注目のイットガールが登場する連載。第10回のゲストは、「カロリーメイト」のCMでも話題になった女優・平祐奈さん。デビューは小学生の頃。是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに家族が応募したことがきっかけだった。「バレエやフィギュアを習っていて表現することが好きだったし、お姉ちゃんの影響もあり演技に興味はありました。小学生でデビューするとは思っていませんでしたが…」。“お姉ちゃん”とは、女優の平愛梨さん。6人きょうだいで、祐奈さんは末っ子。「兄と姉はみんな人生のお手本。でも家族全員O型で自由人だから、集まると大変。話と笑いが止まらず、口が開きっぱなしになります(笑)」◇たいら・ゆうな1998年生まれ。ヒロイン役で出演している映画『青鬼ver.2.0』が公開中。CM「カロリーメイト」「JAバンク兵庫」にも出演。ブログは◇休日は映画観賞。月10本くらい観ます。「特に好きなのは『ローマの休日』。オードリー・ヘップバーンが素敵!」◇一眼レフのカメラで風景を撮るのが好き。「これはお正月のレインボーブリッジ。朝焼けがきれいだったんです」◇ハマっていることは御朱印集め!「仕事で京都によく行くので、空いた時間に神社やお寺を巡っています」※『anan』2015年7月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月09日東京都・新宿のTOHOシネマズ新宿では、アニメ映画『台風のノルダ』の公開を記念して、同作の新井陽次郎監督と音楽を担当した浜渦正志氏によるトークイベントを実施する。開催日は6月12日で、19:00からの上映回終了後の開催となる。チケットは6月9日24:00より、TOHOシネマズ新宿Webサイトにて発売。料金は一般1,200円。『台風のノルダ』は、2015年6月5日より3週間限定で全国公開されているアニメ映画。とある離島の中学校を舞台にした少年同士の爽やかな友情物語で、2013年公開の『陽なたのアオシグレ』で話題を呼んだスタジオコロリドによる2年振りの劇場最新作となる。同スタジオは、ショートアニメ『フミコの告白』で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した石田祐康氏など20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するスタジオで、マルコメやYKKといった大手企業のコマーシャルを手掛けていることでも知られている。今回のトークイベントは、『台風のノルダ』公開記念イベントの第一弾。出演するのは、スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』にアニメーターとして参加した実績を持ち、『陽なたのアオシグレ』にはキャラクターデザイン・作画監督を担当、そして本作で劇場作品監督デビューを果たした新井陽次郎監督と、『ファイナルファンタジー』シリーズの音楽を手掛けたことでも知られ、ゲーム音楽以外にも、アニメ、映画、CMなど多岐にわたる音楽シーンで活躍する作曲家・浜渦正志氏の2名。当日は作品に込めた思いやクリエイターとしてのこだわりなど、"生の想い"を紹介するという。なお、公開2週目、3週目にも公開記念イベントが予定されている。詳細は公式Webサイトにて、決定次第発表されるとのこと。
2015年06月09日石丸幹二、吉田羊、溝端淳平、小嶋陽菜がコンビニエンスストア「LAWSON」を舞台にした3本立てのオムニバスドラマ「3つの街の物語」(TBS)に出演することが明らかになった。今回放送が決定したのは、コンビニエンスストアを舞台とした1話完結の3本立てのオムニバスドラマ「3つの街物語」。エピソード1では、現在『王妃の館』が公開中の石丸さん、エピソード2では『ビリギャル』で母親役を演じた吉田さん、エピソード3では溝端さん、小嶋さんほかを迎え、生活に根ざした店舗で繰り広げられる感動的なエピソードに仕上がっている。エピソード1は、上司と対立し、勤めていた大手コンサルティング会社を退職した東郷(石丸幹二)が、父親が経営するコンビニエンスストアの立て直しにやってくるというストーリー。主演の石丸さんは「実は昔、家族経営の小さなコンビニでバイトしていました。レジ打ちもやってました」と告白。「常連の人たちの顔を憶え、『ああ、今日もお元気そうだな』とか『あれ、今日はまだいらっしゃってないなあ』と思っていました」と語り、「都会に住んでいるとどうしても薄くなりがちな、隣人とのコンタクトや人を思いやる心。そんな、コミュニティーの結びつきの大切さを、このドラマから感じ取っていただければ」とメッセージを贈った。エピソード2では、日勤のパートとしてコンビニエンスストアで働いている五十嵐里美(吉田羊)が、毎日大福を買っていく年配女性のクレーマーと直接話すために自宅に行くことを決意する姿を描く。“つい寄ってしまう場所”と語る吉田さんは、「お腹空いてつい、ティッシュが切れてつい、 お酒を呑んだ帰りについ…全ての“つい”に理由があるけれど、共通しているのは、 その先に『人の体温』を感じられるということ。店員さんや偶然そこに居合わせた人々の温度は、『私は独りじゃない』と安心させてくれる。 今回のドラマは、その体温を様々な形でお届けします」とコメントを寄せた。そして、エピソード3では、カメラマンになることを夢見てアシスタントをしながら、夜勤のバイトとしてコンビニエンスストアで働く犬伏一真(溝端淳平)と、店にいつも同じ時刻に来る客・及川千尋(小嶋陽菜)の二人が描かれている。溝端さんは、本作の出演について「からあげくんをどうしても食べたくて、200円握りしめて子どものころは通ってました。大人になってからはカフェラテをよく買いに行っていたので、凄く身近な存在です!そんな身近なローソンの作品に携われて光栄です!」と喜びのコメントを寄せた。お客さん役の小嶋さんも「私も普段利用するコンビニを、千尋役として夢みる女の子を演じ、きゅんとする出来事がありました。 舞台となる『ローソン』がもっと好きな場所になりました」と語った。企画を担当した伊與田英徳は、「現代人に必要不可欠なコンビニエンスストアを舞台にした、ほっとするような、温かいドラマになっています。視聴者の皆さんの周りにもある身近な話題で溢れていますので、気軽な気持ちで見て頂ければと思います」とコメントしている。演出は、今年の1月期に放送された西島秀俊主演ドラマ「流星ワゴン」や中居正広が主演を務めた『私は貝になりたい』の福澤克雄が務める。「3つの街の物語」は、6月7日(日)16時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日スタジオジブリ出身のアニメーターとして知られる新井陽次郎の劇場映画監督デビュー作となる『台風のノルダ』。短編『陽なたのアオシグレ』(’13)で話題を呼んだスタジオコロリドがフジテレビと共同制作することでも話題の本作で、主人公の少年の声を、『ビリギャル』でも好演を見せる注目度NO.1の若手俳優、野村周平が務めることが決定。主題歌を、「あの花」ことアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」のオープニングテーマを手がけた「Galileo Galilei」が担当することが分かった。舞台は、とある離島、文化祭前日の中学校。幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで、親友の西条とケンカした東(あずま)は、突如現れた赤い目をした不思議な少女ノルダと出会う。そのころ、観測史上最大級の台風が学校を襲おうしていた──。スタジオコロリドは、ショートアニメ「フミコの告白」で第14 回文化庁メディア芸術祭優秀賞ほか数々の賞を受賞した石田祐康をはじめ20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するスタジオ。彼らが、本作で劇場作品監督デビューを果たす新井監督と世に送り出すのは、文化祭前日の離島の中学校を舞台にした少年同士の友情物語だ。先日行われたアフレコ収録について、野村さんは「本当に難しくて、改めて声優のみなさんはすごいと思った」と語りつつも、息遣いでアドリブにも挑戦するなど工夫を重ね、繊細な“東”を見事に表現。「アフレコという仕事は、絵が用意されていて自分の気持ちを優先にできるかと思っていたけど、意外とそうではなかった(笑)」と笑顔を見せながらも、「オーバーに言わなくてはならないところがあったり、普段は声を出さなくていいところで、声を出さなきゃいけなかったりして、とても勉強になった」と真摯にコメント。「僕が初めて声優にチャレンジさせていただいた作品です。ストーリーも面白いものになっていますし、どのジャンルを好きな方も楽しめる作品になっていますので、ぜひ観てください!」とファンにメッセージを送った。新井監督は、「声優ではなく俳優の方に依頼することについては、素の演技での『生っぽさ』を求めていた。サンプル映像をみて、野村さんの自然体な感じが主人公の東にすごく合うと感じた。東は思っていることを表に出さないで内に秘めているキャラクター。その素直になりきれないもどかしさを演じるのは難しいと思うが、ぜひ野村さんにお願いできればと思った」と起用の理由を明かす。そして、アフレコを終えた後には「東の繊細さが出ていてよかったと思います。表に出していない感情をうまく表現してくれました」と、声優としての野村さんに太鼓判を押した。また、“東”の友人、西条役には「アミューズオーディションフェス2014」で32,214名の中から俳優・モデル部門を受賞した金子大地が大抜擢。同オーディションフェスでグランプリに選ばれた清原果耶が不思議な少女・ノルダ役の声優に決定し、フレッシュな顔ぶれで物語に息吹を吹き込んでいく。さらに、本作の主題歌を人気ロックバンド「Galileo Galilei」が担当することも決定。2011年からフジテレビ・ノイタミナ枠で放送され、「あの花」ブームを巻き起こしたアニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』の主題歌を担当し、音楽ファンはもちろん、アニメファンからも熱い支持を受ける彼らが、本作のために新曲「嵐のあとで」を書き下ろし。台風と共に現れた少女ノルダと、2人の少年たちの淡く不思議な物語を彩ってくれるはずだ。『台風のノルダ』は6月5日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日『寄生獣 完結編』の完成披露試写会が4月13日(月)に開催され、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が上映前の舞台挨拶に出席した。岩明均の伝説的人気漫画を前後編の二部作で映画化。ある日突然、人間社会に入り込み、人の脳に寄生し、人間をエサとして喰らう“パラサイト”と人間の最終決戦を描き出す。登壇陣はレッドカーペットを歩いて登場!途中で主人公の新一の右手に寄生した“ミギー”の目玉をデザインしたボールを客席に投げ込むパフォーマンスで会場をわかせる。