公明党・熊野正士議員(57)に飛び出したセクハラ報道が、波紋を呼んでいる。9月6日の『デイリー新潮』は【公明党・熊野正士議員の性加害が発覚被害女性が明かす、身の毛もよだつ「セクハラLINE」の内容とは】というタイトルで、“性加害”の実態として報じた。昨年10月、知人女性のお尻を握るなどしたという熊野議員。女性が「痴漢ですよ!」と言ったところ、LINEで《恵子(注:原文は実名)さまのお尻、たまたま手に当たりました。そしたら、とても気持ちよかったので、つい、気がついたら、恵子さまのお尻を触ってしまっていました》と返信。さらに熊野議員はエスカレートし、女性と性行為に及ぶ妄想をLINEで送るようになったという。また『文春オンライン』も新潮と同じく、熊野議員から被害にあった女性の告発を掲載。記事によると公明党に質問状を送ったものの、入院中で面会謝絶状態ゆえに「事実確認ができておりません」との回答が。さらに「本人との面会が可能となった時点で、党として速やかに確認したいと思います」と返答したという。新潮も文春も、熊野議員のものとされるLINE画面の画像をアップしている。記事の内容もさることながら、《優しくお尻を触るの》などとつづられた生々しいLINEは決して快いものではない。折しも現在、俳優・香川照之(56)の“性加害”が波紋を呼んでいる最中でもある。「香川さんの性加害は、8月24日の『デイリー新潮』で報じられました。香川さんは’19年7月に銀座のクラブでホステス女性の服のなかへ手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取るなどの行為に及んだそうです。その結果、被害女性はPTSDになったといいます。報道から2日後の8月26日、香川さんは金曜レギュラーを務めていた『THE TIME,』(TBS系)に生出演して謝罪。しかし、翌週には番組の降板が発表されました。さらには6社のCMの打ち切りがすでに決定し、残る1社も今後について『検討中』としています。さらには10月期のTBS系連続ドラマ『アトムの童』も降りることになるなど、即座に謝罪してもなお“火だるま状態”となりました。それほど性加害は、社会的に大きな問題なのです。にもかかわらず、熊野議員は入院を理由に無言を貫いています。ましてや、彼は議員です。そのため、説明責任を問う声がネットで相次いでいます」(全国紙記者)実際Twitterでは、熊野議員の報道に対して《香川照之よりこっちの方がよっぽど問題やろ・・・》《香川照之より問題だよな》との声が。そして《熊野議員はなんの説明責任もはたさず》《病院に入院で説明責任無しですか?》と厳しい声も上がっている。文春の取材に対して、公明党は「本人との面会が可能となった時点で、党として速やかに確認したい」と答えていた。面会可能となるのは、いったいいつになるのか。そこで本誌が公明党に電話で尋ねたところ、広報部の担当者はこう答えた。「面会謝絶という記事が出ていますが、病院の側から『面会できる状態ではない』といわれています。そして、面会時期の見通しはまだついていません」さらに本誌が「熊野議員が報道について説明しないでいることに、批判の声が上がっています。党としての見解はいかがでしょうか」と質問したところ、「メールで回答する」との返事が。だが、期日までに回答は得られなかった。
2022年09月09日8月23日、立憲民主党は統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と所属議員の接点に関する調査結果を発表した。関わりがあった議員は合計14名に上り、選挙での組織的な支援は確認されなかったとしている。今回新たに判明した議員のうち、岡田克也元外相、枝野幸男前代表、安住淳元財務相、福田昭夫衆院議員の4人は、過去、旧統一教会と関係が深い「世界日報」にインタビューが掲載されている。また大串博志衆議院議員、古賀之士参議院議員は統一教会の関連団体の催しに祝電を送付したと発表された。これについて、西村智奈美幹事長は23日の記者会見で「全ての人が旧統一教会との関係(がある団体)だと認識していなかった」と発言。今後はしっかりと注意すると続けた。また、23日に西村氏は「自民党は党として調査を行っていない」と自民党を批判したが、一連の発表についてインターネット上では落胆の声が上がっている。《認識してなかったってそんなわけあるかい。しかも14人全員が》《叩かれそうだったから急いで調査しました感がぬぐえない》《自民党と統一教会の癒着にあまり追及してるように見えなかったのは、身内も統一教会とつながってるからだったのか。納得》
2022年08月24日旧統一教会の関連施設を訪問していたことが報じられた生稲晃子議員(54)。議員としての活動は本格化していないにもかかわらず、早くも窮地に立たされている。7月の参院選で初当選を果たした生稲議員。公示直前の6月、萩生田光一政調会長(58)に連れられ、選挙の支援を要請するため旧統一教会の関連施設を訪れていたという。「これについて生稲議員の事務所は17日、『新人の立場なので、多くの方に政策を聞いていただきたいという思いでスタッフが判断した』と説明しました。これほどの大問題ですからまず初めに自らの言葉を示す必要があったと思いますが、初手から事務所任せの生稲議員の対応は批判が殺到していました」(全国紙記者)生稲委員は18日にようやくメディアの前に立ち、“暑かったので顔を治すことや、間違いないように喋ることに必死だったため、そのときは旧統一教会の関連施設という認識はなかった”と釈明。しかしそうした説明に国民からの納得は得られず、火に油を注ぐ形となった。そもそも生稲議員は、選挙期間中から物議を醸す行動がたびたび取り沙汰されていた。「NHKの候補者アンケートにはほぼ無回答で提出したかと思えば、東京新聞のアンケートでは他の候補者の回答と酷似した内容を提出したとして波紋を広げていました。また毎日新聞によるアンケートの“富裕層への課税強化”についての項目に『反対』と回答したいっぽうで、朝日新聞の同じ項目には『強化すべきだ』と矛盾した回答をしていました。そのたびに、“本当に自分自身で考えて回答しているのか?”と疑問の声が上がっていました」(政治部記者)すっかり批判一色となった生稲議員。だがもともと、彼女の周りはあたたかいエールがあふれていたはずだった。15年11月、彼女は本誌で4年8カ月にも及ぶ乳がん闘病と乳房再建手術の経験を初めて告白した。当時、その勇気ある公表は大きな反響を呼び、読者からも応援の声が続出していた。「生稲議員は元おニャン子クラブと知名度もありますし、もともと彼女の生き方に共感する人はいました。さらに生稲議員は参院選出馬に際し、“病気を抱えながら働いていく人を支援したい”と自身の闘病経験を踏まえて意気込んでおり、それに励まされた人も少なくありませんでした。このように本来、彼女のまわりには応援してくれる人が大勢いたはずなのです。しかし今の彼女は自民党の看板を気にするあまり、自分自身の考えを伝えることができていません。その結果、批判一色となっています。今の彼女にとって本当に大切なのは新人として足並みをそろえることではなく、自分の言葉でしっかりと本音を話すことなのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)参議院議員としての任期は、これから6年間続く。起死回生なるか。
2022年08月23日7月の参院選で東京選挙区から出馬し、初当選した生稲晃子議員(54)。8月3日召集の臨時国会では新人議員として登院する姿が注目を集めたが、当選早々に波紋を呼ぶ出来事が。「デイリー新潮」は8月16日、萩生田光一政調会長(58)が参院選の選挙期間中に生稲氏を伴って統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問し、支援を要請していたと報じた。10日に発足した第2次岸田改造内閣では、統一教会やその関連団体との関係を認めた閣僚7人が交代。教団の関連イベントに出席したことを公表していた萩生田氏は、経済産業相を退いたものの新たに政調会長に就任し、会見では教団との関わりについて、「今後は一線を画すと決めた」と言明していた。しかし「デイリー新潮」によると、萩生田氏は’09年~’12年までの間に月1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪問し、演説をしていたという。さらに、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にも参加していたなど、教団との親密な関係が報じられている。一方で萩生田氏は「週刊新潮」の取材に、生稲氏と施設を訪問したことを認めた上で、「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」と否定。生稲氏も同誌に対して、「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」と説明している。■候補者アンケートは“ほぼ無回答”、当選後は正門を避けて初登院安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、統一教会と政界の密接な関わりが問題視されている。連日ワイドショーでも取り上げられるなど、その関係を追求する動きは止む気配がない。そんななか、明らかになった生稲氏と教団との接触。生稲氏といえば、選挙期間中から行動が波紋を呼んでいたことも記憶に新しい。「生稲氏は、NHKが候補者に向けて実施したアンケートを“ほぼ無回答”で提出。批判の声を受けて、Twitterに謝罪動画を公開する事態となりました。他にも、毎日新聞のアンケートでは『富裕層への課税強化に反対』と回答した一方で、朝日新聞の『所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきだ』とのアンケート設問には『どちらかと言えば賛成』と回答。あいまいな主張に、『矛盾している』との指摘が相次いだのです」(全国紙記者)さらに、当選直後も波乱は続いた。「『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられました。番組では、陣営関係者による『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから』との匿名コメントも紹介。すると、生稲氏の選挙対策事務所スタッフは、テレビ東京のプロデューサーと池上彰氏(72)宛に抗議文を送付。時間に余裕がなかったことを理由に挙げていましたが、ネット上では『自分の言葉で説明して』などと批判の声が相次ぐことに。先の臨時国会でも生稲氏は、報道陣やおニャン子クラブ時代のファンが集まる正門を避け、北門からひっそりと登院。選挙期間中の行動もあいまって、『逃げるな』といった声が上がりました。これまでの経緯に加え、生稲氏に統一教会との接触があったとなれば、世間の不信感はいっそう募るのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)当選からわずか1カ月あまりで、統一教会との接触が報じられた生稲氏。さらなる波紋を呼ぶ行動に、ネット上では生稲氏に説明を求める声が上がっている。《生稲氏は今こそ統一教会との関係性を明らかにするべきです》《生稲氏には今回は自らの口で説明してもらいましょう》《萩生田自民党政調会長と統一教会、自身の統一教会との選挙活動について会見してください。あなたは国会議員ですよ》
