部:そうそう、二人でそれぞれ連載を持ってました。なんか、放課後に二人でキャッキャしながら作ってたのを覚えてます。その工程が、すごく楽しかったんだと思います。――岩井さんは?岩井:えー…、僕もキャッキャしてたと思います。はい、してました、してました(苦笑)。澤部:当時本当に二人で話すのが楽しくて、給食の時間に食べる班が違うのに、ずーっと二人で喋ってて。担任の先生に「お前らちょっと仲良すぎる」って怒られたり。仲良すぎるから怒られるって、意味分からないですよね。でも友達とかからも、「二人のノリにはついていけない」とか言われてた気がします。――ハライチでは、ネタを書いてるのは岩井さんですよね。岩井さんにとって澤部さんは、ご自身のネタを最も理想の形にしてくれる表現者、という感じですか?岩井:まあ、そうなんじゃないですか?ていうか、澤部は表現者でしかないですから(笑)。澤部:ちょっと!“理解のある表現者ですね”って言ってくれてるのに、その言い方!岩井:だって、澤部は表現者としか言いようがないじゃないか…。作ってるのは俺だし。あ、でも、前に役者さんにネタを書いたことがあって、それをやってもらったとき、結構面白かったんです。だから俺、誰に書いても面白いんだなって思いましたけどね(笑)。澤部:(笑)。岩井:でも、そのパターンはかなり稀有で、基本、芸人って、他の人とやらないんで、あんまりよく分からない。芸人は、意外と貞操観念が強いんです。うちのコンビはうちのコンビ、みたいなのが。――くだらない質問ですが、澤部さんは、岩井さんのネタが一番面白いと思ってますか?澤部:どうなんですかね…(ニヤニヤ)。でもたまに聞くんですけれど、よそのコンビは、初見でネタ合わせをしてもあんま笑わないことが多くて、ネタを書いている方がイライラする、とかって。そういう感じはないよな、と思いますけどね、うちは。岩井:うん。澤部:だいたい、こいつのスマホにざっくり書いてあるものを送ってもらって、それでネタ合わせをしていくんですけど、その間にも書いていないことをバンバン言ってくるんですよ。それが面白くて、思わず笑いながらツッコんだりとか…。結構いつも、楽しくやらせてもらってますね(笑)。――お笑いのコンビは、仲良しという概念だけではやっていけないですよね。ビジネスパートナーとしてのドライな一面も必要だと思います。ただ、やはりお互いどこか尊敬しているところがあるからこそ、長くコンビが続くのでは…と、ファンからすると夢を見てしまう部分があるのですが…。澤部:ん~、ある、んじゃないですかね。上手くいってるコンビは、やっぱりそれを持っていると思いますよ。それがなくなったら、解散ってことでしょう。岩井:ハライチがなんで長くやっているのかって、解散の理由がないからです。――活動を始めてからこれまでに、解散していくコンビをたくさん見ていると思うんですが…。岩井:澤部が言った尊敬云々もそうかもしれないけれど、売れないから解散するんだと思います。澤部:おい(笑)。岩井:そりゃそうですよ。そういう時期がなかったから。だからめちゃくちゃラッキーなんです、我々は。澤部:確かに、早めにテレビにも出させていただいて…。ネタのこととかでケンカはありますけれど、他で揉める要素は…。岩井・澤部:ないですよね。――揃った!!澤部:だからいいんです(笑)。――これだけ長くやってきて、改めて伺いますが、最近のお二人はどういう関係性なんですか?澤部:仲悪くなるってことはなかったんですが、一時期ビジネスパートナー寄りになった時期があり、最近はまたちょっと、戻ってきてますかね、友達に。岩井:うん。――そのきっかけは?岩井:……売れたからじゃないですか?(笑)澤部:そればっか(笑)。――でも、大事なんですね、売れるって。岩井:大事大事。澤部:だってカネがないとバイトしないといけなくなって、ネタ合わせの時間が減るわけじゃないですか。あと、心がどんどんギスギスしてくるし。――売れてよかったですね。岩井:よかったです(笑)。澤部:真面目に答えると、ラジオをやってるのも大きいと思いますよ。ラジオでフリートークをしながらふざけ合ってると、昔を思い出すというか、自分たちのノリを確認できる。岩井:そうだね。会っていない時間のお互いのことを報告し合う感じも、いいんでしょうね。ハライチとしてのコンビ活動以外に、最近では個人としても大活躍。“お笑い界きってのアニメ好き”といわれる岩井さんは『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』( TBS ラジオ、火曜21:00~)にパーソナリティとして出演中。澤部さんは、台本のない旅バラエティ『なりゆき街道旅』(フジテレビ系、日曜12:00~)にレギュラー出演中。左・岩井勇気さん、右・澤部佑さん。共に1986年生まれ、埼玉県上尾市原市出身。幼稚園時代に知り合い、‘05年にコンビを結成、特待生としてお笑いスクールに入学。‘09年、M-1グランプリの決勝に進出し、注目される。以降TVのバラエティ番組や、ラジオなどで活躍。岩井さんがボケとネタ作りを担当、澤部さんがツッコミ担当。