選挙後も「支持者」第一のトランプ米国大統領(72)は、他国に譲歩する余地がなさそうだ。「圧力」のターゲットになるのは、同盟国・日本も例外ではない。そこで、私たちの生活への影響を検証。「米国中間選挙では、上院で共和党が、下院で民主党が過半数を占める“ねじれ現象”が起き、下院でトランプ大統領の政策・法案が通りにくくなりました。黄色信号がともった2年後の大統領再選に向けて、メキシコ国境の壁建設やTPP離脱などの際に使った“大統領令”という絶大な権限で、議会を通さず強引に政策を推し進めるでしょう」こう予測するのは、第一生命経済研究所・首席エコノミストの永濱利廣さん。『日本が売られる』(幻冬舎新書)の著書もある、国際ジャーナリストの堤未果さんも、同様の意見だ。「トランプ氏に対し、好き嫌いは大きく分かれますが、現実として米国内の景気が非常に好調で、生活が楽になったことへの評価は高い。他国に批判されようが、今まで以上にアメリカファーストを貫くはずです」(堤さん)“強固な信頼関係”の同盟国・日本も、ターゲットになる。専門家に、今後の日本への影響を占ってもらった。■原油価格高騰の影響は?「トランプ政権は核合意の離脱を表明し、イランに原油禁輸という経済制裁をしています。さらなる強硬姿勢に出たら、現在、一時的に適用除外の日本も、イランから輸入できなくなるかもしれません」(永濱さん)供給元が断たれれば、原油価格は高騰。あらゆるモノの値段に反映される。「漁船の燃料が上がるので魚も値上がりするし、農作物、とくにトマトやきゅうりなどのハウス野菜も値上げ対象に。牛や豚の飼料も輸送コストが上乗せされたタンカーによって運ばれてきますので、国産の肉や乳製品の価格にも影響がでます。クリーニング代、海外旅行の際の燃油サーチャージにも転嫁されるでしょう」(永濱さん)■米中貿易戦争でネット通販商品が高騰!関税をめぐる、制裁・報復合戦をくりかえす米中貿易戦争も懸念材料だ。経済評論家の平野和之さんが語る。「中国に覇権を奪われないよう、米国が矛を収めることは、あまり期待できません。影響は生活用品にも及びます。たとえば中国は段ボールを米国から輸入していましたが、貿易戦争の一環で、関税を上げて価格が高騰した。そのため日本から大量に仕入れています。いまでも高値傾向の段ボールの数が減り、さらに高騰を招く……。原油価格高による輸送コスト増も重なり、ネット通販の商品の値段にも影響が出てきそうです」(平野さん)
2018年11月15日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ中間選挙」です。トランプ政権への国民の審判がなされるとき。11月6日(日本時間7日)にアメリカで中間選挙が行われます。中間選挙とは、連邦議会の議員選挙のことで、今回は上院100議席のうちの35議席と下院435議席すべてが改選されます。大統領の任期の半分の時期に行われるため、実質、大統領の約2年間の働きと与党に対する国民の評価が問われる選挙になります。トランプ政権を引き続き応援したい人は現与党の共和党議員に票を入れますし、異を唱えたい人は、野党の民主党に投票します。先日、歌手のテイラー・スウィフトさんが、地元テネシー州で民主党候補者への支持を表明し、話題になりました。テネシー州は共和党の強い地域。スウィフトさんは、この2年間が自分の思い描く未来と違ってきていることや、女性やLGBTの権利獲得の必要性を語り、ファンに投票を呼びかけました。アメリカでは、行政権を持つ大統領と、立法権を持つ連邦議会がはっきり分けられ、均衡を保っています。現在の議会は共和党の議員のほうが若干多いため、トランプ大統領の法案も議会では通りやすく、政策はスムーズに進められています。しかし、これが、野党優勢の議会になると、大統領の意思は通らず、「決められない政権」になってしまいます。事前の世論調査と専門家の見立てでは、上院は共和党が過半数を維持するものの、下院は民主党が多く議席をとるのではないかといわれています。そうすると、上院と下院でねじれが生じるので、議会決定のスピードは落ちることになるでしょう。また、下院には大統領を弾劾訴追する権利があります。下院が弾劾を求め、上院の3分の2が賛成したら、弾劾裁判が行われます。トランプ大統領には、ロシア疑惑、セクハラ問題など、数々のスキャンダルがありますから、選挙で民主党が勝てば、それらの訴追がなされ、トランプ政権が任期半ばで倒れる可能性もゼロではありません。大統領も実績を誇示するのに必死でした。これまで安倍総理は、トランプ大統領との仲の良さを世界にアピールしてきました。しかし、中間選挙の結果次第では、アメリカの次の政権を見据え、日本もスタンスを考えなければいけなくなると思います。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年11月14日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)#悩みについてさらに読んでみる。#社会のじかんをもっと知りたい。
2018年11月07日参議院議員の今井絵理子氏が3日、自身のブログを更新し、元神戸市議会議員の橋本健氏との交際を報告した。今井議員は「本日発売の週刊新潮で私のプライベートに関する記事が掲載されました。すでに、数社のマスコミから取材の申し入れがありました」と書き出し、「極めて私的なことであり、ご報告をすることは控えていましたが、記事には事実誤認が多く、応援してくださっている皆さんには正直にお伝えしたくブログに書かせていただきます」とつづった。そして、「現在、私今井絵理子は元神戸市会議員の橋本健さんとお付き合いさせていただいております」と交際を報告し、「昨年末に橋本さんの離婚が成立をしたとのご報告や、事件についての説明と謝罪など、年明けから連絡を取りあっておりました」と経緯を説明。「交際については様々なご批判等あるかと思いますが、それらは全て覚悟しております」と記した。また、「橋本さんにはこれから事件の判決が下ります。犯してしまった罪は心から償い、もう二度とこのようなことを起こさないように、再起にむけて歩みを進めてほしいと思います」と今井議員。さらに、「新潮さんの記事にて、事実関係が違うことを何点か指摘させていただきます。記事の順に追ってご説明します」と、箇条書きで5つ説明した。事実と異なると指摘した5つは以下の通り。1.記事中にある芸能関係者と名乗る方が実在するのかについては疑問に思っています。なぜなら、芸能関係に携わっている方々とは去年から連絡も一切取っておりません。従って、私の状況を知り得る芸能関係者は存在するはずがありません。しかも、バースデーパーティなんかしていませんし、計画すらしていません。コメントの内容は全く事実と違います。2.「略奪」ということばが多用されますが、そのような事実はありません。不倫も不法行為もありません。これはかねてから説明している通りです。橋本さんからは、夫婦関係が破たんしており離婚調停中であると聞いてましたし、別居に至ったのも夫婦間のある出来事が原因であり、私とは全く関係のないことでした。3.橋本さんが「マスオ状態である」という書かれ方をしておりますがこれも事実とは異なります。彼は、神戸市内の歯科医院で診療をしており、東京の私の家で生活をしている事実はありません。4.記事では、私が元奥様に対して謝罪をしていないという旨の記述がありました。しかし、私は、報道が過熱し元奥様やお子様にご迷惑をお掛けしたことを申し訳なく思っており、代理人弁護士を通じて謝罪することを伝えましたところ、謝罪のお手紙を渡すことがいったんは決まりました。しかし、直前になって、元奥様の代理人弁護士から取りやめにしたいとの連絡があり実現しませんでした。5.また、見出しのひとつに「沖縄知事選挙の戦犯」とありました。佐喜眞候補当選のために私なりに一所懸命応援したつもりですが、力及ばなかったことについては大変不本意であり、申し訳なく思います。私自身、何度も沖縄に入り、知人や友人、友好団体などに支援を呼びかけてきましたし、沖縄で尋ねる先がなくなったので、東京に戻り、県人会を訪ねるなどして応援してきました。そのことを記者さんに説明をしたら、当初、知事選の応援をさぼっていたのだろうと勘繰っていた記者さんは「熱心ではないという言葉には語弊がありました」と言ってくれました。その時、「説明すれば分かってくれるんだ」と安心していたのですが、今日発売された記事には「沖縄知事選」の戦犯!などと書かれてショックを受けています。最後に「政治を志した原点である障がい者福祉や特別支援教育に関すること、また、子どもの貧困や基地問題など沖縄が抱える諸問題の解決にむけても地道に頑張って参ります」と記し、「取材に関してはすべて事務所にて対応させていただきます。近隣の方々や家族の者にも迷惑がかかりますので、くれぐれも自宅周辺での取材はご遠慮ください。ご配慮のほどよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。
2018年10月03日〈「沖縄県知事選挙スタート」 ただいま9月はほとんど沖縄に帰っています。 本日から沖縄県知事選挙がはじまりました!わたしは“佐喜真あつし”候補の応援に〉9月13日、公式サイトの「活動内容」にこうつづったのは今井絵理子参院議委員(34)。今月30日に投開票が行われる沖縄知事選で、所属する自民党擁立候補応援のため故郷・沖縄入りしていることを報告したのだ。「今回の選挙は、翁長雄志前知事(享年67)が8月に亡くなったことを受けてのもの。翁長前知事死去の際に安室奈美恵さん(41)がコメントを出したこともあり、その遺志を継ぐという玉城デニー候補(58)に猛烈な“追い風”が吹いています。そのため自民幹部はかなり焦っています。本来ならばSPEEDメンバーとして一斉を風靡した今井議員の応援は、大きな力になったはず。ところが今井議員は昨年の不倫騒動でのイメージダウンを払拭できていません。そのため自民幹部は当初、今井議員の沖縄入りに難色を示していました」(政治担当記者)今井氏は昨年7月、「週刊新潮」(新潮社)で、当時神戸市議をつとめていた橋本健氏(38)との不倫疑惑を報じられた。今井氏は党本部で釈明し、書面で不倫疑惑を否定。その後は“ダンマリ”を決め込んでしまった。いっぽう橋本氏は、妻と離婚。さらには政務活動費約690万円をだまし取ったとして、失職。詐欺罪で在宅起訴され肩書が「被告」になってしまった。一部メディアによると今日21日に詐欺罪での初公判が神戸地裁で行われ、橋本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めたという。「何事もなかったかのように活動を続ける今井議員ですが、今も批判の声は根強い。今後もイメージを回復するような活躍ぶりが見られないと、2期目は絶望的です」(前出・政治担当記者)今回の沖縄入りで存在感を見せ、イメージ回復できるだろうか?
