8月・9月に東京国際フォーラムホールC、オリックス劇場にて、ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が上演されることが決定した。本作は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じた。ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞。日本では、2022年夏に演出・上田一豪、主演・岩本照で上演された。初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じるのは岩本照。Snow Manのリーダーとしてグループを牽引する岩本が、再びフランク・ジュニアに挑む。天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役を演じるのは、昨年俳優デビュー35周年を迎えた吉田栄作が初演に続き続投。そして、ヒロインのブレンダ役には新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・ 仙名彩世を迎える。また、初演に続き岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュージカル界の実力者も再び顔を揃える。吉田栄作仙名彩世■主演 岩本照 コメントまたあの素敵な世界へ挑戦させていただけること、本当に嬉しく思います。ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のサウンドトラックを今でも聴くぐらい、好きな楽曲たちで溢れていて、嘘のような本当の話を沢山の皆様に“嘘なく”届けさせていただきたいと思ってます。<公演情報>ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』脚本:テレンス・マクナリー作曲:マーク・シャイマン作詞:マーク・シャイマン、スコット・ウィットマン演出・翻訳・訳詞:上田一豪【出演】岩本照仙名彩世岸祐二生田智子阿部裕春野寿美礼吉田栄作鎌田誠樹伊藤広祥中谷優心可知寛子清水彩花榎本成志尾関晃輔輝生かなで菊地まさはる鈴木満梨奈田中真由中嶋紗希元榮菜摘山田美貴横山達夫りんたろう【東京公演】8月19日(月)~9月8日(日)会場:東京国際フォーラムホールC(全27回公演)【大阪公演】9月13日(金)~9月17日(火)会場:オリックス劇場(全8回公演)【チケット料金】(全席指定・税込)S席:14,000円A席:10,500円B席:8,000円※未就学児入場不可一般発売:7月上旬公式HP:
2024年04月29日6月27日(木)に東京国際フォーラム ホールAで開催される「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024東京」に、イルカとタブレット純の出演が決定した。「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」は、時代を彩った名曲・ヒット曲をアーティストと観客が一体となって楽しむコンサートで、2018年に日本武道館で始まり、2019年も同じく日本武道館で開催。2020年は新型コロナウイルスの影響でやむなく中止となったが、2021年から会場を東京国際フォーラム ホールAに移し、継続して開催。東京では6回目となる今回も、時代の歌、青春の歌をたっぷりと有楽町・東京国際フォーラムから奇跡の一日をお届けする。きたやまおさむをはじめ、岡崎友紀、尾崎亜美、小原礼、クミコ、杉田二郎、トワ・エ・モア、松山猛、森山良子、LE VELVETの出演がすでに発表されているが、このほど、イルカとタブレット純の出演が決定した。1970年にシュリークスのメンバーとしてデビューしたイルカは、1974年に「あの頃のぼくは」でソロデビュー。「なごり雪」や「雨の物語」「海岸通」などを世に放ち、現在も全国ツアーを続けるなど精力的に活躍している。今年はイルカの名曲「なごり雪」が発表されて50年という記念すべき年を迎えた。タブレット純は、幼少期からAMラジオを通じて古い歌謡曲に目覚め、27歳の時に和田弘とマヒナスターズに“田渕純”としてボーカルで加入。和田弘氏の逝去まで2年間メンバーとして活動を行った。その後、ネオ昭和歌謡やサブカル系のイベントへの出演、“ムード歌謡漫談”という新ジャンルを確立してお笑いライブにも出演している。また、歌謡曲だけではなく、グループ・サウンズや、自身が大ファンと語る、ザ・フォーク・クルセダーズを含むフォーク・ニューミュージックなど日本のポピュラー音楽のディープな知識を活かしラジオなどで活躍している。本コンサートでは、「花嫁」、「風」、「イムジン河」など日本のフォーク・ニューミュージックに燦然と輝く大ヒット曲・名曲をはじめ、「ドゥ・ユー・リメンバー・ミー」、「タイムマシンにお願い」などトノバンこと加藤和彦が遺した多くの名曲も披露される予定である。チケットの2次先行販売が3月18日(月)午前5時からスタート。初夏の季節、今なお新鮮に響く名曲の数々を音楽界におけるレジェンドたちの歌と演奏でお楽しみいただきたい。〈公演概要〉ニッポン放送開局70周年記念あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024東京日程:2024 年 6 月 27 日(木) 開場 16:00/開演 17:00会場:東京国際フォーラム ホール A(〒100-0005 東京都千代田区丸の内 3 丁目 5 番 1 号)出演者:イルカ、岡崎友紀、尾崎亜美、小原礼、クミコ、杉田二郎、タブレット純、トワ・エ・モア、松山猛、森山良子、LE VELVETS(50音順)ニッポン放送パーソナリティ 上柳昌彦特別出演 きたやまおさむチケット料金:全席指定 10,500円(税込)<2次先行販売>2024年3月18日(月)5:00〜4月21日(日)23:59主催・企画制作:ニッポン放送ミックスゾーン協力:キョードー東京808公式 HP: お問い合わせ:キョードー東京 TEL 0570-550-799 (平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)■予定楽曲「花嫁」、「風」、「イムジン河」、「ドゥ・ユー・リメンバー・ミー」、「タイムマシンにお願い」ほか※変更の場合はご了承ください 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月18日第37回東京国際映画祭の開催日が10月28日(月)~11月6日(水)の10日間に決定、また、併設マーケットのTIFFCOM2024は10月30日(水)~11月1日(金)の3日間、開催される。東京国際映画祭の開催会場は昨年同様、日比谷・有楽町・丸の内・銀座をメインに展開される。作品公募に関しては、4月25日(木)に開始予定で、詳細が決まり次第公式サイト等で掲載されるという。今年も「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する」というミッションに基づいた、多種多様な映画に出会える場として、注目が集まる。第37回東京国際映画祭は10月28日(月)~11月6日(水)、TIFFCOM2024は10月30日(水)~11月1日(金)にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月11日第37回東京国際映画祭(TIFF)が、10月28日(月)~11月6日(水) の10日間にわたって開催されることが決定した。開催会場は昨年同様日比谷・有楽町・丸の内・銀座をメインに展開。TIFFの作品公募については、4月25日(木) に開始される。併せて、併設マーケットのTIFFCOM2024が、10月30日(水)~11月1日(金) の3日間で開催されることも発表された。<開催情報>『第37回東京国際映画祭/TIFFCOM2024』■第37回東京国際映画祭開催期間:10月28日(月)~11月6日(水)【10日間】■TIFFCOM2024開催期間:10月30日(水)~11月1日(金)【3日間】TIFF公式サイト:
2024年03月11日映画『夜明けのすべて』(公開中)が第74回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門に正式招待され、インターナショナルプレミア上映を実施。松村北斗、上白石萌音、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。カンヌ国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつとされ、現地時間2月15日~25日で開催中の第74回ベルリン国際映画祭。『夜明けのすべて』は新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集め、強い個性や多様性のある物語に注目する【フォーラム部門】に選出され、21日夜にインターナショナルプレミア上映が行われ、オフィシャルレポートが届いた。○■第74回ベルリン国際映画祭『夜明けのすべて』オフィシャルレポートベルリン国際映画祭に初参加となる松村、上白石、自身の長編監督作品全てが同映画祭に招待されている三宅唱監督が舞台挨拶やQ&Aなどに登壇した。21日の昼間からそれぞれ現地でのメディア取材に応じた松村、上白石、三宅監督は、Zoo Palastにあるレッドカーペットを訪れた。シックで艶やかなジャケット衣裳を纏った松村はベルリンに到着した感想を聞かれ、「日本の東京の小さな街で撮影した映画なので、渡航してようやくこの(ベルリンの)街の風景を見て、やっと今世界に届いているんだと感動し始めています」とコメント。さらに、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となるのだが、昨年松村は参加できなかったため、「リベンジの気持ちもあります!」と意気込みを語った。エレガントな黒いドレス姿を披露した上白石は、「まさか、人生の中で参加できると思っていなかった場所に、自分が大好きで大切に思っている作品を通して来ることができたのは何より嬉しいです」と、世界三大映画祭の一つという大きな舞台に参加できる心境を嬉々として話した。そのまま、映画祭メイン会場のBerlinale Palastに移動した一同。煌びやかなネオンのロゴと映画祭のシンボルとなる熊のマーク、そしてミラーボールが照らす会場は多くの一般参加者たちで活気づいており、現地の空気感を肌で感じた様子だ。そしていよいよ迎えた、インターナショナルプレミア上映。会場は18世紀末に建造され、話題作のみが上映される劇場Delphi Filmpalastで、選出発表時のSNS反響を受けて、キャパの大きな劇場での上映実施が急遽決定した。上映会には、国籍・年齢・性別問わず多くの観客が足を運び、670席の会場が満席に。すでに熱気に満ちあふれる中行われた上映前舞台挨拶では、大きな拍手で迎えられながら順番に壇上に上がった三宅監督、松村、上白石。松村と上白石は冒頭、「Guten Abend(グーテン・アーベント)!=こんばんは」とドイツ語で会場に呼びかけ、続けて流ちょうな英語で挨拶。本編上映後には、会場中に大きな歓声と称賛の拍手が響き渡り、同席していた監督キャストらも拍手で讃えられた。熱気冷めやらぬ中、松村、上白石、三宅監督はそのままQ&Aに登壇し、時間が許す限り観客から寄せられた質問に回答した。PMSやパニック障害というそれぞれの“生きづらさ”抱えた男女を演じた松村と上白石。「これらのテーマに関心を持ったからこの映画に参加したのか」という質問に対して、「この映画を通して全てを知ることは不可能だけれど、一歩、半歩でもその症状に対して寄り添ってくれたらいいな、という思いは強く持ちながら演じていました」と松村、上白石は「まず初めにお聞きしたいんですが……」と切り出し、「日本では女性の生理の話を男性とはしづらいのですが、それはこちらも一緒ですか?」と問いかけた。会場から「そうでもない」という反応を受け、「日本もそうなるといいな、そういうきっかけにこの映画がなればいいな、と思っています」と満面の笑みで語るなどし、観客とのコミュニケ―ションを楽しみながら終始和やかな雰囲気でQ&Aが行われた。プレミア上映終了後の囲み取材では、映画を観た観客の反応について「想像以上だった」と振り返った3人。三宅監督は「上映後、お客さんから力強い拍手をいただき感激しましたし、2人のキャラクター(山添くんと藤沢さん)を友達みたいに愛して観てくれていたんだと感じました」と胸いっぱいの様子でコメント。