映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)の公開前夜祭が25日に都内で行われ、大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、吉田大八監督が登場した。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。舞台上の背景には布がかかっていたものの、「ああ! 見えちゃった!」(松岡)、「見ないで〜!」(大泉)と、取れて後ろに隠されていた大泉の写真が見えてしまうハプニングも。松岡が「ああもう戻らない。さよなら」と嘆き、「何のタイミングで見える予定だったんですか?」と尋ねると、実は「もっと早いタイミングで布が落ちるはずだった」という回答で、大泉は「逆に遅くなってんの!?」と驚く。さらに、そもそも観客の前でセッティングしていたために全員が後ろに何が隠されていたか知っていたことも明かされ、大泉は「ずっとグダグダなの? なんなのよ」とぼやいていた。「クセモノぞそい」という作品にちなみ、自分のクセモノ感について聞かれると、大泉は「髪はクセですよ。クセありますよそれはね。ずっとクセですからね」と言いつつ、意外にも自身は常識人だという。池田から「クセモノ転がし」と表されると、大泉は「妖怪みたいに言いますけど!」とつっこみつつ、「でも、クセのある方嫌いじゃないです。内の劇団のメンバーもクセのあるものだらけですからね」と納得していた。最後に大泉は「なんとか、おおいに様々なところで宣伝していただいて盛り上げていただければ。 #ダマキバ 、みたいなことでね」とSNSを推奨するものの、「いつも私言うんですけど、『私、今まであんまり大泉好きじゃなかったけど今回は良かった〜』って書くんですよ皆さん!『洋ちゃん良かった〜!』って言うと、ただのファンが褒めたって思われちゃうから!」と注意。「『あんま好きじゃないけど今回の大泉は良かった』って書くと真実味が増すわけです。そう言うと必ず『そうやって言われたから書いたよ洋ちゃん!』って書くバカがいるんだ! ダメだって! 真剣に書いていただいてね」と説明していた。
2021年03月25日映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)の公開前夜祭が25日に都内で行われ、大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、吉田大八監督が登場した。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。今までについた嘘について聞かれた中村は「僕はそんなに嘘をつく人間ではないんですけど、身長が168cmだったんです。プロフィールは170cmになってます」と告白。「僕は17〜18歳でデビューしてるので、実に15年以上そのノリで、ふかして。ちょっとドラえもんくらいの浮き方で」と続ける中村に、話して良いエピソードなのかと共演者達も心配していたが、「先日生まれて初めて人間ドックに行ったんですよ。そしたら170cmありました。言霊ですね」と、身長が伸びていたという。客席に向かって「それでもまだ、チビだぞと思ってるんでしょう。この中でも前から2番目くらいですもんね。でもこの2cmでかいんですよ、本当に」と語りかける中村に、大泉は「今度は(プロフィールが)172cmでも大丈夫ですね。そうやって頑張っていったら180になってるかもしれない」と新たな説を示す。中村は「それは証明したいですね。50〜60歳になったら、180cmくらいに。(これからは)172cmと言っていきたいと思います」と意気込んだ。
2021年03月25日大泉洋主演×吉田大八監督のタッグで贈る映画『騙し絵の牙』より、俳優だけでなく監督としても活動する池田エライザ、斎藤工、塚本晋也が吉田監督の撮影現場をふり返るコメントが到着。新たな場面写真も公開された。モデルや女優として活躍し、映画『夏、至るころ』の企画・原案・監督も務めた池田さんは、監督の現場での印象について「すごく紳士的でスマート」と言い、「『あともう少しこういうエッセンスを足して欲しい』とおっしゃるので、答えだけ渡されるわけではなく、『こうやってみてはどうだろう』と提案していただけるので、チャレンジングな感じが楽しいです」と語る。一方、『blank13』や移動映画館プロジェクト「cinema bird」など、多岐に渡る活動を行う斎藤さんは、外資ファンド代表役として本作に出演。「吉田大八というフィルムメーカーの大ファンとして、その一部になれたことがとても光栄です」と思いを述べ、吉田組は「すごくロジカルな繊細でとても大胆な現場」だったそうで、「僕の場合は、現場の空気感やノリみたいなものを、生モノだからといって優先して撮っていってしまうのですが、それってどこか無責任でもあって、準備したものと出来上がりの差が多く有るんですね。でも大八監督はその差はほとんど無いんじゃないかっていうくらい職人的な現場だと思います。さらに重箱の隅をつつくような内容じゃないところが面白いというか、とてもユーモアに富んでいて、遊びの利いた内容の裏側の緻密さというところにプロフェッショナルさを感じます」と監督の演出をふり返る。映画については「日本映画の強さが集合していると思いました。言葉です。日本語という言葉で展開していくものの緻密さみたいなもの。日本語で構成された秀逸な一枚の騙し絵というか。味付けがソースでもケチャップでもなく、醤油ベースであるという(笑)。今の時代だからこそ、より意味を持っていると思います」と話している。『鉄男』『KOTOKO』『野火』『斬、』など海外でも高い評価を得ている塚本さんは「吉田監督の映画だから出演させていただきたいというのは勿論あったんですけれど、自分の役がどうかの前に、脚本全体が面白かったので、とにかくこの映画に参加したいという思いがありました」と脚本が気に入ったそうで、今作では高野(松岡茉優)の父で本屋の主を演じているが「役も共感がすごくあって。僕が、本に頬ずりするほどの“本フェチ”といってもいいくらいの本好きなものですから、紙の質感がある本が、段々売れ行きが悪くなって、ネットの世界にどんどん移行していく、本が置き去りになっていくことに、心配とか、不安とか、懸念みたいなものがあったので、そのことを一本のドラマの中で解決していくような映画に思えました」と明かす。また「他の監督に呼んでいただいた時は、監督目線で全然行かない」という塚本さん。「『自分だったらこうするのになと思わないんですか?』と訊かれるんですが、全くそういう風には思わなくて、監督の個性を浴びに行くのが楽しみなんです。吉田監督は自分の中に一貫した強いビジョンがあって、そのことに良い意味で頑固で崩さないこだわりの強さを感じました。最初に脚本を読んだ時に、感情を豊かに分かりやすく出す演技モリモリ感で読んでいたんですけれど、(現場では)自分のシーンも意外に『あっさりやって』という感じだったんです(笑)。そのあっさりの中の日常のリアリティの雰囲気の中に情感をかもし出していくということが分かったので、そのことになるべく応えようとしていました」と吉田組での日々を回顧している。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。※塚本晋也の「塚」は正しくは旧字(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月20日映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)の「大泉洋の 1 日直属部下選考・オンライン面接イベント」が18日に都内で行われ、大泉洋、松岡茉優が登場した。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。イベントは先日発表された新入社員が選ぶ「理想の上司」で俳優・歌手部門1位に選ばれた、大泉洋の1日直属部下を募集する、というプロジェクトの一環で、大泉洋本人が面接官として、エントリーシートを見つつ優秀な“部下”を採用する為の最終オンライン面接を実施した。松竹の人事部が大泉の面接官っぷりを審査することも明かされ、大泉は「松竹に何がわかるっていうんですか! 入れてくれるっていうならいいけど」とぼやきつつ、「いいところあるんだったら入れてほしいなあ。松竹に入れるんだったら入りたい」と意欲を見せる。一方で「映画の方に行くのか、歌舞伎の方に行くのかわからないからね。廊下挟んだだけで違う会社ですからね。仲が悪いんでしょう? あそこ。映画部なんて歌舞伎のことなんか何も詳しくないんですから」と好き勝手言っていた。面接では大泉のファンでエピソードトークを完コピしていた藤原菜々美さん、Amazonギフト券がほしいというさくらいとさん、映画プロデューサーを目指す田村さん、北海道在住のグリさんが登場し、それぞれにアピールする。実際に就職活動中だという田村さんが「自分が失敗したときに上司の大泉さんがどういう反応をするか見たい」と言うと、大泉は「受かると思いますか!?」とつっこむが、その態度が「圧迫面接」と批判を受ける一幕も。田村さんが映画プロデューサーを目指していることがわかると、大泉は「さっきはごめんね、圧迫面接しちゃって」と態度を一変。「今、ADなんか何年かしたらすぐ監督で撮っちゃうでしょ。ADの子とか絶対怒っちゃダメ。大事にしなきゃ行けないのはAD! ベテランの監督なんかすぐ辞めちゃうんだから!」と昨今の状況を示し、「さっきの、ほんと面白いかなと思ってやっただけですからね」と弁解していた。最終的には大泉のファンである藤原さんが選ばれ、大泉は「私に寄せてパーマまでかけてるという、お金もかかってますしね。一度お会いしてエピソードトークに磨きをかける稽古をしましょう。直々にやりましょう。福山雅治さんの『スター稼業も悪くないでしょう』という芝浜みたいな(エピソードトーク)がありますから、長編の練習をやりましょう。みっちり稽古したいと思います」と語りかける。一方で、松竹人事部からの面接官としての評価は「100点満点中30点」で、松岡も「低!」と驚く事態に。「声を荒げたり、一貫性に欠ける姿勢は面接官としてはNGな言動です。巧みなトーク力で候補者の本音を引き出している点は大変素晴らしいものの、ご自身の話が多く、会話の内容からも自分の損得を優先して判断している印象です」という評に、大泉は「返す言葉もないです」と撃沈しつつ、「会社だって散々コネで入れてるじゃないか!」と反論。「ないですよ」とたしなめる松岡は、逆に「面接官にするなら松岡さん」と評価され、「何でもします!」「すいませんお世話になります」と喜んでいた。