※『anan』2018年6月6日号より。写真・小笠原真紀取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2018年05月31日●『アニニャン!』収録を終えた岩井を直撃3日にスタートしたお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気がパーソナリティを務めるTBSラジオの新番組『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』(毎週火曜 21:00~21:30)。この番組はお笑い界きってのアニメ・アニソン好きである岩井のもとに、様々なゲストを呼び、アニメ作品の楽しみ方を紐解いていくという内容だ。『アニニャン!』の収録を終えた岩井に、同番組の見どころやアニメの魅力などを聞いた。○「岩井くらいがお試しでちょうどいいんじゃないかって(笑)」岩井勇気お笑いコンビ・ハライチのボケ担当。1986年7月31日生まれ。趣味:アニメ・アニソン関連、邦楽LIVE鑑賞、麻雀特技:サッカー(県1位)、フットサル(全国3位)、ピアノ――『アニニャン!』のパーソナリティを岩井さんご自身が務めることについて、感想をお聞かせください。そうですね、結局は俺なんじゃないかなと思いましたけどね。もっと知名度が高いアニメ好きの人にやらせて失敗したら目も当てられないので、岩井くらいがお試しでちょうどいいんじゃないかって(笑)。一回先陣を切らすにはちょうど良い人間なんじゃないかと、俯瞰的に見て思いました。俺が足場作って、本当に人気ある人が今後やる可能性も秘めてるのはわかってますので(笑)。――いやいや、そんなことないですよ! 岩井さんといえば、コンビとして出演している『ハライチのターン!』をはじめ、TBSラジオによく出られているイメージです。いつの間にかですね。TBSラジオが岩井を欲してるんで(笑)、「いい女」じゃないですけど、求められたら応えていこうかなと思ってます(笑)。――5日放送の『ハライチのターン!』では、収録前のスタッフとの打ち合わせの際に、ちょうど『アニニャン!』が放送されていたとお話しされていました。『ハライチのターン!』のスタッフさんと聞くという地獄の時間でしたね。「なにを言ってるか分からない」ってポカーンとしてましたね。でも『ハライチのターン!』のスタッフは、TBSラジオの2軍ですので、なにを言おうが気にならないですけど(笑)。『アニニャン!』は1軍のスタッフでやっていますので。――17日の『アニニャン!』放送回では、10日放送回に続いて声優の松岡禎丞さんがゲストに登場しますね。憧れの声優さんでいろんなアニメで聞かせていただいていたので、すごくお会いしたかった方です。お忙しいでしょうし、まさか来ていただけるとは思わなかったです。○マニアックすぎる話題も飛び出した放送――収録後もかなり話し込んでいましたね。そうですね。聞きたいことがいっぱいあったんですけど、放送では時間の都合上、半分も聞けなかったですね。また来ていただけたらいいなと思います。――収録では「オメガバース」という話題も飛び出していました。ワードが出た時点で笑っちゃいましたけどね(笑)。BL作品を見ていって、さらにもうちょっと見ていった先にあるマニアックなジャンルですので。TBSラジオ、しかも21時台でこのワードが出るとは思わなかったです(笑)。●「バラエティ番組をあまり見てこなかった」――今後も番組では、ゲストを呼んでいく予定ですか?第一回は岩井だけでやりましたけど、岩井だけでずっと聴いてもらえるわけでもなく(笑)。ブッキングをとにかく頑張って、今後も声優さんやアニメクリエーターの方、アニソンシンガーの方などに出演してほしいです。『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』お笑い界きってのアニメ、アニソン好きのハライチ岩井勇気のもとに毎回様々なゲストを呼び、 岩井のシニカルな視点と、ゲストのまっすぐな視点(?)の相乗効果によりアニメ作品の世界の楽しみ方を紐解いていく。○岩井勇気が会いたいと語る女性声優は――『アニニャン!』にぜひ呼びたいという方はいますか?能登麻美子さんという女性声優さんに、ぜひ一度お会いしたいと思っています。テレビやネットに出てる能登さんは能登さん役の女優が演じていて、能登さんの声は”概念”ではないか、実は存在しないんじゃないかと僕の中ではなっているので(笑)、ぜひお会いしたいです。――岩井さんは昔からアニメ好きだったんですか?昔から好きでしたね。アニメがやっていたら絶対見ていましたし。僕はお笑いをやっていますが、バラエティ番組をあまり見てこなかったんですよ。バラエティを見るんだったらアニメ見てたんで。芸能人にお会いしても、僕はそこまでテンション上がらないんですが、声優さんに会うとテンションが上がるというか緊張します。――そんな声優さんたちとは『アニニャン!』で共演する機会も多そうです。岩井さんにとっては、最高の仕事ですね。