昨年、本誌企画の取材時に「2020年は“破綻と崩壊の年”。東京オリンピックも普通には開催できないかもしれない」と話していた江原啓之さん。蓋を開ければ、未曽有のコロナ禍で世界中が混迷の渦に巻き込まれるという事態に。この状況を懸念していた江原さんは今、何を思うのかーー。「’11年、東日本大震災の年には『絆』の大切さが声高に叫ばれ、家族や夫婦といった人間関係が尊ばれました。しかし、コロナ禍によって自粛を余儀なくされたことで、その絆が破綻し、関係が揺らいでいる夫婦も多いと聞きます」そう語る江原さん。本誌読者からも頻繁に届くようになった“コロナうつ”という悩み。これまで向き合うことのなかった夫婦や子どもの問題にいや応なく直面し、精神のバランスを崩す人たちが増えているという。「問題“自分に寄せる”からうつになるのです。このような状況下では、自分のためという“小我”の願望にばかり思いを寄せるべきではありません。『あれもない、これもない、うまくいかない』と思い詰めるのではなく、逆に自分を“天啓に寄せる”ことがあなたを幸いに導きます。私はこれを“大我の愛”とも言っていますが、わかりやすく言うと、起きていることを大きなメッセージとして受け止めること。問題を解決するために他者に何をしてあげられるのかと考える。そう思えたとき、初めて暗闇に光がさしこむのです」さらに、「不幸の三大原則」に陥らないようくぎを刺す。「『自己憐憫』『責任転嫁』『依存心』、この3つのフィルターで物事を感情的に捉えてはいけません。常に“自律”の心を持って物事を判断し、選択することが幸せにつながります。いずれにせよ、この未曽有の事態は、人生の分かれ道。今をどう生きるかで今後の人生が変わるのだと思います」ここでは、「うつ」を招く状況別に、その乗り越え方を提案。輝けるアフターコロナの世界を歩むための言葉に、耳を傾けよう。【家計のうつ】お金は豊かに生きるための道具にすぎない「お金がなければ生きていけない!私たち現代人の多くはそう思い込んでいますが、お金とは心豊かに生きるための道具ですから、必要なときに生かせるだけあればいいのです。間違ってはいけないのは、人生において基本となるのは、「衣」「食」「住」、そして「医療」の4つであり、お金はそれらを得るための道具であるということ。決してお金を得ることが人生の目的なのではありません。そう考えると、何千万円も蓄える必要が本当にあるのでしょうか?今、私は自給自足の生活へ舵を切っていますから、何かあっても家族と周りの人が食べていけるだけのものは確保できそうです。お金という呪縛から解き放たれてみると、新しい世界が開けます。私にとってお金とは、大切な人のために使ったり困っている人に寄付をしたり、世の中に還元することで「生き金」にもなるの。ただ自分のためだけに使うというのは、とても寂しいことです」(江原さん・以下同)【夫婦関係のうつ】夫婦間のルールを作り、期待せずに暮らす「夫婦関係がうまくいかず、別れる理由として、よく『性格の不一致』が挙げられますが、他人同士なのですからそもそも合わなくて当たり前。そう考えると、不仲の原因はどちらが悪いというものではありません。ただ、これまで『合わない』と思いながらもやり過ごしてきたのに、このコロナ禍で始終、顔を突き合わせていることで問題が顕在化してしまうこともあるでしょう。そんなときはまず、『合わない』ことを前提に夫婦間のルールを作りましょう。たとえば、家事は料理からゴミ出しに至るまで当番を決めて表にしてみる。夫婦で顔を合わせる時間を決めて、家の中でも夫と“密”になる状態を避ける、など。夫や家族はあなたの鏡です。相手に期待し、それがかなわないと失望し、怒りに変わる。それらはあなたの心の中で起きていること。『ルールさえ守っていれば御の字』というように、あなたの相手への期待値を下げることで解決する問題かもしれません」「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
2020年06月20日昨年、本誌企画の取材時に「2020年は“破綻と崩壊の年”。東京オリンピックも普通には開催できないかもしれない」と話していた江原啓之さん。蓋を開ければ、未曽有のコロナ禍で世界中が混迷の渦に巻き込まれるという事態に。この状況を懸念していた江原さんは今、何を思うのかーー。当代随一のスピリチュアル・カウンセラーが説いた“奈落の底で、光を見つける方法”に、ぜひ耳を傾けてください。「己れの心を見つめ、顧み、今まで築いたものを一度、更地に戻すような心づもりで日々を過ごしてみましょう。そうして再び自らの暮らしや考え方を、骨組みから立て直す。そんなふうに腹をくくるべきときを迎えているのです」混迷の渦のなか、「生き方を根本から見直す必要がある」と語る江原さん。そのために、日本人の生活様式が根底から変わらざるをえなかった戦中・戦後の転換期に見習うべきことは多いという。「私は祖母から聞いたのですが、戦時中は『兵隊さんが過酷な思いをしているのだから』と、小さな子どもでさえ衣食住がままならず、我慢するのが当たり前だったといいます。もちろん、それは二度と繰り返してはならない歴史ですが、この国は何もないところから出発し、ここまでの発展を遂げたということを忘れてはいけません。そんな奈落の底でも、幸せを見つけ、たくましく生きた先人たちを思えば、『自分一人くらいかまわない』と周りの迷惑を顧みず、パチンコ店に向かうような自分本位の考えは改めるべきです。もし戦後の日本人の生活が想像できなければ、映画『火垂るの墓』をごらんになってみてはいかがですか?現代の生活がどれだけ恵まれていたかを実感でき、この困難を乗り越えるヒントを見つけることができるでしょう」とはいえ、このご時世、無理な我慢は禁物。どうにもならないときは「助けて」と声を上げることも大切だと強調する江原さん。「もちろん本当に困ったときには、どんどん国や自治体、支援団体を頼ってください。今は有事なのですから、困ったときはお互いさま。言ってみれば国家とは、一つの家ですよね。家が竜巻で吹き飛ぶような大問題が起きたら、家族みんなが生きていることが何より大事。今、その父ともいえる政府の対応には首をかしげたくなることも多いですが、まずは困窮している人たちに手を差し伸べてあげてほしいと思います」ともあれ、“破綻と崩壊の年”に起こることは「すべての嘘や欺瞞が破綻し、崩壊に至り、真実が明るみに出る」という側面もある、と江原さんは言う。「今まで隠されてきた人の心の醜さ、社会のゆがみがコロナ禍によっていたるところであぶり出されています。政治も経済も、家庭生活においても、問題が浮き彫りとなり、いやでも応でも真実と向き合わざるをえないような状況です。この機会を生かして光を見いだすか、あるいは闇に沈みゆくか。それは、あなたがこれからどのような生き方を選択するか次第なのです」「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
2020年06月20日新型コロナウイルスの流行後、これまで経験したことがない事態に直面し、将来が見えなくて不安という人も多いのでは?今回もスピリチュアリストの江原啓之さんが「学びの機会」や「仕事」について答えてくださいました。3回シリーズの2回目です。写真・小川朋央(江原さん)【江原啓之からの緊急メッセージ「今を生きる、みなさんへ」】vol. 2緊急メッセージ 第2回お悩み学校の授業開始がずれ込み、勉強が遅れてしまいました。将来に影響しないか心配です。小さな子どもから大学生にいたるまで、自粛期間中は学校もお休み。オンラインでの授業を開くところもあったようですが、開始がずれ込み、「学習の遅れ」を気にする人は多いと聞きます。勉強は学校じゃないとできないのでしょうか?私は、「人生を充実させるための勉強」という意味で言うなら、なにも学校だけでしか受けられないものではないと思っています。「学ぶ機会」はいくらでも見つけることができるのではないでしょうか。勉強の遅れを気にして、親に塾通いを勧められる人もいるかもしれません。でも、自主性が何より大事。いくら周りが「勉強しなさい」と環境を整えても、本人にやる気がなければ、身になりません。それこそ、自主的に学び、研究に励んでノーベル賞を取った人だっています。結局のところ、学ぶ意欲がどれだけあるかが重要なのです。今回はコロナの影響で学校に行けない状況になりましたが、人生は、いつ何が起こるかわかりません。もしかしたらこの先、病気にかかって治療のために入院し、1学年下に編入するとか、受験に失敗して浪人することもありえます。そのたびに将来を悲観していたら、とてもやっていけないでしょう。数か月、いえ、もっと遅れたとしても、本人に意欲さえあれば、いくらでも巻き返せます。それに今回は横並びでみな遅れている状態。だから、周りと比べて焦ることもありません。焦るその気持ち自体が、苦しみのモトになってしまいます。休校中も、たくさん本を読むなど、家でできることはあったはず。自分を見つめ直し、将来どんな方向に進みたいのかを考える時間にあてることもできたと思います。遊んでばかりいたわけではないのなら、今から動き出せば大丈夫です。江原さんからのメッセージ焦る心は苦しみのモト。意欲次第で巻き返せます。お悩みアルバイトができず、学費を払えません。やめるしかないのでしょうか?「アルバイトに入れなくて、休学を考えている」とか「親が失業して、学費を支払えない。退学も視野に入れている」といった声も聞こえてきます。この場合も、いったん休学し、その間に働いてお金を貯め、復学するという選択肢もあるでしょう。また、公的な経済支援を受けられないかなども、詳しく調べてみて。知恵を絞って、情報を収集しましょう。「勉強がしたい!」という強い気持ちがあるならば、即あきらめるのではなく、続けるための方法を模索してください。長い人生において、1年や2年のブランクは大きな問題ではありません。確かに人生は有限ですから、無駄に時間をロスするのはもったいないこと。でも、やむをえず休むなら、そこで経験したことはすべて、たましいを向上させる糧になるでしょう。江原さんからのメッセージお金を貯めてから復学という選択肢も…。知恵を絞ってお悩み正直、満員電車で通勤する日常に戻りたくありません。地方移住も視野に?この気持ち、実はよくわかります(笑)。今、私は熱海で暮らしているのですが、ステイホーム期間中はレギュラーのラジオ番組などもすべてリモート収録で参加し、その便利さを実感したところでした。確かに今後は、地方都市への移住を視野に入れて、働き方を見直す人も増えるでしょう。今の日本は、都会に一極集中していて、地方は過疎、高齢化し、若い人がどんどん外に出ていきます。そういった流れが、もうずっと続いていたと思います。ですが、今回の出来事を通して「都会でなくても仕事ができる」と感じた人も多かったはず。在宅勤務をする環境さえ整っていれば、都市部にいる同僚とリモート会議をすることもできるでしょうから、不便はさほど感じないでしょう。混雑する電車に揺られて通勤することがなくなるぶん、体も疲れないかもしれません。「都会で頑張らなきゃ」と自分を追い込んでいたけれど、実はそこまで都会志向じゃなかったと気づく人もいるでしょう。反対に、地方移住に憧れはあっても「向かない人」もいます。この機会に自分の適性を考え、本心にも向き合ってみて。くれぐれも、自分のたましいには、嘘をつかないでください。田舎暮らしを理想化しすぎていないか。立ち止まって考えることも必要です。ただ、田舎暮らしには“ならでは”の苦労も…。人口密度が低く「3密」は避けやすいかもしれませんが、人づき合いの濃さは都会よりも“密”。ですから、人とコミュニケーションをとることが好きでないと、移住後に人間関係に悩む可能性も出てきます。いずれにしても、今は自分の気持ちを確かめ、未来について考える内観のとき。いわば、たましいの“作戦タイム中”です。「これからどうしたいか」をしっかり考えて。“作戦”を立てているときは、なぜだか無性に眠くなることも…。「夢を見る回数が増えた」と感じたら、実はそれも大切なメッセージ。睡眠中は誰でもスピリチュアルな世界に一時里帰りして、そこでいろんなヒントを得て帰ってきています。気になった夢があれば記録して、“内観”の参考にしましょう。江原さんからのメッセージ今は作戦タイム中。自分のたましいに嘘をつかないで。江原啓之スピリチュアリスト、オペラ歌手。6月25日に最新刊『スピリチュアルお祓いごはん 成就ごはん』(マガジンハウス)が発売に。不安なときこそ、食べてお祓い! 食べて開運!©Image Source/Gettyimages©Jan-Stefan Knick / EyeEm/Gettyimages