2018年09月21日「結婚前から選挙に出る可能性があったので、じつは悩んだ時期がありました。夫の職業が急に変わるということ、私自身が政治家の妻になるなんて考えたこともありませんでした。そんな私を見かねた父が“何を悩んでいるのか?”と聞いてきました。正直に悩みを打ち明けると、“キミは職業を選ぶのか?相手を選ぶのか?”と言われて……。父は大正生まれの人で、“若いころの苦労というのは自分から買ってでもしなさい”と。その言葉に妙に納得して、政治家の妻になる覚悟ができたように思います」こう語るのは、“次の総理大臣を決める”自由民主党総裁選挙(9月7日告示、20日開票)に出馬する、衆議院議員の石破茂元幹事長(61)の妻・佳子さん(62)だ。石破議員のことを誰よりもよく知る佳子さん。じつはメディアの単独インタビューを受けるのは今回が初めてだ。“お堅い”イメージのある石破議員とは対照的に、よく笑うユーモアに富んだ佳子さん。夫・石破茂について、そして政治家・石破茂について語ってくれた。石破議員と佳子さんは大学の同級生。’75年、2人は慶應義塾大学法学部法律学科に入学。1年生のとき、第2外国語でともにドイツ語を選択し、同じ授業を受けたのが出会ったきっかけ。大学2年の後期試験の前に、石破議員が開催した勉強会をきっかけに徐々に会話をするようになった2人。学校帰りにお茶を飲みに行ったり、週末にはドライブに行く仲に。卒業後、石破議員は銀行員、佳子さんは総合商社に就職することが決まる。2人の関係は一時途絶えたが、それから約3年後に再会。互いの勤務先が東京・日本橋と竹橋であることが発覚し、会社の近くで一緒にランチを食べたり、デートをするようになった。2人の交際は順調に進み、’83年9月に結婚する。結婚を機に、佳子さんは石破議員の地元、鳥取に移り住んだ。「ずっと東京に暮らしていたので、戸惑いはありました。最初は、高齢の方とお話しするとき、方言で内容がわからないことも。でも、お義母さんをはじめ、周囲の人の助けもあって、すぐになじめたと思います」そして’86年7月、石破議員が29歳のとき、旧鳥取県全県区より出馬。見事、全国最年少議員として衆議院議員初当選を果たした。初当選の翌年の’87年に長女が、’90年には次女が生まれている。「夫はほとんど家に帰ってこられませんでした。そこで、玄関に夫の選挙ポスターを貼って、“お父さん。石破茂”と、娘に顔を覚えさせましたね。夫が家に帰ると、娘が“あ、ポスターの人が来た!”って(笑)」そんな多忙な夫のために、地元を守ってきたのは佳子さんだ。選挙のときは他候補の応援でなかなか地元に帰れない夫に代わり、自ら選挙カーの候補者席に乗った。現在、石破議員の当選回数は11回を数える。こうやって夫を支えてきた佳子さんに、石破議員に点数をつけるとしたら何点かを聞いてみた。まずは夫としての点数は?「80点ですね。信頼できる人だし、誠意がある。家事も料理から洗濯までいろいろやってくれます。マイナス20点は、残念ながら私と一緒に過ごす時間が少ないというところかな(笑)」では、親としては何点?「昔は子どもの運動会や授業参観にもほとんど行けませんでした。それでも娘が中学校で演劇をするときに見に行ってもらったり、高校の卒業式にも出席してくれた。娘2人は高校から夫と一緒に東京で暮らしているので、成長してからはコミュニケーションが取れているはずです。できる限り努力してくれているので70点です」最後に政治家としての点数は?「政治に対する姿勢が本当にまじめで嘘をつかない。だから、後援会の方たちもついてきてくださいますし、私も頑張れる。もし夫が曲がったことをするような人だったら、私は“じゃあ、好きにすれば”と言ってしまうと思います。政治家の妻という立場でありますが、同志的な気持ちで一緒に頑張れるというところはありますね。でも、まだまだ志半ばなので、80点にしておきます」
2018年09月05日「はい、あ~ん♪」 5月中旬の平日のランチタイム。東京・港区内にあるレストランのオープンテラス席に、人目もはばからず(?)いちゃつくカップルが。見れば元衆院議員の宮崎謙介氏(37)と、妻で前衆院議員の金子恵美氏(40)という有名人夫婦! 2年前、2人はともに自民党の若手国会議員として活躍していたが、妻の妊娠中に宮崎氏がグラドルと“ゲス不倫”していたことが発覚。宮崎氏は議員辞職に追い込まれ、昨年の総選挙で金子氏も議席を失った。 宮崎氏は自分で頼んだハンバーガーをひと口サイズにちぎって、妻の口に運ぶ。金子氏は恥ずかしがるそぶりもなく、ハンバーガーを口に入れてもらうと、夫に向かって笑顔を見せた。いったい夫婦関係はどうなっているのか。夫の宮崎氏に聞くと、意外にも(?)ストレートに答えてくれた。 「(ランチを)見られていたんですね。気づかなかったな、お恥ずかしい……(笑)。あの日は息子を保育園に預けてから、夫婦で仕事関係のミーティングでもしようかとお店に入ったんです」 聞くと、宮崎氏は現在、『サンデージャポン』(TBS系)などのテレビ番組に出演するかたわら、地元の京都のお寺で子どもたちにプログラミングを教える“現代版寺子屋”を運営する会社を経営しているそう。 金子氏と二人三脚で子育てをしながら、食事づくりはすべて宮崎氏が担当。保育園の送り迎えも積極的にこなしているという。 「息子は、2歳3カ月になりました。かわいい盛りです。いろいろとありましたが、今は夫婦ともども、子どもを第一に考えてやっていこうと決め、互いに支え合って生活しています。どうか温かい目で見守っていただければ」 最後に、「奥さんを愛してらっしゃいますか?」とあらためて聞いてみた。 「恥ずかしいですが……もちろんです!」 なるほど、夫婦関係を再構築できた理由がちょっとだけわかったかも――。
2018年06月01日アイドルグループ・HKT48の指原莉乃(25)が27日、自身のツイッターを更新し、「第10回AKB48世界選抜総選挙」に出馬しないことを表明した。指原莉乃昨年の総選挙で前人未到の3連覇を達成した指原。昨年の段階で「今年で最後」と明言していたが、このたび正式に「今年は総選挙には出馬しません」と発表した。続けて、「考えてみれば、総選挙が始まってから9年間。初めて客観的に総選挙をみることができますファンとして楽しむぞ~!」とつづり、「HKTのみんな、頑張れー!!STUのみんなもね」と所属するHKT48と昨年11月まで兼任していたSTU48のメンバーへエールを送った。今年の総選挙は、海外3グループが初参加し、「世界選抜」として開催。開票は6月16日に行われる。
2018年03月27日10回目となる今年の「AKB48選抜総選挙」が、6月16日に開催されることが29日、AKB48公式ブログで発表された。同時に、総選挙史上初めて公募することが発表されていた開催地の募集を開始した。「第9回AKB48選抜総選挙」で3連覇を達成したHKT48・指原莉乃21日に行われた「第3回AKB48グループドラフト会議」で発表された開催地の公募。昨年は、沖縄のビーチで開催予定だった開票イベントが悪天候のため中止となり、無観客で順位発表とスピーチが行われた。そのため、今回の公募は、「屋根があること」が条件となっている。ブログで発表された開催地募集条件は、以下の4つ。メールにて、条件を満たしている企業、自治体、団体の応募受付を開始した。(1)設備:屋根があること(2)イベント開催日:2018年6月16日(土) ※準備、撤収等の作業があるため前後数日使用できること(3)会場規模:数万人収容できるスペースがあること(4)宿泊施設:数万人規模に対応できるの宿泊施設があること
2018年01月29日(写真:アフロ) 「このハゲ~!」「ちーがーうーだーろー!」 ’17年、はたしてどれほどの日本人が豊田真由子前衆議院議員(43)の真似をしたことだろうか。 政策秘書だった男性への暴言や暴行が報じられた豊田氏。10月の衆議院議員選挙では無所属で立候補したもの、5人中最下位で落選。その後、公の場から姿を消した。豊田氏の実家は千葉県内にある。彼女と同じく東京大学卒業の父に取材を申し込むと、言葉を選びながら語ってくれた。 「私は進学塾を経営していました。一時は教師を40人近く雇って、300人ほどの生徒を抱えていたこともあります。生徒たちの面倒を見るのに忙しかったこともあり、真由子の子育てや教育については放任主義になっていたというか。ほとんど気にかけていなかったことは確かです」 父の言葉からは、娘の教育に失敗したという悔恨がにじみ出ていた。 「しかし娘が衆議院議員になったとき、一度だけアドバイスしたこともあります。『これから10年くらいは先輩議員を見習って、修行をしなさい』と……。自民党の公募で当選したわけですが、秘書などもみんな党が用意してくれて。政治家としてのスタートは、ある意味恵まれ過ぎていたのかもしれません。大きな権限を持ったことで、本人もいつの間にか勘違いするようになっていたのだと思います」 娘の過ちを認めるのはつらいところだろうが、贖罪のように父は語り続けた。 「上に立つものとして秘書やスタッフ、さらにその家族にもっと気遣うようにと私やほかの誰かが教えてやらねばならなかったのです。(真由子が持っていた)自分が休みなく働いているのだから、秘書も同じように働くべきという考え方も間違っていたと思います」 豊田氏が療養中、2人の子供の世話は実家でみていたという。 「孫たちはしばらくこの家に滞在していましたが、いまは(真由子と)いっしょに生活しています。実は最近、真由子に会ったのですが、相当に落ち込んでいて、憔悴していて、心配になるほどでした。今後娘がどうするかですか?それは本人にもまだめどがたっていないと思います。でも彼女はまだ40代。再スタートは可能だと思いますし、父親として応援し続けたいと思います……」 父の願いが叶い、豊田氏が再起する日は、はたしていつのことだろうか。