本当に最高ですね(笑)。TBSラジオで週に2回、自分の気持ちを公に話せる番組があるというのは、ありがたいです。好きなことをやっているので、仕事をしていると感じないときもありますね。○『アニニャン!』への抱負は「とにかく1年続ける」――『アニニャン!』で今後していきたいことはありますか?やっぱりイベントをやりたいですね。朗読やコントでもいいですし、アニソンシンガーの方の歌ゾーンもあったりしたら、かなり盛り上がると思います。――最後に『アニニャン!』への抱負をお聞かせください。とにかく面白いアニメトークになるように話を盛り上げて、とにかく1年は続けたいです(笑)。1年やったら、誰かの記憶には残ると思うので。1クールで終了してしまったら、なかったと一緒ですので(笑)。
2018年04月16日女優の芦田愛菜が、16日に放送されるTBS系バラエティ特番『池上彰と“女子会”』(23:56~)にゲスト出演し、ジャーナリストの池上彰氏と初共演を果たす。同番組は、知の巨人・池上氏と女子タレントたちという異色の組み合わせながら、イマドキの女子たちのリアルな悩みに池上がズバリ答えるという内容。昨年10月4日に放送され好評を博し、このたび第2弾として16日と23日の2週にわたって放送する。16日の放送では、池上と進行アシスタントの陣内智則、そして“女子会”ゲストに、池上とテレビ初共演となる芦田愛菜をはじめ、いとうあさこ、瑛茉ジャスミン、大久保佳代子、小倉優子、佐藤仁美、辻希美、藤田ニコル、舟山久美子、ホラン千秋(50音順)が登場する。池上は、“女子会”メンバー最年少の芦田愛菜が熱心な読書家であることを紹介。芦田が「私は活字中毒で、月に10~15冊ほどの本を読む」と話すと、池上も「自分も子どもの頃、本ばかり読んでいて親に叱られた」と打ち明け、2人の読書体験に興味津々の女子たちに「子どもに本を読ませるためには、親が読み聞かせをして、自身も本を読むことが大切だ」と話す。そして、試しに池上が女子たちに抜き打ちの国語テストをすると、芦田は池上もうなるほどの語彙力を発揮。女子たちは、読書が重要であると納得する。(C)TBS
2018年04月13日ユニクロのTシャツブランド「UT」は、世界中で愛されているキャラクター「ドラえもん」がデザインされた「ドラえもんUT 」15アイテムを、5月25日から全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売する。現代アートの巨匠、村上隆が展覧会「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」に出展した作品の柄と、まんがのドラえもんがデザインされた柄の大きく2つのデザインで展開。Tシャツのほかに、村上隆作品が描かれたドラえもんのぬいぐるみも登場する。©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro村上隆が描いたドラえもんのアート作品が、UTとなって初めて登場。村上隆が展覧会のために描き本展覧会のメインビジュアルにもなったアート作品『あんなこといいな 出来たらいいな』のアートワークを取り入れたTシャツとぬいぐるみが発売される。ドラえもん、のび太といったキャラクターをはじめ、ひみつ道具や村上隆氏の代表作「お花」がカラフルに描かれた作品がUTを舞台に表現され、のび太がドラえもんに助けを求めるシーンを集めたユーモア溢れるTシャツや、タケコプターやスモールライトなどお馴染みのひみつ道具がプリントされたTシャツなど、ドラえもんの世界観を表現したアイテムがラインアップする。展開は、メンズ Tシャツ(XS-4XL、1,500円)、キッズ Tシャツ(100-160、990円)、ぬいぐるみ(2,990円)。キッズ商品は、キッズ商品取り扱い店舗のみでの販売。ぬいぐるみは、一部のマーケットのみ、Tシャツの取り扱いサイズは、店舗によって異なる。
2018年04月06日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、4月3日よりTBSラジオでスタートする新番組『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』(毎週火曜 21:00~21:30)に出演することが決定した。岩井勇気この番組はお笑い界きってのアニメ、アニソン好きの岩井のもと、様々なゲストを毎回呼び、岩井のシニカルな視点とゲストとの相乗効果によりアニメ作品の楽しみ方を紐解いていくという内容だ。岩井は自身のTwitterで「TBSラジオにて来月4月3日から毎週火曜日ハライチ岩井のアニメのラジオがスタートします!TBSラジオでは珍しいアニラジ! 毎週聴いてニャン!」と告知している。また岩井は現在、ハライチとしてTBSラジオ『ハライチのターン!』(毎週木曜 24:00~25:00)にも出演中だ。
