√K Contemporary(ルートKコンテンポラリー/東京・新宿)では、2022年4月29日(金・祝)から5月28日(土)にかけて、現代アーティスト、八木夕菜の個展「視/覚の偏/遍在」を開催いたします。砂丘をモチーフとした新作シリーズに加え、旧作やインスタレーションも出展した、関東圏では4年ぶりとなる包括的な個展となります。Stone A(2020-22)/紙、額装/H840 × W600mm八木夕菜はニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部を卒業し、ニューヨーク、カナダ、ベルリンでの活動を経て現在は京都を拠点に活動しています。その作品は国内外で高い評価を受け、POLA Museum Annexや、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭での個展を開催しています。2016年には「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」ポートフォリオ・レビューで最優秀にあたるハッセルブラッド賞を受賞し、2019年には「第35回写真の町東川賞」で新人作家賞にノミネートされました。また、2021年に「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に出展した八木の作品は金沢21世紀美術館に収蔵されました。現在のアートシーンで注目を集めるアーティストの一人、八木夕菜が生み出す作品群を是非ご高覧ください。なお、会期中にはゲストをお招きしたギャラリートークを開催予定です。詳細は公式Webサイトにてお知らせいたします。ぜひご参加ください。■本展について本展では、八木夕菜の新旧作を展示いたします。今回発表する新作シリーズは、砂丘をモチーフとし、アクリルやスチールといった、通常は支持体として用いる事のない素材にプリントされ、「写真」の可能性を拡張する作品群となっています。透過性の高いアクリルのブロックにプリントされた画像は、光の屈折により見る角度によって異なる景色を見せます。レンズを通したかのように、ある限られた視点しか見えない角度、肉眼でみる風景に近いような全体が見える角度、反対に画像が全く見えない死角。八木夕菜の作品群は光の性質と人間の視覚の関係性を認識させ、私たちがそれぞれ当たり前のように持っている「視覚」が常に「何か」に依存するものであることを気づかせてくれます。今回、八木夕菜はコロナ禍で自然を求めて訪れた砂丘で広大な大地の姿を目にしました。自らの視覚とファインダーを通した視点。八木の作品には、その「ズレ」が表現され、鑑賞者は、自分たちが「見る」もの、そしてその行為と認識への疑問符を啓示させられます。果たして自分が見ている「モノ」は実際はどんなものなのか、「視覚」がとらえた「モノ」がどう「認識」され、そして認識された情報がどう「偏り」を持ちながら、「モノ」が自分の中に存在するのか。自分の視覚が捉え、認識する「モノ」は、個々の心/信条の在り方によって変っていくものなのではないでしょうか。現代のデジタル社会において、物理的に「モノ」を「見て」、「認識」するという視覚のプロセスが変動している中、八木夕菜の作品群が、「存在」を認識する人間の感覚を再考する機会となりましたら幸甚です。本展のWebサイトはこちら↓ ■Artist Statement時折、ものを見ていると視覚を越えた感覚が認識されることがある。時に『もの』は、我々個人の中に視/覚を通じて独自の認識を形成する。しかしその時、我々は、他人と同じ『もの』を見ているのだという確信も同時に持っている。これらの視/覚の偏/遍在は、あたかも心/信条の在り方と同様ではないだろうか。Covid-19やロシア・ウクライナ戦争など、様々な心情や信条の分断が生じている現状において、視/覚の偏/遍在を体感しつつも、それでも同じ『もの』を『見る』ことへの可能性を提示したい。八木夕菜■出展作品(1) Polarization(2020-22)アクリル、UVプリント、スチールH85 × W450 × D120 mm × 9 piecesPolarization(2020-22)/アクリル、UVプリント、スチール/H85 × W450 × D120 mm × 9 pieces(画像は制作イメージ)(2) quadrangular prism(2020-22)スチール、UVプリント、マグネットH1800 × W1800 mmquadrangular prism(2020-22)/スチール、UVプリント、マグネット/H1800 × W1800 mm(画像は制作イメージ)(3) Strata 01(2018-2021)アクリル、UVプリントH312 × W200 × D136 mmStrata 01(2018-2021)/アクリル、UVプリント/H312 × W200 × D136 mm■Artist|八木夕菜(Yuna Yagi)八木夕菜_profile photo (C) Jukan Tateisi2004年、ニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部卒業。カナダ、ニューヨーク、ベルリンを経て、現在は京都を拠点に活動。「見る」という行為の体験を通して物事の真理を追求する。様々な素材を用いて視覚を揺さぶる平面や立体作品、インスタレーションを国内外で発表している。近年では、世界を旅して撮影した写真をアクリルブロックにとじ込めた立体作品郡「ひとつになる世界」(2015)や、写真にアルゴリズムを施し画像を歪ませた「崩れゆく世界」(2016)、日本の葬祭場から日本人の死生観を考察した「祈りの空間」(2017)、光と影をテーマにした「BLANC/BLACK」(2019)などを発表。主な展覧会に、Pola Museum Annex 銀座「NOWHERE」(2018)、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭「種覚ゆ」(2021)など。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」ポートフォリオ・レビュー 最優秀 ハッセルブラッド賞(2016)受賞。「パリ国際現代写真アートフェア/FOTOFEVER」(2017)に招待作家として参加し、2019年Eberhard Awardsにノミネート。「DESIGNART 2019」ではBIG EMOTIONS AWARDSを受賞。<主な受賞歴>2019年 「パリ国際現代写真アートフェア/FOTOFEVER」Eberhard Awardsノミネート2019年 「DESIGNART 2019」BIG EMOTIONS AWARDS受賞2019年 「写真の町 東川賞」新人賞ノミネート2017年 「パリ国際現代写真アートフェア/FOTOFEVER」招待作家2016年 「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」ポートフォリオ・レビュー 最優秀 ハッセルブラッド賞<パブリックコレクション>金沢21世紀美術館、The Reign Hotel KyotoArtist HP: IG : FB : ■開催概要企画展名: 視/覚の偏/遍在(英題:Visual/Cognition/Polarity/Universality)出展作家: 八木夕菜(Yuna Yagi)会期 : 2022年4月29日(金・祝)~5月28日(土)*日・月 休み(GW期間中の祝日は開廊)会場 : √K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)Address: 東京都新宿区南町6Tel : 03-6280-8808Email : info@root-k.jp URL : 企画展HP: 入場料 : 無料主催 : √K Contemporary協力 : FLAT LABO■新型コロナウイルス感染症対策について新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、開催内容が変更となる可能性がございます。何卒ご了承ください。ご来場の際は、マスク着用及び検温、手指のアルコール消毒に御協力ください。■√K Contemporaryについて√K Contemporaryは、次世代を担う優れたアーティストを広く紹介していく場として、2020年3月神楽坂にオープンしました。長年にわたり、古美術を通して日本美術の継承と発展に尽力してきた加島美術が手掛けるこのギャラリーには、時空や国境を越えて芸術の本質に触れる場を作りたい、という想いが込められています。公式HP: TW : FB : IG : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月13日コフレドール(COFFRET D’OR)の2022年夏ベースメイクが、2022年4月23日(土)より発売される。“滝汗プルーフファンデ”が、22年夏も再登場2022年夏ベースメイクの目玉は、2021年に初登場した「カバーステイWPファンデーションUV」の復刻。夏の酷暑でもカバー効果が持続し、滝汗をかいても崩れにくいことから、“滝汗プルーフファンデ”の愛称で人気を集めたアイテムだ。また他にも沢山のこだわりが詰め込まれており、バームタイプにも関わらず、べたつき感のない“さらさら”な仕上がりを叶えてくれるのも嬉しいポイント。これひとつで毛穴や色ムラをカバーして、軽やかな肌に仕上げてくれるため、夏メイクをストレスフリーで楽しむことができる。なおパッケージは、優しいパステルカラーをベースにした2022verデザインで登場する。“ひんやり”冷感プライマー毎年コフレドールで人気を集める限定ベースメイクも再登場。とくに暑い夏におすすめしたいのは、つけた瞬間-6℃の“ひんやり”冷感に仕上げた化粧下地「コフレドールアイスプライマーn」だ。心地良い感触と共に、化粧のりをよくしてくれるプライマーは、ファンデーションの上に重ねて密着度UPを叶えてくれるのも魅力的。テカリを抑えたフォギーな仕上がりで、酷暑に負けない美しい肌を演出してくれる。人気多機能ファンデーションもそのほかコフレドールからは、毎年人気を集める多機能ファンデーション「コフレドールクリアWPリクイドUVn」がラインナップ。汗・水に強く、化粧下地なしでもキレイな仕上がりが続くだけでなく、ブルーニュアンスパールの配合で涼やかなツヤ肌を演出してくれるのが特徴だ。カラーは肌トーンに合わせて選べる全3色を用意する。【詳細】【数量限定】・コフレドールカバーステイWPファンデーションUV SPF33・PA+++ 11g 全3色・コフレドールアイスプライマーn 25g スポンジ付き・コフレドールクリアWPリクイドUVn SPF50・PA++++ 18mL 全3色発売日:2022年4月23日(土)【問い合わせ先】カネボウ化粧品TEL:0120-518-520(フリーダイヤル)
2022年04月09日フットボールアワーの後藤輝基が、カバーアルバム『マカロワ』を5月11日にリリースすることが決定した。2020年10月にリリースされた藤井隆主宰音楽レーベル・SLENDERIE RECORDのオムニバスアルバム『SLENDERIE ideal』に収録されたカバー楽曲「悲しみSWING」で、これまでに無いシンガーとしての魅力を見せた後藤。これに続き藤井の全面プロデュースとなる今作は、藤井がセレクトしたシティーポップや昭和・平成アイドル楽曲を後藤が見事な表現力で歌い上げたアルバムとなっている。アレンジは澤部渡(スカート)、奥田健介(NONA REEVES、ZEUS)、KASHIFが担当した。また、カバーアルバムの発売を記念したインストアイベントが、5月15日に大阪・タワーレコードNU茶屋町店、5月29日に東京・タワーレコード渋谷店 B1 CUTUP STUDIOで行われることが発表された。<リリース情報>後藤輝基 カバーアルバム『マカロワ』2022年5月11日(水) リリース価格:2,200円(税込)後藤輝基『マカロワ』ジャケット(撮影:永瀬沙世 (C)SLENDERIE RECORD)【収録内容】1. Cat-Walk Dancing(Wink)作詞:松本隆 作曲:羽場仁志 編曲:KASHIF2. Carnival(宝生舞)作詞:田辺智沙 作曲:渡辺善太郎 編曲:澤部渡(スカート)3. ハートのIgnition(福永恵規)作詞:秋元康 作曲:伊藤銀次 編曲:奥田健介(NONA REEVES,ZEUS)4. 悲しみSWING(本田美奈子.)作詞:小林和子 作曲:西木栄二 編曲:澤部渡(スカート)5. リズムとルール(篠原涼子)作詞:鈴木祥子 作曲:L・SOUL 編曲:奥田健介(NONA REEVES, ZEUS)6. こぬか雨(伊藤銀次)作詞・作曲:伊藤銀次 編曲:KASHIF【CD購入者限定特典】・タワーレコード:藤井隆仮歌集(CD)・Amazon.co.jp:メガジャケット・応援店:ステッカー※特典はなくなり次第終了となります。※応援店対象店舗は後日発表いたします。【発売記念インストアイベント】・5月15日(日) 大阪・タワーレコードNU茶屋町店・5月29日(日) 東京・タワーレコード渋谷店 B1 CUTUP STUDIO詳細はこちら:
