「あなたの番です」の“尾野ちゃん”こと尾野幹葉役で話題を呼んだ奈緒が一転、伝統工芸・備前焼に魅せられたOLを演じる初主演映画『ハルカの陶(すえ)』。この度、奈緒さんの振り幅に感服する本作の予告編と場面写真が解禁となった。昨年放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でのヒロインの親友(菜生)役をはじめ、「サバイバル・ウェディング」「あなたの番です」などで注目を集めてきた奈緒が、東京でのOL生活を一変させ、備前焼作りという夢に向かって奮闘する女性を演じる本作。この度解禁された予告編は、東京で平凡な日々を過ごす小山はるか(奈緒)が陶芸作家、修(平山浩行)の作陶を目の当たりにし、人の手によって土が形づくられていく様に釘付けになるシーンからはじまる。感動を抑えきれず、「弟子にしてください!」とまっすぐな瞳で懇願するはるか。また、主人公をとりまく個性豊かなキャラクターたちも登場。はるかに備前焼の魅力を教える人間国宝、陶人(笹野高史)や修の父(村上淳)など、備前焼に魅せられ、伝統を繋ぐ人々が描かれる。“土と炎、そして人”によって備前焼は完成することを知るはるか、しかしただひとり、陶芸に向き合い続ける修には亡き父との約束があった…。本物の窯を使った迫力ある窯焚きの映像や、奈緒さんのキラキラとした演技が映し出された予告編が完成となっている。『ハルカの陶』は10月25日(金)よりイオンシネマ岡山にて先行公開、11月30日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月10日「あなたの番です」の怪演で話題を呼ぶ奈緒が初主演をつとめた陶芸映画『ハルカの陶(すえ)』が、全国公開されることが決定した。本作は「週刊漫画TIMES」(芳文社)にて連載され、「第13回岡山芸術文化賞功労賞受賞」を受賞した同名コミックの実写映画化。備前焼に魅せられていく主人公の小山はるかを演じるのは、本作が映画初主演となる奈緒。2018年放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でのヒロインの親友・菜生役を好演し、現在放送中の日本テレビ系「あなたの番です」など映画・テレビドラマで活躍中の彼女が、東京でのOL人生を一変させ、備前焼作りという夢に向かって奮闘する姿を、誰もが応援したくなるようなキラキラした魅力で演じる。そのほか『本能寺ホテル』『昼顔』の平山浩行、「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」シリーズの笹野高史、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』『空母いぶき』の村上淳など、実力派俳優が脇を固める。重要無形文化財保持者や備前焼陶友会による全面協力のもと、本物の窯を使った迫力ある窯焚きの映像も登場し、備前焼の魅力とその土地に生きる人々の夢と情熱を描いていく。ストーリー小山はるか(奈緒)は心に触れてこない日々のなかで、デパートの展示でふと目にした大皿に強く惹かれ備前焼を知った。仕事中も休日も気づけば備前焼のことばかり考えていたはるかは、言葉にできない感動を胸に岡山県備前市へ。意気揚々と大皿の作者を訪ねるも、目の前に現れたのは頑固でぶっきらぼう、職人気質な修(平山浩行)だった。しかし、ただ1人でロクロに向かう修を見て備前焼への興味はより強くなり…。勢いのままに弟子入りを志願するも相手にしてもらえないはるかだったが、見兼ねた人間国宝の陶人(笹野高史)が間を取り持ち“修行見習い”の日々がスタートする。そんな気鋭の作家として陶芸に向き合う修には亡き父との約束があった――。『ハルカの陶』は10月25日(金)よりイオンシネマ岡山にて先行公開、11月30日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月28日「ミス・グランド・ジャパン2019 FINAL」が16日、神奈川の横浜関内ホールで行われ、青森県出身で会社員の湊谷亜斗林(みなとや あどりん)さん(24歳)がグランプリに輝いた。10月25日にベネズエラで開催されるミス・グランド・インターナショナル世界大会への出場権をめぐり、日本代表を選出する「ミス・グランド・ジャパン2019 FINAL」。この日は書類審査・面接審査・セミファイナルを経て選出された17人と、地方大会を勝ち抜いた各県代表の16人を加えた33人から選ばれた26人が登場し、水着審査、ウォーキング審査、イブニングガウン審査、スピーチ審査が行われ、青森県出身で会社員の湊谷亜斗林さん(24歳)が見事にグランプリを獲得した。自分の名前を呼ばれて、信じられないといった表情を見せた湊谷さんだったが、周囲のファイナリストから祝福を受けてようやく実感が湧いたようで、「とってもうれしいです。本当にありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。同コンテストは「平和」をスローガンに掲げているコンテストであることから、「私が伝えたい平和を、日本や世界へ必ず伝え、世界が平和になることを伝えていこうと思います」と意欲を見せて、「世界大会では5位以上、1位になりたいと思います」と意気込んだ。イベント後には報道陣の取材に応じた湊谷さん。「絶対に残れないと思ったので、名前を読んでいだたいて正直びっくりしました」と告白。湊谷さんは都内のアプリ制作会社で広報として勤務している社会人で、父はベルギー人、母は日本人というハーフ美女。世界大会では日本の裏側となるベネズエラで行われ、「日本の反対側に行ったことはありませんが、父がベルギー人で世界中にも親戚がいますから、応援に来て欲しいと伝えて日本を1位の座にしたいと思います」と話していた。日本代表となったグランプリの湊谷さんは、BEST IN EVENING GOWNとダブル受賞。グランプリ以外では2位に神奈川県出身で会社員の板垣黛奈さん(26歳)、3位に神奈川県出身でモデル&コンパニオンの大森美穂さん(26歳)、4位に栃木県出身で看護師の関根穂之美さん(25歳)、5位に大阪府出身でモデルの谷口雛さん(23歳)が獲得。板垣さんはPEOPLE’S CHOICE AWARD、大森さんはMISS CONGENIALITY、関根さんはBEST IN SWIMWEARのダブル受賞で、BEST IN SOCIAL MEDIAには東京都出身でショーダンサーの松村奈緒さん(25歳)が選ばれた。また、同コンテストでは「ミス・ユニバーシティー2019」も同時開催。3位に栃木県出身で大妻女子大学の高橋千晶さん(19歳)、2位に長崎県出身で活水女子大学の森亜夕海さん(20歳)、グランプリには滋賀県出身で立命館大学の長澤佳凛さん(19歳)がそれぞれ選ばれた。
