シアターコクーンの芸術監督である松尾スズキが、就任時から構想していた若手のための学び場COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』がいよいよ始動!新しい年度が始まった4月1日、オーディションを勝ち抜いた18歳から28歳の総勢24名が揃い、第1期生の開講式が行われた。地方から夢を抱いて上京してきた者、小劇場の劇団員、元市役所職員などなど、受講生のバックグラウンドはさまざま。中には三代続く家業の跡取りだった……という男性もいて、人生いろいろ、各々の思いを胸に、全員が初々しく晴れがましい表情を見せていた。これから1年間、シアターコクーンとゆかりの深い演劇人を講師とし、基礎と創作と発表を組み合わせたレッスンに励む。開講式では常任講師一人ひとりから歓迎の温かい言葉が送られ、受講生たちが真剣に聞き入る場面も見られた。講師のコメントは以下。■松尾スズキ(主任/演技基礎)僕がシアターコクーンの芸術監督に就任する条件のひとつとして、「スクールをやらせてほしい」という約束がありました。ただ初年にコロナ禍が始まり、ようやく収まってきたところで劇場自体が休館となり……結果こんなタイミングになりましたが、やっとスタートできます。一言お伝えしておきたいのは、決して劇場が休み中の穴埋め企画ではありません!何年も準備、構想していた企画に一流の講師の方が集まってくださり、1年間通して学べる機会は、とても刺激的で恵まれたことです。皆さんもったいないので、どうぞ休まないでください。■杉原邦生(演技基礎)僕は大学で演劇を始めました。そこには個性の強い演劇人の皆さんが揃っていて、一見全く統一感のない授業を受けて……当時はすごく頭がぐちゃぐちゃになったんです(笑)。でもそうした選択肢の幅が広い環境だったからこそ、自分がやりたいこと、表現したいことを見つけられた気がしています。ですから皆さんもぐちゃぐちゃになりながら、何かを見つける1年にしてください。年度末の卒業公演では演出も手掛けます。なんと松尾スズキさんの書き下ろし新作。僕自身が興奮しています。みんなで頑張りましょう。■オクイシュージ(演技基礎)僕は皆さんに、演劇で使える身体のキレを叩き込みたいと思っています。あと重要なのが、演劇における笑い。ここを正面から教える俳優養成所ってなかなかないんです。自分もかつては養成所に通っていましたが、50人程いた同期で、今も活躍しているのは平田敦子さんぐらい。そのくらい狭い門なんです。俳優は声がかからなかったら無職状態。どうぞ皆さん、たくさんの演出家、制作陣から信頼される、声がかかる俳優になってください。■ノゾエ征爾(演技基礎)僕は大学を卒業後にENBUゼミ第1期「松尾スズキクラス」を受け、松尾さんのもとで1年間学びました。その卒業公演の稽古で松尾さんがボソッと「君たちよりも俺は演劇を愛している」と仰った一言にズンときたんですね。そこから26年を経て、松尾さんが当時仰っていた「愛している」に僕は到達できているんだろうか?こうしてそばにいると、「まだ到底追いつけていないんじゃないか?」と考えたりもします。まだまだ僕も「これから次世代を担いたい」と思っていますので、一緒に頑張りましょう。■藤間貴雅(日本舞踊・所作指導)皆さんと同じ年頃、大学1年の時に下北沢ザ・スズナリで松尾さんの『ふくすけ』と出会い、それ以降大学の先輩たちの芝居が全部つまらなく感じるほどの衝撃を受けました。それから何十年も経て仕事でご一緒した際、松尾さんが「所作って大事だよね」と仰ってくださった嬉しさ!こうしてクラスに組み込んでくださったことを、古典芸能の人間として感謝しております。光を当てていただく貴重な機会をいただくわけですから、その効果を皆さんに実感いただけるアドバイスができればと思っております。■振付稼業air:man(ダンス指導)皆さんみたいに上手にお喋りできないので、一言だけ。こうして皆さんは、チャンスを掴みました。これを生かすも殺すも皆さん次第です。さまざまな講師の皆様がいらっしゃいますし、われわれ「振付稼業air:man」のメンバーもたくさんいます。レッスンのたびに講師が変わります。しかも、あらゆるジャンルの踊りを学んでもらいたいと考えています。どうぞ心して準備しておいてください。■蔵田みどり(発声・歌唱指導)料理の「さしすせそ」のように、皆さんには表現力を豊かにするための「ほかほか」という言葉を心に留めていただきたいです。「ほ=褒める(自分ができたことを褒める)」「か=書く(習ったこと、感じたことを日記のように日々記す)」「ほ=ほかす(こだわり、頑なさ、プライドを捨て、次のステップに進みやすくする)」「か=可愛がる(いい音を聞く、美味しいものを味わうなど五感を可愛がってエネルギーチャージし、直感を得やすくする)」……こうしたことを実践しながら、たくさんの楽しい経験をし、成長したと実感できる1年を過ごしましょう。なお上記の常任講師に加え、ゲスト講師として、井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演技メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣、アクション)といった、演劇界の第一線で活躍する豪華な面々も迎え、各ジャンルの特別ワークショップも開催予定。その他、受講生はコクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが与えられる。1年間の総決算である発表公演(有観客)は2025年3月。松尾が書き下ろす最新作を、杉原邦生が演出。松尾が若者の集団にどんな作品を書くのか、その内容にも注目だ。演劇界の未来を担う新たなスター誕生に、早くも期待が膨らんでいる。文:川添史子撮影:宮川舞子<企画概要>COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』【常任講師】松尾スズキ(主任/演技基礎)杉原邦生(演技基礎)、オクイシュージ(演技基礎)、ノゾエ征爾(演技基礎)藤間貴雅(日本舞踊・所作)、振付稼業air:man(ダンス)、蔵田みどり(発声・歌唱)【ゲスト講師】(五十音順)井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演劇メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣・アクション)【第1期生 活動期間】2024年4月1日~2025年3月31日【発表公演】(タイトル・詳細未定)脚本:松尾スズキ演出:杉原邦生出演:コクーン アクターズ スタジオ第1期生日程:2025年3月中下旬(予定)場所:Bunkamuraシアターコクーン公式サイト:
2024年04月11日更年期なんて言葉はまだまだ未来の話だと思っていたのですが、あっという間に突入してしまいました。気持ちはまだまだ若いつもりなのですが、体は正直で50代に差し掛かりさまざまな不調を感じるようになりました。私が更年期症状を緩和のためにおこなったことを紹介します。更年期真っただ中更年期と自覚するようになったのは、49歳のころからです。心身ともにいろいろな症状が出始めました。症状は人によってさまざまだと聞きますが、私の場合は以下のような症状が出ました。朝、目が覚めてもなかなか起き上がれない仕事に行く元気が出ない動悸ホットフラッシュカッとのぼせる気がするぼーっとして仕事でミスをしてしまう不安な気持ちに突然襲われる目が乾く(ドライアイになってしまう)食後やたら汗をかく急にイライラしてしまう料理をするのが本当に面倒時々「揺れた?」ということがある鏡を見ると落ち込む同期だった友人に話を聞いたりするうちに、「更年期」というワードが出てきて婦人科へ行くことにしました。婦人科で漢方薬の処方とプラセンタを注射婦人科は女性専門(付き添いでも男性は外で待っています)の女性の先生だけのところに通っています。同じ女性の先生のほうが、気持ちをわかってもらえると思い、ネットで調べて見つけた病院です。とても気さくで同じ犬好きの先生ですし、信頼して通っています。「そろそろ子宮頸がん検診もね〜」など提案してくれるのもうれしいです。婦人科には2カ月に1度通い、漢方薬の処方とプラセンタ注射をしてもらっています。漢方薬は血の巡りを良くする効果がある「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」を毎食後2袋(6粒)服用しています。漢方薬は即効性は感じませんでしたが、漢方薬を飲み始めて半年ぐらいたったころ、少し体がラクになった気がしたので、続けて飲んでいます。私の更年期症状の場合、プラセンタ注射は毎日でも良いと先生に言われていますが、少し婦人科が遠いので2週間〜1カ月に1度は行くようにしています。私が打ってもらっているプラセンタ注射は更年期障害に保険適用しているので、1回500円というのもお得感を感じます。中には毎日、注射をしに来る患者さんもいらっしゃるそうです。プラセンタ注射を打った次の日の朝は、すっきり目が覚めるという効果を感じています。女性ホルモンと似た働きをするサプリも服用中漢方薬とプラセンタ注射に加えて、婦人科ですすめられた「エクエル」というサプリも飲んでいます。大豆イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをするというので、1カ月に1度購入して毎日飲んでいます。最初は婦人科で購入していましたが、市販されているため、私は定期お届け便で購入しています。飲むタイミングは特に決まっていないようですが、婦人科の先生は「寝る前がオススメ」と言われたので、寝る前に飲むようにしています。「エクエル」も飲むと体がラクになる気がします。また、婦人科の先生の友人も飲んでいると聞いたのが安心材料となり、飲み続けていますまとめ人生100年と考えると今はちょうど折り返し地点です。半世紀生きていますから自分の体や生活のことなど見直す良い機会でもあると、思うようになりました。そういえば婦人科の先生にも「お誕生月までには子宮頸がん検査もしましょうね」と言われていたことを思い出しました。いつも気にかけてくださる婦人科の女医先生には、感謝です。更年期と共存しながら、楽しいアラフィフの日々を送っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/takaramomo(52歳)2021年に歯科助手を退職し、現在はWebライターとして活動中。夫と生まれる前から反抗期の25歳の娘、宝物わんこの桃太郎くんが唯一の癒やし。好奇心旺盛なアラフィフゆえ寺・国内地理・城郭・日本茶・救急救命指導員・アマチュア無線など多数の資格を保持。
