東京大学(東大)は11月9日、グラファイトを添加したアクリル系ポリマーを用いることで、高い感度と速い応答速度を両立したプリント可能なフレキシブル温度センサーの開発に成功したと発表した。同成果は、東大大学院工学系研究科電気系工学専攻 横田知之 特任助教、染谷隆夫 教授らの研究グループによるもので、11月9日付の米科学誌「アメリカ科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America:PNAS)」オンライン版に掲載された。グラファイトなどの導電性物質を添加したポリマー中で、温度の上昇に伴って電気抵抗が増加する材料は「ポリマーPTC(Positive Temperature Coefficient:正温度係数)」と呼ばれ、温度センサーや加熱防止のための保護素子への応用が期待されている。しかしこれまで、ポリマーPTCを使って人の体温付近における感度0.1℃以下の優れた温度応答性や、繰り返し温度を上げ下げすることに対する高い再現性を実現することは困難だったという。また、くにゃくにゃと曲げられる機械的な耐久性、印刷のような簡単なプロセスによる加工のしやすさを同時に実現する材料も報告がなかった。今回の研究では、温度センサーのインクとなるPTCポリマーを合成する際に「オクタデシルアクリレート」と「ブチルアクリレート」という2種類のモノマーの重合割合を変化させる手法を用いることによって、温度センサーの応答温度を25℃~50℃といった人の体温付近に調整することが可能となった。また、従来のポリマーの分子量を変化させることによって応答温度を調整する手法では応答温度の制御性が良くなかったが、今回の手法により0.02℃という精度が達成できたとしている。またこのPTCポリマーを利用して開発された温度センサーは、1000回以上繰り返し温度を上げ下げしても高い再現性を示すうえ、曲率半径700マイクロメートルに曲げても壊れることなく、生理的環境でも動作するという。同センサーは抵抗値の変化が非常に大きいため、複雑な読み出し回路を用いずに精度の高い計測ができる。これを示す例として同研究グループは、ダイナミックに呼吸運動している状態のラットの肺表面に同センサーを貼り付けて計測を行い、外気温25℃と体温37℃の状況下において、呼吸の呼気と吸気における肺の温度差が約0.1℃と非常に小さいことを世界で初めて実測した。このように、今回の研究では皮膚を含む生体組織にセンサーを直接貼り付けて表面温度の分布を大面積で簡単に精度よく計測する技術が実現されたといえる。応用例として、今回開発された温度計を絆創膏にプリントすることによって、皮膚に直接貼り付けて体温を計測したり、赤ちゃんや病院の患者の体温、手術後の患部の発熱の有無をモニタリングするといった利用法も考えられるとしている。またヘルスケア・医療応用以外にも、服の内側の体温計測や体表面の温度分布を計測することにより、機能的なスポーツウェアの開発などへの利用も期待される。
2015年11月10日ドリテックはこのほど、「デジタル温湿度計」(品番: O-269)を発売した。同商品は、熱中症・インフルエンザの危険度の目安が顔の表示でわかるデジタル温湿度計。液晶画面では、表情、温度、湿度の順に繰り返し表示。遠くからでも表示がはっきりと見える大画面で、表情パターンも、笑顔、注意を促す顔、マスクをしている顔(インフルエンザ)、汗をかいている顔(熱中症)など危険度にあわせて変わる。便利なスタンド付きのため、立てて使用するほか、フック穴を利用すれば壁に掛けても使用できる。参考価格は1,780円(税別)。カラーはホワイト、ピンク。測定間隔は約10秒。表示温度範囲は-9~50.0度、表示湿度範囲は10~99%。
2015年11月06日ユニットコムは、かざすだけで温度を測定できるコンパクトなサーモメーター2モデルを、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて販売開始した。価格はストラップタイプの「N033-DT8230」が1,599円、クリップタイプの「N032-DT8250」が1,383円(いずれも税込)。対象物に触れることなく温度測定が可能な赤外線放射温度計。推奨される測定距離は10cmで、-50℃~230℃まで(N032-DT8250は最大250℃まで)の温度を計測可能だ。測定精度は±2%前後。N033-DT8230のサイズは直径20×高さ100mm、重量は30g。N032-DT8250はW22×D16×H120mm、重量は25g。いずれも電源はボタン形電池×2個を使用する。
2015年10月31日彼とのお泊り。冬は隣にいる彼の人肌のぬくもりが嬉しいけれど、夏はなかなか難しいですよね。暑くて一緒に寝るのが鬱陶しかったり、彼のエアコンの設定温度が低すぎて風邪を引きそうになったりと安眠できないことが多いのではないでしょうか。夏の寝室のエアコン問題をどうしているか20代~40代の男女にアンケートを行いました。■1.彼の好みの設定温度が低すぎて寒いケース『とにかく厚着して寝てます。夏なのにモコモコ靴下履いたり。』(29歳/メーカー勤務/女性)『リモコンに【風ないス】というボタンがあり、体に直接風が当たらないように調節してくれる機能を発見したのでそれを押しています。』(28歳/保育関係/女性)また、どうしても彼が温度を上げてくれないようならエアコンで喉を傷めないように喉にストールなどを巻いたり靴下や腹巻きなどでしっかりと温めて寝るのも良いでしょう。