東京都美術館で『没後70年 吉田博展』が1月26日(火)に開幕した。明治、大正、昭和の時代に活躍した吉田博による木版による風景画は、日本のみならず世界でも人気が高い。彼の画業を振り返る展覧会は、3月28日(日)まで開催されている。本展は、世界を旅し、その壮大な風景を木版画として発表し続けた吉田博(1876〜1950)の没後70年を記念した展覧会。彼の生涯を丁寧にたどっていくことで、きらめく光やゆらめく水の表現、複雑な色彩表現、卓越した描写力など、彼の魅力に踏み込んでいく。吉田博は明治9年(1876)、福岡県久留米市生まれ。13歳で中学校の図画教師吉田嘉三郎に画才を認められ、14歳で吉田家の養子となり、京都や東京で写生に明け暮れる毎日を送っていた。初めて海外に渡ったのは23歳のとき。当時、黒田清輝ら白馬会メンバーが勢力を強め、国費でフランスに留学していることに吉田は反骨心を覚えたようだ。吉田博《穂高山》自費でまずアメリカに渡り、現地で風景画を描き、売ることで旅費を稼ぎ、数年かけて欧州を巡ってから帰国する旅を連続して行った。吉田が海外で培った技術は高い評価を受け、太平洋画会や官展などに入選、頭角を表していた。そんな吉田が木版画と出会ったのは、大正9年(1920)のこと。江戸時代と同じように、絵師、彫師、摺師の分業制で、現代の風俗(浮世)を描いた版画を作りたい、との思いで「新版画」を提唱していた版元・渡邊庄三郎に出会い、絵師として木版画を手掛けたことがきっかけだ。吉田博《明治神宮の神苑》渡邉版その後、人生3度目となる海外旅行中で、彼はその当時でもまだ江戸時代の浮世絵版画が欧米では人気が高いことを知り、自らが版元となり木版画の制作に乗り出すことを決断。大正14年(1925)に帰国後、アメリカやヨーロッパの風景を木版画にして発表する。吉田が49歳のときであった。吉田博 《ホノルル美術館》米国シリーズ水彩画で培っていた水や光の表現、色彩表現、西洋画の陰影や奥行きの表現を用いつつ、摺師や彫師を使った伝統的な木版画の制作技法を踏襲した吉田の作品群は、たちまち人気となっていった。展覧会では、吉田が旅して描いた国内、国外の風景を木版画はもちろんのこと、スケッチも展示。吉田の直筆によるスケッチからは、非常に描写力に優れていたことを推察することができる吉田博《帆船》帆船大正15(1926)年吉田博《帆船》大正15(1926)年また、同じ版木を使い、刷色を変えた帆船シリーズなども見どころのひとつ。モネの積み藁やルーアン大聖堂の連作のように刻々と変化する空気や光を見事に捉えた連作は、彼の描写力だけでなく優れた色彩感覚も持ち合わせていたこともわかってくる。実際に使用された版木と実作品を見比べることも可能だ。吉田博《冨士拾景》版木 吉田博《冨士拾景》このほかアルプスにグランドキャニオン、浅草や日光など、世界や日本各地の風景の作品が数多く展示されている。本人が旅をして、実際に目に焼き付けた風景画の数々を、しっかりと堪能したい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『没後70年 吉田博展』1月26日(火)~3月28日(日)、東京都美術館にて開催
2021年01月28日秦 基博の24枚目となるシングル「泣き笑いのエピソード」が本日1月27日にリリースされた。本楽曲は昨年11月より放送中のNHK連続テレビ小説『おちょやん』の主題歌としても話題を集めており、杉咲花演じる主人公・千代のひたむきな姿を思い描き、書き下ろされた曲だ。さらにシングル発売に合わせて、タイトルにちなんだTwitterでの応募企画もスタートする。最近落ち込んでたけど元気をもらえた出来事や、過去に挫折を経て成長できた体験談など、応募者の「泣き笑いのエピソード」を140字以内で投稿してもらう企画となっている。秦が気に入ったエピソードは、2月1日20時からのYouTube生配信で秦本人が紹介。紹介した中から3名に本人サイン入りのオリジナル・サクラクレパス(「泣き笑いのエピソード」に出てくる歌詞にちなんだ「たいようオレンジ」「なみだいろブルー」のコラボカラー入り) がプレゼントされる。〈応募方法〉Twitter にて「#泣き笑いのエピソード」「#秦基博」のハッシュタグをつけて、エピソードを投稿してください。〈応募期間〉1/27(水) 12:00〜1/31(日) 23:59■「泣き笑いのエピソード」リリース記念 YouTube 生配信日時:2月1日(月) 20:00~URL:秦 基博「泣き笑いのエピソード」MV秦 基博「泣き笑いのエピソード」Lyric Video「泣き笑いのエピソード」購入、配信はこちらリリース情報秦 基博24th Single「泣き笑いのエピソード」通常盤(CD)1,200円(税抜)初回限定盤(CD+DVD)2,900円(税抜) ※三方背スリーブケース仕様秦 基博「泣き笑いのエピソード」ジャケット【CD】1. 泣き笑いのエピソード2. LOVE LETTER(コペルニクス AT HOME)3. アース・コレクション(コペルニクス AT HOME)4. カサナル5. 泣き笑いのエピソード(backing track)【DVD】初回限定盤のみ『Hata Motohiro Live at F.A.D YOKOHAMA 2020』・シンクロ・フォーエバーソング・色彩・恋の奴隷・Lost・在る・Raspberry Lover・9inch Space Ship・スミレ・ひまわりの約束・鱗(うろこ)・朝が来る前に・Interview & Bonus Track「トラノコ」関連リンクOFFICIAL WEB SITE Twitter OFFICIAL CHANNE FAN CLUB “Home Ground”
2021年01月27日俳優で歌手の菅田将暉(27)が、2月21日に初のオンラインライブ「菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221」を開催する。チケットは2月3日から発売し、見逃し配信も予定されている。2017年から本格的に音楽活動を開始し、2019年にリリースした「まちがいさがし」が各配信ストアで1位を獲得、『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場、『第61回 日本レコード大賞』特別賞受賞など多くの実績を残し、歌手としても注目を集め続ける菅田。今回決定したオンラインライブは初のアコースティック編成でのパフォーマンスで行われる。当日は菅田が28歳を迎える誕生日ということでメモリアルなライブになりそうだ。TOPCOAT LAND会員の参加者には、ライブパートに加えてトークパートの生配信も予定している。また、本日18日(25:00~)『菅田将暉のオールナイトニッポン』にて新曲「星を仰ぐ」のフルコーラスを初オンエア。昨日17日からスタートした日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』の主題歌で、弱冠20歳の新世代クリエイターMega Shinnosukeが作詞作曲を手掛けた。楽曲制作にあたり、菅田自ら演出家、ドラマプロデューサーらとの打ち合わせに参加し、イメージを膨らませたうえでMega Shinnosukeに依頼したというこだわりの1曲だ。
2021年01月18日秦 基博の新曲「泣き笑いのエピソード」が12月21日に配信リリースされることが決定した。本楽曲は現在放送中の朝の連続テレビ小説『おちょやん』の物語をもとに書き下ろされた一曲で、“毎日を一生懸命生きる”主人公のひたむきな姿を思い描いてつくられたという。すでにSNSを中心に“朝の雰囲気にぴったり”、“秦 基博の歌声は朝に合う”など話題を集めており、日本の朝にかかせない楽曲となっている。本日ジャケット写真も同時解禁となった。また、本楽曲のMVに先駆けてティーザー映像がYouTubeで公開された。映像は藤代雄一郎監督が手がけており、カラフルな映像世界の中で歌う秦の姿が印象的な作品となっている。秦 基博「泣き笑いのエピソード」(Music Video Teaser)関連リンク「泣き笑いのエピソード」Pre-save & Pre-Add WEB SITE Twitter FAN CLUB “Home Ground”
2020年12月11日そごう横浜のグルメイベント「第2回 芋博」が、2020年12月2日(水)から7日(月)までの期間で開催される。さつまいもスイーツが集結、そごう横浜で「第2回 芋博」今回で開催2回目を迎える「芋博」は、スイーツを中心とする様々なさつまいも料理に特化したグルメイベント。会場には実演販売も含めて24店舗が出店し、各店自慢のさつまいもグルメを披露する。個性の異なる全14品種が味わえるやきいも中でも特に注目したいのは、「よっしーのお芋屋さん」(神奈川)、「神⼾芋屋 志のもと」(兵庫)、「OIMO cafe」(埼玉)の3店舗が販売するやきいも。蜜感と甘みが強く特徴的な食感をもつ「さつまミライ」、ねっとり甘く水飴のようなコクの「シルクスイート」、上品な甘さがある希少な在来種「紅赤」など、計14種類に及ぶバリエーション豊かな銘柄のやきいもが楽しめる。定番から変わり種まで多種多様なメニューがラインナップこのほか、芋の天ぷら専門店「Tempura Motoyoshi いも」のパフェ、高級芋菓子「しみず」が提案する和のスイートポテト、焼き芋専門店「芋やす」の焼き芋サンドなど、定番から変わり種まで様々なさつまいもグルメが用意されている。開催概要「第2回 芋博」開催期間:2020年12月2日(水)~12月7日(月)会場:そごう横浜店 8階=催会場※最終日は17:00閉場。※イートインラストオーダーは閉場の1時間前まで。