2024年04月06日更年期ケアの「ちぇぶら」発起人で、更年期トータルケアインストラクターの永田京子氏がSurfvoteで課題提起。更年期を正しく理解するための学校教育の必要性について寄せられたコメントを紹介します。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「中学校の義務教育で「更年期」を学ぶことを導入!あなたはどう思う?」というイシュー(課題)について3月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。中学校の義務教育で「更年期」を学ぶことを導入!あなたはどう思う?イギリスでは、中学校で「更年期」について教えることが義務化されています。しかし、日本では義務教育の中で月経や妊娠について学ぶことはあっても「更年期」について学ぶことはありません。個人により症状は異なるものの、「更年期」により、性ホルモンの低下から自律神経が乱れ、急に汗をかく、動悸がする、眠れない、うつ気分になるなど、心や体が思い通りに行かなくなることがあります。また「更年期離職」や「更年期うつ」など深刻なケースにつながるおそれもあります。家庭や地域をはじめ、「更年期」で辛い思いをする人たちを支えるために、日本でも中学校の義務教育で「更年期」を学ぶことは必要でしょうか。更年期トータルケアインストラクターの永田京子氏がSurfvoteで課題提起、Surfvoteで意見投票を集めました。投票の詳細イシュー(課題):中学校の義務教育で「更年期」を学ぶことを導入!あなたはどう思う? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2024年1月11日〜2024年3月31日有効票数:69票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)賛成する 43.5%更年期は、女性の一生の中で重要な時期です。月経が止まり、ホルモンバランスが変化することで、さまざまな身体的・精神的症状が現れます。しかし、日本では、更年期について正しく理解している人は少ないのが現状です。そのため、更年期の症状に悩んでいる人も多く、適切な治療を受けていない人も少なくありません。条件付きで賛成する 43.5%家庭によっては親に訊きにくいという事情もあるだろう。ネットで情報収集をしようにも、殊にこうしたデリケートな問題において、子どもが真偽不明の情報に沢山触れてしまうことは望ましくない。性教育の一環として取り扱うことに賛成。また、更年期についてのみならず、性にまつわる教育全般が、現状深刻なレベルで不足していると思う。どちらともいえない 5.8%中学生の世代で更年期を学んだとして理解できるのか、関心が伴っているのか不透明。もっと学ぶべきものが多くあると思うので、他の内容と精査する必要がありそう。条件付きで反対する 0% 反対する 2.9%まだ理解できない気がする。何となくそういうものがあるんだというのを知っておくのはいいかもしれないが、それをあえて時間とって教えるほどではないかなと。社会人の入り口くらいでしったほうが自分ごととして捉えやすそう。その他 1.4%入れてもいいと思いますが、それ以外にフォーカスするべきことがありすぎると思います。思春期を迎えて体が変わっていっていること、妊娠や出産、生理のこと、性教育、膣のことなどなど。とくに生理の知識がなくて、不妊になる女性が増えてて、私もその一人。そちらの方が知りたかったです。わからない 2.9%学校じゃなくて家庭で教えるのでいいんじゃないのかな。当事者からの教えになるかもだけど、自身のことを知ってもらう必要があればすべきじゃないのかな。教えないならそれに見合った対応が得られないけど仕方ないよね。このイシューを執筆した 永田 京子氏更年期ケアの「ちぇぶら」発起人。更年期トータルケアインストラクター。更年期からのウェルビーイングをテーマに活動している。著書は『はじめまして!更年期(青春出版社)』『ちぇぶら体操(三笠書房)』『ふりまわされない!更年期(旬報社)』ほか。YouTube「ちぇぶらチャンネル」、Voicyパーソナリティ。 執筆したイシュー一覧→ あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月05日より使いやすい学びのプラットフォームへと生まれ変わりました。株式会社わたしのお教室(本社・東京都港区、代表取締役 社長兼CEO 中屋 昌太)が運営する学びのプラットフォーム「manatea(マナティー)®」は、2024年3月にブラウザ版とアプリを大幅アップデートいたしました。mamanatea(マナティー)® 公式サイト : アップデート内容今回のアップデートでは、レッスンの検索から予約・受講に至るまでの体験を一新し、機能の追加や改善を行い、さらに使いやすくなりました。1. manatea ブラウザ版を公開しましたmanatea アプリ (iOS・Android) に加え、ブラウザからも、レッスンの検索、会員登録、予約ができるようになりました。さらに、ワクワクする学びの体験をお届けするため、今後、さまざまな特集やレッスン・先生紹介のコンテンツも拡充してまいります。mamanatea(マナティー)® 公式サイト : 2. グループレッスンが追加されましたプライベートレッスンやチャット相談に加えて、複数人の講座やワークショップ、セミナーなどのグループレッスンが受講できるようになりました。これにより、今まで以上に、ご自身のスタイルや予算に合わせて、レッスンを提供、選択いただけます。「manatea(マナティー)®」のサービス紹介「人生が変わる学びの体験と出会おう」をコンセプトに、先生と生徒の学びライフを応援するプラットフォームです。140以上のジャンルの中から、好みや目的にマッチしたレッスンが見つかります。また、チャット相談、リモート、対面、動画の4つのレッスンタイプから、あなたのライフスタイルに合わせて教える・学ぶことができます。さあ、manateaであなただけの学びの体験を始めましょう!運営会社「 株式会社わたしのお教室」について「人生が変わる学びの体験を世界に届ける」をミッションに、これからの時代に求められる、新しい学びのカタチを追求し続ける、Edu-tech企業です。会社名:株式会社わたしのお教室代表者:代表取締役 社長兼CEO中屋 昌太所在地:東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F会社URL: 公式YouTube: 公式インスタグラム: 公式X: 公式LINE(友だち追加): mamanatea(マナティー)® 公式サイト : アプリのダウンロードiPhoneの方はこちらから : Androidの方はこちらから : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月03日歌手でタレントの渡辺美奈代が30日に自身のアメブロを更新。更年期の症状や更年期に高まる健康リスクを調べることができる“更年期ドック”を受けたことを報告した。この日、渡辺は「先日更年期ドックを受けてきました」と報告し「ホテルライクな清潔感あるクリニックと女性スタッフの皆さんのおかげで安心して受けることができました」とコメント。「気になっていた検査の結果は」と述べ、自身のYouTubeチャンネル『渡辺美奈代のMinayo チャンネル』の動画を紹介。動画では「総じてとてもよかった」と検査結果について医師から伝えられていた。続けて更新した「チーム日光浴」と題したブログでは「ポカポカ陽気で日光浴が気持ち良さそう」と述べ、外で寝そべる愛犬達の写真を公開。「少し暑いくらいですね!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月30日タレントの上原さくらが11日に自身のアメブロを更新。更年期が原因で出ている症状なのか分からないことについてつづった。この日、上原は「ゆっくりは出来ないのだけど、友達とランチ」と報告し「食べると喋るの同時進行。女は器用です」とお茶目にコメント。