4月25日、矢部太郎(40)が漫画「大家さんと僕」で「第22回手塚治虫文化賞短編賞」(朝日新聞社主催)を受賞。同賞を受賞するのは、漫画家以外では初めてとなる。 同賞は、日本国内で刊行・発表されたマンガで優れた成果を挙げた作品および個人・団体に贈られるもの。03年から設けられた短編賞は「聖☆おにいさん」の中村光(34)や「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ(51)といった、そうそうたるメンツに贈られている。 「大家さんと僕」は一風変わった大家のおばあさんと「僕」との、あたたかくも切ない交流を描いた漫画。昨年10月に刊行されたが、約半年で累計発行部数は21万部。第2期の連載も「週刊新潮」にてスタートしたばかりだ。 同日、授賞式に登壇した矢部はこう喜びを噛み締めている。 「賞には無縁だった僕が、憧れの手塚先生のお名前の付いた賞をいただけるなんて大変嬉しいです」 矢部はファンクラブに入っていたほど手塚治虫のファンであり、「手塚治虫さんっていうお名前が入った賞なのでうれしいです」とも語った。 受賞を“大家さん”に報告したという矢部。“大家さん”は「ご立派になられましたね」と褒めてくれたという。さらに「私も女学校4年生のときに歌で賞をとったの」と“大家さん”は思い出を語ってくれたが、矢部が「伊勢丹で買った薄紫色のカーディガン」をプレゼントすると「母が好きな色だわ」と“真意の定かでない”返事があったと矢部は明かした。 ファンからは祝福の声が上がっている。 《『大家さんと僕』はネット配信期から読んでいて、その繊細な文学性に驚かされていました。よいものがちゃんと認められるのはイイコト!おめでとうございまーす》《おめでとうございます 大家さんと矢部さんのファンになりました。お二人の素敵な関係がいつまでも続きますように》《好きなエッセイ漫画なので嬉しい私は祖父母との関わりがあまりなかったので、年長者の方とのこういう温かい関係にすごく憧れます》 “大家さんと僕”は「芸人だからこそ描けたと思う」と発言した矢部。今後も芸人と漫画家の“二足のわらじを履く”という矢部はその理由について「芸人ってやめるもんじゃないです。“芸人”っていう人間だから」と語った。これからの活躍にも期待したい!
2018年04月27日グラニフ(graniph)と漫画家・手塚治虫のコラボレーションアイテムが登場。2018年4月17日(火)より発売が開始される。数多くの作品を発表し、生誕90周年を迎えた現在も世界中から深く愛され続けている、手塚治虫。今回のコラボレーションでは、そんな手塚治虫の作品に登場するキャラクターがTシャツやポロシャツ、ソックスなどのアイテムにユニークにデザインされた。コラボレーションアイテムは全28種類という豊富な展開。ユニセックスおよびキッズサイズで展開されるTシャツには代表作『鉄腕アトム』や『火の鳥』、『ブラック・ジャック』内に登場する1コマや、ロゴを大胆に配置。インパクトのあるルックスの一着に仕上げた。また、ロングソックスには『ブラック・ジャック』のキャラクター「ヒョウタンツギ」をデザインしたものも。クロップドパンツと合わせれば、パンツとシューズの間からキュートな「ヒョウタンツギ」が顔を覗かせる。【詳細】グラニフ×手塚治虫 コラボレーションアイテム発売日:2018年4月17日(火)展開アイテム:・Tシャツ(SS/S/M/L) 13種類 1枚2,500円+税、2枚4,000円+税・ポロシャツ(SS/S/M/L) 2種類 2,980円+税・ショートスリーブシャツ(SS/S/M/L) 2種類 4,980円+税・ショートパンツ(S/M/L) 1種類 3,980円+税・ロングソックス(フリーサイズ) 2種類 1足800円+税、2足1,200円+税・レディスワンピース(フリーサイズ) 4種類 2,980円+税・キッズTシャツ(90/100/110/120/130/140) 3種類 1枚2,500円+税、2枚4,000円+税・キッズポロシャツ(90/100/110/120/130/140) 1種類 2,980円+税
2018年04月20日ソニーのハイブリッド型スマートウォッチ「ウェナリスト(wena wrist)」から、手塚治虫作品&ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)とコラボレーションした限定モデルが登場。2018年4月17日(火)に先行予約を開始し、4月24日(火)から全国の販売店舗およびソニーストアにて販売される。「ウェナリスト」×手塚治虫作品「ウェナリスト」は、腕時計のバンド部分に、電子マネー機能や通知機能などライフスタイルを豊かにする機能を持たせたスマートウォッチだ。デザイナー・大矢寛朗が手掛ける手塚治虫作品とのコラボレートモデル「ウェナ× 手塚治虫生誕90周年」では、全体をシルバーで纏めた「鉄腕アトム」モデル、ブラックで統一した「ブラック・ジャック」モデルの2種類を展開する。文字盤に描かれたそれぞれのキャラクターには蓄光加工が施されており、暗闇で浮かび上がる仕掛けが。またヘッド部裏蓋のすりガラスやバンド部分にはキャラクターのシルエットが刻印されており、細部にまでこだわりを詰め込んでいる。ハナエモリ マニュスクとのコラボモデルに、電子マネー「WAON」機能搭載ハナエモリ マニュスクリとのコラボレーションモデル「ウェナ × ハナエモリ マニュスク」は、デザイナー・天津憂により、女性が幅広いシーンで使用できる上品な1本に仕上がった。ハナエモリブランドを象徴する蝶を配したスクエアフェイスがエレガントなムードを放っている。カラーはブラック、ホワイト、ブラウンの3色を取り揃えた。なお、このモデルは通常のウェナリストの機能に加え、日本初の電子マネー「WAON」機能を搭載したスマートウォッチとして登場する。【詳細】■ウェナ × 手塚治虫生誕90周年・「鉄腕アトム」モデル オープン価格(市場推定価格 100, 000円前後)<200台限定>・「ブラックジャック」モデル オープン価格(市場推定価格 110,000円前後)<200台限定>■ウェナ × ハナエモリ マニュスクリ オープン価格(市場推定価格 30,000円前後)<数量限定>発売日:2018年4月24日(火)先行予約:4月17日(火)取扱店舗:時計専門店、百貨店、家電量販店、ソニーストア
2018年04月20日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するグラウンド ワイ(Ground Y)から、写真家・井上浩輝(いのうえひろき)とのコラボレーション「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」が登場。2018年3月9日(金)より、グラウンド ワイストアにて販売する。グラウンド ワイの2018年春夏コレクションは、「inconfort - 違和感」がテーマだ。普段と違う非日常的な事柄を意図的に設けることにより生ずる“ズレ”や“ギャップ”、そして“不完全さ”表現したシーズンである。そして、同コレクションの一部として発表される、井上浩輝とのコラボレーション。彼は、2016年に日本人で初めて「National Geographic Travel Photographer of the Year」コンテストのネイチャー部門1位を受賞した、今後の世界的な活躍が期待されている写真家の1人だ。作品に映し出される一瞬は、まるで1枚の名画の様な色彩の美しさをもち、伝えたい情報を明確かつシンプルに表現する。そんな彼の作品を、今回はカットソーというキャンバスに落とし込んだ。雄大な風景や動物たちが、鮮やかなプリントとなって表れる。なお、同コラボレーションは2018年春夏シーズンの第2弾。すでに第1弾コラボレーションは発表されており、その相手はコペンハーゲン生まれのフラワーアーティスト、ニコライ バーグマン(Nicolai Bergmann)であった。【詳細】「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」発売日:2018年3月9日(金)取り扱い:Ground Yストア展開アイテム:ビッグカットソー 動物画・風景画(6種類) 22,000円+税
