ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、フジサンケイグループが主催する第32回地球環境大賞において、「日本経済団体連合会会長賞」を受賞したことをお知らせします。uc_01■「地球環境大賞」とは「地球環境大賞」とは、1992年に「産業の発展と地球環境との共生」を目指し創設されました。地球温暖化の防止、循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進、持続可能な社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の向上などを目的としています。フジサンケイグループが主催し、経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、総務省、一般社団法人 日本経済団体連合会、日本商工会議所が後援しています。■当社が「日本経済団体連合会会長賞」を受賞した理由・使用済み紙パンツの水平リサイクルに着手し、独自開発したオゾンによる殺菌、漂白、脱臭技術を用いて、複数の自治体と共同で実証実験を実施し、九州地区の一部の介護施設において商品を展開して使用を開始した。・使用済み紙パンツの再資源化により、新たな森林資源由来のパルプの消費量を削減できることや、ごみの処理費用の削減などに貢献した。・長年にわたる技術開発と実証モデルの構築により、資源の循環に貢献した。■受賞に対する当社コメントこのたび、第32回地球環境大賞において「日本経済団体連合会会長賞」をいただけましたことに、心より御礼申し上げます。今回の受賞は協働で実証実験にあたられた鹿児島県志布志市、大崎町、そおリサイクルセンターの皆様の尽力の賜物と存じます。また、各種の指導・支援をいただきました環境省・経済産業省の担当部局の皆様にも厚く御礼申し上げます。今後も、社会課題であるごみ問題の解決や持続可能な社会の実現に貢献するべく、紙パンツの水平リサイクル事業の展開を推進します。(関連サイト)ユニ・チャーム サステナビリティサイト Kyo-sei Life Vision 2030サイト 地球環境大賞 ■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月08日『シュレック・ザ・ミュージカル』や『ファン・ホーム』、そして昨年のトニー賞でミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに輝いた『キンバリー・アキンボ』でも知られる作曲家ジニーン・テソーリが音楽を手掛け、1997年にオフ・ブロードウェイで初演された『VIOLET』 。2014年には別演出によりブロードウェイでも上演されたミュージカルを、藤田俊太郎が演出したのは2019年、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で企画・製作・上演するプロジェクトでのことだった。藤田が単身渡英して作り上げた「英国キャスト版」はオフ・ウエストエンドで好評を博し、翌年4月には同じ演出コンセプトによる「日本キャスト版」が日本で上演される予定となっていたが、コロナ禍により全公演中止に。一部内容を変更して9月に上演を果たしたものの、3日間限定の公演だったため“幻の作品”となっていた。その待望の再演が、本日4月7日(日)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。主人公ヴァイオレット役に、ミュージカル初挑戦の三浦透子と進境著しい屋比久知奈(Wキャスト)を新たに迎えての上演だ。左から)黒人兵士フリック役:東啓介、白人兵士モンティ役:立石俊樹舞台は1964年のアメリカ南部。幼い頃に父親(spi)による不慮の事故で顔に大きな傷を負い、25歳の今まで人目を避けて暮らしていたヴァイオレット(三浦/屋比久)は、決意の表情でノースカロライナのバス停にいる。「あらゆる傷を癒やす」と噂の“奇跡の伝道師”(原田優一)に会うため、1500キロ西のオクラホマ州タルサまで、人生初の旅に出ようとしているのだ。乗り込んだ長距離バスの中で黒人兵士フリック(東啓介)、白人兵士モンティ(立石俊樹)、老婦人(樹里咲穂)ら、さまざまな価値観をもつ人々に出会い、少しずつ変化していくヴァイオレット。長い旅の先に、彼女が辿り着く境地とは――。今回は、2019年の英国公演にはあったものの、2020年の日本公演ではコロナ禍により叶わなかった、「オンステージシート」が登場することも話題のひとつ。休憩なし130分の公演を舞台上で体験したら、ヴァイオレットと一緒に旅をしているような気分になれそうだ。ミュージカル『VIOLET』 制作発表記者会見より取材・文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『VIOLET』音楽:ジニーン・テソーリ脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』演出:藤田俊太郎出演:三浦透子/屋比久知奈(Wキャスト)東啓介 立石俊樹sara 若林星弥 森山大輔 谷口ゆうな 樹里咲穂 原田優一 spi【東京公演】2024年4月7日(日)~4月21日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年4月27日(土)~4月29日(月・祝)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()公式サイト:
2024年04月07日アカデミー賞作品賞&脚本賞Wノミネートを果たした、A24と韓国CJ ENM初の共同製作で贈る注目作『パスト ライブス/再会』。この度、長回し1テイクで撮影したという本作のラストシーンの場面写真が解禁となった。ニューヨークで再会の数日間を過ごしたノラとヘソン、まだ暗い明け方に見つめ合う2人の様子が切り取られた本シーン。本作を鑑賞したマスコミ陣からは「ロマンチックなのに禁欲的」「お互いの感情を抑えた前半がラストシーンに繋がっている」「ラストシーンは涙が止まらなかった」「久しぶりに試写室で号泣した」などの感想が上がっているという。ノラとへソンはお互いに視線をそらさずに向き合うが、口にする言葉はない。幼なじみという関係性を変えるのには十分な時間だったはず。ノラを演じたグレタ・リーは「あのシーンだけでも1本の映画になるくらいだと思いました」と撮影をふり返る。「あの瞬間、本当に数えきれないくらいの感情が渦巻いていて…。脚本では2分と書かれていたのですが、実際は45秒でした。監督のセリーヌ(・ソン)は、この時間を耐えられないくらい長くて、同時にものすごく短いようにも描きたいと言っていたのですが、それは私も演じていて本能的に感じることが出来ました」と明かす。また、このシーンは長回しの1テイクで撮り切ったという。「どのような撮影になるのか事前にしっかりと教えてもらっていませんでした。でもそれがセリーヌの素晴らしいところで、彼女には決断力があって何をどうしたいのか明確に分かっていたんです」とグレタは語る。実際に、彼女とヘソンを演じたユ・テオはお互いに向き合うという演出と、カメラの位置だけは分かっていたものの、それ以外は何も知らされていなかったそうだ。ユ・テオにとってもこのシーンの撮影は印象深かったようで、「まるで永遠かに思えました」と語る。セリーヌ・ソン監督の演出については、「これだ!と監督が思える演技ではないといけないと考えていました。なので、自分の持っているものをこのシーンに全て出し切りました」という。「言えないこと・見せないことにとても価値があると思ったからです。このシーンには、完全にセリーヌの監督としての才能が表れていると思います」と、その魅力に触れた。まるでドキュメンタリーのように、その場で生まれる心の動きをリアルに写し出した、奥ゆかしくて美しい、抑制されるほどに官能的でもあるラストシーン。『パスト ライブス/再会』を唯一無二の映画にした、映画史に残るであろう奇跡のような1シーンとなっている。『パスト ライブス/再会』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
2024年04月05日ワーナー・ブラザースが『マトリックス』シリーズ第5弾の製作準備を行っていることを発表した。本作のメガホンを取るのは『オデッセイ』の脚本家で、『ホテル・エルロワイヤル』の監督・脚本のドリュー・ゴダード。自身の製作会社を通じて製作も行う。これまでの4作(第4弾はラナ単独)で監督を務めたラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹は監督としてはそのポジションを離れるが、ラナは製作総指揮に名を連ねている。これまでのメインキャストだったキアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モスや、『マトリックス レザレクションズ』から加わったヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ジョナサン・グロフらが続投するかはいまのところ不明だ。ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャーズの社長ジェシー・アーマンは、「ドリューは、私たちみんなが『マトリックス』の世界を続けていくための素晴らしい方法だと納得する新しいアイディアを持って、ワーナー・ブラザースに来てくれました。そのアイディアには、ラナとリリーが25年前に始めたことに対する敬意と、シリーズとキャラクターに対する彼の愛に基づくユニークな視点がありました」とゴダード監督起用の経緯を声明で発表している。(賀来比呂美)■関連作品:マトリックス レザレクションズ 2021年12月17日より全国にて公開©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED
2024年04月04日ジュリアンズオークション(所在地:米国カリフォルニア州、代表:ダレン・ジュリアン)は、アメリカの音楽界における巨匠であり、数々の名曲で知られるグラミー賞20回受賞の国宝級歌手、トニー・ベネットの遺品オークション「トニー・ベネット:ア・ライフ・ウェル・リブド(TONY BENNETT: A LIFE WELL LIVED)」を、彼の生まれ故郷であるニューヨークで2024年4月18日(木)と19日(金)の2日間独占開催し、ポップ・ジャズ・ボーカリストの伝説的な人生とキャリアを讃えます。トニー・ベネット (C)Herman Leonard Photography, LLC本オークションの開催を祝し、4月8日から4月10日までサンフランシスコのフェアモント・ホテルで、4月10日から4月16日までニューヨークのリンカーン・センターで、この歴史的コレクションを紹介する特別下見会が催されます。本オークションは、日本を含む世界中よりオンラインで入札を受け付けます。また開催に先立ち、出品一覧のデジタルカタログを公開中です。デジタルカタログ: ■トニー・ベネット(Tony Bennett) 1926年8月3日~2023年7月21日トニー・ベネットは、20世紀と21世紀の偉大なエンターテイナーとして、80年にわたる比類なきキャリアを築いてきました。彼の代表作である1962年のヒット曲「I Left My Heart in San Francisco(思い出のサンフランシスコ)」、「Fly Me to the Moon (In Other Words)」、その他数多くのスタンダード曲、フランク・シナトラからレディー・ガガまで、時代を代表するトップ・アーティストとのデュエット曲など、グレート・アメリカン・ソングブックの中でも最も人気のある名曲を見事にレコーディングし、演奏しました。1980年代から1990年代にかけて、ベネットは息子のダニー・ベネットのマネージメントのもと、キャリアを急成長させ、同時にファン層も広がりました。深夜の人気トークショー番組デヴィッド・レターマン・ショーやMTVビデオ・ミュージック・アワードへの出演、プラチナ・アルバム『MTV Unplugged トニー・ベネット』のレコーディングやそれに伴うMTVスペシャルへの出演。世界各国の名だたるヴォーカリストが集結し、彼のヒット曲の数々をデュエットでレコーディングしたアルバム「DUET: An American Classic」、フランク・シナトラへ捧げた24曲を収録したグラミー賞受賞のアルバム『Perfectly Frank』、ほかにもチャート上位を獲得したアルバム『Steppin' Out』、『The Art of Excellence』など、彼の人気はとどまることがありませんでした。2000年以降は、スティーヴィー・ワンダー、ビリー・ジョエルといったポップ・ミュージック界のレジェンドたちとコラボし、グラミー賞を総なめにしました。その後は、次世代のスーパースター、クリスティーナ・アギレラ、エイミー・ワインハウス、レディー・ガガといったポップ界のレジェンド達と組み、レディー・ガガとコラボしたアルバム『Cheek to Cheek』ではグラミー賞を受賞し、彼女と最後のリリースとなった『Love for Sale』などで、ベネットはさらなる芸術的頂点を極めました。