女優の多部未華子が18日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公開記念舞台挨拶に出席。今年第1子を出産したことを報告した。本作で初登場したボス・レディの吹き替え担当した多部は、今年3月1日に自身の公式サイトで第1子妊娠を発表していた。この日のイベントではキャスト陣が、今年の漢字二文字を発表し、多部は「環境」に。「私は今年、子供が生まれたので、それが一番、自分の中で大きかった。むしろ人生で一番大きかった出来事になって、環境が本当に変わって、同じ道を歩いていても世界が違って見えるようになりました」と出産に言及した。そして、「自分が子供を産んで全赤ちゃんが可愛く見えて仕方なくて、この映画を見たときも出てくる赤ちゃんが可愛くて仕方がなくて、自分にとっても特別なこの年にこの作品に参加させていただいてすっごく幸せで、最高の1年が締めくくれたと心から思います」と語り、共演者は「おめでとうございます」と祝福。観客からも大きな拍手が送られた。本作は、興行収入34億円超の大ヒットを記録し、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』(2018)の続編。舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビーと兄ティムが、ベイビー社からやってきたボス・レディの指令により、再び赤ちゃん姿に戻り、世界を救うミッションに立ち向かう。イベントには、吹き替えキャストが勢ぞろい。多部のほか、ボス・ベイビー役のムロツヨシ、ボス・ベイビーの兄ティムの長女タビサ役の芳根京子、ティム役の宮野真守、ボス・ベイビー&ティムの母ジャニス役の乙葉、父テッド・シニア役の石田明(NON STYLE)が登壇した。
2021年12月18日●「家族ってこうやってできていくんだな」コミカルからシリアスまで演じきり、年齢を重ねるごとにしなやかで味わい深い女優へと進化してきた多部未華子。世界的な大ヒットを記録したアニメーション映画『ボス・ベイビー』の続編『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』(12月17日公開)では、新キャラクターのボス・レディ役の日本語吹き替えを担当し、躍動感たっぷりにボス・レディを演じている。仕事とプライベートの両立を大切にするボス・レディに「とても共感ができた」という。芸能界デビュー20周年を来年に控え、「より一つ一つのお仕事を大切にして、丁寧に向き合っていきたい」と決意する彼女が、女優としての転機を語った。■ボス・レディ同様、仕事とプライベートの両立を大切に見た目は赤ちゃん、中身はおっさんであるボス・ベイビーの活躍を描く本シリーズ。続編の舞台は、前作の25年後の世界。大人になったボス・ベイビーと兄ティムの元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは疎遠だった2人を潜入捜査に向かわせ、彼らと史上最大のミッションに立ち向かう。新キャラクターとして、本シリーズに初参戦した多部。前作を観て「かわいらしい赤ちゃんが活躍する上に、しっかりと家族愛も描かれている。グッときました」と心を動かされたそうで、今回のオファーにも「とてもステキなお話をいただいた。これは楽しそう! と思って参加させていただきました」と大喜び。演じたボス・レディは、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキ女子。多部は「私も以前からボス・レディと同じ考えを持っていたので、とても共感ができた」そう。「強くてリーダー性もあって、それでいて仕事だけがすべてではないという考えを持っている。すごく今の時代に合った、現代的な女性像だなと思った」と話す。多部にとって、洋画の吹き替えは今回が初挑戦。しかもスピーディーにおしゃべりをし、スクリーンを所狭しと動き回るようなボス・レディは、演じるにはかなりの難役だ。溌剌とした魅力とともにボス・レディを演じ切ったが、「これまでにも声のお仕事自体は何度かやらせていただいていて、難しいことは十分わかっていました」と口火を切りつつ、「でもボス・レディを演じるのは思った以上に大変でしたね」と苦笑い。「ものすごく早口で、周囲が納得する間も与えないうちに、次のことを話しているようなキャラクター。次から次へとテンポ良く進んでいかなければいけない。家でもたくさん練習して現場に臨みました」と振り返り、「ボス・レディの表情や動きを暗記してそれに合わせて演じ、表情だけでなく、体を動かしながらアフレコしていました」と躍動感の秘密を語っていた。■「誰にでも必ず生まれてくる意味がある」と改めて実感今や専業主夫となったティムと、エリートビジネスマンとなったボス・ベイビー。そして疎遠になった2人を繋ごうとするボス・レディ。彼らのにぎやかな奮闘劇でありながら、本作からは家族愛や兄弟愛、勇気を出すことなど、たくさんの大切なメッセージが浮かび上がる。多部は本作を通して、「生まれてくる意味」について改めて考えることができたという。多部は「ティムには2人の娘がいて、次女が生まれたことによって家族はまた新しい影響を受けます。誰にでも必ず生まれてくる意味があるんだと改めて思い、一つの家族の中でそれぞれが役割を持っていて、その全員がいるからこそ家族ができあがっているんだなと感じることができました」としみじみ。自身の家族は「母が中心になって、みんながコミュニケーションを取っている。母はとてもにぎやなか人で、母がいる場所にみんなが集まってくる。父親は真面目な人です。私の頑固さは、父親譲りかな」とにっこり。続けて「私には兄がいるんですが、兄が結婚をしたことによって、義理のお姉さんと私が密に連絡を取るようになったり。そうやって輪が広がっているようで、家族ってこうやってできているんだなと感じることが多いです。それぞれに家族をつなぐ役割があるんだなと思います」と実感を込める。●「“面白そうだな”という直感を大事に」■女優としての覚悟を決めた朝ドラ20代は「がむしゃらだった」多部は、来年デビュー20周年を迎える。近年はドラマ『これは経費で落ちません!』(2019)、『私の家政夫ナギサさん』(2020)などでコメディエンヌとしての才能をたっぷりと発揮しつつ、映画『空に住む』(2020)では現代女性の孤独や喪失感を繊細に表現するなど、ますます魅力的な女優として活躍を続けている。女優としての転機となったのが、NHK連続テレビ小説『つばさ』(2009)で朝ドラのヒロインを演じたことだと明かす。多部は「20歳で朝ドラをやらせていただいて。大学に通いながら撮影をしていたので、とても忙しかったですね。周囲の友達は就職活動を始める時期で、『エントリーシートを出さなきゃ』という話をしたりしていて。その頃の私はこのお仕事をずっと続けていくとは思っていなかったので、『私は毎日撮影現場に通っているけれど、どうするんだろう。就職活動しなきゃ』と感じている部分がありました」と告白。「でもご一緒した朝ドラの共演者の方々は、お芝居が大好きな方ばかり。『本当に楽しくてこの仕事をしているんだ』というお芝居にかける思いを聞いていると、『こんなにステキな方々の中で主演をやらせていただいているのに、就職活動のことを考えたりしているなんて失礼なんじゃないか』と感じるようになりました。そこできちんとお仕事として認識して、しっかりとお芝居に向き合わないといけないと覚悟しました」と述懐する。それからは「とにかくがむしゃらだった」という多部は、「忙しいことがすべてという感じで、“この作品が終わったら、次はこれ、次は…”という20代を過ごさせていただきました。お休みがあったとしても、常に頭には次の作品がある状態。次の作品を頑張るために、息抜きとして休んでいるようだった」と回想。「今年は環境が大きく変わって、あっという間に1年が過ぎていきました。これからはいただけるお仕事、演じられる役も変わってくるはず。より一つ一つのお仕事を大切にして、丁寧に向き合っていきたいです」と決意を新たにし、「そんな中でもこの作品やキャラクターは楽しそう、この共演者の方、スタッフの方とご一緒したら楽しそうなど、“面白そうだな”という直感を大事にしていきたいです」と輝くような笑顔を見せていた。■多部未華子1989年1月25日、東京都出身。2002年に女優デビュー。2005年、映画『HINOKIO』と『青空のゆくえ』で第48回ブルーリボン賞新人賞を受賞。2009年には連続テレビ小説『つばさ』のヒロイン・玉木つばさ役に抜てきされる。『君に届け』(2010)、『あやしい彼女』(2016)など数々の映画でヒロインとして存在感を発揮し、映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。待機作として『流浪の月』(2022年公開)が控えている。
2021年12月17日お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら、水川かたまりが8日、都内で行われたブルーレイ+DVD『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(12月15日発売 ブルーレイ+DVD:4,980円税込 4K Ultra HD+ブルーレイ:6,980円税込 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)の発売直前イベントに出席した。超メガヒットカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のブルーレイ&DVDが12月15日にリリース。発売を間近に控えたこの日は発売直前イベントが行われ、「キングオブコント2021」で14代目キングを獲得し、ジェットブレイクのごとくノリに乗っている空気階段の2人が主演のドミニク(ヴィン・ディーゼル)をイメージした衣装で登壇した。映画のPRイベントが初めてだという鈴木と水川。鈴木が「ここを目指していました。こういうPRの仕事は優勝しないと入ってきませんから」と満足そうで、相方の水川も「借金があるのにこんなPRの仕事いただけてうれしいです」と笑顔。本作について鈴木が「僕はギャンブルをやるんですが、最終的にお金を遣いたいと思う時があるんです。この映画も同じじゃないかなと。ものすごくお金がかかっていると思いますね」と自身のギャンブル好きを交えて感想を述べ、水川も「本当にみんなで夜中に考えたんじゃないかというぐらいのテンションで、ヤッちゃっているという感じですよ。その中でも兄弟などの組み合わせで色んなストーリーが展開して、めちゃくちゃ面白かったです」と絶賛した。本作のタイトルでもある『ワイルド・スピード』にちなみ、「今年起きたワイルド・スピードな出来事や強運な出来事は」とMCから投げ掛けられると、水川は「僕は今年に入ってハゲまして、病院に行きました。そこから3カ月ほどで髪が復旧しまして、まさに"ワイルド・スピード"という感じです」と回答。続けて「去年結婚して離婚したので"ワイルド・スピード"です。大学も3カ月で中退しているので、結構"スピーダー"ではありますね(笑)」と苦笑した。イベントの最後にはワイスピファミリー入りをかけてギリギリチキンレースに挑戦。レール上にある即席の車を鈴木が乗り、それを水川が押して指定された所に止まれば成功、車の先端にある針で風船を割ってしまえば失敗というルールで行われ、2人は3回とも失敗に終わった。だが、2人の頑張りに副賞の超高級すき焼きセットをゲットして笑みをこぼした鈴木。「もらったモノは返しませんよ」と借りたお金は返さないと言わんばかりのコメントで笑いを誘っていた。
