アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、舞台『検察側の証人』に主演することが30日、明らかになった。同作は世界的な推理小説家アガサ・クリスティによる戯曲で、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版。容姿端麗な青年レナード(小瀧)は大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴され、無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当する。法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言するはずだっが、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、「彼から『婦人を殺した』と告白された」という「検察側の証人」としてのものだった。クリスティ自身が「これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった」と自伝の中で語るほど、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開が見所に。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞し、今最も注目を集めている演出家の一人・小川絵梨子が務める。意外にもクリスティ作品を手がけるのは初めてだという。第28回読売演劇大賞 杉村春子賞、及び優秀男優賞を受賞の小瀧望が容姿端麗な青年・レナードを演じ、瀬奈じゅん、成河と実力派が揃う。他、大滝寛(ウィルフリッド卿役)、 浅野雅博(首席秘書カーター・判事役)、寺西拓人(ハーン警部・警官役)、斉藤直樹(ワイアット博士役)、林愛夏(グリーダ役)、西川大貴(クレッグ・看守役)、阿岐之将一(裁判書記・廷吏役)、那須佐代子(ジャネット・マッケンジー)、梶原善(事務弁護士メイヒュー役)が出演する。東京公演は世田谷パブリックシアターにて8月28日~9月12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~9月20日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて9月23日~9月28日。○小瀧望 コメント作品のお話を聞いて、ぜひ! やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。演出の小川さんと稽古場で、色々話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテイメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れて欲しいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい。○瀬奈じゅん コメントこのお話を頂いた時、とにかく興奮しました。出演するのが夢であった『検察側の証人』という作品である事。そして何より、小川絵梨子さんの演出であるという事。今はまだその興奮が収まりきっていない状態ですが、共演者の皆様と共に、しっかりと誠実に稽古を重ねて参りたいと思います。このような状況下ではありますが、足をお運び頂けたら嬉しく思います。○成河 コメント心から信頼する小川絵梨子さんの演出、頼もしく力強い共演者の方々と一緒に、新しい時代の『検察側の証人』を創れることを嬉しく思います。時代を経ても決して古びることのないアガサ・クリスティのこの法廷ミステリーを、さらに今回新翻訳で、より今の私たちに近しいエンターテイメントとして甦らせる事が出来るのではないかと期待しています。出口の見えない不安な日々に少しでも、上質な娯楽、前向きで建設的な思考を、皆さんと共有出来るよう、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います。お楽しみにお待ちください。
2021年05月30日ヒューストン・バレエの元プリンシパルで、シャネルのビューティー・アンバサダーを務めるなど、ファッション業界からも熱い注目を集める飯島望未がKバレエ カンパニーに初登場! 8月の正式入団を前に、間もなくBunkamuraオーチャードホールで開幕する熊川哲也版『ドン・キホーテ』にて、日髙世菜・小林美奈・毛利実沙子と並んで主役のキトリを務める飯島に、帰国の経緯や舞台への意気込みを聞いた。「思い立ったら即行動!みたいな性格なんです(笑)」――まずは、約15年ぶりに日本に拠点を移された理由と、Kバレエ カンパニーに入団することになった経緯などお聞かせいただければと思います。いずれは日本に帰って踊りたい、という気持ちは元々ありました。コロナ禍によってヒューストンでは全く踊れなくなってしまったことや、バレエ以外のお仕事が増えてきたことなどが重なって、タイミング的に今かなと。Kバレエさんの公演は、私がバレエを始めた日本の教室の先輩が何人か所属していたこともあって、小さい頃からよく観ていました。バレエ団としても会社としても、唯一無二のスタイルを築いている素晴らしいカンパニーだと思っていたので、私のほうから入団したいと連絡して、運良く迎え入れていただいたという流れです。――ご自分から連絡されたって、すごい行動力ですね!思い立ったら即行動! みたいな性格なんです(笑)。2016年にも一度ヒューストン・バレエを離れているのですが、その時も次のカンパニーが決まっていたから辞めたということではなくて。いったんリセットして自分がどういうダンサーになりたいか考えよう、という感じだったので、チューリッヒ・バレエへの入団が決まるまで1年くらい“ニート”でした(笑)。モットーと言うと大げさですが、ずっと学んでいたい、挑戦していたいといつも思っています。――正式な入団を前に、『ドン・キホーテ』のキトリという大役が舞い込んだ時のお気持ちは?私、『ドン・キホーテ』を全幕で踊ったことがないんです。ヒューストン・バレエのレパートリーにもあるのですが、むこうではしっとりした役をいただくことが多かったので、私は踊ったことがなくて。明るくて活発な役にはずっと憧れがあって、私が『白鳥の湖』に主演しているのと同時期にキトリを踊っていた子を見ながら、「羨ましいなあ、私も人間になりたい!」と思っていたくらい(笑)。ですのでお話をいただいた時は、「できるかな?」「大丈夫かな?」という気持ちもどこかにはありましたが、やっぱり「楽しみ」が一番でした。――実際にリハーサルが始まって、手応えなどはいかがでしょうか。悪戦苦闘しています(笑)。熊川ディレクターの振付って、本当に難しいんです! ステップが多くて速いのでまず体力的に大変ですし、音の取り方が独特なので、熊川ディレクターのミュージカリティ(音楽性)を自分の中に取り入れるのもとても難しい。熊川哲也 Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』メインビジュアル“音にハメる”というのはヒューストンの芸術監督からも求められたことではありますが、この音にこのステップという決まりが熊川ディレクターほど明確ではなかったので、ある程度は自分のミュージカリティで踊っていたんですよね。でも、一度取り入れてしまえば、あとはのびのび踊れるのではないかと感じています。悪戦苦闘はしていても、ずっと学んでいたい私の性格からすると、とてもありがたい環境ですね。――ざっくり、どんなキトリになりたいと思っていらっしゃいますか?お客様に共感してもらえるような、人間味あふれるキトリを演じたいなと思います。私は自分ひとりで考えるのではなく、共演者との掛け合いの中でキャラクターを作っていきたいタイプ。パートナーの山本雅也さんや皆さんとのリハーサルが始まって、私自身本当に楽しく踊ることができているので、自然とそんなキトリになっている……と願いたいですが、そう“見える”かどうかは私には分からないので、そこはどうぞ皆さんで評価してください。「バレエって本当に、努力することが尽きないなと思います」――熊川哲也さんは、飯島さんからご覧になってどんな芸術監督ですか?リハーサルは基本的に舞踊監督が見てくださっているのですが、熊川ディレクターにパ・ド・ドゥを見ていただいた時に、「こうしたほうがいいよ」という言葉通りにやってみたらすぐにうまくいったんです。ダンサーとして素晴らしいのは分かっていましたが、パートナリングもアドバイスもすべてが的確だなんて、「まさに天才だ」と思いました。――では、パートナーの山本雅也さんの印象は。踊ると変わる人、という感じです(笑)。普段はかわいらしいのですが、どこにスイッチがあるのか、踊ると本当にカッコ良くなるんです。パートナーとしても、「僕が合わせるから何でも言ってください」と言ってくれるからとても踊りやすいですね。初めて組むのに、ずっと前から一緒に踊ってきたような感覚になっています。――ちなみに飯島さん自身は、ご自分をどんな特性のあるダンサーだと思っていますか?踊る際に大事にしていることなどと併せてお聞かせいただければと思います。バレエの玄人ではない、一般の方が観ても共感できる演技をしたい、というのは常に思っています。前に観てくださった方から、「あのマイムはどういう意味だったの?」と聞かれたことがあって、伝わってないのは果たして良いのかなって。それ以来、手の出し方や振り向く時のスピードや首の角度など、本当に1ミリ単位で気にするようになりました。