バレエ『SWAN LAKE ON WATER(スワン・レイク・オン・ウォーター)』が、8月に東京・有楽町の東京国際フォーラムホールAにて上演されることが発表された。本公演では、三大バレエの一つ『白鳥の湖』を大量の水と映像、照明で演出。水しぶきを上げながら踊るコール・ド・バレエ(群舞)や12トンもの水を使った雨のような演出、華やかな宮殿や美しい湖畔のCGプロジェクション、水景を美しく浮かび上がらせるLEDライトなどで、新しく幻想的な『白鳥の湖』を表現する。出演は、ハリコフ・オペラ・バレエのイリナ・カンダジェフスキーとアナトリー・カンダジェフスキー夫妻が立ち上げたバレエ団であるウクライナ・グランド・バレエ。本拠地ハリコフ・オペラハウスがウクライナ侵攻によって爆撃され、ハリコフ・オペラ・バレエのダンサーたちは戦火を逃れ避難民に。そんな状況の中、カンダジェフスキー夫妻はウクライナ・グランド・バレエを立ち上げ、今回の新作に挑む。なお、チケット代の一部は、ウクライナの子どもとその家族を支援するために寄付される。<公演情報>バレエ『SWAN LAKE ON WATER』2023年8月10日(木)~13日(日) 東京・東京国際フォーラムホールA【日時】8月10日(木) 14:008月11日(金・祝) 12:00 / 17:008月12日(土) 12:00 / 17:008月13日(日) 12:00【チケット料金】SS席:15,000円S席:13,000円A席:11,000円B席:8,000円■先行抽選3月16日(木) 5:00~3月26日(日) 23:59まで■一般発売4月15日(土) 10:00~※一般販売で子どもチケット(3歳以上18歳以下)をご用意しております。対象のお子様を含むグループでの鑑賞をご予定のお客様は、一般発売日までお待ちください。※チケット料金より500円をウクライナの子どもとその家族を支援するために寄付いたします。寄付先等の詳細は公式WEBサイトにてご報告させて頂きます。※3歳未満のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。チケットはこちら:問合せ:ディスクガレージお問合せフォーム公式HP:
2023年03月17日ミュージカル『ジキル&ハイド』の公開ゲネプロが11日に東京・東京国際フォーラム ホールCで行われ、石丸幹二、笹本玲奈、Dream Ami、石井一孝らが登場した。同作はR.Lスティーブンソンによる小説のミュージカル化作。19世紀のロンドンを舞台とし、医師・科学者のヘンリー・ジキル(石丸幹二/柿澤勇人)が、「人間の善と悪の両極端の性格を分離する」という研究のもと作り上げた薬を自ら飲むことで、エドワード・ハイドという残忍な人格が生まれ、一つの身体に宿った二つの魂が死闘を繰り広げることとなる。2012、2016、2018年に引き続き、今回の4演目にしてファイナルとなる石丸幹二と、今回の2023年より新たに参加する柿澤勇人を迎え、11日より開幕。さらにジキルとハイド、双方と関わっていくこととなる娼婦ルーシー(笹本玲奈/真彩希帆)、ジキルの婚約者エマ(Dream Ami/桜井玲香)、エマの父親であるダンヴァース卿(栗原英雄)、病院の秘書官のストライド(畠中洋)、ジキルの執事プール(佐藤誓)らが出演する。東京公演は東京国際フォーラム ホールC にて3月11日~3月28日、名古屋公演は愛知県芸術劇場 大ホール にて4月8日〜9日、山形公演はやまぎん県民ホールにて4月15日〜16日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて4月20日~23日。○石丸幹二 コメント私にとりまして最後の『ジキル&ハイド』、幕が開くのが楽しみです。今回でラストとなる稽古では、過去10年のアルバムを繰るような思いになるのかと思って臨みましたが、実際は、今回はこうしよう、といった新たなチャレンジが噴出。加えて、『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演しながらの稽古でしたので、自分への課題をクリアするのに精いっぱい。まだまだ感慨に浸る余裕はないようです。5年前の前回のジキルは色に例えるとグレーからスタートしましたが、今回は冒頭、真っ白でいたいと思います。それが理事会で受けた衝撃やダンヴァース邸での人々とのやりとりによって、自分の中の黒いものが滲み出していく。徐々にグレーが増したところで「時が来た」を迎える、そんな作り方になったかな。歳を重ねたことにより、人間のさまざまな側面についてのストックも増えたはず。存分に出し切りたいと思います。この10年、真摯に向き合ってきました。私にとってのラストステージは、新たなキャストを多く迎え、さらに新鮮味が増し、魅力に溢れています。お楽しみください。○柿澤勇人 コメント今回が僕にとって初めての挑戦となります。『ジキル&ハイド』は既に繰り返し上演されている作品ではありますが、稽古の中では自分なりの解釈やアイデアを提案させていただいたりと、役者としてとても楽しい時間でした。演出の山田和也さんをはじめ、スタッフの皆さんに感謝しています。この作品はとてつもなくエネルギーを要するフランク・ワイルドホーンさんのミュージカルナンバーがありますので、その素晴らしさも物語と併せてお伝えしなければならないという課題に日々、向き合った稽古の時間でもありました。そして、これほどまでに身体と心、そして喉を酷使するとは、思ってもいませんでした。初演の鹿賀丈史さん、2代目の石丸幹二さんがこの作品をお1人で務められていたことが、今でも信じられません。人間の二面性を体現するということが、それほど果てしない道なんだと感じています。そして、その先に見えるものが何なのか、今はまだ僕もわかっていませんが、それを楽しみに、自身の実験が成功するよう、日々頑張りたいと思います!劇場でお待ちしております。○演出:山田和也 コメントブロードウェイで『ジキル&ハイド』を観劇したのは1998年、日本版の初演は2001年でした。それから自分でも驚くような年月が流れたのですが、つい昨日のことのように感じる時もあったりします。気がつけば「私の演出家生活の中でもっとも長くつき合っている作品」になっているのですが、だからと言って今さら気負うということもなく……。いつも通り、平常心です。今回で8度目の上演になるのですが、上演の度に新たな発見や気づきのある作品です。特に今回は「初参加となるキャスト」が多いので、その分「新しい解釈」「新しい表現」 が稽古中にも随所に見られて、とてもスリリングな体験でした。物語前半の「ジキルと(その友人の)アターソンの友情」を今まで以上にしっかりと描いてみたくなったのですが、その結果その先のストーリーの見え方が変わったり……。新たな発見のひとつです。初演以来20年を経ても色褪せることのない……どころか一段と輝きを増す『ジキル&ハイド』。その魅力を「ぜひ全身で」浴びにいらしてください。劇場でお待ちしています。
2023年03月14日国際自動車株式会社は、東京都内の桜の名所を感染症対策をしたニューノーマルタクシーで巡る「東京観光お花見タクシー2023」の予約を2023年3月7日(火)より開始いたしました。人ごみを避けたプライベート空間で効率よくお花見【高齢者やお子様連れにおすすめ】乗降時のストレスを最小限に、タクシーなら人ごみを避けたプライベート空間として、短時間で効率よく安全に東京の桜が楽しめます。車窓からの桜をメインに楽しむこともできます。【東京都内をショートトリップ!「東京観光お花見タクシー2023」】東京には多くの桜の名所があり、桜の季節には多くの観光客が訪れます。観光タクシーは短時間でいて、ゆったりと自分たちだけの桜スポットを楽しみ、さくらトンネルなどを鑑賞することもできます。東京23区・武蔵野市・三鷹市内のホテル、ご自宅等の発着も可能です。桜の名所を貸切観光タクシーで楽しむツアー。東京観光の資格をもつドライバーが観光ガイドを兼任します。【モデルコース】東京駅=皇居千鳥ヶ淵=靖国神社=青山霊園=東京ミッドタウン六本木=東京駅【料金】3時間コース 17,080円(税込)/1台あたり時間延長30分毎に2,770円(税込)<注意事項>※上記行程はモデルコースとなります。※運行当日の開園状況や天候によりご案内いただけないことがございます。※モデルコースは東京駅から乗車した場合の料金です。※出発地(乗車地)によっては所要時間が異なることがあります。※各種施設の入場料金、駐車料金、高速利用料金は別途発生します。※乗降地は東京23区、三鷹市、武蔵野市に限ります。※入場施設へのご予約等は承っておりません。お客さま各自でご予約ください。【国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」】「Tokyo Drive」は国際自動車がプライベート観光に適した東京観光のモデルコースを紹介するポータルサイトです。旬の人気観光スポットを短時間で効率よく巡る東京観光人気モデルコースや最新の東京観光スポットなどを紹介しています。【電話予約】kmタクシーコールセンター03-5530-6001(24時間365日)(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年03月09日今日3月8日が何の日か知っていますか?3月8日は世界で定められている「国際女性デー」という日です。そんな毎年3月8日の国際女性デーに、ジェンダーに基づく差別や暴力に反対する人たちと共に東京の街をマーチするアクション「ウィメンズマーチ東京」。今回は東京で行われた「ウィメンズマーチ」の様子をMOREDOOR編集部でレポート。「マーチでどんなことをするのか?」「何をすればいいのか?」不安と期待を持ってまず向かったのはスタート場所の国連大学前。神宮通公園をゴールに歩いていきます!ワイワイ人が集まる国連大学広場17時40分から開始するという今回のイベント。編集部が到着したのは20分前にもかかわらず大勢の人が!イベントのグッズも可愛く、皆さん好きな服装で参加していました。掲げるメッセージ参加者それぞれの想いを込めた旗やカードを持って皆さん待機しています。様々なメッセージを掲げる人たちが見られました。こちらは就活に関するメッセージ。ボードを掲げる方もスーツに身を包まれていました。こちらのメッセージもとても素敵!女性として切り分けて考えているのではなく”人”として団結しようという思いがこもっています。平和を願うボードも。「人を思いやる日」盛り上がる国際女性デーのイベント。MOREDOOR編集部でも#そんなことないよというメッセージとともに国際女性デーのイベントを開催中。人知れず苦しい、辛い思いをしていることはたくさんあります。国際女性デーとはいえ性別や年齢関係なく、「人を思いやる日」として過ごしてみてくださいね。(MOREDOOR編集部)
2023年03月08日国際自動車株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井 仁、以下「国際自動車」) は、東京都内の桜の名所を感染症対策をしたニューノーマルタクシーで巡る「東京観光お花見タクシー2023」の予約を2023年3月7日(火)より開始いたしました。東京観光花見タクシー(国際自動車)【高齢者やお子様連れにおすすめ】乗降時のストレスを最小限に、タクシーなら人ごみを避けたプライベート空間として、短時間で効率よく安全に東京の桜が楽しめます。車窓からの桜をメインに楽しむこともできます。【東京都内をショートトリップ!「東京観光お花見タクシー2023」】東京には多くの桜の名所があり、桜の季節には多くの観光客が訪れます。観光タクシーは短時間でいて、ゆったりと自分たちだけの桜スポットを楽しみ、さくらトンネルなどを鑑賞することもできます。東京23区・武蔵野市・三鷹市内のホテル、ご自宅等の発着も可能です。桜の名所を貸切観光タクシーで楽しむツアー。東京観光の資格をもつドライバーが観光ガイドを兼任します。【モデルコース】東京駅=皇居千鳥ヶ淵=靖国神社=青山霊園=東京ミッドタウン六本木=東京駅【料金】3時間コース 17,080円(税込)/1台あたり 時間延長30分毎に2,770円(税込)<注意事項>※上記行程はモデルコースとなります。※運行当日の開園状況や天候によりご案内いただけないことがございます。※モデルコースは東京駅から乗車した場合の料金です。※出発地(乗車地)によっては所要時間が異なることがあります。※各種施設の入場料金、駐車料金、高速利用料金は別途発生します。※乗降地は東京23区、三鷹市、武蔵野市に限ります。※入場施設へのご予約等は承っておりません。お客さま各自でご予約ください。【国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」】「Tokyo Drive」は国際自動車がプライベート観光に適した東京観光のモデルコースを紹介するポータルサイトです。旬の人気観光スポットを短時間で効率よく巡る東京観光人気モデルコースや最新の東京観光スポットなどを紹介しています。【WEB予約】Tokyo Drive 東京観光タクシー 【電話予約】kmタクシーコールセンター03-5530-6001(24時間365日)国際自動車(kmタクシー)感染症対策【国際自動車株式会社 会社概要】会社名: 国際自動車株式会社所在地: 東京都港区赤坂2-8-6設立 : 1920年(大正9年3月)代表者: 代表取締役社長 石井 仁URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月07日放射線の健康影響に関する情報発信を展開する“ぐぐるプロジェクト”(環境省事業)は、今年度の活動の総括にあたるぐぐるプロジェクトフォーラムを2月22日(水)に星陵会館(千代田区)で開催しました。フォーラムの第1部ではラジエーションカレッジのプレゼン部門、台詞作成部門、漫画作成部門、CM部門、POP部門の各部門の優秀賞の表彰式が行われ、プレゼン部門では東北大学の高橋彩乃さん、台詞作成部門では大阪大学の藤井翔大さん、漫画作成部門では福島県立医科大学の檜山梨花さん、CM部門では東北大学の高橋彩乃さん、POP部門では鹿児島大学の池増美妃さんが受賞しました。なかでも東北大学の高橋彩乃さんは、昨年度に続きプレゼン部門の2連覇を果たしたほか、CM部門でも優秀賞を獲得する快挙を達成しました。賞状を手に喜びを見せる受賞者たち活発な議論が展開した第2部のディスカッション<優秀賞受賞者>◆プレゼン部門 高橋彩乃さん(東北大学経済学部)◆台詞作成部門 藤井翔大さん(大阪大学経済学部)◆漫画作成部門 檜山梨花さん(福島県立医科大学保健科学部)◆CM部門 高橋彩乃さん(東北大学経済学部)◆POP部門 池増美妃さん、伊東亜実さん、内丸楓菜さん、田中杏奈さん、稗村咲良さん(鹿児島大学医学部 ※グループ参加)第2部は「伝わらないメッセージを斬る」をテーマにしたディスカッションが行われました。今回応募のあった作品の傾向について、大阪大学の大竹文雄特任教授から「今回は全体的に恐怖訴求というアプローチをとっている作品が多かった。恐怖訴求は人々へのメッセージを伝える短期的な効果は見込めるが、長期的な効果は見られにくい。ぐぐるプロジェクトのような長期的な活動が必要とされるものでは、今回受賞した作品のような前向きなメッセージのものがよい」と意見が出されました。それを受け環境省担当官からは、「振り返れば、当初恐怖訴求をしていたかもしれない。ぐぐるプロジェクトは差別をなくすことがコンセプトであるため、メッセージの伝え方について、検討していきたい」と述べました。横浜市立大学大学院の倉澤健太郎准教授は、「メッセージというのは、受け手側にどれだけ寄り添えるかということが重要である」と発言があり、キャンサー・ソリューションズの桜井なおみ氏は、「治療と仕事の両立において職場に病気のことを相談した際、まず休み方を提案されがちだが、その内容を休み方ではなく働き方に変えると両立が上手くいった」という事例が紹介されました。筑波大学の高橋晶准教授からは「変わることは人にとってストレスになるが、時間の経過の中で変わることの方が良い結果をもたらすことがある。変わるならまさに今だと思う」との発言がありました。社会的健康戦略研究所の浅野健一郎氏は健康経営の例をあげ、「組織を変えることは現状維持バイアスが働くためなかなか難しいが、前向きなメッセージを伝えることで変化を促すことにつながった」と述べました。