リーアム・ニーソンが主演するアクションサスペンス『ラン・オールナイト』のPRイベントが5月12日(火)、都内で行われ、“アクションの大家”藤岡弘、&“サスペンスの帝王”船越英一郎がそろい踏み。本作を絶賛し、興奮しきりのノンストップトークを繰り広げた。リーアムが演じる殺し屋のジミーが、一人息子を守るため、長年の親友でもあるマフィアのボスの息子を殺してしまったため、真夜中のニューヨークを舞台に、最強の暗殺者や買収された警察ら無数の敵と立ち向かう本作。藤岡、さんはリーアムの大ファンだと言い「いままでの作品で一番だね。最高だよ。僕はプロの俳優だから、特にアクションは厳しい目で見るけど、パーフェクトだね」と先制パンチ。一方の船越さんも「僕は藤岡、さんの次にリーアムが好き。見どころしかないから、まばたきしちゃダメ。あー、こうして話しているだけで汗ばんできた」と汗をぬぐい、「アクションに加えて、人間ドラマもあるので、見ているうちに涙まみれになりますよ」と早速ボルテージは最高潮だった。また、それぞれ「絶品アクションの条件」「絶品サスペンスの条件」として、「本物の役者とリアリティ」(藤岡、さん)、「不安と緊張感。それに涙」(船越さん)とスペシャリストならではの持論を展開。『ラン・オールナイト』はすべてを満たしていると太鼓判を押した。約30分行われたトークは、終始“ゲキアツ”!船越さんの発言に、藤岡、さんが「そうそうそうそう、その通り!」と大きくうなずく場面も多々あり、二人の本作に対する熱い思い入れがビシバシ。「人生はサバイバル!ぜひ我々世代に見てほしい。勇気とパワーをもらえる」(藤岡、さん)、「確かにエールを送られている気分になりますね。それに女性にも見てほしいんですよ。男がたくましくなるのは、女性のバックアップが必要ですから!」(船越さん)と熱弁していた。『ラン・オールナイト』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラン・オールナイト 2015年5月16日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2015年05月12日現在MBS/TBS系にて毎週日曜17:00より放送中のTVアニメ『アルスラーン戦記』に新たに登場する、荒川弘氏描き下ろしによるキャラクター第2弾のデザインが発表された。5月9日に販売された漫画誌『別冊少年マガジン 6月号』(講談社)にて公開されたのは、戦乱の世の裏側で暗躍する魔道士たち7人で、第3話にも登場。怪しげな存在感を放っていたこの7人はアルザング、グンディー、ガズダハム、ビード、サンジェ、グルガーン、プーラードと名付けられている。アルスラーンたちと敵対するルシタニアと行動を共にしている、銀仮面卿ともなにやら関係があるという。本作は、『銀河英雄伝説』『創竜伝』『タイタニア』などで知られる小説家・田中芳樹氏の原作を、"ハガレン"こと『鋼の錬金術師』で人気を博した荒川氏が漫画化。現在、漫画雑誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載されており、単行本は1~3巻ですでに累計200万部を突破している。物語は、"気弱な"王太子・アルスラーンが、異教徒の国・ルシタニアの侵攻をきっかけに、激闘と謀略のなかで、仲間たちとともに成長していく姿を描いている。(c)2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
2015年05月11日俳優の藤岡弘、と竹内涼真が、3日にフジテレビ系で放送されたトーク番組『ライオンのごきげんよう』(毎週月~金12:55~13:25)に出演し、初代ライダーと現役ライダーが初共演を果たした。1971年に放送された初代『仮面ライダー』で1号/本郷猛役を演じた藤岡と、現行の『仮面ライダードライブ』でドライブ/泊進之介を演じる竹内は、この日の番組で初共演。互いに「ヒーローの大変さ」について語り、藤岡は「缶ジュースを飲み終わって空き缶をゴミ箱に放り投げようとした時、ちょっと待てよ、何か気になると思ったら、真後ろに子供たちがずらっと並び、じーっと様子をうかがっている。あーだめだと思ってゴミ箱に捨てに行った」と絶えず子供の目線が気になっていたという。対する竹内も、「まず『(仮面ライダーに)なる前に素行だけは気をつけるように。自覚を持ってください』と口酸っぱく言われます」と同調し、「今回は特に警察官の役なので、信号無視、電車では優先席に絶対座らないなど『日常的に常に誰かに見られていると思って行動しなさい』と言われましたね」と、模範になるよう意識していることを吐露。続けて、竹内は「たまに電車でどうしても座りたい時とかありませんか?」と問うと、藤岡は「座れないね。立っています。そういう意識はどんどん増えてくる。ある意味で"自分を自制する"――そういうものが生まれ、よかったと思っています」と答え、自身が仮面ライダーに育ててもらった恩を明かした。そして、藤岡は「日本だけじゃなく世界中の子供が注目している。その実感はこれから感じるようになると思う」と竹内に伝える。これは、3月21日の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』舞台あいさつで、仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人が語っていた藤岡のエピソード「藤岡さんは『仮面ライダー』(第1作)当時、今のような根強い人気の作品になるという実感を持たずに演じていたけれど、10年、20年、30年……と年月が経っていく中で、『仮面ライダー』という作品にどれだけ自分が支えられたか、と後になって気づいたそうです」に通じる言葉だった。番組の中で竹内は、パンチボールを殴りつけながら30秒間怒りをぶつける「ミワちゃま パンチ!」に挑戦し、この日のお題は「仮面ライダーの撮影で大変なこと」。通常は、さまざまな種類の怒りをぶちまけるという趣旨のコーナーだが、この日の竹内は「朝が早い! もう朝が早い! 朝が本当に早い! 朝が! 朝が! 朝がーっ! 本当に朝が早いよもう!」と、仮面ライダーの撮影の朝が早過ぎることを一心不乱に連呼。さらには「冬の朝が寒い! 早い!」「冬のロケが寒すぎる!」「春の花粉がキツすぎる!」と撮影というよりは、環境への不満を叫んだ。また、撮影所の近くに住んだばかりに寝坊してしまい、竹内の部屋に助監督が起こしにきたこともあるらしく、竹内は「本当に自分が大っ嫌いになりましたね」と悔いていた。もちろん朝が早過ぎることに藤岡もうなずき、「前の日に体を酷使して使いすぎて、相当ダメージを受けている。すると起きられないんですよ。目覚まし時計を切っちゃって寝てしまう」と自身の寝坊エピソードを紹介。竹内は、朝6時入りで翌日の朝4時に撮影が終了し、5時間後の9時入りというスケジュールを話すと、藤岡は「初期の頃は1時間、2時間しか睡眠のないことは当たり前だった。夜中の12時、1時まで撮影があり、帰ってきたら3時。気がついたら5時でもう撮影に行かなければ……という状況」と振り返り、「歴代のライダーは皆越えてきているからがんばって欲しい」と竹内にエールを送った。また、竹内は「僕の小さい頃の夢は仮面ライダーなので、藤岡さんもそうですが、一番自分が"かっこいいもの"をやれていると思うと、本当に心からうれしい。役者をやるからには、絶対仮面ライダーを通っていきたいと思っていました」と仮面ライダーを演じる喜びを噛み締めていた。