2020年12月03日東京都美術館(東京・上野公園)では、「没後70年 吉田博展」(主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社)を2021年1月26日から3月28日まで開催いたします。福岡県久留米市に生まれた吉田博(1876-1950)は、若き日から洋画に取り組み、幾度もの海外体験を通じて東西の芸術に触れながら、独自の表現と技法を確立しました。画家として才能を発揮した吉田は、画業後半期にはじめて木版画に挑戦し、新たな境地を切り開きます。深山幽谷に分け入り自ら体得した自然観と、欧米の専門家をも驚嘆させた高い技術をもって、水の流れや光の移ろいを繊細に描き出しました。画家の没後70年という節目に開催する本展は、最初期から代表作の木版画を一堂に集めるとともに、版木や写生帖をあわせて展示し、西洋の写実的な表現と日本の伝統的な版画技法の統合を目指した吉田博の木版画の全容を紹介します。世界に挑み、ダイアナ妃やフロイトにも愛された画家、吉田博の作品をこの機会にぜひお楽しみください。【主な出品作品】《日本アルプス十二題 劔山の朝》 大正15(1926)年 木版、紙《瀬戸内海集 帆船 朝》 大正15(1926)年 木版、紙【開催概要】展覧会名 : 没後70年 吉田博展Yoshida Hiroshi: Commemorating the 70th Anniversary of His Death会期 : 2021年1月26日(火)~ 3月28日(日)会場 : 東京都美術館 企画展示室休室日 : 月曜日開室時間 : 9:30~17:30観覧料 : 詳細は決まり次第、特設WEBサイト等でお知らせします。主催 : 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社協賛 : ニューカラー写真印刷特設WEBサイト : お問い合わせ : 03-5777-8600(ハローダイヤル)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月29日秦 基博が、昨年リリースした6枚目のオリジナルアルバム『コペルニクス』の中から、花王「クイックル Joan(ジョアン)」のCMソングとしてもお馴染みの「Joan」のミュージックビデオをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。秦 基博が昼下がりのキッチンで特製チャーハンを作ってくれるほっこりと優しい映像となっており、初のオンライン開催となった「Augusta Camp 2020」(9月26日、27日開催)にて先行オンエアされ、ファンの間では話題となっていた。MV内で作っている秦がレシピ考案をしたチャーハン「もっチャーハン2020」は、料理レシピ動画サービス「クラシル」にてレシピ公開されている。「Joan」Music Video関連リンクOFFICIAL WEB SITE Twitter OFFICIAL CHANNEL FAN CLUB “Home Ground”
2020年09月27日毛穴が詰まっていたり、黒ずんだりしていると、美しくないですよね。ファンデでも隠し切れず、毛穴パックなどの一時的なスキンケアで一時的にキレイになっても、何度も詰まってしまう……そんな悩みを長年抱えていませんか?ずっと毛穴をクリアにできずにいる方は、毛穴が詰まる原因と正しいスキンケア法を知らないのが一番の問題かもしれません。そこで今回は、美容家の筆者が続けている毛穴悩みをクリアにするスキンケア法を、おすすめアイテムとともにご紹介します。【毛穴スキンケア】詰まりの原因は皮脂じゃない!?……まずは原因を知ろう!毛穴の悩みを何とかするには、まずは毛穴の詰まりや黒ずみのことをよく知ること。“敵”をよく知ることが、解決への第一歩です!(1)毛穴に詰まっているのは角栓毛穴詰まりで悩むと、まず皮脂を取り除こうとする方が多いのではないでしょうか。でも、毛穴詰まりの原因は、皮脂だけではありません。毛穴に詰まっているのは、角栓です。角栓は、毛穴の中の角質が剥がれきらず、皮脂やメイクなどの汚れが混ざって固まったもの。ターンオーバー乱れて黒ずんで見えるのは、酸素に触れる部分の皮脂が酸化するためです。酸化すると角栓は固くなり、より取れにくい状態になってしまいます。(2)毛穴の角栓の大半は皮脂ではない実は、角栓の大部分を構成しているのは皮脂ではありません! 肌のターンオーバーが乱れて、毛穴に次々と蓄積される角質が大半なので、角栓の約70%はタンパク質、約30%が脂肪でできています。つまり、皮脂を取ろうとするスキンケアをするのは、効果的とは言えません。むしろ、肌を乾燥させてターンオーバーを乱し、余計に毛穴に角質をため込みやすいコンディションになってしまう恐れも……。皮脂を取り除くスキンケアに力を入れるのではなく、タンパク質をオフすることが大切です。(3)無理な毛穴スキンケアでシミになることも強引に毛穴に詰まった角栓を押し出したり、剥がすときに刺激を感じる毛穴パックを使ったりするのは、肌にダメージを与えてしまうことになりかねません。肌トラブルを起こしたり、刺激によってシミになったりもするので、いち早く正しいスキンケアに切り替えて!(4)毛穴の詰まりの放置はニキビのもと毛穴に角栓ができて詰まると、アクネ菌が繁殖しやすくなります。毛穴の詰まりを放置しているとニキビの原因になるので、角栓を作らないスキンケアを続けることが重要です。悩みをクリアに! 美容家がすすめる毛穴スキンケア5つ(1)クレンジングで角質ケアも……BIKAN「クレンジングオイルCP」毛穴悩みをずっと抱えている方は、きちんとクレンジングができていないと考えられます。丁寧にメイクや汚れをオフすることは、毛穴悩みを解決するための絶対条件! とはいえ、なかなか丁寧なクレンジングを続けられないから、長年毛穴の悩みを抱えているのでしょう。慌ただしい毎日で、クレンジングにじっくり時間をかけられない方には、BIKAN「クレンジングオイルCP」がおすすめです。オイルが毛穴に入り込んだ汚れになじみ、洗い流すとサッとオフできてクリアな肌に整います。BIKAN「クレンジングオイルCP」は、本来は混ざり合わない油と水を、境界線をなくして共存させる技術が使われているクレンジング。そのため、濡れた手で使ってもきちんとメイクや汚れをオフすることが可能です。毛穴に入ったメイクや汗、皮脂、汚れをキャッチし、角質ケアまでも可能! W洗顔なしでスッキリと洗えます。さらに、美容液かのようにコラーゲンとプラセンタを使用しているので、洗い上がりはしっとり! 時短・簡単、きちんと汚れオフ、角質ケア、しっとり保湿の4拍子が揃ったアイテムなので、ついついササッとクレンジングを済ませてしまい、メイクや汚れを毛穴に残してしまいがちな方にぴったり! ぜひ切り替えてみて。(2)古い角質・汚れをオフ……アルジタル「グリーンクレイパウダー アクティブ」アルジタル「グリーンクレイパウダー アクティブ」は、海泥100%でできたクレイパウダー。添加物は一切なし! 週2〜3回のスペシャルケアとしてだけでなく、毎日のパックや洗顔としても使える便利なアイテムです。毛穴で悩む方には、ぜひ取り入れてほしい!アルジタルのグリーンクレイは、イタリアのシチリア島にあるシクリの丘で採掘されます。約1600万年前は海の底だったシクリの丘では、地球が若くパワフルなエネルギーが満ち溢れていたころから、月のリズム(波)を受けてグリーンクレイが積み重ねられました。そんなシクリの丘のグリーンクレイには、海洋性のミネラルがたっぷり!クレイには吸着力があるので、毛穴や汚れを掴んでオフすることが可能です。パックとして使うと、無理に毛穴の汚れを剥がすパックとは一味、二味も違い、洗い流したあとにしっとりみずみずしい肌に整うのが魅力。不要なものがオフされるとともに、海のミネラルが入り込んで肌が輝くように明るくなります!クレイパックとして使うときは、「グリーンクレイパウダー アクティブ」を、クレイと同量の水を少しずつ加えて溶かして、指先にのせても垂れ落ちないくらいのテクスチャーにしてから肌にのせます。目安は、小さじ4杯に水4杯程度です。ふんわりパックを作るには、「グリーンクレイパウダー アクティブ」に半量の水を加えてしばらく置き、1~2分後にクレイパウダーが水分を吸収したら残りの水を加えます。クレイパウダーがしっかりと水分を含んで、ふんわり柔らかいクレイパックのできあがり!スクラブや洗顔として使う場合は、「グリーンクレイパウダー アクティブ」小さじ2杯に、水を小さじ3杯加えましょう。ボディ用に作る場合は、クレイパウダーと水2:3の割合で量を増やしてください。ポツポツとした二の腕の毛穴詰まりやひざ・ひじの硬さや黒ずみが気になる方は、ぜひボディのスキンケアにも使って。手軽に全身のケアができる入浴剤として使うときは、両手にのる量(50~70g)をお湯に入れて溶かします。しっかり体を温め、角質ケアもできるので、これからの冷えこむ季節にぴったりです!クレイの毛穴ケア力、保湿力は、使ってみると誰でも感じられるはず。未体験の方はぜひトライして!(3)手ごわい毛穴の詰まりに……チャントアチャーム「パウダーウォッシュ」しつこく毛穴に詰まった角栓や角質をほどくように分解することができるのが、自然由来成分100%でできた薬用酵素洗顔・チャントアチャーム「パウダーウォッシュ」。薬用成分とパパイン酵素で、角栓にはたらきかけてゆるめてオフ! さらに、ドクダミ、オウゴン、セイヨウノコギリソウといった無農薬ハーブエキスが、うるおいを与えてしっとりスキンケアします。乾燥肌でも問題なく使える洗顔パウダーです。薬用成分は、生薬の一種である甘草由来のグリチルリチン酸ジカリウム。抗炎症作用があり、ニキビや肌荒れも防いでくれます。パパイン酵素は、パパイヤの果実の乳汁から採れる成分で、タンパク質を分解するはたらきが。毛穴に詰まる角栓の大部分がタンパク質なので、毛穴詰まりにぴったりの成分といえます。酵素のパワーは湿気に弱いため、1回分の洗顔パウダーが個包装になっているのもうれしいポイント。毎回フレッシュな洗顔料で洗えます。毛穴ケア効果をしっかり感じるためには、「パウダーウォッシュ」をしっかり泡立てること! 少しずつ2~3回に分けて水を加えると、うまく泡立ちます。皮脂が多く出る小鼻や額(Tゾーン)から、くるくるとやさしくマッサージするように洗うとよいです。そのあと、くるくるしながら顔全体に広げたら、最後に1分ほど泡パック。ぬるま湯で洗い流すと、毛穴の黒ずみはキレイになっているはず!