2021年12月08日ムロツヨシと多部未華子が12月6日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われた『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公開記念イベントに登場した。ムロツヨシは前作に続いて、日本語吹替え版のボス・ベイビーの声を担当し、多部は本作の鍵を握る新キャラクター“ボス・レディ”の声を務めている。まずは、キュートなフォルムのリアルなボス・ベイビーが登場。そして、映画の公開と明日、7日からUSJで始まるボス・ベイビーによるスペシャルグリーティングを記念し、ムロツヨシと多部未華子がキャラクターを思わせるスーツ姿で登場した。リアルなボス・ベイビーと会ったのは初めてと言うふたり。ムロは「興奮しますね」と笑顔。続けて、「素敵なフォルムで最高」と言い、多部も「可愛いですね」とボス・ベイビーにメロメロだった。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの思い出について、ムロが「以前乗ったフライングダイナソーに超興奮した」と言い、多部に「一緒に乗ってくれる?」と誘うも、「すごい怖そう。いや〜(笑)」と笑顔で断っていた。また、ふたりの後ろに飾られた、2年ぶりにパークに登場した20周年記念ツリーを見て、多部は「個性的な色のツリーで、キラキラ光って綺麗ですね。夜も見てみたい」と話していた。そんなふたりが声優を務めた『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の話題に。「少し疎遠というか、距離ができてしまった家族や兄弟がひとつになっていく物語」とムロ。多部は「クリスマスに家族で観るのにもってこいの映画」と太鼓判。重ねてムロは「映画を観て、その後USJに来て、セットで体験して、超元気になってほしい」とアピールしていた。エンターテイナーがふたりの周りで踊るダンスタイムの後、MCがボス・ベイビーに感想を尋ねると「すごい楽しくて超元気になったよ。ありがとう」とムロが映画さながらボス・ベイビーに声をあてる場面も。最後に多部が「今年1年の最高の締めくくりとしてUSJに来て、ボス・ベイビーに会って、映画館でもボス・ベイビーに会ってもらえたら」とアピールし、イベントは終了した。取材・文=華崎陽子『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』12月17日(金)より公開
2021年12月06日コントの日本一を決める大会『キングオブコント2021』で優勝し、全国にその名をとどろかせた、鈴木もぐらさんと水川かたまりさんの2人からなるお笑いコンビ『空気階段』。優勝前から数々のバラエティ番組やCMにも出演していた2人ですが、『キングオブコント2021』での活躍により、一層知名度が増しました。そんな中、雑誌『an・an』のメイク企画で撮影された水川さんのイケメンショットが披露され、さらに注目を集めています…!空気階段・水川かたまりのイケメンショットに「吉沢亮?」の声メガネとマッシュルームヘアが印象的な水川さんですが、メイク企画では大きくスタイルチェンジ。髪型を変え、メイクを施した水川さんの姿がこちらです! この投稿をInstagramで見る anan_Beauty+(@anan_beautyplus)がシェアした投稿 また、別の投稿では普段の水川さんの写真も掲載されており、比べてみるとそのイメチェンぶりがよく分かるはずです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る anan_Beauty+(@anan_beautyplus)がシェアした投稿 『空気階段』の優勝を記念して公開された、こちらのショット。物憂げな視線にドキッとしてしまう人が続出し、中には『国宝級イケメン』とも呼ばれる俳優の吉沢亮さんに似ているとするコメントも寄せられています。・イケメンすぎて、誰かと思いました。・空気階段のかたまりが、吉沢亮になってる…マジで。・美が爆発している。お笑いコンビとしてさらなる活躍が期待される『空気階段』。また、水川さんのイケメンぶりが知れ渡ったことで、別の分野での活躍も期待できそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年12月05日女優の多部未華子が18日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)の吹替版 完成披露試写会に登壇。「とにかく手に取ったもの捨てちゃう」と“捨て癖”を告白した。本作は、興行収入34億円超の大ヒットを記録し、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』(2018)の続編。イベントには、前作に続きボス・ベイビーを演じたムロツヨシ、ボス・ベイビーの兄ティムを演じた宮野真守、前作ではティムの子供時代を演じ、今作ではティムの長女タビサを演じた芳根京子、そして本作から初登場となるボス・レディ役の多部未華子が出席。全員がスーツ&サングラス姿の“ボスルック”で登場した。ボス・レディ役で洋画吹き替えに初挑戦した多部は、「前作を拝見して、『素敵な声を当てている方たちと参加するのが楽しみだな、わーい!』みたいな軽い気持ちで引き受けたんですけど、実際声を入れてみるとめちゃくちゃ早口で、まくしたてるように次から次へと進んでいくキャラクターだったので、ついていくのに必死で大変でした」とアフレコを振り返った。また、「見た目は赤ちゃん、中身はおっさん」のボス・ベイビーにちなんでキャスト陣が自身のギャップについてトーク。多部は「しっかりしていると思われるんですけど、全然しっかりしてないです。この前は鍵をゴミ箱に捨てていたり……。すぐ捨てちゃうんですよ。説明書とかも読んでないし、この前、枕カバーを買って未開封のまま捨てていた」と意外な一面を明かし、「とにかく手に取ったもの捨てちゃうんです」と話した。多部のエピソードにほかの3人は爆笑。「しっかりしてそう」と話していたムロはギャップに驚き、「ちょっといろいろ考え直そうか」「ゴミ箱1回しまおうか」などとツッコミ。宮野は「しっかりしてないですね」「面白すぎる」と笑っていた。本作の舞台は、前作の25年後の世界。大人になったボス・ベイビーと兄ティムの元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人が、史上最大のミッションに立ち向かう。
2021年11月18日俳優の水川あさみさんが、一部週刊誌の報道内容についてSNSを通じて非難の声明を出し、話題を呼んでいます。戸田恵梨香さんとの不仲説が報じられたばかり2021年10月27日、「芸能人が嘘をつくと怒られるのに週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか?」という書き出しで、長文を投稿した水川さん。一部週刊誌が、戸田恵梨香さんと水川さんの不仲説を報じたばかりでした。 この投稿をInstagramで見る 水川あさみ(@mizukawa_asami)がシェアした投稿 芸能人が嘘をつくと怒られるのに週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか?憶測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事。事実無根だと言っても強行突破で発売され、その後の追い記事にもかなり目に余るものがあります。どうしてこんな信憑性のない、嘘にまみれた言葉で傷つけられなくてはならないんだろう。だれかがわたしを攻撃して、何かが足を引っ張ろうとしているんではないかとさえ思えてしまう。わたしは役者という仕事をしています。私がこの世界にたずさわっているのは良い作品に出会い素晴らしい監督や面白いスタッフ尊敬する役者さんと一緒に作品に参加してお芝居したい、ただそれだけです。ただそれだけの人間なもんで…だからわたしのsnsや私生活のほんの一部にも満たない何かをトリミングして面白おかしく悪意ある記事にして、あくまで噂ですから〜で通すのやめてくださいね。どうかその労力を、素晴らしい愛あるクリエイティブなものに活かせますように。mizukawa_asamiーより引用同日には、戸田さんもまた、Instagramを更新し、「私から発信される以外、そこに事実はありません」と長文のコメントを投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 戸田恵梨香(@toda_erika.official)がシェアした投稿 どれだけの人を巻き込んだら気が済むのだろうどれだけの人を傷つけたら気が済むのだろうどれだけ物語りを広げるのだろうどんな写真を撮ったら満足するのだろう嘘をつき続けて苦しくはありませんか?