以前から、代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長の衣装を身につけ、各国の小児病院を訪問しているジョニー・デップ。今回は『Richard Says Goodbye』(原題)の撮影で滞在しているバンクーバーの「ブリティッシュ・コロンビア・チルドレンズ・ホスピタル」を訪れ、子どもたちを喜ばせた。「E!News」によると、ジョニーは子どもたちと1対1の時間を設けたため、病院に6時間も滞在したそうだ。7歳の患者マディちゃんのお母さんは「ジャック・スパロウに会って、娘の夢が叶いました!」と大喜び。「ジョニーは一度たりともジャックのキャラクターを壊すことなく(演じていて)、自分の時間を惜しみなく使ってくれました。彼は純粋に子どもたちのためにここに来てくれたんです」。2013年、ジョニーは「時々、小児病院を訪ねるんだ。こっそりとサプライズで病室を回るんだよ。たいていは2、3時間だね。すごく楽しいんだ。だから俺はジャック・スパロウの衣装と旅をしているのさ」と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影時以外でもジャック・スパロウの衣装を持ち歩いていることを明かしていた。ジョニーはカリフォルニアのディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」にもジャック・スパロウの姿でサプライズ登場したことがあり、よほどこの役が好きなようだ。So many smiles and lots of #pirate talk today @BCChildrensHosp. Thanks #CaptainJackSparrow for the visit! pic.twitter.com/iKGh2LVrzy— BCChildren'sHospital (@BCChildrensHosp) 2017年8月15日(Hiromi Kaku)
2017年08月16日衣類の収納に便利な“衣装ケース”。皆さんもご自宅で活用しているのではないでしょうか。最近では、大きくて作りがしっかりしている衣装ケースの利便性に気づいた人たちが、簡易プールやハムスターの飼育ケージなどさまざまな用途に使っています。そこで今回は、衣装ケースの有効活用術についてご紹介したいと思います!●(1)簡易プールとして活用出典:衣装ケースを夏ならではの使い方で楽しんでいる人もいます。@ytblendcofffeeさんは、お子さんのために“簡易プール”として活用。子どもが小さい間しか使えませんが、わざわざビニールプールを買う必要もないのでいいですね。また、省スペースで楽しめるのもメリットの一つです。この夏、お子さんに水遊びをさせたいという方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。●(2)場所を取らない“砂場”に出典:さんは、衣装ケースに砂を詰めて“簡易砂場”として使っています。これならわざわざ公園に行かなくてもベランダで砂遊びをさせることができますね。砂遊び用の道具も用意してあげると本格的に楽しむことができそうです。2、3歳までのお子さんならこれで十分なのではないでしょうか。●(3)水槽代わりに出典:衣装ケースのほどよいサイズ感を活かして、水槽代わりに使う人も。@mikwo29さんは、金魚用の水槽に改造して活用しています。専用の水槽を買う必要がないのでコスパが良いですね。また、ガラス製ではないので掃除も比較的簡単そうです。これはぜひマネしたいアイデアですね。●(4)ハムスター用のケージに改造出典:さんは、なんと衣装ケースをハムスター用のケージに改造!両脇をくりぬいて焼き網を設置することで通気性を確保し、木材でロフト付きの家を作っています。これは市販されているケージにも負けないクオリティですね。安く用意できる上に掃除も簡単にできそうです。ハムスターを飼っている、飼う予定がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。----------いかがでしたか?普段何気なく使っている衣装ケースですが、工夫することで幅広い用途に使用することができます。興味のある方はこの記事を参考にして何かに活用してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部
2017年08月08日「祖母が私の大胆な紬を見たら、びっくりしちゃうかもしれませんね。でも祖母も、昔は使わなかった鮮やかな朱や青の糸を取り入れて革新的な紬を作った人で、きっと応援してくれていると思いますよ」 山々に囲まれ、千曲川の流れる長野県上田市の塩尻地区。蚕室造りの家々の並ぶ旧北国街道沿いに立つ織元「小岩井紬工房」。小岩井カリナさん(45)は、32歳から機織りに向かいはじめ、現在は伝統工芸士として活躍している。 およそ400年の伝統を誇る上田紬は、江戸時代には大島紬や結城紬と並ぶ日本三大紬として、「上田縞」の通り名で人気を博していた。その後、機械織りなどに押されて下火に。そんな上田紬の復興とブランド化に尽力した一人が、カリナさんの亡き祖母、小岩井雅代さんだった。昭和30〜40年代、ふたたび上田紬は全国的なブームとなった。 「当時の私には、着物はただただ疎ましい存在でしたね」(カリナさん) つねに人の目のある紬工房のお嬢さんという狭い現実から、もっと広い世界に飛び出したかったのである。 「家族や工房の皆さんに大切に育ててもらったと感謝しているんです。でも、どんどん窮屈に感じられて、それこそ繭玉に包まれている感覚でした。それも、自分で吐いた糸でできた繭じゃない。とにかく、ここじゃないどこかに、私の本当に生きる場所があるはずだと思っていた。繭を破って出て行きたかった」(カリナさん) 大学進学を機に、カリナさんは上京。大学卒業後、舞台女優を目指した。アルバイト生活のかたわら、24歳の春、前進座の養成所に入所。昭和6年創立の、由緒ある劇団である。1年後、カリナさんは同期15人中3人の合格者の1人となった。見事、座員として迎えられたのだ。 しかし、役者の世界は甘いものではなかったのである。とにかく先輩たちから叱られどおしだった。期待と現実のギャップに悩み、思い悩んだ末、’04年1月、31歳にして前進座を退団。身も心もボロボロだった。そこでカリナさんは思い切った行動に出た。先のことはまったく未定のまま、アイルランドへ。 「とにかく日本から遠い、知らない世界に行きたかったんです。すべてをリセットして、自分を見つめ直したかった」(カリナさん) 語学学校に通いながら、ホームステイを3カ月。この旅がカリナさんを変えた。 「パブにもよく行きました。そこでは地元の人たちがすごく普通に伝統的な衣装を着て、飲んで踊って自由に楽しんでいるんですね。伝統的な民族衣装といっても少しも堅苦しくなくて、楽しくて、なんて豊かな日常だろうって」(カリナさん) そこで初めて気がついた。 「私、なんでもっと着物を楽しんでこなかったんだろうって。前進座では毎日着物を着ていて、しかも私の家は機織り工房だっていうのに」(カリナさん) 帰国したカリナさんは、真っすぐに上田に向かった。かつてあれほど飛び出したかった紬工房に帰ったのである。 「愕然としました。活気がまったく失われていたんです」(カリナさん) 仕事が減っていることは知っていた。それにしても、あれほど大勢いた職人はほとんどやめていて、薄暗い座敷には売れ残りの反物がうずたかく積まれている。さらにカリナさんの帰宅1週間後、工房を支えてきた祖父が倒れた。 「入院した祖父を見舞いながら、家に戻ろう、紬をやろうって。工房で受け継がれてきたものが、誰かが引き継がなければなくなってしまうという危機感と、それを守る責任を強く感じました」(カリナさん) 時を同じくして、ドイツの和食店で働いていた弟・良馬さん(42)も実家に戻ってきていた。2人で工房をもり立てていこうと話し合い、両親にそのことを伝えた。 「とにかく、できることから始めようと思いました。まずは仕事を覚えることから」(カリナさん) 祖母の代から働いている職人の女性たちに教わることから奮闘は始まった。片っ端からメモを取り、写真を撮り、ときには動画も撮って、紬のあらゆる工程を覚えていったのである。最初は花瓶敷きなど小さなものからはじめ、やがて自分でデザインを考案してコツコツと作りはじめたという。 「それがすごく楽しいんです。自分の手のなかで、柄が出来上がっていくのが面白くて」(カリナさん) 工房に戻って10カ月後だった。ふらりと入ってきた男性が、カリナさんの練習代わりに織っていたカラフルな反物を見て、「とってもいいね。あなたの名前で作ったものは全部買い取るから、好きな値段を付けてください」と言った。京都・宇治の元卸問屋「しるべ」の代表、山田標件さんだった。いまも取引のある山田さんは、この日のことをよく覚えている。 「一目で気に入りましてね。見たこともない明るい色味なんだけど上手にまとめて、ちゃんと紬になっている。普通の感性ではこれは作れない、この人はいい反物を作れると直感したんです」(山田さん) 突然の朗報に、小岩井家は喜びに沸いた。 「職人を続ける糸口を見つけたーー、そんな気持ちでした」(カリナさん) 3年ほど後、長野市で開催された紬展を訪れると、初めて「小岩井カリナ」の名前で織り上げた反物も展示されていた。カリナさんが懐かしく眺めていたときである。女性3世代の客が足を止めた。 「おばあちゃんが私の反物をお孫さんの胸元に合わせて、なんとその場で買ってくださったんです。明るい色味の紬が、10代のお孫さんに本当によくお似合いだったんですよ。思わず、『これ、私が最初に作った着物なんです』と声をかけてしまいました。『まあ、あなたが!』と、忘れられない出会いです。すごくうれしかったですね」(カリナさん) 昨年、小岩井紬工房の代表を務める弟・良馬さんとともに、伝統工芸士として認定を受けるまでになったカリナさん。今年6月には、福岡市で開催された「第21回・女性伝統工芸士展」に初参加。工房は低迷期を脱し、売り上げも伸びている。 当初から現在に至るまで、紬と向き合うカリナさんには一貫したこだわりがある。 「たまにしか着物を着ない時代だけになおのこと、着る人が楽しい気持ちになるものを作っていきたいんです。自然と色も明るめで、柄も大胆なものが多くなります」(カリナさん)