松村は「この映画は、いろんな人の人生がそのまま映し出されている映画なのですが、人生のしんどいこともと笑えることも、お客さんが一緒になって感じてくれている空気が伝わってきました」と、上白石は「会場の反応が鮮やかで本当にびっくりしました」と振り返った。初めてベルリン国際映画祭に参加したと松村と上白石だが、「お客さんの観方がすごくプロだなと思い、大変心地よかったです」と松村、上白石は「国籍や人種が違う色々な方がいましたが、みんな同じところで笑ったり、張り詰めたりしていて、文化や言葉を超えた共通の何かがあるんだな、と感じました」と新鮮な体験をしみじみと噛み締めた。Q&Aの感想を聞かれると、「もっとこの映画のことを知りたいんだな、という質問ばかりで、さらにこの映画への自信が湧きました」と松村、上白石は「たくさん手が挙がっていて嬉しかったですし、本当にみんなに愛されている映画祭なんだと感じました」とコメントした。2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、一昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)に続き、監督作品が3回目のベルリン国際映画祭選出となる三宅監督だが、「過去2作より今作の方が、“日本”というものを客観的に見る経験になった気がします。この映画がPMSやパニック障害、あるいはそれ以外のいろんな苦しみを抱えながら生きている人たちの物語でありつつも、同時に登場人物たちは“日本”という目に見えない縛りの中で生きているな、ということを、海外の方の反応を見たからこそ感じた部分はありました」と新たな発見もあったという。また、本作でのベルリン国際映画祭参加だけでなく、第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たすなど、世界中から評価されている松村だが「(国際的に評価されることを)まだ野望と掲げていい立場に自分はいない」と謙虚に今の心境を語った。
2024年02月22日「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2024」の概要を発表する記者会見が、15日に東京国際フォーラムで開催された。2024年は、本国フランス・ナントでの初開催から30年(1995年創設)。日本の東京上陸から20年(2005年初開催)というメモリアルイヤーだ。その記念の年のテーマに選ばれたのが「ORIGINES(オリジン)」だ。テーマの趣旨は、この特別な機会に音楽の原点に立ち返ることにあるという。その手法は、何世紀にもわたって世界中のあらゆる国の作曲家にインスピレーションを与えてきた“音楽の伝統”について考察し、12世紀から現代に至るまでの出来事を、世紀ごとにスポットをあてて紹介することにある。「中世・ルネサンス」「バロック」「古典派」「ロマン派」「国民楽派」「20世紀」といった時代分けの中に、象徴的な作曲家とその作品が並ぶプログラムは、「すべてはここから始まった」というサブタイトルが示すように、クラシック音楽の歴史を俯瞰する壮大なテーマといえそうだ。このテーマを選んだ理由について、音楽祭創設者でアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンは「記念の年に何をテーマにしようと考えたときに、“これまで採り上げてきた作曲家たちが一同に会したらとても面白いことになるのではないか”と思った」と語っているのも楽しい限り。まさにその言葉通り、それぞれの時代を代表する作曲家たちが手掛けた名作の“美味しいとこ取り”が2024年のテーマ「ORIGINES(オリジン)」なのだ。2024年のトピックとしては、有料公演会場である東京国際フォーラムホールA・C・D7に加えて、G409が復活したこと。これによって室内楽プログラムのより一層の充実が期待される。さらには、「ラ・フォル・ジュルネ」のシンボル的な存在であるホールEのキオスクコンサートの復活だ(有料チケットがあれば無料で入場可)。こちらは聴衆参加型プログラム「子どものための音楽アトリエ」や「フォル・ニュイ!!」などが行われる予定。両ホールの5年ぶりの復活は、音楽祭の盛り上がりに拍車をかけること間違いなし。東京国際フォーラム周辺のエリアコンサートや、大人気の「0歳からのコンサート」、プロフェッショナルな顔ぶれが揃う「マスタークラス」などももちろん健在。コロナ禍前の姿に戻りつつある音楽祭が楽しみでならない。チケットぴあでは2月22日(木)から抽選、3月2日(土)から先着受付開始。ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2024(LFJ)■チケット情報()5月3日(金・祝)〜5日(日・祝)東京国際フォーラム文・田中泰
2024年02月16日第二回 中村福助・児太郎の会『三本の糸』が、2024年3月27日(水) に東京・東京国際フォーラム ホールCで開催されることが決定した。本公演は、2013年に病に倒れ、今もリハビリを続けながら舞台に立ち続けている中村福助と、彼を傍で常に支えてきた息子の中村児太郎による公演の第2弾。今回は歌舞伎『三人吉三巴白浪』を題材にし、現代を生きる人々に“生きること”を問うアクションエンターテインメントとなっている。企画・構成は児太郎、演出・脚色は市川青虎、脚本は久保田創がそれぞれ手がける。共演には、松田凌、中村莟玉、小見川千明、安田桃太郎、Λuciferの越中睦士が名を連ねている。チケットは一般発売が2月17日(土) 10時よりスタートする。<公演情報>第二回 中村福助・児太郎の会『三本の糸』企画・構成:中村児太郎演出・脚色:市川青虎脚本:久保田創【出演】中村福助中村児太郎松田凌中村莟玉小見川千明安田桃太郎越中睦士ほか【日時・会場】2024年3月27日(水)昼の部:開場13:30 / 開演14:00夜の部:開場17:30 / 開演18:00会場:東京・東京国際フォーラム ホールCチケット情報:()公式サイト:
2024年02月15日6月27日(木)、「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024東京」が東京国際フォーラム ホールAで開催されることが決定した。「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」は、時代を彩った名曲・ヒット曲をアーティストと観客が一体となって楽しむコンサートで、2018年に日本武道館で始まり、2019年も同じく日本武道館で開催。2020年は新型コロナウイルスの影響でやむなく中止となったが、2021年から会場を東京国際フォーラム ホールAに移し、継続して開催。東京では6回目となる今回も、時代の歌、青春の歌をたっぷりと有楽町・東京国際フォーラムから奇跡の一日をお届けする。本公演の「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」というタイトルは、きたやまおさむ(作詞)と加藤和彦(作曲)が1971年に連名で発表した楽曲「あの素晴しい愛をもう一度」から来ている。2人は、はしだのりひこと、1965年にザ・フォーク・クルセダーズを結成し、関西アンダーグラウンドシーンで活動。1967年の解散を記念して制作した自主制作盤『ハレンチ』に、後に大ヒットを記録する「帰って来たヨッパライ」と「イムジン河」が収録されていた。加藤は、その後、サディスティック・ミカバンドを経て、作曲家・プロデューサーとしても活躍。多くの名曲を残したが、2009年10月、62歳の若さでこの世を去った。今年は没後15年、加藤の軌跡を追った音楽ドキュメンタリー映画『トノバン 〜音楽家 加藤和彦とその時代〜』が5月から劇場公開されることも決定している。そして「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024東京」には、加藤の盟友とも言えるきたやまおさむ、松山猛、杉田二郎、小原礼、尾崎亜美のほか、加藤が楽曲を贈った岡崎友紀、トワ・エ・モア、森山良子、晩年の加藤と何度か同じステージに立ったクミコなど、加藤とゆかりのある日本の音楽シーンにおけるレジェンドたちと、クラシックをベースに様々なジャンルの歌で独自の世界観を表現している男性4人組グループLE VELVETSが出演する。本公演では、加藤が作った名曲たちを含む、日本のフォーク・ニューミュージックの名曲を多く披露される予定となっている。初夏の季節、今なお新鮮に響く名曲の数々をレジェンドたちの歌と演奏でぜひ味わってもらいたい。〈公演概要〉ニッポン放送開局70周年記念「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024東京」日程:2024年6月27日(木) 開場16:00/開演17:00会場:東京国際フォーラム ホールA(〒100-0005東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)出演者:岡崎友紀、尾崎亜美、小原礼、きたやまおさむ、クミコ、杉田二郎、トワ・江・モア、LE VELVETS、松山猛、森山良子 ほか(50音順)ニッポン放送パーソナリティ上柳昌彦特別出演きたやまおさむチケット料金:全席指定10,500円(税込)最速先行:2月 12日(月休)5:00~4月 21日(日)23:59主催・企画制作:ニッポン放送ミックスゾーン協力:キョードー東京808公式 HP: お問い合わせ:キョードー東京TEL0570-550-799 (平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月15日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下本学)は、2024年2月24日(土)に、第5回国際シンポジウム(以下、本シンポジウム)を開催します。「写真と画像のカラーサイエンス&アート」をテーマに、特別対談、基調講演、本学教員による多様な「色」の研究成果報告の3部構成とし、会場とZoomを利用したオンラインの同時開催で行います。本シンポジウムは、本学に附置する「色の国際科学芸術研究センター」のこれまでの教育研究成果を発表し、広く周知することを目的としています。当日は、「写真と画像のカラーサイエンス&アート」をテーマとして、1件の特別対談と3件基調講演を実施するほか、本学教員から色の国際科学芸術研究センターの研究成果を紹介します。特別対談は、2023年に創立100周年を迎えた本学と、2026年に創立100周年を迎える日本写真学会を記念して、日本写真学会の特別協力のもと、中野寧会長をお招きします。本学学長の吉野弘章と「社会と人々を彩ってきた写真とともに100周年を迎えて」と題し対談を行います。基調講演は、港千尋(多摩美術大学・教授)、桑山哲郎(日本写真学会・フェロー)、Ming-Ching James Shyu (中国文化大学・教授)を迎え、本シンポジウムにおける「写真と画像のカラーサイエンス&アート」のテーマを深く掘り下げます。本学教員による「色の国際科学芸術研究センター」における多様な「色」に関する教育研究成果報告は、プレゼンテーション発表されるほか、ポスター展示でもご紹介します。本シンポジウムは会場とオンライン(Zoom)の同時開催で行います。言語は日本語および英語が使用され、日英共に同時通訳が用意されます。参加については、以下の概要に記載のURLのフォームから無料で申し込みが可能です。色に関連した企業・教育機関の研究者の方の他、色に興味をお持ちの方など各方面からの参加を期待しています。概要は以下のとおりです。■第5回国際シンポジウム“The 5th International Symposium 2024 by the International Research Center for Color Science and Art”・主催 : 東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター・日程 : 2024年2月24日(土)・場所 : 東京工芸大学 中野キャンパス6号館 1階6101教室・オンライン : Zoomを使用します。専用サイトからご登録いただき事前にZoomのURLを受け取ってください。・公式サイト : ・参加料 : 無料・申し込みフォーム: 東京工芸大学中野キャンパス6号館■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。【URL】 ■東京工芸大学・色の国際科学芸術研究センター平成28年度に私立大学研究ブランディング事業に採択されたことを契機として、同年に色の国際科学芸術研究センターが設立されました。