2020年06月17日緊急事態宣言も解除され、少しずつ日常を取り戻しつつある今。この先、私たちの暮らしはどうなるのか?スピリチュアリストの江原啓之さんからのメッセージを3回にわたってお届けします。写真・小川朋央(江原さん)【江原啓之からの緊急メッセージ「今を生きる、みなさんへ」】vol. 1緊急メッセージ 第1回2020年について、私は「破綻と崩壊」というメッセージを受け取っていました。年末に発売されたananでもお話ししましたから覚えておられる方も多いでしょう。そして今、新型コロナウイルスの流行を受けて、「医療崩壊」や「経営破綻」といった単語が飛びかっています。「江原さんの予言が当たった!」と話題になっているそうですが、そんなことは二の次。それよりも、私たちにはもっと考えなければならないことがあります。自粛期間中は緊張感を持って過ごしていた人も、今はどこか肩の力が抜けているのではないでしょうか。それどころか、緊急事態宣言が全国で解除された途端、まるで終息したかのようなムードも漂っています。正直に言ってこのままでは今後が心配…。気持ちが緩み、元通りの生活をしてしまうと、第二波、第三波がやってくる可能性が高まります。もちろん、経済活動をしないわけにも、外出しないわけにもいかないのでしょうが、それでももう少し気をつけなければ、またすぐ、同じことの繰り返しになりかねません。まだ特効薬もなければワクチンもないウイルス。ですから、長期戦の覚悟で、「共存する道」を模索することが必要です。ウィズコロナ、そして、アフターコロナの日常をどう生きれば安心して暮らせるのか。みなさんが悩んだことについて、3回に分けてお話しします。お悩み自粛期間中も平気で外出していた家族。どう注意したらよかったのでしょうか?自粛期間中にもかかわらず、とりたてて急ぎではない外出をする。そんな家族に悩まされたという声をたくさん聞きました。彼が友達と遊びほうけている、自分は消毒などに気を配っているのに、家族はまったく気にせず出かけて困ったといった声です。「長引く自粛でストレスがたまっていたんだろう」と擁護する人もなかにはいるかもしれませんが、自粛を求められているのにできないのは、“愛がない人”ということ。「自分さえかからなければいい」と思っているのは、自己愛(小我)以外の何ものでもありません。自分が感染源になって家族や周りの人たちにうつすかもしれないということには、まったく想像が及ばないのですから…。ただ、この手のタイプは、“元から”そういう人です。コロナの問題が起こる以前から、愛のない人だったということ。「見ないふりをしていた本質」が今回、あぶり出されただけなのです。自粛生活は誰にとっても辛抱の期間だったと思います。でも、周りと協力し合って乗り切ることができた人が大半。他者に対する愛があれば、たいへんなときだからこそ、協力することはできるものなのです。それができなかったのだとしたら、この場合の選択肢は2つ。「本質」に気づけたことを幸いと思い、距離を置くか。あるいは、また目をつむって日常に戻るかです。ちまたでは“コロナ離婚”も増えたそうですが、相手の本質が見えた結果、別々の道を歩む決断に至った人がそれだけ多かったのでは?もちろん、いきなり別れを選ばずとも、いったん相手との距離を置いてクールダウンすることも可能です。ただその場合も、「コロナが終息したら、改心する」とは思わないこと。人の中身はそう簡単には変わりません。ですから、あぶり出された本質をどう受け止めるかをしっかり考えましょう。「目をつむって見なかったことにする」という選択をした場合、結局その因果は自らに返ってきます。厳しいことを言うようですが、そういう人と結びついたのも、似た者同士だから。「類は友を呼ぶ」なのです。ですから、相手だけを一方的に責めず、自分自身に対しても厳しい目を向けることが大切です。自粛期間中にあぶり出された問題は、元からあった気質。そう考えれば、他のトラブルも読み解けます。たとえば、「共働きで双方がテレワークになり、家事の負担が増えた。それなのに、まったく手伝ってくれなくてイライラする」という悩み。これも、解決の糸口は同じ。元から非協力的なところがあったはずです。ある意味“リトマス試験紙”のように、さまざまな問題点が浮かび上がってきただけです。言うまでもなく、DV(家庭内暴力)などの深刻なトラブルが起きている人は、我慢しないでSOSを発してください。新型コロナウイルスによって亡くなられた方もいますし、経済的に多くの苦労を背負っている人も大勢います。ですから、伝え方がとても難しいのですが、誤解を恐れずに申し上げます。今回のことを通して、人の本質や人間性があぶり出されること自体は悪いことではないと私は考えています。何事も、「正があれば負がある」のです。問題が浮かび上がった人は、それを不幸だと思わないで。マイナスをプラスに変えるチャンスととらえ、惰性でつき合ってきた人間関係を整理していきましょう。そう、今はまさに“さら地”にかえすタイミングなのです。江原さんからのメッセージ惰性のつき合いを見直し、整理するチャンスととらえて。江原啓之スピリチュアリスト、オペラ歌手。6月25日に最新刊『スピリチュアルお祓いごはん 成就ごはん』(マガジンハウス)が発売に。不安なときこそ、食べてお祓い! 食べて開運!© Marco Bottigelli/Gettyimages©d3sign/Gettyimages
2020年06月16日スピリチュアル特集や開運特集、連載と、いつもanan読者に、厳しくも温かい激励を送ってくださっている江原啓之さん。2002年から連載陣に加わり、13シリーズを担当されています。最近は“ブラック江原”も登場し、本音で語る“ananの父”!?18年間のラインナップを眺めるだけでも壮観ですね。連載を複数抱え、テレビ出演や講演会などで飛び回っていた時期なんて、まさに全自動洗濯機に放りこまれたような忙しさで…。特にananは毎週のことですから本当に大変で、今思うと、どうやって乗り切っていたんでしょう(笑)。でも、こうして振り返ると、連載テーマも“時代の先”を読んだ内容にこだわってきた気がします。たとえば、2009年の春に始まった「江原啓之の脱・不運期宣言!」。同じ年に政権が交代し、先行きが見えない不安な空気が漂いました。そういう時流もあって「不運期の乗り越え方」という切り口が、みなさんの心に響いたのだと思います。連載だけでも18年も続けさせていただいていることを考えれば「私の青春はずっと“スピリチュアル”と共にあった」という読者もいるのでは?と思います。あるときは、“夢診断”や“オーラ”に興味を持ったり、あるときは不幸な女にならない方法を読んで実践したり…と、連載とともに年を重ねてこられたかもしれませんね。本当に長く続けさせていただいていますから、もう古株!?と思わなくもないのです。でも、インスタ映えする今どきのご馳走より“きゅうりの漬物”のほうがホッと落ち着くように、私もそういう存在なのかも(笑)。「実の親に言われたらムカつくけど、江原さんの言うことは素直に聞ける」と言われることもよくあります。確かにどこか“ananのお父さん”的立ち位置なのかもしれませんね。でも、スピリチュアルなことを、“心霊”といったジメジメしたイメージではなく、より身近で明るい印象に塗り替えられたのは、間違いなくananのおかげだと私は思っています。そうそう、この18年の変化といえば、近年は“ブラック江原”がよく顔を出すようになりました。若い頃は、スピリチュアルがまだ世の中に浸透していなかったこともあり、生真面目なイメージを持たれたことも…。でも、本来の私は、下町生まれの明るいオヤジ(笑)。爆弾発言だって珍しくありません。講演会などに来られたことがある方は、生・江原をご存じだと思うのですが、その片鱗を最近は連載でも出せている気がします。そういう意味でも、第12弾の連載「江原啓之が弱い心を撃退!仏の目、鬼の目」は印象に残っています。ひとつのテーマを、仏と鬼の両方の側から分析した連載で、本音をビシバシ言う「鬼の江原」をいかんなく出せたので、爽快でした。毒舌に驚かれたかもしれませんが、あれは“通常営業”(笑)。厳しいことも言ったぶん、少しずつみなさんの目が覚め、地に足がついたのでは?私はどんなときも、読者のみなさんが“今”何を知りたいのか、求めているのか感じ取ることを最も大事にしています。ですから、ひらめいたことは忘れないよう、メモに残すことも。実は先日も、ある“とっておきのアイデア”が思い浮かんだのですが、それはまたいずれ…。“とき”が満ちるまで、じっくり温めておきたいと思います。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。新時代の必需品『極・お祓い箱』(マガジンハウス)が好評発売中。近著に『江原啓之が行く!ペットとスピリチュアルに暮らす』(中央公論新社)など。※『anan』2020年3月11日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W’s)取材、文・湯川久未(by anan編集部)
2020年03月10日anan50年の歴史で半分以上を見守ってきた江原啓之さん。2002年から連載陣に加わり、13シリーズを担当されています。時の空気を感じ、読者を勇気づけ励まし続けてくださっている江原さんが、歩みを振り返りつつ、今を生きる私たちに大切なことをお話しくださいました。江原啓之さんからのスペシャルメッセージ。ananと読者が歩んできた心の旅路。スピリチュアル特集や開運特集、連載と、いつもanan読者に、厳しくも温かい激励を送ってくださっている江原啓之さん。“巷で噂の霊能者”として注目されていた江原さんが林真理子さんと初顔合わせをしたのが1994年。懐かしい思い出話とともに、これからを生きる女性たちへ熱いメッセージを届けてくださいました。***創刊50周年、おめでとうございます。ananとのお付き合いは長いですが、林真理子さんとの対談は思い出深いですね。かれこれ26年も前のこと。実は、今日の着物と袴は、その日と同じものにしました。ananには“おしゃれな女性誌”のイメージがあったので、少しハードルが高く感じたのをよく覚えています。現場には当時の編集長や編集者さんたちが顔を揃え、その迫力も圧巻でしたね(笑)。ananに出させていただいた後は、(当時行っていた)個人カウンセリングの予約の電話が鳴りやまず…、影響力の大きさをひしひしと感じました。でも、今改めて対談のタイトルを見ると、不思議な感覚に。「女性たちはなぜ、霊能者のもとへ通うのか。」――ちょっと堅い印象です。このとき、私の肩書はスピリチュアル・カウンセラーでしたから、そう名乗ったのですが、編集サイドから「“霊能者”にしましょう」と(笑)。今でこそ“スピリチュアル”という言葉も浸透していますが、当時はまだ「霊能者」のほうがしっくりきたのでしょう。口幅ったいことを言うようですが、私のほうが“時代の先”を読んでいたのかもしれません。スピリチュアルな世界への関心が高まったと私が感じたのは、2000年。ひとつの境目で、その頃、占い師の中森じゅあんさんとも対談させていただきました。当時の記事を読むと、「暗い世の中」といったフレーズが出てきます。バブル崩壊後、出口の見えない不況が長く続き、まさに希望が見えない時代でした。でも、だからこそ、この頃からようやく、“生き方の価値観”が変化していったように思います。好景気に沸いていた頃は、物への執着、私がよく言うところの「物質的価値観」が強かった。「寄らば大樹の陰」という風潮もありました。しかし、そうした神話も見事に崩れ、「物」ではもはや幸せになれないと誰もが気づき始めたのです。そんな流れのなかで、人々の関心が心やたましい、つまり「霊的価値観」へと向かっていったのだと思います。後になって林さんが私のことを“時代の寵児”と評してくださいましたが、ちょうどそういう変化の狭間にあって、“時代”に求められたのかもしれません。ananとのご縁がこれほど長く続いているのは、お二人の存在あってこそ。そして、これほど私が世に出ることになったのは、ananのおかげだと思っています。私がananに出させていただくようになってまだ日も浅い頃、女優さんたちと誌上で話す機会がありました。