2017年08月04日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。男の3兄弟子育ては、「男は狩猟民族説」に納得してしまう…どこかでこんなフレーズを聞いたことはないですか?「男は元狩猟民族。はるか大昔、外で狩りをして獲物を捕ってきていた頃の遺伝子が今も根本には脈々と受け継がれているんだ。」説。真実かどうかは分からないけれど、3人男の子を育てていたら、あながち間違っていないんじゃないかと思う。とにかくさ…男男男の純正三兄弟ってね………。も~~~ね。凄いよ。(溜息) きっとね、これはね、双子育児の大変さを経験した人じゃないと分からないように、純正三兄弟の大変さも経験した人じゃないと分からないと思う。う…うん……。言い回しを換えてみよう。彼ら、 3兄弟の日常彼らは起きている間は常に動き回っている。↓彼らは時間を無駄にせず常に鍛錬を重ねている。目に入ったものは触る・いじる・壊す!!↓好奇心旺盛で失敗を恐れない。余計な事ばかりして後始末に追われる母親を時には半泣きにさせる。↓親の顔色を伺わずにのびのびと育っている。彼らはいつも見えない何かと戦っている私が最近あっけに取られたのは、地面に落ちていたビニール袋。普通、道路にビニール袋が落ちてたとしても、気にせずそのまま歩いていくわよね。でも、下の二人。めっちゃ興奮して、「わ!!なんだこれ!!」「エイ!!エイ!!」って、一生懸命やっつけてた。(白目)ビニール袋、ノーリアクションなのに。(しーーーん。)どんな物でもオモチャにしてしまうから凄い。商店街のタイルの上を歩いてる時もえ。どこが海ですか。彼らはいつも見えない何かと戦っている。彼らの行動に…絶句。狩猟民族と母の戦いゆいたんが「ママ!見てて!」って言って、助走をつけてソファに飛び込んでいき、飛び越えれずに顔面から突っ込んでいって体が逆向きの海老みたいに曲がった時には、もう、かける言葉が見当たらなかった。(白目)彼らにとってソファは座るものではなくて、飛ぶもの。跳ねるもの。そして、渡るもの。飛んでる最中に膝頭と顔面がぶつかって鼻血が出ても、飛びすぎて頭から床に直角に落ちて行っても、失敗を活かそうとしない彼ら。100万回言ってもなおらない。もう、これ、遺伝子のせいだ。そうだ。彼らは狩猟民族なんだ。あーーーー。山の中で静かに暮らしたい……。(本音) 冬場の風呂も彼らの鍛錬は続く彼らは風呂ですらも鍛錬は怠らず、毎日風呂場でも全力で遊び、遊び倒して、冬場なのに、「暑い」といって水を浴び始めた日。 不意打ちで返り水を浴びた私の悲鳴が家中にこだましたのであった。何が悲しくて冬に水を浴びないといけないんだこのやろう。狩猟民族と母の戦いは今日も続く。
2017年02月16日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)とアンドレアス・クロンターラーがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の新衣装をデザイン。オーストリアのクラシック音楽シーンにおける最も重要な2017年1月1日のニューイヤーコンサートで、ステージ衣装「Philharmonic Suit」を披露する。ヴィヴィアン・ウエストウッドと彼女のデザインパートナーであり夫のアンドレアス・クロンターラーは共にクラシック音楽を深く愛しており、クロンターラーにおいては幼少時からフィルハーモニーの熱心な支持者だ。2009年に彼らは正式にフィルハーモニーに会い、2014年にはニューイヤーコンサートのバレエのコスチュームをデザインしている。2017年の年初めに発表される「Philharmonic Suit」は、オーケストラが着用する伝統的な衣装にユニークなアレンジを加えている。これまではフォーマルマナーに則り、昼公演にはシュトレーゼマン(またはストローラーの名で知られる昼用の礼服)、夜公演では燕尾服を着用してきたが、今回のデザインは伝統を重んじつつも現代的な機能性を兼ね備えた、昼夜どちらにも最適な衣装を製作。ロンドン・サヴィルロウにある、ハンドメイドの紳士スーツで名高いテーラーと連携し、楽団の男女一人ひとりフィッティング。それぞれの演奏家に必要な機能を備えたテーラーメイドスーツを仕立てた。男性用のスーツは、軽量で高品質な英国生地を使用。動きやすくエレガントな出来栄えに。ブラックのモヘアとウール素材のカットアウェイジャケットは、クラシックな燕尾服に現代的な工夫を加え、バックラインを持ち上げることで演奏者の動きをサポートする。このジャケットに、トラディショナルなブラックパンツと、ヴィヴィアン・ウエストウッド定番のダブルベストを合わせる。昼公演では、英国風モーニングスーツにインスパイアされたシルバーがかったサンドグレーのダブルベストと、ウィーン・フィルハーモニーのロゴが刺繍されたシルクのタイを着用。夜公演では、典型的なホワイトタイ(正礼服)にインスパイアされたピケ素材のホワイトのダブルベストに、同じくホワイトピケのボウタイを合わせる。女性用スーツのアイデアは、1993/94 AW ヴィヴィアン・ウエストウッド ゴールドレーベルの「アングロマニア」コレクションに登場した“Dangerous Liaison”ジャケットにヒントを得ている。このジャケットはもともと18世紀の紳士用フロックコートにインスパイアされており、今回は女性のシルエットに合うようカーブを調整し背中にプリーツを施した。また、楽器の取り扱い時の機能性と動きやすさを重視し衿を外している。スリムカットのクラシックなパンツを合わせれば、フォーマルなシルエットが印象的な仕上がりになる。昼公演ではシルバーサンドのシルクサテンを使用したドレープが美しいラップブラウスを合わせ、夜公演ではブラックのシルクのラップブラウスで、エレガントなイブニングルックを演出。なお、ウィーン・フィルハーモニーの楽団長アンドレアス・グロスバウアーは、伝統と現代的なエレガンスの融合を重視しており、今回のコラボレーションに関して次のように語っている。「映像ストリーミングやHDブロードキャストの時代において、視覚的要素の必要性はますます高くなります。ヴィヴィアン・ウエストウッドとアンドレアス・クロンターラーは、まさしくウィーン・フィルハーモニーの高いブランド水準にふさわしいデザイナーです。」。
2017年01月01日アイドルグループ・欅坂46のメンバーが着た衣装がナチス・ドイツの軍服に酷似していると批判の声があがっている問題で、所属レコード会社のソニー・ミュージックと総合プロデューサーの秋元康氏が公式サイトを通じて謝罪した。問題になったのは、10月22日のイベントでメンバーが着た衣装。ナチス・ドイツを連想させるとしてインターネット上で批判の声があがり、海外メディアにも報じられる事態となった。批判を受け、ソニー・ミュージックは公式サイトに謝罪文を掲載。「10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、『ナチスドイツの軍服がモチーフではないか』とのお問い合わせ・ご指摘をいただいております」とし、「私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。また、「当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません」と説明。「今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます」と続けた。秋元康氏も「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」とした上で、「スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っております」と謝罪。「再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」と伝えた。
2016年11月01日世界中の民族衣装や洋服などが集結する「Vintage Tribal Costumes -民族の手仕事-」が、9月10日から10月2日まで表参道ヒルズのパスザバトン(PASS THE BATON)内にあるPASS THE BATON LITTLE PAVILIONにて開催される。会期中は、古くから変わらず土地や人々に寄り添い、ともに生きてきた様々な民族衣装や洋服を展示。日本の着物をはじめ、1800年代のルーマニアやハンガリーの刺繍がふんだんに盛り込まれた服や、アフガニスタンやパレスチナ、インド、中国などの美しい手仕事でつくられた服などが展開される。また、会場では、世界中から集めたヴィンテージのスーベニアスカーフに、架空のトライバルグラフィックをプリントしたスカーフ「The original printed souvenir scarf - paint over-」も同時発売される。【イベント情報】「Vintage Tribal Costumes ─民族の手仕事─」会場:PASS THE BATON LITTLE PAVILION住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2階会期:9月10日~10月2日時間:11:00~21:00(日祝日は11:00~20:00まで)