2022年03月16日俳優の古川雄輝が、舞台『室温~夜の音楽~』の主演を務めることが28日、明らかになった。同作はケラリーノ・サンドロヴィッチが2001年に作・演出を手がけ第五回鶴屋南北戯曲賞を受賞した作品を河原雅彦が演出し新たに上演する。田舎でふたり暮らしをしているホラー作家・海老沢十三(堀部圭亮)と娘・キオリ(平野綾)だが、12年前、拉致・監禁の末、集団暴行を受け殺害されたキオリの双子の妹・サオリの命日の日に、様々な人々が海老沢家に集まってくる。巡回中の近所の警察官・下平(坪倉由幸)、海老沢の熱心なファンだという女・赤井(長井短)に加えタクシー運転手・木村(浜野謙太)が腹痛を訴えて転がり込み、さらに加害者の少年のひとり、間宮(古川雄輝)が焼香をしたいと訪ねてくる。それぞれの奇妙な関係は物語が進むに連れ、死者と生者、虚構と現実、善と悪との境が曖昧になっていき、やがて過去の真相が浮かびあがってくる。演出を手掛ける河原は、2021年に『カメレオンズ・リップ』で初めてケラ作品を手掛け、ケラからの厚い信頼を受ける。この戯曲にほれ込み上演を熱望したことで、記録にも記憶にも残る傑作戯曲が誕生から21年ぶりに復活することとなった。作品のタイトルにもある通り本作のカギとなる音楽は、“新しい時代のディープファンクバンド”在日ファンクが手掛け、全公演に出演。生演奏による物語と音楽のセッションも注目となっている。古川は3年ぶりの舞台主演で、ケラ作品、河原演出と初顔合わせでホラー・コメディという異色なジャンルの作品に挑む。共演には平野綾、坪倉由幸、浜野謙太、長井短、堀部圭亮と実力派俳優が結集した。東京公演は世田谷パブリックシアターにて6月25日〜7月10日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて7月22日〜24日。○河原雅彦 コメント音楽が好きだ。小さな頃からずーっと。でも、自分が就いた職業はミュージシャンでもなければDJでもない。気がつけば舞台演出家になっちまった。なのでね。せめて音楽との繋がりを求めて、がっつりミュージシャンとコラボ出来る作品を、「ええのはねぇがー、ええのはねぇがー」と、ナマハゲさながら血眼で常々探している次第。筋肉少女帯、O.L.H.(ex面影ラッキーホール)、レキシ、昨年は東京事変の伊澤さんや亀田さん、そして今年の『ロッキー・ホラー・ショー』。個人的にいずれも大変充実した作品になった。『室温〜夜の音楽〜』を在日ファンクでやる。初演のバンドはたまだった。たまと在日ファンク・・・ギャップ半端ないでしょ?でも僕の見立ては当たるんです。これはね、きっとはまる。KERAさん特有のヒリヒリぞわぞわした名作を、一癖も二癖もある素敵俳優陣とディープに混ぜ合わせ、2022年僕なりに蘇らせます。演劇好き音楽好きの皆々様、お楽しみに。○在日ファンク 浜野謙太 コメント在日ファンクで舞台の生演奏をとオファーをいただいたのはチャンスだと思いました。ブラスセクションのある大所帯バンドって、きっとたいそうフェスを盛り上げてくれるんだろうくらいのイメージで見られがちなんですが、今回は長編の物語であるわけで色んな場面で演奏しなくてはいけない。物語を彩るわけですが同時に色んな感情やシーンの表現が僕らの音楽にも返ってくる。在日ファンクの楽曲はこんなに多面的に立体的に楽しめるんだというのがお客さんも僕らも発見できると思うんです。在日ファンクのホラーな部分(あるんです、あるつもりなんです)に気づいてもらえると思います。バンドも1演者として頑張ります。きっと濃い濃い作品になると思うので是非見に来てください!○古川雄輝 コメント久しぶりの舞台に出られるということで大変嬉しく思います。ゾッとするホラー的な要素が詰まった緊張感のある物語なのですが、シリアスなシーンなのに思わずクスっと笑ってしまうようなコメディの要素も混ざっていて、ホラーとコメディが融合した、とてもおもしろい台本だと思いました。僕の役は、ある罪を犯した青年の役です。犯罪者の役を演じた経験は、今までそれほど多くないので、そういう姿もぜひ劇場に観に来ていただければと思います。○平野綾 コメントケラさんの生み出す世界観、ケラ・ワールドにいつか携わってみたいと思っていたので、出演が決まって本当に嬉しかったです。私自身、ストレートプレイが久しぶりなので、今から本当に楽しみです。私は、12年前に双子の妹を殺された姉の役で、底知れぬ感じがある女性じゃないかなと思います。一度はまってしまうとかなり中毒性のある、危険で抜け出せないこの作品。時期的に、ちょうど湿度が上がり暑くなってくるタイミングでの上演だと思うので、ちょっとひんやりしつつ、じめっとしつつ、絶妙な空気感の中、いろんなところに散りばめられたケラさんのトリックを楽しんでいただけたらなと思います。○堀部圭亮 コメント僕自身、ケラさんの作品への参加を切望していましたので、やっと念願が叶い、しかも演出は河原さん。本当に楽しみにしています。僕の役は「何かあるぞ…」っていう作家です。物語の冒頭から「何かある感」満載です。舞台作品は、演じている役者と観客が同じ空間にいることで、音や気配、匂いや空気を一緒に感じてもらえるというのが、すごく魅力だと思います。この作品は「思わず笑っちゃったけど、なーんかヒドい事になってない?…不快だなぁ…後味悪いなぁ…けど不思議と心地好い…あっ! ホラーコメディって、そういうことか!?」そんな感じです。ぜひ劇場に〝不快に〟なりにきてください。
2022年02月28日2022年5月、浜中文一と桜井日奈子のW主演にて上演する「富美男と夕莉子」のメインビジュアルが完成!さらに、全キャストの他、公演詳細の発表された。本作は、舞台「刀剣乱舞」、「鬼滅の刃」など、大ヒット作品の舞台化を手がけ、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛け、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原作に、舞台を中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させた作品である。今回公開されたメインビジュアルでは、W主演の浜中文一と桜井日奈子が、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせるポーズにも関わらず、活気あふれる大阪の街の賑やかさがなんとも物語の世界観を表現している。さらに公式サイトでは、浜中文一、桜井日奈子の他、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージら魅力的なキャストの個別ビジュアルも解禁!公演の詳細情報も更新されているので、ぜひ公式サイト( )をチェックして欲しい。【あらすじ】時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために。【公演概要】タイトル:浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」原案:ウィリアム・シェイクスピア脚本・演出:末満健一出演:浜中文一桜井日奈子松島庄汰近藤頌利板倉チヒロ幸田尚子緒方晋高木稟橘二葉古野陽太吉本考志石畑達哉池之上頼嗣兵頭祐香明星真由美オクイシュージ<東京公演>日程:2022年5月4日(水・祝)〜17日(火)会場:紀伊國屋ホール<大阪公演>日程:2022年5月29日(日)〜30日(月)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演問い合わせ:メディアミックス・ジャパン (平日11時〜17時)チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)チケット一般発売日:4月2日(土)公式サイト: 公式Twitter:@tomiyuri2022 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日浜中文一と桜井日奈子のW主演で贈る舞台、浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」の上演が決定した。時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために――。本作は、「刀剣乱舞」「鬼滅の刃」の舞台化を手掛けた人気劇作家・演出家の末満健一が、脚本・演出を担当する舞台。有名な悲恋劇「ロミオとジュリエット」の舞台を、中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させる。浜中さんが紋田富美男役、桜井さんが九羽平夕莉子役で出演するほか、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージらが参加する。浜中さんは「一体どういう作品になるかわかりませんが、でも、きっと面白いと思います。それくらい、色んな妄想をしながらこの作品が始まるのをお待ちください」とメッセージを寄せる。桜井さんは「大阪弁でのお芝居ですが、私以外のキャストの皆さんはほぼネイティブだとお聞きしているので、猛特訓しなければと少し焦っています」と心境を明かし、「どんな形でも、究極のラブストーリーであるということは変わらないので、そこを大切に夕莉子を演じられたらいいなと思っています。ぜひ観にいらしてください、頑張ります」と意気込んでいる。浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」は5月4日(水・祝)~17日(火)紀伊國屋ホールにて、5月29日(日)~30日(月)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。(cinemacafe.net)
2022年01月13日ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』の公開ゲネプロが12日に東京・よみうり大手町ホールにて行われ、太田基裕、牧島輝が登場した。同作は音楽・作詞:ニール・バートラム、脚本:ブライアン・ヒルによって、2009年にブロードウェイで初演され、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされた(ミュージカル作品賞、作曲賞、 作詞賞、脚本賞)ミュージカル。故郷を同じくする2人の男、トーマス(平方元基/牧島輝)とアルヴィン(田代万里生/太田基裕)の友情の物語を描く。人気短編小説家のトーマスは幼なじみのアルヴィンの突然の死に際し、弔辞を読むために故郷へ帰ってくる。しかし言葉が思い浮かばないトーマスの前に死んだはずのアルヴィンが現れ、トーマスの心の奥深くにあるたくさんの物語を紐解くうちに、2人の間に存在したはずの数々の結びつきが明らかになっていく。2019年に迎えた日本初演では、田代と平方が2役を交互に演じる相互上演が話題に。今回は田代&平方ペアに加え、亡くなった幼馴染アルヴィンを太田、小説家トーマスを牧島が演じ、新たな風を吹かせる。公演は東京・よみうり大手町ホールにて12月13日〜25日。○太田基裕 コメントアルヴィンを演じます太田基裕です。2人で紡ぐミュージカル、非常に繊細な道のりだと感じています。僕自身を通したアルヴィンがお客様の心に少しでも届きますよう、トーマス役の牧島さんと積み重ねていきたいと思います。2021年を締め括る美しい作品になりますように。千穐楽までよろしくお願いいたします。○牧島輝 コメントきっとこの作品を観た後、自分が生きてきた中の何気ない時間やくだらないのになんだか楽しかった記憶がとても尊くてかけがえのないものだったのだと感じると思います。僕はそうでした! 笑皆さんが辛い時、ふとこの作品を思い出したら温かい気持ちになったり、そっと寄り添ってくれるようなそんな作品だと思っています。限られた公演数、みなさんとの限られた時間の中で、一つ一つ色んなことを確かめながら、共感しながら素敵な時間を過ごせますように!○演出:高橋正徳(文学座) コメント両チーム共に稽古場で積み重ねてきたものが、劇場という空間で花開くのを感じました。田代さん、平方さんチームは再演にあたり解釈を掘り下げ、役を研ぎ澄ましていく事で、この作品により深みを与えてくれました。太田さん、牧島さんチームはこの作品に新たな光を当て、稽古場までとは違ったトーマスとアルヴィンの関係を発見することが出来ました。同曲でありがなら、それぞれのチームの色彩がはっきりとしたものになったと思います。ミュージカル『ストーリ・オブ・マイ・ライフ』が演出の手を離れ、お客様の元に届き、また成長していくのか、楽しみです。