2018年03月21日『ジキル博士とハイド氏』に着想を得て、三谷幸喜が書き下ろしたコメディ『酒と涙とジキルとハイド』。その4年ぶりの再演が決定。初演に引き続き藤井隆が、ジキル博士との“ふたりひと役”をさせられる、役者のビクター役に挑む。【チケット情報はこちら】体力的にとにかくきつかったと語る藤井だが、彼が大切にしていたのが、三谷のあるひと言だ。「稽古初日に『何も残らないものにしたいんです』とおっしゃったんですよね。それってすごく難しいことだなと。本番中はお客さまに笑っていただき、非常に幸せな気分になれるのですが、やはり立ち戻るのは三谷さんのあの言葉。ちょっとでも自分がよれてしまったり、せりふを間違ってしまったりすると、何も残らなかったことにはならない気がして…。かといって毎回ベストを尽くせたとしても、また何かが残ってしまう気がして。これは本当に難しいことだなと思いました」再演が決まり、初めて初演時のDVDを見た藤井は、あることに気づいたという。「笑いました。ほんとに何も残らなかったから!(笑) 改めて三谷さんって面白いなと、すごいなと思いましたね。僕、自分を商品として客観的に見た時に、『君って何なの?』と自問自答ばかりしていたんです。芸がないから芸人でもないし、俳優でも、歌手でも、タレントでもない。自分自身の肩書きに悩まされてしまった事があったのですが、初演の時に三谷さんが、『藤井さんはコメディアンですよ』って言ってくださったんですよね。いまだに芸人とコメディアンの違いは正直わからないですけど、三谷さんにそう言っていただけたことですごく救われた気がして。そういう人に対する接し方と同じく、三谷さんって作品に対してもすごく真摯な方だと思います」藤井以外にも、片岡愛之助、優香、迫田孝也と初演時のキャストが再び集結。中でも藤井は、本作で初舞台を踏んだ優香の魅力を強く推す。「この舞台って、すごく優香さんの魅力にあふれた作品だと思うんです。もちろん愛之助さんも、迫田さんも面白い瞬間はいっぱいあります!加えて 優香さんがとにかくチャーミングなんですよね。しかも初舞台だったにも関わらず、幕開きでいきなり独白って!僕だったら絶対に嫌ですもん(笑)。でもそこを軽やかに、大奮闘なさっていた優香さんとまたご一緒出来るのがすごく嬉しくて。ぜひ読者の皆さんにも、優香さんのチャーミングな姿を劇場で、生でご覧いただきたいなと思います!」公演は4月27日(金)から5月26日(土)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月19日「コード・ブルー」への出演で話題になり、じわじわときている若手俳優・岩井拳士朗。様々な役柄に扮してきた彼が、女子のハートを釣り上げる“釣り男子”に扮した「胸キュン釣りCM」が話題となっている。こちらは毎週土曜日17時30分~テレビ大坂ほかにて放送中の釣り番組「THEフィッシング」内で流れる、大型釣具店「キャスティング」の3月3日(土)より放送されている新CM。出演するのは、モデル/俳優とマルチに才能を見せる若手俳優の岩井さん。岩井さん扮する1人の冴えない男の子がカッコよく釣りを始め、水がかかったメガネを外すとイケメンに。釣りに興味がなかった女の子が、思わずキュンとなるという内容だ。岩井さんは「CHOKiCHOKi」でモデルデビュー後、個性的なファッションセンスと感度の高さから「メンズノンノ」「smart」などで活躍。その後ドラマ「いつかティファニーで朝食を」(日本テレビ)ではトリンドル玲奈演じる主人公の彼氏役を演じ、放送後にはネットメディアで“ペット系男子”と話題に。ほかにも舞台「若様組まいる」でスイーツ男子、「コード・ブルー」ではメカニック男子を演じ、今回は新たに“釣り男子”に挑戦。岩井さんは海釣りで投げとサビキの経験があったそうだが、投げの経験は少なかったため、事前に指導を受けながら川釣りを経験。指導スタッフも絶賛のロッドさばきで、躍動感のある映像になっている。地味な猫背男子から、メガネを外して魚を見せながら「やってみる…?」という最後の一言で、女子のハートまでも釣り上げてしまった岩井さん。クワガタのガチ飼育や化石探索など、変わった趣味を持つ岩井さんのナゾ多き私生活とともに、今後の変化ぶりにも注目していきたい。(text:cinemacafe.net)
2018年03月12日"JY"名義で歌手活動している女優の知英が、映画監督・岩井俊二氏とのコラボレーションにより新曲をリリースすることが21日、発表された。この音楽プロジェクトは、岩井氏が作詞を手掛けた「星が降る前に」を、5人のプロデューサーがそれぞれ楽曲を制作するというもの。『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』など岩井監督作のファンだったというJYが、ロサンゼルスで偶然出会ったことがきっかけで実現したという。JYの新曲「星が降る前に」は、岩井氏が作詞、ミュージックビデオ監督、楽曲プロデュースの3役を担当。同乗したタクシーの移動中、JYがしきりに空に浮かぶ星と月を見上げる姿にインスパイアされ、歌詞が生まれた。追って発表される参加プロデューサー陣には、ビッグネームから新進気鋭のトラックメーカーまでが名を連ねているという。