<民主党はたった2日の選挙戦で、議員の投票だけで代表を選ぼうとしています。 民主党内で政策論争はほとんど見られず、候補者は民主党議員の顔色をうかがい、多数派工作に終始しています>2011年8月27日、当時与党だった民主党を厳しく批判していたのは菅義偉官房長官(71)だ。東日本大震災への対応をめぐって批判を受けていた菅直人首相(当時、73)が辞意を表明したことで、同年8月29日に予定されていた民主党代表選挙。“政治空白”を作らないため迅速な選挙の必要があることなどを理由に、投票権は国会議員に限定され、一般党員やサポーターの投票は認められなかった。当時野党議員だった菅長官は、そんな民主党の姿勢を自身のブログ「意志あれば道あり」で厳しく批判したのだ。<与党の代表を選ぶことは、日本の総理大臣を決めることであり、本来なら候補者が自らの考え、政策を広く国民にも示し、議論を深めるべきものです>与党の代表選のあり方をこう定義したうえで、自分が所属する自由民主党をこう誇った。<自民党が総裁を選ぶ際には、全国で遊説を行いって国民に広く考えを示し、政策論争を深めてきました。 谷垣総裁も、国会議員だけでなく党員・党友も投票して選ばれています>自民党総裁選挙に出馬するとみられている菅長官。彼を推す自民党の二階俊博幹事長(81)は“政治空白”を作らないことを理由に、総裁選で党員投票は実施しない意向だ。その背景には、過去に党員投票で高い得票率を誇ってきた石破茂元幹事長(63)の存在があるとみられている。ブログを書いたときと“志(こころざし)”が変わっていなければ、当然今回の総裁選でも菅長官は党員投票を求めるはずなのだが……。8月31日、定例会見で「このブログでの見解については現在も変わらないか?」と記者に問われた菅長官はこう答えた。「それぞれの政党で決めているルールに基づいて、行うべきであろうと思います」結局、立場によって“志”は変わってしまうということなのか。ふたたび、菅長官のブログから引用しよう。<総理を目指す候補者たちは、支持欲しさに党内で最大勢力を率いる小沢氏に次々と頭を下げ、政策論争を置き去りにして推薦人集めに奔走し、誰一人として国民に全く向き合おうとしていません>厳しく民主党を批判してから9年。いま菅長官がこのブログを読み直したとしたら、どう思うのだろうか。
2020年08月31日参議院議員の蓮舫氏(52)がフリージャーナリストで夫の村田信之氏(54)と「円満離婚した」と公表し、話題を呼びました。蓮舫氏といえば、事業仕分けでのキビキビとした姿が印象的。夫も“人生の仕分け”の対象になったんだなあ……としみじみ思っていましたが、改めて双方が「円満離婚」を強調するのはなぜなのでしょう。■離婚に円満なんてない!そもそも多くの離婚経験者に話を聞いてきた筆者は「離婚に円満なんてない」と思っている一人です。もちろん、離婚のケースは人それぞれ。いがみ合って裁判の末に離婚したというご夫婦もいれば、スルッと話し合いをしてスムーズに別れられたというご夫婦もいます。一般的に後者を円満離婚というようです。ただそもそも論として2人の関係がある程度良好なら、多少の不満があったとしても離婚を選ばない人が大多数でしょう。人間にとって日常を構成する家族との距離感が変わることや、生活リズムや生活圏が変わる離婚はそれだけで過剰なストレスが心身にかかります。それを分かっているから多くの人が離婚を避け、夫婦関係が終わっていても婚姻関係を継続させるのです。■そもそも最も合理的なのは「離婚しないこと」また円満離婚という言葉に違和感を覚える理由がもう1つあります。それは蓮舫氏のような「合理的」を突き詰め続けていた人が非合理的な離婚を選んで、正しさを主張するのがちょっとだけ“キャラ違い”に思えてならないのです。以前、相続などに詳しい税理士の方に教えていただいたことですが、本当に合理性を追求するなら「絶対離婚してはいけない」のだといいます。それは離婚によって夫婦で資産を折半することで、自分の資産が物理的に減ってしまうからだといいます(それもドライすぎる発想ですが)。また余談ですが以前、50代以降のシニア婚活の現場を取材した際も「60歳をすぎると初婚男性は資産が崩れていない(離婚による財産分与をした経歴がない)から、人気が高くなる傾向がある」という話を耳にしたことがあります。20代や30代の婚活と異なる価値観に驚いたのが思い出されます。こういった事情からも今まで合理性一辺倒だった蓮舫氏が突然「人生観の違い」というふわっとした言葉で円満離婚を主張するのに、個人的には疑問を投げかけたくなるのです。なんかそれ、別の理由があるんじゃないの?と。■離婚キッカケに庶民的になるチャンス今回の離婚によって、過去のバラエティ番組で蓮舫氏が家庭内における夫の順位について「ペット以下の存在」と発言したことが再び注目されています。ペット以下だから切り捨てたのか……といった意見が大多数ですが、いっぽうでその夫は26日のインタビューで「楽しい毎日でしたので、『別れましょう』と言われたときはショックでした」と語っています。憎み合っているわけではないことは十分わかるこの関係。でも憎み合っていないなら、わざわざ別れるメリットはどこにあったのかが気になるところです。蓮舫氏はこの件をさらに本音で語ることで、それこそ“庶民の共感”が得られるのかもしれませんが、まあそれは期待できないでしょう。よく自立心や独立心の強い女性は、離婚後はモテたり仕事で大きな成果を上げる傾向があると言われています。上昇志向の塊ともいわれる彼女がこの離婚を次のステップにどう変えるのか、気になるところです。(文:おおしまりえ)
2020年08月30日自民党の杉田水脈議員が8月20日、ジャーナリストの伊藤詩織氏に提訴されたと発表された。伊藤氏を中傷するツイートに対し、“いいね”をしていたことで訴えられたという杉田議員。その行動に、国会議員としての資質を問う声が上がっている。15年4月、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏と会食をした伊藤氏。ところが意識を失った状態で、性暴力の被害を受けたという。16年7月、嫌疑不十分で山口氏は不起訴になった。いっぽう民事訴訟では昨年12月、伊藤氏の供述に整合性があると認定された。東京地裁は330万円を支払うよう、山口氏に命じている。各メディアによると杉田議員は18年6月から7月にかけ、Twitterで伊藤氏に対して「枕営業の失敗」「彼女がハニートラップを仕掛け(た)」などとする投稿に何度も“いいね”をしていたとのこと。訴状には「原告を激しく中傷するおびただしいツイートに対して被告が『いいね』を押してこれを煽っている様は、原告に恐怖心さえ抱かせる」とつづられているという。杉田議員は18年6月に放送されたBBCの番組「Japan’s Secret Shame(日本の秘められた恥)」で、伊藤氏についてこう語っていた。「彼女の場合は、あきらかに女として落度がありますよね。男性の前でそれだけ飲んで記憶をなくして」「社会に出てきて女性として働いているのであれば、嫌な人からも声をかけられるし、それをきっちり断るのもスキルの1つ」さらに伊藤氏が「嘘の主張をした」ために山口氏とその家族が脅迫された、と彼女を非難していた。しかし本誌18年7月24日号で、弁護士の武井由起子氏は杉田議員の発言を問題視。「国会議員は、国民のニーズや意見をくみ取って法律をつくるのが仕事です」「その国会議員が、女性が飲酒してレイプされても、“女性の落度”と考えているのは大問題です」と語っていた。さらに「日本の刑事裁判は起訴後の有罪率が99%程度といわれており、裏を返せば、証拠が不十分で有罪にしにくい場合、起訴されない」といい、杉田議員が伊藤氏の主張を“嘘”としたことに警鐘を鳴らしていた。杉田議員は昨年12月、HUFFPOSTの取材に応じている。その際、「Japan’s Secret Shame」での発言について「刑事事件としての手続きが終わった時期ということが判断材料になっていました」「私は、彼女を貶めるつもりは決してありませんでした」とコメント。そのいっぽう、伊藤氏への謝罪はなかったという。そして今回、中傷ツイートに“いいね”をしていたことで訴訟へと発展した杉田議員。国会議員としての資質を問う声がネットではこう上がっている。《杉田水脈は国会議員である。発言や行為に対して一般人より大きな責任を問われてしかるべきだと考える。他のSNS発信に対してイイネすることは、その発信にお墨付きを与えるような行為》《国会議員は与える影響力の大きさや責任の重さが違う。「いいね」も責任が伴うのは当然だと思う》《国会議員である公人がこんな事していい訳がない》《現職国会議員が中傷ツイートに「いいね」を繰り返したことの影響力を問われている》