染谷さんは「本当に本当にすごいことになってます!5か月以上かけて撮影して、編集、VFXの作業があり、やっと完成しましたが、見て感動しました。すごいことが行われており、見たことのないドラマが繰り広げられています」と充実した表情を見せる。深津さんも「撮影現場でそんな作品になるのかと想像がつかないシーンも多かったんですが、想像をはるかに超えていて驚きました」と染谷さんの言葉に同意する。阿部さんは、ミギーの声を担当しているが、こうしたイベントに出席するのは前後編を通じてこの日が初めて。喜びを語ると共に「前編を映画館で見たんですが、最後に(エンドロールで)キャストの名前が出るところで、3番目くらいに僕の名前が出たら、後ろのお客さんが『出てた?』って言ってた(苦笑)」とショックを告白。ちなみに阿部さんは、声で参加しているだけでなく、モーションキャプチャ技術で、ミギーの動きや表情に関しても実際に阿部さんの動きが取り入れられている。これを司会者が「阿部さんは声だけでなく出演もしている」と誤解されかねない言い方で説明したため、阿部さんや山崎監督も困惑!「僕も知らないところでカメオ出演をしてたのかと思った(笑)」(山崎監督)、「信じやすいので、実際に自分が出ているような気がしてきた(笑)」(阿部さん)と語り、笑いを誘っていた。橋本さんは、本作でワイヤーアクションに初挑戦しており「11メートルの上空から落ちるアクションをやりました!」と楽しそうに語る。山崎監督は「結構な高さから後ろ向きに落ちるので心配した」と語るが、橋本さん本人は「高いところ大好きです。…バカみたいですよね(笑)」とあっけらかんとした様子で語っていた。染谷さんと新井さんは、山崎監督の『永遠のゼロ』を含め、これまでにも複数の作品で共演しているが、今回の現場でどんな会話をしたのか?新井さんは「ウチも(周囲から)『死んだ魚の目をしてる』って言われるけど、絶対に染谷の方がそうだよな?ということは言いました」と明かす。染谷さんはその会話を振り返りつつ“死んだ魚の目”と言われることに対し「人生で言われ続けていて、なんとも思わない…(笑)」と語り、会場は驚きと笑いに包まれていた。新井さんと同じく後編からの出演となるピエールさん演じる三木の見どころは、不気味な笑顔だが「笑いながら染谷さんを追いかけるのは楽しかったです」とニッコリ。山崎監督は、ピエールさんの微笑みについて「『ニヤニヤしてくれ』と言ったんですが、(表情を見て)怖ぇー!気持ち悪ぃ!いいなぁと思ってやってもらいました。ここまで気持ち悪くする必要があるのか?と思いつつ(笑)」と予想以上の怖さだったと絶賛!完成作を見た阿部さんは同じくピエールさんの表情について「バラエティ番組のADのような、無理に笑ってるみたいで怖い!」と語り、深津さんも「衝撃的です」と称賛を送っていた。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月13日スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』などにアニメーターとして参加した若き才能・新井陽次郎の劇場映画監督デビュー作『台風のノルダ』が、6月5日(金)より全国にて公開されることが決定。新進気鋭のアニメーション制作会社・スタジオコロリドとフジテレビの共同プロジェクト第1作として制作されることが分かった。物語は、とある離島、文化祭前日の中学校が舞台。幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、赤い目をした不思議な少女・ノルダと出会う。その頃、観測史上最大級の台風が学校を襲おうとしていた――。ショートアニメ「フミコの告白」で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞ほか数々の賞を受賞した石田祐康を始め、20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するアニメーション制作会社・スタジオコロリド。2013年公開の短編『陽なたのアオシグレ』で、その高いクオリティーとエンターテインメント性を業界の垣根を越えて国内外から高く評価され、この度、フジテレビとの共同プロジェクトをスタート。本作を皮切りに今後も継続的な新作の発表が予定されている。本プロジェクト第1作目にして、スタジオコロリド待望の最新作となる本作で監督に抜擢されたのは、本作が劇場映画監督デビューとなる新井監督。ジブリ美術館短編『たからさがし』や『パン種とタマゴ姫』、そのほかスタジオジブリ作品にアニメーターとして参加した経歴を持ち、『陽なたのアオシグレ』ではキャラクターデザイン&作画監督を務めた。同社・石田氏とは『陽なたのアオシグレ』以来2年ぶりに再タッグを組み、どこかノスタルジックな世界観を躍動感あるアニメーションで鮮やかに描き出している。また、公開されたキービジュアルに加えて、さらに本作の特報映像が、4月9日(木)の深夜24時50分からフジテレビにて放送される“ノイタミナ”アニメ「パンチライン」内にて解禁されることが明らかに。同時に公式サイトにも映像がアップされるとのこと。若き次世代クリエイターが生み出した、みずみずしい映像に期待が高まる。『台風のノルダ』は6月5日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日2月13日公開の映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の公開記念イベントが29日、都内で行われ、お笑いコンビ・森三中の黒沢かずこ、俳優の溝端淳平が出席した。50カ国以上で翻訳され、いまや全世界で累計1億部(電子書籍含む)を超える大ベストセラー小説を映画化した本作は、巨大企業の若きCEOのグレイと恋愛未経験の女子大生アナの恋愛模様を描いた物語。この日のイベントには、PR向けの特製ポスターで被写体となった黒沢かずこと溝端淳平が登場した。まずは目隠しの状態で登場した黒沢に溝端が近づき、黒沢は「めっちゃいい匂い!どうしよう!五感が研ぎ澄まされますね」と大興奮。目隠しを外して溝端と分かるやいなや「全然想像した方と違ってビックリしました。溝端さんはひな壇のゲストでいらした時に後頭部しか見えなかったので、横から見れて超うれしいっす! めちゃくちゃ男前!」と喜び、溝端に向けて倖田來未の「キューティーハニー」を熱唱。そんな黒沢に溝端は「髪の毛がとってもきれいですね!」と賞賛するも、黒沢が「ズラです! 大勢の前で恥かかされました……」と不満な表情を見せたが、黒沢を被写体にしたポスターについて溝端から「この写真、唇がとてもセクシーですよ。キーラ・ナイトレイに似てますよね」と絶賛されると、満更でもない様子だった。溝端といえば、熱愛中だった片瀬那奈との破局報道があったばかり。退場する際に「破局報道は本当ですか?」と報道陣に尋ねられると、「ありがとうございました」と一礼しながら足早と会場を後にした。映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、2月13日より全国公開。
2015年01月30日注目の恋愛映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の口元から下だけが写った男女のポスターが、WEBで公開され話題を呼んでいたが、1月29日(木)のお披露目イベントでポスターのモデルが黒沢かずこ(森三中)と溝端淳平であることが明らかになった。全世界で電子書籍を含め1億部を売り上げた恋愛小説の映画化。巨大企業の若きCEOと恋愛経験のない女子大生の奇妙な取り決めごとに基づく得意な恋愛模様が展開する。オリジナル版でも、主演の俳優の口元から下だけを捉え、顔は隠れているのにそれでもなぜかセクシーなポスターが制作されていたが、日本版のコラボポスターとして同じ構図のポスターが作られ、先日よりWEB上で公開されており「この男女は誰?」と話題を呼んでいた。恋愛経験がない主人公のアナにちなんで、恋愛未経験の黒沢さんが“アナ役”に選ばれ、その黒沢さんが普段から大ファンを公言している溝端さんが“グレイ役”となったが、この日のお披露目イベントではまず、黒沢さんが登場。実は、黒沢さんには男性のポスターモデルが溝端さんであることは事前に全く知らされておらず、完全サプライズ!黒沢さんが目隠しした状態で溝端さんが登場し、黒沢さんの背後で肩に手を乗せて原作にもあるグレイのセリフをささやくという演出を行なったが、黒沢さんは溝端さんの出現に驚愕し、うろたえ、目線もロクに合わせられないほどだった。さらに、感激している黒沢さんの頭を、溝端さんが優しくポンポンとなでる。溝端さんは「髪の毛、とってもきれいですね」と優しく語りかけるが、実がこの髪は今回のイベントのためのウィッグ!黒沢さんは申し訳なさそうに「ヅラです…(笑)」と伝え、溝端さんは思わぬ失言(?)に「すいません!」と平謝り。会場は笑いに包まれた。溝端さんは黒沢さんについて「とても女性らしい方だと、TVで共演したときから思ってましたが、お会いして向かい合っても乙女な心のある素晴らしい方だなと思います」と絶賛。さらに、黒沢さんのポスターについて「このくちびる、キーラ・ナイトレイに似てませんか?とてもセクシーです」とまで語り、黒沢さんは、溝端さんと目も合わすこともできないまま「月1万円のひげ脱毛に行っててよかったです。(あごに)すごくシャドーを入れてるんです」と恥らいつつ喜んでいた。また、異性のドキッとする仕種に話が及ぶと、溝端さんは「ベタですが、女性が落ちているものを拾うときの所作にドキッとする。そのときの髪の毛とかを触ると…」と告白。一方の黒沢さんは、男性が車庫入れなどで車をバックさせるときに後ろを振り向く仕種にドキドキすると明かし、この場で溝端さんがその願いを快諾!“助手席”の位置から、溝端さんの“エア”車庫入れを堪能し、うっとりと恍惚の表情を浮かべていた。一部で、交際中とされていた片瀬那奈との破局が報じられた溝端さん。その件についてコメントすることはなかったが、自身の女性との恋愛のスタイルについて「引っ張って行くタイプか?」と尋ねられると「結構、昔から友人といても行く場所とかを自分で決めるタイプです。女性がいても引っ張りたいですね。食べるのが好きで自分で店を調べて行ったりするので、おいしいお店などに自分で連れていけたら」と語っていた。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年01月29日映画『百円の恋』が12月20日(土)に公開を迎え、主演の安藤サクラ、新井浩文、武正晴監督、脚本の足立紳が舞台挨拶に登壇した。自堕落に暮らしてきた主人公の一子が、勤め先の100円ショップの常連客である中年ボクサーとの出会いに触発され、自らもボクサーになることを決意し奮闘するさまが描き出される。ようやく公開を迎え、安藤さんは「一子が初めてリングに上がる時のようで、ちょっと震えています」と緊張気味に語るが、映画を観たばかりの客席からは温かい拍手が沸き起こり、安藤さんはホッとした表情。足立さんと2人で脚本作りから始めて公開までたどり着いた武監督は「4年前に足立さんに『何かシナリオを作ろう』と電話してよかった。2人でやっていたことが、どんどん人が増えて、安藤さんや新井さんも参加してくれて最終的にお客さんに入っていただいて映画が完成した」と感無量の面持ち。