2015年04月03日横山秀夫の傑作ミステリー『64(ロクヨン)』が佐藤浩市主演で映画化されることが決定した。『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久監督がメガホンを執り、前後編2部作の大作として2016年に東宝系で公開される。『64(ロクヨン)』は、警務部広報室の広報官で、かつては刑事だった主人公・三上義信が、昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”に挑む姿を描いたミステリー。映画の前編では、加害者匿名報道を巡る広報室と記者クラブの確執と、その狭間で三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では、ロクヨンをなぞるように新たに発生した誘拐事件に、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれるという。横山秀夫作品はこれまでに4作(『半落ち』『出口のない海』『クライマーズ・ハイ』『臨場 劇場版』)が映画化されており、『64(ロクヨン)』は4月からピエール瀧主演でNHKでドラマ化されることも決定している。原作に惚れ込みオファーを受ける前から出演を熱望していたという佐藤は「『クライマーズ・ハイ』の時もそうでしたが、『64』も原作を読んだ時から大変な仕事になるという覚悟を決めなければ出来ない作品です。しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品に出来るということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と語り、脚本の製作段階から“三上”という男の人物像とその演出法について瀬々監督と意見をぶつけ合っているという。映画化にあたり横山氏は「原作の世界観を共有し、さりとて具象の檻にとらわれることなく、映像作品として優れたものに昇華して欲しいと願っています。活字と映像は好敵手であり、だからこそ無二の親友にもなりうる。職業人として尊敬する佐藤浩市さんをはじめ、出演者の皆さんと制作スタッフの情熱が、原作と映画を切っても切れない関係にしてくださると信じています」と期待を寄せている。本作は2月26日(木)から5月まで、東宝撮影所や関東近郊にて撮影を行い、10月の完成を目指す。『64-ロクヨン-前編/後編』2016年 全国東宝系ロードショー
2015年02月18日「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの傑作を生み出してきた警察小説&人間ドラマの名手・横山秀夫が7年ぶりに世に放った衝撃作「64-ロクヨン-」を前編・後編の2部作で実写映画化されることが決定。さらに、佐藤浩市が主人公を務めることが明らかとなった。昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年ーー主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方。驚愕の展開が次々と三上を襲う…。2012年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年度「このミステリーがすごい!」年間1位、2013年度「本屋大賞」第2位に輝き、過去のどの警察小説よりも警察、記者たちの葛藤・攻防がリアルに描かれ、瞬く間に文壇を席巻した「64-ロクヨン-」。映画化に挑むのは、『ヘヴンズ ストーリー』で「第61回ベルリン国際映画祭」国際批評家連盟賞を受賞するなど世界的にも評価され、『アントキノイノチ』や6月より公開となる『ストレイヤーズ・クロニクル』を手がけた鬼才・瀬々敬久。オファーを受ける前、原作を読んだ段階から出演を熱望していたという佐藤さん。『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』でもタッグを組んだ瀬々監督と、脚本製作段階からすでに“三上”という男の人物像とその演出法について意見を交わしていたという。「『クライマーズ・ハイ』のときもそうでしたが、『64』も原作を読んだときから大変な仕事になるという覚悟を決めなければ出来ない作品です。しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品に出来るということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と気合十分。原作者・横山氏は、過去4作映画化されており、本作で第5作目。「64」には思入れがあったようで「何年も苦しんで執筆した作品なので、自分の分身のように感じる」と語る。また、2部作で映画化されることについては「知らされたときは本当に驚きました。嬉しい半面、『64』の文庫本を上下巻で出している身としては『冒険だな』とも。本では上巻、映画では前編の出来と質がまず問われますよね。恐いけれどもワクワクする。冒険のパートナーに『64』を選んでいただいたことに感謝しています」と喜びを語った。センセーショナルな事件を解決に導いていくだけではなく、主人公・三上が複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく様を描いている本作。前編では加害者匿名報道を巡る、広報室と記者クラブの確執のその狭間で、三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では新たに発生した因縁の事件「ロクヨン」をなぞる誘拐事件に対し、かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれるという。『64-ロクヨン-』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日伊勢丹新宿店のエルメス(HERMES)ブティックリニューアルに際し、作品を提供したことが記憶に新しい、現代美術家で漫画家の横山裕一作品展「横山裕一<これをネオ壁面と呼ぶ>集合する名士とけもの」が、3月6日より京都国際マンガミュージアムで開催される。世界的なアーティストが集まるアートの祭典「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」の後援事業として開催される同イベント。期間中は横山が今回のために書き下ろした漫画を、建物の壁にプロジェクションマッピングで投影。更に、作品世界を再現した会場に原画も展示され、本で読むのとは一味違った横山ワールドを体験出来る。また、3月8日には横山の作業風景が見られるライブドローイングイベント「これがネオ漫画である」を開催。展覧会場に設置されたアトリエで、独特の技法を用いて漫画に取り組む横山の姿が見られる。横山は“ネオ漫画”と称される独創的な作風で有名。奇妙な格好をした人物たちが、目的不明の土木工事を黙々と遂行したり、意味不明の会話を交わしたりするなど、異色の漫画で国内外の漫画界やアート界から注目されている。これまでに、漫画作品集として『ニュー土木』『トラベル』『世界地図の間』、画集では、『横山裕一カラー画集』などを発売してきた。【イベント情報】横山裕一<これをネオ壁面と呼ぶ>集合する名士とけもの会場:京都国際マンガミュージアム2階ギャラリー6住所:京都府京都市中京区烏丸通御池上ル会期:3月7日から5月31日まで(プロジェクションマッピングは3月6日から)時間:10:00から18:00まで(入場は閉館の30分前まで、プロジェクションマッピングは18:00から21:00まで)休館日:水曜日(4月1日、29日、5月6日は閉館)、4月30日、5月7日(プロジェクションマッピングは無休)