あなたの心が心配です私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけくださいどうか、私の周りから離れてくださいますようにどうか穏やかで今の私には報告する事が何もありませんというご報告ですこれから先、プライベートの事で何かをご報告する事があるのか分かりませんが私に関する事は私から発信されるもの以外そこに事実はありませんtoda_erika.officialーより引用水川さんも戸田さんも、投稿の中で一部週刊誌の報道との関係を明言していないものの、抗議文ともとれる今回の投稿内容。ロックバンド『RADWIMPS』の野田洋次郎さんが「respect」とコメントしたほか、過去に俳優の長澤まさみさんとの不仲説が一部週刊誌で報じられた俳優の上野樹里さんもSNSを通じて「同業者として心強いよ」とコメントするなど、多くの賛同の声が寄せられています。【ネット上の声】・しっかり真実を見極めたいと思いました。・言葉にして発信できることを尊敬します。・戸田恵梨香と同時に投稿してるところが、かっこいい。ひと昔前とは違い、芸能人が自身のプライベートな言葉や思いを発信する方法はSNSをはじめ、多数あります。今回の水川さんや戸田さんの声明は、マスメディアと芸能人との関係性に一石を投じるものとなったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月27日女優の多部未華子が、広瀬すずと松坂桃李がW主演を務める映画『流浪の月』(2022年公開)に出演することが25日、明らかになった。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。多部が演じるのは、癒えない心の傷を抱える佐伯文(松坂桃李)に寄り添う看護師、谷あゆみ。多部は「とても過酷な環境におかれている主⼈公のお話なのに、どこか温かく純粋で無垢な雰囲気がするとても魅⼒的な脚本」と作品に惚れ込んだという。共演する広瀬すず、松坂桃李については「お⼆⽅とも、全⾝全霊で演じていらっしゃるのを現場にいる佇まいから強烈に感じ取ることができ、本当に⼼から尊敬します」と語っている。また、李監督は多部について「“欲深さ”とは縁遠い印象の多部さんですが、だからこそ、愛する人の心に触れられない焦燥感をどう炙り出してくれるのか興味が尽きません」と大いなる期待を寄せている。○多部未華子 コメントとても過酷な環境におかれている主⼈公のお話なのに、どこか温かく純粋で無垢な雰囲気がするとても魅⼒的な脚本だと思いました。李監督とご⼀緒するのは初めてで、事前に⾊々な噂話を聞いていたので(笑)⽬を合わせるのも怖い…という印象でしたが、少ない時間の中で⾃分の役者としての何か(それを⾔葉にするのは難しいですがその何か)を得られたら嬉しいと思いました。監督は、よく下を向いて考え事なのか悩んでいるのか、そういう⽴ち姿をよく⾒ることがあり、その⻑い時間の後になにを⾔われるのかいつもドキドキして、監督の前でお芝居をすると⾒透かされるというか、嘘がつけないと思うところがたくさんあります。広瀬さん、松坂さんお⼆⽅とも、全⾝全霊で演じていらっしゃるのを現場にいる佇まいから強烈に感じ取ることができ、本当に⼼から尊敬します。数少ないシーンで⾕の繊細な⼼情や苦悩を伝えるのが難しいですが、私も頑張ります。○李相日監督 コメント初めてお会いした時の、多部さんの聞こうとする力。全神経を張りつめて僕の言葉に耳を傾ける迫力にたじろぐ思いでした。親しみやすい容貌で、“欲深さ”とは縁遠い印象の多部さんですが、だからこそ、愛する人の心に触れられない焦燥感をどう炙り出してくれるのか興味が尽きません。撮影中も、唇を結んで、演じる不安とひたむきに格闘する姿を見るにつけ、彼女の誠実さを感じずにはいられませんでした。(c)2022「流浪の月」製作委員会
2021年10月25日あの人がメイクで変身するanan連載の「Makeup」。本連載初の男性モデルとして登場いただいたのは、芸人の水川かたまりさん。舞台での女装姿の美しさに定評があるけれど、メンズメイクは不慣れだそう。まるで別人みたいな自分の姿を見てちょっと緊張しています(笑)。「僕は基本的にまばたきが多いので、メイク中は目を開け続けているのが大変だなって思いました(笑)。でも、仕上がった顔を見たら違う人みたいでビックリ。目元のキラキラしたやつとか、スゴイなって」メイクによってさらに際立っているその端正な顔立ちについて聞いてみたところ、意外な答えが。「自慢のパーツ?ないですよ(苦笑)。でも“まつ毛長いね”っていうのは今までに5000回くらい言われました。中学生の頃は長いまつ毛が嫌で、自分で切ったことも。そのせいで余計伸びましたけど」普段のお手入れは化粧水&乳液のみとごくシンプルながら、荒れた時はすぐに皮膚科に通うマメさも。そのおかげで、メイクのノリは上々。またメンズメイク企画に出てほしいとお願いしてみると…?「死ぬ時に“こんな写真撮ったんだ”って見返すものがあると楽しいから、機会があれば…ぜひ(笑)」(A)多色パールが輝く。ヴィセ リシェ オーロラグリッター アイズ BR-1¥1,100*編集部調べ 11/16限定発売(コーセー TEL:0120・526・311)(B)ネイルホリック リミテッド カラー(右からPU176、GD085)各¥396*編集部調べ 10/16限定発売(コーセーコスメニエンス TEL:0120・763・328)(C)アディクション プレスド デュオ アイブロウ004¥2,750(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)(D)カネボウ クリアアイブロウフィクサー¥3,300(カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120・518・520)クッキリとした目元を活かすため、シャドウはあえて引き算を。Aを上下の目頭にのせて、輝きだけをプラスして。Bの2色を爪の上でミックスするように塗り、目元のラメとリンクさせている点もポイント。眉はCの濃い方で隙間を埋めたら、2色をブレンドさせて全体を軽くなぞっていく。仕上げにDで眉頭を立ち上げながら、毛流れを整えれば完成。Katamari’s Beauty Rules1. 入浴習慣で睡眠の質をUP!「10~15分でも湯船に浸かると、眠りの深さが全然違うんです。気温に合わせてお湯の温度を変えたり、出る時に冷水を浴びたりも」2. 髪型よりも毛根ケアを重視。「最近髪が薄くなってきて治療を開始。“サイクル調整で一度ハゲます”と宣言された通りハゲてきたけど、ここからどうなるのか…」3. カラダづくりは目下封印中。「以前本気で筋トレに励んだ時期があって。巨大マッチョ人間を目指したかったけど、女装の時ゴツく見えるので一時やめてます」みずかわ・かたまり1990年7月22日生まれ、岡山県出身。2012年に鈴木もぐらとお笑いコンビ「空気階段」を結成。独特な世界観のコントが評判。渋谷「ヨシモト∞ホール」を中心に幅広く活躍。ラジオ『空気階段の踊り場』も人気。タートルニット¥42,900(ユハ TEL:03・6659・9915)パールイヤカフ¥27,500ラウンドイヤカフ¥19,800(共にルフェール/UTS PR TEL:03・6427・1030)※『anan』2021年10月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・福田麻衣ヘア&メイク・北原 果(KiKi inc.)取材、文・風真島絵麻里(by anan編集部)
2021年10月03日女優の多部未華子が、アニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)で、新キャラクターのボス・レディ役の日本語吹き替えを務めることが29日、発表された。洋画吹き替え初挑戦となる。本作は、全世界で600億円超の興行収入をあげ、2018年に公開された日本でも興行収入34億円超の大ヒットを記録、アカデミー賞にもノミネートされ、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』の続編。続編の舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビー(ムロツヨシ)とティム(宮野真守)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。「新たな任務を伝えに来たわ」と、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせるボス・レディ。彼女は、古典的なボス・ベイビーとは違い、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキなボス。愛らしい赤ちゃんの見た目からは想像できない、活発で型に捕らわれず、バリバリ仕事をこなすキャラクターで、今作の鍵を握る重要な役どころとなっている。今作から登場する新キャラクターのボス・レディ役の日本語吹き替えを務める多部は「とても可愛い作品に参加することができて嬉しいです。ボス・レディのティナは愛嬌たっぷりで明るく元気なかっこいいボスなので、声を合わせるのがとても難しかったです。初参加ということもあり緊張しましたが、たくさんの方に“楽しかった”と言っていただけるように頑張りました。映画館で観ていただけたら嬉しいです!」とコメント。多部についてドリーム・ワークスの制作者側は、早口でたたみかけるような台詞回しの中に、成熟したボス・レディならではのキャラクターを入れ込む必要のある非常に難しい吹き替えにも関わらず、修正すべきポイントがない素晴らしい出来上がりで、期待以上に深みのあるキャラクターにしてもらうことができたと絶賛している。このたび、本予告映像も公開された。(C)2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年09月29日女優の多部未華子が、三井不動産商業マネジメント「三井アウトレットパーク」の新CMに出演することが分かった。CMは14日より関西地方で、19日より関東地方で放送され、14日よりYouTubeでメイキングと共に公開される。秋色に染まった三井アウトレットパークを歩いていた多部が帽子屋の前で立ち止まり、店の窓に写る自分と帽子を合わせていると、気づいた店員が色々な帽子をディスプレイ。店内に駆け込み、出てきた多部の頭にはキャメルのハットが。秋の木漏れ日のなか、ショッピングを楽しむ多部の笑顔が印象的なCMとなっている。