福山雅治が企画・プロデュース・主題歌を手掛け、バカリズムが脚本を担当する“日テレの朝ドラ”「生田家の朝」が、10月から再びスタートすることが分かった。昨年12月に放送された「生田家の朝」。お茶の間とテレビの中がまるで合わせ鏡のように、同じ時間軸で進むドラマで、毎朝「ZIP!」内で約7分間という短い時間の中、“どの家族にでも起こりうるような朝の風景”を描いた。そんな生田家が、前回から何も変わらずに再び帰ってくる!ごくごく普通のサラリーマン・生田浩介役をユースケ・サンタマリア、サバサバ母さん早苗役を尾野真千子、中二の娘・美菜と小二の息子・悟役を関谷瑠紀と鳥越壮真が引き続き続投。そして再びバカリズムさんが手掛ける脚本も、「何も起きない朝をドラマにする」という方向性は変わらず、どんな家庭にも起こりうる出来事やモノを題材にしていく。また、放送の前日夜となる30日(月)24時19分からは、福山雅治×バカリズムの“朝ドラマ制作プロジェクト”を追う不定期特番「ご参考までに。5」が放送される。<出演者コメント>ユースケ・サンタマリア(生田浩介役)第2弾が決まったことで、「あ、前回は評判よかったんだ」と知りました(笑)前回もなかなか楽しい生田家でしたけど、今回はさらにパワーアップして、もっともっと楽しい生田家になります。ぜひともご覧ください。尾野真千子(生田早苗役)毎朝、視聴者の皆さんが朝一番に楽しい気持ちになってくださるように、現場も楽しんで撮影ができたらいいなと思っています!関谷瑠紀(生田美菜役)ドラマが面白すぎて、演技をしている途中に思わず笑ってしまうことがあるんです。だから撮影はすごく大変です(笑)鳥越壮真(生田悟役)撮影を頑張っていきたいと思います!よろしくお願いします!「生田家の朝」は10月1日(火)スタート。月曜~金曜毎7時50分頃~日本テレビ系「ZIP!」内にて放送、全20話(予定)。(cinemacafe.net)
2019年09月03日水野美紀(45)主演のAbemaTVオリジナルドラマ「奪い愛、夏」が、ドラマファンの間で好評となっている。2017年にテレビ朝日系ドラマとして「奪い愛、冬」が放送。脚本は鈴木おさむ氏(47)で、水野は心が離れていく夫に嫉妬心を募らせる女性を熱演。浮気相手の家のクローゼットに忍び込んで「ここにいるよ~」と姿を現すなど、奇怪な行動を繰り返す女性を演じ話題になっていた。そして今回の「奪い愛、夏」は水野演じるIT会社の社長・花園桜が小池徹平(33)演じるイケメン社員・桐山椿に「1億円で私と結婚しなさい!」と命じることから起こる、ドロドロの恋愛劇を描く。「水野さんの怪演ぶりが、さらにパワーアップしています。登場シーンではホラー映画を上回るような恐怖感です。22日に放送の第3話では小池さんがプラネタリムで浮気相手とキスしていたところ、水野さんが『ここにいるよ』と言って登場!その顔面アップに恐怖する人が続出しました。水野さんが浮気していた2人を連れていくところで話が終わっており、第4話以降はとんでもないことになりそうだと話題になっています」(芸能関係者)もともとデビュー時は“清純派”女優だった水野。だが1997年から放送されたフジテレビ系ドラマ「踊る大捜査線」シリーズの柏木雪乃役でブレーク。少林寺拳法やアクションを学んでいたことから、ブレーク後はアクション女優としても活動をスタートさせた。だが迷走していた時期もあったという。「05年に大手芸能プロから独立。その後、自分の進むべき路線に悩んでいたようです。しかし2011年公開の映画『恋の罪』ではそれまでのイメージを覆す、初のフルヌードシーンに挑戦。体当たりの演技を見せていました。今回の悪女キャラにたどり着いたのも、過去の苦労体験があればこそ。現場ではスタッフも驚くほどのアドリブを披露しているそうで、演技に評判が高まっています。このまま流れに乗って、再ブレークとなりそうです」(芸能記者)ドラマが回を重ねるにつれ、その怪演ぶりがますます話題になりそうだ。
2019年08月24日8月8日(木)今夜スタートする、AbemaTVオリジナルドラマ「奪い愛、夏」より、水野美紀、小池徹平、松本まりかの主要キャストが写し出されたビジュアルが公開された。水野さん主演で描く本作は、「AbemaTV」だからこそ描ける、危険な愛のトライアングルに挑むクレイジー“狂愛”ドラマ。今回到着したのは、作品の中でそれぞれのキャラクターたちがどんな“狂愛”っぷりを披露するのかを写真の表情と単語で表現した“狂愛ビジュアル”。第1話の放送2日前から公式Twitterにてカウントダウン形式で毎日1人ずつ投稿されており、最初に公開されたマッチングサービス「ラブネクスト」で広報部に所属する空野杏役の松本さんは、涙を流し、「戦慄・依存・秘密・無垢・恐怖」というワードが添えられている。続く同じ広報部に所属し、杏と社内では秘密で交際を開始した桐山椿役の小池さんは、虚ろな表情を浮かべており、「興奮・葛藤・偽り・束縛・怒り」というワードが。最後に、敏腕女社長・花園桜役の水野さんのビジュアルが登場。不気味な微笑みを浮かべ、「狂愛・監視・過去・1億・恐怖」というワードが浮かび上がり、思わずゾッとしてしまう一枚だ。「奪い愛、夏」は8月8日(木)23時~AbemaSPECIALにて配信。(cinemacafe.net)
2019年08月08日2017年1月クールに放送され、狂気と怪演、ドロドロの愛憎劇が話題となった“ドロキュン”恋愛ドラマ「奪い愛、冬」。この度、水野美紀を主演に迎え、新たに小池徹平、松本まりかが集結した「奪い愛、夏」がインターネットテレビ局「AbemaTV」にて放送されることになった。“ホラー映画よりも怖い”狂気の女が再び降臨「ここにいるよー」「ここにいるよ――!!!」その名台詞と怪演で“ホラー映画よりも怖い” “全員ブッ壊れすぎ”とネットで大きな話題になった「奪い愛、冬」。「奪い愛、夏」は、同作と同様、鈴木おさむが脚本を務め、テレビ朝日のプロデュースチームも脚本作りに全面協力、まったく新しいオリジナル版として放送。前作よりも狂気度200%アップ、1話からトップスピードの水野さんとともに、鬼気迫る演技に定評のある「大恋愛」などの小池さんと、「緊急取調室」「ホリデイラブ」の松本さんの"豪華怪演陣"が集結し、ネット配信だからこそ描ける危険な愛のトライアングルに挑んでいく。水野美紀「初回から絶好調で役が仕上がっています」今回も脚本を務める鈴木さんは、「水野美紀さんの究極の怪演が戻ってきます!しかも地上波ではないので、ずっとトップスピード、真夏のLOVEホラーです!毎回、お化け屋敷に入るつもりで見てください!そして『ここにいるよー!!!』も爆発します。本当におもしろいです!一夏の激しい興奮を!」とコメント。さらに、「またやるのか~!と思ってまずは笑いました」という水野さん。今回演じる女社長・花園桜について、「まさに『狂女』です。この世にいたら、絶対に関わりたくない女性ですが(笑)脚本を読んだ瞬間から桜のインスピレーションが頭に浮かび、初回から絶好調で役が仕上がっています」と明かしている。また、小池さんはそんな水野さんとの共演に「10代の時にご一緒したぶりでご無沙汰しており、少し恥ずかしいなと思いながらも、お互い年齢を重ねた上での演技の変化を楽しみたいなと」とコメント、「前回に続き予期できない『ハッ』と驚くようなシーンにも期待していただきたい」と期待を込めて語る。そして松本さんは、出演のオファーに「怖ろしいほど濃密すぎてクラっときました」と告白。「みんな普通じゃない。生き切ってる」と脚本について語り、「ロミジュリの様に危険な恋愛にドキドキし、ホラーに震え、極限状態で笑うしかないところで何故か涙が止まらない、そんなこの夏一番のカオスで刺激的なドラマになるんじゃないかな」とコメントを寄せている。なお、本ドラマのクレイジーさをより色濃くする、水野さん演じる花園桜のInstagramアカウント「監視日記」も開設。桜のちょっぴり不気味な日常や背筋がゾワッとするような心境の吐露などが日々更新されているほか、さらに本心をむき出しにして更新される“匿名”のアメーバブログ「マッチングアプリを運営する女社長のブログ」も開設されている。あらすじ「1億円で私と結婚しなさい!!」敏腕女社長・花園桜(水野美紀)からの突然の提案。だが、桐山椿(小池徹平)には同じ広報部に勤める彼女・空野杏(松本まりか)がいた。桜の執拗な監視の目をくぐり抜けながら彼女との逢瀬を重ねるも、その関係に気づいた桜が、とんでもない行動を取り始める…。「奪い愛、夏」は8月8日(木)23時~「AbemaTV」AbemaSPECIALにて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年07月04日芥川賞作家・平野啓一郎の小説を、福山雅治と石田ゆり子初共演で映画化する切なくも美しい大人の愛の物語『マチネの終わりに』。この度、7月12日(金)より全国の劇場でも随時上映予定の特報映像が到着した。天才ギタリストとして名を馳せるも、現状の演奏に満足が出来ずに自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史役・福山さんが演奏するシーンから始まる特報映像では、わずか30秒ほどながら、美しい街並みも覗くことができる。映画撮影はデジタルカメラが主流になっているいま、本作は情緒ある物語の世界観に合わせ、あえてフィルムカメラで全編を撮影している。また、蒔野からの告白に戸惑う洋子(石田さん)や、洋子の身に何かが起きる緊迫したシーンも登場。そしてラストは、号泣する洋子と静かに涙をこぼす蒔野の姿を映し、映像は終了。“切なくも美しい究極の愛の物語”を予感させる映像となっている。『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マチネの終わりに 2019年11月1日より全国東宝系にて公開©2019 フジテレビジョン アミューズ東宝 コルク