またエアコンの機種によっては、センサーで体に直接風を当てないように調整してくれる機能が付いているものもあるようです。説明書を見てみるのも良いかもしれませんね。■2.彼女の好みの設定温度が低すぎるケース『彼女が暑がりなので、いつも設定温度が低すぎて夏の間に僕は何回か風邪を引いてしまいます。』(27歳/メーカー勤務/男性)男性のほうが寒がりなのは珍しいケースですが、我慢して合わせるのも愛といったところでしょうか。とはいえ体に良くないので厚着するなどして風邪対策はしっかりしたいですね。■3,彼がエアコン嫌いなケース『耐えられないので、別の部屋で寝ています。電気代がもったいないと怒られるので夏は彼の家に行く頻度が激減します。』(31歳/スポーツジム勤務/女性)『アイスノンで冷やしたり、冷感タイプのマットを自分の側にだけ敷いています。』(29歳/教育関係/女性)いますよね、エアコンが嫌いな男性。体を冷やさないという点では良いと思いますが、最近のこの暑さはあなどれません。寝ている間に熱中症になってしまう危険なケースもあるようなので無理はしないようにしましょう。■4.彼女がエアコン嫌いなケース『彼女が頑なにエアコンを使わない人なので、暑すぎて夏の間はいっしょにお泊りできません。』(23歳/大学院生/男性)『彼女はベッドで寝て、僕はリビングのソファでエアコン付けて寝てます。』(35歳/IT業界/男性)別々に寝る方が平和ですがワンルームの場合は別々に寝ることもできませんし、デートの頻度が減ってしまうこともあるようです。エアコンを使わないというポリシーも大事ですが、この気温では熱中症になる心配もありますし、少しはお互いに歩みよる姿勢も必要かもしれませんね。■おわりに女性が体を冷やしてしまう状況になるのは良くないですね。1枚の布団で寝ているケースだと取り合いになってしまって風邪を引く恐れもあるので、彼の家にお泊まりする場合はマイタオルケットや薄手の布団を置いておくのが良いかもしれません。自分に合った快眠グッズを見つけて夏を乗り切ってくださいね!(上岡史奈/ライター)(柳内良仁/カメラマン)
2015年09月11日はごろもフーズはこのほど、「おだしぞうすい」「減塩おだしぞうすい」シリーズ計6品を発売した○ごはんと卵ですぐできる「おだしぞうすい」「減塩おだしぞうすい」発売同商品は、ごはんと卵で手軽に作れるぞうすいの素。さけ、かに風味、ゆずこしょう風味があり、電子レンジや鍋で煮込むだけで簡単にぞうすいが作れる。「おだしぞうすい」は、かつおと昆布のおだしを効かせ、風味豊かに仕上げた。さけ、かに風味は、従来品「だしぞうすい」の名称・デザインなどをリニューアルした商品となる。参考小売価格は各130円(税別)。「減塩おだしぞうすい」は、いりこ、かつお、昆布のおだしを効かせ、やさしい味に仕上げた。「おだしぞうすい」に対し30%減塩しており、塩分控えめとなっている。参考小売価格は各130円(税別)。
2015年08月30日ドリテックは7月24日、本体先端を味噌汁などに入れることで塩分濃度を計測できる「デジタル塩分計 EN-901」(以下、EN-901)を発表した。発売は7月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,480円前後だ。EN-901の電源ボタンを押しながら、スープや味噌汁に本体先端を5秒入れると塩分濃度の測定が完了する。結果は0.1%単位で表示。6段階の濃度レベル、「うすい」「ふつう」「こい」の3段階の味付け判定を表示する機能も持つ。サイズは約W27×D14×H190mm、電池含む重量は約27g。測定方法は電導度測定方式で、測定範囲は0.3%から1.5%。電源にはボタン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用する。測定できる対象の温度は0~90℃まで。測定精度は5~45℃の場合で±0.2%、それ以外の温度の場合で±0.4%。検針部の耐熱温度は100℃まで。
2015年07月25日サンワサプライは14日、レーザーで測定箇所がわかる非接触温度計「CHE-TN430」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は税込7,980円。CHE-TN430は、測定対象に触れずに-38度から365度までの温度を測定する放射温度計。放射率は、測定対象の素材や表面状態に合わせて2段階から選択できる。測定時に安全基準クラス2のレーザー光を照射させ、測定箇所を明確に表示する。60分間連続で温度計測できる「連続測定モード」のほか、暗所での使用に役立つバックライト機能、電池残量表示機能、オートパワーオフ機能を用意している。本体サイズはW153×D114.3×47.6mmで、重量は177g(電池含む)。
2015年07月14日東京大学は7月7日、銅酸化物高温超伝導体では、通常の超伝導体と異なり抵抗ゼロの超伝導温度よりも遥か高温から超伝導電子が生成されていることを発見したと発表した。同成果は東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センターの近藤猛 准教授、同 Walid Malaeb 特任研究員、同 石田 行章 助教、同 辛埴 教授、東京工業大学応用セラミックス研究所の笹川崇男 准教授、名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻の坂本 英城氏、豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料の竹内恒博 教授、東京理科大学理学部第一部応用物理学科の遠山貴巳 教授によるもの。