日本映画界を代表する二枚目スター、池部良の没後10年を記念した特集上映「没後十年記念映画俳優池部良」が本日から東京のシネマヴェーラ渋谷で開催される。池部良は1918年に東京で生まれ、立教大学在学中に東宝撮影所シナリオ研究所に入り、卒業後に東宝に入社。当時は監督を目指していたが、俳優としてデビューし、クールな顔立ちと爽やかな笑顔で二枚目スターとして人気を博した。その後はさまざまなジャンルの作品で活躍し、高倉健と共演した『昭和残侠伝』シリーズも大ヒット。文筆活動でも高い評価を受け、講演なども数多く行ったが2010年にこの世を去った。今回の特集では20作品を上映予定。木下恵介監督が島崎藤村の小説を映画化した『破戒』や、中川信夫監督が1949年に手がけたサスペンス『私刑 リンチ』、池部と志村喬がコンビを組んで難事件にあたる『33号車応答なし』、池部のフィルモグラフィからは外されている幻の作品『刺青』、お互いの気持ちを言い出せない男女のひと時を市川崑監督が描いた恋愛映画の傑作『恋人』などが上映される。なお、作品によって35ミリ、16ミリのプリント、デジタル素材が混在しているが、劇場サイトの解説によると、多くのファンが楽しみにしている作品のひとつであろう渋谷実監督の傑作『現代人』は美品プリント(35ミリ)での上映。クールな眼差しと、優しい顔立ちが同居する名優の魅力を存分に堪能できる特集になりそうだ。没後十年記念映画俳優池部良2月7日(金)までシネマヴェーラ渋谷で開催中『戦争と平和』『破戒』『その夜の冒険』『私刑 リンチ』『恋人』『現代人』『朝の波紋』『地の果てまで』『恋化粧』『33号車応答なし』『天上大風』『裸の町』『遙かなる男』『男対男』『顔』『トイレット部長』『如何なる星の下に』『超高層のあけぼの』『刺青』『足にさわった女』
2020年01月18日映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)のワールドプレミアが25日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、荒川良々、西村まさ彦、木村祐一、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、鈴木福、小松利昌、沖田裕樹、中村義洋監督が登場した。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。キャストの裏話を聞かれた堤は、「みんなで最終日に飲みに行って。映画の後に橋本くんと共演する舞台があったんですが、酔っぱらってきて、橋本くんに『お前、大丈夫か? 難しい役だぞ』と聞いたら、『堤さん〜!』とずっと泣いていた」と暴露。橋本は「堤さんと一緒にやらせてもらうという緊張がありまして、堤さんの顔見たらブワッと泣いちゃって」と振り返った。木村が「あそこでしょ、ワニの剥製あったところでしょ? 堤さん酔っぱらってワニに抱きついてましたよ」とつっこむと、堤は「うそ! 全然覚えてへん! でも橋本くんが泣いたのは覚えてる!」と自身も酔っていた様子。妻夫木は「ワニがけっこう危なくて僕怪我しましたもん。トゲトゲで」とワニの話を広げ、横山は「ただただ、橋本が泣いてるのを、『すいません』と謝ってました。『いいやつなんで』とは言いましたけど」と先輩らしくフォローしていたようだった。一方、橋本は「横山くんの撮影を見学させてもらったんですけど、ライブやテレビでいつもふざけ倒してる横山くんの目がガラッと変わって、めちゃくちゃカッコ良かったんですよ。そんな顔もあるんだと思いました」と先輩の真剣な姿に心打たれたことを明かし、横山は「なんの話、それ!」と言いつつも照れて赤面していた。しかし「でも橋本、遅刻したんですよね」と話を振ると、橋本は「1度だけ」と苦笑する。木村は橋本の遅刻について、「京都で撮影してたんですけど、名古屋から新幹線乗り過ごして、岡山まで行って、戻ってきて何を間違えたか新大阪で降りてタクシーで向かってる。『なんで京都ちゃうねん』って」と説明。「途中でスタッフが『高速が混んでるからもうちょっと遅れます』言うねんけど、ラジオで『高速は順調です』って。バレバレ!」と指摘し、橋本は「討ち入りしてください!」と焦っていた。