2017年12月22日「私が選挙戦で訴えてきた“誰一人置いてきぼりにしない”というスローガンは、当時、私がかかわっていた知的障害のある女性が、言っていたことなんです。彼女は口癖のように、『いつも私は置いてきぼりじゃん、私の人生なのにおかしい』って泣いていてね。そんな社会を変えたくて、政治家を志してきたんです」 そう明かすのは、10月22日に投開票が行われた衆議院議員選挙で、北海道5区から立候補し、比例で初当選を果たした立憲民政党の池田まきさん(45)だ。池田さんは、足かけ20年、福祉の世界で仕事をしてきた。民間の介護施設で職員を務めたあと、東京都板橋区役所福祉事務所に14年間勤務。’11年には、北海道大学公共政策大学院で、福祉政策を学ぶため、東京から北海道に移転。勉強をしながら、フリーのソーシャルワーカーとして、ツイッターなどで全国から寄せられた相談にも、ていねいに対応してきた。 「私が福祉の道に入ったのは、私自身が“置いてきぼり”にされてきたからです」(池田さん・以下同) 池田さんは、幼稚園に入る前から、父親からDVを受けていた。 「とくに母や祖母に対する暴力がひどかった。母が妹を連れて実家に逃げると、今度は矛先が私に向けられた。いつも殺されるんじゃないか、という危機感がありました」 池田さんが中学生になるころには、母は暴力から逃げるため、妹を連れて家を出た。彼女も祖母の元へ。家族はバラバラになった。池田さんは、穏やかな家庭を夢見て、18歳で事実婚。しかし幸せはつかの間だった。 「2人目を妊娠していたとき、夫が蒸発をしたんです。あとから知ったんですが、夫は大きな借金を抱えていました」 乳飲み子2人を抱える池田さんのもとに、借金取りは容赦なくやってきた。警察や行政に相談したが、「あなたが借金をつくったんじゃないの?」と疑われてしまう始末。 「弁護士に相談しても、『夫が蒸発して7年たてば離婚は成立するのだから我慢すれば』という返事。7年間、借金の取り立てから逃げながら、どうやって子育てしろというのか。まさに、置いてきぼりにされた気持ちでした」 しかし、6人目に相談した弁護士が、やっと親身に対応してくれ、危機を逃れられた。池田さんは、こうした自身の経験から、「いかに当事者の立場にたった支援が必要か」ということを思い知った。 借金問題の次に待っていたのは、シングルマザーに対する世間の厳しさだった。 「働きたくても、乳飲み子を抱えたシングルマザーを雇ってくれるところがない。やっとの思いで見つけた仕事は、ファミレスのバイトや内職。さらに苦労したのは、保育園。0歳児から預かってくれるところが、なかなか見つからず、結局、2人の子どもを同じ保育園に預けられるようになるまで、4回も転園しました」 池田さんは生活苦に耐えながら「弱者が生きづらい社会を変えたい」と、パートを掛け持ちして職業訓練校に通い、ヘルパー資格を取得。民間の介護施設で働くようになった。そして、中卒だった彼女は、その合間を縫って、通信教育で大検に合格。「早朝に2時間勉強する」という“朝勉”を続け、社会福祉士から消防士まで、7つの資格を取得していった。すべては、現場の仕事に生かすためだった。 「生活保護受給者や不登校の子ども、障害のある方のご家庭など、私は必ず、ご本人に会えるまで家庭訪問します。どうしても入らせてくれないご家庭には、『消防のものです。点検させてください』と言って、消防の格好をして入ったこともあるくらいです」 “置いてきぼり”になっている人たちは、そこまでしないと救えない。しかし、立場が弱い人ほど、行政にたいして「それはおかしい」と言えない、と池田さんは言う。 「いまの日本は、命や暮らしの大部分が“自己責任”に委ねられていて、ひとつ足を踏み外せば誰もが社会的弱者になりえます」 第4次安倍内閣がスタートしたが、新人議員の池田さんは、どう切り込んでいくのか。 「命や暮らしを守ることは、与野党関係なく取り組むべき課題。私は“前例主義”は大嫌いなので、無理だと言われても、知的障害者の方が、『自宅で生活したい』『将来は福祉の仕事に就きたい』などとおっしゃれば、それを実現するためのサポートをしてきました。その後、社会で活躍し始めている方も。それが、地域活性や地方経済の底上げにもつながっていくんです。いい実例を与党議員にも訴えていくことで、人を見捨てる社会を変えていきたいと思います」
2017年11月13日選挙権の年齢を20歳から18歳に引き下げる法改正・選挙制度改正が2016年に実施されました。先日の衆議院選挙で、初めて投票したという18歳も多かったと思います。そこでパパママ世代に調査! 18歳選挙権についてどう思いますか。Q.18歳選挙権、どう思う?1.賛成 27.8%2.どちらかといえば賛成 28.2%3.どちらかといえば反対 19.7%4.反対 6.0%5.わからない・どちらとも言えない 18.4%最も多いのはどちらかと言えば賛成という人で28.2%。賛成という人も27.8%と次に多く、両方を合計すると56%と過半数を超える結果になりました。■政治に関心を持つきっかけになってほしいいろんな問題はあるかもしれないけど、政治離れが加速していると言われる若者に興味を持ってもらうためにも、選挙権を与えるのはいいことという人が多数派でした。「良いことだと思います。娘の高校では、政治状況を高校生の視点から学んで、公正に判断できるような能力を育成する取り組みも始まっています」(神奈川県 50代女性)「18歳からの選挙権に賛成です。意味がわからなくても、関心を持つきっかけは大切なことです。面倒だとかだるいとか言わずに、選挙に足を運ぶ大人になってほしいです」(神奈川県 40代女性)「選挙のときに高齢者よりの政策ばかり選ばれると困るから、年齢の引き下げはいいことかも。18歳でもしっかりしている子はたくさんいるし、30代だってどうしようもないのはたくさんいる」(神奈川県 30代女性)■18歳はやはりまだまだ子どもなのでは…反対派の人は、18歳ではまだちゃんとした判断ができないのではないかという不安があるようです。何歳まで子どもなのか、何歳から大人なのかは難しい問題ですが、実施された今となっては、子どもへの政治や選挙に対する教育が求められているようです。「18歳を大人と見なすのなら、少年法も見直すべきでは?」(徳島県 40代女性)「人数稼ぎのための年齢の引き下げにしか思えない。学力低下も騒がれているのに選挙権!?」(静岡県 40代男性)「うーん、きちんと真面目に考えて投票するか不安です。タレント議員や人気バンドのファンですといった議員とかに入れそう」(千葉県 40代女性)■国民が変わるチャンス! 若者に期待したい新しい風が吹くことによって、国民全体が変わるチャンスと捉えている人もいました。自分の子どもが投票するとなったら、親も投票に対して意識が高まります。そういった意味では、親世代の投票率の向上にも効果はあるのかもしれません。「18歳に選挙権の年齢を下げることで、教育の場で選挙を意識させることができると思われるし、そうした教育を受けた若者が年齢を重ねていくことで、選挙や政治に対して意識の高い国民に変わっていくのかなと期待もできます。もちろん親である私も意識するようになりました。18歳のみならず、その親世代にもいい影響を与えるのではないでしょうか」(神奈川県 40代女性)Q.18歳選挙権、どう思う?アンケート回答数:8602件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年11月10日「議員バッジを着けると、やはり身が引き締まるものですね。劇中で使われる選挙ポスターを撮影するとき、若手議員の熱を握り拳でアピール。清々しい笑顔を心がけました」 そう語るのは、新・月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で市議会議員・岡本遼を演じる千葉雄大(28)。NHKの連続テレビ小説『わろてんか』では、葵わかな演じる主人公の兄・新一を好演。病死後、“新一ロス”が視聴者に広がった。今作で披露するのは、イケメン議員の凛々しいスーツ姿。 「岡本は、表層的には爽やかですし、利権が蠢く会派の中でも上手に立ち回る切れ者。その背景には、父親の借金で夜逃げ同然で街を去ったという過去があって。単なる勝ち組ではない。苦労してはい上がってきた人間の葛藤や切なさをふとした瞬間の表情で表現できたらと思っています」(千葉・以下同) 新米ママさん市議・佐藤智子を演じる篠原涼子をはじめ、同期議員を演じる面々は、トレンディエンジェルの斎藤司や前田敦子など個性派ぞろい。 「篠原さんのむちゃぶりがすごくて。撮影中、台本にはないことを突然、『千葉くん、やって!』って言ってこられるので、怖くておびえています(笑)。その最大のターゲットは斎藤さんなんですが、2人のやりとりが面白い。篠原さんのアドリブに斎藤さんも必死に食らいついて。本職の笑いのエッセンスをお芝居に生かしていると思います。僕はまだ、篠原さんへの対応力が未熟で。目下、勉強中です!」 最後に、“市政エンタテインメント”と銘打った本作の見どころを! 「政治の話ですが、とてもわかりやすくて面白い。メディアで報じられている社会問題も、即解決といかないさまざまな事情があることを、僕自身、このドラマを通して知りました。いつ何が起きるかわからないこの時代、人生の指針になる作品だと思います」