2022年08月16日6月に“パパ活疑惑”が報じられた吉川赳議員(40)。その議員辞職勧告決議案が自民党や公明党、日本維新の会の反対を受けて廃案になったと8月5日に発表された。ネットでは、非難轟々となっている。吉川議員に関しては今年6月、立憲民主党が議員辞職勧告決議案を提出。しかし自民党が採決に賛同せず、審議が行われなかった。そして『TBS NEWS DIG』によると立憲民主党が「もはや有権者の信を失い、衆議院議員として活動ができる状態ではない」として、改めて議員辞職勧告決議案を提出。しかし今月5日、自民党や公明党、日本維新の会が「議員の身分は重い。辞めるかどうかは本人の判断」などの理由から決議案の採決に反対。その結果、廃案になったという。そんな“重い身分”の吉川議員だが、いまだ“パパ活疑惑”について公の場では語っていない。“パパ活疑惑”によって自民党から離党した当時、岸田文雄首相(65)も「一刻も早く国民への説明責任を果たすべきだ」と苦言を呈していたが、先月15日にブログで説明したのみだ。「『週刊ポスト』によって疑惑が報じられた当初から、『会見で説明すべき』との声が世論で上がっていました。しかし、いまだ応じていません。地元である静岡県富士市の記者クラブが会見を開くよう要望書を提出した際にも、『今後の当方の主張は、法廷で明らかにしていく所存です。記者会見のご要望については辞退いたします』と回答しています」(全国紙記者)また吉川議員が非難されているのは、“雲隠れ”が続いたことにも及んでいる。「パパ活疑惑が報じられた当時、5日ほどで国会が閉会することとなっていました。しかし報道以降、吉川議員は国会を欠席。以降も公の場に登場することはありませんでした。ところが先月30日、“雲隠れ”について『国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はありません』とコメント。ネットでは《いやいや、めっさ雲隠れしてたじゃん》《見苦しい》と呆れ声が上がっていました」(前出・全国紙記者)そのため吉川議員に限らず、「自公維はなぜ廃案にしたの?」と怒りが党に対しても飛び火している。《廃案としたその根拠を納得できる形で国民に説明してほしいんだが》《廃案にするくらいなら、離党届も受理しなきゃよいのに》《ブログだけで説明責任も果たしてないのにね!身分が重くなればなるほど、責任の取り方あるでしよ》《辞職勧告法案が自公維の反対で廃案 どんなコンビネーションやねん》吉川議員は6月30日、期末手当として約290万円を受給しており、そのことも火に油を注ぐ要因となった。自民も公明も維新も、世論との溝を埋めることはできるだろうか。
2022年08月08日8月3日、臨時国会が召集された。そこには先月行われた参院選で東京選挙区に立候補し、初当選を果たした自民党・生稲晃子議員(54)の姿も。しかし、その登院の仕方がネットで波紋を呼んでいる。各メディアによると同日、国会の正門には初登院する議員らに取材するべく報道陣が集結。しかし、生稲議員は報道陣に加えておニャン子クラブ時代からのファンが集まる正門を避けて国会へ。異例の“裏口”からの登院になったという。当選に際し、Twitterに《ご支援に心から感謝申し上げます。ここからの6年間、全力で働いていきます!》と綴っていた生稲議員。しかし現在、その“全力”を訝しむ声が上がっている。「生稲議員は、NHKが行った候補者向けアンケートでほぼ無回答で提出し、批判が殺到。事務所の不手際と釈明しましたが、その後も東京新聞のアンケートでは、他の候補者と回答が酷似しておりこちらも波紋を呼ぶことに。また『富裕層への課税強化』について、毎日新聞のアンケートには『反対』としたいっぽうで、朝日新聞には『どちらかと言えば賛成』と真逆の回答。その“芯のなさ”に呆れる声が相次ぎました」(全国紙記者)さらに生稲議員は参院選当日に放送された『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で、各局のインタビューをすべて拒否していたことが明かされた。番組では、匿名の陣営関係者による「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」というコメントも伝えられた。「『選挙ライブ』の件は、生稲議員の選挙対策事務所スタッフが池上彰さん(71)とテレビ東京のプロデューサー宛に『事実と異なる』と抗議文を送付する事態にまで発展しました。あくまで当日の時間が読めなかったことが原因だとして、マスコミ対応責任者である自民党の川松真一朗東京都議も《8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた》とTwitterで反論。そう抗議していたにも関わらず、政治家としての“デビュー戦”でもある初登院日にマスコミを避けたわけです。これではまたも“取材拒否”したと思われても仕方ないでしょうね」(前出・全国紙記者)黒塗りの運転手付きクラウンで送迎されるなど、すでに“センセイ待遇”の生稲議員。その“裏口登院”に不安を覚える声が、こう上がっている。《報道陣にすら正面から向き合えない人に国民と正面から向き合う気があるとも思えない》《生稲さんは未熟さの露呈や失敗を極端に恐れるあまり、既に保身や逃げ癖がついてしまっているのではないか。何かを成し遂げられるとは到底思えん》《生稲先生はいくらなんでもまずいだろw 当選直後から生の言葉聞いてないぞw》《6年間逃げまくって終わり?》
2022年08月05日7月の参院選でNHK党の比例代表から出馬し、初当選を果たした“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。これまで“暴露”によって支持を集めてきた東谷議員だが、議員となったことで今までとは違う舵取りを迫られそうだ。今年2月に開設したYouTubeチャンネルで、次々と著名人の私生活を暴露してきた東谷議員。公職に就いても“ガーシー砲”は止まらなかった。7月27日、人気YouTuberである『東海オンエア』のてつやが、女性YouTuberのきりたんぽにキスする動画をInstagramのストーリーで公開したのだ。「東谷議員の公開した動画には、カラオケ店で周囲から『キス!キス!キス!』と促されるてつやさんの姿が。その後、てつやさんはきりたんぽさんを抱き寄せてキスしていました」(スポーツ紙記者)チャンネル登録者数133万人を誇る人気YouTuberのきりたんぽ。8月2日、自身のYouTubeチャンネルで動画について釈明する事態となった。彼女はキス動画について「あれは4年以上前のものになります」といい、さらに東谷議員について「2年くらい前にお友達に誘われていった飲み会にいらっしゃって、そこで初めてお会いしました」「東谷さんとお会いしたのは、その一回だけです。何か私が失礼なことをして、怒らせてしまっているのであれば、お詫びいたします。申し訳ありません」と謝罪。さらに動画の影響で「殺害予告もきていて、場所とか時間とか、どういう風にとか、そういうリアルなのもあって凄い怖いんですね……」といい、「その中に、尻軽くそ女、くそくそビッチ、くそビッチというコメントも届いている」と誹謗中傷に悩まされていることも告白。精神的に参ってしまった彼女は突発性難聴を発症したといい、当面の間はYouTubeを休止すると発表した。4年前のキス動画で、殺害予告や誹謗中傷の被害者となったきりたんぽ。ネットでは《きりたんぽ4年前の動画で謝罪とかせんでいいやろ》《ただただ可哀想。4年前は違うでしょ それで活動休止、突発性難聴発病って、、、》と同情の声が相次いでいる。そのいっぽう、政治家の立場でありながら4年前の動画を“暴露”した東谷議員にはその資質を問う声がこう相次いでいる。《4年前のことをしかも1度しか会ったことないのにプライベート動画暴露公開して更には活動休止にまで追い込む事態にさせた国会議員…》《何にも悪いことしてないのにこんな目に遭わせる元凶が国家議員って…》《4年前にキスした動画を出すことが国を良くする告発なんですかね》《国会議員になって影響力が増した分、暴露する種類も変えていかなきゃね。その力を正しく使ってほしい》《ガーシーよ、これじゃあ弱いもんいじめやで。》
2022年08月03日7月10日に投開票が行われた参院選で、当選を果たした自民党の生稲晃子議員(54)。東京選挙区から出馬した生稲議員は、61万9792票を獲得。定数6のなか、5位に滑り込んだ。そんな彼女だが、28日配信の『SmartFLASH』では運転手付きの黒塗りクラウンで都庁玄関に到着する様子が報じられた。新人なのにすっかり“センセイ”待遇な姿に、疑問視する声も上がっていた。「議員には、月129万4000円が給与として支給されます。6月と12月には約314万円のボーナスもあるので、合わせて年に約2180万円が支払われます。それに加えて、文書通信交通滞在費として月に100万円が。国会がある東京と選挙区を行き来するために、新幹線のグリーン車に乗れるJR無料パスも支給されます」(全国紙記者)生稲議員といえば、当選するまでに数々の波乱を呼んできた。「選挙期間中に複数のテレビ局が実施した候補者向けアンケートで“ほぼ回答ゼロ”だったとして、批判が殺到。後に”不備”を謝罪しTwitterで改めて回答していました。また『富裕層への課税強化』に関して毎日新聞で『反対』と答えたものの、朝日新聞には『どちらかと言えば賛成』と矛盾した回答に。あまりに“ブレブレ”な様子に、ネットでは呆れる声が相次いでいました」(前出・全国紙記者)また当選直後にも、一波乱が。「『池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)で、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられたのです。さらに番組では、陣営関係者による匿名コメントとして“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”とも明かしていました。すると生稲氏の選挙対策事務所スタッフが翌日、池上彰さん(71)とテレビ東京のプロデューサー宛に「事実と異なる」とする抗議文を送付する事態に。あくまで当日の時間が読めなかったことが原因だとして、マスコミ対応責任者である自民党の川松真一朗東京都議もTwitterで《8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた》と反論。しかしSNSでは《普通は答えるもんだよ》との声が上がるなど、火に油を注ぐ事態となりました」(前出・全国紙記者)本誌が7月13日から14日に実施した「参院選に当選した、期待できないタレント議員ランキング」では、2位となった生稲議員。回答者からは、政治家としての資質に疑問を抱く声が目立っていた。果たして、生稲センセイは議員としての活動を通じて評価を挽回することができるだろうか?