2019年10月27日『悪人』『怒り』と映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を、『64 -ロクヨン-』の瀬々敬久監督が映画化した衝撃のサスペンス『楽園』。この度、綾野剛、杉咲花、佐藤浩市の撮影風景を捉えた貴重な特別メイキング映像が解禁となった。綾野さん、杉咲さん、佐藤さんが、Y字路で起こった2つの事件の容疑者の青年、傷ついた少女、追い込まれる男をそれぞれ演じている本作。今回のメイキング映像では、緊張感漂うY字路での撮影風景からスタート。綾野さんが原作者の吉田氏との対談で、「役を生きるにあたって“土地”に覚悟させられる感覚があります。僕にしてみたら、その場所は最終共演者であり、なおかつ共犯者ですから。だから僕はロケーション探しに時間を費やす作品には信頼を置けるんです」と撮影地についての重要性を語っていたが、本作でも重要な“土地”だった様子。綾野さん演じる豪士が、このY字路で起こった少女失踪事件の渦中に物憂げな表情で遠くを見つめているシーンや、瀬々監督と演出・演技についてお互いの意見を話し合う、普段はなかなか見ることのできない監督と役者の生の姿を捉えている。そして、杉咲さんが演じる紡が緊迫した表情で駆け寄ってくるシーンも本作の中では重要な場面となっており、その撮影風景は本映像でしか見ることのできない貴重なもの。また、佐藤さん演じる善次郎が限界集落で追い詰められ、不遇を味わう中、ともに暮らす愛犬レオとの撮影シーンも含まれており、本作の世界観をより深く見つめることができる映像となっている。『楽園』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:楽園(2019) 2019年10月18日より全国にて公開© 2019「楽園」製作委員会
2019年10月27日グラビアアイドルの水瀬きいが、最新イメージDVD『Keep on Loving』(4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2015年から2年間、レースクイーンとして人気を博していた水瀬きい。レースクイーン卒業後は女優業やモデルなどマルチに活動している。そんな彼女が初めてとなるDVDをリリース。サーキット場などで披露しなかった肢体をセクシーな衣装や水着姿を披露している。レースクイーン時代はトップクラスの人気を誇っていた水瀬だが、並み居るグラドルと比べても遜色のないスタイルの持ち主だ。Fカップバストに上からB83・W55・H80という凹凸ボディーとクビレラインが見どころで、本編ではFカップの膨らみを強調したシーンが収録されている。中でも手ブラを披露したビーチのシーンは、バストフェチにはうれしいシーン。ほか、夜のベッドのシーンでは、着用した水着が黒のオープンブラ的なもので、バストの形が確認できる。セクシーな水瀬の姿を堪能できるシーンとなっている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが9月15日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(12:00~)で開催される。
2019年09月08日ベガルタ仙台の若きストライカー・ジャーメイン良選手にインタビューをしました! サッカーも恋愛も攻めるスタイルを貫きつつも、私生活は意外と……!? ギャップだらけの仰天プライベート話は必見です!写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子ゴールを決めるフォーワードはヒーローになれる50m5.9秒という足の速さを武器に、ベガルタ仙台でメキメキと頭角を現しているFW・ジャーメイン良選手。サッカーを始めたのは、2002年の日韓共催W杯をテレビで見て触発されたのがきっかけなのだそう。ジャーメイン選手 小1のとき、W杯で日本の選手がゴールを決めたシーンを見て、カッコいいなと思ってサッカースクールに入りました。初めはかなり下手でしたが、段々と上達していくのが楽しくて、どんどん好きになりました。この頃からポジションは、基本的にずっとフォワード(FW)です。一番ヒーローになれる、目立てるのがこのポジションだと思います。ーーけっこう前に立ちたいタイプですか?ジャーメイン選手 そうですね、目立ちたがり屋です(笑)。昔は、授業中にみんなをよく笑わせていました。運動会もリレーのアンカーを任されたりして、注目されていましたね。ーー運動神経抜群でイケメン、モテないはずはないですよね。(笑)ジャーメイン選手 いや、うるさかったので、全然モテなかったんですよ。