「なんかすごく暑い」と暑さを感じることを明かし「最近私の中でよくある事なのですが、この暑さが気温によるものなのか、更年期症状なのか分からない」とつづった。続けて「よく聞くような、頭にブワッと汗をかくとかじゃないんだけど」と述べつつ「急に上半身だけ暑いなって思うことが増えました」とコメントし「手足は相変わらず氷の冷たさ」と説明。最後に「お腹いっぱいでも別腹持参してるのでケーキは食べます」と堪能した品の写真を公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「更年期のホットフラッシュは本当にわかりませんね」「更年期何年目か…上半身がとにかくすぐ暑くなります」「更年期はホルモンのバランスで色々な症状が出るみたいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年03月13日2024年4月に開講する、Bunkamura主催の演劇の学び場『コクーン アクターズ スタジオ』。Bunkamuraシアターコクーン芸術監督の松尾スズキをはじめとした7名の常任講師によるレッスンの他に、豪華なゲスト講師を迎えた多彩なジャンルの〈特別ワークショップ〉が行われる。演劇に関わる各ジャンルのエキスパートを講師として迎え、発声や身体表現、台本の読み解き方などを学ぶ基礎授業と創作・発表の実践を組み合わせたカリキュラムで多種多様なスキルを磨く場を創出する本企画では、1年間の成長を発揮する場として、2025年3月に有観客の発表公演を予定されているほか、受講生には、コクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが待っている。昨年12月のゲスト講師第一弾発表では、井上芳雄、鵜山仁、黒田育世、茂山逸平、友枝雄人(五十音順)の5名が名を連ねたが、この度、岩崎う大(かもめんたる)、大根仁、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)が追加講師として発表された。岩崎う大は、キングオブコント2013のチャンピオンであり、芸人の枠にとらわれず舞台の作・演出や漫画家としても活躍中の劇団かもめんたる主宰。岩崎う大大根仁は、映画監督デビュー作である『モテキ』にて日本アカデミー賞を受賞、シアターコクーンでは『マシーン日記』(2021年/作・松尾スズキ)の演出を務めるなど、映像・舞台など多くの話題作を手掛けてきた。大根仁JAEからは、数々の映画・テレビ・舞台などで殺陣やアクションの指導を行ってきた、現役で活躍中のアクションディレクターが参加する。総勢8名のバラエティ豊かなゲスト講師により、俳優として様々な現場で役立つスキルを学ぶ。JAE常任講師およびゲスト講師による授業レポートなども随時公開予定となっており、2025年3月には第1期生による有観客の発表公演をシアターコクーンにて実施予定。今後の『コクーン アクターズ スタジオ』の動向にぜひ注目したい。■第一弾発表のゲスト講師(五十音順)ミュージカルのみならずストレートプレイや映像作品などで俳優として数多くの作品に出演する井上芳雄井上芳雄芸術選奨文部科学大臣賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞などの数々の賞を受賞、舞台芸術学院学長を務める演出家の鵜山仁鵜山仁アターコクーンで2023年3月に上演した再演譚vol.2『波と暮らして』『ラストパイ』が記憶に新しい、日本のコンテンポラリーダンス界を代表する黒田育世黒田育世古典はもちろん映画やテレビドラマなど現代劇でも活躍しながら、狂言と他ジャンルの数々のコラボレーションを手掛ける能楽師狂言方大蔵流の茂山逸平茂山逸平次世代の若手能楽師にスポットをあてた『渋谷能』に立ち上げ時から携わる、能楽師シテ方喜多流の友枝雄人友枝雄人<開催情報>COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』【常任講師】主任:松尾スズキ演技基礎:杉原邦生、オクイシュージ、ノゾエ征爾日本舞踊・所作:藤間貴雅ダンス:振付稼業air:man発声・歌唱:蔵田みどり【特別ワークショップ ゲスト講師】(50音順)井上芳雄、岩崎う大、鵜山仁、大根仁、黒田育世、JAE、茂山逸平、友枝雄人詳細はこちら:
2024年03月08日この漫画は書籍『私の生理のしまい方』(著者:原あいみ/監修:関口由紀)の内容から一部を掲載しています(全22話)。 ■これまでのあらすじたまたま手にした雑誌で「男性にも更年期がある」ことを知ったゆうこさんは、そのことを夫に話すと、さっそく夫は更年期外来を受診。検査・治療を経て、体調に良い変化を感じるようになったのでした。これを機に、これまで言いにくかったような症状や困りごとも話せるようになっていき、以前にも増してお互いの体の不調に気遣えるようになっていったのでした。今までにない感情の変化に戸惑い、得体の知らない恐怖を感じていた更年期。夫とも話し合い理解し合うことで、イライラは労わりの気持ちに変化。そして更年期に向き合うことで、今まで「男だから」「女だから」という意識に支配されイライラしていたことに気づき…。男女関係なく「できる方がやればいい」と思えるようになったのでした。気になる続きは書籍で!次回に続く(全23話)「私の生理のしまい方」連載は7時更新! 『私の生理のしまい方』 (著者:原あいみ/監修:関口由紀(KADOKAWA) 「私の生理のしまい方」はこちら 生理不順、疲れやすい、眠れない、イライラする…もしかしてこれって更年期? 40代からの大人女性のさまざまな不調について、9人の体験談をマンガ化! 人生の後半戦、悲観するのではなく、心身ともに自分らしく楽しく生きていくには? 漠然とした不安に寄り添い、ゆらぎがちなこの時期を前向きに乗り越えるヒントがもらえる1冊。
2024年02月28日この漫画は書籍『私の生理のしまい方』(著者:原あいみ/監修:関口由紀)の内容から一部を掲載しています(全22話)。 ■これまでのあらすじこれまで以上に覇気がなくいつも以上に落ち込みやすくなった夫。家事育児に追われながらも途切れることなく動き続ける自分と比べて、ご飯の後すぐにソファで寝落ちしてしまう夫を見てイライラが限界に達したゆうこさん。イライラが収まらず再び頭を冷やしに外へ出たゆうこさんは、そこでたまたま手にした雑誌に「男性にも更年期がある」というのを目にして驚きます。覇気がない、落ち込む、やる気が出ない…などの症状は今の夫に見事当てはまり、ゆうこさんはイライラしたことを反省したのでした。ゆうこさんから男性にも更年期があることを聞いたシンさんは、さっそく更年期外来を受診。検査と治療を経て、体調に良い変化を感じるようになったのでした。これを機に、ゆうこさんとシンさんはこれまで言いづらかったような症状や困りごとも話せるように。以前にも増して夫婦で協力し合いお互いの体調を気遣うようになっていったのでした。次回に続く(全23話)「私の生理のしまい方」連載は7時更新! 『私の生理のしまい方』 (著者:原あいみ/監修:関口由紀(KADOKAWA) 「私の生理のしまい方」はこちら 生理不順、疲れやすい、眠れない、イライラする…もしかしてこれって更年期? 40代からの大人女性のさまざまな不調について、9人の体験談をマンガ化! 人生の後半戦、悲観するのではなく、心身ともに自分らしく楽しく生きていくには? 漠然とした不安に寄り添い、ゆらぎがちなこの時期を前向きに乗り越えるヒントがもらえる1冊。
2024年02月27日タレントの鈴木蘭々が24日に自身のアメブロを更新。“更年期真っ最中”の自身の症状を明かした。この日、鈴木は「今日は朝から鬱々とした感じで身体もだる重~」と述べ「更年期真っ最中」と説明。「なんだったら若干吐き気も‥」と症状を明かしつつ「それくらいの症状では休めないのが大人であります‥」とつづった。続けて「朝から出かけた」と報告し「忙しくて全然会えていなかった友達3人に偶然会いました」と驚いた様子で説明。「3人とも少しの時間の立ち話しだけだったんですけど」「お互いがお互いを気にかけてたせいもあってか少ない言葉でもなんかものすごく通じ合った感がありました」と明かし「いやーもう言葉では本当にうまく説明出来ないほどなんか元気出ました(笑)」と嬉しそうにつづった。
2024年02月25日演歌歌手の北山みつきが23日に自身のアメブロを更新。更年期障害の薬を電車内で飲んだ結果を明かした。この日、北山は「喉につかえてる薬」というタイトルでブログを更新。「電車移動中です」と自撮りショットを公開し「今日は白系のダウンコートに合わせて中は全部緑コーデにしました。もちろん鞄も」と自身のコーディネートについて説明した。続けて「本題に入ります。電車の中で更年期障害の薬を飲んでおこう、と二粒口に入れた」と電車内で薬を飲んだことを報告。「いつも持ち歩いている水筒を出そうと鞄の中を見たら、水筒が入って無かった」と述べ「緑の鞄はサイズが小さいから、今日に限って水筒を入れてなかったんだ!!」と気づいたことを明かした。さらに「仕方なく、そのまま飲み込んだ」「が、やっぱりそうなりますよね。喉につかえて薬が喉にくっついてる。笑」とその時の状況を振り返り「唾液をたくさん口の中で溜めてゴックンしているのに張りついちゃって下がらない」と説明。「困ったなぁ そんな顔してるプライベートショットです」とつづった。最後に「唾液ってそんな簡単に溜められないよ」と述べ「あ~私にお水をおくれ~」とコメントし、ブログを締めくくった。
