俳優・間瀬翔太が5日に自身のアメブロ更新。医師から血管性認知症と高次脳機能障害の疑いがあると告げられたことを明かした。この日、間瀬は「【血管性認知症】【高次脳機能障害】の疑いがある事に関して、父と話し合いました」と明かし、医師に病気の可能性を宣告されてから「ショックで暫くはうつ状態になっていて」「人と話したく無いし、会いたく無い様な状態だった」と告白。「父と話した時は意外と落ち着いて居てゆっくりと話せました」(原文ママ)と述べ「僕も気持ちが少し落ち着きました」とつづった。続けて「少し、それからまた1人になって頭を冷やした後に何故か買い物をしました」と明かし「10年前から欲しいと思っていたロレックスの時計」を購入したことを報告。「大好きなティファニーブルーの色」だったといい「本当に全てがストライクだった」とコメントした。また「病気が僕から何かを忘れさせようとするなら、僕は忘れようも無い【宝物】を手にいれて病気に立ち向かいたかった」と述べ「生きる為の証にしたかった」と購入した理由を説明。最後に、購入した時計を着用した自身の写真を公開し「暫くは大人しく質素に暮らします」とつづった。
2024年05月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「性同一性障害特例法」です。まだ小さな一歩。あらゆる人の人権を守る法律を。昨年10月、性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更するために、生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律は、人権侵害にあたり憲法に違反すると最高裁判所が判断しました。現在「性同一性障害特例法」では、戸籍上の性別変更を認める要件として、【1】18歳以上。【2】現在結婚していない。【3】未成年の子供がいない。【4】生殖腺や生殖機能がない。【5】変更後の性別に似た性器の外観を備えている。加えて、2人以上の医師から性同一性障害の診断を受ける必要があると定めています。【4】と【5】を満たすためには、事実上、手術を受けなければいけません。しかし、体に傷をつけないと、自分の性別が認められないと法律で定めているというのはとても理不尽な話です。ちなみに、最高裁が法律の規定を憲法違反と判断したのは、戦後12例目。違憲判決を勝ち取るのはとてもハードルの高いことなんですね。この判決が下った背景には、セクシュアリティの問題に対して、保守的だったカトリック教国が理解を示しはじめたという世界的な潮流があります。ローマ教皇庁が同性カップルへの祝福やトランスジェンダーの洗礼を容認したことも大きく影響しているでしょう。2012年、アルゼンチンで初めて精神科医の診断なしに性別変更を可能とする法律が制定され、続いてデンマークやマルタなども同様の法律を施行しました。’13年にはアメリカ精神医学会で「障害」という言葉を使わず、「性別違和」と呼ぶことに。’17年、欧州人権裁判所が性別変更のために生殖能力をなくす手術を課すことは人権侵害という判断を下し、’18年にWHOは国際疾病分類の改定で、生まれた時に割り当てられた性別と、自認する性別が異なる状態を「ジェンダー・インコングルエンス」として精神や行動などの障害から外し、「性の健康に関する状態」に分類しました。現在、医師の診断書なしに性別変更が認められる国は欧州を中心に11か国にのぼります。日本では’22年までに全国の家庭裁判所で1万1919人の性別変更が認められました。性同一性障害特例法の要件は本当に必要なものなのか、議論を求める声が上がっています。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年4月3日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年03月30日母子共に強迫性障害(強迫症)私は23歳の時、強迫性障害(強迫症)を発症して入院していました。現在23歳の息子も23歳、ASD(自閉スペクトラム症)、知的障害(知的発達症)のほかに強迫性障害(強迫症)があり通院中です。私が実際に行った強迫性障害(強迫症)の治療には、薬物療法だったり、認知行動療法だったり、認知行動療法の中の暴露法だったり、森田療法などがあります。私は患者の会である自助グループに参加しているのですが、良い意味でとても凄く理屈っぽい議論が交わされ、多くの学びを得ています。ます。ただ、知的障害(知的発達症)のある息子には理解しにくい内容なので一緒には連れて行っていません。不安という感情を抱えながらなすべきことをなす私はある自助グループに通うようになり、このようなことを学びました。不安があったとき、みなさんはどのように考えますか?例えば飛び込み台から飛び込まなくてはならない状況の時、A.飛び込むのを止めるB.「怖くない、怖くない」と不安をかき消す言葉をかけながら飛び込むC.「怖い」と思いながらも、行動する。飛び込こんでみる飛び込み台の例は極端ですけれども、A.飛び込むのを止めると、これ以降も飛び込むことができできなくなります。B.怖くないという感情に意識が行きすぎてしまうと、反対に「怖い」という感情が強化されてしまいます。不安をかき消そうと不安にスポットを当てれば当てるほど、不安が増大してしまうからです。C.のように自分の自然の感情に蓋をしないで、その思いを持ちつつもともかく行動してみます。すると飛び込めた事実によって自信がつきます。このことを他のケースに当てはめてみたいと思います。私は著者で講演依頼を受けることもあるのですが、依頼を受けた時、とても苦しく不安な気持ちになります。というのも、緊張しすぎてお腹が痛くなるからです。過敏性腸症候群です(身体的には病気ではないのに、腸がギュルギュルしてしまう)。これを先ほどの例に当てはめると3つの方法があります。人前でスピーチをしなくてはならない時、A.話をすることをやめて、依頼を断るB.「あがってはならない」「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせてスピーチに臨むC.不安、恐怖を抱えながらなすべきスピーチを行う人は自分の感情を自分の気合や努力で何とかできると思ってしまいますが、心臓や胃の動きを自分でコントロールできないように、自然に沸き起こる恐怖を自分の力でなくすことはできません。不安という感情はそのままにして、なすべきこと(飛び込む、スピーチをする)に意識を向け、それを行う。飛び込めた、スピーチできたという体験を通して自信になり、そのことによって不安という感情を抱えながらなすべきことをなせるようになるのです。このように考えながら、強迫性障害(強迫症)とつきあっています。定型発達の子とわが子を比べてしまう“比べる病”もコントロールできない感情。自分を責めてはいけないこの考え方は、発達障害のある子どもの育児でも参考になります。パートナーがいない時結婚式に招かれて、幸せな友人を見て素直に喜んであげられない自分を責める。妊活仲間が妊娠しても、自分の不妊治療がうまくいかないと「おめでとう」と素直に喜べない。これらも自然な感情です。「こんな風に思ってしまう私はなんて器が狭いんだろう。ダメな人間だ」と自分を責めてはならないと思うのです。同様に定型発達の子を見ては比べてしまい、「羨ましい」と思う。これも自然な感情、自分ではコントロールはできません。抑えつけてしまい「他の子をうらやむ自分はなんてダメな母親なんだ」と自分を責めないでほしいと思います。責めれば責めるほど、ますます、自分を追い込んでしまうからです。強迫性障害(強迫症)での体験を通して、自分の心から湧き上がる感情はコントロールできないことを私は学んでます。自分を責めない……まずそこを前提として、発達障害があるわが子と向き合うことが大切だと思っています。執筆/立石美津子(監修:森先生より)「自分の感情を否定しない」ということは大切ですね。人間誰しも、時にネガティブな考えが頭に浮かぶことはあります。そんな時に自分の感情に蓋をしてしまうと、後々になって感情が爆発したり、うつ病や心身症などの問題となってしまうことがあります。また、つらい状況であることが周囲からもわかりにくく、周囲から手を差し伸べることが難しくなってしまいます。不安、恐怖、嫉妬などなど……ネガティブな感情も、自分自身の心を構成する要素のひとつです。立石さんのように、ネガティブな感情も含めて受け入れて、感情とうまく付き合っていく方法を探していけるといいですね。前の記事はこちらUpload By 立石美津子Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月25日依存症等の治療を行う株式会社ASC(所在地:愛知県名古屋市熱田区)は、「性依存症・性嗜好障害」の方に向けた治療(認知行動療法)ができる新サービス「性依存・性嗜好障害オンラインプログラム」の提供を4月12日(金)に開始します。「性依存・性嗜好障害オンラインプログラム」URL: あつた白鳥クリニック■提供背景プログラムの提供元である医療法人彩心会あつた白鳥クリニックでは、毎週10人以上の性依存症の方が集団療法に参加しており、参加し続けることで多くの方が再発なく生活しています。