2016年09月06日プリンスの「パープル・レイン」の衣装が1日、オークションで19万2,000ドル(約1,950万円)で落札された。今回出品された衣装は、57歳にして4月に他界したプリンスが1984年にリリースした「パープル・レイン」を歌う際に着用したフリル付の白のシャツとレザースリーブのブレーザーの2点で、オークションハウスの「プロファイルズ・イン・ハウス」が予想していた落札価格6,000ドル(約61万円)から8,000ドル(約81万円)を大きく上回る1点9万6,000ドル(約977万円)で取引された。今回の衣装の購入者の情報については、明らかにされていない。この衣装はもともと「パープル・レイン」に携わったメイクアップアーティストが持っていたが、その後、兄弟に譲られていた。また、同オークションハウスの創設者ジョー・マッダレーナ氏は以前、プリンスの死の前からこの衣装が出品される計画だったと主張していた。「偶然にもプリンスが他界したのと同時期に生じたことなのです」「おそらく、プリンスは『パープル・レイン』で最もよく知られています。彼のキャリアを築いたものといえますね。これからもずっとその曲によってプリンスは思い出されることでしょう。このように大切な品を取り扱うのは、非常に思いがけなく素晴らしい機会です」先日にも、プリンスゆかりの品が売却されたばかりで、プリンスが90年代に愛用していた「イエロー・クラウド」のギターが13万7,500ドル(約1,400万円)で米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)チームのインディアナポリス・コルツのオーナー、ジム・アーセイ氏の手に渡っていた。(C)BANG Media International
2016年07月06日俳優のヘンリー・カヴィルは、スーパーマンの衣装のままでトイレに行けるようにファスナーを取り付けてもらったのだそうだ。2013年作『マン・オブ・スティール』でそのぴったりした衣装に苦戦したというヘンリーは、25日から公開が始まった『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の撮影の際には、同じ苦労を繰り返さないよう下半身部分に特別な工夫を施してもらったという。『ザ・モーニング』に出演した際、ファスナーが自身のアイデアだったのか尋ねられたヘンリーは「そうだよ。『マン・オブ・スティ―ル』を終えた後、行きたい時にトイレに行けない大きな不快感はもう感じたくなかったから、今回はちゃんとファスナーをつけてもらったんだ」と答えた。自身の演じるスーパーマンがオフィスで働く一般人のクラーク・ケントになる際には、ただ額縁メガネを付けるだけというシンプルな仮装であることについて疑問に思っていたヘンリーは、実際にその程度で身分を隠せるのか友人とニューヨークのタイムズスクエアで試してみたのだそうで、「僕はスーパーマンのTシャツを着てメガネもかけずにコートを着て、『バットマン vs スーパーマン』のポスターの下に立ってみたんだ。ちなみにこのポスターはビル一面に渡った巨大なものなんだけどね」「そうしたら僕たちは2回話しかけられて、1回は道を聞かれて、2回目は僕らの後ろにあるコーヒーショップにいた人が『写真を撮るのをやめてくれますか?』って言ってきただけだったんだよ」と驚くべき結果になったことを明かした。(C)BANG Media International
2016年03月29日コスプレ衣装などの製作販売を行う「COSPATIO」は、完全受注生産の「コスパティオ リミテッド」ラインより、『アイドルマスター シンデレラガールズ』でシンデレラプロジェクトのメンバーが着ていたステージ衣装「マイファーストスター!!』のブルーver.とイエローver.の「コスチュームセット」や「ブローチ・リボンセット」、さらに「クラウン」、「ニーソックス・ブーツカバーセット」を発売する。また、先行して予約受付していたピンクver.の第2次生産を行うことも発表された。今回の衣装は、公式監修のもと、スポットライトのような光を浴びたときに程良い光沢が出る生地を使用しているのが特徴。「コスチュームセット」と「ブローチ・リボンセット」は、ver.によってそれぞれ趣向が凝らされており、ブルーver.はホルタ―ネックワンピースやフィンガーレスグローブ、イエローver.はフリルの形が崩れないよう工夫されたグローブ、黄色い花のあしらわれた可愛いチョーカーなどにこだわって作られているという。また、ワンピース裾のハートやブローチ、クラウンといった立体造形のパーツは職人による手作り品。さらに「コスチュームセット」「ニーソックス・ブーツカバーセット」の小物は、パーツごとにサイズ選択ができるとのこと。商品の予約はいずれも2016年3月25日~5月8日、発送は2016年8月中旬ごろを予定している。なお、本衣装は、2016年3月26日・27日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2016」のコスパブース(J1)でサンプル展示される予定。その後も「マイファーストスター!! ブルーver.」はコスパティオ秋葉原本店、「マイファーストスター!! イエローver.」はコスパティオ ジーストア大阪店にて、2016年4月2日~24日の期間限定で展示される。○『マイファーストスター!! ブルーver.』○ステージ衣装の発売日・価格「マイファーストスター!!」コスチュームセット(ピンクver.・ブルーver.・イエローver.サイズ:S/M/L/XLセット内容:ワンピース・スカート・クリノリン・ショートパンツ・手袋(ブルーver.はフィンガーレスグローブ、イエローver.はグローブ)・ブローチ(価格:147,204円(税込)「マイファーストスター!!」ブローチ・リボンセット(ピンクver.・ブルーver.・イエローver.ブローチ寸法:縦約10cm×横約13cmセット内容:ブローチ・胸リボン価格:29,160円(税込)「マイファーストスター!!」クラウンクラウン寸法:高さ約6cm×巾約9cmセット内容:クラウン価格:23,760円(税込)「マイファーストスター!!」ニーソックス・ブーツカバーセットサイズ:S/M/L/XL/XXLセット内容:ニーソックス・ブーツカバー(カフス付き)価格:40,824円(税込)○展示スケジュール『AnimeJapan 2016』東京ビッグサイト 東展示棟 コスパブース(J1)日程:3月26日・27日 10:00~17:00展示物:『マイファーストスター!!ブルーver./ピンクver./イエローver.』コスパティオ秋葉原本店(ジーストア・アキバ3F)日程:2016年4月2日~24日展示物:『マイファーストスター!! ブルーver.』コスパティオ ジーストア大阪店日程:2016年4月2日~24日展示物:『マイファーストスター!! イエローver.』(C)BNEI/PROJECT CINDERELLA
2016年03月26日春夏になるとトレンドに浮上する民族衣装の要素を取り入れたファッションスタイル“トライバル”。今季は、ネイティブ柄やサファリカラがモダンに進化。今を感じるデザインやシルエットを取り入れてみて!■幾何学柄のような斬新デザインが技あり。エキゾティックなムード漂う柄クラッチは、カールした糸とビーズを駆使した手の込んだ逸品。マグネット開閉で使いやすさも文句なし!W31×H17×マチ9 cm¥13,000(ヌキテパ/ショールーム セッションTEL:03・5464・9975)■オリジナリティ溢れるドット柄が最大の魅力。アートのような曲線とポップな配色が印象的。ラバー&エスパドリーユを合わせたソールやバックストラップで、抜群の安定感。ヒール高2cmサンダル¥20,000(ピメントス/アメリカンラグ シー 渋谷店TEL:03・5459・7300)■リーフの総柄が目を引く柔らかなシルクパンツ。パンツ¥27,500(アンナ スタジオ/ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店03・6438・0401)トップス¥40,000(レイチェル コーミー/アメリカンラグ シー 渋谷店)サンダル¥35,000(フラミンゴ/エディットフォー ルル ルミネ新宿店TEL:03・6911・2811)※『anan』2016年3月23日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・高松由佳(スチーム)モデル・る鹿