そのためか、良いか悪いか分からないですが(笑)、“バレエっぽくない動き”とよく言われます。たとえば手を差し出す時、肘を上げたほうがバレエらしくて美しい動きにはなるけれど、肘を落としたほうが意味は伝わりやすいのかなと思うんですよね。鏡を見ながら研究したり、人間観察をして気付いたことを自分の中に落とし込んだり……バレエって本当に、努力することが尽きないなと思います。――そこまで細かく研究していらっしゃる飯島さんのキトリ、本当に楽しみです! 今回は配信もあるということで、より多くの“一般の方”に観ていただくチャンスでもあると思います。そんな方向けに、改めて熊川版『ドン・キホーテ』の見どころを紹介していただけますか?まず『ドン・キホーテ』という作品自体が、本当に陽気でコミカルで誰が観てもハッピーになれて、しかもバレエのテクニックも満載なので、初めて観るバレエにもぴったりだと思います。そして熊川版は、踊りはもちろんですが、お衣裳やステージセット、それに生のオーケストラ演奏と、総合的な意味で一番豪華な『ドン・キホーテ』。私自身、何度観ても飽きることがありません。バレエの醍醐味はやっぱり劇場で観てもらうことなので、この配信をきっかけに、次は劇場で観たいと思っていただけたら一番うれしいです。――では最後に、これから日本でやっていきたいこと、今後の目標をお聞かせください。私はSNSにも力を入れているのですが、本当にいろんなフォロワーの方がいて、私がきっかけでバレエに興味を持ったと言ってくださる方も多いんです。そういうきっかけ作りを、今後はKバレエ カンパニーとともにもっとしていきたい。日本でもアメリカみたいに、「今日『白鳥』やってるみたいだから観に行こうか」くらいの感覚で、家族の週末の行事とか、あとはカップルのデートなんかにも、バレエを取り入れてもらえるようになったらいいなと思います。バレエという芸術を身近にするために、バレエもSNSもさらに頑張っていきたいですね。取材・文:町田麻子撮影:藤田亜弓公演情報Daiwa House PRESENTS熊川哲也 Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』Spring2021演出:熊川哲也振付:マリウス・プティパ / アレクサンドル・ゴールスキー指揮:井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー出演:<キトリ>飯島望未、 日髙世菜 、 小林美奈、毛利実沙子<バジル>堀内將平、山本雅也、髙橋裕哉、 杉野 慧 他 K バレエ カンパニ ー※公演日時により出演者が異なります。2021年5月19日(水)~5月23日(日)会場:Bunkamuraオーチャードホールチケット情報オンラインライブ配信が決定<配信日時>2021 年 5 月 23 日(日)13:00キトリ:飯島望未バジル:山本雅也エスパーダ:杉野 慧 ほか K バレエ カンパニー詳細は下記よりご確認ください。
2021年05月18日新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘3』に出演する、小西詠斗さんにお話を伺いました!1度のリハーサルで即本番。しかも一度スタートしたら最後まで止まれないノーカットの一発勝負。アドリブ力が問われる舞台に近いスリリングな状況をテレビの世界に持ち込んだ、新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』の第3期がスタート。「稽古はないしノーカットなんで、放送の尺にうまく合わせなきゃいけなくて、毎回、舞台とはレベルが違うパニックです(笑)。途中でお芝居をテンポアップさせたり延ばしたり、アドリブで調整していかなきゃいけなくて苦労しました」そう話すのは、第2期より参加の小西さん。前回は「必死すぎて何も考えられず、一瞬で終わってしまった」そう。新シリーズが始まっても「やっぱ慣れません」と苦笑い。「毎回、台本と違うことが普通に起こるんです。結構セリフを噛んじゃったりしたんですけど、共演のみなさん…とくにゴーちゃん役の和田雅成さんがツッコんだりしてくださるんで、失敗すると、ついゴーちゃんを見てしまいます。僕は予想外の展開が好きなんで、いろいろ起きてほしかったりするんですけど(笑)」演じるケニーは、マジシャンを夢見る青年。しかし時には超能力めいた不思議なパワーを発揮することも。「場の空気が読めない、ちょっと浮いたキャラクターです。相当変わっているようなので、この先、みなさんの予想を超えるようなお芝居も入れていけたらと思っています」サクセス荘は成功を夢見る若者たちが暮らすシェアハウス。小西さんにも、そんな頃があったのだろうか。「もともと俳優を目指していたわけじゃないんです。でも初めて小劇場の舞台に立った時、俳優としてやっていけたら幸せだなって思うようになりました。稽古が始まった当初は何もできなかったんですが、稽古が進むうち、台本を何度も読み込んで次はこういう言い回しにしてみようって考えるようになって。そうしたら、ちょっとですが評価されるようになり、嬉しかったんですよね。同じ台本でも演じる人によって違いますし、正解がないので、それをずっと考えられるのが面白いです」今後、「自分からアドリブを仕掛けられたら」との果敢な発言も。「見て、どこが台本でどこがアドリブか考えるのも楽しいですよね」『テレビ演劇 サクセス荘3』毎週水曜25:28~テレビ東京ほかにて放送中。脚本/徳尾浩司、川尻恵太(SUGARBOY)、ニシオカ・ト・ニール監督/川尻恵太出演/和田雅成、高橋健介、髙木俊、黒羽麻璃央、spi、立石俊樹、有澤樟太郎、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志、小西詠斗、唐橋充(劇中部屋番号順)©「テレビ演劇 サクセス荘3」製作委員会こにし・えいと2000年1月21日生まれ、広島県出身。舞台『刀剣乱舞』堀川国広役で注目される。1月21日に初の写真集『瞬間』が発売されたばかり。春に上演予定のミュージカル『黒執事』への出演も控える。※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年02月01日日本テレビ系『家政婦のミタ』や映画『コドモ警察』など多数の作品に出演する、女優でフィギュアスケーターの本田望結(16)。オランダのデンハーグで開催された「チャレンジカップ2019ノービスA女子」で優勝し、数々のCMに出演しているタレントでフィギュアスケーターの本田紗来(13)。兄に本田太一選手、姉に本田真凜選手を持つ「フィギュアスケート一家」として有名な2人が、昨年12月2日のイベント「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席し、2020年の振り返りと2021年の抱負を語った。2020年のステイホーム期間について望結は、「姉や妹とたくさん一緒にいられて、YouTubeを始めたりして楽しみを見つけられて、高校生としての学習面でも普段以上に沢山吸収出来たと思います」とポジティブなコメント。また、一人部屋になったことを明かし「まだまだ寂しく感じますが1人で本を読んだり、映画やNetflixを観たり、お一人様も頑張れるなと」と、自らの新たな発見を語った。紗来も同じく2020年の嬉しかったことを「姉妹で一緒にいられる時間が増えたこと」だと話す。また新たな発見については「家族の中でも、親戚の中でも末っ子で優しくされたり、かまってもらえたりが当たり前でしたが、子犬が生まれて、お姉さん気取りができている自分を発見しました。自分の事をねーねと呼んでいて家族が笑ってきます」と、本田家の微笑ましいエピソードが飛び出した。「今、この瞬間を大切にする」が信条の望結。2021年は17歳になるが「幼少期からなぜか17歳に憧れを持っていました。何、というわけではありませんが、自分に期待しています」と意気込む。一方「生きる事を頑張る」を心掛けているという紗来は、「2020年はやり残した事が自分の中で目立ちました」と反省しながら、「2021年、それら全てを、そのままにせずに、しっかりやり遂げたいです」と初志貫徹を誓った。
2021年01月03日女優でフィギュアスケーターの本田望結(16)と妹の紗来(13)が2日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した。芸能事務所・オスカープロモーションが毎年12月に開催しているマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。今年は新型コロナウイルス感染予防対策を重視し、撮影会形式ではなく、同事務所による撮影素材がマスコミ各社に配布された。同イベントでの姉妹共演は今回が初。望結は「初めて参加させてもらったのが9歳」と振り返り、「その時はまさか妹の紗来と一緒に晴れ着お披露目に臨むなんて思ってもいなかったので、横に妹がいるのがお仕事モードの私を見られているような気がして恥ずかしいです」と苦笑する。『第99回全国高校サッカー選手権大会』(日本テレビ系で放送)の応援マネージャーに抜てきされたこともあり、今年の漢字一文字は「蹴」。「まさに高校サッカー応援マネージャーとして選手の蹴る姿を目に焼き付けたい気持ちと今年はコロナ禍で世の中が困ってしまっているので蹴ってしまいたい気持ちからこの一字にしました」と“蹴”に込めた思いを語った。一方、初参加となった紗来は、「お着物を着るのがいつも楽しくて、すごい今日が来るのが楽しみでワクワクしていました」と心待ちにしていたようで、「初めてなのでお姉さん方のきれいさというか、ずっと緊張していて。でもお姉ちゃんと一緒に晴れ着お披露目に参加できるのがすごい嬉しいです」と二重の喜びを実感。「YouTubeでお姉ちゃんのはじめての撮影会の動画を見たのですが、すごく小さくてその時からお姉ちゃんは色々なドラマや映画に出ていたのだなと思うと、すごいなーと思いました」と姉の偉大さも肌で感じたようだ。この日は本田望結・紗来のほか、小芝風花、吉本実憂、高橋ひかる、尾碕真花、井頭愛海、井本彩花、宮本茉由が参加した。