2020年08月20日2020年1月に発生した新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)は世界中を混乱させています。日本でも一時は緊急事態宣言が発令され、新しい生活様式にならった行動が政府から推奨されるなど対策を練っていますが、連日多くの感染者数が発表されている現状です。まだ治療薬やワクチンが存在せず、肺炎を引き起こした場合は命にもかかわるコロナウイルス。また、感染者増加による病床不足も問題視されています。東京医師会の『国会議員へのお願い』が話題に同年7月30日、コロナウイルス感染者の増加を受け、東京医師会の尾崎治夫会長が会見を開きました。会見の前日、自身のFacebookアカウントで「これ以上、国の無策の中、感染者が増えるのはがまんできない。いいたいことを明日の記者会見でぶちまけていいか」と投稿していた尾崎会長。会見の冒頭では「今日は遠慮なくいいたいことをいいたいと思います」と宣言し、法的拘束力を持つ休業要請が必要であると政府に強く訴えました。また尾崎会長によると、PCR検査が受けられる医療機関を都内で1400か所に増設することを目標としているといいます。会見の最後に尾崎会長は、多くの国会議員に対して真剣な表情でこのように訴えました。良識ある国会議員のみなさんコロナウイルスに夏休みはありません。一刻も早く国会を開いて、国ができること、しなければいけないことを国民に示し、国民を安心させてください。『東京医師会の心からのお願い』として「今すぐに国会を召集し、法改正を。今が感染拡大を抑えるための最後のチャンスです」と強く呼びかけた尾崎会長。東京都では連日数百人の新規感染者が報告され、東京ほどではなくとも全国各地で感染者が増えています。PCR検査を受けられる機関を増やしても限界があるでしょう。また、病床不足は免れることができません。会見後、ネットからは尾崎会長の訴えに共感する声が相次ぎました。・尾崎さん、よくぞいってくれた!医師会や医療従事者のみなさん、いつもありがとう。・「コロナウイルスに夏休みはない」か…。本当にその通りですよね。・強い言葉から、医師会の高い緊張感が伝わってきました。感染者が増えている今だからこそ、一人ひとりが緊張感を持つことが大切なのでしょう。国には現状をしっかりと把握してもらい、少しでも命を失う人や苦しむ人が減るよう最善の方法を考えてもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月31日イギリスで開かれた議会のオンライン会議で起きた珍事が話題になっています。スコットランド民族党のジョン・ニコルソン議員が真剣に話しているところ、画面に映り込んできたのは…。“Rocco, put your tail down.”Politician's cat interrupts virtual parliamentary meeting as it strolls in front of the camera, raising a chuckle from others on the call. pic.twitter.com/l4wEcPB8fp — ABC News (@ABC) July 14, 2020 ニコルソン議員の飼っている愛猫『ロッコ』のしっぽが、会議中に乱入!ニコルソン議員は「ロッコ、しっぽをおろしなさい」と声をかけますが、ロッコはお構いなしのようで、悠々と散歩を続けていました。これには、ほかの議員からも笑いが起こり、会議は和やかな雰囲気に。この後、ニコルソン議員は自身のTwitterに乱入したロッコの写真を公開しています。For all Rojo’s new fans (thousands across the world it seems) - you’ve seen the tail. Here’s the face. pic.twitter.com/yKfEKbvJRL — JOHN NICOLSON M.P. (@MrJohnNicolson) July 14, 2020 【ネットの声】・もふもふしたしっぽがかわいい!ファンになったわ。・猫の登場シーンがかわいすぎて何回も見ちゃった。・見た目が厳しそうな人が、猫を飼ってるのを知るとなんだかニヤニヤしてしまいます。ニコルソン議員は「猫のしっぽについては謝ります」と話していましたが、かわいらしい『乱入者』に、多くの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年07月16日カニエ・ウェストがアメリカ独立記念日の4日、今年の大統領選挙に出馬するとツイッターで宣言した。妻のキム・カーダシアンは、カニエのツイートをリツイートし、アメリカの国旗の絵文字を加えて応援の姿勢を見せた。億万長者のイーロン・マスクは「全面的にサポートする!」と表明。コメント欄には「テイラー・スウィフトも速やかに立候補するって宣言しなくちゃ!」とカニエと長年険悪な関係にあるテイラーに出馬を呼びかける声や、「彼の周りにいる人は、どうか助けてあげて」と本気でカニエのメンタルヘルスを心配する声、「カニエに投票する」と投票を誓う声などさまざまなコメントが寄せられている。カニエはこれまで何度も「大統領選に出馬する」という意向をメディアに示してきたが、昨年11月にあるイベントで「2024年に出馬する」と話していた。観客から笑いが起こってしまい、「なに、笑っているの?」とムッとした顔も見せるほど「本気」の様子で、大統領になったら「たくさんの雇用機会を生み出したい」と語っていた。「今年大統領選に出馬する」と宣言するまで、カニエは常にトランプ大統領を支持していることを公にしてきたのだが…。大統領選は11月で残り4か月しかなく、カニエは詳細については明らかにしていない。真相やいかに?(Hiromi Kaku)
2020年07月05日5月12日、「検察庁法改正案に関する緊急記者会見」が開催された。渦中にある検察庁法改正案について議員たちが、YouTubeの生配信を通してリモートで討論するというもの。しかし参加した日本維新の会・足立康史議員(54)が持論を展開するたびに、総ツッコミを食らうこととなった。今回の討論には立憲民主党・枝野幸男代表(55)や国民民主党・玉木雄一郎代表(51)、共産党・志位和夫委員長(65)や社民党・福島瑞穂党首(64)、そして日本維新の会からは足立議員が参加した。いっぽうで与党である自民党や公明党の議員は、会議を理由に不参加だった。当初、「『官邸が黒川弘務氏を検事総長にしたがってる』と考えるのは陰謀論過ぎる。現在の稲田総長が辞めない限り、黒川氏を総長にすることはできない」と述べた足立議員。黒川氏の定年を延長するという閣議決定について「法令の解釈を閣議決定でひっくり返すのは日本の統治機構が認めている」と発言。しかし、枝野代表は「閣議決定で勝手に解釈を決めることは正しいことではない」「合理的な説明もなく変更できる権限は内閣にない」と反論。そして「検事総長にするかどうかに関わらず、黒川氏の問題は違法だ」と釘を刺した。さらに足立議員は「定年延長ごときで左右されるほど検察はヤワじゃない」「内閣がおかしな形で検察の任命権をコントロールしたなら、国民が内閣を倒せばいい」などと発言。すると枝野代表は「制度として公平中立性が確保されるかどうか、それが立法府である我々の役目だ。検察がヤワかどうかという印象論は関係ない」と指摘。そして「検察は権力の犯罪に対して事実上、唯一の捜査機関。国民は強制捜査できない」「民主主義の手続き論では済まない」と強い口調で語った。また「丁寧に議論をしなければならない。野党の皆様がネットに便乗してやってる作業は雑すぎる」と述べたところ、玉木代表から「2月の予算委員会でも取り上げた」「民意の力も借りて、従来からやってきた問題が明らかになっている。便乗ではない」とたしなめられた足立議員。威勢良く持論を展開するものの、ことごとく反論がーー。そんな彼にネットでは厳しい声がこう上がっている。《正直、維新足立さんの根本的な捉え方、考え方と話し合い方の稚拙さが大変目立つ》《印象操作と論点ずらし 他の党首から正論で返されてばかり》《「定年延長ごとき」という足立議員の言葉に、ルールや制度を何のために定めるのかを根本的に理解されていないことが表れているかと思います》《「何も知らない足立くんに教えてあげる会」になってるじゃん。視聴者でも知ってることを知らなかったり、論理的におかしいこと主張してみたり》
2020年05月13日自民党の馳浩議員(58)が4月22日、虐待や性暴力で居場所を失った少女たちのために運営しているカフェを視察。その際にセクハラをしていたことなどがカフェを運営する一般社団法人「Colabo」の代表・仁藤夢乃氏(30)から指摘された。馳議員は同件について公式サイトなどで言及したが、火に油を注ぐ形となっている。23日、仁藤氏は自民党の議員らが視察のためカフェに訪れたことをTwitterで明かした。しかし「5名までなら受け入れ可能」と伝えていたにもかかわらず、彼らは15人ほどで訪問。さらに無許可での写真撮影や、10代メンバーの後ろを通った際に腰を触っていたことなどをつづった。すると馳議員はホームページで「いきなり大勢の男性が若年少女支援の現場に参集した事に多大な不安感と不愉快な思いをさせた事となり、お詫びします」とコメント。さらに「腰に手を当てたかどうかは、全く意識に残っておりません」とし、「それが事実ならば大変申し訳ない事であり、心より深くお詫び申し上げます」と記した。「カフェには他者の言動に敏感な少女たちが集まっています。そういった場所に訪れるなら、配慮がいっそう必要です。また、あくまで馳議員の公式サイトの文面は『腰に手を当てていたならお詫びする』と仮定形です。そのため、何に対して謝っているのかが不明瞭との指摘を受けているようです」(全国紙記者)24日、仁藤氏は抗議文と要望書を作成。参加した議員ら全員に今回の経緯の説明と謝罪を求めた。その後に馳議員は自身のブログを更新したが、「Colabo」と自らを取り持った議員に対して「失礼のあった事の謝罪をすると同時に、視察のお礼と、今後ともハウジングファースト政策推進や、アウトリーチ型の困窮女子支援にしっかりと予算付けできるように取り組む事を、団体側にも丁寧にお伝えください」と述べたことなどをつづっていた。そのため、仁藤氏は25日《私たちの抗議と要望は無視ですか?》と非難した。元文科大臣でもある馳議員。ネットでは、厳しい声がこう上がっている。《真っ先に自身のHPに釈明を掲載するの、誰の方を向いているかよく分かるよね。それは謝罪ではないよ》《コメントすら的外れであると思える。「大人」というのは謝れない存在なのか》《何の意識もなくしたことなら、また同じ行為を繰り返すだけです》