2024年02月24日阪急阪神ホールディングスとウェルビーイング阪急阪神では、春休み期間中の小学生に学びの場を提供するイベント「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク2024」を3月25日(月)~29日(金)に開催するにあたり、その参加者を募集します。本イベントは、お客様参加型の取組「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ※1」の一環として2021年にスタートしたもので、4回目となる今回は、ウェルビーイング阪急阪神が運営する「スタジモプロジェクト※2」の参加団体や沿線の市民団体の方々が講師となり、小学校で学ぶ教科に関する10種類の体験学習プログラムをオンライン形式で開催します。具体的には、うどんづくりを体験して食の大切さを親子で感じていただくプログラムや、放置竹林の整備のために間伐された竹を使った手毬づくりから自然環境を学んでいただくプログラムなど、こども達の新たな発見につながる、さまざまな体験学習の機会をご用意しています。このほか、どなたでもご参加いただける特別プログラムとして、お金の使い方や身近な植物の生態について学ぶウェビナーを開催します。当社グループでは、今後も、持続可能な社会の実現に向けて、次世代の育成に取り組んでまいります。本イベントの概要と募集要項は次のとおりです。1.実施期間:2024年3月25日(月)~29日(金)※実施日はプログラムごとに異なります。2.募集対象:小学生 ※保護者の同席が必要です。3.募集人数:122名 ※応募多数の場合は抽選となります。(特別プログラムは除く)4.料金:無料 ※通信料は各自ご負担ください。5.応募期間:2024年2月8日(木)~3月4日(月)6.応募方法:公式ウェブサイト( )よりご応募ください。7.実施体制:共催 阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ウェルビーイング阪急阪神後援 西宮市教育委員会、豊中市教育委員会、宝塚市教育委員会8.お客様からのお問い合わせ先こども学びウィーク事務局(ウェルビーイング阪急阪神内)TEL:06-6676-8010(平日10~17時)※1「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」とは阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環として実施している取組です。沿線の市民団体やグループ各社などが協働して、お客様参加型のワークショップやセミナーを定期的に開催しています。具体的には、同プロジェクトに関する情報発信のほか、大人向けに被災地支援につながるセミナーや、こども向けに身近な環境について学ぶイベントなどを行っており、地域住民の皆様に社会課題を知る機会や学びの場を提供することで、「未来にわたり住みたいまちづくり」への共感や機運を高めることを目指しています。( )※2「スタジモプロジェクト」とは健康寿命が延び、幸せな人生を送ることができる沿線の実現を目指して、「ヘルスケア」「コミュニティデザイン」領域における地域課題・社会課題を解決していく株式会社ウェルビーイング阪急阪神が行う、まちづくりプロジェクトです。「大好きな地元で、あつまる・つながる・つくる!」を合言葉に、個人の興味・関心や得意なことをきっかけにゆるやかにつながる新しい地域コミュニティの醸成を目指して、ネットワークを大切にしながら交流・発信の機会を創出し、阪急阪神沿線の魅力をさらに高めていく事業を進めています。( )参考資料: 阪急阪神ホールディングス株式会社 株式会社ウェルビーイング阪急阪神 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月08日“学びの楽しさ”を感じられるイベント「大人の学びフェス」が2月18日(日)に有楽町朝日ホールで開催される。この催しは、イマジニア株式会社が運営する教養動画サイト「テンミニッツTV」、株式会社朝日カルチャーセンター、学校法人早稲田大学エクステンションセンターの協同企画。当日は4部構成で、さまざまな切り口で大人の学びについてのトークが展開。いかにして学ぶのか? 学ぶことで得られる楽しさとは? 学びの世界の広さと奥深さ、学びの力を多角的に知ることができる。「大人の学びフェス」■チケット情報()2月18日(日)有楽町朝日ホール第1部(11:00~12:10)【基調】大人の学び~発展しつづける人生のために柳川範之(東京大学大学院教授)×為末大(Deportare Partners代表)人生100年時代、「学び」こそが人生を充実させ、高めてくれます。大人にとっての「学び」とは。どこに難しさがあり、どこに可能性があるのか。また、他の世界を学んでみることや、最近話題の「アンラーン」などには、どのような意味や楽しみがあるのか。そして、人生のキャリアについて考えることが、なぜ必要なのか。大人の学びの第一人者のふたりが縦横無尽に語ります。第2部(13:20~14:30)相撲の過去、現在そして未来二所ノ関寛(元横綱・稀勢の里)×荒井太郎(相撲ジャーナリスト)神事、文化、生活、芸術、スポーツなどのあらゆる側面で現代まで息づいてきた「国技」相撲。二所ノ関寛(元横綱・稀勢の里)が、相撲の歴史を踏まえ、その魅力を後世へ残すために必要なことを語ります。さらに引退後に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で学ぶことで見つけた「新しい相撲部屋経営の在り方」にも迫り、「学び」の大切さと可能性についても語ります。第3部(15:20~16:30)「源氏物語」の深い魅力林望(作家・国文学者)×ロバート キャンベル(早稲田大学特命教授)2024年のNHK大河ドラマでも注目を集める『源氏物語』。物語としての価値はもちろん、時代背景、日本文化理解、奥深い心理描写、倫理・道徳の考察など、教養として幅広い価値を持つ文学作品です。海外の文学作品と対比させて見えてくる『源氏物語』の特徴、登場する女性たちの魅力、さらにふんだんに盛り込まれた「詩歌」の味わいなど、深い魅力を語り尽くします。第4部(17:20~18:30)「動くガンダム」から考えるロボット工学と未来橋本周司(早稲田大学名誉教授)×市川紗椰(モデル)横浜で3月末まで公開中の「実物大の動くガンダム」プロジェクトを監修した橋本名誉教授。実物大のロボットを動かすことの意味とは。実現する難しさと面白さはどこにあるのか。「とにかくつくる」をモットーとする「工学的な発想」が、なぜ必要なのか。そして、人間と機械の協同で、いかなるものが創造されるのか…。ロボット工学を知れば、夢ある未来が見えてきます。テンミニッツTV朝日カルチャーセンター早稲田エクステンションセンター
2024年01月27日タレントの上原さくらが23日に自身のアメブロを更新。更年期障害だと思う自身の症状を明かした。この日、上原は自身について「全然元気出ない」といい「泣きたい…っていうか、ちょっと泣いてみたけど何にも変わらなかった」とコメント。「元気なくても娘を迎えに行ってピアノ教室に行って夕飯作って」と述べ「毎日大変なのはみんな一緒!!お仕事してる方は『元気ない』なんて甘えた戯言を言えない」とつづった。続けて「元気出ないのは、ホルモンバランスだと思ってます」と原因を推測。「ジエノゲスト飲んでいても、不定期に生理が来ちゃうんだけど、その時は決まって腰痛や片頭痛の連発に精神不安定がセットなの」と説明し「すごく抑うつ気分になる」と告白した。また「ホルモンバランスの不安定さは更年期障害なんだと思うから、心と体の調子をよく観察して、頑張れる時は頑張る」と前向きに述べ「本当に無理なら、どうにか人に頼って休ませてもらう。これでやって行きます」とコメント。最後に「お天気なんだから、少し太陽に当たってきます」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「辛いですよね」「気持ちわかります」「そんな日もありますよね」「無理せずお過ごし下さい」などのコメントが寄せられている。