2019年06月26日福山雅治主演、香川照之、三上博史、別所哲也らが出演する日曜劇場「集団左遷!!」の最終話が6月23日放送。横山の不正を暴こうとする片岡と真山の最後の戦いとその結末に多くの称賛が集まった。三友銀行蒲田支店の支店長となった片岡洋は本社の常務・横山輝生から蒲田支店は廃店予定だから「何もするな」という言われるも、行員たちと共に蒲田支店の再生のために奮闘、蒲田支店の面々はリストラを免れる。本店に戻った片岡は横山の不正を知り、今度は三友銀行の上層部にはびこる不正と隠ぺい体質に立ち向かう…というのが本作の物語。片岡洋を福山さんが演じて主演。片岡の右腕となる日本橋支店副支店長・真山徹を香川さんが、副頭取に上り詰めた横山輝生を三上さんが、横山と対立し片岡を陰で助ける常務・隅田優を別所さんが演じる他、横山の手先となる日本橋支店長・鮫島正義に小手伸也、片岡とは同期の梅原尊に尾美としのり、三友銀行頭取の藤田秀樹に市村正親。そのほか神木隆之介、中村アン、井之脇海、橋本真実、高橋和也、馬場徹らが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。横山から島津議員(石丸謙二郎)への献金の記録が書かれた手帳を渡せばすべてを水に流すと言われた片岡だがそれを突っぱねる。そして梅原からマスコミに告発しようという提案を受けた片岡は真山とともに手帳の裏取りを進めていくが、真山と梅原が出向させられることに。怒りに燃える片岡に対し横山は、会社を変えたいなら告発するのではなく自分の所まで上がってくるべきだと、新規事業のスタッフとして迎える。その言葉に思い悩む片岡だが、真山の言葉に改めて告発するの決意を固める…というのが最終話のストーリー。SNSでは自分の信念を貫くため奮闘した片岡の姿、そして福山さんに「片岡洋と言う役は、正義・情熱の塊の様な人で、こんな上司いたら最高」「自分が正しいと思ったことを貫くのは難しいこと。それを最後までやりきった片岡さんはすごい」「片岡さんの頑張りに勇気をもらいました これからも福山雅治について行きます」などの声が続々と寄せられている。また「香川照之、最後に全部持ってった」「三上博史さん。昔、ドラマ見てた頃から、変わってない、素敵!」「小手伸也は今後もいろんな役を見てみたい」など豪華なキャスト陣にも賛辞の声が多数。「沢山の勇気と元気をいただきました」「しばらくは、「片岡ロス」になりそうです」など感謝と放送終了を名残惜しむ声も大量に投稿され続けている。(笠緒)
2019年06月23日音楽家とジャーナリストの男女2人の切なくも美しい究極の愛の物語を描く『マチネの終わりに』。この度、本編中に使用されるメインテーマを本作の主演・福山雅治が人生初挑戦となるクラシックギターで演奏することが決定した。天才クラシックギタリスト役として本作に出演する福山さんは、クラシックギターの演奏は今回が人生初。日本を代表するクラシックギター奏者・クラシックギター監修の福田進一さんからのアドバイスを受け、本番までの約3か月間、練習に励んだという。普段使っているアコースティックギターやエレクトリックギターとまったく違う演奏方法に本人は「とても苦戦した」と言いつつ、福田さん曰く「天性の音楽家としての勘の良さ」でその技術を見事習得。本番当日には天才クラシックギタリスト・蒔野聡史をスタッフ全員が目撃した。福山さん自身がクラシックギターで奏でる映画のメインテーマ「幸福の硬貨」は、『昼顔』 『アマルフィ 女神の報酬』など数々の映画サウンドを手掛けてきた菅野祐悟さんが、本作のために書き起こしたクラシックギターのオリジナル楽曲だ。福山さん演じる主人公・蒔野と石田ゆり子さん演じるヒロイン・洋子の2人の運命を強く結びつける重要な劇中曲。物語では、蒔野がギターを好きになる(始める)きっかけの曲であり、20年前に行われたデビューコンサートにて蒔野自身が演奏。さらに、洋子はそのデビューコンサートを偶然鑑賞していた――という、2人の“出会い”の曲となっている。■福山雅治、西谷弘監督、福田進一のコメント到着!福山雅治(蒔野聡史役)僕が今まで自分なりにやってきたアコースティックギターやエレキギターとは、全然違うもので、大変勉強になりました。福田さんのアドバイスの元、クラシックギターの弾き方、押え方を学べたことで、自分の音楽にフィードバックするものがたくさんありました。『クラシックギターでの弾き語り』という演奏スタイルも、さっそくライブに取り入れさせていただいております。これからの音楽人生でクラシックギターを演奏する時、蒔野聡史というギタリストはずっと自分と共にいて、同時に、競うべきライバルになってゆくのだと思います。西谷弘(監督)福山さんがミュージシャンとして普段、手にするギターと、クラシックギターは似て非なるもの。その演奏方法の全てが別物でした。それを本番までのたった数ヶ月で習得するのは絶望的。それでも挑む福山さんを横目に、僕はギタリストの吹替を用意するよう、スタッフに頼みました。福山さんは爪を何度も割り、関節を痛めながらもクラシックギターとの格闘の日々が続きました。結果、心配には及ばず福山さんは 100%クラシックギタリスト蒔野聡史と化しました。是非、映画館で皆さんの目と耳で確かめて頂けたらと思います。福田進一(クラシックギター監修)同じギターとは言え、ロックとは全く異なるクラシックギターの奏法を限られた時間の中で習得するのは、大変な根気と努力のいる作業だったと思いますが、福山雅治という、天性の音楽家としての勘の良さ、学ばれる時の集中力の高さには目を見張らせるものがありました。その結果として、理想の天才クラシックギタリスト蒔野聡史が誕生したと思います。この映画で最も重要な音楽は菅野祐悟さん作曲の「幸福の硬貨」です。この哀しさと切なさの中にも、凛とした清々しさを感じさせる旋律を福山さんは見事に演奏されています。その音色は実に暖かく人間味に溢れており、やはり福山さんは根っからの音楽家なのだな…と感心させられました。アーティストとしても第一線で活躍する福山さんが、天才クラシックギタリストをどのように演じるのか、期待が高まる。彼が奏でる音色にも注目したい。『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マチネの終わりに 2019年11月1日より全国東宝系にて公開©2019 フジテレビジョン アミューズ東宝 コルク
2019年06月18日舞台が本部へと移り、物語が第2章へと突入した福山雅治主演の日曜劇場「集団左遷!!」。この度、第8話のゲストとして名作ドラマ「ひとつ屋根の下」シリーズで福山さんと兄妹役を演じた大路恵美がサプライズ出演することがわかった。50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋(福山さん)と、リストラ寸前の銀行員たちが協力して大逆転に挑む、サラリーマンの悲哀と笑いが巻き起こす下克上を描いた本作。先週6月2日に放送された第7話から、物語は第2章「本部編」へと突入。本部vs支店という構図で描かれた第1章「蒲田編」では、片岡たちの頑張りも虚しく、残念ながら蒲田支店は廃店となってしまった。そして本部の融資部へ異動となった片岡を待ち受けていたのは、さらなる巨大な試練。専務に出世した横山輝生とのバトルが、三友銀行全体を巻き込んだ大スキャンダルへと発展。ついに片岡と横山は直接対決へ。銀行本部を舞台にした、“互いの正義を懸けた手に汗握る心理戦”が繰り広げられる。そんな中、6月9日放送の第8話に女優・大路恵美がサプライズゲストとして出演する。演じるのは、横山専務(三上博史)と深い関わりを持ち、彼のもうひとつの顔を知る三友銀行日本橋支店支店長・金村勇二(川原和久)の妻役。不正融資疑惑を調査中の片岡は金村の家を訪ね、玄関先で応対した彼女と言葉を交わす…というシーン。福山さん、大路さんの共演は「めぐり逢い」(’98年・TBS)以来、実に21年ぶりとなるが、90年代の大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下」シリーズ(フジテレビ)で演じた兄妹役でお馴染み。第2章は「90年代のトレンディドラマみたい」との声も視聴者から上がる中、“チイ兄ちゃん”と“小梅”の時を越えた夢の顔合わせは見逃せない。「短いシーンでしたが、とても楽しめました」と大路さん。「私にとっては今も変わらず、チイ兄ちゃんです。撮影中も『チイ兄ちゃん!』とずっと呼んでいました。撮影現場では、話しても話しても会話が尽きず、今でも兄と妹のままでした。福山さんは人間力がさらに増していて素敵でした」と変わらぬ“兄妹”の絆についてコメント。「福山さんが演じる片岡さんは、誠実さや熱血さ、そして福山さんがお持ちのピュア感も出ていて素敵です」とも語る。また、「15歳の時、初めて連ドラに出演することになり上京したのですが、(そのドラマで共演した)香川照之さんとお会いするのは、その時以来30年ぶりで。『元気だったか?』『どうしてる?』など気にかけていただき、この日は2人の兄に再会出来た感じ」と、香川さんとも久々の再共演が実現。福山さんも、「僕にとっても大路恵美さんは変わらず“小梅”です」と語り、「『小梅は変わらないな』と思いました。20数年経った今でも、あの時流れていた時間は、僕にとってとても大切なものだと感じました」と感慨深げに語っている。第8話(6月9日放送)あらすじ新たにリストアップされた廃店一覧表を眺めてため息をつく片岡(福山雅治)。元蒲田支店の面々たちの動向が気になる一方で、日本橋支店をめぐる横山(三上博史)の動きに不穏な空気を感じていた。そんな折、片岡は隅田(別所哲也)から、近々上場を控えているレジーナホームズに不正融資の疑いがあることを知らされる。しかも、レジーナホームズを日本橋支店に紹介し、積極的な支援を促したのは横山!隅田から極秘で調査を命じられた片岡は真山(香川照之)と連絡を取り、動き始める。そこには、驚くべき真実が…。日曜劇場「集団左遷!!」は毎週日曜よる9時~(text:cinemacafe.net)
2019年06月04日「実に面白い」の名セリフを生み出した「ガリレオ」シリーズで、俳優としても評価を高めた福山雅治が、4月にスタートした日曜劇場「集団左遷!!」では衝撃ともいえる激変ぶりを見せている。第1話が放送されると「福山雅治の顔芸フルスロットル」「顔芸フルで頑張る福山氏は新鮮」とSNSが湧く事態に。また、「白衣の戦士!」で“元ヤンの新米ナース”という役柄に挑み、連続ドラマ初主演を果たしているのは8等身モデルで女優の中条あやみ。“元ヤン”らしく(?)メンチを切り、コロコロと表情が変わる中条さんもかつてない姿!さらに、古田新太演じるゲイで女装家の高校教師が繰り広げる学園エンターテインメントドラマ「俺のスカート、どこ行った?」は、芸達者な古田さんを筆頭にジャニーズ期待の若手や個性派俳優が集結する中、表情筋をフル活用している人が…!!今期ドラマを盛り上げる顔芸フルスロットル作品に迫った。福山雅治が顔芸&全力疾走、土下座まで!小説「新装版 銀行支店長」「集団左遷」(ともに江波戸哲夫)を原作にした本作。これまで「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」といったヒットドラマを多数生み出してきた日曜劇場だが、福山さんは同枠初出演にして初主演、TBSのドラマ出演にいたっては1998年の「めぐり逢い」以来、実に21年ぶり。さらに、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で岩崎弥太郎を演じた香川照之と9年ぶりの共演とあって、幅広い層からの注目を集め、4月21日放送の初回スペシャルでは平均視聴率13.8%、瞬間最高視聴率15.3%を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。演じるのは、50歳を目前にして廃店が決まっている三友銀行蒲田支店の支店長に赴任した片岡洋。バンカーの役も初めてながら、クールで論理的な“湯川先生”とは至極対照的な、感情が顔に出てしまうエネルギッシュで熱い男。情に厚く、それ故に脆さや弱さも覗かせる、新境地に臨んでいる。