2020年04月27日2020年4月19日、情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に大阪府の吉村洋文知事が生放送で出演。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)について議論を交わしました。番組の最後に、MCの宮根誠司さんから「政府に何かいいたいことはありますか」と聞かれた吉村知事。吉村知事は、コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたり、収入が激減してしまったりした企業を救うため、家賃の支払い猶予を与える法案を必ず作ってほしいといいます。その理由について、吉村知事は真剣な表情でこのように述べました。僕がぜひ国会議員のみなさんにお願いしたいのは、今、中小企業で一番困っているのは家賃ですから。家賃の固定費を、休業しているところは支払いを猶予するという法案。これは作れますから。ぜひ、国会議員のみな様にやってもらいたいと思っております。これ、やらなかったもう全員給料ゼロでいいんじゃないですか?国会議員は給料ゼロ。だってお店は給料ゼロでやってるんだから。そのぐらいの気持ちでやらないと、法律なんかできないですよ。Mr.サンデーーより引用あえて強い言葉を使い、「実現できなければ、給料はなしという覚悟で取り組んでほしい」という思いを明かした、吉村知事。吉村知事がいうように、営業できず収入が激減した状態で家賃を払い続けるのは、中小企業や個人経営にとってダメージが大きいでしょう。家賃の支払いに猶予を与えることで、倒産や閉店などの最悪のパターンを逃れることができるかもしれません。番組放送後、「必ず実現してほしい」という強い想いが伝わる吉村知事の言葉に対し、称賛の声が寄せられました。・吉村知事、よくぞいってくれた!「そうだ、そうだ!」といいそうになりました。・ストレートにいってくれてスカッとした。政治家にはこれくらいの気持ちで国を支えてほしいですね。・完全に同意。給料ゼロで支払いをしなくてはならない国民の気持ちを考えてくれ。吉村知事の活動に対し、Twitterでは『#吉村寝ろ』というハッシュタグが話題になりました。投稿はどれも、吉村知事の応援や心配をするものばかりです。真剣に取り組んでいる姿を目にしてきたからこそ、今回の発言から多くの人が吉村知事の熱意を感じたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日立憲民主党・高井崇志議員(50)が4月9日、東京・歌舞伎町のセクシーキャバクラを訪れていたと報じられた。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、安倍晋三首相(65)が会食を連日行っていたことについて批判していた高井議員。ネットでは、非難が殺到している。デイリー新潮や文春オンラインの報道によると、高井議員が訪れたのは女性の身体への接触などを伴う性風俗店。高井議員は合計120分、店内に滞在したという。両媒体によると、高井議員は「軽率だった」として来店を認めたという。高井議員は2月、新型コロナウイルスの感染者が増加するなかで安倍首相が会食を続けていたと国会で批判。「総理の危機感のなさが国民の皆さんを不安にしている」「せめて今後、会食を自粛される考えはありませんか」と問いかけていた。そのため今回の行動は「盛大なブーメラン」として、Twitterでは非難の声が殺到している。《自粛要請中の総理の会食つめるも、高井本人は自粛せず》《自分はセクキャバとか凄いな》《批判する資格ゼロですやん》いっぽう、高井議員には妻がいる。そのため《高井崇志議員の奥さんが気の毒》など、家族を心配する声も上がっている。各メディアによると、高井議員は14日に離党届を提出。だが、立憲民主党は除籍処分としたという。
2020年04月15日イギリス労働党のステファン・キノック議員がTwitterで警察に叱られてしまった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在ロックダウン中の英国。そんな中、キノック氏は離れて暮らす両親のもとを訪れ、父親の78歳の誕生日を祝っていた。Twitterに投稿した写真では、キノック氏は実家には入らず、外で両親と2メートルほどの距離を取って談笑している。移動や外出は制限されているはずの国内で、国民に範を示すべき国会議員が個人的な理由で長距離を移動するーーサウスウェールズ警察はTwitterでこんなリプライを送った。「こんにちはキノック議員。お父さんの誕生日をお祝いするのはとても素敵なことだと思います。でも、それは緊急の外出ではありません。私たちにはそれぞれに今担うべき役割があります。英国政府の規制を遵守することを強くお勧めします」大切な人の誕生日を来年も祝うために、今はビデオチャットで「おめでとう」を伝えたいものだ。
2020年03月30日2月12日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美議員(59)の質問が終わり、棚橋泰文委員長(57)が次の質疑者である逢坂誠二議員(60)の名前を読み上げている最中、議場内にこんな声が響いた。すでに、資料をまとめ、安倍晋三首相(65)がいる閣僚席に背中を向けていた辻元議員がすかさず、「誰が言ったの?意味がない質問て、誰が言った?」と声を荒げると、「総理が言った!」と声が議場内のあらゆるところで声があがった。辻元議員は、質疑の最後で「タイは頭から腐る。上層部が腐敗すると残りもすぐに腐っていく。原因はタイの頭。頭を変えるしかないんじゃないんですか」と、一連の行政の不祥事がトップである安倍首相に起因するものではないかと、厳しく批判していた。野党の抗議に対して、棚橋委員長は「文書の読み上げをしていたので聞こえておりません」と発言。抗議は止まず、10分ほど審議が止まった。その後、質疑に立った逢坂議員が安倍総理に発言をしたかと問うと、「最後のところで、質問ではなく、私に言われれば罵詈雑言の連続だった。私に反論の機会は与えられずに、永遠と質問を繰り返された。それで質問を終えられたので、こんなやりとりでは無意味じゃないかと申し上げた」と、発言をしたことを認めた安倍総理。野党の内閣に対する批判は、今後さらに高まりそうだ。
2020年02月12日俳優の杉野遥亮が、ブルボンの「昭和生まれVS平成生まれ ブルボンビスケット総選挙2020」キャンペーンキャラクターに起用されたことが3日、明らかになった。同企画では、「ルマンド」「ホワイトロリータ」「エリーゼ」「バームロール」などの昭和生まれのブルボンビスケットと、「アルフォート」「濃厚チョコブラウニー」などの平成生まれのブルボンビスケットのどちらが好きか、Twitterでの投票を募る。結果発表は2月28日「ビスケットの日」に行われる。キャンペーンキャラクターには、昨年末、日経トレンディが選ぶ「2020年の顔」に選出された杉野を起用。3日より公開された告知WEB CM「ブルボンビスケット総選挙告知」編(25秒)では、杉野が高らかに「ブルボンビスケット総選挙2020」の開幕を宣言する。杉野自身が1番好きな商品も、ブルボン公式Twitterでの発表を予定している。ブルボンビスケットが並ぶ撮影現場では、自身が選んだ好きなビスケットを手に取り、嬉しそうに眺めていた杉野。撮影に入る前は緊張した面持ちだったが、演技にも熱く取り組み、学生時代はブルボンのビスケットを食べながら勉強していたことなど、自身のエピソードも楽しそうに話していた。
