太閤 豊臣秀吉が日本史上最も豪華な花見を催した京都・総本山醍醐寺は、3月15日(金)~4月15日(月)に『清瀧権現桜会(さくらえ)』として特別法要と様々な特別拝観を開催いたします。国宝・五重塔としだれ桜■世界文化遺産 醍醐寺について今年で開創1150年を迎える醍醐寺は、平安時代より花の醍醐と言われた桜の名所です。慶長3年(1598)の春、豊臣秀吉は花見に際して畿内から境内に700本の桜を植え、三宝院の庭園を設計し盛大な宴を開きました。息子・秀頼や正室・北政所(きたのまんどころ)、側室の淀、三の丸など女房衆1,300人余りが参加したといわれています。この故事にならって、毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列」が開催され、終日境内は賑わいます。三宝院は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建されました。その建造物の大半が重要文化財に指定されており、中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、国宝に指定されています。国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。【開催概要】開催期間:2024年3月15日(金)~4月15(月)開催場所:総本山醍醐寺拝観料 :<3ヶ所共通券>三宝院庭園・霊宝館庭園、仏像棟・伽藍大人1,500円(中学・高校生1,000円)団体20名以上 大人1,300円(中学高校生800円)<三宝院御殿特別拝観>大人・中高生500円<霊宝館本館・平成館特別展示>大人・中高生500円以上の文化財維持寄付金■期間中の法要3月15日(金) 桜会開白 大般若転読法要4月1日(月) 桜会中日 柴燈大護摩法要4月14日(日) 豊太閤花見行列4月15日(月) 桜会結願 恵印三昧耶法要・大蔵流狂言奉納【春の霊宝館庭園 時間外早朝観桜プラン】開門前の時間外入場で、霊宝館の樹齢180年と言われる「大枝垂れ桜」をはじめ、数々の咲き誇る桜の中『醍醐の花見』をご堪能いただきます。■開催日2024年3月23日(土)・25日(月)・26日(火)・27日(水)・28日(木)・31日(日)4月1日(月)・2日(火)・3日(水)・7日(日)■タイムスケジュール8:00 霊宝館庭園にて時間外観桜※館内には入場できません9:00 終了■料金(税込)お一人3,000円霊宝館桜(1)霊宝館桜(2)【豊太閤花見行列 特別観覧席】世界文化遺産の境内を背景に枝垂れ桜、染井吉野、山桜、八重桜など約700本の桜が順番に咲き誇ります。豊臣秀吉が行った歴史上有名な花見と言えば「醍醐の花見」。慶長3年(1598)の春、秀吉は花見に際して畿内から700本の桜を植え、盛大な宴を開きました。息子・秀頼や正室・北政所、側室の淀、三の丸など女房衆1,300人余りが参加したと言われています。この故事にならって、毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列」が開催され、終日境内は賑わいます。是非、特設舞台の間近に設置される観覧席でご覧くださいませ。■開催日時2024年4月14日(日) 13:00■料金(税込)1席3,000円(別途拝観料1,500円が必要)■当日の流れ唐門前の受付テントへお越しください。座席券をお渡しします。13:00までに金堂前の観覧席で係に座席券をお渡しください。※雨天の場合、観覧席は中止になります。(4月13日夕方に判断)行列はありませんが、金堂の周りを装束姿で練り歩き、金堂内にて狂言や雅楽を開催します。豊太閤花見行列(金堂前)豊太閤花見行列(桜の馬場)【大蔵流狂言奉納 特別観覧席】桜会の結願である15日に金堂で午前10時から恵印法要が行われます。この法要は、醍醐寺に伝わる修験道の法要です。金堂内では参座できませんが、外からはご参拝いただけます。その後、茂山社中による大蔵流狂言が奉納されます。今年は特別に金堂内に20席限定の観覧席を設けます。■開催日2024年4月15日(月)■料金(税込)お一人5,000円(記念品付)別途拝観料1,500円が必要です。■当日の流れ唐門前の受付テントへお越しください。指定席券をお渡しします。14:30に金堂に集合、係に座席券をお渡しいただき入堂。国宝・金堂【寺院概要】名称 : 総本山醍醐寺所在地: 〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22TEL : 075-571-0002URL : 【アクセス】・地下鉄東西線「醍醐駅」下車 2番出口より徒歩10分・京阪バス22/22A系統「醍醐寺前」、301系統「醍醐寺」下車すぐ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月18日3月12日、NHKは‘26年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主演に仲野太賀(31)を起用することを発表した。豊臣秀吉の弟、秀長を演じるという。例年の大河ドラマの発表のタイミングとの違いについて、NHK関係者が指摘する。「大河の主演俳優は通常4月に発表されるケースが多いのですが、今回は異例の“前倒し発表”となりました。これは、仲野さんに対する期待の表れと言えます」仲野はすでに複数の大河ドラマに出演を重ねてきた。「13歳で俳優としてデビューしましたが、その翌年には『風林火山』(’07年)で大河ドラマに初出演。そのときの演技が評価されて、4年後には上野樹里さん主演の『江』(’11年)に出演し、この作品では秀吉の子である秀頼を演じています。今回、仲野さんが31歳で大河の主役に抜擢された背景には、こういった実績への評価もありました」(前出・NHK関係者)第65作の大河で描かれるのは、戦国時代のど真ん中の物語だ。「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の“三英傑”と呼ばれる戦国武将を描く物語は大河ドラマの“鉄板”ですし、局としても外すわけにはいきません。それを任せるほど、NHKは仲野さんの演技力を評価しています。また、『江』や『八重の桜』(’13年)などは大河の中であまり視聴率がふるわなかったのですが、そういった作品もしっかり支えてくれたことも、NHKの仲野さんへの信頼につながっているのです」(前出・NHK関係者)仲野がNHKからの信愛を得た理由はほかにもあるという。「‘19年に放送された『人体II遺伝子第一章あなたの中の宝物“トレジャーDNA”』をはじめ、仲野さんは複数回にわたってNHKスペシャルの語り(ナレーション)を担当していますが、それを任された俳優さんは数えるほどしかいません。このときの貢献度も大河主抜擢への大きなポイントになったと思います」(前出・NHK関係者)いっぽう、仲野の父親とえいば、『愛という名のもとに』(’92年、フジテレビ系)の「チョロ」役で知られる中野英雄(59)だ。「中野さんはトレンディドラマで一躍人気者になりましたが、実際の彼は『劇団一世風靡』出身で、柳葉敏郎さんの付き人からスタートしたバリバリの硬派。トレンディドラマ出演後にはVシネマに舞台を移したほどの“コワモテ”でしたが、太賀さんがデビューしてからは『アイツの迷惑になるようなことはできない』と、それまで以上に“グレーな付き合い”に神経質になりました。『太賀は俺の人生を変えてくれた』とも言っていましたね」そう語るのは、中野を古くから知る俳優仲間だ。「中野さんはお酒をいっさい飲めないのですが、そういった席でも、昔から息子さんのことを嬉しそうに話していました。『太賀の感性は素晴らしい。演技力はおれにはないものを持っている』といつもベタ褒めしていたのを覚えています」NHKも実父も太鼓判をおす、仲野太賀の演技力。それが大河ドラマでどのように発揮されるか、いまから楽しみだ――。
2024年03月16日NHKは12日、2026年に放送予定の大河ドラマ(第65作)『豊臣兄弟!』の主演が俳優・仲野太賀(31)に決まったと発表した。大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡。夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、連続テレビ小説『おちょやん』『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』などを手掛けた八津弘幸氏が務める。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。”豊臣兄弟”という題材をセレクトした制作統括の松川博敬氏は「天下人・豊臣秀吉の一代記である『太閤記』。この日本史上最も有名なサクセスストーリーを“兄弟の絆”というテーマで令和の時代によみがえらせます」とコメント。秀吉ではなく、その弟にスポットを当てた異色作に込める思いとして「1963年『花の生涯』に始まった大河ドラマの歴史は、今作で64年目を迎えます。私にとって(そして多くの大人たちにとって)幼少のころに出会った大河ドラマは、歴史に興味を持つきっかけになってきたのではないでしょうか。この企画を考えるにあたり、未来を担う子どもたちにとってそんな“歴史への興味の扉”としての大河ドラマの役割を強く意識しました」と説明している。主演を務める仲野も「どうしても歴史に名を残す人が物語としてフィーチャーされることがある」とした上で「誰しも大河ドラマになりえる。そういう意味でこれまでフィーチャーをされてこなかった秀長さんを演じるというのは、すごく未知な部分もありますし、世間の皆さんが知らないことも多いと思いますので、すごく自由度があって、楽しく演じられるのかなとワクワクしています」と本作への意気込みを語っていた。
2024年03月13日NHKは12日、2026年に放送予定の大河ドラマ(第65作)『豊臣兄弟!』の主演が俳優・仲野太賀(31)に決まったと発表した。会見に出席した制作統括の松川博敬氏が質疑応答に応じた。大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡―。夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、連続テレビ小説『おちょやん』『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』などを手掛けた八津弘幸氏が務める。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。仲野を主演に据えた理由について松川氏は「最初に候補に名前が挙がったのが仲野太賀」だったといい、「満場一致」で決定したことを報告。「何か理由というよりは直感でした」と説明していた。さらに気になる兄・秀吉役は「これから検討していく」としつつ、「仲野太賀さんとのコンビネーションが良いかを重視したい。二人そろって“豊臣兄弟”って言った時のワクワク感を優先したい」とキャスティングについて言及した。