2019年07月17日セリフを使わず、映像と音楽のみで紡がれる長編オムニバス映画『エンジェルサイン』の主演として、松下奈緒とディーン・フジオカが出演することが決定。併せて、ティザー映像と場面写真が解禁となった。チェリストのアイカとピアニストのタカヤ。音楽家で恋人同士の2人は、「いつか2人の音楽で、世界中の人々を感動させたい…」と、夢を追いかけていた。アルバイトをしながら曲作りに没頭するタカヤと、彼を見守るアイカ。しかし、「エンジェルサイン」というチェロとピアノの二重奏曲を作り上げた直後、タカヤは帰らぬ人となってしまう。アイカが、チェロのみで演奏する「エンジェルサイン」。やがて、その曲は世界に広まっていき…。今回主演として出演が決まったのは、女優としてだけでなくミュージシャンとしても活躍している松下奈緒。そして、日本だけでなくアジアでも積極的にライブを行うと同時に、俳優としても活動するディーン・フジオカ。松下さん演じるアイカはチェリスト、ディーンさん演じるタカヤはピアニストという役柄。2人は「プロローグ」と「エピローグ」のキャストとして、同じ夢を追いかける恋人を演じる。キャスト決定に伴い、2人の演奏シーンと恋人らしく自撮りをする様子が収められた場面写真、そしてティザー映像が解禁された。ティザー映像には、音楽家演じる2人の姿とセリフのない絵コンテ、本作が初総監督作品となる北条司監督の姿が映し出されている。■キャストコメント松下奈緒(アイカ役)初めて台本を頂きまず驚いたのは台詞が一言もなく、絵コンテだったことです。しかも、その絵コンテは北条先生が描き下ろされた絵コンテでしたのでとても感激しました。サイレントムービーもチェロ演奏も初めての経験でしたので、撮影はとても濃厚に感じました。台詞がないのでディーンさんとその場に合った台詞でお芝居をしていたので、とても良い緊張感がありました。言葉や文化が違っていても、主人公と同じ気持ちになれる。そう改めて感じられた撮影現場でした。美しい音楽も合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。ディーン・フジオカ(タカヤ役)北条先生はサングラスがすごく似合うと思いました。あんなにディレクターズチェアーに座って、サングラスが似合う監督はウォン・カーウァイか北条先生じゃないでしょうか(笑)。そういうハードボイルドなビジュアルから想像できない柔らかさがあって、本当に現場は自由でした。僕の世代の男の子だったら、冴羽りょうみたいな男になりたいというボーイズドリームは、皆持っていたと思うので、北条先生の作品の一部に参加させていただけるとのことで、すごく光栄です。映像と音楽のみで紡がれる長編オムニバス映画。北条監督のディレクションのもと、セリフがない物語に挑戦する2人の演技に注目だ。『エンジェルサイン』の公開日についてはまだ未定。引き続き、続報を待ちたい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エンジェルサイン
2019年06月20日松坂桃李、山本美月、瀬戸康史、「SixTONES」松村北斗らの出演で人気コミックをドラマ化する「パーフェクトワールド」の第4話が5月14日放送。今週は松村さん演じる晴人の“キス”と中村ゆり演じる葵の“宣戦布告”に視聴者が沸いている。本作は「Kiss」(講談社)連載中の有賀リエによる人気同名コミックが原作。松坂さん演じる鮎川樹は大学時代に事故に遭い脊髄を損傷、車いす生活を送りながら建築士として働いていた。山本さん演じる川奈つぐみは樹の高校の同級生で、事故のことを知らないまま樹と再会。最初は戸惑ったつぐみだが、樹と心を通わせ付き合うことになる…という物語。2人のほか瀬戸さんがつぐみのことを想い続けている同級生・是枝洋貴を、松村さんが樹の同僚で義足の渡辺晴人を、中村さんが樹に秘かな想いを抱くヘルパーの長沢葵を演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。つぐみは樹の生活をよりサポートしようと毎日仕事帰りに樹の家へ出向いていた。「毎日来てくれなくてもいいんだよ」と気遣いを見せる樹に対し「会いたいから来てるの」と答えるつぐみだが、冷蔵庫に葵が作った惣菜を見つけ思わず嫉妬してしまう。さらにつぐみは樹に内緒で介護の勉強も始め、連日深夜まで猛勉強。体力的にも限界に近づいていた。その頃、幻肢痛に苦しんでいた樹は深夜、痛みに耐えられなくなると葵に助けを求める。後からそのことを知ってショックを受けるつぐみに葵は「彼が望む幸せをあなたが与えられると思わない」と、こちらも“宣戦布告”。一方、晴人はつぐみの妹のしおり(岡崎紗絵)への想いを募らせていた。そんな晴人に対ししおりは感謝の想いを抱きつつも「付き合えない」と告げ、頬にキスして晴人のもとを去る…というのが今回のおはなし。今回視聴者が大きく沸いたのが晴人としおりの“キス”。「私も北斗に運命とか言われたい。ほっぺにキスしたい」などの声とともに「北斗担のみなさん生きてますか」などの北斗担たちの呼びかけがタイムラインに溢れかえる。また葵のつぐみに対する“宣戦布告”にも「怖い。。目力にやられる」「長沢さんの宣戦布告はトン単位の衝撃」「好き嫌いじゃないとか言いながらめっちゃつぐみに対してマウント取ってくる」など恐怖を感じたというコメントが多数寄せられている。(笠緒)
2019年05月14日女優の奈緒が出演する歌手・Aimerの新曲「STAND-ALONE」のミュージックビデオが5日、公開された。この楽曲は、奈緒が出演する日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』(毎週日曜22:30~)の主題歌。きょう5日には、iTunesなど音楽配信サイトでリリースされた。奈緒は「自分が出演するドラマの主題歌が大好きなAimerさんに決まり、さらにPVのお話を頂いたときはなんのご褒美だろうと思いました。ドラマ『あなたの番です』を彩る主題歌としてはもちろん、今回のPVの世界観も優しく包み込んでくださるAimerさんの声とともにたくさんの方へ届きますように」とコメントしている。
2019年05月05日アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催されたファッションイベント「神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER -ガールズフェスティバル-」に出演した。雑誌『CanCam』のステージに登場した松村は、淡いピンクのチュールスカートに黒のキャミソールをあわせたコーデで、美しいデコルテと美背中を披露。花を手に持ち笑顔でランウェイを歩き、歓声に手を振って応えた。同ステージには、まい(chay)、石川恋、宮本茉由、トラウデン直美も出演。華やかな5ショットを披露した。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。今や国内で数多く開催されている「ガールズファッションショー」の先駆けで、毎シーズン、豪華ゲスト、アーティスト、モデルがランウェイに登場し、毎回約1万3,000人もの来場者を魅了し続けている。