【出品例】■2001年のベネットの75歳の誕生日を記念して贈られた、今回初公開の「75th Birthday Book of Extraordinary Letters」(75歳の誕生日 特別な手紙集)The 75th Birthday Book of Extraordinary Letters予想落札価格:USD8,000~12,000 約120万円~180万円The 75th Birthday Book of Extraordinary Letters (C)Julien's Auctionsトニー・ベネットの人生は、アメリカの文化的、社会的、政治的歴史を映し出しています。「75th Birthday Book of Extraordinary Letters」は、2001年のベネットの75歳の誕生日を記念して贈られたもの。マドンナ、エルトン・ジョン、ジョン・トラボルタといったスーパースターからのメッセージの他に、元大統領たちからの個人的なメモが記載されています(クリントン元大統領「ヒラリーと私は、皆さんの友情に感謝しています。私が大統領として享受した特典や特権はたくさんありますが、その中でも特に、忘れがたい多くの機会にあなたの演奏を聴く機会があったことは言うまでもありません」/ジョージ・H.W.ブッシュ元大統領「私は6月に77歳になった。そう、信じがたいことだが、あなたも私も、この歳になるには若すぎるのだ。」)。■「アイ・レフト・マイ・ハート・イン・サンフランシスコ」レコード賞(ゴールドディスク)"I Left My Heart in San Francisco" record award予想落札価格:USD 800~1,200 約12万円~18万円"I Left My Heart in San Francisco" record award (C)Julien's Auctions■マーティン・スコセッシ 2006年 手書きバースデーノートMartin Scorsese 2006 Handwritten Birthday Note予想落札価格:US$300~$500 約4万5千円~7万5千円Martin Scorsese Handwritten Birthday Note (C)Julien's Auctions■ベネットの主なパフォーマンス・マイクの1つ、ノイマンKK 105s スーパーカーディオイドOne of Bennett's primary performance microphones, a Neumann KK 105s Supercardioid予想落札価格:USD1,000~1,500 約15万円~23万円microphone (C)Julien's Auctions■デイヴィッド・ホックニー オリジナル静物画、モノクロ画像をポスターボード24枚にプリント、ベネットへのギフト 50.75×55.75インチDavid Hockney Original Still Life, black and white image printed on 24 panels of poster board, a Gift to Bennett 50.75 x 55.75 inches予想落札価格:USD10,000~15,000 約150万円~230万円David Hockney (C)Julien's Auctions■スティーヴィー・ワンダー "Duets" アルバム スタジオ演奏 ホーナー・ハーモニカ ベネットによるオリジナル似顔絵付きStevie Wonder“Duets”Album Studio-played Hohner Harmonica with original portrait sketch by Bennet予想落札価格:USD800~1,200 約12万円~18万円Stevie Wonder Harmonica (C)Julien's AuctionsStevie Wonder portrait sketch (C)Julien's Auctions■ロレックス 18Kゴールド ダイヤモンド デイ&デイト 腕時計 ref. 118348Rolex 18K Gold and Diamond Day and Date Wristwatch ref. 118348予想落札価格:USD25,000~35,000 約380万円~530万円Rolex (C)Julien's Auctions■レディー・ガガ サイン入り2015年グラミー賞授賞式後パフォーマンス・プロモーション・ポスターLady Gaga Signed 2015 Post-Grammy Performance Promotional Poster予想落札価格 USD300~500 約4万5千円~7万6千円Lady Gaga Signed Poster (C)Julien's Auctions■マーティン・ルーサー・キング Jr. セルマ行進に関する直筆署名入り書簡Martin Luther King, Jr. Typed Letter Signed on Selma March予想落札価格 USD20,000~30,000 約300万円~450万円Martin Luther King, Jr. Typed Letter (C)Julien's Auctions■記念ティファニーチケット シルバー レディー・ガガ&トニー・ベネット チケットCommemorative Tiffany & Co. Silver Lady Gaga and Tony Bennett Ticket予想落札価格 USD400~600 約6万円~9万円Tiffany & Co. Lady Gaga and Tony Bennett Ticket (C)Julien's Auctions<トニー・ベネットの息子で長年のマネージャーであったダニー・ベネットのコメント>「このようなコレクションで、トニーの素晴らしい人生を象徴するような品々を見れる機会があることは驚くべきことですが、同時に、これは私たちが共有するアメリカの歴史の一部を体現するものでもあります。彼の比類なき音楽的遺産はこれからも語り継がれるでしょうが、それ以上に彼の生涯における積極的な様々な関わりは、非常に多くの人々や出来事に影響を与えました。彼は、芸術性、思いやり、誠実さをもってすべてのことを行い、並外れた人間であったことの証であったとも言えます。」<ジュリアンズオークションCEOのデイビッド・グッドマンのコメント>「トニー・ベネットがこの世にいたことは、言葉では言い表せないほど恵まれていました。彼はその芸術性、人道主義、そして世代を超えた唯一無二の歌声で世界を変えました。ジュリアンズオークションは、彼の遺産を代表し、ニューヨークのリンカーン・センターで、ベネット氏の並外れた遺産を祝うオークションをことを主催できることを光栄に思います。オークション下見会は、彼が最も親しんだ2つの都市、ニューヨークとサンフランシスコで開催いたします。【ジュリアンズオークション概要】■オークション下見会概要・サンフランシスコ開催日時:2024年4月8日~4月10日(営業時間:午前10時~午後6時 太平洋時間)開催場所:フェアモント ホテル 、サンフランシスコ所在地 :メイソン・ストリート950 サンフランシスコ、カリフォルニア 94108・ニューヨーク開催日時:2024年4月10日~4月16日(営業時間:午後6時~11時 米国東部時間)開催場所:ジャズ・アット・リンカーン・センター内 エルテガン・ジャズの殿堂所在地 :10 コロンバスサークル ニューヨーク 10023■ライブ&オンライン・オークション概要オークション名:トニー・ベネット:ア・ライフ・ウェル・リブドTONY BENNETT: A LIFE WELL LIVED開催日時 :2024年4月18日(木) 午前10時~午後5時 米国東部時間2024年4月19日(金) 午前10時~午後5時 米国東部時間開催場所 :ジャズ・アット・リンカーン・センター内エルテガン・ジャズの殿堂所在地 :10 コロンバスサークル ニューヨーク 10023デジタルカタログ: ★ご入札前のご登録について ※注:すべて英語のみでのご案内になりますオンライン オークションで入札するには、まずは顧客登録が必要となります。カルフォルニアの展示会場で直接登録するか、オークション前にJuliensAuctions.comの登録ページ( )からご登録(英語のみ)をお済ませください。登録が完了次第、入札可能となります。★入札方法 ※注:すべて英語のみでのご案内になりますオークションで入札するには3つの方法があります。1. Julien's Auctionsでオンラインでリアルタイムに入札する。2. オークションハウスの担当者を通じて電話で入札する。3. オークションイベント会場で直接入札する。<お問い合わせ> ※注:すべて英語のみでのご案内になりますメール: info@juliensauctions.com 電話 : 310-836-1818■ジュリアンズオークションについて( )ジュリアンズオークションは、ビバリーヒルズに本拠を置く、映画、音楽、スポーツ、アートの市場で知名度また注目度の高い品々を中心にオークションを開催するオークションハウス。ジュリアンズオークションは、そのユニークで革新的なオークションで国際的な評価が高く、世界中から何千人ものコレクター、投資家、ファン、愛好家が集まる。マリリン・モンロー、ジョン・レノン、リンゴ・スター、レディー・ガガ、バンクシー、シェール、マイケル・ジャクソン、U2、バーブラ・ストライサンド、レス・ポール、ニール・ヤング、エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、ジミ・ヘンドリックス、ヒュー・ヘフナーなどが所有または愛用した象徴的なアート、絵画、ポスター、衣装、楽器など著名人のゆかりの品々を中心に扱うオークションハウスです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月03日本年度アカデミー賞作品賞&脚本賞ノミネートの注目作『パスト ライブス/再会』より本編映像が解禁された。ソウルで初めて恋に落ちた幼なじみのふたりが、24年後の36歳、N.Y.で再会する7日間を描いた本作。この度解禁となった本編映像は、24年ぶりにN.Y.で再会したノラとヘソン、さらにノラの夫・アーサーの3人が午前4時にバーを訪れた一幕を描いた最も重要なシーンのひとつ。ノラは英語と韓国語が話せ、韓国で暮らすヘソンは韓国語を話し、ノラの夫・アーサーは英語を話し、韓国語が分からない。ノラが2人の間で英語と韓国語でコミュニケーションを取り談笑していたが、ヘソンが隣にいるノラへ募る思いを打ち明け始めると、やがて会話は韓国語ばかりに。自然と体の向きや、カメラワークもツーショットがメインとなることで、みるみる2人だけの空間となっていく様子が切なく描かれる。「一緒にいると妙なこと考える」と切り出すヘソン。「12年前のあの時もし僕がNYに来ていたら?」「君がソウルを去らなかったら?」、2人の間にあった「もしもあの時…」の過去に思いを馳せる。言葉が分からないアーサーは、耳を傾けては遠くを見つめ決して口は挟まない。「君が国に残り一緒に大人になったら?」「僕たちは付き合った? それとも別れた?」「結婚したのかな」とヘソンが、ノラという初恋との再会に想いを馳せて心の内を打ち明ける。誰しもに訪れる人生の選択や人生の分岐点、あの時の思い出を掘り起こし、これまで選択した人生と選択しなかった人生を想起させる。本作がラブストーリーの枠だけにとどまらないことを表すシーンとなっている。実際に、セリーヌ・ソン監督は本作の構成について、「リアルな人生を見ているようにこの映画を描きたかったのです」とふり返っている。さらに本作の物語設定は、ある種普遍的であり世界中の人が共感できる内容である。それでいて、主要キャラクターである3人は、全員がどこか現代的で、精神的に大人である印象を抱く。その点について、ソン監督は「主人公が子供っぽい行動をとるのと同じくらい、大人としての行動ができることにはドラマがあると思っています。自分の気持ちや自分が何がどうしたいのかを優先するのではなくて、相手を思いやり努力すること、大人としての行動をとることにはドラマがある」と語る。実際に本作は、陰気な三角関係とはかけ離れた、独特な3人の関係性が描かれている。ヘソンは、ノラやその夫・アーサーのことを気遣いながらN.Y.での時間を過ごし、アーサーも複雑な感情を内に秘めながらも「会うなとは言えないよ」と遥々ノラを訪ねてきたヘソンへ紳士的な対応をとるなど、互いが互いを尊重する描写の数々が見られる。そんな「大人」な3人の関係性が本作特有のドラマを生み出している。『パスト ライブス/再会』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
