歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が17日、東京・EXシアター六本木にて行われた「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の公開舞台稽古に参加した。『青砥稿花紅彩画』は、弁天小僧菊之助を含む5人からなる盗賊団の結成から捕縛までを描いた、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。安政江戸地震に続き、コレラや麻疹の流行など混沌とした様相を呈し、昨今の情勢を彷彿とさせる背景のなか生まれた名作が、時空を超えて現代社会と交差する・・・。立ち回りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演する。海老蔵が弁天小僧菊之助を演じ、歌舞伎初挑戦の戸塚は現代から江戸時代にタイムスリープする窃盗犯・戸塚、そして、江戸時代では浜松屋宗之助を演じる。舞台稽古前に行われた会見で、戸塚は「泥棒ですね。ギャングとまではいきませんが、そういう悪いヤツです」と自身の役柄を紹介。海老蔵は「戸塚さんが(江戸時代で)いろんな記憶をたどっていって、仲間の大切さや、人のために生きるとか、そういうことに気づいていく。そこで生きている人間たちから現代の人間が学んでいく物語です」と説明し、「古典の中に新しいものを見つけてもらう時代が来てほしいという気持ちが強い。古典を見ながら新しいのかもしれないと思っていただけるような六本木歌舞伎であるように一生懸命務めたい」と力を込めた。また、戸塚のアクロバットも見られるのかという質問に、戸塚は「やらせていただいています!」と回答。海老蔵が「バク転したの久しぶりらしい」と言うと、戸塚は「本当なんです。Acrobat Boys Clubって名前が込められているというグループ名が先行してしまって、僕もめっちゃアクロバットできるヤツって思われているかもしれないですけど、そんなできないです。でもやっています」と苦笑い。戸塚は謙遜気味だったが、海老蔵は「やってるよ!」と太鼓判を押した。そして戸塚は、「これまでにもジャニーズからたくさんの方が参加させていただいていましたが、僕も次につなぐよう、しっかり自分の務めを果たしたいと思います。六本木で歌舞伎が見られるこの時期をみなさんお見逃しなく! ぜひ劇場にお越しください」と呼びかけた。公開ゲネプロで、戸塚は立ち回りでキレのあるパフォーマンスを披露。バク転もしっかり決め、自身の持ち味を発揮していた。「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」は、2月18日~3月6日に東京・EXシアター六本木にて上演。
2022年02月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が17日、東京・EXシアター六本木にて行われた「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の初日前会見に出席した。『青砥稿花紅彩画』は、弁天小僧菊之助を含む5人からなる盗賊団の結成から捕縛までを描いた、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。安政江戸地震に続き、コレラや麻疹の流行など混沌とした様相を呈し、昨今の情勢を彷彿とさせる背景のなか生まれた名作が、時空を超えて現代社会と交差する・・・。立ち回りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演する。弁天小僧菊之助を演じる海老蔵は「戸塚さんをお招きしたり新しい試みをしていますが、古典をベースにしているので、実は古典が新しいのではないか、古典の中に新しいものを見つけてもらう時代が来てほしいという気持ちが強いです。古典を見ながら新しいのかもしれないと思っていただけるような六本木歌舞伎であるように一生懸命務めたい」と意気込んだ。現代から江戸時代にタイムリープする窃盗犯を演じる戸塚は「泥棒ですね。ギャングとまではいきませんが、そういう悪いヤツです」と自身の役柄を紹介。海老蔵も「戸塚さんが(江戸時代で)いろんな記憶をたどっていって、仲間の大切さや、人のために生きるとか、そういうことに気づいていく。そこで生きている人間たちから現代の人間が学んでいく物語です」と説明した。稽古して感じたお互いの印象を聞かれると、海老蔵は「さまざまなジャニーズの方と共演させていただきましたが、その中でも戸塚さんは大変飲み込みが早い。比較的ジャニーズの方々は稽古に稽古を重ねてよくなっていく。戸塚さんも稽古を重ねてよくなっていくんですが、最初からいい意味でフラット。自分はこうでなくちゃいけないとか、こうかっこよくいようというのがなくてスッと入ってきたという印象です」と称賛。戸塚は「何も持たずに稽古場に行くことを心がけていました」と明かした。また海老蔵は、戸塚が会見について「最近の中で一番緊張している」と話していたことを明かし、「そういうところがかわいいなと思いました」とコメント。汗をかいていることをいじり、戸塚は照れていた。一方、戸塚は「歌舞伎の方々のスピード感……稽古もすごい早い。稽古に参加する稽古が必要だなと思ったくらい、稽古がもう本番なんです。そういう脈々と受け継がれてきた歌舞伎の伝統や歴史を肌で感じられたことが、すでに僕の中では財産と言えるものを持っています」と述べ、海老蔵が「僕の印象は? すぐ忘れるよね」とツッコむと、「すみません、過去一緊張しているので」と返した。そして、「僕、歴史だなって思いました。海老蔵さんは歴史です!」と表現し、「稽古が本番だって言ったのはまさにその通りで、海老蔵さんが見得を切るのを近い距離で見させていただいた時に、写楽の役者絵が頭に浮かんだ。ああいう役者絵は誇張して描いているだろうなと思っていたんですけど、この距離で体験して、写楽や当時の人はリアルに写実的に描いてこうなっていたんだなと。脈々と受け継がれてきた歴史を体感しました」と語ると、海老蔵は「光栄です」と返した。制作発表時に戸塚は、海老蔵について「優しい瞳なんですけど、奥にはラスボスのオーラがある」と話していた。その印象は変わらなかったようで、「ラスボスでしたね、やっぱり。ちょっとワルな役というのもよりそういう風に見えました」と語った。「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」は、2月18日~3月6日に東京・EXシアター六本木にて上演。
2022年02月18日生田斗真主演の舞台、劇団☆新感線「偽義経冥界歌」(にせよしつねめいかいにうたう)が、3月19日(土)に放送されることが決定した。日の本の国が、源氏と平氏の勢力で二分されていた時代。源頼朝(粟根まこと)が鎌倉を拠点に力を蓄えていた一方で、奥州はどちらにも属さず独立自治を貫いていた。そんな中、奥州をまとめる奥華一族にかくまわれていた頼朝の義理の弟、遮那王牛若(早乙女友貴)を、奥華玄久郎国衡(生田斗真)が死なせてしまう。弟の次郎泰衡(中山優馬)をかばうためとはいえ、牛若を死なせたのは大問題であり、玄久郎は牛若の代わりに源九郎義経を名乗り、僧・常陸坊海尊(山内圭哉)、そして武蔵坊弁慶(三宅弘城)とともに、頼朝が平氏打倒を目指す挙兵に参加する。その頃、奥華の屋敷では当主の秀衡(橋本さとし)の妻で次郎の母でもある巫女長の黄泉津の方(りょう)が漆黒の洞窟で儀式を行っていた。一方、戦いの途中で静歌(藤原さくら)という大陸渡りの歌うたいに出会った義経は、その歌が起こす不可思議な現象により、ある人物の亡霊と出会う――。本作は、義経黄金伝説をモチーフに、平安時代末期の奥州と冥界を大胆に描いた中島かずきの新作を、いのうえひでのりがエンターテイメント性豊かに演出、笑いたっぷり、アクション満載の王道エンターテインメント作品だ。同公演は、東京公演の一部が中止、福岡公演においては全て中止となった幻の舞台。2020年3月19日にTBS赤坂ACTシアターにて収録された公演を、今回はライブビューイング版の編集で放送する。生田さんが、タイトルロールの“偽”義経をドラマティックに演じ、「劇団☆新感線」最大といわれる凄まじい立ち回りとエネルギーに満ちたこの役の魅力を圧倒的存在感で体現。共演には、りょう、山内圭哉、早乙女友貴、三宅弘城ら個性豊かな面々に加え、橋本さとし、粟根まことら新感線メンバーの体当たり演技が炸裂。さらに、新感線初登場の中山優馬、藤原さくらの2人が祈りをこめて歌うシーンは感動ものだ。「劇団☆新感線『偽義経冥界歌』中島かずき×いのうえひでのり×生田斗真」は3月19日(土)18時30分~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月13日俳優の佐野勇斗が、2022年3月6日に『佐野勇斗カレンダー2022.4-2023.3』(SDP 2,530円/卓上ケース入 A5)を発売することが決定し、表紙のほか、収録カットと特典イメージが公開された。所属するダンス&ボーカルグループ・M!LKが11月24日にメジャーデビューを果たし、2022年には映画『嘘喰い』の公開を控えるなど、幅広い分野で活躍中の佐野。5作目となる同カレンダーは、月ごとに季節感のある様々なシチュエーションで撮影し、2月のバレンタイン、8月の浴衣デートなど恋人とのアルバムに収められた思い出写真のような距離感のカットが多数収録されている。今回公開されたのは、年越しそばを食べながらこちらに視線を向けている12月カット。年末年始を一緒にゆっくり過ごしているかのような1枚になっている。また、ライダースを羽織ってクールな表情で視線を送るカットを通常版表紙、自然光の中で傘を差した姿が印象的なカットをイベント限定版表紙に採用。ライダースのほかにもボーダーTシャツやニット、スウェットスタイルなど様々なスタイリングを着こなす姿も見どころだ。あわせて公開された特典イメージには、まっすぐにこちらを見つめているカット、夏らしく浴衣を着用したカットや、扇風機で遊んでいるカットを使用。STARDUST SHOPPERSもしくは楽天ブックス、HMV・Loppiで購入すると、ポストカードが手に入る。コメントは以下の通り。■佐野勇斗佐野勇斗カレンダー2022.4-2023.3の発売が決定致しました!! 今年もスタッフさんと一緒に、色々なシチュエーションを考えさせて頂きました。テーマは、「佐野勇斗と一年付き合ってみた」でございます。もし、佐野が彼氏だったらこんな風に一緒に過ごすんだなぁ~と、妄想を膨らませていただければ幸いです(笑)。ぜひ、ゲットして下さい!