2015年02月16日今期、壇蜜主演で実写ドラマされたマンガ『アラサーちゃん』。同作の作者であり、元セクシー女優の肩書をもつ、峰なゆかが9月29日に30歳の誕生日を迎える。アラサー女性たちの日常を“モテテク”とともに紹介していく彼女は今、恋愛・結婚についてどう考えているのだろうか。思い切って本人に直撃してみた。──峰さんの大ヒットマンガ『アラサーちゃん』には様々な“モテテク”が描かれています。峰さん自身はモテるタイプでしょうか?こういうものを描いているということはつまり、コミュニケーションが苦手だからなんですよ。だって、例えば生まれつきコミュ力(コミュニケーション能力)が高くてモテるような人だったら、自分が普通にやっていることをテクニックとして人に教えることはできないと思うんですよね。本人からしたら「別に何もしてないよ」って感じだと思うので。でも、私は人間関係を構築したり、誰かとコミュニケーションをとることがうまくできない。そうすると、日常生活に支障が出ますよね。だから周りの人間を観察して、どうしたら相手を不快にしないかとか、どうやったら友達ができるのかとか、そういうことをずっと考えてきたんです。だから、『アラサーちゃん』では、それを言語化してマンガにしているというだけで、実際のモテ力やコミュ力はさほど高くありません……。──漠然とした質問で恐縮ですが、ズバリ峰さんの恋愛観をお聞かせください。私、最近になって「恋愛って何だろう?」ってワケわかんなくなってきちゃったんですよ……。むしろ、人生すらもよくわからない。で、この前「私は一体何がしたいんだろう?」って改めて考えてみたんですが、そこでわかったのは「VOGUEの編集長になりたいんだ!」ということでした(笑)。これまでの目標は"お金が欲しい"ということだったんですが、うれしいことに『アラサーちゃん』が売れて、それなりにお金が入ってきたら、今度は「お金ってあまり要らないかも。そんなに使わないし……」ってことに気づいてしまったんです。そうしたら急に人生の目標がなくなってしまって。で、どうしようかと思っていたんですが、よく考えた結果「オシャレでイケてる権力者になりたい!」という結論に至ることができたんです。──結婚願望はあるのでしょうか?前は普通に結婚して子どもが欲しいという気持ちを持っていたんですよ。でも、同年代の友達が結婚したり子どもを産んだりする姿をリアルに見る機会が増えて、段々とそういう気持ちがなくなっていきました。これは『アラサーちゃん』にも描いたことなんですが、女子の言う「結婚したい」と「死にたい」は同じ意味だと思っていて。女子って「この状況はイヤだ!逃げた~い!」というときに「結婚したい」か「死にたい」のどちらかにいくんですよ、現実逃避として。女子は常に「今の自分は本当の自分じゃない」と思っていて、メガネを取ったら変身するし、ムーンスティックでも変身するし、私にもそういう感覚があります。ちょっとよく分からない話で恐縮ですが、私は小さい頃から魔法が使えないことが不満だったんですね。何というか、“選ばれし存在”でありたかったのに、現実としては違う。それを埋めるために「これは本当の私ではない」という発想になるわけです。私の結婚願望もそういう現実逃避的な意味だったなと、最近気づきました。同世代の友達が現実としての結婚や子育てをしている姿を見ていると、「あぁ、結婚って“ここではないどこか”へ連れて行ってくれるものなんかじゃ全然なくて、みんな現実世界で日常を歩んでいくだけなんだな」って、つくづく思う。そう思うと、どんどん結婚や子育てへのメリットが感じられなくなってしまったわけです。──なるほど……。結婚に対する幻想がなくなってしまったため、結婚願望も薄くなってきたというわけですね。だから今は、恋愛も結婚もよくわからないって感じですね。恋愛が結婚につながらないというか、ゴールが結婚じゃないとすると、「じゃあ人は何のために男女交際をするのか?」みたいな話になってくるじゃないですか。なので、最近は私に興味を持ってくれる男性がいても、「何のために付き合いたいんですか?」「人は何のために男女交際をするのか」みたいな禅問答を仕掛けてしまう。まぁ、そんなことを言われても当然答えなんて出ませんよね。多くの男性からしたら「他の人とセックスしない契約がしたい」ってことなんだと思うんですけど、「じゃあ他の人とセックスしないから付き合うのはやめよう」って言うと、「う~ん、でも、イヤだ!」って混乱します。何なんでしょうね。もっとも、私もそんなことを言われたら「何だこいつ?」ってなります。つまり、私は悩んでいるんです。──しかし、今回『アラサーちゃん』がドラマ化されましたし、これだけマンガがヒットするといろんな男性からのアプローチも増えるのでは?マンガの印象が悪いというか、『アラサーちゃん』を読んだ男性がこのマンガの作者を恋愛対象として見たくならないらしいんですよ。私としては超不思議なんですが。いつも初対面の人に「狂犬みたいなのを想像していました」って言われるんですよね。もっとも、実際に会うと狂犬ではないので、いい方向にギャップが働くのはいいことかもしれません。──実際の恋愛では、峰さんはどんなタイプの彼女になるんですか?恋愛では立場をハッキリさせたいんですよ、私が上でも下でもいいんですが、とにかくハッキリさせたい。上だと主導権を握ってワガママが言えるけど、デートの計画とかを自分で立てなきゃいけないので面倒でもあります。逆に下だと、ご飯を作ってあげたりとか、いろいろ尽くす感じになります。今、付き合って半年くらいになる彼氏がいるんですが、私が上ですね。彼氏はご飯を作ってくれたりするんですが、「彼はこういうものを作りたいんだろうな」とか「彼はここを褒めてもらいたいんだろうな」とか考えてしまうので、楽しいところもあれば面倒なところもあるって感じですかね。──9月29日に30歳の誕生日を迎えられますが、どのように過ごす予定ですか?今年の誕生日はテレビの収録があるんですよ。というか、毎年仕事をしていますね。誕生日にあまりこだわりがないので……。でも、今年は彼氏がケーキを焼いてくれるみたいです。──素敵な彼氏ですね。彼から結婚の話は出ていたりするんですか?(結婚)したいって言ってくれるんですが、区役所に行ったり、クレジットカードの名義を変えたり、ご両親に挨拶したり、単純にそういうのが面倒くさいというか……。そこまでして結婚するメリットが本当に見えないんですよね。メリットって何だろう、税金対策とかですかね? そういう必要性を感じたら結婚したくなるかもしれない。私、思うんですけど、結婚したい女子のうちの何割かって、おそらく周囲から"結婚できない人"だと思われるのが怖くて、それで結婚したがっているんじゃないですかな。もちろん私もその気持ちはわかります。だから、私は結婚できていないわけじゃなくて、現に結婚したいと言ってくれている彼氏がいる。「できないのではなく、しないだけなんです!」ということを、こういう場で世間にアピールできさえすれば、正直結婚しなくてもいいかなって思っています。──確かに、周囲からのプレッシャーってバカにできないものがありますよね……。何なんですかね、あれ。確かに仕事先の人とかから「そろそろ結婚とかしないの?いい人とかいないの?」って私もよく聞かれるんですよ。そういうときに、「私は(結婚)したいんですけど、相手がいないんです~」って、"行き遅れオモシロおばさん"を演じなきゃいけないのがとてもつらい!だって、正直に「結婚ってメリットないじゃないですか~」なんて言ったら、既婚者にとっては不快ですよね。そもそも、そういうことを聞いてくるのは既婚者なので。私は「結婚したくないんすよ」って言っても「あ~わかる~」って思われる外見をしているからまだいいんですけど、これがもうちょっと家庭的な見た目とかだったら、もっと面倒だったろうなって思います。結婚すればそういう面倒がなくなるとしたら、それはひとつのメリットと言えるかもしれませんね。──だとすると、今はまだ「仕事に邁進!」といったところですか?いやいや、そんなこと全然ないです。いつも仕事を辞めたいと思っています。だって、仕事が楽しかったら「人生って何なんだろう」なんて考えないですよ。仕事よりも、ニンテンドーDSをやっている方がずっと楽しいです。私、働くのに向いてないんだと思うんですよ。仕事はあくまでお金を稼ぐためのものなので、別に楽しんでやっているわけではありません。でも、もちろんマンガが売れることはうれしいですし、『アラサーちゃん』も頑張って続けていくつもりです。細かいエピソードを連ねて描くマンガとして『シンプソンズ』を参考にしているんですけど、あのマンガって主要キャラクターが死んだり、最初の頃は黒人だったキャラクターが白人になっていたりと、途中でいろいろ変化しているんですよね。だから、それを見て「そっか、こんなことしていいんだ!私も急に変えたりしよう!」って思っています。だって、波平が急に死んだら、みんな『サザエさん』に釘づけになりますよね。私も『アラサーちゃん』でそういうことをしてみたいですね。撮影:石井健