岩井氏プロデュース楽曲のMVは、氷点下を記録するなど寒さ厳しい1月末に撮影。同曲は、ネスレ日本の「2018年度『キットカット受験キャンペーン』」のキャンペーンソングに採用された。なお、今作は完全生産限定商品となり、LPサイズの特製ジャケット仕様。豪華ブックレットとオリジナルトートバッグ付属の豪華な内容となっている。■JYコメント初めてLAでお会いした時に、私がつぶやいた一言をきっかけに歌詞を展開してくださったと聞いてとても特別な思いがしました。歌詞が映画のワンシーンのような情景です。MV撮影もずっとわくわくしていました。撮影現場での岩井さんの姿からは、映像へのこだわりが伝わってきました。岩井さんの世界に入れて楽しかったです。リップシンクをすべて2倍速で撮ったので出来上がりがとても楽しみです。映画のようなMVになると思います。■岩井俊二氏コメントジヨンさんとロサンゼルスでお会いした時、車中でふと見つけた月を無心に眺めていた姿が印象的でした。国を超えて活躍する彼女にとって星や月はどこから見ても変わらない心の拠り所なのかもしれないと勝手に想像しました。それがこの詞の原点でした。
2018年02月21日初主演映画『レオン』の公開が控える知英こと歌手のJYが、映画監督の岩井俊二とタッグ。岩井氏が作詞、およびMV監督を手掛ける新プロジェクトを発動する。動画再生サイトにて関連動画含め4000万回以上の再生を誇るなど、デビュー1年半にして多くの注目を集めるJY(=知英)。2017年には、一人七役を演じ分けたドラマ「オーファンブラック ~七つの遺伝子~」で連続ドラマ初主演。さらに、まもなく初主演映画『レオン』が公開されるなど、女優としても大きな活躍を見せているJYの新たなる一手は、映画監督・岩井俊二とのコラボレーションによる音楽プロジェクト。完全生産限定の企画EPとしてリリースされることも合わせて発表されている。このプロジェクトは、岩井氏が作詞を手掛けた「星が降る前に」と題された共通の歌詞をもとに、5名のプロデューサーがそれぞれ楽曲を制作する新しい試み。『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』など、かねてより岩井監督作品のファンだったというJYと岩井氏が、ロサンゼルスで偶然出会ったことに端を発して実現したという。リード曲となる岩井氏自身がプロデュースした楽曲は、ネスレ日本の2018年度「キットカット」受験キャンペーンのキャンペーンソングにも抜擢されている。岩井氏とJYが同乗したタクシーの移動中、しきりに空に浮かぶ星と月を見上げるJYの姿からインスパイアを受けて書かれたという歌詞に、複数のプロデューサーがそれぞれ魂を吹き込んだ作品群は、JYのアーティスト活動の新たな分岐点となるはず。また、岩井氏は作詞のみならず、Music Video監督・楽曲プロデュースの3役を務める。共通の歌詞で、複数のプロデューサーがそれぞれ楽曲を制作するのは他に類をみない新しい挑戦。追って発表されるという参加プロデューサー陣には、ビッグネームから新進気鋭のトラックメーカーまで多くのサプライズが隠されているという。岩井氏が、自らのプロデュース楽曲で監督したMusic Videoは、氷点下を記録するほどの寒さ厳しい1月末に撮影。同氏の世界観が存分に詰め込まれた作品となりそうだ。完全生産限定商品となる今作は、LPサイズの特製ジャケット仕様で、豪華ブックレットとオリジナルトートバッグが付属する。岩井俊二氏コメントジヨンさんとロサンゼルスでお会いした時、車中でふと見つけた月を無心に眺めていた姿が印象的でした。国を越えて活躍する彼女にとって星や月はどこから見ても変わらない心の拠り所なのかもしれないと勝手に想像しました。それがこの詞の原点でした。JYコメント初めてLAでお会いした時に、私がつぶやいたひと言をきっかけに歌詞を展開してくださったと聞いてとても特別な思いがしました。歌詞が映画のワンシーンのような情景です。MV撮影もずっとわくわくしていました。撮影現場での岩井さんの姿からは、映像へのこだわりが伝わってきました。岩井さんの世界に入れて楽しかったです。リップシンクをすべて2倍速で撮ったので出来上がりがとても楽しみです。映画のようなMVになると思います。完全生産限定盤「星が降る前に」は3月28日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日思春期に引きこもっていた自らの経験を題材にした『ヒッキー・カンクーントルネード』で演劇界にデビュー。いまや岩井秀人さん率いるハイバイの劇団公演は、当日券に長蛇の列ができるほどの人気だ。今回、処女作のその後を描いた『ヒッキー・ソトニデテミターノ』を6年ぶりに再演。独特の風貌と存在感でドラマに映画にと活躍中の古舘寛治さんが、初演に引き続き出演する。岩井:古舘さんと初めてお会いしたのは約10年前ですが、当時から醸し出す雰囲気は面白いし、技術もある方という印象でした。