性依存症は、適切な治療を行っていくことで、再犯リスクを大きく減らすことができます。再発を予防し、新たな被害者を出さないためには、長く治療の場につながっていることが大切です。ASCによるオンラインプログラムでも、新たにフォローアップを充実させ、長く治療につながれるプログラムを提供します。■サービスの特徴*再発防止モデル性依存症の再発予防に効果的がある認知行動療法を元にした治療を行います。自分のものの見方や行動の傾向を見つめ、知識やスキルを学ぶことを通して自分なりの再発防止プランを作成していきます。*グループ・プログラム治療セッションは5人ほどのグループで行います。他の方の意見や考えを知ることで、自分一人ではなかなか気づけなかったことに気付けたりします。こうすることで再犯予防効果が高まります。*フォローアップ・プログラム再発防止プランは、1度作成するだけでなく、改良を加えていくことでより高い再発予防ができます。本プログラム修了後も、フォローアップをグループ形式で行っていくことで、より効果的な予防プランを作り、実生活に生かしていくことができます。*司法領域のサポート痴漢や盗撮等で送検された場合に、適正な処遇を得られることを目指して裁判等で必要な治療計画書や意見書の作成、出廷なども行います(別途、費用がかかります)。■ご利用の流れ電話での無料相談を行い、初回カウンセリングの日程をお決めいたします。初回カウンセリングを行ったあと、本プログラムにお申込みいただきます。本プログラムはZoomを使って、すべてオンラインで行います。■サービス概要サービス名: 性依存・性嗜好障害オンラインプログラム提供開始日: (1)2024年4月12日(金)~(2)2024年5月11日(土)~提供時間 : (1)平日 毎月2・4週目に実施 18:30~20:00(2)土曜 毎月2・4週目に実施 10:00~11:30場所 : Zoom料金 : 145,200円(税込)/[全12回+フォローアップ6か月]申込み方法: ホームページまたはお電話にてお申込みください。URL : ■会社概要商号 : 株式会社ASC所在地 : 〒456-0035 愛知県名古屋市熱田区白鳥3丁目10-19 BLG白鳥2F事業内容: 各種依存症に対するオンライン治療・心理教育URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】あつた白鳥クリニックTEL: 052-671-1555お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月14日障害受容をし、息子に無理させないよう丁寧に育てたつもりだけれど、二次障害として強迫性障害(強迫症)に現在、息子は23歳。知的障害(知的発達症)を伴うASD(自閉スペクトラム症)です。息子は療育手帳を持っていますが、中学の時に二次障害として強迫性障害(強迫症)を発症したので、精神障害者保健福祉手帳も持っています。息子は2歳3ヶ月のとき自閉症(※)が分かり、診断を受けました。医師からは「こんなに小さいうちから自閉症の診断を受けられたんだから、将来二次障害を起こさないように特性にそった子育てをしましょう」と何度も何度も言われました。私は療育の鬼になるのをやめ障害受容をし、息子に無理をさせることなく丁寧に丁寧に育てたつもりでしたが、その10年後に強迫性障害(強迫症)になったのでした。※以前は「自閉症」という診断名が用いられていましたが、アメリカ精神医学会発刊の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)において自閉的特徴を持つ疾患が統合され、2022年(日本語版は2023年)発刊の『DSM-5-TR』では「自閉スペクトラム症」という診断名になりました。私も強迫性障害(強迫症)だった実は私も、就職した直後に強迫性障害(強迫症)を発症しました。そして、通院治療では治らないほどこじらせ、精神科に9ヶ月入院した経験があります。退院後も自宅に帰ると再発するといわれたため、1年間社会復帰施設に入所していました。入院中はベッドに手足を縛られ拘束され、オムツをし、たくさんの服薬をするという毎日で、今振り返っても地獄の日々だったと感じます。今までの人生の中で一番つらい時期でした。その後、未婚の母として息子を産み、シングルマザーとして育てているなかで息子の障害が分かり、さまざまな茨の道もありましたが、こんな経験があったので、いつも「あの入院時代に比べると、こんなことは大したことない」と思え、乗り越えられたのだと思います。そういう意味では、私のつらく悲しい入院生活は意味があったことだと思うようにしています。息子の異変にすぐ気づくことができたのは、私の経験があったから自分が強迫性障害(強迫症)になった経験があったので、息子の異変にはすぐに気づきました。ある日、いつものようにスイミングスクールに行く際、息子が道中プールの道具を何度も何度も確認するのです。ASD(自閉スペクトラム症)の子どもは同じことを繰り返したり、確認行為を繰り返したりすることがありますが、強迫性障害(強迫症)の場合も同じような確認行為をすることがあります。でも、本人が望んで確認行為をするASD(自閉スペクトラム症)の行動と強迫性障害(強迫症)のそれとは似て非なるものです。忘れ物の確認、ガスの確認、物が同じ向きになっていないと気になって仕方がないなどの不完全恐怖、「4」などを極端に避ける縁起恐怖などの強迫性障害(強迫症)、本人も「こんな行為はばからしい」と自覚していても、それをしないと苦しくなってしまいます。息子の強迫性障害(強迫症)は発見が早かったため通院治療で済んでいますが、もし「これもASD(自閉スペクトラム症)の特性だ」と放置していたら、こじらせて入院していたかもしれません。ASD(自閉スペクトラム症)の特性による行動なのか、強迫性障害(強迫症)なのか……判断がなかなか難しいと思いますが、私の経験が生きた出来事でした。執筆/立石美津子(監修:森先生より)お子さんに愛情をかけて、お子さんをよく見ているからこそ気付けたのですね。ご自身のつらい経験も活かされましたね……。お子さんは、保護者の方や療育の専門家と接する場だけでなく、あらゆる環境に晒されてストレスを受けながら育つもの。「気をつけたから二次障害を起こさない」というものではありませんよね。お子さんの異変にすぐに気付いて、お子さんに合ったやり方を模索したからこそ、重症にならずに踏みとどまれたのでしょう。療育には正解はなく、愛情を持って一人ひとりに合わせた支援をしていくことが大切ですね。前の記事はこちらUpload By 立石美津子Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月10日2024年2月6日、俳優の佐藤二朗さんがX(Twitter)を更新。内容に、驚きと心配の声が上がっています。佐藤二朗が『強迫性障害』を告白ことの発端は、同月5日に投稿された内容。「病。キツイ。マジでキツイ」という書き出しとともに、佐藤さんはこうつづりました。病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な「家族」と、世の中で一番大事な「芝居」を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 5, 2024 突如『メンタルの病』を抱えていることを公表した、佐藤さん。病状が芳しくないことを思わせる言葉を連ねながら、「家族や芝居に侵食されないよう、全身全霊で生きる」と決意を表明していました。私生活や仕事に支障が出かねない病気であることを示唆する内容に、ファンからは続々と心配と不安の声が寄せられたのです。佐藤さんが抱える病とは、一体なんなのか…翌6日、佐藤さんは自身の病気について、次のようにつづっています。「強迫性障害」。小学生時に発症。あまりにキツく「memo」という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 6, 2024 佐藤さんは、自身が『強迫性障害』を患っていることを告白したのです。強迫性障害とは、自分の意志とは反して特定の考えが繰り返し浮かび、強い不安感や恐怖心が何度も襲ってくることで、同じ行動を繰り返してしまう病気のこと。日常生活に支障をきたす場合もあるそうです。小学生の時に発症した佐藤さんは、根治を諦めて共生することを決めたのだとか。同月5日の投稿は、「書いたら少しは楽になるかも」と思っての行動だったといいます。「病含め僕。病ゆえの『力』を信じよう。いつか病に礼をいえるように」と、病と向き合い、自らの力に変えようとする佐藤さんの強い姿勢に、多くの人が心打たれました。・大丈夫!みんな佐藤さんのことが大好きですから。・私も佐藤さんと同じ病気を患っています。勇気ある発信に、感謝です。・小学生の時からだったのですね…。気を病まず、佐藤さんらしくいてください。・病を才能に変えようとする発想が素晴らしい。応援しています。佐藤さんのように、一見普通に見えても、病に苦しめられている人は一定数いるもの。中には、根治しにくい病気を抱えている場合もあるでしょう。