第1話から、「皆さんは頑張らなくていい」と廃店候補の支店長たちに言い渡す、腹に一物ありそうな常務・横山(三上博史)のやり方に納得できず、土下座までして蒲田支店を立て直すと啖呵を切ったものの、その後、大口融資が決まりそうになるたびに本部から横やりが入り、蒲田支店は再三ピンチを迎えることに。「支店長、事件です!」刑事ドラマ好きな片岡もこりごりするほど、本部スパイ騒動や地面師詐欺などトラブルが起きっぱなし。そのたびに片岡は熱血刑事ばりに、全力疾走で現場へと繰り出していく。目をむき、八の字眉となり、真摯にトラブルに対処していく片岡。これほどまでに「頑張る」を連呼する男を福山さんが演じることは確かに新鮮。だが、こうした“熱さ”は日曜劇場の醍醐味であり、演出・脚本は「ROOKIES」の平川雄一朗&いずみ吉紘コンビとくれば、納得だろう。一方、香川さんが演じるのは蒲田支店の副支店長・真山徹。どんなピンチのさなかにもきっちり“定時で帰る”、一見掴みどころがない男。だが、第3話で福山さん演じる片岡の無謀ともいえる頑張りが蒲田支店存続のためとわかると、片岡がタジタジになるほど冷静かつ論理的に状況を見極め、頼もしい味方となっていく。この点も従来のイメージとは真逆だが、片岡にほだされ、額のしわが次第に緩んでいく香川さん演じる真山の様子も必見だ。2人とも妻(八木亜希子、西田尚美)思いという共通点もある。そのほかの行員も揃いも揃って個性的な人物ばかりだが、神木隆之介演じる、飲み会には“極力参加しない”イマドキの若手行員・滝川晃司はすっかり蒲田支店に馴染み、第5話に続いて第6話でも勇ましいタックルを披露!井之脇海演じる、マジメだがドジな平正樹も変幻自在の頼りなさげな八の字眉がキリッとすることも増えてきた。そして先日の第6話では、廃店を阻止すべく一丸となって突き進んできた蒲田支店の面々に、ついにジャッジが下った。福山さんが言う「“上手くない頑張り方”に不思議な愛おしさを感じました」の言葉のとおり、不器用でも銀行員としての矜持がみなぎる彼らの面構えは、すでに愛おしくてたまらない。第7話あらすじ蒲田支店の廃店により、本部の融資部へ異動した片岡(福山雅治)。落ち着く間もなく、全国展開する総合百貨店・マルハシホールディングスのダニエル・バックCEOが会社資金102億円を私的流用した疑いで東京地検特捜部に逮捕される、という衝撃的なニュースが飛び込んでくる。金融庁の立ち入り検査を控えて大わらわの中、横山専務(三上博史)がマルハシ再建の緊急プランを提案。それは、ダニエルの解任及び米王手ウィルマンズとの合併解消、そして丸橋雄一郎会長(本田博太郎)を再び社長に就任させるというものだった。だがそんな折、日本橋支店の副支店長に就任した真山(香川照之)のもとに「ダニエルは丸橋会長にはめられた」という告発メールが届く。果たしてメールは事実なのか。片岡は上司である融資担当の隅田常務(別所哲也)に相談し、自ら調査に乗り出そうとするが…。中条あやみ、カメラ目線の顔芸がキュートすぎ!明るく元気で天真爛漫だが、失敗ばかりの型破りな“元ヤン”新米ナース・立花はるかを中条さん、結婚退職を目指して婚活するも、岐路に立たされる34歳の“がけっぷち”ナース・三原夏美を水川あさみが演じるオリジナルの痛快コメディ「白衣の戦士!」。病院という命の現場で患者たちと向き合い、日々奮闘する彼女たちナースは、確かに白衣の天使というより“戦士”そのものだ。フェミニンで可憐なイメージのある中条さんが、白目をむき出し、大声を張り上げ、かつてない顔芸で、ドジッ子だが思いやりに溢れた新人ナースを熱演。失敗したら素直に謝るが、褒められればすぐにデレ顔で有頂天に。“元ヤン”だけに納得できない理不尽さを目の当たりにし、カチンとくればキレる!そんなときにはなぜかカメラ目線で本音が炸裂、患者にも先輩ナースたちにもいえない思いの丈のあれこれをこちらに訴えかけてくるのが楽しい。怒り顔も、得意顔も、これまでに見たことのない表情豊かな中条さんには魅了されっぱなし。ナースあるあるが話題の“ヘイヘイナース”を、プライベートでも仲良しという後輩ヤンキー・七海役の富田望生と披露する動画もキュート。また、先輩ナースを演じる水川さんも負けてない。はるかの指導係であることからイライラが尽きない上、バツイチ師長・本城(沢村一樹)と婚活中に知り合った商社マン・里中(田中幸太朗)との恋に揺れ、多彩な表情を見せている。病棟のナースステーションにも小瀧望(ジャニーズWEST)演じる爽やかで優秀なナース・斎藤光をはじめ、片瀬那奈、鈴木紗理奈、さらに外科医役の安田顕とひとクセあるキャラがずらり。コメディテイストではあるものの、そこは命の現場。元看護師で末期がんの女性・加奈(財前直見)が登場する第3話などは目頭が熱くなるシーンも。第3話といえば、小瀧さん演じる斎藤との“事故チュー未遂”以来、彼を意識するようになったはるか。前回第6話ではなんと2人のキスシーンが!「大事な話がある」と斎藤を呼び出し、勇気を出して「あたしのことどう思ってんの?」と聞くが、鈍い斎藤はピントの外れた答えばかり。しびれを切らしたように、はるかからキスをしてしまう!中条さんは「最終回に向けて、はるかと斎藤の関係がここからどうなっていくのか、私も楽しみです」と期待を込めて明かしているが…。第7話あらすじ斎藤(小瀧望)に告白するつもりが、酔った勢いでキスしてしまったはるか(中条あやみ)。だが、キスをした記憶がないはるかに、斎藤はドギマギするばかり。斎藤の様子が普段と違うことに気づいたはるかは、自分が“何かした”のではないかと探ろうとする。そんな中、小学生の社会科見学が四季総合病院にやってきて、はるかと夏美(水川あさみ)が案内を担当することに。ひときわやんちゃな男の子・佑輔(五十嵐陽向)に手を焼くが、その佑輔は同僚の貴子(鈴木紗理奈)の一人息子だった!しかも、貴子の母・昌子(大島蓉子)が階段から落ちて入院したことから、はるかは佑輔を一晩預かることになる。佑輔の世話をしていくうちに、女手一つで仕事と子育てを両立させている貴子の苦労を知るはるか。その夜、夏美もやってきて思いがけず恋バナトークに花が咲くが…。古田新太の“おつかレインボー”が流行語になる!?“ダイバーシティ宣言”を掲げた私立・豪林館学園高校に赴任する、ゲイで女装家、52歳の国語教師・原田のぶおが、歯に衣着せぬ“原田節”とハンパない行動力で、現在の教育現場と教室で本音を隠す生徒たちに大切なことを伝えていく新感覚の学園ドラマ。女装は「慣れてます」という古田さんが、破天荒だが、人間味あふれるニュータイプの先生を体現する。頻繁にずれるおかっぱのカツラに、つけまつげまでバッチリメイクの原田のぶおは、かつてはゲイバーを経営していたが校長(いとうせいこう)の誘いで教師になったとか。その辺りの詳しいいきさつは、いまのところ謎に包まれている。第1話では赴任早々、ゲイや女装家の区別もつかず、見た目を笑う生徒たちに「他人をばかにして笑うほうがブス」「その決めつけがお前を大人になってから苦しめる」などと一喝し、「LGBTとは?」の授業までも。“おつかれさま”とLGBTの象徴である“レインボー”を組み合わせた「おつかレインボー」が挨拶代わり。生徒たちのために奮闘するあまり、「スカート汚れちゃったじゃないのよ」と身なりを気にするところも愛らしい。生徒を叱るときにはドスを利かせた声で、細い目がいっそう細くなってマジギレする一方、生徒が少しでも成長を見せれば「いいんじゃない」とニコニコ。職業体験の第4話では、まさかの土下座もしてみせた。また、永瀬廉(King & Prince)や道枝駿佑・長尾謙杜(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)らネクスト注目株の生徒たちはもちろんのこと、職員室の教師陣も超個性的。物理の古賀先生(荒川良々)、体育の庄司先生(大倉孝二)、英語の広田先生(シソンヌ・じろう)らクセがすごい面々の中にあって、最も視聴者に近い目線から原田のぶおの言動を見守り、その“授業”に翻弄されまくっているのが、桐山漣演じる2年3組の副担任の田中先生。ドラマ「デイジー・ラック」や『L・DK』『曇天に笑う』、最新映画『貞子』などのクールで物憂げなイメージが台無しとも思えるほど、桐山さんの困り顔やシュン顔のリアクションは見もの。気になっている養護教諭・佐川先生(大西礼芳)の指輪に気づくと、「カレ氏ですか?」と声が思わず裏返ってしまう始末。ヘタレで、胃薬が手放せないようなシーンもあり、田中先生の自己変革ものぶおが後押しするのか?そして、教師2年目にして心がやさぐれた白石麻衣演じる里見先生は、第6話では親に反論できないまま見合いし、結婚式当日を迎えてしまうことに。のぶおがひと肌脱ぐ…のではなく、なぜか自らもウエディング姿となって里見先生の背中を押した。のぶおに出会ったことで変わっていく彼女からも目が離せない。「おじさんの女装家がズケズケ言うのを見てゲラゲラ笑うと言うドラマになれば、若い人たちも楽しめるドラマになるんじゃないか」とドラマ開始時に語っていた古田さんだが、父親(板尾創路)との不和を抱える永瀬さん演じる明智を除いて、2年3組の生徒たちはのぶおを慕うようになっている。明智vsのぶおにも、ひと波乱が待ち受けていそうだ。第7話あらすじ明智(永瀬廉)が退学届を提出した。寺尾校長(いとうせいこう)、長井(松下奈緒)、原田(古田新太)は明智と話し合うが、辞めたい理由を尋ねても明智は答えない。長井は明智の父・純一(板尾創路)を訪ねる。純一は長井に、明智が自分に借金をしており、働いて返して貰うために明智には学校を辞めさせると言い放つ。原田に頼まれ東条(道枝駿佑)、若林(長尾謙杜)たちは、アルバイト先に明智を迎えに行き、指定された場所へ向かうが…。銀行で、病院で、学校で、それぞれ繰り広げられるコミカルだけどアツい! 顔芸合戦の後半戦に注目だ。(text:Reiko Uehara)