人間が陥る感情や意識を、既視感のある芝居ではなく、自分や周りの人の実体験から素早く持ってこられるのがすごくて。古舘:僕が常に求めているのは、面白くてリアルな作品なんですよ。リアルってどういうことかといえば、セリフにオリジナリティがあるってこと。下手な作家は、皆に合わせようとステレオタイプなセリフを書いて、どこにもない世界にしちゃいがちなんです。でも本来、一人として同じ人間はいないわけで、その会話はオリジナルであってしかるべきですよね。その点、岩井くんの書くものは、オリジナリティがあってリアルで面白いんです。岩井:僕の場合、自分の個人的な問題をこれでもかと突き詰めたものが演劇になっていますから、オリジナリティっていう意味では確かにそうですね。古舘さんの稽古を見てると、僕が書いた役のことを最初っから僕以上に知っていたんじゃないかと思うことがあるんですよ。俳優ってそういうものなんだろうとは思うけれど、なかなかいませんよね。古舘:そう思ってくれてるとしたら、それは台本にそう書かれているからです。僕は俳優の仕事って、役の瞬間瞬間を自分のものにしていくことだと思っています。それってつまり、僕がこの状況に置かれたならこういうリアクションになりますっていうものを、積み上げていくこと。それを観た人が何か感じたり考えたりするとしたら、それは台本がそうなっているからなんですよ。この作品の初演の時、僕、本番中に袖で「幸せだなぁ」って言ったのを今でも覚えているんです。自分が本心から面白いと思える作品で、いい仕事ができていると思えるのって、そんなに頻繁にあることじゃないから。ただ今回は、再演といいながら演出が全然違うものになっているんで、期待と同時に、いまは大丈夫かなとビクビクしていたりもして。岩井:じつはこの数年、ものすごく丁寧に“飽きさせない芝居”を作っていたんです。でもそれって、お客さんの考える隙間をなくしちゃっているんじゃないかと思うようになって。いまは、一方通行の芝居じゃなく、観客の個々の実感や体験を使って考えたり、自分なりの選択をしたりするような、観ている人に意味のあるものにしたいという気持ちが強いんです。演出を変えることで、台本とお客さんの間にあるものも変わってくると思うんです。一緒に考えながら観ていただければ。ふるたち・かんじ1968年生まれ。アメリカで演技を学んだ後、青年団に入団。近年はテレビや映画でも活躍。一昨年には初の舞台演出も。来年の大河ドラマ『いだてん』への出演も決定。いわい・ひでと1974年生まれ。’03 年にハイバイを結成。作・演出を手掛ける傍ら、俳優としてドラマや映画でも活躍。’12 年に向田邦子賞、’13 年に岸田國士戯曲賞を相次いで受賞。元引きこもりの登美男(岩井)は、自分と同じ境遇の人たちを社会的に支援する仕事を手伝っている。その現場で、まるでタイプの違うふたりの引きこもり(古舘、田村)と出会う。2月9日(金)~22日(木)池袋・東京芸術劇場 シアターイースト作・演出/岩井秀人出演/岩井秀人、平原テツ、田村健太郎、チャン・リーメイ、古舘寛治ほか2月12日までは前半割3500円、以降4000円(当日券は+500円、共に税込み)新潟、三重、兵庫、パリ公演あり。※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年02月13日タレントの鈴木奈々、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が6日、東京・池袋のアドアーズサンシャイン店で行われた「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」メディア発表会に出席した。左から鈴木奈々、岩井勇気首都圏を中心に総合エンターテインメント事業を展開するアドアーズは、日本初のVRアトラクション常設運営店舗として渋谷にオープンした「VR PARK TOKYO」の2号店となる「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」を12月7日にオープン。同アミューズメント施設では、アドアーズのオリジナルVRコンテンツ「おそ松さんVR」や、日本初上陸となる最新VR「BLACK BADGE」など、11機種のVRが楽しめる。オープンの前日となったこの日は、報道陣向けの発表会が行われ、番組のロケで数々のVRを体験したことがある鈴木奈々と、ゲームや『おそ松さん』が大好きだというハライチの岩井勇気が登壇。発表会の前にVRを体験した鈴木は「すごく楽しかったです! リアルでVRと分かっていても本当にその場にいる感覚で、違う世界にいる感じでした。ハラハラドキドキで手汗が止まらないし、緊張感は半端ないです」とすっかりVRの魅力に取り憑かれたようで「仕事でVRは見たけど、ここのVRは半端ないです! 今まで以上にすごかったですね」と大絶賛。一方の岩井は、大好きな『おそ松さん』のVRに初挑戦して「6つ子と同じ空間にいれるからたまらないですよ。キャラクターと一緒にお風呂に入るシチュエーションで、全員が話しかけてくれるんです。アニメでは俯瞰してキャラクターを見ていましたが、住人となって話せる感じで夢が叶ったVRでした」とハマった様子だった。また、クリスマスの予定を問われた鈴木は「24日がお休みだったら、友だちが土浦のショッピングモールで歌うので、(旦那と)ショッピングモールデートをします。25日はここです! 旦那と絶対に来たいですよ。すごく興奮しそう」とノリノリだった。