この洗顔を続けてると、毛穴の詰まりもだんだん目立たなくなり、理想的なコンディションに整います。毎日の洗顔を変えるだけなので、ぜひ試してみて。(4)徹底保湿して毛穴もキュッ!……KOUJI HIME「ライスバリアフェイスマスク SOFT & GLOW」毛穴を目立たなくするには、周りの肌をみずみずしくふっくらさせることが重要なカギ。しっとり肌をキープして肌サイクルを整えることで、毛穴が詰まりにくくなります。また弾力に満ちていると、毛穴がキュッと引き締まって見える効果も。今よりもっとうるおいに満ちた弾力肌に整えるには、スペシャルスキンケアとしてKOUJI HIME「ライスバリアフェイスマスク SOFT & GLOW」をプラスするのがおすすめ。KOUJI HIME「ライスバリアフェイスマスク SOFT & GLOW」は、日本の伝統美容成分・麹エキスと日本酒由来成分を使用したスキンケアマスク。使われている麹エキスと日本酒由来成分は、なんと300年以上も続く酒蔵で独自抽出したもの! 酒造り職人は厳しい水仕事をしているのに、手肌がしっとり透明感に溢れているのは、麹のおかげだといわれています。麹は、セラミド、ビタミン、アミノ酸、ペプチドなどを含有。乾燥した肌をしっとりみずみずしく整え、透明感溢れるハリ肌に導くために欠かせないスキンケア成分が詰まっているのです。さらに「ライスバリアフェイスマスク SOFT & GLOW」に採用されている、日本酒に使われる米ぬかや米胚芽由来のセラミドには、セラミド合成をサポートする成分も含まれているそう! セラミドを補給して水分を抱え込みつつ、バリア機能を高めるはたらきが期待できます。日本酒由来のライスセラミド以外にも、人の皮膚にもっとも多く含まれるセラミドNG、水分バリアに関わるセラミドNP、刺激を与えずにダメージケアするセラミドAPをカプセル化して採用。ライスセラミドとセラミドカプセルによって、乾きがちで毛穴も詰まらせやすい肌をしっとりみずみずしく維持することができます。そして、毛穴ケアにぴったりの3つのスキンケア成分も! 肌をやわらげ、弾力性を向上させながら毛穴目立ちを防ぐノイバラ果実エキス、毛穴トラブルの原因「NF-KB」の過剰なはたらきに着目したアーチチョーク葉エキス)、乾燥で開いた毛穴を引き締め、キメの整ったなめらかな肌に導くハマメリスエキスで、コンディションを整えていきます。加えて、異性化糖、アラントイン、グリチルリチン酸2K、ティーツリー葉油、加水分解ローヤルゼリータンパク、オウゴン根エキス、ビルベリー葉エキスといったスキンケア成分により、肌荒れを防いでしっとり肌をキープ。頼もしいマスクです!KOUJI HIME「ライスバリアフェイスマスク SOFT & GLOW」は、洗顔後に使います。美容液がひたひたに浸み込んだ“ぷるぷるマスク”を肌にのせ、10分キープ。オレンジブロッサムとローズのピュアな香りで、10分間が至福のひとときに!マスクを外したら、美容液をなじませるようにハンドプレス。筆者も使い続けていますが、初めての1回でつやつやの弾力肌に整いました。毛穴もだんだん気にならなくなってきます。短時間で理想の肌に整うので、一度使うと虜になるはず!パラベン、鉱物油、エタノール、石油系界面活性剤、シリコン、合成着色料、紫外線吸収剤フリーで、敏感肌向けパッチテスト実施済。マスク自体の肌あたり心地よく、デリケート肌でも気持ちよく使えるフェイスマスクです。「毛穴が目立って辛い!」「今このコンディションから抜け出したい!」というとき、大切な日の前、週に1~2回のスペシャルケアとして、ぜひ取り入れてみて。(5)キメを整えつるつる肌に……Obaji「C5セラム」Obaji「C5セラム」は、角層を保湿しながらキメを整え、ざらつき、毛穴などの肌悩みに多角的にアプローチするビタミンCセラム。ビタミンCにビタミンEも加わり、透明感溢れるハリ肌を目指せます。Obaji「C5セラム」を含む「Cシリーズ」は4段階の濃度に分かれていて、Cのあとの数字が大きいほどビタミンC濃度が高くなっています。ロート製薬の技術が集結し、ビタミンCの配合の限界に挑戦し続け誕生した「C25セラムNEO」はブランド最高峰のスキンケアアイテム。毛穴悩みを解消するためには、スキンケアを継続することが大切。無理なく毎日朝晩続けるためには、まずは「C5セラム」から試してみるとよいでしょう。「C5セラム」は化粧水のあとに3~4滴使います。筆者が「C5セラム」で朝晩スキンケアを続けてみると、1カ月経つ頃には小鼻や頬の肌が引き締まり、毛穴もキュッとして目立ちにくくなりました。つるんとした小鼻になり、メイクのりもアップ! くすみもクリアになり、透明感が増しましたよ。毎日朝晩のスキンケアで、化粧水のあとに一足ししてみて。毛穴悩みにアプローチするスキンケアアイテムを5つご紹介しました! 毛穴が目立たないつるつる肌になるには、毎日のスキンケアが重要。ご紹介したアイテムを参考に、汚れをオフすること、保湿して弾力を保つこと、引き締めることを忘れずに、お手入れを続けてみてくださいね。
2020年09月22日インクに特化した文具の販売会「文具女子博 #インク沼2020」が、五反田TOCビルにて2020年9月11日(金)から13日(日)まで開催される。「文具女子博」は、日本最大級の文具の即売イベント。 老舗の文具メーカーや気鋭の新しいメーカー、また個性豊かなオリジナル商品が充実した文具店などが集結する。万年筆インクに特化したイベント「文具女子博 #インク沼」は、2019年に初開催され3日間で約5,000人の来場者を記録した。今回は、2019年開催時も好評を博した日本全国の文具店オリジナル「ご当地インク」を、ラインナップを増やして展開。全国各地の産物や特色をテーマに製作された、普段は現地でしか手に取ることのできない全国各地の「ご当地インク」が一堂に勢揃いする。また、ペン先にインクを浸して使用する「ガラスペン」も登場。ガラスならではの透明感や美しい見た目に加え、使用後の手入れやインクの入れ替えも手軽にできるガラスペンは、万年筆インクとセットで楽しみたい筆記具だ。2019年開催時の2倍にのぼるガラスペン専門店が出店し、充実のラインナップを揃える。さらに、自分だけのオリジナルカラーのインクが作れるイベント「インク工房」や、漫画家・星野桂とコラボレーションした文具女子博会場限定「星野桂オリジナルインク」の販売など、注目のコンテンツが目白押しとなっている。【詳細】「文具女子博 #インク沼2020」開催日時:2020年9月11日(金)~13日(日)※前売入場チケットによる定員入れ替え制にて実施。※各日とも入場数に制限あり。会場:東京・五反田TOCビル 13階 G・Hホール住所:東京都品川区西五反田7-22-17前売チケット料金:未定チケット発売時期:2020年8月上旬頃 ※ローソンチケットにて販売予定※入場特典として、文具女子博オリジナルインク帳、文具女子博オリジナルローラーボールペン(コンバーター付き)を入場時に配付。※チケット詳細は決まり次第、公式サイトにて告知。■インク工房開催日:9月11日(金)、12日(土)※数量限定イベントにつき、整理券を配布。価格:2,000円+税
2020年07月19日Creepy Nutsと菅田将暉によるコラボ楽曲「サントラ」が、本日7月1日より配信開始された。2019年8月『菅田将暉のオールナイトニッポン』にCreepy Nutsがゲスト出演した際、菅田の「今夜はブギー・バックのような曲にチャレンジしたい」という発言に盛り上がったことに端を発したこのコラボ―レーション。SNS上でも大きな話題となり、番組リスナーだけでなく、幅広い音楽ファンの注目を集めていた。この楽曲は日本テレビ系『スッキリ』 7月テーマソングとして1日の放送から使用される。■リリース情報Creepy Nuts × 菅田将暉「サントラ」作詞:R-指定作曲/編曲:DJ松永配信日:2020年7月1日
2020年07月01日『人種が違う』というだけで起きる差別の歴史は古く、残念ながら現在でも根強く残っています。誰もが被害者にも加害者にもなり得る人種差別。人種間にかぎらず、差別そのものがなくならない理由や要因は、長い歴史の中で複雑に絡み合い、ひと言では簡単に説明できません。しかし、尾添(@ozoekkk)さんがTwitterに投稿した体験談を読めば、差別問題解決のきっかけがつかめるのではないでしょうか。『叔母と私と、人種差別の話』日本から南欧に移住し、30年以上現地で暮らす叔母を持つ投稿者さん。叔父の葬儀のため、叔母が暮らす南欧を訪ねた際、都市部のカフェで人種差別を目の当たりにしたといいます。叔母と私と、人種差別の話 pic.twitter.com/XhqdjhHoYb — 尾添 (@ozoekkk) June 25, 2020 差別の根本にあるのは、孤独と未知の恐怖。差別する人は、現実に向き合いもせず、軽蔑したり怯えさせたりすることで自分を守る臆病者。海外で暮らす人たちが今以上に少なかったであろう時代から、異国の地で暮らしてきた叔母だからこそ、その言葉には重みがあります。また、叔母は差別を許してはならない理由について、こうも語っていたのでした。『生きる』ということは、社会や世界とつながり、支えあっていくこと。人種や性に関する差別は特に許してはいけない。個性を否定することだから。目の前にいる相手を知るということは、社会を知り、世界とつながる一歩目ともいえます。『自分と違う』『自分の知らない現実』というだけで目をそらし、ましてや相手を否定し続けた先に、一体何が残り何が得られるというのでしょうか。誰かと違うことは何も怖くないことだと、一人ひとりの内側から変えていかなきゃ進まない気がする。自身が目の当たりにした差別をきっかけに、そう語る投稿者さん。人種だけでなく、世の中には性的指向や性別、生まれ育った地域や職業など、数多くの差別が存在します。「自分に差別は関係ない」と思っていても、現実に差別は起きていて、自分が気付かないだけでとても身近な問題です。もしかしたら、知らないうちに差別を受け、または差別している可能性も。「差別はいけない」と語るのは簡単なことですが、では実際に差別をなくすためにはどうすればいいのか…答えは自分の心の中にあるのではないでしょうか。尾添さんのほかの作品はコチラから現在、イラストレーターや漫画家として活躍している尾添さん。ほかの作品はInstagramやウェブサイトから見ることができます。ぜひ、ご覧ください。ウェブサイト:戯曲キャンディInstagram:尾添(ozoek12)[文・構成/grape編集部]