2018年03月03日漫画と音楽という異色のコラボレーション・コンサート『手塚治虫生誕90周年イベント岩代太郎×浦沢直樹マンガ シンフォニー(MANGA SYMPHONY)「○」』が、2018年3月31日(土)東京芸術劇場 コンサートホールにて開催される。チケットは、1月14日(日)より一般販売。先駆け2017年12月21日(木)より先行予約受付(抽選)がスタートする。『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』など、数々の名作を生み出した故・手塚治虫が生誕90周年を迎える。アニバーサリーイヤーとなる2018年、『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」をリメイクした『PLUTO』などで手塚治虫文化賞マンガ大賞を2度受賞した、人気漫画家・浦沢直樹が新企画を始動させる。タッグを組むのは、ジョン・ウー監督作品や菅田将暉とヤン・イクチュン主演『あゝ、荒野』などの映画音楽を手掛ける作曲家の岩代太郎だ。コンサートは2部構成になっており、第1部は手塚アニメからピックアップした歴代名曲を東京フィルハーモニー交響楽団が演奏。さらに、浦沢直樹と岩代太郎によるトークイベントも予定している。続く第2部では、岩代太郎が本公演の為に描き下ろしたスコアを展開。その音楽に合わせて披露されるのが、浦沢によるライブドローイングだ。全8楽章の交響楽に合わせて、ステージ上のスクリーンには、1本の線から完成作品へと変化していく姿が映し出される。【イベント詳細】手塚治虫生誕90周年イベント岩代太郎×浦沢直樹MANGA SYMPHONY「○」開催日時:2018年3月31日(土)17:15開場 / 18:00開演会場:東京芸術劇場 コンサートホール住所:東京都豊島区西池袋1丁目8-1出演:音楽・指揮岩代太郎/作画・奏画浦沢直樹演奏:東京フィルハーモニー交響楽団チケット価格(全席指定):S席 7,800円、A席 7,300円※4歳以上チケット必要※価格はすべて税込。チケット発売日:2018年1月14日(日)※12月21日より先行予約受付
2017年12月24日「ほぼ日ハラマキ」から、漫画家・手塚治虫の作品とコラボレーションした新作「W9(ウォーマーナイン)」が登場。2017年12月6日(水)に発売される。2001年の誕生以来、ユニークなデザインで人気を集めている「ほぼ日ハラマキ」と、『鉄腕アトム』をはじめとする手塚治虫作品との夢のコラボレーションが実現。まるでマンガのコマがそのまま飛び出したかのような、全9柄11アイテムが展開される。手塚治虫の代表的作品である『鉄腕アトム』からは、アトムの顔を大きくデザインしたもの、アトムが夜の街を飛ぶ漫画の一コマをそのまま採用したもの、そして主人公アトムの妹であるウランにフィーチャーしたものの3バリエーションがラインナップ。そのほか、『リボンの騎士』の一コマから、通常セリフが書き込まれる部分をあえて空洞にしたグラフィカルなハラマキも注目のアイテムだ。また、ハラマキと合わせて、毛糸のパンツとレッグウォーマーも同日に発売。気持ち良さそうに眠るユニコの刺繍をデザインしたものと、『ブラックジャック』に登場するピノコが“あっちょんぶりけ!”をしている様子を刺繍したものの、2種のデザインが用意されている。【商品情報】手塚治虫作品×ほぼ日ハラマキ「W9(ウォーマーナイン)」発売日:2017年12月6日(水)販売店舗:TOBICHI東京、TOBICHI京都、ほぼ日ストア(12/6 11:00〜)(C)Tezuka Productions
2017年12月07日今田耕司とモデルで女優の中条あやみがMCを務める「アナザースカイ」の11月17日(金)の放送に、俳優の鈴木浩介がゲストで出演。今回鈴木さんは“カレー”のスパイスの聖地である南インドで究極のカレーを堪能。カレー愛を熱く語ってくれる。『ALWAYS 三丁目の夕日』『それでもボクはやってない』などの作品に出演し、ドラマ、映画と展開した「LIAR GAME」シリーズで注目を集めると、その後は長寿シリーズとなった「ドクターX」や「刑事7人」「緊急取調室」などの人気シリーズから上戸彩と斎藤工が共演し大きな話題を呼んだ「昼顔」など様々なドラマに出演。この春には「緊急取調室」最新シーズンと「人は見た目が100パーセント」に同時出演し、夏シーズンには「愛してたって、秘密はある。」への出演と各所で引っ張りだこの鈴木さん。そんな鈴木さんが芝居同様にハマっているものが「カレー」だという。今回鈴木さんはカレーの味を生み出すスパイスの聖地である「インド」のケララ州を訪問。カレーの師匠が大絶賛するほど美味しいというフィッシュカレーからリゾートホテルの超高級カレー、街場のミールスまで、魅惑のスパイスに感動。現地のスパイス市場で幻のスパイスを探す。鈴木さんが大森南朋、桐谷健太と豪華トリプル主演して、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描く『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。幼い頃に失踪した長男・一郎。市議会議員の次男・二郎。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、失踪していた一郎が、30年ぶりに突然帰ってくる。再会した3兄弟の運命は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『SR サイタマノラッパー』や「みんな!エスパーだよ!」で頭角を現し『ジョーカー・ゲーム』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などのヒット作を送り出した入江悠監督のオリジナル最新作となり、3人のほか篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、菅田俊らも共演する。「アナザースカイ」は11月17日(金)23時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月17日舞台『リチャード三世』の公開稽古が15日、東京芸術劇場プレイハウスで行われ、佐々木蔵之介、手塚とおる、今井朋彦、植本純米、長谷川朝晴、山中崇が取材に応じた。同作はウィリアム・シェイクスピアによる史劇で、主役が悪逆非道を尽くすというピカレスクロマン。敵、味方、肉親も殺し玉座を手に入れるリチャード三世(佐々木)の栄光と転落を描く。ルーマニアの鬼才シルヴィウ・プルカレーテが演出し、男優15名、女優1名というほぼオールメールでの上演となる。佐々木は「ハロウィンでもないのに、おっさん達が何を仮装してるんだと思われるかもしれないけど、大真面目で。やる気満々です」と苦笑。アン王女役の手塚も「この中で最年長で、55歳。この格好して意気込みをわかっていただければ」と語った。極悪の限りをつくすという佐々木だが、共演者を見渡し「僕はだいたい殺してます」とひょうひょうと答える。「今までのリチャード三世の凶悪何ですけど、僕は今回道化というかピエロというか。プロレスで言うたらヒール役みたいな」と役について説明。「最終的に王様になったらこの権力を守ろうと、病気になっちゃうという。まさに衆議院選挙が行われてる最中に」と苦笑しつつ、「今まで見たことのないリチャード三世です」と自信を見せた。手塚は佐々木から口説かれる役となるが、「コロッといきます。蔵ちゃんかっこいい、コロッと」と語る。キスシーンについて聞かれると、手塚は「そんな噂があるんですか。これは観にこないとわかんないですね」とかわしたが、佐々木が「結構濃厚ですね」と暴露していた。また、プルカレーテについて佐々木はは「稽古初日から毎日、僕らは『えっそんな角度から本を読むの? そんな演出?』って毎日が刺激的で、驚くべき日々ですね」としみじみ。「こんな幸せなことやらせてもらってる、って感じでした」と心境を吐露し、「本当に危険で、でも官能的で美しくて、でも凶暴で、それが全部アートでエンタテインメントなんですよ」と表現した。会見後、記者懇親会に現れたプルカレーテは、今回のキャストについて「オーディションをするために来日していろんな俳優さんにあったんですけど、そういった過程の中でほとんどオールメールキャストにしようということが決まりました」と明かす。日本人キャストについては「非常に敬愛すべき才能の豊かな人々でありました。パーフェクトにプロフェッショナルで、とても優しい人々です」と表現。さらに作品についても「大胆なアレンジを施したつもりはない」「今日に響くメッセージを残した」と語った。公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて10月18日~30日。17日にプレビュー公演を行う。また、大阪公演、盛岡公演、名古屋公演を予定している。