東京工芸大学のルーツである写真、印刷、光学といった学問分野に根差し、今日の工学部と芸術学部の両学部に共通する全学的なテーマとしての「色」を研究する、国内の大学では唯一の「色の国際科学芸術研究拠点」です。「色で明日を創る・未来を学ぶ・世界を繋ぐ」をテーマに「色」に関する研究は、過去7年間で72件です。【URL】 ■東京工芸大学・カラボギャラリー色の国際科学芸術研究センターは東京工芸大学の「研究センター」として、「色」をテーマに本学の特長である工学部・芸術学部教員の共同研究・制作の成果を生み出しています。カラボギャラリーは、色の国際科学芸術研究センターが運営する国内初の「色」をテーマとした常設ギャラリーです。アート作品を通じて「色」の科学的・芸術的な面白さや奥深さを体験することができます。【URL】 東京工芸大学・カラボギャラリー色の国際科学芸術研究センター 第5回国際シンポジウム2024チラシ表面 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日三井化学株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:橋本 修)は、2024年3月22日(金)に『三井化学フォーラム2024』を開催いたします。2021年から開催し今回が3回目となる本イベントは、三井化学フォーラム開催以来初となるリアルイベントとオンライン配信のハイブリッド形式となります。2024年1月18日(木)よりウェブサイトにて参加登録の受付を開始いたします。三井化学フォーラム2024公式バナーもういちど想像してみよう。リジェネラティブな未来を。Rethink. Towards Regenerative Future.今回の三井化学フォーラムのテーマは、「リジェネラティブ」です。カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現とその先にあるサステナブル(持続可能性)を超えたリジェネラティブ(再生的)な未来の実現に向けて、三井化学が推進するバイオマス、ケミカルリサイクル、マテリアルリサイクル等サステナブルな取り組みについて4つのソリューション紹介を行う他、基調講演には東京大学大学院総合文化研究科 准教授の斎藤 幸平氏にご登壇いただき、経済思想家の視点から考える「リジェネラティブな未来」についてお話いただきます。また、特別セッションでは3つのパネルディスカッションも予定しています。詳細は以下プログラムをご覧ください。■開催概要日時 : 2024年3月22日(金)13:00~17:45場所 : リアル会場 東京ミッドタウン八重洲4階・5階会場オンライン ZOOM(URLは参加登録者に別途ご案内)参加費 : 無料主催 : 三井化学株式会社申込方法: 下記URLより参加登録ください。 ■プログラム-オープニングセッション-13:00~13:15 登壇者:橋本 修(三井化学株式会社 代表取締役社長)-基調講演-13:20~13:55 基調講演:「斎藤幸平が考えるリジェネラティブな未来(仮)」登壇者 :斎藤 幸平(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。『人新世の資本論』がベストセラーに。他著に『未来への大分岐』『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』など斎藤 幸平氏(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)(C)島本絵梨佳-特別セッション-(1)時間 :14:00~14:35セッションタイトル:脱プラの現状について考える特別ゲスト :斎藤 幸平氏(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)磯田 拓也氏(シバセ工業株式会社 代表取締役社長)(2)時間 :14:45~15:35セッションタイトル:リジェネラティブな世界の実現に向けたブランドオーナーの挑戦(仮)特別ゲスト :Coming Soon(3)時間 :15:45~16:15セッションタイトル:バイオマスプラスチック導入事例~マスバランス方式バイオマスポリオレフィンの実用化と課題~特別ゲスト :設楽 良昌氏(日本生活協同組合連合会 サステナビリティ戦略本部)-ソリューション紹介-(1)時間 :16:20~16:35セッションタイトル :ケミカルリサイクルの取り組み登壇者(三井化学株式会社):池永 裕一(グリーンケミカル事業推進室)(2)時間 :16:40~16:55セッションタイトル :メカニカルリサイクルへのアプローチ~実証実験設備で共に進める品質改善~登壇者(三井化学株式会社):加茂 公彦(モビリティソリューション事業本部複合材料事業推進室)(3)時間 :17:00~17:15セッションタイトル :プラスチック素材のトレーサビリティを可能にする資源循環プラットフォーム登壇者(三井化学株式会社):阿久津 高志(デジタルトランスフォーメーション推進本部企画管理部)(4)時間 :17:20~17:35セッションタイトル :欧州市場におけるサステナブルな自動車開発(仮)登壇者(三井化学株式会社):Dr. Jens Ramsbrock(Sustainability Management Department,ARRK Engineering GmbH)-クロージング-17:35~17:45 登壇者:三瓶 雅夫(三井化学株式会社 デジタルトランスフォーメーション推進本部長) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日『選挙』『港町』『精神0』などの想田和弘監督最新作『五香宮の猫』が第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品が決定。本作は2024年秋に全国順次公開される。五香宮(ごこうぐう)は、古くから地元の人々に親しまれてきた、小さな鎮守の社。瀬戸内海に臨むいにしえの港町、牛窓にある。数十匹の野良猫が住み着き“猫神社”とも呼ばれる。猫好きの住民や来訪者には天国のような場所の一方で糞尿の被害に眉をひそめる住民たちもいる。27年暮らしたニューヨークを離れ、『牡蠣工場』(15)や『港町』(18)を撮った牛窓に移住した想田と、妻でプロデューサーの柏木規与子。新入りの住民として地域に飛び込み、猫を巡る問題に巻き込まれるなか、高齢化著しい伝統的コミュニティと、その中心にある五香宮にカメラを向けていく。映し出されたのは、四季折々の美しい自然のなか、猫と人間と生きとし生けるものが織りなす限りなく豊かな光景。それは愉快で、残酷で、シンプルで、複雑な世界の見取り図である…。想田和弘監督の観察映画第10弾となる本作は、『牡蠣工場』(15)、『港町』(18)の舞台となった岡山県牛窓の人と猫と自然を映し出すドキュメンタリー映画。デビュー作『選挙』正式招待から想田監督にとって縁の深いベルリン国際映画祭だが、前作『精神0』ではエキュメニカル審査員賞を受賞している。<想田和弘監督メッセージ>ベルリン国際映画祭から招待いただいたのは、今回で5回目です。もはや自分のキャリアとは切っても切れぬ深いご縁になりました。極めてローカルな小さな世界を描いた『五香宮の猫』が、世界中から観客が集まる巨大な映画祭でどう受け止められるのか、とても楽しみです。『五香宮の猫』は2024年秋、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月17日松村北斗と上白石萌音がW主演を務める『夜明けのすべて』がベルリン国際映画祭<フォーラム部門>に正式出品されることが決定。喜びのコメントが到着し、さらにロング予告映像も解禁された。『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が、「そして、バトンは渡された」などの瀬尾まいこの小説を映画化した本作。この度、本作が【フォーラム部門】に正式出品された現地時間2月15日(木)~25日(日)開催予定の第74回ベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。三宅唱監督作品としては、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続、3回目のベルリン国際映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。本作が選出された【フォーラム部門】は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出されている。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた本作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに本作で上白石萌音と共に主演を務め、パニック障害を抱えた青年・山添くんに扮した松村北斗は、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村さんは同作で、アニメ界のアカデミー賞とされる第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで、声優初挑戦にしての快挙に世界中から脚光を浴びている。また、映画祭への出品情報と併せて、ロング予告が解禁。友達や恋人のような親密さではなく、少し不思議な距離感と空気感に包まれた物語の主人公、山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)が映し出され、“生きづらさ”を抱えた者同士、互いに支え合っていく様子が捉えられている。三宅唱監督 コメント『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。松村北斗 コメントこの歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を「夜明けのすべて」チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。上白石萌音 コメント映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。瀬尾まいこ コメントベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。Barbara Wurm(Berlinale Forumディレクター)コメント男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?『夜明けのすべて』は2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月17日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)が「第74回ベルリン国際映画祭」フォーラム部門に正式出品されることが17日、明らかになった。○■松村北斗、『すずめの戸締まり』に続き2年連続で「ベルリン国際映画祭」に参加ドイツ・ベルリンで毎年2月に開催されるベルリン映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。日本の映画人では巨匠・黒澤明監督や山田洋次監督をはじめ、2021年に『ドライブ・マイ・カー』で世界的評価を得た濱口竜介監督の『偶然と想像』が銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞、行定勲監督が『パレード』(10)、『リバース・エッジ』(18)にてパノラマ部門 国際批評家連盟賞を、荻上直子監督が『彼らが本気で編むときは、』(17)でパノラマ部門 テディ賞審査員特別賞を受賞するなど、名だたる映画監督たちが評価されてきた。同作を手掛ける三宅唱監督は、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続3回目の同映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。同作が選出されたフォーラム部門は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた同作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに、松村は昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村は『すずめの戸締まり』でアニメ界のアカデミー賞とされる「第51回アニー賞」声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで脚光を浴びている。