2019年03月04日すこやかに、そして、しなやかに生きる人――松下奈緒さんを目の前にして思う。ゆったりマイペースに見える一方で、揺らがない強い芯を持ち、凛とした佇まいが素敵。まさに柳のような人。それでいて、チャーミングで豪快さもある。女優スイッチをオフにしたときの松下さんを知りたくて、「現場での休憩時間、どういうキャラなんですか」と尋ねると、「キャラですか!?」と美しい歯を見せて大笑い。「そのまんまですよ(笑)。変わらないです。常にフラットな感じで、久しぶりに会う方からも『変わらないね』と言われることのほうが多いですね」ざっくばらんで、ナチュラルな人なのだ。そんな松下さんが出演する映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は、宮川サトシさんのエッセイ漫画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(新潮社)が原作の実話。頼りないところはあるけれど、優しく母親思いの息子・宮川サトシ(安田顕)の母は、明るく元気な明子(倍賞美津子)。笑いの絶えない日々を送っていたが、母がガンを宣告されたことで、穏やかな日常は変化していく。そして、天国の母から届く“驚くべき贈り物”とは――。サトシを励まし、精神的に支えるキーパーソンとなるのが、恋人・真里(松下奈緒)。いずれは結婚するだろうという未来は描いていても、今はあくまで彼女という立ち位置だからこそ、どんな距離感や心持ちでサトシと母と向き合うのか。とても難しい役柄でもある。■「私も両親の遺骨を食べたいと思う、と思います」オファーが来たときのことを、「衝撃的なタイトルだなあって」と振り返る。出演したことで、両親や大事な人がどんな最期を迎えたいか、それぞれの希望を知っておきたいし、自分はどう接すると良いのか、少しずつだけど考えるようになった、と心境の変化を語る。「考えたくはないですが、いつか両親が亡くなったとき、私も(遺骨を)食べたいと思うと思います。安田さん演じるサトシさんみたいに、大事な人の存在を残したくて、遺骨を指に取って舐める、くらいはするんじゃないかと。この作品に出会うまで、遺骨を食べるなんて思いもしなかったですけど、大切な人の存在を自分の中に取り込む方法は、他にないような気がします。母の遺骨を食べたい――そんな思いを持つ人(サトシ)の恋人として、宮川家の一員になれたのは嬉しかったです」息子と母との関係を描いた作品に、息子の彼女として登場し、もがいて悩む彼を支える重要な役。支えると言うのは簡単だけれど、何でも賛成するわけではなく、ときにダメなことはダメと言う勇気を持たなくてはいけない――難易度の高い役を自分なりに考えながら演じた。■強さだけじゃない。優しさを持った恋人を演じた「倍賞さん演じる明子さんは、真里にとって肉親ではなくても、愛する男性のお母さんです。そのお母さんの調子が悪化し、サトシの気持ちが落ちていくとき、どういうトーンでどういう言葉をかけるといいのか、迷ったことはありましたね。人の死がかかわるぶん、接し方や言葉の選び方はとても難しかったです」一方で、お気に入りのシーンもある。作中、カレーが何度か登場する。カレーは宮川家を象徴する食べ物のひとつ。サトシは自身が教える塾で、カレーを巡って教え子と張り合う。「大の大人が子どもに対してムキになって、『うちのカレーが一番なんだ』って言うんですよ(笑)。宮川家でお母さんと一緒にカレーを作って、家族で食べるシーンでは、真里はまだ宮川家の人間ではないけど、家族として接していいんだと思えました。母と娘のような感覚があったんですよね」男性にとって母の存在はとても大きいと、作品を通して改めて感じたという。だからこそ、お母さんにはできないことを見つけて、強さだけではなく、優しさを見せるパートナーとして傍にいたい。そんな想いを持って作り上げたのが、真里というこれまで演じたことのない役柄だった。■女優業と音楽、ふたつあるからバランスが取れる本作に女優として出演しただけでなく、主題歌『君の歌はワルツ』(BEGIN)で、ピアノ/コーラスとしても参加した松下さん。3歳からピアノを始め、東京音楽大学在学中にファーストアルバムをリリースし、以後ピアニスト、作曲家、歌手としても活躍している。女優業と音楽活動。どちらも「表現」であり、自身にとって違いはない。ふたつの分野を行き来するからこそ、気持ちのバランスを取ることができ、双方が良い影響を及ぼし合っていると話す。「昔からドラマや映画の撮影と音楽活動を並行してやっていて、各現場に行くとそれぞれのスイッチが入って、『今日の現場はドラマ』『今日は音楽』と、さっと馴染んでいますね。両方があるから気持ちも落ち着いているんだと思います」女優人生は約15年。音楽活動はそれを遥かに上回る。幼い頃から親しんできただけに、音楽への思い入れは強く、「どんな場所でもライブ活動は必ずやりたいし、自分の音楽活動も知ってもらいたいし、楽しんでもらいたい」と意気込む。■演じた役はすべて、自分の人生経験につながっているキャリアを積み重ねるにつれて、変わってきたことがある。仕事を「仕事」だと思わなくなり、ライフワークだと捉えるようになった、というのだ。「女優という、自分ではない誰かを演じる、他の人になるという『職業』ではあるけど、仕事だと思うよりも、好きなことと捉えるほうがより楽しいし、がんばれるなあと思ったんです」いろいろな役を演じる中で、こんな考え方もあるのかと発見があったり、自身の人生に経験が肉付けされたりと、人生の広がりを感じていると話す松下さん。誰かになりきることは、自分を拡張する行為でもあるのだ。「一つひとつの役で歩いてきた経験はすべて、自分の人生経験につながっていると思っています。今でも新たな役をいただく度に悩むことはありますが、そのときにできる限りの力を注いで、悩みをパワーに変えるだけの術は、年を重ねるにつれて身についてきたような気がしています」今後、演じてみたいのは「悪女」役。松下さんといえば、清潔感あふれる爽やかな役柄のイメージが強い。「女優の私を好きになっていただくのも嬉しいですが、『あの◯◯役が良かった』と言っていただけるほうが嬉しいんです。身近に感じてもらえたんだなって思えるので。一方で、自分が今まで演じたことのなかったタイプの役を『いい』と評価してもらえるような、そんな役にも出会ってみたいです」(編集後記)最後に「続けることが一番難しい」と松下さんは語ってくれた。今、こうして女優業と音楽活動に取り組んでいるけれど、続けることがひとつの目標なのだと。「いつかスランプがきたり、大きな不安に襲われたりするかもしれません。でも、そうなったとしても跳ね返せるような人生を送りたい」正直な人からまっすぐ飛び出した、強く、逞しい言葉が、同世代の自分にぐっと刺さった。■作品情報映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』2月22日(金)より全国公開出演:安田顕、松下奈緒、村上淳 / 石橋蓮司、倍賞美津子監督:大森立嗣脚本:大森立嗣原作:宮川サトシ『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』 (新潮社刊)音楽:大友良英主題歌:BEGIN「君の歌はワルツ」(テイチクエンタテインメント/インペリアルレコード)配給:アスミック・エース助成:文化庁文化芸術振興費補助金2019年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/108分©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会Text・Photo/池田園子ヘアメイク/佐藤 寛(KOHL)スタイリスト/大沼こずえ(eleven.)