みんなに煙たがられていましたね。恋愛対象外の男でした。でも、好きな子はいましたけど……。ーーその子とはどうなったのですか?ジャーメイン選手 中学のときに好きなった子とは自分から告白して付き合いました。でも、なんか恥ずかしくて、すぐに別れてしまいましたね。それからも、好きになったら自分から言うタイプです。追われるより、追いかけたいので。二階堂ふみさんとパンケーキが好きなインドア派です(笑)ーー恋愛傾向とフォワード、どちらも攻めるところに共通点がありますね。では、女性から積極的なアピールをされたらどうですか?ジャーメイン選手 僕は明るくて笑顔が素敵な人が好きで、二階堂ふみさんのような、瞳が印象的なきれいな方に惹かれるのですが、それでも例えば、彼女から腕組みやハグなどをされたら、ちょっと困ってしまうかもしれません。普通に一緒にいてくれるだけでいいです。(笑)ーーどんなデートが好きですか?ジャーメイン選手 実は外出があまり好きではなくて。家か、外に出たとしてもカフェでのデートがいいです。僕、パンケーキ好きなんですよ。さっぱりしたタイプのパンケーキが好きで、彼女と食べに行きたいですね。ーーインドアとは! 意外です~!ジャーメイン選手 はい(笑)、趣味が映画鑑賞なので、一緒に映画やDVDも観たいですね。何でも観ますけど、感動モノよりアクション系が好きです。最近観てよかったのは、野村萬斎さんや香川照之さんが出演された『七つの会議』。面白かったのでおすすめです!プレーが途切れないのが、サッカーの魅力ーーパンケーキ男子で趣味は映画鑑賞と、お聞きしているうちに、ジャーメイン選手がプロサッカー選手であることを忘れてしまいそうです(笑)。改めて、サッカーの魅力を教えてください。ジャーメイン選手 試合は前半と後半にわかれているものの、それぞれの時間は、ほぼ動きっぱなしでプレーが途切れないのが、サッカーの魅力だと思います。また、これは多くのスポーツにいえることですが、ゴールしたら選手も観客も歓喜して、失点したらテンションが下がってと、感情を露わにできる、気持ちを解放できるところが素晴らしいと思いますね。ーー確かに、勝敗やプレーなどによる感情の高まりは普段の暮らしでは経験できないことですね。では、いざ観戦するとなった場合の、初心者向け観戦ポイントは?ジャーメイン選手 ものすごく基本的ですけれど、ゴールシーンはスタジアム全体が盛り上がるので、見逃さないでいただきたいです。応援の仕方も、スタジアムやクラブによって異なるので、どれも迫力があり、見ているだけで楽しめると思います。いまJリーグは、海外から一流の選手が加入したことなどで、大変盛り上がっていると思いますし、それに伴い技術も高まっていると思います。なので、絶対に楽しめます!家長昭博選手は、大人の色気ダダ漏れでカッコいいーースタジアムにぜひ足を運びたいと思いますが、注目の選手はいますか?ジャーメイン選手 川崎フロンターレの家長昭博選手が好きですね。技術のうまさはもちろんのこと、大人の色気があってカッコいいと思います。あのルックスを見たら、女性のみなさんも共感してくれるのではないでしょうか。あと、個人的に意識するのは、川崎フロンターレの守田英正選手です。大学の同期なんですが、彼は日本代表に呼ばれているので、負けていられない、と思います。性格は、関西人の方はおもしろいイメージがあるのですが、守田選手はさほど(笑)。まじめですね。でも、とても仲良しです。ーーJリーグに限らず、仲がいい選手を教えてください。ジャーメイン選手 イングランドのマンチェスター・シティに移籍し、いまは期限付き移籍でオランダのFCフローニンゲンにいる板倉滉選手とも仲がいいですね。現地に友達がいないのかわからないですけれど(笑)、しょっちゅう電話がきます。たわいのない話が多いですが、現状に満足していない悔しさなどもお互い話しますね。ーー悔しい気持ちとは?ジャーメイン選手 僕としては、クラブでもっと輝きたい、野心というか強い気持ちがありますね。いつかは日本代表という大舞台に立てるように、ゴールをもっと決め続けたいです。結果を出せば必ずチャンスはあると思っています。ーー「いまの自分があるのは、高校時代の監督に厳しく鍛えられたおかげ」と話してくれたジャーメイン良選手。プロデビューは昨年2018年と、伸びしろだらけの逸材です。抜群の身体能力を生かして、多くのゴールシーンを私たちに見せてくださいね! ご活躍を楽しみにしています!