2024年04月02日アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『マリウポリの20日間』が4月26日(金)より公開されることが決定。予告編とポスター、シーン写真が解禁された。2022年2月、ロシアがウクライナ東部に位置するマリウポリへの侵攻を開始。これを察知したAP通信のウクライナ人記者であるミスティスラフ・チェルノフは、仲間とともに現地に向かった。ロシア軍の容赦のない攻撃による断水、食料供給や通信の遮断…瞬く間にマリウポリは孤立していく。海外メディアが次々と脱出していく中、彼らはロシア軍に包囲された市内に残り、死にゆく子どもたちや遺体の山、産院への爆撃など、侵攻するロシアによる残虐行為を命がけで記録、世界に発信し続けた。取材班らも徐々に追い詰められていく中、滅びゆくマリウポリと戦争の惨状を全世界に伝えるため、チェルノフたちは辛い気持ちを抱きながらも市民を後に残し、ウクライナ軍の援護によって市内から脱出することになる…。戦火に晒された人々の惨状をAP通信取材班が命がけで撮影を敢行し、決死の脱出劇の末、世界へと発信された奇跡の記録映像を基に製作された本作。この度解禁された予告編では、マリウポリで実際に起こった凄惨な現実と、この状況が報道され世界へ拡散されることで<世界が変わる>という一縷の可能性を信じる人たちの姿を捉えている。街中では、ロシア軍の印<Z>が刻まれた戦車が走り、爆撃投下を知らせるサイレンに怯えながら地下に避難する市民、やがて産科病院さえもターゲットになり妊婦らが被弾、大きなお腹のままで担架で運ばれ、小さな子どもは「死にたくないの」と、訴える。穏やかだった日常から一転、混沌の渦となってしまったマリウポリの様子が次々と映し出される。惨劇の被害者となった一般市民たちを治療する医師は取材班に懇願、「この光景を必死に忘れようとしても、決して忘れることはできない」と監督自身が語る<歴史の現実>を、容赦なく世界の人々へと突きつける映像となっている。併せて解禁された本ポスターでは、戦地となり、荒れ果ててしまったマリウポリの街を記録する取材班の姿が切り取られている。他メディアが撤退した後も「真実を語る」ために、命をかけて最後まで残り続けたAP取材班の命がけの覚悟を映し出すようなビジュアルとなっている。さらにシーン写真5点も解禁。ポスタービジュアルにも採用された、マリウポリを記録するために荒れてしまった街を取材するAP取材班の姿、ロシア戦車によってアパートが爆撃される様子、空爆によって被害を受けた産科病院から怪我をした妊婦が運び出されるカットのほか、取材チームの1人でもある写真家のエフゲニー・マロレトカが、空爆の後にマリウポリ市内の産科病院から立ち上る煙を指さす姿、マリウポリ市内で避難生活を送る人々を捉えている。「おそらく私はこの壇上で、この映画が作られなければ良かった、などと言う最初の監督になるだろう」と、アカデミー受賞式の壇上でコメントした、本作の監督であり、ジャーナリストのミスティスラフ・チェルノフ。AP通信社のビデオジャーナリスト、そしてウクライナ職業写真家協会の会長でもある彼は、ウクライナ東部の出身で、2014年にAP通信に入社して以来、欧州やアジア、中東の主要な紛争、社会問題、環境危機を多数取材、長年の同僚であるエフゲニー・マロレトカと、ウクライナの戦争に関連した問題を取材、報道しているワシリーサ・ステパネンコの3人の報道チームで共にマリウポリ包囲戦の取材を行い、ロシアによるこの都市に対する攻撃の目撃者たちの証言を世界に伝えた。なお、本報道で、ともに取材を敢行したチームとともに2023年にピューリッツァー賞公益賞を受賞した。チェルノフは現在ドイツに拠点として活動しており、過去には英国王立テレビ協会により、2016年年間最優秀カメラマン、2015年年間最優秀若手人材にも選出されている。『マリウポリの20日間』は4月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて緊急公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マリウポリの20日間 2024年4月26日よりTOHO シネマズ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©2023 The Associated Press and WGBH Educational Foundation
2024年04月02日第32回林忠彦賞は、78点の応募作品の中から厳正な審査の結果、奥山 淳志(おくやま あつし)さんの「BENZOESQUISSES 1920-2012」(ベンゾウ エスキース)に決定しました。この賞は、戦後の写真界に大きな足跡を残した、周南市出身の写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市が周南市文化振興財団とともに創設したものです。時代ととともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、未来を切り開く写真家の発掘を目指すものです。授賞式は、4月20日(土)に周南市にて行います。また、受賞記念写真展を4月20日(土)から4月29日(月・祝)まで周南市美術博物館で開催します。また、4月21日(日)には、奥山淳志さんのトークショーも行います。授賞式日時:4月20日(土)14:00~16:00会場:遠石会館 千歳の間(周南市遠石2丁目3-1)第一部授賞式第二部大石芳野選考委員長の講演※参加無料※参加ご希望の方は電話でお申し込みください。(周南市美術博物館 0834-22-8880)受賞記念写真展日時:4月20日(土)~29日(月・祝)9:30~17:00※22日休館会場:周南市美術博物館※観覧無料奥山淳志氏トークショー日時:4月21日(日)10:30~会場:周南市美術博物館講座室定員:40名(先着順)話し手:奥山淳志氏聞き手:有田順一(周南市美術博物館館長、林忠彦賞選考委員)※聴講無料※参加ご希望の方は電話でお申し込みください。(周南市美術博物館0834-22-8880)受賞作品「BENZO ESQUISSES 1920-2012」第32回林忠彦賞受賞作品作品について奥山淳志 写真集「BENZO ESQUISSES 1920-2012」発行所 私家版発行日 2023年8月1日発行定価 6,600円(税込)A4変型(300×225mm) 176ページ写真点数127点内容作者の奥山さんは、北海道の大自然の中で自給自足で暮らす井上弁造さんと25歳のときに出会いました。彼の暮らしぶりや生き方に触れ、彼が2012年に92歳で亡くなったのちも現在まで、26年にわたり彼の生きざまを写真で伝え続けています。2018年に『BENZO 弁造』、続いて翌年には『庭とエスキース』にまとめあげ、この『BENZOESQUISSES 1920-2012』は3作目となります。様々な事情により絵描きへの夢は叶わなくても一生絵を描き続けた弁造さん。この写真集は、長年にわたり弁造さんと向き合ってきた作者が、彼の死後、遺されていた膨大なエスキース(習作)を通して、人間が生きるということがどういうことかを真摯に見つめようとした作品です。本作は、一見、画集のようにも見えますが、絵を単に複写しているわけではなく、弁造さんが暮らしていた丸太小屋の周りの植物などを絵に重ね、またそれらを影としても写し込んでいます。弁造さんが遺した絵を通して、彼の心情や思いを読み解いていこうとする斬新な表現が高く評価されました。写真集には詩情豊かでポエジーな雰囲気が漂います。作者の弁造さんへの愛情あふれる温かいまなざしが感じられる作品です。受賞者プロフィール奥山 淳志 さん経歴1972年大阪生まれ、奈良育ち。京都外国語大学卒業1998年岩手県雫石に移住し、写真家として活動を開始2006年フォトドキュメンタリーNIPPON(『Country Songs ここで生きている』)2015年 第40回伊奈信男賞(『あたらしい糸に』)2018年 日本写真協会新人賞(『弁造 Benzo』)2019年 第35回写真の町東川賞特別作家賞(『弁造 Benzo』)2022年 令和3年度岩手県美術選奨(『動物たちの家』)主な活動【写真展】2006年「Country Songs ここで生きている」ガーディアンガーデン(東京)・ギャラリーヒラキン(岩手)2008年「明日をつくる人」新宿ニコンサロン(東京)2010年「Drawing 明日をつくる人 vol.2」トーテムポールフォトギャラリー(東京)2012年「彼の生活 Country Songsより」銀座ニコンサロン(東京)2015年「あたらしい糸に」銀座ニコンサロン(東京)・大阪ニコンサロン(大阪)2018年「庭とエスキース」銀座ニコンサロン(東京)・大阪ニコンサロン(大阪)2019年「さようならのはじまり」KOBE819 GALLERY(神戸)2019-20年「弁造さんのエスキース展」全国巡回2020年「光のゆくさき」上り屋敷ギャラリー(東京)2021-22年「動物たちの家」全国巡回2023-24年「BENZO ESQUISSES 1920-2012」全国巡回【写真集】2018年『弁造 Benzo』(私家版)2019年『庭とエスキース』(みすず書房)2021年『動物たちの家』(みすず書房)2023年『BENZO ESQUISSES 1920-2012』(私家版)受賞コメントこのたびの林忠彦賞の受賞を大変光栄に思っております。今回の写真集は、僕が25歳のときに、北海道の新十津川で出会った井上弁造さんが遺したエスキース(習作)がモチーフとなっています。一見するとそれは女性を描いた絵に過ぎません。実際、僕もずっとそう思っていました。しかし、弁造さんの「生きること」に触れ続けてきた25年間以上の日々は僕に、エスキースの声なき声を聞きとる力を与えてくれたように感じます。絵のなかの女性たちは歌うように話しかけてきます。「井上弁造さん」という、すでにこの世には存在しないひとりの人間の存在の物語を語って聞かせてくるのです。写真を撮り続ける毎日は、表現することへの逡巡を噛み締める日々だったと思います。しかし、その一方、写真を撮る行為を通じてしか得られない大切なものに出会うことができたとも思っています。この賞を授けてくださった審査員の先生方、そして、今も僕のそばにいてくれる井上弁造さんの魂に感謝いたします。第32回 林忠彦賞最終候補作品※五十音順、敬称略安掛 正仁 (あがけ まさひと)「朧眼風土記」 写真集金川 晋吾 (かながわ しんご)「長い間」 写真集菅野純(かんの じゅん)「Planet Fukushima」 写真集・写真展藤本巧(ふじもと たくみ) 「朝鮮通信使誠信の交わり全弐巻」写真集淵上 裕太 (ふちかみ ゆうた)「上野公園」 写真集・写真展松村 和彦 (まつむら かずひこ)「心の糸」写真展三島正(みしま ただし)「Flat」 写真集・写真展水島 貴大 (みずしま たかひろ)「環島回憶錄Memoirs of Huandao」写真展山下 晃伸 (やました あきのぶ)「夜光性静物観察記」写真展梁丞佑(やん すんうー)「荷物」 写真集林忠彦賞について賞についてこの賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年に創設したものです。1996(平成8)年には第46回日本写真協会文化振興賞を受賞しました。趣旨わが国の写真文化の発展において、林忠彦は木村伊兵衛、土門拳、渡辺義雄各氏などの先輩写真家とともに日本写真家協会設立に尽力する一方、昭和28年、二科会に写真部を創設、以後、全国のアマチュア写真家の資質の向上に最後まで全力を傾注しました。こうした氏の遺志を生かしアマチュア写真の振興を目的として本賞を設立しました。デジタル化の急速な進歩により多極化する表現形態に対応するため、第12回から新しい写真表現を目指す作家の参入も推し進めました。さらに第18回より、これまでの経験をもとに、対象をプロ作家にまで広げ、時代とともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目指す賞へと拡大しました。応募資格国内居住であれば、アマチュア、プロ、年齢、性別、国籍を問いません。ただし、2023年1月1日~2023年12月31日の写真展、写真集、カメラ雑誌等の表現媒体で、すでに発表された作品に限ります。選考できるだけ広い視野のもとで候補作品を絞るために、写真界各層の関係者約250名より推薦を受けた推薦作品と、公募による自薦作品の中から選考委員5名(大石芳野、笠原美智子、河野和典、小林紀晴、有田順一(周南市美術博物館館長)の各氏)による選考委員会によって決定します。公式サイト周南市美術博物館:林忠彦賞公式サイト : 【この件に関する問い合わせ先】周南市美術博物館林忠彦賞事務局TEL : 0834−22−8880 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念ポスターARが、リリースされた。○■映画『ゴジラ-1.0』、北米邦画実写映画の興行収入記録で歴代1位をマーク第96回アカデミー賞において、アジア圏の映画で初めて「視覚効果賞」を受賞した同作。24日までの公開143日間で観客動員449万人、興行収入68.3億円を突破し、2023年に日本で公開された実写映画ランキングで第1位を記録した。また、北米では現地時間の2月1日までの63日間で上映が終了し、最終興行収入は5641万ドルとなり、北米で公開された邦画実写映画の興行収入記録を大きく塗り替えて歴代1位、北米公開の外国語実写映画の歴代興収でも3位という記録を残した。今回リリースされたのは、スマートフォンでQRコードにアクセスし、『ゴジラ-1.0』上映劇場で掲出中の凱旋上映ポスターを読み込むと、AR上で特別な演出を見ることができる「『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念ポスターAR。ポスターから数々の名場面映像が飛び出し、最後にはゴジラが動き出す? 特別な演出を観ることができる。【編集部MEMO】映画『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いした。(C)2023 TOHO CO., LTD.