2019年02月21日劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が脚本・演出を手掛ける舞台「山犬」が5年ぶりに上演される。本作に出演するAKB48 Team 8京都府代表/Team Bの太田奈緒と丸尾に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、人間の極限状態と純愛を描く“監禁劇”で初演は2006年。今回はメインキャストを男女逆転させた新バージョンとなり、メインを岩立沙穂(AKB48 TeamB)、太田奈緒(Team 8京都府代表/Team B)、谷口めぐ(AKB48 TeamB)が演じる。丸尾は「今回は彼女たちが等身大で演じられる設定に変えました。歌も入れたいと思っています。3人とは舞台版「マジムリ学園」(2018年/丸尾は脚本・演出を担当)を一緒に作った間柄で、役も当て書きです」ストーリーについて「ちょっとしたことの積み重なりで人が変わっていく様がすごく怖かった」と感想を語るのは太田。本作では、内気で歌と料理が好きな元コーラス部・山本雲雀を演じる。「すごく感情の高低差がある役柄なので、最初は“大丈夫かな?”と不安に思いました。だけど今まで演じたことのない役柄ですし、今回で自分の殻皮を破れたらと思っています」と楽しみにしているそう。丸尾も「奈緒が演じるうえで1番苦労するのは狂気じみたところなんじゃないかなと思います。僕の中で奈緒には、負けん気や人を蹴落とすようなイメージがないんですよ。だからこそ役ではそういうことをやってもらいたい。奈緒の汚いところが出ればなと思います(笑)」と期待する。これまで5作の舞台を経験し、そのうちの4作が昨年に集中している太田。その理由を、「将来的に女優の道を考えたがまずは実際にやってみて、自分がどう感じるか、向いているのかどうかを知ったほうがいいと思って。それで“舞台に出たい”と口に出すようにしたら、すごく充実した1年になりました」と明かす。その日々を経て「やっぱり楽しかった。難しいなと思うこともたくさんありますが、これからもやっていきたいです」と目を輝かせた。そんな1年で出会った丸尾の印象は「ひとりひとりと向き合ってくれる方で、それがすごく嬉しかった。今回もまた勉強になるんだろうなと思っています」。逆に丸尾から見た太田の印象は「女優としての偏差値が高い。何色にでも染まれるし素質があると思います」ホラーとも言われる作品だが、丸尾は「この作品をホラーにしたい気持ちはない」と語る。「作品のテーマは“僕たちは人殺しをしたことないですか?”ということ。“間接的にでももしかしたら人を殺しちゃってるんじゃないですか?”って。そういうことに気付いて、少しでも愛が大きくなった状態で劇場を出てもらえるような作品にしたいなと今は思います」舞台「山犬」は2月27日(水)から東京・池袋のサンシャイン劇場、3月6日(水)から大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川美穂
2019年02月19日2月5日に卒業公演を行ったSKE48・松村香織(29)が6日にTwitterを更新。卒業のニュースが報じられるなか、過去の勤務先が履歴書内容をTwitterアカウントで投稿したことについて「気持ち悪いし怖い」とツイートした。松村が働いていたのは、東京・秋葉原のメイドカフェ。松村の在籍時の年齢や過去のバイト歴などを明かし上で、こうツイートした。《2007年10月当時の当社への応募理由は 明るくて人と話したりするのが好きなので自分にはこのお仕事が向いていると思って応募しました。私は写真写りが悪いので是非面接で直接私を見てほしいです。とあります 直接会えばわかります!ってなかなかの自信》また《社内ルールギリギリで問題をおこすため、全スタッフから「明確な違反は無いけど二度と一緒に仕事したくない」といわれた伝説の人》とも投稿した。いっぽう同店は、個人情報の取り扱いについて《スタッフ間の個人情報漏洩は即解雇!》《スタッフ間の個人情報漏洩について、断固たる措置を執る理由は、当社では売り上げよりも、働くメイドさんの安全が優先されるため》とも主張している。こういった一連のツイートを受け、松村はこう投稿した。《私の卒業ニュースに乗っかって12年前の履歴書の内容を晒すという圧倒的なルール違反をしているの凄すぎる。当時の家の住所など色んな個人情報を未だに保有されていると思うと、気持ち悪いし怖いです。私だから問題ないと思っているんですかね?個人情報全く守られていないよ》ネットではファンが激怒する声も上がっている。《履歴書の内容は採用検討以外で使っちゃダメでしょ》《メディアにいる限り、口にする限り 幼稚な行動を取る相手には 対処はこうするんだよと 動いてほしい》《せっかく素敵な卒業コンサートが無事に終わったのに。残念極まりない》思わぬかたちで卒業に水を差された松村。ファンにとっても残念な結果となってしまったようだ。
2019年02月07日アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏、齋藤飛鳥、松村沙友理が22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ日本企業や日本人アーティストなどを表彰するもの。WEIBOでのフォロワー数や投稿、フォロワーからの反応などから評価し、各ジャンルで選定する。乃木坂46は「年間人気アイドル賞」に選出され、代表して秋元、齋藤、松村が出席。華やかなドレスに身を包んでレッドカーペットを歩いた後、ステージでそれぞれ中国語で受賞の喜びを語った。秋元は「このような賞をいただくことができて本当にうれしく思っています。これからもグループ一同みんなで協力して、みなさんに知っていただけるよう頑張りたいと思います」と決意を新たにし、齋藤は「まさかこんな賞をいただけるとは思ってもいなかったのですごく光栄に思っています。今後もグループでたくさんアジアに行けたらいいなと思っています」とアジアでの活動に意欲。松村は「素敵な賞をありがとうございます。これからもみんなで楽しい活動をしながら精進していきたいと思います」とあいさつした。
2018年12月22日デザイナー松村光手掛ける新ライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」が、2019年1月25日(金)にスタート。また同日より、ブランドの旗艦店「ゴジュウニ ディー エル ストア(52 D.L. STORE)」が、青山にオープンする。松村光の新ブランド、“バッグ”と“ピンチ”に焦点を当てて松村光は、三角形のピースを構成することで、自由自在にフォルムを変化させるイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のバッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」や、野球グローブなどユニークなモチーフの再解釈で作られるメンズバッグブランド「ヒカル マツムラ ザ ユニークバッグ(HIKARU MATSUMURA THE UNIQUE-BAG)」を担当してきたデザイナー。今回ローンチされる「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」では、“実験的デザイン”をコンセプトに掲げ、松村独自の思考と豊富な開発経験を活かしたプロダクトを展開。ブランドスタートにあたり、長い歴史の中で根本的なデザインの進化がなかったと言える「バッグ」と「ピンチ」に焦点を当てる。変幻自在なバッグ「ミスロボット」バッグには、四角いモジュールを組み合わせた独自のジョイントシステムにより、形やサイズ、色、柄を自在に操ることが可能な「ミスロボット(Miss ROBOT)」が登場。ファーストコレクションでは、“バッグとは、モノを隠すためにあるのか”という疑問から、新しい価値のバッグを提案する。