2019年06月10日昨年、『友罪』を映画化した瀬々敬久監督が同じ原作者、薬丸岳の小説を今度はWOWOWで連続ドラマ化した『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』。瀬々がそこで主演に迎えたのはやはり昨年『菊とギロチン』で初めて顔を合わせた東出昌大だった。東出が演じるのは元警察官の探偵、佐伯修一。幼い頃、姉を殺されるという忌まわしい過去を抱えながら生きる彼が、探偵事務所所長、小暮正人(松重豊)の許で犯罪加害者たちの現在を様々に調査するうち、自身のトラウマの元凶に近づいていく。加害者たちの内面に接するうち、被害者家族の内面が変化するという特異な作品構造は、瀬々&東出だからこそ生まれたハーモニーとヒューマニティが支えている。映画と変わらぬ質で、映画以上のボリュームを届けてくれるWOWOWドラマならではのリッチな再タッグ。瀬々と東出のふたりに本作についてたっぷり語ってもらった。――どんな作品になったのでしょうか。東出瀬々監督が、(主人公の)佐伯は復讐の鬼ではあるけれど、日常の空気も出していきたいと。ハードボイルド(の世界)は、見栄を切るようなところがあるじゃないですか。そういうキャラクターとして見せることはできるんですけど、それだけに限定されちゃうと、せっかく瀬々監督とやる意味がないんじゃないかと、僕も思いました。瀬々探偵である主人公がいろんな人々に事情を聴いて、事件の真相が分かっていく構造なんですが、演じる人たちの力によってエモーションが渦巻く作品になったなと思います。――おふたりは昨年公開された『菊とギロチン』で初めて顔を合わせましたよね。お互いに、どんな監督、どんな俳優だと思っていますか。東出俳優部を信じて、大海原に投げ出す。行ってこい!と背中を押してくださる。それが根底にある演出。瀬々組らしいなと。そして、さっきも言ったように、ハードボイルド一色になりすぎない。人間だから、もがいている様にリアリティがあって。その濁流の中にひと筋の光明が見えた瞬間に、救いが生まれる。そういう作品が、そういうお芝居が好きである。そこは瀬々監督ならではだなと思いますね。瀬々東出くんの役は、いろいろな人たちとぶつかって最後、トラウマみたいなところを打ち壊して、先に進んでいかねばならない。それがトータルの構成。そこにおいて自分の中で印象的だったのは、あるとき、東出くんがトラウマを乗り越えたようなパフォーマンスをするわけです。東出そんなこと、しました?瀬々ほら、第六話(最終話)のラスト近くのシーンで。東出ああ!瀬々そこに至るまではノープランで挑んでいるわけです。「こうやってほしい」ということもあまり言ってませんからね。つまり、自由演技。それを手持ち(カメラ)で撮る。俳優、東出昌大がそんなふうに挑んでいく、ある種のドキュメンタリー的な部分もあったなと。撮っていて刺激的でしたね。それと、東出くんは他者とのコール&レスポンスがすごいなと。(相手の芝居を)受けて投げ返すんですね。そうすると、東出さんと一緒に俳優も輝くし、東出くん自身も輝く。その化学反応が場の中で行われていく。たとえば、人と人とが向かい合っているだけで、感情と感情とが積み重なって、どんどん高みにいく。それはすごく感じましたね。――東出さんご自身も、芝居のコール&レスポンスは意識していますか?東出何か表現をしようというのではなく、“表現をしない”という方が僕は魅力的だなと思っているんです。そうありたいなと思っているんですけど、どうしても雑念が生まれて、こうしたらこう見えるんじゃないか、とか考えてしまうことはあります。何も考えないでできるってすごいなと思うんです。でも今回は何も考えないでできる先輩方も大勢いらっしゃいましたし、『菊とギロチン』から一緒だった寛一郎も、狙いにいかないで“何もしない”をする、というのを眼の前でしてくれたりしたので。