白いフリルシャツにベージュのトレンチコート、ピンクのパンツという秋らしい衣装で撮影に臨んだ多部。お店から出て颯爽と歩くシーンでは演出用の風が少し強く、帽子が飛びそうになるハプニングがありながらも、撮影は和やかなムードで終了した。多部のインタビューは以下の通り。――アウトレットパークの独自の楽しみ方はありますか?まずは、外側からお店を1つずつ見て回り、気に入ったお店をチェックしていきます。途中でご飯を食べて、もう1回チェックしに戻るという1日がかりの買い物をして楽しんでいます。お店が沢山あるから、私からしたら1日中楽しめるテーマパークですよね。あとは、犬を飼っているので犬も連れて行けるというところも魅力です。(※ペットは同伴できない施設もある)――アウトレットで最近お買い物したものでよかったものはありますか?最近は、フライパンを買いに行きました。あとは、流行りすたりの無いシンプルなデザインの服も買いに行きました。アウトレットではずっと着回せるような商品が売っているのも魅力ですね。いつ行っても安いというのもいいですね。――2021年も残り少なくなってきましたが、今年中にチャレンジしたいことはありますか?チャレンジしたいか、何だろうな……。あっ、千切りです! 千切りがすごく下手なので上手くなれるように今年中に頑張りたいです。――食欲の秋、スポーツの秋などありますが、多部さん自身が思う「○○の秋」を教えてください。やっぱり「食欲の秋」です! さつまいもが大好きです。なかでも干し芋ばっかり食べています。最近は年中干し芋は売っているんですけど、秋になるとすごく商品が豊富になるので楽しみです。
2021年09月14日女優の多部未華子、永野芽郁が出演するUQmobileの新CM「場面転換」編が、2日より放送される。新CM冒頭、白い壁に大きなUQmobileのロゴを背に多部と永野が登場。多部が「安いスマホは色々あるのに、なぜUQをおすすめするのか?」「それは、家族みんながトクするからです」と話すと、背景の壁が左右に開かれる。すると、そこには「家族でおトク」と書道で書かれた紙を持つピンクガチャとブルームクが現れ、昔ながらの縁側の風景が広がる。続いて、永野が指を鳴らすと、今度は背景の縁側が解体されて青空の風景に変化。永野の「でんきとセットでスマホ月々ずーっと990円から」「しかも、余ったデータを翌月にくりこせるから無駄がない」というセリフとともに空から飛行船が飛んでくる。さらに、カメラが引いていくと背景の青空の幕が下り、海沿いの風景に変化。多部と永野はいつの間にかピンクガチャとブルームクが運転するオープンカーに乗っており、最後は二人が声をそろえて「家族みんながおトク、UQ、だぞっ」と言い、幕を閉じる。今回のCMは場面が転換するシーンが多いため、セリフや動きのタイミングなど、特に入念な確認をしていた多部と永野。CMの流れをモニターで確認する際には、多部が大きくうなずき、二人で笑顔を見せていた。また撮影の合間には、オープンカーに乗った多部がピンクガチャに抱きつきながら、スタッフのスマホで記念撮影をする場面もあった。
2021年08月02日女優の多部未華子、永野芽郁が出演するUQmobile新CM「映画撮影」編が、30日より放送される。新CMでは、映画撮影現場にて、オープンカーに乗るママとパパを撮影する次女(多部)と三女(永野)が登場。三女がクレーンの先端についたiPhoneを見て、「カメラ、iPhone12よね?」と監督である次女に確認すると、次女は「そうよ」とクールに返答する。iPhone12の画面に、紙吹雪とともにオープンカーに乗るママとパパがスローモーションで再生されるなか、三女はさらに「iPhone12は4Kで高画質だから大丈夫ってこと?」と尋ねると、再び「そうよ」と返答する次女。そして三女からの確認も気にせず、次女が「本番、ヨーイ!」と掛け声をかけると「UQ!」のフレーズとともに全員でカメラ目線を決める撮影現場。撮影した動画をすぐさま「その動画、プロデューサーに送って」と指示する次女に対して、三女が「サクサク進めるわね」と返してCMは幕を閉じる。今回のCM撮影は、多部が大きく手を振りながら先に現場入りしていた永野のもとへ駆け寄るなど、二人の仲の良さがうかがえ、打ち合わせの際や撮影の合間でも仲良く談笑する様子がたびたび垣間見えるものに。また、セリフ指導の際に、スタッフの切れのいい「カット!」の言い方に多部が思わず吹き出してしまうシーンもあった。今回、UQmobileのCMに久しぶりの登場となった次女こと多部は「前日は少し緊張しましたが、優しいいつものスタッフの皆さんと、とてもかわいい、いつもの芽郁ちゃんと、いつも通りの心地良い環境で、楽しく撮影に参加することができました」と、撮影を回顧。一方の永野は「撮影日が決まった日からうれしかったです! なんだかそわそわしていたのですが、久しぶりに一緒に『UQ、だぞっ』って言った時の安心感がすごくて、とてもホッとしました! 撮影の合間にたくさんお話しできて会えていなかった時間を取り戻せた気がします!」と、久しぶりのCM共演を喜んだ。
2021年07月30日女優の水川あさみが、12日より放送されるWolt Japan・デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」の新CM「ウォルトって誰? お家編」「ウォルトって誰? 美容室編」に出演する。新CMでは、「ウォルトって誰?」という素朴な疑問からストーリーが展開。日常のさまざまなシチュエーション、友人や美容師との会話の中に幾度となく現れ、周囲の生活に当たり前のように溶け込んでいる「ウォルト」の存在に水川が翻弄され、思わず「ウォルト?」とつぶやいてしまう……という内容だ。また、8月9日からはシリーズ続編「ウォルトって誰? お家編その2」と「ウォルトって誰? タクシー編」も放送される。デリバリーサービスは「帰りが遅くなってしまってこれからご飯を作るのが大変だなぁと思った時に甘えたり、友人とご飯を食べる時だったり、お休みの日のランチにおいしいものを食べたいなと思った時とか色々なシチュエーションで頼みます」と水川。スパイスの効いたカレーや揚げ物など、自宅で作るのが大変なメニューを頼みたいと言い、これまで利用したカレーの店はリストアップしていると話す。また、「苦手な食材を伝えて注文した時に、代わりに別の食材を入れてくれていた事があって、そういうお店からのサプライズが嬉しかったですね」と、ほっこりとするエピソードも明かした。
2021年07月08日女優の水川あさみが22日、都内で行われた日本製紙クレシア「スコッティフラワーパック長持ちトイレットロール」新CM発表会に出席した。このたび「スコッティフラワーパック 長持ちトイレットロール」シリーズのパッケージをリニューアル。それに合わせ、水川を起用した新CMが26日より放映される。「え!!!」という大きな文字がインパクトある新パッケージは、コンパクトなサイズでも今までと同じ12ロール分の長さである長持ちロールの特徴に驚く声を表現。新CMでは、そんな新パッケージを見て驚きを隠せない主婦を水川が演じ、驚きのあまりUFOに運ばれることにも気づかず、UFOの中に運ばれてしまった水川が、宇宙人に対して宇宙人ボイスで長持ちロールをアピールする。水川は「とてもユニークで楽しんで撮影していたので、どんな風になるのか楽しみだったんですけど、映画のワンシーンみたいで驚きました」と完成したCMの感想を述べ、UFOに連れ去られるシーンについて「ワイアーで吊られて宙吊り状態です。UFOに連れ去られるというシチュエーションでワイヤーに吊られたのは光栄でした」と振り返り、宇宙人との対話シーンも「とても楽しかったです。初めての体験でした」と笑った。パッケージリニューアルに合わせて実施した「交換家事」についての意識調査の結果も発表された。「交換家事」とは、トイレットペーパーやシャンプー、電球などの消耗品の交換や補充をする家事のこと。意識調査の結果、5組に1組の夫婦がこれが原因で喧嘩したことがあるという。その原因は、トイレットロールが1位で、「ちょい残しで交換を回避しようとするのはちっちゃい」「わざと少しだけ残して次の人が使ったときに変えさせようという企みが見える」といった声が紹介された。このコメントに水川は爆笑。「ちょっとの思いやりで回避できそうなものですけど、暮らしの中にこういうことがあるとこうなっちゃうのかな」と言い、「毎日の生活の中で見失ってしまうような些細なことかもしれないですけど、次の人が使うことを思って交換するって、忘れちゃいけない思いやりだなと思います」と語った。
2021年04月22日女優の水川あさみ、お笑い芸人のひょっこりはん、AKB48の峯岸みなみが、湖池屋「湖池屋STRONG」の新CMに出演する。「NEWひょっこりはん」編、「がっつりはん」編、「峯岸みなみ」編は、13日より全国(一部地域除く)で放送される。新CMの舞台は、水川演じる“あさみママ”のスナック。お馴染みの芸にキレがなくなったとしょんぼりしたひょっこりはんや、ネットの書き込みが気になって仕方ない峯岸が訪れる。そんな悩みを、あさみママは「人生ひょっこりじゃなく、がっつりいきな!」「周りの評判なんてバッサリ切っちゃいな!」と愛のある毒舌で一喝。刺激的な言葉に叱咤激励された2人が明日への活力をチャージして帰っていくという物語だ。情熱的な赤のカラードレスを身にまとい、普段よりも濃いめのメイクをした水川だが、初対面の峯岸から「おキレイですね」と声を掛けられると、「嬉しい! 俄然がんばれる!」と喜びをあらわに。峯岸は「女優さんは骨から違う……」と重ねて呟いた。そんな“あさみママ”の役作りを「なんかズッシリと構えたというか、すごく器の大きい、何でもかかってきなさい、みたいなイメージでやりました(笑)」と明かした水川。ママとして客をスッキリさせる役だったが、自身については「私は体を動かすことが好きで、ここ最近はハンモックヨガにハマっています。天井から吊るしたハンモックを使って、ヨガをするんですけど、それがすごく気持ちいいので、いいストレス発散になっていますね」と語った。