スケルトン素材を起用することで、バッグの構造を際立たせると同時に、バッグそのものの存在を薄めるというユニークなシリーズとなっている。大小様々!シーンで使い分けできるバッグシリーズ展開されるのは、円柱型モチーフで構造的に最も安定する「アスタリスク(ASTERISK)」や、使いやすさと高いアレンジ性を兼ね揃えた「エックス(X)」、ミニマルな四角のモチーフが目を惹く「ライン( LINE)」など。各ピースは、ジョイト部に蝶番機能を搭載していたり、それぞれ独立したパーツで構成されている為、柔軟な動きにも対応することができる特徴を持っている。“空中にモノを置けたら…”の発想から誕生した「カプセルピンチ」一方工具として知られるピンチには、“空中にモノを置くためのツール”として機能する「カプセルピンチ(CAPSULE PINCH)」が登場。ピンチのカプセル部分に使われている亜鉛ダイキャストの自重で“モノを支える”というシンプルな構造で、限られた空間の中でもスムーズな片付けを叶えてくれる。ストア限定アイテムの販売もなお旗艦店「ゴジュウニ ディー エル ストア」は、ブランドのプロダクトを国内で唯一販売するショップとして機能。店内では、00~99までのシリアルナンバーを刻印した新作バッグをはじめ、アトリエで1点1点制作する数量限定アイテムも展開する予定だ。【詳細】「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」スタート■旗艦店「ゴジュウニ ディー エル ストア」オープン日:2019年1月25日(金)住所:東京都港区南青山6-11-3 神通ビル1階<アイテム例>■ミスロボット・「アスタリスク」Small 30,000円+税、Large 48,000円+税・「ライン」Small 24,000円+税、Large 28,000円+税・「エックス」Small 38,000円+税、Large 58,000円+税■カプセルピンチ 2,200円+税※店内ではキャッシュレス決済
2018年12月08日お笑い芸人の陣内智則が31日、自身のTwitterを更新し、妻でフジテレビの松村未央アナとの間に第1子となる女児が誕生したことを明かした。陣内は「本日父親になりました。産んでくれてありがとう! 産まれてくれてありがとう!」と報告し、「二人ともがんばってくれました。元気な女の子です。」とコメント。さらに「仮装もせずに素っ裸で現れたのに天使に見えました。。これがハッピーハロウィンかな」と喜んだ。このツイートに対して、ファンからは「おめでとうございます」「奥さんもお疲れ様でした」などお祝いの声が多数寄せられた。さらにお笑い芸人・バカリズムも「おめでとうございます!!!一応、名前考えておきますね!」とTwitter上でコメントしていた。
2018年10月31日松村沙友理×はふはふ飲茶。湯気が心まで温めてくれる、君の名は飲茶…♪本場の味をカジュアルに。飲茶ブームが日本上陸!あつあつの点心をお茶と楽しむ「飲茶」は、香港はじめ中華圏でおなじみの食文化。撮影でアジアを訪れる機会も多い松村沙友理さんも、香港や台湾では何度も飲茶タイムを経験しているそう。「いろんな味を試したい派なので、大人数であれこれ頼むのが好き」松村さんが訪れたのは、香港発の点心専門店『ティム・ホー・ワン』。今春の日本上陸以来、行列が絶えない人気店。その理由は、ミシュラン1ツ星らしからぬ庶民的価格と、本場の味にあり。注文後、待つことしばし。ずらりと並んだほかほか点心に目を輝かせる松村さん。まずは香港点心の定番・エビ蒸し餃子。あつあつを頬張ると、「ん~♪」と感無量。「エビがぷりっぷり。エビ大好きだからたまりません。これは餃子好きのまいちゅん(新内眞衣)にも食べさせたいな~」続いて“つるもち”系ライスロール「チョンファン」やシューマイと人気点心に次々と箸を伸ばして「この食感、初めて♪」「これも好き!」ともぐもぐ。さすが乃木坂46イチの食いしん坊キャラ。「知らない料理を食べるのが大好き。メンバーは『食べてる顔がかわいいね』って、結成から7年経った今も言ってくれるんですよ」なかでも松村さんのお気に入りは「ベイクド チャーシューバオ」。メロンパン風の生地に、チャーシュー餡が入った店の名物。実はこれ、テイクアウトもOK。「かりかり生地と甘じょっぱい餡がクセになります。今度メンバーの差し入れにしたいな。あ、お店の場所覚えておかなくちゃ!」と窓の外をきょろきょろ。メンバー思いでやっぱり食いしん坊な“まっちゅん”なのでした。松村沙友理1992 年8月27日生まれ、大阪府出身。雑誌『CanCam』専属モデルや女優としても活躍。アニメと食べることが好き。愛称まっちゅん、さゆりんご。マキシワンピース¥30,000(エディットフォー ルル/ベイクルーズ カスタマーサポートTEL:0120・301・457)ネックレス¥19,000(ミュラー オブ ヨシオクボTEL:03・3794・4037)バッグ¥16,900(チャールズ&キース)その他はスタイリスト私物添好運(ティム・ホー・ワン) 一流ホテル出身の点心師が創業したミシュラン1ツ星の点心専門店。極力待たずに入るなら狙い目は平日15:00~17:00。お会計時にお茶チャージ(+10%)別途あり。東京都千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテ 別館1FTEL:03・6550・881811:00~22:00LO無休※『anan』2018年10月3日号より。写真・村上未知スタイリスト・宇都宮千明ヘア&メイク・扇本尚幸取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2018年09月27日アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」に出演した。松村は「Samantha Thavasa」ステージのトップバッターを飾り、グリーンのレザーミニスカートに、透け感のあるグリーンのトップスを合わせ、ピンクのバッグを肩にかけて登場。スラリとした美脚をあらわに、笑顔を弾けさせながらランウェイを歩いて、観客を魅了した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、観客3万3,300人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2018年09月17日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の奈緒さんです。朝ドラでも抜群の存在感!眩い透明感を放つ新進の女優。4月からNHK朝ドラに出演中の奈緒さん。ヒロインの親友役に大抜擢!「オーディション合格の連絡をいただいたときは胸がいっぱいになりました。そのとき食べていた大好物のカレーを残してしまうくらい(笑)」。偶然にも役名も同じ“なお(菜生)”とは運命的。「菜生という役は自分の妹のような存在。まっすぐで素直になれない性格に共感します」。新潟の日本酒の広告に出演しているほど、実は大のお酒好き。「お酒には強いけど、酔うと泣き上戸に。幸せそうなカップルを見るだけで泣いちゃいます」水彩画を描いていると癒されるんです。朝出かける前や移動などの合間に。観た映画のイラストを描いてます。インスタントカメラにハマっています。撮るのは人がメイン。休日に女子会をしたとき、友達を撮ったりします♪毎日カレーを食べても飽きないくらい大好き。家でも外食でもカレー。2週間食べなかったときは体調を崩しました(笑)。なお1995年生まれ。地元・福岡でスカウトされてデビュー。上京し、女優活動を本格始動。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演中。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2018年04月28日「よかったときも悪かったときも、認めてくれたことを感謝したいと思っています」 2月19日、金メダル獲得後の会見で小平奈緒(31)は家族へ伝えたいことを問われこう答えた。