そして大竹特任教授からは「霞が関の人たちは現状維持バイアスの人が多い。変化することのメリットを理解している人は少ないので、この論理を変えていく必要がある」と環境省の変化に期待する意見が出されました。さらに、キックオフミーティングに登壇した島耕作氏からは「一般企業でもこれまでやってきたことを見直すのは難しい。しかし、大事なのは何よりも差別をなくしていくという強い姿勢を打ち出すことではないか」との力強い言葉が投げかけられました。登壇者や島耕作氏の発言を受け、環境省担当官からは「ぐぐるプロジェクトのメッセージについて変えていかなければいけない点があることが分かった。しっかりと取り組みを進めていきたい」と次年度への決意を表明しました。司会を務めた落語家の桂三四郎さんから総括として、「ようやく環境省が『検討』から『取り組みを進めたい』に変わった。誤解から生じる差別をなくし、誰一人取り残さない社会の実現にむけ、次年度の取り組みがどのようになるのか期待したい」とまとめました。このディスカッションの様子は2月27日(月)午後から、「ぐぐるプロジェクト」の特設サイト内で公開する予定です。ぐぐるプロジェクトサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月24日ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のシネマ・コンサートが、2023年6月4日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催される。ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のシネマ・コンサートシネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートのみを生のオーケストラが演奏する新感覚エンターテイメント。今回はディズニー映画『メリー・ポピンズ』の映画全編上映に合わせて、アカデミー賞とグラミー賞受賞作曲家リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマンの兄弟による音楽をフルオーケストラで贈る。映画『メリー・ポピンズ』は、アカデミー賞最多13部門がノミネートされ、そのうち2部門をシャーマン兄弟が映画のオリジナル楽曲で作曲賞、「チム・チム・チェリー」で歌曲賞を受賞。ロンドンを舞台に、魔法使いメリー・ポピンズがジョージ・バンクス夫妻の家を訪れみんなを幸せにしていくストーリーで、今なお愛されている名作だ。演奏されるのは、「チム・チム・チェリー」をはじめとする映画オリジナル楽曲の数々。栗田博文の指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏で、メリー・ポピンズの魔法にかけられたような体験をぜひ味わってみては。【詳細】メリー・ポピンズ シネマ・コンサート(MARY POPPINS IN CONCERT LIVE TO FILM)日時:2023年6月4日(日)[開場]15:00 [開演]16:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3-5-1)チケット:・S席 大人9,800円、小・中人 4,800円・A席 7,800円※全席指定※3才未満の子どもの入場不可。※小人・中人料金は、4歳以上~17歳以下(公演日の時点で、満4歳以上~17歳以下が対象)。入場時に年齢の分かる証明書の提示を求める場合あり。チケット先行販売(抽選):2月21日(火)12:00~3月5日(日)23:59チケット一般販売:3月11日(土)10:00~<公演内容>映画『メリー・ポピンズ』(1965年日本公開作品)英語上映・日本語字幕付き音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン監督:ロバート・スティーブンソン製作:ウォルト・ディズニー出演:ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、デイヴィッド・トムリンスン、グリニス・ジョーンズ、カレン・ドートリス、マシュー・ガーヴァー上演時間:2時間40分(休憩20分込み)<出演>指揮:栗田博文演奏:東京フィルハーモニー交響楽団※シンガーの出演なし。劇中の歌唱部分は、映画音声のまま流れる。Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney
2023年02月24日ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』のシネマ・コンサートが、2023年5月28日(日)に東京国際フォーラム ホールAにて開催される。映画『トイ・ストーリー』のシネマ・コンサートシネマ・コンサートとは、大スクリーンでの映画全編上映に合わせて、オーケストラが音楽パートを生演奏する新感覚エンターテインメント。これまで『ゴッドファーザー』や『ルパン三世 カリオストロの城』など、珠玉の名作が上演されてきた。今回は、映画『トイ・ストーリー』を、栗田博文指揮のもと東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏。好青年のカウボーイ“ウッディ”と、勇敢なスペースレンジャー“バズ・ライトイヤー”をはじめとするおもちゃたちが織りなす冒険を描いた本作は、アカデミー賞やグラミー賞を受賞した作曲家ランディ・ニューマンの音楽が魅力のひとつだ。演奏されるのは、「君はともだち(You’ve Got a Friend in Me)」や「すべてがストレンジ(Strange Things)」、「幻の旅(I Will Go Sailing No More.)」など。映画と共に思わず口ずさみたくなってしまう楽曲の生演奏を楽しむことができる。詳細トイ・ストーリー シネマ・コンサート(TOY STORY IN CONCERT)日時:2023年5月28日(日) [開場]15:00 [開演]16:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3-5-1)チケット:・S席 大人9,800円、小・中人 4,800円・A席 7,800円※全席指定※3才未満の子どもの入場不可。※小人・中人料金は、4歳以上~17歳以下(公演日の時点で、満4歳以上~17歳以下が対象)。入場時に年齢の分かる証明書の提示を求める場合あり。チケット先行販売(抽選):2月21日(火)12:00~3月5日(日)23:59チケット一般販売:3月11日(土)10:00~<公演内容>映画『トイ・ストーリー』(1996年日本公開作品)英語上映・日本語字幕付き音楽:ランディ・ニューマン(作曲)監督:ジョン・ラセター / 製作総指揮:エドウィン・キャットマル、スティーヴ・ジョブス / 製作:ラルフ・グッゲンハイム、ボニー・アーノルド声の出演:ティム・アレン、トム・ハンク、ジョン・モリス上演時間:1時間43分(休憩20分込み)<出演>指揮:栗田博文演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
2023年02月22日東京工芸大学(学長:吉野 弘章、所在地:東京都中野区、以下 本学)は、2023年3月4日(土)に、第4回国際シンポジウム(以下、本シンポジウム)を開催します。本シンポジウムは、文化庁「令和4年度 大学における文化芸術推進事業」に採択された「アート&テクノロジーマネジメントにおける高度な理論及び実践力を持った工芸融合人材の育成」事業の一環として開催するものです。今年度は、本学創立100周年を記念し、研究成果のポスター・デモ展示も同日に行います。本シンポジウムは、本学に附置する「色の国際科学芸術研究センター」のこれまで(2016-2022の7年度間)の教育研究成果を発表し、広く周知することを目的としています。当日は、「カラーサイエンス&アートの魅力」をテーマとして、北岡 明佳氏(立命館大学・教授)、栗木 一郎氏(埼玉大学・教授)、Almut Kelber氏(ルンド大学・教授)、 Anna Franklin氏(サセックス大学・教授)による基調講演の他、本学教員による多様な「色」に関する教育研究成果が報告されます。本シンポジウムは会場とオンライン(Zoom)の同時開催で行います。使用言語は日本語です(英語での視聴も可能)。日本語と英語の同時通訳を用意しています。また、2023年に本学創立100周年を迎えたことを記念し、当日は、登壇教員による色の国際科学芸術研究センターにおける研究成果をポスター・デモ展示形式でご紹介します。参加については、以下の概要に記載のURLのフォームから無料で申し込みが可能です。色に関連した企業・教育機関の研究者の方の他、色に興味をお持ちの方など各方面からの参加を期待しています。概要は以下のとおりです。■第4回国際シンポジウム“The 4th International Symposium 2023 by the International Research Center for Color Science and Art”・主催 : 東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター・日程 : 2023年3月4日(土)・場所 : 東京工芸大学 中野キャンパス6号館1階6101教室・オンライン : Zoomを使用しますので、専用サイトからご登録いただき事前にZoomのURLを受け取ってください。・公式サイト : ・参加料 : 無料・申し込みフォーム: ■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無大の可能性」を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。【URL】 東京工芸大学創立100周年ロゴ■東京工芸大学・色の国際科学芸術研究センター平成28年度に私立大学研究ブランディング事業に採択されたことを契機として、同年に色の国際科学芸術研究センターが設立されました。東京工芸大学のルーツである写真、印刷、光学といった学問分野に根差し、今日の工学部と芸術学部の両学部に共通する全学的なテーマとしての「色」を研究する、国内の大学では唯一の「色の国際科学芸術研究拠点」です。「色で明日を創る・未来を学ぶ・世界を繋ぐ」をテーマに「色」に関する研究は、過去7年間で71件です。【URL】 色の国際科学芸術研究センター■東京工芸大学・カラボギャラリー色の国際科学芸術研究センターは東京工芸大学の「研究センター」として、「色」をテーマに本学の特長である工学部・芸術学部教員の共同研究・制作の成果を生み出しています。カラボギャラリーは、色の国際科学芸術研究センターが運営する国内初の「色」をテーマとした常設ギャラリーです。アート作品を通じて「色」の科学的・芸術的な面白さや奥深さを体験することができます。【URL】 ■令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業文化庁は、多彩な芸術文化活動を支える高度な専門性を有したアートマネジメント(文化芸術経営)人材の養成を推進するため、芸術系大学等による実践的なカリキュラムの開発・実施を支援し、開発されたプログラムを広く周知・普及させることを目的として「大学における文化芸術推進事業」を行っています。【URL】文化庁「大学における文化芸術推進事業」 令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業東京工芸大学第4回国際シンポジウム2023 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月20日公益財団法人東京観光財団は、令和5年2月8日(水)に「観光活性化フォーラムTOKYO 2023 ~ポストコロナ時代のツーリズムを再構築する観光GX(グリーントランスフォーメーション)~」を実施いたします。参加申込を1月31日(火)まで受け付けております。※参加無料観光活性化フォーラムTOKYO 20231. 開催趣旨観光活性化フォーラムでは「観光におけるGX推進」をテーマに、持続可能な観光に向けた基調講演や、都内外での観光活性化の取組事例紹介を実施いたします。また、都内観光協会等との情報交換会といった、行政や民間企業の垣根を超えた交流イベントを実施いたします。2. 開催概要(1)開催日:令和5年2月8日(水) 13:00~17:30(12:30開場・受付開始)(2)会場 :ベルサール渋谷ファースト(渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー2F)(3)対象 :各区市町村観光事業担当者、観光協会担当者、観光産業に関わっている方等(4)定員 :来場参加100名オンライン(第1部のみ)300名(それぞれ事前申込制・先着順)※参加無料(5)主催 :公益財団法人東京観光財団3. 講演内容等(1)第1部(※オンライン同時開催)◆基調講演(13:05~)「観光GXによる持続可能な観光の実現に向けて」・講師:東洋大学国際観光学部 教授 古屋 秀樹氏◆取組事例紹介(14:20~)・檜原村エコツーリズム推進協議会:檜原村エコツアー ~檜原村でしかできない体験と学び~・一般社団法人白馬村観光局:GREEN WORK HAKUBAによる持続可能なリゾートブランディング(2)第2部(15:30~)◆観光情報交換会・都内の観光関連団体がブースを出展し、観光取組事例等をご紹介します。◆ミニセミナー・with/afterコロナの旅行者のニーズと観光・地域のデジタルシフトや、持続可能な地域の実現に向けた観光まちづくりについて、ミニセミナー形式でお伝えします。詳細URL: 4. 申込方法以下の専用フォームからお申し込みください。URL : 申込期限: 令和5年1月31日(火) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日J-CULTURE FEST presents井筒装束シリーズ 詩楽劇『八雲立つ』が、本日12月30日(金) に東京国際フォーラム ホールB7で開幕した。本シリーズは、神社の装束をはじめ、先の即位礼においても装束を提供した株式会社井筒による絢爛華麗なる装束を、様々なジャンルの舞台で活躍する出演者が身につけて競演し話題を呼んできた。今回は、主演に歌舞伎界の若手花形のホープとして期待を集める尾上右近、そして元宝塚歌劇団・雪組トップスターで、退団後もミュージカルをはじめ様々なジャンルの舞台で活躍する水夏希を迎え、本シリーズではお馴染みの世界的ヴァイオリニスト・川井郁子と、太鼓をはじめ和楽器界の第一人者の吉井盛悟が演奏、作曲を担当。さらに、日本最古の舞台芸術と言われる神楽の中でも人気、実力の抜き出ている島根県益田市の石見神楽(MASUDAカグラボ)が初参加。構成・演出の尾上菊之丞、脚本の戸部和久により、古事記に描かれた神々を紐解き、日本神話の新たな物語を紡ぐ。併せて、尾上右近、水夏希、尾上菊之丞のコメントが到着した。なお『八雲立つ』は2023年1月1日(日) まで同所で上演される。■尾上右近(スサノオ役) コメント稽古場は水夏希さん、川井郁子さん、吉井盛悟さん、花柳喜衛文華さん、藤間京之助さん、石見神楽さん、尾上菊之丞先生と、まさにお芝居の異種格闘技戦の模擬戦でした。楽しいです!このメンバーで初日を迎えられることの喜びを感じています。年末年始という貴重なお時間をお客様から頂戴するからには、皆様にも存分に楽しんでいただけるように全身全霊でお届けするつもりです。僕の2022年の集大成、そして2023年の最初の挑戦!まさに絢爛豪華でおめでたい舞台となっております!お客様とある意味一緒に年を越せること、お会いできること、心から楽しみにしております!■水夏希(イワナガヒメ役) コメント全体稽古が始まってから毎日大興奮です!!和楽器の生演奏のど迫力に右近さんの荒事、何でもお出来になる何とも素敵な菊之丞さんの全て、そして郁子さんのヴァイオリンに鳥肌が立ち石見神楽に度肝を抜かれています!!舞踊家の皆様のコケティッシュから神秘的な舞いも見逃せません☆客席から見たいくらいです。そんな素晴らしいエンタメの福袋に参加できて、今年1年頑張ったご褒美だなぁと、大切に演じたいと思います。■尾上菊之丞(構成・演出・出演) コメント無事初日を迎えられホッとしています。いろんな芸能が集まった祭典ですから、年を越す準備が整った感じでおります。日本の芸能を誇りに思っていただけるような作品を皆様にお見せしたいとの思いで創ってまいりました。どこもかしこも見どころではありますが、芸能が持っている奥行きや芸能者から発せられるものをライブで感じていただきたいです。古事記や日本書紀というと難しく思われがちですが、美しいものは美しく、面白いものは面白く、先入観なくご覧いただけたら一番かなと思います。撮影:宮川 久<公演情報>J-CULTURE FEST presents井筒装束シリーズ 詩楽劇『八雲立つ』2022年12月30日(金)~2023年1月1日(日) 東京国際フォーラム ホールB7構成・演出:尾上菊之丞脚本:戸部和久音楽・演奏:川井郁子(ヴァイオリン)吉井盛悟(和楽器)オリジナル曲作曲:大貫祐一郎 編曲:安部潤出演:尾上右近 水夏希 川井郁子 吉井盛悟 石見神楽(MASUDAカグラボ) 尾上菊之丞花柳喜衛文華 藤間京之助 若柳杏子 花柳まり草 林佑樹 田代誠(英哲風雲の会)【チケット料金】※全席指定・税込SS席12,000円S席8,000円U-25席:4,000円※U-25チケットは、公演日に満25歳以下を対象に販売するチケットです。来場時に年齢明記の身分証の提示が必要となります※5歳未満入場不可チケット情報はこちら:公演公式サイト:
2022年12月30日積水ハウスは、11月30日に「都市の生物多様性フォーラム」を開催しました。ネイチャー・ポジティブがテーマである当フォーラムは、独自の取り組みである「5本の樹」計画の成果や、教育・ウェルビーイング分野等への新たな展開の発表、各分野の第一人者の方々とのパネルディスカッションを行いました。12月にはCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第2部が開催され、世界的にも生物多様性保全への意識が高まっており、会場やオンライン視聴を含め、多くの方にご参加いただきました。フォーラムの登壇者【登壇者のご紹介】<基調講演>積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)<ご来賓挨拶>環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様<都市の生物多様性 活動報告>公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様<パネルディスカッション>東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 八木 隆史<司会>フリーアナウンサー 木佐 彩子 様■「5本の樹」計画の成果を数値化。生物多様性保全の推進に貢献当フォーラムのテーマは「5本の樹」から始めるネイチャー・ポジティブです。ネイチャー・ポジティブとは、自然を増やすなどの意味を持つ言葉で、企業などが生物多様性保全を考える際によく使われるキーワードです。2001年から積水ハウスが取り組んできた「5本の樹」計画は、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いのもと、地域の在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。住まいの庭から地域の自然とつながり、生態系ネットワークの形成を目指しています。これまで1800万本以上をお客様と共に植栽してきました。2019年より行ってきた琉球大学との共同研究では、20年前と比較して住宅地に呼び込める鳥の種類が2倍、蝶の種類が5倍になったことが明らかになり、2021年に世界初の定量評価の仕組みを構築しました。自然を回復させ積極的なネイチャー・ポジティブな活動として「第30回地球環境大賞」の大賞や「第5回エコプロアワード」大臣賞の環境大臣賞受賞等、高く評価されています。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩≪新たに定量化手法の活用、教育、ウェルビーイングの3分野へ展開≫フォーラムの基調講演では、積水ハウス代表取締役の仲井より「5本の樹」計画から始まるネイチャー・ポジティブの新たな展開が発表されました。「今後の新たな展開が3つあります。まずは『5本の樹』計画での定量化の手法が、都市緑化機構様によって全国87ヶ所の企業緑地の評価に用いられます。次に教育分野への展開として、横浜市や長野県上田市との環境教育の連携が決定しています。最後にウェルビーイング分野への展開として東京大学と生物多様性と健康に関する共同研究を開始します」「生物多様性の豊かな庭の自然とのふれあいが、住まい手の自然に対する行動やメンタルヘルスに及ぼす影響などを科学的に検証することは世界初の試みのようです。積水ハウスのグローバルビジョンは“「わが家」を世界一幸せな場所にする。”です。一つ一つの小さなお庭から自然と触れ合うことにより、感性を育み、健康で幸せに過ごしていく、そんな生活の一助になれるよう、今後も『5本の樹』計画の活動を継続していきます」≪企業のネイチャー・ポジティブへの取り組みが求められる時代へ≫次に、国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏より、COP15開催直前情報とあわせて、国際会議を通じた世界の声や企業に求められることをビデオレターでご紹介いただきました。ビデオレターで出演された国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏「12月7日にカナダで開催されるCOP15第2部では、生物多様性というテーマで、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)の議論が行われる予定です。2050年までに『人と自然の共存する社会』を作りだすために、近い将来である2030年までに我々が一体どんな行動をすればよいのか。自然を回復の軌道に乗せる『ネイチャー・ポジティブ』の考え方は、重要なキーワードです」「これまで生物多様性は配慮と考えられてきました。マイナスをゼロにする考え方です。しかし今後は、ポジティブ、つまりプラスを求めていく時代がやってきます。人間は、食べ物だったり、服であったり、そして住居であったり、さまざまな自然を使っていかなければ生きていけない生きものであります。しかし今後は、人間が使った以上に自然が回復されていく、そんな時代が求められようとしています。この中でとても大切なのは、『ネイチャー・ポジティブ』を定量的に把握し、定量的に議論できる状況に持って行くことが重要です。「自然を守り回復させつつ、社会課題も解決されるよう私たち自身の仕事をデザインしていく『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』も重要なキーワードです。国際的には、この『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』にもっと投資をしていこうという動きが起こっていくと言われています。企業における主流化、企業の役割もCOP15の非常に大きなテーマです。事業のバリューチェーンやポートフォリオにおいて、生物多様性にどれだけプラスの影響を与えるかをモニタリングして透明な形で開示する動きもあります。未来を見据えた投資や消費ができるように、世界330社を超える企業から情報開示を義務化すべきだという声もあります。世界の動きもありながら、大事なのは持続可能な未来に向けて我々がどんな行動をしていくこと『5本の樹』計画のように人と自然をつなぎ、自然を回復させることに関わり、理解が深まることを祈念いたします」≪社会課題の解決と経済成長実現で新しい資本主義へ貢献≫続いて、環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏より政府全体における環境政策の動向と環境教育プログラムについてご紹介いただきました。環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏「現在、政府全体で、経済社会の課題解決のため、新しい資本主義の実現を目指しています。なかでも、全省庁が取り組んでおり、我が国が直面する最重要社会課題のひとつに、一刻の猶予も許されない『気候変動問題』があります。環境省では、『炭素中立型経済社会(カーボンニュートラル)・循環経済(サーキュラーエコノミー)・自然再興(ネイチャーポジティブ)の同時達成』により持続可能性をめぐる社会課題の解決と経済成長を同時実現することで、新しい資本主義に貢献することを目指しています」「2030年、2050年と息の長い取り組みを続けていく上で重要なのが教育。現在、自然共生・生物多様性分野に対する様々な教育プロジェクトが行われています。自然体験学習については学校教育法に規定があり、義務教育の中で自然体験活動を促進して、自然を尊重する精神や環境の保全に寄与する態度を養うことを目的としています。これまでも多くの小学校が宿泊を伴う体験活動を取り組んでおり、その中で自然体験活動を行っている学校は87.9%です。地域の生物多様性の親近感や、生物多様性の保全意欲を高める自然体験学習は、その他の環境課題への関心を育む上でも重要であり、そこへ企業の皆様が参加していくことに大きな意義があると考えています」「環境施策に関して、今後、強化したい取り組みのひとつに『ビジネスにおける生物多様性の組み込み』が挙げられます。配慮ではなく、本業として生物多様性を取り込んでいただけるかどうかが非常に重要です。その成果を正確に評価し、環境教育など様々な分野へ発展することが今後の論点となっていきます。積水ハウスの『5本の樹』計画が方法論として確立され、様々な分野や関係者の方々に展開されていくことは、ビジネスにおける生物多様性の主流化への重要な一歩になることでしょう」■緑の認定「SEGES(シージェス)」と生物多様性評価の取組みフォーラム中盤では、公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏より、都市緑化機構が行っている緑の認定「SEGES」のご紹介と、琉球大学理学部教授、株式会社シンクネイチャー代表取締役の久保田教授とともに分析を行ったSEGES認定緑地と生物多様性評価についての活動報告がありました。公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏「公益財団法人都市緑化機構は、2013年に内閣府の公益認定を受けた財団となります。緑をつくり、守り、育てる活動に関わる市民・事業者・公共団体等による取り組みを支援するとともに、都心の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通じて緑豊かなまちづくりに貢献する活動を行っています。SEGES(シージェス)は緑の評価・認定の取り組みです。民間事業者が所有管理する緑地の価値と取り組みが、市民や環境社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価し、認定する制度のこと。『そだてる緑・都市のオアシス・つくる緑』の3つの部門で、社会貢献性及び環境貢献性の観点から評価を行い、緑地を認定しています。SEGES認定緑地の場所と保全の重要性を把握し、その効果を見える化することが、認定緑地による生物多様性保全の貢献につながると考え、久保田先生とともに分析を行っています」久保田教授と行っているSEGES認定緑地の場所が持つ生物多様性のポテンシャルの評価分析についても、菊池 佐智子氏からご報告いただきました。≪認定緑地へのネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図りたい≫「認定企業の皆さんから『所有している緑地が適切に評価できるのか』『生物多様性の保全に向けてどのように緑地管理や運営をすればいいのか』といった声が寄せられています。そういった認定緑地へネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図り、また認定緑地の生物多様性評価の観点を強化することでESG投資やSDGs関連の課題解決に向けた指標や方法論の検討を進めたいと考えています。それぞれの認定緑地と周辺緑地の関係性を見たときに、どのような生物多様性の価値があるのかを明確に示すことができると考えております。企業が自社の緑地とその取組みを通じて、自然との関わりを見直すことがアーバンネイチャー・ポジティブの実践につながると期待しています」以上のフォーラム前半では、自然回復への貢献が数値で実証された積水ハウスの「5本の樹」計画の活動や、「ネイチャー・ポジティブ方法論」を各地へ展開することで、日本全体のネイチャー・ポジティブの後押しにつながることが明らかになりました。世界的な見解や企業に求められることや環境への意識醸成を目的とした教育の在り方まで幅広い内容となりました。■生物多様性保全の社会的価値を考えるフォーラム後半では、生物多様性の第一人者でもある多様な分野の専門家の方々に登壇いただき、多くの示唆に富んだパネルディスカッションを行いました。子どもと自然、健康と自然、企業と自然といった多面的な視点から生物多様性の保全やネイチャー・ポジティブについて議論がなされました。会場には、里山とのかかわりの深い写真家の今森氏、都市のまちづくりや幼保育分野で活躍される村松氏、グローバルな目線や企業のESG投資に精通した河口氏をお迎えしました。冒頭では、積水ハウスの昨年の取り組みと今年のテーマをご紹介しました。昨年は、「5本の樹」計画を皆様と一緒に広げていけるよう「ネイチャー・ポジティブ方法論」の2つの情報を共有しました。まず1つ目は、単なる樹木図鑑にとどまらず、どの植物にどんな鳥や蝶が集まってくるかの相関関係までご紹介する「庭木セレクトブック」を無料で公開しました。「庭木セレクトブック」は、一般のご家庭にとどまらず、今後は学校などの教育機関への提供が予定されており、環境教育の支援を行います。もう1つは、生物多様性の保全に関する評価の分析について、科学的なノウハウを公開しました。「5本の樹」計画を取り入れ植栽した樹木の種類や本数を数値化したデータを、琉球大学の久保田教授がまとめた生物多様性のビッグデータを使用して分析するという具体的な方法です。これを活用していただいたのが、都市緑化機構の取り組みです。続いて、フォーラムの冒頭で積水ハウスとの共同研究が発表された、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏よりウェルビーイング分野に関する内容がビデオレターで紹介されました。≪人と自然のふれあいから生まれる好影響≫曽我氏「ネイチャー・ポジティブな社会へ導く上で、自然との日常的なふれあいは重要な役割を担います。人と自然とのふれあいにより、健康を向上させるだけではなく、人々の生物多様性保全に対するポジティブな態度や行動を醸成できるなど、ポジティブなフィードバックが得られます。最近の研究から自然とふれあうと、人間はいろんな面で健康になることが分かっています。まずは、体の健康です。高血圧・肥満になりづらい、循環系疾患の予防になることが分かっています。次に、心の健康です。鬱症状の低下やストレスを減少させます。2年前に行った研究では、コロナ禍で日常的に窓から緑を見ていた人あるいは緑地に出かけていた人は『自尊心が高い』『人生満足度が高い』『幸福感が高い』などのポジティブな感情が増えることが分かり、人の精神的な健康が高まる可能性が示唆されています。また自然の質が重要であることも明らかになってきました。質は生物多様性のことを指しています。研究でも生物多様性が豊かな公園の方が、より心理的な回復効果が高いことがわかりました」≪日常的な自然体験は大きな可能性を秘めている≫曽我氏「また生態系保全の態度・行動の醸成に関する研究行い、例えば『ガーデニング経験者の方が生態系を理解していること』『幼少期の自然体験頻度が高い方が生態系保全に対するポジティブな行動が増えること』がわかっています。日常的な自然との関わりの場となる家の庭は大きな可能性を秘めていると考えます。