また合わせて、同作のロング予告も公開された。コメントは以下の通り。○■三宅唱監督『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。○■松村北斗この歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を『夜明けのすべて』チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。○■上白石萌音映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。○■原作・瀬尾まいこ氏ベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。○■Berlinale Forumディレクター・Barbara Wurm氏男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年01月17日国際自動車株式会社(東京都港区、代表取締役社長 石井 仁、以下 国際自動車)は、神奈川県が実施する、大企業とベンチャー企業によるオープンイノベーション推進事業「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の支援を受け、タクシー事業者として初の試みとなる、株式会社Lively(神奈川県藤沢市、代表者 岡 えり、以下 Lively)と共創プロジェクト「kmアクティブリスニングイノベーション」を開始します。車内乗車イメージ■kmアクティブリスニングイノベーション 概要タクシードライバーは、一人で過ごす時間が多く、孤立感や感情の抑制によるストレスを抱えることもあり、心理的な健康の維持が不可欠です。国際自動車は、会話を通したメンタルヘルスケアに着目し、Livelyが提供するアクティブリスニング(※1)サービス「LivelyTalk」(※2)を試験導入します。このサービスは、タクシードライバーが話したい時にLivelyのアクティブリスニングに優れたスタッフと会話をすることで、メンタルヘルスケアを行います。また、ドライバー・管理者に対し、Livelyの「アクティブリスニング研修」を実施し、コミュニケーションレベル向上と、信頼関係の構築を図るとともに、お客さまの要望を正しく理解し、より心地よい移動空間の提供を目指します。国際自動車は、この取り組みを通じ、安心して働くことができる職場環境を整えるとともに、お客さまに品質の高いホスピタリティ・ドライビングを実現します。期間:2024年1月より対象:国際自動車横浜(横浜市南区六ッ川)のタクシードライバー。2023年10月より国際自動車横浜の営業エリアである京浜交通圏(横浜市・川崎市・横須賀市・三浦市)のタクシー運賃が値上げされました。タクシーサービスに対し、お客さまの期待が高まっており、国際自動車横浜のドライバーより試験導入します。※1 アクティブリスニング(積極的傾聴)とはアクティブリスニングとは、カウンセリングやコーチングなどにも用いられるコミュニケーション技法の一つです。アクティブリスニングの特徴は、会話をする際に相手の話を評価しないことに主眼が置かれています。ゆえに、アクティブリスニングにおいては、アドバイスやフィードバックをすることは極力せず、相手が伝えたい本質や感情を汲み取り、受け止め、質問で深掘りし、共感を示すことが重要とされています。※2 LivelyTalkとはLivelyTalkとは、株式会社Livelyが提供する日本最大級の「聴く」に特化したアクティブリスニングサービスであり、トレーニングを受けたホストと呼ばれる聴き上手が登録されており、予約なしで、話を聴いてもらいたい時にオンラインでアクティブリスニングを受けることができるサービスです。【国際自動車株式会社 会社概要】会社名: 国際自動車株式会社所在地: 東京都港区赤坂2-8-6設立 : 1920年(大正9年3月)代表者: 代表取締役社長 石井 仁URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月12日『カウントダウン ミュージカルコンサート 2023-2024』が、2023年12月31日、東京国際フォーラム ホールAにて開催された。甲斐翔真、木下晴香、sara、東啓介、平間壮一、三浦宏規、森崎ウィン、屋比久知奈、そして海宝直人の9名の次世代を担うミュージカルスターが、ともに年越しを過ごそうと集まった5000人の観客を魅了。新しい年の幕開けを、華やかに盛り上げた。最初のオーバーチュアで演奏されたのは耳馴染みのある楽曲ばかり。早速心が弾んでくる。続いて聴こえてきたのは、『レ・ミゼラブル』の「One Day More」だ。ひとりずつ登場しながら歌い、どんどん声を重ねていく様がワクワクさせる。楽曲の力強さも相まって、一気に会場の熱が上がった。今回の構成・演出を担ったのは、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『グリース』『ネクスト・トゥ・ノーマル』など、数多くの作品を手掛けている上田一豪。音楽監督を、井上芳雄などのアーティストに支持されている大貫祐一郎が務め、クリエイティブ陣も冒頭から手腕を見せた。全員がステージに揃ったところで、海宝がMCの口火を切る。「唯一の昭和生まれの自分が最初にしゃべるというお達しがあったので」と笑わせながらしっかり挨拶するも、「次の時代を担う若手スターというのがこのコンサートの主旨なので宏規くんに回していただこうと思います」とすぐに三浦にバトンタッチ。三浦が仕切って思い思いの自己紹介が始まった。しかし、カウントダウンに合わせなければならないためにタイムキープが厳しく、しゃべりすぎると大貫がピアノで合図。平間が「(0時を)超えちゃってもいいよね〜」と呟くなど、和気あいあいの空気が伝わってくる。このあとも曲の合間にMCが入り、今回が初共演の二人組でのトークもあったが、甲斐が木下に「どういう人なんですか」と聞いたり、森崎がsaraの苗字を聞き出してしまったり、笑いが絶えなかった。なかでも三浦の、「小学生のときに毎朝、『さぁ今日も俺の輝かしい人生が始まる』と言って学校へ行っていた」というエピソードには会場中が爆笑。歌はもちろんだが、MCから透けて見えるそれぞれの素顔も、観客は大いに楽しんだ。さて、MCのあとは、デュエットやソロで様々な楽曲を披露し、8名のダンサーたちが各曲の世界観を創り上げていく。それぞれが出演した作品からの楽曲では、東が『ジャージー・ボーイズ』の「Oh What a Night」を、甲斐が『デスノート THE MUSICAL』の「デスノート」を、三浦が屋比久とともに『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の「Suddenly Seymour」を、『ピピン』の「Corner of the Sky」を森崎が歌い、『ロミオ&ジュリエット』の「Aimer」を、21年に出演した甲斐と17年・19年に出演した木下が、主演作『赤と黒』より「赤と黒」を三浦が熱唱。『RENT』の「I’ll Cover You」では、平間が演じたエンジェル役を彷彿とさせるパフォーマンスを東と見せた。『モーツァルト!』の「ダンスはやめられない」を歌った木下、『ミス・サイゴン』の「命をあげよう」を歌った屋比久、『In the Heights』の「In the Heights」を歌った平間も役を思い起こさせる。海宝と木下の『アナスタシア』「In a Crowd of Thousands」はセリフもあり。『ネクスト・トゥ・ノーマル』の「I’m Alive」はダブルキャストだった海宝と甲斐で。『ヘアスプレー』の「You Can’t Stop the Beat」を三浦と平間が踊りまくり、海宝が『ノートルダムの鐘』の「Out There」をたっぷり聴かせた。本公演だけのスペシャルコラボとなったのは、saraの『CHICAGO』(All That Jazz)、森崎とsaraの『塔の上のラプンツェル』(輝く未来)、木下と屋比久の『Wicked』(あなたを忘れない)。そして、全員で歌った『RENT』の名曲「Seasons of Love」は、その歌声の豊かさが沁み入った。圧巻は2023年に上演された作品のメドレーだ。甲斐・木下・sara・屋比久による「Lady Marmalade」を皮切りに、『SPY×FAMILY』(森崎)『キングアーサー』(平間・屋比久)『エリザベート』(甲斐)『ザ・ビューティフル・ゲーム』(木下・東)『ドリームガールズ』(木下・sara・屋比久)『ジェーン・エア』(屋比久)『ザ・ミュージック・マン』(東)『ファインディング・ネバーランド』(森崎)『ラグタイム』(東・屋比久)『スクール・オブ・ロック』(甲斐)『のだめカンタービレ』(三浦)『クレイジー・フォー・ユー』(sara・平間)まで走り抜け、全員揃ったところでカウントダウンが始まり、0時とともに「ハッピーニューイヤー」の声が響く。まさしく2023年に楽しんだミュージカルを振り返りながら新しい年を迎えることができるとは。出演者にも観客にも、貴重な機会となったに違いない。フィナーレで『Rock of Ages』から「Don’t Stop Believin’」が歌われてさらに盛り上がったあと、アンコールで『コーラスライン』の「愛した日々に悔いはない」が披露された。その歌詞が、ここに集った、ミュージカルを、舞台を愛する者たちの思いに重なっていく。この次世代のスターたちがいれば、これからもきっと良き作品に出会えるはず。そんな期待を募らせながら幕は閉じた。レポート=大内弓子写真=福岡諒祠(株式会社 GEKKO)
2024年01月09日映画『ジュラシック・パーク』シリーズのシネマオーケストラが、2024年4月27日(土)・28日(日)に東京国際フォーラムで、5月2日(木)・3日(金・祝)に大阪国際会議場メインホールにて開催される。映画『ジュラシック・パーク』のシネマオーケストラが東京&大阪でシネマオーケストラとは、大スクリーンで上映される映画を、フルオーケストラによる生演奏とともに楽しむ新感覚のコンサート。映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をオーケストラが生演奏することで、より深く作品の世界に没入することができる。ジョン・ウィリアムズ作曲の音楽を臨場感たっぷりに今回は、1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督映画『ジュラシック・パーク』にフィーチャー。『スター・ウォーズ』や『E.T.』『インディ・ジョーンズ』など数々の映画音楽を生み出した作曲家、ジョン・ウィリアムズによる冒険心を煽る音楽が、臨場感たっぷりに会場を包み込む。大阪では『ジュラシック・ワールド』のシネマオーケストラもまた、大阪公演限定で、続編3部作の第1弾として2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』のシネマオーケストラも開催。巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮に回り、コリン・トレボロウが監督を務めた今作では、トム・ホランド版の『スパイダーマン』シリーズや『Mr.インクレディブル』などを手がけたマイケル・ジアッキーノが作曲を担当。オリジナルの『ジュラシック・パーク』とはまた違う恐竜世界が楽しめる。