主演に伊藤淳史を迎え、ヒットメーカー鈴木おさむが送るSFヒューマンドラマ「脳にスマホが埋められた!」の9月14日(木)放送の最終話に人気声優の梶裕貴がナレーション出演することが決定した。ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく。毎話、伊藤淳史演じる折茂圭太が、さまざまなスマホのアプリを駆使し、社内外のトラブルを解決。そして、謎のSPMBからメールが送られてきたり、圭太がスマホマンとしてどうなっていくか、また岸谷五朗演じる黒部社長との関係性も、最終話にむけて、気になるところだ。そんな中、ストーリーが急展開する最終話のシーンにて登場するアプリのナレーションを、「僕のヒーローアカデミア」轟焦凍役や「進撃の巨人」エレン・イエーガー役を担当するなど、多くのアニメで人気キャラを演じている人気声優の梶さんが担当することに決定。10話の最後に流れる最終話の予告も担当するので、そちらも合わせて要チェックだ。ナレーション収録を終えた梶さんは「作品にとって非常に重要な役目を担わせていただける嬉しさと緊張感を感じつつ、短い台詞ではありますが神経を集中させて収録させていただきました…!」とコメント。また、“もし、梶さんの脳にスマホが埋められたら、何かしたいことはありますか?また、ダウンロードしたいアプリなど、ありますか?”という問いには、「やはり、まずは地図アプリですね!迷わずにどこへでも行ける!渋滞情報やルート案内もあると、なお良し!あとは辞書アプリ。意味や読み方、イントネーションが瞬時にわかると、仕事にとても役立つはず!」と仕事熱心な姿勢を垣間見せた。「脳にスマホが埋められた!」は毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月04日人気声優の梶裕貴と花澤香菜が、TOKYO FMにて5月14日(日)に放送されるラジオ番組「Aimer ベストアルバムリリース記念スペシャルラジオドラマ~君の歌が聴こえる~」で、ラジオドラマに出演することが分かった。一度聞いたら忘れられない、深みのあるハスキーボイスが話題の女性シンガーAimer。今回の番組は、5月3日(水)に発売された初のベストアルバム「BEST SELECTION “blanc”」と「BEST SELECTION “noir”」の同時リリースを記念し、ベストアルバム「blanc」に収録された新曲「歌鳥風月」の世界観を踏襲した、男女の恋愛ストーリーが繰り広げられる。出演は、現在Season2が放送中の「進撃の巨人」でエレン・イェーガー役を好演するほか、「四月は君の嘘」「七つの大罪」「ポケットモンスター XY」など人気作でメインキャストを務める梶さんと、「<物語>シリーズ」の千石撫子役ほか、「デュラララ!!」「妖狐×僕SS」「PSYCHO-PASS サイコパス」などに出演する花澤さん。2人は「青の祓魔師」「デュラララ!!」や「東京喰種トーキョーグール」など共演作も多数。また、Aimerさんのスペシャルインタビューもオンエア。夢を追いながら、時には挫折しながらも、そして、いまの輝きを得るAimerさんの足跡とリンクするようなラジオドラマの世界を、Aimerさんの曲と共に放送する。TOKYO FMサンデースペシャル「Aimer ベストアルバムリリース記念スペシャルラジオドラマ~君の歌が聴こえる~」は5月14日(日)19時~TOKYO FMにてオンエア。(cinemacafe.net)