7月7日付の英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載される。超伝導とは、物質を非常に低い温度に冷却した際に、電気抵抗がゼロになる現象のこと。銅酸化物高温超伝導体は安価な液体窒素温度でも超伝導転移するため、エネルギー問題を解決する物質として期待されている。しかし、銅酸化物の高温超伝導の機構は解明されておらず、発見から約30年経った今でも現代物理学の最重要課題の1つとされている。超伝導の研究では、光電子分光法という手法を用いて、物質内の電子を外に弾き飛ばして直接観察する。同研究グループは、独自に開発したレーザー励起型の光電子分光装置を用いて、従来とは一線を画すエネルギー分解能で超伝導状態を担う電子(超伝導電子)を観察した。その結果、一般的な超伝導体では温度上げると抵抗ゼロの超伝導状態が消滅すると同時に、物質内の超伝導状態を担う電子は皆無となるのに対し、銅酸化物高温超伝導体では、超伝導温度よりも1.5倍近く高い温度まで超伝導電子が生き残ることがわかった。同研究グループは今回の成果について「超伝導の名残が高温超伝導体の超伝導温度よりもさらに高温で発見されたことから、超伝導温度の飛躍的向上と、その先にある室温超伝導実現へ向けての、大きな一歩だといえる」とコメントしている。
2015年07月07日コレガは、リストバンドタイプの活動量計「CG-HCPM01B」と装着タイプの活動量計「CG-HCPM02B」を7月上旬より発売する。どちらもスマートフォンやタブレットとの連携して、記録を管理することができる。価格は「CG-HCPM01B」が税込み8,100円、「CG-HCPM02B」が税込み4,428円。「CG-HCPM01B」は、リストバンドタイプの活動量計。歩数、距離、消費カロリーの計測、睡眠モニター、紫外線アラート、時計、バイブレーション目覚まし、着信バイブ通知機能を搭載している。専用アプリ「i-gotU Life」を利用することで、スマートフォンにデータを取り込むことができる。サイズは、センサーコアが幅約16.5mm×高さ約46.5mm×厚さ約8.6mm。バンドの長さは約255mm。重量は約13.5g。Bluetooth 4.0に対応。アプリの対応OSはAndroid 4.3以降、iOS 7.0以降。「CG-HCPM02B」は、シャツやパンツ、シューズに取り付けることができる装着タイプの活動量計。歩数や距離、消費カロリーに加え、ジャンプの回数、高さを計測できる。計測データをスマートフォンと同期する「リアルタイムモード」と本体に計測データを保存する「オフラインモード」を搭載している。こちらも、専用アプリ「i-gotU Sprots」を利用することで、スマートフォン上でデータの管理が行える。サイズ/重量は、幅約35mm×高さ約25mm×厚さ約7.6mm/約7g。Bluetooth 4.0に対応。アプリの対応OSはAndroid 4.3以降、iOS 6.0以降。
2015年07月05日ユニットコムは2日、ポータブルサイズの風速計「L034-GM8908」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込3,219円。本体に温度計を内蔵した小型風速計。計測した温度は画面下部に表示する。計測した数値の表示単位は、風速計モードの場合M/s、Ft/min、Knos、Km/hr、Mphから、温度計モードの場合℃、°Fから選択できる。約14分間無操作状態にすると自動的に電源が切れる。測定範囲は風速の場合で0~30M/s、0~5860Ft/min、0~55Knos、0~90Km/hr、0~65Mph。温度計の場合で-10~45℃、14~113°F。電源はボタン電池(CR2032)×1。本体サイズはW104×H58×D19mmで、重量は58g。
2015年07月02日オムロン ヘルスケアは5月18日、ツートンカラーを採用した体重体組成計「カラダスキャン HBF-223」と「カラダスキャン HBF-224」を発表した。発売は5月20日。価格はオープンで、推定市場価格はHBF-223が3,980円前後、HBF-224が4,980円前後だ(いずれも税別)。○カラダスキャン HBF-223HBF-223は、ポップなツートンカラーの体重体組成計。ピンクとオレンジ、グリーンを用意する。5月20日には、気分や行動に合わせたおすすめカラーを診断してくれるWebページ「ハッピーカラー診断サイト」が公開される予定だ。測定項目は体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル。電源を入れて本体に乗るだけで、過去の測定データから誰が乗ったかを推定する自動認識機能を持つ。「子どもアルゴリズム」を搭載しているため、6歳から測定可能だ。サイズはW285×D28×H210mm、電池を含む重量は1.3kg。電源は単4形マンガン乾電池×4本で、電池寿命はおよそ1年。収納時、壁などに立て掛けても滑らないよう、四隅にストッパーラバーを備える。○カラダスキャン HBF-224HBF-224は、シックなツートンカラーの体重体組成計。ダークブルーとブラウン、グリーンの3色を用意する。骨格筋率を測定可能だ。そのほかの仕様はHBF-223とほぼ共通。
