映画史に残る傑作SFシリーズのオリジナル最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が10月7日(金)から日本公開されるのを前に、現在、全国の映画館で“脅威の進化!?猿が映画館へやってきた!”と題した特別映像が上映されている。その他の写真『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、高度に知能が発達した猿たちが人間を征服し奴隷化した世界を舞台にしたSFシリーズの最新作で、遺伝子工学の実験で猿の知能が発達し人間に反乱する過程が描かれる。現在、上映されている特別映像は猿が映画館を訪れ、窓口でチケットを購入し、ポップコーンを買い、座席に着いてスマートフォンの電源をOFF。映画の上映開始に備えるまでを捉えたもので、知能が発達した猿が映画館でのマナーを人間たちに教える内容になっている。本映像は全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズ、MOVIX、ユナイテッド・シネマズ、109シネマズで観ることができる(一部劇場/作品を除く)。また、本日6日の2014年W杯ブラジル大会予選の日本代表戦の中継では、本作の60秒CMも放映。これは先週放映された60秒CMに続く全2部作の後編で、全米で興行・批評ともに大きな成功をおさめた本作の一端を楽しめる。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年09月06日映画史上に燦然と輝く名作『猿の惑星』の“起源”を描き、全米で2週連続興行収入第1位に輝いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。当然のように知性を持った“猿”に注目が集まりがちの本作だが、忘れてはいけないのが人間側の主人公である科学者のウィルを演じるジェームズ・フランコの存在。今年のアカデミー賞では『127時間』での主演男優賞ノミネートに加え、アン・ハサウェイと共に司会者まで務め、八面六臂の大活躍を見せたが、彼の多才ぶりはそれだけにとどまらない。俳優に脚本家に小説家、映画とTVドラマの監督などに加え、実は彼は4つの大学および大学院に通いながら俳優としての活動を続けるハリウッドきっての秀才なのだ!科学者という役柄はそんな彼にピッタリとも言える。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で英文学を専攻していたジェームズだが、演技に目覚めて大学を中退。TVシリーズ「フリークス学園」で人気を博し、2001年にはTV映画「DEAN/ディーン」でジェームス・ディーンを演じゴールデン・グローブ賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞するなど、着実にキャリアを築いてきた。『スパイダーマン』シリーズで世界的に名を知られるようになり、『スモーキング・ハイ』、『ミルク』と、演技派として高い評価を得続け、その後の活躍は多くの人が知るところ。一方で、その間にUCLAに再入学して優秀な成績で卒業。さらにニューヨーク大学とコロンビア大学、ブルックリン・カレッジに同時入学し、今年の春からは文学博士号取得を目指しイェール大学院に進学するなど、現在は4つの大学、大学院の学生としての顔も持っている。ちなみに、先に名の上がった大学のうち、イェール大学とコロンビア大学はアメリカの「USニューズ・アンド・ワールド・リポート」による「2011全米大学ランキング」で3位と4位に入っており、「世界大学ランキング 2010」でも3位と11位(参考までに東京大学は24位)に入っている。日本とは異なり、欧米の大学は入ってからが大変とされる。エマ・ワトソンにナタリー・ポートマンなど、難関の大学に通うハリウッドスターは多々いるが、4校同時に在学というのは、ハリウッドでも稀に見る高学歴俳優と言える。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は2010年の夏休みに彼が俳優活動に専念し、カナダのバンクーバーで撮影が進められた。ルパート・ワイアット監督は「ジェームズは非常に変わった男で、生まれながらにして驚異的な才能を持っているんだ。演じるという本能に関して、彼は特に並外れた力を持っている。監督としてはある意味狼狽させられてしまうほどだよ」と賛辞を惜しまない。今回のウィルという役は、認知症を患う父親の治療薬の開発のために寝る間も惜しんで研究に没頭する男。ジェームズは自らが演じたこの男を「ウィルは冷静で孤独な男だ」と語る。研究の中で彼はチンパンジーのシーザーを世話することになるが、ここから徐々に変化が…。ジェームズは続ける。「ウィルは父だけでなく、この幼いチンパンジーの介護者にもならなくてはならない。ストーリーが進むにつれて、ウィルはより人間らしくなっていき、科学者としての側面が希薄になる。薬の成功よりもシーザーのことが気になっていくんだ。ウィルにとってシーザーはペット以上の存在で、この特別なチンパンジーの父親的存在になっていくんだ」。また、本作のテーマに関してジェームズは「今回の作品では科学倫理について言及されている。