2020年06月26日大阪・北浜のショップ「ニューピュアプラス(NEW PURE +)」にて、注目の陶芸家・根本裕子が手がける器のブランド「SANZOKU」の初の個展が、6月13日より開催される。第23回岡本太郎 現代芸術賞・岡本敏子賞 を受賞した注目の陶芸家、根本裕子。今回、ニューピュアプラスでは、彼女が手がける「SANZOKU」の初めての個展を開催。 「SANZOKU」は、“(山に)こもる為の食器”をイメージして作られた、可愛らしくも風変わりな器を展開するブランド。実際に使用出来る食器でありながら、所有することで楽しさ・ 自由さを感じられるアートピースになることを目指して制作されている。手びねり(紐上にした土を一段づつ積み上げて形成する手法)により一点一点、 彫刻のように制作される「SANZOKU」の可愛らしくも風変わりな器の数々。 貴重な作品群がそろう貴重な機会なので、気になる人はぜひ、チェックしてみて。【イベント情報】SANZOKUの陶芸展会期:6月13日〜6月28日(会期中の水曜日は休み)会場:NEW PURE + / 地下スペース Chika No Akichi住所:大阪市中央区淡路町1-1-4時間:13:00〜19:00>>その他のアート・カルチャーの関連記事はこちらから
2020年06月02日俳優・歌手の菅田将暉が、2018年に行われた初ライブツアー「菅田将暉 Premium 1st TOUR 2018」の東京公演の映像を期間限定で公開することが12日、明らかになった。2019年7月10日に2ndアルバム『LOVE』をリリースし、収録されている楽曲「まちがいさがし」は各所配信ストアにて1位を席巻。2019年には『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞も受賞した菅田。今回YouTube菅田将暉 Official Channelにて公開されるのは菅田の初ライブツアー映像で、12日18時~31日24時の期間限定となる。この映像は2018年8月1日にリリースされたシングル「ロングホープ・フィリア」の初回生産限定盤DVDに収録された内容となっている。○「菅田将暉 Premium 1st TOUR 2018」 02.23 渋谷WWW X /Song Selectionさよならエレジーばかになっちゃったのかな今夜いいんだよ、きっと台詞風になってゆく見たこともない景色ゆらゆら
2020年05月12日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「今まで登場した、全ての妄想主役たち、と根本宗子」です。行きつけの中華料理屋の看板店員おばちゃんから、会話が気になりすぎるカップル、テーマパークで見つけた謎おじさん、などなど、日常の中でふと出会った人々の言動から、時に鋭く、時に優しく、時に斜めの方向に妄想を広げる根本宗子さんの連載「妄想スイッチ」。今回は、過去の連載を振り返るインタビューをお届けします。まずは、根本さんにとって“妄想が広がってしまう可愛い人”とは?「私が可愛いと思ってしまうのは、どこか抜けている人。昔から、食べている途中で食べ物がお箸やスプーンからこぼれてしまう人を見るのが好きなんです。“かわいそう”と“可愛い”が入り交じった感情を抱くというか。あと、ケーキを知り合いと食べに行って切り分けた時、お皿の上のケーキが倒れちゃってる人、好きですね!わりと私も倒れがちで、自分だと悲しいんですが…。不幸までいかない、ちょっとしたアクシデントに遭遇しがちな人は、つい見てしまいます」“妄想主役”で特に印象に残っているのは?「すぐ思い浮かぶのは、マキ・コニクソンさんですね(第30回に登場した高橋みなみさんと朝井リョウさんのラジオで知ったハワイ在住のコーディネーターさん)。掲載直後に朝井さんから“イジりすぎ!”と注意を受けました(笑)。(過去の連載ファイルを見ながら)あ、この行きつけのマッサージ店ののざきさん、やめちゃったんですよね…。このベローチェのピンクのおじさん4人組は、映画が撮れそうなくらいのインパクトがありました。広いベローチェって、ソファ席があって大体年配の方で埋まっているのですが、そこに逸材がいるんですよ。でも、ロンドン滞在時期が、一番この連載向けのネタがあったかもしれない。言葉がわからないから妄想せざるを得なくて」そんな根本さんの妄想主役を見つける力は、生まれながらに持つ、ある能力が関係しているとか。「子供の頃から、人が喋ってる内容がすごく耳に入ってきちゃうんですよ。ファミレスにいる時も、どの席の人が何を話していたか、けっこう覚えています。小学生の時のあだ名は『聖徳太子』。授業中友達とベラベラ話していても、先生に今何を言っていたか質問されると全部答えられるという。先生からするとイヤな子ですよね(笑)」連載を始めた当初は、ちょっと斜めから人を見て、“こういうイヤなところがあるんじゃないか”という視点で妄想を広げていたと話す根本さん。でも、ある時から書き方が変わったという。「いろんな雑誌などを読んでいて、他人のことをバカにして笑いをとる人が多いなと感じて。それを自分でやるのはイヤだなと。そこから、書き方が変わったかもしれないですね」最後に、可愛らしく生きていきたいと思っているanan読者にメッセージを送るなら?「『“行きたい!”とか、“いいなー!”を素直に言えたほうがいいと思います』ということでしょうか。私は言えないんです…。きっとそういう人のほうが友達も多くて、楽しく毎日を過ごせるんじゃないかな(妄想)。私は、ほんとに“いい!”とか“面白い!”とか思っている時ほど、相手に“こいつ、ほんとは思っていないのに言ってるんじゃないか?”と思われているんじゃないかと妄想しちゃって、結局何も言えない…。楽屋挨拶でも、感想をボソボソ喋ってコソコソして見えるのか、『楽屋泥棒』ってあだ名をつけられました(笑)。友達の持ち物を可愛いと思って同じものを買っても、“真似したな”と思われるのがイヤで一度も使えなかったり。でも、その性格が、この連載に役立っているのかもしれないですね。50周年以降も、どうぞよろしくお願いいたします!」ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。2009年に劇団、月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても活躍。※『anan』2020年3月11日号より。写真・中島慶子スタイリスト・東 佳苗ヘア&メイク・Masayo衣装協力・rurumu:(by anan編集部)
2020年03月05日宮城県仙台市の「夢メッセみやぎ」にて開催を予定していた、「文具女子博 petit 仙台」の開催中止が決定。文具にこだわる女性、すなわち“文具女子”に贈る「文具女子博」は、老舗から気鋭まで様々な文具メーカーが自慢の文具を販売する、日本最大級の文具イベントだ。今回、東北地方では初の開催となる。【詳細】「文具女子博 petit 仙台」<開催中止>会期:2020年9月25日(金)~9月27日(日) ※予定当初、2020年3月に開催予定であったが、延期となり9月の開催へ。詳細などは追って発表となる。会場:夢メッセみやぎ住所:宮城県仙台市宮城野区港3-1-7
2020年02月24日「さつまいも博2020」が、2020年2月21日(金)から24日(月・休)までさいたまスーパーアリーナ・けやきひろばで開催される。「さつまいも博2020」は、焼き芋・サツマイモファンにはうれしい“さつまいもづくし”のフードイベントだ。目玉イベントとなるのは、全国で最も美味しいやきいもが決まる「全国やきいもグランプリ」。全国から18店舗が集まり、焼き芋はもちろん、さつまいもスイーツなどを取り揃える。茨城県のらぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジや、東京都・あめんどろ、広島県・おいもやなど、全国の人気店ばかりが集結する。会場では、各ショップのさつまいもを食べ比べできるようセットメニューを用意。3店舗のメニューを食べ比べしながら、自分好みの焼き芋を見つけてみて。同時に、会場内に設けられた特設ステージでは、体験型イベントも実施。人気の“おしりたんてい”が握手してくれたり、アイドルステージ、さつまいも実験ワークショップなどが行われる予定だ。【詳細】「さつまいも博2020」開催日時:2020年2月21日(金)〜2月24日(月・休) 11:00〜18:00場所:さいたまスーパーアリーナ けやきひろば住所:埼玉県さいたま市中央区新都心10参加費:入場無料<全国やきいもグランプリ参加店舗>oimo cafe(埼玉県入間郡三芳町)/芋屋 HUG(兵庫県神戸市)/いも家Kaneki(栃木県佐野市)/らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ(茨城県行方市)/おいもや(広島県広島市)/あめんどろや(東京都文京区)/芋姫(秋田県秋田市)/Minimal Veggie(東京都大田区)/超密やきいもpukupuku(東京都品川区)/やきいも茶房C&M’s 銀座いもっ娘(群馬県太田市)/cafe netaimo(千葉県香取市)/SAZANKA(宮崎県宮崎市)/ヒゲ商店(福井県福井市)/やきいも処 DoCo? 弐番館(山形県鶴岡市)/阿佐美や(埼玉県戸田市)/倉田屋 お芋Sweets(東京都北区)/やきいもコロ(愛知県知多郡)/よっしーのお芋屋さん(神奈川県藤沢市)