今後積水ハウスとの共同研究によって、庭が人間の健康や社会の生物多様性生態系保全の態度・行動に対して、どういった効果を及ぼすのかを明らかにしていきたいと考えています」東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏次に、会場でのディスカッションが繰り広げられました。積水ハウス環境推進部の八木がパネルディスカッションの司会進行を務めました。―写真家の今森さんには「5本の樹」計画を立ち上げる当初から、多くのアドバイスをいただいています。最近の活動や生物多様性の動きについて、どうお考えでしょうか≪日本人の自然観を取り戻す里山の活動≫今森氏「写真を撮る行為は『内に入り込む・被写体を知る』と『被写体から離れる・客観的に見る』という二面性があります。自然についてお話しすると『内に入り込む』、つまり自然の中に入り込んでそこで生きる命と出会って、その命の気持ちになって物事を見ることが希薄になっていると感じています。もともと日本人が持っていたそのような感覚を取り戻す意味合いで、人と自然が一緒に生きる共存空間である里山の活動を始めました。人と自然の関わり度数は、日本においては農業環境、農地が高く、都市は希薄になっていきます。そのような中で、積水ハウスの『5本の樹」計画によって、緑のネットワーク化ができれば、農地の生きものたちが都市でも生きていけるようになるのです。現状、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息していることがわかっています。これらをどう守るか。人と自然の関わりがある里山に生息する生きものの特徴は、環境を戻すとすぐに復元すること。人が根気よく環境を戻していくことはすごく大切です」パネルディスカッションの様子―これまでも今森さんから多くのことを学んできましたが、それを「5本の樹」計画に取り込んで、里山と都市の間を繋いでいく存在になれたらと思います。次は、村松さんです。「5本の樹」計画の効果を測るために生きもの調査などを行っていたときから関わっていただきました。最近の活動と生物多様性の動きを教えてください。≪身近な自然、アクセスできる自然の存在が子どもを育む≫村松氏「小さな子どもたちにこそ、多様な自然の中での機会が大切であるというニーズを受けて、乳幼児の自然とのふれあい、自然を通じた子育て支援やまちづくり、幼稚園や保育園の先生を中心とした保育ナチュラリスト養成講座に取り組んでいます。子どもたちは『生きものにどこまで近づけるかな』『どんなふうに触ったらいいかな』と目の前にある生きものとの距離感や力加減を全身で学んでいます。小さな子どもたちにとって、目線の高さにふれあえる自然があることは大切です。例えば、街中の小さな低木でも子どもたちにとっては迷い込めるジャングルになります。子どもたちが生きものを見つけて、自然の中で周りの環境も含めてよく観察したとき、同じ場所にその生きものを返そうとしてくれることがあります。どの樹も同じように見えるけれど、その生きものにとってはその樹こそが大事と考えるからこそ。その感覚を培うためにも、身近な自然の存在が重要です。小さな子どもたちが日常的に自然にふれあう様子を見て、周りの大人たちももう一度自然のおもしろさに気づき、その価値を感じていくことにもつながっています」パネルディスカッションの様子―「5本の樹」計画の庭が子どもたちにそのような機会を与えてあげる場所になればいいなと思います。続きまして河口さんです。昨年のフォーラムでもご参加いただきました。ESG経営の専門家として自然資本を重視される中、最近の活動について教えてください。≪もっと身近に生物多様性保全を考えるために≫河口氏「不二製油グループはカカオやパームなどの植物原材料を調達する企業です。森林破壊や児童労働といった社会課題も話題になりながらも、我々は企業の努力としてマレーシアやインドネシア、アフリカでの森林破壊をしない原材料を調達する努力をしています。またアフリカでは、女性組合をサポートし『環境再生型農業』を導入すること、多品種の作物を作ることで生物多様性を満たしながら農家の方たちの収入源になる活動を行なっています。また、私個人的には生物多様性をもっと身近に引き寄せて考えるために『自然の存在なしでは人間は生きてこられなかった』という原点に立ち返り、日本文化と生物多様性を結び付けたらどうかと考えています。私自身が習っている俳句の季語は、生物多様性の宝庫でもあります。今まで生物多様性に興味のなかった人にも関心を持ってもらう活動として、NGOと共同で俳句や茶道などの文化から身近な生物多様性を考えるセッションを行い、生物多様性を身近に感じていただく努力をしています」パネルディスカッションの様子―次に、生物多様性の社会的価値について皆さんへお話を聞いていきます。今森さんは里山の活動を通じて、子どもたちと生物多様性の関係について変化を感じたことはありますか。≪生態系のネットワークへの意識を向ける関わりを≫今森氏「23年間にわたり里山で昆虫教室をやっていて思うのが、子どもたちの好奇心や虫に対する知識は昔と変わっていません。変わった点は、子どもたちが自然環境を知らないことです。カブトムシのことはよく知っているけれど、カブトムシが生息している環境や自然のことは知らない。椎茸を栽培するクヌギが育って伐採し、また数十年経って伐採するというサイクルのなかに幼虫が生まれて育って暮らしています。子どもの頃に、環境や生きものに興味を持つことは、とても大切。庭といった小さな自然は、大きな自然に続く窓のような役割になると思います」―次に村松さんにお聞きします。自然遊びを通じて、幼稚園の先生や保護者の皆さんの反応がどのように変化したのか教えてください。≪子どもと自然の関わりが、大人への環境教育につながる≫村松氏「私が自然遊びに通う保育園では、振り返りの際に、先生の発言が2つの面で変わっていくのを感じています。1つは自然に対する発言、もう1つは子どもに対する発言です。先生の中には、自然が苦手な方や、ご自身が幼少の頃に自然遊びをした経験が少ない方も多いのですが、自然に関する質問がどんどん科学的、哲学的になっていくのです。また、多様な自然の中で、子どもたちも多様であることに気づいて、子どもたちひとりひとりの違いに寄り添うようになっていきます。」―子どもだけでなく、それによって大人も育っていっている、勉強になっていることを感じました。少し視点を変えまして、河口さんにお聞きします。企業の新しい役割として積極的な情報開示について、どうお考えでしょうか。≪企業は積極的かつ丁寧に情報を開示していく≫河口氏「企業もお手盛りでなく、いろんな研究機関や専門家を巻き込んで客観的に丁寧に伝えていくことは非常に重要だと感じています。投資家がESG投資の観点で、企業の生物多様性保全の取り組みに注目しています。気候変動に関しては脱炭素の観点で企業評価ができるようになっており、生物多様性に対する評価も一歩前進しています。現在私がアドバイザーを務めている日本最大級の運用会社では、所有している日本株について生物多様性のチャンスとリスクを業種ごとに分析し、12/8のサスティナブルレポートにて公開します。投資家の間でも、各企業の生物多様性の取り組みを正しく評価していくために、企業側の積極的かつ丁寧な情報開示が必要になってくると思います」―ありがとうございました。本日のフォーラムも、それに繋がってくれればと感じています。最後に積水ハウス「5本の樹」に期待することを、ぜひ教えてください。今森氏「日本古来の里山の環境を取り戻すことは、日本人の自然観を取り戻すことです。今、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息し生物多様性が群を抜いて高く、コンクリートが増える都市に行くに連れ低くなります。そんな中で積水ハウスの『5本の樹』計画の庭が点で増えていくと、生態系のネットワークが面になっていくと思います。自宅の庭だけではなくて、そこから一歩飛び出して背後にあるコアな自然(例えば大きな公園や神社、農地など)とどう関わっているか、そこに生息している生きものとどう関わっているか。『5本の樹』計画を通じて、そんなことに興味を持っていただければと思います」村松氏「つながりがキーワードだと感じました。『5本の樹』が多様な自然や生きものとつながっていく、子どもたちが人と自然をつなぎ、子どもと大人がつながっていく。子どもも大人も快適に過ごせる都心のまちづくりで、自然が果たす役割は大きいと感じています。これからの『5本の樹』計画の取り組みに期待しています」河口氏「昨年のフォーラムで、『5本の樹』計画のデータベースをオープンにして、日本や世界の生物多様性に寄与したいという、仲井社長の強い思いをお伺いしました。今年は企業や教育等、日本国内での展開の広がりを感じましたが、今後は、効果が評価され、手法が応用できる部分は国際的にも広げたいと考えています。どこの国においても、誰にとっても、その場にある自然は本当に貴重なものです。『5本の樹』計画を、リミットを設けずに、どんどん広げていっていただきたいと思います」パネルディスカッションの様子―本フォーラムが、私たちの暮らしを豊かにしてくれる自然資本を再認識するきっかけとなることを願っています。積水ハウスは、未来の子どもたちに豊かな自然と恵みを残すために、今後も人と自然の共生社会を目指していきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。約90分間にわたるフォーラムは、ひとりひとりの小さな行動が積み重なり、自然を回復するネイチャー・ポジティブにつながることを深く理解する機会となりました。生物多様性の保全や自然回復は、人間にとっても健康や幸福感などの好影響がたくさんあることや、企業活動の主軸に組み込むための追い風や、生物多様性保全効果の定量化による手法論の拡大への期待など、多くの勇気と希望がありました。2030年、2050年の未来を見据えて積水ハウスでは、さらなる生物多様性への取り組みを推進していきます。・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト(アーカイブ視聴はこちらから) ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み ・動画 都市の生物多様性とネイチャー・ポジティブ ~積水ハウス 「5本の樹」計画~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日ブロードウェイミュージカル『シカゴ』3年ぶりの来日公演が、12月14日(水) に東京国際フォーラム ホールCで開幕。そのオフィシャルレポートが到着した。常に新しい作品が求められるブロードウェイにあって、1996年から現在に至るまでロングランが続いている大ヒットミュージカル『CHICAGO』。禁酒法時代のシカゴで実際に起こった事件から着想を得た同名戯曲を原作に、鬼才ボブ・フォッシー(脚本・演出・振付)とカンダー&エッブ(脚本・音楽)が1975年に生み出し、およそ20年の時を経てウォルター・ボビー(演出)とアン・ラインキング(フォッシー・スタイルによる振付)が生まれ変わらせたリバイバル版だ。描かれるのは、殺人の罪で投獄されながら、悪徳弁護士ビリーの力を借りてスターダムにのし上がろうとするロキシーとヴェルマの物語。その来日公演が12月14日(水) 、東京国際フォーラム ホールCにて開幕、同日にゲネプロが行われた。今回で、このリバイバル版の来日ももう10回目。近年の来日公演では、ロキシーを米倉涼子やシャーロット・ケイト・フォックスのように日本でお馴染みの俳優が演じており、となるといきおい、彼女たちが来日カンパニーに交じってどんなパフォーマンスを見せるかに注目が集まった。またどちらでも、ヴェルマ役はアムラ=フェイ・ライトが務めていたため、日本ではヴェルマ=ライトのイメージも強い。だが今回は、ロキシーもヴェルマも来日キャスト。米倉の降板はもちろん残念の極みだが、主役がニューフェイスの俳優であることがかえって、作品の本質的な魅力に改めて目が行く効果を生み出していることも確かだ。『CHICAGO』の本質的な魅力とは、ひとことで言ってしまえば、音楽と振付とストーリーとのベストマッチ。ステージ中央に陣取るオーケストラピットから奏でられる音楽は、管楽器が多用されているため基本的には非常に賑やかで洒脱だが、ミュートされたトランペットや滑稽な打楽器の音色も頻繁に響くおかげでコミカルでもある。そしてフォッシー・スタイルと言えば、感情を解放するような華やかなミュージカルダンスとは一線を画す、遠慮がちでどこかムズムズしているがゆえのセクシーさが特徴的。音楽にも振付にも、一見スタイリッシュで煌びやかななかに一筋縄ではいかないものがあるからこそ、殺人をエンターテインメントにしてしまっているストーリーの面白さと皮肉感が際立つのだろう。日本ではニューフェイスでも、ロンドンで着実にキャリアを重ねているだけあって、ロキシー役のサラ・ソータートとヴェルマ役のソフィー・カルメン=ジョーンズももちろん好演。ソータートの甘い歌声、カルメン=ジョーンズのアグレッシブな役作り、またビリー役キャヴィン・コーンウォールの轟くような低音も実に魅力的だ。それに前髪を切り揃えた黒髪ボブ姿のヴェルマは、金髪ショートカットのライトのヴェルマを見慣れていると、登場した瞬間からもう新鮮。振付や衣裳こそ厳密に決まっているが、ヘアスタイルやキャラクター造形については俳優各々の個性にゆだねられる部分が多いのが『CHICAGO』であり、その多様性もまたロングランが四半世紀にも及んでいる一因であると、改めて実感させられた。なお、今回の公演では劇場ロビーに巨大な撮影スポットが用意されている。撮影するならぜひ、フォッシー・スタイルのポーズを決めてみよう。取材・文:町田麻子撮影:Tomoko Hidaki<公演情報>ブロードウェイミュージカル『シカゴ』12月14日(水)~31日(土) 東京国際フォーラム ホールC※生演奏、英語上演、日本語字幕ありブロードウェイミュージカル『シカゴ』メインビジュアル【作詞】フレッド・エッブ【作曲】ジョン・カンダー【脚本】フレッド・エッブ&ボブ・フォッシー【初演版演出•振付】ボブ・フォッシー【オリジナルNYプロダクション演出】ウォルター・ボビー【オリジナルNYプロダクション振付】アン・ラインキング【出演】サラ・ソータート、ソフィー・カルメン=ジョーンズ、キャヴィン・コーンウォール and more【チケット料金】(全席指定・税込)S席:15,000円A席:11,000円B席:9,000円※12月18日(日) まで「ペア割チケット」「ステージセット見学付きチケット」を特別販売中。詳細は公式HPをご確認ください。チケット情報はこちら:公式サイト:
2022年12月15日有楽町・東京国際フォーラムホールCにて、12月14日(水)から31日(日)まで上演されるブロードウェイミュージカル『シカゴ』。NY・ブロードウェイのリバイバル版初演から25年を迎え、アメリカ作品として歴代1位のロングラン、世界36カ 国以上で上演されており、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、⻤才ボブ・フォッシーの振付を体現するセクシーでスタイリッシュな衣装に身を包んだ超一流のダンサーたちは、今もなお世界中の観客を魅了しています。 3年ぶりとなる今回の来日公演には活躍し続けている実力派メンバーが集結し、本場のミュージカルをお届けいたします。そして、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』の25周年を記念し、キョードー東京Twitterをフォロー&リツイートいただいた方の中から「アメリカ・シカゴ行きデルタ航空の往復航空券」が抽選で2名様に当たるキャンペーンを開催いたします。詳細はキョードー東京サイト( )をご確認ください。沢山のご応募をお待ちしております。ブロードウェイミュージカル『シカゴ』「アメリカ・シカゴ行きデルタ航空の往復航空券」が 抽選で当たるキャンペーンを開催!|キョードー東京 : ●プレゼント商品一覧A賞:デルタ航空 羽田 – シカゴ往復エコノミークラス航空券 (シアトル、デトロイトまたはアトランタ経由便) 2名様B賞:ブロードウェイミュージカル『シカゴ』公演のグッズ詰め合わせセット5名様<応募方法>◆Twitterでのご参加方法キョードー東京公式Twitterアカウント( @KyodoTokyo )をフォローの上、下記ツイートをリツイート。 <応募期間>◆ご参加:2022年12月31日(土)23:59まで<応募に関する注意事項>下記の注意事項をよくお読みくださいますようお願い申し上げます。・本キャンペーンの内容は、予告なく変更・中止することがありますのでご了承ください。・当選者にはキョードー東京Twitter公式アカウント(@KyodoTokyo)より、ダイレクトメッセージでご連絡をさせて頂きます。ご連絡時にアカウント停止(退会)されている方は対象外となります。・Twitterアカウントを非公開にしている場合、応募対象外になりますのでご注意下さい。・ダイレクトメールを受信拒否設定している場合、当選連絡をすることができないため、応募対象外となります。・キョードー東京公式アカウントのフォローが解除されている場合、当選無効とさせていただきます。・通知させていただいた期間内に返信がない場合は、当選権利を放棄したものとさせていただきます。・本キャンペーンでご記入いただいた個人情報は、商品発送など本キャンペーンに関わる目的にのみ使用し、他の目的には使用いたしません。・ご当選権利の第三者への譲渡や転売は固くお断りいたします。また、賞品当選後のキャンセルはできかねます。・賞品の発送は日本国内のみと限らせていただきます。・賞品はお選びできません。・当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。(2023年1月末予定)・ご応募の結果に関するお問い合わせには対応できませんので、あらかじめご了承ください。<公演概要>ブロードウェイミュージカル『シカゴ』日程:2022年12月14日(水)〜31日(土)会場:東京国際フォーラムホールC(有楽町、東京)料金(全席指定・税込):S席 15,000円 A席11,000円 B席 9,000円*12/18まで「ペア割チケット」「ステージセット見学付きチケット」を特別販売中!詳細は公式HPをご確認ください。チケットはキョードー東京にて販売中キョードー東京 0570-550-799(オペレータ受付 平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)出演:サラ・ソータート、ソフィー・カルメン=ジョーンズ、キャヴィン・コーンウォール and more*生演奏、英語上演、日本語字幕あり公式ホームページ: CHICAGO THE MUSICAL - ブロードウェイミュージカル CHICAGO <シカゴ> オフィシャルサイト : ブロードウェイミュージカル「シカゴ」来日公演 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月09日A new musical『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』が、2023年6月に東京・東京国際フォーラム ホールCで上演されることが発表された。本作は、2019年にアメリカ・ブロードウェイで活躍する新進気鋭の作曲家コンビクレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーによって作られたパワフルでソウルフルなロックサウンド満載の原案をもとに、日本で活躍する板垣恭一をはじめとする豪華クリエイティブチームが集結し、日米クリエイターの共作というかたちで上演。女性たちの闘いと連帯の物語が大きな話題となり、2019年読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した。約4年ぶりの上演となる今回は、初演に引き続き柚希礼音が文章の力によって世界に女性の知性と力強さを発信しようと奮闘する主人公、サラ・バグリー役を、そしてこちらも初演に引き続きソニンが、文芸誌『The Lowell Offering』の編集者でサラと対立しながらも深い友情を結ぶ我慢強く聡明な女性ハリエット・ファーリー役を演じる。さらに、サラを支える心優しいアビゲイル役で実咲凜音、ラーコム夫人の娘ルーシー役で清水くるみが続投。そして華やかな生き方で人生を謳歌するマーシャ役は平野綾が務める。そのほか、夢は「アメリカ統一」で政治家を目指して修行中のベンジャミン・カーティス役で水田航生、ライターでサラと出会い労働争議の支援者になる青年シェイマス役で寺西拓人、勝ち気で口が少し悪いが憎めない女性ヘプサベス役で松原凜子、孤児院育ちで詩を寄稿しているグレイディーズ・ウィンスロップ役で谷口ゆうな、虐待を受ける母を救い出そうと考え工場で働くフローリア・スミス役で能條愛未、女性工員に過酷な労働を強いる工場のオーナーアポット・ローレンス役で原田優一、州議会委員で新しい労働新聞『The Voice of Industry』の発行人ウィリアム・スクーラー役で戸井勝海、保守的で女性たちを労働争議に参加させたくないと考えている寮の管理人ラーコム夫人役で春風ひとみが出演し、再演にあたり新たなキャストも迎えて上演される。なお『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』は地方公演も予定されている。■クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー(作詞/作曲) コメントこの夏、「FACTORY GIRLS」が日本で再び上演されることを大変うれしく思っています。板垣さんや素晴しいカンパニーの皆さんと一緒に、このアメリカのミュージカルを日本の観客のために新しく作り上げることができたことを大変光栄に思います。私たちは、アメリカ初の働く女性、ニューイングランドの勇気と才能にあふれた娘たちが、マサチューセッツ州ローウェルの新興繊維工場で働くという実話が、地球の裏側で観客とつながっていることに驚きを感じているのです。工場の詩人ルーシー・ラーコムのように、世界中の人々が"過去がどうであれ、最高のものは必ずこれから来る"という信念を共有しています。6月、ローウェルのファクトリーガールズと一緒にロックを楽しみましょう。■板垣恭一(脚本・演出)コメント「FACTORY GIRLS」が再演されることになりとても嬉しいです。アメリカ人ソング・ライターズのクレイトンとショーンが長年あたためてきたアイディアをモチーフに、一から脚本を作り上げるミッションはスリリングでやりがいのあるものでした。そこに柚希礼音さんソニンさんをはじめとする俳優たち、そしてスタッフたち、さらには観客の皆さまの熱い声援が力となり、この作品は大きく羽ばたけたのだという実感があります。この再演をブラッシュアップの良き機会ととらえ、さらなる飛躍を目指したいと思います。<公演情報>A new musical『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』2023年6月 東京・東京国際フォーラム ホールC※地方公演ありA new musical『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』第1弾ビジュアル作詞/作曲:クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー脚本・演出:板垣恭一出演:柚希礼音ソニン/実咲凜音清水くるみ・平野綾/水田航生寺西拓人松原凜子谷口ゆうな能條愛未/原田優一・戸井勝海/春風ひとみ他関連リンクオフィシャルHP::
2022年12月05日国際自動車株式会社は、東京都内のイルミネーションスポットを感染症対策をしたニューノーマルタクシーで巡る「東京冬のイルミネーション2022」の予約を2022年11月29日より開始いたします。12月1日から12月下旬にかけてライトアップした東京の街並みを、感染症対策したタクシーで巡るショートトリップをお楽しみいただけます。東京都内をショートトリップ!「東京冬のイルミネーション2022」美しく彩られた東京の人気イルミネーションスポットを車窓からお楽しみいただけます。リクエスト次第でモデルコースの変更や撮影スポットでの途中下車・写真撮影など観光タクシーならではの柔軟な楽しみ方が可能です。【高齢者やお子さま連れの家族など】感染症対策をした観光タクシーなら、移動時のストレスや人ごみを避けたプライベート空間として、短時間で安全に東京のイルミネーションスポット巡りがお楽しみいただけます。【東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」のクーポンが使えるタクシー】国際自動車(kmタクシー)は東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」の取り扱いを行っています。タクシー代金のお支払いに、電子クーポンがご利用いただけます。※おつりは出ませんので、ご注意ください。※不足する金額は、他の決済手段にてお支払いください。(他の決済手段との併用が可能です)※ご利用の際、電子クーポンの有効期限をご確認ください。【モデルコース】東京駅=東京タワー=六本木ヒルズ=東京ミッドタウン=表参道=丸の内=東京駅※上記行程はモデルコースとなります。タクシー料金のお支払いに東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」のクーポンがご利用いただけます。【料金】3時間コース17,080円(税込)/1台あたり時間延長 30分毎に2,770円(税込)※モデルコースは東京駅から乗車した場合の料金です。※出発地(乗車地)によっては所要時間が異なることがあります。※利用時間に体験型施設の見学時間は含まれます。※各種施設の入場料金、駐車料金、高速利用料金は別途発生します。※乗降地は東京23区、三鷹市、武蔵野市に限ります。※入場施設へのご予約等は承っておりません。お客様各自でご予約ください。国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」「Tokyo Drive」は国際自動車がプライベート観光に適した東京観光のモデルコースを紹介するポータルサイトです。ホテル玄関前、ターミナルから効率よく沢山の場所を巡る東京観光人気モデルコースや最新の東京観光スポット、体験型観光スポット、日本庭園、美術館、イベント情報など東京のインスタ映えするおすすめ観光スポットを紹介しています。国際自動車の観光タクシーは、東京観光財団が実施する東京シティガイド検定合格者であるドライバーが観光ガイドを行います。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月01日積水ハウス主催の『都市の生物多様性フォーラム~「5本の樹」で始めるネイチャー・ポジティブ~』は、明日11月30日(水)14時からの開催となります。本フォーラムの開催に先立ち、積水ハウス 生物多様性保全の取り組みのサイトに、フォーラムの参考になる情報を本日公開いたしました。「5本の樹」計画の紹介動画や積水ハウスの環境教育、「5本の樹」計画を取り入れた住まい手のストーリーなどご覧いただけます。【11月30日開催】都市の生物多様性フォーラム昨年開催されたCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第1部に続いて、いよいよ12月7日にカナダでCOP15第2部が開催されます。第2部では、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)が採択される見込みです。世界的に生物多様性保全に注目が集まるタイミングで、「都市の生物多様性フォーラム」では、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みの紹介や、国際自然保護連合日本委員会事務局長からのCOP15開催直前の情報のご紹介など、生物多様性保全推進に役立つ最新情報をお届けします。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画を開始し、都市部を中心とした緑化活動で緑のネットワークをつくり、生物多様性保全を推進してきました。本フォーラムの基調講演では、「ネイチャー・ポジティブ方法論」のこの一年間の拡がりをご報告するとともに、今後の新たな展開をご紹介します。そしてパネルディスカッションでは、各分野の第1人者の方々にご登壇いただき、企業緑地や学校、公園など都市における「生物多様性保全緑地の拡大」が、都市にもたらす「価値」について、教育などのテーマを交えてご紹介します。フォーラムの司会には、フリーアナウンサーの木佐 彩子さんをお迎えします。都市の緑がもたらすネイチャー・ポジティブな未来への第一歩になるフォーラムを目指します。<都市の生物多様性フォーラム~「5本の樹」で始めるネイチャー・ポジティブ~>■開催日時11月30日(水)14:00~15:30■登壇者・基調講演積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)・ご来賓挨拶環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様・都市の生物多様性 活動報告公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様琉球大学理学部教授・株式会社シンクネイチャー代表取締役 久保田 康裕 様・パネルディスカッション東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター 理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 スペシャリスト 八木 隆史■司会フリーアナウンサー 木佐 彩子 さん■視聴URL ■特設サイト・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日国際自動車株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井 仁)は、東京都内のイルミネーションスポットを感染症対策をしたニューノーマルタクシーで巡る「東京冬のイルミネーション2022」の予約を2022年11月29日より開始いたします。12月1日から12月下旬にかけてライトアップした東京の街並みを、感染症対策したタクシーで巡るショートトリップをお楽しみいただけます。「東京冬のイルミネーション2022」【東京都内をショートトリップ!「東京冬のイルミネーション2022」】美しく彩られた東京の人気イルミネーションスポットを車窓からお楽しみいただけます。リクエスト次第でモデルコースの変更や撮影スポットでの途中下車・写真撮影など観光タクシーならではの柔軟な楽しみ方が可能です。【高齢者やお子さま連れの家族など】感染症対策をした観光タクシーなら、移動時のストレスや人ごみを避けたプライベート空間として、短時間で安全に東京のイルミネーションスポット巡りがお楽しみいただけます。【東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」のクーポンが使えるタクシー】国際自動車(kmタクシー)は東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」の取り扱いを行っています。タクシー代金のお支払いに、電子クーポンがご利用いただけます。※おつりは出ませんので、ご注意ください。※不足する金額は、他の決済手段にてお支払いください。(他の決済手段との併用が可能です)※ご利用の際、電子クーポンの有効期限をご確認ください。【モデルコース】東京駅=東京タワー=六本木ヒルズ=東京ミッドタウン=表参道=丸の内=東京駅※上記行程はモデルコースとなります。タクシー料金のお支払いに東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」のクーポンがご利用いただけます。【料金】3時間コース 17,080円(税込)/1台あたり時間延長 30分毎に2,770円(税込)※モデルコースは東京駅から乗車した場合の料金です。※出発地(乗車地)によっては所要時間が異なることがあります。※利用時間に体験型施設の見学時間は含まれます。※各種施設の入場料金、駐車料金、高速利用料金は別途発生します。※乗降地は東京23区、三鷹市、武蔵野市に限ります。※入場施設へのご予約等は承っておりません。お客様各自でご予約ください。