2020年02月03日昨年夏の参院選で“ウグイス嬢”に規定以上の報酬を支払っていたとして、公職選挙法違反の疑いで広島地検から家宅捜索を受けた自民党・河井案里議員(46)。疑惑について説明せず適応障害を理由に国会を休んでいたが、1月15日に記者団の取材に応じた。約2カ月半ぶりに、公の場へと姿を見せた河井議員。各メディアによると「洗いざらい調べていただき、真実を明らかにしていただきたい」と発言したものの、疑惑については「お答えすることを差し控えたい」と繰り返し返答。辞職はしないと明かし、「国会議員をどのような思いで続けるのか」という問いに対しては「日本を変えたいからです」とコメント。その後も「日本を変えたいといっているが、2カ月半経っても説明できていない時点で責任を果たしていないのでは」と投げかけられたが、会見を切り上げたという。16日の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)など、テレビ各局は河井議員の“表情”を伝えた。それは会見を後にし、背後にあった建物に入ったときのこと。会見では神妙な面持ちの河井議員だったが、建物の中では打って変わって笑顔を見せていたのだ。そして報道陣の姿を窓から確認した途端、再び顔を戻した河井議員。その変わりように、記者たちからも思わず「笑ってたね……」と驚きの声が上がったという。「騒動の影響で、夫である河井克行議員(56)が法務大臣を辞任。国政にも影響を与えた上に他にも疑惑が報じられているのですが、会見の案里議員には立場を理解していないような言動が目立ちました。2カ月半経ってからの登場というのも、家宅捜査の段階に入れば『何も答えなくていい』という戦術が見え隠れします」(全国紙記者)また克行議員と同時期に経済産業大臣を辞任した菅原一秀議員(58)も、“雲隠れ”を続けている。昨年10月、菅原議員はメロンやカニを選挙区内の有権者に配ったという疑惑などを問われ、「国会で説明する」と発言していた。しかし、突如辞任した。「『説明する』と話した翌日に、説明することなく辞任を発表。その突然の舵きりは『一晩考えて今朝決めた』という自己中心的なものでした。ですが、その直後のブログには『本日、自らの決断をした』と一行だけ投稿。まるで英断のように見せていますが、その認識ははたして正しいものでしょうか」(前出・全国紙記者)それぞれの疑惑が報じられた後、河井夫妻や菅原議員は国会を1カ月以上も欠席した。しかし昨年12月の西日本新聞によると、通常の歳費に加えて菅原議員と克行議員には323万円強、そして案里議員には194万円強のボーナスが満額で支給されたという。そのためTwitterでは3議員への批判の声が。また彼らに厳しい態度を示さない自民党に対しても、《税金払ってる側からすると仕事せずに貰うものもらって休むって腹が立つなぁ。減給は?それを放置してた自民党は何してるの?》《自民党も甘すぎる》と姿勢を問う声が上がっている。
2020年01月17日「いまは政治家になって、それは立派なことだと思うのですが、ただ発言が激しすぎて……」と本誌に語ったのは、三原じゅん子参議院議員(55)の親戚であるA子さん。『3年B組金八先生』でツッパリ少女役を演じてから40年。最近ではツイッターでのコメントが物議を醸した。《この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席したまでです。しかしながら番組での二人の母への発言は許しがたい侮辱発言だと思います。厳重に抗議します!》(11月12日付)三原議員が言う“侮辱発言”とは、12日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でのコメンテーター・玉川徹氏やジャーナリスト・青木理氏のコメントのことだ。「’14年に三原議員の母と叔母が総理大臣主催の『桜を見る会』に出席していたのです。会は“各界において功績・功労のあった人”が招待されるということになっていることから、青木氏が『(母と叔母に)どういう功労があるんだろう』と疑問。玉川氏も『お母さんにどういう功労があるの』と同調したのです。三原議員はそれを“許しがたい侮辱発言”と断じましたが、母や叔母の具体的な功労・功績については説明しないため批判が殺到しました」(政治ジャーナリスト)なぜ三原議員はこれほどまでに激怒したのだろうか?’10年7月、彼女は参議院議員選挙に出馬して初当選。直前に週刊誌に掲載された親子対談では、母は政界進出に大賛成している。三原議員にとって母は、政界進出を後押ししてくれた“功労者”ということなのだろう。また三原議員の古くからの知人は言う。「じゅん子さんは、心のどこかでお母さんに対する“負い目”のようなものを感じているのではないでしょうか。実はご両親といっしょに住んでいた自宅が、競売にかけられてしまったことがあったのです。原因は、じゅん子さんの経済的な苦境にあったと聞いています。だからお母さんのことをテレビでふれられたときに怒ったのだと思いました」三原議員は’89年に千葉県内に約600平米の土地を購入し、二階建て一軒家を新築している。持ち分は議員と母が半分ずつ。当時はバブル真っただ中、彼女は女優としてだけでなくカーレーサーとしても活動していた。その後、カーレーサー男性との結婚・離婚を経て、’99年にはお笑いタレントのコアラ(50)と再婚。「当時のコアラさんとの生活拠点の東京で、じゅん子さんは東京と千葉を行き来していました。でも、じゅん子さんも30代半ばになり、20代のころのようには仕事に恵まれなくなってきました。千葉県の自宅を担保にして借りていたお金の返済にも困るようになっていたようです。さらに税金も滞納するようになって……、自宅が差し押さえられてしまったのは、結婚から3年後ごろのことだったと思います」(前出・古くからの知人)自宅の登記簿謄本を確認したところ、確かに’02年に、土地・建物が金融会社と世田谷区によって差し押さえられ、競売を経て、ほかの人物の名義になっている。ちなみに当時、三原は世田谷区に住んでいた。民事事件に詳しい弁護士もこう語る。「登記簿謄本によれば、三原さんは税金を滞納していたようです。おそらく区民税と思われます」本誌が三原議員の事務所に、「桜を見る会」に母親が出席していた理由と、自宅差し押さえの経緯などについて質問状を送ったところ、書面で次のような意味の回答があった。《母と叔母は三原議員の推薦により、『桜を見る会』に出席しました。そのことを内閣府に問い合わせたところ、適切という回答でした。玉川徹氏や青木理氏の発言に対しては、事務所から、テレビ局の番組制作担当者に抗議いたしました。(自宅差し押さえの経緯に関しては)親族のプライバシーに関することなので、回答は差し控えさせていただきます》三原議員本人が滞納していたにもかかわらず、“親族のプライバシー”とはどういった意味なのだろうか?あらためて問い合わせたが、担当者は回答しようとしなかった。だが、冒頭の親戚の女性・A子さんは言う。「千葉の自宅が差し押さえられて、競売にかけられることになったとき、じゅん子さんから、その家を(競売で)買ってくれるように頼まれたんです。だからいまは私の名義になっています」実はA子さんは、三原議員の実兄の妻の母。つまり議員は競売後も両親が自宅に住み続けられるように“兄嫁の母親”に頼み込んだのだという。今年6月、首相への問責決議案を出した野党に対して、「恥を知りなさい」と、批判した三原議員。確かに国会議員に当選する前の出来事ではあるが、野党を叱ったときと同じような毅然とした態度で、自らの“税金滞納”という過去についても、きちんと説明してほしかった。
2019年11月19日10月23日、自民党の青山繁晴参議院議員が代表幹事を務める国会議員のグループ「日本の尊厳と国益を護る会」がある提言を発表し、注目を集めた。《旧宮家の男子について、了承いただける方には皇籍に復帰いただけるよう、また現皇族の養子か女性皇族の婿養子となられることがあり得るよう、皇室典範の改正または特例法の制定を行う》自民党の国会議員44人からなる「護る会」は、安定的な皇位継承策として、旧宮家の皇籍復帰を可能とするよう提言したのだ。いわゆる「旧宮家の男子」とは、戦後まもない’47年に皇籍離脱した11宮家の元皇族たちの男系子孫のこと。「護る会」は女性天皇・女系天皇に反対し、旧宮家の未婚男子に皇籍へ復帰してもらうことで、将来の皇位継承者を増やすべきだと提言したのだ。「護る会」の提言について、象徴天皇制の研究者で名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんに話を聞いた。「正直に言って、私はこの提言に実現可能性はないと思います。もし自民党内で支持を得られたとしても、国民の広い支持を得られるとは思えません」共同通信は’17年3~4月の世論調査で、旧皇族の復帰について質問しているが、賛成はわずか22%。反対は72%に上っていた。一方、今年の10月に共同通信が行った世論調査では、女性天皇を認めることへの賛成は81.9%で、反対は13.5%。女系天皇への賛成は70.0%、反対は21.9%だった。現時点では、女性天皇・女系天皇のほうが国民の賛同を得ているといえる。また「護る会」は、女性天皇や女系天皇だけでなく、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」にも反対している。愛子さまは来月18歳の誕生日を迎えられる。数年以内に結婚されてもおかしくないご年齢だ。現在の制度では、女性皇族は結婚に伴って皇室を離れる。女性宮家を創設せず、旧宮家の男子の復帰も実現できなければ、次世代を担う皇族は悠仁さまお一人しか残らなくなってしまう。そのような状況で愛子さまは、結婚し、皇室を離れるという決断をなさることができるだろうか?「皇位継承問題の議論が決着するまで、愛子さまは将来について考えることさえできないと思います。職業選択もそうですし、結婚もそうです。女性宮家創設にまで反対していては、皇室は次代に行く前に破綻してしまう可能性もあります。皇族の減少に歯止めがかからず、公務の担い手もいなくなってしまいます。