2021年03月18日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデルの相川茉穂さんです。「大学卒業間近!遊びも仕事も存分に楽しみます」と語る相川さんの素顔に迫りました。アイドル活動を経て、モデルとしてカムバック。アンジュルムの元メンバーで、現在は美大に通いながらモデルとして新たな道を歩む相川さん。「アートやお洋服が大好き。アイドルを目指したのも、キラキラした衣装に憧れて、というのが大きな理由。ファッションの現場を見たくて、大学3年からの1年間ウェブマガジンの編集部でバイトをしていました。私、好きなことがいっぱいあって貪欲なんですよ。目標ができると新月の日に“~になりました”って過去形で紙に書くんです。すると不思議と叶ってしまう。欲と念が強いことが私の強みです!」かわいくてたまらない!元野良猫のゾーイ。生まれたばかりの頃に保護しました。ほかにも2匹の猫を飼っています。新たな趣味、プラモデルづくり。これは完成前ですが、UFO。かなりハマっていて、マニアになる予感(笑)。トランプが好きで集めています。友達へのギフトにすることも。オキーフや草間彌生さんのがお気に入り。あいかわ・まほ1999年生まれ。2014年ハロプロ研修生オーディションに合格し、デビュー。昨年秋からモデルとして活動。Instagram(@mahoaikawa3)で見られる私服にも注目。※『anan』2021年3月17日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年03月16日主演・大泉洋ほかオールスターキャストで贈る『騙し絵の牙』。そのトークショーが3月14日(日)、東京の天狼院書店Esola池袋店で行われ、吉田大八監督と天狼院書店店主・三浦崇典さん(福岡天狼院よりリモート出演)が本作について、また豪華キャスト陣についてトークを繰り広げた。大手出版社・薫風社を舞台に、権力争いや雑誌の廃刊などを巡って、自らの守るものをそれぞれに抱えたクセモノたちが生き残りをかけた壮絶な騙し合いバトルを繰り広げる本作。出版業界や書店業界を舞台にしていることから、今回のコラボトークショーが実現した。原作小説に惹かれた点について吉田監督は、「出版業界の中でのサバイバルをかけた争いを借りて、俳優のドラマチックな表情を見せることのできる物語だと思った。そこを軸に考えたときに、僕の大好きな映画『仁義なき戦い』をやるくらいの気持ちで脚色しました」と名匠・深作欣二監督の傑作実録路線映画をイメージしたという。大胆な脚色も施されているが「小説を読んだ方にも映画を楽しんでもらいたいという思いがあり、原作ファンの期待に添いながらも、いい意味で気持ち良く“騙し”たかった」と監督。「ぜひ先に原作を読んでいただき、出版社の知識を入れてもらえれば、より映画を楽しんでもらえると思う。映画も原作小説もそれぞれ独立した楽しみ方ができるはず」と狙いを明かした。また、新人編集者・高野役の松岡茉優とは映画『桐島、部活やめるってよ』以来約8年ぶりのタッグ。「脚色をする中で高野の年齢も、速水との関係性も変わってきて、原作よりも年齢を若くして新人編集者という設定にしました。その設定になったときに松岡さんに声をかけることができると思ったし、速水役の大泉さんと松岡さんだったら面白いという結びつきで実現しました」とキャスティングの舞台裏を紹介。これに三浦さんも「松岡さんの設定がしっくりくると思ったし、高野のような人が出てこないと出版業界は良くならないと思った。僕は大泉さんの速水よりも、松岡さんの高野に感情移入が出来て応援しました」と共感を寄せた。また、三浦さんは「出版業界のことが上手く描かれているし、提言のようなものもあり、出版に携わっている人は観た方がいいとおススメしています。プロから見ても『なるほど!』と腑に落ちるところが沢山ある」と、リアリティを高評価。吉田監督は「出版関係の方々にリサーチしたし、その中で協力はするが名前は伏せてくれと言われたこともあります。相当にセンシティブなところに触れていると思ったけれど、僕自身もそこまで踏み込まないと面白くないと感じた」と綿密な取材の成果に胸を張る。オールスターキャストの座組も話題だが「僕も一同が揃ったポスターを見た時はビビりました(笑)。でも撮影時はそんなことは気にせず、目の前のことだけに集中していました」と笑わせつつ、初顔合わせとなる佐藤浩市については「お会いするまでは緊張したけれど、やはり映画を愛する方ですし、作品をよくするために乗ってくれる方。実は可愛い瞬間もあって、好きになってしまいました」とベテラン俳優の映画愛に感謝していた。最後に吉田監督は、「映画館で知らない人と一緒に映画を観る経験は家では出来ないもの。その意味では映画館には大きな可能性がある」と語り、「作り手としても映画の内容を含めて、体験として意味のある作品が作れるのか否かが問われてくる。映画館という体験の場所の可能性も捨てたものではないはず」と、コロナ禍における映画館という場に大きな期待を寄せていた。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月15日大泉洋が雑誌編集長を演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる仁義なき騙し合いバトルを描く映画『騙し絵の牙』より、松岡茉優、木村佳乃、小林聡美という女優陣の場面写真が公開された。薫風社の看板文芸誌「小説薫風」の“冷徹な編集長”江波百合子を演じる木村さん、江波の部下で「小説薫風」の新人編集者だったが雑誌「トリニティ」へ配属されることになる高野恵役の松岡さん、業界の裏事情に精通する“噂好きの評論家”久谷ありさ役の小林さん。今回到着した場面写真では、編集長として振る舞う江波や、高野に業界の裏情報を吹聴する久谷が写し出されている。吉田大八監督作品に初めて出演した木村さんは「吉田監督は仰ることが大変分かりやすいですし、非常に的確でした。緊張して臨みました」とふり返り、「文芸誌の編集長で品格のある女性なので、そう見えていればいいなという思いでいっぱい」だったと語る。今回、松岡さんとの共演シーンが多い小林さんは「社会派ミステリー&ヒューマンドラマの脚本を読んで、私も騙されました!『えっ!まさか!』みたいな(笑)」と作品の印象を明かし、「文芸評論家の女性ってあまりいないんですよね。シニカルだったり、鋭かったりする部分を役に滲まされればいいなと思いながら演じました」とコメントしている。そんな名女優たちの華麗なる騙し合い合戦が注目の本作。大泉さんは「(北海道の)事務所の社長が女性なので、高野(松岡茉優)とか、江波(木村佳乃)とかの女性キャラクターの視点で観たらしくて。女性たちの頑張りとか、働く女性たちの強さを感じて、『観た時にすごくすっきり観られるわ』っていう話をしていました!言えないけど、まさしく結末もね(笑)。実は女性が観た時に面白い映画なんですよ!」と太鼓判を押している。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月13日芥川賞作家・津村記久子のデビュー作にして、第21回太宰治賞を受賞した小説を、佐久間由衣と奈緒の共演で映画化した『君は永遠にそいつらより若い』が、香港国際映画祭Fantastic Beats部門へ正式出品されることが決定。本作初の海外上映となる。本作は、卒業間近の大学生ホリガイが、なんとなく過ごす日常の中でふとした折に暴力や児童虐待、ネグレクトなどの社会の闇と、それに伴うやり切れない哀しみに直面する物語が描かれる。45回目となる今年の香港国際映画祭は、4月1日から12日にかけて、オンラインとリアルで併催。本作が出品されるFantastic Beats部門は、2018年まで「I See It My Way部門」だったものが、2019年開催時から改称されたもので、若い観客向けの作品を紹介する部門として、日本映画では二階堂ふみや吉沢亮が出演した『リバーズ・エッジ』、大九明子監督×松岡茉優のタッグで綿矢りさの小説を映画化した『勝手にふるえてろ』などが過去に上映されている。出品決定に吉野竜平監督は「大変光栄に思います」と喜び、「日本の片隅に生きる若者たちのとりとめのない日常や苦悩や痛みが海外のお客さんにどう受け止められるのか今からハラハラしていますが、この映画のキャラクターたちは国境を軽々と飛び越える力を持っていると信じています」とコメントしている。『君は永遠にそいつらより若い』は秋、テアトル新宿ほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:君は永遠にそいつらより若い 2021年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開予定©「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会