【国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」】「Tokyo Drive」は国際自動車がプライベート観光に適した東京観光のモデルコースを紹介するポータルサイトです。ホテル玄関前、ターミナルから効率よく沢山の場所を巡る東京観光人気モデルコースや最新の東京観光スポット、体験型観光スポット、日本庭園、美術館、イベント情報など東京のインスタ映えするおすすめ観光スポットを紹介しています。国際自動車の観光タクシーは、東京観光財団が実施する東京シティガイド検定合格者であるドライバーが観光ガイドを行います。【WEB予約】Tokyo Drive 東京観光タクシー 【電話予約】kmタクシーコールセンター03-5530-6001(24時間365日)国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」国際自動車の新型コロナウイルス対策について【国際自動車株式会社 会社概要】会社名: 国際自動車株式会社所在地: 東京都港区赤坂2-8-6設立 : 1920年(大正9年3月)代表者: 代表取締役社長 石井 仁URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日国際自動車株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井 仁、以下「国際自動車」)は、東京都内の名所庭園を感染症対策をしたニューノーマルタクシーで巡る「東京の紅葉庭園ツアー」の予約を2022年11月22日より開始いたします。11月下旬から12月上旬にかけて美しい紅葉を、感染症対策したタクシーで巡り、東京の四季を満喫していただけます。東京都内をショートトリップ!「東京の紅葉庭園ツアー」【東京都内をショートトリップ!「東京の紅葉庭園ツアー」】江戸時代から続く名所庭園の紅葉を感染症対策をした貸切観光タクシーで楽しむツアー。東京観光の資格をもつドライバーが観光ガイドを兼任します。【高齢者やお子様連れにおすすめ】タクシーなら移動時のストレスや人ごみを避けたプライベート空間として、効率よく安全に東京の紅葉がお楽しみいただけます。【東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」のクーポンが使えるタクシー】国際自動車(kmタクシー)は東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」の取り扱いを行っています。タクシー代金のお支払いに、電子クーポンがご利用いただけます。※おつりは出ませんので、ご注意ください。※不足する金額は、他の決済手段にてお支払いください。(他の決済手段との併用が可能です)※ご利用の際、電子クーポンの有効期限をご確認ください。【モデルコース】東京駅=浜離宮恩賜庭園=日比谷公園=小石川後楽園=皇居東御苑=東京駅すこし足を伸ばして小石川植物園に行くのもオススメです。※上記行程はモデルコースとなります。※運行当日の開園状況や天候によりご案内いただけないことがございます。※浜離宮恩賜庭園入園料300円、小石川後楽園入園料300円は別途現地にてお支払いください。※皇居東御苑(無料)は毎週月曜日・金曜日は休園日です。タクシー料金のお支払いに東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」のクーポンがご利用いただけます。【料金】5時間コース 28,160円(税込)/1台あたり時間延長30分毎に 2,770円(税込)※モデルコースは東京駅から乗車した場合の料金です。※出発地(乗車地)によっては所要時間が異なることがあります。※利用時間に体験型施設の見学時間は含まれます。※各種施設の入場料金、駐車料金、高速利用料金は別途発生します。※乗降地は東京23区、三鷹市、武蔵野市に限ります。※入場施設へのご予約等は承っておりません。お客さま各自でご予約ください。【国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」】「Tokyo Drive」は国際自動車がプライベート観光に適した東京観光のモデルコースを紹介するポータルサイトです。ホテル玄関前、ターミナルから効率よく沢山の場所を巡る東京観光人気モデルコースや最新の東京観光スポット、体験型観光スポット、日本庭園、美術館、イベント情報など東京のインスタ映えするおすすめ観光スポットを紹介しています。国際自動車の観光タクシーは、東京観光財団が実施する東京シティガイド検定合格者であるドライバーが観光ガイドを行います。【WEB予約】Tokyo Drive 東京観光タクシー 【電話予約】kmタクシーコールセンター03-5530-6001(24時間365日)国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」国際自動車の新型コロナウイルス対策について【国際自動車株式会社 会社概要】会社名: 国際自動車株式会社所在地: 東京都港区赤坂2-8-6設立 : 1920年(大正9年3月)代表者: 代表取締役社長 石井 仁URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月22日ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』が来年2月5日(日)から東京・東京国際フォーラム ホールCほかで上演される。2022年11月14日(月)、都内で製作発表会見があり、主演の望海風斗らが登壇。代表曲「Dreamgirls」が歌唱披露された後、各々が意気込みを語った。本作は、トニー賞6部門・グラミー賞2部門を受賞し、2006年にはビヨンセ主演で映画化された大ヒットブロードウェイ・ミュージカル。今回、読売演劇大賞で優秀演出家賞を2年連続受賞した演出家・眞鍋卓嗣のもと、初の日本オリジナルキャスト版として上演される。主演のディーナ・ジョーンズ役を務める望海風斗。本作の映画版も公開時に見ている上、来日公演も観劇したというが、当時は宝塚歌劇団で男役として舞台に立っていたこともあり「ちょっと遠いと言いますか......もっとあのとき真剣に見ておけばよかったかな」と笑う。21年に退団後、女優として活躍している望海は「性別が変わってしまって、まさか自分がここにいるなんて。お話をいただいたときは信じられなかった。これからもっとちゃんと勉強していきたい」などと今の心境を語っていた。エフィ・メロディ・ホワイト役はWキャスト。福原みほは「私は60年代のソウルミュージックを聴いて育ちました。アレサ・フランクリンやエタ・ジェイムズなど、アーティストのイメージが何人かいるので、これから詰めていきたい。本当に光栄です」と話し、村川絵梨は「私なりのエフィを作っていけたらなと思ったりもしています。期待していてください」。ローレル・ロビンソン役のsaraは「子どもの頃から大好きだった作品にオリジナルキャストとして出演することが、夢のよう。自分の全力を尽くして、作品に臨んでいきたい」とコメントしていた。会見で「夢」を問われた望海は「子どもの頃の夢は宝塚に入ること。一つ大きな夢を叶えました」と話した上で、「自分の家を買うことが今の夢。安心できる、ほっとできる家をつくりたいです」と現実的な回答。会見の最後には「皆さんといろいろ話をしながら、時代背景のことなどいろいろなことを勉強して、最高の初日を迎えられるように、みんなで力を合わせていきたいと思います」と意気込んでいた。そのほかspi、内海啓貴、なかねかな、岡田浩暉、駒田一らが出演。東京公演は2023年2月5日(日)~14日(火)、東京国際フォーラム ホールC。大阪公演は2月20日(月)~3月5日(日)、梅田芸術劇場メインホール。福岡公演は3月11日(土)~15日(水)、博多座。愛知公演は3月22日~26日(日)、御園座。取材・文:五月女菜穂
2022年11月16日エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』が11月5日(土)、東京国際フォーラム ホールAで開幕した。PHOTO:Masanori Naruseこのコンサートはイタリアの映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネが書いた数々の映画音楽を映像の上映と共に合唱団とオーケストラが演奏するプログラムだ。2020年に亡くなったモリコーネが、生前から企画していた公演だったが、コロナ禍が世界を直撃し、予定されていたワールド・ツアーは延期。自身で携わった渾身のプログラムを観ることが叶わなかった。指揮を取るのは息子のアンドレア。父の遺志を継いで実現させたのが本コンサートだ。開演のブザーが鳴りオーケストラのチューニングが終わると、巨大スクリーンにはモリコーネのインタビュー映像が流れる。そしてステージ下手から割れんばかりの拍手に迎えられ、指揮のアンドレア・モリコーネが登場。会場に集まった観衆に向け、深々とお辞儀をしたアンドレアは、この日を長い間待ちかねていたかのように見える。それも無理はない。なにせ、この日のコンサートはワールド・ツアーの初日。ここ日本が世界で最初に公演が行われる場所だからだ。アンドレアがタクトを降り下ろし、1987年公開の「アンタッチャブル」のテーマ曲「正義の力」からスタート。緊張感溢れる楽曲に合わせ、舞台後方のスクリーンにはケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロらの映画の名シーンが上映される。大スクリーン+大音響スタイルは、昭和の時代のロードショー上映を思い出させてくれる。当時を体験した往年の映画ファン世代にとってはたまらない。コンサートには7つのテーマが設けられ、各テーマ毎に、エンニオ本人や、ジュゼッペ・トルナトーレ、クエンティン・タランティーノなどの映画監督が、楽曲が誕生したエピソードや、楽曲制作の意図を振り返るインタビュー映像が上映された。"The Life and Legend"コーナーでは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米伊)」「海の上のピアニスト(1999/伊)」、"Flashback"コーナーでは「ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)」「マレーナ(2001/伊米)」と、それぞれテーマに沿った映画音楽を、映画の名シーンを交えて次々に演奏されていくのだが、なかでも圧巻は"セルジオ・レオーネ監督"のコーナー「The Modernity of the myth in Sergio Leone’s cinema」だ。「続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968/伊米)」といったマカロニ・ウェスタン映画の名曲の数々を、ソプラノ歌手のヴィットリアーナ・デ・アミーチスと総勢45人の合唱団、GLORY CHORUS TOKYOが加わり、儚くかつ壮大に奏でていく。聴衆の誰もが、この芳醇で贅沢な演奏と、クリント・イーストウッドらが繰り広げる迫力のシーンの数々を、まさに手に汗を握りながら聴き入っていた。PHOTO:Masanori Naruseコンサートは20分の休憩を挟み約2時間30分に渡って31曲を演奏。全プログラム終了後、会場からはスタンディングオベーションと万雷の拍手が送られ、圧巻のコンサートは幕を閉じた。エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、11月6日(日)にも東京国際フォーラム ホールAで昼(12時開演)、夜(16時30分開演)で開催される。当日券は同会場で各回の開場時間より販売される。PHOTO:Masanori NarusePHOTO:Masanori NarusePHOTO:Masanori Naruse<公演概要>タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN日時:2022年11月5日(土) 16:00開場/17:00開演2022年11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA[出演]指揮:アンドレア・モリコーネオーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ /ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ /ベース:ナンニ・チヴィテンガ /ギター:ロッコ・ジファレッリ /ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス合唱指揮:ステファノ・クッチ /合唱:GLORY CHORUS TOKYOチケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円★当日券販売中!会場でも購入可能。・WEB受付 受付期間:昼公演:11月6日(日) 10:00 まで受付夜公演:11月6日(日) 14:30 まで受付・会場販売昼公演:11月6日(日) 11:00より発売予定夜公演:11月6日(日) 15:30より発売予定演奏予定曲目/()=日本公開年度・製作国:続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米) /ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/米伊)/アンタッチャブル(1987/米)/ミッション(1987/英仏米)/ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)/海の上のピアニスト(1999/伊)/マレーナ(2001/伊米)/ヘイトフル・エイト(2016/米)ほか※曲目は変更になることもございます。・公演トレイラー ・公演オフィシャルサイト ★ドキュメンタリー映画情報★年明け1月13日より、エンニオ・モリコーネに、盟友ジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着したドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が公開される。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月06日「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーが2日、都内で開催され、最高賞である東京グランプリ/東京都知事賞はロドリゴ・ソロゴイェン監督の『ザ・ビースト』が受賞。『ザ・ビースト』は最優秀監督賞、そして主演のドゥニ・メノーシェが最優秀男優賞を受賞し、3冠に輝いた。ソロゴイェン監督はビデオメッセージを寄せ、「最優秀監督署と東京グランプリ/東京都知事賞の2つをいただけるなんて本当にうれしいです。この2つの賞を受賞できることを心より光栄に思います。東京国際映画祭と審査委員のみなさんありがとうございます。本当にうれしいです」と喜びを語った。スペシャルプレゼンターとして小池百合子東京都知事も登壇。「毎年数多くの新しい才能がここ東京から世界へ羽ばたいていることを大変うれしく思います。映画には、人々の心をつなげる大きな力があります。この映画祭を通じて相手の個性や考えを尊重し一人ひとりの夢、希望が育まれることを期待しています」と述べた。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)の3作品が選出されていた。