2017年05月12日金曜夜の人気アニメ「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」がタッグを組む、春のアニメスペシャル「春だ!映画だ!3時間アニメ祭り第2弾」で、人気声優・梶裕貴が「ドラえもん」に初出演。ドラえもんを“アニキ”と慕う、キュートなタヌキ役を務めることになった。「クレヨンしんちゃん」パートでは、最新劇場映画『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』が4月15日(土)から公開されることを記念して、2016年3月に劇場公開されたシリーズ第24作『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』をテレビ初放送。そして「ドラえもん」パートでは、「ドラドラポンポコ大捜査」「動物型にげだし錠」「食べて歌ってバイオ花見」の豪華3本立てを放送。その中の「ドラドラポンポコ大捜査」では、なんとドラえもんに“弟”が!? 山を下りて街中で暮らしはじめたタヌキが、ひょんなことからドラえもんを“アニキ”と慕い、友情を育んでいく物語。ネコ型ロボットでありながら、よくタヌキと間違われ、いつも「ボクはタヌキじゃない!」と憤慨しているドラえもん。最初は、タヌキからアニキと慕われるのを嫌がるも、タヌキが妹とはぐれてしまったことを知り、妹探しに協力することに…。ドラえもんに対して勝手に運命を感じ、“弟分”となるタヌキを演じるのが、梶さんだ。「進撃の巨人」エレン・イェーガー役や、「ワールドトリガー」三雲修役、『ゴーちゃん。~モコとちんじゅうの森の仲間たち~』キンちゃん役などで知られ、第7回、第8回の「声優アワード」では主演男優賞を受賞。アニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』や『ペット』などの吹き替え、ナレーションなどでも幅広く活躍する実力派人気声優としてお馴染み。そんな梶さんが、今回「ドラえもん」に初出演。しかも演じるのは、タヌキ!ということで、「キューキュー」という鳴き声から“動物語ヘッドホン”を介したドラえもんとの会話まで、多彩なセリフに挑んでいる。アフレコを終えた梶さんは、「誰もが愛着を持っていて、僕自身、子どものころから親しんでいる『ドラえもん』という作品に出演させていただき、とてもうれしかったです。しかも、スペシャル用のオリジナルエピソードな上に、ドラえもんのことを“アニキ”と呼べるなんて…感無量です!」と、喜びもひとしおの様子。「現場に行ってみると、キャストさんほぼ全員から『ぴったりだね!顔的にも!』と絶賛されました…。自分でも思ってはいましたが…」と、その“シンクロ”ぶりをコメント。また、「ドラえもん」の魅力については、「とてもやさしくてかわいらしいのに、サラッと毒を吐いたり、真理に迫るような哲学的なことをポロっと言ったりするところ」と深く分析、「大人も子どもも楽しめる、不朽の名作だと思います」と語る。ほしいひみつ道具といえば「やっぱり、“どこでもドア”!」だそうで「小さいときから、何度『いま、どこでもドアさえあれば…!』と思ってきたことか(笑)!どんなピンチも切り抜けられるし、移動時間ゼロでどこへでも旅行に行けるので、ぜひともほしいひみつ道具です!あ…でも、しまう場所がないと困るから、四次元ポケットも捨てがたいな…(笑)」。そんな思い入れたっぷりの「ドラえもん」にまた参加するとしたら、「映画に出てみたいです!」と梶さん。「あとは…今度は人間の役もやってみたいです(笑)」と語りながらも、今回のスペシャルでは「“アニキ感”ある、頼れるドラえもんの姿が見られるはずです!」と見どころをアピールする。果たして、梶さん扮するタヌキは、ドラえもんとどんなコンビネーションを見せてくれるのか?そしてタヌキは無事、妹タヌキと再会を果たすことができるのか?ドラえもんとタヌキの友情の行方も気になるなるオンエアが待ち遠しい。「春だ!映画だ!3時間アニメ祭り第2弾」は4月7日(金)19時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日バナナにひそむにゃんこ『ばなにゃ』が2016年7月よりTVアニメ化されることが決定した。ばなにゃたちの声は声優・梶裕貴が演じる。『ばなにゃ』は2015年3月、東京駅一番街ストリートワゴンに初登場すると瞬く間にTwitterやInstagramで拡散され話題となった。本物のバナナにまぎれて暮らし、人がいないときにこっそり遊んだりいたずらをするという設定で、小学生女子から大人の女性まで、幅広い層に支持されているという。ばなにゃたちの声は、『進撃の巨人』のエレン・イェーガーや『七つの大罪』のメリオダスなどを担当している梶裕貴が演じる。また、2016年3月26日・27日開催の「AnimeJapan 2016」にて7月放送開始に向けたPVが公開される。(C)ばなにゃぱーとにゃ~ず