2017年10月15日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日俳優・藤原竜也が、10月14日(土)放送の「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」でシリーズ初出演&初主演を果たすことが決定。藤原さんが主演を務める作品は、手塚治虫原作の「夜の声」。また相手役を人気急上昇の若手女優・飯豊まりえが演じる。大手IT企業のCEOである我堀英一(藤原さん)は、容赦なく社員の首を切る冷徹な経営者。そんな我堀が人知れず実践しているストレス解消法があった。それは、週末はホームレスとしてダンボールハウスに住むこと。ある週末、いつものようにホームレス姿で過ごしていた我堀の元に、一人の若い女性(飯豊さん)が男たちに追われて逃げ込んでくる。思わず彼女をかくまう我堀。男たちが去り、早く家に帰るよう促す我堀だが、ユリと名乗るその女性は我堀のダンボールハウスまでくっついてきてしまう。見捨てるわけにもいかず、ダンボールハウスに入れる我堀。ユリはそのままダンボールハウスに住み始め、ホームレス姿の我堀の世話を焼くように。お互い多くを語らずホームレス生活を送り始めた2人は、次第にひかれ合っていく…。ユリとより多くの時間を一緒に過ごしたいと考えた我堀は、CEOの身分については黙ったまま、自分の会社の入社試験を受けるようユリに言う。当然のごとく入社試験に受かり、我堀の元で働き始めるユリだが、我堀がホームレスと同一人物であることにはまったく気づかない。そんなユリをますます好きになった我堀は、自分がユリの慕っているホームレスと同一人物であることを隠したままプロポーズするのだが…。今回、“大手IT企業のCEO”と“ホームレス”といった正反対の2つの人生を送る藤原さん。役どころについては「勝ち組の葛藤じゃないですが、違う世界に強いあこがれがあって、普段の生活を遮断して違う新たな自分を出したい、見つけたい、という無い物ねだりの主人公です」と説明し、「普通の人ならそのまま勝ち組の道を進めばいいんですけど、でもそれだけではなくて、心にぽっかり開いた穴に気付いていて、自分の中で納得できない何かがあり、違う生活を追いかけています。そんな人間の破滅する姿が手塚治虫さんならではのうまい心理描写で描かれていると思います」とコメント。また「リラックスして楽しめるものになっていると思いますので、世代を問わず気楽に見ていただければと思います」とメッセージを寄せた。そのほか短編作品に、元「乃木坂46」にして卒業後本格的に女優の道を歩み始めた深川麻衣が、本シリーズ初出演で初主演。出演作「ポニーテール」は、ポニーテールの似合うマイ(深川さん)は恋にあこがれる女子大生。しかし、マイはそんなポニーテールに恋心を翻弄されることになるとはつゆとも知らず…。撮影を終え、「普段の生活では、なかなかできない経験もさせていただいて、すごく楽しかったです」と感想を述べた深川さんは、「楽しんでいただけたらうれしいです!」と呼びかけている。そして、「Sexy Zone」松島聡が「交換」という作品で主演を務める。スマホの画像アプリで遊んでいた高校生の寛太(松島さん)と泉(田中真琴)。寛太は不意に「…ねえ、マジなやつやっていい?」と泉に問いかけるが…。ドラマ初出演となる松島さんは、これまでテレビでは見せたことのない意外な姿を披露するという。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」は10月14日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月07日手塚治虫原作による舞台「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」の宇宙初公演が7月1日(土)に開幕。それに先がけ、teamA(西島数博、フィリップ・エマール、川原一馬、椎原夕加里、石井咲が出演)の公開ゲネプロが行われた。Amazing Performance W3 チケット情報本作は、手塚治虫初期の代表作であるSF漫画『W3(ワンダースリー)』を舞台化したもの。言葉を使わない“ノンバーバル(=非言語)パフォーマンス”で表現され、日本語がわからなくても楽しめる作品となっている。構成・演出はウォーリー木下。物語は、宇宙の銀河連盟に集まる優れた生物たちが、戦争ばかりしている野蛮な星「地球」を救うか、反陽子爆弾で消してしまうかの評決をするところから始まる。銀河連盟は評決の前に、うさぎ・鴨・馬の姿に変身させた3人の調査員・W3を地球に派遣して、地球の実態を見極めることに。地球に到着したW3は、乱暴だけど純真な漫画家・星真一と出会うが、そこで事件に巻き込まれてしまう――。本作はノンバーバル・パフォーマンスだが、大前提となる部分だけは前説として日本語・英語・宇宙語(!)で話され、原作を読んでいなくてもスムーズに物語に入っていけるのでご安心を。セットは小さな部屋のみで、たった5人の出演者、ノンバーバル、原作はSF漫画……これだけでも作品に詰まった挑戦が伝わってくる本作。しかし実際にゲネプロを観て感じたのは、その“挑戦のすごさ”を超えた“驚き”と“ワクワク”だ。SFならではのコロコロ変わる状況や、たくさんの登場人物、ありえない出来事も、マイムやアクロバット、ダンス、そして映像、影絵、パペットなど、さまざまな表現を組み合わせることで、鮮やかに描き出される。さらに、銀河系が果物で表現されたり、影絵に生活用品が使われたり、車のハンドルがお皿だったりと、“星真一の部屋とそこにある物”が、どこまでもどんなふうにでも広がっていく様は、宇宙のようだった。W3がパペットで登場したり、アニメーションになったり、人間が演じたりするのも印象的。ひとつのキャラクターの演じ手がコロコロ変わるというのは普段ないことだと思うが、3次元が2次元になりまた3次元になるような不思議な感覚が楽しめた。この独特の舞台を体現する出演者は今回のTeamAと、TeamB(藍実成、坂口修一、梅澤裕介、松本ユキ子、関口満紀枝が出演)の2チーム。それぞれバレエ・マイム・アクロバットの分野でトップレベルのパフォーマーや俳優が揃っている。その身体能力でなければ実現不可能な世界をぜひ体感してほしい。現在、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて7月9日(日)まで宇宙初公演を上演中。本公演は11月から2018年3月まで上演される。取材・文:中川實穗
2017年07月05日手塚治虫生誕90周年記念「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」の製作発表イベントが開催され、構成・演出のウォーリー木下、出演者の西島数博、フィリップ・エマール、川原一馬、公演のアンバサダーを務めるベッキーが登壇した。手塚治虫 生誕90周年記念 Amazing Performance W3 チケット情報本作は、手塚治虫の漫画『W3(ワンダースリー)』を原作に、言葉ではなくダンスやマイムなどを用いるノンバーバル(=非言語)パフォーマンスで表現する舞台作品。年々増加する海外からの観光客も楽しめる舞台を、と立ち上げられた企画だ。その構成・演出を手掛けるウォーリーは本作について「5人のパフォーマーが『W3』の世界観と物語をパフォーマンスでみせていく。演劇でもないし、ダンスでもない、実験的な作品になると思います」と紹介。稽古は既に始まっており「タイトルから『3分間に1回ワンダーなことが起こる』と言っていたのですが、今は『1分間に1回』くらいになってます!」と笑顔をみせた。アンバサダーのベッキーはこの日が初登場。「十代の頃に手塚治虫先生の本の表紙をやらせていただいて。