2015年05月18日デザインファクトリーは4月末より、日本気象協会と共同企画・開発した「おしゃべり熱中症計(風邪ひき指数・温湿度計付き)」を順次発売する。同商品は、日本気象協会が推進するプロジェクト「熱中症ゼロへ」の「熱中症予防PR大使」としても活躍するマスコットキャラクター「熱中くん」をモチーフとした熱中症計。夏は熱中症計、冬は風邪ひき指数計として、利用者がいる環境の危険ランクや気温・湿度などを音声とLEDライトで知らせる。音声で通知するため、これまで温湿度計の液晶画面の小さな文字が見にくかった人なども、音で危険性を把握することができるという。気温と湿度の計測は10分おきに実施。危険度は熱中症が5段階、風邪が4段階で、いずれも危険性が高いときには「厳重警戒」「危険」などの音声とともに、ワンポイントアドバイスも再生する。アドバイスもアナウンスし、熱中症は「こまめに水分をとってね」など12パターン、風邪は「手洗い・うがいをわすれずににね」など10パターンを用意した。本体の頭を軽く押しても、気温や湿度、現在の危険度を音声で通知。側面には「大」「小」「切」の3段階からなる音量を選択できるボタン、熱中症と風邪ひき指数を切り替えるボタンを設置した。価格はオープンで、推定市場価格は3,700円(税別)。東急ハンズ、AMAZON、楽天市場、その他GMS、百貨店などで販売予定。
2015年04月20日STMicroelectronicsは、動作温度範囲を最大105℃まで拡張した「Industrial-Plus Serial EEPROM」としてI2Cの「M24シリーズ」ならびにSPIの「M95シリーズ」を発表した。2シリーズは合計34品種で構成され、各種メモリ容量(2Kビット~512Kビット)ならびに各種パッケージ(SO8NまたはTSSOP)を選択することができるほか、デバイスの信頼性も向上させたため、より厳しい温度条件でも動作する機器に使用することが可能だという。そのため、主なアプリケーションとしては、高度な産業用制御機器、ネットワーク機器、スマート照明システム、スマート・パワー・スイッチ、コンピュータ・サーバ、過酷な環境で使用される無線通信モジュールなどが含まれるという。また、4msの書き込み速度と、最大20MHzのクロック周波数に対応しているほか、書換回数は最大400万回まで対応している。さらに設計者は、内蔵されているトレーサビリティ用のデバイス識別コードや、シリアル番号、識別子、トレーサビリティなどの機密情報を保護する書き込みロック可能なページも利用することができるという。なお、同製品群はすでに量産出荷を開始しており、各種メモリ容量/パッケージ/バス・インタフェースのサンプルも入手可能。単価はメモリ容量2KビットでパッケージがSO8NまたはTSSOP8の「M24C02-DRE」で1000個購入時に約0.09ドルだという。
2015年04月03日フォーカルポイントは25日、Bluetooth SMARTによってスマートフォンなどと連携できる心拍計付き腕時計型デバイス「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」を発売した。価格は税別27,500円。「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」は、Bluetooth SMARTでスマートフォンなどと連携する、心拍計付き腕時計型デバイス。心拍数は、本体を手首に装着するだけで継続的に測定でき、結果はリアルタイムで画面に表示される。また、3軸加速度センサーを搭載しており、速度や距離も計測可能。内蔵されているメモリは最長で24時間までのワークアウトを記録できる。ワークアウト後は、スマートフォンなどと同期した際に自動的にデータを転送する。計測したデータは、専用アプリ「Mio GO」以外にも、「Wahoo Fitness」や「RunKeeper」、「miCoach」などのフィットネスアプリに同期できる。「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約45mm×高さ約42mm×厚さ約15mm/約54g(ベルト除く)。バッテリー容量は170mAh。最大連続使用時間は20時間から24時間。脈拍数表示は30から220拍。防水性能を備えており、水洗いも可能。カラーバリエーションはブラックとイエローの2色。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月26日サンワサプライは9日、部屋の温度と湿度に加えて熱中症やインフルエンザの危険度を表示するデジタル温湿度計「CHE-TPHU2W」を発売した。価格はオープン。本体の画面に温度や湿度、時刻などを表示するデジタル温湿度計。温度と湿度は前日と当日の最低・最高の数値を記録して表示可能なほか、暑さ指数(WBGT値)や絶対湿度も表示できる。また、時計にはアラーム機能を備える。室内の温度と湿度の条件から、熱中症の注意や警戒度を5段階で、季節性インフルエンザ流行については3段階で表示する。あらかじめ設定した暑さ指数になると警告ブザーで通知することもできる。本体にはスタンドのほか、裏面にはロッカーや冷蔵庫に貼り付けられるマグネットや、壁掛けに使えるフック穴を設ける。電源は単4形乾電池2本で、寿命は約1年。本体サイズはW100×D17×H120mm、重量は電池を含んだ状態で約143g。