2016年03月18日1月15日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2016(FXSC)』の開催発表記者会見が行われた。Jリーグ王者・サンフレッチェ広島×『第95回天皇杯』覇者・ガンバ大阪という『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)』の再現に、村井満チェアマンは「Jリーグ開幕を告げると同時に、『ACL』開幕前の真剣勝負の場になる。因縁の対決が楽しみ」と語った。また、両クラブには「今年は開催国枠としてではなく、アジア王者として『クラブワールドカップ』に出てほしい」と期待を込めた。【チケット情報はこちら】記者会見に登壇した水本裕貴(サンフレッチェ広島)と丹羽大輝(ガンバ大阪)は、次のように意気込みを語った。「『FXSC』はシーズンの幕開けとなる大会。素晴らしいシーズンになるように、いい結果を残したい。丹羽選手は明日30歳の誕生日なので、今日はおめでとうと言いたい。そして試合当日は(広島が勝って)おめでとうと言わせたい(笑)」(水本)「明日30歳になるが、気持ちはハタチ(笑)。フレッシュな気持ちで『FXSC』に向かいたい。『FXSC』でいい結果を出したチームが『ACL』にいい入りができると思うので、しっかりカップを掲げたい」(丹羽)相手に負けない、自軍の強みについて質問が飛ぶと、こう答えた。「チーム全員で戦う強さがある。誰が出ても一定以上のクオリティを出せる。そこはG大阪とは違うと思う。ひたむきさで勝ちたい」(水本)「新しいチームになっているので、やってみないとわからない。ただG大阪は先制されても慌てない、先制しても攻め急がない。サッカーを知っている選手が多いので、バタバタしないのが強み」(丹羽)相手の嫌なところや警戒する選手については、以下のように答えた。「(横浜F・マリノスから)アデミウソンも加入し、攻撃陣が強力。G大阪は守備も固い。本当にやり辛い相手だが、うちが勝る点もある」(水本)「広島戦は先制点がより大事になる。注意する選手は(浅野)拓磨選手。『CS』でも得点を取られているので、抑えたい」(丹羽)『CS』ではアディショナルタイムに同点弾、逆転ゴールを決めた広島が先勝し、第2戦を引き分けで終えて頂点に立った。『天皇杯』準決勝ではエース・ドウグラスを欠いた広島に、G大阪が宇佐美貴史の2ゴールなどで3-0と快勝した。広島は得点ランキング2位・ドウグラスがチームを去り、FWの補強が急務である。G大阪はブラジル人アタッカー・アデミウソンの獲得でJリーグ随一の攻撃陣を揃える。決戦まで約1か月、広島・森保一監督、G大阪・長谷川健太監督がどのようにチームを仕上げてくるのか。『FUJI XEROX SUPER CUP 2016』サンフレッチェ広島×ガンバ大阪は2月20日(土)・日産スタジアムでキックオフ。チケットは1月17日(日)午前10時より一般発売。