またご縁をいただけたことが嬉しいです」と挨拶し、原作について「何十年も前に描かれたものですが、今を生きる私たちへの色あせないメッセージがあります」と感想を語った。稽古の様子も動画で披露。さまざまな表現に日用品が使われていることについてウォーリーが「基本的に部屋にある物で全部やってみようっていうのが今回のコンセプト。手塚治虫さんの作品のモチーフのひとつに“ミクロとマクロ”というのがあって、小さい日本の片隅の話と巨大な宇宙の話が入れ子構造になっている。それを演出で表現するとき、部屋にある物で宇宙を表現してみたり……」と熱く解説すると、ベッキーは「楽しみ!」と目を輝かせた。トップバレエダンサーでもある西島は「バレエも言葉のない舞台ですが、この作品はダンス以外の表現もたくさん含まれている。“Amazing”な舞台に参加させてもらっています」とタイトルとかけてニコリ。シルク・ドゥ・ソレイユで活躍してきたエマールは「シルク・ドゥ・ソレイユのときはあくまで自分の役でしたが、『W3』は手塚治虫さんの世界観に合わせた役。手塚治虫さんと観客の“間”に立って演じます」と本作ならではの演じ方を語る。ウォーリー演出のハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」にも出演する川原は「さまざまなジャンルのパフォーマーや役者が集まっているのですが『みんなで創ろう』という想いが強い。僕自身も役者ではなくクリエイターという視点で挑戦しています」と新体験を話した。東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて7月1日(土)から9日(日)まで宇宙初公演を、11月から2018年3月まで本公演を上演。取材・文:中川實穂
2017年06月02日直木賞作家・荻原浩の小説「神様からひと言」が、「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」として6月10日(土)よりNHK総合にてドラマ化されることが決定。また主演には小出恵介を迎えることも分かった。主人公・佐倉凉平(33)は、曲がったことが嫌いな熱血漢だが、ときどき正義感が溢れすぎて上司と衝突してしまうことも。それが原因で大手広告会社からここ「珠山食品」に転職してきたばかりだが、着任早々の大きな会議の席、また上司とケンカをしてしまう。失敗続きの彼が新たに配属されたのは、「お客様相談室」。昨今話題のモンスタークレーマーたちに対応する社内では最前線の部署だ。はじめはふてくされていた涼平だったが、「相談室」には癖はあるけれど面白おかしい面々が。遅刻魔でだらしない先輩が、実はクレーム処理の達人だったとか…。「自分は会社組織には合わないのではないか」と感じていた凉平は、やがて、「相談室」で個性豊かな面々に囲まれ「クレーム処理」のスキルや精神を身につけ、人間的にも成長していくのであった…。原作は、「海の見える理髪店」で第155回直木賞を受賞した荻原氏の「神様からひと言」。本作は、食品メーカーの「お客様相談室」に望まず配属された会社員が、個性あふれる仲間たちとクレーム処理に奮闘する中で、自分の人生を見直していく姿を描いていく。今回は、ネット炎上対応など現代的要素を織り交ぜ、連続テレビ小説「マッサン」の羽原大介が脚本化。2006年には伊藤淳史や陣内孝則出演でWOWOWにてドラマ化もされたが、今回、7月配信開始のNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」で、明石家さんま役を演じることでも話題の小出さん主演でドラマ化となった。小出さんのほかにも、岸井ゆきの、三宅弘城、吉沢悠、小泉孝太郎、市毛良枝、草笛光子、段田安則らが出演する。土曜ドラマ「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」は6月10日(土)より毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送(全6回)。※翌週土曜0時55分~再放送(cinemacafe.net)
2017年04月25日有川浩の小説を実写化した映画『旅猫リポート』が2018年10月26日(金)に全国公開。有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」実写映画化「図書館戦争」や「植物図鑑」など、著作が続々と映画化されている人気作家・有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」。主人公の青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫のナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を訪ねる旅を描いた心温まる感動ストーリーだ。悟はこれまでに出会ってきた様々な人を訪ねる中で、本当の絆や、伝えられなかった気持ちを見つめなおし、自らの人生を振り返ることになる。有川浩が過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と話すほど思い入れの深い作品であり、映画化に当たっては自ら脚本開発にも参加した。主演・福士蒼汰、相棒ナナの声は高畑充希主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『ちょっと今から仕事やめてくる』、『曇天に笑う』など主演作品が続く俳優の福士蒼汰。ほぼ全編が猫との共演という、動物相手の難しい役どころに初挑戦する。特報映像では、心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビの掛け合いが公開されている。また、相棒の猫・ナナの声は高畑充希。近年では『ひるね姫』での声優出演も記憶に新しい。今回は、猫としての作品参加とのこともあり、高畑自身も戸惑いがあったようだ。とはいうものの、高畑は本作のアフレコを終えて「俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました。声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。」と語っている。高畑の声はもちろん、彼女のハートも射止めた猫の演技、そして何より福士との掛け合いは1番の見どころとなりそうだ。その他に、悟の高校時代の同級生に広瀬アリス、大野拓朗、悟の幼少期からの旧友には山本涼介、悟の叔母に竹内結子と、実力派の俳優陣が集結。加えて、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、中村靖日、戸田菜穂らも出演する。物語の中心であり高度な演技が求められる猫は、撮影の最大の関門とされている。本作では、動物プロダクションとの入念な準備によって、猫のリアルな仕草や表情をたっぷりと撮影。“猫映画の決定版”を目指すという。監督は、有川浩が原作の映画『植物図鑑』も手掛けた三木康一郎監督。本作で再びのタッグが実現する。ストーリー元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ。」悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。作品詳細『旅猫リポート』公開日: 2018年10月26日(金)全国公開原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、前野朋哉、田口翔大、二宮慶多、中村靖日/戸田菜穂、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、竹内結子監督:三木康一郎 脚本:有川浩、平松恵美子音楽:コトリンゴ企画・配給:松竹