2015年03月10日タニタは2月19日、ファッションドール「Barbie(バービー)」とコラボレートした体組成計と歩数計、クッキングスケールを発表した。「タニタオンラインショップ」のみの販売で、それぞれ500台の限定販売だ。2月20日11時から3月23日14時まで先行予約を受け付け、3月24日から順次出荷する。直販価格は体組成計が12,500円、歩数計が3,500円、クッキングスケールが4,000円(いずれも税別)。税込8,100円以上の買い物をした先着300名には、バービーのロゴ入りオリジナル温湿度計をプレゼントする。○体組成計上面にバービーのポニーテール姿やハート形のスイッチボタンをあしらった体組成計。体重を50g単位で計測できるほか、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率を測定する。サイズはW316×D217×H27mm、重量は1.5kg。電源には単4形乾電池×4本を使用する。カラーはブラックとピンクの2色を用意し、各500台ずつ販売する。○歩数計バービーのポニーテール姿をあしらった歩数計。文字高19mmで視認性の高い液晶となっている。サイズはW72.5×D12×H35.5mm、電池を含む重量は28g。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用する。○キッチンスケールパステル調のエメラルドグリーンを採用し、淡いパール塗装を施したキッチンスケール。強化ガラスを採用しており、さっと汚れを拭き取れる。脚はシリコンゴム製で、ボタンを押した時もすべりにくい。サイズはW122×D186×H31mm、重量は391g。最大計量は2,000gまで。電源には単4形乾電池×2本を使用する。(c)2015 Mattel.All Rights Reserved.
2015年02月19日ドリテックは、木目調デザインの体重計「BS-171」を発表した。カラーバリエーションはナチュラルウッドとダークウッドの2色。3月上旬より販売を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,480円。丸みのある木目調デザインの体重計。本体に乗ると自動的に電源が入り、測定を開始する。身体が安定してから3秒後に計測結果を固定するホールド機能付き。使用後は、自動的に電源が切れる。本体サイズは約W280×D245×H25mm、重さは約610g。表示単位は5~100kgまでが50g単位、100~150kgまでが100g単位。電源は単4形乾電池×2本。
2015年02月19日エー・アンド・デイは2月16日、Bluetooth接続に対応した血圧計「UA-651BLE」と体重計「UC-352BLE」、体温計「UT-201BLE」を発表した。いずれも発売は4月で、価格はオープン。推定市場価格は、血圧計と体重計が税別10,000円前後、体温計が税別7,000円前後だ。血圧計「UA-651BLE」と体重計「UC-352BLE」、体温計「UT-201BLE」はBluetooth Low Energyに対応。無料の専用アプリ「A&D Connect」を通じて測定データを記録でき、FacebookやTwitterなどのSNSで共有できるほか、Microsoft社の「HealthVault」やApple社の「HealthKit」といった健康管理サービスと連動できる。また、測定をリマインドするタイマー機能も搭載。いずれも、さまざまな健康・医療サービスをユーザーがシームレスに利用できることを目指して制定された「Continua(コンティニュア)」規格にも準拠している。○血圧計「UA-651BLE」UA-651BLEは、カフ(腕に巻くバンド部分)を巻いてボタンを押すだけで測定を開始する上腕測定タイプの血圧計。電源には単3形アルカリ乾電池×4本もしくはACアダプターを使用する。A&D Connectでスマートフォンからデータを閲覧できるほか、「CSV出力機能」「メール送信機能」も備え、医療機関などとデータを共有しやすい。○体重計「UC-352BLE」UC-352BLEは、乗るだけで測定を開始する体重計。電源には単3形アルカリ乾電池×4本を使用する。○体温計「UT-201BLE」UT-201BLEは、脇下測定タイプの体温計。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用する。
2015年02月17日NXP SemiconductorsとEnfucellは2月9日、フィルムベースの使い捨て温度ロガーの試作品を開発したと発表した。同ソリューションは、NXPの温度検出用IC「NHS3100」、Enfucellのプリンテッドバッテリ、NFC(近距離通信)アンテナを搭載しており、再利用可能なロガーと同様の機能を持つ一方、サイズと製品コストの観点からアイテムごとのロギングが可能となっている。また、搭載デバイスのうち、NXPの「NHS3100」は温度ロギング用のシングルチップソリューションで、高精度温度センサ(誤差0.3℃)、NFCインタフェース、高精度タイムリファレンス、不揮発性温度ロギングメモリ、プログラマブルCortex-M0+プロセッサを集積している。さらに、プログラマブルなアーキテクチャの採用により、バイオ医薬製品メーカーは製品ごとに温度逸脱制限値を設定することができるのに加え、化学的ロガーに使用されている単純な熱量ベースセンサと異なり、詳細なプロファイルの設定が可能で、物流チェーン内で発生する製品ロスを最小限に抑えることができる。そして、内蔵のタイムリファレンスにより、温度制限値を逸脱した場合のトレーサビリティが物流チェーン全体で確保される。この他、組み込みNFCインタフェースは、物流チェーンの各工程や、医療スタッフが製品を投与する際にも、NFC対応スマートフォンやリーダによる製品ステータスの読み取りをサポートする。一方、Enfucellのバッテリ技術は、柔軟なフィルム上への印刷が可能な、薄型、柔軟で環境にやさしい電源ソリューションを提供する。低消費電力の「NHS3100」を採用していることから、試作版バッテリの保存可能期間は1年、使用開始後のロギング可能期間は2年となっている。これらにより、同ソリューションは、バイオ医薬製品のロスの削減、安全性と効能の向上に寄与する他、製品が不適切に取り扱われた時間と場所の特定も可能である。