2021年12月27日4回目の開催となる『六本木歌舞伎2022』の製作発表会見が12月23日、都内で行われ、出演する市川海老蔵と戸塚祥太(A.B.C-Z)が出席。歌舞伎初挑戦となる戸塚は「今回の挑戦をしっかり体に叩き込んで、役割を全うしたい」と決意を語り、「甘えられる隙があれば、とことん甘えたい」と海老蔵との共演に期待を寄せた。海老蔵と揃いの紋付袴姿で登壇した戸塚は、開口一番「緊張してマイクがオフになっていました(笑)」と普段とは違った雰囲気に戸惑いも。「まさか自分が市川海老蔵さんの隣に立てる日が来るなんて、今はいろんな感情が入り交じり、気持ちが高ぶっています」と背筋を伸ばし、「海老蔵さんと共有できる時間に、学べることは全部学んで、吸収できることは吸収させていただく。歌舞伎の世界に染まっていきたいです」と新たな挑戦に闘志を燃やしていた。A.B.C-Zのメンバーからの反応は「今のところない(笑)」といい、「メンバー、コメント募集しています!」と呼びかける場面も。ようやく緊張も解けた様子で、笑顔をのぞかせた。第4回となる今回は、三池崇史が監修として参加。日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出を担当する。海老蔵と戸塚に加えて、中村児太郎、市川右團次の出演が決まっている。題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉と並び、古くから人々に親しまれている盗賊5人族の活躍を描く名作をベースに、歌舞伎音楽とロック音楽を融合させ、弁天小僧菊之助がたっぷりと歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる場面をはじめ、時空を超えて、現代社会を騒がせる窃盗団と幕末の盗賊一味とが新たなストーリーを織りなす。海老蔵が弁天小僧菊之助と現代の市川海老蔵役、戸塚が浜松屋跡取りの宗之助と現代の強盗団の一員とそれぞれ二役をこなす。「伝統文化や古典を、今の時代の新しいお客様にも理解していただける作品になるよう、一生懸命に勤めてまいります。日曜朝の戦隊ものの原型ともいえる内容ですし、『東京リベンジャーズ』のような不良グループを描いた作品も流行っているので、そこに流れるパッションや粋な部分を、歌舞伎の素晴らしさを活かしながら、面白いものに作り変えたい」(海老蔵)海老蔵と戸塚は会見当日が初対面だといい「第一印象はかわいらしいお顔立ちで、素直さや優しさがあるのかなと。稽古をしていくなかで、いろんなことを知っていきたい」(海老蔵)、「目力ですね。優しい瞳の奥には、これ以上近づけないなという、ラスボスのオーラがすごかった」(戸塚)。戸塚が得意とするアクロバットに話題が及ぶと、海老蔵は「戦う場面も出てくるので、ぜひ。どんなことでもできるでしょうし、演出や脚本と話し合い、何をやるか線引きしたい」と構想を明かし、「ジャニーズの皆さんは、何かを吸収し、身に着ける力が本当にすごい。歌舞伎のみんなも見習わないといけない」と話していた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】『六本木歌舞伎2022公演』脚本:今井豊茂 / 演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎市川右團次他チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)前売開始:12月19日(日)協力:全栄企画 / 株式会社ちあふる製作:松竹株式会社■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)主催:株式会社3Top / 六本木歌舞伎実行委員会東京公演チケット情報 ■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホールお問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)主催:六本木歌舞伎実行委員会■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホールお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00※日祝休業)主催:サンライズプロモーション大阪
2021年12月23日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が23日、都内で行われた『六本木歌舞伎2022』制作発表会見に、歌舞伎俳優の市川海老蔵とともに出席。歌舞伎初挑戦の意気込みを語った。第4回となる今回の『六本木歌舞伎』は、十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵、そして、アクロバットやダンスなど華麗なパフォーマンスを得意とするA.B.C-Zの戸塚祥太らが出演。戸塚は歌舞伎に初挑戦となる。戸塚は、冒頭の挨拶でマイクのスイッチを入れ忘れ、「すみません、緊張していてマイクがオフになっていました」と照れ笑い。「自分がまさか市川海老蔵さんのお隣に立てる日が来ると思ってなかったので、すごく気持ちが昂っていて、高揚していて、いろんな感情が入り混じっているのですが、これまでやったことがない歌舞伎への挑戦、しっかりと体に叩き込ませて、自分に与えられた役割を全うしていきたいと思います」と決意を語った。また、歌舞伎に対するイメージについて、「日本の宝、伝統芸能、代々受け継がれてきたものという印象です」と述べ、「ここから知らないこともさらに勉強していって、いただいた役をしっかりできるように歌舞伎の世界に染まっていきたいと思っています」と気を引き締めた。『六本木歌舞伎』への出演が発表されてからA.B.C-Zのメンバーから何かリアクションはあったか聞かれると、「メンバーからは今のところまだ何もいただいておりません。今後たぶんどしどし来てくれると思う。メンバー、コメント募集してますよ!」とメッセージを送り、笑いを誘った。『六本木歌舞伎2022』東京公演は2022年2月18日~3月6日にEXシアター六本木にて、福岡公演は3月11日~13日にサンパレスホテル&ホールにて、大阪公演は3月18日~3月21日にフェスティバルホールにて上演する。題材として取り上げるのは、『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。この作品をベースに、歌舞伎音楽とロック音楽を用いながら、弁天小僧菊之助が歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる場面をはじめ、時空を超えて、現在社会を騒がせる窃盗団と幕末の江戸市中において人々の耳目を集めた盗賊一味が織りなす物語となる。
2021年12月23日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が23日、都内で行われた『六本木歌舞伎2022』制作発表会見に出席した。第4回となる今回の『六本木歌舞伎』は、十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵、そして、アクロバットやダンスなど華麗なパフォーマンスを得意とするA.B.C-Zの戸塚祥太らが出演。戸塚は歌舞伎に初挑戦となる。戸塚は、冒頭の挨拶でマイクのスイッチを入れ忘れ、「すみません、緊張していてマイクがオフになっていました」と照れ笑い。「自分がまさか市川海老蔵さんのお隣に立てる日が来ると思ってなかったので、すごく気持ちが昂っていて、高揚していて、いろんな感情が入り混じっているのですが、これまでやったことがない歌舞伎への挑戦、しっかりと体に叩き込ませて、自分に与えられた役割を全うしていきたいと思います」と決意を語った。初共演の海老蔵の印象を聞かれると、「目力ですかね」と答え、「先ほど楽屋挨拶に行かせていただき、初対面でご挨拶させていただいたのですが、そのときは優しい瞳なんですけど、奥にはもうラスボスのオーラというか、これ以上近づけないという、とてつもないオーラがすごかったです」と、海老蔵のオーラに圧倒されている様子。会場から笑いが起こり、海老蔵も笑顔をこぼした。一方、海老蔵は「5分前くらいに会ったばかりなんですけど、ジャニーズとしてのご活躍は拝見していますから、今を時めくスターなんだろうなと思いますが、今回歌舞伎というフィールドに足を踏み入れるということで、それなりの覚悟をしていらっしゃるんだろうなと。それがマイクのスイッチがオンにならなかった緊張につながっているのではないかと。素直な方なんじゃないかなと思っています」と戸塚の印象を述べ、「可愛らしいお顔をされている。優しさ、可愛さがあるんだなとというのは感じます」とも話した。『六本木歌舞伎2022』東京公演は2022年2月18日~3月6日にEXシアター六本木にて、福岡公演は3月11日~13日にサンパレスホテル&ホールにて、大阪公演は3月18日~3月21日にフェスティバルホールにて上演する。
2021年12月23日鹿児島の南端に位置する孤島の唯一の介護施設に半年間密着したドキュメンタリー『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』でナレーションを戸塚純貴が務めることとなり、コメントも到着した。前作「僕とケアニンとおばあちゃんたちと。」(2019年)は、世界中が注目する介護施設「あおいけあ」に1年間密着し、何故この施設が注目を集めているのか、その裏側に迫るという内容。本作はその「僕ケア」シリーズの第2弾となるドキュメンタリー。鹿児島港からフェリーで12時間、島民わずか100人ばかりが生活するトカラ列島・宝島。医者も看護師もいないこの島唯一の介護施設に、若手ドキュメンタリー監督が半年間密着した。はじめはリゾート気分を味わえると思っていた監督だが、飲食店や娯楽がなく、都会とはまったく違う環境に衝撃を受ける。しかし、これだけ不便な環境でも、島民は協力し合い笑顔で生活を送っており、その光景を目の当たりにし、いつしか「島民は生まれ育った場所でどのような想いを持って生活しているのか」と考えるようになる。また、監督が撮影を開始した時を同じくして、東京から介護未経験の若者がこの介護施設の責任者になるためにやって来る。慣れない離島での生活や、経験の浅い介護の仕事に苦戦し、ここへ来たことを後悔する若者。しかし、施設の利用者や島民らと触れ合うことで、徐々にその顔つきにも変化が現れはじめる。ナレーションを務めるのは、介護福祉士の成長を描いた映画『ケアニン』シリーズ(2017年、2020年公開)で、主人公の大森圭役を好演した戸塚純貴。前作でもナレーションを務めた戸塚さんは、「それぞれが色々な思いを抱えて生きていく中で、人との繋がりを大切にし、どんなことにも前向きで負けない姿がこの島にはありました」とふり返り、「より多くのケアニンの輪が広がっていくことを願い、微力ながらこれからも応援したいです」と意気込みを語っている。(※ケアニンとは、介護、看護、医療、リハビリなど、人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いている全ての人)監督を務めるのは、大学時に映画監督の原一男に師事し、ドキュメンタリー『ヘイトスピーチ』(15)が全国公開され、前作「僕とケアニンとおばあちゃんたち。」でも監督を務めた佐々木航弥。医師も看護師もいない島唯一の介護施設に密着し、そこで働くスタッフ達の想いを聞いていくうちに、「離島の介護」のリアルを知ることになる。戸塚純貴さん(ナレーション) コメント全文今回の舞台はトカラ列島、宝島。世の中がうまく回らなかったり、それぞれが色々な思いを抱えて生きていく中で、人との繋がりを大切にし、どんなことにも前向きで負けない姿がこの島にはありました。ケアする人(ケアニン)を通じて、新たなる世代へ歴史を重んじ、受け継がれていく。離島での生活や福祉、自分たちがマネすることができないリアルがそこにはあります。理想と現実すべてを受け入れ、前に進む姿を目に焼き付けてほしい。そして、より多くのケアニンの輪が広がっていくことを願い、微力ながらこれからも応援したい。前作に引き続きナレーションを務めさせていただき、佐々木監督とこうしてご一緒できて嬉しく思います。監督とは、地元も同じで同い年ですが、監督がその足で撮ってきた想いと、その映像を観て感じた想いを繋ぎ、心を込めて声を入れさせていただきました。「僕ケア」をよろしくお願いします。『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』は2022年初春公開予定。(text:cinemacafe.net)