また、少子化の時代において女性の皇位継承を認めないならば、仮に旧宮家を復帰させたところで、また近い将来に皇統が途絶える可能性も高いでしょう」(河西さん)男系による皇位の継承という“伝統”を守ることを第一とする「護る会」の提言。しかし河西さんは、この提言が実現すれば、むしろ皇室のあり方が変質しかねないと指摘する。「平成の天皇皇后は、被災地へのお見舞いや戦没者の慰霊といった行いにより国民に支持されました。つまり戦後の象徴天皇制においては、天皇の考えや行動が重要視されてきたのです。一方、男系の血統に固執するこの提言が実現すれば、明治から戦前までの権威的な天皇制に近づくでしょう。それは、国民とのふれあいを大切にしてきた平成の天皇制を変質させることにつながります」国民にも賛否両論を巻き起こすであろう「護る会」の提言。青山議員は本誌の取材に対し、今回の提言が「議論のたたき台になればいい」と話す。「この提言をすべて受け入れなければならないとまでは言いません。まずは今回の提言が、皇位継承問題について国民全体で議論していくための問題提起になればと考えています。私たちは国会議員ですから、この提言を実現するための法整備といった手順まで考えていかなければなりません。女系天皇への賛同が7割に達しているのも、皇位継承についての知識が広く知られていないことが原因だと私は考えています。そもそも天皇陛下はなぜ天皇陛下なのかという根本的なことから、女系天皇を認めればどういう事態を招くのか、皇位継承の問題は古墳時代からありますから、どう解決してきたかまで提言に盛り込んであります。そういった大切なことを、まず国民に知ってもらう必要があります。正しい知識が広まらないままに議論が進んでしまうことこそ、最も大きな危機なのです」前出の河西さんも、まずは国民が皇室の制度について知り、考えていくべきだと話す。「そもそも私たちにとって天皇とは何か、を考えることがまず大事なのだと思います。もっとも重視すべきなのは『血の伝統』なのか、『国民からの敬愛』なのか。天皇に何を求め、そして、新しい社会にとって何が必要かを考える視点が必要だと思います」日本国憲法第1条には《天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く》と記されている。国会議員だけではなく、主権者である私たち国民一人ひとりが、今後の皇室のあり方について真剣に考えることが必要ではないだろうか。そして、愛子さまをはじめとする皇族方の人生を左右するこの議論を、“国民の理解不足”で長引かせてはならないだろう――。
2019年11月12日菅原一秀議員が(57)が10月25日、安倍晋三首相(65)に経済産業相を辞任すると伝えた。国会議員秘書給与法や公職選挙法に抵触するような疑惑が報じられている菅原議員。しかし報道について「国会で説明する」と話した直後の辞任表明に、非難する声が後を絶たない。菅原議員は週刊文春10月17日号で自身の秘書に対し「うちの事務所の事情分かるでしょ。寄附してくださいよ。領収書も出すから」などと話し、給与を事務所に上納するよう要求した疑いがあると報じられた。国会議員秘書給与法では「何人も、議員秘書に対して(略)寄附を勧誘し、又は要求してはならない」と定められており、抵触する恐れがあるという。さらに菅原議員が過去にメロンを選挙区内の有権者に贈っていたという疑惑も、お礼状やリストなども掲載された上で同誌10月24日号で報じられた。一連の報道に対し菅原議員は11日の衆院予算委員会で「秘書に対して寄付の勧誘、要求といったことはございません」と返答。さらに15日には「有権者にメロンやカニを配ったのか」という質問に「いま確認している」などと応じていた。そういった報道の続くなか、17日にある町会の元会長の通夜が営まれた。そこに菅原氏の公設秘書が参列し、公職選挙法によって禁じられているにも関わらず香典を持参していたと23日に文春オンラインが報じた。同サイトは公設秘書が香典を手渡す瞬間の写真も掲載している。すると24日、各メディアによると菅原議員は記者団に「明日、国会で説明する」と経産省で表明。そのため立憲民主党・安住淳国対委員長(57)は同日、自民党・森山裕国対委員長(74)と会談。菅原氏に翌日の衆院経産委で説明責任を果たすよう求めていた。しかし25日、菅原氏は突然辞表を提出した。その理由について「私の問題に関して国会が停滞する、法案審議ができないということは私の本意ではありません」などと説明。「任期途中で経済産業大臣の職を辞することは慚愧(ざんき)に堪えない思い出ありますが、この点、おわびを申し上げたいと思います」と陳謝し、「事実関係をよく確認いたしまして説明責任を果たしていきたい」とコメントした。しかし、会見自体は4分弱で終了。秘書が香典を出したことは認めたものの、詳細については語らなかったという。「国会で説明する」としながらも、結局は詳細について語ることなく「国会が停滞するということは私の本意ではない」などと話し辞表を提出した菅原議員。24日には、自身の大臣就任時にブログで「政治の師であり、人生の師」とも表現した菅義偉官房長官(70)が「菅原氏自身が必要な説明をすべきだ」と記者会見で述べていたが――。その説明責任を果たさない姿にネットでは非難の声が上がっている。《大臣辞めて終わりじゃないから この疑惑は、一国会議員としての問題 まず説明責任をして、議員辞職》《説明しないで辞任は絶対やめてほしい。国民が疑問に思ってることの一つだからそれだけは避けてほしい》第2次安倍政権以降、閣僚の辞任は今回で9人目となる。甘利明議員(70)、稲田朋美議員(60)、小渕優子議員(45)といった元大臣らと同じく、菅原議員も大臣を「辞任」したものの議員を「辞職」したわけではない。「菅原議員は16年にも週刊文春で疑惑が報じられています。当時27歳だったある女性に『女は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない』『子どもを産んだら女じゃない』といった女性蔑視の発言をしたというのです。さらにその女性とは衆院議員運営委員会に『政治経済事情視察』と嘘をついてハワイ旅行に出かけていたとも伝えられました。菅原議員は『本人が公衆の前に出てくれば冷静に判明できます』『出てきて下さい。そのA子さん』などと回答していました」(全国紙の記者)問題や疑惑の絶えない菅原議員には、当初から大臣への起用を疑問視する声が上がっていた。各メディアによると25日に安倍首相は菅原議員の辞任について「任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対して、国民の皆様に深くおわび申し上げます」と話し、後任に梶山弘志議員(64)を登用すると発表したという。しかし「任命責任」というフレーズに、こんな声が上がっている。《「任命責任は私に」って何度繰り返してるんだ。その責任を一度でも取ったことがあるのか》《「任命責任は私にある(が、責任をとるとは言っていない)」問題。政策や姿勢で示して行く、みたいな「未来志向」な責任の取り方(逃れ方)がよくされる。これ、宿題忘れたけど、明日の宿題はやるつもりです、って小学生が言い訳して通用する?》《菅原一秀さんの任命責任は総理大臣にあるし、当選責任は有権者にある。物をもらった人もいればもらってない人もいるけど、もらった人がいてこそ菅原一秀さんの当選はある。このように有権者のレベルがちゃんと反映されている》
2019年10月25日自民党・小野田紀美議員(36)が7月31日、れいわ新選組の木村英子議員(54)・舩後靖彦議員(61)の介護費用を参議院が負担することに「議員特権では」と批判。さらに文通費を介護費用に充てるよう促す趣旨の投稿を続けた。これに対して「国会法違反では?」と疑問の声が上がっている。木村・舩後両議員は重度の身体障害があるために同月30日、参議院が当面の間は介護サービスの費用を負担すると発表した。Twitterで小野田議員はその対応について《え!?バリアフリー化対応は分かるけども、これは議員特権になりませんか…?当面って何…》と投稿し、こう続けた。《国会議員は文通費として歳費とは別に月額100万円が支給されます。みんなこのお金を使って、私設秘書さんとか、事務員さんとか、政策サポートとか、事務所開設の諸経費とか…要は自分が公務を行うサポートを揃えていると思っております。政党助成金もしっかり交付されているのに…どうして…》文通費とは、正式には「文書通信交通滞在費」というものだ。国会法第9条によると議員らは「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」に月額100万円を受ける。デジタル大辞泉には「公的文書の発送費や交通費などの名目で国会議員に支給される経費」とも記載されている。文通費は課税の対象ではない上に、その使途を報告する義務がない。適正に使われているのかをチェックすることが困難であるため、たびたび問題視されてきた。例えば13年、民主党の参議院議員を務めた内藤正光氏が文通費を海外投資に流用していると発覚し波紋を呼んだ。国会法で文通費は「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信」に充てるよう定められている。しかし小野田議員の指す「みんな」は私設秘書や事務員を筆頭に「自分が公務を行うサポート」に使っているため、国会法に反することになる。そのためTwitterでは厳しい声が上がっている。《交通費は、目的外に使えないのではないですか?交通費を秘書の給与にしているのは目的外でアウトでしょ》《文通費を介護に使えということですかね。健常者議員は色々なことに使えるようですね》《まさか平然と目的外に流用して居ると公言されて居るのではありませんよね!貰ったお金は好き勝手 なんて事ありませんよね。お答えをお待ちしております》また小野田議員が木村・舩後両議員に必要なサポートについて秘書や事務員などと並列し持論を展開したことについても、こんな意見が上がっている。《小野田さんは国会でお水を飲んだりトイレに行ったりするときその都度お金を払いませんよね。同じ場面で重度障がい者の国会議員は介助を必要とする、ただそれだけです。秘書や事務員に掛かる経費とは違います》《介助者は秘書や事務員とは違います。介助者はライフラインです。ライフラインである介助者は別にお考えいただきたいです。それを雇用側が拒否しやすいのがよくお分かりになったと思います。健常者もトイレや食堂や公共施設や鉄道、道路といった支払いきれない保障のもと生きています》