そのときのことも強く印象に残っています。その場では一番控えめだったひとりの女優さんに私は、「あなただけが長く続けられますよ」と励ましたのです。実際、その言葉通りになり、今も彼女は、いろんなドラマなどに出て活躍されています。こういうふうにひとつの仕事を“地道に続けること”は、決して簡単なことではありません。ananの50年の道のりもまたしかりでしょう。ananは、ずっと“女性の生き方”に光を当ててきた雑誌だと思います。女だから…という束縛に向き合い、一生懸命頑張る姿を見守り続けてきたのではないでしょうか。そんなananだからこそ、これからは「女性の自立」を応援してほしいですね。医学部入試の合格格差問題ひとつとってみても、女性がまだどこか軽んじられているのが現状です。景気が上向いて豊かになったと言う人もいますが、それだって“嘘”。共働きの家庭が増えたから、一見豊かに思えるだけ。言い換えれば、二人で働いてどうにか食べていける状態なのです。少子高齢化だから、「もっと子どもを産んで」なんて平気で言うわりに、保育園はどこも満員。こういった“社会の矛盾”にもきちんと目を向けていますか?無関心ではいけません。今こそ女性たちが立ち上がらないといけないときに来ているんです。ミレニアムがそうであったように、今もひとつの過渡期。女性が「本当の意味で自立する時代」を迎える前の“狭間”なのだと思います。だからこそ私はさまざまな機会を通して、騙されないで!目を覚まして!現実を見て!と伝え続けてきました。ananは“本当の自立”を目指す女性たちの心に響く雑誌だと思います。たとえばセックス特集なども、男性視点ではなく、女性側から主張することの大切さを伝えていて、一歩も二歩も“先”を見据えています。ただ、残念ながら、まだ時代がそこに追いついていない。だからこそ、ananの役目はまだまだこれから!です。おしゃれが好き、楽しいことも好き。仕事だって頑張りたい。そう願う女性にとって、林さんはまさに象徴的存在。“the anan”として、みんなの目標なのだと思います。でも、その憧れに近づこうと頑張っていても、時には疲れてしまうことだってあるはず。そんなときに、“スピリチュアルな視点”が生きるヒントとなり、立ち上がれていたら嬉しく思います。人生に失敗はありません。どんなに傷ついたと感じることがあっても、その傷は、たましいが磨かれた証。原石を研磨して宝石になるように、人も喜怒哀楽を経験しながら磨かれて、輝くのです。これまでも言ってきたように、自己憐憫・責任転嫁・依存心は不幸のモト。「私ってかわいそう」と悲劇のヒロインになったり、誰かに責任転嫁したり、依存心を捨てきれないままでいると、幸せは遠ざかる一方です。厳しい言い方かもしれませんが、その段階にとどまっていてはダメなのです。自立しましょう!もういい加減オトコに泣かされないで!振り回されてはいけません。また、今、「お金」をテーマに連載中ですが、“経済の破綻”も心配な時代。これからを生き抜くためにも、お金にも泣かされず、振り回されない女性を目指していきましょう。私がananで伝えてきたのは、自立するためのスピリチュアル。魔法のように依存するためのものではありません。この先50年、もっと幸せになるために、自分のなかに軸を持って歩んでください。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。新時代の必需品『極・お祓い箱』(マガジンハウス)が好評発売中。近著に『江原啓之が行く!ペットとスピリチュアルに暮らす』(中央公論新社)など。※『anan』2020年3月11日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W’s)取材、文・湯川久未(by anan編集部)
2020年03月09日自然派化粧品を企画販売する江原道(こうげんどう)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:板橋信太郎)は、2019年2月4日(火)に「江原道マイファンスィーリップスティック」、「江原道マイファンスィーリップグロス」をリニューアル発売いたします。20種のスキンケア成分(*1)がメイクをしている間もくちびるをケアしながら、見たままの色で美発色するリップスティックとリップグロスです。天然色素を使用した繊細なカラー設計で、長時間続く美発色を実現しました。カラーバリエーションは、様々な肌色に合う色味をそろえ、「肌そのものが美しく見える」ことを目指しました。また、パウダーテクノロジーでくすみや縦ジワを滑らかにカバー(*2)。くちびるにうるおいと新しい表情をもたらし、洗練された“感性美(*11)”を表現します。【商品概要】江原道マイファンスィーリップスティック全9色各3.7gメーカー希望小売価格:3,850円(税込)香料・合成色素・石油系鉱物油・パラベン・アルコール不使用パッチテスト済み※すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。<カラーラインナップ>江原道マイファンスィーリップグロス全6色各5.9gメーカー希望小売価格:3,300円(税込)香料・合成色素・石油系鉱物油・パラベン・アルコール不使用パッチテスト済み※すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。<カラーラインナップ>【商品特徴】1.スキンケア発想スキンケア発想で、“つけているほうが心地いい”を実現くちびるは角層が薄く、自らうるおう機能を持たないため、乾燥しやすいパーツです。スキンケア発想のもと、麻布本店サロンのエステの工程から着想を得たケアステップをくちびるケアで実現するために、厳選したスキンケア成分を配合。艶のある美しいくちびるに導きます。<江原道サロンのエステの施術ステップ>2.仕上がりの美しさパウダーテクノロジーでくちびる悩みをふっくら補整(*2)年齢とともに気になるくちびるの縦ジワやくすみ、凹凸を均一に整え(*2)、光効果で立体感と艶を演出。3.敏感なくちびるのためにミネラルカラー設計&面取りパール採用■鮮やかな色を天然顔料、天然色素で実現。■凹凸や尖りを滑らかに整えたパール剤を使用。(「マイファンスィーリップスティック」は、RD01、RD03、OR01、「マイファンスィーリップグロス」は、PK01、PK02、BE01、CL01のみパール配合)*1保湿・整肌成分*2メイクアップ効果*3ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)*4くちびるのキメを整えること*5テトラヘキシルデカン酸アスコルビル*6ピリドキシンHCl*7グルコシルヘスペリジン*8(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、シリカ<メイクアップ成分>*9炭酸Ca<メイクアップ成分>*10(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、メタクリル酸メチルクロスポリマー<メイクアップ成分>*11【感性美とは】一人ひとりがもつ感情、感覚、情緒などに寄り添い、個性輝く表情を生み出すこと。潜在的にもつ美しさを引き出し、あなたらしさを自然に輝かせる、内面までをも表現する美しさ。【KohGenDo(こうげんどう)とは】1986年、東京・麻布十番に創業。肌あれに悩むひとりの女優が美しい肌を取り戻すため、「肌へのやさしさ」と「機能性」の融合を目指した自然派化粧品を開発。肌への負担が少なく、長時間美しい仕上がりを保つクオリティは、一般消費者の方はもちろん、厳しい目を持つプロからも信頼を得て国内外1000作品以上(※2020年1月現在(未公開作品を含む))の映画・ドラマ・舞台で使用されています。2019年8月20日より新ミューズに、女優の満島ひかりさんを起用し広告プロモーションを全国展開しています。Koh Gen Do HPへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年02月06日2020年、自ら幸せをつかむためのヒントを江原啓之さんが伝授!“お金と仕事”、“愛と家族”、“暮らし”、“場所”という4つのカテゴリー別に、するべきことをアドバイスしてくれました!お金と仕事技能を身につけたり、伸ばしたりして仕事にしっかりつなげていこう。2020年、仕事におけるキーワードは「技能」。景気の良しあしに関係なく、自分の技能を磨く努力を怠らないことがポイントです。得意な技能を伸ばすために資格試験を受けたり、さらなるキャリアアップを目指し勉強をするなど仕事につなげていきましょう。才能のない人はいません。得意なことがわからないという人は、今までの経験をもう一度、振り返ってみてください。お金と仕事は直結します。仕事としてお金をいただくからには好き嫌いは二の次です。給料には職場の人間関係など我慢料も含まれると割り切って。また将来への不安から投資を考える人もいるようですが、安易に投資ブームに乗るのは考えもの。お金を着実に貯めるポイントは、生活を見直して無駄遣いをなくすことと、労働意欲を高めることです。自分なりの労働意欲を高めるポイントを見つけましょう。アイドルのコンサートに行くことが励みになるなら、それもOK。冷静に自分を見つめ、ブームに乗らず、地道に生きることが何より確実です。愛と家族安易な恋愛ゲームには要注意!ドラマティックな出会いには気をつけて。将来どんな自分でいたいのかといった未来図を思い描いて。それが描ければおのずと今、すべきことや恋愛、家庭に求めるものもわかるでしょう。ドラマティックな恋愛には要注意です。例えばオリンピックをきっかけにいっそう増える訪日外国人との出会い。自分はボランティア、相手はオリンピック選手団関係者。「今まで彼氏には恵まれなかったけれど、これで私も国際結婚!?」などと思ったのもつかの間、連絡もなしに相手は帰国し、音信不通。自分は妊娠が発覚……、などという破綻もあり得ます。もちろん相手が誰であっても、一時の感情で恋愛ゲームを楽しむのは禁物。「パーティ イズ オーバー」という言葉を忘れないで。すでにパートナーがいる人、あるいは家族関係においても感情的にならないことは重要なポイント。ささいなケンカで「もう別れる!」など思ってもいないことを勢いで言わないこと。家庭の破綻は離婚。平凡な日常という幸せを、失ってから気づくのでは遅いと心得て。暮らし1つの器から思い描く豊かな暮らし。心地よい自分のベースを整えよう。食は暮らしのベースとなります。そこで2020年の始まりには、まず、自分が気に入った器を1つ買いましょう。その器にどんな料理を盛りつけるか、想像してみてください。きっと買ってきたお総菜ではなく、ささやかでも自分で作った料理を、と思うのでは?さらに「一緒に食べるご飯は、土鍋で炊いてみたい。お味噌汁は具だくさんにして……」など、食事全体も思い浮かべるでしょう。そうやって器1つから想像する丁寧な暮らしを、ぜひ実現させて。本当に好きな物を少しずつ揃えながら地道に暮らしを整えることが豊かさにつながります。ですからお店で実際に手に取り「しっくりくる」と思う器を選ぶこと。そしていっぺんに器を揃えようとせず、翌月にまたしっくりくる別の器や箸を買い足すのがポイント。そのインスピレーションは暮らしのみならず、生き方まで映し出します。一緒に食べる人がいると楽しそう、自分はひとりでのんびり食べるほうがいいなど、将来の生き方、未来図まで見えてくるはずです。場所おじいさん、おばあさんの家や老舗を訪れて先人の知恵を学ぼう。力をもらえる場所は、ふるさと。ご存命なら、おじいさん、おばあさんに会いましょう。自分の未来設計を考えるとき、挫折も苦労も乗り越え、長い人生を生きてきた人の話はとても参考になります。ふるさとの風景とともに、自分がこの先、どう生きたいかも想像しやすくなるでしょう。また、古くから続く和菓子店など、老舗をぜひ訪れて。長い歴史の陰には店の存続が危ぶまれるようなときもあったはず。その危機をどう乗り越え、今に至ったのかを知ることは学びになります。臨機応変に変えてきたものは何か、昔から変わらない不動のものは何かなど、破綻を避ける、あるいは乗り越える知恵がきっとあります。荒波を乗り越えて続いた店だからこその風格や品の良さ。それは店に実際に行けば、感じられるものですし、店員さんの応対や品物の扱い方にも垣間見ることができるでしょう。