2020年12月03日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が26日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた主演舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』の公開ゲネプロ・取材会に、演出の森新太郎氏、共演の近藤公園、高岡早紀、木場勝己とともに出席した。膨張した頭部と著しく変形した身体から“エレファント・マン”と呼ばれた、19世紀の英国に実在した青年ジョン・メリックと、彼をとりまく人々を描いた傑作戯曲を、演出家・森新太郎氏が新たに立ち上げた同舞台。異形な見た目と無垢な心を併せ持つジョン・メリックを演じる小瀧は「森さんとキャストの皆さんと何カ月もかけて稽古をしてきたので、本番1カ月弱ありますが、ケガなく全力でこの作品に挑みたいという思いです」と心境を告白。「実在した人物を演じるのはあまりないのですごく緊張しますし、ジョン・メリックさんに失礼のないようにということを意識しながら演じさせていただいています」と語った。そして、「仮台本にも戯曲にも書かれていましたが、『ジョン・メリックという役をやる役者は必ず医師の相談を受けてほしい。腰に病気を持つものは腰がダメになるから』と。まずそれに驚きました」と打ち明け、「トレーナーさんと森さんと話しながら、体を歪めた体勢を作りながらポスター撮りをして、そこから稽古に向けて、口を歪めていったり、体をもうちょっと歪めようとか、細かい微調整をしていって今の形になっています」と説明。「体の四肢全体が厳しいです。やっているときは気にならないですけど、終わったときにイタタタっていうのはあります」と明かすも、「ジョン・メリックという役を演じさせていただけているとすごい感じますし、この役でしか味わえない経験だと思うので全然苦じゃないです」と話した。小瀧の演技について、森氏は「あんまり褒めてもしょうがないですけど、大したもんですよ、小瀧は。バッチリなんです。小瀧よくここまで来たなと。褒めてもしょうがないですけど、小瀧えらいなと」と、「褒めてもしょうがない」などと前置きをして笑いを誘いつつ絶賛。木場も「ナイーブでとてもいいと思います」と太鼓判を押し、「僕は小瀧さんが好きです」と告白まで。高岡は「顔とか声の出し方を研究していたのをずっと目の当たりにしてきて、私の見る限りでは真面目でピュアですごく素敵だなと思います」と称賛した。森氏と共演者から絶賛された小瀧。「俳優人生のターニングポイント、大きな節目になるような役になると思います」と手ごたえを口にし、「初日を迎えられることに喜びを感じています。ロングスパンになりますが、キャスト一丸になって、スタッフの皆さんと走り抜けたいと思います」と意気込みを語った。舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』は、10月27日~11月23日に世田谷パブリックシアターにて上演。撮影:篠塚ようこ
2020年10月28日『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』の開幕を前にリハーサルの模様が報道陣に公開され、上演後には主演の小瀧望(ジャニーズWEST)をはじめ、近藤公園、高岡早紀、木場勝己、そして演出の森新太郎が会見に臨んだ。生まれつきの肥大化した頭蓋骨など、異形の外見から“エレファント・マン”として見世物小屋で好奇の目にさらされてきた青年ジョン・メリック。苦難の人生を歩みつつ、その無垢な心が人々の心を惹きつけていく姿を描く。今回も使用されているバーナード・ポメランスの戯曲には、メリックを演じる役者に対し、医師やトレーナーと相談することや腰に持病を抱える者が演じるべきではないといった注意書きが記されているという。 にて
2020年10月28日10月下旬から世田谷バブリックシアターにて上演される東京グローブ座『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』にて、ジャニーズWESTの小瀧望が演じる青年ジョン・メリック(エレファント・マン)のメインビジュアルが公開された。19世紀イギリスに実在した人物を題材にした名作『エレファント・マン』を、総勢9名の魅力的なキャストと充実のスタッフ陣と共に、森新太郎が新たに立ち上げた本作。主人公となる異形な見た目と無垢な心を併せ持った青年メリックは、解剖外科医トリーヴズとの出会いによって初めて人間らしい生活を手に入れ、彼が本来持つ知的で純粋な心に人々は惹き寄せられてく。今回公開されたメリックのメインビジュアルは、演出の森と小瀧が相談しながら創り上げた表情とのこと。シンプルながら、まっすぐこちらを見るメリックの無垢な瞳が印象的なビジュアルとなっている。●公演情報世田谷パブリックシアター×東京グローブ座『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』日程:10月27日(火)〜11月23日(月・祝)会場:世田谷パブリックシアター【料金(全席指定・税込)】一般:S 席(1階&2階)8,500円/A 席(3階)5,000円ほか、各種割引あり【一般発売日】9月26日(土)
2020年09月07日2020年6月5日、俳優の生田斗真さんが同月1日に結婚していたことが分かりました。お相手は、同じく俳優の清野菜名さんです。サンケイスポーツによると、2人は連名の直筆署名を添えた文書を寄せたといいます。新型コロナウイルスが世界各地で猛威を振るう中、2人は「世界中が大変な状況になり、このような時に結婚をすべきか迷いもございました」と吐露。それでも「お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業に邁進して参りたいと決意致しました」と報告した。サンケイスポーツーより引用また、清野さんも自身のInstagramで結婚についてコメントを発表しています。いつも応援ありがとうございます。皆様には自分の言葉でお伝えしたく、この場をお借りしてご報告させて頂きます。この度私、清野菜名は結婚致しました。今後も俳優業に邁進して参ります。これからも応援よろしくお願い致します。seinonanaーより引用 この投稿をInstagramで見る 清野菜名(@seinonana)がシェアした投稿 - 2020年 6月月5日午前2時30分PDT2015年に放送されたテレビドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)で共演した、生田さんと清野さん。2人の結婚に、祝福の声がたくさん寄せられています。・おめでとうございます!2人とも応援していたから嬉しい。・美男美女だ!お似合いです!・久々に明るいニュースをありがとう!これからも、ドラマや映画などで活躍する2人の姿が楽しみですね。生田さん、清野さんご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年06月05日5/20(水)発売のanan2201号「ジャパンエンタメの底力。」特集の表紙にご登場いただいた、宝塚歌劇団・雪組の望海風斗さんの撮影エピソードを紹介します。圧倒的な表現力、研ぎすまされた男役の色気。一期一会ともいうべき奇跡の表紙です。長年独自に受け継がれ進化してきた宝塚歌劇団の“男役”という存在は、ジャパンエンタメの代表格といっても過言ではないかと思います。その中でも現在、圧倒的な歌唱力と表現力を持つ男役として高みを極められているのが、先頃退団を発表された雪組トップスター・望海風斗さん。その素晴らしさをファンの方はもちろんのこと、宝塚未体験の方にもぜひとも知ってほしく、とにかくご紹介したい一心で、取材を依頼させていただきました。取材・撮影が行われたのは今年3月。本来ならば『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』公演の真っ最中であったタイミングでしたが、公演は残念ながら自粛休演に。そんな中でお時間をいただけたことに、編集部スタッフは身震い? いや、武者震い…。撮影は休演中の東京宝塚劇場にて行わせていただきました。どう撮影すれば男役トップスターの魅力を最大限に引き出せるか、スタッフ一同で思案した結果、舞台の上を彷彿とさせるホリゾント幕のようなドレープ状の白い布をセッティングすることに。望海さんのかっこよさ、妖艶さを少しでもグラビアで表現できたら…と、撮影に挑みました。通常であれば観劇の人々でにぎわう劇場は静まり返り、いつにない雰囲気で、ピンと身が引き締まる緊張感に包まれます。カメラテストをしつつお待ちしているところへ、柔らかい空気を纏った望海さんが涼やかに登場。撮影の説明をさせていただくと「わかりました」と一言、セットの前にすっと立ち、カメラマンがシャッターを切り始めた途端…。その場にいたスタッフ全員が息を呑むほどの迸るオーラ! 繰り出される華麗なポーズの数々! ニヒル&クールな微笑み! これこそ大劇場の客席の視線を一身に集め虜にしてやまない姿!! その存在感に魅了されたカメラマンは「鳥肌が…」とつぶやき、シャッターを切る手が止まらなくなるほど。撮影終了の合図で、またすっと柔らかな空気に戻られた望海さん。そのオンとオフの切り替えの凄さと集中力に、ただただ圧倒されるばかり…。そして撮影終了後、劇場内で自主稽古をしている下級生の方に声をかけたり、静謐なホワイエをぐるりと愛おしそうに眺めていらっしゃる様子にも、望海さんの優しく包容力のある人柄が窺え、編集部はとにかく号泣でした(心の中で)。106周年を迎える宝塚歌劇団ですが、トップスターの方がananの表紙を飾るのは、創刊50年の歴史の中で初めてのこと。この一期一会ともいうべき貴重な機会、美麗なグラビア、そしてロングインタビューまでぜひ誌面でお楽しみいただけたら幸いです。(編集長K)