2019年08月02日「若者よ、選挙に行くな」と題した動画が物議を醸している。7月21日投開票の参議院選挙を前に、「お笑いジャーナリスト」のたかまつなな(26)が投稿した動画だ。動画では中高年と思しき男女3人が「年金が破綻する?関係ないわ。だって私は貰えているもん」「教育予算が減っている?その分、医療費に回してもらえるからありがたいよ」などとカメラに向かって言う。さらに「年金を払いたくない。残業は嫌だ。給料が下がった。匿名でよくつぶやいているね」「でもあなたたちは選挙にはいかない」「だから私たちが政治を動かしているの」と代わる代わる若者を煽り、「あなたたち若者は存在しない人」「私たちは選挙に行く」「これでも、あなたは選挙に行きませんか」と言い放つ。この動画は7月15日時点で280万回以上再生され、Twitter上では《良い煽りだ》《これを観て、選挙にいこう!!》といった反響も。一方で、厳しい批判の声も寄せられている。タレントの麻木久仁子(56)は《若い人々に投票に行ってもらいたいからといって、あれはない。弊害の方が大きいですよ。偽りの対立軸に惑わされてどうするんだ》《妙な動画をありがたがって、何か良くなるというのかアタシにはわからん》とツイート。若者論研究を専門とする評論家・後藤和智氏(34)は《何度でも言うが、件の動画は、政治を選挙に、選挙を世代間闘争に隷属させる極めて悪質な煽動でしかないの》と厳しく批判。《高齢者医療と教育はトレードオフではない!高齢者の便益と若者の便益はトレードオフではない!》と呼びかけている。世代間対立を煽る側面もある「若者よ、選挙に行くな」動画には、実際に以下のような皮肉めいた反論も。《正しくは、『年寄りよ、選挙に行くな!』かと》《年寄りよ、選挙に行くな年金で買ったお酒飲んで寝ていてくれ!未来は未来のある若者にお任せ下さい!》政府統計によれば、’19年1月時点で65歳以上の人口は3562万人。50歳~64歳までを含めると5928万人になる。一方で18歳~29歳の人口は1500万人に満たない。若者が選挙に行かない理由について《圧倒的に年寄りが多いから若者が選挙に行ったって勝ち目ないのがわかってるからじゃない?》と、動画に疑問を呈するツイートも見られた。
2019年07月15日女優の上白石萌歌が10日、東京・大井町の品川区役所で行われた「第25回参議院議員通常選挙 期日前投票 PRイベント」に出席した。7月21日に投票を迎える「第25回参議院議員通常選挙」。総務省は、同選挙のイメージキャラクターに上白石萌歌と佐々木蔵之介を起用し、投票啓発のための動画やポスターなどを制作した。上白石は「私は現在19歳で今回の参院選が初めての国政選挙です。まだ知らないことが多いんですが、俳優としても有権者としても大先輩の佐々木蔵之介さんがいたので、安心感を持って臨むことができました」と撮影を振り返った。イベント前には期日前投票を品川区役所で済ませたといい、「私は21日にお仕事の都合で投票できません。今回は期日前投票をさせていただきました。投票所ってどんな感じなんだろう? とか分からないこともありましたが、時間も短く簡単に投票することができました。簡単でスムーズでしたね」と笑顔を見せ、「もっと複雑で時間がかかるのかなと思いましたが、時間と場所さえ把握していれば簡単にできます。皆様もぜひ足を運んでしていただけたらと思います」とアピールした。また、共演した佐々木については「私自身、投票に詳しくなくて最初は不安でしたが、佐々木さんの包容力や先輩としてリードしてくれる部分があったので、隣にいるだけで安心しました」と心強い存在だった様子。撮影エピソードとして「思い出というか、佐々木さんの素の顔で関西弁を初めて聞き、新鮮でちょっと得した気分になりました(笑)」と明かしつつ、「思った以上に優しい方で、空き時間とかもずっとお話してくれました。また共演できればと思います」と再会を待ち望んでいる様子だった。
2019年07月11日自民党・三原じゅん子議員(54)が6月24日の参議院本会議に登壇。自民党と公明党を代表し、安倍晋三首相(64)への問責決議案の反対討論に立った。決議案は反対多数で否決となったが、三原氏の“演説”の異様さにTwitterでは非難の声が殺到している。問責決議案の趣旨説明として、立憲民主党・福山哲郎幹事長(57)は渦中の「老後資産2,000万円」報告書をめぐる安倍政権の対応について「不誠実極まりない」と非難した。しかし三原氏は「断固反対」と切り出し、こう語った。「野党の皆さん、はっきり言って、もううんざりです。国民にとって大切な年金を政争の具にしないでいただきたい。高齢者の皆様の、生活への切実な不安をあおらないでいただきたい!猛省を促します」三原氏は「野党の皆さんは年金を増やす具体策を持っているのでしょうか?」と発言。さらに民主党政権時を引き合いに出し「かつてマニフェストで華々しくブチ上げた、できもしない最低保障年金。あれは一体、何だったのでしょうか」「はっきり言って無為無策だった」と語った。また安倍政権下で今年の年金支給額がプラスになったといい、こう続けた。「民主党政権の『負の遺産』の尻拭いをしてきた安倍首相に感謝こそすれ、問責決議案を提出するなど全くの常識はずれ。『愚か者の所業』とのそしりは免れません!野党のみなさん、もう一度改めて申し上げます。恥を知りなさい」三原氏が「政争の具にするな」という年金問題だが、ここ1カ月国民の関心は高い。19日に開かれた党首討論でも立憲民主党・枝野幸男氏(55)は安倍首相にその姿勢を問いただした。しかし安倍首相が要領を得ない答弁に始終したために枝野氏は「私の問いかけには正面から答えていただけたとは思っていない」と強く批判。さらに「総合合算制度と医療介護の質量ともに賃金の底上げによる充実を勧めていくべきだ」などと提案した。「年金を政争の具にするな」と語った三原氏。まるで演説のような口ぶりも相まってTwitterでは「三原じゅん子」がトレンド入りし、またこんな声が上がっている。《国民の大切な年金だからこそ金融庁報告や年金財政検証を踏まえた議論が必要。国民の目から全てを覆い隠す政権が、報告書をなきものとし、年金財政検証公表を選挙後に先送りし、予算委員会の開催要求にも応じない。政争の具としているは野党じゃない》《年金制度は政府が管理運営してるものですから政治そのもの。その年金制度を「政争の具にするな」と言ったら何を政争の具にすべきなんでしょう。政治に無関心でいて欲しいというのが与党の本音でしょう》三原氏の「民主党政権の『負の遺産』」という発言にも厳しい声が上がっている。民主党は09年から12年のわずか3年間政権を握ったが、16年に党名は消滅しているためだ。三原氏と同じく安部首相も民主党政権をしばしば引き合いに出し、「悪夢の民主党政権」と常套句のように形容している。くわえて6月10日の国会で共産党・小池晃氏(59)からの質疑に応じた際にも安倍首相は年金が増額したことに触れ「ちなみに民主党政権下には1回もプラスになってない」と啖呵を切った。思わず小池氏が「民主党じゃないですから、私は」と呆れる場面もあった。わずか3年のみ政権を握った、すでになくなっている党を引き合いに出し安倍政権を語った三原氏。「安倍首相に感謝こそすれ」とまで話す姿に、こんな声が上がっている。《自民党っていつまで「あの悪夢のような民主党政権」的なことを言い続けるんですか?政権交代してから何年経ってるか分からない人たちの集団なのかな》《個人名を挙げて感謝せよとは。自民党は個人崇拝を是認する政党なのですね》10年8月本誌で、子宮がんをキッカケに「これからの人生は自分のためだけでなく、誰かのためにも生きていきたいと思うようになりました」と政治家転身の決意を語っていた三原氏。しかし15年3月参議院予算委員会で第二次世界大戦中のスローガン“八紘一宇”について「その理念は大事ではないか」と話し、物議を醸したこともあった。いったい、どこを目指しているのか。