2020年02月15日別冊「根本宗子」第8号『THE MODERN PLAY FOR GIRLS 女の子のための現代演劇』が、1月22日(水)から26日(日)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて上演される。昨年末に代表作『今、出来る、精一杯。』で新国立劇場 中劇場に進出。息つく間もないスピードで10周年イヤーを駆け抜けた演劇モンスターが、今度はKAATで新展開を見せる。この別冊「根本宗子」とは、根本宗子が主宰する劇団、月刊「根本宗子」の派生ユニット。これまでも月刊「根本宗子」とはひと味違ったチャレンジングな試みに挑み続けてきた。今回のチャレンジは、まず2本連続上演であること。そしてそのうちの1本『Whose playing that “ballerina”? そのバレリーナの公演はあの子のものじゃないのです。(English ver.)』はタイトル通り全編英語(日本語字幕あり)だ。この作品に関しては初演を観ているのだけど、ぼっちの女の子が3人の女友達と出会い、孤独から救われていく……というストーリー。だけども、それだけじゃないのが、根本宗子のすごみだ。自虐と妄執が自家中毒を起こしながら、笑えないはずの人生を爽快に笑い飛ばしていく終盤のカタルシスは、天下一品の破壊力。あの疾風怒濤のセリフ量が英語劇になったとき、どんな変化を見せるのかは一見の価値ありだろう。そしてもう1本は新作『超、Maria』。こちらは根本宗子と、姉妹の音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のボーカル・ももによる二人芝居。それを、同じく「チャラン・ポ・ランタン」の小春の生演奏と共に上演する。根本宗子と「チャラン・ポ・ランタン」と言えば、『愛犬ポリーの死、そして家族の話』で劇中楽曲の提供を受けるなど、その相性の良さはすでに証明済み。タイトルの『超、Maria』が文字通り聖母マリアのことだとしたら、これまで女性の内面を切っ先鋭いセリフで過剰なぐらい饒舌に描いてきた根本が、聖母をモチーフにどんな二人芝居をつくるのか興味が尽きない。タイトルに掲げる通り、今回はまさに女の子による女の子のための演劇。ニットブランド『縷縷夢兎』の東佳苗の舞台装飾など、そのガーリッシュな世界観は夢見る女の子たちの心を、時にスイートに、時にビターにくすぐるはず。そして男性は恐る恐る足を踏み入れつつ、彼女たちのパワーにねじ伏せられてほしい。文:横川良明
2020年01月22日子どもたちに大人気のイベント「トミカ博 in NAGOYA~まちをまもるクルマ大集合!~」が本日から22日(日)まで名古屋の吹上ホールで開催される。全世界30以上の国と地域で発売され、これまでに6億台以上を売り上げたタカラトミーのトミカは現在も子どもたちから絶大な人気を集めており、トミカの世界を楽しめる“トミカ博”は全国各地で開催されている。本会場にもパトロールカーや消防車など“まちをまもるクルマ”が勢揃い。巨大ジオラマや“トミカバリエーション”と題した展示、記念撮影コーナーが登場。また、別途プレイチケットを購入することで各種アトラクションにも参加可能で、自分で選んだパーツを“カシメマン”が目の前で組み立ててくれる組立工場、トミカつり、トミカルーレットなど様々な遊びが用意されている。その他、イベント記念商品も販売されるマーケットも設置。有料入場者にはトミカがプレゼントされ、平日は3車種から、土日は2車種から選ぶことができる。トミカ博 in NAGOYA~まちをまもるクルマ大集合!~12月13日(金)から22日(日)まで吹上ホール(中小企業振興会館)平日10時から16時まで土日9時30分から16時まで入場は閉場の30分前まで入場記念トミカあり(有料入場者のみ/無料入場の方を除く)大人 1200円子ども 1000円2歳以下無料(C) TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です
2019年12月13日“精力的”という言葉では、今の彼女の勢いは表現できないのではないか?根本宗子のことを形容しようとすると、そんなことすら思わせる。彼女のホームグラウンドである「月刊『根本宗子』」、その最新公演『今、出来る、精一杯。』が、12月13日(金)に東京・新国立劇場 中劇場で開幕する。近年はプロデュース公演でも活躍中の根本だが、「月刊『根本宗子』」は根本が主宰する劇団で、今年旗揚げ10周年を迎える。しかし、他劇団の10年に比べ、彼女のその期間はずいぶんと濃密だ。劇団公演やその派生ユニット、実験公演の作・演出をすべて根本が務め、その数はなんと40作近い。2019年を軽く振り返ってみただけでもプロデュース公演の作・演出を2本、10月には「別冊『根本宗子』」名義で福原充則の名戯曲『墓場、女子高生』を上演。その一方で毎月トークイベントも開催している。ある意味、“満を持しての”劇団公演と言えるかもしれない。この『今、出来る、精一杯。』はこれまでも2013年、15年と劇団の節目に上演されてきた、劇団の代表作といえる存在。こう聞くと「プロデュース公演で注目されてきたところだし、劇団公演は過去の自信作にしたんだな」と思うかもしれないが、そんな分かりやすい作戦は取らないのが彼女のすごさ。代表作を音楽劇としてリメイク、しかも音楽を手がけるのは、今作に俳優としても出演する清竜人!この人もシンガーソングライターとしてデビューしたと思ったら“一夫多妻制アイドル”を手がたりとトリッキーな活動で知られた存在だけに、当然過去作とは違った感触のものになるはず。もともと音楽を使用した舞台作品では定評のある根本だけに、そのあたりも期待できそうだ。今作に出てくるのはとあるスーパーのバックヤードと、男がヒモ状態の同棲カップル。登場人物たちは決して清廉潔白ではなく、弱い部分やダメな部分、ずるい部分や欲望、そんな負の側面を皆抱えている。エンタテインメントとしてそんなドロドロした部分を描き出しつつも、どこか生きていることを肯定されたような、そんな気分にさせてくれるのが根本作品。今観ておくべき作り手の作品で2019年を締めくくる、そんな年末もいいではないか。12月19日(木)まで。文:川口有紀
2019年12月10日“さつまいも”づくしのイベント「芋博」が、2019年12月4日(水)から9日(月)まで、そごう横浜店にて開催される。初開催となる「芋博」。専門店とっておきの焼き芋はもちろん、さつまいもを使ったスイーツなど約33ブランドがラインナップする。会場では、やきいも処 DoCo?弐番館の「やきいもモンブランクレープ」や、3種のさつまいもを使ったスイーツをどんぶりで提供するOIMO cafeの「いも丼」など、さつまいもの味わいを楽しめるメニューを展開。また、鳴門金時クリームをサブレでサンドしたフレンチモンスター「月へ鳴門へ」 、安納芋をベルギーチョコでコーティングしたスイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」など、人気の芋スイーツも多数取り揃える。さらに、とっておきの焼き芋も用意。焼き芋専門店「よっしーのお芋屋さん」では、甘みや香りの強い「ホワイトスイート」や、蜜感のある「さつまミライ」など、希少なさつまいも6種類を楽しむことができる。【詳細】芋博開催期間:2019年12月4日(水)~9日(月)時間:10:00~20:00(最終日は17:00閉場) ※イートインラストオーダーは閉場の1時間前まで会場:そごう横浜店 8階催会場住所:神奈川県横浜市西区高島2丁目18-1展開メニュー例:・OIMO café「芋博限定いも丼」 1,100円・やきいも処 DoCo? 弐番館「やきいもモンブランクレープ」 918円・蜜香屋「おいもとアイス」 721円・フレンチモンスター「月へ鳴門へ」 1,620円・スイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」 1,251円・よっしーのお芋屋さん「焼き芋」 432円〜※価格はいずれも税込※画像はいずれもイメージ
2019年12月07日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「女性看護師さん」です。今年最後となる舞台『今、出来る、精一杯。』の稽古がはじまりました。この作品は自分の車椅子時代の話を書いたり、当時の実体験をそのまんま書いていたり、かなり自伝的な要素が強いお芝居で、過去2度上演しているんですが、久々にまたこの戯曲と向き合い、当時の気持ちを思い出してえぐられる毎日です。向き合っている作品によって生活ががらりと変わるとまではいかないのですが、「わー!いえーい!!」みたいな作品やっている時は、元気モリモリ!たくさん食べよう!となるし、「うおりゃー」と地の底から這い上がるような精神力で創る芝居の時は20代前半みたいな暮らしに戻ったりと、生活にも変化が多少あるため、今回は何となく家にこもって悶々と考える日々が続いています。ベッドからなるべく出たくないみたいな気持ちになるかなあとも思っていたんですけど、とにかく稽古が楽しくて、さらにそこに清竜人さんの音楽があり、大変贅沢な稽古時間を送らせてもらっています。ヘビー級の台本を扱っているが、幸せな気持ちだから、いい人について考えてみた。この間持病の検診に行った時の看護師さんが「レントゲン、気をつけて行って来てくださいね」と優しく言ってくれた。妄想スイッチオン!(尊敬スイッチです、今回)看護師さんという職業は本当に大変な仕事です。私が入院していた病院ではわがままを言って看護師さんを困らせるおばあちゃんや、看護師さんのおしりとか触る困ったおじいちゃんなどがいました。それでも笑顔でうまく対応していく看護師さんの能力や人間力、本当にすごいです。もちろん患者さんは病気と闘ってますから、当たり前でしょと思われるかもですが、それだけでは飲み込めないいろんなことが、看護師さんたちにはあるはずで。今回の看護師さんも、めちゃくちゃ病院混んでいるし、クレーマーも多いのに、すべての人に同じように接するマリアみたいな看護師さんで。私は些細なことでイライラしてる自分の小ささが悲しくなりました。はー、常に笑顔でいたいもんだ!ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』を12月に新国立劇場中劇場で上演。※『anan』2019年11月27日号より。(by anan編集部)