そういう共演者のみなさんの力を借りて、佐伯は存在できたと思うし、そういうお芝居をもらって変わっていく佐伯でしたね。――松重豊さんとの共演はいかがでしたか?東出本当にお上手な方だなと。木暮はちょっととぼけたところのあるキャラクターなので、そういうお芝居が続いたんですけど、橋の上で面と向かうシーンがあって。こちらの目の奥を見て、眼と眼が合う初めてのお芝居があったんですが、そのとき、ちゃんと(芝居の上で)“心臓を殴りに来てくれた”んです。そういう熱があった。それを佐伯として受け止めたんです。それにしても松重さんは(役者として)尊敬の意味も含めて、ほんとズルいし、上手いなと思います。瀬々何回か出てもらっていますが、松重さんは天使の面と悪魔の面がある。東出そうそう。瀬々芝居(の相手)をしていたらよく分かると思うんですけど、天使のようにいいことを言ってくれるときもあるし、悪魔のように「お前、こっちに来いよ」みたいなときもある。東出“笑ゥせぇるすまん”的な(笑)。瀬々そうそう(笑)。そういう両面性があるから、不可思議な存在なんですよね。捉えどころがないというか。そのへんは松重さんならではの魅力というか。そういう俳優さんって、日本にはあまりいないと思うんです。それが今回の木暮という人物像にも表れていて。佐伯に悪魔のように囁くこともあれば、守護天使のように「頑張れよ」と言ってくれるときもある。そのあたりの二律背反した存在感が面白いなと思いました。松重さん特有のあり方ですよね。――タイトルの『悪党』に趣を感じます。悪党という言葉は“完全な悪”を感じさせません。どこか人間的なものを感じます。なぜ、このタイトルなのか。また、“悪党”という言葉からイメージするものはなんでしょうか。瀬々“悪党”って、中世的だと思うんですね。バサラとか。中世って、悪が悪だけではなく、善悪両方あるみたいな感じで捉えていた時代だと思うんです。そういうイメージがこの『悪党』というタイトルにはある。各登場人物もそうなっていると思うんです。悪が悪になりきれていないというか。そういう視点で(原作者の)薬丸(岳)さんは世界を見ているのだなと。東出事前に(犯罪者関係の)いろいろな本を読むにつけ、悪党って、どうやって存在するのか。それを考えたんです。やっぱり家庭環境に原因があったんじゃないのか。幼い子供が、そのまま、どうしようもない悪党になることはない。悪党とは何なんだろう?この作品の間は常々考えていました。答えは出ないし、答えが出なかったから、薬丸さんもこういう小説を書いたと思うんです。答えは出ないけど、考え続ける。このドラマもそういう作品になっているんじゃないかと思っています。取材・文:相田冬二撮影:稲澤朝博『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』(全6話)WOWOWプライムにて毎週日曜夜10時より放送中第1話は公式サイトにて無料配信中『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』特集
2019年05月13日奥入瀬渓流ホテルの新アクティビティ青森県・奥入瀬渓流沿いのリゾートホテル「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」では、新アクティビティ「目隠しさんぽ」を、2019年8月1日から9月15日までの期間限定で開催します。奥入瀬渓流の新しい楽しみ方「目隠しさんぽ」では、アイマスクで目隠しをした状態で奥入瀬渓流沿いを散策。視覚がシャットダウンされることで、その他の感覚(聴覚、触覚、嗅覚)が研ぎ澄まされ、奥入瀬渓流の自然をより近くに感じることができます。道中はネイチャーガイドが同行し、奥入瀬渓流新たな楽しみ方を提案してくれます。小鳥の鳴き声や風の音に耳を傾けたり、樹木や岩に触れたり、草花や水の匂いを感じたりと、普段とはひと味違った渓流散策を楽しむことができるでしょう。