2021年03月10日「もし映像化するなら絶対に参加したい。以前、原作を読んだ時からそう思っていました」主演ドラマ『ナイルパーチの女子会』の同名原作をすでに読んでいたという水川あさみさん。著者の柚木麻子さんのファンでもあるという。「柚木さんの作品を読んでいると、女性が自分の中に持ちながらも触れたくない部分、青春時代に置き去りにしてきたような忘れていた感情をむりやり引っ張り出される感じがして、そうそうこんな感覚があったな、と不思議な気分になります。この作品にも、ドロドロした女性の闇が生々しく描かれています」水川さんが演じるのは、育ちがよく、商社に勤めるエリート会社員の栄利子。大ファンであるSNS日記の作者のズボラ主婦・翔子(山田真歩)と出会い、やっと女友達ができたことに高揚しながら、やがて栄利子の行動は常軌を逸し始める。「物語は心情の変化がスピード感をもって描かれています。栄利子の奥底にあるねじれた感情や、誰か一人に共依存していくという性質は私にはあまり想像できないし、いままでに演じたことがない人物像。でもわからない役の方がやりがいは感じます。初共演の真歩さんとは、お芝居の相性はとてもいいと思ったし、演じていてピタッとハマる感じがした。監督やスタッフのみなさんも含め、すごくいい空気感でモチベーションを保てたこともあって、明日も一緒にお芝居をするのが楽しみになるような現場でした。作品をみんなで作り上げることや共有し合う素晴らしさに気づけた作品でもあります」役作りのほか作中には、さりげない仕掛けや演出がちりばめてある。「原作にもあるんですが、栄利子は極端にストレスがかかった時に自分の髪を数本まとめて一本にして抜くという癖があります。実は昔、新幹線に乗っている時に、前の座席に座っていた女性が、新大阪から東京までの間中ずっと髪の毛を抜いてるのに気づいて、じっと観察してしまったんですが、まさかこの役で活かせるとは。それから時どきに登場する水槽の中を泳ぎ回るナイルパーチという魚のように、栄利子が住む部屋にも大きな窓ガラスがあり、壁に反射した照明がまるで水槽の中みたい。映像がすごくきれいなところも見どころの一つです。さらに今日の衣装も赤なんですが、各シーンのどこかに必ず赤が入っているんです。それが、赤い目のナイルパーチにちなんで仕掛けられた演出だと聞いた時は、しびれました。決して明るい話ではないし、見ていて苦しくなることもあるかもしれないけれど、普段向き合うことのない自分の心の奥底にある心情に、向き合ってみようと思えるきっかけになればうれしいです」『ナイルパーチの女子会』順風満帆な人生を送っているように見える栄利子には実は女友達が一人もおらず、SNS日記「おひょうのダメ奥さん日記」を毎日楽しみにしている。ある日、日記の作者の翔子と出会った栄利子は、心が通じ合う感覚に喜びを覚えて距離を縮めていくが、その行動は思わぬ方向へ進んでいく。毎週土曜21時~、BSテレ東にて放送中。©「ナイルパーチの女子会」製作委員会2021みずかわ・あさみ1983年7月24日生まれ、大阪府出身。昨年は主演作『滑走路』、『アンダードッグ』『喜劇 愛妻物語』など5本の映画に出演。『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』が2月26日公開。※『anan』2021年2月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年02月16日俳優の水川あさみさんが、2021年1月23日にInstagramを更新。水川さんが主演した映画『喜劇 愛妻物語』で、『第75回毎日映画コンクール』の女優主演賞を受賞したことを報告しました。『喜劇 愛妻物語』で水川さんは、チカという1児の母親を演じ、役作りのため体重を53増量していたといいます。水川さんは投稿で、撮影当時の自身の体型を振り返りました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 水川あさみ(@mizukawa_asami)がシェアした投稿 昨日、毎日映画コンクールの女優主演賞をいただきました。ありがとうございます。嬉しい。賞をいただくと、作品と長く関わる事が出来るからこれまた喜びです。3枚目からの写真は撮影時のチカちゃんと愛しき贅肉達をお届けします笑mizukawa_asamiーより引用二重アゴや、ふっくらした背中、たくましい二の腕などを披露した水川さん。役作りのために増量していた姿に、ファンからはさまざまな声が上がりました。・受賞おめでとうございます!リアルな母親の体型で驚きです!・気取らないところが本当に素敵。・水川さんの撮影当時の姿、自分の今の体型だ…!いつもきれいなのは、努力のたまものなのだなと感じました。役作りのために、体重を増やしたり減らしたり…プロフェッショナルな仕事ぶりに驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月24日俳優の濱田岳と水川あさみが29日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われた第12回TAMA映画賞 授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。『喜劇 愛妻物語』でW主演を務めた濱田と水川がそれぞれ最優秀男優賞、最優秀女優賞に輝き、予告編が流れると水川のキレのいい罵倒と濱田ののらりくらりっぷりに会場も爆笑。水川は受賞について「飛び上がるほど嬉しかったです」と喜び、役柄については「運命的なものを感じました。絶対にこの役を私がやりたいと心から強く思って、そんな役でこの賞をいただけたというのがとても嬉しいです」と明かした。役作りについて、水川は「濱田岳くんの横にはモデルとなる監督がいつもいたので、2人が並んだ顔を見てると、自然と怒りがこみ上げるというか、自然とイライラするという状態でした」と入り込めた様子。一方、濱田は水川の迫力について「撮影に入るまではイメージで、台本と向き合ってもあくまで机上の空論だなって、水川さんに教えていただきましたね。『あれ、そんな言う!? 撮影持つかな!?』みたいな」と苦笑しつつ、「奇跡的にあの男と僕の図太さがシンクロしていたみたいで、日に日に慣れていった感じでしたね」と説明した。「台本以上のだらしなさ」と評する水川に、濱田は「これといった台詞がないんですよ。ひたすら彼女の罵声にどう耐えるか、ボクシングのスリッピング・アウェーのような、当たってるように見せて当たってない、ギリギリの戦でかわして生きていく毎日でした」と振り返る。水川は「図太さがはんぱじゃなかった」と称賛した。授賞式にはモデルとなった足立紳監督、足立晃子氏の夫婦も登場し、2人に花束を渡す。足立監督は「素晴らしいと思いましたけ。横で撮影風景を見てて、素敵な夫婦だなと思いながら、たまに水川さんの罵声がフラッシュバックして頭痛がすることはありました」と撮影の日々を語った。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年11月29日映画『滑走路』(公開中)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、水川あさみ、浅香航大、寄川歌太、大庭功睦監督が登場した。あふれる才能を遺し、突然この世を去った歌人・萩原慎一郎のデビュー作にして遺作となった「歌集 滑走路」をモチーフに、オリジナルストーリーとして紡いだ本作。水川あさみが扮する翠(みどり)、浅香航大扮する若手官僚・鷹野(たかの)、そして新人・寄川歌太が扮する中学2年生の学級委員長、それぞれ“心の叫び”を抱えて生きる3人の人生が交錯し、現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。「今までに後悔したことは?」という質問に、水川は「面白い方の話になっちゃう」と苦笑しつつ、「無意識だった話なんですけど、20代前半くらいの時にオーディションを受けていたら、私の服の背中からタグが出てたんです。タグが出ているデザインの服だったんですけど、後ろに座ってた女優さんが、『タグ出てるよ』って、優しく声をかけてくれたんですが、私は関西から出てきたばかりだったので『出してんねん!』って言ったんですよ」とエピソードを披露する。「それを違う女優さんが見てて、私の中ではツッコミみたいな感じだったんですけど、後ろの子はすごく傷ついていたと言われて、なんでそんなことをしちゃったんだろって後悔があります。いまだによく思い出す」と語り、会場も爆笑となっていた。また大庭監督は今作の撮影時に「イライラが出ちゃった」と後悔。演技について、水川と意見の相違がありなかなかうまく進まなかったが、「水川さんがイライラを感じ取ってくれて、『監督、私、監督が行ってほしいんだったら行くわ!』と言ってくれて。おかげさまですごい好きなシーン、いいシーンになった」と感謝していた。
2020年11月20日女優の深田恭子、多部未華子、永野芽郁が出演する「UQ mobile」の新テレビCM「UQ三兄弟」篇が、11月20日より放送される。新CMでは、“UQ三姉妹”でおなじみの深田(長女)、多部(次女)、永野(三女)が、学ランを着て男子学生に変身し、“UQ三兄弟”として登場。ピンクガチャ(ママ)とブルームク(パパ)と共に体育館倉庫に登場し、18歳以下(学生問わず)とその家族が月額900円から利用できる「UQ学割」を紹介する。ピンクレディーの楽曲「UFO」のイントロとともに、学ラン姿のクールな男子学生に扮した“UQ三姉妹”改め“UQ三兄弟”が静かに会話を始め、三女が「なんで制服なの?」「なんで男の子?」と問いかけると、長女は「いいじゃない、学割のCMっぽくて」、次女は「いいじゃない、自由な時代よ」と、迷いのない回答が返ってくる。そして、「UQ♪」の掛け声に合わせてカメラ目線を決めると同時に、体育館倉庫の窓からピンクガチャ(ママ)とブルームク(パパ)が登場。野球のバットやバドミントンの羽根、縄跳びなどを持ってシュールなポーズを決める三兄弟のカットが映し出され、最後は「だぜっ」と男勝りにCMを締めくくる。