2017年12月06日NHK大河ドラマ「真田丸」のメインテーマでも知られるヴァイオリニストの三浦文彰が、8月27日(日)今夜放送のTBS系「情熱大陸」に出演。「天才少年」と呼ばれた若き孤高のヴァイオリニストに秘められた“家族の絆”を番組が追った。三浦さんは1993年東京都生まれ。両親はヴァイオリニスト、妹はピアニストという音楽一家で育ち、3歳からヴァイオリンを始め6歳より徳永二男に師事し、その後ウィーン私立音楽大学に入学、パヴェル・ヴェルニコフ、ジュリアン・ラクリンのもとでさらに腕に磨きをかけた。2009年に世界最難関といわれるドイツのハノーファー国際ヴァイオリンコンクールに、16歳という若さで史上最年少優勝。使用するのはストラディヴァリウス1704年製作Viottiという若き天才ヴァイオリニストだ。ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ミルウォーキー響、プラハ・フィルなど世界の名だたるオーケストラや音楽家たちと数多く共演。日本でも「AAA」や辻井伸行とのコラボ、さらに2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」での、ヴァイオリンの印象的な音色ではじまるメインテーマを弾き話題になるなど多方面で活躍している。朝から晩まで「ずーっとずーっと音楽のことを考えてしまう」という几帳面な性格で、唯一の息抜きは「お笑い動画を見て笑うこと」だという三浦さん。繊細かつ骨太な音色とその甘い顔立ちで女性ファンも数多い彼だが、その家庭環境から「天才少年」「サラブレッド」と世間から呼ばれるも、裏では家族の問題に苦しみ父親に反抗し続けた苦しい過去があったという。今回番組では三浦さんの海外での音楽活動とともに、次世代の才能を生み出そうと子どもたちに直接レッスンをする風景なども取材。さらに自らがヴァイオリンを演奏しながらオーケストラの指揮もするという「弾き振り」に挑む過程にも密着した。この「弾き振り」で共演したオーケストラのコンサートマスターはなんと父親。父との関係に苦しみ屈折した思いを抱えながら大人になった過去を持つ三浦さんと、その息子の成長を影で見守る父親、お互いを想いながら音を奏でる音楽家親子の“絆”を追う。「情熱大陸」は8月27日(日)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年08月27日お笑いタレントの藤井隆が5日、都内で行われた「Laugh&Peace Music」10サービス一斉聴き放題配信開始 発表記者会見に出席した。よしもとアール・アンド・シーはこのたび、吉本興業の芸人ソング・音ネタ・リズムネタなどを「Laugh & Peace Music」としてブランド化。本日5日から約2,000曲をネット配信事業各社の定額制音楽配信サービスを使って配信開始する。会見には、藤井隆、椿鬼奴、レイザーラモンRG、エグスプロージョン、NMB48の渋谷凪咲と加藤夕夏、MCのタケトが出席。配信される楽曲の一部が映像で紹介され、エグスプロージョンの「本能寺の変」やCOWCOWの「あたりまえ体操」、Re:Japanの「明日があるさ」、RADIO FISHの「PERFECT HUMAN」などを全員で懐かしそうに振り返った。藤井が2000年にリリースした大ヒット曲「ナンダカンダ」も流れ、藤井は「あのときは、レコード会社の社長がなぜやらせてくださったのかわからなかったんですけど、あの曲でいろんなところにジャンプさせていただいて、いまだに『幼稚園で踊ったんですよ』とか『子供の時に歌ってました』という人に出会ったり、本当に恵まれていたと思う」と感謝した。続けて、「振り返ると、吉本の芸人さんは、きよし師匠が『子供が三人おりますねん』というのを歌っていたり、さんま師匠も歌っていたり、諸先輩方がたくさんその道を通ってこられた」と吉本芸人の歌の歴史について言及。「そういうのが、今度こういう形でみなさんにも配信で聞いていただけるのは、吉本の1人として本当にうれしいですし、晴れ晴れとした気持ちです」とうれしそうに話した。また、よしもとアール・アンド・シー代表取締役社長の坂内光夫氏は「吉本は毎日劇場を運営しているのでたくさんのネタが出てきます。それらをその場で音声を固定化して、いち早く配信状態にもっていくことが可能になる」と説明。「みなさんに聞いていただいて、少しでも穏やかな気持ちで笑っていただけたら」と思いを伝えた。会見にはfumikaも登場し、「DANGEROUS feat.RG」を披露。レイザーラモンRGもラップで参加しており、ノリノリでパフォーマンスした。
