人気若手声優の花江夏樹と梅原裕一郎がW主演を務め、「月刊コミックジーン」(KADOKAWA)にて連載中の大人気コミックをぷちアニメ化する「恋するシロクマ」。この度、本作が3月4日(土)より全国の映画館約50館の予告編前に順次上映されることが決定。合わせて花江さんと梅原さんのアフレコ風景&コメントが到着した。本作は、弱肉強食の世界で繰り広げられる、アザラシ君(♂)とシロクマさん(♂)の純白のBL(ビースト ラブ)。キャストには、シロクマに求愛され恐怖に震えるアザラシ君役に花江さん、運命の相手(?)白いアザラシを好きになってしまった孤独なシロクマさん役に梅原さんがキャスティングされている。1月31日に初めてのアフレコが実施。普段からも交流がある2人ということもあり、現場は作品同様穏やかな雰囲気。改めてお互いの印象について花江さんは、「梅原くんは寡黙なので、昔は僕から話しかけることが多かったのですが、割と話しかけてくれるようになって嬉しかったです。やはり彼は良い人ですね。シロクマのように僕を包み込んでくれました」と話し、梅原さんも「また新たな面を見た気がしました」と語った。アザラシ君は常に震えている役どころだということで、自身も震えながら演じたと明かす花江さん。「アザラシの可愛さをどう表現しようか色々と悩みましたが、先生や監督に細かく指導して頂いたので、早く完成した映像を観るのが楽しみです!」と早くも完成が待ち遠しいと話し、梅原さんも初めての動物役に「初めはキャラクター作りに苦戦もしましたが、楽しく収録できました」と、2人とも楽しいアフレコになったようだ。さらに作品について2人は、「肩の力を抜いてまったりと見れる作品」(花江さん)、「アザラシ君とシロクマさんの心温まる、少しシュールな空気を楽しんで頂ければ幸いです」(梅原さん)とコメントを寄せた。なお、本作のメインテーマは「シナリオアート」のオリジナル書き下ろし楽曲に決定。栃木県にある本物の洞窟の中で氷点下の寒さに耐えながらボーカル録音したという一曲になっており、本作の世界観にぴったり合った楽曲に仕上がっているという。「恋するシロクマ」は3月4日(土)より全国約50館の予告編上映前にて順次上映予定。(cinemacafe.net)
2017年02月15日おひとりさまの女性のみなさまこんにちは。突然ですが、みなさんが最近読んだ本を5冊、心のなかでこっそり教えてください。これ、けっこうきわどい質問ですよね。包み隠さず答えられる勇気ある女性は、はたして何人いるのか……。アラサー女性が〈読むべき本〉はあるのか試しに、私が直近で読んだ本を5冊、正直に開示してみます。ちなみにこれを開示する理由は、直近で読んだ5冊がたまたま、人にいってもあんまり恥ずかしくない系の本だったからです。恥ずかしい系の本ってなんだよ、というツッコミは無視します。私の直近の5冊は、旅行中に読んでいたカンボジア関連の本が2冊、コミュニケーション・カウンセリング関係の本が1冊、山内マリコさんの小説が1冊、謎の現代作家トマス・ピンチョンの解説本が1冊、といったところでした。旅行の本や小説はいいとして、なぜコミュニケーション・カウンセリング関係の本を……と疑問に思った方がいるかもしれませんが、これはですね、Twitterのタイムラインを眺めていたら読んでいる人がけっこう多かった、というのが手に取ったきっかけです。私は人間観察能力が絶無で、人を見る目が超ないんですよ。「弟いるでしょ?」みたいな予測はだいたい外れるし、髪型が変わったとか雰囲気が変わったとかも全然気が付きません。なのでこの本を読むことによって、他人への注意力というか、観察力みたいなものを高められたりしないかなあと思ったんですね。高石宏輔さんの『あなたは、なぜ、つながれないのか:ラポールと身体知』という本です、興味のある方は読んでみては。