2021年03月09日主人公としてあてがきされた大泉洋をはじめ、松岡茉優、佐藤浩市ら超豪華俳優陣が集結する映画『騙し絵の牙』。この度、吉田大八監督も立ち会ったインストロックバンド「LITE」のレコーディング収録風景や、本編シーンもふんだんに収めた特別映像が解禁された。本作の「ここぞ!」という名シーンの数々で流れ、観る者のテンションを引き上げる絶大な効果のひとつが、インストロックバンド「LITE」のサウンド。2003年に結成されると、独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる楽曲は瞬く間に話題となり、アメリカのインディレーベル「Topshelf Records」と契約し、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注目を集めている4人組。映画への楽曲提供は本作が初となる。今回解禁された特別映像では、騙し騙されるキャラクターの面々がリズムに同調して次々登場。中でも高野(松岡茉優)のシーンが多用されている点に注目。倉庫から原稿らしきものを見つけると、床一面に広げ集中して作業する高野。「LITE」の演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている高野の側には、投げ出されている雑誌…。ここは重要シーンの1つとなっており、高野がなぜ倒れているのかが気になるところ。また、特別映像の最後には、レコーディング収録現場にも立ち合った吉田監督の姿もある。本作に「LITE」が起用されたきっかけは、吉田監督。脚本を書いている段階から「LITE」を聴いていた吉田監督だったが、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語り、当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「日本映画では珍しいくらい音楽が鳴っているのに、セリフもしっかり聴こえている」と吉田監督もその仕上がりに満足の様子。「約20年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めて」となった「LITE」。「監督とのやり取りの中で0コンマまでこだわる音に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの音楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした」とコメント。「結果として『マスロックと映画』という、過去全世界を探しても類を見ない唯一無二の映画音楽に仕上がりました」と、自信をのぞかせている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月06日吉田羊と國村隼が親子役に扮し、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」に松岡茉優の出演が決定。過去編で、20代の主人公を演じる。主人公・蒲原トキコ役に吉田さん、その父親・蒲原哲也役に國村さんがW主演。劇中では、ジェーン・スーのラジオ番組の人気コーナーである「お悩み相談」を完全再現し、本作の監督とシリーズ構成を山戸結希が務める本作。物語の後半で時は遡り、現在から過去へ。父と母の出会いや、家族3人で暮らした日々は、決して楽しいことばかりではなく、母の病気、会社の倒産や全財産の喪失、そしてほかの女性の影といった、苦悩や葛藤が連続。そんな家族の過去の物語にて登場する20代のトキコ役として、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」や「おカネの切れ目が恋のはじまり」などに出演、映画では『蜜蜂と遠雷』『劇場』、さらに『騙し絵の牙』など数多くの映像作品に出演する松岡茉優。「台本を読ませて頂き、『普通の家族なんてないですよ。』というセリフにとても惹かれました」と松岡さん。「私のセリフではないのですが物語のテーマと捉えました」と語る。「また、今回吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです。羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました」とコメント。「そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えて頂きました」と共演をふり返りつつ、「トキコと似た想いを持って過ごされてる方々」に向け「きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事に出来るようになると思う」と期待を込めている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日「罪の声」の著者・塩田武士が俳優・大泉洋を主人公にあてがきして描き出した小説の映画化『騙し絵の牙』。この度、大泉さんをはじめ、騙し合いバトルを繰り広げるクセモノたちが次々登場するキャラクター予告が解禁となった。今回のキャラクター予告に登場するのは、大泉さん演じる“笑顔と牙の男”である雑誌「トリニティ」編集長の速水輝、松岡茉優演じる“熱血すぎるルーキー”である新人編集者の高野恵。さらに宮沢氷魚演じる“新人カリスマ作家”の矢代聖、池田エライザ演じる“闇を持つ人気ファッションモデル”の城島咲、木村佳乃演じるトリニティと対立する文芸誌「小説薫風」の“冷徹な編集長”・江波百合子、和田聰宏演じるその“忠実な部下”の三村洋一。坪倉由幸演じる“永遠のNo.2”である「トリニティ」副編集長の柴崎真二、國村隼演じる“怒りの大御所”小説家の二階堂大作、小林聡美演じる“噂好きの評論家”の久谷ありさ、塚本晋也演じる“優しき本屋の主”であり高野恵の父・高野民生、斎藤工演じる“クールな投資家”である外資ファンド代表の郡司一。そしてリリー・フランキー演じる“謎の男”、中村倫也演じる“創業家Jr.”である亡き社長の息子の伊庭惟高、佐野史郎演じる“皮肉な保守派”である薫風社常務の宮藤和生、佐藤浩市演じる“合理的な権力者”である薫風社専務の東松龍司と、嘘をついている全員が勢揃い。騙し合いバトルを繰り広げるオールスターキャストにますます期待が高まる映像となっている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年02月26日3月26日(金)より公開となる映画『騙し絵の牙』。この度、本作より騙し合いバトルを繰り広げるクセモノたちが次々登場するキャラクター予告が公開された。累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインするなど、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説『騙し絵の牙』(角川文庫刊)。その前代未聞の小説を、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督により実写化した本作では、崖っぷちの出版社を舞台に、松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼ら豪華キャストが仁義なき騙し合いのバトルを繰り広げる。公開された映像は大泉洋演じる“笑顔と牙の男”である雑誌『トリニティ』編集長の速水輝 / 松岡茉優演じる“熱血すぎるルーキー”である新人編集者の高野恵 / 宮沢氷魚演じる“新人カリスマ作家”の矢代聖 / 池田エライザ演じる“闇を持つ人気ファッションモデル”の城島咲 / 木村佳乃演じるトリニティと対立する文芸誌『小説薫風』の“冷徹な編集長”・江波百合子 / 和田聰宏演じる江波の”忠実な部下”の三村洋一 / 坪倉由幸演じる“永遠のNo.2”である「トリニティ」副編集長の柴崎真二 / 國村隼演じる“怒りの大御所”小説家の二階堂大作 / 小林聡美演じる“噂好きの評論家”の久谷ありさ / 塚本晋也演じる“優しき本屋の主”であり高野恵の父・高野民生 / 斎藤工演じる“クールな投資家”である外資ファンド代表の郡司一 / リリー・フランキー演じる“謎の男” / 中村倫也演じる“創業家Jr.”である亡き社長の息子の伊庭惟高 / 佐野史郎演じる“皮肉な保守派”である薫風社常務の宮藤和生 / 佐藤浩市演じる“合理的な権力者”である薫風社専務の東松龍司、と嘘をついている全員が勢揃いしている。『騙し絵の牙』3月26日(金)より公開