病との向き合い方は、人それぞれ。佐藤さんのように、病気と向き合い努力する人たちを、温かく支える社会を築いていきたいと、改めて思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月07日障害者手帳には3種類ある「障害者手帳」とは、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類の手帳の総称です。身体障害者手帳は、身体障害者福祉法に基づき、身体の機能に一定以上の障害があると認定された方に交付される手帳です。障害の種類や程度によって1級から7級の等級が定められています。療育手帳は、知的障害(知的発達症)があると判定された方に交付される手帳です。自治体によって名称が異なる場合があり、例えば東京都や横浜市では愛の手帳、青森県や名古屋市では愛護手帳という名称で療育手帳が発行されています。知的障害の程度によって手帳の等級が判定されますが、判定基準および等級に応じた支援サービスの内容などは、各自治体によって運用が異なっています。精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることが認定された方に交付される手帳です。手帳の交付は精神疾患(機能障害)の状態と能力障害(活動制限)の状態から総合的に判断され、その程度によって1級から3級に等級が定められています。参考:障害者手帳|厚生労働省上記のいずれの障害者手帳も、取得することでさまざまな支援や福祉サービスをうけることができますが、手帳の等級(障害の重さの程度)などによって、その内容は変わります。このコラムでは、・障害者手帳取得のメリット、デメリット・障害者手帳がない場合に、将来受けられる支援や合理的配慮についてなど、障害者手帳についてのギモンから、将来に役立つかもしれない情報まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】障害者手帳取得にはメリットがある?分かりやすく解説!ここからは障害者支援制度に詳しい行政書士の渡部伸先生に、障害者手帳取得についての質問にお答えいただきます。(質問)子どもに知的障害(知的発達症)があり、「療育手帳」を取得できる可能性があると言われました。取得のメリットやデメリットを知りたいです。また、取得できないのはどういう場合でしょうか。取得できないと療育が受けられないのではないかと不安です。(回答)療育手帳を取得することには、さまざまなメリットがあります。たとえば、働く場面での選択肢が広がります。企業などで働くことを希望する際に、一般の人と同じ方法での採用が難しい場合、障害者雇用の枠で働くという可能性が生まれます。障害者雇用で働くためには、手帳があることが条件となります。またそれ以外の場面でも、医療費の助成や公共交通機関の割引、NHKや携帯電話料金などの割引、映画館などレジャー・スポーツ施設の割引、所得税など税金の控除など、多くの経済的なメリットもあります。これらは、手帳の等級や自治体などで異なる場合があります。デメリットは基本的にはありません。周囲に手帳を持っていることを知られたくない、といった心理的な負担を感じる人はいるかもしれませんが、サービスを利用するとき以外、他人に持っていることを知られることはありませんし、普段はしまっておけば大丈夫です。療育手帳が取得できるかどうかは、18歳未満の場合、児童相談所でIQや日常生活の動作などから総合的に判定されます。なお療育についてですが、療育を行っている公的機関や民間の障害児通所支援などを利用する際には、「受給者証」が必要になります。こちらは手帳とは別の制度なので、療育手帳がないと受けられないものではありません。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもが療育手帳(愛の手帳)を取得していましたが、更新できず返納しました。発達障害がある場合、精神障害者保健福祉手帳は取得できますか?取得の目安の年齢があれば知りたいです。また、取得するとどんなメリットがあるでしょうか?(回答)発達障害がある場合は、精神障害者保健福祉手帳の対象となる可能性があります。目安の年齢は特にありません。最初に精神科を受診してから6ヶ月経過していれば申請可能です。医師の診断書など必要な書類をそろえて、役所の障害福祉窓口で申請します。精神障害者保健福祉手帳は、ほかの障害者手帳と異なり、取得後も2年ごとに更新する必要があります。メリットですが、療育手帳や身体障害者手帳と比較すると、受けられる支援は限られる場合があります。例えば、各自治体で行っている重度心身障害者への医療費助成は、重度の身体障害者手帳や療育手帳の所持者はほとんどの自治体で対象となりますが、精神障害者保健福祉手帳の所持者は1級のみ、あるいは対象外としている自治体もあります。そのほか各種の割引や減免など、手帳の等級や自治体などによって受けられるサービスもあります。障害者雇用については、2018年から精神障害者も対象となっていますので、将来の進路の選択肢が広がるという意味で、大きなメリットがあると思います。Upload By 発達障害のキホン(質問)障害者手帳がなくても、将来的に、高校や大学などの受験や、就職する際など、支援や合理的配慮を求めることはできるのでしょうか?(回答)合理的配慮とは、障害のある人が教育や就業、その他社会生活において障害のない人と平等に参加できるよう、それぞれの障害特性や困りごとに合わせて行われる配慮のことで、行政や学校・企業などの事業者には、この合理的配慮を可能な限り提供することが求められています。この合理的配慮の対象となる障害者は、障害者手帳を持っている人に限定されません。手帳がなくても、障害により日常生活に困難のある方も含まれます。受験に際して合理的配慮を求めるためには、医師の診断書や個別の教育支援計画、学校内で行ってきた支援の実績など「配慮の必要性」を示したうえで、事前に申請をする必要があります。具体的な配慮の内容としては、集中しやすいように別室受験やイヤーマフの持参、拡大文字の問題冊子の配布など、本人の困りごとに応じた支援を依頼することができます。ただし、学校などによって対応できることは異なるようです。就業の場においては、募集や採用の時点で、本人や支援者などから必要な配慮についての意思表明を行います。そのうえで本人と企業の間でどのような配慮ができるかを相談、検討し、合意したうえで配慮を行います。就業の場合は受験と異なり継続的な支援になりますので、定期的な見直し、改善が行われることになります。Upload By 発達障害のキホン障害者手帳についての関連コラムはこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2024年02月04日株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区)は、2024年1月23日(火)に、『ブランドスイッチの法則―消費者の嗜好が変わりやすいEC市場で顧客を勝ち取る』(著者 田中 宏樹、監修 株式会社いつも)を発売いたします。『ブランドスイッチの法則』書影「ブランドスイッチ」とは、「特定カテゴリの中で、消費者が今まで購入していた特定のブランドから、別のブランドへ購入を移行する」購買行動のことです。『売れているブランド』と『売れていないブランド』は何が違うのか?年商1,000万円から200億円を超えるブランドまで、累計200を超えるブランドのコンサルティングを手掛けてきた著者が、実際にマーケティングの現場で蓄積した実例データを徹底分析してたどり着いた答えは「ブランドスイッチを誘発する力が大きいか小さいか」。本書では、実際のECサイトのアクセス分析を「ヒトの購買行動」として言語化し、どうしたら他社ブランドから自社ブランドへスイッチさせることができるのか、そして、どうしたら他社ブランドへのスイッチを防げるのかをルール化して解説していきます。消費者の心理と行動の解像度を高め、売れるブランドになるために今後何をすれば良いのかが見えてくる一冊です。