2014年09月29日映画『エイトレンジャー2』が7月26日(土)に公開を迎え、「関ジャニ∞」の渋谷すばる、横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義、ヒロインを演じた前田敦子、堤幸彦監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶を行なった。ヒットを記録した『エイトレンジャー』の続編で、前作の5年後が舞台。一見、平和を取り戻し、犯罪率も激減したかに見えるエイトシティの裏でうごめく陰謀にエイトレンジャーが立ち向かう。大歓声に迎えられた「関ジャニ」の面々は、第1作のヒットがあってこその今回の第2作の公開を、何よりファンのおかげと感謝。渋谷さんは「面白かったでしょうから周りに言いふらして」と作品の仕上がりに自信をのぞかせる。横山さんは、なぜか司会者から「ブラック役の青山さん」と名前を間違えて紹介され「初めてです!動揺を隠せません(笑)」と語り、その後もメンバーや監督も“青山さん”ネタで大盛り上がり。気を取り直して横山さんは映画を観終えたばかりのファンに「いま、僕らは3倍増しでカッコよく見えてると思う」と渋谷さんと同様に映画の質の高さに誇らしげだった。錦戸さんは「みなさんがいてくれるから『2』になりました。みなさんのおかげ」と感謝の言葉を連ねつつ、最後は「いい夏になるといいですね」とやや意味不明なコメントでメンバー、客席の爆笑を誘う。大倉さんは、2日前に同劇場を訪れたことを明かし「予告編を観て『あと2日なんや』と実感しました。ここに立っていられるのを幸せに感じています」としみじみ。丸山さんは、本作の盛り上がりを「『3』に繋げたい!」と早くもパート3を熱望しファンの期待を煽っていた。前田さんは、メンバー7人の個性豊かな挨拶に「みなさんとファンの掛け合いはホッとします」とニッコリ。その言葉に刺激を受けるかのようにメンバーたちはさらにヒートアップ!丸山さんは劇中でも多彩なものまねを見せているが、この日もリクエストに応じて井上陽水のモノマネを披露。「夏は『少年時代』を聴いてください」と語るも「サングラスがないので(出来は)3割くらい」と陽水口調で明かし、笑いを誘う。前田さんは「もしもメンバーと遊びに行くなら?」という問いに、「みなさん芸達者なので、キャンプファイヤーで出し物をしてもらってそれを見たい!」と語っていた。『エイトレンジャー2』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイトレンジャー2 2014年7月26日より全国にて公開(C) J Storm/2014エイトレンジャー2映画製作委員会
2014年07月27日扶桑社は5月17日、『アラサーちゃん無修正 2』(峰なゆか 著)を発売した。これを記念して同日、TSUTAYA Tokyo Midtown(東京都・六本木)特設会場でトークショーとサイン会が行われた。同書はアラサー世代の日常を通し男女の本音を赤裸々に描く4コマ漫画で、シリーズ累計15万部突破の単行本第二弾。壇蜜主演でドラマ化(7月18日スタート、テレビ東京系で毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送)も決定している。イベントには、著者の漫画家・峰なゆかさんとドラマで"ゆるふわちゃん"を演じる女優のみひろさんが登場した。○ドラマ版『アラサーちゃん』は恋愛要素多め峰さんは「アラサーちゃんがドラマ化ということでキャストが発表になりましたが、原作の通りだという声が多くてすごくうれしいです」とあいさつ。「"アラサーちゃん"と"文系君"の恋愛がどうなっていくのか気になるっていう声が多いんですけれども、ドラマはより恋愛要素っていうのが多くなっている感じがするのでそこらへんのときめき感もあると思います」と話した。「もともと壇蜜さん("アラサーちゃん"役)とみひろさんは適役だなと思っていました。みひろさんはロリ顔だけど実年齢はわりと高いっていうのとか、すごい小柄だし男ウケがいい感じがすごいぴったりだなと。撮影見学に行った時に、男の人たちがお風呂に入るシーンを時間が足りなくて見られなかったんですけど、忍成修吾さん("文系くん"役)の乳首が見たかったです。放送で確認しようと思っています(笑)」と話した。○新刊には与沢翼との対談も収録「最近デートしたり知り合いになった男性の中でモデルとして新たに漫画に登場させたいような方がいたら教えてください」という記者からの質問には、「与沢翼さんのことを言っていますか?」と峰さん。「彼氏として登場してもらいたいなと思っています。キャラとしては"秒速くん"か"破産くん"……"成金くん"ですかね」と答え、「(単行本には)私が今交際を迫っている与沢翼さんとの対談とかも収録されております」とアピールした。そのほか今回の単行本の見どころは、"サバサバちゃん"の不倫とのこと。「"中年君"という40代既婚男性の新キャラが登場しています。今まで既婚者キャラがいなかったので。"サバサバちゃん"と不倫を開始するんですけど、不倫をする男のいやらしさというのを描きはじめたら止まらなくてですね。けっこう不倫をしている女性に好評だったり嫌がられたりとか。主に不倫をしている人に反応が大きくてうれしいので、どんどんと不倫をする男女のえぐい感じを描いていきたいと思っています」(峰さん)『アラサーちゃん無修正 2』は、「30歳を過ぎると女は突然ジャニーズ/宝塚にハマる!」「女の『カワイイ!』はFacebookの『いいね!』と同義。1クリック分の気持ちしかこもってない」など、アラサー女子が憂き世を生き抜くための金言が満載。A5版変型172ページで、価格は900円(税別)。
2014年05月22日ユーキャンの企画で「資格取得できるかどうか」が話題になっていたAKB48のメンバー横山由依さん。多忙を極めるなか、コツコツ勉強を続けて見事合格し、そのひたむきに頑張る姿が魅力的と、人気も急上昇中です。そこで、今回は横山由依に学ぶ「真面目系女子」の魅力をご紹介したいと思います。■1.応援という形で気にかけてもらえる「資格とか自分で目標を立てて勉強を頑張っている女の子は応援したくなる。例え努力が実らなくてもその姿勢が大事だと思う。男は頑張ろうとしている女の子に優しい」(27歳/IT)横山由依さんは、AKBメンバー皆が認める「超努力家」。AKBや他ユニットを兼任しており、忙しい中でも時間を作って頑張り続ける姿は、周りのメンバーから賞賛の声が多く挙がっているのだとか。努力している姿は、自分から過度にアピールしなくても誰かが見てくれているはずです。「頑張っているアピール」をする必要はありません。コツコツ続けて誰かに気づいてもらうのがベストです。■2.結果がついてくると人もついてくる「努力してる人は、キラキラしている。自分も頑張ろうって刺激がもらえる人のそばには人が集まると思う」(25歳/メーカー)横山由依さんは資格合格のご褒美として、初のセンター曲が提供され、センターを務めるための企画ユニットも発表されています。