2022年11月03日10月24日(月)より日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典である第35回東京国際映画祭が、11月2日(水)に閉幕、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーを行った。【東京グランプリ/東京都知事賞】を受賞したスペイン/フランス合作の『ザ・ビースト』が、最優秀監督賞、最優秀男優賞も受賞し3冠。同作とグランプリを競ったイラン映画『第三次世界大戦』は審査員特別賞に。『半世界』『クソ野郎と美しき世界』など次々と斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎が主演、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督による完全オリジナル作品『窓辺にて』が観客賞を獲得した。『窓辺にて』今年は10日間で169本の作品が上映され、上映動員数が59,414人と6万人近くとなり、昨年のほぼ倍に(第34回:29,414人/126本)。上映本作品における女性監督の比率(男女共同監督作品含む)は169本中25本で14.8%となった。ゲスト登壇イベントや海外ゲストは大幅に増え、そのほかリアルイベント動員数は50,842人、共催提携企画動員数は約20,000人の人手となった(速報値・11月2日は見込み動員数)。コンペティション部門の審査委員長を務めたジュリー・テイモアは記者会見で、東京グランプリ/東京都知事賞に輝いた『ザ・ビースト』について「音楽、撮影、物語、脚本、役者、そして演出も本当にすべてに感動したし心を動かされる、これこそまさに『映画』だと感じさせてくれる作品でした」とコメント。『ザ・ビースト』「最後まで競っていた『第三次世界大戦』は本当にワイルドで、『パラサイト 半地下の家族』や『ゲット・アウト』やチャップリンの『独裁者』のような映画で、本当にショックを受けましたし驚かされました。イランでホロコーストの映画が撮影されていて、現場の作業員が収容所の無理やりエキストラにさせられていたり、主人公の男性が困難な状況にある中でヒトラーにさせられたり非常に珍しい映画。ぜひ2本とも配給されてほしいと願っています」と希望を語り、「私たちは馴染のあるものに慣れてしまっている傾向があるが、それは問題だと思います。そうではなく、自分ではない他の人の人生を経験し歩むことで自分を豊かにしてくれるのが映画だと思います」と映画の多様性に触れることを示唆した。『第三次世界大戦』また、新人監督を対象に長編映画の企画を実現するチャンスを与えるAmazon Prime Videoテイクワン賞は、該当者なしという結果に。プレゼンターの行定勲監督は、「それに見合う実力を、この人に獲らせたいという想いを、今回のファイナリストの作品から見出すことが出来ませんでした」と明かし、「『それぞれの作品には良さがある、しかしそれは世界に繋がっていない、15分という短編には強い作家性が込められるべきで、それを感じられなかった』と審査会議では辛辣な意見も飛び交った」といい、「どの作品にもイメージの飛躍が我々の想像を超えるものではなかった」とコメント。「しかし、今はまだ賞に値するものではないが、今回のファイナリストに残ったいつか評価される才能が、この中にいるのではないかと期待したい」と思いを明かした。各賞の受賞者は以下のとおり。第35回東京国際映画祭各賞受賞作品・受賞者■コンペティション部門・東京グランプリ/東京都知事賞『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)・審査員特別賞『第三次世界大戦』(イラン)・最優秀監督賞ロドリゴ・ソロゴイェン監督『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)・最優秀女優賞アリン・クーペンハイム『1976』(チリ/アルゼンチン/カタール)・最優秀男優賞ドゥニ・メノーシェ『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)・最優秀芸術貢献賞『孔雀の嘆き』(スリランカ/イタリア)・観客賞『窓辺にて』(日本)■アジアの未来・作品賞『蝶の命は一日限り』(イラン)■Amazon Prime Video テイクワン賞該当者なし■特別功労賞野上照代第35回東京国際映画祭主要受賞者コメント最優秀男優賞受賞『ザ・ビースト』 主演ドゥニ・メノーシェ東京国際映画祭は大好きな映画祭です。賞をいただくことができて光栄です。日本が大好きで、日本の文化を素晴らしく思っております。世界中が「日本的」だったらもっと住みやすくなるに違いありません。ですから受賞を大変喜ばしく思っております。残念ながら、今私はモントリオールにいます。また日本に行くことを楽しみしにしており、いつか日本で映画を作りたいものです。最優秀女優賞受賞『1976』主演アリン・クーペンハイムこのような素晴らしい賞をいただいて大変嬉しく驚くと共に、大変光栄に思っております。映画祭審査委員のみなさん、そしてこの役を私に託してくれたマヌエラ・マルテッリ監督、『1976』の素晴らしいチームの仲間たち、非のうちどころのない愛情に満ちたチームワークは改めてお礼を申し上げます。本当はみなさんと一緒に祝いたいのですが、私は文字通り地球の裏側にいるのです。とても遠いチリのサンティアゴからみなさんに暖かい抱擁を送ります。あなた方一人一人の幸運を祈ります。最優秀女優賞受賞作『1976』マヌエラ・マルテッリ監督私の作品を上映する機会を与えてくださった東京国際映画祭のみなさま、心から感謝しております。そしてまた、この素晴らしい日本という国、そして素晴らし日本のみなさまに心から感謝しております。実は、10歳の時にこの主演のアリンさんにインタビューをする機会があったんです。それで今彼女がこの作品で賞を獲ったと行くことが、とても感激しております。審査員特別賞受賞『第三次世界大戦』ホウマン・セイエディ監督(代理:主演マーサ・ヘジャズィ)残念ながら監督がこの場に来られなかったので代わりにメッセージをいただいているので私が読ませていただきます。“日本のために、そして全ての私の幻想のために。この世界は山であり、私たちの行動は呼びかけである。呼びかけは声として入ってくる、声には呼吸がないが、声は聞くことができる。私の声は、あなたの元に届くでしょう。私は今、この瞬間みなさんと一緒にいることができません。それは私が望まなかったからではなく、そうせざる得なかったからです。けれど私の声は、そこにあります。あなた方と一緒にいられなかったこと、あなた方の文化や伝統に触れられなかったことが、とても悲しいです。しかし私は何年も前からみなさんの声を聞いているのです。俳句読む度に、村上春樹やカズオ・イシグロの本を開く度に、黒澤映画をみる度に、私はみなさんのことをよく知っています。そしてもうすぐみなさんに会いに飛んでいきます。世界平和を願い、日本のみなさんに会えることを願い、私たちを受け入れてくれたこと深く感謝の気持ちをお送りします。”最優秀監督賞&東京グランプリ/東京都知事賞受賞『ザ・ビースト』 ロドリゴ・ソロゴイェン監督最優秀監督賞と東京グランプリ/東京都知事賞の2つをいただけるなんて本当に嬉しいです。この2つの賞を受賞できることを心より光栄に思います。東京国際映画祭と審査委員のみなさんありがとうございます。授賞式に参加できないのは残念ですが、『ザ・ビースト』や映画祭、そして素晴らしい東京という街を楽しんでいただければと思います。本当に嬉しいです。最優秀芸術貢献賞受賞『孔雀の嘆き』サンジーワ・プシュパクマーラ監督日本の政府・日本のみなさんに大変多くなサポートいただきましたことを心から感謝したいと思います。私たちの困難の間、みなさんから非常に強力なサポートを得ることができております、ありがとうございます。また、私の映画のまさに源となりました妹、兄弟に感謝しております。この映画を全てのスリランカの人に捧げたいと思います。私たちは税金で教育を受けることが出来ております。そういった意味で私はこの映画そのものをスリランカの人々に捧げたいと思います。観客賞受賞『窓辺にて』今泉力哉監督この度は、観客賞をいただきありがとうございます。私は東京国際映画祭のコンペティション部門は今回が2回目でして、それまでにも日本映画スプラッシュという部門で何度か参加させていただいております。私は個人的な悩みや、小さな悩みに焦点を当てた恋愛映画を作り続けています。世界には戦争やジェンダーなど様々な問題がありますが、本当に小さな、映画の題材にならないような悩みや個人的な問題などを、恋愛を通じて、また、笑いやコメディ的なことも含めて描こうと思い、作品を作っています。どうしても、映画や小説などでは、大きな問題を取り上げてそれについて語るという側面がありますが、自ら行動できない受動的な主人公だったり、見過ごされるような小さな問題について描きたいという思いがあります。最初に野上さんが特別功労賞を受賞していた場面が、今日のクライマックスなんじゃないかと思いながら見ていたんですが、自分も作品を通して同じ舞台に立てていることを嬉しく思いますし、今後も映画監督を続けていければと思います。また、今回ご一緒した主演の稲垣吾郎さんが新型コロナウィルスに感染され、初日にも大事をとって登壇できない状況があります。まだまだ戦争だけじゃなくて、コロナもそうですし世界にはいろんな問題がありますが、ネガティブに全部とらえるわけじゃなくて、そこにある小さな喜びとか、そういうものについて、これからも自分なりにできることを考えていこうと思います。本日はありがとうございました。<アジアの未来>作品賞受賞『蝶の命は一日限り』モハッマドレザ・ワタンデュースト監督この賞をいただくことはとても感銘を受けることなのですが、今は芸術性の高い映画が中々色んな映画祭で賞を貰ったりしないので、東京国際映画祭は今でも芸術性を大事にする映画、芸術の言葉で一つの物語を語る映画を大事にすることということに、私たちは感銘を受けました。私たちは監督として一つの社会問題を、映画の言葉で表現することはとても重要なことであると信じてます。この場を借りて、この賞をイランの大変素晴らしい女性たちに捧げたいと思います。世界の平和、そして戦争がない平和を願って、スピーチを終わりたいと思います。特別功労賞受賞野上照代ありがとうございます。なんて言ったって(今年で)95歳ですからね、よく保ったものです。私は、映画が本当に好きだし、映画という表現をここまで続けてきてくれた色々な監督たちに感謝します。いろいろな表現があるけれど、やっぱり映画ほどリアルで具体的で真実に迫るものはない、やはり素晴らしい表現だと思います。今年は、安藤さん(チェアマン)も来られて素晴らしい会になって良かったと思います、ありがとうございました。第35回東京国際映画祭は10月24日(月)~11月2日(水)まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催、閉幕。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窓辺にて 2022年11月4日より全国にて公開©2022「窓辺にて」製作委員会
2022年11月03日井口理(King Gnu)が初主演を務めた映画『ひとりぼっちじゃない』が、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門にてプレミア上映。井口さん、共演の馬場ふみか、河合優実、伊藤ちひろ監督が舞台挨拶に登壇した。舞台挨拶に登壇した井口さんは、緊張の面持ち。「すごく緊張しています。でも今日皆さんにこの映画を見ていただくことができて本当にうれしいです」と語り、舞台挨拶はスタート。出演を決意させた理由について、井口さんは「原作を読んだのですが、自意識やコミュニケーションの難しさみたいなものを主人公のススメと同じように感じていたので、そういうところを表現できるのではないかと思い参加させていただくことにしました」とコメント。ススメが恋をする女性・宮子を演じた馬場さんは「これまで演じたことがないような難しい役柄だったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました」と言い、宮子の友人でありながらススメを惑わせる蓉子役の河合さんは「脚本を3行読んだだけで『これは面白い!』と、自分の感性とバチッとはまり、すぐに『出たい』と思いました」と明かす。本作が初監督となる、原作・脚本も兼ねた伊藤監督は、「原作を書いていたときに編集者の方に『映画化しないんですか?』と言われていたのですが、自分が監督をするとは思っていませんでした。大好きなキャストの皆さんと一緒に映画が作れて本当にうれしいです」と感慨深げに語る。コミュニケーションが苦手な主人公ススメを演じた井口さんに、役作りについての質問がおよぶと「原作のススメは日記形式なので、撮影前に自分で日記を書きました」と打ち明け、「普段は自分の言葉をはっきり表すことはないのですが、日記を書くことでススメと自分をリンクさせていきました」と言う。馬場さんは「自分は普段は早口なんですが、監督から、宮子はとにかくゆっくり話してくださいと言われて、普段、友達と話すときもゆっくり話すようにしました。ゆっくり話すのは体力を使いました」と明かす。河合さんは「蓉子はトリッキーな人物像ではあったので、蓉子が聞いていそうな楽曲のプレイリストを作って聞いていました」と語り、撮影をふり返った。司会者から、馬場さんと河合さんに「俳優・井口さんを一言で表すと何という言葉があてはまりますか?」という質問が出されると、手を挙げて答えた河合さんは「真剣!」と答え、馬場さんは「普段、『King Gnu』の井口さんとして見ているのとは違う、一つのセリフ、一つのシーンに真剣に向き合っている役者・井口さんを見て、私もこうありたいと思いました」と回答。井口さんは「やめてくださいよ、そんなイメージないんだから。好感度あがっちゃうじゃないですか」と、少し照れたように返して場内を沸かせていた。上映後にはQ&Aトークセッションを実施、井口さんと伊藤監督が再び登壇。映画を見終わったばかりの観客からの質問に真摯に答え、会場は再び熱気に包まれる。最後に井口さんは、「『ひとりぼっちじゃない』に参加し、ススメと向き合って役と向き合うということはこういうことなのかと、役者としてのスタートが切れたのではないかなと思う。そして、普段歌っていることが『ひとりぼっちじゃない』に活きていると思うのと同じように、『ひとりぼっちじゃない』で得たものを歌に還元できるのではないかなとも思っています」と語り、トークセッションは終了した。『ひとりぼっちじゃない』は2023年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひとりぼっちじゃない 2023年春、全国にて公開予定©2023「ひとりぼっちじゃない」製作委員会