この作品は技術が人間の手の及ばないところまで来てしまったときに起きてしまう悲劇的な物語なんだ。僕はこの作品が戒めの物語になりうるという考え方が気に入っている。少し想像力をふくらませると現実の世界で“こんなことが起きそうだ”という世界を描いているんだ」と語っている。鋭い視点と深みのある解釈の上に立ち、ジェームズは人間側で苦悩するウィルを熱演し高い演技力を発揮している。ハリウッドきっての“知性派”の演技に注目!『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年08月26日長きにわたる映画史に名を残し、多くの映画ファンに衝撃を与えてきた名作『猿の惑星』の“起源”に迫る『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の特報とポスター画像が解禁!その世界観の一端が明らかとなった。高度な知能を持つ猿が人間を支配するという斬新な設定と、衝撃のラストが鮮烈な印象を与えた『猿の惑星』。なぜ、人間は猿に支配されたのか?そんな疑問に答えてくれるのが『猿の惑星:創世記』だ。人間の傲慢さゆえに、裏切った猿のシーザーが、人間や彼らが構築してきた文明に怒りを覚え、反逆を起こす。そして猿たちの自由を求める戦いは、やがて人類への脅威へと変貌していくことに…。今回到着した特報では、地下の研究室に何かが運ばれるシーンからスタート。檻からは長い指が見え、猿が監禁されていることがうかがえる。が、驚くべきはこの後。脱出不可能と思われる檻から、高い知能を駆使し、いとも簡単に開錠してしまう猿。そしてどこか一点を見つめるシーザー。この表情は果たして何を物語っているのか?ちなみにシーザーの映像は最新のCGI技術を使用し、豊かな知性と感情の変化を可能にさせている。演じるのは『キング・コング』のコング役も務めたアンディ・サーキス。ポスターに写るその表情は特殊メイクだけでは出せないまさに“猿”そのもの。まさに猿役を演じさせるならこの人(?)と言える。そんなアンディの演技にもぜひ注目してほしいところ。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月、全国にて公開。■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりニューTOHOシネマ、日劇プラザほか全国東宝洋画系にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年06月17日1968年に公開された伝説的映画『猿の惑星』の“起源”に迫る『RISE OF THE PLANET OF THE APES』の邦題が『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』に決定!猿が試験管を手にしている衝撃的な劇中写真も公開され、少しずつ作品の全貌が明らかに――。高度な知能を持つ猿が人間を支配し文明を築くという人間社会への辛辣な風刺をこめた革新的な設定と衝撃のラストで、映画史にその名を刻んだ『猿の惑星』。その全ての起源を描く本作が今年の10月に日本でも公開を迎える。本作では、遺伝子工学の実験で猿の知能が発達し、人間への反乱を起こすまでのプロセスが描かれる。今年のアカデミー賞の司会を務めたジェームズ・フランコを主演に迎え、『スラムドッグ$ミリオネア』で脚光を浴びたフリーダ・ピントら実力派の俳優陣が集結。メガホンを握る新鋭ルパート・ワイアットは、本作で描かれる物語――『猿の惑星』の原点について「これは、革命の話。我々の文明の終わりと新しいものの始まり。もし我々の文明が終われば、次に何が起こる可能性があるのか?これは現実的にあり得る話だと思う。文明が滅んだ後は何が起こるのか?次の主役は誰なのか?」とのコメントを寄せている。今回到着した画像を見ると、猿が試験管を手にするという暗示的な構図にどこかゾッとするものを感じさせられるが、それ以上に驚愕すべきはそのシワ、目、毛並みなどの精巧さ、緻密さである。本作の製作を手掛けたのは、『アバタ―』、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどでアカデミー賞視覚効果賞を受賞してきたスタジオ「ウェタ・デジタル」。元々、1968年の『猿の惑星』が、その猿の特殊メイクのあまりのレベルの高さからアカデミー特別賞を受賞し、のちにメイクアップ部門が設立されるきっかけとなったのは有名な話。38年を経て製作されるその“原点”の物語では、体や顔にマークや機具を付けるパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使し、俳優の顔の表情を完璧なまでに取り込み、究極の“リアリティ”を実現している。最高の技術、そしてより深いストーリーが融合して生まれる“始まり”の物語の行方は――?『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月、全国にて公開。■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月、全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年05月03日