2024年03月12日2026年放送予定の大河ドラマの主演が仲野太賀に決定。第65作目となる本作は、脚本家・八津弘幸(連続テレビ小説「おちょやん」)による「豊臣兄弟!」に決定した。「豊臣兄弟!」で描かれるのは、戦国時代。天下統一を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。この春放送予定の連続テレビ小説「虎に翼」にも出演が決定している仲野さん。「風林火山」「天地人」「江~姫たちの戦国」「八重の桜」「いだてん~東京オリムピック噺~」と、これまでにも大河ドラマに出演してきた仲野さんが、今回本作で演じるのは豊臣秀長。今作は、天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描いていく。なお本作は、2025年夏にクランクインを予定している。今回の発表に、ファンからは「かなりアツい」、「え、まって!!!!!!!!まってまってまって最高すぎる!!!!!!うわあああああああああああ!!!!豊臣秀長っていう着眼点が最高すぎるし、仲野太賀くんなのも最高すぎ」、「後の配役も気になる」、「待ってましたーーー!」、「仲野太賀さんのイメージに合う~」、「主人公が秀長様っていうのが新鮮でイイ!!やっぱり戦国時代いいなー!!!!」などと期待の声が寄せられている。ストーリー尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長)。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になって欲しいと願い出る。強引な兄の誘いに巻き込まれる形で武士への転身を余儀なくされた小一郎は、母と姉妹を残し生まれ故郷の中村をあとにする。藤吉郎とともに城下町の清州に出てきた小一郎は、主君・信長と運命的な出会いを果たす。そのほか、信長のもとで野心を燃やす若き家来たちなど、その後の木下兄弟の運命を左右する人物との刺激的な出会いの数々。そして、ついに桶狭間の戦いの火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まり。天下布武への道をひた走る信長のもと、メキメキと頭角をあらわしていく兄・木下藤吉郎。その天才的といわれる武功の数々を実現せしめたのが、弟・小一郎の知恵と勇気、そして持ち前の調整力だった。目の前に立ちはだかるハードミッションを絶妙のコンビネーションで次々とクリアしていく木下兄弟。やがて小一郎は兄と共に、万民が笑って暮らせる太平の世を作るという夢を抱き始める――。大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2026年1月よりNHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日NHKは12日、2026年に放送予定の大河ドラマ(第65作)『豊臣兄弟!』の主演が俳優・仲野太賀に決まったと発表した。発表にあたり、脚本・八津弘幸氏のコメントが公式サイトに掲載された。大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡―。夢と希望の下剋上サクセスストーリー。仲野が演じるの主人公は、天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本を務める八津氏は、1999年に脚本家としてデビュー。大胆な構成力とエンターテインメント性をベースにした重厚な人間ドラマだけでなく、笑って、泣ける人情ドラマを手がけてきた。主な作品に、連続テレビ小説『おちょやん』『1942年のプレイボール』『家康、江戸を建てる』『アイドル』『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』など。以下、八津氏のコメント。■コメント全文【執筆によせて】「そりゃ日本で脚本を書くなら、いつかは大河を目指したいです」20年前、僕が事務所に入る時に、どうやらマネージャーに言った身の程知らずの一言らしいです。すみません全く覚えてません(笑)。おそらくちょっとした軽口だったのだと思います。でもその言葉を真に受けたとても素直なマネージャーさんが、行く先々、ことあるごとに、八津は大河を書きたい!と声を大にして猛アピールしてくれたおかげで、僕は少々小っ恥ずかしかったですが、今こうして、光栄極まる機会を頂くことができました。言ってみるもんですね。気に留めてくださった皆さま、ありがとうございます。おかげで、大きな高揚感と同時に、恐怖のどん底です。しかも扱うのは王道中の王道、戦国時代。ヤバいです、これまでの良作の数々と比べられてしまうパターンです。すでにプレッシャーで押し潰されそうな毎日ですが、そんな時は弟を誘ってスーパー銭湯へ行くのです。週一ペースで行ってます。あれこれ相談したり、馬鹿話もして、立ち直ります。頼りになる有能な弟がいてくれて本当によかった……というわけで、豊臣秀長です。最高の補佐役と言われる秀吉の弟ですが、果たしてその真意はどうだったのか。秀吉は秀長を本当のところどう思っていたのか。僕も弟と湯船に浸かりながら、思いを馳せてみたいと思います。いつの日か僕らが天下を取って『八津兄弟』が大河ドラマ化されることを夢見て……という軽口もまた実現するかもしれません……しねーわ!(笑)。。
2024年03月12日NHKは12日、2026年に放送予定の大河ドラマ(第65作)『豊臣兄弟!』の主演が俳優・仲野太賀(31)に決まったと発表した。会見に出席した仲野は「太賀が大河と…。シャレになって申し訳ありません(笑)」とジョークを飛ばして、報道陣を笑わせた。大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡―。夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、連続テレビ小説『おちょやん』『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』などを手掛けた八津弘幸氏が務める。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。仲野は「こんなに光栄なことはない。きょうという日がくるのが待ち遠してくて、無事に皆さんの前で発表できること光栄に思いますし、心底ホッとしています」と心境を明かしながら「これまで偉大な先人の方々がつないでこられたバトンを僕自身が授かるということでその思いを感じるとともに、とてもワクワクしているというのが正直なところです。このチームで最高に面白い作品、最高に魅力的な豊臣秀長を演じられたらと思っています。よろしくお願いします!」と言葉に力を込めた。
2024年03月12日NHKは12日、2026年に放送予定の大河ドラマ(第65作)『豊臣兄弟!』の主演が俳優・仲野太賀に決まったと発表した。それに伴い、制作統括の松川博敬氏のコメントが公式サイトに掲載された。大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡―。夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は八津弘幸氏が務める。仲野が演じるの主人公は、天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。以下、松川氏のコメント。■コメント全文【制作にあたって】天下人・豊臣秀吉の一代記である『太閤記』。この日本史上最も有名なサクセスストーリーを「兄弟の絆」というテーマで令和の時代によみがえらせます。これまでダイナミックなエンターテインメント作品を数多く手掛け、話題作を連発してきた八津弘幸さんに脚本を託します。主人公は弟の豊臣秀長。兄・秀吉の天下取りをただ一途に支えつづけた「天下一の補佐役」といわれています。秀長は兄の天下統一を見届けたのち病に倒れます。その後の秀吉の暴走と豊臣家の没落は周知のとおりです。『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまで言わしめた、彼の利他的な生きざまは、混迷をきわめる現代社会を生きる我々に、生きるヒントを与えてくれるものになるかもしれません。主役を演じるのは仲野太賀さん。等身大の人物を泥臭くエネルギッシュに演じ、見る者の心を鷲づかみにする唯一無二の若手俳優です。1963年『花の生涯』に始まった大河ドラマの歴史は、今作で64年目を迎えます。私にとって(そして多くの大人たちにとって)幼少のころに出会った大河ドラマは、歴史に興味を持つきっかけになってきたのではないでしょうか。この企画を考えるにあたり、未来を担う子どもたちにとってそんな「歴史への興味の扉」としての大河ドラマの役割を強く意識しました。小学生でも楽しめる、歴史初心者にもわかりやすい、家族みんなでご覧いただける大型娯楽時代劇をお届けしたいと切に願っています。
2024年03月12日NHKは12日、2026年に放送予定の大河ドラマ(第65作)『豊臣兄弟!』の主演が俳優・仲野太賀(31)に決まったと発表した。大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡―。夢と希望の下剋上サクセスストーリー。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は、連続テレビ小説『おちょやん』『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』などを手掛けた八津弘幸氏が務める。会見に出席した仲野は「太賀が大河と…。シャレになって申し訳ありません(笑)」とジョークで報道陣を笑わせつつも「こんなに光栄なことはない。きょうという日がくるのが待ち遠してくて、無事に皆さんの前で発表できること光栄に思いますし、心底ホッとしています」と心境を明かした。さらに「これまで偉大な先人の方々がつないでこられたバトンを僕自身が授かるということでその思いを感じるとともに、とてもワクワクしているというのが正直なところです。このチームで最高に面白い作品、最高に魅力的な豊臣秀長を演じられたらと思っています。よろしくお願いします!」と言葉に力を込めた。・過去10年の大河ドラマタイトルと主演2013年『八重の桜』綾瀬はるか2014年『軍師官兵衛』岡田准一2015年『花燃ゆ』井上真央2016年『真田丸』堺雅人2017年『おんな城主直虎』柴咲コウ2018年『西郷どん』鈴木亮平2019年『いだてん~東京オリムピック噺~』中村勘九郎&阿部サダヲ2020年『麒麟がくる』長谷川博己2021年『青天を衝け』吉沢亮2022年『鎌倉殿の13人』小栗旬2023年『どうする家康』松本潤・放送中の大河ドラマ2024年『光る君へ』吉高由里子・来年放送の大河ドラマ2025年『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』横浜流星