今大会、500mで金メダル、1,000mで銀メダルに輝いた小平の母・光子さん(62)はこう語る。 「平昌に一緒に応援にきてくださった方々は、本当に喜んで頂いて、とてもありがたかったです。ただ、私にとっては、五輪でもどんな大会でも一緒。奈緒が楽しそうにスケートをしている姿をみているだけでいいんです。それは小さいときから同じです」 平昌の観客席から日の丸を身にまとう娘を観ても、光子さんが思い出すのは、ヨチヨチ歩きでスケート靴を履いて滑っていたあの日の姿だ。長野県茅野市に生まれた小平がスケートと出逢ったのは3歳のときだった。 「5歳と4歳年上のふたりの姉が小学校のスケートクラブに入ったんです。幼い奈緒を家に置いておくわけにもいかず、一緒にスケート場に連れて行ったら、ひとりで勝手に遊んでいました」 中学校では、学校でのスケート部の練習のあとに、車で1時間ほど離れた「宮田スケートクラブ」でも滑っていたという。そんな娘を光子さんは支え続けた。 「スケートクラブまでの片道50キロほどを毎日送迎していました。練習を終えて家に帰るのはいつも夜11時ごろ。それでも奈緒は、一度も弱音を吐いたことがありません。私も氷の上にいるのが楽しくて仕方がない奈緒を見ているのが楽しかった」 純粋なまでにスケートを愛する小平は高校卒業後、国立の信州大学教育学部に進学。 「大学卒業するとき、山梨県にあるスケートの強豪チームから誘いがあって、ずいぶん悩んでいましたが、長野県にとどまることを選びました。就職先がなくて、ようやく今も所属する『相澤病院』に決まるまでは、ニートになる覚悟も……」(光子さん) バンクーバー、ソチと2度の五輪出場を果たしたが、個人でのメダルには届かなかった。スポーツ紙記者が語る。 「小平が一気に世界のトップになれたのは、14年からのスケート大国のオランダでの“武者修行”が大きい。大好きな長野を離れ、食事や文化が全く異なるオランダの独り暮らしで、精神的な強さを身につけたのです」 母に支えられて追い続けたメダルを31歳でつかんだ小平。次なる夢は何なのか。光子さんはこう語る。 「(過去に教員になるという夢も語っていたが)教員免許はもっていますが、その時々で夢は変わっていっているのでしょう。将来的にはこうなりたいとか、今の時点ではそういう話はしていませんね。(結婚についても)前から“恋人はスケート”と言っていましたが、今もぶれていないようです。五輪のメダルは通過点とも話していますから、もう少し、氷の上で楽しむ姿を私に見せてくれるのかも」 ぶかぶかのスケート靴を履いていた時と同じ気持ちでーー。母は愛娘の活躍を見守り続ける。
2018年02月21日フジテレビの松村未央アナウンサーが、初めてのラジオパーソナリティに挑戦することが決まった。文化放送で『渋谷×文化ラジオスペシャル~フジテレビアナウンサー松村未央 初めてのラジオ』(16日19:00~21:00)の生放送に出演する。松村未央アナウンサー=フジテレビ提供フジテレビ入社以来、バラエティ、スポーツ、そして現在は報道番組『THE NEWSα』(金曜日)を担当し、昨年にはお笑い芸人の陣内智則と結婚した松村アナ。文化放送では、昨年10月に松村アナの後輩である三田友梨佳アナが特番に挑戦したが、「アナウンサーはあくまでもサポートする側なので、こんな風に自分のことをしゃべるなんて恐らく入社してから初めて」と語るなど、テレビとラジオの違いに戸惑いながらも2時間の生特番をこなしていた。それに続いて担当する松村アナは、夫婦になって初めて迎えた正月の話など、新婚生活エピソードも語る予定。「2時間の生放送、今からワクワク、ドキドキしています。普段はかちっとニュースを読むことが多いのですが、ここでは気を引き締めながらゆる~いトークを展開していきたいです」と意気込みながら、「ラジオならではのアットホームな雰囲気を作り出せたらいいなと思っています。みなさんもぜひリラックスしてお聴きください。メッセージや質問もたくさんお待ちしています!」と呼びかけている。(C)フジテレビ
2018年01月09日現在、日本テレビ系にて放送中のディーン・フジオカ&武井咲W主演ドラマ「今からあなたを脅迫します」に、松下奈緒が出演することが決定。松下さんは、後半戦の重要な鍵を握る登場人物として、11月26日(日)放送の第6話から登場する。本作は、ディーンさんが“脅迫屋”千川完二を演じ、武井さんがお人よしのお嬢様・金坂澪を演じる、新感覚“脅迫”エンターテインメント。今回新たに発表された松下さんが演じるのは、千川のいまは亡き恋人・来栖稚奈。それまで一匹狼の脅迫屋として日陰で孤独に生きてきた千川に、人生のターニングポイントとなる大きな影響を与えた人物という役どころだ。松下さんがが参加しての撮影初日は、脅迫稼業で怪我を負った千川を稚奈が偶然見つけ、自宅で介抱するという過去の回想シーンを撮影。稚奈はオリジナルTシャツをつくるデザイナーで、自分の店をひらいているが、お人よしすぎるのと独特なデザインのせいで、売り上げはいまいち。稚奈と知り合うことで、荒んでいた千川は自分の仕事のやり方や生き方を考え直し始めていくというストーリー。また過去のシーンでは、稚奈と出会って変わる前の現在軸とは一味違った千川の姿も。服装も現在のジャケットスタイルとは異なり、タンクトップや革ジャンなど、ディーンさん曰く「ギザギザハート」のワイルドでやさぐれた見た目で、現場スタッフからは「かっこいい!!」「男らしい!!」という声が上がっていたそう。これまでの放送を見ていたという松下さんは、「あの千川さんがどういう人を好きになるのかな?と思っていました。現在の千川さんは虚勢を張っているのかな?という匂いはしていて。それが今後もっと怖い方向に行くのかマイルドな方向に行くのかは視聴者的にはすごく楽しみにしていました。千川さんの人生に絡めるというのは非常に嬉しいです」とコメント。また千川について「一見何を考えているかわからない不思議な感じがあってチャラチャラしているようにも見えるけれど、いざというときに絶対頼れる何かを持っている、スーパーマンみたいな人ですよね」と印象を話し、ディーンさんも「(稚奈は千川に)愛されている感覚、包まれている感覚をくれた人。千川の歴史をもっと遡るとギザギザハートにならざるをえなかったバックグラウンドがあると思うんですけど、稚奈との出会いで人間が本来持っているような軽さが戻ってきたというか、一人に慣れ過ぎてしまった千川にぬくもりみたいなものを教えてくれた人というんですかね」とお互いの役について語っている。いよいよ第6話から千川の過去が徐々に明らかになってくる本作は、「やさぐれた千川」「好きな人と一緒にいる千川」など、いままでと違った新たな千川の一面や胸キュンシーンも必見。さらに、千川のことを心配しつつもなかなか素直になれない澪が千川の過去に触れ、現在軸の2人の関係性がどのように変わっていくのか、稚奈の謎に包まれた死が今後物語にどう絡んでくるのかも重要な鍵となってくるようだ。「今からあなたを脅迫します」第6話は11月26日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月22日女優の松下奈緒(32)が、10月から放送される黒柳徹子(84)の半生とその家族の物語を描いたテレビ朝日系ドラマ「トットちゃん!」で黒柳の母親役を演じる。 「『徹子の部屋』に続く時間帯で、平日午後12時半から放送されます。同枠のドラマ第1弾『やすらぎの郷』がなかなかの高視聴率だったので、テレ朝が力を入れているドラマです。黒柳の母親は、ドラマの主要キャスト。またまた松下さんに“大仕事”が舞い込んだかたちです」(芸能デスク) 松下は高校在学中にオーディションを経て芸能界入りし、モデルデビュー。その後で女優に転身したが、代表作といえるのは10年に放送されたNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」ぐらいだ。 「朝ドラの後に主演作はこなしているものの、そこまで数字を取った作品はありません。それでも、なぜか松下には大きな仕事のオファーが舞い込むのです」(テレビ局関係者) 主演ドラマのオファーに加え、長年「JAバンク」のCMに出演している松下。なぜ彼女にこれほど次々と“大仕事”が舞い込むのだろうか? 「父親は大手金融系会社の社長をつとめ、彼女自身も東京音大でピアノを学んだことが知られているなどハイソなイメージです。さらにクライアントから評価されているのは、これまでまったくスキャンダルがないところ。そのため、安心して起用することができるのです」(広告代理店関係者) 今後も大作や大企業のCMに起用されそうだ。