2017年10月30日10月10日、衆議院議員選挙が公示され、選挙戦に突入した。だが、「野党分裂!小池代表が『排除』発言!」……そんなニュースばかり飛び込み、選挙にいちばん大事な「どの政党が何を主張しているか」を忘れていませんか?投開票は22日に迫ってきている。そこで、各政党の「公約」をもとに気になる4つの争点の違いをジャーナリストの池上正樹さんが解説してくれた。 「今回の選挙は『3つの柱の対立』をイメージするとわかりやすい。1つめは、連立政権を組む自民党(安倍晋三総裁、332人立候補)と公明党(山口那津男代表、53人立候補)です。アベノミクスの景気回復路線、そして既得権益を守る路線は変わりません。次に、その体質に『NO』を突きつけた希望の党(小池百合子代表、235人立候補)の登場。しがらみを断って取り組むという姿勢は、『男社会を女性が覆す』ことを期待させました」(池上さん・以下同) 3つめは立憲民主党(枝野幸男代表、78人立候補)の“リベラル派”の動きだ。 「憲法改正反対、立憲主義、さらには社会保障を厚くすることで国民の権利を守ると主張している。立憲は、ツイッターのフォロワー数が全政党の中でトップ。リベラル層や無党派層の期待の大きさを表しているともいえます」 次に各党公約の主要4項目の違いを見ていこう。 ■憲法改正 「自民党はそもそも、『憲法改正』が悲願。しかし、9条をどう改正したいのかというのは、党の中でもまとまっていません。そこで、『自衛隊明記』という表現までにとどめた印象があります。災害派遣などでの自衛隊の活躍もあり『いまなら現実的に反対する人は少ないのではないか』とみているのでしょう」 これに対し、連立政権を組む公明党はかなり違う。 「公明党は“平和の党”を自任しています。9条の内容は堅持し、『環境権』など日本国憲法制定時には想定できなかった部分を『加憲(=加える)』だけならば認めるというスタンスで、これは自公で意見が一致していません」 自公と比較して、希望の党はどうだろうか。 「希望は『9条を含めて議論する』としており、『改正したいのか否か』は、現段階ではどちらとも取ることができる。また『知る権利』を明確に定めるという部分は、『情報公開の必要性』を憲法に明記してはどうかという提示です」 「教育無償化」「道州制」などに触れている日本維新の会(松井一郎代表、52人立候補)の改憲への姿勢はーー。 「9条改正の必要性について『国民の生命・財産を守るため』と目的を添えているのは、『北朝鮮などの有事がいつ起こるかわからない』という昨今の現実を鑑みて、万一のため『憲法の条文として明確化』を目指したいのでしょう。これに対し、9条改正には反対だけれど、それ以外の条文の議論はしてもいいというのが、立憲民主党のスタンス。さらに、共産党(志位和夫委員長、243人立候補)は、『現行憲法をすべて守る』という完全護憲派です。しかし、「現実的なのか」という批判もある。党が『自衛隊は違憲』としているため、政権を取ったときには現状と矛盾が生じます」 また、日本のこころ(中野正志代表、2人立候補)は、「保守」の立場で、目玉の政策として「自主憲法の制定」などを公約に掲げている。逆に「改革」の立場の社民党(吉田忠智党首、21人立候補)は、「憲法を変えさせない」スタンスだ。 ■原発 「自民は『再稼働を推進』の立場で現状維持。経済団体が支持基盤のひとつで、原発推進では密接なままです。福島第一原発事故の教訓が生かされていないし、廃炉や核のゴミの蓄積・処理の問題も何も片づいていない」 一方、希望は結党当初「原発ゼロ」をうたい注目された。 「公約ではさらに原発ゼロを『憲法に明記することを目指す』とまで踏み込みました。しかし『再稼働』は前提条件つきで『容認』とした。“両にらみ”のようで、小池代表にとっては苦肉の策であったのではないでしょうか。維新も『部分的には再稼働容認』としています」 これに対し立憲は「大きく踏み込んだ印象」だという。 「『原発ゼロ基本法』の制定をうたっています。『安全・安心』の視点からは評価できる。民進党時代のように支持団体を意識せず、『再稼働NO』と言えるようになったのでしょう。共産党は原発は『すべてNO』。政治決断でいますぐ止めろというスタンスです。これは政権を取られたら実現できる公約かもしれません」 ■消費税 「’19年に予定どおり10%に引き上げる、と公約を掲げているのは自公。あとは『凍結』や『中止』です。しかし立憲の『ただちに引き上げはできない』という表現は、いつかは上げるという見方もできる。共産党は『なにがなんでも増税はしない』という徹底した立場です」 ■子育て 「教育費などの『無償化』はどの政党もうたっています。しかし、その財源を自民は『’19年増税後の消費税の税収』と考えています。連立を組む公明以外の各党は、財源をどこから持ってくるのか、そしてその確実性についても答える義務があるでしょう」 “混乱ムード”ただよう今だからこそ、冷静に各党の政策に耳を傾けたいものだ。
2017年10月18日元AKB48で女優の川栄李奈が、10月22日に投開票が行われる「第48回衆議院議員総選挙」の選挙啓発キャラクターを決定した。有権者の投票率向上と期日前投票への参加、認知向上を目的とし、選挙啓発キャラクターに起用された川栄。公開されたビジュアルでは、「選挙の主役は、投票する私たち。日本の明日を、私たちで決めよう。」と呼びかけている。川栄は、2015年8月にアイドルグループ・AKB48を卒業し、その後、女優として快進撃を続けている。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』をはじめ、最近ではカンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』で体当たりの演技を見せて話題に。現在公開中の東宝『亜人』にも出演、さらに、auの携帯CMでも存在感を示している。
2017年10月11日*画像はイメージです:山尾 志桜里衆議院議員が、弁護士と不倫していたとの報道がされています。現在山尾氏の夫が激怒し、東京弁護士会に懲戒請求を行っていると一部で噂されています。この噂が事実であると仮定して、請求は通るものなのでしょうか?高島総合法律事務所の理崎智英弁護士に見解を伺いました。 ■懲戒請求は通る?「弁護士に対する懲戒は、職務上の義務違反があった場合だけではなく、私生活上の行為であっても、品位を失うべき非行であれば、その対象になると理解されています(弁護士法56条1項)。この点、山尾さんも相手の弁護士も不貞行為があったことを否定しているので、弁護士会としても、懲戒審査の過程で、不貞行為がないと判断した場合には、単に二人で会っていたということだけでは品位を失うべき非行には当たらないので、懲戒の対象にはならないと考えます。また、仮に、弁護士会によって不貞行為があると認定された場合であっても、それだけで品位を失うべき非行に該当する可能性は低いと考えます。過去には、不貞相手から懲戒請求をされて、懲戒が認められたケースはありますが(ただ、単に不貞行為をしていただけではなく、既婚者である男性が未婚であると偽って交際していたという悪質なケース)、私が調べた限り、配偶者から懲戒請求をされて、懲戒が認められたケースはありませんでした。以上のとおり、今回、山尾さんの夫から男性弁護士に対する懲戒請求は認められる可能性は低いですが、立証次第では、男性弁護士への慰謝料請求が認められる余地はあると思います」(理崎弁護士) どうやら懲戒請求が認められる可能性は低いようです。 ■弁護士が不倫したら慰謝料は高くなる?今回一部で批判されているのが、山尾議員のお相手が不倫問題を扱っていた弁護士であるということ。このような場合、慰謝料は高くならないのでしょうか?同じく高島総合法律事務所の理崎智英弁護士にお話を聞いてみると……。「慰謝料の金額は、不貞期間、不貞回数、婚姻期間、配偶者との間の未成年の子の有無等から総合的に判断されますが、不貞相手の職業は関係ありません。そのため、不貞相手が弁護士だからといって、慰謝料の金額が高くなるということはありません」(理崎弁護士) 一般的な心証は良くなくとも、基本的に不貞相手の職業は慰謝料金額決定のポイントにはならないのですね。大きな社会的な制裁を受けることにはなりそうですが……。 *取材対応弁護士: 理崎智英(高島総合法律事務所。離婚、男女問題、遺産相続、借金問題(破産、民事再生等)を多数取り扱っている。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*AlessandroBiasciol / Shutterstock
2017年09月19日発言がたびたび炎上を引き起こしている上西小百合衆院議員(34)と、その秘書を務める笹原雄一さんとのあいだでトラブルが発生しています。上西議員の浦和レッズ騒動などでテレビにも出演し注目を集めていた笹原秘書ですが、8月23日の深夜、 『上西と家城秘書から正式に解雇されました。特に揉めた訳でもありませから、8月31日までは普通に仕事します』とツイート。また、上西議員の地元である吹田市で大規模な停電が起こっていたにも関わらず同議員が戻らなかったとして、『吹田が大変な時によそでバーベキュー。それはいいけど知ったら帰ってこいよ』と強く批判しています。さらに、「上西にもう政治家はやらせない」「知ってるスキャンダルぶちまけて出馬させない」「次の総選挙に上西小百合はでません」など立て続けにツイート。これに反応する形で、上西議員は『ウチの事務所をやめるっていうから、どうぞって言ったら解雇されたとか勝手に騒ぐし。本当にお酒やめて欲しい。笹原さんがやめようがやめまいが、私の人生には全く関係ありません。私は一生政治家ですから、次の総選挙にも当然出ますよ』と反論しています。発言するたびに批判を受ける上西議員ですが、今回の騒動に関しては楽しんで見守る人も多いようです。●上西議員vs笹原秘書は見応えアリ?解雇について双方の言い分が異なり、争いとなっている上西議員と笹原秘書についてネット上では、『上西の一人相撲みたいな炎上はもう見飽きたからな。登場人物が増えて面白くなってきた』『揉めろ揉めろ!上西劇場の始まり!』『知ってるスキャンダルってなんだろう…。これからどうなるか楽しみ。もう一人のあくどい秘書である家城のスキャンダルとかも暴露してほしい』『バーベキューは仕事ですか?税金で食べるお肉はおいしいですか?』『これだけボロクソに文句言って、上西が帰ってきたらどんな顔して会うんだろう』『「一生政治家」って言ってるけどギャグですか?政治家っていうのは選挙で当選しないとなれないんですよ?』『選挙に出ても当選しないからお好きにどうぞ』『この秘書って上西のこと守ってた人だよね?