■紙面サンプル『ブランドスイッチの法則』サンプル画像『ブランドスイッチの法則』サンプル画像■本書の構成第1章 ブランドスイッチとは?1 ブランドスイッチとは2 ブランドスイッチはなぜ起こるのか?3 ブランドスイッチ戦略の重要性4 「ブランド」が主語のマーケティングは通用しなくなる5 消費者によるブランド選定基準6 ブランドが考えるべきこと7 第1章まとめ第2章 ブランドスイッチを意図的に発生させるために理解しなければいけないこと1 消費者はより自分の価値観に合うブランドを探している2 消費者はブランドをどうやって選んでいるのか?3 曖昧なターゲット・ペルソナ設定からの脱却4 高確率で購入してくれるターゲットは誰か?5 ペルソナの設定方法の改善6 よくあるマーケティングの欠点は効率重視7 第2章まとめ第3章 誰も教えてくれない買われない理由1 消費者が“買わない” シンプルな理由2 全く興味がないところからのスタート3 スペシャリストなブランドを選びたい消費者心理4 “軽い興味”の段階で覚えてもらうことはなにか?5 売れない理由は広告代理店ではない6 第3章まとめ第4章 ブランドスイッチに欠かせない、購入意思を最大化する方法1 購入意思を高める要素とは?2 返報性の原理(自分にとって有益な情報かどうか)3 コミットメントと一貫性(良いと思った理由を言語化する人間の習性)4 社会的証明(他の人も気になっているのかどうか)5 権威(このブランドは信頼できるものか)6 希少性(このブランドは価値があるのか)7 好意(このブランドが好きかどうか)8 承諾という意思決定プロセスがどれだけスムーズに行えるか9 第4章まとめ第5章 誰も教えてくれないリピートされない理由1 そもそもユーザーは、端から再購入しようと思っていない2 一般的なリピート施策でリピート率が上がらない根本的な理由3 NO.1ブランドだと思われているかどうかがリピート率の決め手4 リピート率を上げるには、商品満足度ではなく、全体の満足度が重要5 第5章まとめ第6章 ブランドスイッチを防ぐ方法はこれしかない1 一般的なリピート施策でブランドスイッチを防ぐことができるのか?2 リピート率が低いブランドの共通点3 リピート率が高いブランドは競合ブランドからブランドスイッチさせる力も強い4 ブランドスイッチを防ぐためにブランドが考えるべきこと5 第6章まとめ第7章 成功するブランドの考え方1 ブランディングが上手なブランドは、マーケティングも上手2 ブランドを構成する3つの要素3 成功しているブランドの共通点4 ブランドエクイティの固執は最大の足かせ5 第7章まとめ第8章 成功するブランドになるために必要なチーム力1 強いブランドを作るために必要とされるチーム力とは?2 チーム力向上に求められる抽象性(曖昧さ)の排除3 第8章まとめ■著者・監修について[著者]田中 宏樹(たなか ひろき)Eコマース戦略コンサルタント株式会社いつもが行う運営代行・運営サポートにおいて、年商200億円を超えるブランドから年商1,000万円のブランドまで、累計200を超えるブランドのコンサルティングを担当。独自メソッドを導入しながら店舗の売上を着実に伸ばしている。執筆に関わった書籍として『EC担当者 プロになるための教科書』(マイナビ出版)などがある。[監修]株式会社いつもEC・D2Cの総合支援企業として、全国のブランドメーカーを中心に延べ12,000件以上の支援実績を持つ。大手・中小メーカーの抱える課題に対しECパートナーとして、EC・D2C戦略コンサルティングからサイト構築・運営、SNS・デジタルマーケティング、フルフィルメント、ライブコマース、人材教育までECバリューチェーンを一貫してサポート。「人」と「テクノロジー」を組み合わせ、ブランドEC、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、海外EC等でのマルチチャネル展開、EC・D2CブランドのM&A・出資・成長支援を行う。著書に『2025年、人は「買い物」をしなくなる』(クロスメディア・パブリッシング)、『先輩がやさしく教えるEC担当者の知識と実務』(翔泳社)、『EC戦略ナビ』『EC担当者 プロになるための教科書』(マイナビ出版)などがある。■書誌情報書名 :ブランドスイッチの法則―消費者の嗜好が変わりやすいEC市場で顧客を勝ち取る著者 :田中 宏樹監修 :株式会社いつも定価 :2,409円(本体2,190円+税)判型 :A5判ページ数:240ページISBN :978-4-8399-8391-8発売日 :2024年1月23日(火)■商品URLAmazon: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月12日『目に見えるだけが障害じゃないと知ってほしい。』24万人もの方が、20歳以降に発達障害と診断されている現代社会。(大人の発達障害ナビより引用)そんな中、発達障害(ADHD)のパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、ADHDのパートナーと結婚して10年目になるBさん(仮名)にインタビューを実施。Bさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。さまざまなところに違和感を覚え……ーーパートナーがADHDかも?と気づいたきっかけは?Bさん:生活面だと片付けられないところです。やったらやりっぱなしです。人間関係も広くは付き合わないし、飲み会も行きたがらない。金銭面もあったらあった分だけ使ってしまいます。コミュニケーションも一方的で人の話は聞かなくて……。そういったさまざまな面を見て「ADHDなのでは?」と気が付きました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?Bさん:やはり片付けられないことですね。ーー解決に向けてどんな工夫を?Bさん:その都度伝えて、パートナー自身に気づかせてました。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?Bさん:今のまま仲がいい夫婦のままがいいです。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?Bさん:まだADHDの認知度も低いので目に見えるだけが障害じゃないことを知って欲しいです。仲良し夫婦のままでいたい片付けが苦手なところや、コミュニケーションが苦手なところを見て、「パートナーがADHDなのでは」と気が付いたBさん。普段から相手をよく見ているからこそ、気が付けたのかもしれません。またADHDの症状は「怠慢、サボりだと勘違いされやすい」とも言われています。愛するパートナーの特性を上手に乗り越えてきたBさんだからこそ、世間の人にもっと知ってほしいと強く願っているようですね。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。ーーBさんのお話をどう感じましたか?カップルセラピスト坂崎さん:結婚10年目で、「今のまま仲が良い夫婦のままがいい」と言えるのは素晴らしいと思います。その言葉が言えるまでになった背景には、「その都度伝えて、パートナー自身に気づかせる」という努力の賜物だと思いますし、辛かったことも葛藤もあったことでしょう。ADHDといっても、もちろん人それぞれで、共通点はあるものの、性格も違えば必要な対応も違っていきます。決定的に改善が難しいものもあれば、工夫次第で改善可能なことも多いです。片づけはその中でも、工夫してきたが諦めることやむなしと思っておられる部分なのかもしれませんが、その工夫をお互いの協力で見出していくことが重要ですね。向き合うことの大切さADHDのパートナーをもつと大変な面ばかりがクローズアップされがちです。しかし、実際のパートナーをもつ当事者Bさんからは、お互いに症状と向き合うことで、素敵な関係性を築けることが伝わってきました。ADHDといってもひとくくりにはできず、個人と個人として向き合う中で見えてくる解決策があるのではないでしょうか。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?コメント・監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月05日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”怠けている”と思われてしまうことも多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。本作品は、起立性調節障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、起立性調節障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には起立性調節障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。家でも怒られ……読者の感想は……『周囲に怠けと誤解されるのは辛いですね。』『もし主人公の立場に立ったら、辛く苦しく早く治したいと感じます。』『私も学生の頃、夜はなかなか眠れず、朝は起きるのが辛くて、授業中もずっと居眠りをしていたことがありました。これも病気の一つの可能性があることを初めて知りました』『自分でもなんとかしたいという気持ちがありながらも、体がついていかないという状況がとても苦しい。自分を責めないで!』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後は……学校で倒れてしまったことがきっかけで、病院を受診した佳純。そこで『起立性調節障害』だと診断されます。学校や家族が理解し協力してくれるようになり、少しずつ「起立性調節障害」と向き合うのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。夫は仕事で忙しく、引っ越し後周りに知り合いがいないため夜まで家に1人でいることが寂しいと感じています。ある日、妻はパニックになってしまい、病院へ行くと「うつ病」と診断されました。