2020年11月20日水川あさみ主演、山田真歩共演で“友情とは何か”を描いたドラマ「ナイルパーチの女子会」が、1月クールにBSテレ東土曜ドラマ9枠にて放送されることが決定した。原作は、「第28回山本周五郎賞」「第3回高校生直木賞」を受賞した柚木麻子による同名小説。ナイルパーチとはアフリカに生息し、生態系を壊すほどに食べ続ける肉食魚のこと。SNS全盛の時代を背景に、女性同士の友情を鮮烈に描き出した衝撃作だ。主人公となるのは、大手総合商社に勤め、男性と肩を並べて活躍しているキャリアウーマン・志村栄利子。美人で高学歴、実家は世田谷の一軒家…順風満帆な人生を送っているようにみえる栄利子の唯一にして最大のコンプレックスは、“女友達がいない”ことだった。そんな栄利子の密かな楽しみは、同い年の主婦インフルエンサーが綴る人気のSNS日記「おひょうのダメ奥さん日記」を読むこと。あるとき、栄利子は偶然にも近所に住んでいた日記の作者・丸尾翔子と出会う。翔子もまた“女友達がいない”タイプの人間だった。同性の友達がいないという共通点を持つ2人は、急速に親しくなっていくが、あることがきっかけで2人の関係は思わぬ方向へ進んでいく…。栄利子を演じるのは、これまで数々の映画やドラマに出演、コメディから社会派まであらゆる役を演じ分ける女優・水川あさみ。翔子役は、個性豊かな存在感と確かな演技力は唯一無二、いま大注目の女優・山田真歩。「友達になれそうと感じた夜は確かにあったのに…」。そんな2人の怒涛の友情模様を、実力派の水川さんと山田さんが演じる点に注目。「もともと原作は読んでいたので、これがもし映像化するのであれば是非参加したいと思う作品」だったと水川さん。「なんともいえない女のドロドロとした心の闇と気持ちの悪い生々しさが描かれている」と絶賛し、共演の山田さんについては「とても気になる役者さんでした。今回ご一緒出来るのをとてもうれしく楽しみにしています」と明かす。栄利子という役柄について、「他者に求めても拒絶され、なぜ?を自問し続け狂気に取り憑かれていくサマは吐き気がするほど気持ち悪いものですが、おもいきり栄利子への距離を近づけて最大限の想像力でこの作品中は生きたいな」と語っている。そして山田さんも原作は「一ページ目から引き込まれ、そのままノンストップで一日で読んでしまいました。SNSのこと、埋まらない心の空洞や不安、他者とつき合っていくということ、本当の意味で自立するということ……。なんだか、私が20代くらいの頃からずっと感じ続けてきたことが赤裸々に書かれていて、『こういうテーマを描いてくれる人がいるんだ!』と興奮しました」と語る。共演の水川さんについては「私にないものを沢山持っている、私の知らない世界を沢山見てきた方なんだ……!と思いました。その『違い』を保ちながら、どんな世界が私たち二人の間に生まれてくるのか、今からとてもワクワクしています」と期待を寄せる。原作の柚木さんは「ナイルパーチの女子会」は「熱に浮かされて書き上げたような作品」と振り返り、「今もそうですが、女性同士を競わせ、面白がるような風潮に腹を立てていました。栄利子と翔子はまさに、そうした風潮の犠牲者で、本来あったはずの友情を見失ってしまった人たちです。水川あさみさんは同性の友情に恵まれているイメージが強いですが、生真面目で律儀な栄利子にも重なる部分があり、改めて彼女の表現の奥行きに唸らされました。山田真歩さんは私が好きな和製シスターフッド映画(『SRサイタマノラッパー2』『アズミ・ハルコは行方不明』)で活躍されていて、かねてからファンだったので、配役をうかがった時はとても嬉しかったです」と、キャスティングに太鼓判を押している。土曜ドラマ9「ナイルパーチの女子会」は2021年1月、毎週土曜21時~BSテレ東にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2020年11月19日女優の水川あさみが3日、東京・EXシアター六本木で行われた「第33回東京国際映画祭」(TIFF)特別招待作品『滑走路』(11月20日公開)の舞台挨拶に、浅香航大、寄川歌太、大庭功睦監督とともに登壇した。あふれる才能を遺し、突然この世を去った歌人・萩原慎一郎のデビュー作にして遺作となった「歌集 滑走路」をモチーフに、オリジナルストーリーとして紡いだ本作。水川あさみが扮する翠(みどり)、浅香航大扮する若手官僚・鷹野(たかの)、そして新人・寄川歌太が扮する中学2年生の学級委員長、それぞれ“心の叫び”を抱えて生きる3人の人生が交錯し、現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。コロナ禍において映画が公開される意義を聞かれ、主演の水川は「もしこのまま、この距離感を保ったまま、すべての物事……人との距離感も続いていくと思うと、心が折れそうになる瞬間がある」と不安を告白。「表現するお仕事をしている上で、ソーシャルをとることが当たり前になる世の中を受け入れてしまう怖さと、私たちも向き合いながらということを考えると、いまだにちょっと怖いなと思いながら生きています」と打ち明けた。その上で、「そんな中でこの映画にひょんなことから出会って、転がるように私のもとへ来てくれて、今やれってことなのかなと思ってこの映画をやると決めて、今ここに立たせてもらっています」と出演を決意した思いを明かし、「今日初披露して皆さんに見ていただくことで、少しでも心をそっとなでてくれるような映画になればいいなと思っています」と願った。さらに、「今のこの世の中って、人にとっての豊かさとか幸福なことが見えにくくなっていたり、わかりにくい時代だなと思うんですけど、そんな時代でも人のことを救うのは人だと。この映画を見て救われるような気持ちになってもらえたら。寄り添って肩を組んでくれるような映画だといいなと思います」と語った。
2020年11月03日女優の多部未華子が、新たなプラチナ・ジュエリーブランド「プラチナ・ウーマン」のオリジナルムービーに出演する。ムービーは、多忙な日々を過ごしながらも、自分らしく生きることをプラチナに誓う多部を描く。揺るぎなく真っ直ぐ生きる姿を、“プラチナ”の品質やイメージに重ねた。今回のテーマである「自分らしさ」について、多部は「あまり嘘がつけないので……そこかな?」と笑顔を見せ、「でも、本当に素直なまま生きている気がします。家族や友達など、ありのままの自分を出しても、引いてしまわない人たちと過ごしているので、そのままの自分でいられている気がします」と語る。自身と深く向き合うタイミングを、「一人でいる時よりも、友達との時間の中で向き合っている気がします」と明かし、「会話の中で『自分ってやっぱりこういう風に思っているんだ』とか『ここの意見ってブレてないんだな』とか、そういう風に自分自身のことを気付くことが多くて。自分一人で深く悩むよりは、友達に全部話して改めて気付くことがすごく多いです。なので、そういう周りの人たちの存在がすごく大事だなと思います」と友人が大きな存在となっているようだ。最後に、ムービーを見ている人への応援メッセージとして、「今、本当に色んな事が起こる世の中で、自分の気持ちに嘘をつかず、正直に。周りの人を騙すことなく、素直に自分らしく、ありのままの気持ちを誰かに伝えて。それを受け止めてくれる人と色んなことを解決していける世の中になったらいいな、と思います。そういう気持ちで毎日心地よく過ごせたらいいなと思います」と願いを込めた。
2020年10月29日“多部ちゃん”の愛称で知られる多部未華子さんに、外出自粛期間中の過ごし方など、プライベートな話を聞きました。20代後半の女性は仕事に、結婚に悩む、そんな時期です。――ドラマ『これは経費で落ちません!』や『私の家政夫ナギサさん』など、最近は等身大の女性を演じることが多いですが、いわゆる“アラサー”世代を演じる面白さをどこに感じますか?多部:20代後半に感じる、仕事に対する向き合い方とか、これからの人生どうしていくのか、変わるなら今しかないんじゃないか…という女性特有の焦りや思いはわかります。“ナギサさん”で言えば、仕事が順調でどんどん大事な仕事を任されるようになり、任されたら断れないメイはバリバリ仕事をするけれど、周りには結婚していく人もいて。本当にこれでいいのかな、って思いながらも仕事にはやりがいを感じるし…という葛藤には、わかるわかる、と思いながら演じていました。20代後半って、女性はそういう時期なんでしょうね。私も27~28歳ぐらいの時はまさにそう。今は仕事が楽しいけど結婚もしたい、でも旅行もしたいから結婚なんてしていられない、とか(笑)。独身を謳歌してる友達と話しているとやっぱりこっちが楽しいって思うし、結婚して子供を連れている友達とランチをすると、こういう幸せもいいな、って揺れ動いて。私、悩みは全部友達に話すタイプなので、そういう時は友達に聞いてもらって心を落ち着けていましたけど。――多部さんもそうなんですね。多部:変わらないですよ、私もひとりの女性、みんな一緒です(笑)。――お友達は、同じ業界の方が多いんですか?多部:ほぼ一般の人ばかりです。でも、友達は私の仕事を応援してくれているし、私は私で毎日営業を頑張っているOLの友達の仕事ぶりを聞いてすごいなって思うし。尊敬し合いながら生きていると思います。今は、20代後半の悩みは抜けて、親友たちと楽しい毎日を送っています。――今年31歳になりましたが、30代をスタートしていかがでしょう。思い描いていた感じですか?多部:まだわからないですね。20代は、1本作品を終えたら少し休んで次の作品へという感じでしたが、今年は、コロナの影響で“ナギサさん”の撮影も序盤で一度止まってしまって。そこで少し考えたんですが、より深く濃く人と関わりながらお芝居を楽しんでいきたいなって思うようになりました。30代は一つ一つの作品を大事にしていきたいなって。――今後はどんな作品や役にチャレンジしたいですか?多部:作品や役というよりも、この方とお芝居してみたいとか、あの映画監督とご一緒したいというのが一番ですね。そしてフタを開けて撮影に臨んだら現場が楽しかった、というのが理想です。――お話を伺っていると、すごく肝が据わっているように感じます。多部:そう言われるし、確かにあまり動じないタイプかも。繊細さは、かけらもないと思います(笑)。――それは意外でした。役に引きずられたり、役から学ぶことはあったりするのでしょうか。多部:何かしら学んでいるとは思うんですが…でも引きずられることはないですし、役によって自分が変わるきっかけになったというようなこともないですね。役は別物ですから。それに、仕事とプライベートは自分の中できっぱり分けていて、現場に入ってメイクをして衣装に着替えたら自動的にスイッチが入るし、撮影が終わって「お疲れさまでした」と自分で言った時にスイッチをオフにできます。――はっきりしていますね。自粛期間中はどのように?多部:毎日自炊をしていたんですが、怠けてきちゃって。撮影が再開した時に、髪は切ればいいけど体型が変わってしまったらまずいと思って、友達とテレビ電話を繋げて、ユーチューブのエクササイズをするようになりました(笑)。