2021年02月26日女優の松岡茉優が、福島県の「ふくしま 知らなかった大使」に任命されたことが19日、分かった。あわせて、松岡が出演する動画「テスト」編、「任命式」編が特設サイトで公開された。松岡は、福島を知らない人たちの代表として「ふくしまの今」や「復興のあゆみ」を学び、広く伝えていく任務を担う。今回公開された「テスト」編では、福島県についてのテストに苦戦しながらも一生懸命に解答する姿が描かれ、「任命式」編では、リモートで出演した内堀雅雄県知事から任命される様子や、大使としての意気込みを収めた。今後は、意外と知らない「ふくしまの今」を松岡とともに学べる動画を公開予定。松岡はまず「先日の大きな地震で被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます」と述べ、「福島県知事である内堀雅雄様とリモートでお話しさせていただいて、その時知事が仰った『風評被害もあるけれど、風化も大きな問題』という言葉。私も今の福島をほとんど知りませんでした」と語った。そして「震災から10年経った今、新しい気持ちで福島を見つめたい。応援したい。私の体験を通して、今の福島をお届けできるよう精一杯努めます」と決意を込める。福島県のクリエイティブディレクターを務める箭内道彦氏も、「2月13日夜に福島県と宮城県で発生した最大震度6強の地震による被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます」とコメント。「世には様々な大使が活躍していますが『知らなかった大使』の誕生は、世界で初めてかも知れません」と話し、松岡を「2021年の福島に、とても心強い存在」と太鼓判を押した。
2021年02月19日松岡茉優主演で2020年9~10月に放送されたTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」のBlu-ray&DVD-BOXの発売に先駆け、特典映像からインタビューやメイキングなどの一部を含むスペシャルPVが公開された。本作は、1円まで清く正しく美しく。モノや恋に一途で、全て計算通りの“清貧女子”九鬼玲子を松岡さんが演じ、お金を使うことになんの迷いもなく、予定は未定な“浪費男子”の猿渡慶太を三浦春馬、玲子の初恋相手・早乙女健を三浦翔平、慶太の同僚で“ドケチ節約男子”板垣純を北村匠海が演じた。今回解禁された約2分の映像には、本編シーンはもちろん、メイキング、豪華キャスト陣のインタビューに、松岡さんと三浦さんの独占2ショットインタビューも。そして、「これからの人生の誇りになる」と語る、クランクアップ時の松岡さんの姿なども収められ、これらの特典映像は170分以上にも及ぶボリュームとなっている。「おカネの切れ目が恋のはじまり」Blu-ray&DVD-BOXは3月5日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2021年02月05日大泉洋主演、崖っぷち出版社を舞台にした仁義なき騙し合いバトル『騙し絵の牙』より、ミステリアスな新人小説家を演じた宮沢氷魚のインタビュー映像と新たな場面写真が公開された。伝統ある文芸誌「小説薫風」編集部から、ビックマウスな男・速水(大泉さん)に引き抜かれた新人編集者・高野恵(松岡茉優)は、とある原稿に惹き付けられるが、連絡が取れず終い。そんなとき、速水がミステリアスな青年を編集部に連れてくる。実は彼こそ、高野が探し求めていた原稿の筆者である新人小説家・矢代聖(宮沢さん)。その才能を求めて、速水が編集長を務める雑誌「トリニティ」と、文芸誌「小説薫風」編集部との社内対立も勃発。矢代も巻き込まれていくが、彼もまた別の顔を持っていて――。「MEN’S NON-NO」専属モデルでもある宮沢さんは「編集部は身近で、他人事のように思えない不思議な感覚でした。(映画は)フィクションですけれど、結構リアルで現実に近いものが多いので、凄く楽しかったです」と撮影をふり返る。吉田大八監督については「セリフの間の取り方や、立ち位置、視線に目が行く方で、とても頭が良くて鋭い方なので、最初は戸惑いました」と話しつつ、「実際モニターを見ると全部成立しているので、全部任せています。僕としては新しい体験ですね」と語った。また、インターナショナルスクール通い、英語が得意な宮沢さんは「友達と話す時も、『今日、Dinnerどうする?』と(“Dinner”をネイティブの発音にしてしまう)ルー大柴さんのような日本語と英語が混ざる会話を大泉さんがすごく気に入ってくれて、会う度に新しいフレーズを注文されます(笑)」と大泉さんとの撮影中のエピソードも明かした。場面写真では、女性社員たちに群がられたり、とある大事件により記者たちに囲まれたり。華々しい作家デビューを飾るはずの記者会見でなぜか泣き出すシーンも切り取られている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。※映像内で「2020年」との発言がありますが、この映像の撮影が昨年の公開延期になる前だったためです。ご了承ください。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年02月03日「罪の声」の著者・塩田武士が大泉洋を主人公にあてがきし、吉田大八監督が映画化した『騙し絵の牙』。この度、大泉さんと映画初共演、吉田組には『桐島、部活やめるってよ』以来、8年ぶりとなる松岡茉優のインタビュー映像が解禁された。松岡さん演じる高野恵は、実家が小さな書店で父親譲りの文学への熱意に溢れ、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働いている。だが、熱い思いの余り、大御所作家にもつい率直な意見を論じてしまう。そんなとき、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めている廃刊ピンチの雑誌「トリニティ」編集長の速水(大泉さん)に引き抜かれ、速水の策略に巻きこまれていく…。今回新たに解禁された場面写真では、いろいろなトラブルに直面しつつも編集部で奮闘する、松岡さん演じる高野の姿が切り取られている。また、インタビュー映像では、大泉さんや吉田監督、さらに主役級の超豪華キャスト陣について言及。「10代の時に青春というものを私が一番残せたかなと思うのは『桐島~』だと思っていて、私にとっては一生ものの作品」と語る同作以来、8年ぶりに吉田監督作品に出演したことに、その間に積み重ねてきたことに思いを馳せながら「お話を頂けただけで嬉しかったですし、少しだけ自信を持てた気がしています」と語る。そして、主演の大泉さんについては、「どうしても現場がピリッとしまうときに、必ず立って場を和ませるような楽しい話をしてくださるんです。まさにスタンダップコメディアンのような方なんですよね。主演ですし、セリフも本当に多いので、きっと集中したい場面もあると思うのですが、現場の空気を察知して、みんなの気持ちを上げてくださるんです」と尊敬を込めてコメント。そんな撮影現場は、「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスター達なので…毎日、お腹が痛かったです(笑)」と打ち明け「同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、子羊3匹は大変震えております」と語る。「いつか共演したい、また共演したいと思っていた俳優さんたちと、毎日入れ替わりで撮影できることは本当に幸せでした。日本の俳優界をけん引する素晴らしい俳優さん、女優さん方の演技合戦にも注目していただきたいです!」と見どころにも触れている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年01月28日3月26日(金)に公開される大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、松岡茉優のインタビュー映像と彼女が演じる高野惠の新たな場面写真が公開された。原作は、累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチ。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることに。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者・高野恵(松岡)を他の編集部から引き抜き、文学への熱意に溢れる彼女を焚き付けながら、イケメン作家(宮沢氷魚)、大御所作家(國村隼)、人気モデル(池田エライザ)らバラエティ豊かなクセモノたちを手玉に取り、自由な発想と天性のトーク術で『トリニティ』を大きく売り出すための企画を次々と仕掛ける。小さな書店で父親譲りの文学への熱意に溢れる高野は、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働いているが、熱い思いの余り、大御所作家にもつい率直な意見を論じてしまう有様。そんな時に、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めている編集長の速水に引き抜かれ、速水の策略に巻きこまれていく…。今回解禁された場面写真では、いろいろなトラブルに直面しつつも編集部で奮闘する高野の姿が切り取られている。また、インタビュー映像では、主演の大泉洋や吉田監督などについて語っている。インタビューの内容は以下の通り。――『桐島、部活やめるってよ』以来、8年ぶりに吉田監督作品に出演したことについて。「10代の時に青春というものを私が一番残せたかなと思うのは『桐島~』だと思っていて、私にとっては一生ものの作品です。そんな大切な作品の監督がまた呼んでくださったことがうれしいですし、この8年間、私がいろいろな人と出会って、様々な作品に出していただいて、嫌なこともあったり。でもそういったことも含めてすべてにありがとうと思えるくらい、お話を頂けただけで嬉しかったですし、少しだけ自信を持てた気がしています」――主演・大泉洋との共演について。「大泉さんの大好きで特に尊敬しているところは、いい作品を作る上で必要なことだと思うんですが、どうしても現場がピリッとしまうときに、必ず立って場を和ませるような楽しい話をしてくださるんです。まさにスタンダップコメディアンのような方なんですよね。主演ですし、セリフも本当に多いので、きっと集中したい場面もあると思うのですが、現場の空気を察知して、みんなの気持ちを上げてくださるんです。大泉さんとの現場は楽しいので、また他の作品でもぜひご一緒したいです」――撮影現場について。「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスター達なので…毎日、お腹が痛かったです(笑)。『それぞれで1本映画が撮れるのに』っていう人達が集まっている中、同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、子羊3匹は大変震えております。もうそれ位、恐ろしいような、『あれ、ヤクザ映画かな?』っていう様な、コワモテがたくさんいるんです(笑)」――映画の注目ポイントは?「いつか共演したい、また共演したいと思っていた俳優さんたちと、毎日入れ替わりで撮影できることは本当に幸せでした。日本の俳優界をけん引する素晴らしい俳優さん、女優さん方の演技合戦にも注目していただきたいです!」『騙し絵の牙』3月26日(金)全国公開