2016年03月21日著者撮影アオザイの国はオーダーメイドの国ベトナムと言えばアオザイですよねー。ネットでの「最も美しい民族衣装は?」という議論で毎度名前が挙がるベトナムの民族衣装・アオザイ。少し雑に言えば、露出を抑えたチャイナドレスという印象でしょうか。地面に届きそうなほど長くそして大きくスリットの入ったスカート、その下にはゆったりとしたズボン。この、ズボンの上とスリットの端が重なった、三角窓から見えるお腹がセクシーなんですよね。昔、ニーソックスの上端とスカートの間が「絶対領域」なんて呼ばれたりもしましたけど、アオザイの三角窓は「神の領域」と呼んでも言い過ぎではありません。神社の鳥居の向こう側みたいなもんですね。言い過ぎました。アオザイのもうひとつの大きな特徴に、上半身に対してピタッ!と生地が密着して身体のラインがハッキリと見える点があります。ベトナム人女性に細身の方が多い理由はアオザイを着こなすためとも言われたり。そう、密着している…つまり、アオザイはオーダーメイドが前提にあるんですね。余談ですが、男性用もあってこちらは全く密着していません。まぁ、個人的には「密着して誰が得すんねん」と思いますが。いや、損得は関係ないか!ベトナムと言えばアオザイ、アオザイと言えばオーダーメイド。言い換えますと、ベトナムと言えばオーダーメイド!ということなんです!しかーし、観光に来られた方にとってのアオザイの楽しみ方は限られています。試着して写真撮影、試着して散歩、これが関の山でしょう。が、私は言いました!アオザイはオーダーメイドが前提にあると!用意されたアオザイを着て何が真のアオザイストと呼べるのか!そもそもアオザイストって何なんだ!という訳で今回は、「布生地から選ぶアオザイの作り方」を紹介します。それ以外にもTシャツやスーツやワンピースなんかもオーダーメイドれるんだぜベトナムは!やって来ました、布生地の聖地・タンディン市場著者撮影いきなりテイラーに行っても布生地はあるのですが、その数は限られてしまう訳です。でも、折角つくるなら、食傷するくらいの種類からあなたと運命の赤い糸でつながっている布生地を選んでやりましょうや。だからと言って赤い布生地を選んだらダメですよ。あはは、冗談がくだらねぇ。著者撮影こちらがタンディン市場。外観では中に何があるか分かりませんが……ほい!著者撮影布生地がギ~ッシリ!著者撮影ほ~らほら!この通り、ひしめき合うように布生地が積まれています。境目はよく分かりませんが、ほぼ等間隔で座っている人物(主に女性)が、各店の売り子です。あ、コレいいなぁーと思って布を見たり触ったりしていると「何が欲しいの?」と聞いてくるので、「こういうものを探していてかくかくしかじか…」とか返答しようものならそのままバトル(交渉)に突入です。余談ですが、これらの布生地は韓国やカンボジアからの輸入品らしい。ベトナム製だと思っていたので、その事実を知ったときは少しだけ凹みました。全てがベトナム製だったらなんかカッコイイ、っていうだけのワガママですが。さぁ、それではここで、価格交渉の方法を紹介しましょう。私が実証しております!市場で値切る方法向こうも電卓を持っているので、単純に指差しをしていればなんとなく売買が成立してしまうのですが、少しでもお得に買い物をしたいですよね。という訳で、価格交渉のノウハウをお教えいたしますよ。1.値段を聞くときは指を差しながらバウニューティェン(Bao Nhieu Tien)?これはもちろん「いくら?」という意味。出だしから「ハウマッチ?」と英語で聞いてしまうと、高く見積もまれてしまう可能性があります。観光客の多い市場に比べるとタンディン市場はかなり良心的な価格ですが、それでも現地の言葉を使うことによって、「むむっ、こやつ出来る…!」と思わせれば得をしても損はしません。ただ、当たり前のように価格もベトナム語で言ってくるので、こちらもGoogle先生に聞くなりして押さえておきましょう。途中で英語に切り替えても構いません、ここでは最初の言い値が肝心なのです。2.相場は1メートルが5万ドン(およそ250円)~20万ドン(およそ1000円)これは正直なところ「ものによる」のですが、それでも慣れていないと10倍の額を言われてもピンと来ないと思うので、おおよそこの範囲だと思ってください。で、ほとんどのお店で購入できる最小値が1メートル。価格を知って、その分野に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、ベトナムではオーダーメイドこそ安いものの、布生地はそれほど安くありません。輸入品ですし、これはしょうがないのかもしれませんね。3.値切りたかったら、ヒット&アウェイこの市場ではまとめて(具体的にはおおよそ3メートル以上)購入しない限りあまり値切れないと思っておいた方が良いのですが、それでもあなたが値切りたい場合、一度値切ったあとに諦めた体でその場を離れてしまう方法が得策です。まだ価格を落とせる場合は売り子から呼び止めて来るし、本当に下がらない場合はスルーされます(そのときはしばらくしてからまた戻れば良い)。ただ、繰り返しになりますが、タンディン市場は全体的に良心的な価格であることと、彼女たちも商売でやっているのでお互いに幸せになれる交渉になると良いですね。これを「ヒット&アウェイ」と呼べるかどうかは分かりませんが、ただ私が言いたかっただけです。蝶のように舞い蜂のように刺せ!と偉い人も言ってます。上記が価格交渉の方法ですが、1も3も観光地の面を持つ市場であればどこでも通用します。とくに一大観光スポットのベンタイン市場では絶大な効力を発揮!3が三回くらい使えたりするので、一見すると底なしに下がっていく価格に対して「一体どんだけ利益貪っとんじゃ」という猜疑心が逆に生まれて来ます。まぁ、あそこは、市内屈指の土地の高さ(ひいては場所代の高さ)ではありますけどね……。市場グルメもついでに楽しめます著者撮影布生地とは全然関係ありませんが、著者撮影市場内にあるワンタンメンが安くて美味しいですよ。タンディン市場の向かいにも布生地が売られていますさて、価格交渉がどうのこうのと書いておきながら、市場では買わず、ハイバーチュン通りを挟んだ向かいに並ぶ生地屋さんで購入するのもありです。タンディン市場に比べると、店員の声掛けも少ないので、比較的ゆっくりと物色できるはずです。著者撮影市場と同様に、アオザイやスーツに使われる布生地を扱うお店が並んでいます。著者撮影なんだかお金が掛かっていそうなお店を発見。著者撮影アオザイのパンフレットなんてあるんだー、と見ていると!著者撮影モニターの下に……何コレ!?著者撮影ハローワークの窓口……ねぇよ!?すごいですね、ハローワークで使われていたモニターがベトナムのアオザイ生地屋に移動するって、かつて目隠しされて香港まで連れて行かれた猿岩石を遥かに凌ぎます。このたとえ、すっごい分かりづらい!著者撮影ギッシリとひしめく布生地たち。アオザイ用だけあって、個性が強くて美しい。著者撮影いいですねーあーいいですねー(布好きです)。ここまで紹介しておいて、今回そもそもアオザイをつくって着る人間は誰なんだ?というともちろん私ではありません。男性用もあるけれど、女性用の華やかさには敵いませんしね、それもなんだか片手落ち。という訳で、ちょうど友人がアオザイを新調したいという話をしていたのでそこに同行することにしました。著者撮影そんな友人が選んだ布生地がこちら!等間隔にあしらわれた小鳥が可愛いですね。ゴージャスというよりも可愛らしいアオザイになりそうです。著者撮影ちなみに私はいくつかTシャツをつくりたかったので、こちらの布生地を購入しました。つくろう!アオザイ&Tシャツ著者撮影それらを携えて、オーダーメイドショップ……いわゆるテイラーへ向かいます。布生地を扱うお店ではそのままアオザイのオーダーメイドにも対応してくれる場合が多いのですが、友人いわく「ここは前回も利用したので安心」だそうです。ただ、言葉が通じない、かつ住み慣れていない方となると、修正の注文などで苦労すると思うので、日本人が対応してくれるお店が良いかもしれません。そちらはまた後ほど紹介します。店の正面にはアオザイを着たマネキンが二体。著者撮影著者撮影もうちょっと…生やしてあげても良かったのではないか。著者撮影アオザイをつくるためには、なんと15箇所以上の部位を計測します。この部位の多さこそが、あの美しいフォルムを生み出す秘密なんですね。著者撮影このように、全身の計測値をカードに記します。友人から個人情報ではないかと言われたのでモザイク処理を施しました。著者撮影で、私はというと、アオザイではないので別のテイラーへ。日本人のスタッフが対応してくれるお店なので、注文の対応も柔軟なのです。著者撮影これを胸ポケットにして、これを襟に使ってポロシャツに……とあれこれ注文。なお、ここでサンプルとして既成品を一着携えているところがポイントです。現物があれば、気に入った布で同サイズのものをつくるということも可能、つまり布さえあればいくらでも複製できるという訳です。それこそがベトナムにおけるオーダーメイドの最大のメリットのひとつと言えるのかもしれません、最初から型がある場合にオーダーメイドと呼べるかどうかはちょっと微妙だけどね。完成したアオザイを受け取りに行くアオザイは、その日の昼に注文して、翌々日の夜に完成しました。つまり2日間と半日、おそらくこれがローカル店の平均的な最短期間だと思います。ベトナムでの旅行でホーチミンに3日間もいるなら、初日に注文しておくと上手く時間が使えますね。ただ、日本と違って予定通りに進まないことがしばしばあるので、欲を言えば4日間以上あると安心です。さて、指定された日時に取りに行くと……。著者撮影べべべ、べーーーん!著者撮影試着した友人(彼女の右肩にいる人はちっさいおっさんじゃなくて鏡に映った私です)。そして別のお店でつくったTシャツも!著者撮影どどど、どーーーん!著者撮影いいですね!納得のいくものが出来ました。ベトナムでのオーダーメイド・まとめと、ベトナムで布生地選びからオーダーメイドするまでの一連の流れを紹介いたしました。