2024年03月12日7月26日(金) に公開される映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の追加キャストが発表された。2021年に出版され、異例の11万部を突破した眞邊明人による同名ビジネス小説を『テルマエ・ロマエ』(2012)、『翔んで埼玉』(2019) などの武内英樹監督が映画化。舞台はコロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し総理が急死した日本。未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」ことだった。テレビ局の政治部の新人記者として最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙に浜辺美波、歴史的偉人の中から内閣官房長官を任された幕末の風雲児・坂本龍馬を赤楚衛二、最強内閣と日本を率いる注目の内閣総理大臣・徳川家康を狂言師の野村萬斎が演じる。さらに、威圧感溢れる経済産業大臣・織田信長としてGACKT、成り上がり者でプロデュース力に優れた財務大臣・豊臣秀吉として竹中直人が出演。戦国三英傑として歴史上の偉人の中でも高い人気を誇る家康・信長・秀吉が集結する。GACKTは、『翔んで埼玉』シリーズでタッグを組んだ盟友・武内監督からの熱いオファーを受け、強烈な個性とカリスマ性を兼ね揃える信長を熱演。「武内監督から『日本で一番かっこいい織田信長を演じてほしい』とお話がありました。普段の声よりも低く話し、強く見えながらも神経質なところ、そして他人を寄せ付けない雰囲気を表現することを意識しました」と役作りを振り返った。これまでにNHK大河ドラマ『秀吉』(1996)、『軍師官兵衛』(2014) など5作品で秀吉役を演じてきた竹中。「オファーをいただいたときは『また秀吉!?』と思いましたね(笑)。これまで様々な作品で演じているので不思議な感じです」とコメントを寄せた。<コメント全文>■GACKT信長を演じるにあたって、普段よりも低いトーンで渋く話し、第六天魔王としての強さ、そして神経質で他人を寄せ付けない威圧的な空気感を表現することを特に意識しました。そんな役作りもあり撮影中は他の出演者のみなさんと仲良くなったらいけないのではないかと思いながら過ごしていたので、感じが悪く見えていたのかもしれません(笑)。武内監督からは「日本で一番かっこいい織田信長を演じてほしい」と撮影当初に言われ、正直、そこは問題ないかなと(笑)。武内監督は一言で表すと“人間おもちゃ箱”。頭の中に完成形が描かれていて、その世界観にボクらが近づいていく。最初は意図が分からないこともあったけど、出来上がった作品を見ると、セリフの強さ、テンポと歯切れのよさ、シーンの強さのバランスが取れているんです。まさに天才です。テーマ的にもこの作品が日本の明るい未来へとつながる一歩になればとても嬉しいです。皆さんに御覧いただき、それぞれの心に届くことを願っています。■竹中直人豊臣秀吉役を演じるのは映画やドラマの作品としては5作目なので、オファーをいただいたときは、「また秀吉!?」と思いましたね(笑)。これまでドラマなどでも演じているので不思議な感じです。初めてご一緒した『のだめカンタービレ』のほか、大ヒット作品を数多く手掛けられている武内監督は溢れんばかりのエネルギーをお持ちのパワフルな方なのでとても頼もしい存在です。そして撮影は笑っちゃうくらい大御所の方々が勢揃い(笑)。一瞬たりとも息を抜けないなぁ……なんて思っていました(笑)。野村萬斎さん演じる徳川家康、GACKTさん演じる織田信長、そして僕演じる豊臣秀吉。この3人が揃ってもう大騒ぎ。本編では僕が演じる秀吉らしい“あるもの”を披露します。ぜひお楽しみにしてください。■監督:武内英樹戦国三英傑に相応しい、まさに理想のキャスティングが実現したと思います。GACKTさんには信長を演じるにあたって、心情がわからない、ある意味で妖艶な雰囲気を持つ“日本で一番かっこいい信長”をお願いしたのですが、本気でかっこいい。信長は乗馬シーンなど絵になる魅せ場のシーンが多くミステリアスで狂気のオーラを纏った姿に見惚れてしまいましたね。そして竹中さんは「偉人ジャーズ」を引っ張るムードメーカーの秀吉として、コミカルで熱量の高いエネルギッシュな芝居を見せていただきました。撮影現場では口笛が鳴り響き、持ち前のユーモアで出演者、スタッフを和ませるチャーミングな竹中さんの姿とは裏腹に、クライマックスでのド迫力の演技には思わず涙しました。秀吉を演じさせたら、間違いなく日本一だなと改めて感じました。■プロデューサー:小池祐里佳偉人内閣を支える双璧として、最強のお二人をお迎えすることができました!「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」として知られる織田信長には、誰もが畏怖するカリスマが必要でした。GACKTさんはまさに、その超然とした存在感と何をしても絵になる佇まいが、脚本からイメージする帝王像そのもの。実際、撮影にのぞんだ姿は本当に信長が蘇ったのかと錯覚してしまうほどでした。竹中直人さんは、AIが全国民のイメージを吸い上げて豊臣秀吉を再現したら……という作品設定の究極形。今回は財務大臣として辣腕を奮う役どころとして、秀吉のさらなる新境地をお願いしました。一流のエンターテイナーとして現代に爆風を引き起こす姿は、まさに「鳴かぬなら、鳴かせてみせようホトトギス」。前人未到かつ圧巻の秀吉像を魅せて頂きました。三英傑を筆頭に、まだまだ豪華な顔ぶれが集結する「偉人アベンジャーズ」にご期待ください!<作品情報>『もしも徳川家康が総理大臣になったら』2024年7月26日(金) 公開公式HP:「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
2024年01月26日豊臣秀吉・織田信長を浅井長政重臣嫡男の視点で描く「北近江合戦心得」(小学館文庫)プレゼントキャンペーン実施アップルシード・エージェンシーの契約作家、井原忠政さんの著作「三河雑兵心得」シリーズ(双葉文庫)が、2023年7月にシリーズ累計100万部を超えるベストセラーとなりました。「三河雑兵心得」シリーズ(双葉文庫)は、徳川家康の天下取りを足軽からの視点で描いた歴史時代小説。2020年2⽉に『三河雑兵⼼得 1 ⾜軽仁義』が発売、現在11巻まで出版されています。第1巻から順調に版を重ね、約3年5カ⽉で100万部達成となりました。百姓だった主⼈公・茂兵衛が⾜軽となり、武⼠として成⻑していく姿が多くの⽀持を得て、2020年と21年の2年連続で「時代⼩説SHOW」⽂庫書下ろし部⾨で第1位、さらに「この時代⼩説がすごい!2022年度版」(宝島社刊)⽂庫書下ろし部⾨で第1位を獲得するなど各⽅⾯で⾼い評価を得ています。2023年9⽉には新刊『三河雑兵⼼得 12 ⼩⽥原仁義』が発売予定で、ますますの盛り上がりが期待されます。双葉社「三河雑兵心得」特設サイトより著者・井原忠政さんのコメント(2023年7月14日配信「PR TIMES」双葉社プレスリリースより)読者の⽅々に⼼より御礼を申し上げたいです。今後も⼀所懸命に執筆しますので、植⽥茂兵衛と井原忠政をよろしくお願いいたします。井原は、褒められると素直に、謙遜なく喜ぶタイプなので、100万部突破とか⾔われると痺れますね。百年の怨敵でも抱きしめたい気分です。(シリーズの今後の展開については)本当は、まだ決めてない部分も多いのですが、ただ⼀点だけ、家康と茂兵衛はもう少し理解し合う、友情を育むような気もします。天下を⼿中に収めた家康は、たぶん「この⼈の本質に戻っていく」と思うのです。穏やかで少し⽪⾁屋の⾯⽩い爺様です。となると、家康薨去までは三河雑兵シリーズも続くのかな?「茂兵衛に家康を看取らせたいよなァ」とか⾊々と考えています(笑)。足軽の出世譚「三河雑兵⼼得」シリーズの魅力「三河雑兵⼼得」シリーズの舞台は戦国時代の三河。喧嘩のはずみで⼈を殺し、村を出奔した17歳の茂兵衛は、松平家康の家来に拾われ、⾜軽稼業に⾝を投じることに。浅井・朝倉攻めや甲斐・武田信玄との戦い、長篠の戦いを経て、一隊を率いる身分へと出世していきます。初陣での籠城、兜武者との⼀騎討ち、決死の撤退戦、恋、奇襲……。戦乱の世を⽣き抜きながら武⼠として成⻑していく茂兵衛に共感を覚え、応援するファンが巻を追うごとに増えています。また、NHKの大河ドラマ「どうする家康」を観ながら読む、読んでから観る読者も多いようで、レビューサイト「読書メーター」等には下記のような感想が寄せられています。「実際に作品の中で、甲冑のつけ方や戦支度、行軍の様子、槍での戦い方、鉄砲の撃ち方が詳しく語られ、合戦の様子や戦法の解説が末端から丁寧に描かれるので、あまり歴史に詳しくない読者でもイメージしやすく、次から次に読み進められる」「大河ドラマ『どうする家康』を見てからの再読。1回目より断然理解できて面白く読めたからドラマとのセット読みおすすめ」「家康目線ではなく、中管理職的な茂兵衛目線で描かれている伊賀越が新鮮で面白い。」「三河雑兵心得」シリーズ(双葉文庫)と対をなす「北近江合戦心得」シリーズ(小学館文庫)2020年2月に刊行された「三河雑兵心得」シリーズ(双葉文庫)の約2年後、2022年12月に誕生した「北近江合戦心得」シリーズ(小学館文庫)は、浅井長政重臣の嫡男・与一郎が宿敵・織田信長に挑むお家再興冒険譚です。「三河雑兵心得」シリーズ(双葉文庫)と「北近江合戦心得」シリーズ(小学館文庫)は、戦国時代を「徳川側」と「織田側」から描いた、対をなす物語。一人の作家が同時代をテーマにした小説を同時期に連載するのは非常に珍しいケースです。一方は三河の農民から足軽、一方は浅井家重臣の嫡男というエリートと出自も対照的な主人公が、戦国の世を徳川・織田の家臣として生き抜いていきます。出版社も書店で並べて販売するなど協働で販促を展開し、盛り上げています。著者・井原忠政氏は小学館の「北近江合戦心得」特設サイト内で、シリーズへの思いをこのように語っています。「三河」の中で、徳川衆の「同盟者である織田衆への冷めた眼差し」を幾度か表現しました。そうなると、逆に「織田家の人々は三河武士をどう見ていたのか?」が気になり始めた。それが「北近江合戦心得」の端緒となりました。100万部達成記念ツイッタープレゼントキャンペーン2023年8月10日~9月10日までの1ヵ月間、「#三河雑兵心得100万部」「#応募」のハッシュタグ入りで感想をつぶやいてくださった方から抽選で5名様に『姉川忠義北近江合戦心得〈一〉』(小学館)をプレゼントするツイッターキャンペーンを実施。当選者はTwitterDMにて発表します。三河雑兵心得シリーズ年表井原忠政さんプロフィール撮影:マイストリート2000年に、脚本「連弾」が第25回城⼾賞に⼊選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。主な作品に『鴨川ホルモー』『THE LAST-NARUTO THE MOVIE-』などがある。2016 年『旗本⾦融道(⼀) 銭が情けの新次郎』で時代⼩説デビューし(経塚丸雄名義)、翌年、同作で第6回歴史時代作家クラブ新⼈賞を受賞した。2020年、ペンネームを井原忠政に変えて歴史時代⼩説「三河雑兵⼼得」シリーズの刊⾏を開始。同シリーズで『この時代⼩説がすごい! 2022年版』⽂庫書き下ろしランキング 第1位を獲得する。他の著書に『うつけ屋敷の旗本⼤家』『⼈撃ち稼業』『⼈撃ち稼業 殿様⾏列』『北近江合戦⼼得 姉川忠義』『北近江合戦⼼得 ⻑島忠義』がある。神奈川県鎌倉市在住。『三河雑兵心得』 井原忠政 | 双葉社 : : 「北近江合戦心得」シリーズ井原忠政 |小学館 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月22日韓国で730万人を超える観客動員を記録した『ハンサン―龍の出現―』より本編シーンが解禁された。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、次の狙いを大陸の明国に定め、侵攻の足がかりとして朝鮮半島に出兵した《文禄・慶長の役》。その戦の中でも日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった《閑山島海戦》を映画化した本作。この度解禁となったのは、本作のクライマックス、閑山(ハンサン)島沖で朝鮮水軍と日本水軍が激突する場面の本編映像。大海原を大迫力で進むのは、天守閣が船に乗ったような日本の旗艦「安宅船」。「敵だ、敵が近づいている!」潮目を読みながら戦うオ・ヨンダム(アン・ソンギ)の背後に日本軍が迫ってくる。太鼓を打ち鳴らしながら近づく日本軍の船には大将・脇坂安治(ピョン・ヨハン)ら眼光鋭い武将たち。朝鮮軍のウォン・ギュン(ソン・ヒョンジュ)が慄く中、イ・スンシン(パク・ヘイル)は「全船を引き返させよ。漕ぎ手を増やせ」と力強く命じ、一斉に船が旋回し始める。「将軍、合図の凧です」と“鶴”の文字を見たオ・ヨンダムの船も、イ・スンシンの“鶴翼の陣”の策を理解し、前線から引き返す。それを見た脇坂は「すべて漕ぎ手にまわれ、手を早めよ、早きものが勝つのだ」と声を荒げ、ついに日本軍の船が朝鮮軍の船に追いつき発砲しながら乗り込んでくる。朝鮮軍も弓で応戦し、激しい海上合戦が始まるのだった…!実はこの海上合戦のシーン、キム・ハンミン監督の前作『バトル・オーシャン 海上決戦』での経験を基に、水上に船を浮かべずに撮影するという大胆な決定がなされた。実物大の板屋船を2~3隻設置できる超大型規模の室内セットを韓国・江陵スピードスケート競技場に、また麗水に野外撮影用セットを作って撮影。船団を取り囲む大海原はVFXで合成されたものだ。