2015年02月13日サンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」から、5種類のデータ計測とiPhone連携に対応したリストバンド型の活動量計「400-HLS005」が発売された。歩数、移動距離、消費カロリー、活動時間、睡眠時間(状態)を計測できる。販売価格は7,388円(税別)。直販サイトのサンワダイレクトのみでの限定発売。本体にはLEDディスプレイを搭載し、歩数、活動時間、消費カロリー、達成度の表示を順に切り替え可能。7日間の毎分記録と、30日間の日ごと記録が保存される。本体のコア部分は着脱式になっており、リストバンドとして手首に付けたり、付属のクリップケースに付け替えて衣装に付けたりできる。防水規格のIPX7も取得済みだ。また、iPhoneとBluetooth 4.0で接続し、iOS向けの無料専用アプリ「BluFit」を使うことによって、400-HLS005の計測データをiPhoneへ転送、管理できる。対応機種は、iPhone 6 / 6 Plus / 5s / 5 / 4s、iPod touch(第5世代)、対応OSはiOS 5.1以降。計測モードとして、通常測定モードのほか、WORK(活動記録)モード、SLEEP(睡眠状態記録)モードを搭載。WORKモードはトレーニングに適したモードで、詳細な活動記録を振り返りたい時に使用する。SLEEPモードでは睡眠の深さを3段階で測定でき、睡眠時間や質の把握に役立つ。本体サイズはW36×H10×D15mm、重量は6g(本体コアのみ)。電源は内蔵バッテリーで、フル充電からの連続使用日数は最大7日間となっている。
2015年02月09日東京大学は2月3日、鉄カルコゲナイドが超伝導状態へと変化する温度(臨界温度)を、従来の15K(-258℃)と比較して1.5倍の23K(-250℃)に上昇させることに成功したと発表した。同成果は、同大大学院 総合文化研究科の今井良宗助教、前田京剛教授らによるもの。詳細は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America」のオンライン速報版で公開された。鉄カルコゲナイドは、鉄(Fe)、テルル(Te)、セレン(Se)から構成される物質である。しかし、従来の合成手法では単一の固溶体を形成しない、つまり、セレンとテルルの比が一定にはならない現象(相分離)が起こる組成領域が存在し、鉄カルコゲナイドの特性を理解する上で大きな障害となっていた。今回の成果は、このような問題を鉄カルコゲナイドの薄膜試料を作製することにより克服した画期的なものであるという。鉄カルコゲナイドは鉄系超伝導体の一種であるため、これらの物質が超伝導状態を発現する機構の解明に向けた研究が一層加速することが期待される。また、今回観測した大幅な超伝導臨界温度の上昇は、同物質の応用化を大きく促すものであり、他の超伝導体においても、臨界温度を向上させるための新しい有力な指針ともなりうるものであるとコメントしている。
2015年02月06日オムロン ヘルスケアは1月27日、BluetoothあるいはNFCでスマートフォンと接続する活動量計「カロリスキャン HJA-403C」を発表した。発売は1月30日。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。HJA-403Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由で測定データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる活動量計。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。加速度センサーと気圧センサーによって、「歩数」のほか「階段上り歩数」「早歩き歩数」も自動で識別して測定する。アプリではそれぞれの項目をグラフで閲覧可能だ。目標体重を設定すると、目標達成に必要な1日の目標活動カロリーを自動で算出。進捗状況を本体液晶部にインジケーターで表示し、達成度を逐一確認できる。サイズはW78×D12×H33mm、重量は28g。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用し、最大で約3カ月の使用が可能だ(1日12時間装着した場合)。本体には最大14日分の測定データを保存できる。カラーはホワイト、レッド、ブラック、グリーン。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。