いなくなったら抑える人いなくなって上西の炎上が加速しそうなんだけど』『もうネタが切れたから、2人で口裏を合わせて炎上を演じてる可能性もあるぞ』『とりあえずどっちも頭悪そう』など、今後の展開を楽しみにする人も少なくない様子。連日ニュースを騒がせる上西議員ですが、味方であるはずの秘書からも見限られることになってしまいました。果たして、この争いはどのような結末を迎えるのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月24日女優の松たか子さん(40)に「似てる」と発言したことで多くの批判を浴びた政治家の上西小百合議員(34)が、またもや“とある芸能人”に「似てる」と自称して炎上しています。事の発端は2017年8月18日、上西議員が自身のTwitterに松たか子さんの写真と自分の写真を同時に掲載して『似てる、っていうか私が真似した』と発言したこと。この投稿に対し、Twitter上では「松たか子に謝ってこい」「図に乗るな」などと厳しい書き込みが殺到し炎上しましたが、上西議員は同月20日に松たか子さんに“似てる”と発言したことについて『似てるが言いたかったわけじゃなくて、男性社会では女性の意思さえ強ければ意見が通りやすいってとこがポイントだったんだけど』と釈明するコメントを出しました。しかし、その後『ただ、似てるって事だけで言えば、にしおかさんやperfumeは確かに言われるけど、一番多いのは前田敦子さん』と今度は元AKB48の前田敦子さんと似ていると自称したことで、さらに炎上が広がっています。●上西小百合、今度は“前田敦子と似てる”で炎上!前田敦子さんに“似てる”と発言した上西議員に対してネット上では、『前田敦子が現役時代だったら大炎上の大騒ぎだよ』『似てると聞いた芸能人は心外でしょうね』『Perfumeのあ〜ちゃんに謝れ!!全然似てねーし』『前田敦子からしたらたまったもんじゃないな』『どっちかと言うと肉まんに似てる』『原西に似てる』『ゴリラのほうが似てるかな』『俺がおととい釣った魚に似てた』『この人の給料が税金かと思うと本当に腹立たしい』『誰に似てるとかどうでもいい。あなたは芸能人ではなく税金で働いてる政治家であることを忘れないで』『まともに仕事しないなら議員辞めろ』『せめて政治に関係するツイートしてくれ』『いい加減タレント気取りはやめてください。私たちの血税で何やってるんですか』などと厳しい批判の声が殺到しています。政治関連のことよりもTwitterでの炎上に注目されがちな上西議員ですが、当選させた人々の気持ちを裏切らないようにしっかりと政治活動に励んでほしいですね。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月21日「週刊新潮」で橋本健・神戸市議会議員(37)との不倫を報じられた、自民党の今井絵理子参院議員(33)。橋本市議は妻帯者。政治活動のかたわら、5年前には歯科医院も開業。将来の国政進出も噂される自民党兵庫県連のホープだ。 報道を受けて2人は口をそろえて不倫を否定したが、「週刊新潮」では2人が3日間にわたり“お泊まり”した様子も詳しく報じられている。だがそのとき東京・国分寺市内の今井議員の自宅では、長男(12)が母の帰りを待っていた――。永田町関係者が話す。 「2人が知り合ったのは、昨年の参院選前の4月。7月に今井さんが当選すると、2人の距離はぐんと縮まったようです」 彼女には当時、橋本議員とは別の恋人がいた。今井議員と同じ沖縄出身の恋人Aさんだ。2人は今井の自宅で同棲。Aさんは、聴覚障害のある今井の長男の世話や学校への送迎も熱心にこなしていた。Aさんの知人が話す。 「彼は今井さんの中学時代の初恋の人。3年前に沖縄から上京してシングルマザーの彼女を助ける生活を送っていたのですが、今井さんは議員になると“朝から勉強会が”などと理由をつけて家にほとんど帰らなくなってしまったんです。それでも“議員は大変な仕事だから”と、Aさんは今井さんの帰らない家で長男の世話をがんばっていました。ところが『週に1回は帰ってくる』という約束が守られないどころか、帰宅は2週間に1回、3週間に1回とひどくなっていったそうです。そのことで何度も口げんかになりましたが、今井さんは『忙しいからしょうがないでしょう』の一点張り。当時の彼は本当に悩んでいました」 2人の関係が終わったのは昨年暮れ。今井議員が発表した“釈明コメント”では、Aさんとは2人で話し合いの末に別れを決めたと書かれていた。だが真相はまったく違ったという。 「何度言っても態度を改めない今井さんに、Aさんは“もう無理だ”と突然、夜逃げをするように彼女の家を飛び出したそうです。Aさんは『(同居していた)今井さんのお母さんと付き合っているみたいだったよ』と自嘲していました。“俺はシッターじゃない”という憤りもあったと思います」(前出・知人) 今井と別れてから7カ月。いま都内でひとり暮らしするAさんを7月下旬の朝、直撃した。 ――Aさんと別れる前から橋本議員とは知り合っていたようですが、彼のことは知っていましたか? 「いや、知らなかったです。とにかく僕は何も知らないんで、すみません」 知人によると、自分がいなくなった今井の自宅で、長男が寂しがってないか、Aさんはいまも心配しているという――。
2017年08月02日シングルマザーの子育ての大変さを訴えて政治に打ち込んでいるかと思いきや、イケメン市議会議員との不倫が発覚した、自民党の今井絵理子参議院議員(33)。 相手の橋本健・神戸市議会議員(37)には妻子がいるが、2人とも「お互いに好意を持っていた」と認め、「一線は越えてない」と主張している。 だが“恋人気分”にうつつを抜かす2人は「まったく周りが見えていなかった」と話すのは、2人をよく知る知人。 「橋本議員は2月16日生まれ。今年の彼の誕生日も、2人は夜を一緒に過ごしたそうです。今井議員が用意したバースデーケーキのメッセージプレートには『LOVE』と書かれていたと聞きました」 じつは今回の不倫報道で、もう1人の“恩人”が今井のもとを去った。初当選以来、議員活動を支えてきた議員秘書のB氏が、今回の報道を受けて辞職したのだ。 「Bさんは、今井が所属していた芸能事務所から転身して、秘書として彼女の政治活動を支えてきました。でも、橋本議員との関係について、まったく知らされてなかったんです。かねがね今井議員に、身辺関係については注意をしていたそうで、“裏切られた”という思いが強いのでしょう。『もう支えられない』と辞表を出したと聞きました」(自民党関係者) 政治評論家の有馬晴海氏は、今井の今後をこう心配する。 「シングルマザーの子育てや障がい者支援の大変さなど、訴えてきたことが全部この不倫疑惑で吹っ飛んでしまった。今後、何を言っても“今井さんは自分の人生のほうが大切なんだ”と思われてしまいます。このままでは発言に信憑性が問われますね」 国会議員になってしまった重大さを、今井議員はいま初めて身に沁みて感じているかもしれない――。
2017年08月02日「俺に近づくと火傷するぜ」 そんなセリフが何かのマンガであったけど、今この言葉が似合う議員は上西小百合衆議院議員(34)でしょう。 政治に噛みつき、芸能ニュースに噛みつき、スポーツにも噛みつくハングリーさとマメさには頭が下がります。そして先日はサッカーの浦和レッズに対して「親善試合は遊びなのかな?」など、ファンを挑発するような過激発言を連発。サッカー連盟をも巻き込む騒動を起こしました。 その頑張り(?)が定期的にニュースとして取り上げられる上西女史。しかし政界の諸先輩たちを「女を使うから嫌い(小池百合子東京都知事)」「聞く能力が全く無い(橋下徹元大阪府知事)」と表現、辛辣といわれるコメントの言葉遣いは「ムカつく」「バカ」「すげー」など、稚拙な表現が多い。発言の是非の前に、インパクトだけが先行しているのが現状です。 短期的にはニュースになって得をしたとしても、長期的には政治家としてもタレント予備軍としてもマイナスしか感じられない彼女。ただ先日起こした“浦和レッズ騒動”の対応を見ていると、あることに気付いたのです。 それは、彼女の釈明会見でのことです。記者の質問に対して上西議員が回答していると、公設秘書の男性がその場で“ダメ出し”をし始めるではありませんか!まさに、船場??兆の謝罪会見以来の入れ知恵行為。激しく苦笑してしまいましたが、ここで気になったのは「ダメ出しをもらう最中の彼女の落ち着きのなさ」です。 体を揺らしたり服の乱れを直したりとわかりやすくオドオドする彼女。インタビュー後には「これでよかったのかな?」と発言の許可まで取りだす始末です。普段はSNS上の過激発言ばかり注目してしまいがちですが、案外、素の彼女は自信がないのかもしれません。そしてその自信のなさを補填する行為の1つが、過激発言という“武装”なのではないでしょうか。 また武装といえば、過激発言に比例しない“顔面についてのスタンス”も見逃せません。彼女は炎上を気にせずどんなつっかかりも拾っていくタイプ。なのに、顔面の話やメークの指摘は総じてスルーなのです。しかしアイメークの濃さを指摘されれば、速攻で修正対応も。この発言と行動のミスマッチに、オンナの繊細さを感じるのです。 つまり彼女にとってメーク後の顔も、自分を強くしてくれる武装ツールの1つなのかもしれません。それを裏付ける行為として、最近はインスタグラムで加工自撮りも披露。ある種のメーク的な画像を多くあげています。そして実際のメークも、15年の写真集発売頃と比べるとじんわり濃くなっているのです。 自信がないからだんだん発言もメークも強めになっていくのでしょう。でも本当に強い人は無理に強がらないし、自然体。もちろん他人、それも身近な男性に大切な判断を委ねたりはしません。 炎上に挑む強さと努力は尊敬に値します。ただ強さとは本来、自分を受け入れ、自立して歩みを進められる人です。不自然な強がりは「弱い犬ほどよく吠える」とあしらわれてしまいます。まず第一歩として、ナチュラルメークは覚え直しましょう!