2022年07月31日自民党が単独で改選過半数となる65議席を獲得するなど、与党が大勝した第26回参議院選挙。いっぽうで、今回の選挙戦ではタレント候補者の出馬も目立った。熾烈な選挙戦を勝ち抜き、当選した7名のタレント議員のなかで、強い発信力をもって政治家として活躍してくれそうなのはいったい誰か。そこで本誌は、「期待できるタレント議員」についてアンケートを行った(7月13日~7月14日)。個性的なタレント議員が並ぶなか、「期待できるタレント議員」で上位に選ばれたのは……?まず第4位に食い込んだのは、NHK党の比例代表で初当選した暴露系YouTuberの“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。今年2月にYouTubeチャンネルを開設し、次々と“芸能界の裏側”を暴露することで知名度を上げた東谷議員ならではの活躍を望む声が多かった。《政界の暴露をやってくれると思うから》(60代女性・会社員)、《色々なスキャンダルを暴きそう『森友問題』や『桜を見る会』など、これまでの政治でもスキャンダルはあったが、そういった『政治の闇』を暴き、より透明性のある政治を目指してくれそうだから》(20代女性・会社員)と、芸能界だけでなく“政界の闇”を暴くことにも期待が寄せられている。また、《普通じゃできないようなことを自分勝手にズバズバやっていきそうなところ》(20代女性・アルバイト)と、革新的な活躍も求められているようだ。■生稲晃子は苦労経験が評価、水道橋博士は強い発信力に期待第3位となったのは、自民党から出馬した元おニャン子クラブの生稲晃子議員(54)。80年代におニャン子クラブのメンバーとして芸能活動を始め、解散後は女優業を続けていた。プライベートでは’03年に結婚し、’06年に第1子を出産。その一方で’11年に乳がんが見つかり、手術をするも2度の再発によって右胸を全摘出したことを公表している。そんな生稲氏が今回の選挙戦で訴えていたのは、病気を抱える人が仕事と治療を両立していく「トライアングル型支援」の拡充だ。生稲氏は’16年9月に、安倍晋三元首相(享年67)が議長を務める「働き方改革実現会議」の民間議員に選ばれ、闘病経験をもとにこの支援体制を提唱し採用された実績がある。《アイドル時代から苦労している》(60代男性/派遣社員・契約社員)、《ガンを患った経験があるから》(50代男性/管理職)と、困難を乗り越えてきたことが評価されたようだ。また、投開票日直前に凶弾に倒れた安倍元首相が生稲氏の応援演説に駆けつけるなど全面支援をしていたことから《いろいろなことを経験しておられるから。安倍元総理が応援していたから》(20代男性/無職)との意見もあった。続いて第2位となったのは、れいわ新選組の比例代表で初当選したお笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士議員(59)。出馬のきっかけは日本維新の会・松井一郎代表(58)を批判する内容の動画をTwitterで紹介し、松井代表本人から訴えられたこと。水道橋博士氏はいわゆる“スラップ訴訟”だとして、今年5月に山本太郎代表(47)の遊説先で「国会で反スラップ裁判法を立法化してほしい」と直訴。すると、山本代表から“自らやってみてはどうか”と勧められ、出馬を決意したという。これまでも政権を批判する発言で注目を集めていたこともあり、《以前から政治社会に関して自己の意見や主張を表明してこられている。所属党は支持しないが彼が自由に発言することで議論は活性化すると思う》(50代女性/パート)、《おかしいことを忖度なしにおかしいと指摘し、正しい方向に導こうと努力しそうだから》(40代女性/専業主婦)と発信力に期待する声が。ただ、《自論を持っており、確固たる意志がある。しかし、下手すると独りよがりになり得そう》(40代男性/管理職)との指摘も。他には《山本太郎がいるから》(50代男性/無職)、《れいわ新選組を支持している》(30代男性/パート・アルバイト)と、同党の支持を根拠に挙げる声もあった。■都知事経験が圧倒的な強みにそして堂々の第1位に輝いたのは、日本維新の会から比例代表で初当選した作家の猪瀬直樹議員(75)。猪瀬氏は東京都副都知事を経て、’12年12月に石原慎太郎前都知事(享年89)の辞職に伴う都知事選で当選した経歴の持ち主だ。そのような経験に信頼を寄せる人もいるようで、《都知事の経験もあり、いろいろと考えてくれそうだから》(50代女性/パート)、《都知事の経験があり、ビジョンを持っていると思います》(60代男性/会社員)、《都知事時代、不祥事はあったが良かった》(20代男性/学生)といった声が。その一方で《元都知事経験者なので他よりはましだと》(30代男性/アルバイト)、《誰も期待できないので、とりあえず政治経験者にしておきました》(40代女性/無職)と、他候補と比較して“消去法”で選んだという人もいた。加えて、《タレントとされているがもともとジャーナリストの方で、東京都知事の経験もあり、最も期待できるが、国政は、東京だけを見ていてもいけないので、地方にも目を向けていただけることが条件になる》(60代男性/公務員)といった要望も寄せられた。最終結果はこちら。【政治家としての活躍を最も期待できるタレント議員は?】(複数回答可)1位猪瀬直樹(日本維新の会):22.8%2位水道橋博士(れいわ新選組):19.4%3位生稲晃子(自民党):18.0%4位“ガーシー”こと東谷義和:(NHK党)16.0%5位松野明美(日本維新の会):10.6%6位青島健太(日本維新の会):7.2%7位中条きよし(日本維新の会):6.0%果たして、期待に応えてくれる活躍ぶりを見せてくれるだろうか?
2022年07月20日7月10日投開票の参院選で自民党から出馬し、見事に初当選を果たした生稲晃子議員(54)。おニャン子クラブ元メンバーということもあり、選挙戦への立候補を表明して以来その動向に注目が集まっていた生稲議員。しかし、その選挙活動は波乱の連続だった。「NHKが行った候補者向けアンケートで、生稲さんはほとんどの項目が無回答でした。インターネット上では“手抜き”などと批判が殺到。生稲さんの選対広報担当を務める川松信一朗の説明によると、生稲さん本人は回答を出しており、無回答となってしまったのは“事務局責任者の処理ミス”だったそうです。しかし、選挙特番『zero選挙2022』(日本テレビ系)が行ったアンケートに対しても生稲さんはほぼ無回答。こちらについてもインターネット上では波紋が広がっていましたが、生稲さんから説明はありませんでした」(政治部記者)さらに別のアンケートでも疑惑が。7月5日の東京新聞朝刊に掲載された『コロナ対応の緩和』についての質問に対する生稲議員の回答が、同じく自民党候補者の朝日健太郎氏(46)のものと酷似していたのだ。本誌の問い合わせに対して、生稲議員の選挙事務所はこう回答していた。「回答を作成する上で、間違いがあってはいけないので党の専門的な部分に確認しました。朝日先生のことはわからないので推測ですが、同じように確認をされたのかもしれません」釈然としない説明に終始し、波紋を呼び続けた生稲議員。投開票当日の10日も、全局の選挙特番への出演を“拒否”し、国会議員としての資質を問う声が相次いでいた。そんな生稲議員とは対照的に、評価を高めているかつての“仲間”が。同じくおニャン子クラブの元メンバー・工藤静香(52)だ。「今年ソロデビュー35周年を迎える静香さんは、7月にカバーアルバムの発売とコンサートツアーを予定しています。それに先がけて7月2日には『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)に出演。『黄砂に吹かれて』『くちびるから媚薬』『嵐の素顔』など往年の名曲を披露し、20代の頃と変わらない歌唱力を見せつけました」(芸能関係者)SNS上では、《久々に工藤静香の歌聴いたけど昔と全然変わらない歌声!さすが》と圧巻の歌声を称賛するコメントがあがっていた。芸能人としてだけでなく、プライベートでも静香は充実の時を過ごしている。その陰にあるのは、モデルや女優として活躍する愛娘たちだ。「『THE MUSIC DAY』で歌う静香さんの姿を長女のCocomiさん(21)が動画として撮影し、Instagramのストーリーズに投稿していたのが“微笑ましい”と話題に。また次女のKoki,さん(19)は、静香さんと2人でキッチンに立ち料理をする動画を7日にInstagramに投稿。BGMには静香さんの楽曲『MUGO・ん・・・色っぽい』。仲睦まじい様子でした。静香さんもCocomiさんとKoki,さんの芸能活動の現場に帯同し、自身の経験を活かしながらアドバイスを送るなどして支えています。2人もそんな静香さんにとても感謝しているといい、母としてだけでなく、芸能界の先輩としてもいい関係を築いているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)うしろ髪ひかれ隊のメンバーでもあった生稲と静香。正反対なかつての仲間の姿に、2人は何を思うかーー。
2022年07月14日大阪国際大学(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)経営経済学部経済学科は、門真市との包括連携協定の取り組みの一つとして、第26回参議院議員通常選挙に係る期日前投票立会人の仕事に協力しました。主催:門真市選挙管理委員会協力学生:村井麻夏さん 経営経済学部 経済学科 公共人材・公務員コース吉末美羽さん 経営経済学部 経済学科 金融・経済コース場所:門真市役所立会人の主な仕事:投票が行われる際に、投票事務に参与するとともに、投票事務が公正に行われるよう立ち会うこと。【協力した学生の感想】村井麻夏さん「私は将来、市役所で公務員として働きたいと考えています。そのため、大学で投票立会人を募集するという話を聞き、公務員の仕事内容を知る良い機会であると考え、参加しました。参加してみると、平日のお昼だったにも関わらず、たくさんの方が期日前投票に来られていたことに驚きました。担当職員の方は、足の不自由な方や手が不自由で文字が書けない方などのサポートをされていました。市職員の方々の思いやりにあふれた仕事ぶりを間近で見学する良い機会になりました。また機会があれば参加したいと思います。」吉末美羽さん「私は市役所で2日間、選挙区と比例区の投票に立ち会いました。投票箱の施錠や閉鎖など、普段見ることの出来ない作業を目にしましたが、担当職員の方の作業の速さに驚きました。実際に市職員の方が働いておられる現場を見ることができ、大変興味深かったです。また、現場で立会人として参加してみて、若い人の投票率の低さを実感しました。今後も選挙の機会はたくさんあるので、どの候補者・政党が良いかをしっかりと考えたうえで、必ず投票しに行きたいと思いました。」【本件に関するお問い合わせ】大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部 地域協働センター住所: 大阪府守口市藤田町6-21-57TEL: 06-6902-0617(直)FAX: 06-6902-0619Mail: collabo@oiu.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日7月10日に行われた参院選の投開票に伴い、各テレビ局が選挙特番を放送。各番組とも、立候補者や政党幹部へのインタビューを放送したが、そのインタビューを拒否した人物が。東京選挙区に立候補した生稲晃子(54)だ。このことが明らかになったのはテレビ東京系「池上彰の選挙ライブ」でのこと。