2015年01月28日オムロン ヘルスケアは1月26日、血圧データをBluetoothあるいはNFC(近距離無線通信)経由でスマートフォンに転送できる「オムロン 上腕式血圧計 HEM-7280C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,800円前後だ。HEM-7280Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC経由で血圧データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる家庭用血圧計。別売の通信トレイ(HHX-IT4)を用いれば、USBケーブルでパソコンにデータを転送することも可能だ。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。測定を開始する際、カフ(腕に巻くバンド部分)が適切な強さで巻けているかどうかをチェックする機能も持つ。サイズはW115×D145×H86mm、電池を含まない重量は365g。バックライト付きのブラック液晶画面にデータを表示する。電源には単3形アルカリ乾電池×4個を使用し、最大約300回の血圧測定が可能だ。本体自体に2人分の血圧データを各100回の測定ぶん記録できる。カラーはダークネイビー。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリを利用するにはドコモ・ヘルスケアが提供する健康サービス「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。また、オムロン ヘルスケアは同日「HEM-72870C」も発表した。上記HEM-7280の下位モデルに当たる血圧計で、本体自体には1人分の血圧データを100回測定ぶん記録できる。電池を含まない重量は330g。推定市場価格は税別13,800円前後だ。BluetoothやNFC対応など、その他の主な仕様はHEM-7280とほぼ共通。
2015年01月26日エムティーアイは17日、BluetoothでiPhoneと接続する体重体組成計「karadafit Scan(カラダフィットスキャン)」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は税込5,980円前後だ。karadafit Scanは、Bluetooth 4.0でiPhoneと接続し、無料の専用アプリ「カラダフィット」で測定データを記録・管理できる体重体組成計。体重・体脂肪率・体水分率・体筋肉率・骨量・基礎代謝・BMI値の7項目を測定できる。アプリでは各項目の数値のほか、体重の測定結果をグラフ化したものを閲覧可能だ。サイズはW26.5×D18.7×H2.3cm、重量は1.8kg。電源は単4形乾電池×3本。カラーはホワイト。2015年1月にはレッド、ブルー、イエロー、ベージュ、グレーを発売する。対応機種はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、対応OSはiOS 6.0以上。
2014年12月17日グラフィックの利用が多いゲームやグラフィックを多用するソフトウェアを利用する場合、気を付けたいのがシステムの温度だ。温度が高くなりすぎるとシステムは強制終了してしまう。MakeTechEasierが「Windowsでシステム温度をチェックする方法(原題:How to Check Your System Temperature in Windows)」という記事で、Windows上で度をチェックできる無償のツールを紹介している。さまざまなツールがあるなか、選択の参考になりそうだ。以下、そのポイントを見てみよう。○(1)Open Hardware Monitorオープンソースのハードウェアモニタリングツールが「Open Hardware Monitor」だ。Windows版のほか、Linux版もある。階層構造で、センサーの温度、ファンの回転数、電圧などを知らせてくれる。CPUの温度は、IntelとAMDプロセッサのセンサー温度を読み込んでおり、ATIとNVIDIAのビデオカードの温度も表示する。カスタマイズ性にはあまり優れていないが、デスクトップ上でシステム温度を知らせてくれる「ガジェット」機能がある。このガジェット機能は他のウインドウの上に強制的に表示するように設定できる便利な機能だ。○(2)HWiNFO次に紹介する「HWiNFO」は、MakeTechEasierイチオシのツールだ。CPU、メモリ、ビデオカード、マザーボードとさまざまなデバイスについて、詳細な情報を表示してくれる。システムヘルスのアラート、リアルタイムのモニタリング、レポート機能もあり、テーブル、グラフ、トレイなどはカスタマイズ可能。32ビット版と64ビット版が用意されている。これらに加え、Open Hardware Monitorの「ガジェット」と同じような「センサー」インタフェースも提供する。Open Hardware Monitorが1つのデバイスの情報しか表示できなかったのに対し、HWiNFOの「センサー」は複数のデバイスに関する表示が可能。常に自分のマシンの状態をチェックしておきたい人にはメリットが多そうなアプリケーションだ。○(3)MSI Afterburner「MSI Afterburner」は、グラフィックカードのMSIが開発・提供するツールだ。上記の2つのツールとの違いとして、システム設定の調整が可能で、ファンの回転数を上げたり下げたりできることが挙げられる。カスタマイズにも優れており、スキンの色(デフォルトは緑)などを変更できる。インストール時にオプション提供される「RivaTurner」プラグインを利用すると、画面上にAfterburnerを表示しながらゲームをするなどのことが可能。一方で、グラフィックカードのみにフォーカスしている点が短所と指摘されている。