読書は基本的に娯楽であるべきだと思うので、どんな本を手に取ろうとその人の自由であることはいうまでもありません。人にいうのが少し憚られるような本だって、読んでもいわなきゃいいだけですから。「大人の女性が読むにふさわしい本」なんてものは存在しないし、そんなふうにして紹介される本はちょっと胡散臭いなあというのが個人的な意見です。『東大教師が新入生にすすめる100冊』みたいなガイドブックがあるじゃないですか。私はああいう本が意外と好きで、今までもちょくちょく読んできたんですけど、あれのアラサー女性版って作ってもあんまり面白くなさそうだなあと思うんですよね。少し前にインターネットの一部界隈で「ダサピンク現象」という言葉が流行りましたが、まさにあれを思わせるようなかんじで、「ダサピンクガイド」になりそう。「君たち恋愛と結婚と出産とキャリアで悩んでるんでしょ?」みたいなね。はいはいどーも、ってかんじですよね。確かにそれで悩んでいるアラサー世代の女性は多いかもしれないけど、そこだけ切り取られると萎えませんか?そんな私がすすめる大好きな本(c)世界文学を読みほどく (新潮選書)そんな持論を持つ私が、それでも同世代のアラサー女性にすすめたくなってしまう大好きな本があります。嘘です。同世代の男性にもすすめてたし大学生の男の子にもすすめてました。つまり見境なく誰彼かまわずにすすめている本があるのですが、それが池澤夏樹さんの『世界文学を読みほどくスタンダールからピンチョンまで』です。こちらの本は、スタンダールの『パルムの僧院』から始まり、トルストイの『アンナ・カレーニナ』、ジョイスの『ユリシーズ』、そしてピンチョンの『競売ナンバー49の叫び』まで、19世紀から20世紀にかけて生まれた世界の有名文学10作品について、作家の池澤夏樹さんが解説をしてくれます。私がこの本をおすすめする理由は、近代文学についての基礎的な知識が身に付くというのはもちろんのこと、池澤さん独自の目線で、「近代」というのがどういったものであり、どのような変遷をたどって現代にいたったのか、というのを説明してくれているところにあります。体系的だったものが徐々に崩れていき、混沌をきわめていく世界のようすを文学から眺めてみるというのは、とてもスリリングな体験です。「直近で読んだ5冊」のなかに、ベストセラーや有名作家の本、仕事に関連する実用書以外の本のタイトルが出てくると、「なんで!?」とその本を選んだ背景が気になってしまうのは、私だけではないはず。あくまで確率の話ですが、今話題になっている本だけでなく、その人独自の基準で本を選んで読む習慣がある人って、やっぱり話が面白い場合が多い気がします。みなさんが最近読んだ本や、おすすめの本の話も、もっと聞かせて欲しい。一緒にダサピンクなんて吹き飛ばそうぜ、って私は思うのです。Text/チェコ好き
2015年09月03日昨年の第67回カンヌ国際映画祭にて「パルム・ドール」を受賞した『雪の轍(わだち)』が、まもなく6月27日(土)より日本公開される。本作の上映時間は、なんと3時間超。審査員長を務めていたジェーン・カンピオンは当初、「正直3時間16分という上映時間を聞いたときは、トイレ休憩が必要だわ、なんてことを考えながら、みんなで観ることを怖がっていた」と言う。だが、観賞後には「物語が始まった途端に魅了されてしまった。あと2時間は座って観ていられたでしょう!!」と絶賛。その結果、本作は見事「パルム・ドール」史上最長の上映時間の作品となった。3時間を超える映画と聞くと、確かに一瞬たじろいでしまうが、『風と共に去りぬ』『七人の侍』『シンドラーのリスト』、そして最近では『愛のむきだし』など、3時間を超える名作は数え切れない。さらに、アカデミー賞で最多11部門を受賞している3作品、『ベン・ハー』『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』はいずれも3時間以上の大作ばかり。