夫は妻を支えられるのは自分だけだと決心し、行動していくように……。「うつ病」の診断妻の顔色も良くなり……物欲も出て安心するも……妻の物欲が止まらなくなり……うつ病に診断される前に比べ、顔色もよくなり物欲も出始め一見良好に思えましたが雲行きが怪しい展開に。祥子の物欲にストップがかからなくなり高額のショッピングをしてしまっているようで……。読者の感想は……『少しずつ状況が改善していて良かったと思いきや最後の不穏な様子が気になりました。』『旦那さんが寄り添ってくれて良かったなと思いましが、表面的にはよくなっているように見えても、根本的には解決できていないようで、なかなか難しいなと思います。鬱の治療は長期的に考えた方が良さそうだと思いました。』『双極性障害は、本人も大変だと思うが、周りの家族の方が精神的にも、金銭的にも参ってしまうんじゃないかと思います。家族の方もケアがあるといいのですが……。』など、さまざまな声が寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすれば良いのかわからずだんだん負担に思うように。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月25日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”怠けている”と思われてしまうことも多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。本作品は、起立性調節障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、起立性調節障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には起立性調節障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。保健室の先生から……読者の感想は……『はじめて聞いた病気です。自分の責任ではないのに寝坊をしてしまい怒られてしまうなど大変だなと思いました。』『心構えの問題だと切り捨てずにしっかりと診断を受け病名が判明して良かったと思いました。』『他の人には分かりにくく、でも自分の中でモヤモヤする気持ちがすごく共感しました。』『起立性調節障害は起床時などに血圧が下がる人にも出やすい特徴があるということは知りませんでした。大変かも知れませんが、お医者さんの言う対処法が色々あるとのことでその可能性にかけて良くなればいいですね。』など、さまざまなコメントが集まりました。その後は……主人公の佳純は、朝起きられない症状を未然に防げるように食事や寝る環境づくりを工夫したことで、次第に改善していきます。しかし完治するわけではなく症状が重い日もあるため、しっかり休むことも必要だと気づき……。佳純は、学校の友人や教師、家族などの周りの理解とサポートに対し感謝しつつ、この病気と向き合っていくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月24日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった妻は、”双極性障害”と診断されました。夫は責任を感じ、妻を支えると決心します。しかし、妻の大量の買い物をきっかけに喧嘩してしまい……。出勤前に声をかけるも……仕事が手につかず……帰宅すると……そして、暗い部屋で自己嫌悪に陥り泣いている妻を見つけるのでした。読者の感想は……『祥子はこのままだと誰にも状況を相談できずにどんどん一人で塞ぎ込んでしまいそう』『本人はもちろんですが、感情の起伏に振り回されてしまう家族も大変だと思いました。』『仕事もあるのに、色々なことも考えないといけないから、ご主人もうつになってしまうかもしれない。』『もし私が妻の立場だったら、自己嫌悪に陥っている場合、症状を落ち着かせるためにも実家に帰るという選択をするかもしれません』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすればよいのかわからずだんだん負担に思うように。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月24日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった祥子は、寂しく感じていました。ある日、仕事や家事が手につかなくなった祥子は『双極性障害』だと診断されます。聡太は祥子を支えようと決意しますが、祥子は大量の買い物をするようになってしまいます。聡太が祥子に注意すると……。妻は人が変わったようで……祥子が手にとったコップの中身が聡太にかかり……。読者の感想は……『ただただ辛いですね。分かり合おうおしても難しいのがまた悲しいです。』『もし主人公の立場なら、自分のしてることに驚き、何でこんなことになったんだろうなと、悩むかもしれません。』『祥子も自分で感情をコントロールできなくなっていることをわかっているけど止められないんだと思う』『自分でも自分じゃなくなっていくのを感じているのにセーブできず大切な人を傷つけてしまうのが辛い。適切な治療があって良くなればなと思います。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすればよいのかわからずだんだん負担に思うように。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月22日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった祥子は、寂しく感じていました。ある日、仕事や家事が手につかなくなった祥子は『双極性障害』だと診断されます……。急いで帰宅読者の感想は……『もし私が主人公の立場だったら、分かっているけど買ってしまう、その衝動を止められないと感じてしまうと思います。』『まわりが症状を理解しつつ、病院に連れて行って欲しい。』『私だったら、どうしたら自分の心の辛さを埋められるのか、その方法がわからなくなってしまうかも。主人公の場合はそれが買い物なのかもしれないですね』『度を超えてしまうと、家庭への負担も大きくなってしまうので、いろいろなストレスの発散方法を夫婦で考えなくてはいけないと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすれば良いのかわからずだんだん負担に思うように。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月21日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?聞いたことがあっても、どうして障害になってしまうのか知らない人が多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品には『更年期障害』を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。優しかった佳代がだんだんと良一や里奈に”イライラ”するようになります。病院へいくと『更年期障害』だと診断されました。家族で散歩へ読者の感想は……『自分がどうかしてしまったと感じていたら怖くなって当然だと思うので、病院に行くのを考えられないというのも分かる気がしますし、それでもきちんと自分と向き合えているのは立派だと思います。』『家族も献身的にサポートしてくれていますし、パートを始めてみようという前向きな考えも出てきたようなので、このままうまく更年期障害と付き合っていってほしいです。』『家族の理解は不可欠ですよね。私も更年期に確実に足を突っ込んでいて辛いです。』『更年期障害にこんなに理解ある家族がいるの素敵ですね。ご主人も娘さんも思いやりがあり、幸せですね。パートに行こうとする前向きな気持ちもすごいです。』『精神的な負担が少しでもなくなると、更年期障害の症状が楽になるんだなと思いました。周りに信頼できる人がいると回復のスピードも早そうですね。』など、実にさまざまな声が寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月19日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった祥子は、寂しく感じていました。ある日、仕事や家事が手につかなくなった祥子はパニックになってしまい……。病院へ行くことにそして、祥子はパニック陥り……。読者の感想は……『祥子さん、うつ病の影響もあって今まで思っていたことが爆発してしまったんですね。いきなり言われた旦那さんもびっくりでしょう。』『双極性障害という言葉は知っていますが、具体的にどのような症状が出るものなのか知りませんでした。主人公のように、自分で制御できなくなってしまったら辛いだろうなとおもいます。ご主人が怒らずに心配してくれているようで良かったです。』『私も家族に理解してもらってなんとか乗り越えられてきました。