2019年11月21日“菅田将暉主演”。この文言だけで気持ちが高ぶる人も多いだろう。デビューから10年、作品ごとに振り幅の大きな才能を開花させ、その魅力を刺激的に見せてきた菅田将暉。彼の次なる主演作は、フランスの作家アルベール・カミュによる戯曲『カリギュラ』。「あの『カリギュラ』に手を出すということで震えています。もちろん良い意味で」と、菅田自身が気持ちを高ぶらせる舞台だ。描かれるのは、ローマ帝国の若き皇帝カリギュラと彼を取り巻く人々。非の打ちどころがない理想的な皇帝だったカリギュラは、愛し合った妹が急死した日に宮殿から姿を消し、3日後に戻ってきたのを境に豹変。貴族平民問わず、何らかの財産を持つものを区別なく殺害し、その財産を奪うという残虐非道な行為を繰り返していく……。菅田は「どこまで何が出来るかはわかりませんが、身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います。自分なりの、ひとつ生き様を」と強い思いを吐露。冷酷な皇帝をどのように体現するのかが注目される。また、共演にも魅力的な顔ぶれが揃う。カリギュラに目の前で父を殺され、彼を憎みながらもその苦悩や狂気を理解する若き詩人シピオンに高杉真宙。カリギュラを支える忠臣・エリコンに谷田歩。冷静な判断力を持ち、クーデターの中心人物としてカリギュラと対峙するケレアに橋本淳。カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど彼を深く愛するセゾニアに秋山菜津子。そして、この面々をまとめるのは、日本を代表する演出家・栗山民也。『異邦人』『シーシュポスの神話』とともにカミュが「不条理三部作のひとつ」と位置付けた本作を、栗山がどんな色付けで仕上げ、演者はどう織りなすのか。衝撃が待っていることは間違いない。『カリギュラ』は、11月9日から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、11月29日(金)から12月1日(日)まで福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、12月5日(木)から8日(日)まで兵庫・神戸国際会館こくさいホール、12月13日(金)から15日(日)まで宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホールにて上演。文:伊藤由紀子
2019年11月10日女子博だけど、男子も大歓迎!エイベックス・エンタテインメント株式会社が、2019年9月12日付けのプレスリリースで「ラーメン女子博 in 大阪 2019」の詳細を公開しました。2019年10月3日から2019年10月14日までの11日間にわたり開催される「ラーメン女子博 in 大阪 2019」は、とことん女性に特化した女性のためのイベント。日本全国から選ばれたラーメン店が「ラーメン女子に捧げるラーメン」をコンセプトに集結。この会場でしか味わえない限定ラーメンも多数登場します。女性専用席も設置されるので、人目が気になるアナタも安心です。会場は大阪メトロ御堂筋線「長居駅」下車すぐの長居公園。入場は無料で性別を問わず誰でも大歓迎です。開場時間は平日が11時から22時。土日・祝日は10時から22時です(21時30分ラストオーダー)。お酒に合う料理からスイーツまで充実今回はラーメンだけじゃもの足りない人たちのために新企画「グルメ女子博」も同時開催。「肉食女子エリア」では神戸牛、牛タン、唐揚げなどが登場。「餃子女子エリア」では定番の焼き餃子や揚げ餃子のほか、最近流行りの激辛餃子も楽しめます。大ブームのタピオカドリンクやプリンにジェラート、かき氷などのスイーツメニューも充実し、食欲の秋を盛り上げます。(画像はプレスリリースより)【参考】※エイベックス・エンタテインメント株式会社のプレスリリース/PR TIMES※ラーメン女子博 in大阪 2019
2019年09月13日映画『アルキメデスの大戦』『タロウのバカ』が現在公開中の菅田将暉が、2ndアルバム「LOVE」を引っ提げて行った自身最大規模のツアー「菅田将暉LIVE TOUR 2019“LOVE”」のファイナル公演に、山崎賢人がサプライズゲストで登場した。7月10日にリリースされた「LOVE」は、オリコン週間合算ランキングで2位を獲得、収録されている米津玄師作詞・作曲・プロデュースの楽曲「まちがいさがし」は各所配信ストアにて1位に、オリコン週間デジタルシングルランキングで自身初の3週連続1位を獲得するなど、音楽アーティストとしても大きな注目を集めている菅田さん。そして、そのアルバムのファイナル公演が、9月6日(金)にZepp DiverCityにて行われた。全4か所5公演を巡る今回のZeppツアーは、約20万の応募の中から抽選を勝ち抜いた約1万人を動員するプレミアムなツアーとなった。オープニングSEで菅田さんが登場すると、「ソフトビニールフィギア」でライブはスタート。続けて「ロングホープ・フィリア」と会場のボルテージは一気に最高潮に。「最終日来てくださってありがとうございます。楽しく終わりたいですよね?楽しく終わりましょう!!」と会場を盛り上げ、「クローバー」「あいつとその子」「りびんぐでっど」を立て続けに披露した。また、この日2019年9月6日は、菅田将暉として「仮面ライダーW」で俳優デビューしてから10周年の記念日でもある。観客からの「おめでとう!!」の声に応え、「そうなんです。10周年迎えました! 10年前の今日。9月6日。16歳の時に初めて菅田将暉として面に出た日なので、感慨深いものがあります」と自身にとって特別な日であることを告白。そして、米津玄師との出会いを語り、ドラマ「パーフェクトワールド」主題歌でもあった「まちがいさがし」を歌唱。真っ直ぐな歌声と、その世界観に呼応するかのような美しい照明でオーディエンスを魅了した。「キスだけで feat. あいみょん」では、ミュージックビデオの世界観を再現した映像がスクリーンに映し出され、会場は幻想的な雰囲気に。その後の幕間映像では「アルコ&ピース」の平子祐希が登場。菅田さんのライブリハーサルにプロデューサー役として参加するコント映像が流れ、会場は爆笑に包まれた。そして映像の中で平子さんが「俺達と一緒に見に行きませんか?見たこともない景色」と曲フリをして、「見たこともない景色」を披露。さらに会場が盛り上がる中、このツアーで初めての披露となる「つもる話」「7.1oz」「TONE BENDER LOVE」「ドラス」など、アルバム「LOVE」の収録曲も織り交ぜながら、会場を沸かせた。そして本編もいよいよラスト。菅田さんがもう1本のマイクスタンドを用意し、「登場して頂きましょう、山崎賢人!!」とサプライズゲストの山崎さんを呼び込むと、会場から大歓声が。山崎さんは「見たこともない景色、見させてくれてありがとうございます」と話し、「いっちゃいましょう、『さよならエレジー』」という山崎さんのタイトルコールでさらなる盛り上がりを見せ、共演ドラマ「トドメの接吻」の主題歌「さよならエレジー」を共に歌唱。大歓声を浴びて、ライブ本編を締めくくった。本編終了後、アンコールで菅田さん1人でステージに登場すると、弾き語りで「ベイビィ」を披露。さらに2曲を披露して「今日は本当に来てくださってありがとうございます」と感謝の言葉で締めくくり、Zeppツアー最終日は大盛況のうちに幕を閉じた。(text:cinemacafe.net)
2019年09月07日俳優で歌手の菅田将暉が6日、東京・Zepp DiverCityにてツアー「菅田将暉LIVE TOUR 2019“LOVE”」のファイナル公演を行い、俳優・山崎賢人がサプライズ登場して会場を盛り上げた。アルバム『LOVE』を引っ提げた全4カ所5公演。自身最大のZeppツアーは、約20万の応募の中から選ばれた約1万人を動員するプレミアムなツアーとなった。この日は俳優デビュー10周年の記念日でもあり、観客からの「おめでとう!」に応えた菅田は、「そうなんです。10周年迎えました!」と報告。「10年前の今日。9月6日。16歳の時に初めて菅田将暉として面に出た日なので、感慨深いものがあります」と胸の内を明かし、歌手・米津玄師との出会いを振り返りながら、「まちがいさがし」を披露した。そして、いよいよラストというタイミングで菅田がマイクスタンドを追加で用意すると会場は大いに沸き、「登場して頂きましょう。山崎賢人!」の紹介でサプライズ登場。菅田が主題歌を提供した日本テレビ系ドラマ『トドメの接吻』で主演を務めた山崎は、「見たこともない景色、見させてくれてありがとうございます」と感謝し、「いっちゃいましょう、さよならエレジー」に続いて同曲を共に熱唱した。本編終了後、菅田は一人で登場すると弾き語りで「ベイビィ」を披露。ツアーTシャツを身にまとったバンドメンバーがステージに登場し、「ゆらゆら」、そしてラストは「ピンクのアフロにカザールを」。菅田は歓声を受けとめながら、「今日は本当に来てくださってありがとうございます」とツアー最終日を締めくくっていた。■菅田将暉 LIVE TOUR 2019 "LOVE" セットリスト(9月6日)1.「ソフトビニールフィギア」2.「ロングホープ・フィリア」3.「クローバー」4.「あいつとその子」5.「りびんぐでっど」6.「まちがいさがし」7.「キスだけで feat. あいみょん」-幕間映像- (アルコ&ピース平子祐希 出演)8.「見たこともない景色」9.「風になってゆく」10.「いいんだよ、きっと」11.「つもる話」12.「7.1oz」13.「スプリンター」14.「TONE BENDER LOVE」15.「ドラス」16.「さよならエレジー」【ENCORE】17.「ベイビィ」18.「ゆらゆら」19.「ピンクのアフロにカザールかけて」