司会の池上彰(71)が「自民党の生稲晃子候補に関しては、安倍さん(安倍晋三元首相)の事件が起きる前に、ぜひこの番組に出ていただきたい、とお願いしたんですが、この番組だけではなく、全ての番組のインタビューには応じては頂けない、となってしまいました」と説明した。これについて同局の記者は、生稲の陣営の関係者にその理由を取材したところ、陣営の関係者は匿名を条件に、“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”と回答したのだという。立候補者が選挙特番に出演することの意義について、テレビ局関係者は次のように語る。「開票後の選挙特番では、当選者も落選者も概ねインタビューに応じます。もちろん必ず応じなければならないわけではありませんが、当選した場合には所信表明の場にもなります。特定の局ならともかく、全局一律に拒否するというのは聞いたことがありません」さらに生稲の選挙活動中の行動について説明を聞きたいという指摘も。「生稲さんは、NHKが行った立候補者へのアンケートをほぼ無回答で提出して物議を醸しましたが、“担当者のミス”と釈明。さらに東京新聞に掲載された質問への回答が他の候補者と酷似しており、これについても釈然としない説明をしていました。波紋を呼ぶ行動が多かっただけに、その説明をしっかりしてほしいと思っていたのですが……」(政治部記者)前代未聞の理由でインタビューを拒否した生稲。これに対しインターネット上では批判の声が噴出している。《生稲晃子さんが選挙特番出演NGって、トンデモない話だよな。 じゃあなんで立候補したんだよ》《何故立候補したのか、生放送で説明頂きたい。もちろんスタッフが書いた台本ではなくご自身の言葉で》《我々の税金から多額の金がこの人に入るって思うと腹立たしいことこの上ない》《じゃあまず立候補すんな税金の無駄だよ まじで呆れた。》番組に出演していた宮崎美子(63)は「はぁ?」と訝しげな表情。さらに池上も「そもそも、有権者に“ぜひ、私に投票してください”って選挙中ずっと言い続けてきたわけですよね。でしたら、もし当選が決まるのであればそれに対して“これからこういうことをやっていきます”と、みなさんに伝えることが政治家としての責務、責任ではないのかなと思う」と苦言を呈した。出馬したのにもかかわらず、インタビューを拒否した生稲。見事当選したが、議員としての資質や勉強は今後培われていくのだろうかーー。
2022年07月11日当キャンペーンは、一般社団法人選挙割協会と協力して実施しています。鉄道模型買取ジーオ堂(神奈川県川崎市川崎区宮前町8-13 大幸ビル4F)では、「センキョ割学生実施委員会」の活動に賛同し、2022年7月10日に投開票が実施される第26回参議院議員通常選挙で投票した方を対象に査定金額10%アップキャンペーンを行います。詳細ページ センキョ割について 7月10日(日)に投開票される第26回参議院議員通常選挙において、期日前や当日に投票した方を対象に「買取金額アップキャンペーン」を実施します。センキョ割は投票に行くことで、参加している企業から様々な割引・特典が受けられる仕組みです。政治への関心を一層高めていただき、投票へ行くキッカケになればと思い参加しました。センキョ割の概要実施期間:2022年7月10日〜2022年7月24日対象者:期間内に査定をご利用いただいた方が対象です。利用方法:票済み証明書または、投票会場での看板の写真撮影の提示ください。【店頭買取の場合】投票済証明書または投票会場での看板画像をご提示ください。【宅配買取の場合】投票済証明書または投票会場での看板画像をメールにて添付してください。特典内容:鉄道模型の買取金額を通常時より10%アップします。※買取金額が5,000円以上の場合に限ります。センキョ割学生実施委員会について全国各地域の有志、各企業と「選挙へ投票してお得な割引・特典を受けられる”センキョ割”」の運営をしています。「選挙を無意識でポジティブに捉えられる国民的行事に」「選挙割文化で社会参加意識向上のきっかけをつくる」といった選挙を盛り上げる活動している団体です。センキョ割に参加している企業・団体一覧はこちらから検索できます お問い合わせ会社名:株式会社Q.E.D.パートナーズ所在地:神奈川県川崎市川崎区宮前町8-13 大幸ビル4FURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月09日7月10日『選挙ステーション2022』は、4時間半の生放送物価高騰の経済対策、ウクライナ情勢によって揺れる安全保障、そして政治とカネ―。広島の有権者はどんな政策を重視して投票するのでしょうか。先行きが見えない中、7月10日(日)に投開票を迎える参議院選挙。広島選挙区では、改選2議席を巡り、過去最多10人の候補者が熱い舌戦を繰り広げています。広島ホームテレビ(本社:広島市)では、地上波放送とインターネットライブ配信にて、運命の開票結果はもちろん、喜怒哀楽の人間ドラマをどこよりも「速く熱く面白く」お伝えします。■地上波放送選挙ステーション20227月10日(日)よる7時58分~深夜0時25分 放送『選挙ステーション2022』内で、広島選挙区の最新情報を随時お送りします。参院選 特設サイトはこちら : 選挙ステーション2022ホームページはこちら : ■出演MC:榮真樹・坪山奏子(HOMEアナウンサー)解説:小川富之(広島大学・法科大学院・客員教授)記者解説:岡森吉宏(広島ホームテレビ県政担当)中継:渡辺美佳・小嶋沙耶香(HOMEアナウンサー)榮真樹アナウンサー坪山奏子アナウンサー渡辺美佳アナウンサー小嶋沙耶香アナウンサー■ライブ配信【速報LIVE】参院選2022広島7月10日(日)よる7時50分~地上波に先駆けYouTube「HOME広島ニュース」チャンネルにてライブ配信番組をお届け。広島選挙区の動向をより速く、より詳しくお伝えします。広島選出の総理《岸田》政権の中間評価にも位置付けられる今回の参議院選挙。投票結果の先に待つ日本の課題、広島の課題も視聴者の皆さんと一緒に考えます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月07日KEC近畿予備校(ケイ.イー.シー.株式会社 本社:大阪府枚方市、代表取締役社長:木村 剛、以下 KEC)は、令和4年7月10日投票日の第26回参議院議員通常選挙にて投票をした高校3年生並びに高卒生を対象に、KEC夏期集中講座2022の受講料の一部を免除する「選挙割」を実施いたします。KEC近畿予備校 枚方本校【選挙割実施の背景】令和3年10月に実施された第49回衆議院議員総選挙では、20代の投票率36.50%を上回ったものの、10代の投票率は43.21%に留まりました。これは、20代の次に低い投票率となっています。本来は、日頃から社会課題を認知した上で投票すべきですが、投票したことがない10代の若者が投票権を行使する際に社会にある問題を見つめ、知り、自身のキャリアのあり方を考えることも彼らにとって大切であるとKECは考えています。そこで、高校3年生・高卒生を対象に選挙割を実施することにより、彼らの投票のための行動の一歩目を踏み出すことを促すことができればと思っています。【選挙割の内容】令和4年7月10日投票日の第26回参議院議員通常選挙にて、投票し、投票証明書をKEC近畿予備校事務局に提出をした高校3年生並びに高卒生を対象に、KEC夏期集中講座2022の受講料を1,000円分(税込1,100円)免除します。今後もKEC近畿予備校では、選挙割に限らず、中学生・高校生が社会課題を認知できるような取り組みを行って参ります。■企画概要企画名 : 選挙割実施場所: KEC近畿予備校 14校(大阪府・滋賀県)URL : ■会社概要商号 : ケイ.イー.シー.株式会社代表者 : 代表取締役社長 木村 剛所在地 : 〒573-0031 大阪府枚方市岡本町4-10設立 : 1974年2月事業内容: 教育サービス業(塾予備校・英会話・日本語教師養成・国家試験対策 等)資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月07日18歳の女子大生に飲酒させたと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員(40)。雲隠れを続ける吉川議員だが6月30日、いわゆる“議員ボーナス”である期末手当として約290万円が支給された。ネットでは、怒りの声が後を絶たない。吉川議員は『週刊ポスト』によると、18歳の女子大生と高級焼肉店でともに飲酒し、その後4万円を渡した上で、高級ホテルで夜を過ごしたという。そして今月10日、所属していた自民党を離党したのだ。「しかし離党後は、国会に一度も姿を現しておらず、会見で釈明するつもりもない様子。そのため国会が閉会した15日の夜、岸田文雄首相(64)は『一刻も早く、国民への説明責任を果たすべきだと考えます。説明責任を果たせないなら、議員としての進退に直結する問題になる』と苦言を呈していました」(全国紙記者)16日、本誌が衆議院に「吉川議員にはいくらボーナスが支給されるのか」と取材をしたところ、広報課は「議員手当の金額は時期や受け取る人によって変動します。そして吉川議員の場合、辞職しないのならば、6月30日に286万1358円の手当を受け取ることとなっています」と回答していた。ついに30日となり、吉川議員は説明責任を果たすことも辞職することもなかったため、彼の手元には“夏のボーナス”として286万円が舞い込むことに――。もちろん、この286万円は税金から捻出されたものだ。そのためネットでは「税金の無駄遣い」と非難が殺到している。《議員に居座る吉川にボーナス、元は庶民が納めた税金》《この人は政治家になって何をしたんだろうか、、、税金の無駄と思うのは俺だけかな》《仕事しないでボーナスっすか、恥ずかしくないのかね? 税金の無駄だよね》《仕事もしないで雲隠れ、金だけ貰ってトンズラかます、これが自民のクオリティ!税金万引き政党です》説明もなく、ボーナスを受給する吉川議員。国民の“血税”をいったい何だと思っているのだろうかーー。