2017年03月11日福士蒼汰が、『図書館戦争』シリーズの有川浩によるベストセラー小説「旅猫リポート」の実写映画化で主演を務めることが決定した。元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい青年・悟(サトル)に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。しかし、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に日本各地を巡る旅に出る。幼いころの親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきたさまざまな人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかとなり…。「図書館戦争」「植物図鑑」「阪急電車」など、著作が次々と映像化され、いずれも大ヒット、“最強のストーリーテラー”との呼び声が高い有川氏のシリーズ累計40万部突破のベストセラー小説を映画化する本作。心優しい青年・悟と愛猫・ナナ、強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしくも切なく、あたたかい物語は、2012年の発売以来「号泣必至!」と大反響を呼び、瞬く間に大人気に。数々の文学賞候補に選ばれ、有川ファンや小説ファンの間でも高く評価されている。また、有川氏自身も、過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れは強く、今回の映画化に当たり、自ら脚本開発に参加している。主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』をはじめ、『ちょっと今から仕事やめてくる』『曇天に笑う』『BLEACH』と主演作品が相次ぎ、木村拓哉主演『無限の住人』では初の悪役に挑戦するなど、いまや若手俳優を代表する人気と実力を併せ持つ存在となった福士さん。2013年、2015年に映画化された『図書館戦争』シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱えながら猫と旅する青年という難しい役どころに挑む。また、小説の高い評価を受け、これまで絵本化、舞台化、ラジオドラマ化、朗読劇化などさまざまなメディアミックス展開が行われ、映像化へのオファーも殺到していた本作は、全編にわたって猫の高度な演技が求められることから、映像化は不可能とも言われてきた。 今回、満を持してその実写映画化を手掛けるのは、『植物図鑑運命の恋、ひろいました』を興行収入23億円を超える大ヒットに導いた三木康一郎監督。撮影にあたり、最大の難関ポイントとされてきた猫のお芝居については、動物プロダクションとの入念な準備のもと、猫のリアルでかわいい表情やしぐさを収め、いままで誰も見たことがない「猫映画の決定版」を目指すという。福士さんも、猫とがっちり“共演”するのは初めて。人間と猫の絆をどう演じてくれるのかには要注目。2月末にクランクインし、目下、主人公・悟と猫・ナナが旅をする日本各地でロケーションを敢行中という。以下、有川氏をはじめ、福士さん、監督らからコメントが届いた。■原作/脚本有川浩これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください。■主演福士蒼汰原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとしたときの気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています。■監督三木康一郎脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛することの尊さを感じました。映画を見てくださる方々にも、愛することの尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思うほどです。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、いまの彼の魅力を十分引き出したいと思っています。皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。『旅猫リポート』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日手塚治虫の代表作「ジャングル大帝」をテーマにした、映像とオーケストラのコンサートが、すみだトリフォニーホールで催される。開催日は2017年4月19日(水)。白いライオン・パンジャとその子レオを中心に大自然の中で繰り広げられる弱肉強食の生存競争や、人間と動物とのかかわりなどを描いた大河ドラマ『ジャングル大帝』。日本ではじめてのテレビ用カラー・アニメーションで、まさにアニメ界の先駆者的存在として有名だ。原作は手塚治虫、そして重量感のある大シンフォニーを手がけたのが、冨田勲だ。冨田勲は2016年5月に逝去した日本を誇る作曲家であり、世界的シンセサイザー・アーティスト。今回、冨田勲の生誕85年を記念して、1991年に作られたアニメと生のオーケストラが融合して贈るフルオーケストラコンサート、アニメ交響詩「ジャングル大帝」の上演が決定した。公演では“TOMITAサウンド”と呼ばれる壮大なオーケストレーションによって『ジャングル大帝』の1時間におよぶストーリーが描かれていく。新日本フィルハーモニー交響楽団による生演奏と映像を用いたアニメ交響詩「ジャングル大帝」は、当時アニメを見ていた人にとっては懐かしく、どこか温かい気持ちになるに違いない。【概要】冨田勲作品集 生誕85周年記念アニメ交響詩「ジャングル大帝」日時:2017年4月19日(水) 開場 18:00 / 開演 19:00会場:すみだトリフォニーホール住所:東京都墨田区錦糸1-2-3 オフィシャルHP先行:※先着受付 2/20(月)12:00~2/27(月)23:59まで一般発売:3月4日(土)10:00から価格:大人 7,000円(税込) 高校生以下 3,500円(税込) ※未就学児童入場不可
2017年02月26日「手塚治虫の美男美女展~優艶~」を、大阪・阪急うめだ本店で開催。会期は、2017年3月29日(水)から4月10日(月)まで。マンガの神様、手塚治虫。『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』など、彼が生み出してきた数々の名作は、単なる漫画という粋を超え、日本の文化として今でも人々に愛され続ける。そんな手塚作品の人気を支えるのは、やはり個性的な魅力を持ったキャラクター達だろう。魔力的な妖艶さを持った美女や、どこか謎を秘めた美男子、溌剌としてパワフルな少年など。彼の作品に登場する男女は、他にはない独特さな美しさを内にも外にも讃えている。本展では、そんな手塚作品の美男美女たちにスポットを当てた。手塚本人による多数の直筆マンガ原稿に加え、吉崎観音や、倉花千夏など、現在活躍中のクリエーター達が、手塚キャラクターへのオマージュを込めて、本展のために特別に創作した作品も展示する。また、会場限定アイテムをはじめ数々のグッズも販売される。【詳細】手塚治虫の美男美女展~優艶~会期:2017年3月29日(水)から4月10日(月)会場:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー住所: 大阪府大阪市北区角田町8-7入場料:一般600円、大学・高校・中学生400円 ※小学生以下無料開催時間:阪急うめだ本店の営業時間に準ずる。※入場は閉場30分前まで。※催し最終日は18:00閉場。※阪急阪神お得意様カード・ペルソナカード・エメラルドSTACIAカードの呈示で、本人に限り入場料から100円割引。■参加クリエイターいとうのいぢ、いのまたむつみ、江端里沙、倉花千夏、天神英貴、土方クロネ、美樹本晴彦、吉崎観音、吉元ますめ、elements,H
2017年02月21日東京・銀座のメグミオギタギャラリー(MEGUMI OGITA GALLERY)では2月7日から18日まで、手塚治虫ら“漫画家の絵本の会”の7名の作家による作品を展示する「植田俊一郎コレクション展 懐かしの『漫画家の絵本の会』作家たち」が開催される。現代アートをはじめ、「漫画家の絵本の会」や雑誌『アルプ』の山関連の作家の作品など、多岐に渡るコレクションを形成してきた植田俊一郎。同展では、1979年に開催された「漫画家の絵本の会」の展覧会で原画を購入して以来、35年間収集し続けた「漫画家の絵本の会」の7名の漫画家の原画・版画・陶器など30数点を展示する。作家のラインアップは、おおば比呂司、手塚治虫、永島慎二、馬場のぼる、東君平、柳原良平、やなせたかし。【イベント情報】「植田俊一郎コレクション展 懐かしの『漫画家の絵本の会』作家たち」会場:メグミオギタギャラリー住所:東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビル地下1階会期:2月7日~18日時間:11:00~19:00休館日:日曜日、月曜日