2020年05月19日宝塚歌劇団・雪組トップスターの望海風斗が、20日発売の女性グラビア週刊誌『anan』(マガジンハウス)2201号の表紙を飾る。今年創刊50周年を迎えた同誌で、現役タカラジェンヌが表紙を飾るのは初めて。撮影当日は、東京宝塚劇場ホワイエにシルク風の布幕を持ち込んでセットを設営。全身の動きがとにかくしなやかで、舞台上さながらの色気のある視線、スタイリッシュなポーズを次々に繰り出し、“これぞ! 男役!”のかっこよさが全開の望海のオーラに、スタッフ全員が圧倒されたという。インタビューページのタイトルは「開幕のベルが鳴る時」。舞台との出会い、宝塚歌劇団・望海風斗としてのこれまでと今後についての思い、男役の魅力、転機となった作品について真摯に語った。この取材・撮影以降に、新型コロナウイルス感染拡大により宝塚歌劇団も6月末まで全公演の中止を発表。その前段階での思いが語られている。望海は「(ananからの表紙オファーを受けて)本当に驚きました!! 何度も『私で大丈夫ですか!?』と確認しました(笑)。ですが、このような素敵な機会をいただけたことに感謝しています」とコメントを寄せた。
2020年05月11日「全裸監督」や「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」の森田望智が、「リング」「らせん」の原作者・鈴木光司が書き下ろした新作ホラー作品FODオリジナルドラマ「あの子が生まれる・・・」でドラマ初主演。7月18日(土)から配信される。本作は、日本のみならずハリウッドでも映画化された『リング』シリーズなどを手掛け、全世界にジャパニーズホラーブームを巻き起こした作家・鈴木光司の書き下ろしによる完全オリジナル作品。舞台は、郊外のとある病院“新生病院”。かつては産婦人科を母体に総合病院として地域に根付いた医療を志し、人々から愛されていたが、あることをきっかけにして次第に歯車が崩れ始め、次々と病院の闇が明るみになっていく。地位や名誉、欲望と嫉妬、そして復讐。病院を取り巻く人間模様が複雑に絡み合い、罪に罪を重ね衰退していく病院。その中で誕生する美しきモンスター。この世で一番恐ろしいのは、 我々人間なのかもしれない…。ジャパニーズホラーの巨匠が贈る、人間の確執を描いたサスペンスホラーとなっている。主人公となる新生病院の看護師・今泉菜央を演じるのは、ドラマ「パパ活」に出演し、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」では ヒロイン・恵美/黒木香役を演じ、2019年10月、第24回釜山国際映画祭「アジアコンテンツアワード」で最優秀新人賞を受賞した森田望智がドラマ初主演。「私が小さい頃トラウマになるほど恐怖を覚えた作品たち。その作品を生み出している鈴木光司さんが脚本だと知り、良い意味で背筋がゾッとしました」と森田さん。「このドラマはずばりビジュアル系リアルホラー。照明がカッコよかったり、どこかファンタジー要素もありながら、とても自然でリアルな作品です」と説明する。さらに、「撮影では力強い共演者の皆さんが、どこかがおかしい個性的なキャラクターを演じて下さっていて、私は見ているだけで刺激的な毎日でした。その皆さんの流れに身を委ねているような、ふわっとした日々は心地よく、けれど起る出来事は毎度戦慄なので、とても不思議な撮影体験でした」と語る。そんな本作で、謎の女・英子役を務めるのは、ドラマ「刑事ゆがみ」ほか、映画『ぐらんぶる』に出演が決定し、グラビアアイドルとしても活躍する小倉優香。主人公の菜央の彼氏・汐月勇馬役には、「劇団番町ボーイズ」のメンバーでもあり、映画『PとJK』やドラマ「結婚相手は抽選で」などに出演の松本大志。新生病院の2代目院長・河本潤一郎役を、舞台「ブラックorホワイト?-あなたの上司、 訴えます!」やドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年フジテレビ)など舞台・ドラマ・映画と幅広く活躍する羽場裕一。潤一郎の妻であり麻酔科医である河本和代役を、 映画『恋するふたり』やドラマ「八つ墓村」などに出演、シリアスな作品やホラー作品に多数出演する山下容莉枝。潤一郎の娘・河本美恵役を、ドラマ「テセウスの船」、映画『AI崩壊』など話題作に次々と出演する芦名星。美恵の夫・河本秀明役を、2015年1月に四代目市川九團次を襲名し、世界各国で公演を行うほかテレビCMやバラエティ番組など歌舞伎以外でも幅広く活躍中の市川九團次。そして、鈴木光司作品には欠かせない女優のおぞねせいこ、演技派の大ベテラン女優赤座美代子といった、 そうそうたる個性派俳優陣が鈴木氏の描く恐怖の世界を体現する。鈴木光司「リング」「らせん」と「同じトリックを仕込んでおいた」「『リング』『らせん』『ループ』の三部作は、1970年代に姿を消した恐るべき天然痘ウイルスが、貞子の怨念と神秘の力を得て、 “呪いのビデオテープ”となって甦り、その後、突然変異を起こして“リング・ウイルス”“転移性ヒトガンウイルス”となって世界に蔓延するも、主人公の犠牲的行為によってウイルス発生のメカズムを突き止め、パンデミックが収束へと導かれる物語である。小説を読むことによって、意識に変革が起こり、読者は目に見えない因子をしょい込んでしまったような感覚を覚えるだろう」と鈴木氏。「対岸の火事でない、読者巻き込み型の恐怖を描いたつもりである。今回のドラマ『あの子が生まれる・・・』にも、映像という媒体を介して同じトリックを仕込んでおいた」と明かしており、「驚愕のラストまで付き合っていただくには、それなりの覚悟が必要であると、警告を発するにとどめておこう」と、脚本にも携わった本作について意味深なコメントを寄せている。FODオリジナルドラマ「あの子が生まれる・・・」は7月18日(土)0時より配信開始、毎週土曜0時~最新話更新(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2020年05月10日今年3月に中学校を卒業した女優・フィギュアスケーターの本田望結の中学卒業記念写真集『JUNIOR HIGH SCHOOL DAYS MIYU HONDA』が、30日に発売される。この写真集は、中学生という日々成長する時間を収めるため、2019年2月と2020年2月に撮影を敢行。ずっと練習をしてきたスケートリンク、着物を着て地元京都を巡ったり、パジャマや部屋着でのプライベートなカット、制服姿のカットなど、等身大の無邪気な表情からちょっと大人びた表情まで、どれも今しか撮れない貴重な姿ばかり。子役から長いキャリアを積んできた本田望結の成長と次のステップへの期待が詰まった写真集となっている。本田は「体育祭や文化祭などの中学生生活でのイベントは、どれも思い出深いのですが、毎日の何気ない授業などの日常が最大で最高の思い出です。生まれも育ちも京都なのですが、2歳から芸能活動で東京、小学校からずっと学校が大阪だったこともあり、地元でありながらはじめましての場所が多くて、今回の撮影で京都の街をお着物で回れたことが楽しかったです! 初めてなのになぜか安心感があるのは地元だからかなって思いました」とコメント。そして、「この写真集を一言でいうなら『今の自分!』背伸び感より普段の雰囲気をそのまま写真にしていただけました。中学を卒業するタイミングで写真集として形に残すことができて記念の撮影になりました。応援していてくださる皆様に、応援していてよかった!! と思っていただけるよう、これからもさらなるチャレンジ精神で頑張ります」と語っている。(C)Abe Chizuru
2020年04月28日俳優の生田斗真が出演する動画「Smile Up ! Project ~YOUも踊っちゃいなよ!~ 生田斗真」が16日、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルで公開された。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、生田は「みなさん今、大変な状況に置かれていると思います。医療関係で働いてくださっている皆さま、僕たちの生活が止まらないように一生懸命働いてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。本当に感謝しています」とメッセージ。「今回発信する機会をいただきました。何しようかなと思って、どうすればみんな、おうちにいることでしょうから、暇な時間を華やかにできるのか、楽しませることができるのかと。みんな体がなまってることでしょうから、一緒に踊りたいと思います」と伝えた。そして、ハットをかぶって「みんなもやってみてください」と呼びかけてから、近藤真彦の「アンダルシアに憧れて」を口ずさみながら、華麗なダンスを披露。パフォーマンス後、「みんな頑張ろう! 一緒にやってね」と再び呼びかけた。