2021年12月03日江口のりこ主演「SUPER RICH」の5話が11月11日放送。1年の留学を終え帰国した優を待ち受けるある事件に「またお金に苦しめられてしまう」などの声が。一方優に助け舟を出した“恋敵”空には「かっけぇ」「信頼関係があるんだね」といった反応も上がっている。これまでの人生においてお金に困ったことは一度もないが主人公が、経済的には豊かではない若者と出会い、さらに会社の資金を持ち逃げされたことで無一文に…というストーリーのオリジナル作品となる本作。裕福な家に生まれベンチャー企業「スリースターブックス」を起業するも、パートナーに資金を持ち逃げされ自分の資産を売却。無一文になった氷河衛を江口さんが演じ、「スリースターブックス」に入社するのを夢見てインターンに応募、ついに社員になった春野優には赤楚衛二。パワハラに遭って苦しんでいたところを衛に救われた宮村空に町田啓太。ボロ家に移転した「スリースターブックス」に残った今吉零子に中村ゆり。東海林達也に矢本悠馬。鮫島彩に菅野莉央。鬼頭流星に嘉島陸。田中リリカに志田未来。高橋みゆに野々村はなの。碇健二に古田新太。MEDIA社の取締役・島谷聡美に松嶋菜々子。といったキャストたちが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衛は社員たちに会社の新たな目標を掲げる。その中には海外展開を見据えた内容もあり、優は海外留学を志願。1年後帰国した優は、衛が空と付き合ってるのでは?というリリカの言葉にショックを受けながらも、仕事に奔走する。そんなある日、優のもとを母・桜(美保純)が訪ねてくる。その時は優と会えずじまいだった桜だが、その後も優のもとには幾度となく電話をかけてくる。しかし多忙な優は桜の話をちゃんと聞かず…。だが大事なプレゼンの直前、桜が倒れたと連絡が入る。実家に戻った優に桜は「200万貸してください」と土下座。会社に戻った優は空に金を貸して欲しいと頼み込む。すると空は自分のポケットマネーで優を助ける…というのが5話のストーリー。SNSには「ゆうくん……、せっかく頑張ってきたのにまたお金に苦しめられてしまうのか……。つらいね……」「母親に土下座でお金貸してって言われるのもきついし、人に土下座してお金貸してくださいっていうのもきついな…」と、優の心情を寄り添った視聴者のコメントが投稿される。そして優に自分の貯金から金を貸す空にも「空さんお金貸してくれるの…優しい」「そこで個人的に貸す宮村がかっけぇっすわ…」「200万個人で貸せるって…仲悪いと言いつつ、信頼関係があるんだね」といった声が。その後、携帯会社との提携のため、自分の父親の友人である大河一郎(田山涼成)に直談判する衛だったが、無一文になった衛は相手にされず…そんな衛を助けた優は、彼女にキスしようとするもすんでのところで足を踏まれ、衛にその場を立ち去られてしまう。碇に話を聞いてもらい、酔いつぶれた彼を連れ会社に戻った優は、衛と空が抱き合っているところをみてしまう…というラストだった。この怒涛のラストに「ラスト5分ぎゅんぎゅんだった…」「ラストは予想を超えてきた!」「怒濤のラストでドキドキがとまらん…」といった感想も殺到している。(笠緒)
2021年11月12日高橋優が、2022年2月8日・9日に東京・日本武道館でワンマンライブ『高橋優 10th Anniversary Special 2Days「弾き語り武道館~黒橋優と白橋優」』を開催することが決定した。本日11月9日に行われた全国ツアー『高橋優LIVE TOUR 2021-2022「THIS IS MY PERSONALITY」』東京・中野サンプラザホール公演で発表された本公演は、メジャーデビュー10周年を迎えた高橋の集大成ともいえるライブで、高橋の音楽活動の原点である弾き語りスタイルで開催される。公演タイトルにある“黒橋優と白橋優”は、それぞれ黒橋優「ダークサイド」と白橋優「ほんわかサイド」をテーマとしており、初日を「黒橋優の日」、そして2日目を「白橋優の日」としてそれぞれのコンセプトに沿って各日のセットリストを構成。10周年をともに迎えてくれたファンへの感謝の気持ちを込めたスペシャルなライブとなっている。併せて、『高橋優 10th Anniversary Special 2Days「弾き語り武道館~黒橋優と白橋優」』の特設サイトがオープンした。■高橋優 コメント2022年2月8、9日の2日間、日本武道館でワンマンライブをやらせていただきます。2020年にメジャーデビュー10周年を迎え、その節目にリリースさせていただいたアルバム「PERSONALITY」を引っ提げての全国ツアーを只今開催させていただいておりますが、ぼくの中ではこのツアーもまた10周年イヤーの続きと捉え、2020年に出来なかった思いも存分に込めて皆さんに楽曲をお届けさせていただいております。そんな10周年を締め括る最後にして最高のイベントをやりたいと思いました。今回は弾き語りで、一人武道館で皆さんをお迎えさせていただきます。より多くの楽曲を聴いていただきたいので、一日毎にテーマを変えた選曲でお届けさせていただきます。1日目、「黒橋優」の日は、文字通りダークサイド高橋。未だぼくのなかに渦巻いているヒリヒリとした感情を剥き出しでお届けします。2日目、「白橋優」の日は、ほんわか高橋。路上時代から歌い続けてきた’笑顔’や’希望’へのメッセージ、光へのアプローチを全面にお届けします。自分の原点であるストリートのスタイルで、これからも20年、30年と歌い続けていくための新たなスタート地点となるライブを、是非皆さんにご覧いただけたらと思っています。■高橋優 10th Anniversary Special 2Days「弾き語り武道館~黒橋優と白橋優」特設サイト:<ライブ情報>高橋優 10th Anniversary Special 2Days「弾き語り武道館~黒橋優と白橋優」2022年2月8日(火)・9日(水) 東京・日本武道館開場 17:30 / 開演 18:302月8日「黒橋優の日」2月9日「白橋優の日」【チケット情報】・指定席:9,800円(税込)・指定席(2日通し券):18,500円(税込)■高橋優オフィシャルファンクラブ会員先行価格・指定席:9,500円(税込)・指定席(2日通し券)18,000円(税込)※W会員先行特典「10周年記念!武道館限定 高橋優×チャンプ オリジナルクッション(非売品)」付き枚数制限:1人4枚まで※4歳以上チケット必要 / 3歳以下のお子様はご入場頂けません■「U are not alone」&「ゆあのんfamiliar」ファンクラブチケット先行受付【W会員先行】※W会員先行が最速の受付となります。※W会員先行特典付き受付期間:11月10日(水) 12:00〜11月23日(火) 23:59【年・月会員先行】※年・月会員先行では年会員の方を優遇させていただきます。受付期間:11月24日(水) 12:00〜11月30日(火) 23:59<ツアー情報>『高橋優LIVE TOUR 2021-2022「THIS IS MY PERSONALITY」』※終了分は割愛【2021年】11月10日(水) 東京・中野サンプラザ開場 17:30 / 開演 18:3011月18日(木) 愛知・名古屋センチュリーホール開場 17:30 / 開演 18:3011月19日(金) 愛知・名古屋センチュリーホール開場 17:30 / 開演 18:3011月23日(火・祝) 滋賀・びわ湖ホール開場 16:30 / 開演 17:3011月25日(木) 宮城・東京エレクトロンホール宮城開場 17:30 / 開演 18:3011月26日(金) 福島・南相馬市民文化会館開場 17:30 / 開演 18:3012月2日(木) 静岡・静岡市民文化会館開場 17:30 / 開演 18:3012月8日(水) 京都・ロームシアター開場 17:30 / 開演 18:3012月10日(金) 香川・レクザムホール開場 17:30 / 開演 18:3012月16日(木) 千葉・千葉県文化会館開場 17:30 / 開演 18:3012月22日(水) 神奈川・神奈川県民ホール大ホール開場 17:30 / 開演 18:3012月26日(日) 北海道・札幌文化芸術劇場hitaru開場 16:30 / 開演 17:30【2022年】1月7日(金) 岩手・盛岡市民文化ホール開場 17:30 / 開演 18:301月9日(日) 秋田・湯沢文化会館開場 16:30 / 開演 17:301月10日(月・祝) 秋田・秋田市文化会館大ホール開場 16:30 / 開演 17:301月14日(金) 和歌山・和歌山県民文化会館大ホール開場 17:30 / 開演 18:301月16日(日) 岡山・倉敷市民会館開場 16:30 / 開演 17:301月18日(火) 大阪・フェスティバルホール開場 17:30 / 開演 18:301月19日(水) 大阪・フェスティバルホール開場 17:30 / 開演 18:30【チケット料金】指定席:7,700円(税込)枚数制限:1人4枚 / 複数公演申込可※4歳以上チケット必要 / 3歳以下のお子様はご入場頂けません『高橋優LIVE TOUR 2021-2022「THIS IS MY PERSONALITY」』特設サイト関連リンク高橋優 オフィシャルサイト:高橋優 ワーナーミュージック・ジャパン HP:
2021年11月09日現在放送中の窪田正孝主演月9ドラマ「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」の第7話(11月15日放送)に、戸塚純貴がゲスト出演することが分かった。患者の病、けがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く本作。今回戸塚さんが演じるのは、心筋梗塞を起こして路上で倒れ、甘春総合病院に救急搬送されてくる今井陽一。実は、26歳という若さで末期ガンに冒されており、抗がん剤治療を一通り終えたものの効果はなく、現在は痛みを和らげる緩和ケアに切り替えており、残された時間を自分らしく過ごそうとしている。陽一は、雑誌に掲載された「噂のラーメン ベスト100」全店制覇を目指し、その感想を“ラーメン太郎”というアカウントで発信している。そして陽一は、ある出来事がきっかけで放射線技師・悠木(矢野聖人)と親しくなる。前クールの「ナイト・ドクター」に続き、2クール連続の月9出演となる戸塚さんは、今作について「いただいた台本(の文字)を読んだだけで心がグッと熱くなるような気持ちになりましたので、思いを込めて役作りさせていただきました」とコメント。そして「主演の窪田正孝さんと共演させていただくのは今回で2度目になります。以前共演させていただいた作品では、窪田さんに命を救われるような役どころでした。今回もまた救っていただけるのか、楽しみにしていただけるとうれしいです!」とメッセージを寄せている。<第7話あらすじ>唯織(窪田正孝)のもとへ、杏(本田翼)の父親・正一(佐戸井けん太)が突然訪ねてくる。唯織に1枚の画像を見せる正一。そこには、かなり進行しており、外科手術も不可能なすい臓がんが…。そんな中、心筋梗塞を起こし、路上で倒れていた男性・今井陽一(戸塚純貴)が緊急搬送されてくる。陽一は26歳という若さだったが、精巣ガンが全身に転移しており、抗がん剤治療も効果が見られなかったため、現在は痛みを和らげる緩和ケアに切り替えていた。一方、杏は、正一からすい臓がんであることを告げられるが、正一は積極的な治療を受けるつもりはないという。杏はショックを受けながらも、別の病気である可能性を信じようとするが…。「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2021年11月08日江口のりこ主演「SUPER RICH」の3話が10月28日放送。赤楚衛二演じる優の“もやし料理”に「優くん、天才」「普通においしそう」などの反応が上がるとともに、ラストで衛と優を見舞う“水のトラブル”にも「この緩急が好き」といった声が続々送られている。これまでの人生においてお金に困ったことは一度もないが主人公が、経済的には豊かではない若者と出会い、さらに会社の資金を持ち逃げされたことで無一文に…というストーリーのオリジナル作品となる本作。