振り返ってみると、ランキング圏外から選抜入り、そして資格を取得してセンターになり、遂には篠田麻里子の後を継いで、チームAのキャプテン就任と、出世しまくりです。もちろんファンもぐんぐん増加中。人は、頑張っている人のそばにいて、自分も頑張りたいと思うもの。真面目にコツコツ頑張って、結果を出す人は、男女共に周りの人を惹きつけるのです。■3.自分の時間を大切にしている「誰にも言われないで、自分で努力できる女性はちょっと放っておいても生きて行けるだろうから付き合いやすそう。束縛女は本当にいやだから趣味とか目標を持ってる女の人じゃないと付き合えない」(26歳/広告)男性は、自分の時間をたくさん奪ってくる女性を恋人には選びません。趣味がなかったり、男性に依存してしまう女性は一人の時間の使い方を知らないので敬遠されがちです。真面目系女子は、自分の目標に向かって努力をしたり、向上心を持って行動ができるので、かまってちゃんではないはずだと男性は判断します。男性は、付き合う前から時間を奪ってくる女性かどうかシミュレーションの中で見極めて来るので、そこで何かに打ち込んでいることが伝わればと好感度抜群です。■4.安心できる「真面目そうなだけで、浮気しないだろうなって思う。浮気される前に、別れてって言ってくれるはず」(29歳/コンサル)真面目系女子はやっぱり安心できます。貞操感があって浮気するほどはっちゃけたりできず、ワンナイトラブに対しても嫌悪感が働きそう、というイメージがあるからです。男性だって浮気するような女の人とは付き合いたくないのです。女性に浮気をされるとプライドが崩壊してしまう男性も多いため、「この子は浮気はしない」と思わせてくれるような、安心できる女性は重宝されるのです。■おわりにいかがでしたでしょうか?容姿が良かったり口がうまいことで、努力せずにチャンスをつかんでいく人に、男性は惚れません。むしろ妬みの対象になるだけ。真面目にコツコツやっている不器用なくらいの女性に胸を打たれます。真面目に何かに打ち込んでいたり、努力できる姿勢を見せることで、堅実なお付き合いができそうだと男性は想像を働かせてくれるので、結婚につながる恋愛を望んでいる女性は、是非真面目系女子になることをオススメします!(白武ときお/ハウコレ)<オススメの記事>・今こそ目指したい!「さしこ」のような愛され女子になる方法・AKBぱるるに学ぶ!愛され後輩テク・5選・AKB非選抜メンバーに学ぶ!構ってあげたくなる女の特徴
2013年09月10日『クロユリ団地』で渾身の絶叫を披露し、女優として着実に成長を遂げている前田敦子が、『苦役列車』の監督・山下敦弘と再びタッグを組んだ『もらとりあむタマ子』の劇場公開が決定。さらに、アジア最大の映画祭である釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」に出品され、ワールドプレミアとなることが決まった。本作は、前田さん扮する「タマ子」という女の子の日常のひとコマを季節ごとにワン・シチュエーションで表現した、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」のメッセージを伝えるイメージ映像(ステーションID)から生まれたプロジェクト。30秒のステーションIDから始まった作品が、今年4月放映の短編ドラマを経て、今回、長編映画として劇場公開されるだけでなく、国際映画祭に出品されるのは異例中の異例だ。主人公のタマ子とは、東京の大学を出たものの、父親がひとりで暮らす甲府の実家に戻り、就職もせず、家業のスポーツ店も手伝わず、ただひたすら食っちゃ寝、食っちゃ寝の“残念な実家依存娘”。本作は、そんなタマ子が、ちょっとした一歩を踏み出すまでの秋から夏に至る1年が季節感たっぷりに描かれる。ボサボサ頭で毎日がほぼジャージ姿、家事を手伝うこともなくただひたすらロールキャベツや、カレーライス、アイスキャンディなどを食べまくり、中学生にまで同情されてしまうほどの自堕落な日々を送るタマ子を演じるのは、本作でも新境地に挑戦した前田さん。「タマ子は食べているか寝ているかで(笑)、仕事もしていないし実家でダラダラしている女の子という設定ですが、別に特殊な女の子ではなく、実は誰もが持っている気持ちの一部なんじゃないかなと思います。私もどこか共感してしまうところがあります」と、ちょっぴり“残念な”タマ子への思い入れの深さを語った。また、ステーションIDと同様、本作のメガホンをとるのは『マイ・バック・ページ』『リンダ リンダ リンダ』など、国内外で絶大な評価を受ける山下敦弘監督。主演の前田さんを、「逆ギレが得意で、ぐうたらで、口だけ番長というどうしようもない性格のタマ子を前田さんは迷いのない目で演じ切ってくれた」と絶賛。今回、短編TVドラマから劇場公開作品となったのも、「“あっちゃんが素晴らしかったから!”の一言に尽きる」と、前田さんあってこその“タマ子”であることを話した。なお、脚本は昨年『ふがいない僕は空を見た』が高い評価を得た向井康介、主題歌は星野源が提供する「季節」と、こちらもTVからの続投する。『もらとりあむタマ子』は11月23日(土・祝)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もらとりあむタマ子 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013『もらとりあむタマ子』製作委員会
2013年08月20日映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の行定勲監督と主題歌を手がける「クレイジーケンバンド」の横山剣が12月8日(土)、東京・代官山の「蔦屋書店」にて行われたトークセッションに出席。“男の恋愛”について語り合った。井上荒野の小説「つやのよる」を阿部寛、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華キャストで実写化。自由奔放な妻・艶(つや)の最期に際し、夫の松生は彼女が過去に関係したと思われる男たちに連絡を取るが、そのことが彼らのそばで生きる女たちの人生に少しずつ影響を与えていくことに…。行定監督は「映画には幸運な主題歌と幸運じゃない主題歌があって、『何でこんな曲が?』というのもありますが、それは“政治”で決まったもの(笑)」といきなり不穏な発言。その上で言葉で説明するのが難しい“あいまいな”ラブストーリーである本作に関して、クレイジーケンバンドの主題歌起用の提案が意外にあっさりと通ったことを明かす。「剣さんの歌には男心を女に語らせたりする深いドメスティックな言葉がある。今回は映画に寄り添うというこれまでにない試みもやってもらった」と満足そうに語った。横山さんは映画のラスト近くで阿部さんが見せる表情を見て、「その瞬間にダーッとそれがトリガー(引き金)となって楽曲が押し出されてきて、歌詞も7割~8割できた」とふり返る。行定監督はこのシーンの撮影について「真夜中にクタクタの中で撮りました。阿部寛がこれまでにない顔をして『このためにオレは撮ってたんだ!』と思った」と述懐。横山さんが書き上げた楽曲「ま、いいや」についても、「普通は『ま、いいや』って歌詞は出てこない(笑)。松生(阿部さん)の気持ちに潜って書かれた愛し抜く男の歌詞。歌詞自体が映画の後日談のようで何故か爽快な気持ちになる」と絶賛した。ここから話題は男の恋、大人の愛をテーマに進行。横山さんは劇中に登場する女性キャラクターの中で、大竹さんが演じたかつて松生に捨てられた元妻の早千子が最も好みだと言明。自分を捨てた夫への思いをいまだに持ち続け、夫を奪った憎いはずの女・艶の病室に足を運ぶ早千子がとる驚きの行動について「男にはない、ちょっと理解できないような、理解できるような……涙が出てくるような不思議な体験でした」と語る。原作にはないこのシーンを取り入れた行定監督は「大竹さんの芝居が神秘的です」とうなずいた。