これまでに書かなかった情報も含めて、まとめてみましょう。・ホーチミンで布生地を選ぶならタンディン市場がオススメ。・布生地は1メートルから、相場は5万ドン(およそ250円)から20万ドン(およそ1000円)まで。・合計3メートル以上になると少し安くしてくれる傾向がある。・アオザイのオーダーメイドに掛かる日数は店にもよるが、平均的にローカル店で最短2日間と半日。今回の注文価格は、布生地持ち込みで、50万ドン(およそ2500円)でした。・今回登場した日本人対応のテイラーでの注文から納品までの期間は、アオザイやワンピースは最短1日間から、スーツは最短2日間から。ただし、注文枚数や希望デザインによって変動。価格(布生地持ち込み)はアオザイとワンピースは50ドル、スーツは女性で120ドル、男性で150ドルから、とのことでした。はい!ま、冒頭でつくれつくれと煽ったものの、つくったアオザイを日本で着る機会はそうそう無いでしょう。ただ、女性ならワンピース、男性ならスーツといったように気軽につくっても良いのではと思います。日本ではオーダーメイドって高い印象がありますからね。既成品一着、またはそれ以下の価格で、あなただけの服がつくれちゃう訳ですから!今回登場した市場とお店の店名&住所タンディン市場店名:Cho Tan Dinh住所:Cho Tan Dinh, Hai Ba Trung, District.1, Hochiminh city.ローカルのアオザイ・テイラー店名:Ao Dai Xua Nay住所:599 Nguyen Dinh Chieu, District.3, Hochiminh city.日本人が常駐しているテイラー店名:Tailor Ralan住所:254B Ly Tu Trong, District.1, Hochiminh city.著者撮影最後に全く関係ありませんが、ローカルのテイラーにあった、見てるだけでいじりたくなるスイッチ盤。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年03月03日東京都・両国のAI KOKO GALLERY(アイココギャラリー)は、女性の衣装からみる現代の消費と生活に迫る展覧・即売会「衣装展」を開催する。会期は3月20日~3月21日。開場時間は11:00~17:00。入場無料。同展は、高度経済成長を終えた70年代後期から80年代前半にかけて生まれた女性の衣服からみる現代の消費と生活に迫るもの。衣服の購入理由は人さまざまだが、社会的役割の中で買わざるをえなかった服や、日常着でありながら機能性よりも装飾・個人的趣向を重視して選んでしまった服、コレクション欲よりも購買欲や承認欲求を満たしたい服、気づけば持ってるファストファッションの服など、多種多様な理由によって購入された服がある。人々は、一体誰からの「見た目」に影響を受け、またその装いからどう判断されて生きているのか、今回女性たちから集められる衣服から、その一片を読み解くことができるということだ。なお、同展は、フリーマーケット形式を取っており、出品(展示)された服は来場者が購入することもできる。出品に関してはアンデパンダン形式(非審査・自由出品の開かれた創作発表形式)を取っており、「人生がときめく」服を選び「いつか」に備えた服を手放す勇気を持ちたいと考える人へ、自由な出品を呼びかけている。出品希望は3月19日までに同ギャラリーへ問い合わせが必要となる。また、祖母の代から秘かに受け継がれた春画の写本と艶本を展示する「春画の写本展」も同時開催されるということだ。
2016年03月02日アル・パチーノ主演舞台『チャイナ・ドール』がブロードウェイで開幕した。ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が衣装協力をしている。『チャイナ・ドール』の脚本を手掛けたのは、劇作家で脚本家のデイヴィッド・マメット。ストーリーは、全てを捨て新たな人生に向けて歩み始める裕福な男と若く美しいフィアンセ、飛行機を主軸に展開する。突然かかってきた一本の電話がきっかけで運命の歯車が狂い始めるというストーリーになっている。同作の中でアル・パチーノは、グログラン・シルクのタキシードにイブニングベストと白いイブニングシャツ、ボウタイをつけて登場する。なお、ジョルジオ アルマーニとの関係は、アル・パチーノが1993年公開の映画『セント・オ ブ・ウーマン/夢の香り』でアカデミー賞を受賞した際の授賞式で同ブランドのタキシードを纏ったときから始まっている。
2015年12月22日TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』のステージで"島村卯月"たちが着用していたステージ衣装「マイファーストスター!!」ピンクver.が【完全受注生産限定】のコスパティオリミテッドから登場する。衣装には、スポットライトのような光を浴びたときに程良い光沢が出る生地を厳選して使用。特徴的なシルエットを再現するため細部までこだわり仕上げられたワンピースやスカート、クラウンや胸のブローチといった1点ずつ職人手作りの立体造形パーツなどアイドルの衣装にピッタリなステージ映えする仕上がりとなっている。特にスカートは、ドレスに良く使用されるオーガンジー生地でチュールを包み、軽さとボリュームを両立。チュールの重ね方に一工夫加えたパニエとクリノリンで支えることで綺麗なシルエットをキープできる造りになっているという。さらに、「コスチュームセット」「ニーソックス/ブーツカバーセット」はセット内の各パーツごとにサイズが選択可能となっている点も注目だ。現在、渋谷凛たち着用の『ブルーver.』、本田未央たち着用『イエローver.』も鋭意開発中とのこと。続報はコスパティオ公式サイトなどで告知される。なお、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の3rdライブ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」の会場ほかにて開発サンプルの展示も決定。受注生産だからこそ可能となるハイクオリティな衣装をぜひ間近でチェックしてみたい。■展示スケジュール▼「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」2015年11月27日(金)15:00~2015年11月28日(土)9:00~【開演後】30分程度2015年11月29日(日)9:00~17:00【場所】幕張メッセ国際展示場※野外エリアの為、天候により展示が中止になる場合がある。▼2015年12月13日(日)~2015年12月26日(土)【場所】コスパティオ ジーストア大阪店▼2015年12月29日(火)~2016年1月11日(月・祝)【場所】コスパティオ秋葉原本店(ジーストア・アキバ3F)「マイファーストスター!!」の価格は、チョーカー、ワンピース、スカート、クリノリン、ショートパンツ、手袋がセットになった「コスチュームセット ピンクver.」が136,300円(税別)、「ブローチ/リボンセット ピンクver.」が27,000円(税別)、「クラウン(共通)」が22,000円(税別)、「ニーソックス/ブーツカバーセット(共通)」が37,800円(税別)となる。第1回申込受付期間は、2015年11月20日(金)~2016年1月8日(金)で、発送は2016年4月上旬予定。そのほか詳細はコスパティオ公式サイトにて。(C)BNEI/PROJECT CINDERELLA
2015年11月20日DeNAトラベルはこのほど、「民族衣装」に関する調査結果を発表した。調査は9月18日~10月1日、「DeNAトラベル」のメール会員1,966名を対象にインターネットで行われた。○男女87.3%が"民族衣装を着る"願望あり「旅行先で民族衣装を着てみたいと思いますか?」と質問したところ、87.3%(1,716人)が「着たい」「機会があれば着たい」と回答。男女別では男性76.4%、女性94.6%が民族衣装を着てみたいと思っていることがわかった。○人気の民族衣装は「アオザイ」続いて、女性に「アジア各国(日本を除く)の民族衣装の中で最も着てみたいのはどれですか?」と尋ねたところ、1位はベトナムの「アオザイ(30.4%)」となり、次いでインドの「サリー(28.9%)」、韓国の「チマチョゴリ(21.6%)」と続いた。一方、男性に「アジア各国(日本を除く)の民族衣装の中で女性に最も着てほしいのはどれですか?」と聞いたところ、ベトナムの「アオザイ(50.5%)」がダントツの1位。2位は中国の「チャイナ服(17.0%)」、3位はインドの「サリー(7.7%)」という結果に。衣装を選んだ理由については、男女ともに「美しいから」という回答が圧倒的に多かった。○民族衣装にまつわるエピソード最後に、旅行先での民族衣装にまつわるエピソードについて教えてもらったところ、次のようなものが挙がった。・「2000年、中国ハルビンに3泊4日の出張をした際、チャイナドレスを一晩で縫ってもらいました。現地の日本人1人と通訳さんと3人で市場へ行って店を選び、布屋さんに一緒に行ってもらって(全部近所です)用途を相談、採寸して翌日試着、その場で修正して渡してくれました。当時のレートで1,800円程度でロングドレスが作れました。現地で着用したのはその時だけでしたが、帰国してからコンサート等で歌う時やチャイナ気分を味わいたい時に何度も着て楽しんでいます。地方でしたら価格も安いですし、無理も聞いてくれますから短い滞在でも十分です。とてもよい記念になりますよ!」(40代女性: 中国「チャイナ服」)・「シンガポールへ一人旅へ行き、インド人街でサリーを購入。着付けてもらい歩いて回っていると同い年くらいの女性に話しかけられ(インド人)友達になりました。まだ彼女とは交流があります。とてもいい買い物をしたと思っています」(20代女性: インド「サリー」)・「5年前、初めてベトナムに行って、ホーチミンの会社の社内旅行に同行してダラットに行ったとき、現地で民族衣装を着て写真を撮ってくれるサービスがあったので、記念に会社の女性と一緒に男女ペアのアオザイを着ました。男性用のアオザイってあまり見ないので珍しかったので。少し重かった印象があります。もっとも、宮廷で着るもので一般的なものではないような」(60代男性: ベトナム「アオザイ」)