開催概要■東京公演『ジュラシック・パーク』in コンサート開催日時:2024年4月27日(土) 17:00開演 (16:00開場) ※字幕スーパー版(英語上映・日本語字幕あり)2024年4月28日(日) 13:00開演 (12:00開場) ※日本語吹き替え版会場:東京国際フォーラム・ホールA(東京・有楽町)指揮:佐々木新平管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団■大阪公演開催日時:・『ジュラシック・ワールド』 in コンサート ※日本語吹き替え版2024年5月2日(木)19:00開演(18:00開場)・『ジュラシック・パーク』 in コンサート ※日本語吹き替え版2024年5月3日(金祝)14:00開演(13:00開場)会場:大阪国際会議場メインホール指揮:佐々木新平管弦楽:大阪交響楽団<上映作品>『ジュラシック・パーク』音楽:ジョン・ウィリアムズ監督:スティーヴン・スピルバーグ出演:サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムほか上演時間:約2時間30分予定(休憩1回含む)『ジュラシック・ワールド』製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ監督:コリン・トレボロウ音楽:マイケル・ジアッキーノ出演:クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワードほか上演時間:約2時間25分予定(休憩1回含む)<チケット>チケット一般発売日:[東京公演] 2024年2月3日(土)10:00[大阪公演] 2024年1月20日(土)10:00料金(全席指定):・東京公演S席 大人 9,900円/小・中人 6,900円A席 大人 7,900円/小・中人 4,900円B席 大人 5,900円/小・中人 2,900円・大阪公演S席 大人 9,900円、S席 小・中人 6,900円A席 大人 7,900円、A席 小・中人 4,900円※小・中人は5歳~17歳まで。入場時に年齢の分かる証明書の提示が必要な場合あり。※5歳未満は入場不可。※車イス席の利用希望はS席を購入後、東京公演はキョードー東京(0570-550-799)まで、大阪公演はキョードーインフォメーション(0570-200-888)まで電話にて要問い合わせ。発売日:12月16日(土)10:00〜 チケット最速先行販売開始チケット取り扱い:・東京公演キョードー東京、ローソンチケット・大阪公演ローソンチケット【予約・問い合わせ先】<東京公演>キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)<大阪公演>キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(月〜土11:00〜18:00、※日祝休み)
2023年12月17日映画宣伝プロデューサー・叶井俊太郎の作品を上映する『第1回東京国際叶井俊太郎映画祭』が、12月16日(土)・17日(日) にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることが決定した。叶井は、1990年代前半から約30年にわたり、日本映画界で誰にも真似のできないような映画宣伝を繰り広げてヒットを飛ばす一方、壮絶な大コケ記録も作り、TVドラマ『東京ラブ・シネマ』のモデルになるなど、映画業界のみならず幅広い業界で語り草となってきた。そんな彼は1年半前に余命半年の宣告を受けており、満身創痍の身で今日も新作映画のために働き続けている。本映画祭で上映されるのは、盟友・河崎実監督とのタッグにして最大のヒットとなった『日本以外全部沈没』(06)、叶井が手がけた動物パニック映画の中で最大のヒットを記録した『キラーカブトガニ』(23)、世界初の劇場上映となる『ムカデ人間2』(12)のカラー版、劇場で途中退席者が多数出て物議を醸した『屋敷女 ノーカット完全版』(21)の4作品。映画祭開催について叶井は「マジで映画界初!フルネームでの映画祭やってくれるとは!死ぬ前に伝説作れた!」と喜びを明かしている。また各作品とも、叶井と彼の映画人生を語る上で欠かすことのできない映画評論家・江戸木純とのトークを予定しており、作品にまつわる秘話や裏話が語られるとのことだ。<イベント情報>第1回東京国際叶井俊太郎映画祭12月16日(土)・17日(日) ヒューマントラストシネマ渋谷【上映作品】『日本以外全部沈没』『キラーカブトガニ』『ムカデ人間2(カラー版)』『屋敷女 ノーカット完全版』特設サイト:
2023年12月01日WOMAN EXPO 2023 Winter 好評セミナー、アーカイブ配信スタート2023年11月25日(土)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて「WOMAN EXPO 2023 Winter」が開催。併せて 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024」表彰式が行われました。「WOMAN EXPO」は、女性がもっと活躍できる環境づくりを応援する「日経ウーマノミクス・プロジェクト」の一環として、2014年にスタート。働く女性のための情報誌「日経WOMAN」、働く女性に役立つ情報を届けるWebメディア「日経xwoman」、健康や美容に関する情報を届ける「日経ヘルス」ほか、日経グループの媒体がそれぞれの特徴を生かし、自分らしく輝くすべてのワーキングウーマンに役立つ情報や体験を、セミナー、展示などリアルの場で提供しています。今回、展示会場では4年ぶりとなるスタンプラリーやSNSキャンペーンといった参加型企画も開催。参加者はアサヒスタイルフリーやシーボン、メルカリ、さらにテレビ東京ほかで放送しているドラマ『くすぶり女とすん止め女』の連動ブースなどを次々に周り、各企業の取り組みやサービスについて熱心に耳を傾けていました。セミナーには、サラL.カサノバさん(日本マクドナルドホール ディングス代表取締役会⻑)、小西さやかさん(コスメコンシェルジュ)、永田 雄三さん(金融投資コンサルタント/1 級ファイナンシャル・プランニング技能士)らが参加。『Unleash the Potential(メルカリMissionから紐解く、キャリア形成のヒント)』では、取締役兼執行役SVP of Corporate兼CFOの江田清香さん、執行役員CXO Marketplaceの前川美穂さんらが、メルカリが大切にする“価値循環”というミッション、入社のきっかけなどを語りました。共に子育てと仕事を両立する女性役員である二人は「結婚や子育てでキャリアがストップするかもしれないと思ったものの、長い人生においては意外と関係ない。チャンスを掴むマインドが大事」とアピール。ライブイベントについて前向きなメッセージを送りました。『「一人」で成功している人はいない多くの人に気持ちよく助けてもらう~強力なバックアップを望める関係性を構築する方法』と題したセミナーでは、ドラマ『くすぶり女とすん止め女』の制作を行ったテレビ東京の井上穂乃香さん・原口真鈴さんとマムプロジェクト代表取締役社長ふちいく子さんがチームで取り組むプロジェクトについて語りました。井上さんは「自分が忙しくて辛い時も、同じく辛い思いをしているチームの仲間を支える。見返りを求めてのことではありませんが、周り回ってサポートしてもらえる関係性ができていると思います」、原口さんは「私は井上さんのような真面目なタイプではないので、自分のキャラクターを利用してアイデアを出し、チームに貢献することを心がけました」と、それぞれに合った方法を実践してきたと話します。最後にふちさんは「役に立てることを全力で考えて行動、夢を語る、駆け引きなしで図々しくお願いする」の3つをキーワードとして挙げ、多くの人を巻き込んでプロジェクトを進めていくコツを発信しました。各界で目覚ましい活躍を遂げた女性を表彰する注目度が高いアワード「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024」では、10年以上にわたる地道な治療・啓発活動によって無月経や骨密度低下に悩む⼥性アスリートたちをサポートしてきた日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター 国立スポーツ科学センター産婦人科医 能瀬さやかさんが大賞を受賞。日本企業全体で女性の健康支援が課題となる中、アスリートだけでなく一般女性の健康もサポートしている能瀬さんの実績が高く評価されました。能瀬さんは「高校時代から産婦人科やスポーツに携わりたいと思っていましたが、このように自分のライフワークになるとは想像もしていませんでした」と振り返りながら「今後は様々な方と連携をとり、産婦人科医の視点でスポーツ界から発信し、最終的には全ての女性の健康に貢献できるように注力したい」と意気込みを語りました。トークセッションでは、10年以上前から女性の健康に注目し、啓発活動やアスリート外来の設置を行ってきた能瀬さんに様々な質問が。能瀬さんは「選手の生の声を聞いて課題感を共有し、常にコミュニケーションを大事にしてきました」と話し、通院することに抵抗を覚える方が多い産婦人科だからこそ、ハードルを下げることを心がけていると語ります。「働いていく中でやりたいことを見つけたらチャレンジしてほしい。結果、失敗することもあるけれど、それは成功よりも大きな意味を持ちます」と前向きなメッセージを送りました。また、SWCC(旧・昭和電線ホールディングス)に新卒で入社し、2018年に業界・同社で初めての女性社長に就任、大胆な事業再編で大幅な利益アップを実現した長谷川隆代さんが日経WOMAN創刊35周年特別賞を受賞。トークセッションでは、男女雇用機会均等法が制定される前から技術職としてキャリアを築いてきた長谷川さんが感じた働きやすさや環境の変化について話しました。「当時は、もしかしたら今も一部ではそうかもしれませんが、登用したという数字が重要で、女性の意見は求められませんでした。その違和感があり、社長になった時にこの組織の変なところを変えるのが自分のミッションだと思いました」と語り、「目の前に現れたチャンスは掴み取ってください。必ず道が開けると思います」と力強く呼びかけました。なお、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024」を含め、「WOMAN EXPO 2023 Winter」各セミナーの模様は11月27日(月)からアーカイブ配信にて視聴できます。詳しくは「WOMAN EXPO 2023 Winter」公式サイトをご確認下さい。「WOMAN EXPO 2023 Winter」公式サイト ♦「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2024」受賞者♦【大賞】日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター国立スポーツ科学センター産婦人科医 能瀬さやかさん2012年に内科医として国立スポーツ科学センターに勤務し、日本代表の女性アスリートの多くが無月経や月経不順などの婦人科系疾患を抱え、指導者も含めて低用量ピルなどの正しい知識を知らず、誤った認識を持っている実態を明らかにした。2016年に国立スポーツ科学センターで初の産婦人科医のスポーツドクターに就任。2017年には東京大学医学部附属病院に国立大学病院で初の「女性アスリート外来」を開設し、トップレベルの選手だけではなく、部活動で活動する学生や更年期世代の市民ランナーなど、幅広い女性を診察・治療している。また、全国をまわり、講演会を実施。女性の健康ケアの正しい知識の啓発活動を10年以上続けている。【受賞】ミツモア代表取締役 CEO 石川彩子さん(オンラインの見積もり比較・受発注サービスで注目)【受賞】aba代表取締役 CEO 宇井吉美さん(介護施設のおむつ交換の適切なタイミングを自動検知する製品を開発)【受賞】Elles Films代表取締役 粉川なつみさん(ウクライナのアニメ映画の日本配給権獲得、58館で上映)【受賞】fermata CEO 杉本亜美奈さん(世界的ネットワーク構築と企業の商品開発支援でフェムテック市場のけん引、活性化に寄与)【受賞】ゆこゆこホールディングス代表取締役社⻑ 徳田和嘉子さん(シニア向け旅行予約サービスを展開。売り上げ9割減となったコロナ禍もリストラせず乗り切り最高益)【受賞】ポーラ ビューティーディレクター 堀野智子さん(100歳の現役ビューティーアドバイザーでギネス認定。約61年の累計売り上げ1億2500万円超)【日経WOMAN創刊35周年特別賞】 SWCC代表取締役社⻑ グループCEO ⻑谷川隆代さん(独自の経営理論で改革を指揮し、社⻑就任5年で最高益を更新)♦審査員♦相内優香さん(テレビ東京アナウンサー)、入山章栄さん(早稲田大学ビジネススクール 教授)、諏訪貴子さん(ダイヤ精機代表取締役)、原田曜平さん(芝浦工業大学教育イノベーション推進センター教授)<WOMAN EXPO 2023 Winter 開催概要>名称WOMAN EXPO 2023 Winter主催日本経済新聞社、日経BP 協力テレビ東京、BSテレビ東京会期 2023年11月25日(土)10:00~17:30※セミナーB06は18:30~20:00会場東京国際フォーラムホールE2(東京都千代⽥区丸の内3丁⽬5番1号)公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月27日2019年の東京国際映画祭にて『悪なき殺人』(原題:Only The Animals/映画祭当時は『動物だけが知っている』)が観客賞と最優秀女優賞を受賞し、日本公開でも口コミでヒットしたドミニク・モル監督による最新作『12日の殺人』が、2024年3月15日(金)より劇場公開されることが決定した。