裕福な家に生まれ電子書籍を手がけるベンチャー企業「スリースターブックス」を起業するも、パートナーに資金を持ち逃げされた氷河衛に江口さん。貧しい家に育ち「スリースターブックス」のインターンに応募、無一文となった衛とともに歩むことになる春野優に赤楚さん。「スリースターブックス」の人事責任者で衛に恩義を感じる宮村空に町田啓太。衛と二人三脚で会社を立ち上げたが、資金を横領していた一ノ瀬亮に戸次重幸。「スリースターブックス」のインターン、田中リリカに志田未来。豪徳尊に板垣瑞生。高橋みゆに野々村はなの。「スリースターブックス」の電子書籍編集長、碇健二に古田新太。大手IT企業・MEDIA社の取締役、島谷聡美に松嶋菜々子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衛は古い一軒家で新生「スリースターブックス」を始めるが、優が会社に一緒に住むと聞いた空は気が気でない。衛は有望な新人を自社発掘するための漫画コンクールを開催し、並行して最近作品を描いていない漫画家や、まだ電子書籍化していない作家にもオファーを出す“ビッグバン作戦”を提案。自分が大好きだったが最近は作品を発表してない北別府K(松田美由紀)に目星をつけ、交渉に向かうのだが、企画書に目を通した瞬間北別府は難色を示す。実は北別府は碇の元妻で…というのが3話の展開。1話に登場した屋台のラーメン屋と再会、もやしを分けてもらった優は、それを使って“もやしの肉巻き”を作り、衛に振る舞う。優の料理の腕前にSNSでは「優くんの料理、シンプルでおいしそう」「もやしフルコース!優くん、天才だな!」「もやしフルコース普通においしそう」などの反応とともに、屋台から残り物をもらえると聞いて期待していた優の“チャーシュー”の発音に「チャーシューの言い方、かわいすぎ」「めっっっちゃ可愛かった!!今の優くん」などの声も。その後、衛たちは北別府の説得に成功し新作を描いてもらうことになり、優も「スリースターブックス」の社員になる。そして衛への想いを募らせる優は彼女の手首を握り「僕は衛さんが…」と言いかけるのだが、そこで雨漏りを補修した箇所が壊れ、2人の頭上に大量の水が流れ落ちる。この場面にも「すっごい良いところで雨漏りがバッチャーーーン」「水の量がコントwwwwwww」「きゃー!からの、コント並みの水の量」「この緩急が好きやわあ」といった声が続々と送られている。(笠緒)
2021年10月29日俳優の磯村勇斗が11日、オンライン配信イベント「磯村勇斗ファンイベント 2021 Fourth Wave -ISO RADIO DX-」を行った。磯村の29歳の誕生日に行われたこのイベントは、ファンクラブで配信している「ISO RADIO」の特別版として開催され、ファンからのメールやハガキも2,000通以上集まったという。ラジオらしく投稿コーナーも盛りだくさんで、合間には磯村による特別パロディCMが流れるなど、遊び心もたっぷりの内容に。この日は、磯村が「スカルプD オーガニック」メインキャラクターに就任したことも発表された。順調にイベントを進める磯村だが、グッズを紹介する「ISO RADIO SHOPPING」のコーナーにさしかかると、不審な人物が壁の飾り付けをしており、驚いたようにのぞき込む。「ちょ、すいません、誰ですか?」と話しかけると、劇団EXILEの鈴木伸之が登場。「聞いてないのよ、なんでいるの!?」と驚く磯村に、鈴木は「今日、ちょっと装飾として呼んでいただいて……」とボケを飛ばし、そのまま一緒に配信を行っていくこととなった。磯村は「渡されている台本は1人で全部進行するものだったのに、いたのよ。『今回、誰も来ないよ』と言われてたのに、来てるのよ。嬉しさと驚きがある。びっくりしちゃった」と語り、鈴木が「嬉しすぎて、今日なんとスペシャルで、ノーメイクで来てます!」と明かすと、「やだこれ貴重〜! 見れないよ、ノブのすっぴんなんて」となぜかIKKOのモノマネでテンションもアップ。鈴木は「嬉しいですよ。勇斗とは『東京リベンジャーズ』『今日から俺は!!』、その前をたどるとNHKのドラマでも一緒だったし、縁も深いですし」と2人のつながりにしみじみとしていた。ファンから川柳を募集するコーナーでは、鈴木も「ラスト20 最後の日まで 楽しもう」と磯村に向けた一句を披露し、「あっという間でしたね、20代。気付いたら終わっちゃうし、どんどん早くなると言いますから、最後の日まで楽しもうぜ」とメッセージを贈る。磯村は「まずはそのスタートとして楽しんでるから、30歳を迎える時も『いい29歳だったな』と言えそうな気がしますね」と喜んだ。また、テレビ東京のドラマ『サ道 2021』で共演する原田泰造からは「磯村くん、いっそん、磯村くん! 誕生日おめでとうございます。なんだよ、今日俺そっち行きたかったよ」とお祝いのビデオメッセージが届き、これにも磯村は「びっくりしましたね、原田さんありがとうございます。嬉しいです」と感謝。さらにイベントを締めようとしていた磯村が電話を渡されると「もしもーし、北村です」と、北村匠海とつながる。磯村は驚きながらも「ソウルがつながってるから、匠海とは」と喜び、北村は「いっそんもまた年をとって、初めて出会った時よりも、どんどんいぶし銀な役者になっていってる。輝いてるんだけど、いぶし銀に光ってる。誇らしいです。役者としてもゲーム仲間としても友人としても信頼してるし、このままかっこいいイケオジになってってください」とメッセージ。そのまま電気が暗くなると、退場したはずの鈴木が歌いながらケーキを持って再登場し、「また来たよ!」という磯村に、手書きの「高級お食事券 有効期限2023.9.11」をプレゼントしていた。ファンクラブ会員に向けたイベントの第2部では、ファンとの生電話などのコーナーも。ラジオの合間に挟まるシュールなCM(風映像)についても「何か作っていいよという話をいただきまして、挑戦させてもらえた」と明かす。「タケモトピアノ」風のラジオCMについては、「タケモトピアノのCMが大好きで、未だに変わらないじゃないですか。現代で4Kがあるのにずっとアナログだし、あの精神を大事にしたいというこだわりを感じる。インパクトもあるしメロディーもいい」と元のCMを絶賛していた。最後に磯村は「なかなか人と会うこともできなくて、本来であれば直接ファンの皆さんと会う予定だったんですが、それもできなくて。離れていても楽しめることはあるんだ、つながることもできるんだなというのをラジオを通して感じました。いろいろなサプライズもあって、僕はすごく楽しい2時間半でした」と振り返る。この1年について「ドラマも映画も出させていただいて。『恋する母たち』は、地上波でお尻出したらもう怖いものないですよね。『珈琲いかがでしょう』では(中村)倫也さんにも今でも良くしていただいて、一緒にゲームしたりして、良い出会いがありました。映画『ヤクザと家族 The Family』は藤井(道人)さんと綾野(剛)さんに出会えたことが俳優人生にとってすごく重要だったかなあと思っています。それ程、愛にあふれた作品。『サウナーーーズ』もまだまだ続いていくでしょう。乞うご期待。大河も初めて出させてもらいましたし、色々ありましたね」と様々な作品について語った磯村。「今年もよりみなさんに良い作品を届けられるよう、俳優・磯村勇斗として頑張っていくとともに、CMみたいな変な映像も作っていくと思いますのでおまけとして楽しんでいただけたらと思います」と抱負を表した。
2021年09月12日舞台『少年たち 君にこの歌を』の公開ゲネプロが4日に東京・新橋演舞場で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)が取材に応じた。1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている同作。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなど若手ジャニーズが主演を務めている。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。2グループが初の主演ということで、高橋は「お客様にこう届けたいという意思はもちろんあるんですけど、どういう思いをお届けできるのか、不安もありながら、すごくワクワクしてます。このご時世で公演をさせていただけることにも、すごく感謝しながら行っていきたいなと思います」と思いを表す。岩崎は「発表がものすごく早くてまだ先の話かなと思ってたんですけど、あっという間に初日まで来てしまって、実は今、通したのが初めてなんです」と暴露し、メンバーから「やめろよ!」「それ秘密だろ!」「忙しかったからね」と総ツッコミを受ける。ツッコミの勢いに思わず「嘘です」と言う岩崎だが、高橋が「もう間に合わないよ。みんな、ペン、超動いてるもん」と指摘し、「グループ別でやったり、誰がいない状況で通したりはあったんですが、芝居もショータイムも全員でやったのは初めてでした。特別な体験でした」とゲネプロを振り返った。新橋演舞場という会場については、「『滝沢歌舞伎』でお世話になってはいたんですけど、いざ自分たちが座長という立場でここにいさせてもらうと、また違った景色で身が引き締まる思いです。緊張してます。責任感も変わってきますし、喜んでもらえるように精一杯頑張りたいと思っております」(井上)、「『滝沢歌舞伎 ZERO』の見学で客席から観ていたので、いざこうやって立ってみると改めてきれいだなあと思います。すごく雰囲気がある」(那須)と感慨も。浮所は「ジャニーズ事務所に入るオーディションをした日に、ジャニー(喜多川)さんが『今日、滝沢歌舞伎のゲネプロがあるから観に行きなさいよ』と言ってくださって、1列目の真ん中で観たんです。滝沢くんにそのお話をしたら覚えてると言ってて、そんなステージに立てていることがすごく感動的で嬉しいです」と明かした。同作に主演するグループは歴代CDデビューを果たしていることから、デビューへの思いについて聞かれると、高橋は「ジャニーズJr.で活動させていただく中で、一つの大きな目標でもあるので、常に貪欲に追いかけていたいなと思いますし、こうやって歴史ある舞台を引き継がせていただいたことも、やりとげた後は自信にもつながると思う」と語る。さらに高橋は「(デビューは)意識しながらですけど、それだけじゃなく『少年たち』を全力で成功させて、ファンの皆様からまた『応援したいよね』と思っていただけるような姿でいたい」ときれいにまとめるが、岩崎は「会見でも言ったんですけど、劇場入りして『あ、これはデビューだあ』と思って」とニヤリ。「せめて(舞台が)成功してからね!」(猪狩)、「そんな常に意識してるの!?」(高橋)とツッコまれ、岩崎は「ジンクスがあるからこそ、僕たちもちゃんとのっかって……のっかるというか、名を連ねていきたいです」と決意を示す。舞台の「手応えは?」と聞かれ、「デビューのですか?」と聞き返すなど、前のめりな岩崎の様子に、高橋は「2組ともしたいです、それは!」と苦笑。「したいですけど、別に新橋演舞場入ったからOKとは限らないと、少なくともHiHi Jetsはちゃんと意識してます!」(猪狩)、「美 少年も岩崎大昇以外は意識してる」(高橋)と続けられ、岩崎は「俺だけなの!?」と驚きつつも「よろしくお願いします」と頭を下げていた。