老舗旅館やホテルなどに行くのもおすすめです。流行を追っては消えていく店とは何が違うのかを、ぜひ想像しながら訪れてみて。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2020年01月03日2020年を表すキーワードは“破綻”だという江原啓之さん。仕事や恋愛、人間関係において、“破綻”に負けないためにはどうすれば良いのか教えてくれました。仕事も恋愛も衝動的にならないで。先々を想像して行動できるかが鍵。2020年、仕事とどう向き合うかについて申し上げましょう。働き方が多様化し、離職や転職も気軽にできる時代ですが、目先のことで判断するのではなくやはり慎重に行動したほうがいいでしょう。景気が傾けば倒産やリストラが起きることは容易に想像できますね。今、上り調子の会社だから、あるいは景気の良い業界だからといっても、先のことはわかりません。また、「あれがイヤだ、これがイヤだ」と文句ばかり言っているうちに、突然リストラ対象になるといったケースもありがち。職場や上司への不満は誰もが持ちますが、だからといって衝動的に辞めてしまうのも考えもの。例えばお局社員が口うるさい、古くさい考え方の頑固上司が昔のやり方を押しつけるなど、イラつくこともあるでしょう。そんなときは「人の振り見て我が振り直せ」と、冷静に分析を。「臨機応変とか柔軟さって、年を取ると持てなくなるのね。自分はそうならないように気をつけよう」などと先輩社員を反面教師にすれば、今の職場でまだ学べることはあるのでは?そもそも今、給料をもらって働く場があるということすら、感謝すべきことなのですから。恋愛や友人などの人間関係も一度こじれるとなかなか修復が難しいもの。昨今の恋愛について、恋愛ゲーム止まりの人が増えていると感じます。恋愛ゲームで重要視されるのはドラマティックな出会いや、カップルが成立するかという恋愛成就の部分だけ。そこからお互いの関係を深めて結婚へとつなげることや共に生きることまでは考えていないのです。そんな気持ちで付き合いだしたら、すぐ関心が薄れたり、我が強く出るのも当然。ですから恋愛の終わり方も理不尽で、突然です。カップルになれば恋愛ゲームはクリア。そしてすぐに次の恋愛ゲームに目が移りがちです。三角関係で揉めてトラブルになったり、面倒くさいことから逃れるように急に連絡をとらなくなって、別れの言葉もなく終わったり、いわば突然の破綻が起こる。上手な別れ方ができないのは、恋愛をする以前に人としての大事な感性が失われているからでは?友人関係では、そんな人としての感性の欠如があれば、いっそう露呈します。例えば、自分の都合のいいときだけ友だちに甘えていたら、「あなたってズルいよね」「いつもそういうときだけ私に頼ってくるのね」とハッキリ言われてしまうというように。自分は、上手に立ち回っているつもりでも相手にはバレバレ。友人関係は破綻へ……。もちろん友だちに定義はありませんし、いざというときに助けてくれるのが友だちでもありません。そういう意味では友だちという関係そのものがまぼろしのようなもので、信頼があって成り立つもの。「友だちだからしてもらって当たり前」という甘えは捨てて、ギブアンドテイクの部分はあると気を引き締めましょう。そうでないと、人間関係が破綻するうえに、「最低の人」というレッテルまで貼られてしまうことになりかねません。未来図を描き堅実に生きる。あなたならきっとできます!ぜひ女性たちにしてほしいことは「自分の未来図を描く」こと。結婚したい、子どもが欲しい、年齢を重ねたらこんなふうになりたいなど、具体的に思い描いて。女性はホルモンバランスによって体調や感情が大きく変化します。「将来、更年期をなるべく穏やかに乗り切りたい」と思うなら、健やかな体を保つために食事だって今から気をつけなければなりません。「今が楽しければいい」という気持ちでいると、無理なダイエットに走ったり、農薬や添加物に気をつけるよりも、時短できて安い加工食品ばかり食べるような生活になったりしてしまいます。「アリとキリギリス」という童話があります。食料がなくなる冬に備えて夏から準備をしていたアリと、準備をせずにいたキリギリスを描いたおなじみのお話。先々のことを考えて地道に準備をすることの大切さは、2020年にこそふさわしい教訓といえそうです。そして文明の利器や便利さに溺れることなく、アナログの安心感を忘れないこと。「お金を持って歩くなんてもう時代遅れ」とキャッシュレス生活を送っていたら、システムダウンや停電で買い物ひとつもできないなんてことも起こり得ます。たしかに現金を持たない生活は便利でしょう。ふだんならうっかりお財布を忘れても、カード1枚あればなんとかなります。でもそれが当たり前になれば、忘れ物に無頓着になるなど油断も生まれます。また、今はスマートフォンひとつで通信も支払いも、電車に乗ることもできますが、通信障害やシステム異常で使えなくなれば、身動きがとれなくなってしまうでしょう。いざというときの備えとして、逆に文明の利器に頼りすぎないことは重要だといえます。もちろん破綻を回避できればいいですが、もし巻き込まれたとしても希望を失わないで。再起のチャンスは必ずあります。いちばんいけないのは「どうして自分がこんな目にあうの」という自己憐憫、「あの人のせい。社会が悪い」という責任転嫁、「誰か助けてくれるはず」という依存心の3大不幸要素にハマること。それさえなくせば希望の道は広がりますし、努力を忘れなければ前進できます。その経験が自分をもっと強くしてくれるはずです。どんなときも自分を救えるのは自分です。「破綻」に負けないキーワードは「堅実」。「自分にはできっこない」などと思わないで。あなたにもちゃんとできます。その力があるからこの世に生まれてきたのです。「国破れて山河あり」という言葉があります。国が失われても自然の山河はそのまま残っているという意味ですが、失うものもあれば、残るもの、得るものもある。2020年は華やかなパーティにのまれず、幸せの種を自分で地道にまきましょう。パーティの後、その種から新たな希望がきっと芽吹きます。あなたの人生にも幸せの花は必ず咲きます。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2020年01月02日オリンピックという大きなイベントを控える2020年。江原啓之さんがそんな2020年を迎えるにあたっての、経済面での心構えを教えてくれました。キーワードは“破綻”。0からの再出発。今こそ始まりの年へ。2020年を表すキーワードは、ずばり“破綻”です。修復しようのない状況になることを指す言葉ですから、何か恐ろしいことが起こるのではないかと不安になるかもしれませんが、最初に2つのことを申し上げましょう。まず1つ目。これは予言ではありません。こうなると決まっている未来などないからです。私はいつも「運命は決まっていません。運命を切り拓くのは自分。そしてどんな未来にするかも自分次第です」と言っています。破綻というキーワードを聞いて怖いと思うなら、破綻しないようにすればいいだけなのです。大事なのは謙虚に、聞く耳を持つこと。人は聞き心地のいいことだけに耳を傾け、それ以外は右から左へと聞き流してしまいがち。とくに「自分だけは大丈夫」と根拠もなく言い聞かせたり、「何かあっても誰かがなんとかしてくれる」と依存したりして、不安な気持ちから逃れようとします。それこそがまさしく破綻の始まりと戒めましょう。そして2つ目。何事も備えをしなければ、足をすくわれます。逆を言えば、現実を受け止め、冷静に足元を固めれば怖くはありません。破綻を防ぐことだってできますし、周囲の破綻に巻き込まれることもないのです。時代を少し振り返れば、日本や世界には大きな転換期がいくつもありました。荒波を乗り越え、新しく時代を築いてきた先人たちが持っていたのは柔軟な想像力や対応力。そしてたとえ痛い目にあっても、失敗を失敗で終わらせず肥やしにする姿勢です。私たちには歴史に学ぶ知恵があります。破綻を招く原因を分析し、防ぐ準備を淡々と進めるだけです。これからひとつずつ、あなたに必要な備えについてお話ししていきます。幸せな未来へと変える始まりの年にしていきましょう。パーティのさなかに冷静になれるかどうかが分かれ目。破綻というキーワードを聞いて、真っ先に思い浮かべるのは過去のバブル崩壊やリーマンショックなど経済的なことでしょう。過去の事例に学び「右肩上がりの時代でもあるまいし、浮かれてなんかいない」と気を引き締めている人もいるかもしれません。でも、どこかでオリンピック景気や外国人観光客増加のニュースを聞いて「まだ大丈夫でしょ?」「パーティ中は楽しめばいい。気分が盛り下がるようなことを言わないで」と思っている人もいるのでは?まるでハロウィンで仮装し、街に繰り出し楽しむ気分で……。たしかに景気がいい業界もあるでしょう。でも景気が良くて金銭感覚がいつのまにか狂ってしまうことで、破綻する例もあります。それは企業も個人も同じ。また、昨今は仮想通貨(暗号資産)の登場や、さらに政府によるキャッシュレスの推奨で、お金というものが何か、その実体さえわからなくなっています。「自分は景気の良い業界で働いているわけじゃないし、金銭感覚は狂っていないから大丈夫」と言う人も、カードで買い物をしているうちに、いくら使ったかわからなくなった経験はありませんか?景気の良しあしにかかわらず、現実が見えなくなり、歯止めがきかなくなるようなことは誰にでも起こりうるのです。ブームに乗って、お祭り騒ぎをしているときは楽しいでしょう。でもハロウィンが終わった後は、街に散らかったゴミを片付けなければなりません。その後のことも考えなければならないのです。「パーティ イズ オーバー(パーティは終わった)」というときは必ずきます。大きなイベントがあるなど華やかさが目立つときほど、冷静に、理性的になることがとても重要です。「ちょっと待てよ」「こんなに流行っているけど乗っちゃっていいのかな?」と、ほんの少しでも違和感を抱いたなら、その感覚を大事にして。それができる人は自分を見失いません。ブームのさなかにあっても、割り切って楽しむことができるでしょう。例えば絶対に手の届かない存在だとわかっていて、疑似恋愛を楽しむようにアイドルを応援する。テーマパークに行っている間だけ、夢の国を楽しむ。そうしたことはひとつの割り切りであり、日常と非日常のメリハリをつけるための一種のコントロール術です。冷静な自分を保っていれば、周りに流されることなく、自分にとっての本当の幸せを見つけられます。自分が本当に望むことが何かも。きっと賢明なあなたは、地道に生きている人にとっては恐れることのない年だということに、もう気づいているのでは?えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2020年01月01日平成から令和へと時代が移った2019年。そんな2019年を“だまし”というキーワードのもと、江原啓之さんが総括してくださいました。“だまし”の年を実感し、身の引き締まる思いをしませんでしたか?華やかに見えて“だまし”がいっぱい。まずは自分の一年を振り返って。2019年、日本は平成から令和へと元号が変わりました。御代替わりに伴うさまざまな行事があるなど、一見すると華やかな年に思えたかもしれません。しかし、事件や事故、そして地震や水害といった天災も多く、けっして手放しで喜べるような年ではなかったはずです。それまで当たり前だと思っていた日常が、ガラリと変わってしまう現実を目の当たりにし、身の引き締まる思いをした年だったのではないでしょうか。私は2019年を表す言葉として“だまし”を挙げました。そして「ぼんやり何も考えずに生きていると、世の中の浮かれ気分に迂闊に乗ってしまいがち」「表と裏のギャップに気づかず簡単にだまされる」と注意を促しました。さらに生き抜くために大切な資本となる自分の体を健やかに整えることや、食に対する意識を高める重要性についてもお話ししました。さて、あなたは地に足をつけて堅実に暮らしていましたか?目の前の出来事を冷静に分析し、その本質について考えていたでしょうか?うわべだけの情報にとらわれていませんでしたか?まずは自分が2019年をどう過ごしたのかを振り返ってみてください。そして謙虚に反省し、これからの糧にしましょう。オリンピックの開催地変更や環境問題も、実は自分事です。2019年が“だまし”の年だったことは一目瞭然です。