10月12日の夜、女子大学生クララが突然焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアン(バスティアン・ブイヨン)とベテラン刑事のマルソー(ブーリ・ランネール)。捜査が進む中、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。クララの殺害が明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない...。事件解決への糸口が見えなくなるなか、班長に昇格したばかりのヨアンは、事件の闇へと飲み込まれてしまう。彼はまだ知らなかった。この事件が、未解決事件として自分自身を蝕んでいくことをーー。本作は、2020年のノンフィクション本ポリーヌ・グエナ作「18.3. Une année passée à la PJ」を基に、ドミニク・モル監督がジル・マルシャンと共同執筆した脚本によるスリラー作品。第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品されたほか、第48回セザール賞で10部門にノミネートされ、作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞と6部門で受賞。さらには、第28回リュミエール賞で作品賞、脚色賞を受賞するなど、世界で高く評価された。キャストは、前作『悪なき殺人』にも出演しているバスティアン・ブイヨンが主人公の刑事ヨアン役を務めている。さらに、今回解禁される場面写真では、ヨアンとマルソーが事件にのめり込んでいく心情を想像させる。物語は警官たちの熱い士気と絆、そして日常生活をも描きながら、彼らの心の奥底に存在する弱さも段階的に映し出していく。舞台となる辺境の小さな町では、誰もが顔見知り。そんな環境が住民たちを未解決事件の闇にいざない、一層の混乱を巻き起こす。『12日の殺人』は2024年3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日スペイン留学サポートを無料で行っているスペイン留学代行センター(運営:有限会社グロウアップ、所在地:東京都目黒区、代表者:大槻 英樹)は2023年11月23日(祝・木)に東京国際フォーラムにて「スペイン留学フェア2023」(後援:外務省、文部科学省、スペイン大使館等)を開催します。詳細URL: 学校スタッフに直接留学相談■スペイン留学フェアについて本イベントは2013年に日本スペイン交流400周年記念事業として、スペイン留学代行センターが7年ぶりに復活させました。以降、毎年同イベントを開催。昨年はオンラインでの開催でしたが、コロナ明けの今年は東京国際フォーラムにてリアル開催します。本企画では厳選したスペイン語学校スタッフや留学経験者と直接留学相談ができます。各種セミナーでスペイン留学希望者にとって有意義な情報を提供。また、スペイン留学の魅力がより多くの参加者に伝わるよう、2つの特典を準備しています。<特典>1. 優良スペイン語学校の奨学金(希望者多数の場合は抽選となります)2. スペイン政府観光局等でも配布されているスペイン留学情報誌「スペイン完全マニュアル」■セミナーについて当日はスペイン語学校スタッフや留学経験者と直接留学相談ができるほか、インターネットや書籍では分からないスペイン留学に関する情報を次のセミナーで紹介します。1. 書籍やインターネットでは学べないスペイン語学校の選び方2. 長期留学に必要なスペイン学生ビザの注意点3. 優良スペイン語学校による学校特徴紹介4. スペイン留学帰国者による留学報告会※セミナー内容は変更になる場合があります。留学体験談も聞けますセミナーで情報収集できます■「スペイン留学フェア2023」概要主催 : スペイン留学代行センター日時 : 2023年11月23日(祝・木)11時~16時会場 : 東京国際フォーラム( )料金 : 入場無料・入退場自由後援 : 外務省、文部科学省、NPO留学協会、スペイン大使館スペイン大使館経済商務部、スペイン政府観光局協賛 : AIG損害保険株式会社、inno insureフェア詳細URL: ■運営会社概要社名 : 有限会社グロウアップ所在地: 東京都目黒区目黒1-4-16 目黒Gビル10階設立 : 2005年4月11日代表者: 大槻 英樹URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月21日豪華プレゼントが当たるスタンプラリーも4年ぶりに実施! 展示ブースも増えて、完全復活!日本経済新聞社と日経BPは、2023年11月25日(土)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて、働く女性に向けた総合イベント「WOMAN EXPO 2023 Winter」を開催します。豪華景品が計400名様以上に当たる「来場者限定プレゼント企画」も実施します。開催当日まで、展示会入場の事前申込と、複数のセミナーの事前申込を受け付けています。事前申込受付は公式サイトから→ WOMAN EXPOは、女性がもっと活躍できる環境づくりを応援する「日経ウーマノミクス・プロジェクト」の一環として、2014年から開催しているイベントです。働く女性のための情報誌「日経WOMAN」、働く女性に役立つ情報を届けるWebメディア「日経xwoman」、健康や美容に関する情報を届ける「日経ヘルス」ほか、日経グループの媒体がそれぞれの特徴を生かし、自分らしく輝くすべてのワーキングウーマンに役立つ情報や体験を、セミナー、展示などリアルの場で提供します。18のブースが集まる展示会場は、協賛社によるサンプル配布やワーキングウーマンにおすすめの体験コーナーなど盛りだくさんです。コスメのサンプルやドリンク現品がもらえたり試飲・試食ができるブースもあります。さらに、4年ぶりのスタンプラリーなど、来場者限定の3つのプレゼント企画も用意しています。プレゼント内容と詳細はこちら。 12のセミナーについては、登壇者として、サラ L.カサノバ さん (日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長)、小西 さやか さん (コスメコンシェルジュ)、永田 雄三さん (金融投資コンサルタント/1級ファイナンシャル・プランニング技能士)らが参加します。働く女性自身、チームリーダー、ダイバーシティ担当者、人事部、あらゆる経営層の方が必見の「第6回 Working Parents Forum × Well-being 」のほか、「お金持ち大家さんになる秘訣~人生楽しく生きる為に~」、「そのコスメ選び、間違っていませんか?」といった、「キャリア」「学び」「美」など幅広いテーマのセミナーをいくつも開催します。いずれのセミナーも、事前申込による参加となります。WOMAN EXPOは入場無料ですが、ご来場予定の皆様は公式サイトからの事前申込(セミナーもしくは展示会入場)が必要となります(→ )。新着情報や、各種プログラムの詳細、各社展示ブースの出展内容の詳細についても、公式サイトをご覧ください。WOMAN EXPO 2023 Winter 開催概要名称WOMAN EXPO 2023 Winter主催日本経済新聞社、日経BP 協力テレビ東京、BSテレビ東京会期 2023年11月25日(土)10:00~17:30※セミナーB06は18:30~20:00会場東京国際フォーラムホールE2(東京都千代⽥区丸の内3丁⽬5番1号)入場料 無料(Webによる事前登録制)公式サイト 参加企業・団体アクセンチュア/アサヒスタイルフリー/大人のご自愛旅in北海道/熊本製粉/原子力発電環境整備機構/三光ソフラン/サンワード貿易/シーボン/シオノギヘルスケア/【ドラマチューズ!】くすぶり女とすん止め女/日本製紙クレシア/日本電気/日本マクドナルド/野村ホールディングス/長谷工コーポレーション/パソナ/PREMIUM WATER/北海道大学/マムプロジェクト/マルコ/メルカリ協力媒体 日経xwoman、日経WOMAN、日経ヘルス■講演・セッション 登壇者(11 月17日時点)※タイトルや内容など、変更になる場合がございます。追加情報は随時、公式サイトにて発表します。セミナー参加の事前申込を受付中!※下記は事前申込受付中のセミナーの一部です。WOMAN EXPO 2023 Winter公式サイトから参加の事前申込ができます。なお、各セミナーは満員になり次第、事前申込を終了いたします。ご了承ください。◇ 10:00-10:40A01そのコスメ選び、間違っていませんか?~これでもう失敗しない!選び方のコツを知ってコスメの目利きになろう小西 さやか さん (コスメコンシェルジュ)◇ 10:00-10:40B011000万円貯めた女子100人に話を聞いてわかった女性のための「お金の貯め方・増やし方」永田 雄三さん (金融投資コンサルタント/1級ファイナンシャル・プランニング技能士)◇ 13:15-13:55B04“夢は大きく、失敗を恐れずに”Dream Big and Dare to Failサラ L.カサノバ さん(日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長)◇ 11:05-11:45B02お金持ち大家さんになる秘訣~人生楽しく生きる為に~◇ 12:10-12:50B03リーダーに学ぶ! 自分らしく働く、キャリアの築き方◇ 14:20-15:50A05第6回 Working Parents Forum × Well-being「心」の声に耳を傾け、仕事も家庭もベストな自分でいられるスキルを身につけよう!◇ 18:30-20:00B06ウーマン・オブ・ザ・イヤー20248人の受賞者を発表!大賞&特別賞受賞者のトークイベント「逆境を乗り越え、成果につなげる力の鍛え方」3つのプレゼント企画の詳細 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月17日第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少で主演俳優賞(ソフィア・オテロ)を受賞し、先日は第36回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門でも仮題『20000種のハチ』として上映された『ミツバチと私』から予告編が解禁、新場面写真と監督からのメッセージが到着した。今回解禁された予告編は、ソフィア・オテロ演じる主人公のアイトールが「私はなんでこうなの?」とつぶやくシーンから始まる。男の子の体で生まれたアイトールは、名前や髪型や水着…日々の様々なことに違和感を覚え、自分のことが分からない不安を募らせていく。そんなアイトールに戸惑いを隠せない家族。スペイン・バスク地方の柔らかな光が差し込む緑豊かな美しい自然を背景に、家族に寄り添われながら、自分らしく生きていきたいと顔を上げる繊細な表情が映し出されていく。併せて解禁となった新場面写真は、養蜂用の防護服に身を包んだアイトールの姿や、休暇でバスクへ向かう車の後部座席で並ぶ兄弟3人、叔母と植物を植えていたアイトールがハチに驚いて顔をしかめる場面。ドレスを着たアイトールと母親が鏡を見つめるシーンのほか、池で水着を交換したアイトールと友達の2ショットのカットなどが収められている。本作が第36回東京国際映画祭で上映された際、観客からは「傑作」「涙が止まらなかった」「主演の子の演技が素晴らしい」といった声が多くあがり大好評を博し、連続で満席に。さらに、今年度新設されたアワード「エシカル・フィルム賞」の第一回受賞作品に選ばれた。エシカルとは人・社会・環境を思いやる考え方や行動のこと。近年ではSDGsに積極的に取り組む企業が増えたことでエシカルの認知度が高まり、エシカルに沿った意識行動がSDGsの目標達成には必要不可欠とされている。本賞は、世界でも注目されるエシカルに特化した部門で、ジェンダー平等、環境、貧困、多様性、差別といった現代の重要な社会テーマに向き合った作品が対象。審査委員でエシカルディレクターの坂口真生氏は、選考理由を「一言で言えば優しさ。この映画に出ていたすべての人がすべての人に優しい思いやりを持った一面が見てとれた」と語っている。監督エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンよりメッセージ日本で私の映画を上映していただけてとても幸せです。皆様にこの映画を観ていただきたい理由はいくつかあります。ひとつは、子どものトランスジェンダーというとても重要なテーマを扱っているからです。しかし、それだけではありません。家族の問題も含まれていますし、私たちは時々、自分はいったい誰なのだろうと自問することがあります。それは、自分自身を取り巻く人々が自分をどのように見ているかにも関係します。この映画は、光に満ちていて繊細で優しく感動的です。主人公のソフィア・オテロだけではなく、母親や祖母、叔母役の俳優たちも素晴らしい演技をしています。また、この映画を見て私の生まれ故郷であるバスクを発見してほしいと思います。バスク語という言語、そしてバスクの風景をです。映画館で皆様を待っています。『ミツバチと私』は2024年1月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミツバチと私 2024年1月5日より新宿武蔵野館、 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開© 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE
2023年11月15日世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ トウキョウ(TOKYO) 2024」が、東京国際フォーラム他にて2024年5⽉3⽇(⾦・祝)から5⽉5⽇(⽇)までのゴールデンウィーク期間に開催される。朝から晩まで多彩なコンサート開催、無料公演や参加型イベントも「ラ・フォル・ジュルネ」は、2005年にスタートし、今回で17回目を迎えるフランス発祥のクラシック音楽イベントだ。朝から晩まで多彩に繰り広げられる有料コンサートをはじめ、講演会やワークショップなどの聴衆参加型イベント、無料コンサート、グルメ&ショッピングエリアなどを展開。期間中は、丸の内など周辺エリアでもミニコンサートが行われ、クラシックファンはもちろん、幅広い人が音楽を気軽に楽しめるイベントとなっている。音楽の“起源”にフォーカスした多彩なプログラム2024年は、「ORIGINES ―すべてはここからはじまった」をテーマに、音楽の“起源”にフォーカス。中世・バロック・ルネサンスなどの古楽からジャズに⾄るまで、音楽のルーツを紐解くプログラム、ブラスバンドやウィンドオーケストラのはじまり、ある楽器のために初めて書かれた作品などを紹介しながら、音楽の源流をたどっていく。【詳細】ラ・フォル・ジュルネ トウキョウ 2024開催期間:2024年5⽉3⽇(⾦・祝)〜5⽉5⽇(⽇)会場:東京国際フォーラム、⼤⼿町・丸の内・有楽町 他LFJチケット販売サイト先⾏発売開始:2024年2⽉中旬(予定)チケット⼀般発売開始:2024年3⽉中旬(予定)公演数:有料公演75公演 ※ホールA・C・D7・G409の4会場で実施(無料公演も調整)
2023年11月11日全国森林組合連合会(所在地:東京都千代田区、代表理事会長:中崎 和久)は、令和5年12月2日(土)に東京国際フォーラムにて林業への就職を希望する方を対象に、基礎知識から就業までの相談を受け付ける「林業就業相談会(1日コース)」を開催します。林業就業支援講習 東京同相談会は、全国森林組合連合会が厚生労働省の委託事業として各都道府県で実施している林業就業支援講習の1つ。全3コースで全国各地にて開催されています。■林業就業相談会(無料)(1日コース)概要講習日時 : 令和5年12月2日(土) 10:00~17:00お申し込み期限: 令和5年11月29日(水)講習内容 : 「森林林業の基礎知識」として、日本の森林の状況や林業の仕事内容はもちろんのこと、コストダウンの課題、林業のICT化や新品種の植林の取り組みなど、「林業の今」について解説します。また、千葉県に移住して林業を始めた現役フォレストワーカーが体験談もお話しするほか、林業に必要な資格講習の取得方法や就業に向けての個別相談にも応じます。詳細URL : 登壇者プロフィール:フォレストワーカー橋本さん(千葉県 26歳)東京都出身。前職はアパレル関係。趣味のサーフィンで千葉県にはよく来ていたが、2019年の台風被害により住宅街に木が倒れるなどのダメージを目の当たりにし、自分も何か力になりたいと考えたのがきっかけで房総半島に移住。地域の森林組合に転職し3年目。休日には近くの房総の海でサーフィンを楽しみ、移住生活を満喫している。講習場所 :東京国際フォーラムG510 東京都千代田区丸の内3丁目5-1お申し込み方法:「林業就業相談会(1日コース)」のお申し込みフォームから事前にお申し込みください。 その他:当日は東京国際フォーラムホールE2において、40県以上の林業就業相談窓口に相談ができる「森林の仕事ガイダンス」も開催予定。あわせてのご参加をお待ちしております。・森林の仕事ガイダンス: 林業就業支援講習 講習風景■今、森林で働く人が求められている日本は、世界でも有数の森林国であり、国土の約7割に豊かな森林が広がっています。これらの森林は、枝打ちや間伐などの手入れを行うことで、明るく健全な生態系が保たれ、豊かな養分を含む土壌の流出を抑え、土砂災害に対して強い森林となります。また、森林は二酸化炭素の吸収機能を高めることで、地球の温暖化防止に大きく貢献します。さらに、森林は二酸化炭素吸収源であり、再生可能な資源としても重要です。日本では、戦後に植林された木々が成長し、利用できる段階に達していますが、森林で働く林業の担い手が減少しているという課題があります。未来の世代に美しい森林を受け継ぐために、今、林業の担い手が必要とされています。■林業就業支援講習とは林業就業支援講習は、全国森林組合連合会が厚生労働省から委託を受け、各都道府県で実施する講習会です。林業への就職を希望する方を対象に、林業の基礎知識の講義、林業作業の体験、資格講習や施設見学などを行い、個別の就業相談も実施。林業への円滑な就職を支援します。講習の内容によって、20日間、5日間、1日の3コースがあります。林業就業支援講習・20日間コース森での実地講習にプラスしてチェーンソーや刈払機などの資格が取得できるコース。受講料は無料で、宿泊費の補助があります。・5日コース資格取得はできませんが、林業作業体験、施設見学、就業相談など短い期間に充実の林業体験ができます。受講料は無料で、宿泊費の補助があります。・1日コース林業の現状や仕事内容の説明、就業相談や生活相談などを行います。まずは林業への入り口から知りたい方も気軽に参加していただけます。受講料は無料です。令和5年度開催一覧 : 林業就業支援の紹介動画: 全国森林組合連合会■運営団体について:全国森林組合連合会日本の国土の約7割を占める森林のうち7割が個人の所有する私有林。森林組合は、森林組合法により森林所有者が組合員となって組織されている協同組合で、その全国組織が「全国森林組合連合会」です。森林組合は森林所有者の相互扶助の組織であるとともに、森林造成を通じて木材供給のほか国土保全、水資源涵養、環境保全、文化・教育・レクリエーションの場の提供など、森林を通じた人間の生活環境の保全にとって、重要な役割を担っています。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月06日アジア最大級の映画の祭典、第36回東京国際映画祭が11月1日(水)に閉幕。TOHOシネマズ 日比谷スクリーン12にて『ゴジラ-1.0』の上映とクロージングセレモニーが行われ、セレモニーでは各部門における受賞作品が発表、最優秀監督賞・観客賞で『正欲』が2冠、最優秀女優賞・審査員特別賞で『タタミ』が2冠を受賞。東京グランプリ/東京都知事賞には『雪豹』が選出された。10月23日より開幕した本映画祭は、10日間で上映動員数は7万4,841人、上映作品本数は219本と昨年の第35回との比較では125%以上増加。そのほかのリアルイベント動員数は7万3,081人、海外からのゲストは約2,000人に上った。また、上映本作品における女性監督の比率(男女共同監督作品含む)は22.4%となった(219本中38本、同じ監督による作品は作品の本数に関わらず1人としてカウント)。クロージング作品『ゴジラ-1.0』からは山崎貴監督、神木隆之介、浜辺美波が登壇。神木さんは16年ぶりの本映画祭となり、「この作品がクロージング作品ということでこんなに光栄なことはない」とコメント。「日本を代表し、そして世界でも愛されている『ゴジラ』という存在に関われて、その作品の主役をやらせていただくというのはとても大きなものを背負わなければいけないのかと、というプレッシャーが大きかった」としながらも、「今は、そのプレッシャーというのはなくて、みなさんに愛されている『ゴジラ』という作品をどう楽しんでいただけてどう感じていただけるかを楽しみにしています」と語った。また、浜辺さんは「こんなにも熱のあるイベントだとは思っていなくてかなり驚きました。楽しんでこの初めてのイベントに参加できて嬉しかった」とコメント。『ゴジラ』に出演することは「念願だった」と明かし、「それが叶うということで嬉しさと頑張らなきゃいけないなという気持ちになりまして、皆さんと一緒に共に作品を作る中で、皆さんの今まで培ってきたものを全力で出せるように、胸に飛び込むような気持ちで頑張っていきたいなと思います」と決意を新たにした様子。『ロクサナ』で最優秀男優賞に選ばれたヤスナ・ミルターマスブは、パルヴィズ・シャーバズィ監督に喜びを伝えたいと語りつつ、「ムスリムだろうがクリスチャンだろうがユダヤだろうが関係ないと思います。我々の命の中で一番最低なのは、もちろん戦争ですし、子供がその中で亡くなっていくのはやはりいけないことだと思います、戦争を止めましょう」とコメント。ヤスナ・ミルターマスブイスラエル選手との対戦を避けるため、イラン政府から棄権を強要された女子柔道選手とコーチとの葛藤を描いた『タタミ』で最優秀女優賞を受賞したザル・アミール(共同監督/俳優)は、ビデオメッセージにて「これは私にとって特別で大きな意味をもつ受賞です。イラン人アスリートは常にスポーツと国の間に置かれて恐怖を乗り越え尊厳を失わないようにしています。その立場は私も共感できることばかりでした」と喜びを語る。現在の戦乱について触れ、「この映画は憎しみ合うように育てられた人々の奇跡的な組み合わせにより生まれた物語です。イスラエル(共同監督ガイ・ナッティヴ)とイランの監督が一緒に仕事をするのはとても大変なことです」と話し、「日本で『柔道』という言葉は柔和な道を意味すると聞きました。それこそが私たちが進みたい道です。未来ある唯一の道です。この映画は、普遍的な問題を語っています。憎しみに向き合い敬意を示す勇気をどう持ちうるかです」と力を込めた。『タタミ』審査委員長のヴィム・ヴェンダースは、受賞結果について「15本のコンペティション作品を観てその中から満場一致で東京グランプリと他の5つの賞を選ぶことができました」とふり返ってコメント。審査委員長ヴィム・ヴェンダース監督さらに審査委員記者会見では、「『タタミ』を選んだ理由は、物語の力強さであったり役者たちの演技の力強さであったりと、映画という言語が明確であったというところで、私たちはこの作品が好きでした」と話し、「今回イラン系の女性監督とアメリカ系イスラエル人の監督とが共同制作として一緒に仕事をしたというのはとても良い例になっていると思います。それにより平和というのは実行可能であるということを示していますし、その平和の敵というのはお互いを除外する過激な思想、過激な行動であるということだと思います」と思いを明かした。また、5月に急逝した『雪豹』ペマ・ツェテン監督に代わって賞を受け取ったジョン・ハオ(エグゼクティブ・プロデューサー)は「監督の精神を、意思を継いでこれからも映画を作っていきたいと思います」とコメントした。『雪豹』キャスト・スタッフ第36回東京国際映画祭各賞受賞作品・受賞者<コンペティション部門>■東京グランプリ/東京都知事賞『雪豹』(中国)■審査員特別賞『タタミ』(ジョージア/アメリカ)■最優秀監督賞岸善幸(『正欲』、日本)■最優秀女優賞ザル・アミール(『タタミ』、ジョージア/アメリカ)■最優秀男優賞ヤスナ・ミルターマスブ(『ロクサナ』、イラン)■最優秀芸術貢献賞『ロングショット』(中国)■観客賞『正欲』(日本)■アジアの未来 作品賞『マリア』(イラン)■Amazon Prime Videoテイクワン賞『Gone with the wind』 ヤン・リーピン(楊 礼平)■Amazon Prime Video審査委員特別賞『ビー・プリペアード』 安村栄美■エシカル・フィルム賞『20000種のハチ』(日本公開タイトル『ミツバチと私』)■黒澤明賞グー・シャオガン、モーリー・スリヤ■特別功労賞チャン・イーモウ(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年11月02日稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太らが出演する、朝井リョウ原作映画『正欲』が、「第36回東京国際映画祭」コンペティション部門観客賞&最優秀監督賞をW受賞した。