2021年12月12日俳優の滝藤賢一と小松利昌が、15日より全国5地区(関東・関西・名古屋・北海道・福岡)で放送されるナカムラのテレビスタンド「WALL」の新CM「登場」編、「スッキリ」編、「インテリア」編に出演する。今回のCM商材は、主役ともいうべきテレビを支える名脇役「テレビスタンド」。同様に「名脇役」として活躍している2人が初起用された。テレビスタンドを得意げに自慢する滝藤と商品に段々と魅了されていく小松の様子を本気の演技で伝えるCMとなっており、演技派俳優ならではの絶妙な間や繊細な演技には、監督が「上質な芝居のストリーミングを見ていた」と絶賛。滝藤自身も「100点」と評価した2人の演技に注目だ。オファーを受けたときのことを「テレビスタンドのCM? って思って、見たことないなと思ったんですよね。テレビのCMはいっぱいあるけど、テレビスタンドに注目ってあまりされていなかったなと。その先駆者、第一人者となれてとても嬉しかったですし、まさか自分にこんな素敵なインテリアのCMをやらせていただけると思っていなかったのでとても幸せ、ありがたいなと思っておりました」と振り返る滝藤は、撮影で商品をまじまじと見て「最高の脇役というか、まるで僕のようです」とシンパシーを感じた様子。CMでの相手の心を読むシーンにちなみ、相手の心や空気を読んで行動したエピソードはあるかという質問には「それは常にやっています。特に奥さまに対しては。大変なので、子ども4人育てて。なので大変そうだなと思ったときはささっと自分から行動して、洗濯物をするとか、食器を洗うとか、お掃除するとか。子どもに対してもそうですね。こんな大変な時期で家で宿題ばかり出されて、一生懸命勉強しているけど、ストレスもすごく溜まると思うので、集中できてないなと思ったら、散歩いこうと言って連れ出したりしますね。いいパパでしょ」とパパエピソードを披露した。また、テレビスタンドの活用で部屋のスペースが空いたら家族としてみたいことについて「うちはトランプが好きなので、神経衰弱とか七並べとかも出来ますし、奥さんとヨガとかもやるんで」と家族団らんのエピソードを明かした。
2021年11月11日滝藤賢一の「毎日の私服姿」を173日間218ポーズ、リアルに撮り下ろした「服と賢一 滝藤賢一の『私服』着こなし218」が発売されることになった。俳優・滝藤賢一といえば、頼りない父親から真面目な銀行マン、果ては武闘派ヤクザに凶悪科学者まで、変貌自在の演技力と存在感で人気。そんな滝藤さんはひとたび役を離れれば、芸能界イチの“オシャレ俳優”だった!小学生の頃から映画俳優のコーディネートを真似してきたという、筋金入りのファッション遍歴で、スタイリストいらずのお仕事も多くあるとか。着こなしファッションスナップの中には、お気に入りの古着屋、アクセサリーブランド、植物店などが登場、ご家族と過ごすお茶目なパパの顔も。結婚10周年で作られた指輪や、娘さんの入学式にビシッと決めたスーツ姿まで、数えきれないほどの私服コレクションの中から、おすすめの色遣いやコーディネート、おしゃれになるためのワンポイント等々「服選び&着こなし」を紹介。編集者曰く「やっぱり、オシャレすぎました」とのこと。ファッション大好きな方はもちろん、「結局、無難な服になってしまう......」とファッションに迷いを感じている方、「滝藤さんの洋服が見てみたい!」という方も楽しめる、俳優・滝藤賢一のプライベート感満載の豪華初ファッションブック。滝藤さんはSNS上で公式アカウントを持っていないため、これほどのプライベートと私服を公開するのは本当に貴重な機会となっている。滝藤賢一 着こなし10か条●何よりも「サイズ感」ノーブランドだってサイズ感さえ合っていればカッコいい。●ショップスタッフのゴリ押しは買うべしショップスタッフさんの意見は大事に。「絶対着ねぇなコレ ......」と思っていても100%ヘビロテしていますから。●ギリギリを狙うカッコ良いんだかダサいんだか、よく分からん所にいることが面白い。誰がしてもカッコ良いことは誰かにやってもらう。●レオパードはめちゃくちゃ合わせやすいレオパードは何にでも合う。ポイントで使っても良し! メインで使っても良し! ブラウンだと思えば良し!●紫はネイビー紫はネイビーです。一見、使いにくそうな紫もネイビーだと思えば万能です。●柄オン柄柄に柄を合わせることを恐れない。●結局、ジャージは無敵ジャケットにジャージ。ジャージにスラックス。ジャージに革靴。ジャージにジャージ。無敵アイテムジャージ。●ポケットには何も入れない財布、携帯はカバンに入れる。特にパンツの形が崩れるの嫌だ。面倒くさくてもカバンは持つ。ダンディはやせ我慢だ。●アクセサリーに意味を持たせる子どものイニシャルの入った指輪。子どもの生まれ年に製造された腕時計。●服はガシガシ洗う洗濯できない服なんてあるのか? 形が崩れたっていいじゃない。余計愛着が湧くわ。「服と賢一 滝藤賢一の『私服』着こなし218」は9月24日(金)より発売。定価:1,870円(税込)発売元:主婦と生活社(text:cinemacafe.net)
2021年08月17日日本から阿部寛が出演、第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に1組のカップルの切ない恋が描かれる『夕霧花園』。公開初日に、ユーロスペースにてオンラインで舞台挨拶が行われた。まず、初日を迎えたことに阿部さんは「3年前にマレーシアで撮影しました。暑い中、9ヶ国のキャストとスタッフが集まって集中して作りました。いよいよ日本で公開されるということでうれしく思っています」と喜びをコメント。主演のリー・シンジエは、「(日本語で)はじめまして、こんにちは。(阿部に対して)こんにちは阿部さん、お元気ですか。観客の皆さん映画を観に来て頂いてありがとうございました」と挨拶。トム・リン監督は「この作品がどういうメッセージを伝えようとしているのかご覧なればわかると思います。とにかくポジティブでプラスのエネルギーを皆さんにお伝えしたいと思います」と語った。それぞれの印象について話が振られると、阿部さんは「トム・リン監督は人間を深く描いていて優しさに満ち溢れている作品を撮られて、本作も形は違って戦争の話ですけども。シンジエさんは、現場で緊張すると思ってご本人の作品は見ないでいました。現場では気を使っていただいてさし入れもたくさんもらいました。監督も集中力と特別なこだわりを持って撮影に挑んでいる姿が印象に残っています」と語る。「お二人と会ってほんとうにラッキーで、すごく期待していました」というのはシンジエ。「日本の俳優さんとお仕事をしたこともなかったですし、ほんとうに貴重な機会をいただきました。みんなで同じ方向を向いて、まるで事前の了解があったかのようでした」と語った。最後に阿部さんは、「この映画を観てどう感じましたでしょうか?」と観客に呼びかけつつ、「ほんとうに戦争は悲しいものだなと実感しました。戦争自体がむなしいものであってどちらかが加害、被害というのはないのが戦争なんだと思います。いま様々な形で社会が分断されている状況ですが、この映画を観て深く何かしら深く考えていただければと思います」と思いを込めていた。『夕霧花園』は渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夕霧花園 2021年7月24日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開ⓒ2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2021年07月26日朗読劇 恋を読むin クリエ『逃げるは恥だが役に立つ』の合同取材会がこのほど行われ、立石俊樹、牧島輝が登場した。同作は海野つなみによる同名人気コミックの朗読劇。原作は2015年に第39回講談社漫画賞8少女部門)を受賞し、翌年連続テレビドラマ化もされ大ヒットとなった。ラブストーリーの朗読劇シリーズ「恋を読む」第2弾として2019年に舞台化され、同シリーズ第4弾として再演となる。院卒だけど内定ゼロ、派遣切りで無職になってしまった森山みくりが、恋愛経験ナシの独身サラリーマン・津崎平匡の家事代行として働き始めることから、契約結婚をすることになる……というストーリーの同作。平匡役には細谷佳正、太田基裕、戸塚祥太(A.B.C-Z)、立石俊樹、荒木宏文、みくり役には仙名彩世、桜井玲香、大原櫻子、花乃まりあ、城妃美伶、内田真礼が決定した。さらに平匡の同僚・風見涼太役に梅津瑞樹、立花裕大、有澤樟太郎、梅原裕一郎、水田航生、牧島輝、矢田悠祐、みくりの伯母・土屋百合役に壮一帆、シルビア・グラブ、友近、春野寿美礼、朴ロ美(※ロは王偏に路)が集い、8月11日~8月18日まで東京・日比谷シアタークリエにて様々な組み合わせで公演が行われる。○互いの印象に変化は?今回は、8月16日の公演(14:00~/18:30~)で平匡を演じる立石と、風見を演じる牧島が取材に登場した。すでに共演経験もある2人は共に稽古に挑んでおり、牧島は「トシくん(立石)の稽古をしている姿を見てたんですけど、『ドキドキさせてくれるんじゃねーの!?』という感じで、新しい一面にドキドキしちゃったりして、ラブコメは素敵だなって体感できた」と、ラブコメにも目覚めた様子。立石も牧島について「本人(牧島)にも伝えたんですけど、『風見、めっちゃいいじゃん!』って、シンプルに感情移入しちゃいました。恋愛もので共演するのは初めてなので、牧ちゃんの新しい一面、新しい表現方法に、胸を打たれました。初回で感動しました」と互いに讃え合う。「牧ちゃんとは2作品で一緒だったんですけど、どちらもタイプが違った。今までは強い役だったりど根性タイプだったり、逆に器用だけど少し気持ち悪さを感じるくらいの愛を表現する役だったり振り幅がけっこうあって、しかもそれを繊細に突き詰めて毎公演新鮮に表現できてるところがすごい魅力」と説明する。逆に牧島は「いいところはたくさんあるんですけど、1ついつも思うのは、すごく純粋な方なので、それが作品に対していい影響が出る。舞台の上だけじゃなく、楽屋にいる時とか、プライベートな部分でトシくんの純粋さ、天然さに助けられていて、すごく尊敬できるいいところだなと思っております」と、よく知っている仲だからこその視点で語った。初対面の時は「役同士で会話する機会がなかった」というが、「当時からガッツがあるし、負けず嫌いな面もあるし、役がどういう気持ちなのかとかしっかり演出の意図を汲み取っていた。僕はまだ、お芝居が駆け出しだったので、初対面からすごいなと思ってた」(立石)、「顔も綺麗でカッコいいし、背も高くて歌もうまいし、すごいなあと思ってたんですけど、距離が近くなるにつれ、とっても天然で愛らしいギャップがある方だと気付きました」(牧島)と互いの印象を表す。そこからの成長について聞かれると、牧島は「トシくんは、コミュニケーションが上手になったな。ごめんなさい、偉そうなこと言って!」と明かし、立石は「その通りですね」と爆笑。牧島は「もともとスキルがある方だと思いますけど、たくさん現場を通して、人との付き合い方が上達しているというというか、スキルが上がっているなと思います」と評価し、立石は「面白いなあ」と笑い続ける。「トシくんは面白い方なんですけど、昔は隠してて、それを出せるようになってきてるのかな。どの現場でも愛されてるだろうなというのが、伝わってきます」という牧島の言葉に、立石は「嬉しいですね。舞台を通して人見知りがなくなったのは、大きいです」と喜び、逆に牧島について「いい意味で最初から変わらない。日々成長しているのはわかるけど、僕からしたらもう最初から色々やれていると思ってたので、ずっとその感じ」と語った。そんな立石の天然エピソードについて、牧島は「今日1つあった。彼はこれから名古屋に行かなきゃいけないんです。でも移動日は、明日なんですよ。だけど今日、大きいキャリー持ってきてました。 荷物パンパンに詰めて、大きいキャリー引きずって来てました」と暴露。立石は「もうシンプルに、今日この後、移動するものだと思って来ました」と苦笑していた。