2019年09月07日女性アイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)と磯村勇斗がW主演し、根本宗子が作・演出するPARCOプロデュース2019『プレイハウス』が、8月25日に開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、ギャンパレの楽曲を全編に散りばめたミュージカル。劇中では『GANG PARADE』『sugar』『Jealousy Marionnette』『LAST』といった既存曲に加え、新曲の『Wake up Beat!』を含めた14曲が歌唱され、口数の少ない風俗嬢・ヤママチミキと歌舞伎町No.1のカリスマホスト・一ノ瀬聖夜(磯村)を中心とする群像劇が展開される。なお今回、ギャンパレは全員が活動名と同じ源氏名の風俗嬢に扮する。開幕を前にした会見には、ギャンパレ全メンバー、磯村、根本の12人が出席。初めてのミュージカル演出に、根本は「ギャンパレの音楽と芝居がうまくリンクする、今までのパルコ作品にない“お祭り感”満載のジュークボックスミュージカルがつくれたと思います」と胸を張る。ギャンパレを「10人全員が仲良くてバカみたいに体力がある」と紹介すると、メンバーから口々に「部活みたいだったよね!」「マラソンの成果かも」と声があがった。ヤママチは、東京ゲゲゲイのMARIEが手がけた振付に言及。いつもは自分たちでダンスを考案している点と比較して「普段のライブとは異なる姿に注目してください」と“遊び人(ギャンパレファンの総称)”にメッセージを送った。歌い踊るシーンが用意されている磯村は「初ミュージカルで芸劇プレイハウスの大きさに触れ、表現方法に悩みました」と正直な思いを打ち明けつつ、「夏フェスに行くような感覚で楽しんでください」と笑顔を見せる。歌舞伎町のニュー風俗“プレイハウス”で聖夜から指名されたミキは、定期的に自宅へ招かれる関係になりながらも、男女の一線を越えようとしない彼に不安を募らせる。そしてある出来事がきっかけで、抱えた思いが一気に膨れ上がって──。根本の戯曲によく見られる、キャラクターが感情を爆発させ嘆き崩れるシーンは本作にも登場。ギャンパレは力強い歌声とパフォーマンスで観客を圧倒するだけでなく、芝居においても根本の要求に応えていた。またミキが本音をぶつける、脳内の“リトル”を演じる猫背椿のコミカルな存在感にも注目したい。公演は9月1日(日)まで、東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演される。チケットぴあでは平日公演の当日引換券を発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月26日紙の祭典「紙博 in 福岡 vol.2」が、2019年9月28日(土)・29日(日)、博多・南近代ビル貸会議室にて開催される。2018年12月に初開催された「紙博 in 福岡」。2回目となる「紙博 in 福岡 vol.2」では、会場に印刷会社をはじめ、文房具メーカー、イラストレーター、ヴィンテージショップ、印刷・加工会社など約50組の出展者が集結し、個性豊かな紙雑貨を所狭しと並べる。会場では、マスキングテープで人気を博す「mt maskingtape」や、クラシカルなデザインのノートを販売する「ツバメノート株式会社」、レトロモダン雑貨「夜長堂」、文具店「ぷんぷく堂」などによるこだわりのペーパーアイテムを購入可能。また、紙雑貨の販売以外にも、イラストレーターやアートディレクターなどによるトークイベントも開催される予定だ。【詳細】「紙博 in 福岡 vol.2」開催日:2019年9月28日(土)・29日(日)会場:南近代ビル貸会議室3階・7階6号室(福岡市博多区博多駅南4-2-10)時間:10:00〜17:00 入場料:700円(小学生以下無料)TEL:042-444-5367
2019年08月25日脚本家、演出家、女優などいくつもの顔を持つ“ねもしゅー”こと根本宗子が、PARCOプロデュースのもと、以前からファンだったという異色のアイドルグループ、“ギャンパレ”ことGANG PARADEの楽曲でミュージカルを創作する。ギャンパレの10人自身と今をときめく磯村勇斗が主演を務め、栗原類、鳥越裕貴、富川一人、ブルー&スカイ、猫背椿が共演。さらには振付を東京ゲゲゲイのMARIEが手がけるという、なんとも濃いメンツによる公演だ。小さな頃から引っ込み思案で、隠し事が癖になっているミキがついた職業、それは歌舞伎町の風俗嬢。一方、幼少期からチヤホヤされたことしかない聖也は、時を経て歌舞伎町一のカリスマホストとなっていた。みんなの遊び場、歌舞伎町=プレイハウスで真逆のふたりの人生が交錯する時、ミキは人生最大のウソをつく……。「夏フェスを超えるエンタテインメント」、「この夏、最高に気持ちイイ“快感ミュージカル”」を標榜する『プレイハウス』は、本日8月25日より東京芸術劇場・プレイハウスで上演される。文:町田麻子
2019年08月25日パルコと初タッグを組み、根本宗子が作・演出を手がけるPARCOプロデュース2019『プレイハウス』。本作でアイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)とW主演を務める磯村勇斗に、稽古前の心境を聞いてみた。【チケット情報はこちら】新宿・歌舞伎町を舞台に、ギャンパレ演じる10人の風俗嬢を中心とする群像劇が繰り広げられる本作。磯村は物語の主軸となり、全体をつなぐ役割のカリスマホスト・一ノ瀬聖也を演じる。初主演、初めてのミュージカル出演を「楽しみであり挑戦の場」と捉えつつ、台本の到着を前に作品について思いをめぐらせている段階だという。出演が決まって根本と会った折に、自らの生い立ちをヒアリングされた磯村。公演フライヤーに記されている「人からちやほやされることしか経験せずに育った」聖也のキャラクターには、1列に並ぶ女子へひとりずつキスした幼稚園時代の“モテ期”エピソードが反映されているのでは、と類推する。当時からカリスマホストの片鱗が?……と筆者が尋ねると「昔とは違いますよ」と笑顔で謙遜。同時に「人を惹きつける力を演技でどう見せるか、実在するホストの方と友人になって密着してみたい」と役づくりに対して積極的な姿勢を見せた。一方で、聖夜(也)はクスリが手放せない“影”のあるキャラクターとして描かれる。磯村は「影があるからこそ輝ける聖夜(也)の二面性を、バックボーンを設定して使い分けるように演じていきたいですね」と現段階での構想を明らかにした。ギャンパレが自身の楽曲に乗せて風俗嬢の切実な思いを歌い上げるなら、芝居パートでメインを張る磯村はどのようなパフォーマンスを展開するのか。最後まで見届けよう。また磯村は本作を「これまでのミュージカルとは異なる、ライブに近い新感覚の作品になりそう」と予想。その要素となるギャンパレの野音ライブに足を運んだ時の感想を「カワイイというよりクールでエネルギッシュ。本当にパワフルでしびれました!」と熱く語り、MVを観て楽曲に親しむなど“遊び人(ギャンパレファンの総称)”として彼女たちを応援している日常を覗かせた。『プレイハウス』は、8月25日(日)から9月1日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。取材・文:岡山朋代
2019年07月08日●脚本を読んで「自分との共通点」を探す理由2006年のデビュー以来、「鱗(うろこ)」「アイ」など数々の名曲を世に送り出してきたシンガーソングライター・秦基博。2014年にはアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』(14)の主題歌として書き下ろした「ひまわりの約束」が大ヒットを記録し、その後も『あん』(15)、『天空の蜂』(15)、『聖の青春』(16)など多数の映画主題歌を担当。また、アーティストへの楽曲提供のほか、近年では作詞・作曲・アレンジまですべてをプロデュースした作品も増えている。そんな秦が、新境地に挑んだ。小松菜奈と門脇麦のダブル主演映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で、2人の劇中デュオ・ハルレオが歌う主題歌「さよならくちびる」を作詞・作曲・プロデュースした。「『ハルレオが作った作品として歌われる楽曲』の提供」は、どのような流れで進められたのか。そして、プロデュースという作業は、秦の音楽活動においてどのような意味を持つのか。○■アーティストへの楽曲提供との違い――完成披露試写会に出席されていかがでしたか?普段なかなかない立ち位置での参加で、不思議な感覚でした(笑)。自分が主題歌を担当した作品の完成披露試写会に登壇したことはありましたが、今回は提供曲で、しかもそこにサプライズゲストとして登場するという……。みなさん、喜んでくださっていたらいいのですが(笑)。――完成した映画を観ても、そのような“不思議”な気持ちに?普段の提供曲であれば「秦基博が作る曲」でいいのですが、今回は「ハルレオが作る曲」「ハルレオが歌う曲」。自分から出てくる言葉というよりは、劇中で曲を書く役割のハルから出てくる言葉やメロディーを意識する必要がありました。もちろん、自分の「音楽的な感覚」も入ってしまうのですが、聴いてくださる方が「ハルから生まれた」と感じられるような曲作りができたらいいなと思いました。――主題歌の制作やアーティストへの楽曲提供と比較して、今回のようなプロデュースにはどのような違いがあるのでしょうか。「“ハルレオが作った曲”を作る」という出発点がまず違いますね。僕がプロデュースさせていただいたのは、エンドロールに流れる「さよならくちびる」。様々なことを経た上で流れる曲でもあるので、映画の最後に流れる時にはどういうアレンジがいいのか、どういう歌が相応しいのか、そんなことをイメージしながら臨みました。――なるほど。主題歌を担当する場合は、やっぱり脚本を読むことから始めるんですか?そうですね。それで映画が伝えようとしているメッセージと、自分との共通点を探します。自分だったら、それをどういう風に表現するのかなとか。そうすると、個人的な感覚が入っていることもあって、同じテーマでも映画が伝えようとしていることと少し違うものになるんですよね。でも、それが「広がり」になると思うんです。