2020年04月16日元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風(ひなみふう)がミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演する。宝塚を2016年に退団して以来、大型のミュージカルは初めてという妃海に話を聞いた。ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」チケット情報本作は1960年に米国で公開された同名のB級ホラー映画を原作に、ブロードウェイや日本でも上演を重ねてきた。「小さいころに映画を見て、その耳なじみのいい音楽がすごく印象に残っていました」と妃海が言う通り、『アラジン』『リトル・マーメイド』などを手掛けたアラン・メンケンの楽曲が光る。ニューヨークの貧民街にある花屋を舞台に、気弱な青年シーモアが奇妙な植物を手に入れたことから、とんでもない騒動が起きる物語。「『ロッキー・ホラー・ショー』のようにブラックで、ロックで、ハチャメチャな世界観が面白い。そのB級感も大好きです。私、面白いことが大好きなんです」と語る。妃海が井上小百合とダブルキャストで演じるのは、シーモアの同僚で、彼に慕われているオードリー。「相当変な子で、彼氏が“ドS”の歯医者さんというダメ男好きで、恋愛にかんしてもダメ(笑)。でも、ピュアで一生懸命生きていて、愛嬌とチャーミングさが魅力。あまり面白いことをせずに、真っすぐピュアにかわいく演じられたら。空想家でもあるので、そのシーンは、私が宝塚時代に培ったゆめゆめしい歌い方を発揮したいです。また、新しい歌い方にも挑戦したいですね」。宝塚時代は、娘役はこうでありたいというイメージが自分の中で強かったという。「じつは関西出身でおしゃべり好きなのですが、取材のときに関西弁でペラペラとしゃべるのはイメージではないと思っていました。部屋のカーテンはピンクで、洋服もフリル、食べ物もショートケーキを食べるなど、宝塚の娘役としてプライベートも徹底していたんですよ」。退団後もそのイメージを保たないと愛されないのではと思っていたが、「今さらですが、ありのままの私のほうが人と深くつながれると気が付きました。芝居でも生身の私をもっと出していきたいです」。その一方、退団後は何をしたいのか、悩みもがく日々が続いた。「でも、ある日を境にパーンと『私、やっぱりめっちゃミュージカルがしたい!』とスイッチが入ったんです。今は夢を見つけて、人生の彩りと充実度が全然違います。『レ・ミゼラブル』を見たことも大きくて、本当はジャン・バルジャンを演じたいのですが(笑)、いつかファンテーヌを演じられたら」と夢が膨らむ。「『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で本格的な大作ミュージカルに挑戦できるのは本当にうれしくて幸せです。最初から最後までハイテンションな舞台なので、私もパワフルに頑張ります!」。公演は3月13日(金)から4月1日(水)の東京・シアタークリエを皮切りに、山形、愛知、静岡を巡演し、4月20日(月)から27日(月)に大阪・新歌舞伎座にて上演。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2020年02月12日兵庫・宝塚大劇場の2020年の幕開きを飾る宝塚歌劇雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』が、1月1日に開幕した。「宝塚歌劇雪組 ミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』」チケット情報1984年に公開されたセルジオ・レオーネ監督によるギャング映画を原作に、小池修一郎が脚本・演出を手がける本作。20世紀のアメリカ社会を背景に、ニューヨークの貧民街で暮らす移民の少年たちがギャングとして成りあがっていく様とその後を、友情や絆、恋模様を絡めて描いた物語だ。移民だからこその苦悩と夢、それゆえに手放してしまったもの…。この宝塚版では、トップスター・望海風斗が演じる主人公ヌードルスを軸に、登場人物それぞれの“生き様”が色濃く描き出されている。黒いスーツにソフト帽を被ったギャングたちが、クールな群舞を繰り広げるプロローグ。ダンディな色気で観客を惹きつけ、舞台は一転、1958年のニューヨーク・マンハッタンの場末、ローワー・イーストサイドの一角に立つダイナーへ。店主ファット・モーを訪ねてやって来た主人公ヌードルス。ふたりが25年ぶりの再会を果たすところから物語が始まり、そこから1920年代の少年期、1930年代の青年期の回想、そして1950年代の今(壮年期)へと、展開していく。ヌードルスを演じる望海は、その3世代を柔軟に演じ分けて魅せる。街では悪事を働きながらも、思いを寄せるデボラの前では“純”な一面を見せる少年期、罪を犯し、7年あまりの刑期を終えて仲間の元に戻った青年期、姿を隠して生きてきた壮年期は、哀切さを帯びた佇まいが印象的だ。孤独や葛藤を覚えるヌードルスを情感豊かに演じるとともに、抜群の歌唱力でも聴かせる望海。時が流れるとともに、ヌードルスと、それぞれの“夢”を求める仲間たちやデボラとの関係が変化していくのも見どころのひとつだ。デボラを演じるトップ娘役・真彩希帆も、バレエのレッスンに励み、スターになる夢を見る愛らしい少女時代から、芯の通った大人の女性へと成長していく様を見事に表現。歌唱のうまさも際立ち、ブロードウェイのスターとして劇場に立つ場面では、大階段いっぱいに広がるドレスをまとい、その美しさでも魅せる。少年期にヌードルスと出会い、行動を共にするマックスを演じるのは、彩風咲奈。非道なことに葛藤を覚えていくヌードルスに対し、仲間の中心となりどんなことをしてでも成功しようとするマックスを存在感たっぷりに表現。また、“裏”の顔を持つ全米運送組合のジミーを演じる彩凪翔、マックスが経営する潜り酒場のショースター・キャロルを演じる朝美絢らが繊細な演技で脇を固めている。アダルトな男の色気と、濃厚な人間ドラマ、そして宝塚ならではのショーアップされたシーンもあり。望海率いる充実の雪組が見応えたっぷりに仕上げた本作は、2月3日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、2月21日(金)から3月22日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは1月19日(日)一般発売。取材・文:黒石悦子
2020年01月09日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」の12月15日(日)今夜放送回に、女優の森田望智が登場。この夏、大きな話題を呼んだNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」で一躍注目された森田さんにカメラが密着する。1996年、神奈川県に生まれフィギュアスケート漬けの幼少期に自宅近くで見た映画撮影の現場に感動。「あの中の一員になりたい」と思うようになったという森田さん。「当時は、女優に限らず、メイクさんでも音声さんでも何でもよかった」と語る森田さんだが女優の道を歩み、『一週間フレンズ。』や「賭ケグルイ」などの作品に出演。そんななか、山田孝之が80年代伝説のAV監督・村西とおる氏を演じ、今年8月Netflixで配信された「全裸監督」で伝説のセクシー女優・黒木香を演じて一躍スターダムに。先日行われた第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットでは「アジアコンテンツアワード」最優秀新人賞を受賞するなど、国内だけでなく世界で注目される女優へと飛躍した。「全裸監督」のオーディションでは自らアイライナーでワキ毛を描いて臨んだものの、監督にスルーされてしまったという逸話を持つ森田さん。まるで本人のような所作で挑んだ文字通りの“体当たり演技”で、これまでほぼ無名だった彼女に「あの子は何者?」と多くの視線が注がれ始めた。実は芸能活動の期間こそ長いものの、大きな仕事をつかむことができずにいた苦労人でもある森田さん。「もう最後かもしれない...」そんな覚悟で受けたのが「全裸監督」のオーディションだったそう。今回本番組では「全裸監督」を機に映画やドラマ、CMと様々なオファーが舞い込むようになった彼女の日々に密着。「作品を両親と見た」というまさかの告白から、ずっと憧れだった映画祭のレッドカーペットの舞台裏や、謎多きプライベートにも迫っていく。「全裸監督」の役作りの時にも受けたという演技レッスンでは、なぜか“動物の絵”を手にレッスン場に向かう…カメラが捉えた衝撃の光景とは!?世界が期待する女優、森田さんの飛躍のその後をカメラが追った「情熱大陸」は12月15日(日)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年12月15日女優でフィギュアスケーターの本田望結(15)が4日、東京・明治記念館で行われたマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席し、2020年への意気込みを語った。「晴れ着撮影会」は、米倉涼子、上戸彩など人気女優を多数かかえる芸能事務所・オスカープロモーションが、毎年12月頃に行っている恒例イベント。本田は、「2019年は中学生最後の年。学業がすごく楽しくて、友達と一致団結して勉強したり、すごく楽しかった年でした」と充実した学校生活を振り返り、「フィギュアスケートの方では悔しい経験もたくさんしたんですけど、その分、その経験から来年に向けての目標がすぐに決まったので良かったです」とフィギュアスケートへの意欲も前向きに伝える。また、「2020年はJKになるので!」とうれしそうに話して周囲から祝福の声が上がる中、「高校生になって義務教育も終わるので、ちゃんと自己管理をしてがんばっていきたいです」と意気込み、「緊張してる部分もすごくあるんですけど、大人になるための道を作っていけたらいいなと思っています」と期待に胸を膨らませた。そんな本田にとって、2019年を表す漢字は「縁」。「今年は再会させて頂く方がたくさんいました」とその理由を語り、「スタッフさん含め演者さんとも再会の年でした」と回顧していた。今年の「晴れ着撮影会」には本田のほか、小芝風花、吉本実憂、岡田結実、藤田ニコル、宮本茉由、尾碕真花、井頭愛海、是永瞳、井本彩花、川瀬莉子が出席した。