今日はこれをやろうって決めて「せーの」で再生ボタンを同時に押して。それを毎日1時間ぐらい。――毎日はすごいですね。どんなエクササイズですか?多部:最初は日本のユーチューバーの方たちでしたが、そのうちいろんな国のエクササイズをしてみようとなり。南米のズンバ、タイの腰まわりをシェイプするエクササイズ…という感じで、それぞれが探してきたものをやっていたので飽きなかったですね。でも一番効いたのは、韓国のチョン・ダヨン先生のエクササイズかな。――話題になりましたね。ほかに、自粛生活に変化はありましたか?多部:私デパートが好きで、自粛前は上から下まで全部の階を見て回るほどだったんですが、それも行けない状況になったら行かなくてもいいかなって思ったり。2日に一回は友達とごはんを食べにも行っていたのですが、それもできなくなったけど苦じゃなくて。制限されてストレスを感じるというより、できなくなっても苦じゃないものが多いということがわかりました。必要なものだけを選べるようになったのかもしれない。――そのぶん趣味に没頭したり?多部:実は、趣味がないのが悩みなんです。もともといろんなことに興味がないのに加え、続かないというWパンチで(笑)。ただ、そろそろしっかりとお金の勉強をしないとなとは思っています。生活の中で何にどのぐらいお金を使っているのかをあまり把握していないので…。あ、そうそう、ユーチューブを見るのが好きなんですが、最近、税理士ユーチューバーさんのチャンネルを見つけて。ホワイトボードとかを使ってわかりやすく説明してくださるんですが、それでも私にはハードルが高いです。ただ、1年ぐらい前からやっとカードの明細を細かく見るようにはなりました。見たところで、普通だなって思いましたけど(笑)。派手にお金を使って生きるタイプでもないですし。――今回演じた直実のように、タワマンに住むような生活は?多部:高いところは怖いのでムリです。そもそも、お風呂に入る時になんでこんな上空で裸にならなくちゃいけないんだろう?って思っちゃう。だから住めないですね(笑)。両親との死別をきっかけに、愛猫ハルと一緒に都心の高層マンションに住むことになった直実が、出会いや死を経験しながら、葛藤を乗り越えていく。監督/青山真治原作/小竹正人『空に住む』(講談社)出演/多部未華子、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典ほか映画『空に住む』は10月23日(金)より全国ロードショー。たべ・みかこ1989年1月25日生まれ、東京都出身。2002年に女優デビュー。近年の出演作は主演ドラマ『これは経費で落ちません!』『私の家政夫ナギサさん』、映画『あやしい彼女』『アイネクライネナハトムジーク』、舞台『ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~』ほか多数。ジャケット¥52,000スカート¥48,000(共にBAUM UND PFERDGARTEN/UNIT&GUEST TEL:03・5725・1160)トップス¥28,000(kotohayokozawa)リング、右手中指¥10,000(Folk/N/UTS PR TEL:03・6427・1030)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年10月28日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・岡村春輝ヘア&メイク・光野ひとみインタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年10月25日映画『空に住む』(10月23日公開)の公開記念舞台挨拶が24日に都内で行われ、多部未華子、岸井ゆきの、美村里江、青山真治監督が登場した。同作は作詞家・小竹正人が手掛けた小説『空に住む』(講談社)の実写化作。原作と共に誕生した楽曲「空に住む~Living in your sky~」を三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当し、小説と楽曲が同時にリリースされたことでも話題を集めた。郊外の小さな出版社に勤める直実(多部)は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことに。直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則(岩田剛典)で、彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける。1席空けが解除され満員の客席に、多部は「まさかこんなに人がいるとは思ってなかったので、嬉しい気持ちもあります。みんな今日まで元気だったんだなって」と喜ぶ。この日は女性陣のみの登壇となったが、共演した岩田について「初めてお会いしたのが、撮影が始まるちょっと前にあった監督への質問会でした」と明かした。さらに多部は「私は監督に何を聞いたらいいのかわからないでその場にいるくらいふわふわしていたんですけど、岩田さんは台本にすごい付箋をいっぱい貼ってらっしゃって、そんなに聞くことがあるんだあ、と思って。本当に読み込んで自分の役の解釈や疑問を持ってる」と感心。「監督ともコミュニケーションをとってらっしゃって、すごい真面目な方で、勉強熱心で、私にはない部分をたくさんもってらっしゃる方なんだなと思って、焦りました。すごいなと思って」と振り返った。しかし青山監督は「記憶にないんですよね」と返し、多部は「え〜! ほんとに!?」と驚いていた。イベントでは多部が青山監督に花束を渡し、さらにサプライズでコメント動画で岩田から多部、大森南朋から岸井、鶴見辰吾から美村へ花束のプレゼントが。岩田が「劇中でエレベーターで直実に渡した花束を改めて贈らせていただこうと思っています」とコメントし、スタッフから赤い花束を渡されると、多部は「食べるやつ!?」と、岩田が花を食べていたシーンに言及する。また大森のコメントには全員が爆笑していたが、美村は「みなさんのやらされてる感が、なんか……」と笑いの理由を説明。岸井は「大森さん、(岸井が演じた)愛子に向けて(のコメント)で、私にじゃないですよね!? 『優しくできなくてごめんなさい』って!」とツッコミつつ、「嬉しいです。真っ赤なお花、なかなかもらえないので」と喜んでいた。
2020年10月24日●草なぎの演技を絶賛「素晴らしい母性とオーラを放っていた」俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)で、育児放棄とネグレクトに走ってしまった母親を演じた女優の水川あさみ。フジテレビ系ドラマ『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(2012)以来、芝居では2回目となった草なぎとの共演について話を聞いた。また、本作が女優デビューとなる娘役・服部樹咲との共演の感想を尋ねると、未経験だからこそできる演技に「役者として目指す理想形」を感じたと明かした。『全裸監督』を手掛けた内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。若くして一果を産み、水商売で生計を立てながらも日々酒に飲まれ、育児放棄とネグレクトに走ってしまった母親・早織を水川が演じた。水川はまず、出演を決めた理由を「内田監督のオリジナル脚本で、監督自身が撮られるということ。そして、草なぎさんが凪沙を演じるということで、出演を決めました。すごく勇気のいる題材で、草なぎさんが凪沙をどう演じるのだろうと、そこに興味をそそられました」と説明。完成した映像を観て草なぎの演技に圧倒されたそうで、「素晴らしかったです。本当にすごかった」と絶賛した。対峙したシーンでも、草なぎの演技の凄みを感じたという。「一果を取り合うシーンで、凪沙のほうが一果に対する気持ちの純度が高く、私は本当の母親なんですけど、負けるような気がして。剛さんは何とも言えない表情をしていて、本番中に気持ちがもっていかれそうになるような、素晴らしい母性とオーラを放っていました」普段の草なぎとのギャップにも驚いたそうで、「すごかったですね。あのシーンはみんな集中していましたが、剛さんも集中してグッと入っていました」と回顧。ちなみに、草なぎとは現場で段取りの打ち合わせはするも、お互いの役については一切話さなかったという。水川と草なぎは、芝居では『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』以来、2回目の共演。水川は「お互いさまざまなドラマや映画に出演していますが、『37歳で医者になった僕』の現場はみんな仲が良く、チームワークがすごくよかったので、印象に残っています。剛さんがみんなにご飯を作ってくれたり、みんな楽屋に帰らず前室でずっと話していたり。とても思い出深い現場でした」と懐かしそうに話した。約8年ぶりの共演で、草なぎとの“縁”を感じているという水川。「『37歳で医者になった僕』のとき剛さんは37歳で、今私がその歳になって共演しているというのは、不思議だなと思いますし、すごく面白いなと。思い出深い現場から、月日が経って剛さんの当時の年齢に私がなってまた共演できるというのは、なんか縁があるねって剛さんとも話しました。そういう縁のある人っていますよね」と感慨深げに語った。●新人女優に見た“役者の理想形”「もうできないからこそ憧れる」娘・一果役を演じたのは、オーディションで独特な存在感とバレエの才能を見いだされ、本作で芝居に初挑戦した服部樹咲。水川は「彼女は現場で毎日緊張していて、『お芝居をやりたいけどお芝居の正解がわからない』と言っていましたが、彼女はそこにいるだけで一果になれるという存在。彼女自身が一果という感じでした」と語った。そして、「テクニックとかではなく、純粋な彼女のまんまが一果だから、私たちは敵わない。すごいなと思いました」と続け、「そばで見ていても素敵だなと思いましたが、出来上がった作品を観たほうが素敵でした。大きく表情が変わらなくても思いが伝わる演技で、切なかったです」と称賛した。また、「彼女は『映画でお芝居がしたい』と言っていました。バレエもかなりのテクニックがあって上手なのに、バレエではなくお芝居の魅力を感じたというのが面白いなと思いましたし、うれしいなと。才能のある人たちが集まる場所っていいなと思います」とにっこり。