2017年01月29日ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)が、手塚治虫による漫画作品『ユニコ』とコラボレーション。全国のツモリチサトショップにて、メンズ・ウィメンズの計12アイテムを限定販売する。『ユニコ』は、幸せを運ぶユニコーンの⼦どもが主⼈公の愛の物語。連載開始から40年を迎える2016年11月、遂に夢のコラボレーションが実現した。ユニコの幻想的な世界とツモリチサトのドリーミーな世界が溶け合うことで生まれた新たなファンタジーを、2つのシリーズでそれぞれのアイテムに落とし込む。マンガのコマを大胆にコラージュし、ツモリチサトらしくペイントでアレンジしたのは「ユニコプリント」シリーズ。タフタ素材を使用したアウターや、シルクサテンのワンピースなどが登場する。また、カジュアルに着られるスカートやカットソーもラインナップ。日常を幻想的に彩ってくれる。「フラワーユニコ」シリーズのプリントでは、デザイナー津森千里による手描きの花畑からユニコが顔を出す。「ユニコプリント」とは異なるガーリーなデザインが魅力だ。オパール素材を用いたワンピース、ブラウス、スカートは、光沢感のある上品なニュアンス。暖かみのあるウールジャージ素材のものは、デイリーにも使いやすい緩いシルエットで登場する。なお、津森は今回のコラボレーションにあたって「子どものころから絵を描くことが好きで、マンガ家になりたいと思ったことも。そんな私にとって手塚治虫さんは特別な存在。今回のコラボレーションを嬉しく思う。」とコメントしている。【詳細】ツモリチサト×ユニコ発売日:2016年11月18日(金)取り扱い店舗:全国のツモリチサト ショップユニコプリント・キルティング・ブルゾン(タフタ素材) 68,000円+税・ブルゾン(タフタ素材) 59,000円+税・ワンピース(シルクサテン素材) 29,000円+税・ワンピース(カットソー素材) 39,000円+税・スカート(カットソー素材) 24,000円+税・メンズ カットソー 19,000円+税フラワーユニコ・ワンピース(オパール素材) 54,000円+税・ブラウス(オパール素材) 43,000円+税・スカート(オパール素材) 49,000円+税・ワンピース(カットソー素材) ワンピース 29,000円+税・ワンピース(ウールジャージ素材) 39,000円+税・カットソー(ウールジャージ素材) 22,000円+税(C) Tezuka Productions
2016年11月25日「手塚治虫とっておきの漫画」展が、さいたま市立漫画会館にて2016年9月10日(土)から11月13日(日)まで開催される。2016年は、手塚治虫デビュー70周年であると同時に、漫画会館の開館50周年の年でもある。これを記念して行われる本展では、「鉄腕アトム」や「火の鳥」といった代表作品以外の面にスポットを当て、一コマ風刺漫画や情感豊かな絵本画など、これまであまり知られてこなかった手塚治虫の多彩な画業を紹介する。展覧会に合わせて、手塚治虫の長女・手塚るみ子と、鉄腕アトムの声優・清水マリが思い出を語るトークショーも行われる。また、手塚プロダクション新座スタジオがあった埼玉県新座市限定のオリジナルグッズが特別販売されるイベントも開催され、会場では新座スタジオの写真や、「鉄腕アトム特別住民票」など、ここでしか見られない資料が展示される。【詳細】「手塚治虫とっておきの漫画」展会期:2016年9月10日(土)~11月13日(日)時間:9:00~16:30会場:さいたま市立漫画会館 1階 企画展示室 住所:埼玉県さいたま市北区盆栽町150番地入館料:無料(c)手塚プロダクション■トークショー「手塚治虫先生の思い出」日時:10月23日(日) 14:00~ 1時間程度会場:漫画会館2階人数:50名(先着順)応募方法:9月13日(火) 9:00より電話にて受付■「新座からアトムがやって来る!」オリジナルグッズの特別販売日時:9月10日(土)9:00~14:00、10月23日(日)9:00~16:30場所:漫画会館 1 階ロビー
2016年09月01日俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』(毎週水曜21:00~21:54)は、3日に放送される第4話で、鈴木浩介演じる刑事・永沢圭太が殉職するという衝撃の展開を迎える。機動捜査隊に異動した東山演じる天樹悠らが、"別動捜査隊"として凶悪犯罪に挑んでいく同作。第4話は、勤務を終えた永沢が「デートがある」と言って職場を後にするが、その数時間後、団地の敷地内で遺体となって発見される。天樹や沙村康介(高嶋政宏)ら永沢の仲間は、激しく動揺しながら捜査を進めるが、永沢は団地に住む女性を襲おうとした男を追い、誤って屋上から転落したことが判明する。昨年7~9月の第1シリーズから永沢を演じてきた鈴木だが、この殉職でクランクアップ。この展開は「全く予想もしていませんでした!」といい、共演者から花を贈られると「こんなにたくさんお花をもらうシステムは初めてなので、今ちょっと頭がパニック状態です(笑)」と冗談めかした。ただ、本音は「正直なところ、本当に寂しい気持ちがあります」と、次の日も撮影現場に来てしまいそうだという感覚を告白。東山に対し、「"物語をとことん追求していく姿勢"は本当に勉強になりました。こういう現場を拝見できたことは、僕にとって間違いなく、これからの財産になると思います」と感謝し、「現場でたくさんいじっていただいたことも感謝しております(笑)」とメッセージを送っていた。
2016年08月01日アテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩と女優の末永遥夫婦による青森市への移住生活が、テレビ朝日系バラエティ番組『イチから住』(毎週日曜18:30~18:57)で密着される。物件探しに臨んだ2人は、温泉付きで家賃5万円の3LDKと、眺望が良く大家さんが明るい家賃2万円の4LDKから住居を選択。その後は、先輩移住者にアドバイスを受けたり、地元のおススメスポットを探訪したり、郷土料理を学んだり、地元ならではの仕事を探したりと、本格移住に向けて準備を行うが、その中で「青森ねぶた祭り」のねぶた制作に参加する。泉は、同じ青森の大間出身だが、「青森市では、食文化が違うことに衝撃を受けました!」と感想。妻の末永とはテレビ初共演で、「彼女にリードを任せながら、いろいろ体験していきたい」と抱負を語った。一方の末永は「今回が夫婦初共演で、地方に"住む"のも初めて! 一日も早く地域の生活になじんで、津軽弁をしゃべれるようになって帰りたい!」と目標を明かしている。