足立さんも「電話に出て良かったです」とうなずいた。短い撮影期間の中で、自堕落な一子からボクサーとしてリングに上がる一子へと肉体的な変化も求められた安藤さんだが「肉体的にムチャしてるけど、武組はそれが苦痛じゃない。新井君はいつも同じところを見て一緒にいてくれたし、なんとも幸せな時間でした。人間の体ってこんな短期間で変われるんだ?と驚きました。神秘的!人間すげーぞって思います」と独特の表現でふり返る。「ウチは、サクラは現役の日本人女優No.1だと思っている」と常々公言してきた新井さんも充実の表情で安藤さんとの共演をふり返る。「低予算で日程もない中で、監督がブレることがなかった。怒鳴り声が響くことも結構あったけど、心地よい現場でした」と語る。新井さん自身も、厳しい減量が課せられたが「最後はリアル『あしたのジョー』みたいだった」とも。安藤さんは照れながらも「新井さんだったから戦えた感じ。この(映画の)中の新井さん、メチャクチャカッコよくて好きです。新井さん(の出演作)の中で一番好きです!」と語った。テアトル新宿では、劇中の一子が飲むドリンクにちなんだ“一子ドリンク”が販売されているが新井さんはこれについて「300円てあって、そこは“百円”じゃねーんだ(笑)?すげーと思いました」と語り、笑いを誘っていた。『百円の恋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2014年12月20日安藤サクラ×新井浩文共演の『百円の恋』が10月25日(土)、開催中の第27回東京国際映画祭にて上映され、安藤さんと新井さん、武正晴監督、脚本の足立紳が上映後のQ&Aに来場した。山口県の周南映画祭に創設された第一回「松田優作賞」グランプリを獲得した脚本を安藤さんと新井さんを迎えて映画化。自堕落な生活を送っていたが妹とのケンカをきっかけに家を出て働き始めたヒロインの一子は、中年ボクサーとの出会いからジムに入門し、サンドバッグを叩くようになるが…。安藤さんは700を超える応募の中からオーディションで一子役を勝ちとったが「戦いたいと思ったから」と本作への出演を熱望した理由を語る。一方の新井さんは「素敵な脚本と、安藤サクラが主演と聞いたから。個人的にいま、日本映画の女優でNo.1だと思っている」と語り、会場は拍手に包まれた。一子は自堕落な女性からボクサーへの変貌を遂げていくが、安藤さんはそれに合わせて体格を大きく変えた。最初に一度太って、その後、体重を落としていったが「金がある映画なら、痩せるための期間があるけど、そんなのなかったから(笑)、撮影が始まって10日くらいで絞りました。自分でも信じられないです。人の体ってすごいです」とふり返る。新井さんもボクサー役ということで同様に減量が課せられたが「うちの場合、(太ったり痩せたりの)変化はなかったので、ただボクサーに見せるというだけ。3か月前から筋トレと食事制限をしました」と明かす。最後の数日は、本物の試合前のボクサーと同様に“水抜き”も行なったそうで「つらかったです。もうやりたくないですね」と苦笑交じりに苦労をのぞかせた。一子がボクシングとの出会いで大きく生き方を変えることになるが、安藤さんは「この作品が私にとってはそういう出来事、出会いであったなと感じています」と本作の経験の大きさ、強い思いを口にする。「仕事がなくて『自分たちで仕事を作るしかない』とシナリオを作り始めた」という武監督と足立さんにとっても本作はもちろん、特別な作品。4年前に書き上げるも、映画化になかなか漕ぎ着けられない中で、映画化を実現するための助けになればとの思いで「松田優作賞」に募集したとのこと。この日は安藤さんらと一緒に作品を鑑賞したが、安藤さんは「私は(一子が)自分なので、笑っちゃうんですが、両隣のおっさんは泣いてました(笑)」と暴露し、会場は笑いに包まれた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『百円の恋』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月26日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。先日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが結婚しました。女優からモデル、アーティスト、グラビアアイドルまで、数々の美女と浮き名を流してきた淳さんだけに、相手女性に注目が集まりましたが、フタを開けてみたらアラサーの一般女性。それだけに「他の女性とくらべて、どこが良かったのか?」「そもそも男性が結婚を考える女性とは?」などと大きな話題になっています。今回は田村淳さんの妻・香那さんに見る、“男性が結婚を意識する女性”の特徴を挙げていきます。■あらゆる人に優しい女性は恋人の男性に、「自分だけ特別扱いしてほしい」「他の女性に優しくしないで」と思うことが多いのですが、男性は逆。「自分の友人や同僚にどれだけ優しくできるか」を見ていますし、家族に対しても「大切に扱ってくれるか」を見ています。また、飲食店のスタッフやショップ店員への接し方が優しい女性は、「結婚してもずっとその優しさが続きそう」という安心感を抱くものです。実際、香那さんは、淳さんの両親や芸人仲間はもちろん、顔を合わせる全ての人に優しく接しているそうで、これだけ騒がれても悪い評判が一切漏れてきません。■笑顔が多く、感情の起伏が少ない結婚会見で淳さんは、「隣で笑ってくれる女性がいる僕は幸せ者」と言っていました。仕事熱心な男性も、仕事嫌いでグチの多い男性も、「家に帰ったら仕事を忘れて落ち着きたい」ことに変わりはありません。男性が自分の家に求めるのは、癒しや安らぎなのですが、そのイメージを決定づけるのが妻。「どんな精神状態で家に帰ってきても、変わらない笑顔がある」というだけで男性は愛情を感じるのです。逆に、ストレスや怒りを家に持ち帰り、パートナーに話したがる女性は、徐々に距離を置かれてしまうので気をつけましょう。■包容力があり、柔軟な過ごし方ができる多くの独身男性は、“恋人と過ごす時間”と“それ以外の時間”を分けて考える傾向があります。その理由は、「ずっと2人でいても楽しくないし、別々に楽しんでいる時間があるから、2人きりの時間がより楽しくなる」と考えているから。その点、香那さんは、2人きりのときは淳さんのノリに合わせて楽しみ、別々のときは自分の趣味に集中しているそうです。そんな柔軟性は、彼に「帰りの遅い日は電話しなきゃいけない」「ただ家で待っていられても困る」などの窮屈さを感じさせないことにつながっていきます。また、結婚会見で淳さんは、「香那さんの“包容力”にホレた」と言っていました。これは「私を受け入れて」という女性が多い中で、まず「先に彼を受け入れよう」とする姿勢によるものでしょう。小さな違いに思えるかもしれませんが、「先に相手を受け入れてから、私はあとで受け入れてもらう」という順番こそが包容力なのです。■“実は”しっかり者であること男性が穏やかで心優しい女性を求めるのは事実ですが、それだけで結婚を意識することはありません。精神的・金銭的に自立していない恋人には、「もう少し大人になるまで結婚は無理だな」と感じています。男性は、長い年月一緒にいれば、いいことばかりではなく、ピンチも訪れることを分かっているもの。それだけに、「彼女ならピンチがあっても一緒に乗り越えていける」という女性を求めているのです。よく「かかあ天下の方がうまくいく」と言いますが、これは単に強い女性のことではなく、「男性に好きなことをさせ、間違っているところはビシッと伝えられる」という意味を含んでいます。■好きなタイミングで結婚できる淳さんは仕事で何度かインタビューしたことがあるのですが、とても頭の回転が速く、相手の気持ちを常に考える優しい男性でした。「モテて当然」の男性なのですが、ここで挙げた項目がそろっているからこそ、他の美女ではなく香那さんを選び、何度も復縁を懇願したのでしょう。今回のテーマは、結婚だけでなく、「本命の恋人として大事に扱ってもらえるか」、引いては「主導権を握れるか」の分かれ目でもあります。あなたの結婚願望はさておき、「彼女以上の女性はいないかもしれない」と思わせておけば、自分の好きなタイミングで結婚話を進められるのですから、彼に結婚を意識させるくらいの存在でいてほしいと思います。(木村隆志/ハウコレ)
2013年09月29日新井浩文の初の単独主演作となる『赤い季節』が10月13日(土)に封切られ、新井さんを始め、村上淳、新居延遼明、風吹ジュンのキャスト陣に加え、能野哲彦監督が東京・渋谷の劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされ生み出された本作。バイク店で働きながらも、殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、裏稼業から足を洗おうともがきながら刑事だった父の死にまつわる真相に迫っていく姿を描く。初の単独主演作となったが、気負った様子もなく「実は裏で、監督が『観た女性の方が、抱かれたくなるような新井にしたい!』と言っていたので、今日観た方は抱かれればいいんじゃないでしょうか(笑)。うちは元々、男性ファンが多いので…」と冗談交じりに挨拶し笑顔を見せた。さらに撮影で苦労した点を問われると、「2週間で撮影をしたので、精神的には問題なかったですが、体力的に眠たいということがあり、一度バイクシーンは本当に事故が起きそうだから止めてもらったことはあります」と、飄々とした語り口で作品同様にハードな撮影だったことを明かした。これまで音楽業界で活躍していた能野さんは、本作が初監督。村上さんは映画業界への進出は全く予期していなかったと言い、「監督のことは“能やん”と呼ぶくらい長い付き合いなので、まさか映画を作るとは思っていませんでした。ぜひ映画を楽しんで下さい!」と監督&新井さんの初陣を後押しした。その言葉を受け、能野監督は「もうすぐ50になるこの年で、“新人”と呼ばれるのは気恥ずかしい」とすっかり照れ笑いを浮かべていた。さらにこの日、本作の音楽を務め、さらに出演まで果たしている「SNAKE ON THE BEACH」のチバユウスケからスペシャルメッセージが贈られた。「映画『赤い季節』、とうとう公開ですね。おめでとうございます。観に来たみなさんもぜひ楽しんで下さい。音楽もハマッていると思うので、そこもよろしく。とにかく楽しんで」と公開初日を祝った。『赤い季節』はヒューマントラストシネマほか全国にて公開中。■関連作品:赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月14日殺し屋を辞めたい男が刑事だった父の“遺志”を継ぐため、真相を知る旅に出るハードボイルドな青春映画『赤い季節』。13日(土)より公開される本作に主演した新井浩文が、音楽と映画の融合を目指した能野哲彦監督との仕事を回想するとともに、俳優デビュー10周年を経た現在の心境を明かした。その他の画像殺し屋という裏の顔もあるバイク屋の青年・健(新井)が、10年前に殉職した刑事の父が“やり残したこと”の真相を知るため、自分を殺しに来た少年・剛とともに旅へ。この健が、無骨で直球。