○作品に感じた魅力は?今回は朗読劇となるが、立石は「(演出の)三浦(直之)さんの構成の付け方や演出方法に触れて、とてもわかりやすかった。牧ちゃんのお芝居を客観的に見た時にもすごく心にくるものがあった」と稽古を振り返る。牧島も「ハグをするシーンも、直接ハグするわけじゃなくて、台本を一緒に持ってページをめくるのがとっても素敵だなと思って。実際にハグするのもいいと思うんですけど、よりドキドキする感じ。実際、春野さんと一緒にベージをめくった時、恋、しましたね」とニヤリ。「座って読むだけの朗読劇ではなくて、シーンによっては動いたり走ったり、臨場感がある作りになっているので、お客さんも一緒に見ていて楽しめるんじゃないかな」と期待する。立石も「"ムズキュン"というテーマにぴったりの演出方法だね。じれったさがあるのが魅力」と同意する。一方で、同作には個性豊かなキャラが様々な視点を持っているという魅力もあり、牧島は「色んな解釈をする人たちがいて『こうあるべきだ』というものがないのが楽しい。『女の人だから家事しなきゃいけない』みたいな決めつけで進んでいかないし、理解がある男性たちにも、それを言っている女性陣にも好感が持てた。互いが互いを理解するために自分の意見を言い合うところが、気持ち良い」と、感想を述べる。「朗読では4人しか登場しないけど、漫画ではキャラの濃い人たちがもっといて、色々な愛の形がある。みんな自分の一本通った道があって、色んな人がいて面白い。色んな解釈があるのはすごく現代的で、魅力だなと思いました」と表した。立石も「"契約結婚"というところだけでも身近にはいないし、個性豊かな人たちが出てきて、『まだまだ世界は広いな』と思いました」と、しみじみ。「自分が体験してることってまだまだちっぽけなことなんだな、ほんの一つに過ぎないんだな、と。『逃げ恥』のおかげで視野が広がったので、そういうことを考えに入れて生活できるんじゃないかな」と新たな世界が広がったことを示した。写真提供:東宝演劇部
2021年07月21日少年忍者・ジャニーズJr.の川崎皇輝が舞台初主演を務める『ロミオとロザライン』が7月9日に開幕。これに先立ち、前日にゲネプロが行われた。作・演出を手がける鴻上尚史が、シェイクスピアの恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』に登場するロザラインに着目したことから端を発した本作。ロザラインはジュリエットと出会う前にロミオが熱を上げていた女性で、ロミオは彼女の気を引くためにジュリエットを好きなフリをする。演技だった想いが本気の恋に変わった時、残されたロザラインはどう感じるのか。これを起点に、三者の関係や『ロミジュリ』の物語が変容していく様子が描かれる。劇中では、プロデュース公演『ロミオとジュリエット』の稽古場を舞台にストーリーが展開する。川崎が演じるのは、映像で俳優のキャリアを積み、舞台初進出にしてタイトルロールのロミオを務める北山修一。その演出家として北山に指名されたのが、吉倉あおい演じる松谷亜希子だ。ジュリエット役には、アイドル出身で俳優に転身を図りたい一心の蓮見なな(飯窪春菜)がキャスティング。松谷に想いを寄せる北山の視線を「ジュリエットとして奪いたい」と感じた蓮見が動いたことで、物語は加速し始める──。北山は「ロザラインも敵対するキャピュレット家なのに、ロミオはなぜジュリエットに向き合う時のように苦悩しないのか」「愛しているならロザラインを知りたいと感じるはずなのに、どうして?」と戯曲に対する疑問をまっすぐ松谷にぶつける。挙げ句「納得しないと演じられない」と言って稽古場を出てしまう青々とした“若さ”を、川崎はナチュラルに造形した。「ジュリエットとして、俳優として突き抜けたい」という蓮見の熱意に惹かれた北山は、松谷との時間より蓮見を優先させるようになっていく。そのためらいのなさや直情的に蓮見と向き合う様子は思慮に欠けるものの、これもまた“若さ”ゆえのひたむきさや誠実さとも受け取れる。川崎は、レトリックに満ちたシェイクスピアの難解なセリフにしっかりと想いを乗せ、劇中劇のロミオ、そして自身と境遇の重なる北山に扮していた。演出家の松谷は、就寝時に見る夢の中でロザラインとして登場する。ジュリエットと出会って瞬間的に恋に落ちたロミオを陰から覗き、「会ったばかりなのに2回もキス!?」「チャラ男!」「尻軽カップル」とツッコミを入れる姿は観客の笑いを誘うが、次第にロミジュリふたりの関係が気になりだし、嫉妬に近い感情が芽生え、やがて夢がリアルな世界を侵食し始める。吉倉はその揺れ動くロザライン像を堅実に立ち上げ、劇世界に貢献していた。アイドル出身の蓮見は、2018年までモーニング娘。に所属していた飯窪の実世界における境遇に近い。インタビューで作・演出の鴻上が「本気で女優になりたいというガッツを感じる」と評していた通り、舞台上の蓮見ジュリエットはエネルギーに満ちており、北山ロミオとの恋愛に邁進していく。「彼女が熱い分だけ、ふたりに訪れる悲劇が際立つ」という鴻上の言葉を体現するラストに注目だ。キャストは他に一色洋平、二宮陽二郎、ザンヨウコ、渡辺芳博、大高洋夫も名を連ね、プロデュース公演『ロミジュリ』の登場人物やそこに集められた俳優に扮する。川崎・吉倉・飯窪、若い3人の脇を固めるいぶし銀の存在感も見届けて欲しい。取材・文:岡山朋代■川崎皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)コメントついに初日まで来た、という実感がしています。稽古の1カ月間を通じていろんな方に助けていただいて、支えていただいた成果を発揮したいです。僕が演じる北山は、しっかりしているというか、芯のある役なので、そのせいか共演者の方からも大人っぽくなったねって言われます。ロミオのシーンは、セリフも長くてシェイクスピアの独特の言い回しも多いですし、衣装も素敵で、なによりかっこいい役なので。僕もかっこいいロミオになれるように頑張りたいです。笑える部分や考えるところもある面白い内容になっているので、みなさんが楽しんで下さったら、僕らの芝居も変わってくるんじゃないかと思うんです。それが舞台なので、まずは楽しんで観ていただけたら嬉しいです。※川崎皇輝の崎の正式表記は「たつさき」『ロミオとロザライン』2021年7月9日(金)~7月25日(日)会場:東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほか、大阪公演ありチケット情報
2021年07月10日6月9日、テレビ朝日の斎藤ちはるアナウンサー(24)との熱愛が「FRIDAY」によって報じられたTBSの小林廣輝アナウンサー(27)。ところがその2日後、別の女性との“二股疑惑”が浮上。波紋が広がるなか、新たな女性問題が浮上した。6月25日配信の「FRIDAYデジタル」によると、12件もの情報提供が同誌に寄せられたという小林アナ。記事には女性4人の証言が掲載されており、そのうち3人がインスタグラムのダイレクトメッセージを通じて交際に発展したことを明かしている。彼女たちが小林アナの自宅を訪れると、大量の歯ブラシや化粧品などが置いてあり他にも女性がいる様子だったという。そのことを追及すると、小林アナは「妹のものだ」と主張。さらには「一度も避妊をしてくれたことがなくて」と証言する女性もおり、小林アナの“ゲスぶり”が報じられている。また女性問題が報じられた直後、小林アナは「君とは別れたつもりだった」や「フライデーがハッカー雇って君を狙うかもしれない。だからLINEの履歴を消してくれないか」など“火消し”に奔走していたとも伝えられている。報じられている分だけでも、“6股”していたことが表沙汰になった小林アナ。複数女性を巻き込んだ色恋沙汰の代償は、計り知れないようだ。「すでに斎藤アナとは破局したといいます。小林アナがニュースプレゼンターを務める情報番組『Nスタ』は、25日に出演を見合わせることが決まりました。27日放送の『アッコにおまかせ!』も、出演を取りやめる方向で調整しているようです。これまで著名人の不倫問題なども扱っていただけに、小林アナの降板は止むを得ないでしょう……」(テレビ局関係者)驚くべき小林アナの“素顔”に、ネット上では非難の声が相次いでいる。《小林廣輝アナこんなクズだったんだ何股もしてて避妊もしてないし嘘つきだし、自分のことしか考えないのね12件も証言出てくるってやばい》《手当り次第だな。いくらプライベートな事でも局の顔とも言うべきアナウンサーだからな…誠実さに欠く行動は局側も何らしかのペナルティーを出すしかないだろう。女性からも嫌われるだろうが自業自得》《二股ですら、は?ってなるのにそれ以上かもって出た時はホント引いたし、気持ち悪いってなった》《最低》18年10月1日放送の『ビビット』で、新人アナウンサーとして生放送デビューした小林アナ。世間から認知されるようになった一方で、取り返しのつかない過ちを犯してしまったようだ。
2021年06月26日日本の阿部寛が出演したことで話題のマレーシア発、幻想的でミステリアスなラブストーリー『夕霧花園』の予告編が解禁された。日本ではあまり語られることのない、第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に1組のカップルの切ない恋が紐解かれていく本作。物語は、亡き妹の夢である日本庭園造りに挑んだヒロイン・ユンリンと日本人庭師・中村有朋(アリトモ)が出会ったことで動き出す――。ヒロイン・ユンリンと阿部さん演じる中村の出会い、最初は反発するも惹かれあう2人の切なくも繊細なラブシーンが垣間見え、時を超えて有朋の謎に肉迫するいわくありげなカットや、さらに阿部さんが挑戦した英語セリフも確認でき、放送中の主演ドラマ「ドラゴン桜」とは違った暗い影のある顔も見どころ。また、タン・トゥアンエン著の原作の同名小説(原題:The Garden of Evening Mists)の国内発売も決定(7月中旬予定、彩流社より)。原作本の翻訳が発売されるのは国内初となる。ユンリン役は香港・台湾映画界をメインに活動し、アジアのスターが勢揃いした韓国映画『10人の泥棒たち』にも出演したマレーシア出身でリー・シンジエ。また、台湾を代表する女優であり、監督としての活躍も目覚ましいシルヴィア・チャンが80年代のユンリンを演じた。『夕霧花園』は7月24日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夕霧花園 2021年7月24日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開ⓒ2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2021年06月10日数多くの有名お笑いタレントを輩出している、吉本興業。公式のInstagramでは、タレントたちの若かりし頃の写真や、履歴書の証明写真などを公開しています。2021年5月2日、お笑いコンビ『フットボールアワー』のツッコミ担当、後藤輝基さんの若かりし頃の写真を公開し、多くの反響が寄せられました。27年前のフット後藤、現在の姿とのギャップが話題に鋭いツッコミと軽快なトークが持ち味で、テレビ番組のMCを務めるなど活躍中の後藤さん。今でこそツッコミのイメージが強いですが、後藤さんはかつて『エレキグラム』というコンビで、ボケを担当していたのだとか。ボケ担当だった、後藤さんの27年前の姿がこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】吉本興業(@yoshimoto.official)がシェアした投稿 尖ってる…!!履歴書の証明写真というこの写真には、キリッとした目つきと顔周りはシュッとしている、後藤さんの姿が。現在の柔らかい印象とは大きく違いますね。服装や髪型も相まって、まるでアイドルグループのメンバーにいそうです。一瞬、同一人物か迷ってしまうほどのギャップに、ネット上ではこのような反応がありました。・かっこいい…。普通にタイプです!・アイドルグループ『A.B.C-Z』の河合郁人くんみたい!・え、本当に同じ人!?尖っていた時期もかっこいいですね。27年前の姿で、かつボケ担当だったと思うと、ギャップに驚いてしまいますね。今も昔も、存在感のある後藤さん。これからもたくさんの笑いを届けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年05月03日ついに放送がスタートした「ドラゴン桜」で主演する阿部寛が海外作品に挑戦した、大阪アジアン映画祭のオープニングを飾ったマレーシアの歴史ラブストーリー『夕霧花園』(ゆうぎりかえん)の公開が決定した。