「海での撮影に制限されることから解放され、思う存分視覚効果を具現化していくうちに、“海で撮影しない初めての海戦映画を作ろう!”となった」と語るのはVFXスーパーバイザーのチョン・チョルミン。これについてパク・ヘイルは「戦闘シーンが一度も実際の海で撮影されたことがないセット現場では、クロマキー背景を背に、俳優としてキャラクターの瞬間の感情を逃さずに集中しなければと努力しました。撮影現場に監督が海戦シーンの動画の絵コンテを完璧に準備してくださり、俳優・スタッフたちの理解度が高まりました」と撮影をふり返る。そして「何より、海戦のシーンの高度なCG技術が寄与する部分が、他の作品よりも絶対的に大きく、圧倒的な役割を担っていたので、観客の皆さんも十分に楽しんでもらえると思いました」と自信をみせる。これまでに例をみない撮影方法で再現された海上バトルの臨場感に、思わず息をのむ本編映像となっている。『ハンサン―龍の出現―』は、シネマート新宿ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンサン―龍の出現― 2023年3月17日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月23日豊臣秀吉による朝鮮出兵で、日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった海戦を映画化し、韓国で観客動員730万人超えの大ヒットを記録した『ハンサン―龍の出現―』。この度、日本でも大人気のボーイズグループ「2PM」のメンバーで近年俳優として大活躍するオク・テギョンが時代劇映画に初挑戦した本作より、敵を探るため日本軍に潜入するも危機が迫る本編シーンが解禁された。本作は、パク・チャヌク監督『別れる決心』のパク・ヘイル演じる冷静沈着なイ・スンシンと、ピョン・ヨハン演じる勇猛果敢な脇坂安治という静と動のカリスマが激突、戦国史上最大の海戦を描いた大ヒット海上バトルエンターテインメント。今回、解禁となったのは、朝鮮軍の間者イム・ジュニョン(オク・テギョン)が日本軍陣営に潜入し、危うく見つかりそうになったところをチョン・ボルム(キム・ヒャンギ)に助けられた場面から始まる本編シーン。脇坂の傍に仕えるチョン・ボルムも実は朝鮮軍の間者で「もう大丈夫です」と語りかけると、隠れていたイム・ジュニョンが姿を現す。「助かった。おかげで驚くべき話がきけた」と安心するが、そこへ日本軍が!「お主が誰とつながっているか見張っておったが、まさかこの女とつながっていたとは」と2人の正体が暴かれてしまう。脇坂に捕まり押さえつけられるチョン・ボルム。イム・ジュニョンも敵を人質に応戦するが、「逃げて!」というチョン・ボルムの声を聞き、決心したように戸に体当たりし外に飛び出していく。オク・テギョンらの迫力あるアクションも見どころのシーンだ。オク・テギョンメイキングカットソン・ジュンギ主演の人気ドラマ「ヴィンチェンツォ」での演技も話題になったオク・テギョンは、今回の出演オファーに「すごく驚きました」とコメント。そしてイ・スンシンのために情報を集める間者イム・ジュニョンを演じる上で重点を置いた部分を「眼差しです。イ・スンシン将軍に信頼してもらえるように忠誠心が感じられる眼差しを見せようとしました」と韓国での本作制作報告会で熱く語っていた。先日、米国の大手エージェンシー「WME(William Morris Endeavor)」と契約を結んだことも発表され、さらなる世界的な活躍も期待されるテギョンの演技は見逃せない。なお、タワーレコード渋谷店(5F)、タワーレコード梅田NU茶屋町店限定で、オク・テギョン(2PM)のポストカードが付いたテギョン仕様の特別鑑賞券が発売中となっている(この特別鑑賞券は、シネマート新宿、心斎橋の2館にてのみ公開中利用可能)。『ハンサン―龍の出現―』は3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンサン―龍の出現― 2023年3月17日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月14日韓国で730万人を超える観客動員を記録した大ヒット作『ハンサンー龍の出現ー』より予告編と場面写真が解禁された。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が朝鮮半島に出兵した《文禄・慶長の役》。その戦の中でも日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった《閑山島海戦》を映画化した本作。パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、アン・ソンギら韓国映画界を代表する俳優たちの確かな演技力とともに、日本と朝鮮、国の命運を分ける戦国史上最大の海戦が鮮やかにスクリーンに蘇る。この度解禁となった予告編は、1592年豊臣秀吉による朝鮮出兵により、首都・漢陽(現在のソウル)が陥落するなど朝鮮軍の敗退が続く中、全羅左道(チョルラチャド)水軍の大将イ・スンシン(パク・ヘイル)が「この戦いが朝鮮の命運を決する」と次を見据えて冷静に準備を進める姿が描かれる。「何の戦いですか」と問われ「信念を貫く戦いだ」と答えるイ・スンシン。一方、日本軍の脇坂安治(ピョン・ヨハン)も水軍の将となり、イ・スンシンを待ち受け、ついに決戦の時へ!大海原で対決するのは日本水軍の“魚鱗の陣”と、数では劣る朝鮮水軍が繰り出す“鶴翼の陣”。また伝説として語り継がれる朝鮮の装甲艦「亀船」や、天守閣が船に乗ったような日本の旗艦「安宅船」など、当時の軍艦の姿が現代に蘇り、大迫力の海上バトルから目が離せない映像となっている。監督のキム・ハンミンは、同じくイ・スンシンを主人公に慶長の役の《鳴梁(ミョンリャン)海戦》を描き、韓国映画の歴代観客動員1位を記録した前作『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)を作り上げた経験を基に、本作では水上に船を浮かべずに撮影するという方法を選択。実物大の板屋船を2~3隻設置できる超大型規模の室内セットを江陵スピードスケート競技場に、また麗水に野外撮影用セットを作って撮影し、船団を取り囲む大海原はVFXで合成。その大胆なアイディアにより作り上げられた臨場感あふれる映像と、パク・ヘイルも出演した『神弓-KAMIYUMI-』(2011)を彷彿とさせる迫力のある弓のシーンを含めた合戦シーンも必見だ。『ハンサンー龍の出現ー』は3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンサン ‐龍の出現‐ 2023年3月17日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月17日東映70周年記念を冠し、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』が2023年1月27日(金)に公開となる。この度、豊臣秀吉役・音尾琢真、徳川家康役・斎藤工の出演、木村拓哉演じる織田信長の新規カットが解禁となった。木村拓哉が主役の織田信長を、綾瀬はるかが濃姫を演じ、脚本・古沢良太、監督・大友啓史という日本の映画界を牽引するスタッフが名を連ねる本作。企画発表と同時に大きな話題を呼んだ。政略結婚という最悪の出会いから始まったふたりは、いかにして真の夫婦となり、ともに天下統一へと向かっていったのか?魔王と呼ばれながらも時に悩み苦しむ信長を<ひとりの人間>として描き、その側で支え続けた濃姫との知られざる物語を描いた感動超大作の誕生に期待と注目が集まっている。ふたりの生涯を今まで描かれることのなかった新たな目線で体現しようと脚本を手掛けたのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られ、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の脚本も務める古沢良太。監督には『るろうに剣心』シリーズで世界を驚愕させ、アクションエンタテインメントの金字塔を打ち立てた大友啓史が立ち、他の日本映画とは一線を画すハリウッド級の映像スケールで、既存の作品を超越する圧倒的なエンタテインメントの世界を生み出す。信長・秀吉・家康といえば活躍した年代も近く、歴史的な功績の数々で知られる戦国の「三英傑」だ。「大うつけ」と揶揄されながらも、「魔王」と呼ばれるほどまで天下布武の道をひたすらに突き進んだ織田信長、農民から織田家の家臣に重用され一時代を築いた豊臣秀吉、幼少期を他家の人質となり過ごしながらも持ち前の知才で後に江戸幕府を開く将軍にまで登り詰めた徳川家康。今回の解禁によって遂に本作の三英傑が並ぶことになる。木下藤吉郎=のちの豊臣秀吉を演じたのは音尾琢真。信長と対照的に「陽の活力に満ちた、エネルギッシュな成り上がり者」だ。本作が求める、そんな秀吉像にぴったりであると白羽の矢が立った音尾だが、歴史的に有名でこれまで名だたる俳優たちが演じてきた「秀吉」を自身が務めることに最初はプレッシャーを感じていたという。「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」と、大友組の現場でのメイクへのこだわりの一端も明かした。秀吉の鼻には特徴的なイボイボが施され、眉毛など細部にわたる作りこみによって音尾“秀吉”の独特の魅力が感じられる。また徳川家康を演じたのは斎藤工。のちに豊臣秀吉から天下を奪う戦国武将でもあり「どっしりとした、懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優」としてキャスティングされた。彼は「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影を振り返っている。本人の面影がほとんど見えない驚きのビジュアルは“目”以外の顔部分すべてに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから体形にまでも手が加えられた仕上がり。撮影が進み現場が更なる熱を帯びるにしたがって、「家康」という人物の捉え方も撮影前とは別のものに変化していったそう。「奇策の様な私の家康を、木村“信長”様は『ようやく来たか、家康』と、当たり前の様に私の背中を押してくださいました」と現場での一幕も明かし、斎藤“家康”独自のキャラクターの完成度に自信を匂わせた。また木村“信長”の新規カットを加えた三英傑集結のビジュアルには、木村による天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、音尾演じる秀吉の朗らかで親しみやすい表情、斎藤演じる家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れ。ついに揃った三英傑。秀吉と家康が、新たな織田信長と濃姫の物語にどのように交わり合っていくのかにも注目が集まる。<音尾琢真:木下藤吉郎役・コメント>歴史的にも有名なあの「秀吉」の役を演じることに最初はプレッシャーも感じていましたが、現場では特にメイクに力を入れてくださいまして、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました。どんな細かい所にも手を抜かない、作品を良くするための一丸の姿勢が現場の全員に感じられたのが何よりも士気を上げてくれました。以前にもご一緒した大友監督が東映70周年記念の超大作で、古沢さんの魅力的な脚本と素晴らしいキャスト・スタッフ陣とで一体どのように仕上げるのか、撮影現場にいながらにしてこんなにも早く観たくなった映画は久々です。<斎藤工:徳川家康役・コメント>“徳川家康”と言うスケールを、どの様に斎藤工如きで向き合うか。正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、そこは大友監督の見事な導き、一種の裏技の様な魔法をかけて頂き、全てのスタッフキャスト方のご尽力を頂戴し、愉しく家康様に臨む事が出来ました。特にビジュアルに纏わる部署の面々には、根気よく寄り添って頂き、頭が下がります。そしてそんな奇策の様な私の家康を、木村信長様は「ようやく来たか、家康」と、当たり前の様に私の背中を押し、自然にチームに混ぜて下さいました。現代は何処か乱世とも呼べる時代、そんな現代に置いて、本作の中に力強く美しく生きる人々の選択、真心、生き様は、過ぎ去った過去の様で、これからの未来を照らす光になるのでは無いかと思います。『レジェンド&バタフライ』2023年1月27日(金)公開