2017年08月01日“SPEED離職”はあるのか?ダンスユニット元SPEEDで活躍し、今やシングルマザー議員として活動する今井絵理子衆議院議員(34)。その不倫疑惑が、今週発売の週刊新潮でスクープされました。 お相手は神戸市議の橋本健氏(37)。2人は報道を受けてそれぞれコメントを発表。今井さんは「政治家として付き合う立場から個人的に好感を持つようになりました」としており、さらに橋本市議から交際の申し込みがあったことを認めました。しかし橋本市議が妻帯者であることから“一線は超えていない”としており、略奪不倫については強く否定しています。 たしかに交際のタイミングで結婚生活が破綻していると見なされれば不倫による慰謝料請求はできず、法的に不貞行為とみなされないことはあります。しかし彼女の今回の説明については、“おバカさ”と“ジャイアン気質”を感じずにはいられないのです。 ■そもそも「離婚調停」とはなんなのか? 当初2人の交際がスクープされた際、関係者の声として「橋本氏は別居状態であり、4~5年前から離婚調停中だとも言っている」という記述がありました。そして今回の橋本市議のコメントを読んだとき「あれ?」と思った方もいることでしょう。 意味がよくわからない方のためにご説明します。離婚というのは当人同士の話し合いで解決する場合、「離婚協議中」と呼びます。いっぽう「離婚調停中」と表現する場合は、家庭裁判所に申し立てを行っていることを意味します。 昨日付けで公表された橋本市議側のコメントでは「昨年の8月に別居を開始し、3月に調停を申し立て、3回目ほど離婚調停」となっています。そこからも離婚の意志は明確であり、結婚生活は破綻しているといえるのでしょう。しかし今井議員の当選が昨年7月で、橋本市議の別居スタートが昨年8月。離婚調停が今年3月に始まり、交際申し込みが6月って早すぎやしないでしょうか。 ■“一線を超える”とはなんなのか? 議員当選当時から政治家らしからぬコメントが物議を呼んでいた今井議員。今回の不倫謝罪のなかにも、読み返すほど首をかしげるコメントが潜んでおりました。眉を潜めたのは、筆者だけではないでしょう。 彼女のブログでは「法律上はまだ妻帯者なので“一線を越えてはいけない”と思い(中略)今日までこの約束を守ってもらっています。」とあります。彼女のいう“一線”とは、性行為ということでしょうか?回りくどく体の関係について示唆すると、逆に生々しさや胡散臭さを感じてしまいます。 そもそも一線を超えていないとしても、一晩男女が同じ部屋ですごすことの重大さについてどう思っているのでしょう。あえて“一線は超えていない”と表現を入れるあたりに、彼女の“トンチンカンさ”がにじみ出ているといえます。■「略奪不倫ではない」とあえて表現する意図とは また「略奪不倫では断じてありません」と表現している点にも、違和感を覚えます。「略奪」の定義は曖昧です。彼の離婚が成立していない以上、奪ったと認識をする人がいるのは予想できます。少し考えれば「略奪」という表現が物議を呼ぶことくらいわかりそうですが、それをあえて使って否定する彼女のブログからは「私が正義!」とでも言いたげな“ジャイアン気質”を感じるのです。 また申し訳ないとは書きつつも、橋本市議との関係については「皆さまの信頼回復を優先に行動を律してまいります」と書いています。別れるとか一からやり直すとか明言していない点にも真っ直ぐすぎる自我の強さがあるような……。 その意志の強さは、恋ではなく政治の世界で生かして欲しかった今井議員。「恋も政治もBody&soul!」といわんばかりの発想は嫌いじゃありません。でも“おバカさ”を感じる今井さんは多分、政治に関わっちゃいけないと思うのです。
2017年07月29日神戸市議との不倫騒動の渦中にある今井絵里子議員(33)が、騒動に対する謝罪と釈明を表明し、大きな波紋を呼んでいます。『デイリースポーツ』によると、今井議員は2017年7月27日に報道各社へFAXで謝罪文を送ったとのこと。謝罪文の冒頭には『私の軽卒な行動により多大なご迷惑とご心配をおかけしたことに対しまして、深くお詫び申し上げます』と謝罪の言葉が書かれ、その後不倫騒動についての説明をしています。今井議員の“釈明”によれば、不倫相手とされる神戸市議会の橋本健市議(37)には『個人的に好感を持つようになりました』と告白し、橋本市議からも『最近になって橋本氏から交際を申し込みがありました』と好意を寄せられており、“両想い”であったことを認めました。しかし、橋本市議の離婚がまだ成立していないことから、『きちんとけじめをつけてから考えましょう』と交際の申し込みを断わったとのこと。また、世間で言われているような“略奪不倫”では決してないと語気を強めて主張しています。この今井議員の“釈明”に対し、ネットでは多くの批判の声が殺到しています。●今井絵里子議員、不倫騒動を釈明するも逆効果!?今井議員の謝罪文を読んだ人たちからは、『略奪ではないかもしれないけど、不倫に変わりはないよね?』『あの写真を撮られて「不倫じゃない」は無理だよ。正直に認めてください』『同じシングルマザーとして応援してましたが、ガッカリです。子どもがかわいそう』『不倫じゃないのに妻子持ちの男性とホテルに泊まるんですか?公衆の面前で手をつなぐんですか??』『3日間も同じ部屋にいたら、たとえそういう行為がなかったとしても不倫だよ。奥さんの立場になって考えろよ』『あまりにも自分勝手。「きちんとけじめをつけてから」?既婚男性と一緒のホテルに泊まってる時点でアウトでしょ』『とにかく、子どもがかわいそうです。たとえシングルマザーで寂しくても、子どもを第一に考えるべき』『この3日の間、子どもはどうしてたの?ほったらかしで何やってたの?不倫じゃないなら子どもに堂々と言えるよね?』『略奪不倫かどうかは妻や世間が決めること。あなたが決めることではない』『今井絵里子好きだったのに……。これ以上嘘を重ねないでよ』など、批判の声が相次ぎました。シングルマザーで一生懸命子どもを育てている姿が支持されていた今井議員。不倫が事実であれば致命的なイメージダウンは免れないでしょう。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月28日神戸市議会の橋本健市議(37)との不倫が報じられた、元SPEEDの今井絵理子参院議員(33)。今井議員は書面で、橋本市議から離婚調停中であることを告げられたうえで交際を申し込まれていたと明かしつつ、一線を越えていないことを強調し略奪不倫については否定しました。7月27日に放送された情報番組『とくダネ!』では、今井議員の不倫報道について取り上げる際、コメンテーターの古市憲寿さん(32)が、橋本市議が妻と離婚調停中で長年別居が続いているということに対し『本当なら、不倫とはいえ、一線を越えていてもいいんじゃないかなと思うんですけどね』『いいんじゃないですか?やっぱりダメ?』などとコメント。これについて共演者から強く反発された古市さん。ネット上では、この考えに批判する声が挙がる一方、納得する声も見られます。●古市氏の「一線を越えていてもいい」発言は問題あり?今井議員の不倫報道に、男性が妻と離婚調停中であればいいという旨の発言をした古市さんに対しネット上では、『この人、的を得たような発言するけど、どこか人間として血が通ってないように感じる』『それ、相手の奥さんの前で言える?どんな事情があるかわからないわけだし、実際長引いてるってことは奥さんの気持ちは離れてないかもしれないよ』『関係が完璧に破綻してるなら良いとは思うけど、忘れちゃいけないのはこいつらが政治家だってこと。一般人と同列に語っちゃダメだよ』『調停中だろうが別居してようが、まだ結婚している身なんだからどう考えてもだめだろ』『今井がまだタレントだったらセーフかな。税金泥棒してるやつの不倫は理由はどうあれ許せない』『古市さん賢い人だと思ってたけど、これについてはわかってないね。調停中でも不倫がバレれば不利になることもあるし、余計こじれる可能性もある。離婚がこじれれば一緒になりたい今井さんにとってもマイナスでしょ。なにより子どもがこれを知ればどう思うのか。絶対にOKにはならない』『そもそも古市の恋愛観がおかしいんだから、いちいち真に受けてたら大変』と疑問を投げかける声がある一方、『たしかに5年何もなくて、それでも恋愛しちゃだめっていうのは酷な気がする』『子どもができなければセーフ』『事実上の離婚だと言ってもいいと思う。よく言ったよ古市さん』など賛同する人も少なくないようです。歯に衣着せぬ発言で炎上することも多い古市さんですが、今回の発言も物議を醸す結果に。今井議員の「一線は越えていない」というコメントは苦しい言い訳にも聞こえますが、果たしてどのような結末となるのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月28日上西小百合衆院議員(34)が、不倫疑惑が報じられた今井絵理子参院議員(33)について「バカですね。自覚が足りない」と辛口にコメントをした。 上西議員は、28日に放送された日本テレビ系『情報ライブミヤネ屋』のインタビューに応じ、一部週刊誌で神戸市議会の橋本健市議(37)との不倫疑惑を報じられている今井議員について「手をつないでいらっしゃる写真がありました。これはたとえ一線を超えていなかったとしても、やってはいけないことだったと思います」と指摘。 宿泊したホテル内でパジャマ姿で過ごす様子もキャッチされており、「同じ部屋のホテルでパジャマでいたんですか?バカですね」と苦笑い。「もともと有名な方なのに自覚が足りなかったのでは。私でも地元では大人気。写真を撮られるのが嫌なので、3年付き合っている彼氏と外で手を繋ぐことはありません」と語った。 また、任期が5年残っている今井議員の今後について「自分の政治活動にはどういう環境がいいのかをしっかり考えて邁進してほしい」とエールを送った。