2021年01月28日作家・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきした小説を、大泉さんを主演に迎え、吉田大八監督が実写化した『騙し絵の牙』。この度、主人公の雑誌編集長・速水を演じた大泉さんのインタビュー映像が公開された。インタビューでは「監督とも話して、とにかく“何を考えているのかがわからない”という人を意識していました」と演じたキャラクターについてふり返る。また共演者についてもコメント。新人編集者を演じた松岡茉優については「これまでの共演では今回ほど絡みのない役どころでしたので、今回改めて『しっかりしているな』と。現場の雰囲気もとにかく楽しくしてくれますしね」と印象を明かす。専務役の佐藤浩市とはこれまでも共演が多く、「その都度緊張するというか。とても気さくで素敵な方なので、決して周りを緊張させることはしないのですが、僕ら役者からすると佐藤浩市という存在がすごすぎて勝手に緊張するわけですよね」と話し、「僕ら世代の『北斗の拳』でいうとラオウですよね。『来たなー!』というね」と表現した。さらに撮影中に“騙されたこと”を問われると、「やっぱり監督かな」と大泉さん。「打ち合わせでお会いした際には、クールな印象で話しにくい雰囲気がありました。ところが、撮影が始まってみると大変話しやすいし、テイクも多いと聞いていましたが永遠に撮るということもなく。それはいい意味で騙されたなという感じでしたね。なんかファンになりますね、あの方」と話している。また場面写真では、速水が新人編集者・高野恵(松岡さん)の実家である書店に突然訪れる様子、社内で改革派の急先鋒に立つ東松(佐藤さん)の姿が切り取られている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年01月20日6月19日(金)に公開される大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、大泉が役作りと共演者である松岡茉優や佐藤浩市、吉田大八監督について語ったインタビュー映像と、新たな場面写真が公開された。原作は、累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチ。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることに。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者・高野恵(松岡)を他の編集部から引き抜き、文学への熱意に溢れる彼女を焚き付けながら、イケメン作家(宮沢氷魚)、大御所作家(國村隼)、人気モデル(池田エライザ)らバラエティ豊かなクセモノたちを手玉に取り、自由な発想と天性のトーク術で『トリニティ』を大きく売り出すための企画を次々と仕掛ける。解禁された場面写真では、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働く高野の実家である書店に突然訪れた速水や、社内で改革派の急先鋒に立つ東松を演じた佐藤浩市の姿を垣間見ることが可能だ。大泉のコメントは以下の通り。――速水を演じて「監督とも話して、とにかく“何を考えているのかがわからない”という人を意識していました。彼なりのポリシーや真実があるのでしょうけど、飄々としていて、まわりには本音がわからないという人を意識しましたね」――松岡茉優との共演について「子役からお芝居をされているキャリアのある方なので、とても安定感がありました。これまでの共演では今回ほど絡みのない役どころでしたので、今回改めて『しっかりしているな』と。現場の雰囲気もとにかく楽しくしてくれますしね。松岡さんはいつも僕と話をするときに『我々は』と、僕と松岡さんをまとめて言ってくれるんです。確かに僕たちは考え方が似ているなと思います」――佐藤浩市との共演について「ありがたいことに、僕の短い役者キャリアの中でも佐藤浩市さんとの共演は多い方です。そして、その都度緊張するというか。とても気さくで素敵な方なので、決して周りを緊張させることはしないのですが、僕ら役者からすると佐藤浩市という存在がすごすぎて勝手に緊張するわけですよね。なんですかね、あの、とてつもなく人を緊張させるオーラといいますか。僕ら世代の『北斗の拳』でいうとラオウですよね。『来たなー!』というね」――撮影中に“騙されたこと”「撮影中に騙されるってことはなかったけれど、やっぱり監督かな。打ち合わせでお会いした際には、クールな印象で話しにくい雰囲気がありました。ところが、撮影が始まってみると大変話しやすいし、テイクも多いと聞いていましたが永遠に撮るということもなく。それはいい意味で騙されたなという感じでしたね。なんかファンになりますね、あの方。かわいいんだよね。一見、クールに見えるのですが、暖かくて気づかいのある方だったので、いい意味で騙されていたなと思いましたね」さらに現場については「本当に楽しい現場で、とても充実した楽しい日々でした」と語ったという。このコメントを踏まえ、ますます内容に期待が高まる。『騙し絵の牙』3月26日(金)全国公開
2021年01月20日シス・カンパニー公演『23階の笑い』が、5日に東京・世田谷パブリックシアターで初日を迎えた。同作は劇作家のニール・サイモンが若かりし頃に放送作家として参加していたアメリカのバラエティ番組の舞台裏をモチーフにし、1993年にアメリカ・ブロードウェイで初演を迎えた喜劇。敬愛の念が強いがゆえに、2013年上演の『ロスト・イン・ヨンカーズ』まで、ニール・サイモン戯曲演出に踏み切れなかったという三谷幸喜だが、この度、2作目の演出作として、同作に取り組んだ。瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之といった巧者たちが集った。マンハッタンの高層ビルの23階に構えた事務所に行き交う放送作家たちが織り成す人間模様、人情の機微、そして何よりも渦巻く笑いの数々が特徴的な同作は、全員が稽古期間中も常時マスクを身に着け、????キャスト・スタッフ一丸となって本作を練り上げてきたという。本公演でも徹底した感染症拡大防止対策を行い、観客同士の接触を極力防止するために、座席のひじ掛けにパーテーションを設置するなどの対策を講じた。○演出・上演台本:三谷幸喜 コメントニール・サイモンの名前は知っていても、作品は観たことがないという人。作品を観たことはあっても、笑ったことはないという人。ぜひ劇場に来て下さい。さんざん笑った後にちょっぴりしんみりして、最後は温かい気持ちで帰ることが出来る、まるで僕が書いたような作品になっています。後悔はさせません!撮影:宮川舞子
2020年12月05日主演の大泉洋ほか、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市ら超豪華キャストの共演で話題の『騙し絵の牙』。公開が延期されていた本作の新公開日が2021年3月26日(金)に決定、大泉さん自身の口からそれを伝えるスペシャル映像「未来で待つ男」も到着した。主人公の雑誌編集長・速水役には、本作の主人公としてあてがきされた国民的人気俳優の大泉洋。大泉さんと映画初共演で吉田組には『桐島、部活やめるってよ』以来となる松岡茉優のほか、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が大集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる仁義なき騙し合いバトルが誕生した。さらに新たな公開日の決定を告知するため、大泉さんを主演に、吉田大八監督の企画・演出ほか本作のスタッフが再集結して撮影された超贅沢なスペシャル映像「未来で待つ男」が完成。▼スペシャル映像「未来で待つ男」暗い映画館の座席に座っている大泉さんはスポットライトが当たると立ち上がり、カメラ目線で「大泉洋です。ちょっとだけ未来に来ています」と語り始めると、「色々とあって公開が遅れましたが、ご安心ください。1年熟成でちょうど今が食べごろです。私はここ3月26日でみなさんをずっとお待ちしております」と、未来の大泉さんが観客に公開日に待っていると語りかける、という内容。