ラストまで観客の集中力を途切れさせることなく、ドラマを描く監督の演出力があるからこそ成立する“長尺映画”は、映画体験の真骨頂ともいえるのだ。トルコが誇る巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイランによる本作『雪の轍』は、カッパドキアの洞窟ホテル・オセロを舞台に、ホテルのオーナーとして暮らす元舞台俳優のアイドゥンと、若く美しい妻、そして妹との愛憎、さらにアイドゥンが思わぬ形で恨みを買ってしまったある一家との不和を描く、濃厚な人間ドラマ。文豪チェーホフの著作をもとに、シェイクスピア、シューベルト、ニーチェ、さらにドストエフスキーなどといった数々の名作のモチーフが散りばめられている。「美しく、長い物語は、徐々に抽象性を失い、骨の髄にこたえるものになっていく」(ソー・フィルム)、「その長さに怖気づいてはならない。これは雄大な映画なのだ」(TF1ニュース)と、海外メディアも長さを一つの特長として紹介し、「こんな大胆な、無謀な映画作りがあるのかとあきれながら、3時間16分の大作を身を乗り出して見た」(作家・池澤夏樹)、「あきるところがない。画面の美しさ、凄さにも堪能」(作家・阿刀田高)、「主人公の心の鎧を溶かすには、3時間もの長尺の物語が必要だったのだ」(ロシア文学者・浦雅春)と、日本の著名人からも絶賛の声が寄せられている。世界各国、時代を超えて、映画ファンに愛され続けている3時間越えの名作たち。ちなみに、ギネス記録の長尺映画は1987年にアメリカで製作された『The Cure for Insomnia』。上映時間は5,220分、87時間!俳優による自作の詩の朗読で、初演は同年の1月31日~2月3日まで、3泊4日かかったという。『雪の轍(わだち)』は6月27日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日生活のこと、親のこと、10年後の自分のこと。何を選んで進んでいけばいいのか、さっぱりわからない。 日々を過ごす中で、不意に感じる生きることへの心細さ。そんな心のモヤモヤをほぐしてくれる、“不安に効く本”を北海道砂川市『いわた書店』の岩田 徹さんに教えてもらいました。 『いわた書店』と言えば、「一万円選書」。店主の岩田さんが注文者の心に寄り添って1万円分の書籍を選んでくれるサービスです。現在、予約で約650人待ち。受付再開は2016年を予定。 そこで今回は特別バージョンで、岩田さんがこれまで選んだ本の中から、反響が大きかった本、今だから読むべき本で「一万円選書」を依頼。 「不安な時、悩みを抱えている時に、自分に合う文章はないだろうかと探しながら読めば、必ず『私のために書かれた文だ』と実感できる言葉に出合えるはずです」(岩田さん) ■No.1『手から、手へ』池井昌樹、植田正治、山本純司 親から子へ、そしてまた次の世代へ…。連綿と受け継がれていく“生”と、人間の心の優しさを、昭和の家族写真と美しい詩で綴る。「生きることってなんだろう、自分が生きている証って何?その答えを、素晴らしい詩と写真の力でわかりやすく教えてくれます。誰に薦めても喜ばれる一冊です」(集英社1200円)池井昌樹、植田正治、山本純司 ■No.2『人質の朗読会』小川洋子 南米のテロ事件で遺されたテープには、人質となって殺された日本人8人による、それぞれの人生の記憶、忘れがたい思い出が語られていた。「命に限りがあるという現実に、普段私たちは目を背けて生きています。そのことを再確認し、本当に大事なものは何なのか改めて考えさせてくれるでしょう」(中公文庫552円) ■No.3『恋する老人たち』荒木経惟 人生を自分流に愉快に楽しむ、おしゃれでお茶目な老人たちの写真を、写真家・荒木経惟がセレクト。洒脱な解説も付けて。「年齢を重ねることに恐怖を感じている人に。