2016年07月10日1月13日(水)よりスタートの長瀬智也主演ドラマ「フラジャイル」。この度、新たに第1話に長瀬さんと対立する内科医役として手塚とおるが出演することが明らかとなった。「強烈な変人だが、極めて優秀」と周囲が表する偏屈イケメン天才病理医・岸京一郎。常にスーツ姿で全く医者然とせず、口が非常に悪いため、度々ほかの医者たちと対峙する。一見人格破綻者のようにも見えるが、何より優先するべきは患者の命という信念があり、相手を完膚なきまでに論破し打ちのめすのも、自分の診断は絶対であるというデータと論理に裏打ちされた自信と、患者の命を救いたいという思いの表れである。白衣は着ずに手術もしない、組織や細胞を分析して患者の診断を下す病理医・岸の活躍を描く、これまでにない全く新しい医療エンターテインメント。原作は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画。「アフタヌーン」の読者アンケートでは常に人気作品の上位にランクインし、4巻まで発刊しているコミックの累計売上数は45万部を記録、「マンガ大賞2015」の候補にもなるなど、今勢いのある漫画のひとつだ。このほど第1話への出演が明らかとなった手塚さんが演じるのは、呼吸器内科の藤原守役。手塚さんは、長瀬さんと共演をした「華麗なるスパイ」(日本テレビ)ではテロリスト役、社会現象となった「半沢直樹」(TBS)では銀行マン役を演じ、小悪党っぷりを発揮した演技で、悪役を演じれば右に出る者はいないとの声も上がっている。手塚さん演じる藤原は、岸ががんだと報告した患者を受け持ち、岸の言う通り、がんの化学療法をおこなっている。しかし全く効果が見られず、逆に抗がん剤が負担をかけているだけに見える。一方の岸は、そもそも、何のがんか特定するためには新たな検査が必要だと主張しているが、藤原は、自分は最初から肺炎だと思っていた、と聞く耳を持たず、挙げ句「患者を直接治療しない病理ごときが、無責任に口を出すな」と言い放ち、岸と激突するのだ。今回の出演に際して手塚さんは「長瀬智也さんと初めてお仕事したのが、長瀬さんの初主演舞台『青空のある限り』でした。それから数十年たって、またこうやってお仕事をご一緒させていただくと、とても立派で、たくましい役者さんになられた長瀬さんがいて、すごく感動いたしました。またお仕事、ご一緒できたら良いなぁ」とコメント。さらに、今回の役を最初は普通に演じていたという手塚さんだが、監督より“もっと嫌な感じで”とのオーダーがあったようで、「それに従ったのですが…モニターを見ながら監督が“ホント嫌な奴だなー”と言っているのを聞き、複雑な気分になりました(笑)」と語っていた。さっそく第1話から繰り広げられる毒舌で偏屈な天才医師・岸と、医師として決して無能なわけではないが、憎たらしく嫌な男にしか見えない内科医との大激突。初回から目が離せない展開になりそうだ。「フラジャイル」は1月13日(水)22時~フジテレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年01月12日CA Technologiesの日本法人である日本CAは1月6日、2016年4月1日付けで反町浩一郎氏が同社代表取締役社長に就任することを発表した。現社長のポール・フォルケンシュタイン氏は会長に就任する。なお、反町氏は2016年1月1日付けで、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に就任する。反町氏の前職は、SAPジャパンのゼネラルビジネス事業部門のバイスプレジデント(VP)で、それ以前も日本マイクロソフトの大手・中堅企業部門の業務執行役員や公共事業部門、経営企画部門における要職を歴任した経歴を有している。なお、新会長に就任するポール・フォルケンシュタイン氏は、反町氏の社長就任に対し、「強力なリーダーシップを備えた同氏の新社長就任は、当社の日本市場に対する強いコミットメントの表れだ」とコメントしている。
2016年01月07日東京都・吉祥寺の吉祥寺リベストギャラリー創は、手塚治虫へのリスペクトのもと、さまざまな作家やクリエイターが"手塚治虫"で遊ぶトリビュートイベント「手塚治虫文化祭 ~キチムシ’15~」を開催する。会期は12月17日~12月23日。開場時間は12:00~18:00(12月23日は17:00まで)。入場無料。同イベントは、手塚治虫の作品やキャラクターをモチーフに、出展者それぞれが独自のアイデアでマイ・コラボレーションアイテムを創作し、展示披露するだけでなくそれを会場で展示即売するというもの。参加者はこのイベント限定の特別ライセンスを取得しており、決して他では販売されることのない、さまざまな漫画家やクリエイターと手塚治虫の貴重かつ作家性あふれるコラボレーションの作品が、同イベント会場限定で購入できる。販売されるアイテムは、イラストやその複製原画をはじめ、ポストカード、Tシャツ、フィギュア、コミック冊子、その他雑貨など(一部受注販売)。出展者は、青木俊直、いしかわじゅん、一本木蛮、江口寿史、上條淳士、キタイシンイチロウ(DEVILROBOTS)、きはらようすけ、桐木憲一、島本和彦、Storm Machine Graphics、寺田克也、TOUMA、西野直樹、古屋兎丸、百世、山田雨月、横田守が予定されているということだ。
2015年11月09日ハードコアチョコレートは、手塚プロダクションと、手塚治虫の漫画作品、アドルフという名前を持つ3人の男がたどった数奇な運命を描く不朽の名作『アドルフに告ぐ』(1983年~1985年)のコラボレーションTシャツを発売する。日本漫画界の巨匠・手塚治虫が描くアドルフの物語。第二次世界大戦前後のナチス・ドイツ、そして激動の日本を舞台に「ヒトラーがユダヤ人の血を引く」という機密文書を巡る壮絶な長編人間ドラマである本作では、アドルフ・ヒットラー、アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミルという3人の「アドルフ」の運命が交錯し、哀しい未来へと進んでゆく。手塚治虫が描いた、ひときわシリアスでハードな社会派ドラマであり、手塚治虫晩年の最高傑作として高い人気を誇る『アドルフに告ぐ』がハードコアチョコレートよってTシャツ化。ストーリー終盤である、パレスチナ解放人民戦線で活躍するアドルフ・カウフマンの姿がデザイン化されている。Tシャツの価格は3,800円(税込)。「ハードコアチョコレート 東中野ヘッドショップ」や「ハードコアチョコレート オンラインストア」ほかにて販売されている。なお、ハードコアチョコレートでは、「手塚治虫×ハードコアチョコレート」シリーズとして、「ブラック・ジャック」「どろろ」「七色いんこ」「ドン・ドラキュラ」Tシャツも展開されているので、こちらもチェックしておきたい。
2015年10月07日スリー(THREE)が10月3日、ヘアメイクアーティストの山本浩未によるトークショーを東京・青山のTHREE AOYAMAにて開催する。THREE AOYAMAの2周年を記念して開催される同イベント。当日は、山本浩未が参加者に向けてメイクや美容についてのアドバイスを交えたトークを行う。イベントは3回にわけて開催され、各回45分、先着20名となっている。また、同日より、限定アニバーサリーキット(5,400円)も発売される予定だ。【イベント情報】山本浩未のトークショー会場:THREE AOYAMA住所:東京都港区北青山3-12 1階、2階会期:10月3日時間:第1回 11:00~、第2回 14:00~、第3回 15:30~料金:無料
2015年10月02日9月5日・6日の両日、女性誌やテレビなどでひっぱりだこの人気ヘアメイクアップーティスト・山本浩未が、「大人のための美容セミナー」に講師として登場した。会場となったのはフィットネスクラブ「B・B・V ola(ビービーヴィ オラ)」(5日=渋谷店、6日=新宿店)。同スタジオにてボディクリエイターを務める宮城裕子とともに、年齢を重ねても輝きを増し続ける女性であるための、「内からも外からもキレイを目指す方法」を披露した。セミナー2日目は、まず2人のトークからスタート。同い年であるという山本と宮城は、見た目に醸し出される“理想のスタイル”こそ異なるものの、「いくつになっても今の自分が好きでいられるよう、美しく健康であるための努力は怠らない」という姿勢においてはまったく同じ。言葉や目線を交わす様からも、お互いを尊敬しあっていることが第三者にもしっかりと伝わる。「もともとは加圧に興味がなかったけど、宮城さんのしなやかな身体はすてきだなと思ったし、彼女になら教わってみたいと思った」と山本が打ち明けると、宮城は美ボディを作るためのコツとしてたんぱく質の摂取を推奨する。さらに、「どんなにトレーニングに励んでも、美しい肌や髪を作る栄養素が足りていなければ身体は変わらない。効率よくきれいな身体を作るためにプロテインを利用するのも手」とアドバイス。また、体内の活性酸素を除去する水素や、人体の組織と組織をつなげる役割を果たすケイ素も積極的に摂取していると明かした。これに対して山本は、「私は継続的にサプリメントを摂取するのはすごく苦手。だから“つじつまが合えばOK”って考えるようにしてる。つまり、肌の調子や体調に合わせて摂取したりしなかったり。そのためにも、自分をよく知っておくことが大事だなって」と独自の考え方を披露した。そしてその考え方は、山本のメイクテクニックにもしっかりと繁栄されている。