1980年代、マレーシアで史上2人目の女性裁判官として活躍するユンリンは、キャリアアップのため連邦裁判所事を目指していた。かつて愛した中村が、とある財宝にまつわるスパイとして指弾されているのを知り、彼の潔白の証拠を探すことを決意する。ユンリンにとって忘れることのできない約30年前の記憶を手繰り寄せ、想いが交差していく――。本作は、ブッカー賞ノミネート、マンアジア文学賞と歴史小説のウォルタースコット賞を受賞したマレーシアの作家タン・トゥアンエンの小説「The Garden of Evening Mists」を、台湾恋愛映画の名手トム・リン監督が映画化。第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に、一組の男女の切ない恋が紐解かれていく本作。物語は、亡き妹の夢である日本庭園造りに挑んだヒロイン・ユンリンと、日本人庭師・中村が出会ったことで動き出す。キャメロンハイランドの美しい景色を舞台に、日本軍による占領という歪んだ主従関係にあったマレーシアと日本という国の因縁を超えて惹かれあう2人を、戦中の1940年代、戦後の1950年代、1980年代からなる3つの時間軸を通して描いていく。阿部さんが演じたのは、繊細で幻想的な役どころの日本人庭師・中村有朋。庭師であり多才な芸術家、そして終戦時、日本軍により埋められたとされる莫大な埋蔵金「山下財宝」にまつわる秘密を握るスパイ疑惑をかけられるキャラクターだ。「トム・リン監督より出演依頼がマレーシアのastro Shawという制作会社経由で事務所までメールで連絡を頂きました。話を進めるにつれ、監督の熱意が伝わってきました。まず脚本を読ませて頂き、そこから一年近く監督とのやり取りを経て本作品への出演を決めました」と出演の経緯を明かした阿部さんは、「有朋のキャラクターはミステリアスとも言えるかもしれませんが、武士道のような一種の美学が彼にはあり、それは日本人の僕としてとても共感できるもので、そういう意味ではとても親しみが持て、演じやすい人物でもありました」と役について語る。また「監督から聞いた言葉でもありますが、悪者と善人を単純に描くという良くある戦争映画ではありません。戦争で傷ついた心をもつ人物たちが愛を通して理解し、許し合うラブストーリーです。そこを皆様にはぜひ観て頂きたいです」とアピールしている。また、ユンリン役には、『The EYE 【アイ】 』『MISSING ミッシング』『10人の泥棒たち』など、香港・台湾映画界をメインに活動するリー・シンジエ。1980年代のユンリンを女優で監督のシルビア・チャン。ほかにも、ジュリアン・サンズ、映画監督のホー・ユーハンがカメオ出演している。今回の公開決定にトム・リン監督は「ようやく日本で公開される運びとなり、大変嬉しく思っています。過去3作品にわたって私の映画が日本で公開されてきましたが、今回が一番興奮し、また同時に緊張もしています」と思いを語っている。また公開決定と併せて、ユンリンと中村のそれぞれの意味ありげな目線が印象的なメインビジュアルと、劇中の様子を覗くことができる場面写真も一挙に公開された。『夕霧花園』は7月24日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:夕霧花園 2021年7月24日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開ⓒ2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月27日1月末、冷たい雨が降りしきる東京・青山でド派手なファションの男がカメラに向けてポーズを取っていた。いまや“名バイプレイヤー”としてドラマや映画に引っ張りだこの滝藤賢一(44)だ。2月7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では室町幕府最後の将軍・足利義昭という重要な役を演じ、その熱演が話題を呼んだ。「放送開始時には虫も殺さぬような僧侶として登場した滝藤さんでしたが、将軍になってからは回を重ねるごとに、外見や表情、にじみ出す雰囲気が刻々と変化していきました。終盤では眼球をキョロキョロしながら顔を歪ませる狂気を漂わせる演技で義昭の苦悩を全身で表現していました」(ドラマ関係者)下積み時代が長く演技に対しては誰よりもストイックだと評判の滝藤。そんな彼のもう一つの顔がファッションモデルだ。“俳優界一の服好き”とも呼ばれ、有名ファッション雑誌に度々登場。なんと誌面に登場する服のほとんどが本人の私物だという。「ヒョウ柄のパンツとサングラスという服装で、すごく目立っていました。冷たい雨の降るなかでも、まったく嫌がる素振りを見せずにポーズを取り続けている姿を見て、俳優さんとしてだけではなく、モデルさんとしてもプロなんだぁと思いました」(目撃した女性)ドラマでは堅実に脇を固めている滝藤だが、雨中の撮影では主役級のオーラを見せていたという。
2021年02月16日20年以上に渡ってスペインで指導者として現場に立ち、アトレティコ・マドリードやビジャレアルのアカデミーなどで活動してきた、佐伯夕利子さん。なかでも2014年にビジャレアルのアカデミーが実行した「育成改革」には、指導者人生を揺るがすほどの影響を受けたと言います。インタビュー第3回では、佐伯さん自身の変化について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革のおかげで、これまで選手をジャッジして来たことに気付いたと佐伯さんは語ります(写真はサッカー少年のイメージ)<<第2回:そのコーチングは「指導者が考える正解」では?ビジャレアルが将来を見据えて行った指導者改革■「これまで選手をジャッジし続けてきた」と気づいた――ビジャレアルの育成改革では指導風景を撮影し、映像をもとに指導者間でディスカッションしたとおっしゃっていましたが、佐伯さん自身フィードバックを受けて、どのような変化があったのでしょうか?まず、選手に対するアプローチの仕方が、ガラリと変わりました。なかでも強く感じたのが「私はこれまで、選手をジャッジし続けてきたんだ」ということです。たとえば、「この選手は良い選手」「この選手はそうでもない」というのもジャッジです。誰しも指導者にはお気に入りの選手がいて、どんな状態でもピッチにいてほしい。説明のつかない信頼感を寄せている選手がいます。その子に対するジャッジは、文句なしに「良い選手」です。でもいま振り返ると、それは思い込みだったのではないだろうかと。もしかすると、良い選手であるという先入観のもと、ラベリングをしていたのかもしれません。――ご自身の考えを、客観的に見られるようになったのですね。他に変わったのが、口から出る言葉です。人間は無意識のうちに、習慣化した言葉を使っています。指導中にも、頻繁に口をついて出ます。ビジャレアルの育成改革ではメソッド部門のメンタルコーチたちが、私の近くに影のように寄り添い、練習中にカメラを回し、メモをとりながら「佐伯コーチは練習中、何を言っているのか?」を記録しました。そして、私の口から出てくる言葉を全部「仕分け」してくれるんです。ポジティブな言葉とネガティブな言葉を分け、選手に対してポジティブなフィードバックが多かったのか、ネガティブなフィードバックが多かったのかに分けます。■言葉を可視化したことで、選手が自分の言葉をどう感じるかに気付けた――どんな言葉をかけているか、可視化されるわけですね。そうなんです。たとえば、90分の練習でA君に18回、B君に8回、C君に2回、声をかけたとします。「この数字を見て、佐伯コーチは何を感じますか?」と質問をされます。そこで私は「A君に18回も声をかけている。すごく執着しているな」とわかるわけです。次に、A君にかけたポジティブな言葉とネガティブな言葉を仕分けされた表を見せられます。すると、18回のうち15回がネガティブで、3回がポジティブなワードを使っていたことがわかりました。――A君に対して、ネガティブに執着していたわけですね。そこで私は自分の考えを正当化するんです。「でも、あの子には、これまで何度も注意しているんですよ。それなのに、状況を見ないでボールを受けてしまって、それから何をしようかを考えるから、ボールを奪われることが多くて。何度言っても改善されないんです」というように。指導者というのは自分を正当化させたら天下一品で、いくらでも言葉が出てきます。でも、はたして本当にそうなんだろうか? というところを、メソッド部のコーチが掘り下げてくれるんです。一つひとつ踏み込んで、「この言葉は、A君に対してどのように伝わってったと思う?」「このように言われたら、A君はどのように思ったと思う?」と、あえて指摘せず、質問を投げかけることで私自身にその答えを出させるのです。それを繰り返すことによって、「こんな言葉を使ってしまった」「こんな言い方をしてしまった」「A君は、いまどう思っただろう?」という意識が芽生えるようになりました。自分の指導を俯瞰できるようになったというと、おおげさに聞こえるかもしれませんが、いままでそんなことは思ったことがなかったので、一番の成長だと思います。――すごいアプローチですね。例えば同じシチュエーションで同じミスをした時に「また?」と指導者が言ったとします。その「また?」が、言われた選手に与えるインパクトは、どのようなものがあるだろうか?「また?」と言われた次のアクションで、結局あなたが望むプレーをA君はできた?と聞かれるわけです。同じミスをしたときに、指導者に「また?」と言われたら、次から身体が縮こまってしまい、より良いアクションは起こせないですよね。メソッド部門の人たちはそのような対話を通じて、私を変えてくれました。■スペインでは勘違い指導者の居場所がなくなりつつある――キャリアのある指導者を変えるのは、大変なことだと思います。変える方も、変わる方も。私だけでなく、スペイン国内の大多数の指導者は、多くの勘違いのもとに指導をしてきたのだと思います。幸運なことに、私はそれに気がつくことができました。さらに申し上げると、スペイン国内では指導者のプロファイルが変わってきていると感じています。これまではパフォーマンス系の指導者、例えば吠えるタイプの指導者やミスをした選手がいたら、ピッチサイドで地面にペットボトルを投げつけてみたり、審判に食ってかかったりするような指導者が多くいました。審判にプレッシャーをかけることイコール、チームへのプラスになるという変な信仰があったり。まだまだそのような指導者は少なくありませんが、流れが変わってきて、徐々にそういった指導者の居場所がなくなってきていると感じています。■知識があっても現代のやり方に合わない指導者は求められていない――そのような指導者はかつては「熱心な指導者」と言われていましたが、世の中が変わってきた中で、求められる指導者像も変化してきたのでしょうか?そう思います。先日、スペインの有名なスポーツダイレクターと話をしたのですが、同じことをおっしゃっていました。「○○監督はフットボールの知識があって、4-3-3について語らせたら、自分がいままで出会ってきた中でナンバーワンだ。だけどスポーツダイレクターの立場から考えると、彼を監督して招聘するのはありえない。なぜならもうそういう時代じゃないし、彼のやり方は求められていないんだよね」と言っていました。選手とのコミュニケーション方法やチームの作り方、自分の知識の伝え方など、時代とともに求められるやり方も変わってきているのだと思います。――オールドスタイルの指導者の居場所がなくなってきているのですね。はい。スペインで言うと、1980年代、90年代の指導スタイルから、進化していない人達の居場所がなくなってきているように感じます。そういう人達は、海外に居場所を求めています。なぜならばアフリカやアジアなどは、ヨーロッパと比べて人権への意識が低い地域もあるので、そのような指導がまだ認められるからです。もちろん、アフリカやアジアで仕事をしている指導者全員がそうだと言っているのではありません。そこは誤解なさらないようにしてほしいです。中には実力が認められて、海を渡った指導者もいます。でも、そうでない人がいるのも事実です。■過去にもてはやされた手法をなぞることがイケてると勘違いしていた――日本のスポーツ界にも、指導者のパワハラは根強く残っています。ハラスメント系の指導者というのが、一昔前はイケている指導者だった時期がありましたよね。「あの監督は情熱がある」といったように、色々な言葉で正当化されてきたんです。私もそう思っていた時期もありました。例えば、「メンバーリストは相手のチームよりも後に出せ」とか、色々なことを教えられました。