印象深いのは2020年開催の東京オリンピックにおける、マラソン・競歩の開催地が札幌に変更されたことでしょう。このことを聞いて、“だまし”の気配を感じ取った人も多かったのではないでしょうか?事の良しあしはさておき、“だまされた”という感情が世に充満しました。また、消費税が8%から10%に上げられ、それに伴ってキャッシュレス決済によるポイント還元制度が導入されました。しかし想定よりも利用額が増えて財源不足となり追加予算が組まれるというドタバタぶり。しかもポイント還元は2020年6月までの期間限定。結局、ポイント還元って何?増税はなんのために行われたの?そうした疑問はぼんやり残ったままともいえます。とはいえ、そこで国民が“だまされた”と思うのは自己憐憫。また、オリンピックや増税をただのニュースとしてスルーするのはもったいないこと。スピリチュアルな視点では、見聞きすることすべては、自分にとって意味のあるメッセージ。公になって知ることができたこれらの問題も、自分に関わることとして考えるきっかけにしましょう。“だまし”の年に学んだことを2020年に活かしていこう。多くの人はテレビや新聞などでの報道が減ったり、別のニュースが話題になると、問題が解決する前にその話題を忘れてしまいます。これもひとつの“だまし”といえるかもしれません。残念ながら2019年は、何度も災害に見舞われた地域もありました。日本は地震の多い国ですし、温暖化の影響によって大雨や台風の被害が増えている昨今の状況を考えると、大事なのは常に備えること以外にありません。「まさか自分が」と思うのは、厳しいようですが傲慢さの表れです。これまでに起こった災害を見ても「うちには災害はこない」と言い切れる人などいないでしょう。ノートルダム大聖堂や首里城の火災は、防火対策の重要性を教えてくれました。誰もがいざというときのことを考える必要があるのだと。自宅や職場の防災や安全管理は大丈夫だろうか。避難訓練を怠ってはいないだろうか。そうやって自分事としてつなげれば、日常に潜む気の緩みをなくせます。2019年が終わっても、“だまし”の年が急に切り替わるわけではありません。グラデーションのようになだらかに続く“だまし”は、まだ私たちのまわりにあります。でも、もうだまされないよう備える心を育んでいけるはずです。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2019年12月31日11月14日、15日に執り行われる「大嘗祭」。天皇陛下が皇位継承に際して行う祭祀の時期は、運気の潮目になるターニングポイントだと江原啓之さんは言います。そこで、新しい時代を前に、自らを浄化するための“自宅でできる儀式”を伝授。今こそ謙虚な気持ちを取り戻し、感謝を込めて神様をお迎えしましょう。「今日本に住んでいるすべての人に、国籍や宗教観にかかわらず、『大嘗祭』が執り行われる2日間を大切に過ごしてほしいと思います。これは神様をお迎えする儀式であり、私たち国民のための祭祀でもあるのです」こう話すのは、かつて東京・世田谷の北沢八幡宮で神職として奉職した江原啓之さん。いよいよ11月14〜15日に執り行われる大嘗祭は、天皇一代につき一度きりの祭祀。来るべき日に向けて、皇居・東御苑には大嘗宮が建設され、亀卜(亀の甲を焼いて生じた亀裂を見て占う方法)で選ばれた東西の2カ所の土地で栽培された新米を準備。さらに、儀式に供えられる海の幸・山の幸が全国から献上されている。「日本は稲作文化の国ですから、天皇陛下は毎年秋、その年の収穫に感謝し、翌年の豊穣を祈願する祭儀『新嘗祭』を行ってくださっています。そして即位後初めて迎える新嘗祭を『大嘗祭』としているのです。数十年に一度しか行われないだけに、『何をする儀式なの?』という人も多いかもしれないですね」今回、江原さんにこの儀式「大嘗祭」をいかに過ごすべきかの心得をうかがった。昨今は洋食中心の家庭も増えているが、江原さんは大嘗祭の時季だからこそ、和の心を大切にした弁当作りを勧める。「ご家庭ではぜひ祈りを込めて、お弁当をこしらえてみてください。大嘗祭でも供えられる日本各地の農林水産物、“海川山野のためつもの”を参考にした料理を詰め込み、これを携え、神社にお参りに行くのもよき日の過ごし方です」江原さんお勧めの「大嘗祭弁当」の内容とその意味を紹介。【鮭の由庵焼き】勢いよく遡上する鮭は、みなぎるエネルギーの象徴。栄養価が高く、体を温めるともいわれる食材を食べて、生命力を高めたい。【ほうれん草の磯辺焼き】栄養価の高い冬場のほうれん草を使った一品。古代の文書は“巻き物”が多かったことから、のり巻きも文化発展を願う縁起物とされる。【結びこんにゃくの煮物】馬の手綱のような形の結びこんにゃく。「手綱を締める」というように、心を引き締め、戦いに備えるという意味を。【梅肉れんこん】れんこんは、複数の穴があることから「見通しが利く」という意味を持つ開運食材。極楽浄土で咲く花も蓮だ。【さつまいもとりんごの甘煮】黄金色に輝く財宝に見立てたさつまいもとりんごを、爽やかにアレンジ。実り豊かな御代になることを願って。【たたきごぼう】地中にしっかりと根を張り、細く長くまっすぐ伸びていくごぼうは縁起材料の代表格。食物繊維やアルギニンを多く含み、栄養も満点。【五穀米の俵おにぎり】「五穀豊穣」の意味も込めて、五穀米を俵形に。羽生結弦選手も俵形のおにぎりで縁起をかつぎ、ソチ五輪の前に食べたそう。【白米の俵おにぎり】「米」という漢字は「八十八」からできたといわれており、「八」には末広がりの意味が、のりを巻くことで良縁を結ぼう。「使う食材は、大嘗祭にちなみ、御代の安寧、招福、ご縁の広がりの象徴となるものを。神様へのお供えもの『神饌』として使われる米、酒、野菜、魚、乾物、果物を意識して取り入れるのもよし。実りの時期への感謝が、自然と湧いてくるでしょう」(江原さん)
2019年11月13日11月14日、15日に執り行われる「大嘗祭」。天皇陛下が皇位継承に際して行う祭祀の時期は、運気の潮目になるターニングポイントだと江原啓之さんは言います。そこで、新しい時代を前に、自らを浄化するための“自宅でできる儀式”を伝授。今こそ謙虚な気持ちを取り戻し、感謝を込めて神様をお迎えしましょう。「今日本に住んでいるすべての人に、国籍や宗教観にかかわらず、『大嘗祭』が執り行われる2日間を大切に過ごしてほしいと思います。これは神様をお迎えする儀式であり、私たち国民のための祭祀でもあるのです」こう話すのは、かつて東京・世田谷の北沢八幡宮で神職として奉職した江原啓之さん。いよいよ11月14〜15日に執り行われる大嘗祭は、天皇一代につき一度きりの祭祀。来るべき日に向けて、皇居・東御苑には大嘗宮が建設され、亀卜(亀の甲を焼いて生じた亀裂を見て占う方法)で選ばれた東西の2カ所の土地で栽培された新米を準備。さらに、儀式に供えられる海の幸・山の幸が全国から献上されている。「日本は稲作文化の国ですから、天皇陛下は毎年秋、その年の収穫に感謝し、翌年の豊穣を祈願する祭儀『新嘗祭』を行ってくださっています。そして即位後初めて迎える新嘗祭を『大嘗祭』としているのです。数十年に一度しか行われないだけに、『何をする儀式なの?』という人も多いかもしれないですね」今回、江原さんにこの儀式「大嘗祭」をいかに過ごすべきかの心得をうかがった。大嘗祭で重要な役目を果たすのが、稲作文化の象徴であるお米。自宅での儀式でも、重要な役割を果たすと江原さんは語る。「日本で暮らすすべての人にとってお米は最高のパワーフード。大嘗祭の間は1日3食、ご飯を食べることをおすすめします。そして、大切なのが「米とぎ」。お米を炊く際の基本的なこの行為が、じつはあなたの心をとぐことにつながります。日本人は毎日お米をとぎ、悪い気を自ら浄化してきました。この2日間で、食事の機会は6回あります。家族みんなで順番に、たまった悪しき想念や業をこすり出すようにといで、お米についたぬかとともに洗い出してしまいましょう」いわば米とぎは禊の儀式。丁寧にとぎ、心身を浄化しよう。「米とぎの心得」と「正しい米のとぎ方&コツ」は次のとおり。■「米とぎ」の心得3(1)“自然への感謝”を込めてとぐ。(2)優しく“心のアク”を流し出すようにとぐ。(3)“とぎ汁にも感謝”して、心を込めて流す。■正しい米のとぎ方&コツ(1)きっちり計量した米をお釜に入れ、水を一気に入れて2回くらい混ぜてすぐに捨てる。(2)手を軽く握り、軽くシャカシャカと10回ぐらい混ぜ、水を注ぎ入れて2回軽く混ぜ、とぎ汁を捨てる。これをもう一度繰り返す。(3)釜に入れ、目盛りまで水を注ぐ。※優しく、手早く、1分から1分半ぐらいでとぎ終わるようにするとよい。浸水時間は夏30分、冬は1時間ぐらい。米をとぐことで自分の中にたまっていた悪い想念をすっかり出しきれたら、その際に出る「とぎ汁」は捨ててしまわないこと。いわば、自分の悪しき部分と向き合い、役立てることが、新たな自分に生まれ変わるための第一歩なのだと江原さんは言う。とぎ汁の再利用法は、根菜類の下ゆで、豚肉や鶏肉のアク取りなど、いろいろある。次のレシピを参考に「浄霊おかず」としてよみがえらせてみよう。■心を浄化する「ふろふき大根」の田楽【材料】2人分大根…1/3本(4切れ分12cm程度)A(塩小さじ…1/2、だし昆布…5cm)B(味噌…50g、砂糖40g、酒大さじ2、みりん大さじ1)いりごま…少々とぎ汁…適量【作り方】(1)大根を3cmぐらいの輪切りにして、十字に隠し包丁を入れる。(2)大根がかぶるくらいにとぎ汁とAを入れ、煮立ったらアクを取り、やわらかくなるまで40〜50分コトコト煮る。(3)Bの材料を耐熱容器に入れて混ぜ、電子レンジで約2分30秒加熱して混ぜる。(4)大根の上に(3)の味噌をかけ、いりごまを散らす。〈意味〉雅子さまがご成婚時に、得意料理として挙げた「ふろふき大根」。腸内の浄化作用のある大根を食べて、体も心もきれいに。■「身欠きにしんとごぼう」の甘露煮【材料】2人分身欠きにしん(ソフトタイプ)…2本ごぼう…50g(10cm程度)A(水…1カップ、酒…大さじ3、みりん…大さじ1、砂糖…大さじ2、醤油…大さじ2)針しょうが…適宜とぎ汁…適量【作り方】(1)とぎ汁に身欠きにしんを入れ、2〜3分ゆでて冷まし、頭、背びれ、うろこ、腹骨を取り、4等分に切る。(2)ごぼうは棒状に切り、とぎ汁で3分ゆでる。(3)Aと(1)(2)を鍋に入れ、煮立ったら火を弱めて煮汁がなくなるまで15分くらい煮含める。(4)器に盛りつけ、好みで針しょうがを散らす。〈意味〉ニシンの語源は「二親」ともいわれ、子孫繁栄の意味を持つ縁起食材。地中にしっかり根を張るごぼうも縁起がいいとされている。「とぎ汁をリサイクルできれば、悪しき想念もまったくの無駄ではなかったということ。人は誰しもがそれぞれ罪を背負って生きています。それを糧にすることで自らのステージをひとつ上げることができるのです」(江原さん)
2019年11月13日「anan」2170号10/2水曜日発売「開運行動学」特集です。表紙にご登場いただいた、江原啓之さんの撮影秘話を紹介します。anan編集部断食明けのエネルギッシュな江原さんにスタッフ全員、元気をもらいました!半期に一度の開運特集。表紙はおなじみ江原啓之さんです。今回撮影のために、江原さんがお召しくださったのは、爽やかさと同時に落ち着いた趣を感じるグリーン系のお着物。いつにも増して癒しのオーラを感じる気が!開運特集の表紙撮影ももう慣れたもの。撮影が始まると、こちらがリクエストしないうちからさまざまなポーズを取ってくださいます。オペラ歌手として舞台に立たれている江原さんだけあって、身のこなしもエレガント。どんなポーズも絵になります。撮影が終わると、今度はご用意したお弁当やお菓子をつまみながら、長丁場の取材がスタート。なにしろ16ページを一気に取材するのでほとんど一日がかりなのです。最近、江原さんは定期的に断食をされているのですが、取材日はちょうど断食明けの日。今まで制限されていたぶん、何を食べても「美味しい~」とニコニコ。しかも断食をされて思考がクリアになっているせいか、休憩も取らずに何時間もぶっ通しでお話しくださいます! いつにも増して素晴らしいトークのキレと、溢れるバイタリティを見て、断食の効果のすごさを実感する弊誌スタッフ。自分も挑戦してみようかなと思わされるほどの説得力です。断食に限らず、日々の食事が心と体に及ぼす影響の大きさは、この特集のなかでも語られています。忙しい毎日のなかで、心のありようや毎日のふるまいを振り返るという意味でも、非常に有意義な内容となっています。自分のコンディションを再確認する意味でも、ぜひ本誌でチェックしてみてください!(S)