みんないろんなことを抱えて生きているので、1人で抱え込むのではなく誰かに話して支え支えられてよくなる人が増えると良いと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は祥子の症状に責任を感じつつも、どうすればよいのかわからなくなってしまいます。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日‟朝起きられない”原因が病気だとは想像もつきませんよね。しかし中には、起立性調節障害という病気が原因で、朝の起床に悩んでいる方もいるとのこと。そこで今回は、MOREDOORのオリジナル漫画「起立性調節障害って知ってますか?」より、ワンシーンをお届けします。※症状には個人差があります。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。症状改善のために……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。寝付けなかったり、朝が異様に辛かったりした理由は“起立性調節障害”が原因でした。佳純は周囲の協力を得ながら、症状と向き合い……。自力で起き…朝ごはんは……変化させた習慣とは……水分を多めにとる!起立性障害の人は水分不足になりがち……と言う情報を得て、水分補給を意識するようになった佳純。こういったさまざまな工夫をすることで、症状は徐々に改善していきます。この漫画に読者は『日頃の何気ない習慣でいい方向に変えられるのだなと参考になりました。』『本当に周りに理解してもらえない中でとても努力されていたんだなと思いました。そして改善に向かっていて良かったです、家族の支えがあってこそだと感じました。』『生活を変える努力でここまで変わるんですね。色々と知らないことばかりで、健康的な生活や睡眠の事もとても参考になりました。私は全然夜寝れないので寝る前同じ事これからしてみます。』など、実にさまざまな意見が集まりました。小さなことから変えていく……水分補給などと言った、自分のできる身の回りの小さなことから意識していこうと決めた佳純。病気だから、と諦めずに向き合う姿勢は素晴らしいですよね。もし、あなたや身の回りの人が同じ病気だったら……、あなただったら、どうますか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった妻は、”双極性障害”と診断されました。夫は責任を感じ、妻を支えると決心します。しかし、妻と喧嘩になってしまい……。どうすれば……帰宅すると……そして、暗い部屋で自己嫌悪に陥り泣いている妻を見つけるのでした。読者の感想は……『妻も自分自身をどうすることも出来なくて悩んでるだろうな。葛藤と苦しみが伝わってきました。』『本人も辛いと思うし、周囲も大変だろうな』『双極性障害という言葉、聞いたことがあるけれどぼんやりとしたイメージしかなくて。誰でもなりうるからこそ、自分自身も常に自分の心の調子を見つめていきたいなと思わされました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすればよいのかわからず2人の関係は悪化。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月11日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?不安やストレスをため込んでいるうちに、発症することもあるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった妻は、”双極性障害”と診断されました。夫は責任を感じ、妻を支えると決心します。大量の買い物……読者の感想は……『お互いが辛い思いを抱いてしまっている。』『以前お付き合いしていた人が双極性障害で結構調べていたつもりだったけど、まだまだ知らないことだらけでした。1人の理解者になれるように、いろんなことを学ばなければいけないと痛感します。』『自分のせいだとわかっていても、身近にいる人に当たってしまう様子を見ていると非常に心苦しいです。本人にとっても、大切な人に迷惑をかけることが一番しんどいでしょう。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすれば良いのかわからずだんだん負担に思うように。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月10日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった妻は、”双極性障害”と診断されました。夫は責任を感じ、妻を支えると決心します。しかし、妻が大量に買い物をするようになってしまい……。二人の将来の貯金のはずだったのに……祥子が手にとったコップの中身が聡太にかかり……。読者の感想は……『主人公と旦那さんの両方の気持ちを考えると、複雑な思いに感じました。』『こんなに感情的になったりする病気なのかと認識してびっくりしました。本人もつらいけど家族もめちゃくちゃ大変だなと思いました』『これは旦那さんも辛いですね。早くしないと2人の関係も危ういので、早めに病院に相談しに行ってほしいです。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすれば良いのかわからずだんだん負担に思うように。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことで、自分だけで抱え込まなくてよいのだと気づきます。そして徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月09日見た目だけではわからない病気もある……。今回は、実体験をもとにしたMOREDOORのオリジナル創作漫画『起立性調節障害って知ってますか?』よりワンシーンをお届けします。※この物語は実話を元にしたフィクションです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医病気との付き合い方を工夫して……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。佳純は寝つきが悪く、朝起きれずに遅刻を繰り返します。学校の先生や母は佳純を責めます。しかしその後、病院で検査すると“起立性調節障害”だと判明。異常な眠気は病気のせいだったのです。佳純は周囲の助けを借りつつ、上手く病気と付き合えるようになり……。先生にも褒められ……意外な治療法とは?筋トレも治療に効果的……!佳純と母は、医師から足の筋トレやストレス解消も治療に効果的だと伝えられます。どちらも起立性調節障害と関連しているとは少し意外ですよね。この後佳純は、さらに日常での様々な工夫を凝らしながら起立性調節障害を乗り越えていくのでした。この漫画に読者は『筋トレが起立性調節障害にもいいのは初めて聞きました。筋トレってすごい。』『周囲の理解もあるとやはり治療効果も上がるのかなと思いました。』『筋トレは色々なことにいい、この障害にも効果があるということはびっくりです。医師の提案はすごいですね。』など、さまざまな声が集まりました。向き合い方が素晴らしい……起立性調節障害と診断を受けた佳純と母の、症状に向き合う姿勢は素晴らしいですよね。薬だけではなく、日々の就活習慣改善や、メンタル状態を整えることも治療にとって、とても大切なことなのだそう。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月09日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった妻は、”双極性障害”と診断されました。夫は責任を感じ、妻を支えると決心します。しかし、妻の大量の買い物をきっかけに喧嘩してしまい……。妻の返事がない……読者の感想は……『一人で抱え込まないほうがいいと思います、病院に頼ると気持ちが楽になるかもしれないですね』『本人はもちろんですが、感情の起伏に振り回されてしまう家族も大変だと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後2人は……聡太は責任を感じつつも、どうすれば良いのかわからず負担に思っているようです。その後、聡太は同期から「同じようにパートナーが双極性障害の人」と話す機会を得たり、一緒に病院へ付き添って直接医師からアドバイスをもらうことに。徐々に妻の症状も緩和していき、「ありのままの妻を受け止める」ことができるようになっていくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月08日病気は、目に見えるものだけではない……。今回は、実話を元にしたMOREDOORのオリジナル創作漫画『起立性調節障害って知ってますか?』よりワンシーンをお届けします。検査後……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。佳純は寝つきが悪く、朝起きれずに遅刻を繰り返します。