2024年01月25日私は更年期を迎えてから、体と心に大きな変化を感じるようになりました。時には、私と同じ更年期の同世代の友人や会社の同僚との人間関係に影響を及ぼすことも……。感情がゆらぐ私と、同じ更年期を迎えている友人との関係を良好に保つ方法をお伝えします。友人の更年期症状更年期を迎えた私の友人は、これまでと違う言動をすることがあります。例えば、以下のようなことです。・ささいなことでイライラしたり、不安になったりする・いつもと違うことをしてみたい、新しいことに挑戦したいと思う・更年期の症状を早く改善したいという焦燥感から、ハードな運動を取り入れたり効果がわからない高額なサプリメントを試し続ける・今までとは違う価値観や考え方を持つようになる・今まで興味のなかった占いやスピリチュアルなことにのめり込み、何かに依存するような考え方になる私も更年期を迎えていましたので、きっと友人も同じように心身ともに大きな変化にさらされているのだなと思いました。相手の話をよく聞く更年期の症状が出ているときの友人は、自分の気持ちを理解してもらいたいと感じているようでした。そのため、話をよく聞いてあげることが大切だと思い、友人を否定したり、批判したりするのではなく、ただひたすら話を聞きました。そうすることで、友人の気持ちが次第に落ち着いていったように思います。理解し合うことが大切友人と同じように私も更年期で、人のことまで考えていられない……というのが本心ですが、友人に寄り添い理解しようとしたことで、友人からもやさしい言葉を掛けてもらうことができました。更年期は、人によって症状や程度が異なります。そのため、自分がそうだから相手もそうだろうと決めつけず、お互いの状態を尊重し合うことが大切だと思います。まとめ更年期の女性同士の人間関係を良好に保つためには、まず、相手の話をよく聞くこと。そして、相手の気持ちを理解し、共感すること。すると、相手も私にやさしく接してくれるようになり、お互いを尊重し合えるよい関係性が築けるのだと実感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2024年01月16日寒い冬の時期には、更年期障害としてのホットフラッシュやほてり、発汗といった症状が軽くなる傾向にあります。それでも突然の症状に不快な気持ちになったり、それ以外の症状に悩まされたりすることもあるはず。今回は、冬の更年期症状とその対策について、産婦人科専門医の筆者がお話していきます。更年期障害の主な症状更年期障害の代表的な症状には、ホットフラッシュ、ほてり、発汗、不眠、肩こり、倦怠感、イライラ、抑うつ症状などがあります。これらは、エストロゲンという女性ホルモンの減少が原因で起こります(※1)。特に冬の時期には、一般的によく知られているホットフラッシュなどの他、倦怠感や肩こり、抑うつ症状などが出やすくなると考えられます。冬の更年期障害への対策温度調節がしやすい服装を心がける寒いと温かい格好をしたくなると思いますが、ホットフラッシュで暑くなったときにすぐに調節できるよう、重ね着をすることで寒さから身を守るのがおすすめです。症状が出たら、一枚脱いですぐに体温調節をしやすい服装だといいですね。もし汗をかきやすいという場合は、汗を吸収しやすく、速乾性のある素材の下着を着用するといいでしょう。あまりに汗が多い場合は、着替え用の下着ももっておくと安心です。冷やすグッズを携帯するホットフラッシュが起こると顔や頭がほてるという人が多いです。そのため、接触冷感タイプのスカーフやタオルを持っておくのも一つの手。ほてりを感じたらさっと首元を冷やすと心地よくなることがあります。冷却ジェルシートなどを使用するのもいいでしょう。大豆イソフラボンを摂取する大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることが知られています(※2)。そのため、大豆イソフラボンの摂取によって、エストロゲン低下による様々な症状を緩和できる可能性があります。豆腐・納豆・豆乳などから摂取できますが、食品で取り入れるのが難しい場合はサプリメントを活用しましょう。適度な運動を取り入れる全身の血流をよくするために、ウォーキングなどの運動を取り入れるのがおすすめです。血流がよくなると肩こりの改善が期待できるだけでなく、程よい疲れにより良質な睡眠につながりやすくなります。心と身体に余裕があるときには、自分が無理なくできるレベルの運動を取り入れてみてください。バランスのよい食事をとる肩こりや腰痛、疲れやすさなどで悩んでいる方は、食事でのタンパク質摂取が不足している場合があります。筆者は1日に体重1kgあたり1g程度の純タンパク質を摂取するのをおすすめします。例えば、体重50kgの女性であれば、1日に純タンパク質50g程度を目安にするのが望ましいでしょう。また、イライラや不眠、抑うつなどのメンタル症状が強い場合は、ビタミンB6・B12・葉酸といった栄養素を摂ることで、メンタルの安定に大切なセロトニン(※3)の生成をサポートすることができます。また、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを十分摂ることも、メンタルの安定につながると考えられます。十分な睡眠をとる睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増やすなどの作用を通じて、更年期障害を悪化させる要因になります。睡眠不足だとメンタルも不調になりやすいため、注意しましょう。リラクゼーションやストレス管理ストレスは更年期障害の症状を悪化させるため、日頃からストレスをためないことが大切だと言えます。まずは、十分な睡眠をとることが第一。リラックスした状態で眠りにつけるように、アロマやヨガ、ストレッチなどを生活にとり入れるのもおすすめです。また、有酸素運動はストレスホルモンによる悪影響を緩和すると言われているため、無理のない範囲で取り入れてみましょう。たとえば、早足でのウォーキング、ジョギング、水泳など。以前していたスポーツを再開するのもいいでしょう。症状が改善しない場合は、医療機関での相談を検討しましょうこれらの対策をとっても症状が改善しない場合は、婦人科を受診することをおすすめします。更年期障害の症状には個人差が大きいため、自分で対策してみても日常生活に支障を来す場合には、漢方療法やホルモン補充療法などが検討されます。症状で悩んでいる方は、一度婦人科で相談してみると安心です。【参考】※1 公益社団法人 日本産科婦人科学会 更年期障害※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 骨粗鬆症※3 厚生労働省.e-ヘルスネット セロトニン©ponta1414/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは4人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2024年01月09日更年期症状といってもたくさんありますが、私が感じたのは「寒け」。それも極寒でした。春でもヒーターが欠かせず、夏はクーラーの効いた部屋で凍える毎日。そんなつらい症状をある健康食品を毎朝摂取することで改善することができました。1日中襲ってくる寒け同年代の人と集まり更年期の話題になると、急に汗が出る、暑くて暖房を消すなどの話をよく聞きます。しかし私はほてりなどの症状はほとんどなく、51歳のころ、1日中寒けがするという状態が半年ぐらい続きました。特に寒けを感じていたのは4月から5月。私が住む東北地方では、その時期は気温が上がってきて家の中では寒さを感じないはずですが、なぜかとても体が冷えてしまいました。上半身は下着、シャツ、セーター、ダウンのベストを重ね着。下半身は下着、スパッツ、ズボン、さらに巻きつけるタイプのキルティングスカートを着ていました。足には靴下とふかふかした室内履きを履いて……まるで極寒の冷凍庫に入っているかのような格好。特に足元が寒くて、椅子に座っているときはファンヒーターが欠かせませんでした。しかし部屋が寒かったわけではなく、同じ部屋にいる人は春先の装いをしていました。そのときはまだその寒けが更年期の症状だと思いつかず、夏場になりました。夏でも長袖・腹巻き着用&白湯を飲んでも寒い夏場は6畳ぐらいの部屋で、60代半ばの痩せ型の女性と一緒に仕事をしていました。エアコンの設定温度は21度ぐらい。半袖では少し寒いと感じましたが、一緒に働いている女性は半袖でも汗をかいていました。室温をもう少し上げてもらいたいと思ったのですが、汗をかいている人には言いづらかったので、長袖を着たり、腹巻きをしたりして寒さ対策をしていました。昼休みには熱めの白湯を飲んでいましたが、体の中から冷え切っているのかなかなか温まりません。何日かそうやって寒けをやり過ごしていると、寒がっている私を見た先輩が「どこか体調が悪いのでは?」と心配してくれました。しかし、同じ部屋で犬を飼っていて、室温が23度より高くなると犬の体調が悪くなるのでこれ以上は室温を上げられないということでした。そこで私は、運動で寒けを改善しようと考え、ウォーキングを開始。週に1度のペースでヨガにも通うようになりました。昔から体に良いと言われるアレを飲んで改善しかし、運動をしても寒けが改善されなかったので、何か良い方法はないかとネットで検索したところ、高麗人参が更年期に効くという口コミを発見しました。子どものころに周りの大人が「高麗人参が健康に良い」と口にしていたことを思い出して、早速試してみることに。私が購入したのは月額2,000円弱のもの。毎朝1粒程度飲んで、1年がたちました。今では寒けが治まり、周りの人と同じくらいの感覚です。後からネットで調べてみると、高麗人参は栄養価が高く、40種類近くのサポニンを含んでいるそうです。このサポニンという成分が全身の血流を良くして、冷え性の改善に結びつくとのことでした。また、寒けのほかに更年期症状として高血圧になり、薬を飲んでいましたが、寒けを感じなくなったころに血圧も改善。今は薬を飲んでいません。まとめ更年期は汗をかくなどほてりの症状が出る人が多いようですが、私の場合はものすごい寒けに襲われました。適度な運動では寒けが治まりませんでしたが、高麗人参が入った健康食品に出合ったことで、症状を改善することができました。これからも元気な体を維持し、何歳になっても今の自分がこれまでの人生において最高のコンディション!と感じていける50代を目指したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。イラスト/きびのあやとら著者/おもだか(53歳)社員はエレベーター禁止の職場で一日に何度も1階、2階を昇り降り。おかげで健康増進中!