料金は3,240円。参加希望日前日の20時までに予約が必要です。夏季限定のアクティビティをお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2019年05月06日「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」の新レストラン2019年7月10日、「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」に、宿泊者限定の新たなフレンチレストラン「Sonore(ソノール)」がオープンします。シェフ自慢のグランドキュイジーヌ同店では自然豊かな奥入瀬渓流を望みながら、本格的な「グランドキュイジーヌ」を堪能することができます。伝統的なフランス料理に現代のアレンジをほどこした、創意工夫あふれるフルコースです。コースの中には地元青森県の銘菓「南部せんべい」を組み合わせたメニューも。遊び心も垣間見える、シェフ自慢のオリジナル料理が並びます。渓流を望む非日常な空間食前酒と前菜は、渓流のせせらぎを間近に感じられるテラス席でスタート。世界各国の銘醸ワインも用意されています。夕暮れ時の穏やかな風景を楽しんだ後は、屋内のダイニングへ移動。ゆっくりとメインのコース料理を味わえます。料金は1名15,000円(税・サービス別)です。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2019年05月05日アングローバルから誕生したセレクトショップ、ザ ライブラリー(THE LIBRARY)で、陶芸家 竹村良訓とのコラボアイテムを発売中。期間は12月19日まで。鮮やかな色使いと、絶妙な形体バランスが印象的な竹村の作品。期間中、店内の雰囲気に合わせて白黒系のモダンな器と、黄色、ピンク系の優しいトーンの器が並ぶ。ギフトや自分へのご褒美に、世界でひとつの器を探してみては?【プロフィール】竹村良訓(たけむら・よしのり)陶芸家・修復家1980年、千葉県生まれ。木工と漆芸を学びながら陶芸に出会う。文化財修復の技芸を修め、陶磁器・漆器修復にも携わる。現在は陶房「橙」で指導も行う。【イベント情報】場所:全国のザ ライブラリー期間:12月19日まで
2018年12月14日伝説のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を、山田孝之や佐藤健ら出演で映画化した『ハード・コア』。この度、ハロウィンにちなんだ荒川良々のシュールな場面写真と映像が公開された。連続テレビ小説「あまちゃん」、「重版出来!」「先に生まれただけの僕」、現在は「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」に出演中の個性派俳優の荒川さん。原作コミックは、「生きていく上でのバイブル」と語るほど大ファンだそうで、今回演じた主人公の権藤右近(山田さん)の友人・牛山役については、10年ほど前から「牛山役をやるとしたら自分しかない」と話しており、今回の出演に関して「まさか実現するとは思っていなかった」と語っていた。そんな荒川さん演じる牛山は、まるで原作からそのまま出てきたかのような、再現度の高いビジュアル、そして原作同様に台詞がほとんどないという難役を見事演じきった。そして今回、ハロウィン仮装のお手本になる(?)牛山のランジェリー姿を捉えた場面写真が到着!右近の家に忍び込み、右近が出来心で買ったというランジェリーをつける…という場面だ。また併せて解禁された映像では、ランジェリーを身につける牛山を見つける右近の姿が映り、“ハッピーハロウィン”という文字が出るシュールなシーンになっている。ハロウィンで盛り上がるこのシーズンにぴったりでクスッと笑える特別映像をお見逃しなく。『ハード・コア』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハード・コア 2018年11月23日より全国にて公開©2018「ハード・コア」製作委員会