新井のイメージと重なるクールな魅力が光る男だ。「基本的には能野監督が思うカッコよさを追求しただけです。最初は歌詞のようなセリフが多かったので正直、戸惑いましたけど(笑)」と役柄を回想。もともと本作はチバユウスケのソロプロジェクトSNAKE ON THE BEACHの楽曲にインスパイアされて生まれ、初監督の能野もミッシェル・ガン・エレファントを育てた音楽畑のプロだ。音楽と映像の融合を目指した実験作でもある。また、新井にとって本作は、『松ヶ根乱射事件』(2007)以来の単独主演作。その上今年は公開作が10本を数え、「たまたま重なっただけ」と謙遜するも、今や日本映画の顔だ。昨年には俳優デビュー10周年を迎え、初期と比べて意識に変化もあるに違いない。「さほど変わっていないと思いますけどね」と言いながらも、「どこかで進歩したくないって思う」と正直な胸の内も明かす。「ヘンに演技が上手くなりたくないというか……。やればやるほど上手くなるのは当然で、『青い春』(2002)の頃と比べれば、『赤い季節』の方が絶対に上手い。それは分かっているけれど、失うモノがあるっていうことも分かっていて」と想いは複雑なようだ。「難しいですね(笑)。もともと、一見すると素人っぽく映ることをテーマにしているので、健という人がいれば彼がそのままスクリーンに映ればいいと思っていますけど」と理想を語る新井だが、それが10年経っても失われなかった自負でもあるという。「本当はセリフを噛んだりすることが大好きなんです(笑)。それが自然で人間っぽく見える。その意味での意識は失くしていないから、『赤い季節』でもヘンに変わってはいないと自分では思っています」。取材・文・撮影:鴇田 崇衣装協力(アダム・キメル/問い合わせ エドストローム オフィス03-6416-3606)『赤い季節』10月13日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国ロードショー
2012年10月12日「ウチがデビューした当時、上の人たちからは散々『誰が生き残るかな?』なんて言われていました(笑)」。新井浩文は少し懐かしそうに10年あまり前の二十歳を少し過ぎた頃をふり返る。ほかの誰ももちえない独特の存在感を武器に、そして確固たる自信を胸に秘め「10年間、やりたいことだけをやり続けてきた」。今年だけで10本もの出演作品が公開されるという点を見ても、彼が日本映画界に欠かせない存在となったことは明らかだ。単独主演作となる『赤い季節』の公開が迫っている。本作で見せたこれまでにない姿から自身の中で感じる変化、役者という仕事への思いまで旬の男がじっくりと本音を語ってくれた。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされる形で生まれた本作。バイク屋で働きながらも殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、刑事だった父の死にまつわる真相を巡る戦いを描く。企画の段階から主演には新井さんの名が挙がり、新井さんもオファーと同時に出演を即決し、初めて長編映画のメガホンを握る熊野哲彦監督の手で脚本が作り上げられていった。「最初に準備稿をいただいたんですが、その時点であまりにもクサいセリフ、逆に言うと人間臭さのないセリフが多かったので、そこは監督に『直してください』とお願いしました。でも能野さんにもかなりのこだわりがあって(笑)、『このセリフは言ってほしいんだよ』って(笑)。『分かりました。言いますけど少し言葉を崩してください』、『いや、ここは一字も曲げない』って攻防はありました(笑)」。劇中、新井さん演じる主人公が名乗る際に「高倉健の健だよ」と言うシーンがあるが、監督が目指したのはまさにかつての高倉健主演の任侠映画の現代版。実際に監督からは参考資料として高倉さんの主演映画数本が渡されたという。そしてもう1点、監督が新井さんに言い続けたのは「とにかく新井浩文をかっこよく撮りたい」ということだった。「ウチはこれまで映画をやって来て、自分をカッコよく見せることなんて微塵も考えたことがありませんでした。そんなのはどうでもいいと思っていたから。でも今回は監督が考えるカッコよさに近づけるために(銃を)構えたり、ポーズを決めたりしました。まあ、それがカッコいいかどうかは観たお客さんに判断してもらえればと思います」。本作のようなアウトローの役や不良にチンピラ、主人公に立ちはだかる“悪役”といった印象が強いが、一方で『ヘルタースケルター』のオカマのヘアメイク役など全くタイプの異なる役でも存在感を発揮しており、俳優としての振り幅は決して小さくない。「最初の『青い春』で不良をやって、世間や制作者側から見てそういう役柄に関しては安全パイだと思われているんでしょうね。でもウチはデビューした頃から、正直、自分には振り幅や(作品選びの)引きというものがあると信じていたし、いまでもどんな役だってやれる自信はありますよ」。一方で中心にあるのは「役柄よりも作品」という思い。理想とするのは「全人類にウケける映画」と断言する。「自分の中で『こういう役をやりたい』というのもないし、自分の振り幅を広げるために…という思いもないです。大事なのは作品として面白いかどうか。面白ければ、真面目な役だろうが殺し屋だろうが何でもやりますよ。面白い作品ができて、多くのお客さんが観てくれて、賞をもらえて……。“全人類に”っていうのが理想だけど、理想を目指さないならこの仕事は終わりだと思うから」。インタビュー冒頭の自らの“世代”にまつわる思い出話は、スクリーンデビューから10年という歳月をふり返る中で出てきたもの。感慨を込めて述懐しつつ「でも、いまだに『オレが一番だ!』って思っている奴らばかりだと思う。現にウチもそう思ってますしね」と続けるその口調には気負いもてらいもなく、目の奥には鋭い光が宿っている。一方で10年の月日が彼らの世代を“若手”から“中堅”へと押し上げようとしているのも事実。かつての自分と同じ年頃の若い俳優たちの台頭をどのように見つめているのだろうか?「楽しいですし、同じ世代の連中を見るのとはまた違いますね。例えば、いま『永遠の0(ゼロ)』で染谷(将太)くんと一緒なんですが、やっぱりみんなが素晴らしいと言うだけあってすごいです。あの世代ではアタマひとつ飛びぬけている。一緒にいて刺激をもらっています。若いコたちを見ながら、自分たちが言われたのと同じように『誰が生き残るかな?』なんて考えたりしています(笑)。もちろん若い奴らには絶対に負けたくないし、上の世代にも負けたくない。要は誰にも負けたくないんです(笑)」。ちなみにこのインタビューが行なわれたのは、現在放送中のドラマで是枝裕和監督の演出による「ゴーイング マイ ホーム」(フジテレビ)の撮影が始まる頃のこと。演技について話を聞く中で、新井さんは「ウチが常に大切にしているのは、自分がセリフとして何を言うかじゃなくて、まず相手の言葉を聞いてそれに反応するということ。実際の会話というのは相手が何を言うか分からない状態で展開するものだから」と語ったが、それはまさにこれまでの作品で是枝監督が作り上げてきた世界観に通じる。2人の出会いがいったいどのようなシーンを生み出すことになるのか?楽しみは尽きない。「是枝さんは『本番』って言わずに撮り始めるのが好きだという話も聞いています。楽しみですね」。自信と矜持を胸に、負けず嫌いな男は休みなく走り続ける。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月11日堺雅人と山田孝之をキャストに迎え、自ら書き下ろした戯曲を映画化した赤堀雅秋の初監督作『その夜の侍』。こちらの公開に先駆けて、出演者の新井浩文、「劇団THESHAMPOOHAT」主宰者でもある赤堀監督、親交の深い『モテキ』の大根仁監督が9月22日(土)、東京・下北沢で開催中の「第4回下北沢映画祭」の一環でトークショーを行い、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。小さな鉄工所を営む中村健一は、5年前にひき逃げ事件で妻・久子を亡くして以来、虚無感に囚われた生活を送っていた。一方、ひき逃げ犯・木島は刑期を終えて出所。しばらくすると木島の元に、“何か”をカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになる。送り主は中村に違いないと周りの者はそれを止めさせようとするが、久子の命日の夜、遂に2人は対峙することに…。トークショーが始まり、早々に新井さんが「だいたいうちは初号観るまで満足がないんですけど、クランクアップの日、ふと見たら煙草を吸いながら、ひとりで監督が泣いてたんですよ」と撮影秘話を暴露。赤堀監督は「泣いてない!絶対泣いてないよ!!」と大絶叫。それに対して新井は「目を真っ赤にしてうるうるしてた(笑)」とやり取りを続け、会場を笑わせながらも「監督のやりきった感じが伝わってきて、参加できて良かったと思った。自分自身でも手ごたえを感じた」と作品に対する充実感を口にした。赤堀監督と大根監督の出会いは、フジテレビ系の深夜ドラマシリーズ「演技者。」。同ドラマ内で、赤堀監督の原作戯曲「アメリカ」を大根監督が監督を手がけたことがきっかけだったそう。赤堀監督にとって大根監督は「一番意見を聞くのが怖い人」とのことだったが、「どうにか合格点をもらった」と安堵の表情。しかし、大根監督は近年のメジャー作品とマイナー作品との興行収入や動員の格差などについて触れ、「邦画は大作と秀作が両極すぎて…。ものすごくお客様が入っている作品と、良質な作品なのに全く入らないというのがあり、その中間をいき、この現状を打破できる良い邦画として、ちゃんとヒットする作品になってほしい」とこれからも応援していくことを堂々宣言。さらに、「初監督だから失礼になるけれども、観たときに老練な感じと言うか…赤堀くんは演劇と言う場で積んできたものがデカい。異業種監督の作品には全く見えない。むしろでき過ぎと言う感じがしました」と太鼓判を押していた。最後には「四の五の言わずに劇場に来てください!お願いします!」(新井さん)、「自分で言うのもなんなんですけど…凄く武骨でエネルギッシュで、とてもおもしろい、良い映画だなと、客観視して思える作品になっているので、ぜひ観てください!」(赤堀監督)とそれぞれに作品をアピールし、会場を包む大きな拍手と共にトークショーは締めくくられた。『その夜の侍』は11月17日(土)より全国にて公開。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年09月25日佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗が出演する舞台、 二兎社『こんばんは、父さん』の制作発表が9月4日行われ、出演の3人と作・演出の永井愛が会見に登場した。二兎社「こんばんは、父さん」チケット情報物語の登場人物は男性3人のみ。たたき上げで財をなしたが、今では全てを失い借金とりから追われる70代の「父」を平が、その父と長年音信不通だった40代の「息子」を佐々木が演じる。溝端は父と関わりを持つ20代の若者役だ。会見で佐々木は「平さんは大先輩で(山の)頂のような方。しかもぼくのお父さんという役。