2022年10月29日東京都・東京皮革製品展示会実行委員会が主催する“TOKYO LEATHER & GOODS EXHIBITION 2023”が、東京国際フォーラムのロビーギャラリーにて11月に開催されるJFW JAPAN CREATION 2023内で開催されます。食肉の副産物として再注目されている革製品!令和の時代にマッチした新しいものづくりの世界をお楽しみください。■新しい価値への熟成 東京レザー&グッズ皮革という特殊な素材を、出展者がどのようなアイデアでファッションアイテムに落とし込むのか、職人魂が宿った“令和時代にふさわしい”オリジナルグッズは必見です。あなたが探す「鞄・ベルト・靴・小物 等」がきっと見つかります。イベントページ: (JFW JAPAN CREATION 2023)東京皮革製品展示会実行委員会■注目企業<株式会社レザック>1980年創業以来クロコダイルやパイソンなどのエキゾチックレザーに特化したPB 製品、OEM 製品を製造しています。エキゾチックレザー専門メーカーならではの小ロットOEM対応が可能です、この機内にエキゾチックレザーの魅力を堪能してください。<株式会社ラモーダヨシダ>国内意匠登録を取得した“Plog”だけの新しいスタイルのお財布&スマホケース、使いやすさに徹底的に拘ったたくさんのアイデア商品も数多く展示いたします。<世界長ユニオン株式會社 ユニオンインペリアル>「日本人の足を徹底的に研究した足なりの木型設計、後方屈曲木型」木型は靴の履き心地に大きな影響を及ぼす。足に合わない方、是非ご相談ください。<有限会社野村製作所>「野村製作所」が新たに立ち上げた革小物ブラン、CROCCO〈黒子〉を中心し展示いたします。若手職人たちつくる革小物をご覧ください。<有限会社デコルテ>履いた瞬間から感じるモッチモチな履き心地とソックスを履いたような柔らかさの新感覚JAZZフラットシューズ「Je t'emmene/ジュトメンヌ」。あなたの足を虜にするジェンダレスシューズは、メイドインジャパンを貫くシューズメーカー「デコルテ」(創業40年、東京浅草発)二代目後継者の挑戦から生まれました。モチっと新足感とうたっている通り、履き心地と柔らかさが特徴の靴なので、是非手に取っていただきたいのです。是非、ご来場いただけると幸いです。<開催概要>会期 :2022年11月1日(火)・2日(水) 10:00~18:00会場 :東京国際フォーラム ロビーギャラリー(B1F)主催 :東京都・東京皮革製品展示会実行委員会協賛組合:東日本鞄工業組合/東日本バッグ工業組合/東京洋装雑貨工業協同組合/東京服装ベルト工業協同組合/靴内環境歩行改善協同組合「えこる」/東京毛皮商工業協同組合/日本ソフトレザー事業協同組合/東都製靴工業協同組合■JFW JAPAN CREATION 2023 入場登録JFW JAPAN CREATION 2023では、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環で入場は事前登録制としています。ご来場をご希望の方は下記、URLよりご登録をお願いいたします。ご登録いただくことで入場無料となります。<来場事前登録URL> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日女優の永野芽郁が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「ガラ・セレクション」部門で上映される映画『母性』(11月23日公開)に出演する永野。本作では、ある未解決事件の語り手となる母娘を戸田恵梨香と永野が演じているが、この日のレッドカーペットには、戸田、永野、廣木隆一監督が参加した。永野は、美しいスタイルが際立つタイトなドレス姿を披露。笑顔を見せながらカーペットを歩き、観客を魅了した。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日第35回東京国際映画祭が10月24日に開幕し、東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場及び日比谷仲通りにて、レッドカーペットセレモニーが行われた。オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』に主演する二宮和也をはじめ、国内外130人を超える豪華ゲストが駆けつけ、10日間にわたる映画の祭典の幕開けを華々しく宣言。10月24日~11月2日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催される。また、隣接する東京宝塚劇場ではオープニングセレモニーが行われ、二宮さんが「オープニング作品に見合う作品だと自負しております」と挨拶し、「たくさんの国から、すばらしい作品が集まったお祭りを楽しんでいただければ」と映画祭の開幕を祝った。メイン会場を六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転して以来、3年ぶりに屋外での大規模なレッドカーペット開催が実現。そのラストを飾った二宮さんは「緊張しましたね。沿道の皆さんから声をかけていただき、『3年ぶりにやっているんだな』と思いがふつふつこみ上げてきた」と感無量。ただ、共演陣との登場は叶わず、「大人数でさぞ華やかになるんだろうと思っていたら、瀬々監督と二人だけで(笑)。ご想像と違う最後になってしまった」と思わず苦笑いだった。『ラーゲリより愛を込めて』は、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜の伝記映画。「戦争がもたらした後遺症を描いていますが、人間らしい感情が詰まっている。辛くて重たくてしんどい内容ですが、その先の希望や愛、絆は深く刺さるんじゃないかなと思う」とアピールした。2年連続でアンバサダーに就任した橋本愛は、「(配信などで)好きな時間に好きな作品を見られる時代だからこそ、時間や場所の制約がある映画祭での“出会い”は、とても特別なものになる」と映画祭の意義を強調。今年の映画祭は“飛躍”がテーマになっており、「まず、世界を見渡すこと。そして、世界を知ることが大事。現在地を見つめ、そこからどう世界を超えていけるか考えたい」と話していた。この日は会場となった東京宝塚劇場との“縁”で、男役として絶大な人気を博した宝塚歌劇OGの柚希礼音、紅ゆずる、美弥るりか、七海ひろきが華やかに登場。大ヒット映画を原作に宝塚歌劇で上演された舞台『オーシャンズ11』からの楽曲「FATE CITY」を、4人によるコラボ歌唱で披露した。今年のコンペティション部門は2022年1月以降に完成した長編映画を対象に、107の国と地域から1695本の応募があった。舞台演出家で映画監督のジュリー・テイモアがコンペティション部門の審査委員長を務めるほか、シム・ウンギョン(俳優)、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(映画監督)、柳島克己(撮影監督)、マリー クリスティーヌ・ドゥ・ナバセル(元アンスティチュ・フランセ館長)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。さらに、2004年~08年の過去5回にわたり行われていた黒澤明賞が久々の復活。東京フィルメックス共催の「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集」、Nippon Cinema Now部門の特集「追悼青山真治」、国立映画アーカイブ共催の「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」、ジャパニーズ・アニメーション部門など、世代やジャンルを横断した多彩なプログラムが企画されている。クロージング作品は『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)。映画祭を盛り上げるガラ・セレクションには、全14本がラインナップされており、期間中に上映が予定されるのは、計169本にのぼる。「第35回東京国際映画祭」は10月24日(月)~11月2日(水)日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催中。(text:cinemacafe.net)
2022年10月24日望海風斗20thコンサート『Look at Me』が、10月20日(木) に東京国際フォーラムホールCにて開幕した。東京、愛知、大阪、福岡の4都市をめぐるコンサートツアーで、10月26日(水) 18:00公演は配信も予定されている。2021年4月まで宝塚歌劇団雪組トップスターとして活躍した望海は、2023年に芸能生活20周年を迎える。そのプレビュー的な意味合いを込め、20年を振り返るのではなく、未来へ進んでいく内容となっている。望海の至極の歌声を堪能するノンストップの90分強。宝塚時代、退団後のミュージカル作品でも、作品ごとに豊かな歌声で観客を魅了し続けているが、さらに多種多様な楽曲を自由自在に表現している。高音低音を交えた多彩な歌声を浴びつづける、何と贅沢な時間なのだろうか。初日直前に行われたゲネプロレポートをお届けする。※以下、物語の詳細や曲名の記載があります。コンサートは芝居仕立てになっており、担当歌番組の打ち切りが決まり、最終回収録を終えたディレクターひかり(望海)が、番組担当AD御子柴(石川新太)に、本当に作りたい、理想の空想歌番組を語っていくという物語。その中で、望海が多種多様の音楽をパフォーマンスしていく。オープニングは、オリジナルの「SHOW TIME, IT‘S MY LIFE」。ひかりの理想の歌番組に必要な、生バンド、ダンサー、セットが現れ、ポップでカラフルな世界が広がった。構成は竹村武司、演出はウォーリー木下、音楽監督は武部聡志。豪華クリエイター陣の技も光る。芝居パートとショーパートが交互の構成だが、繰り返しにならないドラマが織り込まれていて飽きさせない。メインセットは大きな7枚の映像パネルで、組み合わせでさまざまな見え方がする。映し出される映像も多彩で、都会のネオンや自然風景、カラフルなイラストや、抽象的なビジュアルなど、曲の世界を華やかに広げている。1〜2曲ごとに変わるバラエティ溢れた衣装も見どころ。「着替えているか歌っているか」と望海自身も語っていたが、合計何着あるのだろうか。内容は大きく4つのパートに分かれていて、最初のパートは<ブロードウェイメロディ>。ジャズ、ミュージカル、レビューの名曲が繰り広げられる。『42ndストリート』『キャバレー』『シカゴ』とゴージャスなナンバーが続く。望海がセンターでダンサー達を従えて踊りながら歌うシーンは、まさにブロードウェイ。タイトな衣装はモダンでクール。艶やめいた色香が漂う。また、今年出演していた『ガイズ&ドールズ』からギャンブラー達が歌う「Luck Be a Lady」をパフォーマンス。低音の歌声は男役時代を彷彿とさせながらも、さらに深みを増している。パンツスーツ姿で、スタイリッシュに決めた。次のパートは<プレイバックソングス>。歌い継がれる日本の名曲に現代のアレンジを加えた。望海の歌の表現力をいっそう実感するのが日本の歌だ。日本語で書かれた歌詞の世界が広がって胸にストレートに届く。今のリズムにアレンジされた「君は薔薇より美しい」は細かいビートが弾んで、のびやかな歌声とのミックスが心地いい。「ビューティフル・ネーム」は歌声とサックスが合わさって華やかな抜け感が印象的だ。ドラマティックなインストから「秋桜」へ。歌詞の中の人物が脳内で映像化されるようだ。「田園」はメッセージ性の強い歌詞がパネルに映し出されて、視覚でも訴えてくる。望海の鋭い低音がドラマ性を高める。「帰ろう」では柔らかな歌声で会場を包み込む。ここまででどれだけの種類の歌声を聴いたのだろうかとすでに驚きの連続。コンサートはまだまだ続く。「Music is My Life」「最後のダンス 」「僕こそ音楽」・・・まだまだ止まらない名曲の数々ひかりは、御子柴の言葉で「私の人生は何だろう」と考え始める。この転機となる場面で歌われる「Music is My Life」。望海のトップ円熟期に上演されたショー作品『Music Revolution!』の楽曲だが、当時この曲を歌う望海を観ながら、後に訪れるであろう退団時のサヨナラショーでは、この曲がハイライトになるだろうと思った。実際にサヨナラショーのラストで歌い感動的な場面となっていたが、今回のコンサートを通して、この曲は望海の人生にずっと寄り添う曲になるのだと聴き入った。そして、「Music is My Life」からはじまる<ライフ>パートでは、「Children Will Listen」(『イントゥ・ザ・ウッズ』)、「I Miss the Mountains」(『ネクスト・トゥ・ノーマル』)、「アデレイドの嘆き」(『ガイズ&ドールズ』)、「最後のダンス 」(『エリザベート』)と、望海が出演してきたミュージカル作品のナンバーが続く。ミュージカルのなかで描かれる人生にはさまざまなシーンが訪れる。作品と離れて聴く一曲一曲からは、メッセージがより濃く届く。子供の頃から音楽が好きだったと気づき、その想いは変わらず未来へと続いていくんだと、迷いを吹っ切ったひかりは、望海自身。オリジナル楽曲「Look at Me」を溌剌と歌い、<GOING ON>パートへと進んでいく。ラストパートも大曲の数々。“Music is My Life”と歌った望海が、ここで「僕こそ音楽」(『モーツァルト!』)を歌う説得力。「Don’t Rain on My Parade」(『ファニー・ガール』)は、これだけ歌ってきてまだこんなに歌い上げるパワーが残っているのかと驚かされる渾身の一曲だ。幕が降りて、思わず感動のため息がこぼれたコンサート。望海のパフォーマンスを堪能できることが最大の見どころ聴きどころであることは間違いないが、望海の歌を通して名曲達の新たな魅力を知ることができる稀有な機会にもなっていた。「Look at Me」の歌詞に「伝えたい想いは無限に広がる」とあるが、望海の歌声はどこまで無限に広がっていくのだろうか。あんな曲も聴きたいし、こんな作品も観たいと、ここから続く未来への期待はつきない。取材・文=岩村美佳撮影=岩田えり
2022年10月24日第35回東京国際映画祭が10月24日に開幕し、東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場及び日比谷仲通りにて、レッドカーペットセレモニーが行われた。メイン会場を六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転して以来、初めてとなる大規模な屋外イベント。国内外130人を超える豪華ゲストが駆けつけ、10日間にわたる映画の祭典の幕開けを華々しく宣言した。第35回東京国際映画祭は10月24日~11月2日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也主演、瀬々敬久監督)、クロージング作品『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)の上映をはじめ、映画祭を盛り上げるガラ・セレクションには全14本がラインナップされた。東京宝塚劇場では、オープニングセレモニーが行われ、二宮が出席。「オープニング作品に見合う作品だと自負しております」と胸を張り、「戦争がもたらした後遺症を描いた作品ですが、人間らしい感情が詰まっている。辛くて重たくてしんどい内容ですが、その先にある希望、愛、絆はきっと深く刺さるんじゃないかなと思う」とアピール。「たくさんの国から、素晴らしい作品が集まったお祭りを楽しんでいただければ」と映画祭の開幕を祝っていた。今年のコンペティション部門は2022年1月以降に完成した長編映画を対象に、107の国と地域から1695本の応募があった。舞台演出家で映画監督のジュリー・テイモアがコンペティション部門の審査委員長を務めるほか、シム・ウンギョン(俳優)、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(映画監督)、柳島克己(撮影監督)、マリー クリスティーヌ・ドゥ・ナバセル(元アンスティチュ・フランセ館長)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。さらに、2004年~08年の過去5回にわたり行われていた黒澤明賞が久々の復活。東京フィルメックス共催の「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集」、Nippon Cinema Now部門の特集「追悼青山真治」、国立映画アーカイブ共催の「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」、ジャパニーズ・アニメーション部門など、世代やジャンルを横断した多彩なプログラムが企画されており、期間中は計169本の上映が予定されている。取材・文・写真=内田涼■開催情報「第35回東京国際映画祭」期間:10月24日(月)~11月2日(水)会場:日比谷、有楽町、銀座地区で開催公式サイト: オープニング作品:『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也主演、瀬々敬久監督)クロージング作品:『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)「TIFFCOM2022」期間:10月25日(火)~10月27日(木)公式サイト:
2022年10月24日俳優の眞栄田郷敦が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「Nippon Cinema Now」部門で上映される『彼方の閃光』で主演を務める眞栄田は、池内博之、尚玄、加藤雅也、Awich、半野喜弘監督とともに登場し、「個人的にこの作品が初主演作品で、この場に、このメンバーの間に立たせてもらえていることをすごくありがたく思っています」と恐縮気味に挨拶。「この作品は、半野監督を筆頭に、本当にやりたいことをやりたいメンバーでとことんこだわって実現した映画で、実はまだ配給会社すら決まっていない状況ではあるんですけど、世界中たくさんの人に見てもらいたい作品なので、今日をスタートに何かが動き始めればいいなと思っています」と本作への思いを語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日