「次に出演する作品も観てみたい。どういう風になるのか楽しみですし、はっきりと映画の世界でお芝居していきたいという夢を持っていたので、そこに向かって突き進んでほしいです」と今後の活躍に期待した。水川が目指す女優像を尋ねると、「演じたことがない役にチャレンジしていきたいと思っていますが、最終的に目指すは一果のようなところだと感じました」と答え、「存在するだけで成立するというのは、何も知らないからこそできること。私たちはどういう風に見せないといけないかわかって芝居をしていますが、それがない中で、そこにいるだけで存在する役を演じられる強さはうらやましいと思いました」と説明。「役者として目指す理想形はそこなのかなと。もう絶対にできないからこそ憧れます」と、新人女優との共演によって目指すべき理想が見えたようだ。■水川あさみ1983年7月24日生まれ、大阪府出身。主な出演作は、映画『今度は愛妻家』(10)、『大木家のたのしい旅行新婚地獄篇』(11)、『バイロケーション』(14)、『太陽の坐る場所』(14)、『福福荘の福ちゃん』(14)、『後妻業の女』(16)、『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(20)、『喜劇 愛妻物語』(20)、ドラマ『東京女子図鑑』(18/Amazonプライム)、『ダブル・ファンタジー』(18/WOWOW)、『スキャンダル専門弁護士QUEEN』(19/フジテレビ)など。公開待機作に、『滑走路』(11月20日公開)がある。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年09月25日現在『喜劇 愛妻物語』が公開中、11月20日には主演映画『滑走路』の公開が控え、女優としてさらなる活躍を見せている水川あさみ。草なぎ剛主演の映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)では、育児放棄とネグレクトに走ってしまった母親を演じた。難しい役どころとなった本作への挑戦について、水川にインタビュー。本作のストーリーにちなみ、受け入れるのに時間がかかった“変えられない運命”についても語ってもらった。『全裸監督』を手掛けた内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。若くして一果を産み、水商売で生計を立てながらも日々酒に飲まれ、育児放棄とネグレクトに走ってしまった母親・早織を水川が演じた。水川は、演じた早織について「彼女自身は愛情を持っているけど、不器用で愛情をうまく伝えられなかったり、生きるのがすごく下手な人。本当に母性を持っているし、自分の子供であることに変わりはないけど、うまく愛情を表現できないというのが、彼女を表現する上でのテーマだと思って演じました」と説明する。また、「一果に対して殴ったり暴言を吐いたり、ほかの人に対しても怒りの沸点が低い。そういう意味ではパワーがいる役で、カロリーはかなり消費しました。全編を通して出ていないにもかかわらず大変な役でした」と回顧。広島弁もインパクトを放っているが、「母方のお父さんお母さん、私からするとおじいちゃんおばあちゃんが岡山に住んでいた時期があって、(広島に近い)岡山弁は聞き慣れていました。方言でNGになることはなかったです」と、すんなり習得できたという。早織との共通点はないものの、子供に対する母性には共感。「一果に対する母性は、女性なら誰しも共感するところかなと思います。子供だけでなく、私だったら動物を飼っているので、動物への母性がありますし、また、凪沙は凪沙の形の母性があるので、どの役にも共感できると思います」と語った。さらに、「(登場人物が)それぞれに受け入れないといけない宿命のようなものを持っている」と紹介。「凪沙は、変えられない宿命のもと、母性や、愛するということを知る。私が演じた早織は、母性や愛情を持っているけど、不器用だから表現の仕方がとても下手で、愛情があるにもかかわらず負のスパイラルにハマってしまう。凪沙とは違う悲しい宿命を持っていると思いました」と、本作で描かれる“変えられない運命”について言及した。続けて、「一果は凪沙に出会えたことで少し変わったのかもしれない。『近くの他人』という言葉があるくらいですから、関わる人物によって自分自身が変わることもあるし、変わらないこともあるし、複雑だからこそ面白い」としみじみ。「この作品によって、そういうことを考えました。普段ニュースで知るようなことがとても身近に。こういう現実があると受け入れ、知ることが大事なのかなと思います」と話した。自身がこれまで悩んできた“変えられない運命”を尋ねると、「内面的なところも含めてコンプレックスはいろいろあります」と告白。その一つが“声”だと言い、「声が低くて、昔はすごく嫌いでした」と打ち明けた。だが、「昔はコンプレックスを隠すのに必死でしたが、年齢とともに受け入れ、それをどう見せるのが自分にとっていいのかという考え方にシフトしていきました」と意識の変化があり、声についても「その特徴を面白いと思ったり、唯一無二だなと思えるようになったり、変わりました。きっかけは特にありませんが、歳を重ねるごとにそういう風に思えるようになりました」と前向きに。“唯一無二”の声を自身の持ち味とし、女優業に生かしていく。最後に、「この作品は、『愛とは?』という問いかけがテーマ。自分自身や家族、身近な人に対する愛の表現の仕方を考えるきっかけになればいいなと思います。そして、草なぎさんが素晴らしいので、エンターテインメントとしてもこういう世界があるんだなと、どっぷりと入り込んで楽しんでいただきたいです」とファンにメッセージを送った。■水川あさみ1983年7月24日生まれ、大阪府出身。主な出演作は、映画『今度は愛妻家』(10)、『大木家のたのしい旅行新婚地獄篇』(11)、『バイロケーション』(14)、『太陽の坐る場所』(14)、『福福荘の福ちゃん』(14)、『後妻業の女』(16)、『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(20)、『喜劇 愛妻物語』(20)、ドラマ『東京女子図鑑』(18/Amazonプライム)、『ダブル・ファンタジー』(18/WOWOW)、『スキャンダル専門弁護士QUEEN』(19/フジテレビ)など。公開待機作に、『滑走路』(11月20日公開)がある。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年09月24日濱田岳、水川あさみ出演の映画『喜劇 愛妻物語』が、9月11日(金) より全国公開される。この度、激しい夫婦喧嘩勃発で、水川あさみが怒りの雄たけびをあげる本編映像が公開された。『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々に綴った自伝的小説を自ら監督・脚本を務めて映画化した『喜劇 愛妻物語』。いつまで経っても売れる見込みがない、年収50万円の脚本家の豪太と、そんな情けない夫に絶望している酒好きの妻チカ。結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいるセックスレス夫婦の痛快な愛憎劇だ。家計が苦しい中、香川県に住んでいる「高速でうどんを打つ女子高生」の企画プロットを書くために、取材旅行に旅立った家族、豪太(濱田)、チカ(水川)、アキ(新津ちせ)。この度公開された映像は、何とか現地にたどり着き、女子高生の家族にもてなしを受けるも、すでに彼女を題材にした別の企画が進行中であることが発覚……。計画が頓挫してしまい、激怒したチカが豪太に対し帰りの車内で罵詈雑言を浴びせかける場面。さらに、女子高生の家族と食事をした際に豪太がお酒を飲んだことにも詰め寄り、酒好きなのにドライバーのため飲酒が出来ないチカの「おぉぉぉ酒が飲みたかったんだよぉ!!!!!!!!」という魂の叫びが爆発。水川が振り切った演技を見せている。『喜劇 愛妻物語』9月11日(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー
2020年09月10日結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいるセックスレス夫婦の愛憎渦巻く姿を、コミカルに描いた痛快コメディ『喜劇 愛妻物語』から、濱田岳、水川あさみの娘役を演じた新津ちせの場面写真とオフショットが届いた。安藤サクラが主演した『百円の恋』の脚本を手掛け、日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、赤裸々な自伝的小説を自ら監督・脚本を手掛けて映画化した本作。うだつの上がらない脚本家で、稼ぎがほぼゼロで家に居場所もないのに、隙あらばセックスに持ち込もうと奮闘する“超ダメ夫”の豪太を濱田さんが、そんな情けない夫に絶望しながらも、家計や子育てを支え、夫に罵詈雑言を浴びせる酒好きの“最恐妻”チカを水川さんが演じている。そんな本作で、強烈な両親を持ちながらも、いつも明るく元気いっぱいの娘アキを演じている新津さん。今回、解禁された写真には、ポニーににんじんをあげる様子や、お遍路でお馴染みの竹笠をかぶった水川さんと笑顔でピースサインをする姿、濱田さんと楽しそうにコースターに乗っている姿、弥谷寺の磨崖仏の前で濱田さん、水川さんと家族写真を撮る様子など、舞台となった香川を楽しんでいる様子が収められており、どの姿もとても愛らしい。新津さんといえば、映画『駅までの道をおしえて』『3月のライオン』、NHK朝の連続テレビ小説「エール」などに出演し、ディズニー映画『アナと雪の女王2』や『ディリリとパリの時間旅行』などでは声優も務め、さらには米津玄師プロデュースの音楽ユニット“Foorin”としても活動するなど多忙を極めているが、その無邪気な姿は10歳の女の子そのもの。劇中では常に不機嫌なチカを演じている水川さんもこの時ばかりは優しい表情を浮かべており、癒しの存在だったことが伺えるものとなっている。『喜劇 愛妻物語』は9月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜劇 愛妻物語 2020年9月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2019『喜劇 愛妻物語』製作委員会
2020年09月07日