2019年12月04日フィギュアスケート選手で女優の本田望結が22日、大阪・梅田に23日よりオープンする期間限定の屋外アイススケートリンク「ウメダ☆アイスリンク つるんつるん」(グランフロント大阪・うめきた広場)のリンク開きセレモニーで“初滑り”を行った。赤と黒の衣装で登場した本田は、軽快な曲「Hand Clap」でスケーティングを披露。スピンやジャンプなどを織り交ぜながら、楽しげな表情でリンクを駆け回る本田の熱演に、集まった観客から手拍子が起こっていた。今年で6年目を迎える「つるんつるん」の初滑りを、6回連続で務めている本田は「最初は小学4年生。(当時より)身長が30cmぐらい伸びました」と成長を報告。「梅田はスケートのウエアを買いによく来るところ。そこでみなさんに(演技を)見ていただくのは不思議な感じですが、外で滑ることはあまりないので、すごく気持ちよかったです!」と感想を話し、「いつも私が滑っているところと変わらないぐらい滑りやすいリンク。みなさんにも本格的な滑りを楽しんでいただけると思います」と笑顔でPRした。フィギュアと女優の二足のわらじを履く本田だが、フィギュアでは今年の全日本ジュニア選手権への出場を逃すなど「練習の成果を見せることができなかった」と無念の結果に。一時は両立に「迷いがあった」というが、テレビ番組で共演中の吉本新喜劇座長・小籔千豊から「地球上に望結ちゃんがひとりでも、絶対にふたつのことをやってる。周りの声を気にせずに、自分のやりたいことをやったらいい」と励まされたことを告白。「来年2月の『全日本中学生スケート大会』はすごく大事な試合。12月にはドラマの撮影もありますが、みなさんに認めていただけるように、振り返りながらも立ち止まらず、前に進んでいきたい」と力を込めた。
2019年11月23日女優の本田望結が7日、東京・東急百貨店本店で行われたクリスマスツリー点灯式に出席した。同点灯式は、本田が応援サポーター兼ゲストスケーター務めるクリスマスショー「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド」のPR兼ねて開催され、クリスマスを彷彿とさせる白を基調とした衣装で登場した。同ショーは、2016年から4年連続で本田が応援サポーターを務めており、今年は本田が考案した振り付でスケートを披露する予定。「滑る曲もまだ決まってなくて、これから作っていくのでとてもワクワクしています。たくさん深く深くこだわって、最高のものを皆さんにお届けできたらと思っております」と目を輝かせていた。また、式には同ショーに出演するシンガーのサム・ハーヴィーも出席。サムはクリスマス・ソング「Let It Snow」を披露し、点灯式に華を添えた。「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド」は、12月14~25日まで東京・東急シアターオーブで開催され、本田は23~25日の3日間に出演する。
2019年11月08日加藤シゲアキ主演スペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~」に、「ジャニーズWEST」小瀧望と女優・寺島しのぶが参加することが分かった。ミステリー&ホラー小説界の巨匠・横溝正史が生んだ金田一耕助シリーズは、探偵推理小説の金字塔として圧倒的人気を博し、昭和、平成と時代を越えて幾度となく映像化されてきた不朽の名作群。中でも「悪魔の手毬唄」は、作者自身が傑作と語ったミステリー作品で、怨念めいた村で起きる血で血を洗う争いが描かれる。今回出演が明らかになった2人が演じるのは、物語の舞台である鬼首村(おにこうべむら)にある温泉旅館「亀の湯」の女主人・青池リカと、リカの息子で美しき容姿の青年・青池歌名雄。2人は悲しい過去を背負いながらも、固い絆で結ばれる親子だ。数々の映画や舞台、テレビドラマで唯一無二の演技派俳優として活躍を続ける寺島さんが演じるリカは、歌名雄と娘の里子の母で、20年前、里子を妊娠中に悲惨な事件で夫・源次郎を亡くしていた。しかもその犯人、恩田幾三はいまだに行方不明だという。目下の悩みは、愛する息子のこと。歌名雄と村一番の実業家である仁礼家の娘・文子との縁談話が持ち上がっているが、当の歌名雄は由良家の娘・泰子と恋仲で…。今回の役について「さまざまな愛憎がリカの中で渦巻いており、なぜそうなったのか、さまざまな部分を自分なりに読み込んで演じたいと思っております」と意気込んだ寺島さんは、「横溝正史氏の作品が今の時代に何が伝わるのか、何を伝えられるのか、出演者ですが視聴者の方々の感想がとても気になります」と放送が楽しみだとコメント。一方、アイドルであり「白衣の戦士!」「決してマネしないでください。」など俳優としても活躍する小瀧さんが演じる歌名雄は、村の男性陣の中で随一の色男で、思いを寄せる女性は数知れず。恋仲の泰子と結婚の約束をしているが、家族のことを考えると自分の思いを貫いていいのか悩みは尽きない。しかしそんな中、泰子が滝つぼで死んでいるのが発見される――。歌名雄役の小瀧さんは「今まで出演してきたドラマのテイストと全然違いましたし、“かなり難しいな!”と思いました。個人的な印象ですが、この役が僕にとってターニングポイントになる気がしています」と印象を明かし、単発ドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」以来3年ぶり2度目の共演となる加藤さんについては「そんなに久しぶりな感覚はないですし、またご一緒できてすごくうれしいです!」と喜んだ。また、母役の寺島さんについては「まさにお母さん!すべてを包み込んでくれる感じです。お芝居では圧倒されると同時にすごく興奮もしています。学ばせていただきたい、吸収したいという気持ちで日々過ごしていますし、ご一緒させていただけてとても幸せです」と初共演した感想を語っている。そして加藤さんも「歌名雄は難しいキャラクターだと思います。男ですけど“悲劇のヒロイン”のような人物。(小瀧と)お互いの成長を感じられたらうれしいです」と再共演に喜びのコメントを寄せている。スペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~」は12月21日(土)21時15分~フジテレビにて放送。※時間変更の場合あり(cinemacafe.net)
2019年11月07日女優の森田望智が24日、東京・恵比寿ガーデンプレイス シャトー広場で行われた「harper by Harper’s BAZAAR x CR Japan 1周年パーティ」に登場した。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』で伝説のAV女優・黒木香を熱演し、注目を集めている森田。この日は、スカート部分がシースルーになったドレスで美脚をチラ見せ。笑顔を見せながらブラックカーペットを歩いた。同イベントは、ハースト婦人画報社の女性ファッション誌『ハーパーズ バザー』と『CRファッションブック』のコラボイベント。『ハーパーズ バザー』グローバル・ファッション・ディレクター、『CRファッションブック』ファウンダー兼出版ディレクターで あるカリーヌ・ロワトフェルド氏が来日し、『ハーパーズ バザー』日本版の塚本香編集長とともに豪華ゲストをお迎え。森田のほか、森星、Koki,、剛力彩芽、安藤美姫、武田真治、桜田通、小関裕太、エレナアレジ後藤、エリー・ローズ、平子理沙ら約30人の豪華ゲストがカーペットを彩った。
2019年10月24日映画『HiGH&LOW THE WORST』(公開中)の新チームが7日、明らかになった。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。この度明らかになったのは、青髪の優斗(市川知宏)と金髪の秀斗(落合モトキ)の「金平兄弟」を中心に、南(前田瑞貴)と大橋(高野光希)も加わって結成されたチーム・牙斗螺(キドラ)。これまでも『HiGH&LOW』には、巨大な反社会的組織「九龍」や悪名高きスカウト集団「DOUBT」など、いくつかの敵対勢力が登場していたが、今作で新たに加わった牙斗螺は、廃墟と化した希望ヶ丘団地を拠点にしながら、SWORD地区以外でも蔓延するドラッグ「レッドラム」を各所で売買し、金のためには手段も選ばない凶悪集団だ。そのグループの中心にいる「金平兄弟」の兄・優斗は、過去に鬼邪高校定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)とも衝突したことがあり、再び顔を合わせることがあれば一触即発な空気も醸し出している。また、牙斗螺のメンバーには、希望ヶ丘団地で花岡楓士雄(川村壱馬)らの幼馴染として共に育ってきた前川新太(矢野聖人)の姿も。かつては団地の仲間たち=花岡楓士雄(川村壱馬)、桐原誠司(白洲迅)、尾々地真也(中務裕太)、尾々地正也(小森隼)、石井マドカ(富田望生)と一緒に笑顔で街を駆け回っていた新太だが、牙斗螺のメンバーとして悪に手を染めている点も注目となっている。