2022年10月06日木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫を演じる映画『レジェンド&バタフライ』の新たなキャストが発表。豊臣秀吉役で音尾琢真、徳川家康役で斎藤工が出演、三英傑が揃った。音尾さんが演じる木下藤吉郎=のちの豊臣秀吉は、信長と対照的で陽の活力に満ちたエネルギッシュな成り上がり者。これまで、名だたる俳優たちが演じてきた秀吉を務めることに、最初はプレッシャーを感じていたそうだが、「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」とコメント。鼻には特徴的なイボイボが施され、細部にわたる作りこみによって独特の魅力が感じられる。斎藤さんが演じる徳川家康は、のちに秀吉から天下を奪う戦国武将であり、どっしりとした懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優としてキャスティング。斎藤さんは「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影をふり返っている。またビジュアルでは、目以外の顔部分全てに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから、体形にまでも手が加えられた。そんな2人に加え、信長の新規カットも披露された三英傑ビジュアルが公開。信長の天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、秀吉の朗らかで親しみやすい表情、家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れする。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE LEGEND & BUTTERFLY 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年10月06日永瀬廉がクローン信長を演じる「新・信長公記」の8話が9月12日放送。西畑大吾演じる豊臣秀吉と須賀健太演じる加藤清正の“友情”に「エモすぎ」「今回のMVPでした」などの声が殺到、伊達の眼帯の秘密にも「全部持ってかれました」などの反応が集まっている。甲斐谷忍の「新・信長公記~ノブナガくんと私~」をドラマ化した本作は、戦国武将のクローンたちが高校生となって学園のてっぺんを目指す新しい学園天下獲りエンターテインメント。武将のクローンたちが集められた銀杏高校特進クラスの織田信長を永瀬さんが演じ、家康とともに黒百合高校のペリーらに拉致された日下部みやびには山田杏奈。武田信玄に満島真之介。豊臣秀吉に西畑さん(なにわ男子)。明智光秀に萩原利久。上杉謙信に犬飼貴丈。伊達政宗に三浦翔平。黒田官兵衛に濱田岳。井伊直政に駿河太郎。竹中重治に柳俊太郎。本多忠勝に阿部亮平。加藤清正に須賀さん。酒井忠次に長田成哉。真田幸村に田野倉雄太。今川義元に松大航也。みやびとともに捕われた徳川家康に小澤征悦。銀杏高校のAI理事長・別府ノ守与太郎に柄本明といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。家康は黒百合高校のペリーや、彼らを操るクローンを生み出した博士の息子(波岡一喜)に対し、みやびと家康の奪還を宣言。家康を憎んでいたはずの信長たちが、なぜ家康を助けようとするのか。息子は「叩き潰す……!」と声を張り上げる。家康が変わると信じる信長は、家康を含めて初めて成立する作戦を立てるのだが…というのが今回のストーリー。みやびと家康が捕われた教会に向かう信長と本多と伊達の前に、ジャンヌ・ダルクが現れる。伊達は自分が相手をするといいジャンヌと戦うことに…実は2人は幼少期に面識があり、男の子たちに絡まれたジャンヌを助けようとして伊達が目を負傷、眼帯をすることになった過去が明かされる。伊達を守れなかったことをいまだ悔やむジャンヌに、伊達は眼帯を外して右目が見えていることを明かし、「もう苦しまなくていい。強さは誰かを守るためにあるんだろ」と告げる…。この展開に「伊達さまの眼帯もダテだった」「荒ぶってまた眼帯外した伊達様に全部持ってかれました」「伊達政宗の目の負傷の過去良い…それで目の前で眼帯外してくそかっこいいこと言うんですもん惚れますよ」などの声が殺到。一方、家康を“変える”ために、あえて危険な任務を負った秀吉は、かつて旗印戦を戦った加藤清正と制服を交換。加藤の想いを託され戦いに臨む。「俺はお前が認めた男」として自らの背中の虎を託した加藤と、そんな加藤たちの想いをつないで家康に“変わる”よう説得する秀吉。秀吉と加藤との友情にも「過去に旗印戦で戦った加藤清正と豊臣秀吉の絆も胸アツ!」「かつて戦いお互いを認めた2人が制服を交換してお互いが背負うものを背負って戦うとかエモすぎん?」「加藤清正と豊臣秀吉の関係性もよかったなぁ虎の服貸してあげたの、ふわぁぁってなった!」「加藤清正と豊臣秀吉が今回のMVPでした」などの声が送られている。【第9話あらすじ】家康に旗印を掲げた信長。黒田官兵衛がその理由を問うと信長は「家康との戦いの先に最後の戦いが待っている。俺はそこまで辿り着かねばならぬ」と言い残し、教室を出ていく。その様子を見ていた別府ノ守は、信長が“総長”の正体に気づいていると考え、意味深に笑う。その後、自宅に帰ったみやびは、花梨(柚希礼音)と名乗る女性に声をかけられる…。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日永瀬廉主演「新・信長公記」の2話が7月31日オンエア。本多忠勝が信長のために作ったハート型卵焼きに「完全に信長くんに惚れてる」「愛が重い」などの声が上がる。また秀吉役の西畑大吾(なにわ男子)の演技を評価する投稿も続々と寄せられている。織田信長、徳川家康、豊臣秀吉ら誰もが知る戦国武将がクローン化され、高校生として銀杏高校に大集結。クセ者揃いの英雄たちが学園のてっぺんを目指して大暴れするストーリーが展開する。学校内にも関わらずいつも干し柿やスルメを食べている銀杏高校特進クラス1年の織田信長を永瀬さんが演じるほか、明治以前の歴史が忘れられた時代には珍しく戦国武将に詳しい日下部みやびには山田杏奈。人たらしの天賦の才を持ち、みやびにアプローチしてくる豊臣秀吉に西畑さん。喧嘩最強の男だが乙女な一面も持つ本多忠勝に阿部亮平。コスプレ好きで料理も得意な独眼竜男子の伊達政宗に三浦翔平。熊本弁を話す漢気あふれる勇猛果敢な加藤清正に須賀健太。頭脳明晰でライバルたちの策略を鋭く見抜いていく黒田官兵衛に濱田岳。話し合いで物事を解決しようとする性格の上杉謙信に犬飼貴丈。真面目そうだが関西有数のギャングチームに入っていた明智光秀に萩原利久。「風林火山」の旗を掲げた電動キックスクーターが愛車の武田信玄に満島真之介。転校生として特進クラスへ入学してくる徳川家康に小澤征悦といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。特進クラスに転校生がやってくる。サングラスをかけクラスメイトを“ゴミ”扱いするその転校生は、自らを徳川家康と名乗る。その風貌に特進クラスの教室の中では「15歳に見えない」というささやきが聞こえる。一方「旗印戦」を“奥深い心理ゲーム”と考える秀吉は「信玄を倒そうと集まった他校のヤンキーを倒したのは俺」と堂々と嘘をつく。そしてみやびに「もしかしたら秀吉は強いかも」という意識を少しでも植え付けられたら、他の生徒たちが旗印を出すことに慎重になると自らの作戦を明かす…というのが今回のストーリー。調理実習で本多はハート型の卵焼きを作り、信長に食べてもらう。口にした信長は「なかなかに旨いではないか」とその味を褒め、「貴様も食べてみろ」と本多にも勧める。そんな2人のやり取りに「本多完全に信長くんに惚れてるww」「本多たん、楽しそうねぇ~」「本多くん、しんしんのヒロインやろ」「愛が重いのよwww」などの声が。また当初は人たらしの才を利用して他の武将たちを上手く使っていたが、加藤清正との勝負の時は意を決し“直接対決”を決める秀吉。その表情の変化に「覚醒した秀吉、大吾くんの演技は惹き込まれますね」「秀吉くん回最高だった!西畑くんの演技を堪能して満足」と、西畑さんの演技を評価する声が上がるとともに、幼い頃に信長と秀吉の間に接点があったことも判明。2人の関係性にも「秀吉くんと信長様の幼少期にも感動した」「今回の信長様と秀吉くん最高すぎたね……!」といった反応が寄せられている。【第3話あらすじ】「旗印戦」ランキング1位の武田信玄1分で倒した徳川家康。クラスメイトの武将たちは信玄の空席を見ながら、家康の次のターゲットはランキング2位の豊臣秀吉なのではないかと話をしている。そこへ松葉杖をついた信玄が姿を現す。すると家康は自分の靴を磨くように命令。言葉を失う信玄に代わって靴を磨いたのは明智光秀だった…。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月01日映画『嘘八百 なにわ夢の陣』が、2023年1月6日(金)に公開される。中井貴⼀×佐々木蔵之介W主演の『嘘八百』シリーズ第3弾となる。『嘘八百』シリーズとは?映画『嘘八百』シリーズは、中井貴一演じる空振りばかりの“目利き”古物商・小池則夫と、佐々木蔵之介演じる落ちぶれた“腕利き”陶芸家・野田佐輔がタッグを組んで、一攫千金を狙う“開運お宝”コメディ。2018年に公開された第1弾『嘘八百』では、千利休を生んだ茶の湯の聖地である大阪・堺を舞台に国宝級の“幻の利休の茶器”を巡って、国をも巻き込み強欲うずまく人間たちの化かし合い大騒動を展開。第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』では、利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人・古田織部の幻の茶器に着目。京都にまで舞台を広げ、小池則夫と野田佐輔がさらにスケールアップした“騙し合い”合戦を繰り広げた。『噓八百』第3弾、再び大阪を舞台にそして、満を持してシリーズ第3弾『嘘八百 なにわ夢の陣』が公開へ。詐欺師まがいの古美術商・小池則夫と、うだつの上がらない陶芸家・野田佐輔のコンビが再集結を果たす。第3弾の“お宝”は豊臣秀吉の縁起物「秀吉七品」これまで千利休、古田織部の茶器をめぐって大騒動を巻き起こしてきた2人が今回目を付けたのは、かつて豊臣秀吉の出世を後押ししたと言われる七つの縁起物「秀吉七品(しちしな)」だ。「秀吉七品」とは、“懐で温めた信長の草履・戦で顔につけた面頬(めんぼお)・獅子の飾りをつけた兜・桐の文様の軍配団扇・有馬温泉の湯殿の瓦・黄金の風炉・鳳凰の銘がついた茶碗”のこと。中でも“鳳凰”は、これまで「鳳凰を宿して光輝くうつわ」としか記録がなく、幻のお宝として伝説になっていた。第3弾では再び大阪を舞台に、豊臣秀吉の1億円級のお宝“鳳凰”をめぐって三たび抱腹絶倒の騙し合いが繰り広げられる。劇中には、天守閣復興90周年を迎える大阪城も登場するなど、骨董ファンのみならず歴史ファンにとっても楽しめる内容となりそうだ。中井貴⼀×佐々木蔵之介の“骨董コンビ”再び従来のシリーズに続き、『嘘八百 なにわ夢の陣』でも中井貴⼀、佐々木蔵之介が続投。