学校の先生や母は佳純を責めます。しかしその後、病院で検査すると“起立性調節障害”だと判明。先生や母の理解も得て、佳純は日々の習慣を改め……。先生が声をかけ……佳純の体調が最悪になるタイミングとは?生理中は特に大変……自分の病気に寄り添ってくれる人も多く、次第に症状も改善してきた様子。しかし、生理のときはしっかり体を休めることが大事になってくるようですね。この漫画に読者は『とても読んでいて辛かったです。自分が学生時代にも似たような子がいてたので今思うとそうだったのかなと思いますが当時はどうしてだろうと思っていたので。生理中は貧血も相まってしんどい中よく学校に行っていたなと主人公がまじめさゆえに我慢していたこともあったのではと思いました。』『女性でも、生理のときに体調が悪くなる人とそうでない人がいるし、起立性調節障害という耳慣れない病気の場合は、周囲の理解を得づらく、診断がつくまでは苦労しただろうと思います。このような病気の人もいるということを、もっと多くの人に知ってもらえると良いと思いました。』『お母さんと先生が理解してくれるようになって本当に良かったですね。生理中は、そうですよね。余計にしんどいですね。無理せず休むことも大事です。』など、佳純への暖かい声が多く集まりました。助けは薬になる……佳純は、病気だからと諦めず、周りの助けも借りながら、しっかりと起立性障害の症状と向き合っているよう。やはり様々な病気への理解と助けは、症状の改善にとって大切な要素の一つと言えるのではないでしょうか。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)(イラスト/ミノル)
2023年11月08日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”怠けている”と思われてしまうことも多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医診断されたのは……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。とにかく朝が辛い……読者の感想は……『目に見えないことなので、怠けていると思われてしまうのが難しいですね。もっとたくさんの方に知ってもらえたら良いのにと思います。』『主人公の‟人と同じことが出来ない事への不安な気持ち”が痛いほど分かりました。』『私の友達も、同じ病気で、悩んでいました。起きたいけど、起きれない。でも、それは怠けているだけって思われがちで理解してもらえない。とても、大変で辛いと思います。学生時代も大変ですが、社会人になっても仕事を選ばないときついなと思います。』など、起立性調節障害という病気の理解が、まだまだ広まっていないことが実感できるような声が集まりました。主人公は起きようとしてますが、どうしても朝が辛くて起き上がれないようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月06日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?不安やストレスをため込んでいるうちに、誰もが発症する可能性のある病気です。そこで今回は、MOREDOORのTikTokで600万回再生された、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害に関する知識が深まれば幸いです。本作品には双極性障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。脚本・監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地で1人過ごすことが増え、寂しく感じている祥子。ある日、聡太が帰宅すると家が散らかっていて、聡太は祥子に厳しく言ってしまいます……。自分を責めてしまい……読者の感想は……『苦しそうなのが伝わってきました。』『そんな事ないよって言ってあげたくなります。』『気持ちを誰にも打ち明けられず、自己嫌悪に陥っているのが辛く感じました』など、さまざまなコメントが寄せられました。本作では、妻の異変を感じた夫がすぐ病院へ行くよう説得。そして双極性障害Ⅰ型との夫婦の長い戦いが始まります。実家のお母さんの助けを得ながら、徐々に症状が落ち着いていく妻。「今は躁状態?うつ状態?」と疑ってしまう夫でしたが、だんだん「どちらも妻であることに変わりはないんだ」とありのままの妻と向き合えるようになっていくのでした……。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月05日みなさんは『双極性障害』を知っていますか?不安やストレスをため込んでいるうちに、発症することもあるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『波にゆられながら』をご紹介します。本作品は、双極性障害Ⅰ型をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、双極性障害に関する知識が深まれば幸いです。本作品には双極性障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)漫画のあらすじ幸せの絶頂のはずだったのに……。27歳の夫・双島聡太と26歳の妻・双島祥子。ふたりは大学時代に出会い6年の交際の後に晴れて結婚をすることに。しかしふたりの歯車が少しずつずれ始めてしまいます。これはそんな夫婦のたたかいの物語。慣れない土地に1人で過ごすことが多かった妻は、”双極性障害”と診断されました。夫は責任を感じ、妻を支えると決心しましたが……。大量の買い物「金額はちょっとじゃない、それに今回は俺のアドレスに通知が来たんだ」と声を荒げる夫。妻はなんと家のクレジットカードに手をだしていました。2人の将来のための貯金が浪費され、夫は妻の症状が一歩進んでしまったことを実感するのでした……。読者の感想は……『気持ちがふさぐような症状だけでなく、依存症のような症状もあるのだと驚きました。』『友達にいるので勉強になりました。』『家族からしたら、どうしたらいいか悩みますね。叱って落ち込ませたら大変だからそっとしておく、でも買い物依存で浪費されて困る、こんな状況どうしたらいいのかと悩みますよね。精神疾患の親戚がいるので、その大変さよくわかります。』など実にさまざまな声が寄せられました。”双極性障害”の影響からか、妻の買い物がどんどんエスカレートしているようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本/監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理師)(MOREDOOR編集部)
2023年11月01日世の中には、まだまだ知らない病気がたくさんある……。今回は、MOREDOORのオリジナル創作漫画『起立性調節障害って知ってますか?』より、ワンシーンをお届けします。本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。酷い眠気で……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。佳純は夜更かししたいわけでもないのに寝付けません。朝も異様に起きるのが辛く、遅刻を繰り返します。ある日佳純は、全校集会で倒れてしまいました。保健の先生に相談すると、“起立性調節障害”の可能性があると言われ……。その病名は初耳で……診察を受け……検査結果は……起立性調節障害と診断された佳純は今まで、自分の寝坊癖は‟怠け”だと言われ続けてきました。しかし、自分自身でもその原因ははっきりわかっておらず……。今回検査を通じて、自分の症状が病気によるものだとわかった佳純。このあと佳純は、母とともに症状とうまく付き合いながら生活をしていくことになります。この漫画に読者は『とにかく原因がわかれば、それに向かって解決方法が見つかると思うので良かったと思います。保健の先生に感謝ですね。』『保健の先生のおかげでしんどい理由がわかってよかったです。これから改善されてもっと楽になればいいです。私も中学の時、毎日ふらふらで登校していたのを思い出しました。』『これまでなぜこうなってしまうのかと苦しかった分、診断がついたことで気持ちがラクになったと思います。また、怠けと決めつけずに向き合ってくれた保健室の先生の存在に有難さを感じました。なぜこうなってしまうのかなど、自分の思うようにいかない症状はそのままにせず相談すべきだと改めて感じました。』など、自分や周りの判断だけでなく、専門の医者にかかることの大切さを実感するような声が多く集まりました。自分が知らないだけかも……朝起きれない、眠くなってしまう……などの症状は怠けだと勘違いされやすいものですよね。しかし、中にはそういった症状で苦しみ、辛い思いをしている人も。今回の漫画では、保健室の先生が体調を気にかけてくれたことで、病院を受診するきっかけとなりました。