2019年05月29日福山雅治と石田ゆり子が初共演で切なくも美しい究極の愛の物語を描く映画『マチネの終わりに』。この度、本作のポスタービジュアルが到着。併せて、新キャストも発表された。今回公開されたのは、東京、パリ、ニューヨークを舞台に、天才ギタリストとして名を馳せるも、自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史(福山さん)と、ジャーナリスト・小峰洋子(石田さん)がお互いを想い合うポスタービジュアル。本ポスターは、7月中旬より全国の劇場で掲出される予定だ。そして今回新たに、運命が交錯する2人をとりまく新キャストとして、石田さん演じる洋子の婚約者で、N.Y.に住む経済学者・リチャード新藤役を、「サバイバル・ウェディング」『翔んで埼玉』への出演も話題となった伊勢谷友介。福山さん演じる蒔野のマネージャー・三谷早苗役を、「東京独身男子」に出演中の桜井ユキ。蒔野を担当するジュピターレコードの社員・是永慶子役を「ファースト・クラス」「セシルのもくろみ」の板谷由夏。蒔野の師匠であるギタリスト、祖父江誠一役を、数々のミステリー作品などに出演する古谷一行。祖父江の娘・奏役を、「勇者ヨシヒコ」シリーズなどコミカルな作品にも出演する木南晴夏。長崎に住む洋子の母で、世界的に有名な映画監督イェルコ・ソリッチの元妻・小峰信子役を、連続テレビ小説「半分、青い。」の出演も話題となった風吹ジュンが演じることが決定。伊勢谷さんは「ニューヨーク在住の日系人として、英語を話さないといけない役ということもあり、撮影当初は少し緊張と不安があったのですが、監督やスタッフの方々の周到な準備と石田さんのやわらかい空気感に包まれて居心地良く撮影に臨めました」と撮影をふり返り、「私で大丈夫かな?」と不安もあったという桜井さんは「原作を読んで、早苗を知り、福山さんや石田さんたちとお会いして、絶対演じきってやろうという気持ちが湧きました」とコメント。また、出演も決まっていないタイミングで原作を読んでいたという木南さんは「大人の恋愛の難しさやすれ違いを原作で感じたので、そのもどかしさを映画でも感じたいと思います」と語り、風吹さんも「この作品は、大人のわくわくドキドキがありつつ、知的に品良く、しかも、ワールドワイドで表現しているので、今までになかった恋愛ドラマが見られるのではないかと期待しています」と完成を楽しみにしている様子。そして、「プライベートを知りすぎていている」という石田さんとの共演について板谷さんは「違う役で世界に入り込めるかなと心配していたのですが、全然大丈夫で(笑)逆に身近な友人とお芝居するのも楽しいなと思いました」と撮影をふり返った。一方、福山さん演じるギタリストのギターの師匠役を演じたものの、これまで福山さんとは今回が初めての仕事だったという古谷さん。「最初はお互いに、どんな人なんだろうとか思っていましたが、すごくイイ奴」と印象を明かし、「パリでは食事にも出かけ、色々な話をし、作品の中にもうまく出せたんじゃないかと思うぐらい良い関係で仕事ができました」と語っている。さらに、音楽界から世界が注目するクラシックギタリストの新星ティボー・ガルシアが、若き天才ギタリスト役として出演することも明らかになった。『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マチネの終わりに 2019年11月1日より全国東宝系にて公開©2019 フジテレビジョン アミューズ東宝 コルク
2019年05月22日今月の人Illustration:Hidemi Ito女優水野美紀さん1974年、三重県出身。1987年にデビュー。以降、ドラマ『踊る大捜査線』シリーズをはじめ、映画、ドラマ、CMなど数多くに出演。最近では舞台の台本やエッセイの執筆を手がけるなど、活動の幅をますます広げている。2016年に俳優でイラストレーターの唐橋充さんと結婚、2017年に第1子を出産した。現在、AERA dot.にて、育児に奮闘する日々を綴ったエッセイ『子育て奮闘記「余力ゼロで生きてます」』を連載中(毎週木曜日更新)。最新出演作は、NHKドラマ10『ミストレス~女たちの秘密〜』(4月19日放送開始、毎週金曜22時~)、WOWOW連続ドラマW『坂の途中の家』(4月27日放送開始、毎週土曜22時~)。人生で大切なことを優しく教えてくれる感動のファンタジー『100万回生きたねこ』作・絵:佐野洋子¥1400/講談社100万回も死んで、100万回も生きた猫がいました。これまでの飼い主は王様、船乗り、手品使い、泥棒、おばあさん、女の子……100万人のひとがその猫をかわいがり、猫が死んだとき泣きました。あるとき、猫は初めてノラ猫になりました。どんなめす猫も、猫のおよめさんになりたがりましたが、猫は相手にしませんでした。誰よりも自分が大好きだった猫は、やがて一匹の白く美しい猫に出会って――。愛と命の尊さを描く不朽の名作。「100万回も生まれ変わって、いろんな人生を生きてきた猫が主人公。この猫は自分のことが一番好きで、泣いたこともない。そもそも死ぬことが平気なんだから、怖いものなんて何もないんですよね。そんな彼が白い猫と出会ったことで、大きく変わっていくんです。猫が初めて声をあげて泣く場面は本当にせつなかったですね。大切な人と出会って、たった1回きりの人生を大事に生きることに意味があるんだよって、教えてくれるお話です」親になって初めて知った、自分よりも大事に思える存在がいるという感覚「子どもの頃に読んで夢中になった絵本って、大人になっても、ずーっと記憶に残っているものですよね」と語る女優の水野美紀さんは、自他ともに認める本好き。現在、1歳9ヵ月になるお子さんが、もう少し大きくなって、ストーリー性のある絵本を一緒に楽しめるようになる日を心待ちにしている。「大人になってから改めて読んで、グッときた絵本といえば『100万回生きたねこ』です。子どものときは、猫が生まれ変わるたびに、いろんな国で、いろんな人生を送るっていうところにすごくワクワクしていました。それでいて、悲しいお話だなぁっていうイメージがあって。それが今、私も結婚して、子どもが生まれて……この主人公の猫の気持ちがすごく分かるんですよ。自分よりも大事に思える存在がいる、っていう思いが実感として。小さな子は、この絵本をどのように読むんでしょうね。ワクワクしたり、悲しかったりするだけじゃなく、もしかしたら、お父さんとお母さんは、自身よりも、子どもである自分のことを大事に思ってくれているのかな……って何となく感じるのかもしれませんね」家の近くにあった絵本専門店で過ごしたキラキラした時間の思い出小学校5年生まで三重県四日市市に住んでいた水野さんが、今も懐かしく思い出すのが、当時の家の近くにあった、子どもの本専門店「メリーゴーランド」だ。絵本を中心に、さまざまなジャンルの子どもの本を扱っているほか、おもちゃや雑貨も販売している。「家から車で5分くらいの場所にあったので、親にしょっちゅう連れて行ってもらっていました。お店では、いろんな絵本を読んで、おもちゃで遊んで、気に入ったものがあったら買ってもらって。お店の内装もすごくおしゃれで、かわいかったなぁ。店内の雰囲気とか、たくさんの絵本がどんなふうに棚に並んでいたかとか、よく覚えていますもん」取材中、ネットで調べてみると、お店が現在も営業中であることが判明!ワークショップなどのイベントも定期的に開催されていて、水野さんが行っていた四日市市のお店のほかに、京都店がオープンしていることも分かった。「わー!今も営業しているなんて嬉しいです!今度は子どもを連れて、また行きたいですね。京都店だったら、京都で仕事があったときに行けるかな。私、小学生の頃、図書室の本を読破しちゃうくらい、めちゃくちゃ本が好きだったんですけど、私が本好きになったきっかけは、このお店と出会ったおかげだと思います。考えてみれば、本が好きっていうことは、物語の中の人物を演じる今の女優の仕事にもつながることですよね。そういう意味では、メリーゴーランドで絵本を読んでいた、あの至福の時間は、私にとって原体験といえるかもしれないです」絵本の世界で、いろんなことを疑似体験することで心が強くなる今、水野さんの自宅には、絵本がたくさんある。その多くは、お子さんのためというより、もともと絵本が好きだった水野さんとご主人がそれぞれ買い集めていたものだ。「主人はイラストレーターなので、仕事の資料として絵本を山ほど持っていたんですよね。子どもには絵本を毎日たくさん読んであげたいなぁと思っています。私のほうがやる気満々(笑)。たまに主人と役を割り振って読んでみるのもいいかなって(笑)。今、子どもが寝る前によく読み聞かせしているのは、出産後に主人の父からもらった『あかちゃんとあそぶ絵本』という全4冊の絵本セット。二つ折りになったページを開くと、夜が明けて、太陽が出るとか、子どもがアッと驚くようなしかけがあって楽しいです。うちの子はその中でも『あけてみたいな』という一冊が気に入っていますね」水野さん自身がそうであったように、絵本は、その子が将来、本好きになるきっかけにもなる。そして物語を読んで得たものは、決して空想の世界だけにとどまらない。「私は大人になったいまも、ファンタジーの要素がある話が好きなんです。それもやっぱり、子どもの頃に絵本にいっぱい触れていたことが影響しているのかもしれない。本の世界にひたって、いろんなことを疑似体験すると、何より心が強くなると思うんですよ。たとえば、童話の『青い鳥』を読めば、チルチルとミチルに自分を投影しながら、幸せの青い鳥を探すための冒険の旅に出て、最後は自分たちの部屋の鳥かごの中に青い羽を見つけることができる。主人公と一緒に大変な経験をした後に、感動と達成感が味わえるんです。そういうことの積み重ねって、きっと実生活にも反映されてくるはず。子どもながらに『大丈夫!チャレンジしてみよう!』っていう勇気が生まれると思います」【 水野美紀さん、これもオススメ 】思いやったり、ケンカしたり……リアルに描く“友達”という距離感『ふたりは ともだち』作:アーノルド・ローベル訳:三木卓¥950/文化出版局いつも友達の “がまくん” を思いやる心優しい “かえるくん” と、わがままいっぱいで甘えん坊だけど、放っておけない可愛らしさがある “かえるくん”。性格は全然違うけれど、一緒にいると、しっくりはまる凸凹コンビの日常。仲良しの “がまくん” と “かえるくん” を主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。最後のお話「おてがみ」は小学生の教科書に採用されています。読み聞かせにもぴったりなローベルの傑作です。「単純明快な仲良しのお友達同士の話じゃないところが、おもしろいなぁと思います。ときにはケンカしたり、ちょっとすねてみたり、わがまま言ったりしながら、それでもずっと仲がいいお友達だという関係性が、何だかリアルに感じるんですよね。子どもながらに、相手の気持ちを思いやるって、どういうことなのかと考えさせられました。個人的には “がまくん” が水着を着た姿を恥ずかしがる『すいえい』のエピソードがかわいくて好き(笑)」カラフルで鮮やかな美しい絵の力ずっと眺めていたくなる世界観『はらぺこあおむし』作:エリック・カール訳:もりひさし¥1200/偕成社世界中で愛され続けている絵本作家エリック・カールの代表作。日曜日の朝、卵からかえった小さなあおむし。月曜日にはリンゴ、火曜日には梨……もりもり食べ続けて大きくなったあおむしは、やがてさなぎになり、何日も眠った後、最後は美しい蝶へと変身します。ページに穴の開いた仕掛け絵本で、まだ物語を理解できない赤ちゃんも穴に指を入れて楽しめるのが魅力。レギュラー版のほか、ボードブック、ミニ版などさまざまなタイプがあります。「エリック・カールの絵本は、絵のタッチがすごく素敵で、小さい頃からずっと覚えています。あおむしから蝶に成長するまでのストーリーだけでなく、食べるということもテーマのひとつ。はじめの頃はイチゴやオレンジといったフルーツを食べていたあおむしが、途中でケーキとかアイスとかサラミとか、ジャンクっぽい食べ物もいっぱい食べて。結局、おなかを壊しちゃうんだけれど、緑の葉っぱを食べて回復するという展開もいいんです(笑)」作ってみたいし、食べてみたい!大きな黄色いカステラのインパクト『ぐりとぐら』作:中川李枝子絵:大村百合子¥900/福音館書店お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか、卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまりにも大きくて運べません。そこでフライパンを持ってきて、その場で料理することにしました。カステラが焼けるにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。子どもたちの人気者ぐりとぐらが初登場した記念すべき絵本。「『ぐりとぐら』といえば、大きなカステラですよね!おいしそう~って思わずにはいられないビジュアル・イメージ。お料理って、日常にある身近な題材なので、すごく親近感を持って楽しめるお話です。小さな子どもにとって、大きな卵を割るとか、大きなフライパンで大きなカステラを焼くとか、大きいものに取り組むのも、ワクワクするんですよね。どんな味だったんだろうなぁって想像しながら、お料理に興味を持った記憶があります」Illustration:Hidemi ItoText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama
2019年04月26日タレントの伊集院光が、15日深夜に放送されたTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜 深夜1:00~)にて、俳優の福山雅治について語った。長年ラジオのパーソナリティを務めている、伊集院と福山。放送では、「伊集院さんは福山雅治さんのことをどう思っていますか?」というリスナーからの質問が寄せられた。質問に対して、伊集院は「この番組(『深夜の馬鹿力』)が始まった時、真裏が多分福山君(『福山雅治のオールナイトニッポン』)で。『終わってんな』っていう。『この枠、死んでんな』っていう枠で。僕が始まった頃の生放送で説得し続けたのは、『聞き捨てに、右の耳から左の耳に通りすぎてくぐらいで十分な、意味のないトークをTBSラジオでやっている』と。『福山君のやつは、ちゃんと録音してディスクに焼いて、彫刻刀で彫れと。そういうレベルの番組、生で聞き流すレベルの番組じゃないから』みたいな話をしてたんですよ」と振り返る。そして「僕は基本的に、男前みたいな人を嫌な目で見てますから」という伊集院であるが、福山については「本当にナイスガイですよ」「本当に応援したい、ナイスガイが世の中にはいるんだなっていう」と評した。さらには伊集院は、ニッポン放送でパーソナリティを務めていた時期に、ヘルニアで腰を痛め、机の上に横になってラジオをするほどの状況があったという。そんな中でゲストで登場した福山について、「痛々しいなんてもんじゃない、しゃべりづらいよ、そんなの。それを笑い飛ばして、『明日から入院だ』っていう話になったから、『じゃあ、コルセットにサインしますよ』って言って、サインしてくれたの。そしたら、コルセットのサイン見たさにナースが行列するっていう(笑)」と語った。また、福山は19日に放送されるTBSラジオ『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』(毎週金曜 8:30~)にゲスト出演を予定している。伊集院がパーソナリティを務める『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)への出演はかなわなかったが、「話したかったのは、僕は福山君が長くやった深夜放送ラジオを辞めたときに言った『眠いから』っていう理由。僕は、その言葉がすごい好きで」と明かし、「『眠いから』っていうのには、いろんな意味が入ってて。で、あの時は『眠いからってなんだよ』みたいに怒る人もいっぱいいたんだけど、俺多分、深夜のラジオ辞める理由は、眠いからだと思う。基本的には」と話した。そして「今、眠くないし(笑)。もう多分、ちゃんと眠くなるんですよ。眠くなったときには、もう寝た方がいいんです。眠れないからやってんだから。だから、その『眠いから』論について話がしたかったりとか」と続けた。さらに伊集院は「福山君がご結婚なさったその日に、俺、たまたま人から招待されて、レストランの隣の個室でメシ食ってたの。そしたら、わざわざ俺の声を聞いて、あいさつに来てくれた」と明かしていた。
2019年04月16日歌手で俳優の福山雅治(50)が4月4日、『櫻井・有吉のTHE夜会』(TBS系)に出演。普段は明かされることのない学生時代のエピソードやデビュー前・ブレイク時の私生活など、自身のプライベートについて赤裸々に告白した。長崎県出身の福山だが、兄の影響で中学時代はブラスバンド部に所属。楽器はホルンを担当し、部長も務めていた。ブラスバンド部での活動と、家でのアコースティックギターいじりが音楽に目覚めていくきっかけになったという。小中学校時代はあまりモテなかったという福山だが、「高校に入ってからはとてもモテていた」と断言。高校時代は「バス停の君」と呼ばれ、バス停に立っている福山見たさにバスに乗っていた女子高生が歩道側に移動。その反動でバスが傾いたという伝説もあったという。番組MCの櫻井翔(37)からこの逸話の真偽を聞かれた福山は、「このエピソードは本当らしいです」と即答。2017年に自身がNHKの『あさイチ』に出演した際、番組放送中に当時福山と同年代だった女性から情報提供のFAXがあった事実を明かした。歌手と俳優になることを夢見て高校卒業後に上京した福山だが、現所属事務所の女性社員の猛プッシュもあって見事オーディションに合格。24歳のときに出演した『ひとつ屋根の下』で大ブレイク。歌手としてもミリオンセラーを果たし、スター街道を駆け上がっていく。しかし大ブレイク時でも給料がすぐには上がらず、家賃55,000円のマンションに暮らしていたという福山。近所に住むファンの女子高生がバイト先から持ってくる、賞味期限切れのお寿司をもらってよく食べていたという。学生時代から大スターとなった現在に至るまで、常に女性人気が絶えない福山。番組放送直後からツイッター上でも、女性からの熱いツイートが続出している。《好き。イケメンでいい歌つくるとか反則級^^;》《久しぶりにテレビで福山雅治を観たけど、歳を重ねて更に男前になってるやん》結婚して50代を迎えても、その人気が色褪せることはなさそうだ。
2019年04月12日福山雅治(50)が3月31日、4月からスタートする主演ドラマ「集団左遷!!」(TBS系)の制作発表に出席した。同ドラマは福山演じる主人公の銀行員が、リストラ候補の仲間と巨大組織に立ち向かうという物語。各メディアによると福山は「キャスト、スタッフともに熱い熱い現場になっている。放送前から打ち上げのような盛り上がりになるのは初めて」と明かし、「新元号のフレッシュさに負けないぐらいのエネルギーのある作品にすべく、平成最後から新元号最初にかけて頑張りたい」とコメントしたという。福山にとって同ドラマは、実に3年ぶりの連続ドラマとなる。そのためか気合も十分のようで、本誌は同ドラマのために高級美容室で髪を切った福山の姿をキャッチ。どうやら1cmほどしかカットしなかったようだが、そこには秘密が隠されていた。「福山さんは『集団左遷!!』のためにお気に入りの美容師に頼んで、常に役と同じ髪型にしているそうです。もともと福山さんは髪型から役作りを始めるタイプ。髪型とともに、その情熱を保っているようです」(テレビ局関係者)制作発表では現場について「熱い熱い現場」と明かし、「頑張りたい!」と意気込んでいた福山。実際、今回のドラマには並々ならぬ熱意でのぞんでいるという。「50代になってから初めてのドラマ出演のため、福山さんもいつも以上に気合いが入っているようです。今回演じるのが銀行の支店長役ということもあり、『自分が引っ張っていく!』と周囲に語っていました。企画段階からスタッフとも頻繁に意見交換を行い、そうした前向きな姿勢に現場の士気も上がっているそうです。近しいスタッフには『番宣にもたくさん出る!』と宣言しているそうですよ」(前出・テレビ局関係者)Twitterでは《平成最後のましゃのドラマ!令和最初のましゃのドラマ!!》《今回は今まで見たことのない姿が沢山見れそうで 本当に楽しみ》といった声が上がるほど、すでに「集団左遷!!」は話題沸騰中。ファンの期待に応える、福山の演技にも注目したい。
2019年04月01日2月6日、歌手で俳優の福山雅治(50)が誕生日を迎え、自身のInstagramを更新。ファンからお祝いのコメントが寄せられている。同月5日から3日間、横浜アリーナでライブ『福山雅治五十祭!!』を開催中の福山は、6日に日付が変わるとInstagramを投稿。ライブの写真とともに「たくさんのメッセージありがとうございます」と感謝し、「マッサージしてもらいながらの歳越しになりました」と明かした。また、「引き続き、50歳も50祭もよろしくお願いします!福」と呼びかけた。この投稿には4万を超えるいいね!が付き、3,500以上のコメントが寄せられている。ファンは、「ハッピーバースデー五十路!いつまでも若くいて、羨ましい」「とうとう50歳…若い。若く見えますよ!!」「50才とは思えない若々しさ、年を重ねるごとにますます魅力的になられて、大好きです」と誕生日のお祝いとともに、50歳という年齢に驚きの声も集まっている。