2016年01月15日韓国ドラマ版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」でオリジナルキャラクター、イ・ユヌ役の吹き替えを担当した人気声優・梶裕貴。<前篇>では声優として駆け出しの頃をふり返ってもらったが、<後篇>では大先輩との共演について、さらには年齢と共に変化してきた役柄と今後の展望について語ってもらった。本作で梶さんが演じたのは、オリジナルキャラクターのイ・ユヌ。千秋真一(チャ・ユジン)の恋のライバルとして、ピアノ科の落ちこぼれ音大生・野田恵(ソル・ネイル)を奪い合う誠実な王子様キャラクターだ。本作では、「のだめ」ファンにはお馴染み、アニメ版で声優を務めた関智一、川澄綾子ら先輩声優と共演。尊敬している役者のひとりだという、千秋先輩(ユジン)役の関さんにはアフレコ現場で助けられたそうで「僕は第6話からの参加だったので、すごく気を遣ってくださって、途中からの僕でも居易いというか、お芝居しやすいような空気作りをしていただいていたように感じます。個人的に、色々な不安やプレッシャーもあったのですが、収録後、関さんが『いやもー、梶くん、完璧で言うことないよ』と、冗談を交じえつつ言ってくださって、少しホッとしたのを覚えています(笑)」。収録が楽しくスムーズに行われたというエピソードに垣間見える、座長としての存在感を示す関さん。彼がアニメ版「のだめ」のときからその声と芝居で作り上げてきた千秋先輩(ユジン)という確立されたキャラクターに対して、梶さん演じるユヌは、同じ年齢感のキャラクターであり、さらにユジンとネイルの仲をかき乱すそうとする、言わば“対等な立場”。それ故に、「観ている方が、ユジンとユヌを対等に感じていただけるような話し方や発声を意識して演じた」のだとか。そもそも、中学生や高校生ではない年齢感で、かつカップルの仲に割って入る役どころ自体、あまり経験がなかったそうで「挑戦でしたね」と当時の思いを語る。さらに言うと、意外なことに梶さんが“吹き替え”作品でここまでのメインキャラクターを演じること自体、自身初。そういった点でも挑戦だったようだ。「ここまで登場シーン、セリフの多い役をレギュラーでやらせていただくのは初めてでした。そして演じたことのないような役どころというのもあったので、完成した作品をいち視聴者として、僕自身早く観てみたいです」と目を輝かせる。実は、アニメ作品に多く出演するまでは、海外ドラマや映画の吹き替えの仕事の方が多かったと話す梶さん。「(アニメと違って)吹き替えの場合は、既に実際に役者さんが演じていて、表情も動きも人それぞれ違うので、演じる役者さんの呼吸やテンポを、自分の中に溶け込ませてお芝居することが大事」と役作りの裏側を明かす。さらに吹き替えの魅力を訊ねてみると、アニメとはまた違った年齢層のユーザーが吹き替え作品を見るからといい、その真意をこんな言葉で語ってくれた。「『より多くの方に作品、そしてお芝居を見ていただきたい』というのが、僕の役者としての願いなんです。アニメ作品だけじゃなく吹き替え作品も、声優のお芝居…表現方法のひとつなんですよ、ということをより多くの方に知っていただけたらな、という思いがあります」。声優本来の“表現者”としての幅広さや、奥深さを伝えたいと語る梶さん。すでに本作でこれまでにない年齢のキャラクターを表現し、ふり幅の広さを見せているが、「年相応、と言いますか、自分の年齢とキャリアが上がっていくとともに、少しずつ演じる役の幅も広がっていくようなお仕事をしていけたらと思っています」と今後も更なる成長を胸に誓っていた。いま、アニメやゲームで大活躍する梶さんが、“吹き替え”という世界でも新たな魅力を発揮していくことで、観る側も新しいエンターテインメントの楽しみ方を知ることができるのだろう。梶さんが本作で奏でたような新しい音色を響かせる度に、新しいエンターテインメントの境地へと運んでくれるのではないか…そんな期待を抱かずにはいられない。そんな想いを知ってか知らずか、梶さんは最後にこう締めくくった。「これをきっかけに『のだめ』という作品はもちろん『吹き替えって面白いな』『吹き替えで観る海外ドラマ、映画って面白いんだな』ということを、改めて感じていただけたら嬉しいです」。(text:cinemacafe.net)