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年10月29日あなたは起立性調節障害について知っていますか?なかには、日常生活に支障をきたす人もいるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「ある日学校へ行けなくなりました」から、話の展開を予想していただくクイズをお届けします!本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。何か体調がおかしい……?ここでクイズです!母親が部屋を訪れると、具合が悪く、布団に丸まっている主人公。主人公はあることができなくなってしまったようです。果たして、それは一体何でしょう……?主人公が出来なくなった“あること”とは……?正解は『朝起きられず、学校に毎日通えなくなった』朝起きられなくなってしまった主人公。病院で受診した結果、起立性調節障害であることが判明しました。こんな時どうする?起立性調節障害になると、怠けている訳ではないのに、朝起きられなくなってしまうことも。今回の漫画では、主人公が朝起きることができなかったり、学校で倒れてしまう様子が描かれます。そして医師のアドバイスのもと、母親は学校の先生へ配慮してもらうことを相談し、主人公は徐々に学校生活へ溶け込んでいくのでした。もし、周囲の人が起立性調節障害になったら、皆さんはどのように声をかけてあげますか?※実体験を元に漫画化したものです※こちらの記事・漫画はあくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■作画:ちり(MOREDOOR編集部)
2023年10月28日「東大卒はなるべく隠しておきたい」という当事者の言葉『ルポ高学歴発達障害』は、世の中で言われる「高学歴」の発達障害当事者10人のインタビューや、大学教員、精神科医、支援団体への取材を通じて「理解が得られにくい不条理」に迫った1冊です。このコラムでは、著者である姫野桂さんのインタビューをお届けします。Upload By 発達ナビ編集部――姫野さんはご自身の経験も合わせて、発達障害についてさまざまな発信をされてきました。今回、「高学歴発達障害」をテーマに選ばれたのはどのような思いからですか?姫野桂さん(以下、姫野):以前、高学歴なのに発達障害の特性で仕事がうまくいっていない方の記事を読みました。今まで取材してきたなかでも京都大学を卒業している方で、同僚はすぐに覚えられる電話対応などの仕事が覚えられずにうつ病になってしまったとお話ししてくださった方がいました。高学歴というとエリート道を進んでいると思われがちですが、実は悩みも抱えている人が多いことを伝えたくて本にしました。また、私自身は超高学歴ではありませんが、就職活動や会社員時代に苦労したのでそういった苦悩も書きたかったからです。――大人の発達障害当事者の方からは、「ケアレスミスが多い」「マルチタスクが苦手」「職場でのコミュニケーションがうまくいかない」といった声が聞かれますね。姫野さんご自身の苦労とは、どのようなものだったのでしょうか?姫野:就職活動で例を挙げると、当時は自覚がなかったのですが算数障害があり、SPI(適性検査)の数学がまったくできませんでした。大手企業はSPIを導入しているところが多かったため、大手企業は避けるようにして中小企業に絞りました。――そうすると面接に進めるように?姫野:そうですね。ただ、自分をより良く見せることが不得意なこと、本音を話してしまうことなどから、うまくいきませんでした。例えば、「なぜ弊社を選んだのですか?」と聞かれた際に「福利厚生が良かったからです」と答えたり、「何か質問はありませんか?」と聞かれた際に「残業はどのくらいありますか?」といった質問をしたりしていました。――今回、10人の発達障害当事者の方を取材されています。印象的だった言葉を教えてください。姫野:東京大学法学部卒の女性の「東大卒はなるべく隠しておきたい」という言葉です。東大卒ということで期待されるボーダーラインが上がってしまうという点は、理不尽だと思いました。※本書では当事者の方のプライバシー保護のため、氏名や年齢、事実関係などが一部変更されています最後に、石川さんに東大卒であることを“損”に思ったことはあるか聞いてみた。「それはあります。やはりハードルを上げられてしまうので、「東大卒だったら何でもできるだろう」というような感じで“合格ライン”が上がってしまう感じがあるんです。だから、なるべく隠しておくほうが得だなと思います。石川真里さん(東京大学法学部卒業)の言葉――早稲田大卒の男性も同じようなことをお話しされていますね。結果的にその会社は辞めたのですが、そのとき僕を怒鳴っていた上司は学歴コンプレックスがあったんです。「お前は俺が行きたかった大学を卒業しているのになんでそこまで仕事ができないんだ」と言われたことがあって。(中略)必要のない限りは、大学名を口にしなくなりました。三崎達也さん(早稲田大学経済学部卒)の言葉――そして、お二人とも「東大は自分にとても合っている場所だったので、それはすごく良かった」「自分のポジティブな部分を作ってくれたのは早稲田のおかげ」というように、誇りに思われているのも印象的でした。プライドとの折り合い――精神科医の熊代先生とは、高学歴の発達障害者が自身のアイデンティティと向き合っていくことの困難さについてお話しされていますね。ご自身の体験と重なるようなことはありましたか?姫野:私自身、発達障害が分かったのが30歳のときでした。就活を始めた頃、鬱病を疑って心療内科にかかったのですが、発達障害については何も言われず、抑鬱状態という診断を受けました。もっと早く発達障害があると分かっていたら、就職活動の仕方や仕事選びも変わってきていたのではないかと思います。当時はリーマンショックの影響で周りの友人もなかなか内定が出ない人が多かったので、発達障害が原因ではなくリーマンショックのためだと考えていました。それでも、「なぜ人事受けが良いはずの大学なのに受からないんだ」という葛藤がありました。そのあたりのプライドの折り合いをつけられたら良かったなと思います。子どもの頃から学業では優れていても、社会関係の部分ですごく弱みや苦手があるということを踏まえて、天狗にならないようにするというか、学歴を鼻にかけないようにするのが処世のあり方として結構重要になります。そのためには自身の発達適性の早い段階での把握は肝要です。(中略)ただし一方で、「自分には何かできるはず」「秀でたものがあるはず」といったアイデンティティを持つことには可能性もあるんですよね。ここも高学歴発達障害者の方のアイデンティティの形成戦略としてかなり難しいところです。熊代亨さん(精神科医)の言葉「大学が一番楽しかった」という声――筑波大学における学生支援についても取材されていますね。姫野:筑波大学のヒューマンエンパワーメント推進局の取り組みは素晴らしいと感じました。特に発達障害のある高校生へ向けた「大学生1日体験講座」で、10名限定ですが高校生一人ひとりに学生のメンターがつき、中には「障害学生支援技術」などを履修したピア・チューター(有償のボランティア)がいるのはとても魅力的だと思いました。ピア・チューターになるには自由科目の「障害学生支援技術」を履修したうえで、視覚障害、聴覚障害、発達障害といった形でコースに分かれた集中講義を受けてもらいます。佐々木銀河さん(筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局)の言葉ただ、多くの高学歴発達障害者を取材してきて、ほとんどの人が「大学が一番楽しかった」と答えています。社会に出てからどう自分の特性とつき合っていくかが課題だと思っています。――たしかに、「社会に出てから」「就職してから」直面した困難がインタビューからも強く感じられますね。最後に、本書をどのような方に読んでほしいとお考えでしょうか。姫野:高学歴発達障害当事者だけでなく、同僚や家族、友人など身の回りに高学歴発達障害の方がいる方にも読んでいただき、周りの期待やエリートのイメージと実情との乖離、活躍している大学時代の友人との比較、アイデンティティとの折り合い……といった「高学歴であるからこその葛藤」があることを知ってほしいです。そして、「あの人は高学歴だから」という前置きを外して個として見てもらえたらと思いますし、彼らが苦手そうなことにぶち当たって困っていたら「何か手伝おうか?」と声をかけるなど、そっとさりげなくフォローしていただきたいです。――ありがとうございました。姫野 桂さんフリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。著書に『私たちは生きづらさを抱えている発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)、『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)『生きづらさにまみれて」(晶文社)電子書籍『ダメ恋やめられる!?発達障害女子の愛と性」(集英社)。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年10月27日