2022年06月30日6月21日の『news zero』(日本テレビ系)に出演して、こう明言したのは岸田文雄首相(64)。参議院議員選挙の公示にあたっての発言だ。今回の参議院選挙で自民党が大勝すれば、次の国政選挙がある’25年までは「黄金の3年間」となり、さまざまな政策を実行しやすくなる。発言の裏にあるのは、政府が6月14日に閣議決定した、’22年版の「男女共同参画白書」。その中で、配偶者控除や第3号被保険者制度などの社会保障制度の見直しが提言されたのだ。「配偶者控除及び配偶者特別控除は、妻(配偶者)の年収が150万円以下なら、夫(納税者)の税負担が減少する制度。夫の年収に応じて控除額は変動しますが、最大38万円が所得控除されます。第3号被保険者制度は、厚生年金に加入する夫の配偶者が、自分で保険料を負担することなく年金を受け取れる制度。この場合、妻の年収が130万円以下であることが条件です」(全国紙記者)これらの制度の対象となるためには、妻の年収が上限以下でなければならない。さらに、その金額を超えて働くと、税や社会保険料の負担が生じ、年収が低いときのほうが、手取りが多いという逆転現象が生じる。男女共同参画白書では、このことが女性に年収を低く抑えて働く“就業調整”をさせ、社会進出を阻む要因になっていると主張されているのだ。■働きたくても働けないケースもある配偶者控除自体は、妻が家庭内で家事や養育などの役割の中心となり、夫の収入の獲得に大きな貢献をしているという「内助の功」を評価して’61年に設立されたもの。しかし、國學院大學経済学部の水無田気流教授(社会学)は、若い世代では今後これらの制度の恩恵を受けない世帯も増えると語る。「この制度自体は“サラリーマンの夫の収入が十分にあり、妻は家計の補助的に働く”という戦後に確立した家計モデルが前提。ただ、現在でも女性では非正規雇用が多数派なのは、正規雇用での就業と家事、育児、介護などの両立が困難だからです。さらに若年層の総体的な賃金水準の低下により、30代の男性の収入は、’97年には500万円台の人が最も多かったのが、’07年には300万円台が最多に。今後は、共働きで“壁”を考えずに働かなければ家計を維持できない世帯の増加が見込まれます」その一方で、水無田氏は「制度だけを取り去ってしまえば、特に働きたくても働けない人に負担がのしかかる」と懸念を示す。「専業主婦のなかには、夫の年収が低すぎて保育サービスにすらお金を払えずに働きに出られない人や、子どもが保育所に入れなかったり介護の必要な親を抱えていたりなど、働きたくても仕事との両立が難しいケースも少なくありません。さらに、未婚率や離婚率が上昇するなかで、親の介護をしている未婚者やシングルマザー・ファーザーなどは配偶者控除自体を受けることができないのです」仮に、配偶者控除が廃止になった場合、夫の年収が400万円で所得税率20%の家庭なら、減税されていた7万6千円が新たな負担に。また、第3号被保険者制度が廃止された場合、これまで夫の会社が負担してきた基礎年金の保険料を、国民年金保険料として月1万6千590円を支払わなければならない。年間にすると19万9千80円だ。さらに、年金だけでなく健康保険の扶養制度も廃止された場合、国民健康保険料として年間7万1千900円(新宿区、妻の収入がない場合)を新たに支払う必要がある。単純計算で年間34万6千980円が家計への負担となってのしかかることになるのだ。■配偶者控除なくすなら“介護控除”の創設を残念ながら、現状ではまだまだ女性が働きやすい環境になっているとは言えない。減少しているとはいえ、自治体が認可した保育施設に入れない「待機児童」は昨年4月の時点で約6千人存在し、介護現場の人手不足も深刻だ。水無田さんも、制度廃止の前にさらなる支援が必要だと指摘する。「先進諸国では家事代行業やベビーシッターの託児料などは税制控除の対象になっている場合が多く、おおむね2~7割が控除対象になります。しかし日本では、仕事のためにベビーシッターを利用しても控除にはなりません」女性が働いても、その収入が保育料に消えてしまうのであれば、当然働くメリットは薄くなる。さらに、水無田さんは、男女や立場の違いを問わず、個人ごとの事情や負担に応じた手当や支援が求められると続ける。「たとえば未婚・既婚を問わず育児を担う人には“育児控除”、介護を担う人には“介護控除”など、個人が負担するケアワークの状況に応じてきめ細かな控除の適用を検討するなども必要です」立命館大学産業社会学部の筒井淳也教授も、制度の見直しには、“働き方改革”をセットで行わなければ、女性の地位は低いままだと指摘する。「働く女性が増えたといっても、それは主にパートタイム労働者の話。夫が稼いでそれを妻が支えるという構図はまったく変わっていません。このような状況のまま制度をなくしても、非正規雇用の女性が労働時間を延ばすだけ。時間外労働や転勤をなくすなど、職場での抜本的な働き方改革が不可欠です」さらに「暮らしと経済研究室」主宰の山家悠紀夫さんは、これらの制度変更の目的が税収を増やすことだけにあるのではないかと懸念する。「保守政党である自民党にとっては女性の経済的な自立よりも、少子高齢化した社会の中で、税収や保険料収入を増やすことのほうが目的である可能性は否めません」男女共同参画白書では、世帯から個人への保障の切り替えや、男女がともに家事、育児、介護等の無償ケア労働を行いながら働くことができる環境作りへの言及もなされている。しかし、これらがどこまで実施されるかは不透明だ。「’20年の総裁選の際に岸田首相は食卓に座る自身と、エプロン姿で立つ妻、というまさに昭和の家庭観そのままの構図の写真をSNSに投稿していました。岸田首相が、どこまで女性の活躍を本気で考えているのか、私には疑問が残ります」(水無田さん)外で稼いで、家では育児も介護もしっかりやれでは、女性の体はいくつあっても足りないぞ。
2022年06月30日選挙啓発イメージキャラクターを務める歌舞伎俳優の市川猿之助、女優の生田絵梨花が出演する、「第26回参議院議員通常選挙」の新CM「投票する。一票は、私の声だから。」投票日周知編、期日前投票周知編、感染症対策周知編が22日より放送される。さらに「新型コロナウイルス感染症対策について」編も同日にWEB上で公開。新CMでは、「私たちの暮らしのために、明日のために、声を届けよう。投票する。一票は私の声だか ら」と二人が力強く呼びかけ、期日前投票や感染症対策を周知していくもの。WEBで公開される「新型コロナウイルス感染症対策について」編では、投票所における感染症対策の内容と、来場者へのお願いとして、マスクの着用と咳エチケット、ソーシャルディスタンス、筆記用具持参が可能であること、期日前投票の積極的な活用について、猿之助と生田が説明する。○■市川猿之助、生田絵梨花コメント――撮影を終えての感想をお聞かせください。猿之助:投票を呼び掛けるCMは、CMのなかでも非常に特殊で、なかなか体験できませんけど、今回お声掛けいただいて、貴重な役目をできて、そして投票所以外で投票箱を初めて見たので、それは役得ではないかと思いましたね。生田:こんな重大な役割を担わせていただくということで、すごく緊張して現場に入ったのですが、とても明るい雰囲気ですぐに安心しました。投票がより皆様に身近に感じていただけたらいいなと思いながら撮影させていただきました。――投票のデモンストレーションをしてみた感想を教えてください。猿之助:筆記用具は自分のものが使えるというのを初めて知りました。普段は会場に用意してある筆記用具を使うので。今度は自分の筆記用具を持っていこうと思うのですが、大体鉛筆を忘れてきてしまうので、しっかり持っていきたいと思います。生田:今日はまだ穏やかな感じで出来たので、たぶん今日よりも当日の方が緊張すると思います。――人生で初めて選挙で投票した時の気持ちや、これまでの選挙、投票についてのエピソードなどについて教えてください。猿之助:初めて投票した時は至れり尽くせりで、分からなくても係の方がちゃんと説明してくださいますし、行って、名前を書いて、投票というと結構時間がかかるのかなと思っていたら、意外とスムーズに出来ました。本当に忙しいなかでも舞台が立て込んでいる間でも行って短時間で出来るんだ、意外と簡単なんだなと。投票ということ自体は重い行為ですけど、手続きとしては非常に簡単だという思いはありますね。(初めて投票した時の気持ちは)本当にこの声が届いているのかなと思いました。ただ、そういう小さなものが一つ一つ集まって、大きなものになるので、塵も積もればではないですが、小さい一票かもしれませんけど、確実にそれは声となって届くとは信じてますね。生田:やっぱり大人になったということで選挙はちゃんと行かないとね、と家族で話し合って、 それで近所の小学校に投票しに行きました。一票にすごく責任を感じ、想いを込めて投票しました。――これまで選挙のある日はどのように過ごされていましたか?猿之助:日常の一部ですね。特別なことではないと思っているので。普通の国民としての生活の一部ですからね。普通に生活して、普通に投票に行って、普通に仕事をするという。 期日前投票は聞いたことはあるけれどやったことは無いですね。今度やってみようかなと。行ったほうが早いと思うから、てくてく行ってしまうんですけどね。生田:私もまだ当日にしか行ったことがないので、期日前投票は今度やってみたいと思います。 当日は一日中TVをつけ、どうなっているかなと見て過ごしています。――CMをご覧になる方にメッセージをお願いします。猿之助:日本ではなかなか投票に行くということに対する意識が海外に比べてまだまだですが、自覚を持って行こうと心新たに自分に言い聞かせました。生田:今回このような機会をいただけて、私も一票の重みや大切さといった意味を感じながら 投票に臨みたいと思いましたし、皆さんが「よし投票行こう!」とか、「もっといろんなことを知ろう!」と思うきっかけに少しでもなれたら嬉しいなと思います。
2022年06月22日連日、“パパ活疑惑”で厳しい批判を浴びている元自民党の吉川赳衆議院議員(40)。第一報を報じた「週刊ポスト」によると、吉川議員は18歳の女子大生と高級焼肉店でともに飲酒。その後、4万円を渡した上で、高級ホテルで夜を過ごしたという。この醜聞が明るみになると、世間はもちろん、政界からも批判が殺到。10日に所属していた自民党を離党したものの、未だ公に説明の場を設けようとしない吉川議員に対して、岸田文雄首相は15日夜の会見で「一刻も早く、国民への説明責任を果たすべきだと考えます。説明責任を果たせないなら、議員としての進退に直結する問題になる」と厳しい姿勢を見せていた。依然として説明せず、雲隠れ中の吉川議員。15日に国会は閉会したが、そこにも姿を現さなかった。しかし、このまま議員を続けることで“恩恵”まで受けるという。それは夏のボーナスだ。「次の選挙で当選する可能性は極めて低くなってはいますが、議員である限り歳費は当然受給できます。毎月100万円支給されている文通費はもちろん、議員ボーナスも同様です。夏のボーナスは7月1日に支給されますから、どんなに批判を浴びようがその時まで議員を辞職しなければ受け取ることができるでしょう。不祥事を起こした後にボーナスを受け取った場合、返納することがほとんどですが……」(全国紙の政治部記者)もし議員辞職しないのならば、吉川議員にいくらボーナスが支給されるのだろうか?そこで本誌は、衆議院に具体的な数字を尋ねた。すると、広報課はこう答えた。「議員手当の金額は時期や受け取る人によって変動します。そして吉川議員の場合、辞職しないのならば、6月30日に286万1358円の手当を受け取ることとなっています」SNS上では、不祥事を起こしていながらも高額なボーナスの受給資格を持つ吉川議員への厳しい声が相次いだ。《ふざけるな我々国民の税金からパパ活吉川に!?ボーナスふざけるな辞退し議員辞職しろ》《税金で買春していた吉川赳。このボーナスだって、国民の血税ですよ!》《辞職せずに居座れば税金から数百万ボーナスもらえる河井夫妻方式だからな、吉川赳》《ボーナス貰うのおかしくね?ウチらの税金がパパ活に回るんかァ 泣いちゃうね、、、》果たして、説明しないままボーナス286万円を受け取るのだろうか。
2022年06月16日お笑いコンビ・EXITが、参議院選挙投開票当日の7月10日にABEMAで生配信予定の選挙特番でMCを務めることがわかった。9日のニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金曜21:00~)で発表された。『ABEMA Prime』でニュース番組MCを務めてきたこれまでの2年間においても独自の視点で選挙にまつわるニュースを斬っていき、その度に反響を呼んだEXITも選挙特番MCは今回が初挑戦。りんたろー。は「まず『僕らをキャスティングするなんて正気ですか?』と聞いた」と告白。続けて、「選んでいただいたからには、僕らがMCをやる意味を持たせられるように一生懸命やりたいと思う」と決意を語った。一方の兼近大樹は、「他局でMCを務める爆笑問題の太田(光)さんを超える炎上をしたい(笑)」と冗談を飛ばしつつも、「いろんなことを勉強しながら、自分なりに、適当にやってやろうかなと思ってます。気楽にやりますので、皆さんも気楽に観てください」と呼びかけた。(C)AbemaTV,Inc.