2015年07月01日国際Aマッチのピッチで、これほどJリーガーたちが躍動したのはいつ以来のことだろうか。日本代表がウズベキスタンを5-1で粉砕した3月31日『JALチャレンジカップ』の話である。Jリーグ 開催情報素晴らしいゴールラッシュだった。試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「ブラボー!」「スペクタクル」と何度も口にしたのも頷ける内容だ。前半6分に青山敏弘(サンフレッチェ広島)のスーパーボレーで先制すれば、後半9分に岡崎慎司(マインツ)が代名詞のダイビングヘッドをズバリ。ウズベキスタンの足が止まった後半35分からは途中出場のJ1戦士たちが立て続けにゴールを奪う。柴崎岳(鹿島アントラーズ)が岡崎の“アシスト”を受け、42mの超ロングシュートで追加点を奪えば、38分に宇佐美貴史(ガンバ大阪)がファーストタッチでDFの間を抜けるテクニカルな代表初ゴールを決め、試合終了間際に川又堅碁(名古屋グランパス)が泥臭い代表初ゴールで締めた。ゴールシーンだけではない。DF・森重真人(FC東京)は川又へのアシストだけではなく、タテを意識したパスを連発し、同じくFC東京のSB・太田宏介は高精度なクロスを披露、本来のセンターバックではなくボランチに入った水本裕貴(広島)も中盤の底でブロックを築いた。2-0で初陣を飾った3月27日・チュニジア戦を含めた2試合で、25名のフィールドプレイヤー全員をピッチに送り出した上での結果である。それでも、ハリルホジッチ監督は「私のやり方ではメンバーを固めることはない」と断言した。さらに「今後も現地で試合を見て、誰が調子がいいか見極めていく。日本のすべての選手を見たいし、これからの代表合宿でチャンスを与えたい」と続けた。事実今回の代表メンバー発表前日に視察した、『ナビスコカップ』川崎フロンターレ×名古屋で、2得点を決めた川又と1ゴールの永井謙佑(名古屋)、好調を維持する小林悠(川崎F/ケガで離脱)を招集し、タレントを感じさせる車屋紳太郎(川崎F)をバックアップに選出した。そう、新指揮官は常にJリーグ、欧州各国のリーグに目を光らせているのだ。今回、日本代表でアピールした選手たちは各クラブへ戻って、日常の戦いに臨む。『明治安田生命J1リーグ』は4月3日(金)・4日(土)に迫っている。4月3日(金)・鹿島×サガン鳥栖、G大阪×名古屋、4月4日(土)・FC東京×ヴァンフォーレ甲府、広島×ヴィッセル神戸でウズベキスタン戦で存在感を見せたJリーガーたちが引き続きアピールする。そして、すべてのJリーガーが次の代表を睨み、熱戦を繰り広げる。日本代表の強化は、日々のJリーグが担う。チケット発売中。
2015年04月01日10月9日(木)・12日(日)、『2014 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ』決勝のキップを賭けたホーム&アウェイゲームが開催される。サンフレッチェ広島×柏レイソル、川崎フロンターレ×ガンバ大阪がキックオフを迎えるのだ。ナビスコカップ準決勝 チケット情報10月5日(日)・J1リーグ戦第27節で激突した柏と広島に、3連戦の2戦目という認識はないだろう。大雨に見舞われた日立柏サッカー場はピッチ上のいたるところに水溜りができていた。両軍とも、リスクを冒さず、ボールを奪取すればひたすら相手最終ラインの裏のスペースへロングボールを放り込んだ。守備陣は最後まで集中力を切らさず、結果はスコアレスドローとなった。『ナビスコカップ』準決勝では柏は鈴木大輔、広島は水本裕貴、塩谷司と最終ラインの3人が日本代表選出で出場できない。となれば、0-0を演じた両クラブだが、得点のチャンスが広がる。ゴールを予感させるトライアングルがいるのだ。柏は前節で惜しいオーバーヘッドシュートを披露したレアンドロ、ボールを収めたかと思えばスペースも突くなど攻撃にアクセントを加える工藤壮人、スピードを活かした突破を見せる高山薫が揃う。広島は前節で常に背後を狙い続けた佐藤寿人、前線でボールをキープする石原直樹、卓越したパスセンスでフィニッシュを演出する高萩洋次郎が名を連ねる。得点の匂いと言えば、Jリーグ第28節を含め3連戦になる川崎F×G大阪だ。