2024年03月29日2024年1月に開催された第8回韓国ミュージカルアワードで作品賞、脚本賞、音楽賞の主要3部門を総なめにしたミュージカル『ラフヘスト〜残されたもの』の日本初演が決定。7月18日(木) から28日(日) にかけて東京芸術劇場シアターイーストにて上演されることが発表された。本作は、韓国を代表する天才芸術家と称された実在するふたりの男性、鬼才と言われた詩人イ・サンと韓国抽象美術の先駆者キム・ファンギを夫に持ったキム・ヒャガンの人生を史実に基づいて描いたオリジナルミュージカル。ヒャガンは、自身もエッセイストで評論家で西洋画家でもあり、自身の才能だけでなくパートナーたちの才能をも開花、芸術を完成させた稀有な女性として知られる。演出を手掛けるのは、2022年の読売演劇大賞で優秀演出家に選出された稲葉賀恵。本格ミュージカル初演出となり、「私たちが瞬間瞬間を掴んでは選択をした人生の時間はすべからく愛おしい。そんな作品になると思います」と期待を寄せる。主人公のキム・ヒャガン役を演じるのはソニン。今回、俳優としてだけでなく初めて、訳詞にも挑む。本人も本作に向け、「初・韓国ミュージカル、主演、訳詞。初づくしの新たな自分を表現することに、胸が高鳴る。魂に訴えかけるような、観劇後自分を抱きしめたくなるような、美しく暖かく刹那的な感情を「芸術」を通して体験していただきたい」と本作への意欲を露わにした。そして、ヒャガンの夫である キム・ファンギ役にはダンスボーカルユニットLeadの古屋敬多、孤高の詩人でありながら本作ではキュートな一面も見せるイ・サン役を相葉裕樹、イ・サンと恋に落ちる若き日のヒャガンであるピョン・トンリム役を山口乃々華が演じる。古屋は「未経験な故に震えますが、それよりも楽しみな気持ちが大きい」、相葉は「イ・サンの情熱と創造性、そして愛に満ちた旅路を体現できるよう努めてまいります」、山口は「素敵なメロディーと言葉一つひとつしっかり噛み砕いてお届けできるよう努めたい」と、それぞれ本作に向け意気込みを語った。<コメント全文>■ソニン / キム・ヒャガン役初・韓国ミュージカル、主演、訳詞。初づくしの新たな自分を表現することに、胸が高鳴ります。魂に訴えかけるような、観劇後自分を抱きしめたくなるような、美しく暖かく刹那的な感情を「芸術」を通して体験していただきたいです。新しく出会う仲間と濃い芝居を作る事、少人数で近い距離でお届けできる事、楽しみにしております。■古屋敬多(Lead)/ キム・ファンギ役来ていただけるお客様、スタッフさん、そしてキャスト4人と作り上げる作品!未経験な故に震えますが、それよりも楽しみな気持ちが大きいです。待望の「日本初上演」ですので、これからもこの国で長く愛され続ける作品の一助になれればと想っております。ご期待下さい♪■相葉裕樹 / イ・サン役この度、ミュージカル『ラフヘスト』でイ・サン役を演じることになりました。彼の情熱と創造性、そして愛に満ちた旅路を体現できるよう努めてまいります。人は去っても芸術は残る。その輝きを共有し、皆様の心に残るような作品が届けられたらなと思います。■山口乃々華 / ピョン・トンリム役きっと、濃厚な時間になるだろうと、楽しみな気持ちと緊張感が混在しています。素敵なメロディーと言葉一つひとつしっかり噛み砕いてお届けできるよう努めたいと思っております。ご一緒できる方々からたくさん学び、私もついていけるよう頑張ります!■稲葉賀恵(演出)踊ってしまうほど嬉しかったり叫んでしまうほど悲しかったり、人生は必死すぎて振り返る暇もない。でももし自分が死ぬ前に、過去の自分に会いに行くことが出来たら、絶望したあの夜に一緒に歌を歌えたら、親愛を込めて抱きしめることが出来たら。私たちが瞬間瞬間を掴んでは選択をした人生の時間はすべからく愛おしい。そんな作品になると思います。ご期待ください。<公演情報>belle waves #1 ミュージカル『ラフヘスト〜残されたもの』belle waves #1 ミュージカル 『ラフヘスト〜残されたもの』ビジュアル7月18日(木)~7月28日(日) 全15公演会場:東京芸術劇場 シアターイースト演出:稲葉賀恵上演台本:オノマリコ訳詞:オノマリコ、ソニン音楽監督:落合崇史出演:ソニン、古屋敬多(Lead)、相葉裕樹、山口乃々華【チケット料金】(税込)Rシート(グッズ付き):11,800円一般席:9,800円※Rシート(グッズ付き)は、客席前方席&非売品オリジナルグッズ(キャストビジュアルクリアカード&オリジナルクリアマルチケース)付きとなります。グッズは公演当日、会場にてお引換え下さい。公演期間以外のお引渡しはできません。※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。※本公演のチケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」として販売いたします。主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。■先行開始:3月29日(金) 11:00~■一般発売:5月19日(日) 10:00~オフィシャルHP:
2024年03月29日株式会社パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:恒吉裕司)は、2024年3月29日(金)に「第六回ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」の優秀賞を発表いたしました。第六回ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール 第六回 ロービジョン・ブラインド川柳コンクール特設サイト | メガネのパリミキ : このコンクールは、視覚障害に因んだテーマを、視覚障害当事者だけではなく、それぞれの視点で川柳にして社会全体で共感できることを目的としています。応募総数3,561作品のなかから、次の作品が優秀賞に選ばれました。【最優秀賞】宮城 翔 様・(見えにくさを感じている方部門)ブラインド店員と世間話で声見知り[作者解説]私は買い物をする時、援助依頼をします。同じ店を訪れるたびに、お互いが名前を覚え、声見知りになります。こうして視覚障害者が、買い物しやすい社会になっていってほしいと思います。【見えにくさを感じている方部門賞】さくらもち 様・ロービジョン見えずとも君の嘘ならお見通し[作者解説]小学生の息子が、小言を言われないよう叱られないようにと、あれこれごまかそうとしていますが、大体これは嘘だなと、声色や口ぶりから母のカンが働きます。【メディカル・トレーナー部門賞】千流 様・医師白内障術後林檎が美しい[作者解説]私の受けた手術の実感です【サポーター部門賞】ふみあと70代 様・一般の方無意識が点字ブロック塞いでる[作者解説]自分は死ぬまで健常者だと思ってる人が多すぎるのではないか?【NEXT VISION賞】お話大好き 様・(サポーター部門)職場の方こっちだよその一言が思いやり[作者解説]職場での移動や通勤の際に、目的とする方向に一言声掛けするだけでも、とても助かるとの声を頂きました。その一言の大切さを川柳にしました。【日本眼科医会賞】リンゴ酢 様・ (見えにくさを感じている方部門) ロービジョン白杖が視野に入らぬスマホ族[作者解説]ながらスマホで歩いている人には、白杖を見てもらえないことが多いのが、いつも気がかりです。[総評八木健審査委員長]今年度は、ご協力くださる団体様が40以上となり、多くの素晴らしい作品が集まりました。さらに、これまで最優秀賞は、ほとんどが60代以上の方ばかりでしたが、今回は、10代の方が初めて受賞されました。回を重ねる毎に10代の方からの応募も増える傾向にはあります。しかし、全体の中ではまだまだ少ない中で、今回の受賞はとても大きな意義があると思います。今回の応募作品を拝見して、多くの方が川柳に詠まれていた言葉に気付きました。「QRコード」「人工知能」「アプリ」などの電子機器に関連する言葉です。中でも「セルフレジ」「タッチパネル」は、昨年に続いて特に多く詠まれていました。いずれも視覚優位の機能のため、使い辛さを嘆いておられました。その他にも不便や困ったことを率直に書いてくださった作品として、「問い合わせ窓口」の電話対応が激減したことを詠まれたものがありました。確かにこの数年で、多くの企業やメーカーが、問い合わせの窓口から電話を廃止し、メールやチャットに切り替えていますね。このメールやチャットの使い辛さは、見えにくさが無い方でも、多くの方が痛感しているところです。また、音の出る信号機が夜8時以降翌朝7時半頃まで鳴らないことがほとんどだということや、文字の書体によって見えやすさが違うことなども、応募作品や作者のコメントによって知りました。歩きながらスマホを見ている人や、点字ブロックの妨害も、まだまだ多いのだということも分かりました。入選作品のみならず、応募作品の一つ一つに学ぶことのなんと多いことでしょう。様々な事を教わり気付く機会を得て、このコンテストの選者をさせていただいて良かったと今回もつくづく思いました。そして、誰もが安心安全に暮らせる社会について、皆で考えていければと思います。【審査委員長】八木 健氏 プロフィール元NHKアナウンサーNHK「俳句王国」司会10年元『川柳マガジン』選者元愛媛新聞月刊誌『アクリート』川柳欄選者現在日本農業新聞川柳欄選者月刊俳句総合誌『俳壇』選者愛媛CATV『八木健の川柳天国』主宰愛媛CATV『八木健の俳句遊遊』主宰滑稽俳句協会会長俳句美術館館長浪曲・虎造節保存会創立名誉会長著書『八木健の川柳アート』『俳句人生でいちばんいい句が詠める本』『滑稽俳句集』『平成の滑稽俳句』『すらすら俳句術』『教師のための俳句読本』『海外俳句入門』他◆会社概要会社名:株式会社 パリミキ設立:2009年1月15日代表者:代表取締役社長恒吉裕司資本金:1億円事業内容:眼鏡およびその関連商品を主に取り扱う眼鏡専門店チェーンURL: 【本件に関するお問い合わせ先】ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局メール: lv-senryu@paris-miki.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日エマ・ストーン2度目のアカデミー賞主演女優賞をはじめ2024年の賞レースを賑わせた『哀れなるものたち』の日本公開から約2か月。ヨルゴス・ランティモス監督とエマの最強タッグ最新作『KINDS OF KINDNESS』が邦題『憐れみの3章』として、2024年に日本公開決定。併せて、再び世界の度肝を抜く問題作となる予感満載の予告編が解禁となった。ランティモス監督とエマは『哀れなるものたち』で、第80回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞し、第81回ゴールデン・グローブ賞では作品賞、主演女優賞を受賞。さらに第96回アカデミー賞では主演女優賞ほか、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の合計4部門に輝いた。ヨルゴス・ランティモス監督&エマ・ストーン Photo by John Shearer/Getty Images for Critics Choice Association今回もランティモス監督のもとには『哀れなるものたち』で壮麗で芸術的な唯一無二の世界を監督と共に作り上げた、エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。マーガレット・クアリー Photo by Theo Wargo/Getty Imagesさらに『哀れなるものたち』とともに今年度の賞レースで熱戦を繰り広げた『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』や、数々の賞を席巻した『パワー・オブ・ザ・ドッグ』をはじめとする話題作に多数出演するジェシー・プレモンス、『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『マイ・エレメント』(声の出演)など多数の大作で活躍するママドゥ・アティエ。ホン・チャウ Photo by Gilbert FloresVariety via Getty Imagesさらに「ユーフォリア/EUPHORIA」、『ハンガー・ゲーム0』で注目を浴びる新鋭ハンター・シェイファーといった、折り紙つきの実力者が勢ぞろいし、共同脚本に『籠の中の乙女』『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』のエフティミス・フィリップとの最強タッグが復活。ランティモス監督ならではのユーモラスでありながらも、ときに不穏で予想不可能な、独創的世界を描き出す。今回解禁となった予告編には、ランティモス監督の鮮烈で独特な物語をその存在感で彩るキャスト陣が次々に登場。異常なスピードを出すビビッドカラーのスポーツカーや、廊下を引きずられていく脱力した女性は、未体験かつ高濃度のランティモスワールド到来を予感させる。本作はストーリーも、豪華キャスト陣が演じる役柄も全てが異なる三部作で構成されており、信念、強制、そして支配が日常である強烈な物語が息つく間もなく展開されていく。『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』と映画界に未知なる衝撃を送り続けるヨルゴス・ランティモス監督と、俳優としての才能を遺憾なく発揮し続けるエマ・ストーンの三度目のタッグは、超豪華キャストとともに映画をさらなる高みへと導くだろう。『憐れみの3章』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月29日第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多7部門受賞に輝いたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が明日から公開になる。これまで数々の衝撃作、大作を手がけてきたノーラン監督は本作で何を描くのだろうか?本作は、1904年にアメリカで生まれ、米軍が進めた原子爆弾製造計画「マンハッタン計画」に参加した天才物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの半生が描かれる。劇中では彼が出会った人々、歴史を永遠に変えてしまうほどの発見とその顛末、時代の波に翻弄される様、彼の私生活が次々に描かれる。そのビジュアルは壮大で鮮烈。ノーラン監督がこだわり続けているIMAX/ラージフォーマットで撮影された映像も観客を圧倒するだろう。その一方で、本作についてノーラン監督はこう語っている。「オッペンハイマーの物語は、我々の前にある最も壮大な物語のひとつだ。逆説と倫理的なジレンマに満ちていて、私がずっと関心を抱き続けてきた類の素材なんだ。映画は、なぜ彼らがこんなことをしたのか人々に理解させると同時に、それを“すべき”だったのかどうかを問う」劇中ではオッペンハイマーが経験した出来事だけでなく、彼が感じた葛藤やジレンマが巧みに描かれる。「トリニティ実験の下準備中に、オッペンハイマーとそのチームは非常に小さな可能性を目にしていた。彼らがこの最初の爆弾のボタンを押して起動させたら、連鎖反応が起きて地球の大気を焼き、地球を破壊するかもしれない。いかに小さくても、その可能性を完全に排除することができる数学的、理論的根拠は存在しない。それでも彼らはボタンを押した。私は観客をその部屋に連れ込み、その会話が交わされるときに、ボタンが押されるときに、立ち会ってもらいたかった」この瞬間、客席のあなたは何を感じるだろう?オッペンハイマーは何を感じていただろう。そこには葛藤や恐怖、知的好奇心、不安、重圧があったのではないだろうか?このボタンを押せば、世界は永遠に変わってしまう。そのとき、人は何を感じるのか?それは言葉で表現したり、映画で描けるものなのか?ノーラン監督が本作で最も描きたかったもの、それは観客であるあなたを“その瞬間”に連れていくことだ。オッペンハイマーだけでなく、映画を観るあなたも試される。何度も劇場に足を運び、繰り返し“その瞬間”に立ち会う観客は今後も増え続けるだろう。『オッペンハイマー』本予告『オッペンハイマー』3月29日(金)公開公式サイト()(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.Photo:AFLO