2019年02月06日1月下旬の昼下がり、都内のビルから子供たちの手を引きながらママたちが出てくる。そのなかでも、ひときわ目を引く女性がいた。吹石一恵(36)だ。16年末に福山雅治(49)との間に第1子を出産した吹石。この日は2歳になったばかりの愛児を抱きながら、すっかり慣れた感じで周囲に挨拶する。すでに顔見知りのようだ。実は、彼女が出てきたのは都内でも有名な幼児教室だった。「吹石さんは福山さんと相談した結果、お子さんにお受験をさせることにしたそうなんです!すでに教室通いを始めており、家族総出で早くも“お受験モード”になっていると聞いています」(吹石の知人)実際、通わせている幼児教室はお受験ママなら誰もが耳にするほどのセレブ校だという。「幼稚園・小学校受験は通う教室にどれだけノウハウがあるかが合否を大きく左右します。その点ここはこれまで名門校に多くの合格者を輩出してきた実績があり、評価が高い。また指導者に名門校出身の人が多く、受験に有利な情報が手に入りやすいというメリットもあります。そして、なにより幼稚園・小学校受験は親の努力が必要不可欠。願書の書き方、面接に着ていく服装といった細かいところまで指導してくれます。親へのサポート態勢も万全です。ただ、その分学費は決して安くありません。入試前になると特別対策コースといったオプションへの参加が必須。その場合、年間100万円を超えることもあるそうです」(教育ジャーナリスト)これまでも、多くの芸能人一家がお受験に挑戦してきた。近年では石田純一(65)と東尾理子(43)夫妻や、堺雅人(45)と菅野美穂(41)夫妻なども都内の幼児教室に通う姿が伝えられている。いっぽう、福山夫妻といえばまったくといっていいほど子育て事情を明かしてこなかった。そんな夫妻が突然の英才教育。意外にも見えるが、決断の陰には福山の強い思いがあるという。「福山さんはラジオでも『高校を毎日やめることばかり考えていた』と語っているほど、高校時代は大の勉強嫌いだったそうです。そのため卒業後は大学に進学することなく、地元・長崎の企業に就職しました。その後彼はミュージシャンを夢見て退社し、上京。みごと成功を収めたのは、周知のとおりです。またキャリアを重ねるにつれて『ガリレオ』シリーズの大学教授など博識な役を演じることも増えていきました。その際にいろんな分野の知識に触れることで、学ぶことの楽しさを痛感。それらが自分の可能性を広げてくれるということがわかったそうです。だからこそ、『自分の子供にも勉強していろんな可能性を持ってほしい』と考えるようになったと聞きました。今回はお受験ですが、将来的にはいい大学に進んでほしいという思いも抱いているそうなんです」(芸能関係者)愛するわが子に託した“大卒の夢”。そうした福山の考えを決定的にしたのは、“ある作品”との出合いだった。「福山さんは13年公開の映画『そして父になる』で、教育熱心なエリートの父親を演じました。初めての役どころでしたが、彼はより真剣に子育てについて考えたといいます。当時、彼は『どんな父親になりたいか?』と聞かれて『こんな仕事してますから、もしかするといい学校に入れるかも。選択肢はたくさん作ってあげたいですね』と教育方針を明かしていました」(映画会社関係者)そんな彼のために、妻の吹石も奮闘している。「福山さんは4月からは日曜劇場『集団左遷!!(仮題)』(TBS系)への出演が決定。さらに、今年から来年にかけて2本の映画で主演を務めることが発表されています。映画では海外ロケもあり、超多忙な1年となりそうなのです。そのため、吹石さんは『私が家庭を守らないと!』とこれまで以上に仕事をセーブするようになったそうです。お受験の送り迎えはもちろんのこと、ママ友との情報交換も積極的に行っているといいます。そんな妻がいるからこそ、福山さんも安心して仕事に打ち込めるのでしょう」(前出・映画会社関係者)実際、別の日も子供の送り迎えに訪れる吹石の姿を本誌は目撃していた。夫婦で支え合いながらスタートした福山家の子育て。たくさんの愛を受けて子供もすくすくと育っていくことだろう――。
2019年01月29日歌手で俳優の福山雅治(49)が4月スタートのTBS系日曜劇場「集団左遷!!(仮)」に主演すると、一部スポーツ紙が報じた。福山のドラマ主演は2016年4月期のフジテレビ系「ラヴソング」以来、3年ぶり。「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた日曜劇場で主演をつとめるのは初となる。記事によるとドラマは江波戸哲夫氏(72)の小説「新装版 銀行支店長」と「集団左遷」が原作。銀行の支店長として廃店候補店に赴任した福山演じる主人公が、仲間とともに巨大組織の理不尽に立ち向かう物語。福山は初めての銀行員を演じるという。「TBSの看板ドラマ枠だけに、総力を結集しての制作になるでしょう。共演者として発表されているのは、福山が10年に主演したNHKの大河ドラマ『龍馬伝』で共演した香川照之(53)のみ。今後も、豪華キャスト陣が続々と発表されることになりそうです」(テレビ局関係者)福山といえば「ラヴソング」ではミュージシャン、代表作となった「ガリレオ」シリーズでは天才物理学者、映画「SCOOP!」ではパパラッチのカメラマン役など、濃いキャラを演じることが多かった。しかし今回は銀行員役。当然、オフィスでのシーンが多くなりそうだが……。「キャラの濃い役だと、どうしてもキャラの方にばかり目がいってしまう。その点では、今度の役では91年の俳優デビューから培って来た演技力を存分に堪能できそうです」(芸能記者)高視聴率、そして続編の制作への期待も高まりそうだ。
2019年01月03日福山雅治プロデュースによる日テレの“朝ドラ”として注目を集めている「生田家の朝」の制作発表会見が12月2日(日)に行われ、福山さんをはじめ、脚本のバカリズム、出演者のユースケ・サンタマリア、尾野真千子らが出席した。■福山雅治「何かやりましょう」のひと言から始まったドラマに驚き!朝の情報番組「ZIP!」内で放送される本ドラマ。1話7分、全13話で都内に暮らす生田家の慌ただしい朝ごはんの模様が様々なトラブルと共に描き出される。もともと、日テレ開局65周年を記念して福山さんに「何かやりましょう」と話が持ち込まれ、福山さんが「じゃあ、ドラマですかね」と返したことから始まったというこちらの企画。福山さんは「『何かやりましょう』というのはよくあるんですけど、ここまで大掛かりなプロジェクトになるとは…」と驚いた様子。■尾野真千子、福山雅治による主題歌の題材になり大喜び!福山さんは主題歌の「いってらっしゃい」を書き下ろしているが、こちらもドラマと同時進行で、脚本とリンクさせつつ制作するという、普段とは違うプロセスの中で作られている。歌詞には、慌ただしくも幸せそうな朝の家族の様子が描写されているが、福山さんは「朝ドラと決まって、『朝、何をやりましょうか?』『食べ物を扱ったドラマにしましょうか』という話になりまして。何気ない毎朝を面白く描いていく――これは何なのか?毎日、同じように朝がやってきて、同じことが繰り返されていくって、実はすごく大切で、幸せなことなんだというのが、このドラマの目指すところなのかなと思いました。それを下支えしてるのは誰か?ママじゃないかいうことで、ママ目線の曲になっています」と曲に込めた思いを明かす。これに大喜びしていたのは一家のママ・早苗役の尾野さん。「やりましたね!誰にとっても夢ですよね自分が題材になるなんて」と感嘆!周囲からの「真千子じゃなくて(役の)早苗でしょ!」というツッコミにもめげず「福山さんの中で“早苗=真千子”になってるの!」と言い張り、満足そうな笑みを浮かべていた。■バカリズム脚本に「天才は俺以外にもいるんだな」?そして、会見で不規則発言を連発し誰よりも目立っていたのが一家の“父”を演じるユースケさん。バカリズムさんの脚本について「こういうのを天才って言うんだな」と称賛したかと思えば「俺以外にもいるんだなって思いました」と付け加え、福山さんから「そういうこと言うとウソっぽくなるから(笑)!」とたしなめられる。尾野さんがショートヘアで本作に臨んだことについても「腰まであった髪をバッサリ切りました。切った髪は売ったそうです」と話をおおげさに盛り、尾野さんは「(短くしたのは)このドラマのためではないです(笑)」と否定。さらに、会見で語られたバカリズムさんの実家が弁当屋さんだったというエピソードに対しても「オリジン弁当です!」と勝手に断定し、こちらも本人が「違います(笑)」と即否定。報道陣向けの写真撮影の際にも、架空の番組名を連呼したり「僕が出演している『ボヘミアン・ラプソディ』。歯を抜いて臨みました!」などと妄言を繰り返し、福山さんらを苦笑させていた。「生田家の朝」は12月10日(月)より日本テレビ「ZIP!」内にて7時50分ごろより放送(全13回)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バカリズム THE MOVIE 2012年5月26日よりシネマート六本木にて公開© 2012 バカリズム THE MOVIE製作委員会
2018年12月03日水野真紀(48)の夫で自民党の後藤田正純衆院議員(49)が、独身女性から結婚詐欺で民事訴訟を起こされたと「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。同誌によると後藤田氏は昨年8月、SNSを通じて同世代の女性と知り合い親密に。後藤田氏は女性に対し、「ずっとそばにいて」などと甘い言葉を並べていたという。だがほどなくして連絡が取りにくくなり、女性が提訴に至ったというのだ。後藤田氏と代理人は同誌の取材に対し、女性の主張する事実関係を否定している。「後藤田氏といえば、11年にクラブホステスとの“不倫密会”を一部で報じられたことがありました。女グセは相変わらずで、しかも脇が甘い。何年も前から後藤田氏は議員宿舎、水野は子供と両親と都内の自宅に住んでいて”別居状態”。それもあって、羽根を伸ばしてしまっているのでしょう」(政界関係者)水野といえば04年に後藤田氏と結婚。その後は女優業をセーブし“代議士の妻”として献身的に夫を支えてきた。今年4月からは一般入試で名門女子大の文学部教育学科2年に編入したが、今後は周辺が騒がしくなりそうだという。「後藤田氏は今回の件で少なからずダメージを受けそうですし、夫婦関係に亀裂が走ることも懸念されます。ちなみに11年のスキャンダル後に行われた総選挙では、支援者が『後藤田さんに代わって水野さんを立候補させよう』という動きもありました。今回もまた、またそういう動きが出てきそうです」(政治部記者)水野はストレートだと21年3月に大学を卒業予定。解散がなければ任期満了による総選挙は21年に行われるが……。今後の水野の動向に注目が集まりそうだ。
2018年11月18日現在"放牧中"のいきものがかり・吉岡聖恵が、同グループのメンバーである水野良樹(ギター&リーダー)、山下穂尊(ギター&ハーモニカ)がレギュラー出演している各ラジオ番組に、ゲスト出演することが決定した。いきものがかりは、17年1月に「放牧宣言」と題して、グループとしての活動休止を発表。以降はメンバーそれぞれがソロ活動を行っている。吉岡は、18日・25日に水野がレギュラー出演中のJ-WAVE『SONAR MUSIC』、同じく水野がパーソナリティーを務める『garden★party』第368回(19日~25日に全国JFN系列各局で放送)に出演。そして27日には、山下がパーソナリティーを務めるFMヨコハマ『いきものがかり・山下穂尊の上手投げ!!!ラジオ』に出演する。吉岡は24日に、ソロヴォーカリストとして初となるカヴァーアルバム『うたいろ』をリリースする。新作『うたいろ』についてや"放牧中"のメンバー同士のトークが繰り広げられる。