2015年10月22日ルフトハンザ ドイツ航空のミュンヘン空港を拠点とする客室乗務員の特別チームは、ドイツで今週末に始まるビールの祭典「オクトーバーフェスト」の期間中、民族衣装を着用してのフライトを予定している。ルフトハンザの創立60周年を記念して、1950年代の伝統的衣装を再現したアニバーサリー仕様の衣装を身にまとった客室乗務員14人のチームが、9月中旬から北米およびペルシャ湾の目的地へと向かう。9月16日には米国のシャーロットへ、21日にはバンクーバーへ、29日にはドバイへと出発する。客室乗務員たちが着る1950年代の伝統的衣装は、ミュンヘンを拠点とする民族衣装専門店アンゲルマイヤー・トラハテンによって再現された。女性客室乗務員が着用する「ヴィーズン・ディアンドル」はライトブルーにベージュの織り模様をあしらい、ベージュのエプロンには控えめなライトブルーのドットを施している。一部の欧州内路線では、欧州内短距離旅客専門のルフトハンザ シティーラインの客室乗務員が通常の制服に代わり、バイエルン地方の伝統的衣装を着用する。ルフトハンザ シティーラインの女性客室乗務員3人も、アンゲルマイヤー・トラハテンのディアンドルを着用する予定となっている。ミュンヘン空港内にあるルフトハンザの旅客ラウンジでは、「第5の季節」と呼ばれるオクトーバーフェストを美食のイベントによって盛り上げる。ファーストクラス ラウンジでは、オクトーバーフェストの装飾を施したレストランで、「オックステールのプラリネ」や「白ビールのティラミス」など、作り立てのバイエルン地方の名物料理を提供する。セネター ラウンジでは、リンゴを幾層の薄い生地で包んで焼いた「シュトゥルーデル」や冷肉の盛り合わせ、プレッツェルなどを振る舞う。さらに、オクトーバーフェスト期間中には、ルフトハンザ ファーストクラス利用者にも特別料理を提供する。ミュンヘンとシャーロットを結ぶ便のメニューには、テーガンゼー湖名物のカツレツ「テーガンゼー・シュニッツェル」や、バイエルン風「オクトーバーフェスト・ダック」、デザートには果実やナッツの入ったパンケーキ「カイザーシュマーレン」か温かいリンゴのシュトゥルーデルが用意される。
2015年09月15日ブルネイは年に1度の断食(ラマダン)へ断食(ラマダン)とは、1ヶ月間、日の出から日の入りまで、食事やたばこ等の嗜好品を断ち精神を鍛えたり、食べ物のありがたみを感じるためのイスラムの儀式の一つで、今年は6月18日(木)より始まる予定です。この1ヶ月が終わると断食明けをお祝いするハリラヤが始まります。ハリラヤでは、毎年たくさんの人が訪れる王宮開放が行われたり、一般のおうちでは オープンハウスも開かれます。このお祭りに合わせて、民族衣装を新調する人が多く、私も昨年同様新しい民族衣装(バジュクロン)を今年もオーダーしました。断食前に民族衣装をオーダー昨年は赤と黄色が特徴でしたが、今年はこちらの緑とクリーム色でデザインも違ったものにしてみようと思います。断食に入るころにはどこの仕立て屋さんもオーダーが殺到していて、受け付けてくれないところも増えてくるので、断食に入る前にはオーダーをしておくことがベストです。生地は2枚で30ブルネイドル(約2,757円)程度。 併せるボタンと透けないように中の生地は別途10ブルネイドル(約919円)かかりました。材料が揃ったら仕立て屋さんへGO!前回とは違う仕立て屋さんでオーダーしてみました。料金は40ブルネイドル(約3,676円)でした。 できあがり予定日は約一か月後の7月15日(水)!できあがりが楽しみです。番外編・ほかにもあるある様々な民族衣装!ブルネイでの一般的な民族衣装をご紹介しましたが、他にもさまざまな民族衣装があります。原住民族イバン族も独自の民族衣装、ngepen(ンゲパン)を 持っています。この民族衣装はお祝いのときなどに使用される衣装で、普段着として使用するものではありません。鉄のコインを腰に巻くので、若干重いですが 赤や黄色など華やかな衣装が特徴です。記事冒頭の写真も原住民族イバン族の民族衣装です。こちらはバジュクバヤ(カバヤ)。バジュは「服」、クバヤは「ブラウス」を意味します。バジュクロンと同じく、上下に分かれた衣装ですが、前がボタンで留めるタイプが一般的です。今年の流行はちょっと古いタイプの柄みたいです!それでは、次回の民族衣装の記事ではオーダーした完成品をご紹介いたします! どうぞお楽しみに!こちらも合わせてCheck!オーダーメイドで世界に1つだけのブルネイ民族衣装を作ってみよう!※上記の日本円表記は、2015年6月17日の為替レートに準じます。
2015年06月17日ユニクロはこのほど、バングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたウィメンズ・コレクションの販売を開始した。同コレクションは、バングラデシュの女性用伝統衣装「サロワカミューズ」を現代的なスタイルにアレンジしたもの。「シンプル・エスニック」をテーマに、ニューヨークの商品開発チームがデザインを手がけた。展開するのは、サロワカミューズの伝統的なスタイルを取り入れた「ワンピース」(3型 / 各2,990円)、「イージーパンツ」(1,500円)、「スカーフ」(1,000円)の3アイテムに、「チュニック」(4型 / 2,990円)を加えた4アイテム全9型。スカーフは1サイズ、それ以外の商品はS・M・Lの3サイズを用意。同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーでグローバルデザイン担当のリアン・ニールズ氏は、「このコレクションでは、サロワカミューズの特徴である繊細な刺しゅうや織り柄、鮮やかな色使いを生かしつつ、ユニクロならではのシンプルで美しいシルエットと着心地の良さを追求しました」とコメント。また、高品質な綿ドビー、ガーゼなどの天然素材を採用することで自然な風合いと軽く肌触りの良い着心地を実現させたという。さらに薄く透け感のある素材のため、単品での着こなしのほか、重ね着など幅広いコーディネイトが楽しめるとしている。取り扱い店舗は、日本を含む世界14カ国と地域のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンラインストア。4月20日より日本・中国・香港・インドネシア・韓国・台湾では販売中。4月27日よりオーストラリア・フランス・ドイツ・アメリカ、5月下旬よりマレーシア・フィリピン・シンガポール・タイにて発売する。なお、同コレクションによる収益の一部は、働く人の未来をひらくプロジェクト「Factory Worker Empowerment Project」として、バングラデシュの縫製産業で働く女性の教育支援に使用するという。※価格は税別
2015年04月22日――映画の中でも存在感を放つケイト・ブランシェット演じる継母の衣装について教えてください。彼女は冷酷でいじわるな役どころなので、衣装のどこかに黒を使いました。そして、グリーンを多く使っています。私にとって、グリーンは嫉妬や強さを表す色で、可愛げや親しみのある色ではありません。強くて美しい色。まさに、悪役である継母のイメージですね。――継母の連れ子「ステップシスターズ」も、鮮やかな色彩と装飾で着飾っています。実は、彼女たちの衣装には本当に安い生地を採用しています。そうすることで、チープな輝き、つまり知性や内面からの美とは無縁のガサツな中身を表現しました。デコラティブな80年代的要素も取り入れています。例えば、2人が舞踏会に着て行くドレスには、ビビッドなカラーのドレスにメタリックなプリントを施し、さらに花のシルエットにカットした生地を重ねています。まさに、謙虚さを持ち合わせず、賢明でない姉妹を象徴するようなデザインですね。誰もが知るシンデレラのストーリーを華やかに彩る衣装は、デザインだけでなく登場人物のキャラクターを洞察することで生み出されている。彼女の手掛けた衣装は4月22日から都内2ヶ所で間近に見ることが可能。日本橋三越本店では、フェアリー・ゴッドマザーの魔法でシンデレラを美しく変身させるシーンを再現。フェアリー・ゴッドマザーの衣装と変身前のシンデレラのピンクのドレス、舞踏会にシンデレラを運ぶ馬車が展示される。また、三越銀座店ではシンデレラ、王子、継母、ステップシスターの衣装が展示される。伊勢丹新宿店<は「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」など、九つのブランドがシンデレラにインスパイアされてデザインしたオリジナルシューズを展示する(一部ブランドは受注販売可)。1/2に戻る。■サンディ・パウエルプロフィール1960年英国生まれ。「アビエイター」「恋に落ちたシェイクスピア」「ヴィクトリア女王 世紀の愛」の衣装デザインで3度のアカデミー賞に輝く衣装デザイナー。11年には映画業界の貢献を讃えられ大英帝国勲章を贈られた。