古美術商・小池則夫と、陶芸家・野田佐輔の2人を絶妙なコンビネーションで演じる。■小池則夫…中井貴⼀⼤物狙いで空振りばかりの⽬利き古美術商。■野⽥佐輔…佐々⽊蔵之介うだつの上がらない陶芸家。関ジャニ∞安⽥章⼤が2人を翻弄する“波動アーティスト”に■TAIKOH…安⽥章⼤(関ジャニ∞)神秘の舞のような動きで⼤きなキャンパスに絵を描き、それらの絵とともに⾃⾝もカリスマ的な⼈気を誇る謎の“波動アーティスト”。豊⾂秀吉の1億円級のお宝“鳳凰”をめぐり、骨董コンビと騙し合いの火花を散らす。⼩池と野田の“骨董コンビ”を翻弄するカリスマ波動アーティスト・TAIKOH役を演じるのは、関ジャニ∞安⽥章⼤。安田にとって、7年ぶりの映画出演となる。監督は武正晴、脚本は今井雅⼦&⾜⽴紳また、監督は第1弾・第2弾から引き続き、武正晴。また、脚本は今井雅子と、2023年度後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で脚本を務めることが発表された足立紳のコンビが務める。また、音楽は富貴晴美が続投する。映画『嘘八百 なにわ夢の陣』あらすじこれまで千利休、古田織部の茶器をめぐって大騒動。目利き古美術商と腕の立つ陶芸家のはずが、相も変わらずくすぶり続ける〈骨董コンビ〉の目の前に一攫千金のお宝が現れた。日本一の出世頭・太閤秀吉の縁起モノ「秀吉七品」の中でも、唯一所在不明の光輝く茶碗〈鳳凰〉だ。幻のお宝を狙って、開催間近の大阪秀吉博をはじめ“TAIKOH”と名のるカリスマ波動アーティストやその財団を仕切る謎の美女が絡み、歴史・骨董・アートのロマンと強欲が激突。大阪城を背景に繰り広げられる天下の騙し合いに〈骨董コンビ〉分裂の危機まで勃発!?お宝バトルを制するのは誰なのか?【詳細】映画『嘘八百 なにわ夢の陣』公開時期:2023年1月6日(金)出演:中井貴⼀、佐々木蔵之介、安⽥章⼤、中村ゆり、友近、森川葵、前野朋哉、宇野祥平、塚地武雅、吹越満、松尾諭、酒井敏也、桂雀々、山田雅人、土平ドンペイ、Blake Crawford、高田聖子、麿赤兒、芦屋小雁、升毅、笹野高史監督:武正晴脚本:今井雅子、足立紳音楽:富貴晴美製作幹事:東映ビデオ制作プロダクション:アークエンタテインメント配給:ギャガ
2022年07月07日公益財団法人 三徳庵(さんとくあん)の理事長であり、茶道文化研究においては定評がある田中 仙堂(せんどう)の著書『お茶と権力 信長・利休・秀吉』(発行元:文春新書、価格:935円)が、2022年2月18日から、全国の主な書店で販売されます。お茶と権力 信長・利休・秀吉『お茶と権力 信長・利休・秀吉』は、茶道文化普及に努めるかたわら、徳川林政史研究所や徳川美術館で歴史・美術を研究、茶の道に精通している田中 仙堂が、「茶」を軸として、織田信長・豊臣秀吉、二人の天下人の戦略を読み解いた、新しい戦国史です。本書では、室町から戦国にかけて、武士の文化として発展した「茶」。しかし、それは一方で政治のツールとしても活用されました。なかでも信長は「名物」とされた茶道具を家臣たちに分け与えることで、自らの信頼の証とし、家臣統制に活用します。またそれは外交のツールでもあり、茶の文化をリードした堺の商人たちと深く交わる手段でもありました。そのなかで、信長に重用された一人が、千利休であり、信長の戦略を継承したのが秀吉だった、と著者は説きます。では、なぜ堺の商人のなかでも後発だった利休が重用されたのか、そして秀吉の側近として盤石の地位を築いたかに思われていた利休が突然失脚したのか、本書で解説します。本書は、「下剋上の始まりと茶」を第一章に、最終章の第九章では、「利休の茶と秀吉の茶」と展開しています。なお『お茶と権力 信長・利休・秀吉』は、全国の主な書店、および三徳庵で販売します。(参考)公益財団法人 三徳庵理事長/大日本茶道学会 会長 田中 仙堂(たなか せんどう)<略歴>1988年、円覚寺前管長より仙堂の号を享け、同年大日本茶道学会副会長、2017年1月に同会会長に就任。創始者 田中 仙樵(せんしょう)、父 仙翁(せんおう)会長の意を継いで、茶道文化が伝えてきた「わざ」と「こころ」の両輪に価値をおき、点前の実践に加えて、論考でも日本の伝統文化を紹介している。月刊「茶道の研究」を主宰。著書に『近代茶道の歴社会学』(思文閣出版)、『茶の湯名言集』(角川ソフィア文庫)、『岡倉天心「茶の本」を読む』(講談社)、共編緒に『講座 日本茶の湯全史 第三巻 近代』(思文閣出版)、『秀吉の智略「北野大茶湯」大検証』(共著 淡交社)、『茶道文化論 茶道学大系 第一巻』(淡交社)など多数。1958年、東京都生まれ。本名 田中 秀隆(ひでたか)。東京大学文学部社会学科卒業後、東京大学社会学研究科博士課程単位取得(満期退学)。カナダ政府給付留学生としてケベック州ラバル大学大学院に留学。<三徳庵とは・・・>平成2年に創立された財団法人 三徳庵は、平成24年4月公益財団法人に移行。平成30年には、創立120周年を迎えた大日本茶道学会茶道の保存・伝承を行うと共に、日本特有の伝統文化である茶道全般の保存・伝承に努め、茶道の実技や茶道文化研究の成果に触れることができる環境や機会を創出することで、日本の茶道文化の振興と発展に寄与する活動を行っています。三徳庵は、より多くの人びとが茶道に触れることが出来るよう、多方面に亘る活動の展開に力を入れています。(大日本茶道学会は、衰退していた茶道を広く日本人のすべてが共有できるようにすることで活性化させることを目指して田中 仙樵によって明治31年に創立。)■『お茶と権力 信長・利休・秀吉』概要タイトル:『お茶と権力 信長・利休・秀吉』発行元 :文藝春秋発行日 :2022年2月18日価格 :935円(税込み価格)ページ数:232ページ(索引を除く)販売元 :全国の主な書店、三徳庵 等<目次>はじめに第1章 「下剋上」の始まりと茶第2章 戦国の世の「茶会」第3章 信長の茶会第4章 本能寺へといざなわれた光秀第5章 信長後継レースと茶会第6章 秀吉の茶会戦略第7章 秀吉政権での利休の役割第8章 利休はなぜ追放されたのか第9章 利休の茶と秀吉の茶おわりに典拠資料参考文献一覧 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月07日11日より放送されるアコムの新CMに先駆け、ティザームービー「侍ビッグ3 『天下を取りたい若者たち』編」が7日に公開。歴史上の偉人である「信長」「秀吉」「家康」に扮した謎の3人組が登場する。ティザームービーでは、ロックバンド・忘れらんねえよの新楽曲を口ずさみながら歩く信長に、秀吉と家康が「これいい曲やなー。若々しくて軽やかで」と話しかける。信長も「だよなー」と共感しながら、「けど、俺らこんなことしてて天下取れるのかな?」とボソリ。すると家康が「え、天下取りたいの?」と返し、信長が「逆に取りたくないの?」と驚く。そして「秀吉は?」と問いかけると「そりゃあ、取りたいよ」と答える秀吉。家康だけ天下取りに興味がないと答える中、秀吉から「こういうこと言うやつが、一番狙ってるやろ天下を」とツッコミを入れられる。続けて、天下を取るにはどうしたらいいかを話し合う3人。最後は「とりあえずアコム行っとく?」と歩き出す……という内容になっている。ティザームービーは、それぞれの表情がわからない目元のアングルや、後ろ姿のみで展開。果たして、「信長」「秀吉」「家康」を演じているのは誰なのか?また、新CM公開に先立ち、「アコム【公式】Twitterアカウント」をフォローしてキャンペーン投稿をリツイートすると、期間中、毎日抽選で10名(合計40名)にQUOカードPay1万円分が当たるTwitterキャンペーンも実施される。応募期間は、7日0時から10日23時59分まで。○■忘れらんねえよ・柴田隆浩コメント若者、そして今しかできないことに挑もうとしている人たちを肯定したい、と聞いたとき、ぱっと思い浮かんだのが、あの伝説的しょーもないフレーズ「これだから最近の若者は……」でした(これ、5000年前の古代エジプトでも言われてたらしいです笑、しょーもなっ!)。で、この呪いみたいな言葉を破壊すっか、と思い、今回の曲を作りました。僕はゴリゴリのおっさんですが、年齢とかなんも関係ないですよね。何歳だろうが、かっこいいやつはかっこいいし、そうじゃないやつはそうじゃない。それだけだと思います。
2021年08月07日藤原竜也主演 『鳩の撃退法』が8月27日(金)より公開される。この度、風間俊介演じる“幸地秀吉”の新たな場面写真が公開された。佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高い 『鳩の撃退法』。原作では小説表現の臨界点を超えた、まさに先の読めないストーリーが展開される。先日行われた完成披露試写会で一足先に作品を視聴した観客からは「謎が多すぎて一度観ただけじゃ追いつかない!もう一回観たくなる!」 「あのラストシーンはどういうこと!?」 など 謎解きエンター<転>メント ならではの感想が続々と寄せられた。さらに一部のユーザーからは 謎の裏サイトの存在も報告され、公開に向けてますます盛り上がりを見せている。天才作家・津田伸一役を藤原竜也が演じるほか土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司 ら豪華キャストが集結し、監督はTVドラマ「赤めだか」でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。本作で風間俊介が演じるのは4歳の娘を持ち、家族3人で幸せに暮らしている“バーのマスター・幸地秀吉”。秀吉が深夜のコーヒーショップで小説を読んでいたところに天才作家の津田伸一が居合わせ、ふたりは小説談議に花を咲かせることになる。しかし、ある日突然秀吉は家族と共に姿を消してしまう。果たしてこの津田と秀吉の出会いが【一家失踪事件】を引き起こし、さらには【謎の偽札】、【裏社会の男】といった大きな謎に関わり、物語を大きく動かしていくことになるのか?今回公開された場面写真では血で汚れた顔で立ち尽くす秀吉が切り取られており、秀吉の身に何が起こったのか、壮絶なドラマを予感させる一枚となっている。幸せな家庭を持つ男とは思えない、謎めいた影を持つ“幸地秀吉”はどのように物語に関わり、どのような結末を迎えることになるのか。そんな秀吉を演じた風間は「正直な話、自分がパズルのピースの一つなので、まだ(全体が)分からないんですけど、そこが最大の魅力なのかなと思っているんです。この仕掛けって文学的だと思うんですよ。文章とか本の世界で繰り広げる手法に真っ向から映像が挑んだ形なので、どうなるのか僕にも全く分からないんです。だからこそワクワクしているんですよね」とコメントを寄せている。『鳩の撃退法』8月27日(金)公開
2021年07月23日展覧会「細見古香庵生誕120年記念 美の境地」が、京都の細見美術館にて2021年8月24日(火)から10月17日(日)まで開催される。細見コレクションの礎を築いた初代古香庵「細見古香庵生誕120年記念 美の境地」は、細見コレクションの礎を築いた初代細見古香庵こと、細見良の生誕120年を記念した展覧会だ。毛織物業で財を成した初代細見古香庵は、美術品への熱き想いをもって、宗教絵画や和鏡・密教法具などの金工品、茶の湯釜、根来、七宝、土器など多岐にわたる美術品を蒐集。研究者に教えを乞いながら鍛えた審美眼によって、晩年は優れたコレクションの形成に没頭した。初代細見古香庵は蒐集品を茶会やもてなしの場において活用し、独自の境地を展開。この精神は二代古香庵や、コレクションを所蔵する細見美術館の展示スタイルにも影響を与えている。仏教絵画や屏風など厳選した美術品を紹介「細見古香庵生誕120年記念 美の境地」では、そんな初代細見古香庵のコレクションから選りすぐりの美術品を紹介。仏教絵画や屏風、研究にもいそしんだ茶の湯釜など、初代細見古香庵が生涯をかけて追い求めた蒐集品を紹介する。「世界最高の美術品は日本の藤原時代の仏画である」という信念のもとで初代細見古香庵が出会った平安時代の重要文化財「愛染明王像」は、現存最古の愛染明王像を描いた仏教絵画。陰影を生かして描かれた体つきや、金銀を用いた装身具や光背、ぼかしを効果的に用いた表現などによる、存在感のある佇まいが魅力だ。また、初代細見古香庵が強い憧れを抱いていた豊臣秀吉を描く重要文化財「豊公吉野花見図屛風」も登場。満開の桜が咲く奈良の吉野山で太閤・豊臣秀吉率いる5,000人にも及ぶ一行が花見をする様子が描かれている。左隻の中央辺りには、今も現存する金峯山寺の本堂、蔵王堂が存在感を放っている。【詳細】細見古香庵生誕120年記念 美の境地会期:2021年8月24日(火)~10月17日(日)会場:細見美術館住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)入館料:一般 1,300円、学生 1,000円※状況により、止むを得ず会期・ 営業日時等を変更する場合あり。詳しくは、公式ホームページを確認。【問い合わせ先】TEL:075-752-5555(代)