また、横山さんは阿部さんが演じた松生について「最初は女に振り回されて情けない奴と思ってたけど、途中で価値観がひっくり返ってワイルドでタフな奴だと感じた」と共感を示す。これを受けて行定監督は「男は振り回されている方が、(付き合いが)長続きするものかもしれない。イニシアティブを取ったら飽きてしまうから」と分析。さらに「男はいろんな女性を愛したいもの。女性はずっと愛されたいでしょうが。男性の浮気に気づいてても黙っている女性がいますが、彼女がたまに(気づいているような)サインを送ると男は汗をかく(苦笑)。そういう“恐怖”を感じさせる女から男は逃れられずに長続きするんじゃないでしょうか?」とも。横山さんも「そんな気がしてきました」と同意していた。さらに“いい女”の要素について行定監督が「コンプレックスを持っている女が大好き」と告白。「巨乳よりも貧乳の女性。整形するということは決して良いことではない。みんな同じ顔になっていってしまう。芸術は10%の人しか分からないものが後になって価値が出たりするもの」と語ると、横山さんが激しく同意し「何で女の人はそこが分からないのかな…?」と不思議そう。いい男に関しても同様に横山さんは「フェチを含めて自分にしか分からない、自分の目盛りを持っている男がカッコいいと思う。人がどう思おうと、10%がカーッとなるような特化しているものがいい」と持論を展開し、会場につめかけたファンを沸かせていた。クレイジーケンバンドによる主題歌「ま、いいや」は2013年1月23日(水)発売、映画『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年12月09日俳優の藤岡弘、が12日に都内で行われたブレーレイBOX『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』(9月14日発売)のPRイベントに、ワイルドな“インディ”ルックで登場した。その他の写真かつて探検番組で“隊長”として世界各地を旅した藤岡は、「アマゾンの村で、弓矢を構えた無数の若者に囲まれた」「サソリの大群に遭遇した」などインディ顔負けの冒険談を次々と披露。さらにインディ同様「実はヘビが嫌いなんだよ」とも明かし、「機会があれば、和製インディを演じてみたいね」と意欲を見せた。ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグという映画界の2台巨頭がタッグを組んだ、アドベンチャームービー4部作が待望のブルーレイ化。リストア修復された第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』をはじめ、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』もリマスターされ、輝かしい伝説が高画質・高音質で完全網羅される。初収録のドキュメンタリー2種類を含む、計7時間の特典映像もファン必見だ。「観るたび、ドキドキワクワクするのがインディの魅力。今回はブレーレイだから、映像の美しさが全然違うし、特典映像もぜひ楽しみたいね」と語る藤岡、は『…最後の聖戦』に登場するペトラ遺跡にも足を運んだことがあるそうで「映画を思い出したし、自分がインディになった気持ちになったね。世界はまだまだロマンに満ちあふれている」と熱弁。「冒険なくして、何がある! 男はチャレンジしなくちゃ。ロマンがないと人生つまらない」と世の草食男子にエールをおくった。イベントでは、インディのトレードマークであるムチを使った競技“ターゲットウィップ”にも挑戦。「ナイフは得意だけど、ムチは初めてだよ」というが、見事なムチさばきで『レイダース…』に登場する黄金像をゲットした。この日はファッションモデルの中村アンもスペシャル・サポーターとして同席し「私自身、好奇心旺盛で、アドベンチャーが大好き。一緒に(ブルーレイを)観るならインディや藤岡さんみたいな頼りがいがある男性がいい」と語った。『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』9月14日(金)発売ブルーレイBOX1万3650円発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年09月12日2011年春に上演された『鎌塚氏、放り投げる』は、シャープで知的な笑いの波状攻撃に加え、三宅弘城演じる“万能執事・鎌塚アカシ”というニュースターを生み出し、劇作・演出の倉持裕が新境地を開いた記念すべき作品。その第2弾『鎌塚氏、すくい上げる』が今夏上演される。7月下旬の某日、稽古場を訪ねた。M&OPlaysプロデュース「鎌塚氏、すくい上げる」 チケット情報空間を不可思議かつ自在に使いこなすことに定評のある倉持が、今回選んだ舞台は豪華客船だ。完璧なる執事・アカシは主人・由利松公爵より、船上で行われる長男モトキ(田中圭)と花房家公爵令嬢センリ(満島ひかり)の見合いを成功させよとの命を受け、レッドジンジャー号に乗り込む。待ち受けていたのは、政略結婚を嫌うセンリが女中ミカゲ(市川実和子)に無理やり協力させた“作戦”や、打算と恨みで見合いを壊そうとする堂田男爵夫人タヅル(広岡由里子)と執事スミキチ(玉置孝匡)の陰謀、そして船長・丸地(今野浩喜)と船員・烏田(六角精児)のワケありな雰囲気、など不穏なことばかり。出演者8人の個性が、奇抜なキャラクターと溶け合い輝きを放つ。一見自信満々ながら実は非力でひ弱なモトキ坊ちゃんを田中が伸びやかに演じれば、満島が見るからに跳ねっ返りのセンリ嬢を虚実の境目が見えない暴走演技で応える。アカシに憧れるミカゲの切なさ、色っぽさを醸し出す市川も好サポート。前回から続投の広岡&玉置は、さすがの安定感で丁々発止の掛け合いせりふを操り毒のある笑いを振りまく。兄弟に見えなくもない六角と今野の、ぶっきらぼうながら息ピッタリのやりとりが作品に新たな風を吹き込む。そして、なんと言っても三宅演じるアカシが良い。ご主人からの難題を次々にクリアするスーパー執事を、抜群の身体性から繰り出すアクロバティックな演技、マンガかと思うほど変貌する表情、芸人顔負けの勘の良さで、戯曲の笑いを次々に具現化していく。倉持は、そんな魅力的な出演者に感情から動きまで実に繊細な指示を手渡しながら、同時にオモシロぜりふをその場で考えて差し込むという余力を見せ、演出ぶりからは開幕までに作品がさらに進化する可能性大と見て取れた。加えて豪華客船の甲板を模した舞台装置は360度回転し、変わりゆく舞台上の景色が物語を加速させるのだ。『鎌塚氏、放り投げる』にはタイトルに因んだ、ヨーロッパ映画のように小粋なラストシーンが用意されていたが、今回も終幕に小さな「奇跡」が起こる。センスの良い会話の妙に笑い、アクションシーンにハラハラし、誰もが幸福になれるラストに酔う。劇場での上質な時間を、是非味わって欲しい。公演は8月9日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて上演。その後、名古屋、大阪、島根で公演を行う。取材・文:尾上そら