2021年09月05日戸塚祥太(A.B.C-Z)と内博貴が出演する『フォーティンブラス』が、8月19日に開幕。これに先駆け、ゲネプロと初日を前にした取材会が行われた。扉座主宰の横内謙介が1990年に書き下ろし、前身の劇団善人会議で初演された本作は、その後も数多くの上演版が話題を集めてきた。タイトルは、ウィリアム・シェイクスピア作『ハムレット』に2回しか登場しないノルウェー王子の名前。『ハムレット』上演中の劇場を舞台に、脇役に過ぎないフォーティンブラスに扮する大部屋俳優にスポットライトを当てた物語が展開される。勝手に芝居を変え、若手女優に手を出すなど横暴で陰険な黒沢に業を煮やすカンパニー一同。一触即発の雰囲気に陥った彼らの前に、自身を「フォーティンブラスの父」と名乗る亡霊が衣装姿で現れる。彼に黒沢演じるハムレットへの復讐を呼びかけられた羽沢をはじめ、脇を固めるキャストやスタッフ、そして出演者の身内から悪評がささやかれ始めた『ハムレット』の行方はいかにーー。中屋敷法仁が演出を手がける今回の上演版では、タイトルロールを務める羽沢武年を戸塚が、ハムレット役の大スター・黒沢正美を内が演じる。戸塚は、脇であっても与えられたフォーティンブラス役をまっとうするしかない羽沢の悲哀をコミカルに造形。本番にもかかわらずプロンプ頼りの黒沢に対して舌鋒鋭く喰ってかかるなど、よどみないセリフ回しで客席を圧倒する場面も。対する内も攻めの姿勢だ。異様に剣を怖がるなど黒沢に秘められたバックボーンを感じさせつつ、傲岸不遜な態度でカンパニーを萎縮させる独裁者ぶりを遺憾なく発揮する。ゲネプロ後に行われた取材会で「むちゃくちゃな役どころを振り切って演じさせてもらっています」と述べていた通り、これまで経験したことのない役どころを体いっぱいで謳歌しているように見えた。オフィーリア役に抜擢され初舞台を踏むバラエティタレント・刈谷ひろみを演じるのは、能條愛未。共演者のひたむきな姿やどんな役にも徹底して向き合う姿勢に感化され、俳優の仕事に目覚めていく様子をいきいきと立ち上げる。矢島舞美は“劇場の主”と呼ばれ、古くから脇役として役者人生を貫いてきた松村玉代役。とある一念を胸に秘め、亡霊を待ちわびるベテランの憂愁を視線や仕草ににじませた。取材会には、戸塚・能條・矢島・内・中屋敷の5人が参加。ともに多くの舞台を経験しているふたりは、(ジャニーズ)外部作品における初共演をどう感じているかーー。レポーターからそう問われた戸塚と内は互いに向き合って「嬉しいよね」と笑う。戸塚の「圧倒的主役感のある内がスイッチ入れる瞬間を、いちばんの特等席である板の上で見られるなんてラッキー」「完全にハムレットにしか見えない」というコメントに、内が「ハードル上げるのホントやめてもらえる?」と制すると報道陣から笑い声が起こった。「とっつー(戸塚の愛称)の芝居は“にしきさん”のイズムを受け継いでいるよね」と反応した内は、互いに数多くの演出を受けてきた錦織一清の名を挙げ「にしきさんに見える瞬間があるよ」と言って戸塚を笑わせる。それを受けた戸塚は、内が錦織からプレゼントされた楽屋暖簾を使っているスター的なエピソードを披露。自身は「武年は端役なので、シアターコクーンさんからお借りした楽屋暖簾を提げています」とリアルな世界でも“脇”に徹している日常を覗かせ、客席を湧かせた。どんな点を心がけながら演出したのか問われた中屋敷は「どうしたら役者としていい“油”が取れるのかな、ってことばかり考えていました」とコメント。特に「戸塚くんは絞れば絞るほど、俳優としていい油が出るゴマのようでしたね」「内くんはオリーブオイル」と讃える。そして「俳優さんの“本性”といいますか、演じるとは何かーーみたいな本質や魂を見せてもらった気がしました」と稽古を振り返った。たとえ脇であったとしても劇世界における役割をまっとうし、いつか来るかもしれない主役を夢見てもがく若手俳優たちの奮闘やバックステージを描いた本作。舞台や芝居に対する各キャラクターの愛情を感じさせるセリフが数多く散りばめられており、ショービジネス界が揺らいだコロナ禍に改めて観てみると、演劇や俳優の存在意義が伝わって胸に迫った。『フォーティンブラス』取材会より、左から矢島舞美、能條愛未、戸塚祥太、内博貴、中屋敷法仁取材・文:岡山朋代撮影:田中亜紀
2021年08月20日舞台『フォーティンブラス』の公開ゲネプロが19日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて行われ、戸塚祥太、能條愛未、矢島舞美、内博貴、中屋敷法仁(演出)が取材に応じた。横内謙介が1990年に書き下ろした同作は、劇団善人会議(現:扉座)で初演された後、多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれてきた。「フォーティンブラス」とはシェークスピアの代表作『ハムレット』の中に登場するノルウェーの王子の名前で、長いハムレットの物語の中で2回だけ登場するこの「脇役」にスポットライトを当てた物語となる。取材に登場した4名のキャストのほか富岡晃一郎、納谷健、吉田美佳子、新原武、吉田智則らが出演している。同じ年で気心が知れた仲だが初共演となる2人は、よくプライベートで食事にも行き「いつか外部の舞台とか一緒にやれたらいいね」と話していたという。戸塚は「スイッチが入る内を1番の特等席で見れる。やっぱり内って、圧倒的主役感があるんですよね」と絶賛し、内は「やめろやめろ! ハードル上げるな」とツッコミ。「もうハムレットにしか見えない!」と続ける戸塚に、内は「やめろ、終わってからにしてくれ!」と要請したが、戸塚は「内って結構『やめてくださいよ』みたいにぼやいたりもするんですけど、ちゃんとやるんですよね。そこが好きなんです」と明かした。内は戸塚の芝居について「錦さん(錦織一清)イズムも継いでるなと感じ、見てるとちょっと錦さんに見えてきたり」と表す。その流れで錦織から贈られた楽屋のれんの話になった内は「すごいかっこよくて、真っ白で『錦織一清より』と書いてるんですけど、僕の名前書いてないんですよ。錦さんらしいでしょ?」と説明。一方の戸塚は「今回、シアターコクーンさんからお借りしました。特にないです、誰かからとか」と驚きの発言。戸塚は「(今回演じる)武年は端役なので、絶対(楽屋のれんを)持ってないです。デニーロ・アプローチでやってるので」と役作りにかける意気込みを見せた。また、演出の中屋敷からは「この4名に関しては、元々大ファンというか、もう好きなので、どうしたらこの4人からいい油が採れるかなとずっと考えています」とキャスト陣についての話も。「戸塚くんは絞れば絞るほど、いい油が出るんですよ、俳優の油が。だから戸塚くんのごま油をたくさん出す。内くんはオリーブオイルをたくさん」と独特の表現で周囲を感心させる。そんな中屋敷に内は「僕は、稽古に入ったとき、とっつーと中屋敷さんがデキてると思ってたから。仲が良すぎて」と爆弾発言。「好きだからね」と納得する中屋敷に、内からは「『次の日来れない』という日に、稽古場でとっつーと抱き合ってるのを見てる。2人で抱き合ってて、あれ、これチューするんじゃないか? と思ったけど、さすがにチューはしなかった」と目撃談も飛び出す。しかし戸塚は「(チューは)できないですね。そこはやっぱり五関晃一がいるんで……」と、複雑な人間関係のようだった。公演はBunkamura シアターコクーンにて8月19日~29日。
2021年08月20日舞台『フォーティンブラス』の公開ゲネプロが19日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて行われ、戸塚祥太、能條愛未、矢島舞美、内博貴、中屋敷法仁(演出)が取材に応じた。横内謙介が1990年に書き下ろした同作は、劇団善人会議(現:扉座)で初演された後、多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれてきた。「フォーティンブラス」とはシェークスピアの代表作『ハムレット』の中に登場するノルウェーの王子の名前で、長いハムレットの物語の中で2回だけ登場するこの「脇役」にスポットライトを当てた物語となる。取材に登場した4名のキャストのほか富岡晃一郎、納谷健、吉田美佳子、新原武、吉田智則らが出演している。ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川さんの姉で同社名誉会長の藤島メリー泰子さんの死去が17日に発表され、戸塚は故人について「自分が間違ったことをした時には本当に愛のあるお叱りをしてくださった」と振り返る。「まだジャニーズJr.に入ったばかりの小さい頃に先輩のバックで踊っていたら、褒めてくれたこともあったりして。踊りを踊ってたら『あの子がいいよ』と言ってくれた。『メリーさんに褒められた』と言われて、『ありがとうございます!』とすごく勇気づけられ、それを励みに頑張れた時もあった」と感謝する。「数少ない場面だったり言葉だったりしますけど、自分の中で大切にして、これからも精進したいなと思いますし、天国でジャニーさんと一緒に、僕たちのことを見守っていてほしいです」と追悼した。訃報を聞いて「すごく驚きました」という内は、「昔よくメリーさんに食事に連れて行って、その頃から『ジャニーさんの言うことは聞いておきなさいよ』と言われていました。本当にお寿司だったり和食屋さんだったり焼肉だったりいろんなところに連れて行ってもらいました」と明かす。「焼肉の日はメリーさんがすごい量のお肉を頼んでくれるんですけど、良いお肉ってそんなに何枚も食べれないじゃないですか。子供に対しての『たくさん食べなさい』という愛情だと思うんですけど、こんな山盛りやつをそのままギャンって(鉄板に全て乗せて)焼いて、焼きというか"蒸し"みたいな……だから焼肉に行く日は結構準備をしてから行っていたのを覚えてます」と苦笑した。内はさらに「焼き肉に行った日もやっぱり『ちゃんと見てくれてるからね』とジャニーさんの話になるし、叱られる時は叱られますし。僕は大阪の人間なんですけど、本当に東京のお母さんみたいな存在でした」としみじみ。「昨日ちょっと目を怪我しちゃって赤くなったんですけど、これで済んだのは、もしかしたらメリーさんが守ってくれたのかなぁと思ったりもして。とっつーとも言っていました」と語った。公演はBunkamura シアターコクーンにて8月19日~29日。
2021年08月20日松岡昌宏が8月17日、都内で行われた主演作『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』の完成報告会見に、共演する泉里香、池田鉄洋、戸塚祥太(A.B.C-Z)、内片輝監督とともに出席した。伊兼源太郎による警察小説を原作に、4万人を超える警視庁職員の不正を取り締まり「警察の中の警察」とも称される警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係にフォーカス。1通の密告文に端を発し、松岡演じる主人公・佐良正輝が、過去の同僚・皆口の監察を命じられたことから、ある未解決の殺人事件との接点、そして過去の殉職事件の真相が次第に浮かびあがる。WOWOWドラマ初出演となる松岡は、「とても濃厚な撮影時間を過ごさせてもらいました」と振り返り、役柄については「(自身と接点がなく)本当にゼロから作っていった。今まで経験したことないお芝居でしたので、手探りもあったんですけど、本当に心に残る作品になったと思います」と強い思い入れ。そんな松岡の発言を受け、内片監督は「正直言いますと、すごくいい作品になったと自負しております。今までの警察ドラマとは一線を画すものになっている。サスペンスとしても、人間ドラマとしても、最後残り1分ギリギリまで楽しんでもらえる」と自信を深めていた。泉はジンイチの監察対象となる運転免許試験場職員の皆口菜子を演じ、「カメラも松岡さんも遠い位置で、いつどこで撮られているのかわからなかった」と監察される役柄ならではの難しさを告白。本格的なアクションにも初挑戦し「クランクインの前から、パンチやキック、関節技のトレーニングを積みました。初めて人に(技を)かけることも」と話していた。また、佐良とバディを組む監察係長・須賀透役の池田は「尾行のプロですから、とにかく『存在感を消してくれ』と言われて。役者としていかに目立とうか考えてきたので(笑)、難しかった」と笑いを誘っていた。戸塚は佐良の眼前で殉死し、今も幻影として度々姿を現す後輩刑事の斎藤康太役という、こちらも難しい役どころ。先輩の松岡とのドラマ初共演が実現し、「お芝居はもちろん、現場のムード作りや現場での居方まで、勉強することだらけ。『これがスターか!』と。みなぎるエネルギーをいただいた」と最敬礼を示すと、松岡は「今度、メシおごってやる!僕の辞書には謙遜という言葉がない」と上機嫌。「後輩ですけど、プロフェッショナルですから、『あっ、こういうお芝居するんだ』って刺激をもらいました」と後輩・戸塚をたたえていた。取材・文・写真=内田涼■番組情報『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』8月22日(日)よりWOWOWプライム、WOWOW 4K、WOWOWオンデマンドで放送&配信スタート(第1話無料放送)