2014年12月01日ジョウボーンは26日、エントリーモデルに位置づけられる活動量計「UP MOVE(アップムーブ)」を発表した。クリップで衣服などに取り付けるタイプ。発売は12月中旬で、希望小売価格は税込6,480円となっている。UP MOVEは、歩数・距離・消費カロリーを測定するエントリーモデルの活動量計。スマートフォンとBluetooth Low Energyで接続し、無料の専用アプリ「UP」と連携してフィットネスや減量をサポートする。「UP」アプリでは、測定データを閲覧できるだけでなく、ユーザーに合わせたアドバイスなどを受け取ることが可能だ。UP MOVE本体を押すと、LEDが点灯し、目標の達成状況や時刻、前日夜の睡眠状況を確認できるようになっている。UP MOVEは、付属のクリップで衣服などに取り付けるタイプだが、別売のリストストラップを用いれば、腕時計型の活動量計としても使用可能だ。本体サイズは直径27.64×厚み9.75mm、本体重量は6.8g。電源にはコイン形電池(CR2032)を使用し、最大で6カ月間の使用が可能だ。日常生活での使用に耐えうる程度の生活防水性能を備える。カラー(本体×クリップ)はブラックバースト×ブラック、ブルーバースト×フォグ、グレープローズ×パープル、ルビーローズ×レッドパンチ、スレートローズ×イエロー。「UP」アプリの対応端末はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、iPod touch 第5世代以上、iPad 第3世代以上、iPad mini、対応OSはiOS 7.0以上。およびAndroid 4.3以上を搭載した端末。
2014年11月26日キーエンスは、製造業の「用途」から変位計や寸法測定器を選べる、Webサイト「変位計/寸法測定器の選び方サイト」を公開した。製造業の現場では、品質向上・生産性向上が年々厳しく求められ、精度の高い測定器が必要とされるケースが増加している。しかし、対象物や周囲環境、要求精度などの状況を計算した上で正しい測定器を選ぶには、多くの知識と経験が求められる。そのうえ万が一不適切な測定器を用いて製造された場合、要求精度を満たさないなど不良品が発生する可能性もあり、企業にとっては大きな負担となっている。「変位計/寸法測定器の選び方サイト」はこうしたニーズに応えるべく開設されたWebサイト。製造ラインでの用途・アプリケーションを選ぶだけで、適切な「変位計/寸法測定器」が初心者でもわかるように工夫がされている。公開された「変位計/寸法測定器の選び方」に掲載されている用途は、厚み/幅、高さ/段差、外径/内径、ストローク/位置決め、振れ/偏心、振動、反り/平坦度、2次元形状、3次元形状の9種類。キーエンスの直販技術営業に全国の現場から直接寄せられた声を基に制作されている。また、「誰でもわかる!正しい測定器の選び方」というPDFも無料でダウンロードが可能。なおキーエンスは、「世界直販体制」を敷いており、変位計/寸法測定器に関するソリューション提案においても「現場に根差した現実的な提案力」で評価されているという。同社は、「今後も、製造業の生産性・品質向上に大きく貢献する方針」としている。
2014年11月25日Spansionは、車載グレードのシリアルNORフラッシュメモリ「Spansion FL-S」ファミリの新製品として、動作温度範囲を125℃まで拡張した「S25FL128S/256S」2品種を発表した。128MBの「S25FL128S」と256MBの「S25FL256S」は、-40℃~+125℃の幅広い温度範囲での動作が保証されている。同社では、今回の2品種が動作温度を拡張しながら、AEC-Q100に準拠するなど、車載品質と性能基準を満たしており、4MB~1GBの既存のシリアルフラッシュメモリポートフォリオが強化されたとしている。なお、パッケージはSOIC、WSONもしくはBGA。すでにサンプル出荷を開始している。
2014年11月14日オムロン ヘルスケアは10日、体重体組成計「HBF-220 カラダスキャン」を発表した。立ったままでも表示画面を確認しやすいよう、文字高を38mmに大きくした。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別5,980円前後だ。HBF-220は、同社の体重体組成計では最大となる文字高38mmで測定値を表示する製品。本体に乗った人を自動で判別する自動認識機能を搭載する。体重・体脂肪率・内臓脂肪レベル・骨格筋率・体年齢・基礎代謝・BMIの基本項目を測定するほか、前回測定した体重との差を表示する機能を追加した。サイズはW326×D256×H31mm、電池含む重量は1.8kg。使用する電池は単4形マンガン乾電池か単4形アルカリ乾電池で、約1年の使用が可能だ。カラーはホワイト、ピンク、ブラウン。
2014年11月10日ユニットコムは27日、温度・湿度表示機能を備えたデジタル温度計「D329 DE803(NT)」を発表した。同社が運営するパソコン工房通販サイト内にある雑貨専門店「Nantena」で同日より販売開始する。価格は税込1,804円。前面にモノクロ液晶を備え、屋内温度、外部温度、湿度が表示できるデジタル温度計。付属の計測ケーブルをつなげ対象物に先端を接触させることで、対象物の温度も測定できる。アラーム機能も搭載する。調節機能は、屋内温度が-10度~+50度(華氏14度~122度)、外部温度が-50度~+90度(華氏-58度~194度)。電源は単4形乾電池×1本。本体サイズは145×80×22mm。
2014年10月27日