2024年03月28日第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』が3月29日(金)より全国公開。この度、ノーラン監督が主人公オッペンハイマーの妻キティ役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエミリー・ブラントについて語る特別インタビュー映像がシネマカフェに到着した。3月25日には、IMAX®、Dolby Cinema®、35mmフィルム版による3劇場同時刻新宿ジャック「トリプルTOKYOプレミア」が行われた本作には、「映画という表現の一つの到達点。クリストファー・ノーラン監督と同じ時代に生まれて本当に幸運だ」「21世紀最高の映画の一つ」「1秒も飽きさせない」など、作品を高く評価するコメントが寄せられた。また、アカデミー賞を受賞したキリアン・マーフィー、ロバート・ダウニーJr.ら俳優陣の演技には、「キャスト陣の鬼気迫る演技」「役者、音楽、脚本、演出、編集どれも最高のクオリティ」「否が応でも登場人物の視線に立たされた」といった声が上がり、オッペンハイマーの妻キティを演じたエミリー・ブラントの演技には「オッペンハイマーと初めて出会った時のエミリー・ブラントの懇願するような瞳はずば抜けて良かった」と激賞するコメントも寄せられている。エミリーが演じたのはオッペンハイマーの妻、キャサリン(キティ)・オッペンハイマー。生物学者、植物学者のキティは、女性が男性を支えるべきとされていた当時の社会の慣習や期待に抗った現代的な女性だ。映像でノーラン監督は「エミリー・ブラントは驚異的な俳優です」と語り始める。キティを演じること自体が、エミリーにとって「とてもユニークな挑戦だったと思います」と言い、「なぜならキティ・オッペンハイマーはとても複雑な人だったから。とても無愛想なのです。彼女は周囲の多くの人々を疎外しました」と続ける。「でも、オッペンハイマーの人生において彼女がどのような存在だったかという現実を見れば、彼女は明らかに、この物語全体において重要な人物なのです」と、キティ・オッペンハイマーという存在の重要性を示した。監督は、難役を担ったエミリーの演技について、「キティというキャラクターのより厄介な側面から逃げることなく、正直に演じることができたと思います。人間としての彼女の心を見つけることができた。そして彼女は、キティとロバート・オッペンハイマーとの関係に(観客を)引き込むことができました」と言及する。そして、「マンハッタン計画」のために奔走し、トリニティ実験を成功させ、その後に原爆が与える影響に苦悩し続けた夫オッペンハイマーを支え続けたキティを演じきった「エミリーは、このキャラクターの感情的な人生を明らかにして、2人の間にある特別な絆と、彼が成し遂げたことすべてにおいて彼女が果たした非常に重要な役割を感じさせてくれたと思います」と、物語に奥行きを与えるエミリーの演技を讃えている。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。IMAX®劇場全国50スクリーン、Dolby Cinema®全国10スクリーン、35mmフィルム版109シネマズプレミアム新宿にて同時公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月27日第96回アカデミー賞にて最多13部門ノミネート、作品賞・監督賞・主演男優賞など最多7部門を制したクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が、いよいよ日本で3月29日(金)より公開される。本作は、世界の運命を握った天才科学者の実話に基づく物語。キリアン・マーフィー演じる天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーが第二次世界大戦下に率いた「マンハッタン計画」での原爆の開発過程と、イギリス・ドイツ留学時代から大戦後の“冷戦”までを行き来しながらオッペンハイマーの半生が描かれていく。そこで今回は、オッペンハイマーと各時代で関わりを持ち、影響を与え合ったキャラクターたちに注目。ノーラン監督作品の常連メンバーやアカデミー賞俳優、大ヒット映画・海外ドラマで知られる俳優たちが多数名を連ねている。主要キャラクターJ・ロバート・オッペンハイマー/キリアン・マーフィー主人公となるアメリカの理論物理学者。第二次世界大戦中に、ロスアラモス国立研究所にて原子爆弾の開発・製造を目的とした「マンハッタン計画」を主導。広島、長崎への原爆投下による惨状を知り、戦後の原子力政策には反発する。【主な出演作】:ノーラン監督の『ダンケルク』『インセプション』『ダークナイト』トリロジーほか、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』『麦の穂をゆらす風』『プルートで朝食を』『28日後…』「ピーキー・ブラインダーズ」など。アイルランド生まれの俳優として本作で初のアカデミー賞受賞。キャサリン・オッペンハイマー/エミリー・ブラント“キティ”の愛称で呼ばれたロバート・オッペンハイマーの妻。生物学者で植物学者。ロバートと結婚する前に三度結婚していた。ロスアラモス時代にアルコール依存と闘うも、生涯オッペンハイマーを支え続けた。【主な出演作】:『メリー・ポピンズ リターンズ』『クワイエット・プレイス』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』『ヴィクトリア女王 世紀の愛』『プラダを着た悪魔』ほか。本作で初のアカデミー賞ノミネート。レズリー・グローヴス/マット・デイモンアメリカ陸軍工兵隊の将校。政府の極秘プロジェクト「マンハッタン計画」の責任者。オッペンハイマーに白羽の矢を立て、ニューメキシコ州ロスアラモスに研究所を建設。新型爆弾の開発を急ぐ政府からの圧力に腐心する。【主な出演作】:『AIR/エア』『オデッセイ』『ディパーテッド』『オーシャンズ』シリーズ、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』など。ノーラン監督の『インターステラー』にカメオ出演。ルイス・ストローズ/ロバート・ダウニー・Jr.アメリカ原子力委員会の委員長で、海軍少将。戦後、オッペンハイマーをプリンストン高等研究所所長に抜擢、原子力委員会にも迎え入れる。野心に満ちた人物で、やがて水爆実験をめぐりオッペンハイマーと対立を深めていく。【主な出演作】:『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズのトニー・スターク役ほか、『シャーロック・ホームズ』シリーズ、『ゾディアック』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『チャーリー』など。本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞。ジーン・タトロック/フローレンス・ピュー精神科医。知的で愛情深く、自由精神にあふれた女性。オッペンハイマーがカリフォルニア大バークレー校で物理学の教授をしていた1936年に出会い、恋人になる。ジーンが共産党員であったこともまた、彼の運命を狂わせてゆく。【主な出演作】:『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート。『ブラック・ウィドウ』『ミッドサマー』『ファイティング・ファミリー』『レディ・マクベス』など。アーネスト・ローレンス/ジョシュ・ハートネットアメリカの核物理学者で発明家。社交的な性格で、カリフォルニア大学バークレー校でオッペンハイマーと意気投合し友人に。大学内のラボで共に研究を行い、その後、マンハッタン計画に関わる彼を支援する。【主な出演作】:『オペレーション・フォーチュン』『ブラック・ダリア』『パール・ハーバー』『ブラックホーク・ダウン』『ヴァージン・スーサイズ』『パラサイト』(98)など。ボリス・パッシュ/ケイシー・アフレックアメリカ陸軍の防諜部将校。ナチスドイツの核開発計画の調査を進め、マンハッタン計画時代のオッペンハイマーと面識がある。後に、オッペンハイマーが共産主義に傾倒していた疑いを証言する。【主な出演作】:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞受賞。『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『オーシャンズ』シリーズなど。デヴィッド・L・ヒル/ラミ・マレックイタリアの実験物理学者エンリコ・フェルミの助手。フェルミと共にマンハッタン計画に参加するが、後に日本への原爆使用に反対する請願書に署名する。【主な出演作】:『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞受賞。『アムステルダム』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『ナイト ミュージアム』シリーズ、「MR. ROBOT ミスター・ロボット」など。ニールス・ボーア/ケネス・ブラナーデンマークの理論物理学者で、ノーベル物理学賞受賞者。20代のオッペンハイマーがケンブリッジ大学で出会う、心の師。精神的に追い込まれていたオッペンハイマーに、ドイツの大学で理論物理学を学ぶことを薦める。パトリック・ブラケット(ジェームズ・ダーシー)&ニールス・ボーア(ケネス・ブラナー)【主な出演作】:ノーラン監督『TENET テネット』『ダンケルク』ほか、『オリエント急行殺人事件』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』『ヘンリー五世』など。『ベルファスト』『マイティ・ソー』『シンデレラ』などを監督。パトリック・ブラケット/ジェームズ・ダーシーケンブリッジ大学で、オッペンハイマーが苦手としていた実験物理学の教鞭をとっていた。【主な出演作】:『ダンケルク』ほか、「コンステレーション」『アベンジャーズ/エンドゲーム』「エージェント・カーター」『クラウド アトラス』など。イジドール・ラビ/デヴィッド・クラムホルツアメリカの物理学者で、オッペンハイマーの友人。マンハッタン計画には倫理的に反対の立場ながら、コンサルタントとしてトリニティ実験に立ち会う。【主な出演作】:「NUMB3RS/ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル」チャーリー・エップス役ほか、「プロット・アゲンスト・アメリカ」「DEUCE/ポルノストリート in NY」など。ヴァネヴァー・ブッシュ/マシュー・モディーン軍事目的の科学研究を担ったアメリカ科学研究開発局のトップ。政府にマンハッタン計画を進言したひとり。【主な出演作】:「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ブレナー博士役で知られるほか、『ダークナイト ライジング』『メンフィス・ベル』『フルメタル・ジャケット』など。ハンス・ベーテ/グスタフ・スカルスガルドマンハッタン計画の理論部門のトップ。トリニティ実験と長崎に投下された原爆の設計者。ハンス・ベーテ/グスタフ・スカルスガルド(左)【主な出演作】:「ヴァイキングス~海の覇者たち~」フロキ役ほか、『AIR/エア』「ニミュエ 選ばれし少女」「ウエストワールド」など。リチャード・ファインマン/ジャック・クエイドユダヤ系の若き理論物理学者で、マンハッタン計画に参加しトリニティ実験を見守る。ボンゴが趣味。後に彼の逸話集はベストセラーとなる。【主な出演作】:「ザ・ボーイズ」のヒューイ役で知られるほか、『スクリーム』『ランペイジ 巨獣大乱闘』など。ハーコン・シュヴァリエ/ジェファーソン・ホール作家。カリフォルニア大学バークレー校で同僚となったことをきっかけにオッペンハイマーの友人となる教授。共産主義者。【主な出演作】:『TENET テネット』『ハロウィン』「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」「ゲーム・オブ・スローンズ第一章:七王国戦記」など。エドワード・テラー/ベニー・サフディ理論物理学者。マンハッタン計画に参加し、トリニティ実験に立ち会うものの、水素爆弾の開発をめぐりオッペンハイマーと袂を分かつ。【主な出演作】:「オビ=ワン・ケノービ」『リコリス・ピザ』ほか、兄ジョシュと『アンカット・ダイヤモンド』『グッド・タイム』(出演も)『神様なんかくそくらえ』を監督。ウィリアム・ボーデン/デヴィッド・ダストマルチャン弁護士であり、連邦議会原子力合同委員会の元事務局長。冷戦下、オッペンハイマーに疑いをかける。【主な出演作】:『ダークナイト』『アントマン』シリーズ、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』『DUNE/デューン 砂の惑星』など。ケネス・ニコルス/デイン・デハーンマンハッタン計画を指揮するアメリカ陸軍レズリー・グローヴスの側近だったが…。ケネス・ニコルス/デイン・デハーン(右端)【主な出演作】:「ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路」『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』『アメイジング・スパイダーマン2』『キル・ユア・ダーリン』『クロニクル』など。上院補佐官/オールデン・エアエンライク公聴会でルイス・ストローズに付き添う。【主な出演作】:『Fair Play/フェアプレー』『コカイン・ベア』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』『ヘイル、シーザー!』など。ロジャー・ロッブ/ジェイソン・クラーク1954年、少人数で行われた聴聞会でオッペンハイマーを追い詰めていく弁護士。【主な出演作】:『ファースト・マン』『ナチス第三の男』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『ゼロ・ダーク・サーティ』など。アルベルト・アインシュタイン/トム・コンティノーベル賞受賞の物理学者。オッペンハイマーとはプリンストン高等研究所で同僚だった。【主な出演作】:『ダークナイト ライジング』ほか、『パディントン2』『テンペスト』『戦場のメリークリスマス』など。ほかにも注目したいキャラクターリリー・ホーニグ/オリビア・サールビーチェコ系の女性化学者。マンハッタン計画では“タイプ仕事”でなく、プルトニウムの研究チームに従事。