2022年06月09日7月10日に投開票が予定されている参議院議員選挙。まだ公式には日程発表されていないが、6月4日に自民党の茂木敏充幹事長(66)が甲府市内で開かれた会合で言及したため有力視されている。そんななか、TBSでは参院選特番『選挙の日 2022 私たちの明日』の放送を発表。総合司会は井上貴博アナ(37)と小川彩佳アナ(37)が務め、キャスターにはホラン千秋(33)、石井亮次アナ(45)が。加えてスペシャルキャスターとして、爆笑問題の太田光(57)が発表されたのだった。太田の起用がネットニュースで報じられると、たちまち賛否を呼ぶ事態となった。《そっかー、変わらないなら見ないかな。正直、選挙って国にとって重要な事で、太田さんの発言にヒヤヒヤしながら見てたくはない》《開いた口が塞がりませんでした。局ぐるみの炎上商法。確信犯》《太田さん色々言われて社長にも怒られて柄にもなく反省してましたが変わらない攻めの姿勢を期待したいですね》《太田さん、今回も期待していますよ!!》同局の選挙特番といえば、昨年10月31日放送の『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』で太田が炎上したのも記憶に新しい。「苦戦する自民党の甘利明氏(72)と中継が繋がった際、太田さんは『これもう戦犯ですよね?もし負けたら』などと追求しました。さらに追い討ちをかけるように、笑いながら『ご愁傷様でした』と言い放ったのです。他にも当選した二階俊博氏(83)に『いつまで政治家続けるつもりですか?』と投げかけ、本人から『失礼だよ!』と嗜められた一幕も。選挙速報の経過を真剣に見ていた視聴者も多くおり、太田さんの茶化すような言動に批判が殺到しました」(テレビ局関係者)大きな批判を受けた直後、太田は『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で「もう罵詈雑言。『言葉遣いが悪い』とか、おっしゃるとおり。何も反論できない」と反省。さらに太田の妻で事務所社長の太田光代氏(57)から、「あんたは態度が悪い。口の利き方、気をつけなさいよ」ときつく説教されたことも明かしていた。■甘利氏への「ご愁傷様」発言の真意そんな光代社長は昨年11月、本誌の取材に「本人にはめちゃくちゃ怒りましたよ」と語っていた。一方で太田の発言をめぐっては、とりわけ甘利氏に対する「ご愁傷様でした」との発言が問題視された。太田がこの言葉を発した真意について、光代社長はこう説明していた。「あの発言には太田なりの想いがあるんですよ。『太田総理』で甘利さんとも何度もお会いしているわけで、二階さんもそうですけど太田の考え方やキャラクター、発言をちゃんと理解してお話しされているんです。あの時の甘利さんは、まさかという選挙結果の中で太田と話されているわけで。太田からすれば『ご愁傷様でした』という言葉に単純な意味合いではなく、激励的な意味合いもあったと思いますし、甘利さんもわかって話されていたと思います」光代社長が言う「太田総理」とは、’06年~’10年まで放送された討論バラエティ番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)。そこで太田は二階氏や甘利氏とも共演を重ねてきた。つまり太田の発言は、彼らとの信頼関係があったからこそできたというわけだ。そんな光代社長は「今後も選挙特番のような番組のオファーをいただけるのであれば、出演し続けることがむしろ太田の考えをちゃんと理解していただけると思うんです」と、太田の“再起用”に期待を寄せていた。一連の騒動を経て、今年も選挙特番への出演が叶った太田。出演するにあたり、「参院選特番の『台風の目』にしたいです。前回色々ありましたが、私の“芯”は変わらないし、今回も何が起こるかわからない感じにしたい」とコメントしている。すっかり“選挙の顔”となったが、果たして今回も嵐を巻き起こすのか――。
2022年06月09日《三角関数よりも金融経済を学ぶべきではないか》5月17日、Twitterにこう投稿したのは日本維新の会・藤巻健太議員(38)だ。藤巻議員は、さらにこう続けている。《三角関数は人類の叡智であり、私達の生活の基盤を支えているものです。しかし特定の職業に就く方々に必要とされる専門知識の範疇ではないでしょうか?全国津々浦々の高校生に教える知識としては、三角関数よりも金融経済の基礎の方が優先度が高いと考えます》三角関数を専門的な知識とし、金融経済・金融リテラシーは“人生を生きる上での知識”だという藤巻議員。《車の安全な運転の仕方を知ることは大事だが、車の構造は知らなくていい》との例も挙げている。しかし、三角関数の価値に疑問を唱えて金融教育の重要さを説いたこの発言には批判が殺到。《何かを上げる時に関係ない何かを下げる言い方をすると議論が分かれるからやめればいいのに。三角関数も金融教育も大事ですよね、ではダメなのか?》《数学好きー、な人間からすると藤巻健太衆議院議員の三角関数より金融経済学ぶべきというは意味不明。金融に使われてるの数学ですよ?なんせ、金融工学っていう分野があるくらいです》“三角関数発言”で舌禍を招いた藤巻氏だが、父親は元参議院議員の藤巻健史氏(71)。そして叔父の藤巻幸大氏(享年54)や大叔父の柳川覚治氏(享年78)も元参議院議員という、いわば政治家一家だ。そして藤巻議員は’03年に慶應義塾大学経済学部に入学し、卒業後はみずほ銀行に入行。’13年に父・健史氏の公設秘書になったことがきっかけで、政治家を志すようになったという。さらに、今年4月に行われた政治家の資産報告で、藤巻議員は4億2897万円もの資産を所持していることが判明。新人議員では1位の資産額であり、全議員のなかでも4位に食い込んでいる。『朝日新聞』によると「銀行員のときの蓄えや親族からの相続をもとに不動産を購入し、運用している」と説明したという。そうした恵まれた環境に身を置いてきた藤巻議員が「三角関数より金融教育を」と提言したことに対して、ネットではため息交じりの声が上がっている。《資産が4億あるのね、そりゃ三角関数より投資や市場の方が大事そう》《初めから資産が4億円あれば三角関数どころか数学なんてまともに学ばなくても生きることに何の支障もなさそう》《多くの人が自分の力で生きていく経済力を得るためには学問がおそらく唯一の武器なんだよ。その機会を奪わないでくれよな》
2022年05月23日元参議院議員による“グリーン車タダ乗り詐欺”を発端に、国民の怒りが再燃している議員特権の問題。そこには以前と変わらず、数々の不正がはびこっているようだーー。「公私の区別をしないで、JR無料パスを悪用している議員はいくらでもいると思いますよ。極端な話、愛人とお忍びで温泉旅行に行くときに使ったってわからない。もしバレても“視察で行った”と言い続ければ、うやむやになる。過去にも京都や熱海に遊びに行った議員が、そう言ってごまかしていましたね」こう語るのは、現職のベテラン国会議員A氏だ。5月8日、現職の国会議員に成りすまし、新幹線のグリーン券をだまし取ったなどとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで元参議院議員の山下八洲夫容疑者(79)が逮捕された。事件発覚後、国会議員に支給される鉄道乗車証(通称・JR無料パス)が、再び国民の注目を集めることに。これは、新幹線のグリーン車や寝台特急の個室を含むJR全線がタダで乗り放題という夢のような“議員様パス”だ。山下容疑者が悪用したJR無料パスは、落選した12年前にすでに失効しているが、落選後も継続して使っていたという。なぜ、これまで発覚しなかったのか。「顔写真もなく、赤く“国会”と書かれたパスを有人改札でサッと見せればOKなんです。駅員さんも国会議員だと思うから、名前や有効期限をいちいち『確認させてください』とは言いにくい。だから10年以上もバレなかったのでしょう」(前出・A議員)過去にも現職議員が公務外で使用した疑惑がたびたび問題視され“不正の温床”とも言われてきたJR無料パス。それでも廃止されることなく現在に至っている。A議員によると、現職議員には1年に1回、パスが支給される。山下容疑者のように選挙で落選した元議員は国会からパスの返却を求められるそうだが、返却しなくても、特に罰則規定はないという。この管理のずさんさが、不正がはびこる原因にもなっている。今回の事件をきっかけに、“議員特権”に対する国民の怒りが再燃している。その1つが、議員たちが暮らす“億ション”並みの豪華な議員宿舎だ。東京・赤坂の一等地にある3LDKの衆議院議員宿舎(家賃約12万5,000円)と、紀尾井町にある参議院議員宿舎(家賃約15万8,000円)は、いずれも周辺相場の4分の1ほどと破格で住むことができる。中堅の国会議員B氏が、宿舎で目撃したあきれた実態をこっそり明かしてくれた。「入口には警察官が立ち、宿舎内には警備員が巡回、もちろん監視カメラもあります。そんな中でも、深夜にクラブの女性と一緒に帰ってくる議員もいるんです。名前は言えませんが(笑)。別の日の深夜には、正面玄関から顔を隠して出ていく怪しい女性も見かけました。顔やたたずまいを見るだけで、だいたい議員の家族か秘書かはわかります。きっとラブホ代わりに使っている議員もいるんでしょうね……」部屋のカードキーさえあれば、誰でも家族のように簡単に宿舎に入れるのだ。セキュリティはかなり緩いと言えるだろう。■文通費は6年間で7,200万円そして議員特権と言えば、昨年から大きな問題となっている「文書通信交通滞在費」(通称・文通費)。“第二の給料”とも呼ばれる、月額100万円の活動費だ。別のベテラン国会議員C氏は次のように語る。「実際のところ、文通費の月額100万円は“非課税の給料”です。参議院議員の場合は解散がないので歳費と手当とは別に6年間で7,200万円が確実にもらえることに。だから大した活動もしていない議員や、1期で辞めるつもりの議員にとっては、文通費はかなりうれしい特権のはず」経費を削減し、文通費もできるだけ使わない。別口座に全額プールして貯金をしている議員がいてもけっして不思議ではないという。「国民から“おいしすぎる特権だ”と言われても返す言葉もありません。都心でマンションが買えるようなお金をもらっているわけですからね」(C議員)前出のB議員は、文通費に関して、公私の使い分けをしていないことを正直に白状する。「毎月、同じ口座に歳費(給料・103万5,200円)と文通費が振り込まれます。合算された203万5,200円を収入として考えるので、文通費から何にいくら使ったかなど、いちいち把握はしていないのが実情です。基本的に同じ財布から出るお金なので、公私の使い分けをしている議員は少ないでしょう。領収書も必要ないですから」10日、立法府をつかさどる三権の長・細田博之衆議院議長は、国会議員の歳費について「議長でも100万円しかもらっていない」「1人あたり月給で100万円未満であるような手取りの議員を多少増やしたって罰は当たらない」と発言し、猛批判を浴びている。やはり、国会議員を長く務めていると、金銭感覚がマヒしてしまうと言わざるをえない。国民を代表して、民意を行政や財政に反映させるーー。それが国会議員の本分であるからこそ、私たちの血税が数々の議員特権に投入されているはずだ。【厚遇されすぎな「国会議員特権」一覧】〈歳費・手当〉歳費(給料):月額103万5,200円手当(ボーナス):年額637万円(2回に分けて支給)〈活動費〉文書通信交通滞在費:月額100万円(領収書の添付不要、非公開、非課税)立法事務費:月額65万円(所属会派に支給)交通費:グリーン車含むJR全線無料パス、往復航空券(月3回)など議員会館:永田町の事務所(約100平方メートル)が無料議員宿舎:港区赤坂の3LDKに約12万5,000円で入居可など〈その他〉公設秘書の給与:約2,500万円(3人まで雇うことができる)議員の先生方に、職務を全うしているという自負があるのなら、それぞれの使い道を堂々と詳らかにできるのではないだろうか。