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのか、というテーマを炙り出していく衝撃的な物語を、原作とは違い、ある種のラブストーリーとして、『あゝ、荒野』『前科者』の岸善幸監督と脚本家・港岳彦が映画化。稲垣さん主演映画の本映画祭での観客賞受賞は、『半世界』(阪本順治監督)、『窓辺にて』(今泉力哉監督)に次ぐ3度目となり、本映画祭が開催されて以降、主演作が3度の観客賞を獲得するのは初めてとなった。また岸監督は、初の国際映画祭コンペティション部門出品にして、監督賞受賞というこちらもWの快挙。プレゼンターのアルベルト・セラ監督は本作を「ソーシャルメディアに支配された社会のなかで、アイデンティティを確立することの難しさ、複雑さを描き出した」と評した。授賞式に出席した岸監督は、「東京国際映画祭の審査員のみなさん、本当にありがとうございます。この作品は『すべてのひとが自由で自分を偽らずに生きていける社会とは何か』ということを問いかけています。日本のみならず世界中が自分のアイデンティティを確立するのがなかなか難しい時代です。この映画を観て『多様性』の意味を考えていただけたら嬉しいです。素敵な賞をいただけて幸せです」とメッセージ。妻と息子と3人で暮らす検察官・寺井啓喜を演じた稲垣さんは「東京国際映画祭で『正欲』が監督賞と観客賞をダブル受賞できたことを大変嬉しく思います。岸監督、おめでとうございます」と喜び、ショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役の新垣さんも「監督賞、観客賞、受賞おめでとうございます!作品に関わる一人として本当に嬉しいです」「この受賞をきっかけに映画『正欲』がさらに多くの皆さんに観ていただけること願っています。改めて、おめでとうございます!」とコメントを寄せている。『正欲』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月02日俳優の稲垣吾郎が25日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた映画『正欲』(11月10日公開)のワールドプレミア舞台挨拶に、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督とともに登壇した。コンペティション部門に選出されている『正欲』は、朝井リョウ氏による同名小説が原作。家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす主人公・寺井啓喜を演じた稲垣は、「大きな覚悟が必要な役を皆さん演じた。それが報われるような形で監督が素晴らしい作品に仕上げてくださって感謝しています」と語った。稲垣の主演作は同映画祭で観客賞を2度受賞。2018年は『半世界』、2022年は『窓辺にて』で受賞した。稲垣は、主演作が再び東京国際映画祭で上映されることが決まったときの心境を聞かれると、「うれしかったですね。またこの場所に帰ってこられたというのは光栄に思っています。東京国際映画祭は映画を愛するみんなにとって特別な場所。世界中の人に見ていただけるこういう機会は本当にうれしく思っています」と喜びを述べ、「ちょっとドキドキしますね。皆さんに見ていただくのが初めてなので、早く皆さんが見終わったあとの声が聞きたいです」と笑顔で話していた。
2023年10月25日日韓共同作品のAmazon Original映画『ナックルガール』が10月25日(水)、開催中の第36回東京国際映画祭にて特別上映され、主演を務める三吉彩花、共演する窪塚洋介と前田公輝、チャン監督が舞台挨拶に立った。本作は、「梨泰院クラス」(「六本木クラス」)などの原作で知られる韓国の企業Kakao発の大人気Webコミック「ナックルガール」を原作にした、日本のAmazonスタジオと韓国の映画制作会社クロスピクチャーズ(Kross Pictures)による日韓共同制作作品。オーディションを経て主演の座を射止めた三吉さんは、「チャン監督とお会いしたときは、私自身が作品をどんな風にかき回し、革命を起こしていけるのか、不安と緊張でぐちゃぐちゃな感情になった」とふり返り、「なので、とてもうれしかったです!」と出演が決まった際の喜びを告白。「世界配信ということで、全世界たくさんの人に見ていただけるので、気合いが入った」と語った。三吉彩花アクション満載の本作でボクサー役を演じるにあたり、クランクインのおよそ半年前から過酷なトレーニングを積み、「初めてボクシングに触れたので、体育館で5~6時間、毎日毎日練習を重ねた。よくやり切れたなと感無量の思い」としみじみ。韓国クリエイター陣とともに、限界に挑み「作品を届けたいという力強い気持ちで、チームワークが生まれた」と両国のコラボレーションに手応えを示した。窪塚洋介犯罪組織のリーダーを演じた窪塚さんは「本当はいい人なんです」と笑いを誘い、チャン監督が、窪塚さんのために映画オリジナルのキャラクターを生み出したことについては、「率直にうれしかったですし、日韓合作でどんな作品が生まれるのか、ワクワクが大きかった」と話していた。一方、主人公の元恋人を演じる前田さんは「正義感が強くて、情に厚い。ずるいところで登場します」と見せ場を語った。前田公輝「この場に立てて、胸がいっぱいです」と喜びを語るのは、韓国映画界の新鋭であるチャン監督。「ここにいる皆さんや、たくさんのキャスト、スタッフが1年余りをかけて、一生懸命に流した汗と努力がスクリーンに染み込んでいる」と力説し、「もしも、面白くないと感じたら、ぜひ周りには内緒にしていただければ」とジョークも忘れなかった。チャン監督【あらすじ】将来有望なボクサーの橘蘭(三吉彩花)は、ある日突然、大切な妹が失踪し自殺したと警察からの知らせを受ける。蘭は警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始。監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信する。やがて辿り着いたのは、目的のためには手段を選ばない最大の敵・二階堂陽輝(伊藤英明)や、そのボスである白石誠一郎(窪塚洋介)が牛耳る巨大犯罪組織と、ガレージと呼ばれる無法地帯のコロッセオ。「何が何でも絶対闘う」と決意する蘭は、元恋人の神谷(前田公輝)、頭脳明晰な天才ハッカー・成瀬(細田佳央太)と協力しながら、大切なグローブを外し、ナックル1つで妹を救う壮絶な闘いに身を投じる。Amazon Original映画『ナックルガール』は11月2日(木)よりPrime Videoにて世界独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年10月25日第36回東京国際映画祭が10月23日に開幕し、東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場及び日比谷仲通りにて、レッドカーペットセレモニーが行われた。コロナ禍を経て、行動制限が撤廃された今年は、国内外220人を超える豪華ゲストが駆けつけ、10日間にわたる映画の祭典の幕開けを華々しく宣言した。第36回東京国際映画祭は、10月23日(月)~11月1日(水)、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。オープニング作品は、ヴィム・ヴェンダース監督の最新作で、主演の役所広司が第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した『PERFECT DAYS』、クロージング作品は、山崎貴監督による『ゴジラ-1.0』が上映される。『ゴジラ-1.0』に主演する神木隆之介は、共演する浜辺美波、山崎貴監督とともにレッドカーペットの先陣を切り、「このチームで歩けて、光栄に思っています」と誇らしげ。「ゴジラは、日本が世界に誇るコンテンツ」だと力説し、「画面いっぱいに顔がありますので、迫力満点でアトラクションのように楽しんでいただければ」と世界に向けてアピールしていた。世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画の最新作などを上映するガラ・セレクション部門には、第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞した『哀れなるものたち』(ヨルゴス・ランティモス監督)をはじめ、『ネクスト・ゴール・ウィンズ』(タイカ・ワイティティ監督)、『ほかげ』(塚本晋也監督)、『首』(北野武監督)、『怪物の木こり』(三池崇史監督)など、全14本がラインナップされた。また、今年のコンペティション部門は2023年1月以降に完成した長編映画を対象に、114の国と地域から1942本の応募があった(昨年は107の国と地域から1695本)。審査委員長を務めるヴィム・ヴェンダース監督をはじめ、アルベルト・セラ(映画監督)、國實瑞惠(プロデューサー)、チャン・ティ・ビック・ゴック(プロデューサー)、チャオ・タオ(俳優、プロデューサー)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。日本からは3作品がコンペティション部門に選出されており、そのうちの1作『正欲』に主演する稲垣吾郎は、「華やかな映画の祭典にお招きいただきまして、誠にありがとうございます」と映画ファンや海外からの報道陣も集まる会場を見渡し、感謝の意。「出演者の覚悟が必要とされた作品でしたが、それが報われる作品に育てていただきました」と手応えを示した。関連イベントとして、10月28日(土)~10月30日(月)、丸ビルホールにて「丸の内映画祭」が開催される。記念すべき第1回は、ヴェンダース監督にフォーカスし、その代名詞とも言えるロードムービーや、珠玉のドキュメンタリーの他、ヴェンダース監督が敬愛してやまない小津安二郎監督との関わりをドイツの研究者が解説するスペシャル講義も企画。また、次世代に反響し続けるヴェンダース映画の魅力を、新鋭の映画監督が語りつくすイベントも行われる。併せて、日本映画企画として「今泉力哉監督 創作の秘密を語る」として、今泉監督の『ちひろさん』と橋口亮輔監督の『ハッシュ!』が2本立て上映される予定だ。取材・文・写真:内田涼■開催情報「第36回東京国際映画祭」期間:10月23日(月)~11月1日(水)会場:日比谷、有楽町、銀座地区で開催公式サイト()オープニング作品:『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)クロージング作品:『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督)「TIFFCOM2023」期間:10月25日(水)~10月27日(金)公式サイト()会場:東京都立産業貿易センター浜松町館「第1回丸の内映画祭」期間:10月28日(土)~10月30日(月)公式サイト()会場:丸ビルホール
2023年10月23日モデルで女優の玉城ティナが23日、東京・日比谷で行われた「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「Amazon Prime Video テイクワン賞」の審査員を務める玉城は、黒のタイトなドレスに身を包み、デコルテや美脚を披露。抜群のスタイルが際立つコーディネートで観客を魅了した。なお、同賞は、国内外で優れたオリジナル作品を製作し多様な映像作品を配信するPrime Videoの協賛を得て、東京国際映画祭が更なる才能の発掘を目指して2021年に設立された。今年の「東京国際映画祭」は、10月23日から11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。上映作品数は昨年の174本から219本に増加し、海外ゲスト数も昨年の104人から600人以上と大幅に増える見込みとなっている。コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2023年10月23日