自分が歌う曲の時はそうやって「自分」というフィルターを通しますが、今回は映画の中のハルとレオが世の中をどのように見ていて、そこから何を切り取って歌にするのかという「想像」が必要でした。――しかも、普段から歌っている方々ではないので、「想像」も難しそうですね。歌声のイメージは、サンプルとなる歌唱映像を早い段階でいただいていたので、それをもとに構築していきました。あとはハルレオのキャラクターを想像しながら歌詞を書きましたね。曲の方は、お二人が映画に向けてギターを始められるということだったので、なるべく難しくない、シンプルなコードになるようにということも意識しながら作りました。――YouTubeでMVが公開されましたが、コメント欄はご覧になりましたか?いえ、まだです。――歌声を褒める声以外にも、「秦さんありがとう」という感謝のメッセージも書き込まれていました。ははは(笑)。――レコーディングを終えた2人の歌声は、先程の「想像」を超えたり、「広がり」に繋がったりはしましたか?もちろん、イメージ以上の歌だったと思いますし、初めて実際に2人が歌った「さよならくちびる」を聴いた時に、「これでやっと曲が完成したな」と思いました。●ソロの原動力は「自分のやりたいこと」――レコーディングは別々だったそうですね。そうですね。門脇さんは以前から歌われていたということもあると思いますが、ご自身のペースで歌われていて、特別何かを導く必要がなかったので、自然とのびのび歌ってもらえればいいかなと。あとは、歌い方の細かいニュアンスを伝えたぐらいで、すごく自然体なレコーディングだった印象です。小松さんはすごく緊張されていました。初めて出演作で歌うということで、そのレコーディングに楽曲を作った人間がいるのも嫌だろうなと思いましたが(笑)。でも、すごく真摯にというか、歌に対して真っ直ぐに向き合っていらっしゃったので、レオとしての良い表現と声が録れればいいなと思って、できるだけリラックスして歌ってもらえるように努めました。やっぱり、歌はメンタルがすごく表れてしまうので。落ち込んでいると、落ち込んだ歌になってしまう。だからこそ、小松さんには豊かな情感の中で歌ってほしいなと思っていました。――秦さんご自身の経験則ですか?そうですね。「さよならくちびる」は、切ない曲ですが、歌うことに対して前向きであるかどうかは大切な気がしたので。それでも緊張はされてましたが、こちらの要求に対して素直に反応して返してくれていましたし、とにかく一生懸命、何度も歌ってくださいました。――初プロデュースは、2017年に上白石萌音さんがリリースした「告白」。他のアーティストの楽曲プロデュースも数々手掛けられていますが、そこからの経験が今回にも活かされていますか?どうですかね。それ以前からもずっと自分をプロデュースしていたんだと思うんですよね。「自分がどういう歌を歌いたいか」「何を作りたいか」というところから始まって、「どういう歌を歌うべきか」「どのように聴いてほしいか」「どういうふうに表現するのか」、詞と曲を作ったら、それを「どう歌うのか」。そういうことを自分自身でやってきたことがプロデュースにつながっているんだと思います。――対象が自分でも、第三者でも根本は同じだと。そうですね。自分が作った詞と曲に対して歌い手からどういう反応が起こるのか。自分が歌う時はそれを自分の中でやるわけですが、他の方が歌う時は、作り手である自分の中にあるイメージと歌い手の方が持っているイメージを擦り合わせながら着地点を探していくイメージです。――2006年にメジャーデビューされて、それはどのあたりで確立されたんですか?デビューして5年ぐらいですかね。アルバムを3枚作ったあたりで、自分のセルフプロデュース観がしっくりくるようになりました。それまでは、自分のスタイルとやりたいことをどうやって音に落とし込んでいくのか、トライアンドエラーを繰り返して。それから、たくさんのサウンドプロデューサーの方とお仕事させていただいたんですよね。ありがたいことにすごい方たちとばかりやらせてもらったので、知らず知らずのうちに一流の方々のプロデュースのやり方をすぐ近くで学ばせていただいていたんだと思います。○■バンドやユニットで「自分はどうなるんだろう」――アーティストブック『新しい歌』(09・USEN)には、デビューして間もなく、ソロの大変さを痛感したことが書かれていました。自由ではあるものの、楽曲には様々な立場の方が関わっているため、コミュニケーションで左右される不自由さがある。ハルレオが解散をゴールとしてライブツアーを組んだように、2人以上で音楽活動をすると引退の前に「解散」という1つの選択肢がありますが、例えば誰かと組もうと思ったことはないんですか?時々ふと思うことはありますよ(笑)。バンドを組んだらどうなるんだろうとか、ユニットだったら自分はどうなるんだろうとか。想像してみるんですけど、どう考えても無理だろうなと。やっぱり、自分のしたいようにしかできないんじゃないかなと思います。バンドをやっている人たちへの憧れはあるんです。一人でやっている限り、自分の中での正解がそのまま正解なんですよね。やりたいと思ったことをやればいい。それがメンバーの数だけある状態で形にしていくとなると、やっぱりそれは難しいだろうなと思っちゃうんですよね。でも、それができる状態にあるメンバーと巡り会えていることはすごく羨ましいなと思います。まぁ、ないものねだりかもしれませんが。――「自分のやりたいこと」がソロアーティストとしての原動力になっているとなると、「やりたいこと」は常にあるわけですか? 秦さんの曲を聴いている人の中には、やりたいことが見つからなかったり、迷いがあったりする方もいると思います。いつもあるわけではないと思います。曲を書くこと・作ることとライブ、その両輪で回っているような気がするんですよね。曲を作ればライブをしたくなるし、ライブをすればまた曲が作りたくなる。そうやって新たなやりたいことができてきて、それを繰り返している感じです。●「結局自分の音楽に還元される」――2017年にデビュー10周年を記念してベストアルバムをリリースし、自身初となる全国アリーナツアーを開催されました。節目を迎えてから2年半ほど経過しましたが、今はどのようなモチベーション、状態なんですか?自分が今何を歌いたいのか、どんな音楽を作りたいのかということを掘り下げていくのは結局変わらないんですけど、「仕事」になってから10年以上経って、でももともとはただ「楽しくて」始めたことでしかない。今もそれは変わらないんですけど、音楽の楽しさはたくさんあると思うので、自分の表現欲求と、音楽の楽しさをとことん楽しみたいと思いながらやっています。――ハルレオの楽曲プロデュースも、そうした楽しみの一環ですか?そうですね。例えばハルとレオという女の子がいて、「彼女たちが歌うとしたらどのような世界なんだろう」とか想像するのは、一人の世界でやっている普段の自分とは違う瞬間で。以前にもストレイテナーのみなさんとのコラボでホリエアツシさんと一緒に曲を作ったんですが(2017年ストレイテナー×秦基博「灯り」)、そういうこともその一環で、自分のやり方とは違うものから刺激を受けることが結局自分の音楽に還元されるような気がします。――アーティストの音楽性は、周囲の環境や出会いによって刺激を受け、変化していく。もちろんそれはあると思います。それは音楽だけではない気がしていて、単純に誰かと話すこととか、映画や小説とか。そういう身の回りで起きたことや感じたことによって変化した自分が作る音楽もおのずと変わっていくと思うので。――アナログレコード専門の自主レーベルとして2018年に立ち上げた「HOBBYLESS RECORDS」は、公式サイトによると「趣味らしい趣味を持たない秦が、“無趣味だけど、唯一、音楽だけは自分がのめり込めるもの”という意味」を込めて命名されたそうですね。音楽がもともと好きで趣味みたいなものだったんですが、仕事になっちゃったので、「趣味は音楽です」と言いづらくなっているだけで(笑)。基本的には、音楽が趣味なんですよ。好きなものだし、楽しいもの。――取材で「趣味は何ですか?」と聞かれると困ってしまうそうですが、さすがに最近は聞かれなくなりましたよね?(笑)。いや、めちゃくちゃ聞かれますよ(笑)。――引き続き困っているわけですね。そうですね。それで、質問した方をもっと困らせています(笑)。――(笑)。ちなみに、「音楽への還元」という話がありましたが、何か意識的にやっていることはありますか?うーん……先程の刺激を受けるものとも共通しますが、ごく自然に誰かと話したことだったり、音楽や映画、本に出会ったり。マンガも好きなので、マンガだったり。「音楽の種はどこにあるのか?」と自ら探すことはあまりないような気がします。いろんな曲を聴いたりもしますが、単純に音楽を聴いて楽しむという方が強いですかね。――アーティストブック『新しい歌』(09)には小学校、中学校時代のことも書いてありましたね。その頃から変わってない?その頃と比べると、より音楽の魅力を知ることができたと思います。デビューしてからなおさら、いろいろな音楽を聴きたいなとか、もちろん自分の好きな傾向はありますが、やっぱり歌が好きなんですよね。歌声が好きだなと思う音楽に惹かれます。――では、ハルレオの声はいかがでしたか?ハルレオの声はとても好きな声です。■プロフィール秦基博1980年10月11日に宮城県に生まれ、横浜で育つ。2006年、1stシングル「シンクロ」でデビューし、「鋼と硝子でできた声」と称される歌声で注目を集める。「鱗(うろこ)」「アイ」などのロングヒットを飛ばす一方、全国各地の様々な会場で多彩なライブ活動を展開。数々の映画主題歌のほか、TV番組のテーマ、CMソング等も多数手掛ける。2017年には初のオールタイム・ベストアルバム「All Time Best ハタモトヒロ」とデビュー10周年を記念して開催した横浜スタジアムでのライブ映像「LIVE AT YOKOHAMA STADIUM -10th Anniversary -」が共に自身初のウィークリーチャート1位を獲得。2019年10月20日には故郷・宮崎県日南市で野外ライブイベント「日南市合併10周年記念 “HATA EXPO” in 飫肥城下町」の開催が決定している。
2019年06月09日