2017年09月22日アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」に出演した。松村は「dazzlin」ステージに登場し、花柄のミニワンピースにもこもこのジャケットを羽織ったコーディネートで美脚を披露。両手で可愛らしく手を振りながらランウェイを歩き、先端では頬に手をあてて決め顔を見せ、観客を魅了した。乃木坂46は今回、GirlsAward最多出演アーティスト更新となる10回目の参加を果たし、トリで19thシングル「いつかできるから今日できる」(10月11日発売)など4曲を熱唱。また、松村のほか、白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥、久保史緒里、衛藤美彩、北野日奈子、桜井玲香、堀未央奈がモデルとしてランウェイを彩った。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる幕張メッセに場所を移して開催し、モデル151人、アーティスト14組(130人)、ゲスト31人が出演、観客3万1,000人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2017年09月18日タレントの松村邦洋(50)が13日、ライザップ新CM発表会見に登場。30.6kgのダイエットに成功したというスリムな姿を披露した。 ライザップといえば「結果にコミットする」のキャッチコピーで香取慎吾(40)や岡村隆史(47)、森永卓郎(60)など、数々の芸能人を肉体改造成功へと導いてきた。 かつては体重110.6kgとおデブ体型がトレードマークだった松村も、約8か月の食事指導とトレーニングで80kgにまで減量成功。そのビフォーアフターのあまりの落差から、Yahoo最新急上昇ワードでは1位に。Twitterでもトレンド入りするなど、ネット上で衝撃が走った。 「誰かと思った!」「まるで別人!」などの驚きはもちろんだろうが、それ以上に「あの人に似ている」という声が相次いでいる。中でも多いのは、「春風亭小朝みたい」「林家正蔵と見分けがつかない……」といった、落語家に似ているという声だ。 さらには「高橋克実にそっくり」「顔までビートたけしに似てきたんじゃ」といった声や、会見で黒の丸縁メガネをかけていたせいか「既視感あるなと思ったらワクワクさんだった」「山田五郎?」「角野卓造に見える……」などなど、“誰に似ているか論争”が盛り上がりを見せている。 さて、あなたは誰に見えるだろうか。 会見では津川雅彦(77)、西田敏行(69)、ビートたけし(70)らの物まねを披露し「声がこもらなくなり、聞こえやすくなった」と満足げな表情を見せた松村。痩せたルックスで、今後は新たな物まねが開拓されるかもしれない。
2017年09月15日お笑いタレントの陣内智則(43)とフジテレビの松村未央アナウンサー(31)が、本日6月30日に結婚した。陣内が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーと、フジテレビが、ファックスにて発表。2人は2012年秋から交際し、大安の本日、都内の区役所に婚姻届を提出したという。挙式・披露宴は未定。松村アナは今後も仕事を続ける。2人は連名でコメントを寄せ、「この度、私たち陣内智則と松村未央は正式に結婚しました事をご報告させて頂きます」と報告。「月並みではございますが…笑顔溢れる家庭を築けるよう、日々感謝の気持ちを抱きながら、永遠に二人歩んで行くことを誓います」と抱負をつづった。そして、「今後もお互い責任を持って仕事に向き合い、これまで以上に精進してまいります」と続け、「まだまだ未熟な私たちですが、ご指導ご鞭撻賜わりますよう、宜しくお願い申し上げます」と呼びかけている。
2017年06月30日30日、お笑いタレントの陣内智則(43)とフジテレビの松村未央アナウンサー(31)が都内区役所に婚姻届を提出したと報告。 2012年秋に交際をスタートさせ、結婚の意向を示していた2人は松村アナの誕生日翌日である大安に入籍したという。 所属事務所を通じて「この度、私たち陣内智則と松村未央は正式に結婚しました事をご報告させて頂きます。」とし、「月並みではございますが…笑顔溢れる家庭を築けるよう、日々感謝の気持ちを抱きながら、永遠に二人歩んで行くことを誓います。」とコメント。 また、挙式・結婚式は未定。 これに対しネットでは「結婚おめでとうございます」「結婚式で何を歌うのかな?」「前回のようにはならないことを願うばかり」「今度こそ幸せになってほしいな」などの声が上がっている。
2017年06月30日お笑い芸人の陣内智則(43)がフジテレビの松村未央アナウンサー(30)と結婚に向け準備中であることが25日、分かった。陣内の事務所関係者らが明らかにした。婚姻届けを松村アナの誕生日の翌日である6月30日に出す予定だという。 ’14年に一部週刊誌の報道で熱愛が発覚。陣内は交際を認め、陣内の単独ライブには松村アナが両親とともに駆け付けるなど順調に愛を育んできた。 いっぽうで、陣内は’07年に女優の藤原紀香と結婚し、2年後の’09年に離婚。当時、結婚式で弾き語りをしたことが話題になり、芸人からもよくテレビでいじられていたが、ネットでも「陣内さん幸せになって!」と祝福するコメントとともに「なに歌うのかな~」「曲作ってもらわないと!」と今回の再婚報道でまた歌に関心が高まっている。
2017年05月25日お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也と、女優の松下奈緒が14日、日本テレビ系スペシャルドラマ『天才バカボン2』(1月6日21:00~22:54)のPRで、都内の幼稚園をサプライズ訪問した。上田がバカボンのパパ、松下がバカボンのママを演じる人気漫画実写版の同作は、今年3月に続き第2弾の放送が決定。今回は上田が「クリスマスの時期だから、子どもたちに何か読み聞かせをしてあげたい」という一言をきっかけに実現したもので、原作漫画の人気キャラクターたちが登場する、クリスマスにちなんだ紙芝居を園児たちに披露した。ストーリーは、今作の演出・プロデューサーの日本テレビ・栗原甚氏で、イラストはフジオ・プロダクションが、このために描き下ろした完全オリジナル。約2カ月という期間をかけて共同制作された。上田は、バカボン一家、レレレのおじさん、おまわりさんの6人に加え、サンタクロースやトナカイ、ウナギイヌまで合計11役を1人で熱演。子どもたちは爆笑し、聞き役に回った松下は「あまりにも上手で聞き入っちゃいました! あんなに多い登場人物を、見事に演じ分けていた!!」と感激していた。今回のドラマは、VFX技術を駆使して、ウナギイヌを実写化。また、上田がフィギュアスケートに、ハジメちゃん役の早坂ひららが英語の長ゼリフに挑戦し、バカボン家の隣に住む謎の隣人・マツコ(マツコ・デラックス)が、物語の重要なカギを握る。そのほかのキャストは、オカリナ(バカボン)、高嶋政伸(おまわりさん)、小日向文世(レレレのおじさん)、大野拓朗(若い警官)、寺島進(謎の男)、木下ほうか(八百屋の店主)、中村俊介(栄子の旦那タカシ)、山口紗弥加(ママの同級生・栄子)、織田信成(フィギュアスケーター ※ドラマ初出演)、マイケル富岡(人気超能力者)、北陽・虻川美穂子(近所のおばさん)、船越英一郎(おしどり夫婦・愛鮫浩二)、阿南健治(借金取り)。日テレの桝太一アナ、水ト麻美アナ、ラルフ鈴木アナも登場する。