2019年10月01日9月2日(月)から満島ひかりさんが出演する江原道新CM「BEAUTYは、これからだ。」が公開されています。「もう見た!」という方も多いのではないでしょうか? この印象的なCMは、同日発売された江原道の新しくなったマイファンスィーモイスチャー ファンデーションを満島ひかりさんがまとったもの。型にとらわれない素直な美しさや解き放された感情を、魅力あふれる豊かな表情で表現しています。なぜ満島さんが起用されたかというと、江原道の「嘘のない広告を作りたい」という想いから。実は満島さん、19歳の時に江原道の製品に出会い、それからの愛用者。キャッチコピー「BEAUTYはこれからだ」も満島さんご自身が考えたものなのだとか。ヘビーユーザーだからこその愛がCMの表情から伝わってきます。 江原道マイファンスィーモイスチャー ファンデーション元々スキンケア発想から生まれたファンデーションが、さらなる素肌美を追求して進化!軽やかで新感覚のテクスチャーは肌に吸い付くように密着して、まるでもうひとつの素肌を纏ったかのような自然な艶肌へ仕上げてくれます。それでいて、毛穴やシミなどのお肌の悩みはしっかりとカバーしてくれます。さらにお肌へのやさしい使い心地はそのままで、贅沢に配合した自然由来の美容成分がメイクをしている間もうるおいをキープし、肌をすこやかに整えてくれます。カラーバリエーションは全13色。映画・ドラマ・舞台などでプロフェッショナル達が選択する江原道のコスメたち。ぜひ手に取ってその良さを確かめてくださいね。江原道HPはこちらスペシャルサイトはこちら
2019年09月18日江原道(Koh Gen Do)は、フェイスパウダー「マイファンスィー シアー モイスト パウダー」を2019年9月2日(月)より数量限定で発売する。「マイファンスィー シアー モイスト パウダー」は、ひと塗りで瞬時に透明感とツヤを与えて、艶肌へと導いてくれる限定フェイスパウダーだ。するっと軽やかに伸び広がる2種の球体パウダーとすみにくく艶感がある板状パウダーを起用。球体パウダーが、毛穴の影などをふんわりぼかして目立たなくし、板状パウダーが時間が経っても美しい艶を持続させる。水や汗・皮脂による化粧崩れがしにくいロングラスティング機能で、つけたての仕上がりが長くつづくのもポイントだ。メイク中の肌負担を考え、14種の保湿成分を配合した。しっとりとしたパウダーは、乾燥する冬の季節でも、しっとり滑らかな使い心地を叶えてくれる。【詳細】江原道「マイファンスィー シアー モイスト パウダー」 専用パフ1個付 4,000円+税発売日:2019年9月2日(月)数量限定発売
2019年08月29日江原道(Koh Gen Do)は、「マイファンスィー リップクレヨン」を2019年9月2日(月)より数量限定で発売する。江原道の「マイファンスィー リップクレヨン」は、リップスティックとリップグロス、リップライナーの機能が一つになったマルチユースコスメ。口紅の発色、リップグロスの艶、リップライナーの輪郭を同時に叶える、リップクレヨンだ。テクスチャーは軽やかで、するするなめらかに広がってピタッと密着。ペンシルタイプでペン先が細いので、口角の隅まで綺麗に描くことができる。6種のエモリエント成分配合で、しっかりと保湿。さらに3種の植物由来成分がくちびるのキメを整え、荒れも防いでくれる。デリケートなくちびるのことを考えたミネラル設計で、合成色素不使用。天然顔料・天然色素で鮮やかな発色を叶えた。カラーは、洗練されたブライトレッドと上品なブライトコーラルの2色での展開だ。【詳細】江原道 マイファンスィー リップクレヨン 全2色 各2,400円+税発売日:2019年9月2日(月)数量限定発売
2019年08月29日「anan」2146号4/3水曜日発売『開運行動学。/春の開運旅へ京都・奈良』特集です。表紙に登場していただいた、江原啓之さんの撮影エピソードを紹介します。anan編集部素敵なお着物を身に着けた江原さんの、おちゃめなポーズにも注目!春の到来とともに、開運特集の季節がやってきました。今回も江原啓之さんが開運への道を指南。毎回、素敵なお着物を身に着け、さらに生き生きと温かくそして清らかさを感じるポージングを見せてくださる江原さん。「着物を着るのってたいへん!」とおっしゃいながらも、さすがの身のこなしで次から次へと絵になるポーズをとってくださいました。そして、カバーカットとは別にもう一着着てくださった江原さん。候補のどの衣装も素敵で、どれを着ていただくか迷っていたら「両方着てみてから決めたらいいんじゃない?」と厭わず何度も着替えてくださり、軽快かつおちゃめなポーズをとってくださったんです。さすが、オペラ歌手として、数々の舞台を踏んでいる先生。その表現力に感動します。ぜひ中面の江原さんにもご注目を!カバーのお写真は、運と縁を迎え入れるような晴れやかなカットに。今回は、あなた自身が開運パワースポットになるための、“8対2”の秘儀を特別にレクチャー。誌面でその秘儀をマスターするコツをとても分かりやすく伝えてくださっているので、ぜひ熟読して開運パワーを身につけてください。(NS)
2019年04月02日いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さんは言う。そんな特別な時を迎えるにあたり、どのように日々を過ごせば新しい幸せの種を宿すことができるのか。そこで「江原啓之の“御代替わり”人生相談」を。幸せに生きるヒントが詰まった江原さんの言葉に耳を傾け、“新しい私”に思いをはせてください。【Q1】「結婚生活25年になる夫とは冷めた関係で、趣味も生活スタイルも会話もかみ合わず。子どものために我慢してきましたが、子どもたちもようやく自立。最近よく聞く『卒婚』という言葉に希望を持ちはじめています。ですが、独りになると経済的に厳しくなるし、世の中そう甘くないとも感じています」(54歳・パート・札幌市)【A1】「その後の人生を自己責任で生きる覚悟があるのなら『卒婚』を」(江原啓之)私は最近、離婚したいという悩みに対しては、「あなたの自由ですよ」と言うようになりました。突き放しているのではなく、あの世に持っていけるものは経験と感動だけ。経験してみることも大切だと思うのです。ですが、「卒婚」という言葉に浮かれていたり、決めかねて悩んでいるのならば、いまはそのときではありません。それでも離婚したいと思うならば、根底に「逃げ」があるのか、それとも真の意味で「卒業」したいのかを見極めることです。映画でもお芝居でも見っぱなしではなく、「自分ならどうするだろう」といったことを日ごろから思考する習慣をつけておくことで、決断するための想像力を磨くこともできます。そうして想像力を働かせたうえで結婚というカリキュラムを卒業するならば、その後の人生は自己責任で自律して生きなければなりません。「卒業」の意味で、すがすがしく別れを決めたなら相手に感謝の思いがあるでしょう。一方、相手に憤りや思いを残すことがあるのなら、いまはそのタイミングではないのです。また、「経済的には自立できるだろうか?」「後悔するかも」といった、いままで受けていた物質的な恩恵に未練がある場合も、まだその時は来ていないと言えます。いまの生活に変化をもたらしたいのであれば、離婚ではなく、ボランティアなど建設的なことを始めてみましょう。この方の悩みは不幸の三原則でできています。こんな人と結婚してしまった“自己憐憫”と、相手が悪いという“責任転嫁”。そして、「生活はどうしよう?」という“依存心”を捨てきれていない。この3つの思いを改めれば、おのずと道は開け、生まれ変わることができるでしょう。【Q2】「飲食店に勤務していますが、お客さんのクレームが多くて、落ち込みます。昨日は、ドリンクバーでお客さんがコーヒーを注いだ途端にはねて、服が汚れたといって大激怒されました。世の人はこの程度のことで罵声を浴びせてくるんだと思うと、人間不信になりそうです」(53歳・会社員・東京都)【A2】「クレーマーはたましいが駄々っ子のまま。同じ土俵に乗らないこと」(江原啓之)仕事をしていれば、そこに悩みや苦しみは必ずあるし、心が折れそうになる出来事にも遭遇します。「楽しい出会い」とか、「楽をしてお給料をいただく」ということを期待するのは間違いなのです。とはいえ、最近は、ちょっとしたことでクレームを入れてくる人が多いので、理不尽な思いをすることも多いでしょう。「つらいことはあって当然」という前提で、クレームをどう受け止めるかが問題です。まずあなたが理不尽なことを言われてつらいと思ったら、人にはしないように気をつけることです。どこかお店に入ったときでも、宅配便を持ってきてもらったときでも、働く人への感謝とねぎらいの心をもって接していますか?そもそもひどい言葉を投げつける人は不幸なのです。幸せな人は意地悪をしませんから、いつもキレたり、文句ばかり言っている人は自ら不幸を呼び込んでいるだけ。言い換えれば、たましいはまだ子どもで甘えがあり、いわば駄々っ子のようなものなのです。クレームを言われたと思うから悲しい気分になるのでしょうけれど、相手は駄々っ子で「甘えているのだ」と思えば、寛容になれませんか?肉眼で相手を見るから、「いい年をした大人が文句を言っている」と嫌な気持ちになるのです。ここは心の目で見てください。相手はまだ赤ちゃんなのかもしれませんよ。とにかく、「金持ちけんかせず」ですから、同じ土俵に乗らないことです。また、クレームを言われてくよくよしたり、傷ついたりするのは、まだあなたのたましいが鍛えられていない証し。「さらに成長すべきである」というメッセージでもあるのです。
2019年01月14日いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さんは言う。そんな特別な時を迎えるにあたり、どのように日々を過ごせば新しい幸せの種を宿すことができるのか。そこで「江原啓之の“御代替わり”人生相談」を。幸せに生きるヒントが詰まった江原さんの言葉に耳を傾け、“新しい私”に思いをはせてください。【Q1】「80代の母は父亡き後、一人暮らし。兄が遠方勤務のため、長女の私が母の介護を担っています。母からは『私みたいにならないように』とガリガリ勉強させられ、洗脳されて育ち、ずっとソリが合わない微妙な関係です。気難しく『施設には入りたくない』と言う母に、悶々としながら介護をしています。要介護2なのでときどきヘルパーさんは来ますが、こんな気持ちで介護を続けるより施設に入ってもらったほうがいいのでしょうか?」(55歳・契約社員・神奈川県)【A1】「葛藤してください。人生には『有意義な無駄な時間』があります」(江原啓之)いずれお母さまを見送るまで、とことん葛藤するその期間は、あなたにとって非常に大切な時間です。人生には「有意義な無駄な時間」があります。親は自分の時間を使ってボランティアであなたを育ててくれた人。この世に生みだしてくれただけでも感謝すべき存在です。「介護ができる」というこの時期に、一生分のお返しができるのかもしれません。「洗脳された」「ソリが合わない」といつまでも思っているのは甘えであり、あなたの依存心です。霊魂はグループ(類魂)に属しているものなのですが、親だからといって同じ類魂からきているとは限りません。絆というのは、最初からあったものではなく、「結んで深める」ものなのです。【Q2】「世の中、ネットやスマホが氾濫しすぎてついていけません。それでも、離れて暮らす子どもとの会話や、職場の連絡事項にはLINEが必須なので、しかたなくスマホを契約しました。ですが、窓口での店員さんの説明がよく理解できず、高額な契約(スマホ本体13万円を毎月分割払い)をさせられ、『だまされている』とは感じたものの泣き寝入り。こんな生きにくいネット社会と、どう折り合いをつけていけばいいのでしょう」(63歳・パート・東京都)【A2】「問題はネット社会ではなく、あなたの依存心にあります」(江原啓之)この世の悩みはすべて“不幸の三原則”、すなわち「自己憐憫」「責任転嫁」「依存心」に原因があります。これを改めればおのずと幸せになれます。だまされた自分が「かわいそう」(自己憐憫)だと思うのですか?お子さんと連絡を取りたいのであれば、電話や手紙ではいけませんか?また、「よくわからない契約をさせられた」と責任転嫁をして嘆く前に、「誰かにどうにかしてほしい」という依存心を捨てて、自分ですみやかに解約しましょう。仕事でどうしてもLINEを使わなければならないのなら、「仕事だけ」と割り切って必要最低限にし、プライベートでは使わないことです。解約料はもったいないけれど、高い勉強料を払ったのだと反省し、以降は、理解できないような説明をする相手に乗せられて契約をするようなことはやめましょう。