短いものの、緊迫感に満ちピリッとした雰囲気を漂わせ、本編同様に一杯食わされたような気持ちにもなる仕上がりになっている一方、最後には大泉節が炸裂している。撮影は、全10カットをテストと本番を重ねながらの順撮り。立ち位置、目線、話すスピード、タイミングなどを確認しながら進められ、大泉さんはセットチェンジ中にもセリフの練習を重ね、監督はモニターと大泉さんの間を何度も行き来して相談&指示し、時にカメラマンからも目線の指示が飛ぶなど、緊張感漲る中、約2時間をかけて丁寧に繊細に行われた。撮影を終えた後の大泉さんは「久しぶりの監督の緻密な演出にピリッとした(映画本編)撮影中を思い出しました。久々に相当細かく言われました(笑)」と吉田監督の緻密な演出に対して、早速ぼやき!?「俺も自分で良くやったなと思います」と自分の頑張りを笑いを交えながらふり返った。一方の吉田監督は、「なんとか僕たちの気合いを形にしたくて大泉さんと相談した」と明かし、「誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ」1年ぶりに大泉さんを演出した撮影はスムーズに進んだとコメント、納得の仕上がりになった様子だ。▼新予告『騙し絵の牙』は2021年3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年、公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2020年12月04日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、女優の髙橋佳子さんです。「芯の強さを感じる松岡茉優さんに憧れています」と語る髙橋さんの素顔に迫りました。表現の幅をグンと広げて、今後は女優として演技に挑戦!モデルとして活躍中の髙橋さん。今後は、演技にも意欲的。「まだ表情や動きに慣れず、戸惑うこともあります。私自身が思っていることを口に出せないタイプなので、オープンに話す役や、男性をたぶらかすような悪女役にいつか挑戦してみたいです」。クールな見た目からは想像できないギャップも。「暗い人に見られがちですが、お喋りですし、オヤジギャグも言っちゃいます(笑)」。30歳までに実現したいことも意外!「パラグライディングをしたい。海外で綺麗な景色を見ながら空を飛びたいです」12時間やることもあるクロスステッチ。没頭できてストレス発散に最高。夢中になりすぎて体が痛くなります(笑)。筒井康隆さんの本が好きで集めています。読むのが難しいものもあるけど、鋭い表現や刺激的な文章がクセになる!1日でやかん1杯分のドクダミ茶を飲みます。水筒に入れて現場に持参することも。便秘が解消して肌荒れも治りました。たかはし・かこ1998年生まれ。ライフスタイル系コスメブランド『OSAJI』のビジュアルモデル他、モデルとして活躍。今後は女優活動にもご注目。Instagramは@kako_takahashi※『anan』2020年12月2日号より。写真・小笠原真紀取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2020年11月28日書籍『あつまれ どうぶつの森 meets ジェラート ピケ スペシャル ブック(SPECIAL BOOK)』が、2020年12月22日(火)より発売される。つぶきち・まめきちのポーチ&トートバッグ付き!“あつ森”の愛称でおなじみのニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)用ゲーム『あつまれ どうぶつの森』とジェラート ピケ(gelato pique)がタッグ。スペシャル ブックには、つぶきち・まめきちをモチーフにしたポーチとトートバッグが付属する。ふわふわな触り心地のボアポーチは、やわらかなブラウンカラー。裏地はあつ森の人気キャラクターの総柄になっている。一方トートバッグは、ジェラート ピケのロゴが入ったシンプルなデザインだ。5つのポケットがついていて収納力が抜群なので、デイリー使いで活躍してくれそう。松岡茉優が纏う“あつ森”ルームウェア誌面には、「あつ森」ファンの松岡茉優が登場し、「あつまれ どうぶつの森 meets ジェラート ピケ」のルームウェアをまとった姿を披露する。また、セブン-イレブン限定でパッケージデザインの異なる書籍『あつまれ どうぶつの森 meets ジェラート ピケ スペシャル ブック クリア パッケージ(clear package) ver.』も発売される。【詳細】『あつまれ どうぶつの森 meets ジェラート ピケ スペシャル ブック(SPECIAL BOOK)』1,990円+税『あつまれ どうぶつの森 meets ジェラート ピケ スペシャル ブック クリア パッケージ(clear package) ver.』1,990円+税発売日:2020年12月22日(火)※パッケージのみ異なり、誌面・アイテムは同じ。※クリア パッケージ ver.はセブン‐イレブン、セブンネットショッピング限定販売。一部の店舗では取り扱いがない場合あり。
2020年11月19日一度、その名前を覚えたら、スクリーンのどこに映っていても無意識に探してしまう、病みつきになってしまう女優がいる。彼女の名前は伊藤沙莉。2020年、ブレイクしたと言われる俳優のひとりだが、伊藤さんはいまの場所を運で掴んだわけではない、実力で手繰り寄せた。周りの目を気にしていた過去、今は「賛否あるほうがむしろありがたい」ドラマ、映画、アニメーション作品などを合わせ、本年だけで12本もの作品に出演。数だけを見てもうなるほどだが、すべてにおいてまったく異なる顔を見せているのが伊藤さんの真価だろう。「自分の中で、やっていることは、ずーっと変わらないんです。きっと、この先も変わらないだろうなとも思います。今は、皆さんに知ってもらえている現状が、うれしくて仕方なくって。名前を言ってわかる、顔を見てわかる存在に少しでもなれたことは、ありがたいなと思います。…でも、何がきっかけで、そんなに思ってくれたんだろうとも感じちゃう(笑)」。「この作品で伊藤沙莉を知った」ともはや選べないことも、伊藤さんならではの特徴。伊藤さんは、何年も前からコツコツと着実に作品を積み重ねていたのだ。さかのぼれば、2019年に配信されたNetflixのシリーズ「全裸監督」ではチーム村西の紅一点として、2018年『寝ても覚めても』ではヒロインの親友を、そして2017年『獣道』では家庭に事情を抱える不良少女役で、映画初主演を飾った。こうして挙げていくと、年次でも追い切れないほど、光る名演揃いだ。その経歴に対する評価が、現在のブレイクにつながったことは一目瞭然。強烈な時代のうねり、急激な注目度の上昇について、本人は、どう受け止めているのだろうか。「すごく恵まれた毎日というか、すごい幸せだなって、常に感じています。ただ、周りの目は、逆に昔のほうが気にしていました。今は、賛否あるほうがむしろありがたいと思うようになってきたので…もちろん賛が多いほうがうれしいですね。若干のとまどいとか、ちょっとしたプレッシャーは、なくはないんです。だから、自分について考える時間が増えました」。朋友・松岡茉優と「たまーに、する」未来の話は…伊藤さんの「自分について考える時間」は、いつしか9歳から芝居を始めた過去の自分、少し先の未来の自分について、思いを馳せることになった。「20歳くらいのときかな。事務所の社長に、“来年どうなりたい、再来年どうなりたいは、もう捨てなさい。君は10年単位で考えなさい”と言われたんです。“30歳になったときに、そこにいられるかどうかだから”って」と、伊藤さんは懐かしそうな表情で語り出す。「私は、どちらかと言うと、ふつふつとしたハングリー精神の持ち主ではなくて。だから、社長にそう言われたとき、すごくホッとしたんです。“すぐ結果を出さなくていいんだ”と思ったら、“じゃあ、もうちょっとのんびりするかな”って(笑)。それで肩の力が結構抜けて、たぶん自分のペースで今までこられたんだと思います」。「私、シンプルにお芝居が好きなんです。とりあえず、30になったときに、“伊藤にやってほしい”と思える役があるような人ではいたい、という気持ちはあります」。今のような話は、朋友・松岡茉優とも「たまーに、する(笑)」と言う。「松岡とは、ちょいちょい、本当に、たまーに、ちょっと弱ってるときに、こういうことをしゃべったりします。お互いに、“いるよね。うちら、(30になっても)いるよね?”みたいな感じで、なぐさめ合っています(笑)」。30になっても、40になっても、80になろうと“いる”であろう、トップ女優ふたりの健気なやり取りを想像するだけで、何とも微笑ましい。15回観た主演作、「ここ最近で変わった人生観」と照らし合わせて伊藤さんが長編2本目の主演となった映画『タイトル、拒絶』が、11月13日より公開される。セックスワーカーとして生きる女性たちをオムニバス的に綴った、山田佳奈監督によるオリジナル作品。伊藤さんは、体験入店で店に来たものの、怖気づいて客前から逃げ出し、結果、デリヘル嬢たちの世話係をするカノウを演じた。「実はこの映画、すでに15回観ました。こんなに観ることは特殊ですが、観れば観るほど好きになるんです!」と、伊藤さんが目の中に入れても痛くない『タイトル、拒絶』は、トレーラーでも流れるカノウによる独白から始まる。「私の人生なんてクソみたいなもんだと思うんですよね」と、少し怒りを含んだ口調の独白シーン。何ページあるかわからない、長いひとりしゃべりは、カノウの心の内や人生観をさらすと同時に、世界観に引き込む重要な幕開けとしての役割を果たした。