2017年07月28日元SPEEDで自民党の今井絵理子参議院議員(33)の不倫疑惑を、7月27日発売の『週刊新潮』が報じています。お相手は神戸市議の橋本健議員(37)で、妻子がいるとのこと。2人は大阪のホテルや今井議員のマンションで宿泊するなどしていたようで、 新幹線内で熟睡する様子などが公開されています。取材に対しては、双方とも交際の事実はないと回答しているということです。2007年に離婚している今井議員ですが、聴覚障害を持つ息子を育てながらシングルマザーとして働く中での不倫報道に、落胆や批判の声が相次いでいます。●今井絵理子議員の無防備さに失笑も?不倫が報じられた今井議員についてネット上では、『税金泥棒!仕事しろよ!遊ぶために政治家になったのか?』『バカだろこいつ。幻滅した。当選したときは頑張るお母さんだと思って応援してたのに』『ダメンズウォーカーだよねこの人。だらしない女というイメージが強い』『新幹線の中でくっついて寝るとかありえないwww無防備すぎでしょ。恥ずかしすぎる』『政治のことなんて何も知らないで当選したくせに、仕事もしないで男遊びですか…』『どうせ客寄せパンダなんだから、注目集めてくれればいいんじゃない?』『「やっぱり」と思った人も多そう。そのへんの考え方はゆるそうだし。手をつないでおいて「違います」は通用しませんよ』『子どもと仕事を後回しにして、男が一番になっちゃってるんだろうね。許せない』『政治家って暇でラクな仕事なんだなーと思ってしまう』『辞職しかないでしょう』など、失望したという声が多く見られました。橋本議員は妻と別居状態という情報もありますが、不倫が許される理由にはならないでしょう。はたして、今井議員の口から真相が語られることはあるのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月27日ダウンタウンの松本人志(53)が7月9日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。7月2日に投開票された東京都議会議員選挙について言及した。 今回の選挙では、小池百合子東京都知事(64)率いる地域政党「都民ファーストの会」が大躍進。一方、与党・自民党は議席を大幅に減らし、歴史的敗北を喫したことが番組内で紹介された。 この結果に松本は、「不謹慎かもわからないけれど、自分が一国民であるというのは置いといて俯瞰してみると、面白い。“面白い”と言っていたらダメなんですけれど。やっぱり、日本が良い方向に行かないとダメなんですけれども」と、配慮しながらコメント。司会の東野幸治(49)が「都議選にこんなに注目が集まるとは(珍しい)」と、フォローした。 また、この日はゲストとしてタレントのエド・はるみ(53)が登場。エドは現在、小池都知事が主催する政治塾「希望の塾」に1期生として所属しており、今回の都議選へ出馬するのかどうか、動向が注目されていた。 エドは司会の東野から、出馬を目的とした入塾だったのか尋ねられるも、「違います。一切ない」と否定。「選挙というのは、私利私欲を一切捨てて、公僕に徹すると覚悟ができたときに出るもの」と話し、入塾の目的は「(2016年から通っている)慶応義塾大学での勉強のため」と強調した。 松本は、「『都議選に出ておけばよかった』という思いがあるのかと思っていたけれど、それはないんだ」と、意外そうな反応。それでも今回の「都民ファーストの会」の大躍進を踏まえ、「エドさんが出ていたら、たぶん行けた(当選した)よ」と松本が問いかけると、エドは「そうですかね……」と苦笑し、お茶を濁していた。 また、塾の内容についてエドは、「小池さんのお話で感動したところはたくさんある」と絶賛。その中の一つとして“スピードとタイミング”という教えを紹介し、「豊洲市場移転問題でも、都議選直後に『都民ファーストの会』の代表を退かれるのも、小池さんの中で“ベストなタイミング”というのがおありだったんじゃないか」と、解説した。
2017年07月09日妻が休日出勤になった日曜日、この日は東京都議会議員選挙の投票日だったので息子を連れて投票所の小学校へ向かった。部屋を出てエレベーターに乗ると大きな鏡に僕と息子の姿が映る。僕がぽにょんと膨らんだ自分のお腹をさすさすしていると「僕、お父さんぐらい大きくなる?」と息子が尋ねてきた。僕が「手のひらも、足も大きいからお父さんより大きくなれるかも」と答えると「早く大人になりたいんだ」と言って自分の容姿を眺めていた。外に出ると横切る自転車を見て「速い自転車に乗りたい」と言い出した。僕:「もうちょっとランニングバイクで練習して」息子:「もう坂道でも走れるから!」僕:「じゃあ誕生日のプレゼントは自転車にする?」息子:「お父さんみたいな大きいのがいい」僕:「体に合ったのがいいんじゃない?」息子:「いやだ、速いのがいい」僕:「あれは大人用だから」息子:「すぐ大人になりたい。今日がいいんだ」その語り口調には哀愁が漂っていて相当な苦悩を抱えている様子だった。途中、自動販売機で水を購入しようとボタンにタッチすると「僕もそんなに高い所に届きたい(手が届くようになりたい)」と大人に対する憧れ発言が止まらなくなった息子。小学校に着くと一輪車やプールを見てあれもやりたいこれもやりたいと目を輝かせていた。投票所の体育館に入って受付で投票券を受け取る。すかさず息子が「なんで僕には紙が無いの?」と受付の人にも聞こえる声で尋ねた。僕はここでも「大人になったら貰えるよ」と無敵ワードを使った。すると息子:「その紙に何を書くの?」僕;「人の名前だよ」息子:「誰の名前?何で書くの?」僕:「僕等が住む街の色んな事を決めてくれる人を選ぶんだよ」息子:「どうやったらいいの?(どうやって選ばれるの?)」僕:「たくさんの人に名前を書いてもらった人が選ばれるんだよ」息子:「じゃあいっぱい名前書いて」僕:「1人1枚なんだ」息子:「じゃあいっぱい星書いといて」僕:「これは七夕飾りじゃ無いんだよ」そんなやり取りをしながら二人で投票箱に紙を入れた。帰り道、「お父さんが名前書いた人が一番いっぱいだったらいいね」と議会制民主主義を理解した3歳児と道を歩きながら、大人にだけ与えられた特権について考えて「やっぱり大人っていいなあ」と改めて気付かされた日曜日だった。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年07月04日元秘書への暴言や暴行が報じられたことにより、自民党離党に追い込まれた豊田真由子議員。実際に元秘書へ暴言や暴行を加えている様子が録音された音声がテレビで紹介されたことにより、その異常なパワハラぶりは瞬く間に世間に広がることとなりました。「違うだろぉー!」「このハゲーー!」などの暴言はすっかり有名となってしまいましたが、「こんな上司は絶対嫌だ」と思った人は多いと思います。誰だって暴言や暴行を働く上司なんて願い下げですよね。しかし、一方では豊田議員のニュースを受けて、「うちの上司と似てる……」と感じた人もおり、“パワハラ女上司”は政界のみならず一般社会にも存在しているようです。そこで今回は、女上司からパワハラを受けたことがあるという人に体験談を聞いてみました。●(1)嫉妬からのパワハラ『自分で言うのもなんですが、私が勤めていた会社では20代の女性が自分しかいなかったので、男性社員たちに一目置かれる存在でした。それを見た40代の女上司は、嫉妬して私にだけ辛辣な対応を取るようになりました。指示した内容をコロコロ変えて「いつまでかかるの?グズ!」と言われたり、時には何のミスもしてないのにミスをでっち上げて「あんた本当に無能ね! 」と言われたりしました。30代の仲の良い先輩はかばってくれましたが、毎日毎日叱責されるので精神的におかしくなりました。最終的に会社に出勤することができないぐらい追い込まれて辞めました』(34歳女性/事務)女上司の恐ろしいところ……その一つに“若い女性に嫉妬する”ということが挙げられるでしょう。もちろん、そういう上司は少数ですが、嫉妬が原因でパワハラをされたという人は他にもたくさんいるようです。この方は、職場で唯一の20代だったこともあり、男性社員からチヤホヤされていたとのこと。しかし、それを妬んだ女上司から常軌を逸したパワハラをされたそうです。一日に「グズ」「無能」「バカ」「使えない」などの言葉を何度も浴び、ついには精神的に追い込まれて会社を辞めてしまったそうです。●(2)自称サバサバ系上司に要注意『新卒のころ、「私女同士のドロドロした争いとか大嫌いなんだよね」というようなことを言うサバサバした上司がいました。私も女子校で女の嫌なところを見たので気が合うと思っていたのですが……。ある日飲み会で冗談で上司に「そろそろ結婚しないとマズいですよ!」と言った途端上司の態度が急変。その日以降私を一切無視するようになり、さらに私が不倫しているというありもしない悪口 を流されました。自称サバサバ系なのに中身はドロッドロでドン引きしました。私はそれから自称サバサバ系上司には気をつけるようにしています』(29歳女性/営業)女性特有の怖さといえば、男性にはない“ネチネチ”した嫌がらせ。無視や陰口はもちろんのこと、時には社会的信用を失わせるような嘘を社内にバラまくこともあります。この方いわく、自称サバサバ系の女上司はとくに要注意とのこと。表面では気さくなように見えても、内面では何を考えているか分からない人が多いそうです。そういえば2017年に芸能界を引退してしまったサバサバ系の元女優さんも、ママ友トラブルから某芸能人宅に「バカ息子」と落書きしたという疑惑が報じられたことがありましたね。人は意外と見た目とは違う内面をしているのかもしれません。●(3)月に一週間だけ性格が豹変する上司『私も女なので多少理解はあるつもりですが、以前働いていた職場の女上司は“月に一週間だけ”性格が豹変することで有名でした。普段はフランクで部下のミスにも全く起こらない温厚な上司だったのですが、その時期が来ると「なんかイライラすんのよアンタ!」「私をナメテんの?」などと感情的に怒鳴りつける のです。同じ女性として、もう少し我慢できないかな?とイラッとした記憶があります』(36歳女性/編集)人によっては生理前、あるいは生理期間中に機嫌が悪くなってしまう上司もいるようです。この方が勤めていた会社では、その時期になると性格が豹変するほど機嫌が悪くなる上司がいたそうで、部下たちは毎月その時期が来ることに怯えていたそうです。同じ女性同士、生理のツラさは理解しているものの、そのストレスを部下にぶつける上司に対して相当イライラしたとのこと。多少仕方のないことではありますが、あまりにも理不尽な行動を取るようなら、それは立派なパワハラになってしまいますよね。