2023年12月09日40代後半になり、更年期と思われる症状に悩まされることが多くなりました。とてもつらいのに、家族からは理解や協力が得られず、孤立し、苦しい状況にも陥りました。しかし、家族に対してある取り組みをおこなうと、更年期の症状が軽減! その方法をお伝えします。理解してもらえない…更年期のつらさ私が更年期を迎えたとき、仕事や子育てなどで忙しい時期でもあったため、心身の負担が大きくなりました。そして、更年期の症状は人それぞれなので、家族にそのつらさを理解してもらうことが難しく、「家事をサボっている」と勘違いされてしまうことも。そこで、私は自分の更年期の状況を家族にしっかりと伝えることを決意しました。コミュニケーションが理解への第1歩にまずは、家族とコミュニケーションを取ることで理解と協力が得られると考え、下記をおこないました。①更年期の症状を家族に伝える自分の症状を家族に率直に伝えることで、心境を理解してもらうことができました。例えば、ホットフラッシュの症状が出た際に自分で飲み物やタオルが準備できない場合、家族に用意してほしいなど、要望も伝えました。②家族全員の話し合いの場を設ける家族と話し合う時間をつくることで、家事を分担するなど、家族にどのようにサポートしてもらうか全員で考えることができました。家族だけでなく自分自身も協力をこのように私が家族に協力してもらうだけではなく、私自身も家族が理解し協力してくれた際には、感謝とお礼をしっかり伝えることも重要だと思っています。自分の体調が良いときは積極的に家族に協力することはもちろん、感謝の気持ちをより理解してもらうために、家族の好きな食事を用意したり、小さなプレゼントを渡したりしています。まとめ更年期の症状がつらいことを家族に理解してもらい協力を得るためには、情報共有、オープンなコミュニケーション、具体的なサポートのお願い、感謝とお礼を伝えることが大切だと感じました。具体的なサポートをお願いする際には、自分の感情や具体的な要望を伝えることが必要で、家族からのサポートに対しては、感謝とお礼をしっかり伝えることが大切だと思います。これからは、家族との絆を築きながら更年期を乗り越えることができそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/sawawa著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2023年12月07日私が20代後半ごろ、当時50代だった母が重度の更年期障害になり、しまいにはうつ病となり入院しました。日常生活や会話すらまともにできない母に家族全員が翻弄(ほんろう)され、胸を痛めたものです。あれから20数年。当時20代だった私もついに更年期に突入。すると当時の母の苦しみが少し理解できるように。イライラと落ち込みを繰り返し、母同様に私もうつ病寸前!? そんな私を救ったのは……。更年期に突入、気分は最低だったのが…どうにもできない更年期のもどかしさ私は50代で、飲食業界で働いています。45歳になるまで連れ添ったパートナーとは結婚せず、子どももいません。パートナーと暮らし始めてから13年、ずっと同じで何も変わらない毎日……。そんな生活に特別不満を抱くこともなく、ただ淡々と日々を過ごしていました。ところがです。40代半ばごろから、パートナーとの間に何か特別なことがあったわけでもないのに、何かが違うと感じるようになりました。以前と変わらない生活をしているのに、何かが違ってなんだかおかしい。口では言い表せないむずがゆい気分や感情にさいなまれるのです。やる気が出ないとか、すぐにイライラしてしまう更年期の症状をパートナーに訴えてもうまく伝わらない。理解してほしくても理解してもらえない。気分はいつも最低です。イライラ、落ち込み、イライラ、落ち込みの繰り返し。このままうつ病になるのでは……と思うほどでした。親友との会話をきっかけに人生の再構築を決意ちょうどそんなとき、幼なじみで親友の女性と温泉に行く機会がありました。お酒を飲みながら、昔話に花が咲きました。お互い若いなりに人生を楽しんでいたあのころ……。若さゆえに勢いがあり、がむしゃらに今を生きていたあのころ……。2人で若かりし日々を懐かしんでいるうちに、私の中で「カチッ」と音がした気がしました。この13年間、私はどこかパートナーに気をつかい、言いたいこともうまく伝えられず、したいことも遠慮してできないことが多かったように思いました。それは、決してパートナーに強要されたわけではありません。私自身の性格の問題で、2人で過ごす中でそういう関係性を自ら築いていたのでした。親友と2人、温泉に浸かりながら「もうアラフィフだもんね。楽しくない時間を過ごすのはもったいないよね」と話すうち、私は今のままではダメだと思いました。自分の生きたいように生きたい。もう我慢はほどほどにして生きていきたい。そんな思いがふつふつと湧き上がりました。そして私は自分が築いてきたものを少しずつ壊し始めたのです。いえ、あらゆる面から自分の人生を築き直すことにしたのです。パートナーとの別れと新たなる出会い自分の人生を前向きに生きたいと思ったとき、更年期の症状とも向き合おうと思いました。そして、まずは親友おすすめのサプリメントを試すことに。ホルモンバランスを整えてくれるという「エクオール」です。親友の場合はイライラやホットフラッシュが軽くなったらしいのですが、私の場合は効果がなかったので、半年ほどで服用を中止。代わりにネットで調べて、ホルモンバランスを整えるのに良いというプラセンタと、気の巡りを良くしてくれるという漢方「田七人参」を飲み始めました。すると半年ほどでひどい疲労感が軽減。家でゴロゴロしていることが多かったのに外出したいと思うようになったり、イライラしてふさぎがちだったのに気持ちをうまく切り替えられるようになったりと、徐々に改善していきました。それと並行して、私の行動にも変化が。行きたい場所へひとりで行き、パートナーにも言いたいことを言うようになり、ついにはパートナーの元を去りひとりで新たな生活を始めました。誰にも気をつかわず、自分のペースでの生活です。その2年後には、言いたいことを言い合った上でわかり合える新しいパートナーとも出会え、仕事以外のストレスがなくなりました。まとめ私をつらい更年期から救ってくれたのは、やはり「自分らしく生きる」という人生の姿勢だったと思います。アラフィフになってそれまで築いてきた人間関係を壊したり殻を破ったりするのは大変でした。でもそれは、私が本来の自分を取り戻し、言いようのないストレスから解放されるには必要なプロセスだったと思います。思えば、母も更年期を抜けたらまるで別人でした。厳格な父に言いたいことも言えず遠慮がちだったのに、更年期を境に父に意見し、したいことをするようになりました。私も母も「自分らしさ」を取り戻してから更年期の症状が軽くなったような気がします。更年期の症状の緩和に限らず、「自分らしさ」も生き方の大事なエッセンスのように思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。マンガ/山口がたこ著者/ひろこ(50歳)バツイチ子どもなし。更年期にさしかかってから5年。一波乱ののち今では年下のパートナーと良好な関係を築き、精神的には落ち着いてきたものの体や顔の変化に毎日格闘中。
2023年12月01日女性の更年期は誰もが知っていますが、男性にも更年期があることはまだあまり知られていないのではないでしょうか。「最近、夫がいつもと違う」「夫婦関係がぎくしゃくしている」と感じたら、夫の更年期が原因であることも。そこで、泌尿器科医でありメンズヘルスにも詳しい窪田徹矢先生に「男性更年期」について聞きました。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。男性更年期とは?男性ホルモンが低下する時期日本人女性の閉経年齢の平均は50.5歳とされ、更年期は閉経年齢の前後5年、一般的には45歳~55歳といわれていますが、男性はどうなのでしょうか。「女性ホルモンは急激に分泌が減りますが、男性ホルモンはゆっくり、少しずつ減っていくのが特徴です。30代後半から減り始め、40代、50代にかけて減っていきます。ただし、これには個人差があって、例えば運動を定期的におこなっている人や肉体労働をしている人などは筋肉量が多いため、男性ホルモンが維持されやすいことがわかっています。クリニックに相談に来られる方は40代後半から60代前半くらいまでの方が多いです。男性更年期は、働き盛りでストレスが多い時期と重なります」(窪田先生)。男性更年期の症状は?「精神」「体」「性機能」が変化男性ホルモンが低下すると、どんな症状が表れるのでしょうか。「男性ホルモンのテストステロンは、大きくは丈夫な筋肉・骨を作る性機能を高める認知機能を高めるといった働きをします。ですから、テストステロンが減ると性機能の低下性欲低下記憶力、集中力、モチベーションの低下精神不安定(うつ、イライラなど)肥満骨粗しょう症発汗、ほてり疲れやすくなる不眠といった症状が見られます。ただし、その度合いや感じ方は人それぞれです。テストステロンが落ちても症状を感じない人もいます」(窪田先生)。症状は改善できる?メンズヘルスを扱う医療機関で相談を窪田先生によれば、例えばうつっぽい症状があって心療内科や精神科へ行ったものの、改善できずに悩んでいる男性は多いと言います。「正真正銘のうつと、うつっぽい症状を混同される方は多いですね。ただ、自分でその違いを見極めるのは難しいです。まず心療内科などで相談するのは良いのですが、しばらく通院しても改善されない場合は違う原因を考えたほうが良いでしょう」(窪田先生)。40代以降の男性なら、男性更年期の可能性もあるということですね。「そうですね。メンズクリニックを標榜している医療機関に相談してみると良いでしょう。診察は問診と血液検査をおこない、テストステロンの数値を調べます。保険診療で薬を出すことも可能なので、気軽に受診してみてはいかがでしょうか」(窪田先生)。まとめパートナーは、男性更年期症状に当てはまる項目はありましたか。症状が出ていても、自分では気付いていないことも多いもの。客観的に見ている妻だからこそできることがあると思います。気になることがあれば、メンズヘルスクリニックの受診を勧めてみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年12月01日頭痛にはさまざまな痛みがあり、原因もさまざまです。更年期症状から来る頭痛もありますが、きちんと診察をしないとわかりません。ただ市販薬を飲み続けるのは良くないので、頭痛が続く場合は早めに受診を考えましょう。そこで受診のタイミングや治療法を産婦人科医の粒来 拓先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。「この記事はこんな人におすすめ」・更年期の頭痛の症状から原因や治療法について知りたい方・更年期の頭痛がなかなか治らない場合の対処法が知りたい方・更年期の頭痛が激しい場合、何科を受診したら良いか知りたい方更年期症状の頭痛はさまざま更年期症状として、頭重感(頭が重くて晴れない、雲がかった感じ)を訴える方は多く見られます。はっきりとした頭痛の多くは緊張型頭痛と片頭痛です。緊張型頭痛緊張型頭痛とは頭全体がきつく締められるような痛みです。必ずしもエストロゲンの減少が原因とは言えませんが、閉経後に症状が悪化したというケースが多いようです。片頭痛片頭痛は頭の片側がズキズキと脈打つような痛みで、光や音に過敏になる、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うこともあります。卵巣ホルモン、特にエストロゲンの減少が明らかな誘因の1つといわれ、閉経前に悪化することが多いようです。脳や歯、眼の病気のケースもその他にも、高血圧や脳腫瘍、脳血管の異常が原因のケースもあります。