でも時代は変わり、指導者がメンバーリストをいつ出すかに気を取られている間に、そのエネルギーを選手に向けて、選手のことを考える時間に当てたほうがよっぽど良いですよね。――そう思います。試合前というのは、選手が試合に向けてどのような気持ちでいるか。それに指導者は寄り添っていなければいけないはずなのに、つまらない信仰のようなものを、私達はたくさん作り上げてきてしまいました。それをなぞることが、イケている指導者だと勘違いし、そのような指導者をスペインのサッカー界は大量生産してしまったのです。しかし現在、先進的なクラブは、そのようなプロファイルの指導者は求めていません。ビジャレアルが2014年に改革しようとしたのは、まさにその部分で、それが遅かったのか、早かったのかはわかりませんが、私に多くの影響を与えてくれました。■ひどい指導者たちを批判するだけでは何も変わらない。指導環境改善のためにできること――過去の誤った振る舞いに気がついたとき、どのように感じたのでしょうか?私はメソッド部門のコーチに「いままでの自分はひどい指導者だったんだと、恥ずかしく思う」と言いました。すると、「いいんだよ。キミに非があるわけではないんだから。キミは、そのやり方しか知らなかっただけなんだ。それが正しいと思っていただけなんだ」と。さらに、こう言われました。「キミがやってきたことと、違ったアプローチがあることも知ってほしい。こういうやり方もあるんだと知ることで、指導者として豊かになれるはず。指導者をそのように育ててきた、スペインのスポーツ文化にも責任はある。人間は知っていることしか見えない。キミたちはひとつのやり方しか教わってきていないから、見えるものも見えなくなっているんだ。知ることによって、見えるものも変わるはずだから、『知る』を増やそう」と。――深い言葉ですね。日本のスポーツ界には未だにハラスメントがあり、子どものスポーツに対して、ひどい指導をしている人も多いと聞きます。でもそこで、「ここにひどい指導者がいる」「あそこにもいるぞ」と批判を繰り返すだけでは、何も変わりません。なぜならばそのような指導者達は、言い訳でなく、他のやり方を知らないんです。そして、いままではそのやり方で試合に勝ったり、大会に優勝したりと、機能してきてしまったのです。なので、その部分に対する『学びくずし』と言うか、そこに取り組むためのきっかけや、サポートする人がいない限り、指導者は変わることができない。私の経験上、そう思います。(第4回に続く)<<第2回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月16日30年近くに渡ってスペインで活動し、サッカー指導の現場で奮闘してきた佐伯夕利子さん。スペインの指導ライセンスレベル3(日本のS級に相当)を取得し、アトレティコ・マドリードの女子チームやビジャレアルのアカデミーで指導を行ってきました。2020年よりJリーグの常勤理事となり、現在は日本を拠点に活動(11/30-2/1まで一時帰国中)しています。選手の育成について多くの知見を持つ佐伯さんに「子どもたちを伸ばすために、指導者が変わらなければいけない理由」をテーマにインタビューを行いました。第2回はビジャレアルが行った育成改革の内容に迫っていきます。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まったそう(写真はサッカー少年のイメージ)<<第1回:1人ひとりの個性を見て個別最適化がチーム強化に。スペインの名門ビジャレアルが育成改革に取り組んだキッカケ■育成はすぐに結果が出るものではない。「今」だけ見ていて良いのか――サカイクでは、「子どもを変えるには、大人が変わらなければいけない」というメッセージを打ち出しています。ビジャレアルの育成改革は、まさに大人(指導者)が変わることで、子どもたちの変革をうながしたそうですが、どのような取り組みをしたのでしょうか?それまでの私達はサッカークラブの指導者なので、普段からサッカーの話ばかりをしていました。どんなシステムがいいのか、サイドバックの選手に求める要素は...といった形です。あるとき、ビジャレアルの育成改革を推進したコーチに「そんな話を何十年もしてきて、これから先の何十年も続けていくのか?」と言われたときに、はっとしたのです。指導者として、それはあまりにも貧しいのではないか。そうではなくて、もっと広い視野で選手を育てるべきなのではないかと。ご存知のとおり、育成はすぐに結果が出るものではありません。目の前にいる選手が8年後、10年後にこうなっていてほしいという理想像に向かって、進んでいかなくてはなりません。8年後、10年後に、今いるコーチが引き続き、ビジャレアルにいるとは限りませんが、選手たちの将来にとってプラスになるのであれば、より良いアプローチを模索するべきだということで、まずは指導者に対して様々な取り組みが行われました。■選手には「自分で考える」を求めていたのに、指導者が具体的に指示しすぎていた――どのようなことが行われたのでしょうか?改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まりました。「理想の選手を育成するにあたって、それに適した指導を、私達指導者が行っているか」に目を向けました。ビジャレアルアカデミーが掲げる理想の選手像は、自ら積極的に考えて、判断して実行できる選手であり、試合中、変わっていく状況に対して適応できる能力を備えた選手です。そう言っている割には、攻撃パターンを3つぐらい作って、それをただ繰り返すドリルのようなトレーニングをさせていたり、「自分で考えてプレーしよう」と言いながら、指導者が「右に蹴れ、左に蹴れ、いまのは違うだろ」と言い続けていました。――多くの指導者にとって、耳の痛い話ですね。ビジャレアルアカデミーでは、私達指導者がどのような振る舞いをしているのか、それを自分たちの目で確かめるところから始めました。具体的には、アクションカメラの「Go Pro」をつけて指導の現場に立ち、いつもどおりトレーニングをします。「Go Pro」は自分の目線と同じなので、選手の反応が撮影されています。その映像を見ると、多くの発見がありました。練習前後に選手を集めて、指導者がトレーニングについての話をするのですが、いつもうなずいて聞いているように見えたA君が、実は聞いている素振りをしているだけだったり、聞いていなさそうに見えたB君が、話を理解しようとしていたりと、指導者が持つ印象と映像に映っている事実が異なっていました。その理由は、指導者が選手にするラベリングにあります。指導者のレッテルや主観が、事実を違うように映していたのです。――映像で見るからこそ、多くの情報を客観的に得ることができるわけですね。もう一つはハンディカムで指導者自身を映し、トレーニング中や試合中にどのような指示出し、振る舞いをしているかを、コーチングスタッフ全員でチェックし、ディスカッションをする場を設けました。これは週に1回、2時間の学びの場なのですが、自分の指導の様子がみんなの前で映し出され、選手とどのようなコミュニケーションをとっているか、どのような言葉を使っているかなどにフォーカスし、ディベートをしました。■そのコーチングは指導者が考える「正解」では?――そこでは、どのようなディスカションがなされるのでしょうか?映像には試合の様子は映っておらず、指導者の姿だけが収められています。そこで試合中、私が選手のあるプレーに対して「いまのはパスじゃなくて、ロングキックでしょ!」と言ったとします。すると進行役が映像を止めて、「いまのコミュニケーションについて、他の指導者はどう思う?」と意見を聞いていきます。そうやって、指導者の振る舞いを一つひとつ検証していくのです。――指導者からするとハードな学びの場ですね。はい。たとえば他のコーチから「この前のスタッフミーティングで、『自主的に物事を考えられる選手になってほしい』という話をしたよね。でも『ロングキックでしょ!』というコーチングは指導者であるあなたが考える正解であって、パスをした選手の判断や選択肢を否定することになっている。結局、あなたが言うとおりのプレーをしないと、ネガティブなフィードバックをされる。つまり、ダメな選手と評価されるわけだ。それは私達の目指す方向性ではないし、言っている事とやっている事が違うよね」といったフィードバックを受けます。それを1年間繰り返しました。■20年の指導歴で初めて自分が成長できる機会だった――指導者のみなさんは、そのフィードバックをすんなりと受け入れることができたのでしょうか?大人になると、誰しも自分をさらけ出すのは嫌ですよね。自分の指導の様子を撮影されて、みんなの前でフィードバックを受けるのは居心地が悪く、怒りや恥ずかしさなど、いろいろな感情が混ざり合います。私達にとっては、すごく難しい時間であり空間でしたが、その経験をしたことで、「使用前、使用後」と呼べるような変化がありました。中にはふてくされて、自分の殻に閉じこもってしまった人もいて、学びという面では残念なことではありますが、そこまで踏み込んで、指導者を改革しようとしてくれたビジャレアルというクラブは勇気があるなと感じました。――佐伯さんご自身は、それらの取り組みによる変化をどのように感じたのでしょうか?ビジャレアルの育成改革がスタートしたのが、2014年です。私はそれまで、20年ほど指導者をしていましたが、これまでの20年間、何をしていたのだろうと思うぐらい、使用前と使用後の変化を感じました。「選手を育成する」ということについて、間違えてとらえていたのだと気がつくことができたのです。時間が経てば経つほどその想いが強くなり、自分の中で整理できなかった思考が、緩やかなスピードではありますが固まってきました。それまで、選手に対するアプローチに違和感を覚えたことはありませんでした。自分のやっていることに間違いはないと思っていましたし、周りから疑問を投げかけられることもありませんでした。つまり20年以上の指導歴で、自分が成長する機会は一度もなかったのです。(第3回に続く)<<第1回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月09日「上の階からベランダの水漏れがあったそうです。バシャーっと滝のように水が落ちて、被害に遭った階下の住人の方はとてもびっくりされたと聞きました。慌ててコンシェルジュに連絡したといいます」(マンションの住人)12月3日に謝罪会見を行った、アンジャッシュの渡部建(48)。6月の不倫報道で謹慎を余儀なくされ、急きょ開いた会見も、「(謝罪会見を)しなくて済むのではないかという考えがあった。今思うと逃げだった」「(謹慎期間は)漠然と年内ぐらいなのかなと考えていたけれど、世間の声を聞いて、再度検討しなくてはと思いました」など、歯切れの悪さで不評を買ってしまうことに――。「大みそかの特番で復帰するもくろみはかなわず、いまだに復帰の時期は決まっていないのが現状です」(演芸関係者)そんな渡部が謹慎中に“ご近所トラブル”を起こしていたという。渡部が妻の佐々木希(32)、2歳長男と3人で暮らしている自宅は、都内の一等地に立つ豪華マンションだ。「3年前の結婚直後に、約4億円とも報じられた超高級マンションを購入しています。部屋は、そのマンションでも最も広いペントハウスです。室内のつくりも最上級で、ルーフバルコニーや大きなワインセラーも完備されています。そんな超高額物件を、渡部さん夫妻は持ち分半々で、全額キャッシュで支払ったといいます」(地元の不動産業者)そのゴージャスなマンションで、“水漏れ事件”が発生したのは、8月上旬のことだったという。「水が落ちてくる前は、小さな子どもと男性がキャッキャッと遊ぶ声が聞こえてきたり、水鉄砲で遊んだりしているような感じだったそうです。おそらく、ベランダにビニールプールを張って、遊んでいたのではないでしょうか。実は1年ほど前、マンション内のベランダでプールやテントを張っていた方がいて、ほかの住人から苦情が出たことがあったんです。それ以降、マンションでは《プールやテントの使用禁止》という貼り紙が出されていたんですが……」(前出・マンションの住人)マンションの管理者から水漏れを知らされた渡部は、こんな釈明をしたという。「“ベランダをモップで水掃除していたら、その水が下の階に流れてしまった”と答えたそうです。正直に『子どもと水遊びしていました、すみません。お洗濯物とか大丈夫でしたか?』なんて言って謝れば、階下の方も納得するはずなんでしょうが……。結局、その方への直接のお詫びはなかったそうです。ひょっとしたら“プールで遊んでいた”と言ったらマズいから、言い逃れをしたのかもしれません」(前出・マンションの住人)本人に真相を聞くべく、12月中旬の朝、愛犬2匹を連れて散歩に出てきた渡部に話を聞いた。