半分平さんの血がぼくの中に入っている、DNAを受け継いでいると考えると、どうしたらいいのかなと思いますが、遠慮なく胸に飛び込んで父の愛に包まれようと思ってます」と抱負を語った。溝端はさらに恐縮した様子で「雲の上のような大先輩の平さん、蔵之介さんと共演させていただけて、本当にぼくでいいのかと、そわそわ緊張しています。永井さんから愛のあるダメ出しをしてもらい、しっかり成長していきたい」と話し、意欲を見せた。平は台本を読んで「ぼくにはとても痛い作品でした」と語り、女優の佐久間良子と離婚後、息子で俳優の平岳大と離れていたことを思い出し「10年近く自分の息子に会えなかった時期があったので、(役の父の)痛みがよくわかります。会えなかった息子の立場も痛いほどわかるので、そのへんを頼りに役作りをしていこうと思っています」とコメントした。「3人の男性がひょんなことをキッカケに自分の人生を振り返る芝居を書きたいと思っていた」と話す永井。これまで多くの印象的な女性像を描いてきた永井にとって、男だけの3人芝居は初の試みとなる。また、この公演は永井が主宰する二兎社と公立劇場5館が共同で制作する。5館は作品づくりをサポートし、制作資金の確保を二兎社と共に計画する。共同制作する劇場は、埼玉・富士見市民文化会館キラリふじみ、愛知・パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)、愛知・豊橋市民文化会館、岩手・盛岡市文化振興事業団(盛岡劇場)、福岡・北九州芸術劇場の5館。公演は10月13日(土)のキラリふじみを皮切りに、3か月にわたり全国15か所で巡演する。東京公演は10月26日(金)から11月7日(水)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演。チケットは一部を除き発売中。
2012年09月06日「愛しあってるかい!」「ひとつ屋根の下」など数々のテレビドラマの脚本を執筆しヒットを飛ばしてきた野島伸司が、初の舞台脚本を手がける。その舞台『ウサニ』の製作発表が5月17日に都内で行われた。会見では野島のほか、出演の溝端淳平、平野綾、真野恵里菜、高岡早紀と演出の永山耕三が登壇した。本作は、2003年に野島が発表した同名小説をもとに舞台化するもの。アマゾンで伝説のへびイチゴの精霊を捕獲した主人公の青年・コーゾーと、へびイチゴの精霊が宿ったウサギに似せたぬいぐるみ・ウサニ、そして謎の美女・レーコとの三角関係を描いたファンタジー恋愛ストーリー。「なぜ男は浮気をするのか」と「純愛」をテーマに、野島の独特なセリフで複雑な恋愛関係を描く。会見で野島は「実写でない分、世界観に制約がなく自分がファンタジー作家か?と思うほど自由に書けました。この作品が毎年公演できるよう、キャストの皆さんに頑張ってもらいたい」と余裕の発言。演出の永山も、野島ワールドの舞台化に「彼の言葉が生の舞台でどう生きてくるか楽しみ」と期待を寄せる。また、舞台上で使用する曲は小室哲哉が書き下ろすことも発表された。主人公のコーゾーを演じる溝端は「大先輩の俳優に野島さんの脚本は特別だと聞いていました。その脚本で主演を務められて光栄です。この舞台のテーマは若い僕にとって難しい題材ですが、野島さん、永山さんの胸を借りて頑張りたい」と意気込みを語った。記者から舞台に引っかけて“浮気”について質問されると「浮気も二股もしたことがないし、されたこともない」と男らしく断言する溝端に対し、レーコを演じる高岡は「浮気は当然ないです」と強調しつつ「(なぜ)男は浮気をするのか私もわからないのでこの舞台で勉強したい」と大人の発言で答えていた。ウサニ役は平野と真野のダブルキャストで演じる。平野は「今までは腹に一物のある役ばかり(笑)。純粋な役は初めてなので色んな意味で挑戦していきたい」とコメント。一方、真野は「役を通して真実の愛を知れたら」と恥ずかしそうに語った。また、ふたりの印象について溝端は「精霊役のイメージにぴったりで台本もスムーズに読めそう」と早くも稽古が楽しみな様子。高岡にも「美しく気さくな人」と好印象を抱いていたところ、高岡の「年下には興味がない」「息子と歳が近いから誘惑できない」との発言に気後れする場面も。さらに、理想の女性像を訊かれた溝端は「友達や家族を大事にする人がタイプ。年上、年下は関係ないです。ちょっとした所作に女性らしさがある人も好き」と明かした。公演は8月3日(金)から8月26日(日)まで東京・ルテアトル銀座にて上演。チケットは6月24日(日)より発売開始。取材・文:藤田正恵
2012年05月18日映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』が1月28日(土)に公開を迎え、主演の阿部寛を始め、新垣結衣、溝端淳平、松坂桃李、田中麗奈、三浦貴大、中井貴一、土井裕泰監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。東野圭吾の人気連作シリーズを一昨年の連続ドラマ、昨年のスペシャルドラマに続いて映画化。日本橋の麒麟像の下で息絶えた男性の殺人事件を追いつつ、人情派の刑事・加賀恭一郎が事件の被害者や関係者たちの背後に隠されたある“思い”をあぶりだしていく。念願の劇場版の船出に阿部さんは満足そう。劇場に足を運んだ観客に何度も「ありがとうございます」と感謝の思いを伝えると共に「より深い人間ドラマが完成したと思います。感無量です」と自信をのぞかせる。ヒロイン役で映画からの参加となった新垣さんは「実は(舞台の)裏に立っているときはあまり(公開の)実感が湧いてこなかったんですが、みなさんの拍手に迎えられてお顔を見たら『やっと今日だ』と感じ、胸が熱くなってます」と初日を迎えた感激を明かした。阿部さんとはドラマ「ドラゴン桜」で教師と生徒という関係を演じて以来、6年ぶりの共演となったが「6年前はこんな風にまた共演させていただけるとは思ってもいなかったです」と感慨を口にした。昨年放送されたスペシャルドラマ「赤い指」に続いての本シリーズ出演となった田中さんは、普段弱みを見せることがほとんどない加賀を唯一、やり込める看護士の金森を演じているが「今回は叱りつけてやりましたから!」と微笑んだ。一方、溝端さんはドラマ版に続いて加賀とコンビを組む松宮刑事役で、何かと加賀にイジられつつ、思わず笑ってしまうようなユーモアのあるやり取りを披露している。コミカルなシーンについて溝端さんは「阿部さんの胸を借りつつも、楽しくなって着地する気もないままにアドリブで掛け合いをしてました」と楽しそうに述懐した。松坂さんは中井さんの息子役を演じたが、劇中で登場する重要な意味を持つ折り鶴について「中井さんと2人で折ったものなんです。感じるものの多かった役で、周りの人間のこと、父親の存在についてなど考えるようになりましたが、それは中井さんが父親として存在してくださったから。中井さんなしでは(自身が演じた)悠人は考えられなかった」と改めて感謝の思いを伝えた。中井さんは少し照れくさそうに「桃李くんがいいヤツなので、2人で一生懸命折りました」とニッコリ。“父子”の絆を感じさせた。土井監督は、続編について尋ねられると「『また加賀を見たい』というみなさんの声があれば」と意欲を見せる一方で「松宮刑事が続編に出てくるかどうかは分かりません」と、溝端さんの降板を匂わせ当人を慌てさせていた。父から子への思いを伝える本作を通じて、阿部さんは自らを顧みる部分も多かったようで、この日の客席にも80歳を超える阿部さんの父親が訪れていることを明かし「最近、親父と話をすることが増えました。戦争の頃の話なんかをしてくれるんですが、いまになってもっと早くにそういう話をしておくべきだったと感じています」と胸の内を語り、会場は温かい拍手に包まれた。『麒麟の翼~劇場版・新参者~』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:麒麟の翼~劇場版・新参者~ 2012年1月28日より全国東宝系にて公開© 2012映画『麒麟の翼』製作委員会■関連記事:『麒麟の翼』阿部寛インタビュー刑事・加賀を通して見る父への思い、後輩への思い阿部寛、東京・日本橋に凱旋!「第二の故郷」だと感謝しきりJUJUサプライズ熱唱に、阿部寛も感激このミステリーが泣ける!『麒麟の翼~劇場版・新参者~』試写会に10組20名様ご招待駆け引き上手な俳優No.1は藤原竜也!向井理、西田敏行らが上位にランクイン
2012年01月29日俳優の溝端淳平が、5月16日(月)より放送される「松屋」の新CMに出演。5月10日(火)に都内でCM発表会が開かれ、溝端さんは仕事も恋も全力投球の“肉食男子宣言”を行った。価格競争が激化する牛丼業界だが、松屋は5月16日(月)より「元気応援!丼フェア」として牛めし並盛を通常より80円引きで業界最安値の240円で販売。ほかにビビン丼を90円引きの340円、キムカル丼を100円引きの340円で提供する。これに合わせての新CMに溝端さんが出演することになった。CMでは、溝端さんが五尺サイズの巨大な和太鼓を打ち鳴らし、牛めし、ビビン丼、キムカル丼を豪快にかきこむ。和太鼓は元々、溝端さんが芸能界デビューを果たすきっかけとなった「JUNONボーイコンテスト」で披露した得意技。手にマメを作りながらの撮影となったそうだが「和太鼓の音は日本人の心、男心を刺激してくれる。血が騒ぎます!」と興奮気味に語る。撮影では丼を「9杯くらい食べた」そうだが「食べるというより、かきこむという感じで『そう来たか』という言葉はアドリブ。本音が出ています」と明かしてくれた。この日は溝端さんが“肉食系”か“草食系”かを判定するテストも行われ、「仲間と語り明かしたことがある?」、「波乱万丈の人生を望む?」といった問いに○×で回答した。気になる結果は「肉食度80%」ということで、これには溝端さんも満足そう。「肉食男子宣言」と書かれた巻物を広げ「100%肉食系男子を目指します!」と力強く宣言。「“草食男子”という言葉が聞かれるようになって、『何だそれ?』って思ってました。肉食じゃなきゃ戦えない!」と続けた。その後、集まった報道陣の取材に応じた溝端さん。100%どころか「120%、200%の肉食男子を目指したい」とさらに自らのハードルを上げていく。「そうなると野獣ですね」という報道陣の声に、笑顔で「いつか“野獣俳優”と呼ばれたいですね」とも!仕事の上ではもちろん、恋愛面でも、フラれても何度でもアタックすると“肉食”ぶりをアピール。理想の女性を問われると「純和風のやまとなでしこの女性。一歩引いて付いてきつつも支えてくれる人がいいですね」と明かしてくれた。松屋の新CMは5月16日(月)よりオンエア。同日より「元気応援!丼フェア」もスタートする。■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平、教習所デビュー誓う大野いとはマッチョ男とのデートを希望!『高校デビュー』英勉監督大人気漫画の映画化、最大のこだわりは“LP”!大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々溝端淳平、菅田将暉らがメッセージ!塚地「ボケ宣言」も一発ギャグは…溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?