2021年08月17日俳優・生田斗真が新作歌舞伎に挑戦する姿を追うNetflixドキュメンタリー映画『生田斗真ドキュメンタリー ~挑む~(仮)』が、2022年春にNetflixにて配信されることが決定した。1997年に連続テレビ小説『あぐり』で俳優デビュー以降、数々のドラマ、映画、舞台で唯一無二の役を演じ、2011年には初の主演映画『人間失格』と『ハナミズキ』でブルーリボン賞新人賞を受賞、その演技力が認められ、2019年には大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演、2020年には向田邦子賞受賞作『俺の話は長い』で東京ドラマアウォード2020 主演男優賞に輝くなど着実にキャリアを重ねてきた生田斗真。そして2021年、生田が新たに挑戦するのは「新作歌舞伎」。生田の高校の同級生であり、親友の歌舞伎俳優の尾上松也が、2009年より主宰する歌舞伎自主公演シリーズの最終公演『「挑む」Vol.10 ~完~』に特別出演する。11才からジャニーズJr.として芸能活動を開始、アイドルとしてのスタートを経た後、俳優の道を極めてきた生田。そして、歌舞伎役者として5才で初舞台、歌舞伎のみならずドラマやミュージカルなどで幅広く活躍する松也。高校時代「いつか二人で同じ舞台に立つ」と約束したふたりが、2021年8月ついに新作歌舞伎で初共演、20年来の約束を果たす。生田はなぜ今、新作歌舞伎に“挑む”のか。そして毎回新たなチャレンジが行われてきた歌舞伎自主公演「挑む」シリーズ最終公演で松也が抱く覚悟とは。生田と松也、エンタメの世界で全く違う道程を辿った二人が歌舞伎役者として “挑む”舞台に立つ時、果たしてどのような化学反応が生まれるのか。本公演の地は演劇の街・下北沢の中心的存在である本多劇場、演目は新作歌舞伎「赤胴鈴之助」(あかどうすずのすけ)。松也の父である故・六代目尾上松助が子役時代の昭和30年代、同名漫画を原作としたテレビドラマ版の主役を務めた、松也にとって所縁の作品だ。64年前、テレビが録画ではなく生放送時代のドラマであり、父が演じた赤胴鈴之助を見ることが出来ないものの、松也にとっては亡き父を偲ぶ、思い入れ深い作品だ。この新作歌舞伎「赤胴鈴之助」で生田は、松也演じる赤胴鈴之助の兄弟弟子でライバルの竜巻雷之進(たつまきらいのしん)を演じる。Netflixでの配信が決定した本作は、初のかつら合わせをした日から公演を終えるまでの生田斗真の約2カ月半に完全密着。生田が初めての世界に飛び込む戸惑いや、懸命に稽古に向かう真摯な姿を描き出す。また生田と松也のインタビューでは、悲願でもあった舞台での共演を実現するに至った二十年来の友情を掘り下げる。さらに、人生の大半をエンタメの世界で生きてきた二人の軌跡を辿る。また、Netflixでは本ドキュメンタリーの配信に合わせ、8月13日に初日を迎えた新作歌舞伎公演の映像化作品の全世界配信も決定。映像は「劇団☆新感線」の舞台映像などで、映像×演劇の新たなエンターテインメントの世界を築き上げた「ゲキ×シネ」チームが手掛ける。生田は、現在も絶賛撮影進行中の本ドキュメンタリーと新作歌舞伎公演の映像化作品について「高校時代、教室の隅で松也くんと交わした約束が、時を経てこんなにも大きなプロジェクトになるなんて、あの頃の僕達に教えてあげても信じてもらえないだろうな」と盟友松也と過ごした日々を振り返る。松也は「一筋縄ではいかなかった公演ですが、我々二人と共演者、そしてスタッフの熱い思いを裏から表まで堪能していただけましたら幸いです」と、大舞台への抱負を語る。■生田斗真 コメント私、生田斗真のドキュメンタリー映画が制作され、Netflixにて世界190以上の国で同時配信される事になりました。そして、さらに『挑む』の舞台本編映像もNetflixで配信が決定しました。なんでしょう。。Netflixアザッス!プレミアム会員になってて良かったっス!『いつか一緒に舞台やろう』高校時代、教室の隅で松也くんと交わした約束が、時を経てこんなにも大きなプロジェクトになるなんて、あの頃の僕達に教えてあげても信じてもらえないだろうな。■尾上松也 コメントこの度、私が主宰しております歌舞伎自主公演「挑むVol.10 ~完~」がNetflixにて配信していただける事になりました。また、客演していただきました生田斗真さんの公演までの道のりを追ったドキュメンタリーも配信される事となり、この様な嬉しい事はございません。斗真さんとは中学時代から現在に至るまで、全てを共有してきた数少ない友人です。その盟友と学生時代から共に語り合っていたのが、歌舞伎作品でいつか一緒に舞台に立ちたいと言う夢でした。それが何十年越しに叶い、皆様にご覧いただけることはこの上ない喜びです。一筋縄ではいかなかった公演ですが、我々二人と共演者、そしてスタッフの熱い思いを裏から表まで堪能していただけましたら幸いです
2021年08月14日『ハムレット』の脇役に着目した横内謙介の名作『フォーティンブラス』。本作を中屋敷法仁が新たに演出、フォーティンブラス役に戸塚祥太、ハムレット役に内博貴を迎え8月に上演される。そこで戸塚と内に、稽古を前にした現在の心境を語ってもらった。外部舞台での共演は初とはいえ、1986年生まれ、ジャニーズ事務所所属、舞台経験豊富と、共通点の多いふたり。役者としてリスペクトし合う関係とのことで、内が「とっつー(=戸塚)の舞台を観て思うのは、単純に僕には出来ないなってこと。つまり自分にないものを持っている人なので、それはやっぱり尊敬しますよね」と明かすと、戸塚も「内はその存在感が圧倒的に主役。そしてその高みへと周囲の人たちも連れて行ける、そういう強さがあるんです」と語り、その信頼の強さを伺わせる。そんなふたりの競演が叶う、この『フォーティンブラス』。主役・ハムレットと脇役・フォーティンブラスという関係性から、俳優の本質をあぶり出していく一作なのだが……。「非常に人間らしい作品ですよね。芸能界に限らず、自分がどんなポジションにありたいかって考えることは誰にでもあると思うので」と内が話すと、戸塚も「共感する部分は絶対にあると思います。グサグサくるセリフも結構ありますから」と、自らを作品に投影する。そんなふたりはこれまでに主役も脇役も経験済み。そこでそれぞれの魅力、苦労について訊ねると、「僕、主役だとかそうじゃないとか、あんまり考えないんですよ。舞台に出たらみんな同じなので。だから敢えて言うなら、“PR宣伝部長”でしょうか」と笑う内。戸塚も「僕も内に近くて、主役でも脇役でもそこに優劣はなくて、舞台にどう立つかっていう点ではなにも変わらない。だから本当にシンボルかなと思います」と続けた。ちなみにふたりの共通点がもうひとつ。それは肺に穴が開いてしまう、肺気胸をかつて患っているということ。戸塚が「僕らすでに深手を負っているので(笑)、感染症対策は徹底した上で稽古を進めていきます!」と切り出すと、内も「なので皆さんも安心して劇場にお越しください!」と呼びかけた。取材・文:野上瑠美子
2021年07月21日舞台『少年たち 君にこの歌を』の製作発表記者会見が15日に都内で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、山根成之(松竹 専務取締役)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなどこれまでに若手ジャニーズが出演。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。同作について、高橋は「僕たちも今までも何度も、特にSixTONESさん、Snow Manさんの『少年たち』は毎年観に行かせていただいて、ジャニーさんも戦争のシーンのことを熱く語っていたといった思い出がある」と振り返る。「『お兄さんたちがやっている舞台』といったイメージがあったので、いよいよ僕たちがメインを張って立たせていただけるのが決まって、素直に嬉しかったです」と心境を吐露した。両グループは2019年に上映された『映画 少年たち』にも出演し、那須は「映画の中のショータイム的なシーンの出演だったので、衣装がすごく豪華だった。普段着られないような先輩のかっこいいキラキラな衣装で、みんな興奮してました。『これ松本(潤)くんの衣装だ!』『これ……(堂本)光一くんや~!』」と、楽しい思い出を明かす。映画版では「映画と実演」として、上映後に日替わりでキャストがパフォーマンスをするという試みも行われ、高橋は「僕たちHiHi Jetsの日もあったんですけど、めちゃめちゃ盛り上がったんですよ。ジャニーさんがめっちゃ喜んで、5人で焼き肉おごってもらいました」というエピソードも。「(ジャニーさんが)『なんでもいいよ! なんでもいいから食いなよ!』って、めちゃめちゃ高い焼き肉屋さんに行ったんです。『ああ、行きな行きな行きな』と言ってたのに、その後領収書見せたらちょっと怒られました」と、モノマネを交えながら説明した高橋は、「値段を出すのは生々しいですけど、りんご1個を1万円だとすると10個ぐらいですかね」とまったく伏せていない喩えで暴露。「よく食べましたね」と驚く美 少年たちに、高橋は「好感度とか気にしないんで!」と豪語していた。「ジャニーさんに誓いたいことは?」という質問が飛ぶと、高橋は「(『少年たち』は)ジャニーさんが愛していた舞台というのは間違いなんですけど、ジャニーさんがもう1つ大事にしていたのは、これからの時代に舞台を自分たちで考えて作っていくということ。今までジャニーさんの思いを聞かせていただいていたので、その思いがどうやったら伝わるのか、『自分たちなりにもがいて、ショービジネスとしてちゃんと成立させるように頑張るよ』と誓いたいですね」と答える。岩崎は「『少年たち』って、1番歴史のある、ジャニーさんの中でも最初の方の舞台だと思うんですけれども、それがこう時代を超えて今までできているのが本当に嬉しい。だからこそ守らなければいけない舞台でもあるので、絶やさないように」と決意を新たに。浮所は「ジャニーさんの『子供は大人になれるけど、大人は絶対に子供に戻れない』という言葉にある通り、僕らは成長して大人になりますが、今1番少年に近い年齢の僕たちが演じることによって、より少年らしさが描かれるんじゃないかな。今のうちに『少年たち』に関われたことが嬉しい、光栄だなと、改めてジャニーさんにお礼を言いたい」と語った。
2021年07月16日女優の大原優乃が、昨年に続き2冊目となる日めくりカレンダー『大原優乃 日めくりカレンダー ~まいにちゆーの。~』(2,420円)を発売する。今作は、3月に発売されたスクールカレンダーに収まりきらなかった写真で再構成したもの。宮古島で撮り下ろした水着姿はもちろん、多彩な未公開シーンが登場し、スクールカレンダーとはまた違った自然体な表情が盛り沢山の1冊となっている。また今回も、大原自身がコンセプトや構成に至るまでをセルフプロデュース。1日〜31日までの仕様で毎月楽しむことができ、31日分すべての写真に大原による直筆のメッセージが記されている。なお、今回のカレンダーはLoppi・HMVの限定商品で、本日13日(10:00〜)より受付開始。8月31日以降に順次発送される。○■大原優乃コメント昨年初めて、日めくりカレンダーを作らせていただきましたが、ありがたいことにたくさんの反響を頂き、今年も作らせていただくことになりました。セルフプロデュースで、構成、デザインに加え、31日分の写真全てに直筆でメッセージを書かせていただきました。いつも応援してくださる、手に取ってくださるあなたの側に、寄り添うカレンダーになれたら嬉しいです。
2021年07月13日斎藤工が正体不明の漂着者を演じる、新金曜ナイトドラマ「漂着者」。この度新たな豪華キャスト、船越英一郎、リリー・フランキー、戸塚純貴、野間口徹、橋本じゅん、生瀬勝久の出演が明らかになった。衝撃的な展開が待ち受ける本作では、次々と不思議な事件が起こる。そして、「何か隠していそう」「この人、絶対裏の顔がある!」「過去が関係しているのかも」…と、思わず考察したくなること必至の謎めいた人物も続々登場。そんな重要人物を演じるのが、今回発表された名俳優。船越さんが演じるのは、海岸に漂着したヘミングウェイ(斎藤さん)が運び込まれる病院の精神科医で、のちに担当医となる国原栄一。リリーさんが、女児失踪事件の現場近くにある寺の住職・深見龍之介。生瀬さんと戸塚さんが、女児失踪事件と連続殺人事件の捜査をする中で、ヘミングウェイの存在を知り、犯人ではないかと疑う刑事を。野間口さんが、ヘミングウェイの身元引受人となるローゼン岸本。橋本さんが、新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)の上司で、社会部のキャップ・橋太を演じる。船越さんは「ヘミングウェイに寄り添っていく存在になるのか、あるいはヘミングウェイの障壁として立ちはだかる存在になるのかというのも僕自身もわからない。探りながら役を作っていかなきゃいけないんだったら、わからないことをそのまま楽しもうと思っています」と心境を明かし、戸塚さんは「生瀬さんといろんな意味でかき乱していけるようなキャラクターにしたいですね。見てくださる視聴者の皆さまやスタッフ、キャストの方々もいい意味で裏切っていければと思います」と意気込む。野間口さんは「斎藤工さん主演のこのドラマ、きっとのめり込んで見ていただけると思います。皆さんの考察を、お待ちしております」と呼びかけた。リリーさんは「僕は、生瀬さんが犯人、犯人でない場合は、最終回まで命はない…そのどちらかだと」と予想し、そんな生瀬さんは「僕が演じる柴田は、設定として、そこかしこに“昭和の化石みたいな人”という要素があるので、そこを意識しています。僕自身も昭和の人間なのでイメージはしやすいですね。そんな人が、令和の時代にどうやって生活しているんだろう?という部分を付け足しながら演じています」とコメントしている。そのほか、漂着したヘミングウェイを発見し、SNSにアップして世間をにぎわせる女子高生3人組、ラぺを太田奈緒、ペリを隅田杏花、リモを吉田志織が演じることも決定した。金曜ナイトドラマ「漂着者」は7月23日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送。※一部地域で放送時間が異なる(cinemacafe.net)