2021年07月04日滋賀県にあるMIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)にて、2021年7月17日(土)から8月22日(日)まで、夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」が開催される。MIHO MUSEUM、精巧な金粉装飾"蒔絵"を歴史と共に展示蒔絵とは、金粉を用いて漆器を装飾する伝統的な装飾技法。平安時代頃から上流階級で愛玩され、安土桃山時代から近世にかけてより広い範囲で親しまれた。蒔絵が近世に隆盛を極めた背景には、戦国武将の存在があった。特に、豊臣秀吉に縁の深い高台寺蒔絵が一世を風靡し、伝統的な蒔絵師だけでなく、新興の蒔絵屋も活躍するようになった。夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」では、蒔絵が大きく展開した近世初頭から江戸時代前半の作品を中心に、伝統的蒔絵師と蒔絵屋の流れに繋がる名工を紹介。"蒔絵の時代"を、現代にいながら感じることができる。高台寺蒔絵から茶器、二大流派の重要文化財まで見どころは、銘文のある高台寺蒔絵の「沢瀉水葵蒔絵食籠」や、茶道をたしなむ町衆が使用したと思われる嵯峨棗「柳枝垂桜蒔絵面中次」など。また、二大流派である幸阿弥派・五十嵐派は大名にも重宝された名工で、「秋野蒔絵硯箱」「綾杉地獅子牡丹三葉葵紋婚礼調度」などの展示品は、重要文化財に指定されている。近世新興の蒔絵屋にはじめて注目近世初頭にのみ現れた蒔絵屋に注目した展覧会は、夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」が初めて。蒔絵屋に名工が誕生し、蒔絵師の家系となり受け継がれる、蒔絵の表現の多様な魅力も感じることができる。【詳細】夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」開催期間:2021年7月17日(土)~8月22日(日)会場:MIHO MUSEUM住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 300入館料:一般1,300円、高・大生1,000円、中学生以下 無料※オンラインによる事前予約が必要。※各種提携割引の不可。※無料入館の場合も、事前予約による日時指定券が必要。※予約受付は、来館日の前週の火曜日午前10:00から開館時間:10:00~16:00※入館は15:00まで休館日:月曜日、8月10日(火)※8月9日(月)は開館【問い合わせ先】MIHO MUSEUMTEL:0748-82-3411
2021年05月13日退廃的、エロティック、グロテスク……そんな言葉がぴたりと合ってしまうアートが集まる展覧会が東京・竹橋の東京国立近代美術館で開かれています。会場には、幽霊や地獄図などグロテスクなものから、背景を知ってじわじわと感じるものなど、人間の欲望や闇を描き出した“あやしい”作品がテンコ盛り。この春注目のスポットをレポートします!「生人形」がお出迎え…【女子的アートナビ】vol. 202『あやしい絵展』では、幕末から昭和初期にかけての日本美術を中心に、広告や挿絵、西洋美術なども含めた160点の作品を紹介。美しいだけでなく、退廃的で神秘的、妖艶、エロ、グロなど、人間の欲望やディープな闇の部分を映し出した「あやしい」雰囲気をまとうアートが集まっています。展示は、まず1章のプロローグからスタート。最初の部屋に入ると、薄暗い空間のなかで赤い着物を身につけた一体の人形が待ち受けています。これは生(いき)人形と呼ばれるもの。何か怖~い人形なのかと思ってしまいそうですが、そうではありません。生人形は、幕末から明治にかけて縁日や社寺などの見世物で使われていました。本物の人間のようにリアルに作られていて、今見ると少々怖い感じもしますが、当時はとても人気があったそうです。生人形と同じ空間にいるのが、こちらの猫作品。暗い展示室で見るとけっこうギョッとします。声優の平川大輔さんがナビゲーターをつとめる音声ガイドを聞くと、この猫がときどき登場して、あやしい作品の背景なども教えてくれます。エロティックで退廃的続く2章では、明治から大正にかけての作品が展示されています。ここで注目したいのが、ラファエル前派の画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティが描いた官能的な作品《マドンナ・ピエトラ》。マドンナ・ピエトラとは、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの詩のなかに登場する人物で、自分に恋する者を石に閉じ込めてしまう冷酷な女性です。このような美しくあやしげな女性は、西洋でファム・ファタル(宿命の女・魔性の女性)と呼ばれ、多くの芸術作品に登場。ラファエル前派などが描いたこれらの作品は、当時の日本の芸術家たちにも影響を与え、アートや文学作品に登場するようになります。表面的な美に抵抗2章では、表面的な「美」に抵抗した作品も展示されています。例えば、北野恒富の《淀君》は、豊臣秀吉の側室であった淀君が、落城寸前の大坂城で息子の秀頼を守ろうとしている姿を描いた作品。着衣が乱れ、表情はかたく、美しい女性像として描かれていません。本作品では、表面的な美しさではなく、内面にある意志の強さなどが表現されています。最後の3章エピローグでは、大正末から昭和にかけて出版された雑誌の口絵や小説の挿絵などが展示されています。関東大震災後に大きく変化した東京では、都市文化が発展。モダンなファッションが流行し、前衛的な芸術家たちも活躍します。出版界では、エロ、グロものが人気を集め、探偵小説や怪奇小説が登場。この展示室では、当時人気だった小村雪岱や高畠華宵などが描いた“あやしい”雰囲気の挿絵や表紙絵を見ることができます。ぜひ会場で!明治期に西洋の文化や技術が急激にもたらされた日本では、芸術の分野でも、日本の古典と西洋文化が入り混じった“あやしい”雰囲気の作品が数多く生み出されました。単純に美しいだけではない、心に刺さる作品の数々を、ぜひ会場でご覧になってみてください。Information会期:~5月16日(日)会場: 東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー開館時間: 9:30-17:00(金・土曜は9:30-20:00)*入館は閉館30分前まで※本展会期中に限り9:30開館(ただし「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「幻視するレンズ 」は10:00開場)※臨時夜間開館日:金・土曜日以外の以下の日程も20時まで開館4月25日(日)、4月29日(木・祝)、5月2日(日)、5月3日(月・祝)、5月4日(火・祝)、5月5日(水・祝)、5月9日(日)、5月16日(日)*入館は閉館30分前まで休館日: 月曜[ただし5月3日は開館]、5月6日(木)観覧料: 一般¥1,800、大学生¥1,200、高校生¥700、中学生以下無料
2021年04月18日はじめまして、こんにちは。京都に住み始めてもう30年以上になる私おーまえが、日々京都で暮らす中で見たり聴いたり、感じたりするあれこれを書かせていただくことになりました。題して、「京都のちょっといいこと」です。第1回目は、京都の桜便りをお届けします。京都は、本当に桜の多い街です。都だった時代に寺社仏閣を作った際に桜を植えたことが始まりで、その後何百年も権力者の元には日本中の珍しい桜が集まり、京都はたくさんの桜が咲く街になったんだそう。そんな昔の偉い人たちのおかげで、春に街中がピンクに染まる幸せがもたらされていたとは!ありがたいですねえ。▲緑とピンクのコントラストは、今だけ楽しめる配色です。豊臣秀吉が木を全て桜にしたと言われる醍醐寺、境内に60種類400本の桜がある平野神社、また観光名所でもある哲学の道や平安神宮などなど、桜の名所と言われる場所は京都市内にたくさんありますが、誰もが自由に行くことができて、各々でのんびり桜を楽しめる名所は、鴨川に勝るところは無し!京都市内を南北に流れる鴨川は、どんなところからでも少し足を伸ばせば立ち寄れて、桜が楽しめるという手軽さも◎!それに川沿いにずらりと並んでいる中のお気にりの1本を探したりするのも楽しいです。▲北山橋から北に向かって桜がずらり。本当に今の季節は、鴨川が市民みんなの憩いの庭状態。自転車で通ういつもの通勤ルートを少し遠回りにして鴨川を下って行くと、朝からサイクリングお花見をしたりできるのも京都に住んでいて得したなあと思うことのひとつ!時間があれば、途中桜の樹の下のベンチに座って、お気に入りのパン屋さんで買ったサンドイッチを食べるモーニングお花見は、この季節だけの贅沢!▲荒神口のLANDさんのサンドイッチは、並ぶ価値ありの美味しさですよ忙しくてお花見のタイミングを逃したーというときでも、お花見が楽しめる場所があります!それが、京都市立植物園西側の半木の道に並ぶ枝垂れ桜。ソメイヨシノから1週間ほど遅れて見頃がくるこの桜は、少し濃いめのピンク色でこれまた風情があって綺麗なんです!▲写真右側が枝垂れ桜の並び。30日の時点ではまだ5分咲きくらい?そんなこんなで、見る場所や桜の品種によって、例年通りだと4月半ばごろまで京都市内は桜が楽しめます。歩いてても、自転車をこぎながらでも、バスに乗っていても、桜を目指してなくても桜が目に入ってくる鴨川沿い。思わずホワッと幸せな気分になれます。京都のちょっといいこと〜桜便り〜は、ここまで!また来月にお会いしましょう。 ■暮らしのはなし 連載:京都のちょっといいこと おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2021年04月01日「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンと、世界的に高い評価を得ている制作会社「ASTORY」が共同制作し数々の賞を受賞した韓国の同名ドラマを坂口健太郎主演でリメイク、今度はオリジナルストーリーとして映画化する『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』。この度、“過去と交信して現在を変える”という本作にちなみ、「やりなおし神社」と呼ばれる大阪・姫嶋神社を坂口さんが初訪問し、映画の大ヒット祈願を行った。映画公開前の3月30日(火)にはスペシャルドラマの放送も決定。原作の韓国ドラマでも特に人気の高かったエピソードを放送される本作。「やりなおし神社」と言い伝えられる姫嶋神社に到着した坂口さんは、まず本殿内で真剣な表情で大ヒットを祈願。その後、願いをかなえるために断ち切らなければいけないことや物を念じた「赤玉(別名:断ち玉)」を、丸い穴の開いた石碑(はじまりの碑)の穴の中に投げ入れる姫嶋神社ならではのご祈祷をすることに。