リーグ戦でG大阪は最多2位の50得点、川崎Fは3位の47得点を積み上げる。川崎Fは10得点の小林悠こそ日本代表で不在だが、15ゴールで得点ランキングトップを快走する昨季得点王・大久保嘉人がいる。長短あらゆるパスで決定機を演出する今季キレキレの中村憲剛も2列目で存在感を発揮している。あとは負傷明けのレナトのコンディションが気になるところ。G大阪はパトリックは12試合、宇佐美貴史は19試合の出場ながら、それぞれ8ゴールをマークしている。遠藤保仁&今野泰幸の元日本代表コンビが中盤の底でさすがのコントロール術を見せる。前節・鹿島アントラーズ戦で大接戦を制し、リーグ戦6連勝と只今ピークにある。『ナビスコカップ』準決勝のスケジュールは以下の通り。10月9日(木)・広島×柏・エディオンスタジアム広島、10月12日(日)・柏×広島・日立柏サッカー場、10月9日(木)・G大阪×川崎F・万博記念競技場、10月12日(日)・川崎F×G大阪・等々力記念陸上競技場。チケット発売中(柏×広島のみJリーグチケットにて販売)。
2014年10月07日ネルシーニョ監督、森保一監督ともに頭を悩ます一戦となりそうだ。10月5日(日)・日立柏サッカー場で柏レイソルとサンフレッチェ広島が激突する。さらに10月9日(木)・12日(日)には『2014 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ』準決勝が控える。ただでさえ同一カード3連戦は非常に難しい戦いとなるが、両軍はリーグ戦でもともに勝点38と拮抗する。直接対決の成績はリーグ戦で15勝7分11敗、『ナビスコ杯』で5勝2敗といずれも柏がリードするが、お得意さんという認識はないだろう。7月23日のJ1リーグでは、広島に2-5と粉砕された。前節の結果も重くのしかかる。柏はFC東京・武藤嘉紀のスピードに翻弄され、0-4の大敗を喫した。第25節こそサガン鳥栖に2-0と勝利したが、9月に入ってセレッソ大阪に0-2、浦和レッズに1-3と4試合で9失点を奪われるなど、らしくない試合が続く。一方の広島はヴィッセル神戸と1-1のドローに終わったが、労を厭わない運動量で次を期待させる内容だった。ここ6試合で3失点と強固な守備も取り戻しつつある。柏も広島もJ1リーグ第27節を『ナビスコカップ』準決勝の前哨戦という位置付けはしないだろう。それでも、タイトルを獲得し続けた両指揮官のこと、何らかの布石を打ってくるはずだ。ネルシーニョ監督は2010年のJ2リーグ制覇に始まり、2011年J1、2012年『天皇杯』、2013年『ナビスコ杯』と毎年タイトルを獲得してきた。昨年の『ナビスコ杯』決勝が忘れられない。リーグ戦第30節で浦和レッズに1-2と敗北を喫した6日後、浦和を1-0で下し、タイトルを手繰り寄せたのだった。しかも、『ナビスコ杯』決勝は大谷秀和や橋本和ら主力5人を欠いたにもかかわらず。キャリアでネルシーニョ監督に及ばなくても、森保監督も実績では負けてはいない。ペトロヴィッチ前監督からチームを引き継いだ森保監督は就任1年目に広島をJ1制覇に導いた。昨季は残り2試合で勝点5差という絶望的なビハインドを跳ね返し、大逆転で連覇を達成した。2012年に1.FCケルンを経由したDF・槙野智章、昨季はDF・森脇良太、今季GK・西川周作と毎年のように主力が浦和へ移籍する中、しっかりとチームを立て直しているのだ。柏は次節、DF・近藤直也が出場停止、広島は『ナビスコ杯』で水本裕貴、塩谷司の両DFを日本代表で欠く。果たして、両監督はどんな策を施すのか? 3連戦の初戦となるJ1リーグ戦第27節は、ネルシーニョ監督、森保監督の手綱さばきに注視したい。10月5日(日)・J1リーグ戦第27節・柏×広島・日立柏サッカー場、10月12日(日)・『ナビスコカップ』準決勝第2戦・柏×広島・日立柏サッカー場はJリーグチケットにて発売中。10月9日(木)・『ナビスコカップ』準決勝第1戦・広島×柏・エディオンスタジアム広島はチケットぴあにて発売中。
2014年10月02日