2018年10月29日これまで数々の話題作を生み出してきた山田孝之と山下敦弘監督の盟友コンビが、キャストに佐藤健と荒川良々を加え、伝説的コミックを映画化した『ハード・コア』。この度、どこかおかしくて切ない予告編が公開となった。■ロボットが空を飛ぶ? 待望の本予告が到着この度解禁された予告映像では、山田さん演じる、世間に馴染めず純粋すぎる男・右近と、荒川さん演じる右近の唯一の友人・牛山のうだつの上がらない生活が映し出され、そこに佐藤さん演じる、右近の弟・左近が現れる。しかし偶然見つけた謎のロボットとの出会いによって、右近と牛山の生活は一変。左近が不審そうに見つめるロボットに「ロボオ」と名付けた右近は、ロボオと共に生活すると、左近もロボオの隠れた機能に気づくかのような描写も見て取れる。ロボオとの間に芽生えた友情をユーモアも交えながら描くと同時に、左近に殴りかかる右近の姿や、爆弾を持って「もう、後戻りできないところまで来てるんだよ」という意味深な台詞、そして警察に囲まれる右近、牛山。そんな2人をロボオが抱えて空へと飛び立つ姿など、物語の結末が全く読めない内容となっている。■ゴッチことアジカン後藤が主題歌を歌いあげる!さらに予告内では、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のボーカル、ギター、Gotchこと後藤正文が、トラックメーカーやプロデューサーとしても活動するベーシスト、Shingo Suzukiによるバンドプロジェクト「Ovall」の楽曲に参加した「なだらかな夜」を聴くことができる。この曲はコラボレーションと同時に、本作のための描きおろしとなっており、山下敦弘監督と山田孝之が作り出す世界観を、切なくも優しく彩ってくれる。平成の末期に満を持して公開となる、男たちの人生活劇をぜひスクリーンで確かめてみて。『ハード・コア』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハード・コア 2018年11月23日より全国にて公開©2018「ハード・コア」製作委員会
2018年09月20日「悪人」「怒り」など、多数の著書が映像化されるベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が、『64-ロクヨン-』『友罪』の瀬々敬久監督により『楽園』のタイトルで映画化されることが決定。綾野剛、杉咲花、佐藤浩市という豪華俳優陣が出演する。■あらすじ青田に囲まれたY字路。ある夏の日、幼女誘拐事件が起こった。未解決のまま、住民の胸には罪悪感だけがしこりのように残り、事件直前まで被害者と一緒にいた仲良しの紡は心に深い傷を負う。12年後、高校を卒業した紡(杉咲花)は、街のホームセンターで働いていた。祭りの前日、準備で集まった公民館で紡は豪士(綾野剛)と出会い、孤独な豪士に対して感情が芽生える。そして祭りの日、12年前と同じY字路で再び、2つの悲劇が起こる。少女が行方不明となり、町営住宅で暮らす豪士が容疑者として疑われた。追い詰められ、街へと逃れるが、そこで豪士は驚愕の行動に出る。そしてY字路に続く集落、愛犬と暮らす養蜂家の善次郎(佐藤浩市)は、村おこしの事業を進めていたが、話のこじれから非難を受け、村八分状態に。善次郎は狂気に陥り、恐るべき事件へと発展する――。被害者の親友だった少女、容疑者の青年、そして限界集落で暮らす男。なぜ、人は罪を犯すのか?なぜ自分だけ生き残ってしまったのか?それぞれの人生が交錯するとき、物語は衝撃のラストへと導かれることに。