2021年07月02日俳優の戸塚純貴が出演する、東京建物の新CM「まちと、あなたと、次の物語を。」編が1日より放送開始。CMには、歌手のAIが書き下ろした楽曲「BE WITH YOU」が使用されている。新CMでは、戸塚演じる東京建物の若手社員の目線で、デベロッパーとして同社が目指す、まちづくり活動の様子を紹介。そのまちで働く人、住まう人、訪れる人、憩う人など、さまざまな人との関わり合いが描かれる。今回のCMのために、完全書き下ろしとなるオリジナル楽曲を制作したAIは「『まちと、あなたと、次の物語を。』というメッセージと、人に寄り添い、まちに寄り添い、ともに課題を解決してゆく東京建物の姿勢に共感し、色々な人に寄り添って元気になって欲しいと思いを込めて『BE WITH YOU』という曲を作りました」とコメント。また、曲名にちなんだ「いつも寄り添い、力をくれているものは?」という質問には、「仕事面ではライブする時のお客さんからすごいパワーをもらいますね。特に今、こんな大変な時期に会いにきてくれる事とか、自分もファンのみんなと同じ気持ちでいたいって思わせてくれますね」と回答。さらに「プライベートでは、自分の友達とか家族とか、特に子どもにはパワーをもらえますね。やっぱり子ども達の寝顔を見るだけで、全てが洗い流されるというか、リセットできる。それを守っていくために頑張らないといけないなと感じます。いろんなことが当たり前じゃないっていうのは、去年コロナが始まったぐらいから、色々教えられたので、それをよく思い出していきたいなと思います。いろんな人から、パワーは常にもらってます」と語った。
2021年07月01日●阿部「優斗くんはカッコいいお兄ちゃん」ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』(ディズニープラスにて独占配信中)の日本版声優を務めた阿部カノンと池田優斗を直撃。小学校に上がる前からこの仕事を始めた2人は、順調に子役としてキャリアを積み、声優経験も豊富で、そんな彼らだからこそ、吹替版のクオリティーを高みに上げた気がする。そんな2人の素顔は向上心にあふれていて、すでにしっかりと未来を見据えていた。『あの夏のルカ』の舞台は、北イタリアの美しい港町ポルトロッソ。余談だが、その名前を聞いただけで、『紅の豚』(92)を彷彿させ、エンリコ・カサローザ監督が宮崎駿ファンだとわかる。本作で阿部は海に住むシー・モンスターの少年ルカ役を、池田はその親友アルベルト役を演じた。2人はひょんなことから憧れの人間の世界に住み、人間の少女ジュリアと交流していくというひと夏の物語が描かれる。6月9日に12歳の誕生日を迎えた阿部は、2015年に映画『ギャラクシー街道』でデビューし、近年はミュージカル『Kinky Boots』(18)でヤングローラ役を演じて注目された。アフレコについて阿部は「映像や台本をたくさん見て、ルカの心の動きを表現できるようにやりました。声だけで表現するので、すごく難しかったです」とはにかみながら感想を語ってくれた。アルベルト役の池田優斗は6月25日で16歳になる。爽やかなイケメンで、近年は映画『糸』『滑走路』などに出演。今年1月期ドラマ『ここは今から倫理です。』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』に2作品同時レギュラー出演するなど幅広く活躍する。「アルベルトは実年齢と近い役だったので、すごく演じやすかったです。最初は気合い入れて作り込んでいったのですが、初日に吹替演出の方から『池田君の素のままな感じでやってほしい』と言われたので、あまり考えすぎず、ありのままでやっていきました」劇中で息の合った掛け合いを見せている2人だが、一緒に収録できたのは初日だけだった。池田は「初めてカノンくんの声を聞いたときは『ルカだ!』と思いました」と言うと、阿部もうれしそうに「僕も優斗くんの声を聞いて『アルベルトだ!』って思いました」と池田と顔を合わせた。お互いの印象については、阿部が「優斗くんはすごくカッコ良かったから、めっちゃ緊張しちゃいました。でも優しく話しかけてくれたので、カッコいいお兄ちゃんという印象でした」と当時を振り返ると、池田は「めちゃくちゃうれしい」と喜ぶ。池田は「僕はカノンくんに会った時、すごく声が高くてきれいで、ルカにぴったりだなと思い、ルカの声を思い出しながらお芝居ができました。またカノンくんは、普段話している時と本番ではすごくギャップがあって、いざ収録となると、パチッと切り替えてプロの顔になるんです。まだ若いのにすごいなと思いました」と称えると、阿部は「ふふふ」と照れ笑いをした。●俳優業への思いや見据える未来2人ともディズニー&ピクサー映画の大ファンだというが、その魅力について阿部は「夢は諦めなければ叶うという点が、ピクサー作品の魅力だなと。また、友情や絆があふれているところも、ピクサー作品ならではだなと思います」と言う。阿部自身も幼い頃から今の仕事につき、現在、夢に向けて邁進中なので、「もうすでに夢は叶えていますね」と聞くと、阿部は「一応、夢が叶っているといえばそうなんですが、今よりもっともっといろんな人に僕の歌や演技を見てほしいし、みなさんを笑顔にできるようなアーティスト、俳優、声優になっていきたいです」と目を輝かせた。なんとも頼もしい12歳!と感心しつつ、アーティスト、俳優、声優のなかで一番やりたいジャンルについて尋ねると「うーん……。すごく難しい。声優のお仕事は本当に大好きだけど、歌も大好きなので、歌の仕事もやりたいなと思ってしまって……」と悩ませてしまったので、「無理に選ばなくて大丈夫です!」とすぐに質問を取り消した。池田もディズニー&ピクサー映画について「アニメーション作品なのに、海や人の表情などがすごくリアルで、キャラクター一人ひとりにちゃんと個性があるし、大人から子どもまで幅広い年齢層に観てもらえるところも最高です。今回も仲間の大切さや友情など、すごく熱いメッセージが込められた作品だと思います」と熱弁する。5歳の時に俳優デビューした池田はすでに“十年選手”だが、経験を重ねる中で俳優業の面白さと難しさの両方を実感してきたそうだ。「僕は平仮名が読めない頃からこの仕事をさせてもらっていて、当時はまだ小さかったので、オーディションなどがあっても緊張することはなく、ただ一生懸命やっていただけでした。でも、年齢を重ねていくうちにいろいろと考えるようになり、すごく緊張するようになりました。これまでにいろんな作品に参加させてもらいましたが、やっぱり緊張していてもベストなパフォーマンスをできる人が、本当に上手な人だと思うので、僕はここからが勝負かなと。そういう意味で、今からが2回目のスタートを切る感じです」そんな池田にとって、俳優としての分岐点となった作品が、藤原竜也主演ドラマ『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』だったという。「もちろん徐々に自分自身が変わっていったとは思いますが、あの時期に『青のSP』に出会えて本当に良かったと思っています。これまで自分の考えを言えずに、不甲斐ない感じで終わってしまったことが過去に何回もありました。でも今は積極的になって、ちゃんと自分の考えを監督さんに提案し、とりあえず自分が思ったようにやってみるようにしようと思っています。あとで後悔はしたくないので」と、真っ直ぐな目で語る。●ルカとアルベルトの関係性から学び本作では、人間とシー・モンスターという種の違う者同士が、いかにしてお互いを認め合い受け入れるかという今日的なメッセージが織り込まれている。阿部は「やっぱり見た目などで判断しないで、ちゃんとお互いのことを認め合い、心を通じ合えれば、争いなどは起きないんだなと思いました」とうなずく。ネタバレは避けるが、阿部はルカが最終的にくだす決断についても「ルカは自分の考えで決心したんだなと。だから僕自身もそこはすごく共感できました」と、まるで自分のことのように受け止めたとか。池田は、「ルカとアルベルトの関係性を見て、友達の大切さはもちろん、そういう友達がいるというごく当たり前の世の中がいかに大切なのかと、本当に身に染みて感じました」と、コロナ禍でより一層、そのテーマが深く心に刺さったと明かした。インタビュー中、阿部が自身の一歩先を行く池田の一挙手一投足をキラキラした目で見つめたり、池田が後輩的な存在である阿部を温かい目線で見守ったりする姿も印象的だった。2人とも、声優としてのスキルはもちろん、作品の読解力からもベテランの風格を漂わせているが、現時点ではルカたちと同じく紛れもない“少年たち”である。『あの夏のルカ』は、そんな等身大の彼らが命を吹き込んだ作品だからこそ、ただの冒険ファンタジーという枠を超えた、珠玉の青春映画に仕上がったのではないだろうか。だからこそ、ラストに流れるヨルシカのsuisによる「少年時代(あの夏のルカver.)」も、いろいろな意味で深い余韻を醸す。本作は今の少年たち、そして昔少年だった大人たちにぜひ観てもらいたい秀作だと思う。
2021年06月20日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が、舞台『フォーティンブラス』の主演を務めることが20日、明らかになった。内博貴が共演する。横内謙介が1990年に書き下ろした同作は、劇団善人会議(現:扉座)で初演された後、多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれてきた。「フォーティンブラス」とはシェークスピアの代表作『ハムレット』の中に登場するノルウェーの王子の名前で、長いハムレットの物語の中で2回だけ登場するこの「脇役」にスポットライトを当てた物語となる。『ハムレット』の物語の中では、フォーティンブラスの父親がハムレットの国デンマークに戦争で負けて、その復讐のために攻め行ってみたところ、既にハムレットの王家は滅んでしまっており復讐する相手は死んでいた、という結末。戸塚演じる売れない役者・羽沢武年は、フォーティンブラス役を演じている劇場で、自らを「フォーティンブラスの父」だと名乗る亡霊に出会うこととなる。人は生きていく上で、時には主役になることはあっても、ほとんどの場面は脇役を演じ続けざるを得ない。ましてや俳優は、ほとんど主役になれることなどは無く、ただ主役を夢見ながら生き続けているしかない。その悲哀を、フォーティンブラスを演じる脇役俳優の楽屋や劇場で生活する人々の感情を通して描いた作品となる。今回、同作を『半神』『サクラパパオー』『露出狂』『奇子』『黒子のバスケ』『文豪ストレイドッグス』シリーズなど話題作の演出を数々手掛けてきた中屋敷法仁が演出。主人公・フォーティンブラスを戸塚、そして対立するハムレットを内が演じる。公演はシアターコクーンにて8月19日~29日。○中屋敷法仁 コメント以前より、戸塚祥太さんの俳優力、そして人間力に強い興味をひかれていました。彼の舞台人としての本性を暴き出す作品として『フォーティンブラス』は最も相応しいと感じました。夢と現実、希望と絶望の狭間で揺れ動く人間の姿をのびのびと、生々しく演じて欲しいです。さらに今作では、戸塚さんと深い繋がりのある内博貴さんが好敵手として登場します。お二人の熱い共演は 緊張感あふれるものとなるでしょう。戸塚さん、内さんの肉体から作りあげる『フォーティンブラス』の劇世界。衝撃的な観劇体験をお約束します。○戸塚祥太 コメント旧知の仲である内博貴とタッグが組める事は、心くすぐられる楽しみの中に、成功させたいというプレッシャーも感じておりますが、そこも含めて新鮮な気持ちで表現していきたいと思います。このような時期に新たな舞台に立てる事、新しい世界に飛び込めるチャンスを頂けた事に感謝をしています。また、安心安全に稽古を重ね、皆様にも安心して楽しんで頂けるように自分自身の役を全うしていきたいです。ぜひ、楽しみにしていて下さい。○内博貴 コメント今回、この舞台のお話をいただいて先ず、戸塚と同じ作品に出演できる事を嬉しく思いました。彼とは同い年であり昔からお互いを知っている仲間でもあります。ジャニーズ舞台では同じステージに立った事がありますが、外部の舞台では初めてなのでとても 楽しみにしています。きっとお互いのファンの方にも喜んでもらえると信じています。まだまだコロナ禍の最中ですが、その中でも皆さんに楽しんで頂けたらなと思っています。我々も 感染対策をしっかり行い挑めるよう努めます。劇場でお会いしましょう。