2019年06月26日「多くの国民が、10月の『消費税増税』が予定通りに行われるかどうかを、気にしています。自民党の選挙公約が発表されましたが、公約が載った資料には、小さな文字でひっそりと『本年10月に消費税率を10%に引き上げます』と書かれているだけ。これで選挙に勝ったら、公約が信任されたといって、増税するつもりなのでしょうか?」(全国紙政治部記者)6月7日、自由民主党は夏の参議院選挙に向けての選挙公約を発表した。党本部で行われた会見で壇上に上がったのは、岸田文雄政調会長だ。「令和の時代になって初めて行われる国政選挙。令和時代の日本の姿を選ぶ選挙というのを念頭に、公約も作成を行いました。表紙にある『日本の明日を切り拓く(ひらく)』というタイトルはそういった思いと決意を込めさせてもらった」そう夏の参院選挙の意義を説明した岸田氏。この日、自民党が公開した資料は『令和元年政策パンフレット』と『令和元年政策BANK』の2つ。いずれも、自民党ホームぺージで閲覧できる。「『政策BANK』が公約の本体。そのなかから、強調したい項目を、6項目にわたって、“特だし項目”として、(『政策パンフレット』で)掲げさせてもらった」そう岸田氏が言うように、24ページある『政策BANK』は小さい文字だけでびっしり公約で埋め尽くされている一方、18ページの『政策パンフレット』は大きい文字と写真で構成されている。自民党が『政策パンフレット』で“重要項目”として掲げたのが、「力強い外交・防衛で、国益を守る」「強い経済で所得をふやす」「誰もが安心、活躍できる人生100年社会をつくる」「最先端をいく元気な地方をつくる」「災害から命・暮らしを守る」「憲法改正を目指す」の6項目だ。各項目で概要が説明されているが、どこにも「消費税」の文字はない。そもそも、『政策パンフレット』には一度も「消費税」という文字は出てこないのだ。「消費税」についての記載があるのは『政策BANK』のみだ。10月の消費税10%が明言されるのは、8ページ目。「2経済再生」という大項目で、5つめの項目である「財政・税制」の2つ目の文章。前出の政治部記者はいう。「要は、自民党は『消費税』を選挙の争点にしたくないということだと思います。よっぽど政治に興味を持っている人くらいしか、『政策BANK』なんて読まないでしょう。10月の消費税増税前の最後の選挙ですし、これだけの国民の関心事なのですから、消費税の増税が正しい政策だと思うのなら、『政策パンフレット』の方にも大きく記載するべきです。これでは“消費税増税隠し”と言われても仕方がない」この日の会見でも、岸田氏は自ら、増税について語ることはなかった。初めて触れたのは会見の開始から30分ほど経ってから。記者の質問を受けてのことだ。「リーマンショック級のできごとがない限り引き上げる。こういったことを再三強調してきました。少なくとも、現在、リーマンショック級のできごとには遭遇していないと、私は認識している」増税を争点化させたくない自民党。一方、野党5党派は、全国に32ある「1人区」の候補者の一本化に向けて動き出しているが、政策でのまとまりはなく、“増税反対”に対する熱量はバラバラだ。このまま波風が立つことなく、10月の消費税増税は行われてしまいそうだ。
2019年06月08日失言の余波はますます広まるばかりだ。5月11日に、北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪れた丸山穂高衆院議員(35)。その懇親会で元島民の訪問団長に対し、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか?反対ですか?」と質問。さらに「戦争はすべきではない」と答えた団長に対し、「戦争しないとどうしようもなくないですか?」と返答していた。13日にこの発言が明らかになるとすぐさま大問題に。丸山氏は謝罪しつつ、「酒に酔って騒いだこと」と弁明するも国内外から批判が殺到。菅義偉官房長官(70)は「誠に遺憾、政府の立場と全く異なる」と不快感を露わに。14日には所属する日本維新の会に離党届を提出するも、受理されず除名処分を言い渡された。実は丸山氏、過去にもお酒絡みのトラブルを起こしていた。15年末に東京都・大田区の路上で飲酒後に一般人ともみ合いになった末に、丸山氏は相手男性の手に噛みつくなどし警察沙汰に。その件について所属政党より厳重注意を受けた後に、Twitterでこんな発言をしていたのだ。「丸山穂高です。先日の不始末について猛省と自重の決意として自主的に、禁酒宣誓書を今井幹事長へ提出してまいりました。あらゆるトラブルを予防するため、今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません。32にもなって汗顔の至りでございますが、未だ至らぬ自らを刻苦精励してまいります」(16年1月13日)今回の事件に伴って、この投稿には再び《あまりにも言葉が軽すぎる…》《本当に反省していましたか?》といった厳しい言葉が投げかけられている。除名処分を受け、14日にTwitterで《虚心坦懐にその処分を受けとめるとともに、これより先の期間は無所属にて活動する中で、残りの政策の実現に向けて一つ一つ前に進めてまいります》と綴っていた丸山氏。果たして破られた“3年前の禁酒宣言”にどう決着をつけるのか。今後さらなる注目が集まることだろう――。
2019年05月15日NMB48の吉田朱里が14日、今年の「AKB48選抜総選挙」が見送りになったことについて、ツイッターを通じてコメント。ファンから感激の声が上がっている。吉田は昨年の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で4万6,837票を獲得し、前年の16位から14位にランクアップ。スピーチでは、「みなさんが入れてくださった票の中にはすごいたくさんのいろんな気持ちが詰まっていると思います。総選挙はそういった一票一票の気持ちを大切にできるイベントであってほしいと強く思いますし、私はそういった一票一票を増やし続けられるような人でありたい」と思いを語っていた。14日、ツイッターで「応援してくださるファンの皆様へ」と題し、メッセージをつづった画像を投稿。「総選挙がないのは寂しいし、今年こそNMB48メンバーの躍進が見たかったのが本音」としながらも、「総選挙が全てでは無いと思うし春からアパレル業も始まるし自分がやりたいことに全力に取り組む時間にしたい」と意気込みを記した。別のツイートでは、「春からのアパレルはもちろん。また新しく嬉しいお知らせも控えてるから楽しみに待っててね!!きっと喜んでもらえると思う!」「ためてたお金はみんなの好きなことに思う存分使って下さい」「私のためにいつもありがとう」と感謝のメッセージを届けた吉田。ファンからは、「なんでそんなに優しいの泣ける」「こちらこそいつもありがとう」「アカリンらしくて素敵です」「優しい言葉ありがとう」などの声が寄せられている。皆さんたくさんのコメントありがとうございます!春からのアパレルはもちろん。また新しく嬉しいお知らせも控えてるから楽しみに待っててね!!きっと喜んでもらえると思う!ためてたお金はみんなの好きなことに思う存分使って下さい????私のためにいつもありがとう。 pic.twitter.com/uLnE3mt2UT— 吉田朱里♡ (@_yoshida_akari) 2019年3月14日応援してくださるファンの皆様へ pic.twitter.com/NihnH3s4nL— 吉田朱里♡ (@_yoshida_akari) 2019年3月14日
2019年03月15日3月13日、AKB48のオフィシャルブログで『AKB48選抜総選挙』を2019年は実施しないことが発表された。2009年から毎年開催していた総選挙。48グループのメンバーもSNSなどでコメントを発表している。昨年の総選挙で2位にランクインしたSKE48の須田亜香里(27)は、Twitterで《AKB48選抜総選挙がないアイドル人生は初めて》と投稿。昨年の選挙を振り返りファンへ感謝しつづも《では皆様、 心置きなくもう一年 AKB48世界選抜総選挙2位の須田亜香里です!って言わせていただきますね!笑》とつづっている。須田は09年にSKE48にメンバー入り。初出馬の11年第3回総選挙では36位だったが、8回目の出馬となる18年の第10回総選挙ではついに松井珠理奈(22)に次ぐ2位の座についた。8年かけて徐々に伸ばした順位を2年間キープできることは、須田にとって予想外の喜びだったようだ。いっぽうで、「今年こそ」と総選挙にかけてきたメンバーからは落胆の声が漏れている。18年の総選挙を辞退したHKT48の村重杏奈(20)は《去年は、立候補しなかったのですが 正直、今年はするつもりでいました。総選挙が全てではないですが ファンの方と団結できるイベントなので、、去年、立候補しなかった事を今とても 後悔しています》と無念のツイート。村重は17年の総選挙では100位と圏外だったが、その後は「アジアで最も美しい顔100」にノミネートされるなどして知名度を上げていた。それだけに、今年の総選挙に期待していたようだ。また、HKT48の松岡菜摘(22)も《総選挙。一年に一度、いつもよりぐっと応援してくださる皆さんとの距離が近付くことが嬉しくて、ありがとうでいっぱいで。そんなイベントがないことはすごく寂しいです》とツイート。松岡は2017年の総選挙では59位、2018年は55位と上り調子だった。特に悔しさの滲んだ発言をしているのは、昨年の総選挙で5位を飾ったAKB48、STU48兼任の岡田奈々(21)だ。2019年の総選挙にて、ランキング上位をSKE48の松井や須田、HKT48の宮脇咲良(20)やNGT48の荻野由佳(20)などAKB48以外のグループのメンバーが占めていたことについて、岡田は「2019年の総選挙ではAKBが1位を奪い取る」と遺憾の意を表していた。岡田は今年の開催見送りについて《総選挙を通してファンの皆様の愛を感じたり自分自身も成長出来ました。去年“1位奪還”宣言をしましたがいつかまた開催されたとき絶対に実現させたいと考えてますもっともっと良い女になっていつか必ず…!》と熱い気持ちをツイートしている。またAKB48グループ総監督の横山由依(26)はラジオ番組で《今年がチャンスと思っているメンバーもいたと思うし、苦しさもあるけど、総選挙で変わることもあった。楽しみにしていてくださった方には残念な気持ちにしてしまったかもしれないけど、メンバーもスタッフも、みんなで楽しめることができたら》と発言。若手メンバーの忸怩たる思いは、総監督にも伝わっているようだ。