2022年05月19日現職の国会議員になりすまし、東海道新幹線のグリーン券をだまし取ったなどとして、5月8日に詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕された元参院議員の山下八洲夫容疑者(79)。報道によると、山下容疑者は4月27日に、偽造した国会議員用の申込書をJR東京駅の駅員に提出。現職の自民党員の名前を使用し、東海道新幹線のグリーン券2枚をだまし取ったという。調べに対して山下容疑者は、「議員時代のことが忘れられなかった」「今回が初めてではない」などと供述したと報じられている。山下容疑者は2010年の参院選で、岐阜県選挙区から立候補するも落選。その後、立憲民主党岐阜県総支部連合会の常任顧問に就いていた。立憲民主党の泉健太代表(47)は9日午前にTwitterを更新し、《現在詳細は不明ですが、事実ならば決して許される行為ではありません。皆様に深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を確認し、厳正に対処してまいります》とツイートし謝罪。その後、同日午後に同党岐阜県連が、山下容疑者の解任と一般党員の身分を除籍したことを発表した。「議員時代のことが忘れられなかった」と供述したという山下容疑者に、ネット上では批判の声が上がっている。《国会議員時代に甘い汁を散々吸ってきたのが忘れられないだと??国会議員を変に優遇し過ぎるから、こういう奴が出てくる》《まさか他人の名前、しかも他の議員の名前を勝手に名乗って詐取行為を繰り返していたとは…ちょっと酷いですよこれは》《10年以上も前に落選しているにも関わらず「鉄道乗車証」を落選した議員が保有したままであった事も問題。運用ルールも甘いと思う。また「鉄道乗車証」は必要なのかな?と思う。こういうズルをしているのを見ていると現役議員に関しても疑いの目を向けてしまう》新幹線に無料に乗れるなどといった“議員特権”を巡っては、これまで「文書通信交通滞在費(文通費)」の存在も問題視されてきた。「国会議員は毎月の報酬とは別に、月100万円の文通費が支給されてきました。この経費は非課税で、かつ領収書や使途の報告など不要なため、“第2の給与”と皮肉られていました。『公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため』との名目が掲げられてきましたが、私設秘書の人件費や選挙活動などに充てられていたりと、長年問題視する声は多く上がっていました。さらに、2021年の衆院選では投開票日が10月31日だったため、初当選した新人議員の在職日数が1日しかないのに満額支給されたのです。これが世論の猛反発を呼び、与野党で法改正が進められることになりました。4月15日に、日割り支給にする改正案が可決。同月24日投開票の参院石川選挙区補欠選挙の当選者から適用されました。名称も『調査研究広報滞在費』に改め、使途の範囲も拡大されることになりました。しかし、『使途の明確化や公開』『未使用分の国庫返納』については盛り込まれず、6月15日の会期末まで議論がなされる見通しですが、現状では与野党が合意する目途はまったく立っていません」(全国紙政治部記者)問題が残るも依然として適用される“議員特権”に、「廃止すべき」と厳しい声が相次いでいる。《国会議員に、特権や特例があるのがおかしい。廃止すべきだ》《国会議員は優遇されすぎ。それなりのお給料をもらっているんだから、グリーン車代金などは自腹でどうぞ》《やはり、国会議員の諸費については透明性を持たせる必要がありますよ》10年以上経っても元議員が忘れられないほどでは、政治家たちが“特権”を簡単に手放すとは思えないがーー。
2022年05月10日4月11日、衆議院議員の資産が公開された。今回の対象は昨年10月の衆議院選挙で当選した465名が、選挙当日の時点で所有していた資産だ。議員が資産を発表するのは、’92年に成立した国会議員資産公開法に基づいて行われている。今年はちょうど、制定30年目となる。「国会議員資産公開法が成立した当時、リクルート事件や佐川急便事件といった政治家と特定企業の癒着、いわゆる“政治とカネ問題”で政治不信が高まっていました。そのため条文には、『議員の資産の状況等を国民の不断の監視と批判の下におくこと』が目的とあります」(全国紙記者)いっぽう今回、各メディアによると「資産ゼロ」と報告した議員は77名。そのなかには国民民主党の玉木雄一郎代表(52)やれいわ新選組の山本太郎代表(47)の名前もあったという。そのため、ネットではこんな声が上がっている。《いつも思うけど資産「ゼロ」って何?》《資産ゼロとかあり得ないよね》《資産ゼロの人どうやって飯食ってるんだ?》「資産ゼロ」とはどういうことだろうか?そこで本誌は、法を専門とする神戸学院大学の上脇博之教授に、その意味を聞いた。「資産公開では議員の所有している定期預金や土地、建物などで金額表示できる資産が公開されます。ただ預金は、普通預金や当座預金は除外なんです。それに大臣以外の議員は、議員本人だけが対象に。配偶者や子供といった家族に報告義務はありません。ですから、相当なお金を持っていても普通預金として預けていたり、家族名義のものだったりすると“資産ゼロ”となるんです」上脇教授は「資産ゼロと言いながらも、相当な資産を持っている可能性がある。意図的に工作することもできる」といい、国会議員資産公開法の形骸化を指摘する。「この法には罰則がありませんから、不正が発覚しても訂正して終わり。さらに議員の自己申告に頼りきりで、“実際に全ての資産なのか”をチェックする機関もありません。また報告するのは当選した時や資産に変動があった時ですから、議員の資産について報道される機会も少ない。この法が成立したのは、政治家と特定の業者が癒着していたことがキッカケです。行政のあり方が歪められる可能性も十分あったにもかかわらず、現状では法が正常に機能しているとは言い難い。政治家が正常に資産を形成していったのかを知る、国民の権利が妨げられています」■課題は山積み…地方のほうが先進的なケースもそんな資産公開に関して、「地方では政治倫理審査会が政治家の資産をチェックしています。実は地方のほうが先進的なんです」と明かす上脇教授。福岡県築城町(現・築上町)で政治倫理審査会の会長を務めていたという自身の経験を振り返り、こう語る。「築城町では町議会議員だけでなく、町長などの町三役、さらに彼らの家族も資産公開させていました。また資産公開は毎年、行われていました。変動があってもなくても報告する義務があるので、当然メディアで報道される機会も増えます。そして審査会が資産をチェックして、『去年の資産からどうしてこれほど増えたんですか』などと質問するんです。現金も対象になっていて、“資産公開は大変重要なこと”という認識が政治家にも審査会にも共有されていました」上脇教授は「地方にできて、なぜ国ではできないのか」と疑問視。そして、こう提案する。「国会議員本人だけでなく家族も報告させたり、普通預金も公開したりと今以上に対象を広げる必要があると思います。そして毎年公開させて、チェックする機関を作る。何より、違反があったときの罰則ももうけるべきです。現状では告発もできませんから。また公開された議員の資産は議員会館にまで行かないと知ることができません。国民が簡単にチェックできるよう、ネットで公開するなどの対策が必要だと感じています」現状では“議員の資産の状況等を国民の不断の監視と批判の下におく”目的が果たされているとは到底思えないのだが……。
2022年04月20日「東京都のコロナ患者の約30%を受け入れてきた都立・公社病院が7月に廃止され、地方独立行政法人化(以下、独法化)されようとしています。いわば“民営化”されるのです。そうなると、もうからない診療科は切り捨てられ、今後新たな感染症がはやっても、現在ほど患者を受け入れられなくなるでしょう」そう警鐘を鳴らすのは、NPO法人医療制度研究会の副理事長で、『日本の医療崩壊をくい止める』(泉町書房)の著書もある本田宏さんだ。現在、東京都には8つの都立病院と6つの公社病院がある。全国のコロナ確保病床でトップ11位まで、すべて都立・公社病院が占めるほどコロナ治療に貢献してきた。にもかかわらず、これらの公立病院を廃し、独法化するのはなぜなのか。2月22日の東京都議会で日本共産党の米倉春奈議員が、都立病院を独法化する意義を聞くと、小池百合子都知事はこう答えた。「独法化の目的は、医療環境が大きく変わるなかにおいても、安定的かつ柔軟な医療人材の確保や機動的な運営によって、行政的な医療をはじめとする質の高い医療を提供する役割を将来にわたり提供することであります」しかし、本田さんは指摘する。「現在も都立・公社病院は安定的かつ柔軟に、コロナ患者を含めさまざまな患者を受け入れています。独法化の真の狙いは、病院経営を東京都から切り離すこと。毎年、東京都から都立・公社病院に投入されている約500億円の繰入金を徐々に減らしていくことなんです」■“民営化”の先にあるのは金持ち優先医療税金の投入が減るのはいいことに思えるが……。「被害を受けるのは患者さん自身」と指摘するのは、東京都庁職員労働組合病院支部の書記長で、都立駒込病院の看護師としてコロナ対応にあたる大利英昭さん。「’09年にいち早く独法化された東京都健康長寿医療センター(板橋区)では、患者さんの負担が増えました。都立病院にはない個室の入院保証金を10万円も徴収。1日最高で差額ベッド代が2万6,000円する病室もあるのです」’09年当時、約10億4,000万円あった都からの同院への補助金は、’18年には約1,280万円にまで減らされている。患者の金銭的負担が増えるだけではなく、受けられる医療の質まで落ちることが懸念されるという。「独法化すると、過度に採算が重視されるため人件費も削減されていきます。その結果、看護師の離職率が高まってスキルが身につく前に辞めてしまうのです」日本の公的医療を「金持ち優先」にさせないために、まずは都議会の議論を注視せねばならない。
2022年03月10日一般社団法人菊池観光協会(熊本県菊池市)は、2022年3月6日(日)から20日(日)の期間、菊池ファンクラブ創設1周年記念企画として「菊池の観光プラン総選挙 ~全国の菊池ファンとつくるオンリーワンの観光プラン~」を開催します。菊池の観光プラン総選挙■菊池ファンクラブとは全国に34万人いるとされる菊池(地)姓など菊池一族ゆかりの人や歴史ファン、菊池市出身者、菊池に愛着を持つ人たち(市民含む)を「菊池ファン」と位置づけ、菊池市と継続的につながるための仕組みです。多様なかたちで地域に貢献していただける関係人口(菊池ファン)を創出・拡大することで、人口減少や少子高齢化といった地域課題を解決し、将来的に持続可能なまちを目指すことを目的に、2021年2月に官民連携で創設しました。菊池ファンクラブ■withコロナでも楽しめる新たな観光プランをファンと一緒に作りたい!昨年2月の菊池ファンクラブ創設記念キャンペーンで開催した「九州国首都 菊池 代表総選挙」では、インターネット投票が3万件を超えるなど好評を博し、次回の開催を期待する声が多く届きました。こうした声に応えたいという思いもあり、本キャンペーンを開催する運びとなりました。withコロナでも楽しめる新たな観光プランをファンの皆さまと一緒につくり、菊池市の観光振興を図るとともに、新たな菊池ファンの獲得につなげたいと考えています。■菊池ファンクラブ公式サイト ■「菊池の観光プラン総選挙」キャンペーン概要(1)企画内容:昨年「九州の首都・菊池 代表総選挙」を戦った4人の党首(歴史・刀剣党、食・グルメ党、自然・温泉党、全国34万人のきくちさん党)が、それぞれの推しをテーマに観光プランを持ち寄ってプレゼン大会(YouTube動画配信)を行い、インターネット上で人気投票を行います。投票と同時に募集するアイデアや意見を基に、一番得票数が多かった観光プランをブラッシュアップして商品化します。さらに、菊池ファンクラブの会員で投票していただいた方の中から抽選で「菊池温泉旅館宿泊割引券」または「菊池の特産品セット」をプレゼントします。(2)投票期間:2022年3月6日(日)午前0時から20日(日)午前0時まで(3)投票場所:菊池ファンクラブ公式サイト内( )(4)投票方法:特設サイトで投票したい党の投票ボタンをクリックします。1時間に1回複数の党に投票できます。YouTubeプレゼン動画の「いいね」数も投票数としてカウントします。(5)集計方法:公式ウェブサイトの投票数+YouTubeプレゼン動画のいいね数で競います。(6)プレゼント:菊池温泉旅館宿泊券 50,000円分 1名、30,000円分 2名菊池の特産品セット(4,000円相当) 30名※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。■熊本県菊池市の紹介(1)13もの○○百選がある自然豊かなまち人口約48,000人。熊本県の北東部に位置し、阿蘇外輪山や菊池渓谷など、豊かな自然に囲まれた「癒しの里」です。日本名湯百選や日本名水百選、日本の名滝百選など、13個もの○○百選があります。(2)高品質な食材が豊富!米食味ランキングで11年連続特Aを獲得している「菊池米」をはじめ、原木しいたけ、七城メロン、旭志牛、水田ごぼう、走る豚など、数々のブランド産品を産み出しています。