――8月上旬、マンションで水漏れがあったと聞きました。「あ、はい。はい」思い出したかのように、首を縦に振る渡部。子どもとプールで遊んでいたのか聞くと、こう否定する。「ちょっとそれは違っていて。ベランダで水撒きをしてしまったら、非常階段のところから水が漏れてしまったんです。水遊びはしていないですね」――かなりの水が垂れてきたと聞いています。どれくらいの水量でしたか。「そうですね、管理人さんから聞いたのは、バケツ1杯分ぐらいだったんですけど。僕が不在のときだったので、その後、謝罪に行きました」――謝罪に行かれたんですか。「管理人さんにしっかり注意されて、謝罪をしました」――住人の方への謝罪はなかったとうかがっています。「直接は行ってないですけど、コンシェルジュの方には“気をつけます”とお伝えしました」――お子さんの声が聞こえたということで、一緒に水鉄砲をやっていたのでしょうか。「僕の知人男性がベランダで水掃除しながら、子どもと遊んでいたみたいなんですけど……。僕は不在で事情を知らなかったものですから」最後に、あの謝罪会見後、どんな気持ちで過ごしているか聞くと、「反省の日々で生活しています。はい」重い足取りで、愛犬と一緒に去っていった。会見と同様、歯切れの悪い回答に終始した渡部。懺悔で一連の醜聞を早く“水に流して”と願っているのは、当の本人なのかも――。「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月22日日本テレビとHuluの共同制作で、前代未聞のスケールで繰り広げられる極限のすれ違いラブストーリー「君と世界が終わる日に」。この度、メインキャストとして滝藤賢一の出演が明らかになった。滝藤さんが演じるのは、主演・竹内涼真が演じる間宮響と共に、死と隣り合わせの“終末世界”に取り残されたサバイバーのひとりで、世界の終わりに立ち向かおうとする愛妻家の研究者・首藤公貴だ。「このある意味崩壊した世界を救えるかどうかは、私演じる首藤にかかっているといっても過言ではありません」と滝藤さんが話す通り、首藤は物語のカギを握るキャラクター。役どころについては「全身全霊、医療に身を捧げた男。それ故誤解を招きやすいが、確固たる自分を持ち自信に満ち溢れている。常に人の影響を受け、振り回される私滝藤賢一とはまるで正反対だな…」と明かし、「台本を読めば読む程、今の日本と重なり、人間の心の奥底に眠る本能を感じずにはいられません」とコメント。また、現在放送中の「極主夫道」に引き続きの日本テレビ日曜ドラマ出演となる滝藤さん。「極道からクレープ屋、そして〇○○○…俳優人生25年、私滝藤賢一、色々な役をやらせてもらいましたが、ついに〇○○○になれるのか?なんとも感慨深い。なんて数奇な人生なんだ」と、伏せられ続けている“世界の終わり”の正体について言及した。「君と世界が終わる日に」Season1は2021年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。Season2は3月、Huluにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年12月04日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニア、フットボールアワーの後藤輝基が11日、YouTubeチャンネル「ジュニア小籔フットのYouTube」に公開された動画に出演。他番組のロケに遭遇した経験を語った。「【車中トーク】YouTube社長から4人に届いた手紙とは!?【開封動画】」と題して公開された動画で、後藤は「あれどうします? 完全にプライベートで外出かけてて、向こうでロケをやっていると。その時にどんな感情になります?」と切り出した。後藤は1年ほど前に、ベビーカーを押していたところ、たまたまテレビ朝日系番組『じゅん散歩』の収録現場に遭遇したという。「そのまま通り過ぎるのもな、でも横に避けていくのも…ちっさい男やのうと。もし何かあったときには、スイッチ入れて『たまたまここ来たんですよ!』みたいなことを言われへんのかという葛藤で、ベビーカーの持つところをギュッと握りしめるみたいな(笑)。あそこで何かはかられてるような気がする」と述懐した。それを聞いてジュニアは、「中華街で『じゅん散歩や!』ってなって。以下同文やわ(笑)」と苦笑いし、「やっぱり向こうも面倒くさいと思うで。裏被ってないかとか、事務所通して電話せなアカンとかなるやん」と語った。さらにジュニアは「ハワイに行ったらさまぁ~ずさんがロケしてて、後輩も『さまぁ~ずさんロケしてますよ!』って背中グイグイ押してくるねんけど、『ちょっとやめとけお前…』って(笑)」と振り返った。そして後藤が「そのときって、俺が小さいみたいになることもあるじゃないですか。いかへんかったから。あれもうたまらんわ」と嘆くと、ジュニアは「でも、これ(『ジュニア小籔フットのYouTube』のロケ)やってるときは(芸能人を)絶対捕まえるけど。肩組んで『何してんねん!』って」と笑っていた。
2020年11月17日今回、ご紹介するのは、ツンデレ男子とおっとり方言男子の純愛を描いた映画『リスタートはただいまのあとで』。ダブル主演を果たした、古川雄輝さんと竜星涼さんにお話をうかがいました。写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・五十嵐堂寿(古川さん) 山本隆司(竜星さん) ヘアメイク・赤塚修二(メーキャップルーム/古川さん) TAKAI(竜星さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 66「監督のためにも、この作品を頑張ろうと思いました」『リスタートはただいまのあとで』は、ココミ氏の同名人気コミックを実写映画化した作品です。都会に疲れ、10年ぶりに田舎へ帰ってきたツンデレ男子・光臣は、近所で農園を手伝うおっとり方言男子・大和と遭遇。当初、大和のことを“馴れ馴れしくてウザい奴”と思っていた光臣ですが、彼の心の痛みに寄り添う優しい大和に、心惹かれていきます。光臣を演じるのは、中国版Twitterとして知られるSNSサイトWeiboでフォロワー数450万人超を誇り、NHKの大河ドラマ『八重の桜』や連続テレビ小説『べっぴんさん』などの演技でも存在感を示した、アジアの人気俳優・古川雄輝さん。光臣を癒す大和を、モデルとしてパリコレクションに二度参加した経験を持ち、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』出演や映画『トイ・ストーリー4』の声優など、多岐にわたり活躍する竜星涼さんが好演。長野の千曲市と上田市でオールロケを行った、美しい景色と緑豊かな大自然も見どころのひとつとなっています。ーーこの作品のオファーを受けたときの第一印象を教えてください。古川さん BLというジャンルは初めてでしたから、すごく興味を持ちました。原作と脚本を読んでみると、純愛だけでなく、家族愛など、いろいろな愛のかたちが描かれている作品だと思いました。実はメガホンを取った井上竜太監督とは10年来の知り合いで。監督のためにも、この作品を頑張ろうと思いました。竜星さん 今まで演じたことのない役だったので、俳優として挑戦しがいがあるなと思いました。ーー演じるうえで難しかったところは?古川さん 監督と僕が考える光臣像に距離があって。何度も話し合いを重ねて、納得のいく光臣像を作っていきました。竜星さん 愛情を知らないという悩みを抱える大和を理解することに時間をかけました。ーー竜星さんと言えばスタイリッシュで都会的なイメージを思い浮かべますが、今回演じた純朴な方言男子がとてもハマっていて驚きました。竜星さん 僕の両親は、山形県出身なんです。子どもの頃は学校が休みに入ると、山形県に住む祖母の農家の手伝いをしていました。そういう環境で育ったこともあって、田舎暮らしや方言を役に反映しやすかったです。ーー共演する前と後でお互いに対する印象は変わりましたか?古川さん 僕は竜星さんに対して男らしい印象を抱いていました。実際にお話をしてみると、イメージ通りの方だなと思いました。竜星さん 知的でクールな方と思っていましたが、撮影に入ると監督と熱心にディスカッションをされていて。情熱的な方なんだなと思いました。ーー最後に、本作で印象に残ったシーンをお願い致します。竜星さん キスシーンです。僕はされる側ですから、ドキドキしました。古川さん 僕はラストシーンが好きです。このふたりがいろいろなことを乗り越えて前向きに歩いていく姿をぜひスクリーンでご覧いただき、ほっこりしていただきたいですね。インタビューのこぼれ話今回、古川さんは大和にゆっくりとキスをすることで、光臣のとまどいの気持ちを表現したそう。とっても美しいキスシーンは必見です!Information映画『リスタートはただいまのあとで』9月4日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国公開出演:古川雄輝、竜星涼ほか配給:キャンター©2020映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
2020年09月03日フルーツタルト専門店キル フェ ボン(Qu’il fait bon)から、新品種のぶどう「富士の輝」を使った新作タルト「山梨県産 “富士の輝”のタルト」が登場。2020年7月12日(日)から7月21日(火)まで、グランメゾン銀座およびグランフロント大阪店にて先行発売される。山梨産の新品種ぶどう「富士の輝」のタルト日本を代表する品種に、との思いから日本一の富士山に因んで名付けられた「富士の輝」は、山梨県笛吹市の志村葡萄研究所で作出された新品種のぶどう。全国的に知名度と人気のある「シャインマスカット」と、紫色のぶどう「ウインク」を交配させた品種で、美しい青黒色とピーマン形の果実、高いものでは糖度が30度近くになるハチミツのような甘みが特徴だ。今回キル フェ ボンはこの「富士の輝」を使ったフルーツタルトを考案。ベースのタルトにサワークリームを合わせてレモンを効かせたカスタードにカシス風味のクリームを重ね、仕上げに「富士の輝」をたっぷりとトッピング。濃厚な甘みの「富士の輝」の味わいを存分に堪能出来る、贅沢な一品となっている。商品情報「山梨県産 “富士の輝”のタルト」先行発売期間:2020年7月12日(日)〜7月21日(火)先行発売店舗:グランメゾン銀座/グランフロント大阪店販売価格:ピース1,490円/ホール(25cm) 14,904円※税込み(8%)。カフェの場合は税率が異なる。
2020年07月13日俳優の前田公輝が、マイナビニュースの公式YouTubeチャンネル内の企画「10秒インタビュー」に登場し、20の質問に答えた。本企画は「ウィズコロナ」をテーマに、著名人が「10秒」という限られた中で答えを絞り出す姿を通して、「家で過ごす楽しさ」などプライベートの一面を探るというもの。「今日の朝食のメニューは?」には、4秒ほどためて「……お茶漬けです」と爽やかな笑顔を見せ、「梅干しを入れてつぶして。ただ、種がちょっと……」とタイムオーバー。「魅力的な人は?」にも正直に答え、「何のためなら、朝ベッドから飛び起きられる?」には照れながらも「あなたのために……」とファンへの思いが伝わる“決めゼリフ”を披露した。また、26日に初写真集『Bright』(ワニブックス・税込2,800円)を発売することに触れ、「僕の名前は“公”に“輝”。その“輝”の文字をとって『Bright』」とタイトルの由来を説明し、「過去・現在・未来というテーマで20代の集大成がすべてここに詰まっています」とアピールする場面も。同写真集はその言葉通り、役者として歩んできた過去から現在、そしてこれからの未来に思いを馳せる姿まで、「20代最後の今」の貴重な瞬間をオール撮り下ろしで記録。6歳から子役として活動してきたからこそ語られる役者人生、そして友人や恋愛観などオフの一面をさらけ出したロングインタビューも収録されている。コロナ禍で懸命にがんばる人に向けてのメッセージを求められると、「自粛が続いて今までの生活が一変して『ちょっとつらい』と思う時もあるかもしれないですけど」と神妙な面持ちの前田。「コロナ対策を徹底していって、日常を取り戻せるように一緒に頑張れたらなと思います」とファンと共に歩んでいくことを強調し、「皆さんと笑顔で会える日を楽しみにしております」と再会できる日を心待ちにしていた。