2018年10月12日10月期からスタートするテレビ朝日系の土曜ナイトドラマ「あなたには渡さない」に、木村佳乃が主演し、水野美紀と女の戦いを繰り広げることが分かった。1996年に刊行され、第9回柴田錬三郎賞を受賞した連城三紀彦の小説「隠れ菊」を現代版にリメーク。夫に裏切られ、思いもよらぬ困難に立ち向かうことになる平凡な主婦・通子と、離婚届を手に通子の前に突然現れた夫の愛人、そして愛人に溺れる通子の夫と、通子を密かに想う幼なじみという、40代の男女の群像劇を描く。■ストーリー料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)のもとに嫁いで20年。専業主婦として2人の子どもにも恵まれ平穏な日々を送っていた上島通子(木村佳乃)の前に、ある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れ「ご主人をいただきにまいりました」と告げる。6年前から関係を持っていたと語る愛人・多衣は通子に夫の署名入りの離婚届を突きつけ、さらに夫の母である亡き姑は自分たちの関係を歓迎していたと驚きの事実まで。しかも夫の料亭は多額の負債で倒産寸前であることも発覚…。思いもよらなかった事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6,000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する――。■木村佳乃vs水野美紀、女同士のバトルが幕を開ける思いもよらなかった事実によって平凡な主婦から女将に転身、夫の愛人に真っ向から立ち向かい、強く、美しく、恐ろしく変身していく主人公・通子を演じるのは、バラエティ番組でのふり切れた姿も印象的な木村佳乃。「私自身、ドロドロした良質のドラマを見るのがすごく好き」と言う木村さんは、不倫、離婚、家族、仕事…40代女性にとって他人事ではないテーマを扱う本作について「大人になると配偶者や子ども、仕事や介護など若い時とは違う悩みが出てきます。そんな中での恋愛は、より複雑になると思うんですよね。時には愛情が愛憎に変化することも…。そういうところが大人の恋愛ドラマの醍醐味で面白いところなのかなと思います」と、見どころをアピール。そして、そんな木村さん演じる通子に衝撃の事実を告げ、ときに激しくぶつかり、ときに共闘し、通子と不思議な関係性を築いていく“愛人”多衣に、現在ドラマ「探偵が早すぎる」に出演中の水野美紀。「奪い愛、冬」の怪演が話題となった水野さんは「勢いや若気の至りではない40代の大人のバトルって可愛げがないですし、もうひたすら怖くないですか?」と若干引き気味だが、「木村さんはとても明るくて可愛らしいイメージしかないので、バトルになったときにどういう表情をされるのかが楽しみなのと同時に怖くもあります」と、木村さんとの共演は心待ちにしている様子。ここに通子の夫・旬平を演じる萩原聖人、通子の幼なじみ・笠井芯太郎を演じる田中哲司も加わり、濃厚なラブ・サスペンスが展開される。2人がどんなバトルを見せてくれるのか、大人のドラマに期待が高まる。土曜ナイトドラマ「あなたには渡さない」は10月期、毎週土曜日23:15~テレビ朝日系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年09月01日芥川賞作家・平野啓一郎の小説「マチネの終わりに」が、福山雅治と石田ゆり子共演で映画化されることが決定。切なくも美しい、大人のラブストーリーを作り上げる。始まりは、クラシック・ギタリストの男とジャーナリストの女との出会い――ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた2人…。初めて出会ったときから、強く惹かれ合っていた。しかし、洋子には婚約者がいた。世界を飛び回る仕事柄、そして時代という大きな波に翻弄され、蒔野と洋子の間にはすれ違いや思わぬ障害が生じ、ついに2人の関係は途絶えてしまう。互いへの想いを心の底にしまったまま、別々の道を歩む2人の運命が再び交わる日はくるのか――。2016年に刊行された原作は、日本・パリ・ニューヨークを舞台に描かれる、クラシック・ギタリストの主人公と海外通信社所属の女性ジャーナリストの大人のラブストーリー。渡辺淳一文学賞を受賞し、純文学としては異例の17万部を突破と大きな話題となった本作が、ついに映像化。平野作品としては今回が初映像化となった。福山雅治&石田ゆり子、初共演で大人のラブストーリー主人公の天才クラシック・ギタリスト蒔野聡史を演じるのは、アーティストや俳優として活躍する福山雅治。今作では、天才ギタリストとして名を馳せるも、現状の演奏に満足ができずに自分の音楽を見失っているという、苦悩を抱える役どころに挑戦する。また、フランスの通信社に所属のジャーナリスト・小峰洋子役には、「逃げるは恥だが役に立つ」「BG~身辺警護人~」の石田ゆり子。婚約者がいるものの、蒔野と惹かれあい叶わぬ恋に翻弄される女性を演じる。福山雅治コメント「無形の感情を、今作は可視化できるのではないか」「それでも、人は人を愛さずには生きていけない」。長く余韻が残る読後感でした。恋愛する、恋愛しないに関わらず、どんな生き方も許容する現代において、“愛”とはどのような意味を持つのか?人が人を必要とするその時に名付けられる“愛”という感情。目には見えない無形の感情を、今作は可視化できるのではないかと感じています。信頼する西谷監督の元で、深く原作に引き寄せられ、まさに洋子そのものが身体に宿っておられるであろう石田さんと、蒔野聡史として向き合えるよう頑張ります。石田ゆり子コメント「かつてこんなラブストーリーがあっただろうか」こんなふうに人を愛せたら…そんな気持ちで一気に読み終えた「マチネの終わりに」の映画化に参加できることに心震える想いです。初めてご一緒する西谷監督のもと、そして初共演の福山雅治さんと共に、この素晴らしい物語の中に生きることはこの上ない喜びです。私の演じる小峰洋子という女性は、人としても女性としてもこのようでありたいと憧れるような存在で、この役を演じることに背筋が伸びる想いです。かつてこんなラブストーリーがあっただろうかと思うほどこの物語は多面体で、知的で社会的でもあります。人を愛するということの素晴らしさと切なさがほとばしっている物語。緊張もしますがクランクインが楽しみでなりません。福山さんと石田さんは、CMやバラエティ番組での共演はあるものの、俳優としては今回が初共演。そんな2人が6年の歳月を通し、大人だからこそ簡単には決められず進められない現実や社会問題にも向き合い、“たった三度しか会わなかった人が、人生で誰よりも愛した存在”になるまでを情感豊かに演じ上げる。監督を務めるのは、福山さん主演の「ガリレオ」シリーズや、「昼顔」「任侠ヘルパー」などを担当した西谷弘。撮影は9月中旬ごろから、日本やパリ、NYで行われる予定だ。『マチネの終わりに』は2019年秋、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年07月17日俳優・アーティストの福山雅治と女優の石田ゆり子が、映画『マチネの終わりに』(2019年秋公開)に出演することが17日、わかった。同作は平野啓一郎による同名小説を映画化。クラシック・ギタリストの蒔野聡史(福山)と、海外の通信社に勤務する小峰洋子(石田)はともに40代で出会い、強く惹かれ合うが、洋子には婚約者がいた。日本・パリ・ニューヨークを舞台に、切なくも美しい大人の愛が紡がれていく。福山と石田はCMやバラエティ番組での共演はあるものの、俳優としては初共演。6年の歳月を通し、大人だからこそ簡単には決められず進められない現実や社会問題にも向き合い、“たった3度しか会わなかった人が、人生で誰よりも愛した存在”になるまでを演じ上げる。『ガリレオ』シリーズや『昼顔』(17)等で知られる西谷弘監督がメガホンを取り、9月中旬~2018年11月末に撮影を行う予定。西谷監督は「初共演の二人がどんなハーモニーを奏でるのか。まるで指揮者のような想いで今から心躍らせています」と意気込んだ。○福山雅治コメント「それでも、人は人を愛さずには生きていけない」。長く余韻が残る読後感でした。恋愛する、恋愛しないに関わらず、どんな生き方も許容する現代において、「愛」とはどのような意味を持つのか? 人が人を必要とするその時に名付けられる「愛」という感情。目には見えない無形の感情を、今作は可視化出来るのではないかと感じています。信頼する西谷監督の元で、深く原作に引き寄せられ、まさに洋子そのものが身体に宿っておられるであろう石田さんと、蒔野聡史として向き合えるよう頑張ります。○石田ゆり子コメントこんなふうに人を愛せたら……そんな気持ちで一気に読み終えた『マチネの終わりに』の映画化に参加できることに心震える想いです。初めてご一緒する西谷監督のもと、そして初共演の福山雅治さんと共に、この素晴らしい物語の中に生きることはこの上ない喜びです。私の演じる小峰洋子という女性は、人としても女性としてもこのようでありたいと憧れるような存在で、この役を演じることに背筋が伸びる想いです。かつてこんなラブストーリーがあっただろうかと思うほどこの物語は多面体で、知的で社会的でもあります。人を愛するということの素晴らしさと切なさがほとばしっている物語。緊張もしますがクランクインが楽しみでなりません。○平野啓一郎コメント僕の小説は映画化が難しく、これまで実現したことがなかったので、とても楽しみにしています。この分断と対立の時代に、様々な愛が交錯する美しい物語を通じて、見る人が精神的な高揚感を得られるような映画になることを期待しています。福山雅治さん、石田ゆり子さんが、原作を気に入って下さっていることを耳にし、喜んでいましたが、まさか、お二人が蒔野聡史と小峰洋子を演じて下さるとは! 映画の完成を首を長くして待っています。(C)2019「マチネの終わりに」製作委員会
2018年07月17日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の7月8日(日)今夜放送回にドラマ「探偵が早すぎる」に出演している女優の広瀬アリスと水野美紀がゲスト出演、番組が誇る最強弁護士軍団と人気芸能人の噂の真相に迫っていく。今回はMCを東野幸治が、アシスタントは日本テレビアナウンサー・徳島えりかが担当。川村エミコ、関取花、手越祐也、後藤輝基、宮迫博之、渡部建らが広瀬さん、水野さんとともにパネラーとして参加。「人気芸能人の噂の真相を究明します!」スペシャルと題してお届けする。セブンティーン誌などでモデルとしての活躍し女性からの支持を集めると、女優として『銀の匙 Silver Spoon』のヒロイン・御影アキ役を演じ鮮烈な印象を残し、妹・広瀬すずとの姉妹共演が実現した『ちはやふる』や、Acid Black Cherryの音楽を映像化した『L-エル-』、アニメ化もされた人気作の実写作品『氷菓』などの映画から、ドラマ「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」シリーズや連続テレビ小説「わろてんか」で広い世代へその存在をアピールした広瀬さん。一方「踊る大捜査線」シリーズなどで活躍、その後「恋人はスナイパー」シリーズなどで本格アクションを披露し独自の地位を確立。最近ではバカリズムが脚本を手がけた「黒い十人の女」に、“ドロキュン”ブームを巻き起こした「奪い愛、冬」、「FINAL CUT」などのドラマでその存在感を発揮している水野さん。2人がこの夏出演する「探偵が早すぎる」は第51回メフィスト賞受賞作として、ミステリー界から高い評価を受けている井上真偽の同名小説が原作。ほんの些細な違和感を察知し“事件を未然に解決する”という全く新しいタイプの探偵・千曲川光の活躍を描く1話完結型ドラマで、滝藤賢一が千曲川を演じ、広瀬さんは父親の遺産5兆円を相続し悪党たちから命を狙われる女子大生・十川一華を演じる。