2011年05月10日4月1日(金)に公開を迎えた『高校デビュー』の舞台挨拶が翌2日(土)に行われ、溝端淳平、大野いと、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江(AKB48)、増田有華(AKB48)、そして英勉監督が登壇した。河原和音の人気漫画を原作に、高校で恋に生きると決めた少女・晴菜(大野さん)が、クールなモテ男・ヨウ(溝端さん)の指導の下、恋人を作るべく奮戦する様を描いた青春ストーリー。溝端さんが開口一番「キュンとしましたか?」と観客に問いかけると、満員の客席からは大きな拍手と歓声が上がり、これには一同、感激した様子。作品にちなんで、これから“デビュー”したいことは?と尋ねられると、溝端さんは「22歳なのに免許持ってないので…」と“教習所デビュー”願望を明かした。「やっと事務所に『取っていいよ』と言われたのに、取れるようなスケジュールを組んでもらえず、『取れるもんなら取ってみろ』という感じなんですが…」と苦笑しつつ「(取ったら)ドライブや温泉旅行に行きたい」と語っていた。大野さんは「付き合ってみたい!」と“交際デビュー”宣言。これには観客以上に登壇している男性陣が色めき立ち、溝端さんがすかさず「どんな人と?どんな出会いがいい?」と質問。すると「バスとかで出会いたいです」、「ちょっと筋肉のある感じの人がいい」、「遊園地で観覧車やお化け屋敷に入ってイチャイチャしてみたい」と初々しさと意外性のまじった答えで会場を沸かせた。古川さんは「この春で大学を卒業して社会人デビューするので、大人っぽい遊びがしたい。オシャレなバーとか行きたい」。逢沢さんは「20歳になるので大人デビュー。お酒を飲んでみたいし、色気とかほしいですね」とコメント。また、本作で伝えたい思いは?という質問に菅田さんが「自由に、脳を柔らかくして笑ってほしい」と言葉に力を込めた。宮澤さんは「4月ということで新しい生活を迎える人もいると思いますが、楽しめるかどうかは自分次第」と語り、一歩を踏み出すことの大切さを強調。増田さんはソフトボールの練習をふり返り「やった分だけ返ってくると感じた。踏み出すことで変化があるんです!」と語りかけた。最後に溝端さんは「先月、悲しい出来事があり、苦しんでいる方も多くいらっしゃいますが、でもそこで人のすごさ、底力を感じて僕が勇気づけられました。このタイミングで映画が公開されることは、『この映画を通して何かしなさい』という天命だと感じています。こんなときだからこそ、信じ合って助け合っていければ、と思います」と呼びかけた。なお、この日も溝端さんらが着用していた劇中の衣裳はオークションに出品され、収益は被災者支援のために寄付される。『高校デビュー』は新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開中。『高校デビュー』溝端淳平&大野いとインタビュー■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:『高校デビュー』英勉監督大人気漫画の映画化、最大のこだわりは“LP”!大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々溝端淳平、菅田将暉らがメッセージ!塚地「ボケ宣言」も一発ギャグは…溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!
2011年04月04日4月1日(金)に公開となる『高校デビュー』に出演する溝端淳平、大野いと、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江(AKB48)、増田有華(AKB48)、岡本玲、塚地武雅(ドランクドラゴン)が一堂に会し、東日本大震災の被災者に向けた応援メッセージを発表した。河原和音の同名人気マンガを映画化した本作。高校で恋に生きることを決めた晴菜(大野さん)が、学校一のモテ男・ヨウ(溝端さん)の指導の下、恋人を作るべく努力する姿を描く。公開を前に開催が予定されていたプレミア試写会の代わりに、今回、キャスト陣が応援メッセージを発表することになった。最初にマイクを握った溝端さんは神妙な面持ちで「映画やTVを通じて『元気をもらった』、『勇気をもらった』と言ってもらえることが、この仕事をしていて一番良いことです。何かを伝えることができる場を与えられた人間は、いまこそ何かを伝えることが使命と思っています。少しでも笑顔を届けるきっかけになれば」と挨拶。大野さんは「私にできるのは節電や募金など小さなことばかり。でもその小さなことをみんなで大きなことに変えられる」と支援を訴えた。菅田さんは「俳優として“伝える”ということが自分にできること」と語り「決してひとりではありません。大変だとは思いますが、信じて、前向きに元気に笑ってほしい」と呼びかけた。逢沢さんは「できることからお手伝いさせてください。そして、みなさんの力を貸してください」と悲痛な表情で語った。宮澤さんも「小さなことでもたくさんの人が同じ気持ちになれば大きな力になる。力を合わせてみんなで明るい日本に戻せたら」と団結を呼びかけた。増田さんは「『頑張ってください』とは言いません。負けずに前を向いてください!」とエール。古川さんも「個人でできることは微力ですが、みなさんが一日でも早く元気になることをお祈りしています」とコメント。岡本さんは、本日行われた春のセンバツの東北高校(宮城県)の奮闘に触れ「逆にみなさんの姿に元気をもらいました。それ以上に私たちが元気を届けなければとひしひしと感じました」と述べた。そして、「僕らが落ち込むのではなく元気にならなくては」と語った塚地さんは「1回でも多くボケたい」と決意表明。早速、一発ギャグとして「オシャレな人のくしゃみ!ファ、ファ、ファッショナブル!」とやるも、微妙な笑いが…。いや、それでも心意気は、日本中に伝わったはず?この日もキャスト陣が着用していた劇中の衣裳がオークションに出品され、収益が寄付されることも発表された。溝端さんは「僕が着ていたものなんかでよければ…」と恐縮しつつ、最後まで被災者支援を強く訴えていた。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。『高校デビュー』溝端淳平&大野いとインタビュー■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」恋に笑い、悩み、突っ走る!『高校デビュー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント
2011年03月28日映画『高校デビュー』の完成披露試写会が2月8日(水)、都内で開催され、主演の溝端淳平に本作で女優デビューを果たす大野いとをはじめ、菅田将暉、古川雄輝、逢沢りな、宮澤佐江(AKB48)らフレッシュな共演陣に英勉監督、そして原作者の河原和音が舞台お挨拶に登壇。バレンタインにまつわるエピソード&大野さんから溝端さんへのサプライズ・バレンタインチョコに客席は大きな盛り上がりを見せた。原作は累計590万部を超える人気コミック。恋に恋する女子高生・晴菜(大野さん)が、学校一のモテ男・ヨウ(溝端さん)のコーチングを受けて、何とか恋愛を成就させようと奮闘する姿を描く。割れんばかりの大歓声に迎えられて、溝端さん、大野さんらが登場。溝端さんは開口一番「みなさん、恋してますか?」と軽快に挨拶。一方、この日の舞台挨拶が“舞台挨拶デビュー”となる大野さんは、さすがに緊張した様子で「今日は、来てくださってありがとうございます。ぜひ、楽しんで観てください!」と初々しく呼びかけた。バレンタインが近いとあって、男性陣にこれまでのバレンタインの思い出を聞いてみると菅田さんは「実は僕、映画のモテコーチみたいに、バレンタインで友人をくっつけたことがあるんです。あれこれ画策して、3日寝ないで手を回して告白させました」と誇らしげに語り、これには溝端さんも「お前、めっちゃいいヤツじゃん!」と感心しきり。古川さんは「僕はチョコが苦手なんですが…相手の方がそれを知っていて、クッキーをくれたことがありました」と甘い思い出話を披露。そして溝端さんは「僕は甘いもの大好きなんですけど、『甘いもの苦手なんだよね』と言ってみたくて、そう言ってたらその年のチョコはゼロでした…(苦笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。一方、女子軍団は今年はだれにあげる?という質問され、宮澤さんは意味ありげに男性キャストの前をグルリと歩き回った後で、「今年は(AKB48の)メンバーから私がもらおうかと思います」とニンマリ。逢沢さんは「大好きなお兄ちゃんとお父さんにあげようかと。今年は手作りでマフィンを作ろうと思います!」と宣言し、男性陣は羨ましそうな視線を向けていた。そして、大野さんは「お世話になったみなさんにあげようと思うのですが…実は今日、お世話になった溝端さんに作ってきました」と恥ずかしそうに懐からチョコの包みを取り出し、溝端さんに手渡した。これには一同、びっくり!溝端さんは「すごく嬉しい。生きててよかった」と感激した面持ち。ホワイトデーのお返しも楽しみなところだが…。なお、本作のスピンオフ作品としてau携帯配信の「LISMOドラマ」で、3月4日(金)より全5話で「高校デビュー〜デビュー直前集中講座〜」が配信されることも決定。モテコーチ・ヨウと助手の高橋真巳(宮澤さん)による“集中講座”が開講するというのだが、その内容やいかに?映画公開前に話題を呼びそうだ。映画『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:恋愛女子にエール!沖縄出身の新人バンド『高校デビュー』主題歌でメジャーデビュー『高校デビュー』にAKB宮澤佐江&増田有華、逢沢りな、菅田将暉ら若手俳優陣出演溝端淳平、主演作『高校デビュー』がクランクアップ「恋がしたくなった」溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2011年02月09日TVアニメ&劇場版が15周年を迎える「名探偵コナン」。これを記念して、溝端淳平と忽那汐里をキャストに迎えて実写ドラマ第3弾が放送されることが決定!さらに、15作目となる劇場版『名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)』に、戦場カメラマンの渡部陽一がゲスト声優として出演することも発表された。原作は1994年から「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載が開始され、これまで単行本は70巻を数える、国内でも有数の人気長寿漫画。1996年にはTVアニメもスタートし、その後、劇場版は14作品公開され、シリーズの累計興行収入は371億円を超える大ヒットシリーズとなっている。また、過去2度にわたってスペシャルドラマとして実写化されており、そのときは主人公の工藤新一を小栗旬が、ヒロインの毛利蘭を黒川智花が演じたが、今回、キャストを一新して第3弾が製作されることに。物語は完全オリジナルストーリーで、設定は新一が黒ずくめの組織に薬品を飲まされ、体が小さくなる100日前。マヤ文明の伝説とよく似た伝説が語り継がれる十五夜村という村で発生する大鳥伝説になぞらえた連続殺人事件の謎に新一が挑む!溝端さんにとってアニメ「名探偵コナン」は物心ついた頃から見ているなじみ深い作品とのこと。「アニメが始まったのが6歳なので、ちょうどTVを見始めて、覚えている記憶の中で一番古いアニメ。それを自分がやるというのは責任重大というか、コナンを好きな分、コナンを見て育ってきた世代の分、初めて聞いたときはすごくプレッシャーを感じましたね。