また、頭痛の原因には歯のかみ合わせ不良や眼精疲労などもあります。頭痛薬でも治らない場合は?頭痛外来など、医療機関に相談を市販の頭痛薬を飲んでもなかなか治らない場合は、高血圧や脳腫瘍、脳血管の異常など怖い病気が原因のケースもあります。ただ漫然と鎮痛剤を飲み続けるのではなく、医療機関に相談しましょう。神経内科や脳神経外科では、頭痛外来として専門外来をしているクリニックも多くあります。更年期症状の頭重感なら、ホルモン補充療法(HRT)が有効であることもあります。また、鎮痛薬に併用して漢方薬では「葛根湯(かっこんとう)」や「五苓散(ごれいさん)」「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」などが処方されます。激しい頭痛が続く場合は?自己判断しないで早めに脳神経外科へ更年期によくある症状の頭痛ですが、吐き気を伴った激しい頭痛や発熱、首の後ろも痛むような頭痛が続く場合は、他の病気が隠れていることもあります。気を付けたい疾患としては、脳出血、髄膜炎、脳腫瘍、脳動脈瘤、くも膜下出血など。自己判断はしないで早めに脳神経外科にかかることがおすすめです。高血圧が原因の場合は内科で相談し、降圧剤や鎮痛剤の薬物治療がおこなわれます。歯のかみ合わせ不良や眼精疲労が原因の頭痛は、歯科や眼科へ相談します。睡眠不足やスマホの使い過ぎに注意さまざまな原因が考えられる頭痛ですが、睡眠不足やストレス、スマホやパソコンの使い過ぎ、近いものを長時間見る、運動不足による筋緊張などから頭痛が起こることもあります。そのため普段から、しっかり睡眠を取り、ストレスをうまく解消させ、スマホやパソコンを使う場合は定期的に休憩を挟むなどを心がけることはとても大切です。首や肩の凝りから頭痛につながることもありますので、ストレッチ体操なども効果的です。・しっかり睡眠を取る・ストレスをうまく解消させる・スマホやパソコンの使用は休憩を挟んで・首や肩の凝りをほぐすストレッチも効果的まとめ頭痛があると、なかなか日常生活がスムーズにいかないもの。更年期に限らず、頭痛はよくあることと市販薬を飲んで済ませることもあるかもしれませんが、やはり頻繁に薬を使う状態は良くありません。症状が続くようなら早めに受診して原因を探り、きちんとした治療を受けることが大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年11月30日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品は、更年期障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、更年期障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には更年期障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。更年期障害とは漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。体がおかしい……読者の感想は……『私も同じ症状で、汗もたくさん出ますし、夜も寝れません。旦那と二人で心療内科に行き、理解してくれました。多分家族は心配しているんですよね。』『何をしたらいいのかさえ自分自身ではわからないので非常につらいと思います。』『私も更年期のため、何をするのも面倒くさいというのは痛いほどわかります。』『本人もかなり大変だろうな』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんは、この漫画どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月28日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品は、更年期障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、更年期障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には更年期障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。更年期障害とは漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。優しかった佳代がだんだんと良一や里奈に”イライラ”するようになります。里奈は違和感を覚え、症状を検索することに。そして、更年期障害なのではないかと思った里奈は、佳代と一緒に病院へ……。病院で更年期障害と判明し……読者の感想は……『娘さんのファインプレーですね。もし娘さんのサポートがなかったら、大変な展開になっていたように思います。』『ちゃんと原因がわかり、家族で話し合うことができてよかった。』『自分でまず更年期の症状があることを認めて、そして周りにも理解してもらうことが大切なんだなと気づきました。』『支えてくれる人がいてよかったです。私が同じ立場だった場合、原因がわからないままだったら、焦っていたと思います。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんは、この漫画どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品は、更年期障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、更年期障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には更年期障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。優しかった佳代がだんだんと良一や里奈に”イライラ”するようになります。里奈は違和感を覚え、症状を検索することにして……。病院へ行くことに……読者の感想は……『娘さんの対応が素晴らしい!病院へ一緒に行ってあげる、私のために行って欲しい、なかなか言えないと思いました』『早い段階で症状を察し病院に連れて行くという判断ができてよかったと思いました』『自分で更年期障害と認めたくない気持ちや気がつかないことは、きっといろんな人に当てはまると思います。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日更年期を迎え、頻尿に悩まされるようになりました。特にひどくなってきたのは、閉経を迎えてからだと思います。それまでは特にトイレが近いと意識したことはなかったのですが、加齢とともに明らかにトイレに行く回数が増え、急な尿意を覚えることが多くなりました。今回は私の頻尿との付き合い方をご紹介します。さっき行ったのにまたトイレに行きたい!「頻尿」という言葉は知っていましたが、正直、高齢者が悩む症状だと捉えており、更年期を迎えるまでは特に意識したことはありませんでした。それが3年前に50歳で閉経を迎えてから、尿意を覚える間隔が短くなったように感じ始めました。最初は、「あれ、さっきトイレに行ったばかりなのにまた行きたい!」と感じることが多くなった程度でしたが、徐々にトイレに行く頻度が増えていったのです。そのうちに、以前は仕事でオフィスにいる日は1日で2回程度だったのが、午後だけで5回もトイレに行くようになりました。私が働いているオフィスが入っているビルのフロアには他の会社も入っているのですが、トイレの数が足りていないのか、運が悪いとトイレ待ちの列ができていることも。そうなると、オフィスからトイレに行って帰ってくるだけで10分くらいかかってしまうこともあり、仕事が何度も中断されて生産性が落ちてしまいます。社内会議の場合は途中で抜けてトイレに行くことができますが、お客様との商談中は中座できないため、トイレを気にし過ぎて商談に身が入らないことも……。頻尿を意識してからは、必ず商談前にトイレに行く時間を持てるよう、早めに客先に到着するようにしました。夜中もトイレに行きたくて目が覚めるように私の頻尿問題は寝ているときにも発生するようになり、毎晩夜中に2回は目が覚めてトイレに行くようになりました。若いころは一度寝たら朝までぐっすり眠れるタイプだったのに、この変化には「おばあちゃんになったみたい」と少々落ち込みました。さらに悪いことには、トイレに行く回数が増えただけではなく、「今すぐトイレ!」というように急な尿意を感じるようになっていったことです。それはすぐにトイレに行かないと失禁してしまいそうなレベルの尿意。何かきっかけがあったわけでもなく、急にこのような症状が現れるようになりました。そのため友だちと遊びに行ったり、旅行に行ったりするときにトイレが気になって緊張するようになりました。とりあえずの対応策は、外出中にトイレを見たら入るようにすること。映画やライブの前には必ずトイレに行く。バスツアーでは休憩ごとにトイレ。レストランや居酒屋ではトイレに行ってから会計。電車に乗る前には1本遅らせてでもトイレに寄る。50歳を過ぎて人前で粗相することのないように必死になりました。頻尿も更年期症状の1つだった!頻尿の症状が続いていたので、ある日頻尿対策を調べてみようと思いネットで検索していると、女性の頻尿は更年期症状の1つであることがわかりました。あるサイトによると、私が悩んでいた「急な強い尿意」も過活動膀胱という症状で、その中には夜中の尿意も含まれるそうです。これを読んで、私の頻尿や強い尿意も更年期による泌尿器への影響であるかもしれないと思いました。さらに調べていくと、過活動膀胱は「膀胱訓練」という尿を我慢することが有効な治療法であるとのこと。なんと、私がおこなっていた「できるだけ頻繁にトイレに行く」とは真逆の行為でした。あと5分、あと10分というように少しずつ我慢する時間を延ばし、膀胱に負荷をかけることで膀胱の容量を増やす訓練だそうです。この訓練を知ってからは、自宅にいるとき、オフィスで事務仕事をしているときなど、可能な場合はなるべくトイレに行く回数を減らすようにしてみました。ただし、どうしても厳しいときは、無理に我慢はしないようにしています。まとめ膀胱訓練に4カ月ほど取り組んでいますが、現在も頻尿はまだ続いています。しかし、更年期が原因かもしれないとわかったことで、友人と出かけるときには、「更年期の症状でトイレが近いの」と正直に伝えられるようになりました。そうすることで同年代の友人たちは理解してくれ、遠慮なくトイレに立ち寄ることができるようになりました。高齢者の問題だと思っていた頻尿が、更年期症状の1つかもしれないことがわかり、女性にとって加齢の影響は大きいことを改めて感じました。なんとなく泌尿器系の症状は恥ずかしいという気持ちがありましたが、頻尿はこれからも長く付き合っていかなくてはならない問題だと思うので、膀胱訓練を継続してなるべく症状を軽減していければと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。【窪田先生からのアドバイス】頻尿や強い尿意に悩んでいる場合は、まずは泌尿器科を受診してください。早期に受診すれば早期に改善する可能性が高くなります。この方の症状は過活動膀胱だと思われますので膀胱訓練はこのまま実践していただいても良いですが、できれば受診をして医師から聞いたアドバイスを実践すると安心です。著者/ST(53歳)更年期と戦いながら外資系企業で働く営業ウーマン。若い子に置いて行かれないように必死で頑張るも、年齢のせいか最近は物覚えの悪さに拍車がかかり、厳しい毎日。家族は夫と猫1匹。