2016年12月15日「第45回 ベストドレッサー賞」の発表・授賞式が11月30日、都内で行われ、受賞した松下奈緒、菅田将暉、別所哲也、小池百合子東京都知事、岡崎忠彦ファミリア代表取締役社長、漫画家の荒木飛呂彦、レスリングの伊調馨選手が出席した。ファッションをキーワードに、ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的に政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなどの各分野で時代をリードした著名人に贈る同賞。1972年のスタートから第45回を数える今年は、芸能界から松下奈緒が芸能部門、菅田将暉が芸術部門、別所哲也がインターナショナル部門でそれぞれ受賞。ほか、小池百合子東京都知事が政治部門とウールマーク賞のダブル受賞に輝き、岡崎忠彦ファミリア代表取締役社長が経済部門、漫画家の荒木飛呂彦が学術・文化部門、レスリングの伊調馨選手がスポーツ部門にそれぞれ選ばれた。普段はデニムやTシャツといったカジュアルな服装を好んで着用しているという松下だが、この日は透け感のある黒のドレス姿で登壇。「物心ついた時からベストドレッサー賞は耳にしていたので、まさか自分が皆さんとご一緒に壇上に上がると思ってもいなかったので、うれしかったです」と受賞を喜び、「普段は都合がいいものや着心地がいいもの、楽に走るのではなくてちょっとオシャレに見えるものが凄く好きです」と日頃のファッションポイントも解説。また、「勝負服」とかけて「女性として勝負することは最近あった?」という質問には苦笑いを浮かべながらも「そんな日が来る時の心づもりはしているんですけど、なかなか。いつ来るのかな(笑)」と自虐的に語りながら、クリスマスの予定も「多分仕事だと思いますね。仕事終わりは多分忘年会になっちゃうんじゃないかなと思っています」と話した。芸術部門を受賞した菅田は、祖父が仕立て屋だったようで「僕は自宅出産で、その仕立て屋のお店の2階で生まれました」と明かしつつ、最近は自ら服を作っているといい、「表に出せるものではありませんが、洋服が好きなので構造を知ってみたかったんです。1枚の布が袖になった時は感動しました。僕にとっては大事な時間ですね」と祖父の血が騒いでいる様子。そんな菅田の目標は「自分が作った洋服で、いつかこういう華やかな場で着てみたいです。それも一つの目標ですね」と意欲を見せていた。
2016年12月01日フジテレビの松村未央アナウンサーが、あす27日に放送される同局系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、家庭を持つことへの憧れを明かす。今回は、松村アナに、田中みな実、上田まりえという、2009年入社のアナウンサー同期である3人が出演。30歳を迎えた彼女たちが、本音で語り合う。お笑い芸人・陣内智則が交際を公表している松村アナは、明日にでもママになりたいと、家庭を持つことへの憧れを披露。3人の中で唯一局アナとして活動を続けているが、後輩が次々と入り、ベテランになっていく中で、今後の仕事について正直な思いを告白する。田中は、好きな男性に尽くし過ぎてしまうという恋愛エピソードを披露。ほかにも、来年には結婚・妊娠したいという発言の真相や、意中の男性を射止めるアプローチ術、そして、TBSの局アナからフリーに転身して「身のほどを知った」という厳しい仕事の環境も明かす。局アナ時代は「みじめだった」という上田は、日本テレビを退社して、フリーアナでなく"タレント"として活動する理由を告白。また、肉体をひたすら鍛えたり、皿洗いのバイトを確保しながら芸能活動を続けるといったストイックな生活や、局アナ退社時期に大失恋をしたエピソードなどを語る。
2016年11月26日女優の松下奈緒と樋口可南子が、マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日)で吹き替え声優に初挑戦することが15日、明らかになった。11月4日に公開された全米で2週連続1位を獲得した本作は、傲慢な天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てをうしなったスティーヴン・ストレンジが、魔術の力と出会い、壮絶な修行と強大な敵との死闘を経てドクター・ストレンジへと生まれ変わる様を描いた作品。主人公ドクター・ストレンジをベネディクト・カンバーバッチが演じる。このたび、松下と樋口の声優参加が決定。上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジが唯一心を許す元恋人、女医のクリスティーンを松下が、交通事故で外科医としての道を断たれたドクター・ストレンジを「魔術」の師として導くエンシェント・ワンを樋口が、それぞれ演じる。松下は、初の吹き替えは「難しいことだらけでした」と振り返り、「普段、日本語吹き替え版の映画を観ているのと、いざ自分でやってみるのでは全然違っていて、ひとつひとつのシーンに対して本当に大事に命を吹き込むかのように、声をちゃんと入れていかなければいけないな、という事を感じました」と説明。主人公のドクター・ストレンジについても、「自信家で、ちょっと自意識過剰なところは私もすごく好きなんです。でも、そういう人が『実はすごく動物好き』とか『枕が変わったら寝られない』とか、『あ、こういう人でもそういう一面があるんだなぁ』って思ってキュンとしますね」とコメントしている。樋口は、「エンシェント・ワンは設定自体がもう数百歳という理解できない!という設定な上、魔術を使う設定」「演じるティルダ・スウィントンさんのお芝居も抑えたお芝居で、魔術が使えるからといってすごく大げさなお芝居があるわけではなくて、淡々と時々笑みを浮かべながら静かにお芝居をするという…そういうお芝居は本当に難しくて」などと演じる難しさを告白。「私も剃髪したことがある!」「私も腕を組む癖がある」とエンシェント・ワンとの共通点も明かした。また、主役のドクター・ストレンジ役には、『SHERLOCK(シャーロック)』をはじめ、多くの作品でカンバーバッチの吹き替えを担当している三上哲。そして、ドクター・ストレンジの兄弟子で、共に闇の魔術との戦いに挑むモルド役は、数多くの人気キャラクターを演じている小野大輔に決定した。(C)2016MARVEL
2016年11月16日女優の松下奈緒が主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ『特命指揮官 郷間彩香』が、あす22日(21:00~23:10)に放送されるのを前に、原作の梶永正史氏が試写の感想を寄せた。このドラマは、松下演じる捜査二課知能犯第二係主任・警部補の郷間彩香が、巨大組織の事件に挑む姿を描くもの。原作本は、2013年度の第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞している。梶永氏は「台本のセリフの箇所に『!』マークひとつしか書いていない部分があって、ここはどうなるんだろうと思っていましたが、撮影現場に伺った際、出演者の方々は物語の背景や解釈を考えながら表情を作り、納得がいくまで何度も撮り直されているのを目の当たりにしました」と感心したそう。実際に作品を見て、「私が稚拙な言葉をいくら紡いでも伝わらないことを、一瞬の表情で表現されていて、これが映像の力か、と感動した」といい、「著者ですら予想外の展開、そしてなにより俳優の方をはじめとした制作スタッフの方々が真心を込められた作品ですので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけている。
2016年10月21日