「これがファースト・カットでした。台本を読んだ時点から、この独白をやりたい気持ちが大きかったので、自分の中でもすごく気合いが入っていましたし、良い意味でのこわばりもあって。でも、独白は感情を込めすぎると、ちょっと胃もたれしてしまうので、気持ちが入っちゃうところは入っちゃうで放っておきつつ、基本はフラットでしゃべろうと心がけていました」。その後、物語はデリヘルの事務所を軸に展開していく。人気トップのマヒル、文句ばかりのアツコ、トウの立ったシホ、こっそり事務所内恋愛をするキョウコなど、様々な嬢に振り回されながら、カノウは裏方業をこなしていく。カノウはそこでの縮図を日本の昔話の「カチカチ山」になぞらえ、自分はタヌキ、マヒルをウサギとする。賢くてかわいいウサギはみんなに愛され、性悪で嫌われ者のタヌキには誰も目もくれない、と。伊藤さんは、タヌキの気持ちこそ痛いほどわかると、熱弁した。「実際カノウにとって、マヌケ役を買って出るステージに選んだのが、デリヘルの職場だっただけで、私としては芸能界は“カチカチ山”だと思っています。最初の頃はマヌケ役を買って出ていましたし。不器用で、万人受けする何かを求められないなら、“もうこれでいくしかない”、“タヌキは、タヌキの人生の主役ってことに変わりはないから”って」。「私もきっと、ここ最近で変わった人生観なんです」と、伊藤さんは言う。「まだ、今ほどお仕事がいただけていないときなんて、脇役人生と思うしかなかった部分がありました。そこに関しては、カノウがもがいている様もすごく理解できますし、ひねくれて“どうでもいい”と言いつつ、どこかでちゃんと傷ついている。“どこかで何か覆したい、でもどうにもならない“という葛藤は、めちゃくちゃわかると思いましたね」。「だから、カノウ役は絶対にやりたいと思ったんです」と、伊藤さんはインタビューを締めた。伊藤さんがカノウに込めた想いは作品内で荒々しく息づき、傷みをともなって観客にぶつけられる。そしてまたこの98分、伊藤沙莉という女優の凄みを肌で感じるのだ。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:タイトル、拒絶 2020年11月13日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©DirectorsBox
2020年11月09日三浦春馬さん(享年30)が主要キャストを務めたミュージカル「キンキーブーツ」。その特別映像が10月26日、YouTubeにアップされた。するとすでに100万回再生を突破するなど、大きな反響を呼んでいる。「キンキーブーツ」の公式Twitterアカウントは27日、《「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」が完成致しました》と報告した。公開された動画はパフォーマンス映像だけでなく、スタッフらのコメントも収録。三浦さんの未公開映像も盛り込まれており、《20分強の映像となりました》と同アカウントはツイート。さらに、こうつづっている。《皆さまの心に、三浦春馬さんのローラの輝きがいつまでも残りますように》動画の公開に対し、「キンキーブーツ」の出演者たちも喜びの様子。小池徹平(34)はInstagramで《想いが詰まったムービー。また彼の笑顔が見れてよかった》といい、ソニン(37)はTwitterで《彼の眩しい姿と この作品の魔法が 皆さまの胸で輝きますように》と語っている。また「キンキーブーツ」のTwitterアカウントには、こんな感謝の声が寄せられている。《心から感謝致します。毎日が暗闇でしたが嬉しいニュースを頂き胸がいっぱいです。本当に素晴らしい作品をありがとうございます》《こんなにも愛と、皆様の想いが詰まった映像。大切に大切に観させていただきます》《ありがとうございました 心より感謝申し上げます 永遠です》今年7月、TBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の放送にちなんで同局のYouTubeアカウントに動画がアップされた。そこで三浦さんは、松岡茉優(25)からの「25歳の時、何してましたか?」との質問に「ポケーッとしてた(笑)」と返答していた。しかし“25歳”のときこそ、三浦さんは『キンキーブーツ』に取り組んでいた。「当時の三浦さんは初演に向け、ニューヨークにわたりシンディー・ローパーさん(67)のボイストレーナーに師事。過酷なレッスンを受け、歌唱力アップに奮闘していました。そういった努力が実を結び、『杉村春子賞』を見事受賞。さらに同作がキッカケで世界的な活躍を目指し、いっそう英語の勉強に入れ込むようにも。同作は三浦さんにとって大きなターニングポイントとなりました」(舞台関係者)公開してすぐに100万回再生を突破するという快挙を成し遂げた同動画。三浦さんの熱演は、再び多くの人々の胸に刻まれることとなった。
2020年10月29日10月6日、三浦春馬さん(享年30)の遺作となった『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が最終回を迎えた。Twitterでは「#カネ恋」がトレンド世界一になるなど、多くの視聴者がその結末を見守ったようだ。9月15日から放送スタートした同ドラマ。松岡茉優(25)演じる中堅おもちゃメーカーの経理部で働く九鬼玲子は、倹約家の清貧女子。三浦さんは玲子の働く会社の御曹司で、浪費男子の猿渡慶太を演じた。そんな2人がとあるきっかけで同居することになり、心を通わせていくストーリー。三浦さんは7月18日に亡くなる前日まで、撮影に臨んでいたという。「三浦さんの訃報を受け、当初は代役などの案が議論されていました。ですが、収録を終えている4話分で完結するよう脚本を書き直すことに。それにあわせて再撮影したのです」(テレビ局関係者)慶太を演じた三浦さんは第3話まで登場し、玲子をなぐさめるキスシーンで終わった。しかし最終回で慶太は、早朝に出かけたまま終日留守の設定だった。「三浦さんの死後に撮影されたのでしょう。ドラマの端々に三浦さんの登場したシーンが織り込まれ、“慶太を回想する”演出が印象的でした。慶太が不在のなかで『あいつはあいつのままがいい』『いつだって1番のファンだからね』といった俳優たちのセリフは、三浦さんに向けられたメッセージのようでした」(テレビ誌記者)主役の玲子を演じた松岡は、同日のドラマ放送前にインスタグラムを更新。《ドラマは今日でおわりますが 2人の物語はこれからもきっと あり続けるのだと思います》として、《物語は途中で終わったわけではなく 未完のままというわけでもない ドラマとしてみんなで走りきれたと 私は思ってます》と感慨を込めた。そして、《みなさま 本当にありがとうございました》と感謝をつづった。三浦さんの訃報を受け、松岡がドラマについて触れたのは8月2日放送の『松岡茉優マチネのまえに』(TBSラジオ)。「相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太を皆さまに見てほしい」と、出演者を代表して呼びかけていた。そして毎週ドラマ放送日には、欠かさずインスタグラムで告知を行なっていた松岡。主演としてのプレッシャーもあったようだが、完走できたのは三浦さんの“励まし”も支えとなっていたという。「松岡さんにとって、今回はTBSの連ドラ初主演となる作品でした。同局の火曜夜10時枠は、『逃げ恥』『ぎぼむす』に代表される“看板枠”。『恋つづ』『ワタナギ』も、続けて高視聴率を記録しました。そうしたこともプレッシャーだったのか、松岡さんは演技面で悩むことがあったようです。ですが三浦さんは彼女に、『どんな芝居をしても大丈夫。僕がすべて受け止めるから』と優しくフォロー。スタッフにも、『彼女がやりやすいように』と伝えていたそうです。三浦さんの死後、ドラマの続行は松岡さん次第だったともいいます。彼女を前進させたのは、三浦さんの励ましによるところもあったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)「春馬くんずっと大好きだよ」のテロップで締め括られた最終回。三浦さんが遺した作品は、永遠に愛され続けるだろう。