2019年01月14日いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さん。そんな特別な時を迎えるにあたり、どのように日々を過ごせば新しい幸せの種を宿すことができるのか。江原さんは、そのために必要な“三種の神器”があるという。「御代替わりに生まれ変わるために、意識するべき3つのことを、新しい幸せの種をまく『三種の神器』として紹介していきます。ここで言う『三種の神器』とは、『釣り竿』『鈴』『稲穂』のこと。それぞれ私たちの命と体を守り、実り豊かに育ててくれるものの象徴です。今年はこの3つが意味するものを意識し、感謝すべきものであることを忘れずに、日々健やかに暮らしましょう。そうすることで新しい幸せの種を宿すことができるのです。その意味するものをいつも身につけたり、しっかり体に取り入れたりすることで、あなたの心身が浄化され、新しい御代に向かうエネルギーをいただくことができるでしょう」(江原さん・以下同)【神器1】釣り竿/宿る力=日本人を再生繁栄させる「七福神の恵比寿様も釣り竿を持っていますが、日本人は昔から豊富に取れる海の幸によって命をつないできました。そして、いまこそ魚食文化の価値を再確認することが必要です。くしくも平成30年の世相を象徴する食を表彰する『今年の一皿』にはサバが選ばれましたが、平成31年も積極的に魚を食べ、そのエネルギーを体内に取り入れましょう。また同時に、海を汚すことのないようにすることも重要。福島の汚染水問題などについても一人一人が意識を高く持ち、母なる海を守っていきましょう」【神器2】鈴/宿る力=悪しき想念や煩悩をはらう「熊よけにも用いられる『鈴』は、さまざまな悪しき想念や煩悩をはらう力を持っています。響き渡る音色が『音霊』となり、スピリチュアルなエナジーとなって、その場をはらい清めてくれます。さらに鈴は魔よけになるとも伝えられていたので、昔の人は着物の柄などに取り入れたりもしました。お子さんのランドセルに付けるとお守りにもなります。『鈴なり』という言葉は豊かに実る『稲穂』を意味しますが、これは偶然ではなく、力が宿りやすいものはどこかでつながっているということなのです」【神器3】稲穂・宿る力=大地のエナジーを補給する「『稲穂』からできるお米は、私たち日本人にとってスピリチュアルフードそのもの。『命』や『時』の象徴でもあります。炊き上がったお米を口に入れるときは『いただきます』と心をこめて手を合わせ、決してお残しせずに『ごちそうさま』を言いましょう。あなたはちゃんと言えていますか?このふたつの言葉は、元来、命を分け与えてくれている食べ物、作物を育ててくれた人、そして天地への感謝の心のあらわれです。これを言う習慣をつけるだけで幸福感がもたらされ、お子さんもいじめに負けない、いじめたりしない、そして『死にたい』などと思わない、丈夫で健やかな人間に育つでしょう。そして、お米を大切にいただく行為は、大地のエナジーを補給するということにつながります。そう考えると、ふだん何げなく食べているご飯こそが、私たちの命の源。健全な精神を健全な肉体に宿すための必須アイテムともいうべき存在ですが、この飽食の国にあっては、ともすればそのありがたみを見失いがちです」それでは、どうしたら食べ物に感謝する気持ちを取り戻せるのか。「たとえば週末の農業体験は、農家さんのかける手間を少しでも実体験できるよい機会です。都会に住んでいるならベランダ栽培でもいいですし、いまは小さな土地を借りて週末菜園もできますから、土に触れ、お米や野菜をぜひ自分で育ててみるといいでしょう。私は講演などで、『何をしたらいいかわからない』という若い人たちの問いには迷わず就農を勧めています。大切なのは、自給自足という原点について考えてみるということ。日本はもともと稲作の国=瑞穂の国ですから、田畑を耕し、食べていけるのであれば、これほどよい生き方はないと思うからです。これから新しい御代を迎え、新しい自分に生まれ変わるためには、脈々と受け継がれてきたものを大切に守り、つなげていこうという意識がなにより重要なのです。この4カ月間の『種まき期』はもちろん、御代替わりの後もこれらのことについて意識を持ち続けてください。そして、次世代、子孫まで命をつないでいく大切さを忘れないで生きていきましょう」
2019年01月13日いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さんは言う。そこで、江原さんが「平成31年の4カ月に種をまく心得」を紹介。“新しい私”に生まれ変わるための心の持ち方を、毎日の暮らしの中で意識し、実践していこう。■「ごちそうさま」まで生き抜きましょう江原さんが憂いているのは、生きる希望を見いだせず、自ら命を絶ってしまったり、病気や高齢により「安楽死」を望んだりする人たちの存在。「重い病気で余命宣告を受けたあと、積極的な治療をしない尊厳死を、私は否定しません。しかし『身寄りもいないし、看取ってくれる人もいないから、もう人生に幕を引きたいの』と安楽死を希望するケース。高齢になったから、病気になったからと、残りの人生を放棄することは、命を『お残し』すること。次世代にそうしたありさまを示すのは、とても危険なことです。不必要な人など1人も存在しないのですから、命をお残しせず、『ごちそうさま』まで生き抜く覚悟を持ちましょう」(江原さん・以下同)■地に足をつけ、足をすくわれないように次の御代では、東京オリンピック、大阪万博と、国を挙げた行事が予定され、国民が浮足立つ機会も多くなるが、江原さんは「そんな時期こそ足元を見つめ直すことが必要」とくぎをさす。「こういうときに申し上げたいのは、地震への備えをしっかりしましょうということ。油断は禁物ですよ。日ごろから防災意識を高め、家具転倒防止の金具を取り付けるなどの対策をしておきましょう。そして、思考力と想像力を駆使して『このタイミングで起きたら、どう行動するか』『家族の集合場所は』といった綿密なシミュレーションを怠らないでください」■健やかな体に健やかな心を宿すために、食を大切に自分たちの世代はもちろん、次世代、そして子孫の世代まで命をつないでいくために、命の源である“食”に対してもっと問題意識を持つことが大切だともいう。「たとえば、『いま日本人の2人に1人ががんになる時代』ということを多くの人が認識はしていても、『なぜなのか』と、その原因を突き詰めようとはしません。確かなのは、緊急な課題として食の問題が山積しているということです。これほど農薬を使用している国はないし、スーパーは遺伝子組み換え食品であふれかえっている。どんなに心が健やかでも、体の状態が悪くては心から晴れやかに笑うことはできません。健全な精神は健全な肉体に宿るといいますが、まずは命の源である食をおろそかにしないこと。女性は本能的にも子どもたちや子孫への思いは強く、食への問題意識は高いはずですが、思っていても動かなければダメ。いまこそ想像力をフル稼働させて、アクションを起こさなければなりません」■「大嘗祭」は私たちにとっても特別な節目です「秋の大嘗祭は、御即位にあたり欠かせない一代一度の皇室祭祀ですが、皇室にとっての特別な儀式というだけでしょうか?天皇陛下が日々、宮中三殿の明かりをひとときも絶やさず、平和への祈りを続けてくださっているのは、私たち国民のため。そう考えると、私たちにとっても大切な節目の儀式であるということを忘れてはならないのです」
2019年01月12日「マイファンスィー アイライナー ペンシル」の新色東京都港区に本社がある江原道(こうげんどう)株式会社は1月4日、同社の「マイファンスィー アイライナー ペンシル」のインディゴ、カーキ、プラムのカラーを発売すると発表した。このアイライナーペンシルでは、現在、ブラウニーが販売中で、インディゴ、カーキは昨年限定色として販売されていたが、定番色としてラインナップされることになる。これらは2月4日より発売開始。プラムについては数量限定となっている。肌に優しく長時間崩れない1986年、女優だった創業者が、自らの敏感な肌のための香料や合成色素、石油系鉱物油を使わない自然派化粧品の開発を開始。翌年、東京・港区麻布十番(一の橋)に江原道の直営サロンがオープンしている。その後、映画やテレビの撮影現場で評判となり、女優らがサロンに足を運ぶようになる。現在、麻布本店サロンのほか、新丸の内ビル、大阪・阪神百貨店梅田本店にも直営店を構え、商品はこれら直営店や全国の取扱店、オンラインショップでも販売されている。「マイファンスィー アイライナー ペンシル」は目元を印象的に見せるアイライナーで、香料や合成色素、石油系鉱物油、パラベンが含まれておらず、植物性オイルや7種のスキンケア成分などを配合。ウォータープルーフ処方により、長時間美しいアイラインをキープすることができるという。(画像は江原道のサイトより)【参考】※プレスリリース 隙のない美しい肌へ-KohGenDo【江原道】
2019年01月09日「anan」2122号10/10水曜日発売「開運行動学。」特集、今回の表紙に登場してくださった江原啓之さんの撮影の様子を紹介します。anan編集部取材のたびに新たな感動を覚える、江原啓之さんのシンプルですごい習慣について。春と秋の恒例企画、開運特集。表紙と巻頭特集を飾っていただくのは、もちろん江原啓之さんです。撮影&取材は8月中旬の夏真っ盛りのこと。ご多忙の折に空いた一日を頂戴したのでした。江原さんの取材のたびに感動するのは、お越しいただいたときの晴れやかな笑顔。前日まで地方で講演会をこなしてきた日であろうと、連日のオペラ公演の練習で体力的にもへとへとであろうと、高熱で数日寝込んでいた翌日であろうと、スタジオ入りしてくださるときには、必ず「よろしくお願いします」のお声がけとともに、ニコニコフェイスでご登場くださいます。私が江原さんの特集ページを担当してから10数年、例外なく、です! 不機嫌なお顔や疲れたお顔で現場入りされたことは、本当に一度もありません。これって、シンプルながら、とてもすごいことだと思いませんか? 自分を振り返って、どのくらいそれができているだろう…と反省しきりです。そして、編集スタッフとして、いつも緊張感を持ちながら取材に臨むものですが、毎回この笑顔とご挨拶にふっと緊張がとけ、と同時に身の引き締まる思いがしていました。今回のテーマは、原点に立ち返るような、「いまを生き抜くための、スピリチュアルヒント」。ネガティブな話題が尽きない時代だからこそ、どんな心持ちで暮らしていけばいいのか? をテーマに、不幸体質診断テスト、そして巷にはびこるスピリチュアル信仰の是非…など盛りだくさんでお届けしますが、江原さんの笑顔と、「スピリチュアルの神髄を理解できている人は、不幸なんて寄せ付けませんよ」という言葉に、これ以上説得力のあることがあるだろうか…と深く納得した取材でもありました。みなさまが今号でそのヒントを得てくださることを祈って!(N)
2018年10月09日江原道オールインワンジェルがリニューアル自然派コスメブランド「江原道(こうげんどう)」の、クイックスキンケア「SPAシリーズ」より、忙しい女性に嬉しい「オールインワンモイスチャージェル」(税抜4,200円)がリニューアル発売されました。1本5役のオールインワンアイテム「SPAシリーズ」は、仕事や家庭に忙しい大人の女性をキレイにすることをテーマにした、江原道の人気シリーズ。今回リニューアル発売された「オールインワンモイスチャージェル」は、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、5つの役割が1本に凝縮されています。たったの1ステップでもっちりツヤ肌へ。普段スキンケアに十分な時間が取れない方におすすめしたい、時短ケアアイテムです。天然保湿成分でしっとり肌へ同アイテムには、出雲湯村の温泉水6種類の天然ハーブがブレンドされた”SPA水”や”植物性T3オイル”といった天然保湿成分を配合。香料や合成色素、アルコールなどは使用しない肌に優しい処方です。こっくりとしたジェルは肌馴染みがよく、角質層の奥深くまで潤いを届けます。外部からの刺激や乾燥から肌を守りながら、しっとりしなやかな肌へと導いてくれる、頼もしいオールインワンアイテムです。(画像はプレスリリースより)【参考】※江原道株式会社のプレスリリース