山本によると、大人にとってメイクする上で最も大切なことは「自分の立ち位置を決めること」。どういうことかというと、一人ひとりの持ち味は骨格やパーツの大きさ・配置によって異なるため、自分の顔立ちがどんなタイプであるかを理解することで、そのよさを十二分に引き出すことができるというのだ。では、どんなタイプがあるかというと、まずは大まかに2つに分けられる。この2つを山本は「大人になったら顔がゴツゴツ骨ばってくる人と、もったりしてくる人に分かれる」と表現し、前者を「ヅカ系」(=宝塚系)、後者を「姫系」と命名。さらにそれぞれを、顔の造りが派手であるかそうでないかによって2つに分け、「シンプルヅカ系」「デコラヅカ系」(=デコラティブ・ヅカ系)「シンプル姫系」「デコラ姫系」の4つに分類。すべての女性が、この中の1つないしは2つ以上に当てはまるとし、「自分とは異なるタイプの要素を取り入れることで魅力をアップさせる方法」または「自分の持ち味をいかす方法」などを解説した。例えば、『シンプル姫系』のタレント・YOUが、ヅカ系のファッションによって新たな魅力をまとっていることを挙げるなど非常に分かりやすい説明で、参加者一同もみるみるテーマに飲み込まれていき、頭の中では自らの変身後の姿を思い描いている様子。さらに、山本が一人ひとりの席を歩いて回り、「(自分では)何系だと思う?」と尋ねると誰もが即答。自分の持ち味について考え、より美しくみえる方法について考えを巡らせることへの興味も倍増しているようだった。4つのタイプとその特徴については、山本の著書『同窓会で二番目にキレイになるには… ちょこっとウィッグ付き』(小学館)でも詳しく説明されているが、自分のタイプに合ったメイク法を心得るだけでも、毎日のおしゃれがもっと楽しくなりそうだ。
2015年09月12日V6・岡田准一主演の映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』(10月10日公開)に同作のアニメ版で手塚光役を演じた声優・鈴木達央が出演していることが10日、明らかになった。映画『図書館戦争』は、本を読む自由を守るために銃器を手にしてまで抵抗する、図書隊員の熱き姿を描いた有川浩氏による同名小説が原作。2013年4月に公開され、興行収入17億2,000万円を記録した。その続編となる本作につながるスペシャルドラマが今秋TBS系で放送されることも決定している。このたび2008年4~6月にかけてフジテレビ系で放送されていたアニメ版でも活躍した鈴木の出演が発表され、実写版で手塚役を務める福士蒼汰との"W手塚"が実現した。撮影当日、2人は初対面であったが、アニメ版の放送が実写映画版よりも先に行われていたことから、福士はアニメ版の手塚を参考にしていたと伝え、声だけで同役を演じた鈴木を絶賛。"2人の手塚"という貴重な組み合わせに喜びの声をあげた。W手塚の共演シーンは、恋愛未満な関係性の福士演じる手塚と栗山千明演じる柴崎の間に、アニメ版手塚の鈴木が入り込む場面も。思わぬライバルの登場に、「柴崎をめぐる"2人の手塚"の攻防も今作の注目ポイント」と福士自身も太鼓判を押している。加えて、佐藤信介監督も、鈴木のクランクアップ時には力強い握手でたたえ、「想像以上に面白いシーンになり、ファンにとっても"お楽しみシーン"になる」とアピール。撮影は、終始和やかな雰囲気で行われ、合間には福士、鈴木、栗山の3人で、PCで"壁ドン"を検索しながら談笑するほほ笑ましい姿も見られたという。鈴木は映画版について、アニメ版キャスト一同で続編を喜び、語り合うほどのファン。福士に対しては、「アニメはアニメーターと声優の共同作業でキャラクターが生まれる。だからこそ、それを1人で体現している福士くんは本当にすごいと思います。(手塚の)年齢設定と近いこともあって等身大の手塚光に会えました。彼が手塚なのだと実感しました。新しい手塚像です」と称賛した。『Free!』シリーズで橘真琴役を、『境界の彼方』シリーズで名瀬博臣役を演じるなど声優として人気アニメのキャラクターを演じてきた鈴木だが、実写映画に俳優として出演するのは今回が初。初めてオファーがきた時のことを「爆笑してしまいました(笑)」と明かし、「まさかこんなことがあるのかと心底驚きました」とも言うが「違うフィールドに興味はありましたし、挑戦のつもりで今回お邪魔させて頂きました」とコメント。「とても緊張しましたが、いち視聴者であった自分がこの現場に建てたことが純粋に嬉しいです」と感慨深げに振り返る。一方、「『手塚役』を演じた身としては、柴崎に対していつもの調子で声をかけられないことに少し心がざわつきました(笑)。完成が楽しみですが、皆様の反応に不安と期待の半々です」とも正直に明かしている。(C)2015"Library Wars -LM-"Movie Project
2015年08月11日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。4月27日に公開され、興行収入17.2億円を記録した『図書館戦争』の続編となる『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』に、アニメ版で手塚光を演じた鈴木達央が出演していることが明らかとなった。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』に先駆け、この秋にTBS系列にてドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」の放送決定、松坂桃李、中村蒼、土屋太鳳ら豪華キャスト陣の参戦が発表され、ますます目が離せなくなってきた『図書館戦争』プロジェクト。このたび出演が判明した、鈴木達央は2008年4月から6月まで放映していたアニメ「図書館戦争」で手塚光を演じた人気声優。実写版で手塚を演じる福士蒼汰とアニメ版で手塚役を務めた鈴木さんの“W手塚”が実現することとなった。撮影当日、福士さんと鈴木さんの2人は初対面だったが、アニメ「図書館戦争」が実写版よりも先に放映されていたため、福士さんはアニメ版の手塚光を参考にしていたと本人に熱い想いを伝え、声だけで手塚光を演じる鈴木さんを絶賛!“2人の手塚”という貴重な組み合わせに喜びの声をあげたという。そんなW手塚の共演シーンは、恋愛未満な関係性の福士さん演じる手塚と栗山千明演じる柴崎の間に、アニメ版の手塚が入り込む場面も…!柴崎を巡る“2人の手塚”の攻防も本作の注目ポイントと福士さんは太鼓判を押す。終始なごやかな雰囲気で撮影は行われ、撮影の合間には福士さん、栗山さん、鈴木さんの3人でパソコンを覗き込みながら「壁ドン」を検索し、談笑する微笑ましい姿も見受けられたという。アニメ版キャスト一同で続編の決定を喜び、語り合うほどのファンだという鈴木さん。実写版で手塚を演じる福士さんを前に、「アニメはアニメーターと声優の共同作業でキャラクターが生まれる。だからこそ、それを1人で体現している福士くんは本当にすごいと思います。(手塚の)設定年齢と近いこともあって等身大の手塚光に会えました。彼が手塚なのだと実感しました。新しい手塚像です」と熱く語った。佐藤信介監督も、鈴木さんのクランクアップ時には力強い握手で称え、想像以上に面白いシーンに、ファンにとっても“お楽しみシーン”になると出来栄えに大満足の様子。貴重なW手塚の共演はもちろん、イケメン声優として人気を博し、多方面で活躍をする鈴木さんの美声にも注目をしたい。<鈴木達央コメント>初めてお話を頂いたときは爆笑してしまいました(笑)。まさかこんなことがあるのかと心底驚きました。違うフィールドに興味はありましたし、挑戦のつもりで今回お邪魔させて頂きました。とても緊張しましたが、いち視聴者であった自分がこの現場に立てたことが純粋に嬉しいです。ただやはり『手塚光』を演じた身としては、柴崎に対していつもの調子で声をかけられないことに少し心がざわつきました(笑)。完成が楽しみですが、皆様の反応に不安と期待の半々です。これを機に、実写しか触れたことのない方は是非アニメを。そしてアニメしか触れたことのなかった方は是非実写を。『図書館戦争』の世界を幅広く楽しんで頂けると嬉しいです。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日