2019年10月07日12月14日(土)より東京・東急シアターオーブにて開催される「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2019」。同公演に女優/フィギュアスケート選手の本田望結のゲスト出演が決定した。【チケット情報はこちら】2016年に日本初演を迎えた「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」は、NYで80年以上にわたり親しまれている「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―」に続く“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショー。今年で4年目を迎える。今回、ゲスト出演が決まった本田は、「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を立ち上げ当初から応援サポーターとして盛り上げ、アメリカカンパニーと共にステージを創ってきた。アメリカ人のシンガーたちの生歌に合わせて、ゲストスケーターとしてスケーティングを披露し、観客の皆さんをクリスマスの世界に誘う。本田の出演は12月23日(月)・24日(火)・25日(水)の 14:00公演限定。子供から大人まで楽しめる遊園地のような夢のような空間を、クリスマスに体験できる。本田は、「『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』に出演させて頂くようになって、4年目になるのですが、私自身クリスマスを待ち遠しく思うようになりました。今、私の中でクリスマスと言ったら『ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド』です。毎年、私が演じさせていただく曲が届くのが楽しみで、何度も曲を聴いてインスピレーションで自分で振り付けを考えています。衣装も、競技用のコスチュームを制作して頂いている衣装さんと相談しながら色やデザインを演目や照明に合うように作っているので、そこも是非楽しみにしていただけると嬉しいです。大人の方も子供の方も楽しんで頂ける『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』。皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。メリークリスマス・ワンダーランド!」とコメントを寄せている。本日より、同公演に出演するシンガーキャストの写真付きチケットの最終先行販売開始。■「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド2019」日程:12月14日(土)~25日(土)応援サポーター/スケーターゲスト出演:本田望結/MIYU HONDAキャスト:アルフレッド・ジャクソン/Alfred Jackson(シンガー)、サム・ハーヴィー/ Sam Harvey(シンガー)、ジョナサン・ヘラー/Jonathan Heller(シンガー)、ショーンテ・マサール/Shaunte Massard (シンガー)、チャリティ・ファレル/ Charity Farrell(シンガー)、レイチェル・ピーターソン/Rachel Peterson(シンガー)、ジョデイン・ヒギンズ&ショーン・ライス(スケーター)
2019年10月03日宝塚歌劇雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』の制作発表会見が9月27日、都内で行われた。セルジオ・レオーネ監督、ロバート・デニーロ主演で知られる傑作ギャング映画を世界で初めて宝塚歌劇団がミュージカル化。日本ミュージカル界を牽引する演出家・小池修一郎が「原作映画がとても好き」だと語り、舞台化を熱望していたという作品を満を持して取り上げる注目作だ。これに、実力・人気とも非常に高いトップスター・望海風斗率いる雪組が挑む。チケット情報はこちらこの日の会見には望海風斗、真彩希帆のトップコンビに加え、彩風咲奈、彩凪翔、朝美絢が登壇。その5人がまず作品の世界観を伝えるパフォーマンス披露。セリフも歌もなく、音楽とナレーションにのせ出演者がダンスを中心に魅せるパフォーマンスだったが、そこは実力派の雪組、ムーディかつ大人の色気で報道陣を魅了した。その後トークショー、質疑応答と進んだ会見では、望海は「今までも何度かマフィアを演じたことがあり、その時に勉強のためにこの映画を観た。男の哀愁、一筋縄ではいかない友情、恋愛、耳にも心にも残るメロディに惹かれていました。そして小池先生もこの作品がお好きだということを聞いていて、いつか宝塚でやるのであれば私も出演したいなと思っていたところ、今回(主役の)ヌードルス役で……というお話をいただけて嬉しかった」と心境を。その望海に対して小池は「男役としての華やかさに加えて、男役の精神や内に秘めたエネルギーから、さまざまな経験を経た“哀愁”も出せるだろう、そこがすごく魅力的だろうと期待している」とコメント。またヒロイン・デボラを演じる真彩が「映画ではデボラの瞳がとても綺麗で印象的」と語ったところから小池は「特にレオーネ監督は映像表現に長けているので、アップの表情が印象に残って当然。真彩は歌唱力が素晴らしいし、デボラはブロードウェイスターになる設定なので、きちんとミュージカル女優として表現したい。原作や映画より自己主張の強い女性になると思う」と構想と期待を語った。ほか、悪役をやりたかったという彩風が「私にとっても新しい挑戦」、彩凪が「皆を扇動していく役なので、自分の言葉に説得力を出していかなければならない」と語るなど、それぞれ意気込み十分。また男役スターの朝美は今回は女性役。この日も美しいドレス姿を見せていたが、小池から「(朝美は)男役で出てくるところもあります」と言われ「いま初めて聞きました」と驚く一幕も。「あまり詳しく話すと楽しみが減る。観てのお楽しみにとっておきたい」とのことだが、舞台化にあたって小池は様々な仕掛けを考えているようだった。「何よりも望海風斗と真彩希帆の歌唱力、そして今の雪組全体のレベルが高いので、そこを活かせるものに」と小池。公演は2020年1月1日(水・祝)から2月3日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、2月21日(金)から3月22日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。兵庫公演は12月7日(土)、東京公演は1月19日(日)にそれぞれ一般発売開始。
2019年10月01日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の富田望生さんです。「あと半年で20歳。共演者の方々と乾杯がした~い!」と話す富田さんの素顔に迫りました。愛嬌たっぷりの愛されキャラ!毎作品、圧巻の女優魂が話題に!映画デビュー作の役作りで体重を15kg増。その後も引っ張りだこで、同時期に何役も演じ分ける日々。「本来の自分とかけ離れた役を演じるのは大変だけど、そのぶん役作りが楽しい。最近、頭を切り替えながら何役も演じることにやっと慣れてきました」。現在配信中のドラマでは、交際0日で結婚するヒロインに抜擢。「初体験がいっぱいの純粋な女性なので、演じながらキュンキュンしっぱなし(笑)。共演者の方々とは横浜に遊びに行くほど仲良しで、現場も物語もとてもあたたかい作品です!」現場で共演者の方々をよく撮影しています。味が出るフィルムカメラが好き。写真はインスタやブログに載せています。洋服は衝動買い派。古着屋の常連です。柄物が好きです。着れない洋服は、脳内で友達に着せて妄想します(笑)。休日は夕食を作って家族に振る舞います目分量で作って、お店のメニューを再現。料理に合う食器も集め中です。とみた・みう2000年生まれ。FODオリジナル連続ドラマ『ブスの瞳に恋してる2019』にヒロインの美幸役で出演中。10月4日公開の映画『HiGH&LOW THE WORST』にも出演。※『anan』2019年9月25日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2019年09月24日宝塚歌劇団雪組公演のかんぽ生命 ドリームシアター 幕末ロマン『壬生義士伝』、かんぽ生命 ドリームシアターダイナミック・ショー『Music Revolution!』が5月31日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。宝塚歌劇雪組 かんぽ生命ドリームシアター 幕末ロマン『壬生義士伝』/かんぽ生命ドリームシアター ダイナミック・ショー『Music Revolution!』チケット情報浅田次郎のベストセラー小説を原作に、映画化やドラマ化もされてきた『壬生義士伝』。幕末の動乱期を舞台に、奥州盛岡、南部藩の足軽の子として生まれた下級武士、吉村貫一郎の生き様を描いた物語だ。朴訥な人柄でありながらも北辰一刀流免許皆伝の腕前を持つ貫一郎は、貧困にあえぐ家族を救うため、妻子を盛岡に残して脱藩し、新選組隊士となる。危険な任務もいとわず人を斬り続けるが、新選組は鳥羽伏見の戦いで敗走。