2023年11月19日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?聞いたことがあっても、どうして障害になってしまうのか知らない人が多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品には『更年期障害』を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。優しかった佳代がだんだんと良一や里奈に”イライラ”するようになります。病院へいくと『更年期障害』だと診断されました。家族で散歩へ読者の感想は……『自分がどうかしてしまったと感じていたら怖くなって当然だと思うので、病院に行くのを考えられないというのも分かる気がしますし、それでもきちんと自分と向き合えているのは立派だと思います。』『家族も献身的にサポートしてくれていますし、パートを始めてみようという前向きな考えも出てきたようなので、このままうまく更年期障害と付き合っていってほしいです。』『家族の理解は不可欠ですよね。私も更年期に確実に足を突っ込んでいて辛いです。』『更年期障害にこんなに理解ある家族がいるの素敵ですね。ご主人も娘さんも思いやりがあり、幸せですね。パートに行こうとする前向きな気持ちもすごいです。』『精神的な負担が少しでもなくなると、更年期障害の症状が楽になるんだなと思いました。周りに信頼できる人がいると回復のスピードも早そうですね。』など、実にさまざまな声が寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月19日更年期に表れる全身症状として体が冷えることもあります。もともと女性に多い冷えですが、更年期になるとさらに症状がひどくなることがあるようです。さらに心配なのは、冷えにはさまざまな病気が隠れていることも。そこで産婦人科医の粒来 拓先生に受診の目安や治療、セルフケア法を聞いてみました。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。「この記事はこんな人におすすめ」・更年期の体の「冷え」について悩んでいる方・更年期の体の「冷え」の仕組みについて知りたい方・更年期の体の「冷え」の改善方法について知りたい方更年期での体の「冷え」の原因は?エストロゲンの分泌低下によるものや生活習慣病も更年期による体の冷えの原因は、卵巣ホルモン(エストロゲン)の急激な分泌低下によって自律神経が乱れ血行不良を招くことです。そのほかにも血液がドロドロ、動脈硬化、糖尿病などによるもの、摂取カロリー不足、運動不足、ストレス、心臓が弱っていることが原因として挙げられます。症状としては、夏でも手足は冷たいまま、カーッとのぼせてもエアコンはつらい、お風呂で湯船につかっても体がなかなか温まらない、厚手の靴下をはいても足が冷たくてなかなか眠れないなどがあります。体の「冷え」がつらいとき、受診は必要?日常生活に支障が出るなら婦人科への受診を以前よりも体が冷えてなかなか眠れない、体が冷えて体を動かすのもしんどい、家事ができないなど日常生活に支障が出るようなら婦人科への受診を考えましょう。更年期の時期はさまざまな症状が表れるので、どれも更年期が原因と考えがちですが、ほかの病気だったというケースもあります。更年期の症状から来るものかを確認することも大切です。婦人科での治療法は?まずは生活改善の指導と漢方治療を婦人科では、生活改善の指導に加え、エストロゲンを体に補充するホルモン補充療法(HRT)も検討されますが、まずは生活改善の指導と漢方治療を試みることが多いです。東洋医学的に冷えとは、瘀血(おけつ/血の流れが悪い・ドロドロ)血虚(けっきょ/貧血・血の質と量が足りない)水毒(水分の巡りが悪い)陽気不足(エネルギー不足で元気がない、ストレス過多)などが原因で、気逆(頭はのぼせ、手足が冷える状態)になるといわれます。漢方症例としては、「温経湯(うんけいとう)」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などが処方されます。健康診断で生活習慣病が疑われたら内科の受診を健康診断でコレステロール、血糖値が高かった場合、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病が疑われますので、内科を受診しましょう。まず検査をしてそれらが原因であるのなら、それを治療することで冷えも改善していく可能性があります。冷え改善に有効なセルフケアの方法「食事」と「運動」【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを【2】無理なく続けられるウォーキングを【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを冷えは普段からのセルフケアでもかなり改善できるといわれています。基本は血液をサラサラにし、体を温めるような食事を心がけ、運動を定期的におこなうことです。おすすめの食材は根菜類、しょうが、唐辛子、にんにく、ねぎ、味噌、梅干し、酢など。毎日の食事で意識してとるようにしましょう。また、筋肉量アップのための魚や肉、豆類などのたんぱく質もしっかりとるように。【2】無理なく続けられるウォーキングを運動は無理なく毎日続けられるものなら、なんでも大丈夫。特にウォーキングなどがおすすめです。あえて運動の時間が取れないようなら通勤や買い物のときに、少し長めに歩くなどの工夫を。服装は首、手首、足首やおなかや腰などを冷やさないものを身に着けます。血管を収縮させ、血圧上昇につながり心臓に負担をかけるたばこはやめましょう。放っておくとどうなる?免疫力や代謝機能が落ち、不調が起きやすくなる冷えを放っておくと肩凝り、腰痛、胃腸の不調や不眠、生活習慣病などさまざまな体の不調を引き起こすことがあります。通常、体は37度ぐらいの体温で免疫力や代謝機能が一番力を発揮することができます。体が冷えるとその力が落ちてしまうため、不調が出やすくなってしまうのです。冷えを感じたら、まずはセルフケアを実践し、改善が見られないようなら婦人科や内科を受診し、原因を確認し治療を受けましょう。・日常生活に支障が出るなら婦人科を受診・婦人科では生活改善の指導と漢方治療をおこなう・体を温める食事と筋肉量をアップする運動を心がけるまとめ更年期はさまざまな症状が出るため、受診するタイミングに悩むこともあると思います。まずは自分の症状を把握し、生活習慣なども見直して、それでも改善せず支障が出るようなら我慢せずに受診しましょう。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年11月19日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品は、更年期障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、更年期障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には更年期障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。穏やかだった佳代が、家族に強くあたることが増えていきます。里奈が佳代を病院へ連れて行くと、『更年期障害』と診断されました。更年期障害とは原因がわかって良かった……読者の感想は……『お母さんはずっと理由の分からないイライラに悩まされていましたが、何故こんな症状があるのかちゃんと分かって良かったですね。それだけでほっとする部分もあると思うので、これから更年期障害とうまく付き合っていければと思います。家族のそれぞれの思いがきちんと打ち明けられたのも良かったです……。』『1つの事柄が良くも悪くも、家族全体に影響を及ぼすことがわかりました。しかしながら、こういったことが起こるのも家族の絆が強いからだと思います。ポジティブに捉えて支えあっていってほしいです。』『更年期障害に対する理解が得られない家庭もあると思うので、家族一丸になって対応していこうとしているのは素晴らしいと思います。誰も悪くないから謝る必要は無いと感じましたが、それでも謝っているところに全員の優しさを感じました。』『私も正に更年期障害真っ只中で同じ状況ですが、自分の体調の変化がこんなにも家族全員に波及していることにショックでした。お互い心配しているからこそですが、通院で少しでも良い方向に向かうことを願いたいそして応援したい家族です。私も本当に辛かったら行かないと決めつけてしまっている通院を考えたいと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品は、更年期障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、更年期障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には更年期障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。穏やかだった佳代が、家族に強くあたることが増えていきます。里奈は佳代のことが心配になり、調べてみることに……。更年期障害とは『更年期障害』かも……そして、更年期障害と判明し……読者の感想は……『いざ自分の身に起こると自覚しにくいんだなと感じました。怖いですね。お母さんの異変を感じて病院を勧めた娘さんはえらい!』『更年期障害じゃないのか。と本人に伝えることも勇気のいる事だと思う。言われた本人もショックだと思うけど、少しずつ受け入れて、また穏やかにみんなで過ごせる事ができればよいなと思いました。』『こうやって違和感に気づいてくれる家族がいてよかったです。社会全体で助け合っていけるような世の中になればいいなと思いました。』『本人だとなかなか気づかなかったり、気づいても病院には行かなかったりするので、病院にいけてよかったです。』など、さまざまコメントが寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるようになります!そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月14日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品は、更年期障害をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、更年期障害について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には更年期障害の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。穏やかだった佳代が、家族に強くあたることが増えていき……。更年期障害とは感情が不安定に……読者の感想は……『どう接するべきなのか、距離感が難しいと感じました。』『プレ更年期と言って、早い人なら30代半ばから更年期の症状に悩まされます。生理の不安定とダブルで来ます。サポートが大切だと思います。』『更年期障害と言う言葉を知っている人は多いと思いますが、実際どういう症状がそれにあたるのか、また、どのように対処すればいいのかということに対しては、なかなか理解が進んでいないのが現状だと思います。』『こうした症状ですと結構周囲も心配はしますが、どうしてよいのかわからず、思っていることは言葉にして皆で協力をしあいながらなんとか跳ね除けていくのが一番ではないかと感じます。どうかイライラせずに柔軟に、周囲も受け止めてあげてほしいです。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。その後、家族3人で話し合い、周囲の理解やサポートもあったことで更年期障害と向き合うことができるようになりました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月13日