2000年に渡る菊池川流域の米作り文化は日本遺産にも選ばれました。(3)昔は九州の首都だった!約650年前の南北朝時代、武士団の菊池一族が九州を治めていた頃、菊池市は首府として栄えていました。菊池(地)姓の方は子孫といわれ全国に34万人います。ちなみにあの西郷隆盛も菊池一族の子孫で、奄美に隠居していた際には「菊池源吾」(吾の源は菊池にあり)と名乗り菊池一族の精神を大切にしていたとされています。こうした豊富な地域資源を活用したまちづくりに官民連携で取り組んでいます。熊本県菊池市の紹介■法人概要法人名: 一般社団法人菊池観光協会代表者: 代表理事 合志 和洋所在地: 〒861-1331 熊本県菊池市隈府1273-1URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月04日米テキサス州の選挙区選出で、共和党に所属するヴァン・テイラー下院議員(49)が、再選を狙う選挙戦から突如身を引いた。NBC 5 DFWなどが報じている。テイラー氏は、保守系ニュースメディア「National File」が報じた「ISISの花嫁」と呼ばれた女性との不倫を認め、その責任を取る形で選挙戦から撤退することになった。事の発端は、かつてイスラム過激派組織ISISの構成員と結婚していたタニア・ジョヤ氏(38)という女性が、テイラー氏との不倫をNational Fileに告発したことだった。夫が戦死し、シリアから帰国した彼女は、元ISIS構成員に対する社会復帰プログラムを通じてテイラー氏と出会ったという。連絡先を交換した2人は、間もなく性的なメッセージのやり取りをするようになり、肉体関係に発展するまでにそう時間はかからなかった。関係が終わりを迎える頃、ジョヤ氏はテイラー氏に、複数の支払いの肩代わりを依頼した。テイラー氏は不倫について黙っていることを条件に、5,000ドル(約58万円)を彼女に渡したという。テイラー氏の公式サイトを開くと、まず飛び込んでくるのは妻アンと手をつないで歩く動画だ。キャッチフレーズは、「ファミリーマン。ビジネスマン。合衆国海兵隊員」。イラク戦争への従軍を終えた後に結婚し、3人の娘に恵まれたテイラー氏は、“家族を愛する元軍人”というイメージを前面に押し出して政治活動をスタートさせていた。しかし今回、テロリストの元妻と不倫していたという事実が明るみに出たために、そのイメージは粉々に打ち砕かれた。The Dallas Morning Newsによると、テイラー氏は3月2日に支持者に対して次のようなメールを送り、来たる11月の中間選挙へ向けた選挙戦からの撤退を表明したという。「本日、私は下院再選のための選挙戦をここで中断することを表明致します。約1年前、私は恐ろしい過ちを犯し、この世で最も愛する人々をひどく傷つけ、苦痛を与えてしまいました。私は不倫をしたのです。それは間違いでした。人生において最大の失敗でした。特に、私の軽率な行動によって苦痛を与えてしまった、妻のアンと3人の娘たちに謝罪させてください」
2022年03月03日昨年11月に道路交通法違反の罪で在宅起訴された元東京都議会議員の木下富美子被告(55)。その初公判が1月25日、東京地方裁判所で開かれた。「昨年7月の都議会議員選挙期間中に無免許運転で人身事故を起こしたことが、再選後に発覚しました。さらに他にも、6回にわたって無免許運転をしていたことが明るみに。ですが木下被告は事故後、メディアの取材に『免停期間が終わる日を勘違いしていた。それまでは一切運転していない』と語っていたのです」(全国紙記者)NHKによれば木下被告は起訴内容を認めた一方で、無免許運転を繰り返した理由を「選挙のプレッシャーでまともな判断ができなかった」と涙ながらに説明したという。また朝日新聞によれば、検察側は木下被告が’17年から’21年の間に交通違反を12回繰り返し、過去に4回の免停処分を受けていたことを指摘。その上で「極めて悪質で法令順守の意識が欠落している」とし、懲役10カ月を求刑したという。判決は2月15日に言い渡される予定だ。そんな木下被告は、検察側からの「車に乗る必要があるのに交通違反を重ねたのはなぜか」という質問に対して、次のように答えたというのだ。「おっしゃるほどたくさんでしょうか。でもやはり私が認識せず乗り始めたのがいけなかった。1回でも違反すれば罰金がつく認識がありましたが、免許停止につながるところまで理解せず安易にやってしまいました」■辞職会見では「理不尽な現実」と“恨み節”被告人質問において「たくさんでしょうか」と切り返した木下被告。そんな彼女は、昨年11月22日に開いた辞職会見で“恨み節”を述べていたことも記憶に新しい。「仕事がしたくて議員継続を望んでいるにもかかわらず、仕事をさせてもらえないという現実が先日の委員会開会拒否で明らかになりました」「議員として十分に仕事をさせてもらえない理不尽な現実に悩みました」議員活動ができないことを「理不尽な現実」と表した木下被告。しかし議会を大きく混乱させた原因は、木下被告がとった一連の行動に他ならない。「所属していた『都民ファーストの会』は除名処分し、都議会は2度にわたって辞職勧告を決議しました。都議会は召喚状を2度送付しましたが、木下被告は『体調不良』を理由に応じませんでした。3度目の召喚状でようやく登庁したのです。約4カ月にわたる“雲隠れ”の間も木下被告には議員報酬が支払われ、各所から批判が噴出していました。それでも木下被告は『辞めない』と主張し、議員の座を手放そうとしなかったのです」(前出・全国紙記者)無免許運転は“選挙のプレッシャー”が原因だと説明した一方で、計16回にものぼる交通違反・免停処分については「たくさんでしょうか」と異論を唱えた木下被告。奔放な答弁ぶりに、SNS上では「反省していない」と呆れ声が広がっている。《選挙のプレッシャー?候補者みんな感じることでは?》《たくさんでしょうか?って、まず免許の意味から説明しないとならんのか?》《どんだけ自分勝手なんだ…違反12回とかどんな運転したらそうなるんだ…運転向いてないわ》《何言ってんの、この人???こういう遵法意識の無い人が都議やってたとか信じられん…》《まるで反省していない…》果たしてどのような判決が言い渡されるのか、その行方に注目が集まっている。
2022年01月26日12月6日、岸田文雄首相(64)が、現在住んでいる東京都・赤坂の衆院議員宿舎から、11日にも首相公邸に引っ越すことが明らかになった。首相が公邸に入居するのは、民主党政権の野田佳彦首相以来、およそ9年ぶりとなる。「安倍晋三元首相は都内の自宅から、菅義偉前首相は、議員宿舎から首相官邸に通勤していました。野党は長らくこの通勤スタイルを『緊急時に対応できない』と批判し続けてきました」(全国紙政治部デスク)岸田首相が就任したばかりの10月7日午後、千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震が発生。真夜中の揺れに、首都圏の住民は恐れおののいたが――。「このとき、首相は発生から11分後に自身のツイッターで政府の速報を引用し、国民に呼びかけました。この直後に官邸に入ったのは、発生から35分後。ただ、菅前首相と比べると『官邸入りが15分遅い』と報じられたりもしました。菅前首相は官房長官時代から危機管理にあたっていた経験があったからか、緊急時の動きが非常にスピーディーでした。官房長官時代に、走って危機管理室に向かう菅氏を、若い番記者が追いかけてもまったく追いつけなかったという逸話もあるくらいで、首相になってからも健康管理や緊急時対応に気を配っていました。かたや岸田首相は、衆院選の公示日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、遊説で東京を離れていて、しかも松野博一官房長官も遊説に出かけていたということが『危機管理対応に隙があったのでは』と批判を浴びました。そうしたこともあったために、岸田首相は公邸への引っ越しを考えていたそうで、“危機管理対応を重視している”という姿勢を改めてアピールする狙いがあるのでしょう」(官邸担当記者)現在の公邸は2005年に改修を施されている。もともと、1929年に首相官邸として建設された建物だったが、この改修で茶室や和室のダイニングなど外国からの賓客をもてなす部屋が新たに作られ、燃料電池による発電・熱供給システムなどの設備が導入された。しかし、この公邸には“幽霊が出る”として、永田町でまことしやかに囁かれてきた。「森喜朗さんが総理だったとき、『寝入りばなに足音がして目が覚めて、寝室のドアを開けたら音が遠ざかっていった』という体験をしたそうです。あと、鳩山由紀夫さんの奥さんの幸さんは、実際に『幽霊を見た』とか……。“公邸の幽霊”については、ずいぶん昔から話題にこと欠きません。小泉純一郎さんは『幽霊に出会ったことはない、一度会ってみたかったけど』なんて冗談を飛ばしていましたし、入居しなかった安倍さんは、『幽霊が出るから嫌なんです、一緒に住んでくださいよ』と会食相手に話していたそうです。2013年に、野党が『幽霊が出るとの噂があるが事実か。安倍首相が公邸に引っ越さないのはそのためか』と政府に対して質問主意書を出し、安倍政権は幽霊の噂について、閣議決定をしたうえで『承知していない』と回答しました。その後の記者会見で、官房長官だった菅さんは“幽霊の気配を感じたことはあるか”と問われて、『言われてみればそうかな……』と笑っていました。かつては『五・一五事件』や『二・二六事件』の現場として、血が流れたこともある古い建物で、銃撃を受けた痕も残っていたほどです。不気味さを感じてしまうのは無理もないのかもしれません」(自民党ベテラン秘書)だが、そんな“いわくつき”の公邸にわざわざ岸田首相が入居するのには、危機管理上望ましいということのほかにも理由があるというのだ。■そもそも議員宿舎に入居資格がなかった“疑惑”が11月29日、岸田内閣閣僚の保有資産が公開された。首相の資産は2億868万円だったが、その内訳を巡って、波紋が広がった。「岸田首相は、東京都渋谷区、静岡県伊東市、広島市内に土地や建物を合わせて1億7595万円に上る不動産を所有し、定期預金は1千万円と申告しています。妻の裕子さんは、広島県三次市の不動産2273万円と乗用車1台となっています。一部のメディアから問題視されているのは、渋谷区のマンションの存在です。東京23区内に自宅がある場合、議員宿舎に入居できないと議院運営委員会が定められているためです。規則違反を追及されないように公邸への引っ越しを進めたのではないか、という指摘もあるのです」(与党担当記者)この渋谷区内のマンションは、首相が外相を務めていた2013年5月にも問題視されていた。岸田首相が保有している物件は、原宿駅からほど近い閑静な住宅地の6階建てマンションの一室。その広さは、約92平方メートルもある。「2013年5月27日付の『読売新聞』夕刊で、『23区に住居なら都心宿舎ダメ24議員入居規制骨抜き』と報じられています。読売の取材に、岸田事務所は『相続した共有不動産で母親が住んでいる。赤坂の議員宿舎には所定の手続きを経て入居している』と回答しています。議運が定めている『入居基準』には、『都内住居に家族が住んでいて議員本人が住めない』といった理由で、議員宿舎への入居が認められるケースがあります。ただ、議員たちが都心の一等地に、3LDKで月額10万円台という相場よりも低い家賃で住めることは、昔から“好待遇すぎる”と指摘する声は根強いものがあります。しかも、『日刊ゲンダイ』は11月26日に、岸田首相の母親は昨年5月に亡くなっていて、現在『母親が住んでいる』という理由は通じないと報じています。同紙の取材に岸田事務所は、『入居許可を得て居住しています』と回答しただけでした」(前出・全国紙政治部デスク)ウェブ上にも、こうした“疑惑”に首を傾げる声が上がっていた。《都内に億ションをお持ちと、報道されていましたからね。遅かったけど》《本来なら岸田総理は赤坂議員宿舎には入居資格はなかったはず。野党からの追求を交わす狙いかな》ある自民党関係者もこう話す。「一部では“分譲価格は1億円以上”と報じられています。タイミングが悪いことに、いま月額100万円の文書通信交通滞在費についての法改正が議論されている最中です。総理は公邸に引っ越してしまうとはいえ、“億ション”を所有しながら“特権”を甘受していたという批判は免れません。説明責任を果たさなければ、来年の参院選にも悪影響が出かねません」新居で引っ越しの荷解きをしながら、岸田首相は旧居について説明を求められるのか――。
2021年12月10日