深手を負った貫一郎は帰藩を請うべく大坂の南部藩蔵屋敷へと向かうが、そこにいたのは、蔵屋敷差配役となった竹馬の友・大野次郎右衛門だった…。近藤勇、土方歳三、斎藤一、沖田総司ら、新選組の名だたる隊士が一目置いた吉村貫一郎。剣士としての腕はありながらも、彼らのように決して圧倒的な存在感や華があるような人物ではなく、むしろ控え目だ。しかし家族のことを第一に考え、“守銭奴”と言われながらも、妻子に仕送りをするために人を斬り、いつか必ず故郷に帰ろうという思いで生きている真っ直ぐな男。そんな彼の生き様をトップスター望海風斗が抑えた演技で繊細に表現して魅せ、観る者の胸をぐっと締め付ける。トップ娘役・真彩希帆は、盛岡で辛い環境にありながらも子どもたちと共に強く生きる貫一郎の妻しづと、愛らしく、貫一郎に思いを寄せる京の両替商・鍵屋の娘みよの二役を好演。大野次郎右衛門役の彩風咲奈や、土方歳三役の彩凪翔、斎藤一役の朝美絢らも存在感たっぷりに演じている。専科から出演の凪七瑠海は、大日本帝国陸軍・軍医総監の松本良順役。新選組の主治医であったことから、当時の彼らの状況を回想しながら、狂言回しとして落ち着いた演技で舞台の空気を締めている。第2幕のショー『Music Revolution!』は、ロックからはじまり、ジャズ、ラテン、ポップス、クラシックなど、さまざまなジャンルの音楽を使い、ダイナミックに繰り広げられる。男役の黒燕尾の群舞やしっとりとしたデュエットなど、緩急ある展開で楽しませてくれる。公演は7月8日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、7月26日(金)から9月1日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは6月30日(日)一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2019年06月07日宝塚歌劇雪組公演『壬生義士伝』『Music Revolution!』の制作発表会が4月17日に都内にて開催された。確かな実力で宝塚の人気を牽引するトップコンビ、望海風斗と真彩希帆率いる雪組が、お家芸の日本物と、“音楽”にフィーチャーしたショーの2本立てを上演する。会見にはトップコンビのほか雪組スター彩風咲奈、『壬生義士伝』原作者の浅田次郎らも登壇。意気込みや期待を語った。チケット情報はこちら『壬生義士伝』はドラマ化、映画化もされた同名のベストセラー小説が原作。貧困にあえぐ家族を救うために脱藩し新選組隊士になった南部藩の下級武士・吉村貫一郎を主人公に、武士としての義、家族への愛、友との友情などの人間ドラマを描いた物語だ。その劇中歌2曲を中心に、望海、真彩、彩風の3人によるパフォーマンスからスタートしたこの日の会見。パフォーマンス中には南部弁も披露、物語の一端を3人がしっとりと切なく演じ上げた。吉村貫一郎を演じる望海は「この作品をやると発表された時の皆さまの反響が大きく、ファンが多いことを感じた。この浅田先生の書いた涙なしでは読めない素晴らしい作品に、いまの雪組が挑戦させていただけることを大変嬉しく思います」と挨拶。現在すでに稽古が始まっているとのことだが「南部弁をいかに自然にしゃべるか、そしてそれがきちんとお客さまに届くか、ということを考えながらお稽古していきたい」という苦労も語った。原作者である浅田次郎は「週刊文春で1年半という長期連載だった。400字詰め原稿用紙で1200枚もある長い長い話、どこをどう削ったら制限時間(上演時間)におさまるのか。これは相当の高等技術(笑)。映画化されたときの滝田洋二郎監督も同じようなことを仰っていましたが、(今回も)大変楽しみにしております」と少々捻くれた角度からのエールを送りつつ、「私は日本人の魂をこの小説に込めたつもり。できれば(舞台化を機に)より多くの世代を超えた方々にこの小説をもう一度お読みいただいて、思うところがあれば嬉しい」とも話した。また、演出の石田昌也が「宝塚のトップスターが比較的名もない下級武士で、センターになかなか来れない、という難しい問題があります」と話すように、宝塚歌劇団で上演されるには珍しいタイプの物語。だが望海は「今お稽古をしていても、近藤勇や土方歳三が真ん中にいて、私は端っこの方に並んでいます。でも吉村が真ん中にきてしまったらおかしい。その中で人としての在り方を出していけたら。登場した瞬間「望海はどこだ」となるかもしれませんが(笑)、ひとつの作品としてきちんとまとまるよう、みんなで作り上げていきたい。そういう作品に今の雪組で挑戦できることは楽しみですし、大きな挑戦であると感じています」と意気込みを語った。公演は5月31日(金)から7月8日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、7月26日(金)から9月1日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。兵庫公演は4月27日(土)、東京公演は6月30日(日)にそれぞれ一般発売開始。
2019年04月18日中条あやみ×水川あさみW主演に小瀧望ら注目キャストが集ったドラマ「白衣の戦士!」の第2話が、4月17日オンエア。「ジャニーズWEST」小瀧望のカッコよさに“落ちた”視聴者からの感想が続々と寄せられているほか、ゲストの堀田真由にも注目が集まっている。看護師たちにスポットをあてその奮闘ぶりを描いていく、笑って泣ける痛快コメディとなる本作。中条さんが“元ヤンの新米ナース”立花はるかを、水川さんがはるかの指導係で“姉御肌の頼れるベテランナース”三原夏美を演じ、はるかと同期の新米看護師・斎藤光に小瀧さん、片瀬那奈、鈴木紗理奈、小松彩夏、安田顕、沢村一樹らが脇をかためる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。はるかが外科病棟にやってきてから一週間が過ぎたが、きちんと仕事をこなす光に対し、はるかは夏美からダメ出しを受ける毎日だった。そんななか光の元カノ・真理子が外科病棟に入院。光が気になり出していたはるかは動揺する。だが真理子はもらった薬を捨てていた。実は就職した銀行での仕事についていけず、銀行を辞めたいと考えていたのだ…というのが今回のストーリー。今回、仕事帰りに光とスーパーで遭遇したはるかが、同じ寮に住んでいることもあり2人で鍋をつつくことになるという展開があり、仕事だけでなく料理も上手い光を演じる小瀧さんに「過去一レベルで小瀧望がかっこいい」「白衣似合いすぎ!!」などの声が殺到。一方、今回光の元カノ・真理子役で出演したのが、ドラマ「チア☆ダン」や『虹色デイズ』への出演を経て「3年A組-今から皆さんは、人質です-」での生徒役で一気に注目度を増している堀田さん。放送後には「堀田真由ちゃん演技が自然」「堀田真由ちゃん可愛すぎて事件」「堀田真由さん大好きになった.....あんな雰囲気が欲しい」などの声が続々とアップされ、改めてその注目度の高さを感じさせる。堀田さんのインスタには中条さんとのツーショットもアップされ、こちらにも「落ち着いたトーンの声に癒された」「真由ちゃんの演技見て泣きました」などの感想が続々と書き込まれている。(笠緒)
2019年04月17日俳優の池田健一郎、三船海斗が10日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『池田健一郎・三船海斗 2019年カレンダー』(発売中 2,500円税込 発売元:アミューズ)の発売記念イベントを行った。ドラマ『ラブリラン』(日本テレビ系) 、バラエティー番組『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)などに出演した池田健一郎とドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)に出演中の三船海斗。上智大学(池田)、明治大学(三船)に通うアミューズの秀才現役大学生コンビが、自身初めてとなるカレンダーを発売した。池田は「本当にうれしいですね。2人とも大学生ということもあって、今回は2人で撮ろうということになりました。2020年に東京オリンピックがありますし、自分たちでも盛り上げていけたらと思ってスポーツをテーマにしました」と説明。2人は同カレンダーでサッカー、バスケットボール、アイスホッケー、空手、野球などのスポーツをしている姿の写真が収められているという。気に入りのカットについて、池田は「野球をしている写真です。海斗がピッチャーで僕がバッター。その写真がお気に入りですね」とあげれば、三船は中高時代にやっていた「サッカーの写真」とあげるも「何とも言えないズボンの短さ(笑)」と苦笑いを浮かべた。今後の活躍が期待される池田と三船。将来の目標を問われ、池田が「今はお芝居を中心にやらせてもらっていますが、今回のお仕事が楽しかったので色んな雑誌媒体でビジュアルのモデルのお仕事にも挑戦したいです」と意欲。対する三船は「僕は映画に出たいです。ドラマもですけど映画に出たいんですよ!」と映画に強いこだわりがあるようで、「事務所の先輩だと吉沢亮さんです。かっこよくてお芝居もすごいんですよね。アミューズ以外だと岡田将生さんが目標です」と目を輝かせた。また、三船は現在放送中の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に出演中。周囲の反響も上々のようで「学校とかでも『見たよ』と言われたり、街を歩いていたら振り返る人がいたりとか、そういうのはありますね」と明かしていた。
2019年03月10日