2020年06月12日俳優の滝藤賢一(たきとう・けんいち)さんが、2020年4月22日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演。毎朝行っているというルーティーンを告白し、多くの反響が寄せられています。滝藤賢一、「大きなお尻が好き」この日、俳優の江口洋介さんとともに出演した滝藤賢一さんは、番組冒頭で「なんでもしゃべります」と『NGなし』を宣言。夫婦生活や4人の子供の子育てについて赤裸々に語り、スタジオを盛り上げます。その後、「なんの感触が好きか」というトークテーマになると、滝藤賢一さんは『イクメン』らしい一面をのぞかせました。寝る時は子供の顔触ってますね。落ち着くというか。サラッサラでツルッツルだから。TOKIOカケルーより引用そんな中、アイドルグループ『TOKIO』の城島茂(じょうしま・しげる)さんが「お子さんじゃなく、違うご家族の方を触るのが好きって聞いたのですが…」とタレコミを紹介。「危ないよ」「犯罪だよ」と共演者がざわざわする中、滝藤賢一さんは照れ笑いを浮かべながら、驚きの告白をします。(自分の)奥さんのお尻とか、そういうことですか?それは毎朝触っていますね。TOKIOカケルーより引用※写真はイメージ「毎朝、妻のお尻を触る」というルーティーンを明かした、滝藤賢一さん。さらに、好みのお尻のタイプまで明かしました。彼女は嫌がるかもしれないけど、僕は大きいお尻が好きなんで。毎朝、無言で触っています。TOKIOカケルーより引用そんな夫婦関係に「仲いいね~」と共演者がうらやましがる中、滝藤賢一さんは「(妻は)シカトです」と、さびしげな表情を見せます。最後は、TOKIOの松岡昌宏(まつおか・まさひろ)さんから「奥さんからすると、超イヤなんでしょうね!」とつっこまれていました。この放送を見ていた視聴者からは「素敵なパパ」とイクメンっぷりを称賛する声とともに、ぶっちゃけたトークに驚く声が殺到しています。・滝藤賢一さんって面白い!家でも明るい感じなんだろうな。・イクメンパパ、素敵!家族のエピソード、もっと聞きたい。・奥さんのお尻を触るのが好きなんて…。意外にお茶目!止まらない家族愛を語っていた滝藤賢一さんは、2009年に結婚。現在は3男1女の4児の父として一家を支えています。これからもさまざまな作品で活躍し、家族を幸せにしてほしいですね。滝藤賢一さんについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。滝藤賢一の過去に「クズ!」との声が妻や子供との関係性は?[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日「白さ」をキープしてくれるサプリメント誕生機能性化粧品・医療食品などを製造・販売している株式会社ファインは、2020年2月22日(土)に美容サプリメント「輝白粒」を発売する。内容量は54g(180粒)、オープン価格で、全国のドラッグストアやオンラインショップにて販売する。有効成分が白く美しい素肌をつくる同製品は、同社の人気商品「はとむぎC美人粒」の姉妹商品で、輝く白さをキープし続けたい女性に向けて開発されたサプリメントだ。ハトムギエキス末、パイナップル果実抽出物、コラーゲンペプチド、ビタミンC、ビタミンEに加え、自社素材の濃縮ハトムギ酵素45(TM)が配合されている。また、特許配合のファインエイジングケアベリーMIX(TM)も使用されている。有効成分が加齢とともに足りなくなった美容成分を補い、肌本来の美しさを取り戻すとともに、白く輝く素肌へと導いてくれる。ハート型のチュアブルサプリで、1日6粒を目安に水やぬるま湯で摂取する。味はパイナップル風味で、場所を選ばず食べやすいのも魅力だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ファインのプレスリリース(@Press)※「輝白粒」特設サイト
2020年02月24日第15回大阪アジアン映画祭のオープニング作品が『夕霧花園』(原題)に、クロージング作品が『蒲田前奏曲』に決定した。オープニング作品『夕霧花園』は、マレーシアを舞台に、現地華人女性の日本人庭師への秘めた思いを描いた人間ドラマ。マレーシア出身の作家、陳團英(TAN Twan Eng)の英文小説で、英ブッカー賞最終候補作にもなった『The Garden of Evening Mists』を原作とする本作は、HBOアジアが製作の一翼を担い、さまざまな国・地域からスタッフとキャストが招聘され制作された。監督は、OAFF2014で審査委員も務めた台湾映画界の俊英、トム・リン。『九月に降る風』 『星空』『百日告別』が日本でも劇場公開され、高い評価を得ている。主演は、マレ ーシア出身で香港・台湾映画界をメインに活躍するリー・シンジエ、そして、日本から阿部寛が出演。さらに、台湾を代表する女優であり、近年は監督としての活躍も目覚ましいシルヴィア・チャンも出演している。2019年11月に開催された台湾の第56回金馬奨では、作品賞、監督賞、主演女優賞をはじめとする9部門にノミネートされた。クロージング作品『蒲田前奏曲』は、中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文の若手監督4人による連作スタイルの長編映画。蒲田に住む売れない女優マチ子を主軸に、マチ子の周りの人間模様を通して、”女”であること、”女優”であることを求める社会への皮肉をコミカルに描く。最新作『静かな雨』が釜山国際映画祭上映、東京フィルメックス 観客賞受賞など、国内外の注目を集める中川龍太郎、『Dressing Up』で日本映画ブロフェッショナル大賞新人監督賞受賞の安川有果、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が MOOSIC LAB グランブリ受賞、東京国際映画祭上映の穐山茉由、最新作『叫び声』が東京国際映画祭日本映画スブラッシュ 部門監督賞に輝いた渡辺紘文(大田原愚豚舎)が務める。『飢えたライオン』で主演を務め、舞台、TVドラマなどでも活躍する松林うららが自身の地元である蒲田を舞台にブロデュースし、自らも出演。また、伊藤沙莉、 瀧内公美など、旬の俳優が名を連ねる。本作は、過去、現在、未来を描く4つのエピソードから構成される。各エピソードの詳細は以下の通り。第1番「蒲田哀歌」<大過去>(監督:中川龍太郎、出演:古川琴音、須藤蓮、松林うらら)オーディションと食堂でのアルバイトの往復で疲れ果てている売れない女優、マチ子。ある日、彼氏と間違われるほど仲の良い弟から彼女を紹介されショックを受ける。だが、その彼女の存在が、女として、姉として、女優としての在り方を振り返るきっかけとなる。第2番「呑川ラブソディ」<現在>(監督:穐山茉由、出演:伊藤沙莉、福田麻由子、川添野愛、和田光沙、松 林うらら、葉月あさひ、山本剛史)アルバイトをしながら女優をしているマチ子。大学時代の友人5人と久々に女子会をするが、独身チームと既婚チームに 分かれ、気まずい雰囲気に。そこでマチ子は蒲田温泉へ行くことを提案する。5人は仕事、男性のことなどを話し合い、次第に隠していたものが丸裸になっていく。第3番「行き止まりの人々」<過去とトラウマ>(監督:安川有果、出演:瀧内公美、大西信満、松林うらら、吉村界人、二ノ宮隆太郎、近藤芳正)映画のオーディションを受けたマチ子。セクハラや metoo の実体験やエビソードがあれば話すという内容だったが、皆、思い出すことに抵抗があり、上手く演じられない。そんな中、マチ子の隣にいた黒川(※)だけは迫真の演技を見せる。マチ子は黒川と共に最終選考に残ったが...…。第4番「シーカランスどこへ行く」<未来>(監督:渡辺紘文、出演:久次璃子、渡辺紘文)マチ子の実家は大田原にある。大田原に住む親戚の小学5年生のリコは、大田原でとある映画の撮影現場にいる。とある監督が撮影現場にやってきて...…。 渡辺紘文監督ならではの視点で東京中心主義、映画業界、日本の社会問題批判を皮肉に表現し描く。『夕霧花園』3月6日(金)第15回大阪アジアン映画祭 梅田ブルク7で上映『蒲田前奏曲』3月15日(日)第15回大阪アジアン映画祭 ABC ホールで上映今秋公開※黒川の「黒」は、正しくは旧字体
2020年02月04日滝藤賢一、広瀬アリス、水野美紀が出演する「探偵が早すぎる」のスペシャル版が先週と今週の2週にわたり放送中。その後編が12月19日(木)今夜放送される。本作は井上真偽による原作をドラマ化したもので、犯人が目論んでいる完全犯罪のトリックを類まれなる洞察力と推理力によって見破り、事件そのものを未然に防いでしまう「早すぎる」探偵が活躍する異色ミステリー。「グッドワイフ」では信念のもと、命を賭ける検察官を、「東京独身男子」ではあえて結婚しないアラフォー越え独身男性を、先日公開された『決算!忠臣蔵』も好評だった滝藤さんが些細な違和感を察知し、事件を未然に解決するという能力を持つ探偵・千曲川光役に。『氷菓』『旅猫リポート』などの映画や「正義のセ」、月9「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」などに出演、本作でコメディのセンスを開花させた広瀬さんが、亡くなった父親が遺した5兆円という途方もない額の遺産を相続したことで命を狙われる一華(いちか)役。「黒い十人の女」「奪い愛、冬」「FINAL CUT」などで独特の存在感を放つ女優としての評価を確立。連続テレビ小説「スカーレット」も話題の水野さんが、一華を秘かに守りながら厳しく育ててきたツンデレなドS家政婦・橋田政子を演じ、2018年夏に連続ドラマ化した本作。多数の“続編希望”の声に応えて今回スペシャル版として帰ってきた。5兆円の遺産を相続した一華に、かつて一華を殺そうとした大陀羅グループと緊密な関係にあった東前門グループのトップ・東前門丈一郎の魔の手が迫る。東前門(大和田伸也)は一華の父が行きつけにしていたクラブのママだった景子(小林涼子)と、その娘・麗華(野澤しおり)を利用して、一華が相続した5兆円を奪おうとしていた。東前門に雇われたマジシャン・圭介(田辺誠一)は、千曲川の目の前で一華を連れ去る。千曲川が圭介に与えられた手がかりから導き出した場所へ向かうと、圭介と捕らわれた一華が待っていた。圭介は「3つの殺人マジックを未然に防げば、一華の命は助ける」と告げるが、千曲川は、頑丈なガラスの密室に閉じ込められてしまう…というのが今回のストーリー。「探偵が早すぎる スペシャル 後編」は12月19日(木)今夜24時09分~日本テレビで放送。(笠緒)
2019年12月19日滝藤賢一が犯罪が起きる前に防いでしまう“早すぎる探偵”を、広瀬アリスが“5兆円の遺産を継いだ美女”を、水野美紀が“ツンデレ家政婦”を演じて人気となったドラマ「探偵が早すぎる」。そのスペシャル版が2週にわたり放送され、前編が12月12日(木)今夜オンエアされる。誰も死なない。事件を起こさせない。ほんのささいな“違和感”を察知し、犯人を先回り。犯人がまだ仕掛けていないトリックを解き明かして阻止することで“犯罪防御率100%”を誇る史上最速の探偵・千曲川光を滝藤さんが演じ、千曲川が広瀬さん演じる5兆円の遺産を継いだ女子大生・十川一華を守るというストーリーが話題を呼んだ新感覚痛快コメディ・ミステリーである本作。2018年夏に連続ドラマ第1弾が放送されると、滝藤さんの“濃すぎる”芝居と、広瀬さんのコメディエンヌぶり、水野さんの変幻自在な演技で大きな評判を呼んだ。その待望の続編がスペシャルとして放送される。家政婦・橋田(水野さん)の依頼で5兆円の遺産を相続した一華を再び守ることになった千曲川。5兆円を手に入れようとする何者かがまたしても一華の命を狙っていたのだ。橋田は自分が一華の命を狙う人物とその理由を探ると言い、千曲川に一華を守ってほしいと頼む。一華の命を狙うのは、かつて一華を殺そうとした大陀羅グループと緊密な関係にあった東前門グループのトップ・東前門丈一郎だった。東前門は、世界的マジシャン・圭介を刺客に雇い、一華から遺産を奪おうと画策する――というのが今回のストーリー。今回、一華を守る刺客となる圭介を演じるのは『斉木楠雄のΨ難』『雪の華』などの映画や今年1月クールの「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も話題を呼んだ田辺誠一。圭介を裏で操る東前門丈一郎には『50回目のファーストキス』や話題沸騰中の「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」など数々の作品で知られる大和田伸也を迎える。また一華が一目ぼれするイケメン銀行員役で「ラジエーションハウス」で広瀬さんとの共演経験もある矢野聖人、存在が発覚した一華の義妹の母親役で小林涼子も出演する。「探偵が早すぎる スペシャル 前編」は12月12日(木)今夜24時09分~日本テレビで放送。(笠緒)
2019年12月12日