東京スカイツリータウンに5月22日開業予定である「すみだ水族館」の年間パスポートの先行販売が4月1日にスタートした。年間パスポートは、東京・台東区にある百貨店「松屋浅草」の独占先行販売となっており、販売初日には約300人が特設会場に集まった。通常料金2回分で何度でも入場できるお得な内容であることに加え、先行販売ではオリジナルのネックストラップホルダーが付き、有効期限がプラス1カ月延長され1年1カ月になるという特典がある。パスポートの年会費は、大人4,000円、高校生3,000円、中・小学生2,000円、幼児(3歳以上)1,200円。当日顔写真を撮影し、カードを発行する。松屋浅草の1階北口特設会場で先行販売期間である4月1日~5月20日の10時~17時に受付を行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日18日、オリックス不動産株式会社が2012年5月22日に運営開始する都市型水族館「すみだ水族館」の施設概要・営業概要を発表した。同水族館は、東武鉄道株式会社が、東京都墨田区業平橋・押上地区に新しくオープンする「東京スカイツリータウン」内にオープン予定。東京スカイツリータウンは、押上駅ととうきょうスカイツリー駅(現・業平橋駅)を結ぶ、東西約400メートル・広さ約3.69haにもおよぶ新しい「街」で、同水族館はその目玉として注目されている。水族館の面積は7,859,81平米(バックヤードを含む)、最大収容人数は約2,000人。生物の種類は約400種類で、点数は1万点。オリックス不動産株式会社にとって水族館運営は、新江ノ島水族館(2004年4月16日オープン)、京都水族館(2012年3月14日オープン)に続く3館目となる。会見では、オリックス不動産株式会社 専務執行役員 運営事業本部 本部長 森川悦明氏が、新江ノ島水族館開業時を振り返り、「約8年前に初めて水族館運営を手掛けたときは、地域おこしを含めた、水族館の社会的役割を考えることからスタートした。昔は、水族館といえば珍しい動物を展示している場所だったが、現在では、水族館を運営するにあたっては、感動を伝えるということが最も大切だと思っている」と説明。水族館の教育的価値を高め、子どもたちがそこで得た知識をもとに、よりよい未来を作ってくれればとの夢を語った。また、すみだ水族館運営にあたっては、前2館同様、エンタテインメント(娯楽)とエデュケーション(教育)を兼ね備えた「エデュテインメント」性の高いコンテンツ、プログラム作りに取り組むと同時に、新しい水族館のあり方も提案していく。一つ目は、京都水族館に次いで国内で二例目となる、完全人工海水を採用すること(※淡水は除く)。これにより、内陸型水族館運営においてネックとなっていた、大型車両による海水運搬時に発生するCO2の発生をおさえられるばかりか、年間を通して一定の水質を維持できるため、水槽内の生物にとって快適な環境作りを実現できるという。続いて、来場者が館内を好きな順序で観賞できる「自由導線」を導入。東京スカイツリータウン・ウエストヤードの5階・6階のツーフロアからなる水族館内には、進行方向を示す看板等はなく、また、何度でも行き来することが可能なため、来場者はさまざまな角度や視点から水槽を観賞することができる。さらに、国内最大級の広さを誇る、ペンギンやオットセイが暮らすプール型水槽ゾーン「水といのちの戯れ~ペンギン・オットセイ~」では、飼育などのバックヤードも公開。また、そのほかの展示スペースにもさまざまな工夫が凝らされているのが大きな特長だ。「水のきらめき~自然水景~」と名付けられた水槽には、光合成によって発生した酸素が気泡となってゆらめく様を観察することが可能となっている。「ゆりかごの連なり Part 1 水の記憶~クラゲ~」の水槽には大小さまざまなクラゲが浮遊して幻想的空間を作っている。「ゆりかごの連なり Part 2 小さな仲間たち~アクアギャラリー~」は、小さな生き物が展示された水槽が並ぶギャラリーのような一画。「光と水のはぐくみ~サンゴ礁~」では、色とりどりのサンゴ礁とカラフルな生き物たちが迎えてくれる。さらに、東京湾や伊豆諸島、小笠原諸島にいたる島々にすむ生物が泳ぐ「つながるいのち~東京湾・東京諸島~」、東京諸島の海をテーマに作られた「いのちのゆりかご・水の恵み~東京大水槽~」と見どころがめじろ押しだ。≪すみだ水族館≫●営業時間9:00~21:00(入場受付は閉館の1時間前まで/開業日5月22日は時間変更の可能性あり)●休館日なし(年中無休)●公式HP ●入場料大人=2,000円高校生=1,500円中・小学生=1,000円幼児(3歳以上)=600円【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月21日東武鉄道、東京メトロ、京成電鉄、東京都交通局はこのほど、東京スカイツリータウンの開業に合わせて押上駅に副駅名を導入し、「押上(スカイツリー前)駅」とすることを発表した。押上駅では現在、東武伊勢崎線と東京メトロ半蔵門線が相互直通運転を行い、東急田園都市線の電車も乗り入れる。さらに京成押上線と都営浅草線が相互直通運転を行い、京急線の電車も乗り入れるため、成田空港や羽田空港、品川駅などからの利用に便利な駅となっている。副駅名は東京スカイツリータウンの開業日(5月22日)より導入される予定。東武伊勢崎線の「とうきょうスカイツリー駅」(現在の業平橋駅)とともに、同駅も東京スカイツリータウンの最寄り駅であることを案内する。駅名標や路線図にも「押上(スカイツリー前)」と表示されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月10日