坂口さんは「映画がヒットしますように!」という意気込みのもと、見事、一発で穴を通し、願いを封じ込めた。その後のインタビューで坂口さんは、「少し変わったご祈祷のやりかたを体験できて楽しかったです。(画的には)何回か(穴に通すのを)失敗したほうがよかったのかもしれませんが、一発で通ったので映画の大ヒットは間違いなしですね!(笑)」と、今回の祈祷への感想をコメント。さらに坂口さんは、この日同じく大阪で行われた試写会にもサプライズ登壇。 トークセッションでは、謎の無線機で過去と繋がり、事件を解決する本作にかけて「大阪にゆかりのある過去の偉人(安倍晴明・千利休・豊臣秀吉・真田幸村)のうち、誰と話してみたいですか?」という質問に対し、歴史が大好きな坂口さんは「僕は千利休ですね!」と即答。「利休と秀吉、幸村は時代が近いので誰かに繋がれば色々話聞けそうですよね…、そうしたら、一番話が聞けなさそうなのは安倍晴明かな…」など、逆に詳しいがゆえに真剣に悩み始める一幕も…。最後には「でも、裏で政治を操っていたという話が本当なのか聞いてみたいので、やっぱり千利休で!」と回答し、新しい角度から“過去と繋がる”本作ならではの設定から思いを募らせていた。サプライズ舞台挨拶では「大阪にくるといつもパワーをもらえるのですが、コロナ禍もあり、大阪の方々と触れ合う機会がすごく減ってしまったので、今日はとても貴重な機会を頂けたこともあり、楽しみにしてきました!」と語っていた坂口さん。「『シグナル』ははじめて連続ドラマの主演をやらせてもらった作品でもあって、僕の中ですごく大切な作品」と明かし、「映画化をするというお話を聞いた時から、頭の中ではずっと(役柄の)三枝健人と共にいました。あとは、今日いい写真が撮れたと思うので、是非拡散してください!(笑)」と、フォトセッション時、特別に一般客の写真撮影タイムも設けられると笑顔を見せ、本作として初めてとなる観客との触れ合いに坂口さんも終始嬉しそうな様子だった。『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』は4月2日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班 2021年4月2日より全国東宝系にて公開ⓒ2021「劇場版シグナル」製作委員会
2021年03月22日メリーチョコレート(Mary’s Chocolate)から2021年のバレンタインに向けたチョコレートが登場。2021年1月より、全国の百貨店・量販店等で順次発売する。"ムーミン"とコラボレーション7年目を迎えるムーミンとの人気コラボレーション。2021年は、主人公・ムーミントロールやリトルミイを彩り豊かに描いたチョコレートや、"ニョロニョロ"が主役のチョコレートを取り揃える。パッケージには、ムーミンの愛らしい仲間たちに加え、メリーチョコレートが度々用いてきた"タータンチェック"をプリントした。子猫のチョコレートまた、「マ プティット ミネット~Ma Petite Minette~」からは、パッケージにキュートな子猫のイラストをあしらったショコラアソートを用意。ハートやリボン、ティーカップなどをかたどり、フェミニンな見た目に仕上げた。織田信長など戦国武将をイメージさらに、戦国時代に活躍した英雄たちをモチーフにしたユニークな「ツワモノ(TSUWAMONO)」のチョコレートもラインナップ。百貨店限定で発売する「無双の者」では、「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」をイメージして、それぞれのゆかりの地や逸話にまつわる味を再現した。世界的ショコラティエのチョコレートもショコラティエ・大石茂之が、2020年の世界的チョコレートイベント「サロン・デュ・ショコラ パリ」に出品する予定だった、トーキョーチョコレートの「プレミアムセレクションボックス」も販売する。あんず飴をイメージしたショコラや、若い青山椒と辛い赤山椒を組み合わせたチョコレートなど、和の要素を取り入れた奥深い味わいのアソートだ。【詳細】メリーチョコレートのバレンタイン2021発売日:2021年1月より順次展開取扱店舗:全国の百貨店・量販店等商品例:・「ムーミン × メリーチョコレート」・「マ プティット ミネット~Ma Petite Minette~」・「無双の者」<百貨店限定>・「プレミアムセレクションボックス」【問い合わせ先】株式会社メリーチョコレートカムパニー お客様サービスセンターTEL:03-3763-0361(9:00~17:00 土・日・祝を除く)
2020年12月28日神奈川県小田原市にて 「一夜城×小田原城 令和に蘇る小田原合戦~一夜城イルミネーション大茶会と小田原城北条市~」が開催。期間は2020年12月18日(金)から2021年1月3日(日)まで。本イベントは小田原市のシンボルである「小田原城」と「石垣山一夜城」を舞台に開催される観光イベント。「小田原城」では“北条市”、「石垣山一夜城」では“一夜城イルミネーション”を実施する。中でも注目となるのが、「石垣山一夜城」で開催する“一夜城イルミネーション”。小田原攻めの際に豊臣秀吉が本陣を構えた城として有名な一夜城内を、豊臣秀吉が好んだとされる“黄金色”の華やかで豪快なイルミネーションで煌びやかに飾る。さらに、一夜城の御城印の販売も行う予定だ。なお、「小田原城」を会場にする“北条市”では、飲食や伝統工芸など多彩な出展者が集結。12月20日(日)には小田原市内で人気のクラフト市“カミイチ”も同時開催され、同日夜には二の丸広場のライトアップも実施する。【詳細】一夜城×小田原城 令和に蘇る小田原合戦~一夜城イルミネーション大茶会と小田原城北条市~■一夜城イルミネーション大茶会開催期間:2020年12月18日(金)~2021年1月3日(日)開催時間:17:30~20:00(予定)場所:石垣山一夜城 二の丸広場(馬屋曲輪)住所:神奈川県小田原市早川1383-12料金:事前予約制 車1台につき 2,000円(平日1,000円)、徒歩やバスで来場の場合 1人 600円(平日400円)※1回目 17:30~18:30、2回目 19:00~20:00の1時間毎の入替制。※小学生以下無料。■小田原城北条市開催期間:12月19日(土)・20日(日)開催時間:10:00~17:00場所:小田原城 二の丸広場住所:神奈川県小田原市城内※予約不要、入場無料。天守閣入場は有料。※19日(土)は馬上弓くらべ&北条市、20日(日)はカミイチ&北条市を実施予定。※子供向け忍者体験は両日開催。事前予約制の人数限定で有料1,000円。
2020年12月11日寺院共存型ホテル「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」が、京都河原町にオープン。寺院×ホテル「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」がオープン「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」は、多聞山鐙籠堂浄教寺との一体化を実現した新発想のホテル。「浄教寺」を次代へ遺すため、寺院とホテルが連携したユニークな複合建物として三井不動産によって開発された。「次世代に向けた寺のホテル」をコンセプトに掲げ、寺を継承する使命や寺を身近に感じてほしいという“住職の願い”を込めて、この場所でしか体感できないホテルステイを提供していく。位置するのは、阪急京都本線「京都河原町」駅から徒歩約1分、史跡や老舗の宝庫である「寺町通」沿い。徒歩圏には昼夜ともに賑わう四条河原町や先斗町、祇園があり、京都観光の拠点としても便利な場所だ。寺の風情を感じられる新発想のホテルホテルのデザインは、「余白を大切にした、詰め込まない世界」をコンセプトとし、空間全体に敢えて余白をつくることで、本来の美しさを際立たせる演出にこだわった。白と黒を基調に古木をあしらった柱や浄教寺由来の装飾品などを随所に配した、優雅で静穏な空間は、寺ならではの風情と美術館のような雰囲気をあわせもつ。本堂を眺められる開放的なロビーエントランスを抜けると、訪れたゲストを出迎えるのが高さ約7m・2層吹き抜けの開放的なロビー。ここでは、アーティスト・宮村弦による力強い毛筆ビッグアート、再建前の浄教寺において、本堂の柱を貫通する虹梁に装飾されていた「木鼻」などを目にすることができる。また、ロビーと浄教寺との間に設けられた小窓から、荘厳な本堂内を眺めることもできるのもこのホテルならではの魅力だ。“手水鉢とアート”が浮かび上がる幻想的な大浴場大浴場は、入浴時にも寺の所作を体感できるよう、手水鉢のオブジェと、その背景に水墨画を連想させる光壁アートを配置。その他の内装はブラックアウトさせることで、まるで手水鉢とアートだけが浮かび上がるような幻想的な空間をつくりだした。寺の趣を感じられる客室客室には、グループ旅行に適したトリプルタイプ、靴を脱いでくつろげる畳のスペースを設けたタイプなどが用意されており、家族旅行でも友達同士の旅行でも利用可能。各客室に、寺の趣を感じられる、手水鉢から着想を得たアウトベイシンスタイルの洗面台や、浄教寺の象徴である燈籠をモチーフにした照明を設えている。「朝のお勤め」を体験できる宿泊プラン“寺院共存型”ホテルならではの特別な宿泊プランとして「朝のお勤め体験確約プラン」を用意。本堂で毎朝行われる浄土宗の「朝のお勤め」を一緒に体験できるほか、プランの特典として浄教寺の御朱印記帳も行われる。福岡の和食名店「僧伽小野」の2号店宿泊者以外も気軽に利用できる2階レストランには、ミシュランガイドへの掲載実績のある「僧伽小野 一秀庵」の2号店となる「僧伽小野 京都浄教寺」がオープン。朝食は、プレート形式で提供され、浄土の世界観を表現した野菜ちらし寿司「僧伽ちらし寿司」をはじめ、「鰻の卵とじ」「鰻のかぶら蒸し」「天ぷらと鯛茶づけ」の4種類からメイン料理を選ぶことができる。昼食では、ミシュラン掲載店「赤間茶屋 あ三五(あさご)」直伝の手打ち蕎麦も用意。夕食では、「吉兆」で長年腕を振るった料理長こだわりのすっぽん料理のほか、鰻やハモなど旬の食材を用いたコース料理などを展開する。ホテルと一体化される「多聞山鐙籠堂浄教寺」とは「多聞山鐙籠堂浄教寺」は、通称“浄教寺”と呼ばれ、正式名称を国宝の三門で有名な知恩院を総本山とする浄土宗の寺。承安(1171年~1175年頃)に創建され、平清盛の長男・平重盛が東山小松谷の邸内に四十八間の御堂を建てたことに由縁がある。1449年、後花園天皇より「浄教寺」の寺名を下賜され、五条東洞院移転を経て、豊臣秀吉の洛中寺社整理により1591年に現在の地、寺町通に移転。今回のホテルとの一体化による再開発により、永い歴史や伝統を継承しつつ、次の100年を見据えた新しい寺院像となることを目指す。【詳細】三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺オープン日:2020年9月28日(月)住所:京都府京都市下京区寺町通四条下る貞安前之町620番チェックイン:15:00 / チェックアウト:11:00TEL:075-354-1131アクセス:阪急京都本線「京都河原町」駅から徒歩約1分、京阪本線「祇園四条」駅から徒歩約7分構造規模:鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造 地下1階、地上9階客室数:167室付帯施設:レストラン(2階)、大浴場(2階)<レストラン「僧伽小野 京都浄教寺」概要>営業時間:朝食 6:30~11:00(最終入店 10:30)昼食 11:00~15:30(最終入店 14:30)夕食 17:00~21:30(最終入店 20:30)※一般来客も利用可。※営業時間に変更が生じる場合あり。座席数:70席朝食:プレートでの提供TEL:075-708-8868※全席終日禁煙
2020年11月05日