2021年06月20日「Sexy Zone」中島健人と小芝風花がW主演を務める新・火9ドラマ「彼女はキレイだった」に、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)の出演が決定。2人が手掛けるファッション誌の若手編集部員・里中純一を演じる。本作は、さえない少年が“最恐毒舌”エリートに成長した長谷部宗介(中島さん)と、優等生から無職の残念女子となった佐藤愛(小芝さん)という2人が大人になって再会、“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリー。高橋さんが演じる里中純一はファッション誌「ザ・モスト」の若手編集部員で、デジタル班のデジタル・エディター。女性の多い「ザ・モスト」の編集部では食事会を率先して仕切るなど気配りをして仲間からかわいがられている好青年。お人よしで押しに弱いという人物で、ムードメーカーの役割も。「雑誌の制作工程を教えていただいてこんなにも大変なんだって思いました。実際に自分が編集の過程にかかわるお芝居をすることでこんな世界があることに驚きましたね」と高橋さん。「今回、ファッション雑誌の編集部員ということで“もっとオシャレに詳しくならないといけないな”って思いましたし、この『ザ・モスト』というファッション誌の世界をつくる一員になれることはすごくありがたいことだと思います」と語る。中島さんとは舞台「JOHNNYS’ World」以来の共演で、テレビでは初共演。そして、小芝さんについては高橋さん曰く“テレビの中の人”と思うほどドラマを観ていたようで、「お二人からしっかりと良いところを学ばせていただければと思います。そして、このドラマで自分自身の役柄をうまく表現できたらと思います」とコメント。昨年は「#リモラブ ~ 普通の恋は邪道~」(日本テレビ系)などで注目を集め、現在放送中の「DIVE!」(テレビ東京系)では同じグループ「HiHi Jets」の井上瑞稀、作間龍斗とともに主演を務める高橋さん。今回、中島さんと小芝さんと共演することで表現する自分らしさに注目だ。「彼女はキレイだった」は7月、毎週火曜21時~カンテレ・フジ系にて放送スタート。※高橋優斗の「高」ははしごだか(text:cinemacafe.net)
2021年06月01日舞台『未来記の番人』のプレスコール・初日前会見が11日に東京・新橋演舞場で行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、惣田紗莉渚(SKE48)、松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.)が登場した。同作は聖徳太子が残した“予言の書”を巡る戦いの中で主人公が様々な人と出会い成長していく姿を、史実を織り交ぜながらダイナミックに描いた話題作。役の心情をダンスで表現する“ダンスカンタービレ”を織り交ぜ上演する。千里眼の異能を持つ主人公・千里丸を、戸塚祥太(A.B.C-Z)が演じ、惣田紗莉渚(SKE48)、松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズ Jr.)、笠原章、勝野洋、渋谷天外(松竹新喜劇)が出演する。本格的な殺陣に初挑戦となった戸塚は「大変なことだらけでしたね。殺陣の手をいただいて、その日に覚えまして、翌日またその反復をするんですけど、全部覚えてないんですよね。ちょっと自分の中で初めての体験でした」としみじみ。「とにかくひたすら反復してなんとかたたき込みました」というが、「本番、失敗する可能性大です」と自信を見せ、周囲からつっこまれる。通販で木刀を購入したことも話題となっており、「本番で使用するものより木刀の方が若干の重量があったので、その分トレーニングになったと思います」と少年漫画のようなコメントを残した。座長・戸塚の姿を見ていたという松田は「祥太くんを見てて1番びっくりしたのは、いつも稽古場に最後までいる。誰か捕まえて殺陣の確認をしたり、芝居の確認をしたり、演出家を捕まえて『ここの心境は……』と確認したり。その姿勢を観ていて、がんばらなきゃいけないと思いました」と称賛。さらに松田が「ご自覚があるかわからないですけど、劇場に入ってから完全にテンションが違うんです」と明かすと、惣田も「100倍くらい違う」と同意する。戸塚は「稽古場でちゃんとやってなかったみたい」と苦笑しつつ、「新橋演舞場さんのおかげです。昔からお世話になってる場所なので」と感謝の気持ちを表す。「ジャニーズJr.の頃にここで『滝沢歌舞伎』『滝沢演舞城』に出させていただきました。そのときは短刀で長い刀も持てなくてちょろちょろしている中、滝沢(秀明)くんがバッチリ1,000人くらいを相手にするイメージで。僕は何にもしませんでした」と謙遜していた。またコロナ対策で稽古はずっとマスク越しだったというが、戸塚が「惣田さんの顔の下半身、どうなってるんだろう? と気になっちゃって」と振り返ると、耳慣れない言葉に会場は騒然となる。戸塚は「河合郁人がジャニーさんから『顔の下半身がブサイクだ』と言われたことがあって、自分の中で言葉として残ってて」と弁明しつつ、実際に惣田の顔を見て恋するシーンはばっちり。「引きつけられる感じなので、僕は何もしないでいいんですよ。顔を見てたら自然と(惣田に恋する)ダンスができる。自動です。自動でやってます」と語った。惣田も「私も昨日初めてマスクをとって、どうしようと思いました」と照れると、戸塚は「いや、ずっと見れる」とアクリル板越しに惣田の顔を凝視。「褒めてますか、それ?」と言われながらも「全然見れる!」と惣田を見つめた。そんな戸塚の目について、後輩の冨岡は「目の奥が無垢すぎて、全てを見透かされてるんじゃないかという感じがして、目を見て芝居するのがこっぱずかしくなってくるんです」と表す。冨岡が「威圧に負けないようにするのに必死でした。本当に千里眼があるんじゃないですか? 目がすごいんですよ。目からビームを発してる!」と主張すると、戸塚は「何も考えてないだけです」と説明していた。
2021年03月12日戸塚祥太(A.B.C-Z)が3月11日、東京・新橋演舞場で行われた『未来記の番人』(松竹製作)の初日前会見に出席。コロナ禍での稽古を「制限もあったが、それを逆手に集中力を高めた」と振り返り、「劇場に足を運んでくださるお客様に感謝し、しっかりとステージで生きながら、勇気を届けられる時間になれば。本番が楽しみです!」と武者震いしていた。聖徳太子が残した“予言の書”を巡る戦いの中で、千里眼の異能を持つ主人公・千里丸(戸塚)がさまざまな出会いを通し成長を遂げる姿が、史実を織り交ぜながらダイナミックに活写。登場人物の心情をダンスで表現する“ダンスカンタービレ”の重要な見せ場となっている。本作で本格的な殺陣に初挑戦し「大変なことだらけ。台本をいただき覚えるんですが、翌日まですべては覚えられず……。こんな経験は初めてで、とにかくひたすら反復しました」と得意のダンスとの違いに戸惑いも。「失敗する可能性大です!」と笑いを誘い、「昔からお世話になっている新橋演舞場での公演ですし、ぜひ息の合った群舞を見ていただければ」と背筋を伸ばした。ちなみに1月に行われた製作発表会見では、「通販で木刀を買った」と明かし大きな話題になったが、この日も「あの木刀ですか?稽古場でも使っていました」とコメント。会見が行われたのは、東日本大震災からちょうど10年の節目を迎える3月11日で「あの日のことは鮮明に覚えています。風化させてはいけない。忘れてはいけないという思いに、自分なりの形で寄り添っていければ」と思いを語った。初日前会見には共演する惣田紗莉渚(SKE48)、松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.)が同席。戸塚の“座長ぶり”について、松田は「稽古場に最後までいて、芝居や殺陣の確認をしていた。その姿勢を見ていて、こちらも頑張らないといけないなと。動きと声の張りから、ほとばしる情熱を感じる」と強く感化された様子。惣田は「ここ(新橋演舞場)に立った瞬間、100倍くらい千里丸になっている」と感嘆していた。A.B.C-Zとの共演を重ね、戸塚との親交も深い冨岡は「戸塚君が背中で語ってくれる」と全幅の信頼。これまでのイメージを覆す奇抜なキャラクター像に「僕もやっと慣れてきました(笑)」と話していた。取材・文・写真=内田涼新橋演舞場3月『未来記の番人』2021年3月12日(金)~21日(日)会場:東京都 / 新橋演舞場2021年3月27日(土)愛知県 / 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール2021年3月30日(火)福岡県 / 久留米シティプラザ ザ・グランドホール2021年4月3日(土)~11日(日)大阪府 / 大阪松竹座原作:築山桂「未来記の番人」(PHP文芸文庫)脚本:羽原大介演出・振付:神在ひろみ出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 惣田紗莉渚(SKE48)、松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.) / 松村沙瑛子、山本健翔、大川良太郎 / 勝野洋、笠原章 / 曽我廼家寛太郎(松竹新喜劇)
2021年03月12日三浦透子、戸塚純貴、杉野遥亮らが出演する特集ドラマ「いないかもしれない」の放送が決定した。高校の同窓会の二次会。同級生の明美と涼子、吉岡、小田島は、その場に見ず知らずの女が平然と同席していることに内心ざわついていた。会話を続けながらもSNS上のグループトークで女の正体について会議をするが、謎は深まるばかり。やがて女は、高校時代の明美と涼子の黒歴史を話はじめる。明美と涼子はスクールカーストの下位に位置し、クラスのアイドル“由美ちゃん”を疎んでいた。2人は由美ちゃんの個人アカウントのなりすましを行い、ありもしない誹謗中傷を繰り返す。そして由美ちゃんは心を病み、姿を消した。果たして謎の女の正体は?疑心暗鬼が蔓延する中、親友だったはずの明美と涼子が互いを罵り始める…。カフェバーというリアルな空間で繰り広げられるやりとりと、複数同時に繰り広げられるSNS上の仮想世界でのやりとりを映像化する本作。ワンシチュエーションで、ワンシチュエーションでない新感覚のオリジナルドラマとなっている。物語を執筆した大池容子は、本作について「高校の同窓会に謎の女が現れ、忘れたいと思っていた苦い記憶がデジタルの世界を通して日常に侵食してくるお話」と説明し、「過去に翻弄される登場人物たちの滑稽さが、愛おしく見える瞬間があればいいなと思っています」とコメント。キャストには、同窓会に参加する涼子を歌手・女優の三浦透子、明美を『orange -オレンジ-』『青の帰り道』の清水くるみ、小田島を「親バカ青春白書」への出演も話題となった戸塚純貴、吉岡を『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』『羊とオオカミの恋と殺人』の杉野遥亮、涼子たちには正体が分からない女役をモデル・あやかんぬが演じる。特集ドラマ「いないかもしれない」は3月20日(土)23時30分~総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年02月11日