でも、嬉しいです。この世界に入って4年ですけど、自分が昔から見てきたアニメの実写版をやるというのはすごくありがたいですね」と思い入れと喜びを語る。忽那さんは、男勝りの性格だが、想いを寄せる新一に気持ちを伝えられない女の子、蘭という役について「個人的に蘭はとても等身大の女性と感じています。等身大の女性というのは結構、難しくて、声も声優さんと違いますし、なるべく感覚的なところで見ている方がひとつでも共通点を抱いてくれればなと思っています」と語った。2人は今回が初共演となるが「パッと会っただけですけど、しっかりしてるなって印象でしたね」(溝端さん)、「メディアで拝見する印象しかないですけど、とても好青年、明るい方だなと思いますね」(忽那さん)とそれぞれの印象を語る。さらに溝端さんは「今回は、新一と蘭が離れる前の話で、このまま行ったら付き合っちゃうんだろうなっていう2人の関係性を楽しんでもらえたら良いですね」と恋愛部分の見どころをしっかりアピールしてくれた。そして、第15作目となる劇場版『名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)』のゲスト声優に決まった渡部さんは「戦場カメラマンですが、声優業に全身全霊をもって挑んでみたいです。自分は戦場カメラマン故に、声優の世界はまさに未知との遭遇であります。あまりにも緊張してしまうので普段通りの渡部陽一として挑んでみたいと思っています」と意気込みを語る。今回、渡部さんが演じるのは刑事役。雪原×巨大ダムを舞台に、様々な事件が絡み合う本作で、渡部さんはどんな刑事を演じるのか?果たしてその口調は?ドラマ版、劇場版共に目が離せない!実写版スペシャルドラマは4月放送。劇場版アニメ『名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)』は4月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:名探偵コナン沈黙の15分(クォーター) 2011年4月16日より全国東宝系にて公開© 2011 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2011年02月09日映画『高校デビュー』の撮影がこのほど無事終了し、主演の溝端淳平、本作で映画デビューを果たした大野いとのコメントが到着した。河原和音による人気漫画の映画化作品で、中学時代を部活一筋で過ごした晴菜(大野さん)が高校では恋に全てをささげることを決意し、校内No.1のモテ男のヨウ(溝端さん)に“モテコーチ”になってもらい、理想の恋を求めて奮闘する姿が描かれる。先月6日にクランクインし、関東近郊を中心に約1か月にわたる撮影が行われてきた。11月7日(日)、大野さんのシーンで撮影オールアップを迎えたが、先日3日(水・祝)にすでにクランクアップしていた溝端さんも現場に駆けつけてサプライズで大野さんに花束を贈呈。これには大野さんも大感激の様子だった。溝端さんは大野さんについて「いとちゃんは本当に一生懸命で、素直でほっとけない人柄でしたので、みんながいとちゃんのために何かしてあげよう!と現場はいつも温かい空気に包まれていました。今回、自分が引っ張っていかなきゃっと思っていましたけど、現場の空気作りはいとちゃんがしてくれていたと思います。おそるべし15歳という印象ですね(笑)。このまま変わらずに、ピュアないとちゃんでい続けてほしいです」と“兄”のような温かいコメント。自身は、6キロ減量し毎日数ミリ単位で髪の毛をカットしてヨウという役に臨んだが「主人公のヨウをやるのはプレッシャーでした。すごくかっこいいし、かなりの覚悟が必要だろうなと思っていました。演じる中でヨウに近づけたと思いますし、自然と『高校デビュー』そのもののファンになりました。また、高校生に戻りたいな、恋がしたいなって思わせてくれる映画でしたので、作品の中でも活きてくれれば嬉しいです」とその思いを語ってくれた。一方、初めての映画の仕事を終えた大野さんからは「1か月間本当にあっという間でした。みなさんと仲良くなれて、撮影は毎日本当に楽しくて、今日で終わってしまうのがすごく寂しいです。夏休みから本読みやソフトボールの練習をたくさんしてくださり、本当にありがとうございました!」とのコメントが寄せられた。これまでになく超2枚目&クールに決めた溝端さんと天然・熱血少女を体当たりで演じたフレッシュな大野さん。果たして仕上がりは?そして晴菜の恋の行方は?『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月09日俳優の溝端淳平が主演し、期待の新人・大野いとが女優デビューする映画『高校デビュー』の撮影現場がこのほど、都内の高校旧校舎で初めて公開された。漫画家・河原和音による、単行本全13巻(集英社刊)で累計580万部突破した同名コミックの実写化で、部活一筋の中学時代を送った長嶋晴菜(大野さん)が、彼氏を作って“高校デビュー”するため、男ウケを知り尽す超イケメン高校生・小宮山ヨウ(溝端さん)の恋愛コーチを受ける、という物語。監督は、『ハンサム★スーツ』の英勉。この日は学校内の廊下で絡むシーンや授業風景などを収録。学校一モテるクールな二枚目という役どころに初挑戦の溝端さんは、関係者から「ヨウがそのままいるよう」と声が上がるほどなりきっており、撮影も順調にこなした。「僕の中では全てが二枚目って究極のボケ。こっぱずかしいと思ったけど、吹っ切ったら楽しい」と気持ちもノッている様子。撮影前に約6キロ減量し、髪型も毎回数ミリ単位でカットするなど、役作りも完璧だ。一方、“映画デビュー”を果たした大野さんは、「初日はすごく緊張して顔が引きつりましたが、1週間くらいで楽しいと感じてきました」とちょっぴりぎこちない表情。肩に力が入りがちという後輩に、溝端さんは「テストの段階から握り拳になっていたりするので、『そこはいいんだよ』って言ってあげたり。力の抜きどころが分からないと思うんです。だから教えてあげたくて」と劇中のモテコーチから現場のコーチまでを務めている。タイトルにちなみ、自身の“高校デビュー”について、溝端さんは「高校2年のときにジュノン(・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞)でデビューして、3年で俳優デビューしたから、ホントに高校デビューっていうのかな。それが一番大きな出来事ですね。人生も変わりました」としみじみ。来年4月に高校生になる大野さんは「たくさんの友達を作って楽しく過ごしたい」と胸を膨らませた。それぞれの“恋愛デビュー”を尋ねると、溝端さんは「小学校3年のときに初恋をして好きな女の子ができて、それから3年間好きで、好きな相手を聞いたら俺で。付き合うとかはなかったんですが、デビューをしました。あれがピークであとは下り坂です」と照れ笑い。大野さんは「まだちゃんとした恋愛をしたことがないんです。高校生になったら恋をしたいです」と晴菜が抜け出したような笑顔。一方で「小学校のときは2週間に一回好きな人が変わっていました」と話し、溝端さんを「えっ!?」とビックリさせていた。10月6日にクランクインし、関東近郊ほかで現在、撮影中。まもなくクランクアップ予定。『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月04日映画『君が踊る、夏』(香月秀之監督)の初日舞台挨拶が9月11日(土)、東京・銀座の丸の内TOEI1で行われ主演の溝端淳平、共演の五十嵐隼士、DAIGO、ヒロインの木南晴夏らが出席した。高知を舞台に、5年ぶりに一時帰郷したプロカメラマン志望の青年・新平(溝端さん)が、元恋人の香織(木南さん)の妹で難病に冒された少女・さくら(大森絢音)の夢を叶えるため、親友の司(五十嵐さん)らとひとつになり、よさこい踊りに情熱を注ぐ姿を描く物語。溝端さんは「この映画はたくさんの人に支えられてできた。僕は主演なんだけど、いままでで一番、人にお世話になった。感無量です」。木南さんは「この日が待ち遠しくて、やっと迎えられて嬉しい」と感極まって涙をポロリとこぼすなど、それぞれ感激しきり。前日に高知で舞台挨拶に立ち、この日の早朝、帰京したという五十嵐さんは「高知はすごい盛り上がっていました」と報告した。一方、新平の先輩役で映画初出演を果たしたDAIGOさんは「よさこいウィッシュ!半端ないんで」と軽妙トーク。司会者から役との共通点を聞かれると、「役作りに悩んでいたら、監督から『そのままでいい』って言われたので、共通するところは多いですねぇ。チャラチャラしているけど熱い奴なんで」と自然体の演技をPR。溝端さんはDAIGOさんとは撮影以来、約1年ぶりの再会ながら「1週間前に会ったような感じ」と親しみを寄せ、「DAIGOさん、いい加減そうに見えちゃうかもしれませんが、すごく真面目でお芝居に真摯に向き合っていて、素敵な人です」と絶賛。DAIGOさんは照れ笑いしながら「ぶっちゃけ、テンパっているときがあったんですが、淳平くんが話しかけてくれて、助かりました」と感謝の気持ちをお返し。男の友情をにじませる爽やかなやりとりで、会場の温かい笑いを誘っていた。『君が踊る、夏』は全国東映系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:君が踊る、夏 2010年9月11日より全国東映系にて公開© 2010「君が踊る、夏」製作委員会■関連記事:溝端淳平鳥越俊太郎に触発され「チャリティ伝えるのも俳優の使命」溝端淳平インタビュー『君が踊る、夏』映画初主演のプレッシャーを乗り越えてあなたの夏エピソードを大募集!『君が踊る、夏』女子大生限定試写会に25組50名様ご招待溝端淳平共演女優に「完璧フラれました」東方神起の主題歌フルコーラス入り特別DVD付き『君が踊る、夏』前売り券発売決定
2010年09月11日映画『君が踊る、夏』(香月秀之監督)のがん克服をテーマにしたチャリティ・トークイベントが9月8日(水)、東京・銀座の東映本社で行われ、主演の溝端淳平、共演の子役・大森絢音、ジャーナリストの鳥越俊太郎が出席した。実話を基に、東京から故郷の高知に一時帰京した青年・新平(溝端さん)が、元恋人の妹で小児がんを発病しながら「よさこいを一緒に踊りたい」と願う少女・さくら(大森さん)の思いに応えるため、よさこい踊りに情熱をぶつける姿を描く物語。テーマにちなみイベントは、財団法人「がんの子供を守る会」とコラボレーションしたもの。2005年からがんとの闘病歴を持つ鳥越さんは、「4回もがんの手術をして依然、元気でいるので、『ぜひ観てください』とお誘いがあり、喜んで観た」と挨拶し、午後5時半過ぎからのイベントと、自身がテレビ朝日系の朝の情報番組「スーパーモーニング」のレギュラーを務めていることを引き合いに「朝が早いので普段、大体寝ようかな?って時間帯で夕方は仕事を入れないようにしていますが、今日は特別。命に関わる内容ですから、私が来ないとダメだろうと思い、来させていただいた」とジャーナリストらしい使命感を軽快な調子で口にし、場を和ませた。同作の感想を司会者から求められると「非常に爽やかで心が洗われ、励まされた」と柔和な笑顔。「人間には免疫力があり、私は高いステージで保っている。それは楽しいこと、やりたいことがあるから。さくらちゃんの場合も、よさこいを踊りたいという一途な思いが免疫力を高めている。私は今年70になりましたけど、やってこなかったことをやろうと思う」と観客約50人へ力強く語りかけた。同作の公開劇場には、同財団が設立したゴールドリボン基金への募金箱が設置される予定。鳥越さんの話に真摯に聞き入りつつ溝端さんは「チャリティってあまり参加したことがなかったけど、こういうことを伝えるのは俳優としての使命だと思う。やりがいのある仕事だと改めて思った。この映画でチャリティの後押しができれば」と“使命感”をかみしめていた。映画『君が踊る、夏』は9月11日(土)より全国東映系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:君が踊る、夏 2010年9月11日より全国東映系にて公開© 2010「君が踊る、夏」製作委員会■関連記事:溝端淳平インタビュー『君が踊る、夏』映画初主演のプレッシャーを乗り越えてあなたの夏エピソードを大募集!『君が踊る、夏』女子大生限定試写会に25組50名様ご招待溝端淳平共演女優に「完璧フラれました」東方神起の主題歌フルコーラス入り特別DVD付き『君が踊る、夏』前売り券発売決定東方神起の主題歌に乗って溝端淳平が舞う!『君が踊る、夏』特報到着