2012年08月06日羨望(せんぼう)のまなざし……あんな色気が欲しい!!27年ぶりに新作アニメの放送が開始された『ルパン三世』。いまだに衰えない人気の理由には女スパイ峰不二子の存在が。そこで女性507名に「峰不二子が人気の理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.峰不二子が人気なのはなぜか?(複数回答)1位セクシーだから62.3%2位小悪魔だから43.8%3位あの体形をずっと維持しているから22.7%4位誰のものにもならないから19.9%5位才色兼備だから19.7%■番外編:ここが人気の理由!?・欲しい物を得るために手段を選ばないから:「スタイルも完ぺきだし、すがすがしいほど自分勝手で、能力が高い。でも非情かと思えばたまに見せる優しさとのギャップとか、駆け引きがうまい」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・色気だけで男を落とせるから:「あの体形となんともいえない色気は普通の女性には出せないオーラだと思います。そこに女性も男性も惹かれるのではないでしょうか」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・結局一人で何でもできてしまう気がするから:「何だかんだ目的は達成するけど、たまにだまされちゃうかわいいところもある」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・男にこびないから:「あれだけ美人で強いのに、まったく人にこびずに、私生活もミステリアスな部分が多いから」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・度胸があるから:「実際にいたら仲良くなろうとは思わないけど、あの度胸はすごいものだと思う」(26歳/建設・土木/事務系専門職)■セクシーだから!!・「ルパンに気を持たせつつもなびくわけでもなく、でも期待させるギリギリな感じが世の男性をあきらめさせないのではないか」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「色気たっぷりで自分に正直に生きているのが、あこがれと共感とうらやましさを呼ぶのではないかと」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・「男の人は手のひらの上で転がされたいと思っている人が多そう」(29歳/金属・鉄鋼・化学/販売職・サービス系)・「なんといってもあのセクシーボディーがうらやましい」(31歳/小売店/販売職・サービス系)・「誰でもとりこにする魅力があると思う」(28歳/自動車関連/事務系専門職)(評)あこがれと嫉妬を生む峰不二子という存在。女としていつまでも目標としていきたいですね。■小悪魔だから!!・「簡単にルパンになびいてしまったらつまらないし、容易に手に入れられる存在じゃないから」(23歳/その他/技術職)・「ルパンへの態度がセクシーで小悪魔だと思う。男子全員だまされそうです」(23歳/医療・福祉/営業職)・「手に入れたい美しさ、手に入らないもどかしさが魅力だと思う」(26歳/医薬品・化粧品/専門職)・「ギャップがいいのだと思う。人の心を的確にくすぐる」(28歳/小売店/販売職・サービス系)・「セクシーなのにサバサバしているところがかっこいい!」(36歳/金融・証券/営業職)(評)誰のものにもならないからこそ、男性の闘争心が燃えるのかもしれませんね。小悪魔でもサバサバしているところが女子にも支持される理由かも。■あの体形をずっと維持しているから!!・「年齢を重ねたら体形が崩れるはずなのに、いつまでたっても変わらないから」(24歳/金融・証券/事務系専門職)・「セクシーでもいやらしくない。女の武器をちゃんとうまく使っている」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「あんなすてきな体形だったらなぁ……と妄想する人は多いと思う」(31歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「美ぼう、ボディー、さらに手に入りにくいところが、男を欲情させるのだと思う」(23歳/電機/事務系専門職)・「あのようなスタイルになりたい」(25歳/機械・精密機器/技術職)(評)身長167㎝、体重50㎏というパーフェクトボディーの不二子ちゃん。バスト99.9cmもうらやましい限りです。■誰のものにもならないから!!・「女性的な魅力があり、かつこびずに誰のものにもならない強さがあるから、追いかけたくなるのかな」(24歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「やっぱりまずは見た目。そしていつかは誰かがものにできるかもしれないという期待があるからかな?と思う」(26歳/医療・福祉/専門職)・「恋人がいるとしたらファンが半減すると思う」(31歳/建設・土木/事務系専門職)(評)男性に依存することなく自立した部分は、大人になったからこそ本当に理解できるようになった魅力かもしれません。■才色兼備だから!!・「同性から見ても外見がうらやましすぎ。内面の男っぽさやかっこよさ、強さもあるので、嫉妬よりあこがれの対象」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「あんな体形なのに、クールで頭がいいから、人気があるのだと思う」(44歳/建設・土木/事務系専門職)(評)男性にも負けないくらい肝がすわっている不二子ちゃん。機械系にも強いところもかっこいいですよね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月29日~3月6日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性507名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】「この声で告白してみたい!」と思うアニメのキャラ(声優)【ランキング女性編】恋のライバルになってほしくないパーフェクト女子キャラ【ランキング女性編】入社式の季節です!会社の先輩でいたらいいなぁと思う女性キャラ完全版(画像などあり)を見る
2012年05月19日ルパンがだまされちゃうのも納得の色気!!アニメ化40周年(2012年4月現在)を迎えた『ルパン三世』。絶世の美女、峰不二子は主人公のルパン三世に負けない人気を誇っています。そこで男性399名に「峰不二子が人気の理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.峰不二子が人気なのはなぜか?(複数回答)1位セクシーだから58.4%2位小悪魔だから35.3%3位あの体形をずっと維持しているから15.8%4位声が甘いから14.8%5位欲しい物を得るために手段を選ばないから12.0%■番外編:ここが人気の理由!?・誰のものにもならないから:「どんな男にもなびかないのでは?だからこそ、みんな彼女を追い求めるのでしょう」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・ルパンになびかないから:「ルパンと仲間じゃない!?ということがストーリーの幅を広げ、結果的に物語のキーパーソンとして魅力的なキャラクターになったと思います」(35歳/印刷・紙パルプ/技術職)・実はなかなか強いから:「目的のためなら女の武器を惜しむことなく使える策士だと思う」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・男にこびないから:「色気を武器にしていながら、すぐに落ちないしたたかさがあるから」(26歳/機械・精密機器/技術職)■セクシーだから!!・「子どものころは『ルパンはバカだな~』と思っていたが、今見るとだまされてもしょうがないと思える」(31歳/情報・IT/技術職)・「昔見ていたころもセクシーだったけど、やっぱり今見てもいいと思う」(28歳/情報・IT/技術職)・「行動力があって、セクシーなのがいい」(28歳/情報・IT/技術職)・「男にしか理解できない魅力があると思う」(29歳/医療・福祉/専門職)・「スタイルが男の理想像」(33歳/情報・IT/技術職)(評)あれだけの色気を振りまかれたらどんな男性もいちころ!?ボン・キュ・ボンのボディーには男の理想が詰まっています。