2015年04月13日4月25日に日本公開されるディズニー映画『シンデレラ』の衣装デザイナー、サンディ・パウエル(Sandy Powell)が来日。幻想的な現代のシンデレラの世界に生きるキャラクターの衣装に込められたメッセージを聞いた。――数々の歴史映画において、その時代の雰囲気を保ちながら、モダンな要素を備えた衣装を製作しています。映画のコスチュームデザインにおいて大切にしていることとは?私が映画の衣装デザインを手掛けるときは「もし私が映画の背景である時代のファッションデザイナーだったら、何をデザインするのか?」というところからイメージを広げていきます。それから、スクリーンの中でキャラクターを表現するのに「色」という要素も大切だと考えています。実際、今回シンデレラに登場するキャラクターたちにも、イメージにあった色の衣装をデザインしました。――『シンデレラ』全体の衣装の雰囲気はどのように構築したのでしょう。まず、シルエットについては、16世紀から19世紀までの様々な時代のファッションを考察しました。結果、今回は1940年代版19世紀ファッションという感じにするのが面白いと思い、それを採用することにしたの。ジョン・ガリアーノやクリスチャン・ディオールのように、普遍的なシルエットを現代の感性で再解釈していく作業でした。――シンデレラが舞踏会で着るブルーのドレスについて教えてください。彼女のドレスカラーは、最初からブルーにしようと考えていました。ブルーよりシンデレラに相応しい色はないと思ったからです。このドレスの深みのあるブルーを出すために、異なる素材や質感の生地を重ねています。一番上の生地はシルク。シルクやポリエステルなど、異なるテキスタイルを重ねることで、シンデレラが動き、ドレスに光が差し込む度に、新しい輝きを見せてくれるドレスに仕上げました。このドレスを製作するにあたり、20人のスタッフで延べ1万時間くらいかけています。――舞踏会でシンデレラが着たドレスには、1万個ほどのスワロフスキーのクリスタルが散りばめられているそうですね。このスワロフスキーや内側のテキスタイルがグリッター素材なのは、シンデレラの内面から溢れる美を表現するためでしょうか?その通り!それから、シンデレラのドレスの表面に使用したシルク生地もそうですが、上質な素材というのは気品のある表情を作り出してくれます。シルク生地から透けて見える輝きで、シンデレラの内から溢れ出る魅力を表現しました。このドレスの華やかな揺れや広がりを生み出すには、素材のセレクトも大切です。シンデレラのドレスの動きをCGによるものだと思う人もいるけれど、これはリアルです(笑)。――舞踏会のシーンには中国、インド、日本、ロシアなど、多くの国のお姫様が登場しますが、そのアイデアはどこから?これは台本にあったアイデアなの。シンデレラの舞台は、世界のどこかにある海辺の港街という設定で描かれています。その街中に異なる国々の人がいることで、ユニバーサルで現代的なシンデレラの世界を描くことを企図し、多様な文化を感じさせる人物を登場させています。2/2に続く。
2015年04月13日現代のきものを気軽に楽しむことができる施設日本の民族衣装、「きもの」。着る機会は少なくても、「自分で着付けができたら素敵」、「デザインが美しくて好き」という人は多いのではないだろうか?3/25(水)にグランドオープン日本和装ホールディングス株式会社は、宮城県仙台市にきものを楽しむための拠点「伊達☆プレイス(だてすたーぷれいす)」を2015年3月25日(水)にグランドオープンする。同施設は、着付け教室・最新のきものデザインの発表・男性用きもの専門店「SAMURAI」の出店など、男女問わずきものを楽しむことができる拠点として、今回オープンする運びとなった。ユニークな施設名は伊達家の陣羽織からまた、「伊達☆プレイス」というユニークな施設名は、仙台を拠点としていた戦国武将、伊達家のカラフルな水玉の陣羽織から取ったもの。その水玉は「星」をモチーフにしていたといい、そのデザインの先進性から施設名にしたとのこと。同施設は、あまり触れることのない最新のきもの事情や、デザインに気軽に触れることができるいい機会だ。きものにトレンドのメイクやヘアスタイルを合わせるファッションもこれから目にする機会が増えるかもしれない。(画像はプレスリリースより)【参考】・日本和装ホールディングス株式会社プレスリリース/@Press
2015年03月13日イタリア出身の衣装デザイナー、ミレーナ・カノネロ(Milena Canonero)がウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)監督の映画『グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)』で、15年度におけるアカデミー衣装デザイン賞を受賞した。この映画の主要キャストが着用した衣装は、ミレーナ・カノネロがフェンディ(FENDI)とコラボレーションして制作したもの。ブランドのファー工房で作られたアイテムが、映画の舞台となる1920年代終盤の雰囲気を巧みに再現するの一役買っている。エドワード・ノートン(Edward Norton)演じる“ヘンケル警部”が着たのは、グレーのアストラカンファーをオーバーサイズに仕立てたミリタリー調のコート。一方、ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)演じる“マダム D”は、イタリア製シルクとブラックミンクのラグジュアリーなケープをまとった。その他、主要な女性キャストが身につけるケープとファーのストールも、すべてフェンディが手がけている。今回のアカデミー賞の受賞について、ブランドのチェアマンでCEOのポエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は、「エドワード・ノートンとティルダ・スウィントンのあの記憶すべきファーの衣装を制作したことは、私たちにとって大きな誇りです。衣装デザイナーのミレーナとの究極のコラボレーションは、情熱に突き動かされたフェンディとシネマとの密接な関係が対話し続けていることを再確認出来ます」と語っている。
2015年02月28日コトブキヤが展開するデフォルメ可動フィギュアシリーズ「キューポッシュ」より、小さな衣装「キューポッシュコス」第3弾として『キューポッシュコス Pコート』が、2015年3月に発売されることが决定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は2,484円(税込)。「キューポッシュ」は、2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズ。小さな体に首、肩、肘、手首、腰、股、膝、足首の豊富な可動域と足裏のマグネットによって専用ベース上での自由なポージング、充実の付属品でさまざまな表情や印象的なシーンを再現できる。これまでに『魔法少女まどか☆マギカ』『とある科学の超電磁砲S』『中二病でも恋がしたい!』『ソードアート・オンラインII』『艦隊これくしょん -艦これ-』といった人気作品のキャラクターが、続々と立体化されている。『キューポッシュコス Pコート』は、「キューポッシュ」シリーズに着せられる肌寒い季節にぴったりのPコート。ボタンを外した状態で着せることもでき、「ネイビー」と「キャメル」の全2色で展開される。なお、本商品はコトブキヤショップ(秋葉原館、日本橋、オンラインショップ)限定品となる。商品価格は各2,484円(税込)で、現在コトブキヤのショッピングサイト「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の販売および発送は、2015年3月を予定している。(C)KOTOBUKIYA
2015年02月22日今日はクリスマス。せっかくなので、うちの猫にサンタさんの衣装を着用していただいた。サンタさんならぬニャンタさんだ。Amazonでも、「猫用・犬用のサンタ衣装」はたくさん販売されているが、今回購入したのはこちら。商品名は「限定サンタさんコート」で、価格は1,980円(2014年12月24日時点、税込み)。○帽子をかぶるとこういう感じMサイズを購入したのだが、ジャストサイズだった。3.5キロの小柄な猫でピッタリなサイズなので、それ以上の体重の猫さんにはLサイズ以上をお勧めしたい。帽子をかぶるとこのような感じに仕上がる。猫耳が完全に隠れてしまうので、なんとなくカワウソのような印象も受ける。フードの周りにある白い装飾部分はかなりフワフワな生地なので、猫の顔にも優しい。○自前のクリスマスツリーせっかくクリスマスなので、毎年使っているクリスマスツリーも出して飾ってみた。ほとんど猫と同じ背丈で、小さめなサイズだがサンタさんの衣装に映えるので買っておいてよかったと安堵。胸元のボタンをとめて衣装を着るのだが、チャックではなく小さなボタンなので、毛をはさむ心配もなさそうだ。○ニャンタさんの上目づかい!愛猫・愛犬のためにサンタさんの衣装を購入した方には是非注意してほしい。サンタ衣装を着用した上での上目づかいは非常に攻撃力が高い。あまりの可愛らしさにノックアウトされないよう、ここが踏ん張りどころだ。○クリスマスツリーにいたずらをするサンタさんさてさて、猫がクリスマスツリーにいたずらをし始めた。