2019年03月14日毎年恒例の「AKB48選抜総選挙」が今年は見送りになったことを受け、SKE48の須田亜香里が13日、ツイッターを通じて心境をつづった。昨年の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で15万4,011票を獲得し、自己最高の2位になった須田。ツイッターでは、見送りが発表された公式ブログを引用しながら、「皆!今年選抜総選挙ないって!」と呼びかけた。そして、「AKB48選抜総選挙がないアイドル人生は初めて」と明かし、「賛否の声もあるイベントだったかもしれないし私は選挙シングル以外はライトの当たらないポジションにいる期間も長くてファンの方を何度も悲しませたはずなのにそれでもよじ登ろうとする私を見て投票で力を貸してくれた全ての方へ改めて感謝しています!」とファンへの思いを記す。「では皆様、心置きなくもう一年 AKB48世界選抜総選挙2位の須田亜香里です!って言わせていただきますね!笑」と明るく振る舞い、「私たちアイドルに出来ること 私がしたいことは前向きに頑張る姿を見せる。それだけです」と一連のツイートを締めくくっている。須田の思いはファンにも届き、「流石の心構え」「強い心のメッセージ」「これに尽きる」「いつも元気をもらってます」「言葉の重みが違います」「それしかねえよな!」「ファンはそれを応援する!」など感動の声が寄せられている。
2019年03月14日アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が13日、自身のツイッターを更新。AKB48グループの恒例イベント「AKB48選抜総選挙」が今年は開催されないことが同日、発表されたことを受けて心境をつづった。指原は「総選挙でみなさんに知ってもらえた自分としては…総選挙に向けて努力しているメンバーもファンの皆さんのこともわかっているので複雑です…。色々なことの整理、説明ができていない中での開催はもちろんできないので仕方がないと思っています」と心境を告白。続けて、「みなさんが周りに『応援している!』と胸を張って言えるようなグループでないといけないですよね。悲しい気持ちにさせてしまうことが多く…。パフォーマンスで笑顔にできるようにメンバー一同、気力を奮い立たせ、仲間を思いやり、頑張ります」とつづった。さらに、「いろいろなことへの説明がついていない~のところですが公式な見解ではなく私個人の受け取り方です」と補足した。指原は、2013年に初の1位に輝き、2015年から2017年まで前人未踏の3連覇を達成。2018年は出馬しなかった。
2019年03月13日五輪担当大臣の桜田義孝(69)が池江璃花子選手(18)の白血病公表に「本当にがっかりしている」と発言したことについて、女性議員から批判の声が相次いでいる。桜田大臣は2月12日、池江氏について「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」と告白。すると、ネット上では《大臣としてではなく人として最低》《文脈がどうあれ辞任もの》など非難が殺到していた。これを受けて立憲民主党の蓮舫議員(51)は13日、《この大臣はもはや論外。 五輪を担う資格さえないし、人としてどうなの》と自身のTwitterに投稿した。また自由民主党の三原じゅん子議員(54)も《池江選手のお気持ちを考えて欲しかった》と配慮のなさを批判した。いっぽうで、池江選手を応援するコメントも続々と上がっている。民進党の原口一博議員(59)は《「しっかり治療をすれば完治する病気」です》とコメントした。またお笑い芸人カンニング竹山(47)もTwitterで「池江さん、絶対に治る!絶対に治ります!」と熱いエールを送っている。
2019年02月13日自民党・平沢勝栄衆院議員(73)が1月3日、「同性婚が増えると国はつぶれる」という趣旨の発言をしたと各メディアが報じた。そんななか、ロバート・キャンベル(62)のツイートが注目を集めている。各メディアによると平沢議員は同日、山梨県内で開かれた集会に参加。少子化問題について言及していた際「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。もちろんいいんですよ」と前置きをし、「ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」と発言したという。さらに各メディアによると「同性婚パートナーシップ証明書」などを出している渋谷区や世田谷区については、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と語ったという。「平沢議員は『LGBTの同性婚が増えることで国が潰れる』と言っていますが、その根拠はどこにあるのでしょうか。少子化は貧困や雇用の問題といった、社会における様々な理由が重なって生じているもの。むしろ海外では、同性婚を認めた地域の出生率が上がったとの報告もあるくらいです。今回の発言は、ただ多様性を否定しているだけにしか聞こえないのですが……」(マスコミ関係者)そんななかキャンベルは4日、Twitterを更新。平沢議員の発言に関する記事を引用し、こう投稿した。「平沢さん、少しは勉強してくださいよ」キャンベルのツイートは現在4,300回以上のリツイート、さらに9,700回以上の「いいね」がされている。また《ほんの少し勉強すれば わかることだと思うのですが……》《「みんな違ってみんないい」と子どもたちに言っておきながら、大きくなるにつれてみんな一緒であることを強要するの、おかしいですよね》とキャンベルさんを支持する声が上がっている。キャンベルさんは昨年、自民党の杉田水脈議員(51)の“LGBTは生産性がない”という新潮45への寄稿を機に、自身がゲイであると明かした。「杉田議員が取り沙汰にされた際、『多様性の尊重は政府与党の方針でもある』と安倍首相はコメントしていました。しかしまたもや、自民党議員による失言。キャンベルさんは文学者という職業ですし、“学習しない無知”に対してなおさら呆れているのではないでしょうか」(テレビ局関係者)各メディアによると平沢議員は5日、今回の発言について取材に対応。「LGBTの方の権利を守るのは当然だと思っている。存在を否定する意図は全くない」と説明したという。しかしTwitterでは《存在を否定する意図は全くない、と述べててもLGBTの方を邪魔者扱いしてるんじゃない!》《「国がつぶれる」とまで言っておきながら、よくもヌケヌケと》と指摘する声が続々と上がっている。平成も終わる間近、日本はどこに向かうのか――。
2019年01月06日水野真紀(48)の夫で自民党の後藤田正純衆院議員(49)が、独身女性から結婚詐欺で民事訴訟を起こされたと「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。同誌によると後藤田氏は昨年8月、SNSを通じて同世代の女性と知り合い親密に。後藤田氏は女性に対し、「ずっとそばにいて」などと甘い言葉を並べていたという。だがほどなくして連絡が取りにくくなり、女性が提訴に至ったというのだ。後藤田氏と代理人は同誌の取材に対し、女性の主張する事実関係を否定している。「後藤田氏といえば、11年にクラブホステスとの“不倫密会”を一部で報じられたことがありました。女グセは相変わらずで、しかも脇が甘い。何年も前から後藤田氏は議員宿舎、水野は子供と両親と都内の自宅に住んでいて”別居状態”。それもあって、羽根を伸ばしてしまっているのでしょう」(政界関係者)水野といえば04年に後藤田氏と結婚。その後は女優業をセーブし“代議士の妻”として献身的に夫を支えてきた。今年4月からは一般入試で名門女子大の文学部教育学科2年に編入したが、今後は周辺が騒がしくなりそうだという。「後藤田氏は今回の件で少なからずダメージを受けそうですし、夫婦関係に亀裂が走ることも懸念されます。ちなみに11年のスキャンダル後に行われた総選挙では、支援者が『後藤田さんに代わって水野さんを立候補させよう』という動きもありました。今回もまた、またそういう動きが出てきそうです」(政治部記者)水野はストレートだと21年3月に大学を卒業予定。解散がなければ任期満了による総選挙は21年に行われるが……。今後の水野の動向に注目が集まりそうだ。
2018年11月18日