■小悪魔だから!!・「ルパンをその気にさせ、最後は突き放すといった小悪魔ぶりとスタイルが人気だと思う」(25歳/不動産/その他)・「男はだまされていると分かっていても小悪魔的な子が好きな傾向がある」(25歳/金融・証券/専門職)・「誰のものでもなく、みんなにチャンスがあると思わせるから」(29歳/機械・精密機器/営業職)・「振り回されるのがたまらないんだと思う」(29歳/金融・証券/専門職)・「だまされても許してしまいそう」(31歳/その他/事務系専門職)(評)だまされていると分かっていても、やっぱり近づいてみたい!!最強の魔性の女です。■あの体形をずっと維持しているから!!・「あのルックス、ボディー、服装が素晴らしい。キャラクターデザイン&作画の人はすごいと思う」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「実際会ったらハマりそうですね。相手にされないでしょうが……」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「理由を挙げたらきりがないが、こんなにセクシーで魅力的な女性は存在しない」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「由美かおるが人気があるのと一緒かも」(36歳/電力・ガス・石油/営業職)・「日本人離れした点がポイントだと思います」(43歳/電機/事務系専門職)(評)ちなみにバスト99.9cm、ウエスト55.5cm、ヒップ88.8cmです。■声が甘いから!!・「セクシーな声優さんの声がハマりすぎてる」(40歳/建設・土木/営業職)・「声フェチの心をつかむ」(23歳/通信/営業職)・「声は重要なファクター」(26歳/情報・IT/技術職)(評)声フェチにはたまらないセクシーで甘い声。増山江威子さんから沢城みゆきさんに声優がチェンジしましたが、不二子ちゃんの甘めの声は健在です。■欲しい物を得るために手段を選ばないから!!・「超一流の泥棒。危なくなっても一人で切り抜けそう」(38歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)・「自由に行動できる能力があるから魅力がある」(32歳/機械・精密機器/技術職)(評)色気や完ぺきなスタイルだけでなく、欲望や本能に忠実な部分もまた魅力的です。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月29日~3月6日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性399名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】「この声で告白してみたい!」と思うアニメのキャラ(声優)【ランキング男性編】恋のライバルになってほしくないパーフェクト男子キャラ【ランキング男性編】入社式の季節です!会社の先輩でいたらいいなぁと思う女性キャラ完全版(画像などあり)を見る
2012年05月19日ギネス記録を打ち立てた企画に再び挑戦。ピアニストの横山幸雄が、ショパンのピアノ・ソロ作品演奏会を5月3日(木・祝)に開催する。「横山幸雄“入魂のショパン”」の公演情報2010年にショパンのピアノ・ソロ作品全166曲を約16時間で、翌2011年に全212曲を約18時間で弾き通し、「24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト」のギネス記録を打ち立てた横山幸雄。今回は、ショパンが自ら作品番号を付して世に送り出した全149作品に焦点を絞り、番号順に約15時間かけて奏破する。「朝はすがすがしいし、新鮮ですね。演奏会のプログラムでは、そこにショパンの若い時の作品があらわれます。お昼にさしかかるころには若々しいが既に脚光を浴びるショパンがそこにいる…」といった風に「ショパンの人生における成熟を、私たちの1日の流れに重ねあわせて感じていただくのも面白いのではないでしょうか」と語る横山幸雄。今回のプログラムの中でも特に注目は、ショパンのピアノ協奏曲第1番・第2番のピアノ独奏バージョンだ。演奏機会が非常に稀であり、一昨年にこの楽譜の存在を知ったという彼は、自身コンサートで演奏するのは初めてで「実際の舞台でどのような演奏になるのか楽しみ」だという。「横山幸雄“入魂のショパン”」は5月3日(木・祝)朝8時より、東京オペラシティ コンサートホールで開催。チケットは発売中。●横山幸雄“入魂のショパン”日程:5月3日(木・祝) 開演:午前8時終演:午後11時(予定)会場:東京オペラシティ コンサートホール〔朝の部〕午前8時~〔昼の部〕午後0時50分~〔夕べの部〕午後3時40分~〔夜の部〕午後7時5分~
2012年05月01日人気ミステリー作家・横山秀夫の4つの短編を、仲村トオル、岸谷五朗、玉山鉄二、渡部篤郎という4人の人気俳優をそれぞれ主演に据えて映像化した「横山秀夫サスペンス」。WOWOWで放送された本作がこのたび、DVDでリリースされ、4作品をまとめた予告編も到着した。『半落ち』、『出口のない海』、『クライマーズ・ハイ』などの映画化作品をはじめ、その著作が数多く映像化されている横山秀夫。数々の名作の中から「真相」(双葉社刊)に収録されている「18番ホール」、「他人の家」の2作と、「看守眼」(新潮者刊)に収められている「自伝」、「静かな家」をそれぞれ約1時間のドラマとして映像化した本作。「18番ホール」は、地元の村の再開発の話を聞いて村長選に立候補した男が主人公。実は彼には12年前のある秘密を隠すため、何としても当選する必要があった。当初は楽勝と思われていたが、強力な対抗馬の存在で徐々に暗雲が…。『行きずりの街』の公開を控える仲村トオルが当選のために必死で奔走する主人公に挑む。「静かな家」は「誤報」というタイトルで岸谷五朗を主演に映像化。ある地方新聞の記者が、写真展の日程を誤って報道してしまうのだが、それに端を発して謎めいた事件が…。「自伝」の主人公で、母に捨てられたトラウマを抱えて生きるライターを演じるのは『ノルウェイの森』がまもなく公開となる玉山鉄二。彼の元に家電量販店の会長の自伝執筆の依頼が。取材の初日、その会長は人を殺した過去を告白。そこから衝撃的な真実が明らかになる。「他人の家」は強盗事件で服役し、いまは妻との静かな暮らしを望みつつも前科のせいで行くあてをなくした男が、近所のがんを患った老人の申し出で、彼の養子に入り家を受け継ぐ約束をする。ここから、彼と妻は、恐るべき事件に巻き込まれることになる。渡部篤郎が再起を図る前科者の悲哀を見事に表現している。日本随一のミステリー作家の作品を原作にした4人の実力派俳優の物語が一挙に楽しめる本作。男たちの運命は――?「横山秀夫サスペンス」DVDは発売中(同時レンタル中)。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「横山秀夫サスペンス DVD-BOX」価格:4,980円(税込)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント© 2010 WOWOW■関連作品:行きずりの街 2010年11月20日より全国にて公開© 2010「行きずりの街」製作委員会クライマーズ・ハイ 2008年7月5日より丸の内TOEI1ほか全国にて公開© 「クライマーズ・ハイ」フィルム・パートナーズ■関連記事:【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?尾野真千子インタビュー「ここで隠したら一緒になれない気がした」と“覚悟”明かす堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年11月02日