2020年10月07日俳優の松岡茉優さんの主演ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が、2020年10月6日に最終回を迎えました。このドラマに出演する俳優の三浦春馬さんは、撮影の期間中だった同年7月18日に逝去。ドラマは、急きょ全4回の放送となりました。三浦春馬へのテロップに涙…最終回を前に、松岡さんは自身のInstagramを更新。「物語は途中で終わったわけではなく未完のままというわけでもない、ドラマとしてみんなで走りきれたと私は思っています」と、コメントしました。 この投稿をInstagramで見る 松岡茉優 /Mayu Matsuoka(@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2020年10月月6日午前1時01分PDTLAVOTの猿彦くんいつも癒されていました。たくさん頑張ってくれてありがとう。本日22時「おカネの切れ目が恋のはじまり」最終話です。ドラマは今日でおわりますが2人の物語はこれからもきっとあり続けるのだと思います。2人の今日はどんなかな?って私もたまに考えます。寒い日はすっかり寒くなったねって2人で話してるかな、とか物語は途中で終わったわけではなく未完のままというわけでもないドラマとしてみんなで走りきれたと私は思ってます。みなさま本当にありがとうございました。mayu_matsuoka_koushikiーより引用また、ドラマの最後には笑顔の三浦さんを背景にこのようなテロップが出され、多くの人が涙を流しました。春馬くんずっと大好きだよキャスト・スタッフ一同火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』ーより引用ドラマのTwitterアカウントでも、制作陣が「いろいろな覚悟を持ちつつ、愛と感謝の最終回をお届けさせてもらいました」とコメントしています。最後までご覧頂きありがとうございました。出演者、監督、脚本家、そしてスタッフ全員、色々な覚悟を持ちつつ、愛と感謝の最終回をお届けさせてもらいました。皆様も最後までご覧になってもらいまして、 #カネ恋 と出演者に愛を持って見ていただいてありがとうございました!— 【公式】感謝御礼!火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』 (@Kanekoi_tbs) October 6, 2020 キャスト、スタッフの思いは多くの人の心に届いたことでしょう。草刈正雄のセリフに涙する人もドラマでは、父親役の草刈正雄さんのセリフに、「春馬くんにいっているみたい」「涙が出る」などと反響が上がっていました。人を笑顔にする才能を生まれた時から持ってた。それにあきれるが大人になっても何一つ失っちゃいない。火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』ーより引用三浦さんの遺作となったドラマに、ネット上ではたくさんのコメントが寄せられています。・出演者のセリフがそれぞれ三浦くんへ送る言葉みたいだった。・見終ってから涙がしばらく止まらなかった。・テロップで涙腺崩壊した。最後まで放送してくれてありがとう。・最後のテロップに感動しました。まだ信じられない気持ちでいっぱいだけど、笑顔の春馬くんが見れてよかった。三浦さんの笑顔は、最後まで多くの人の心を癒してくれたに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日松岡茉優主演「おカネの切れ目が恋のはじまり」の最終回が10月6日オンエア。松岡さん演じる玲子のそばに寄り添ったロボット「猿彦」に三浦春馬演じる慶太を“感じた”視聴者からの感動の声が続出。キャストとスタッフにも感謝の言葉が送られ続けている。1円まで清く正しく美しく。モノや恋に一途で、すべて計算通りの清貧女”・九鬼玲子を松岡さんが演じ、そんな玲子がお金を使うことになんの迷いもなく、予定は未定な“浪費男”の猿渡慶太を出会うことから始まるひと夏の恋物語を描いた本作。慶太には三浦春馬、玲子の初恋相手・早乙女健に三浦翔平、慶太の同僚で“ドケチ節約男子”板垣純に北村匠海、慶太の父で2代目社長の富彦に草刈正雄、母の菜々子にキムラ緑子、玲子の母・サチに南果歩。星蘭ひとみ、大友花恋、ファーストサマーウイカらも共演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は慶太が民宿から姿を消し、慶太に突然キスされ動揺する玲子は家で、自分宛に送られ続けていた現金が入った封筒を発見。送り主が自分の父・父(石丸幹二)だと確信した玲子は、父に会いに伊豆へと向かう。実は玲子もかつては“浪費女”で、玲子のために父は会社の金を横領、逮捕されていた…という展開。父を探しに伊豆に向かう玲子に同行するのが、おもちゃのロボット「猿彦」。SNSには「猿彦さんがもう慶太くんそのもの」「自然と春馬の面影が見えてくる」「猿渡さん出てないのに、すごく猿渡さんを感じてしまう」と、猿彦に慶太=三浦さんを感じた視聴者からの投稿が続出。ラストで玲子が猿彦を見つめながら「会いたい…」とつぶやき、そっと抱きしめるシーンにも「みんなの気持ちをちゃんと伝えてくれてる」「松岡茉優さんが「会いたい」って言ったセリフは絶対みんなの気持ちを表している」という反応多数。主演の松岡さんにも「松岡茉優さんの芯の通った演技のおかげで、泣きながらでも最後まで笑って観られました。ありがとう」「最後まで演じ切ってくれたこと本当に感謝しています」「クライマックスの松岡茉優、ただただスゴ過ぎ」と絶賛の声が集まる。そして最後に「春馬くんずっと大好きだよキャストスタッフ一同」というテロップが映し出されると、「本当にありがとうございますスタッフ、キャストの皆さん」「全スタッフさん&キャストさん達の愛に泣けてくる」と、SNS上でもキャスト、スタッフに対する感謝の言葉が送られ続けている。(笠緒)
2020年10月07日松岡茉優主演、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海らの出演による「おカネの切れ目が恋のはじまり」の3話が9月29日放送。玲子を元気づけようとする三浦さん演じる慶太の「痛いの痛いの飛んでけ」からの“キス”に視聴者が魅了されている。1円まで清く正しく美しく。モノや恋に一途で、すべて計算通りの“清貧女”と、予定は未定な“浪費男”…琴線感覚が両極端な2人がひょんなことから同居することになって始まる完全オリジナル“じれキュン”ラブコメディである本作。松岡さんが中堅おもちゃメーカー・モンキーパスの経理部で働く、モノにも恋にも一途な「清貧女子」。初恋相手の早乙女を15年間思い続け“投資”し続ける九鬼玲子に。三浦春馬さんがモンキーパスの御曹司で、幼い頃から欲しいものは何でも母親から買ってもらえる環境にあったため金銭感覚が崩壊した「浪費男子」の猿渡慶太に。三浦翔平さんがイケメンすぎる容姿を生かし「お金の専門家」としてセミナー主催やテレビのコメンテーターも務める早乙女健に。北村さんが慶太の同僚で“ドケチ節約男子”の板垣純に扮するほか、星蘭ひとみ、大友花恋、草刈正雄、キムラ緑子、南果歩、稲田直樹(アインシュタイン)、河井ゆずる(アインシュタイン)、中村里帆、ファーストサマーウイカ、池田成志、八木優希らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の3話では、初恋相手・早乙女との15年越しのデートを控え浮かれる玲子だが、板垣が早乙女が子供を連れヒーローショーを観覧している姿を見かけたことで“妻子持ち”疑惑が沸き上がる。そして玲子は早乙女とのデートを楽しみ、人生一幸せな時間を迎えていたが、そこに早乙女の結婚疑惑を追及する記者が現れる…という展開に。既婚者だということが発覚し、妻から離婚を切り出されどん底の状態になる早乙女に、それでも好きだと想いを伝える玲子だが、結局フラれてしまう。帰宅後、自ら髪にハサミを入れるも気持ちは吹っ切れず苦しそうな玲子を励まそうと、慶太は玲子の頬に手を置き「痛いの痛いの、飛んでけ~」と繰り返す。そんな2人の頭上に鳴り響く雷鳴。思わず慶太は玲子を抱きしめ、キスしてしまう…。このラストに「キスした後の三浦春馬可愛すぎるしされた後の松岡茉優の反応可愛すぎ!今回は神回」「こんなにも可愛すぎるキスシーン2人のえ?え?って感じ好き」「三浦春馬さんのチュッが可愛いかった~」「三浦春馬くんのキス演技キュンすぎる」などの声が殺到。また「来週で最終回なのはとても残念ですが、どのような結末になるのか気になります」など次回で最終回を迎えることを残念がる視聴者からの想いも多数届けられている。(笠緒)
2020年09月30日女優の松岡茉優(まつおか・まゆ)さんが、2020年9月22日にインスタグラムを更新。メガネにマスクの完全防備姿が「かわいすぎる」と話題になっています。松岡茉優のオフショットに「何してもかわいい…」2020年9月現在、ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)に出演している松岡茉優さん。「カメラが回っていない時はこんな格好でした」とつづり、撮影オフショットを公開しています。 この投稿をInstagramで見る カメラが回っていないときは こんな格好でした。 本日22時より 「おカネの切れ目が恋のはじまり」 第二話放送になります。 コメントありがとうございました。 大切に読みました。 みなさまもどうか、日々無理せず 食べたいものを食べて 寝たいだけ寝て 楽しいことがありますように。 今日の夜、お会いできる方は 後ほど☺︎ 松岡茉優 /Mayu Matsuoka (@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後11時11分PDT松岡茉優さんが小顔すぎるせいか、マスクやメガネがかなり大きく見えますね。この写真を見たファンは「かわいい」「癒されました」とメロメロに。「顔がほとんど隠れていても美人」とそのビジュアルを絶賛しています。・おまゆに癒されました!ありがとう!!・本当にかわいい…。ドラマを毎週楽しみにしています。・顔が見えてないけど、伝わる美女感…。さすがです!同作には2020年7月18日に急逝した、俳優の三浦春馬(みうら・はるま)さんもメインキャストで出演しています。そのため、前回の投稿にはファンから応援や労りのメッセージが殺到。これを受け、松岡茉優さんは感謝の言葉とともに「みなさまもどうか、日々無理せず食べたいものを食べて寝たいだけ寝て、楽しいことがありますように」とコメントしています。いろいろな意味で話題の同作。最終話まで見届けたいですね!松岡茉優に「かわいすぎる!」の声が殺到佐藤健や松坂桃李との共演作品は?松岡茉優の腹筋に「何をしたらこうなるの?」多くの人が知りたがったトレーニング方法がコチラ[文・構成/grape編集部]
2020年09月24日