●パワハラ女上司に遭遇したらもし、私たちがパワハラ女上司に遭遇したらどのような対処を取るべきなのでしょうか。まず最初に考えておきたいのが、パワハラ女上司と“戦う”のか“逃げる”のかということ。逃げる場合は、泣き寝入りして会社を辞めるほかありません。一番悔しい選択ですが、最も手っ取り早くて後腐れがありません。戦う場合は、いくつかの方法が考えられます。一つ目は、パワハラ女上司のさらに上の上司に訴える こと。パワハラをする人は上の立場の人間には逆らえない人が多いため、パワハラ女上司に直接言わずにその上の立場の人に相談すると効果的です。二つ目は、警察に訴える こと。パワハラの度が過ぎている場合は証拠となる音声や写真を集めておき、警察に訴える事で刑事告訴をすることもできます。ただ、これはあくまでも最終手段ですので、なるべく話し合いで解決することが望ましいです。----------いかがでしたか?豊田議員のようなパワハラ女上司は氷山の一角なのかもしれません。自分の上司にそういう人がいた場合は適切に対処するとともに、自分がそうならないように気をつけたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年06月30日秘書に対して暴言や暴行を行っていたことが報じられ、自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員。連日メディアで報道されている“録音データ”の内容を聞いて「こんな上司は絶対嫌だ」と戦慄した人も少なくないと思います。一方、芸能界にも厳しいパワハラをすることで知られている芸能人がいますが、その最たる人物が和田アキ子さんでしょう。以前『アッコにおまかせ!』内で豊田議員のニュースを取り上げた際、お笑い芸人の出川哲朗さんに「あんたも同じだよ!」と暴露されていました。この二人、甲乙つけがたいですがどっちも上司にしたくないですよね。ということで今回は、パピマミ読者の皆さんに対して2017年6月26〜28日の間に『豊田真由子議員vs和田アキ子! 上司にしたくないのはどっち?』というアンケート調査を行いました!131人の方にご回答いただいたので、その結果を見てみましょう。●豊田真由子議員vs和田アキ子! 上司にしたくないのはどっち?・豊田真由子議員……82%(108人)・和田アキ子……18%(23人)※有効回答者数:131人/集計期間:2017年6月26日〜2017年6月28日(パピマミ調べ)●豊田真由子議員を選んだ人の理由『こんな人が上司だったら間違いなく1日で辞めます(笑)。ブラック企業でももうちょっとマシじゃないですかね』(31歳女性/事務)『秘書の娘を「ひき殺されたら〜」みたいなこと言ってたのにドン引きしました。どんな厳しい上司でも、部下の子どもを使って脅すのはダメ でしょう』(34歳女性/販売)今回のアンケートでは約8割以上が豊田真由子議員を選ぶ結果となりました。豊田議員は東京大学法学部を卒業した後、アメリカのハーバード大学大学院を修了している超エリート議員です。2015年には東京オリンピック・パラリンピック大臣政務官に任命されるなど、華々しい経歴を歩んでいましたが、2017年6月22日発売の『週刊新潮』によって本性を暴露されてしまいます。新潮は元秘書が録音した音声データを公開しており、「このハゲーー!」「死ねば?」などの暴言を浴びせている様子が確認できます。また、元秘書の娘を引き合いに出して「お前の娘がひき殺されて……」と脅しにも聞こえるたとえ話をしたり、ミュージカル調で暴言を吐いたりなどの異常な言動も録音されており、世間から大きな注目を集めました。これまでの報道を見てると、約8割の人が豊田議員を上司にしたくないと考えたのは当然と言えるかもしれません。暴言、暴行だけでなく、自分の家族まで引き合いに出してくる上司なんて絶対嫌ですよね。この一件で自民党を離党することになった豊田議員。議員自体は辞職しないようですが、今後国民の代表として堂々と胸を張れるような議員になることはできるのでしょうか。●和田アキ子さんを選んだ人の理由『前に出川に謹慎中の狩野英孝に電話させたときは引いた。和田アキ子は芸能人だから許されてる部分あるけど、正直豊田議員よりもヒドいことやってそう』(41歳女性/保育士)『安田美沙子の結婚式を自分の都合だけで2時間に縮めた話 とか、後輩のお箸の持ち方を注意するために頭にお箸を刺した話とか、どれも気分が悪くなるぐらい恐ろしい話だと思う。私はこの人が上司だったらすぐ辞めますね』(33歳女性/事務)少数ながら、和田アキ子を選んだ人もいました。芸能界のドンと言われることもある和田さんですが、後輩に対して厳しいパワハラをすることでも知られていますね。以前未成年と交際していたことをキッカケに謹慎をしていた狩野英孝さんに、番組中に出川さんに電話させようとしたことが“パワハラ”として問題視されていました。また、その他にも後輩芸能人に暴言や暴力を振るっていることがたびたび暴露されており、よく被害に遭っている出川さんからは「防犯カメラのない場所でビニール傘で刺された」というエピソードを披露され物議を醸したことも。30年以上続いている長寿番組『アッコにおまかせ!』のMCとして活躍している和田さんですが、いつか豊田議員のように干されてしまう日が来てしまうのでしょうか。----------いかがでしたか?今回の調査では豊田議員に軍配が上がる結果となりました。昨今は上司のパワハラへの視線が厳しくなっていますから、私たちも後輩や部下に理不尽なことをしてしまわないように心がけたいですね。【参考リンク】・【二択アンケート・結果】豊田真由子議員vs和田アキ子! 上司にしたくないのはどっち?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年06月29日「妊娠・出産・育児の悩みをひとりで抱えている女性のサポートを『東京都が率先して進めるべきだ』という趣旨で発言していたときのことでした。『はやく結婚したほうがいいんじゃないか?』『産めないのか?』。こんなやじを男性議員から浴びせられたんです。ほかの男性議員からも笑い声が起き、バカにしてやじったりというのが延々と続きました……」 いまも込みあげる悔しさを押し殺すようにして話すのは、塩村文夏・東京都議会議員(38)。晩婚化が進み、高齢出産が増える東京都で、女性の声を代弁して訴えかける彼女を’14年6月に襲った「セクハラやじ問題」は当時、大きく報道され、「声の主」と名乗り出た男性議員は塩村さんに謝罪した。 やじの直後は、「何十分もやまない笑い声に、悔し涙が出ました」という彼女だが、同時に都議会という“伏魔殿”のオッサン政治体質も、広く知れ渡るように。結果として、都議や地方議員の言動への関心を増やす役割も果たした。 その後も小池百合子都知事(64)の誕生と都政改革などで都政への関心は高まるばかりだが、現在は、7月2日投開票の東京都議会議員選挙の選挙期間中。各候補者が連日、選挙演説などで火花を散らしているなか、立候補せずに「次回の衆議院議員選挙に民進党公認で立候補する予定」という彼女に、4年間経験してきた“伏魔殿”の正体について話を聞いたーー。 「セクハラやじ自体は私に浴びせられたものですが、やじの主である都議たちは、私が女性の悩みを代弁している=『一般の女性の声』でもあるということを忘れているんです。つまり、税金で都民のために働いているのが都議だということを忘れちゃっていると思うんです。それはそうですよね、都議になった途端、『先生』と呼ばれるんですから」 いまや一般のビジネスシーンでも、女性に「子どもはまだか?」などと言うことが立派なセクハラになることなど常識になりつつあるがーー。塩村さんは都議会を「何十年も昔の世界」だと実感したのだという。 「保守的な男性に占められている議会では、古い慣行がまかり通っています。こんなことがありました。ある委員会で私が、都の取り組みに対して質問したとき、担当職員が詳細に説明してくれたんです。でも、それを遮るように、大会派の男性都議が『おい、ずいぶんサービスいいじゃないか!』と、ムッとして大声を出した。そしたら職員の顔色が一瞬で青ざめたんです。職員は議員の顔色をずいぶん気にしているんだなとわかりました」 そういう「恐怖支配」がつづく都議会は、会派の議員数で力関係が決まってくるのだという。 「大会派が数にモノを言わせて支配しています。私は『東京みんなの改革』というひとり会派を代表していましたが、私ひとりが何を言っても通じないですし、都の職員も数の多い大会派を向いています。大会派に属していれば、献金や政党からの支援もあり、金銭面でもかなり優遇状態です。数に頼って中にいることが、快適になってしまうんでしょう」 そのように、一度つかんだ利権を、徒党を組むことで守ろうとするオッサン議員たちがいる。では現在、男性都議101人、女性都議25人と、塩村さんを含めても20%に満たない女性議員は、どのようなスタンスなのだろう。こう問うと塩村さん、「じつは……」と言って、意外な真実を告白する。 「圧倒的な男性社会、政治の世界で“のぼっていく”女性都議のひとつのパターンとして、男性都議に近いような意見を言って、男性に迎合してしまう女性が少なからずいるんです。マイノリティを締め出そうとするのが男性であれば、それに対して『そうじゃない!』と闘う女性都議を増やさなければいけないのに……」 その象徴的な経験として、塩村さんは次のエピソードを明かす。 「’15年に議会改革について話し合う場として、『議会のあり方検討会』が発足したんですが、ひとり会派の私を含めて数人が入れてもらえず、そこで何が話されたのかも知らされませんでした。それは参加要件が『3人以上の会派』限定だったからです。じつは女性が幹事長を務めているある会派が『複数の議員で構成されている会派から意見を聞くべきだ』と主張していたんです。大会派に加担してイジメてくる、後輩たたきしてくるのは、女性都議だったんです」 なんと塩村さんは、男性都議のみならず、女性都議も利権にすがりついていたと言うのだ。 「むしろ本当にタチが悪いのは、女性議員ですよ。女性同士のイジメのほうが陰湿といいますが、女性のほうが政治家としての経験値が上がっていくと、イジメも巧妙になっていく。足を引っ張るような“オッサン化”した女性議員になってはダメなんです!」
2017年06月29日