そして水野さんは一華を厳しく育ててきたツンデレなドS家政婦・橋田政子役で出演。そのほか、片平なぎさ(特別出演)、佐藤寛太、南乃彩希、水島麻理奈、結城モエ、新山千春、桐山漣、神保悟志らが脇をかためる。木曜ドラマF「探偵が早すぎる」は7月19日(木)23:59~読売テレビ、日本テレビ系列にて放送。「行列のできる法律相談所」は7月8日(日) 21:00~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年07月08日俳優の高杉真宙が23日、都内で行われた主演映画『世界でいちばん長い写真』(公開中)の初日舞台挨拶に、武田梨奈、水野勝(BOYS AND MEN)、草野翔吾監督とともに登場した。同作は誉田哲也の同名小説を実写映画化。目標もなく、冴えない毎日を送る主人公・宏伸(高杉)が、祖父のリサイクルショップで世界一長いパノラマ写真が撮れるカメラを見つけ、だんだんと人生が変わっていく。互いの印象を聞かれると、水野は「真宙くんは物静かで人見知りするタイプなんですけど、すごくチャーミングで、すごい天然なんですよ。つつけばつつくほど色々な面が出てくる」と語る。高杉はその言葉に「フラグですね」と、今後の展開を予感させるように苦笑しながら頷いていた。その後、武田が15日に誕生日を迎えたことからサプライズでケーキが登場。出演者陣は「えっケーキがあるんですか!」「ちょっとこれ聞いてないよ!」「嘘〜!!」と口々に驚きを表し、会場も一体となってハッピーバースデーの歌を歌う。しかし武田は「本当だったら泣いてるはずなんですけど、実はある人がやらかしてしまって」と告白。「打ち合わせをする前に『はい梨奈ちゃん、台本』と渡されたんですけど、私が見てはいけない台本だったんですよ」と明かす。水野が「思いっきり赤字で『バースデーケーキをここで投入』って。誰かさんがね、お配りしたんですよね」とたたみかけると、下を向いていた高杉は「本当に、誰ですか!」ととぼけるが、客席にも伝わった様子。武田が「思わず私さっき、真宙くんの左腕パーン! って」と攻めると、高杉は「やっちゃったんですよね〜。みなさん、すいませんでした」と謝罪した。草の監督も「バレてから、スタッフも一切ケーキを隠さない」と苦笑。水野が「袖に置いてありましたもん。世界で一番驚かないサプライズ!」と作品名にかけて表すと、会場からも「うまい!」と拍手が起こった。フォトセッションでは、約2mのパノラマ写真が登場。実際に作中では145mのパノラマ写真が登場するため、「この173倍」という説明に、観客も驚いていた。
2018年06月23日7月19日からスタートする木曜ドラマ「探偵が早すぎる」に水野美紀が出演することがわかった。滝藤賢一と広瀬アリスがW主演を務めるこのドラマ。“何も事件が起こらない”異色のミステリーとしても話題を呼んでいる。■あらすじ些細な違和感を察知し、事件を未然に解決するという能力を持つ探偵・千曲川光(滝藤さん)。彼の元に舞い込んできたのは、5兆円もの遺産を相続するという女子大生・十川一華(広瀬さん)の護衛だった。巨額の遺産を奪うため悪党から狙われ続ける一華、果たして千曲川は彼女を守りきることができるのか!?■水野美紀がドS家政婦に!?1話完結で進む「探偵が早すぎる」は、事件が起こる前に解決してしまう、という新しいタイプの異色のミステリー。謎解きモノならではのミステリー要素に加え、登場人物たちのコミカルなやりとりも楽しめる、コメディードラマでもある。そんな本作で水野さんが演じるのは、家政婦・橋田政子。広瀬さん演じる一華を厳しく育ててきたツンデレなドS家政婦という役どころで、両親のいない一華にマナーや振る舞いを日々叩き込んでいる。橋田は身の危険が危ない一華を守るようにと滝藤さん演じる千曲川を雇う張本人でもあり、いくつもの資格や免許を所持する才色兼備な一面も持つ。■橋田政子役・水野さんからコメントが到着!そんな“クセが強すぎる”ドSな家政婦・橋田を演じることになった水野さんは、「初共演の滝藤さんはじめ一癖も二癖もあるキャラクターにぴったりハマるキャストの皆様と一緒に作品を創る事がとても嬉しく、楽しみでなりません!」と喜びのコメント。すでに役作りもばっちりで、「まずは外見。小説の表紙に描かれた橋田のビジュアルにできる限り寄せました。内面は、潔癖。そして常に感情を抑え込んで冷静でいる人。本性が見えない人です。動きを最小限に抑えて演じようと思います」と、橋田を分析してかなり作りこんでいる様子。一方、初共演となる滝藤さんと広瀬さんの印象はというと、「滝藤さんはずっと気になる俳優さんでした。年齢不詳で変幻自在」「広瀬さんは笑顔が印象的でオープンな人。どこか吹っ切れている印象のある役者さん。どんな役でも面白がって演じそうな方」とのこと。この2人が演じる偏屈な探偵・千曲川と5兆円を相続する令嬢の一華に、水野さん演じる橋田がどう絡み、どんなやり取りを見せてくれるのか期待が高まる。木曜ドラマF「探偵が早すぎる」は7月19日(木)23:59~読売テレビ、日本テレビ系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月11日俳優・歌手の福山雅治が、きょう29日放送のマツコ・デラックス出演のテレビ東京系特別番組『マツコ、昨日死んだってよ。』(24:12〜24:42)に弔文を寄せる。同番組は、同局の深夜5番組にマツコが登場する『無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ〜』プロジェクトの第4弾となる。「もしも、マツコが死んでしまったら……」という架空の設定のもと、追悼番組風にマツコを偲び、マツコの価値を関係者が分析する。NHKからフリーアナウンサーとなった有働由美子が、民放初ナレーターを務めることでも話題となった。番組では、マツコと親交のあるYOU、ふかわりょう、ミッツ・マングローブなどがVTR出演し、マツコへの想いや、マツコの知られざる一面を語る。さらにサプライズで、福山からの弔文が届き、ナビゲーターの滝藤賢一が読み上げる。2016年9月、マツコの番組に出演したのをきっかけに知り合い、その後もマツコの番組にゲスト出演するなど度々共演した福山。弔文は「もう一度お酒を呑みながら、語り合いたかった」と、自分のヒット曲の歌詞も交えながらの、福山の思いが詰まったものとなっている。
2018年05月29日歌手で俳優の福山雅治(49)が、「サマーウォーズ」(09年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督(50)の最新アニメ映画「未来のミライ」(7月20日公開)で声優を務めると、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると福山が声優を務めるのは、主人公・くんちゃん(上白石萌歌)が時を超えた旅先で出会う物語のキーパーソンとなる青年役。細田監督は昨年から青年役のオーディションを実施していたものの、人選が難航。そんななか、以前から親交があった福山と今年に入って再会。青年役をオファーし、福山が快諾したというのだ。 福山が自分以外の役でアニメ映画の声優をつとめるのは、今回が初めてだという。福山は公開中のアニメ映画「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」の主題歌「零-ZERO-」を歌い今年はアニメ映画と縁があるようだが、どんどん仕事の幅を広げている。 「12月に放送予定の日本テレビ開局65周年記念ドラマの主題歌と企画プロデュースを担当し、お笑いタレントのバカリズムとコラボ。3月21日には、民放ラジオ101局特別番組に出演。俳優の菅田将暉と特別ユニット・菅田雅治を結成し福山のヒット曲『milk tea』をセッションしています。また、故郷・長崎県の観光PR動画にも登場。幅広い仕事をこなしながら、歌手・俳優としても“引き出し”が増えそうですね」(芸能記者)
2018年05月10日アーティスト・俳優として活躍する福山雅治が、細田守監督最新作『未来のミライ』で物語の核となる人物を演じていることが分かった。『そして父になる』『三度目の殺人』などで俳優として活躍し、現在公開&放送中の『名探偵コナン ゼロの執行人』や「正義のセ」では主題歌を担当するなど歌手としても絶大な支持を受ける福山さん。細田監督とはかねてより親交があったそうだが、作品を一緒に創作するのはこれが初めてとのこと。細田監督は昨年から物語の中核を担う“ある役”についてのオーディションを積み重ねていたが、キャスティングは難航。しかし、今年に入って2人が再会したとき、細田監督はずっと探していたその“ある役”=「青年」のイメージと、福山さんの人間性が重なることに気付いたのだそう。そんなこの「青年」は、上白石萌歌が声をあてる主人公のくんちゃんが時をこえた旅先で出会う物語のキーパーソン。予告編でくんちゃんを馬やバイクに乗せ、さっそうと走る姿が話題となっていた人物だ。本人役でのカメオ出演はあるものの、福山さんがアニメーション映画へ本格的に出演するのは今回が初めて。「細田監督作品の住人になれる機会をいただけたことを大変嬉しく思います」と心境を明かす福山さんは、「収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を観させていただきましたが、その段階ですでに、心引き込まれ感動出来るこの作品が持つ力に驚きました」と作品の印象を語る。また、「歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました」と収録をふり返り、「今作品の完成を、これまで通り細田監督のいちファンとして心待ちにしています」とコメントしている。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年05月09日4月4日、女優の水野真紀(48)が、都内の名門女子大に通う事が明らかになり、午前中にはYahoo!リアルタイム検索ランキングに「水野真紀」がランクインするなど話題となっている。 スポーツ報知によると水野が4月より通う大学は名前を明かさない方針だが、誰もが知る難度の高い名門女子大だという。 東洋英和女学院短大を卒業している水野は、一般入試で文学部教育学科2年に編入。「今、動かないと後悔すると思って。どこまでがんばれるのか。自分の限界への挑戦でしかないですね。」と語り「平日は、ほとんど大学に通います」と意気込みを伝えている。 これに対し、「水野さんいい!私も行きたい大学と学部ある」「すごすぎる!」「水野真紀さんて大学行ったり、料理専門学校行ったり、勉強熱心だなぁ。何かをはじめるに遅いことはない」「まだまだ夢があるっていいな」と水野の挑戦を称賛する声が多くみられた。 また「どこの大学だろう?」「有名女子大…気になるな〜」など、水野の通う大学にも関心がよせられている。
2018年04月04日