トリニティ実験を目の当たりにし、日本への原爆使用に反対する請願書に署名。オリヴィア・サールビー Photo by Michael Buckner/Variety via Getty Images【主な出演作】:『JUNO/ジュノ』の親友リア役や、「Y:ザ・ラストマン」『ジャッジ・ドレッド』『ダーケストアワー 消滅』『ユナイテッド93』など。フランク・オッペンハイマー/ディラン・アーノルド放射線研究をしていた素粒子物理学者。兄ロバートと共にマンハッタン計画に参加、史上初の核実験“トリニティ実験”の機器開発に携わる。一時期、共産党に入党した過去も。ディラン・アーノルド Photo by Amy Sussman/Getty Images【主な出演作】:『ハロウィン KILLS』『ハロウィン』のキャメロン役ほか、Netflixシリーズ「YOUー君がすべてー」など。さらに、ナチスドイツ下で原爆開発に関わったヴェルナー・ハイゼンベルク役にNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』『ハート・オブ・ストーン』のマティアス・シュヴァイクホファー。聴聞会をまとめた政治家ゴードン・グレイ役に海外ドラマ「スキャンダル」の大統領役で知られるトニー・ゴールドウィン、重要な記録をとった物理学者ルイス・ウォルター・アルヴァレズ役に『ヘレディタリー/継承』『オールド』のアレックス・ウルフらの姿も。ノーラン監督の娘、フローラ・ノーランが『インターステラー』に続いてカメオ出演、また、あるアカデミー賞俳優がアメリカ大統領役で特別出演している。マティアス・シュヴァイクホファー Photo by Kevin Winter/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images/トニー・ゴールドウィン Photo by Amy Sussman/WireImage/アレックス・ウルフ Photo by Jeremy Chan/Getty Images『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。IMAX(R)劇場全国50スクリーン、Dolby Cinema(R)全国10スクリーン、35mmフィルム版109シネマズプレミアム新宿にて同時公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. 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2024年03月27日アンドリュー・スコットとポール・メスカルの共演で、英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多7部門受賞、英国アカデミー賞6部門にノミネートされた『異人たち』。この度、2人がそれぞれ演じたアダムとハリーの出会いを描いた本編映像が解禁された。今回解禁されたのは、主人公・アダムとハリーが出会うシーンの本編映像。ロンドンにそびえ立つ真新しいタワーマンションの上層階で暮らすアダムは、12歳の時に両親を交通事故で亡くす悲劇を経験して以来、埋めようのない喪失感に苛まれずっと孤独に生きてきた。ある夜、ハリーと名乗るミステリアスな青年が、アダムの部屋のチャイムを鳴らす。日本製のウイスキーをちらつかせて「飲まない?」と誘ってくるハリー。「俺が怖い?」「部屋の外に吸血鬼がいるんだ」そんな謎めいたことを言う彼は酩酊しているよう。突然の訪問に戸惑うアダムだが、ハリーの姿からは、必死に人の温もりを求めているような、どこか切羽詰まった雰囲気が感じられる。ハリーもまた、アダムと同様に寂しさと孤独を抱えた日々を送っていたのだ。この日を境に、アダムはハリーのことを気にかけるようになり、次第に2人は親密な関係になっていく…。アダム役のアンドリュー・スコットは、TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」のモリアーティ教授役で人気を博し、英国アカデミー賞TV部門助演男優賞を受賞。さらに『007 スペクター』『否定と肯定』「Fleabag フリーバッグ」『1917 命をかけた伝令』など話題作への出演が続き、いま絶大な支持を集める注目の実力派俳優。スコットは「アダムはとても孤独な人物です。とても危うい境地にまで行かなければならないという意味で、演じるのは大変な役でした」と自身が演じたアダムについて明かし、アダムを演じる難しさを痛感していたというが、出演については「即座に心を奪われました」と即決するほど魅了されたそう。また、ハリー役を演じたポール・メスカルは、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、2023年には英国アカデミー賞TV部門主演男優賞を受賞した、いま大注目の期待の俳優。2024年以降の出演作として、リドリー・スコット監督の『Gladiator 2』(24)、クロエ・ジャオ監督の『Hamnet』(未定)、リチャード・リンクレイター監督の『Merrily We Roll Along』(未定)など、錚々たる作品に出演が決まっている。メスカルは自身が演じたハリーとアダムの関係について、「彼らは真のつながりを見つけるのだと思います。映画の中でアダムとハリーが持っているようなつながりを見つけるのは、ますます難しくなっているのです」と明かしている。劇中、2人は孤独によって見失った互いの魂を見つけ出すように深い愛を紡いでいき、心の底からのつながりを見出していく。そんな2人の関係は、他者とのつながりを求める全ての人の心にそっと寄り添うかのようで、その切なさに胸を打たれること必至だ。ミステリアスな暗い影と少年のような無邪気さが同居するハリーを好演したメスカルについて、ヘイ監督は「とても自然体で素晴らしい俳優で、以前から好きでした。繊細さと力強さが絶妙に融合された、実に興味深い存在です」と、次代を担う才能溢れる俳優として絶賛。スコットも「彼には信じられないほどの才能があります。親密なシーンをたくさんこなさなければなりませんでしたし、一緒に笑い合える相手、背中を押してくれる相手がいることはとても重要なことです」とコメントする。「この物語には悲しみがたくさんありますが、彼は、決して多くの俳優に備わっているわけではない、明るさを演じる能力を持っています」とポールの存在に助けられたことを明かしている。実はヘイ監督とスコット、メスカルは撮影前にライブに出かけ、互いの人生について語り合う時間を設けたそう。そのおかげで、早い段階から彼らの間には強い信頼関係が築かれ、繊細で胸を打つ、リアリティ溢れる演技がより豊かなものになっていったという。2人のほか、アダムの父親役・母親役として、『リトル・ダンサー』『ロケットマン』のジェイミー・ベル、「ザ・クラウン」『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のクレア・フォイが出演。主な登場人物は彼らが演じるわずか4人。実力派キャストだからこそ成し得た、美しく夢幻的な映画体験が堪能できる。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月26日WOWOWでは6月17日(月)(※日本時間)にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される「第77回トニー賞授賞式」を生中継する。その番組スペシャル・サポーターに京本大我(SixTONES)の出演が決定。コメントも到着した。「トニー賞」とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。WOWOWでの生中継は今回で10回目。ナビゲーターとして井上芳雄と宮澤エマの出演が決定しているが、スペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)が出演する。さらに、6月の授賞式に向けて「トニー賞」をより楽しめる特別番組を放送・配信することが決定。3月31日(日)午後11時30分からは、速報ミニ番組「第77回トニー賞 出演者決定スペシャル」を放送・配信。井上さん、宮澤さん、京本さんが出演し、意気込みを語るとともに、昨年の授賞式をふり返り、トニー賞授賞式の魅力のポイントを紹介する。4月28日(日)午後5時からは「トニー賞」をまだ観たことのない方でも楽しめる番組「京本大我 ハロー・トニー!」を放送・配信。京本さんとともに、ブロードウェイの歴史や「トニー賞」の知られざる魅力まで、「トニー賞」を楽しむための”How to(ハウ ツー)”を楽しく学んでいく内容となっている。5月11日(土)午後3時45分からは「トニー賞がやってくる!」(無料放送)、5月25日(土)午後1時30分からは井上さん、宮澤さん、京本さんが出演する「第77回トニー賞 直前スペシャル」を放送・配信する。【京本大我 コメント】この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことが出来ることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒出来ることも非常に楽しみです。「生中継!第77回トニー賞授賞式」は6月17日(月)にWOWOWにて放送・配信(終了後アーカイブ配信あり)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月22日日本時間6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で行われる『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継される。このたびスペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)の出演が決定した。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。京本はグループ活動を軸としつつ、個人としては約10年近くにわたってミュージカルに挑戦している。今回番組のスペシャル・サポーターを務めるにあたり、「トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います」とコメント。また「まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります」と意気込みを寄せた。なお番組のナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが担当する。さらに、トニー賞をより楽しむことができる特別番組の放送・配信が発表された。3月31日(日) 午後11時30分からは、速報ミニ番組『第77回トニー賞 出演者決定スペシャル』が放送・配信され、井上・宮澤・京本が意気込みを語るとともに、昨年の授賞式を振り返り、トニー賞授賞式のポイントを紹介する。4月28日(日) 午後5時からはトニー賞をまだ観たことのない人でも楽しめる番組『京本大我 ハロー・トニー!』、5月11日(土) 午後3時45分からは『トニー賞がやってくる!』(無料放送)、5月25日(土) 午後1時30分からは井上・宮澤・京本が出演する『第77回トニー賞 直前スペシャル』が放送・配信される。■京本大我 コメント全文この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒できることも非常に楽しみです。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり6月23日(日) 字幕版 WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)公式サイト:
2024年03月22日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶舞台挨拶では、キャスト陣もオスカー像を1人ずつ持ってみることに。佐々木は「よく、オスカーを持ってる人は足のところを片手で持ってるからなんでだろうと思っていたら、確かにこう持ちたくなる像だなと思いました。持ってみて、ここが1番持ちやすい。これすごくいいですよ。素晴らしいです」と新たな発見があった様子。続く神木も「あ〜ここだあ!」とフィット。「重い! 重いですね。受賞された方って、こうやって(両手で)持つ方もいらっしゃれば、写真撮る時にはガッと片手で(持つ人も)。本当に重いですね」と重さを実感する。山崎監督は「みんなから『突き出せ』と言われるんですよ。最初はイエーイってやってるんですけど、ほんと重い。辛くなってきちゃう」と苦笑し、神木は「重厚感というか、この中にいろんな想いが詰め込まれてるんだなと思うと恐れ多いです」と噛み締めていた。また、佐々木が「『オスカー取ったら、賞金いくら?』と言うてくるやついるんですよ。ないですよね?」と尋ねると、山崎監督は「取らなかった人は、結構な金額のお土産をもらえるらしいんですよ」と意外な噂を披露。「僕ももらえるかと思ったら『ないです』と。もちろんこっち(オスカー)の方がいいですけど、いろんな協賛スポンサーからけっこうなお土産をもらえるらしいんです。数百万円分くらいのお土産がくるらしい」と驚かせ、「ガセかもしれないですけど」と付け加えていた。
2024年03月21日第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞含む最多7部門受賞に輝いたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が、3月29日(金)から全国の映画館、IMAX劇場、Dolby Cinema、35mmフィルム版で同時公開になる。本作は、20世紀を生きた天才物理学者ロバート・オッペンハイマーを主人公にした物語で、大規模なアクションや巨大なモンスターが登場する映画ではない。しかし、ノーラン監督はこれまで同様、本作を大型カメラで撮影することにこだわった。なぜだろうか?ノーラン作品は、IMAXなどの大型カメラを用いて制作にあたることで知られている。『ダークナイト』で部分的に導入したIMAXカメラに魅了されたノーランは、新作を手がける度にラージフォーマット撮影の分量を増やしていき、本作も多くのシーンが65ミリフィルムで撮影された。『インターステラー』、『ダンケルク』、『TENET テネット』に続いて、本作で初のアカデミー賞撮影賞を受賞したホイテ・ヴァン・ホイテマを撮影監督に迎えたノーラン監督は「私とホイテが採用した撮影スタイルは非常にシンプルだが、力強いものだ。映画の世界と観客との間にいかなる障害もないこと、モノクロ映像以外、様式化されたところのない映像だった。特にカラー映像の場面は飾り気がなくシンプルな映像を望んだ。できるだけ自然で、世界の肌触りを伝えてくれるようなものだ」と語る。上記の作品をはじめ『007 スペクター』や『NOPE/ノープ』なども手がけるホイテマは、現代の映画界に欠かすことのできない撮影監督で、作品ごとに新たな手法、新たなルックに挑み続けている。本作で彼はIMAXカメラを用いて、人間ドラマを微細に描き出すことに挑んだ。「IMAXは、普通はスペクタクル用のフォーマットで、広い視野、壮大さを伝えるために使われます。撮影の最初から私の関心はクローズアップでも同じように力強いのかどうかにありました。我々は心理を撮影できるのだろうか?これを親密なメディアにできるのだろうか?これはいわば“口元に大金をかける映画”でした。物語がそれを要求したのです」ノーラン監督は本作の映像は、観客が「物語とリアリティの中に入り込むことができる」ものだと宣言する。「『オッペンハイマー』は大きな射程、スケール、視野を持つ映画だが、一方で私は観客にすべてが起こった部屋の中にいるように感じてもらいたかった。まるで自分がそこにいて、決定的な瞬間に科学者たちと一緒にいるかのように」スクリーンを観ているはずなのに、まるでそこに人がいるような感覚。映画『オッペンハイマー』は、IMAXの新たな可能性を見せる作品になりそうだ。『オッペンハイマー』本予告編『オッペンハイマー』3月29日(金)公開公式サイト()(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月21日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶に吉岡秀隆登場受賞の瞬間について聞かれると、吉岡は「僕、知らなくて。『三丁目の夕日』のプロデューサーの奥田(誠治)さんが朝LINEくださって、『山崎さん、やりましたね』と言うから、『ノミネートのことを言ってるのかな?』って」と気づいていなかったそうで、周囲を驚かせる。さらに吉岡は「いつも行くコンビニで、レジのおばさんが『ゴジラやりましたね、オスカー!』と言うから『とったんですか!?』『えー!!』って」と驚きのエピソード。山崎監督からも「だいぶずれたね」とツッコまれた吉岡は「あわてて監督にショートメールを送って、なかなか返ってこないから、『ああ、無視か』って。YouTtubeか何かで会見の動画上がってたところに監督から返ってきたので『見捨てられてなかった、僕』と思った」と振り返り、山崎監督は「飛行機乗ってたから、僕は」と苦笑していた。