2017年07月05日『ひるおび!』(TBS系)の司会でお馴染みの恵俊彰(52)が、今年4月、都内有数の高級住宅地に一戸建てを新築した。 さっそく恵の新居に向かうと、広大な敷地にそびえたつモダンな一軒家が。昔ながらの豪邸が並ぶなか、コンクリート打ちっぱなしのデザイナーズ住宅が周囲と一線を画している。 「土地は全体で164坪、坪単価は200万円程度。旗竿地を考慮すると、2億円ほどでしょう。上物は低く見積もっても1億円以上。つまり、3億円は下らない超豪邸です」(地元の不動産業者) 「3億円とはいえ、現在の収入ならキャッシュでも余裕で買えたのでは」とテレビ局関係者が分析する。 「09年に『ひるおび!』の総合司会に起用されてから、恵さんの出演料はうなぎ上りで、現在のギャラは1本100万円前後と言われています。『ひるおび!』以外の番組やCM出演を含めると、年収3億円は軽く超えるのではないでしょうか」 いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの恵だが、彼にも知られざる苦労時代があったようだ。 「上京したてのころは新聞配達をしながら生計を立てていたという恵さん。石塚英彦(55)さんとホンジャマカを結成してからも極貧生活は続きました。テレビ初出演したころは1本数千円のギャラしかもらえず、家賃3万円のアパートに住んでいたそうです。そんな当時の彼を支えたのが今の奥さん。彼女は恵さんにおこづかいを渡してあげたり、番組で必要な衣装をそろえてあげたりと、ずっと尽くしてこられたそうです」(芸能関係者) そんな内助の功のおかげで、今日の成功があるのだろう。いまは4人の子どもにも恵まれ、“イクメン”としても評判だ。 「とにかく子煩悩なパパで、子どもたちの学校行事には必ず参加。12年に第四子が誕生した際は、子育てに関する本を出版されたほどです」(前出・芸能関係者) 公私ともに順風満帆の恵。念願の“ひるおび御殿”まで手に入れたのだが――。 「当初、恵さんは家の周囲に、4.6mにおよぶコンクリート塀を建てる予定でした。しかし、この街の“紳士協定”に『高い塀は好ましくない』という内容があるんです。近所からも『要塞みたいな家になるのでは』と心配する声があがっていました」(前出・近所の住民) そこで近隣住民たちが、建設会社を通して「塀を建てるのはやめてほしい」と要請すると、恵はすぐに建設を中止。さらに引っ越しの挨拶で近所を回った際には、丁寧にそのことを詫びたのだという。 「法的にはなんら問題ないことなのに、彼は協定をちゃんと理解した上で塀の建設を取りやめてくださって、見直しましたよ。奥さんと娘さんとタオルを持って挨拶にこられたときには『工事中はご迷惑をおかけしました』と深々お辞儀。芸能人だからって、偉そうなところもなく、とても好感が持てました」(前出・近所の住民) テレビさながらの“神対応”を見せた恵。その人柄があったからこそ、家賃3万円アパートから3億円豪邸に住めるまでになったのだろう。
2017年06月06日十和田市現代美術館では、3月11日(土)~5月28日(日)の期間、村上隆キュレーションによる陶芸展「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」を開催する。アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔を持つ村上隆が、近年興味を持っているのが日本の陶芸。利休にはじまる茶の湯、柳宗悦を中心とした民藝運動、デパート陶芸からクラフトフェアまで、多様に展開する陶芸の世界から、日本の価値と美のありようを組み上げる村上隆の頭の中の陶芸史を初公開。2016年1月30日~4月3日まで、横浜美術館で開催された「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」は、約400点もの現代陶芸が出品され、そのスケールの大きさからも話題を呼んだ。本展では、村上コレクションから、青木亮、安藤雅信、村田森、小嶋亜創らの現代陶芸作家の作品に加え、奈良美智、小出ナオキ、青島千穂、大谷工作室、ガブリエル・オロスコ、ローズマリー・トロッケル、クララ・クリスタローヴァらの現代美術作家による陶芸作品など、28作家、約300点を展示する。本展に寄せて村上隆は次のようにコメントを発表している。「まさにいま、陶芸の世界は、アニメ・マンガと同じように、国外へ羽ばたく方向性の模索が始まった過渡期だと思います。(中略)今回チョイスするのは、僕が画商やコレクターとしての立場から、深いコミュニケーションを果たした作家さんたちです。海を渡っていく陶芸、もしくは日本の陶芸の引力圏内に残って更に深度を深めようとする陶芸。そういった変節点にある陶芸作品の未来の発展形を妄想してもらいたいと思います」(2016年12月 村上隆)昨年の横浜美術館での展覧会に続き、注目が集まる本展。ぜひ美術館に足を運んで鑑賞したい。(text:cinemacafe.net)
2017年02月12日