2010年09月08日人生の中で転機は何度か訪れるものだが、俳優・溝端淳平にとって、主演映画『君が踊る、夏』がひとつの転機になったことは間違いないだろう。若手の注目イケメン俳優であることは以前と何ら変わりはないが、演じること感じることの喜び、そして周りに生かされているという気づきを得た彼は、役者として確実に一歩前進した。しかも大きな一歩だ。──初の単独主演作となる『君が踊る、夏』では華麗なよさこい踊りを披露していますが、よさこい祭りを再現したシーンでは、ほんとにいい表情を見せていましたね。「祭り魂は誰にも負けない自信があるんです(笑)。でも、纏(まとい)自体が2メートルもあるので、大きな踊りをしないと旗を振っているというよりも振られているように見えてしまう。五十嵐(隼士)くんとのタイミングとか、旗の角度とか、力加減とか、見せ方が難しかったですね。正直、あそこまで難しいとは思っていなくて…。さらに、僕が(高知入りして)参加したときは、“いちむじん”のチームのみんなはすでに出来上がっていたので、撮影が終わってから深夜に練習してという、ハードな練習の日々でした」。──しかもクライマックスのよさこい祭りのシーンに用意されたのはたった2日間だったとか?「そうなんです。この映画での僕の一番の敵はプレッシャー。こんなに大きな作品で主役をやらせてもらうのも初めてだし、よさこいという伝統のある祭りであることも初めて。おまけに高知に行ったときの期待度も大きくて。主役なので当然シーンの数も、寄りのシーンも多い。時間のないなかでどれだけ力を発揮できるかという…」。──だからこそ、踊り終えたあとの感動も大きかった?「ほんとに。祭りのことだけ考えて、芝居のことだけ考えて、作品に没頭していたので、達成感はもちろんありました。ただ、僕よりも2〜3か月前から練習を重ねて踊ってくれたみなさんがいて──。撮影上、僕は特別な角度から撮ってもらったりしているわけですけど、祭りのシーンの撮影の2日目は必要なシーンだけ撮影をしたので、通しで踊ることができなかったんです。予定の時間は過ぎていたけれど、このままじゃ終われない!と思って、プロデューサーの方に撮影とは関係なくみんなで通しで踊れませんか?と提案して。踊りきった後はもうみんな号泣でしたね」。──たしかに、あのシーンの一体感、ジーンと心打たれました。「そう感じてもらえたらよかったです。彼らと一緒に練習する時間があまりにも少なかったので、2日目のそのときに、ようやくひとつになれた気がしたんですよね」──夢と理想と現実のはざまで揺れ動く新平の心情にも感動しました。新平をどんな青年だと捉えて演じたのでしょう?「実は台本を読んだとき、特徴のない役だなって思ったんです。よく言えば透明感があるけれど、なんだか“無”な感じがしたんですよね」──突出したものがないキャラだと?「そう。おまけに新平のセリフには『…』が多くて、なかなかキャラがつかめなかった。けれど、高知に行ったときに、高知の土地から力をもらったというか──。新平はこの土地で成長したんだなと想像することで、どんどん核ができていったんです。また、監督(香月秀之)はカメラの前でアクションを起こそうとしなくていい、役の気持ちになってカメラの前に立つだけでいい、それがアクターだとアドバイスしてくれて。その言葉のおかけで新平ならどう感じるのか、どう考えるのか、役としての気持ちを最優先に考えることができた。だから、いまふり返っても、当時どういう芝居をしたのか自分では覚えていないんです。でも、NGテイクはなく、全て1発OKでした」。──NGテイクが一度もないってすごい!いままでそういう経験は?「ないない、ないです。それまではNGを十何回も出したりしていましたから。十何回NG出すってめっちゃヘコみますよ(苦笑)。共演者やスタッフの方に迷惑もかけるし。1年前くらいは本当に自信をなくしていたんです。だから今回、監督が(全てのシーンで)『オッケイ、オッケーイ!』って言ってくれるのが逆に不安で。本当に大丈夫なんですか?大事なシーンだけどいまので本当にいいんですか?って。でも完成した映画を観て、監督はちゃんと見ていてくれたんだなと、僕を信じてくれていたんだなと…感動しましたね」。※溝端淳平ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中シネマカフェSweet「人を幸せにする笑顔」(photo:Yoshio Kumagai/text:Rie Shintani)■関連作品:君が踊る、夏 2010年9月11日より全国東映系にて公開© 2010「君が踊る、夏」製作委員会■関連記事:あなたの夏エピソードを大募集!『君が踊る、夏』女子大生限定試写会に25組50名様ご招待溝端淳平共演女優に「完璧フラれました」東方神起の主題歌フルコーラス入り特別DVD付き『君が踊る、夏』前売り券発売決定東方神起の主題歌に乗って溝端淳平が舞う!『君が踊る、夏』特報到着東方神起が溝端淳平主演のよさこい青春映画『君が踊る、夏』主題歌に決定!
2010年09月03日映画『NECK ネック』の公開を前に相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太が参加してのイベントが東京・台場のJOYPOLICE(ジョイポリス)で開催され、相武さんらと観客に見守られる形で、事前の応募で選ばれた1組の男女の恋の公開告白が行われた。作家・舞城王太郎の原案を基に、お化けを作り出そうとする大学院生・杉奈と彼女の実験に巻き込まれた人々の恐怖の体験を描いた本作。先日よりジョイポリス内には、映画の恐怖を再現した3Dアトラクション「―お台場―生き人形の間」が設置されており、このコラボレーションを記念して今回のイベントが実施された。イベント前に4人は「生き人形の間」を実際に体験したとのことだが、意外にも(?)、4人の中で一番怖がりなのは栗山さん。途中で恐怖のあまり、付属のヘッドフォンを外してしまったとのことで「(怖がりであることが)実証されて残念です。怖いものに強そうというイメージを持たれることが多いんですが…」と苦笑い。その様子について男性陣からは「ずっと頭を抱えてて、大丈夫かな?と心配になった」(平岡さん)、「冷や汗かいてましたね」(溝端さん)といったコメントが発せられたが、相武さんは「男性陣はいかにも強そうなことを言ってますが、最初に暗い廊下を歩くとき『男性陣で先頭と一番後ろを歩いて、私たちを挟んでよ』と言ったら『じゃんけんで』とか言われて。溝端くんはじゃんけんで勝って真っ先に前から2番目をとって、結局、私が先頭を歩きました」とややふくれっ面で暴露。平岡さんらは少しバツが悪そうに苦笑いを浮かべていた。そしてこの日のメインイベント。映画にも登場する、お化けを生み出すという“新型ネックマシーン”が運び込まれ、事前の募集で選ばれた、“おともだち”の1組の男女が壇上へ。知り合って2か月という2人はすでに、イベント前に「生き人形の間」を体験済みで、恐怖を一緒に乗り越えて絆が深まったところでいよいよ告白タイム!自分で想いを伝えたい、という女の子の方がマシーンに入り、「好きです。付き合ってください」と告白し、男性も「はい、こちらこそお願いします」と答え見事、恋愛成就。心配そうに見守っていた相武さんらも喜びを爆発させた。中でも溝端さんは芸能リポーターのごとく「いつから好きだったの?」、「彼女の想いに気づいてたの?」などと根掘り葉掘り質問を繰り出し、会場の笑いを誘っていた。「胸キュンと恐怖のドキドキを一緒に味わえる夏にピッタリの作品」(相武さん)という『NECK ネック』は8月21日(土)よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開。ジョイポリス内の「―お台場―生き人形の間」は9月30日(木)まで営業。■関連作品:NECKネック 2010年8月21日よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010『NECK』製作委員会■関連記事:ファイル名がアナグラムに?舞城王太郎が編集の謎を呼ぶ『NECK』特別映像到着栗山千明が朗読した『NECK』ラジオドラマが未公開エピソードを加えて配信決定!お化けが生まれる仕組みを科学する?『NECK』特別映像が到着相武紗季、溝端淳平らがネック・マシーン除幕式でくいだおれ太郎と対面!舞城王太郎が『NECK』Twitter上で新小説の連載をスタート!
2010年08月10日映画『君が踊る、夏』の完成報告会見が7月13日(火)、東京・千代田区の東京會舘で行われ、主演の溝端淳平、共演の五十嵐隼士、木南晴夏らが出席した。カメラマンを目指し東京で修業中の若者・新平(溝端さん)らが、5年ぶりに帰郷した故郷の高知で難病を患った少女(大森絢音)の願いを叶えるため、よさこい祭りに情熱を注ぐひと夏を描く物語。ひと夏にひっかけ、この夏、共演の女性キャストとデートをするなら誰としたい?と聞かれた溝端さんは「間違いなく絢音ちゃん。本当に真っ直ぐで可愛いしシッカリされている」と即答。「でもさっき、旅行一緒に行く?って聞いたら、『2人はダメよ』って」と“振られた”ことを告白。11歳の絢音ちゃんは、「嬉しいけど、ちょっと年の差があり過ぎる」とバッサリ。21歳の溝端さんは「10歳上だと先に死んじゃうから寂しいって言うんです…玉砕しました。完璧フラれました」と残念そうな表情。会場の笑いを誘った。劇中、新平と新平の地元の親友・司(五十嵐さん)と、新平の恋人で少女の姉・香織(木南さん)の5年にわたる恋の三角関係が展開。自分だったらどう行動する?との質問に、溝端さんは「新平は親友に(香織を)取られたと思って上京しますが、僕なら(香織から)ハッキリ聞かされるまで信じない。ハッキリさせたいです」。香織に5年間、想いを寄せ続ける役どころの五十嵐さんは、「司と一緒で、親友の好きな相手でもおかまいなしにガツガツいっちゃう。でも5年はちょっと…2年くらいでめげますね」と苦笑い。木夏さんは「彼の親友にまで好かれるのは重い、面倒臭い、難しいですね」とサバサバした口調で話していた。ほかに、高島礼子、香月秀之監督が出席。『君が踊る、夏』は9月11日(土)より全国東映系にて公開。■関連作品:君が踊る、夏 2010年9月11日より全国東映系にて公開© 2010「君が踊る、夏」製作委員会■関連記事:東方神起の主題歌フルコーラス入り特別DVD付き『君が踊る、夏』前売り券発売決定東方神起の主題歌に乗って溝端淳平が舞う!『君が踊る、夏』特報到着東方神起が溝端淳平主演のよさこい青春映画『君が踊る、夏』主題歌に決定!“好青年”返上?溝端淳平が携帯ドラマで初の不良役に挑戦ヒロインは蓮佛美沙子来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!
2010年07月13日