漠然と不安を抱くより、人生の最終局面でどうなっていたいかを考えてみては。素敵な老人たちの姿に、感じるものがあるはず」(筑摩書房2300円) ■No.4『きみのためのバラ』池澤夏樹(新潮文庫430円) ■No.5『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』金谷武洋(飛鳥新社1200円) ■No.6『跳びはねる思考』東田直樹(イースト・プレス1300円) ■No.7『つるとはな 創刊号』(つるとはな1300円) ■No.8『向田邦子の陽射し』太田 光(文春文庫690円) No.4~8を選んだ理由は、本誌でぜひチェックしてみて! ◇いわた・とおる北海道砂川市にある、町の本屋さん『いわた書店』店主。10年前始めた「一万円選書」のサービスが昨年メディアで話題となり、注目される。 写真・多田 寛 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月09日2015年1月30日から代官山「ギャラリー スピーク フォー(GALLERY SPEAK FOR)」で、イラストレーター ヒラノトシユキの個展「once upon a time」が開催される。2月11日まで。本展では、「昔々…」を意味するタイトルで、ヒラノの創作の歩みと、新しく始まりそうな表現活動を示唆。新作を中心にアーカイブから自薦するアクリル画、ドローイング、最近手掛け始めた立体的な奥行きのある絵のシリーズなど、約50点を展示・販売する。また本展のために制作されたオリジナル作品集、手ぬぐいなどの雑貨、関連商品も合わせて紹介・販売。1月30日18時半から19時まで、本人によるギャラリートークを開催。ヒラノトシユキは1984年生まれ。学生時代から各種のコンペに入賞。2009年以降、井上ひさし、池澤夏樹などの本の装画、『ウオモ(UOMO)』などの雑誌・広告のイラストレーションを幅広く手掛け、高く評価されている。【イベント情報】once upon a time会場:ギャラリー スピーク フォー住所:東京都渋谷区猿楽町28-2スピークフォー2階会期:2015年1月30日から2月11日時間:11:00から19:00(最終日は18:00まで)休廊日:木曜日、12月28日から1月5日
2014年12月25日(画像はプレスリリースより)38年間、体型をキープした秘訣「夏樹メソッド」を公開株式会社主婦の友社では、2014年10月18日(土)に女優・夏樹陽子さんの著書「夏樹メソッド 女優人生38年同じ体型をキープ!5つのポーズとストレッチ解説DVDつき」を発売しました。女優・夏樹陽子さんは、61歳。38年間スマートな体型を維持し、還暦を超えた今でも、なんと33年前のドレスを美しく着こなすとのこと。そんな体型維持を支えてきた「夏樹メソッド」とは、一体どのようなハードなトレーニングなのでしょうか。朝夜、各5つのポーズとストレッチをやるだけ実は、「夏樹メソッド」とは、夏樹さんが続けてきた朝と夜に行う「ながら体操」のこと。朝に行う「おはよう体操」は、脂肪燃焼・脳の活性化を促す体操。深呼吸とともに身体を伸ばし、すっきりとした目覚めを叶え、夜に行う「おやすみ体操」は、柔軟体操でリラックスした眠りに誘い、疲れをリセットする体操です。それぞれの体操は5つのポーズとストレッチから構成されており、音楽を聴きながら、歯を磨きながらなど、「何かをしながら」行うことができます。美しくなる努力はいつから始めても遅くない!夏樹さんが、40代・50代からでも始めれば、楽しく旅行ができ、好きな服も着られて、自分に自信が持てるはず。20代・30代の方は今からやれば鬼に金棒!(引用:プレスリリースより)と語るように、いつから始めても遅くない、「夏樹メソッド」の秘密が満載の1冊です。【参考】・株式会社主婦の友社 プレスリリース/PR TIMES
2014年10月22日