2024年03月21日2人組女性YouTubeクリエイター・平成フラミンゴが20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」に出演。スペシャルステージを展開し、約8時間にわたって行われた関コレの大トリを飾った。平成フラミンゴにとって初めての楽曲である「スーパーヒロイン」が流れると、大歓声。悲鳴にも似た声を浴びながら、2人はそれぞれトロッコに乗って会場をぐるりと一周。ファンの声援に手を振って応えていた。人生初トロッコとなったRIHOは「いつもよりみなさんが近くに見えて、手を振ってくれたり新鮮でうれしかった」と至近距離に喜び。NICOは「こんなに近くに行くことがないので、目線を合わせられずに空間を見ていました(笑)。恥ずかしくて…」と慣れない演出に照れていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶開催神木は「伝言を預かっています。山田裕貴から。仕事で来れなかったんですけど『すごく行きたかった』と」と、今回舞台挨拶に登壇できなかった山田の言葉を明かす。「『監督と白組の皆さん、本当におめでとうございます。こんなにおめでたくて、皆さんと一緒に喜べる作品に出られて本当に幸せです。イエーイ』と言ってました」と伝え「彼の魂もここに」と空間を示す神木に、「死んでるみたい」とツッコミが入っていた。受賞の瞬間について聞かれると、神木は「役者仲間からも『おめでとう』と来て。でも1番最初に来たの、山田裕貴。と、あとはWOWOWで生放送してくれてた中島健人から、『とったよ!』と。山田裕貴からは『おめでとう! やばいね!』と来て」と振り返る。「みんなから、『おめでとう』『おめでとう』『すごいね』と。『こちらこそおめでとう』『やったね』『おめでとう、すごいね』と連絡して、一気に来まして。家族からもきましたし、会う方会う方おめでとうと言ってくれる。映画を観て『良かったよ、おめでとう』と言っていただけるので、本当に幸せなことだなと思っています」と噛み締めていた。
2024年03月20日今年度の日本アカデミー賞で安藤サクラ(38)が最優秀女優賞&助演女優賞をW受賞。来年度NHK大河ドラマの主役には仲野太賀(31)が選ばれるなど、活躍が目覚ましい二世俳優たち。水谷豊(71)と伊藤蘭(69)の一人娘・趣里(33)もオーディションでNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロイン・福来スズ子役を勝ち取るなど、実力派に名を連ねる二世俳優が増えている。一方で、《下積み経験もなく、話題性だけで主演になった》と言われたり、演技が不評の俳優も。そこで本誌は、40歳以下の「演技がイマイチな二世俳優」について、アンケートを行った(~3月15日)。第3位は松田龍平(40)松田優作さん(享年40)と女優・松田美由紀(62)の長男であり、弟も俳優として活躍する松田翔太(38)。芸能一家として有名な松田が3位にランクイン。『舟を編む』『ぼくのおじさん』など多くの映画で主演、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』ではヒロインのマネージャー役を演じた。そんな松田だが、《表情や声色が不自然な気がする》(30代男性/公務員・教職員・非営利団体職員)、《セリフが棒読みだった》(30代女性/専業主婦)と役にハマりきれていないという声が。また、《どの作品を見ても、同じような感じ》(50代女性/派遣社員・契約社員)と演技の幅が狭いと感じる視聴者もいるようだ。第2位は岡田結実(23)父はお笑い芸人のますだおかだ・岡田圭右(55)。岡田結実は2010年から4年間、『天才テレビくん』にてれび戦士として出演。その後雑誌の専属モデルを務めるなどタレントとしてのスタートではあるものの、2023年には映画『26時13分』で単独主演を務めるなど最近では女優業にも力を入れている。《演技が大袈裟》(30代女性/専業主婦)、《表情がいつも同じ》(30代女性/パート・アルバイト)、《感情が伝わらない》(30代女性/専業主婦)と演技力への疑問の声が。ほかには《バラエティで父親のギャグを真似していたときのことを思い出してしまう》(50代男性/会社経営)、《バラエティの方が向いていると思う》(20代女性/パート・アルバイト)と芸人の娘ならではの声も多く寄せられた。第1位はKoki,(21)。木村拓哉(51)と工藤静香(53)の次女で、ファッションモデル・作曲家としても活動している。2022年に『牛首村』で女優デビューしたKoki。映画初出演で初主演ながらも一人二役に挑戦し、見事に演じきった本作。映画作品としてはいまだ『牛首村』に出演したのみだが、ほかにも人気歌手のミュージックビデオにも出演するなど、活躍の幅は多岐にわたっている。《木村拓也の印象が強すぎて、どうしても比べてしまう。顔が似ているので余計そう思う。》(60代女性/無職)、《顔がキムタクすぎてそればかり気になってしまうから》(30代女性/無職)、《演技より顔を見てしまう》(60代女性/専業主婦)と、父親である木村拓哉と顔が似ているゆえに演技が印象に残らないという声が多く寄せられる一方、《演技が自然ではなかった》(40代女性/派遣社員・契約社員)、《抑揚が少ない》(40代男性/会社勤務)、《演技が棒読みで内容が入ってこない》(40代女性/パート・アルバイト)、《顔の表情が固くて上手く伝わらない》(30代女性/専門職)と、まだ演技経験が浅いことに苦言を呈する視聴者も。親の知名度が高いほど比べられる機会は増えてしまう。そんな状況にも負けずにさまざまな場面で活躍していくのはいったい誰か。彼らの今後に期待したい!
2024年03月20日来年度NHK大河ドラマの主演に仲野太賀が抜擢され、今年度の日本アカデミー賞では安藤サクラが最優秀女優賞&助演女優賞をW受賞するなど、最近は二世俳優の活躍が目覚ましい。仲野太賀は、『ゆとりですがなにか』(2016年・日本テレビ系)や『今日から俺は!!』(2018年・日本テレビ系)など人気作に出演し、一躍有名に。そんな仲野は、父親が俳優の中野英雄(59)であることから、二世俳優の印象を与えないようにと「太賀」という芸名で活動していたが、2019年に「仲野太賀」に改名。父親の知名度に頼らず、実力で勝負したいという気持ちがあったのだろう。そこで本誌は、40歳以下の「演技がうまい二世俳優」について、アンケートを行った(~3月15日)。第3位は杏(37)父親で俳優の渡辺謙(64)は、日本アカデミー賞で何度も最優秀主演男優賞を受賞した実力派俳優だ。『ラストサムライ』や『GODZILLAゴジラ』に出演し、世界でも知名度の高い渡辺謙の娘でありながら堂々の3位にランクイン。近年はフランスに拠点を置いているが、『キングダム 運命の炎』や『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』など話題作に出演し、6月には映画『かくしごと』で記憶を失った少年の“母”と嘘をつき生きる女性を演じる。《父親のいい演技を上手く受け継いでいる》(30代男性/専門職)、《親の七光りを感じさせない演技で、『花咲舞が黙ってない』などキャラが際立っています》(40代男性/専門職)、《父親が渡辺謙さんであことを隠してデビューし、朝ドラの主演を見事に演じたり、子どもを抱えながら、一生懸命に生きている様子は、演技の幅を拡げていると思う》(40代女性/専業主婦)と、二世タレントでありながらも親の知名度に頼らずに活躍している姿や、父親譲りの演技力に感嘆の声が多く寄せられた。第2位は長澤まさみ(36)父は元サッカー選手で、日本代表経験もある長澤和明(66)。長澤まさみが主役を演じたドラマ『コンフィデンスマンJP』(2018年・フジテレビ系)は、好評に好評を重ね三度の映画化。2020年には『MOTHER マザー』にて日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。レギュラー出演している映画『キングダム』シリーズは今年7月にも最新作『キングダム 大将軍の帰還』が公開されるなど、ひっぱりだこの売れっ子だ。《華のある存在感を持っていて目が惹かれる。いつもさまざまなキャラクターの演技を使い分けていて印象的》(40代女性/会社勤務)《シリアスな役柄もユニークで笑える役柄もマルチにこなし、唯一無二のタレントだと感じる》(50代女性/パート・アルバイト)と、演技の幅広さに絶賛の声が。さらに《演技が自然。しかも魅力的》(60代男性/会社勤務)、《感情表現に心揺さぶられる》(20代男性/会社勤務)と、その演技力にも心を奪われている視聴者も多くいるようだ。第1位は安藤サクラ(38)俳優の奥田瑛二(73)とタレントの安藤和津(76)の次女で、2012年には柄本明(75)の息子・柄本佑(37)と結婚したことで話題に。今年の日本アカデミー賞では『怪物』で最優秀主演女優賞、『ゴジラ-1.0』で最優秀助演女優賞をW受賞。最優秀主演女優賞は、『百円の恋』『万引き家族』に続く三度目の受賞となった。さらに『ブラッシュアップライフ』(2023年・フジテレビ系)では転生を繰り返す主人公を熱演。実力派俳優として目覚ましい活躍を見せている。《演技が自然体で、シリアスな演技もコメディな演技も上手いと思う》(20代女性/学生)、《「ブラッシュアップライフ」で、リアリティー溢れる日常の演技や表情がとても自然で惹かれた!》(30代女性/会社勤務)と、演技の幅の広さだけでなく、難しい役でも自然体で演じているというコメントが多く見受けられた。また、《ブラッシュアップライフの演技は本当にすごかった。親もとても有名な俳優さんだが、それに負けず劣らずの演技力を持っていると思う》(20代男性/学生)、《親の七光りを感じさせないところ》(60代女性/無職)と、老若男女から安藤の実力に賞賛の嵐が。自らの実力で人気を勝ち取っている二世タレントたち。彼らの今後に期待したい!
2024年03月20日日本時間2024年6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継されることが決定。併せてナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また、授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がともにナビゲーターを務めるのは今回で4度目で、ふたりは日本のスタジオから番組をナビゲートする。ナビゲーターを担当するにあたり、井上は「今年もトニー賞の季節がやってきました!改めて、そのことが嬉しいです。そして、世の中がだいぶ元に戻ってきたかと思えば、突然これまでとはガラッと変わったり、心忙しい毎日でもありますね。そんな中、世界最大の演劇の祭典であるトニー賞には、どんな作品がノミネートされるのか。どんなドラマや才能を目の当たりにできるのか。いち演劇ファンとしても、いち俳優としても興味は尽きません!今回で4回目のコンビとなる宮澤エマさん、さらに素晴らしいゲストの皆さんとともに、日本からも華やかに賑やかにお届けします。是非、楽しみにしていて下さい!」とコメントを寄せた。一方、宮澤は「今年もWOWOWトニー賞のナビゲーターとして出演させて頂くことになり大変嬉しいです。私は今回で4回目の出演となりますが、ノミネート作品を観ていなくても楽しめるのがトニー賞ならではだなと毎年感じます。数ある演劇の授賞式の中でも、ライブパフォーマンスのクオリティ、メッセージ性の高い受賞スピーチ、そして何よりスクリーン越しでも感じられる舞台界特有のファミリー感や温かみは、唯一無二の存在だと思います。現場の熱気や肌感覚を視聴者の皆様にも共有できるよう(恒例となりつつある!)井上芳雄さんとの掛け合いも含め、楽しみながら一緒に盛り上がりたいと思っています」と意気込みを語った。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式放送・配信日:2024年6月17日(月)ナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ公式サイト:
2024年03月19日国際的活躍が期待される若手映画監督を顕彰する「大島渚賞」の授賞式が3月18日(月)、都内で行われ、第5回受賞者である工藤将亮監督が出席。「えらい賞をもらってしまったなと。大島渚賞なので、これで終わってはいけない。もっと高みを目指さないといけないと思っています。これからも情熱を燃やし、映画に向き合っていきたい」と映画製作への決意を新たにしていた。工藤監督は、第22回富川国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した長編デビュー作『アイム・クレイジー』(2019)、第2作目『未曾有』(2021/本年公開予定)と、テーマへの着実なアプローチで世界中の映画祭から注目される、いま最も目が離せない映画作家のひとりだ。対象作品となった2023年公開作の『遠いところ』は、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として10年ぶりに正式出品を果たし、第23回東京フィルメックスでは観客賞を受賞。先日発表された第37回高崎映画祭で、新進監督グランプリ&最優秀新人俳優賞(花瀬琴音)のダブル受賞を果たした。挨拶に立った工藤監督は、大島監督の遺作となった『御法度』のスタッフであり、「僕を映画の道に導いてくださり、助監督時代から可愛がってくださった」という故・元持昌之氏との思い出を述懐。「今日、突風で帽子が飛ばされ、メガネが壊れたんですが、きっと元持さんが“調子に乗るな”と小突いてくれたんだと思う。こんな賞をもらえるくらいまで育ててくださって、感謝いたします」と天を見つけた。工藤将亮監督また、主演を務めた花瀬琴音は「工藤監督は、監督とか俳優とかそういう関係ではなく、心に寄り添い、一緒に戦ってくださる方」だと語り、「この経験を宝物にして、素敵な映画作りに精進したい」と背筋を伸ばした。花瀬琴音授賞式には工藤監督と花瀬をはじめ、審査員長の黒沢清監督、プレゼンターの大島新(ドキュメンタリー監督・大島プロダクション代表)、矢内廣(一般社団法人PFF理事長・ぴあ株式会社代表取締役社長)が出席した。PFF(ぴあフィルムフェスティバル)が2019年に創設し、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若き才能に授与される同賞。「日本で活躍する映画監督(劇場公開作3本程度)」、「原則として前年に発表された作品がある」監督を対象に、高い志を持って世界に挑戦した大島渚監督に続く次世代の才能を期待と称賛を込めて顕彰してきた。授賞式では、初代・審査員長を務め、昨年3月28日に死去した坂本龍一氏へ黙とうが捧げられた。矢内氏は「龍一さんは、大島渚賞にふさわしい作品とは、大島渚に迎合するのではなく、大島渚を挑発し批判し、乗り越える。そういう作品でなければならないし、そういう作品に出合いたいとおっしゃっていた」と回想し、「命をかけて審査してくださった。本当にありがとうございます。大変残念です、喪失感でいっぱいです」と哀悼の意を示した。また、審査員長を引き継ぐことになった黒沢監督は、「坂本さんは映画に対して情熱的で、厳しい方でした」と振り返り、「この作品であれば、坂本さんも文句を言わないと思います。そう自信をもって選ばせていただいた。本当に素晴らしい魅力的な主人公が描かれており、その外側には(主人公を)引き立てるだけじゃない、沖縄と日本の社会がある」と受賞作品を激賞。大島氏は「大島渚の作品がそうであったように、目を背けたくなる作品だが、あるがゆえに映画の価値があると感じました」と工藤監督を称えていた。黒沢清取材・文・撮影:内田涼▽「大島渚賞」過去の受賞者第1回/小田香監督第2回/該当者なし第3回/藤元明緒監督第4回/山﨑樹一郎監督
2024年03月18日私が働く職場に、年上の男性が新人として現場に配属されました。しかし、その新人男性はとてもクセが強い人だったのです。年上の新人男性の指導係に新人男性に仕事を覚えてもらうため、年下の私が指導係になりました。しかし、その男性はプライドが高くこだわりが強いため、気に入らないことがあると目に見えて機嫌が悪くなります。もめた上に姿を消した!?ある日、他のスタッフともめていたので話に加わると、彼のお気に入りのスタッフに嫌な仕事をさせていると怒っていたようです。詰め寄られていたスタッフは涙目になっていました。 彼は「嫌な仕事だ」と言いましたが、数分で終わる単純作業。しかも現場の全員がおこなうものでした。私は彼に、ひとりでやっているわけではないことを説明しましたが、かなり怒っていた新人男性はいつの間にか姿が消し、誰にも何も伝えずに早退していました。ぎりぎりの人数で仕事をしていたので現場は大慌てです。何事もなかったように…次の日には何食わぬ顔で出勤しており、本人から急に姿を消した説明などはありませんでした。頭を冷やすために席を外すことはあるかもしれませんが、まさか勝手に帰るとは……。それ以来、同じ時間にシフトに入るのが嫌だというスタッフもいて、シフト組みが大変でした。まとめ自分の年齢が上がるにつれ、場合によっては年下から教わることも増えてきます。新しい職場ならばなおさらでしょう。そこで意固地にならずに他人の意見を聞き入れ、自分で自分の機嫌を取れるようにならないといけないと思いました。(30代/女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きょこ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月18日カンヌ国際映画祭女性監督初のパルム・ドール(最高賞)を獲得、第66回アカデミー賞主演女優賞・助演女優賞・脚本賞受賞をはじめ、世界中の数々の映画祭を席巻した映画『ピアノ・レッスン』。この度、初公開から30年の時を超えて4Kデジタルリマスターとして蘇り、3月22日(金)より公開される。ジェーン・カンピオン監督が、改めてこの不朽の名作について語った。ジェーン・カンピオンが手掛け、19世紀半ばのニュージーランドの孤島を舞台に、「私」らしい生き方と幸せを探すエイダを描く本作は、第46回カンヌ国際映画祭で錚々たる巨匠や奇才の新作が競い合う中、女性監督で初のパルム・ドールを受賞した。また、本作では第66回アカデミー賞脚本賞を受賞した後、2021年には『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞史上初となる<2度の監督賞にノミネートされた女性監督>として見事受賞。世界的に注目される女性監督が少なかった時代から現在に至るまで、第一線で活躍を続けるパイオニア的な存在として後進の女性監督に影響を与え続けている。映画界に旋風を巻き起こしたジェーン・カンピオン監督女性の視点の現代にも通ずるテーマを30年前に描いた苦労とは…『ピアノ・レッスン』が日本初公開から30年の時を超え4Kデジタルリマスターとして劇場公開されることを記念しジェーン・カンピオン監督に改めてインタビューを行った。ジェーン・カンピオン監督Photo by Grant Matthews courtesy of Netflix Inc.監督は、今回の4K上映を聞いてとても驚いたと同時に、とてもワクワクしたという。「30年も経った作品が今でも受け入れられると思ってくださった方がいるということに感動しました。しかし、考えてみると、この映画はクラシックな面もあるのですが、本質は現代的なテーマで構成されていて、今でも通用すると私も思います」と監督は話す。本作は、女性が男性の所有物のように扱われていた、女性にとって生きづらい19世紀が舞台。そんな中、エイダが自分らしくありのままに生きようとする姿はたしかに現代的にも映る。30年前の製作当時、監督はそのことをどのように捉えていたかを問うと、「当時の女性の視点からこの映画を描いたわけですが、女性の視点から描くということだけでも大変だったんです。現在、政治的には変わってきたと思うのですが、あらゆる面で女性が男性と同等の機会を得ようとする戦いは、何世紀にもわたってまだ続いていると感じます」と、当時から駆け出しの女性監督が女性の目線でメガホンを取ることの困難さを話した。ホリー・ハンターとは姉妹のような間柄撮影前、ホリー・ハンターと、役作りや本編では描かれていないエイダのバックグラウンドについてどのような話をしたのかとの問いに対して、2人は特別気に留めていなかったのだと言う。「とてもいい質問だと思うのですが、そのことについて、ホリー・ハンターも私もあまり興味がなかったんですね(笑)」と監督。「私たちは、今の、その映画に描かれている部分の彼女がどうかということにすごく気を遣っていました。また、私たちが議論を深めたのは、手話をどういうふうにするかということでした。この手話というものが、彼女が(エイダが)自分でフロラと一緒に作り上げたものなのか、どこかでちゃんと手話を習ったものなのか、ということを非常に気にしていました」と話す。ある日、ホリー自身が手話を習ってきて、それを見せてくれたという。「彼女の手話がすごく攻撃的に見えました。当時のヴィクトリア調の女性としてはアグレッシブ過ぎると思い、そのあたりも議論しました」。ホリーと多くの議論を重ねるにあたり、たくさん笑い合い、ときには喧嘩になったりもしたそうだが、彼女との長い準備期間とお互いの意見を本音で交わしたことが、2人の距離を縮め、姉妹のような関係になっていったという。天才子役といわれたアンナ・パキン「最初から素晴らしかった」当時10歳でアカデミー賞を受賞したアンナ・パキンの演出方法を問うと、「なるべく何もしないようにしました。彼女は本当に天才役者だと思います。その後の活躍を見てもらってもわかると思うのですが、本当に彼女を見ていると、成功の軌跡を見ているかのような気がします」と監督。「私が気を付けたのは、彼女のエネルギーが継続していること、つまり疲れてしまわないようにすることだったんです。彼女の様子を見て、疲れてきそうだったら彼女の出番を早めに撮影して、というふうに彼女のスケジュールを変えたりすることでした。彼女自身の演技は最初から素晴らしかったので、疲れないようにスケジュールを管理して守ってあげることだけでした」。「また、アンナはホリー・ハンターのことが大好きで、彼女の周りにいるだけでとてもハッピーだったようです」と続け、映画撮影で最も配慮が必要であろう子役の演技指導が、アンナ・パキンの卓越した才能によって軽減され、本作を成功に導いた一つの要因であると強調した。アンナ・パキン(左)、ホリー・ハンター(中央)、ジェーン・カンピオン監督(右)当時すでに大スターの地位を確立していたハーヴェイ・カイテルべインズを演じたハーヴェイ・カイテルについては、「私はその当時、駆け出しの新人監督だったんです。片やハーヴェイ・カイテルはすでに役者として経験豊富な大スター。ですから、こちら側に謙虚さがあって、彼のことを聞き入れ、学ぶ姿勢があったことが良かったんだと思います」と監督はふり返る。「ハーヴェイ・カイテルは、すごくタフで、とても怖い人だという評判だったのですが、実はとても親切で非常に寛容な人でした。私にはとても優しく接してくれました。今に至るまで、彼との間には固い友情というものが育まれています」と、ハーヴェイとの良好な関係性が築けたことで、新人監督であった自身の力強い手助けになったと言う。30年の時を超え劇場公開される本作を、初めて鑑賞する方にメッセージ最後に本作を初めて観る人や、次の世代にどう観て欲しいか、ひと言メッセージをお願いすると、「『ピアノ・レッスン』を初めてご覧になる方へ、何の情報も入れずご覧頂きたいというのが本音です」と監督は応じる。「ロマンティックな複雑さがある世界をそのままに体験してほしいのです。また、このストーリーはエミリー・ブロンテの『嵐が丘』にインスピレーションを受けています。『嵐が丘』と同様、とても極端にロマンティックを描いていて、キャラクターたちはある種のエロティックな、エロティシズムのポテンシャルというものを発見していった、そういう映画になっています」と、すでに鑑賞済の方も改めて観たくなるような言葉を寄せてくれた。『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』は3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月17日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』で、自身初となるアカデミー賞作品賞(エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェンと共に受賞)&監督賞に輝いたノーラン監督と、日本初となる視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督による対談が実現。その特別対談の映像が解禁となった。本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づいて描く作品。2023年7月の全米公開を皮切りに、世界興収10億ドルに迫る世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位となっている。特別対談映像は、山崎監督の「知的好奇心を刺激されました」という感想から始まり、「パンドラの箱を開けてしまった人間が、どのような社会的な立ち位置でいたのか。時系列を組み替えながら描いていて、ハードなテーマのエンターテインメントになっている」とコメント。「凄く面白い、素晴らしい作品。オッペンハイマーが残酷な幻影をみるという、栄光と悲惨さが同じ画面に収められている作り方が凄い」という山崎監督の評価に、ノーラン監督は「私が物語の中で興味があるのは頭脳明晰な人たちが世界を理解し驚くべき創造性を飛躍させテクノロジーを用いてどのようなことを可能にするのか、そしてその裏に潜む恐ろしい暗示です。そのコントラストを映画に映し出し観客のみなさんに直で感じてもらいたい」と応じ、「開発を進めていく先に待ち受けている恐ろしさの片鱗が既に見えているわけです。しかし時代の状況ゆえに行動するしかなかった。その緊張感を観客のみなさんに体験してほしいと思いました」と見どころを明かす。天才物理学者がそのとき何を感じていたのか、その瞬間を観客と共有する“没入体験”を目指したと語っている。「悪い人間、素晴らしい人間を決めつけていない、その両方が渾然一体となっている」描写に驚嘆したとする山崎監督に、「それは物語を伝える上で大切にしたことでオッペンハイマー役のキリアン・マーフィーともよく話し合いました」とノーラン監督。「観客にはオッペンハイマーを裁くのではなく理解してほしかったのです。みなさんにこの人物の両面を体験してもらい、彼がした選択について自分だったらどうするか考えてみてほしかった。自分とは考えや立場が全く違う人の、考えや思いがわかるというところが映画の魅力です」と、観客ひとり1人の判断に委ねることを最優先したと語った。さらに『オッペンハイマー』に触発された山崎監督が「日本が返答の映画を作らねばならない」と宣言すると、ノーラン監督は「アンサー映画を作るのであれば山崎監督以上にふさわしい監督は思い浮かびません。ぜひ実現していただけたらと思います。これからも山崎監督の作品を楽しみにしています」と笑顔で応じる場面も。山崎貴監督/『ゴジラ-1.0』凱旋記者会見にてさらに、映像へのこだわりについてノーラン監督は、「観客の感覚に訴えかける映画を常に作りたいと思っています。今まで多くの映画をIMAX®用の70ミリフィルムで撮影してきました。驚くほど鮮明で色の再現度が高いからです。大きなスクリーンに投影するとスクリーンの枠が消え映画に没入することができます。劇場の様々なサウンドシステム、音響や音楽との融合によって観客を物語に引き込むことができるのです。こういった没入感をこれからも映画制作で大事にしていきたいです」とコメント。それを受けて山崎監督は「すごい伝わってきました。IMAX®ならではの作品だと思います」と締めくくっていた。また併せて、本作を鑑賞した著名人からコメントも到着。『バットマン ビギンズ』『インセプション』でノーラン監督作品に出演した渡辺謙は、「今も、この世界を終わらせてしまうかもしれない爆弾を作った男が、細やかに、エキセントリックに描かれていた。彼の幻覚の中にある、被曝の実態を世界はどう見てくれたのか。日本の観客にとっても観ておくべき作品」とコメント。『福田村事件』の森達也監督は「間違いなくノーランの最高傑作だ」と話し、元広島市長の平岡敬は「彼が感じた世界の破滅への危惧は、いま現実となってわたしたちの世界を覆っている」、広島出身で「この世界の片隅に」の漫画家、こうの史代は『「核兵器は狂気の天才のしわざ」なんて逃げ道は、この映画にはありませんでした」、長崎県被爆者手帳の会友の会 会長の朝長万左男は、「これは核なき世界が遠のきつつある現在の世界の根本問題にもつながる。ここにノーラン監督の政治家の責任を追求する秘めたメッセージが感じられる」とコメントを寄せている。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。IMAX劇場全国50スクリーン、Dolby Cinema全国10スクリーン、35mmフィルム版109シネマズプレミアム新宿にて同時公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月15日