プレゼントの飾りに興味があるのか、小さなお手手でツンツンとつつき始める。あまりオモチャに興味を示さないうちの猫。クリスマスツリーに興味があるとは驚きだった。ツリー本体には興味を持たなかったことから、おそらくは手の平サイズの小さな立方体に興味をそそられる……と推察される。うちの猫は今回サンタさんに扮装したわけだが、ニャンタさん本人に立方体型の猫用おもちゃを探して買ってきてあげようと誓った。○素敵なクリスマスを!<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年12月25日中国、インド、バングラディシュ、タイ、ラオス、多くの国と国境を接するミャンマー。北部の山岳地帯から南部の海岸地帯まで雄大な国土に、130を超えるともいわれる民族が暮らしていることはご存知だろうか。様々な隣国の影響を受けながら発展した、少数民族独自の文化や伝統はいまも脈々と受け継がれ、ミャンマーの魅力のひとつとなっている。そこで今回はミャンマー山岳部に暮らす少数民族に注目!ぜひミャンマーのディープな魅力に触れてみませんか?1.少数民族に会いに行こう!少数民族が多く住むタイ、ラオス、中国の国境付近、チャイントォンへ!記事を読む>2.パラウン族ミャンマーのシャン州から中国の雲南省にかけて住む山岳民族。腰に金属をはめた民族衣装が特徴的。記事を読む>3.アキ族、クン族アキ族、クン族ともにミャンマー東部、タイ、ラオスと隣接する州(シャン州)に住むシャン族の支族。それぞれの村は隣接している。記事を読む>4.ラフ族、アン族、アカ族◯ラフ族:元々チベットに暮らしていた民族。現在は中国雲南省に多く暮らし次いでミャンマー、タイ、ラオスなどに広がったと言われている。◯アン族:現在も精霊を信仰している少数民族。黒い染め物の民族衣装や、大きなイヤリングが特徴的。◯アカ族:ミャンマー、タイ、ラオス、中国に暮らす少数民族。大きな丸い金属を装飾した頭飾りの民族衣装。記事を読む>5.民族文化を間近に感じるローカルマーケット少数民族が住む中心地であるチャイントォン。様々な民族が集まるローカルマーケットはぜひ訪れたい場所!記事を読む>
2014年11月27日©STBアジアの国際都市のひとつとして、様々な民族が生活し、多彩な文化が融合するシンガポール。本場の味を楽しめる各国料理のレストランが多いのも大きな魅力!せっかくシンガポールに来たら、グルメは積極的に満喫したいですよね。そこで今回は、イタリアンからベトナム料理などなど、現地レポーターお気に入りのレストランをご紹介。1. ベトナム料理「Yummy Viet」シンガポール版ミシュランガイドで見事お箸4本獲得!日本人や欧米人にも人気で気軽にベトナム料理が楽しめる。記事を読む>2. フランス料理「Saveur」お手頃な価格が嬉しい穴フレンチ。ローカル客が多いのも納得の人気店!立地もGood!記事を読む>3. 中華料理「Jing Hua Restaurant」肉汁たっぷり!絶品小籠包といえばここ!現地日本人にも人気の飲茶レストラン。記事を読む>4. イタリア料理「Casa Verde」ボタニックガーデン内にあり、お料理と植物が楽しめる。ガーデン散策の後、休憩に立ち寄るのもオススメ。記事を読む>5. ニョニャ料理「Vioret Oon’s Kitchen」チャイニーズとマレーが融合したニョニャ料理。シンガポールでぜひ一度は食べたい料理のひとつ!記事を読む>>>シンガポールのグルメ情報はこちら
2014年11月25日アセアン地域の民族衣装を着たモデルがお出迎えして始まったイベント。第1回ASEAN TOURISM & FASHION FAIR 2014ペナン島の新名所Karpal Singh Drive に今年オープンしたばかりのAUTO MALLにて11月8日に行われました。野外でのイベントでしたが、当日はあいにくの雨・・・ですが、今回マレーシアにて初のイベントということで、ASEANの大使などV.I.Pも来賓されASEANの若手デザイナーによるファッションショーが開催されました。ペナンで本格的なファッションショーを行う事が無いので、ワクワクドキドキしながら、参加してきました。ファッションショーが始まる前に軽食やワインが用意され、楽しいひと時を過ごすことができました。ニョニャ菓子(クエ)も美味しそう~!いよいよファッションショーがスタート夜の8時半頃からファッションショーのスタートです。ショーでは、エレガントなドレスが多く、サテンベースのドレスは胸元のデザインに特徴があったり・・・またマラボーやオーストリッチフェザーを使ったドレスなどの色使いがとてもキレイで、まるで天使がランウェイを歩いているような華やかなショーでした。マレーシアには、VINCCI、PADINI、BRITISHINDIAなどの知る人ぞ知るマレーシアブランドがありますが、今回ショーを行った若手のデザイナーが、これからのマレーシアでブランドを展開するのを楽しみにしています。
2014年11月25日135の民族がひしめきあうミャンマーですが、人口の約7割を占めるのはビルマ族。経済的に成功しているのはビルマ族が多く、自分で店を興したカチン族のドロシー・ボック・マイ・マルーさんは、とても珍しい存在。民族布のショップ「テキスタイルハウス」オーナーであり、最近では5つ星ホテルなどとも取引を始めた彼女にお話を伺いました。■これまでのキャリアの変遷は?生まれたのは北部の街バモー。母が布地屋を営んでいた関係で、小さな頃からいつも身近にカチンの布がありました。マンダレー大学の英文科へ進んだのですが、おりしも民主化運動の真っただ中。1997年に大学が閉鎖され、勉強を続けられなくなりました。そこでヤンゴンへ出て、政府主宰のガイド専門学校へ通い、英語ガイドになりました。大学が再開されてからはヤンゴン大学へ籍を移し、ガイドをしながら卒業。その頃から、趣味で、添乗先で出会った少数民族の布をコレクションし始めました。2006年に何かビジネスを始めようとした時、民族布のショップを思いたちました。当時、織り手がどんどん減り、技術が消滅しそうな村が少なくなかったんです。田舎を旅して布を集め、それを外国の人たちに紹介できれば、趣味と実益が兼ねられ、しかも技術の継承にも役立てるのではないかと考えました。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?当初はとても食べていけず、ガイドのかたわらで趣味のようにやっていました。特に2007年のサフラン革命や2008年の大型台風ナルギスの襲来でミャンマーの観光業が壊滅状態になった時期は厳しく、店のスタッフの給料を捻出するため、ホテルから民族衣装風の制服を受注したりと工夫しました。店だけでやっていけるようになったのはここ3、4年のことです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?なんといっても好きな布収集を仕事でできること。布を織ることが現金収入につながることを知り、若い世代も織るようになったという話を聞くたびに、この仕事を始めてよかったと思います。若い人はみな、簡単にお金を稼げる方へと流れがちな中、手のかかる手織りの文化を残していくには、土産物の開発しかないと考えています。店のオーナーというより、一コレクターとして、この素晴らしい文化にはどうしても残ってほしいんです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?高いクオリティを維持することでしょうか。手付金を払い、寸法や模様、色など細かく指定し、翌年受け取る方法をとっています。山岳民族の場合、よそ者に対する警戒心がとても強いのですが、カチン族であるということはその点で有利に働いています。山岳民族同士の連帯感のようなものがあるんですよ。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?近所のカフェで「バモーモンティ」という麺を、2,200チャット(約240円)で食べました。この店はヤンゴンでは珍しく、私の出身地であるバモーの麺料理を出す上、味も故郷のものに近いのでお気に入りです。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?文化が豊かな国というイメージです。政府派遣の研修旅行で岐阜に行ったことがありますが、手工芸品がどれも本当に素晴らしくて。精緻な作業をさせたら世界で右に出る国はないですね。■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?皇族の方が亡くなった記事です。医療が進んだ日本のような国のロイヤルファミリーでさえ、天寿をまっとうすることなく亡くなることがあるのだとお気の毒に思うとともに、人のさだめについて深く感じ入りました。■休日の過ごし方を教えてください。観光客の多い乾季は店に出ています。休みは週1回。雨季は地方を回ります。上手な人がいるという噂を聞いて山奥へ駆けつけたり、前年に発注した布を回収したり。忙しいですが趣味でもあるので、乾季は私にとって休暇といってもいいくらいです(笑)。■将来の仕事や生活の展望は?カチン族に昔から伝わる、蘭の繊維を使った織物の商品化に取り組んでいます。新しいミャンマーの特産品にできればと思っています。もっと大きな目標としては、ヤンゴン市内に各少数民族の人びとを集めた民族村を作ること。各民族の家屋を移築し、中で布の実演販売をするんです。まぁ、この地価の高騰の中では夢のまた夢ですけどね。
2014年10月21日