2018年10月03日自然派化粧品を企画販売する江原道株式会社は、人気のリクイッドタイプ「江原道 マイファンスィー アクアファンデーション」を、カバー力・密着力・透明感を進化させ、リニューアル発売開始しました。■江原道「アクアファンデーション」女優が創業し、映画やドラマなどの撮影現場で支持されている江原道。中でもアクアファンデーションは、肉眼でもカメラレンズを通しても素肌映えすることで、日本のみならずハリウッドやアジアなど海外でも広く支持されています。そのアクアファンデーションを江原道独自のパウダーテクノロジーとスキンケア設計により、カバー力、密着力、透明感を高め進化させ、リニューアル販売致します。密着力と化粧持ちを高める独自原料「グロスフィルムパウダー®」*1を新配合。さらにブルターニュ産海塩水*2とエイジングケア(うるおい)成分、うるおいパウダーも新配合することで紫外線ダメージなどによる乾燥から肌を守りながら、驚くほど軽やかなフィット感を実現。くすみや色ムラ、毛穴が目立たない、透きとおった大人の艶肌を叶えます。■商品概要江原道 マイファンスィー アクアファンデーション全10色SPF25 PA++30mL4600円(税抜)香料・合成色素・石油系鉱物油・紫外線吸収剤・パラベン不使用(お問い合わせ先)江原道株式会社TEL 0120-77-4107
2018年04月04日anan編集部表紙の晴れやかさと、緊張感と。春と秋の恒例、開運特集。表紙と巻頭特集を飾っていただくのは、今回ももちろん江原啓之さん。春、そして「愛」というテーマにぴったりの、印象的な和柄のお洋服でのご登場です。金×赤の華やかで伝統的な色合いの表紙は、書店でもきっとみなさんの目に留まると思いますので、ぜひお手にとってくださいね。今回は、付録のかわりに、特別企画として「祈念の手」ページが。これ、江原先生が撮影時に念を込めてかざした「手」を撮影したもの。このカットの撮影に移ると、表紙の晴れやかなカットを撮影しているときから、明らかにふっと空気の質が変わりました。普段は常に笑顔を絶やさず、こちらの「手でハートマーク作ってください!」なんてお願いにも笑いながら応じてくださるおちゃめな江原さん。「じゃ、念を入れますね」と一言おっしゃったのち、静かに目を瞑り、手のひらをカメラの前に出されたとたん、スタジオにすうっとした静寂が訪れたのです。撮影スタッフたちの笑い声もパっと止み、ただその緊張感と静かな心地良さに引き込まれる、そんなひとときでした。長年江原さんとご一緒されているヘアメイクさんが、「いま、念を込められましたね」とぽつり。はい、とんでもなくニブい、素人の私でも、はっきりと、言葉にできない何かを“感じ”ました。叶えたい願いがある、自分の中の誓いの気持ちを明らかにしたい、自分の心を見つめ直したい。そんなときにパワーをくれる、そんな「祈念の手」。写真を通して、みなさんにその念が伝わるはずです!(N)
2018年03月27日清原和博、酒井法子、押切もえ、澤穂希、林真理子。スピリチュアリスト・江原啓之が錚々たるゲストを迎えて、生きるヒントを授ける番組『スピリチュアルハウス』が、Netflixで独占配信中!江原がしばらくの間封印してきたスピリチュアル・カウンセリングがついに復活。元プロ野球選手・清原和博を迎えた初回から“衝撃の問題作”と各所で話題に。波瀾万丈な人生を顧みるなかで、今まで語られることのなかった胸中が吐露される。「裏切ってしまった息子とどう向き合うべきなのか」「罪を償うには一体どうすればいいのか」。生涯年俸50億円超、通算本塁打525本。球界に燦然と輝く記録を持つ伝説の男とは思えない、弱々しい言葉たち。注目すべきは江原が清原の心の奥底にある感情を読み取るシーン。「あなた、死にたいと思ってますね?」と鋭く問い詰める。すると「生きていて苦しい…本当に死にたいです」と、男泣きをする清原。真っ向から悩みに向き合い、守護霊と対話することで道標を示していく。魂と心を交わす不思議な力を持つ江原にしかできないカウンセリングは、見る者を圧倒。厳しくも優しい江原の前で清原の表情はぐちゃぐちゃになり、誰にも見せなかった本当の姿が浮き彫りになっていく。いとも簡単に清原に胸中を語らせているように見えるが、江原のカウンセリングがあってこそ。他の相手では絶対に引き出されることのないエピソードの数々は、テレビでは踏み込めない深い領域。制約の少ないネットメディアの強みも活かしている。この番組を見れば、過去の失敗や後悔にとらわれることなく、今後の人生を楽しく生きていくための指針が得られるかもしれない。スピリチュアリスト・江原啓之氏が話題の人物と向き合い、指針を示す、Netflixで配信中の番組『スピリチュアルハウス』。霊視を使って心に抱えた問題の解決策から成功へのヒントまで、どんな悩みも解決していく。※『anan』2018年2月14日号より。文・しらたけときお(by anan編集部)
2018年02月13日江原道といえば、ベースメイクを思い浮かべる人が多いはず。それもその通り、江原道のファンデーションは数々の有名映画の撮影現場で使用され、一流の女優さんからも指名が入るほどの世界的に大人気。そんな各国のプロフェッショナルからの信頼度が高い江原道より、待望のポイントメイクシリーズが2017年11月3日(金)に発売開始!お試し前から大きな期待を寄せていましたが、もう文句なしでみなさまにおすすめしたい製品ばかり!今回は新製品をたっぷり使って「江原道縛りメイク」をしましたので、ぜひお買い物の参考にしてみてくださいね。 江原道のコスメで“縛りメイク”!「乾燥知らずの美肌メイク」をつくる6つの新作コスメとは?①ミネラルアイシャドーパレット01ブラウンベーシックなブラウンパレットこそ、とっておきの1つを持っておきたいところ。そこでおすすめなのが、今回発売される「ミネラルアイシャドーパレット01 ブラウン」。江原道独自原料のグロスフィルムパウダーにより、粉落ちしにくい高密着を実現。肌色を補正しながら、透明感のあるブラウンアイを叶えてくれます。8種のハリ、うるおい、保湿にすぐれた成分が贅沢に配合され、肌の優しさを考えられた成分も魅力。②ロングラッシュトリートメントマスカラ01 URUSHIブラック,02 インディゴ繊細なセパレートまつ毛を作る「ロングラッシュトリートメントマスカラ」。艶のある上品な漆黒と、白眼を引き立てる濃紺の2色展開。まつ毛保護成分とトリートメント成分が配合され、メイクをしたままケアができてしまいます。 汗や皮脂ににじみにくいフィルムタイプを採用。1日中つややかで、重ねてもダマになりにくい優秀マスカラ!③ミネラルチークパレット01ピンク独自原料のグロスフィルムパウダーとオイルコートされたパウダーが肌にぴたっと密着し、乾燥の気になるこの季節でも粉っぽさゼロ!ホホバ油、スクワラン、シア脂などの植物性オイルが配合され、しっとり感を残したままに健康的な肌色をつくります。50個以上チークを所持するコスメマニアの筆者が感激したチークです。秋冬のパサつく頬に悩まされたら、ぜひこちらを試してみて!④パウダーアイブロウ(眉墨)01ブラウン⑤アイブロウペンシル(眉墨)03ライトグレーこんなアイブロウパウダー待ってた!と思わせるほど、眉毛迷子になりがちの女性の希望を叶えてくれるコスメ。パウダーの発色の良さや書きやすさも素晴らしいのですが、注目していただきたいのが付属のブラシ。セパレートされたパーツを合体すれば、長さもでて安定感のある指にフィットする形に。肌あたりの良い硬めのブラシと、反対側のコームがとっても便利。こだわりのブラシに感激!アイブロウペンシルは全部で3色展開。今回は黒髪さんにもぴったりな「03ライトグレー」を使用しました。他ではなかなか出会えない絶妙なグレーを使えば、ベタぬり眉毛にならず品のある印象に!1.5㎜の芯が毛の1本1本を細かく描き、洗練されたナチュラルな眉毛を生み出します。⑥リクイッドアイライナー01ブラックこすれや汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方。まつ毛の際をサポートしてくれる7種のトリートメント成分が配合されています。しなりのあるペン先が手ぶれを防止し、目尻の角度が思い通りにキマります!KohGenDo新作コスメで“乾燥知らずの美肌メイク”!Point1:アイメイクはナチュラルなままにデカ目効果抜群の横グラデ!(1) 「ミネラルアイシャドーパレット01ブラウン」の右上のホワイトを上下のまぶたに塗って、まぶたのくすみを飛ばします。クマが酷い日は、目の下にもふんわり入れるとカバーしてくれますよ。(2) まぶたのくぼみの部分に沿って、右下のマットなライトブラウンを入れます。(3)二重幅に右上の繊細なラメを指先でおくように重ねます。(4)左下の締め色をまつ毛の際にいれます。こちらはたっぷり入れてもメイクがケバく見えない上に、目力をアップさせてくれる万能カラーです。筆者は他のアイシャドウとも組み合わせて使っているほど、イチオシのカラーです。(5)「リクイッドアイライナー01ブラック」でまつ毛の際に細くアイラインを引きます。(6)マスカラは、上に「URUSHIブラック」を、下まつ毛は「インディゴ」をいれます。下まぶたにネイビーを入れれば、白眼がきれいに見えるのでおすすめ。Point2:うる艶チークで肌の透明感アップ!2色使いで表情を豊かに。(1)「ミネラル チーク パレット01ピンク」の濃い色を頬の中心の1番高い部分に細長くいれます。(2)仕上げに肌なじみのいいニュアンスカラーを上から重ね、境目をぼかすようにいれていきます。2色を重ねることでより立体的で自然な血色感を生み出します。うるおい感のあるシルキーな質感で、冬の重ね付けもこわくありません!KohGenDo縛りメイクの完成!2017年11月3日(金)に一気に発売される江原道の新作コスメの魅力は伝わったでしょうか?ブラックとレッドの高級感のあるパッケージにも目を奪われ、毎日のメイクを楽しませてくれそうな期待感がこみ上げます。こだわり抜かれた江原道の新作コスメたちをみなさまも体感してみてくださいね。江原道といえば…肌にやさしいベースメイクシリーズもおすすめ!A、メイクアップカラーベースB、シルキーモイストコンパクトC、アクアファンデーションD、モイスチャーファンデーションここで最後に、江原道を語る上ではずせないベースメイクシリーズを少しだけご紹介!数々の撮影現場で愛用されてきたというだけあって、肌にやさしく化粧持ちがいいのが特徴です。厚塗り感を一切感じさせず、肌と一体化するような肌になじむ感じに仕上がります。こちらも新作のコスメと一緒にこの機会に試してみてくださいね。
2017年11月03日「anan」2071号9/27水曜日発売「今日からはじめる開運のルール。」特集、表紙は江原啓之さん。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部弊誌編集長、江原さんとお揃いです春と秋の恒例となった、開運特集。もちろん表紙にご登場いただくのは、開運特集の顔・江原啓之さんです。今回も、「ぜひともお着物で…」という私たちの厚かましいお願いを聞いてくださり、ご自身のお召し物にてご登場いただきました(ちなみに、撮影のたびに、上品なお着物と、モダンな着こなしを拝見できるのが、10ン年前の成人式の振り袖と普段着着物しか持っていない私の密かな楽しみです。眼福!)。毎回さまざまなポーズを華麗に決めてくださる江原さんですが、今回はこんな軽快&おちゃめなポーズまで。これはすごいショットだ…ということで、モニターに映し出された写真をすぐさまパシャリとする弊誌編集長K。あっという間に、待ち受け設定完了。それをご覧になっていた江原さんも、「僕もやる!」。画像をお送りして、調整して…。おお、福を呼び込みそうな、お揃いの待ち受け画面に! ということで現在、二人はお揃いの待ち受け設定となったようです(笑)。今号では、“出会いを変える、自分を護る”というテーマについてたっぷりとお話を伺いました。特別付録には、江原さん直筆の護符が。出会いをよきものに変えるのも、自分の身を守るのも、実は根底は繋がっている…なんて、知りたいと思いませんか?(N)
2017年09月26日