女優の杉田かおるが、10日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の3時間スペシャルに登場。スキャンダルで雑誌に180回も掲載されたという壮絶なしくじりっぷりを明かす。杉田は、7歳のときに『パパと呼ばないで』で子役としてデビューして以来、『池中元太80キロ』や『3年B組金八先生』といったドラマに出演。歌手としてもヒットを飛ばし、バラエティでも活躍してきた。だが実は、スキャンダルで180回も雑誌に掲載された経験があるトラブルの持ち主。子役時代から借金を抱え、思春期は大物女優気取りで大暴君と化し、20代はバブル崩壊の影響で1億円の借金を負い、落ちぶれた女優として扱われてしまう。その後、"負け犬キャラ"で、バラエティ番組で復活を遂げ、セレブ婚を果たしたものの、スピード離婚。今回の授業では、44年間の芸能生活でやらかしてきた、ありとあらゆるスキャンダルを振り返る。こうした、浮き沈みの激しい人生を送ることになった背景を、杉田は「常に自分の考えが絶対だった」という考えがあったと告白。他人を傷つけても自らの考えを強引に押し通し、業界や社会のルールを破りまくって生きてきたことを猛省する。現在は再婚し、穏やかな幸せを手に入れたという杉田は最後に、これまでの人生から学んだという教訓を真摯に語り、「周りの意見を聞かずにトラブル連発の暴君先生」による「自分の意見は絶対だと押し通し、タブーをおかしまくって嫌われないための授業」を締めくくる。なお、この日の放送では、野沢直子も「天才を目の当たりにして海外に飛んじゃった先生」として授業を繰り広げる。
2016年10月05日10月8日(木)、藤沢周平原作の時代劇「果し合い」の完成披露試写会が開催され、主演の仲代達也をはじめ、桜庭ななみ、柳下大、原田美枝子、杉田成道監督、司会のえなりかずきが舞台挨拶に登壇した。10月よりBSスカパー!にて、藤沢周平原作のドラマが4作品の放送される「藤沢周平 新ドラマシリーズ」。一作目となる「果し合い」では、仲代さん演じる厄介者の庄司佐之助が、桜庭さんが演じる唯一彼の相手をし、面倒をみる甥の娘・美也の窮地を救うために刀を抜く姿が描かれる。試写会終了後、司会のえなりさんの進行のもと桜庭さん、柳下さん、原田さん、杉田監督が登場。仲代さんは会場後方の扉から登場し、多くの来場者に求められた握手や声援にこたえていた。試写の間、会場の2階で作品を鑑賞していたという仲代さんは、思わず涙を流してしまったと述懐。「このようなすばらしい作品の大事な役をさせていただいて、幸せ者だと思います」と、監督とキャストに感謝を述べていた。1985年の黒澤明監督作『乱』以来、30年ぶりに仲代さんと共演した原田さんは、「同じ黒澤組の仲間に会えて嬉しかった」と感慨を語る一方で、本作での仲代さんに対しての、意地悪な役どころを苦笑まじりに話すと、仲代さんは『乱』の際も原田さんの役どころには散々いじめられた事実を話し、会場からは笑いが沸き起こった。公開中の『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』にも出演している桜庭さんは、今回の役どころである美也の女性としての強さへの憧れを吐露。桜庭さんについて杉田監督は「子守をしてるようなもの(笑)」と冗談を飛ばすも、杉田監督作の『最後の忠臣蔵』出演時には17歳だった桜庭さんが、「竹林での立ち姿は、遠目から見ても美しいなあと、いつのまにこんな鶴のようになってしまったんだろう」と、桜庭さんの美しさを讃えていた。「果し合い」は、BSスカパー!にて10月31日(土)15時・19時放送。11月7日(土)から13日(金)東京劇場にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日