■綾野剛×杉咲花×佐藤浩市、犯罪者と彼らを取り巻く人々の業と哀しみとは――原作者の吉田氏自身、「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて」と明かす、新たな最高傑作といわれる短篇集「犯罪小説集」を映画化。母親と共にリサイクル品販売をする主人公・中村豪士役には、演じる役柄の幅広さとその演技力が高く評価される人気実力派俳優・綾野剛。『怒り』でも好演を見せた綾野さんが、本作では容疑者の孤独な青年という難しい役どころに挑戦する。12年前の未解決幼女誘拐事件の被害者と事件直前まで一緒にいた湯川紡(つむぎ)には、TV・映画で幅広く活躍し、急成長を遂げている杉咲花。心に負った深い傷を抱えながら、もがき生きる少女を熱演。そして、父親の介護のため村へと戻り、愛犬レオと暮らす養蜂家・善次郎には、その存在感で作品世界を支える日本を代表する俳優・佐藤浩市。狂気へと転落していく男の心情を安定の演技力で表現する。■キャスト&原作者&監督コメント綾野剛「愛おしく抱きしめながら過ごしたい」ただただ、そこに存在すること。映るのではなく、居る。それだけです。杉咲さん、浩市さん、お2人との大切な時間を、愛おしく抱きしめながら過ごしたいと思います。杉咲花「映画の中の一筋の光になりますように」綾野さんとは、これまで何度か映画の授賞式などでお会いする機会があり、その度に「いつか一緒にやろうね」と声を掛けてくださっていたので、今回ついにご一緒させていただけることをとても嬉しく思います。そして4年前、映画の世界にほぼ初めて足を踏み入れたあの頃の私に、格好良くて優しいお人柄で、その背中で、色々なことを教えてくださった尊敬する佐藤さんとまたご一緒させていただけること、心から幸せに思います。紡は難しい役ですが、どうか彼女がこの映画の中の一筋の光になりますように。初めての瀬々組、心して臨みたいと思います!佐藤浩市「人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい」人種、宗教、個人で心の折れ方バランスの崩れ方は多様です、人の数だけある。他人がそれを解りたいと思うのは日常の生活に余計な不安を取り除きたい、安心に暮らしていきたいという当然の思いです。しかし最後のスイッチが何処に在るのか?それは壊れていくその人自身にも分からない。作者の吉田さんも監督の瀬々さんも、そして僕自身も、最後に背中を押されるその瞬間の人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい。『楽園』はそれを体現する作品です。原作:吉田修一「どのような『人間』のドラマを見せてくれるのか」私が描いた「犯罪」と、瀬々監督が思い描く「楽園」が、スクリーンの中でどのように響き合い、どのような「人間」のドラマを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。原作となる2つの短編から飛躍した大きな物語が、そこに生まれることを信じております。監督・脚本:瀬々敬久「今までにない犯罪と人生の映画になる」人はどこかに楽園を探して生きているような気がする。一方で、日常は犯罪事件で覆われ、人々はそれを見聞きし、生活している。罪を犯す人も、それをワイドショーで追う自分らも、実はどこかで楽園を探しているのではないか。吉田さんの「犯罪小説集」を初めて読んだ時、そんな印象を与えられた。長年のファンである吉田さんの小説は、今回も犯罪を通して、生きる意味を問うていたのだ。何とか映画にしたいと思った。短編集を1本の長編映画の脚本にするには様々な格闘があったが、何とか形に出来たと思う。さらに俳優たちの参加。綾野剛さんの持つ繊細さと危うさ、杉咲花さんの凛とした純粋さ、映画に生々しい力を与えてくれると思う。そして今回は佐藤浩市さんに静謐な狂気を。そんな震える魂を共に描き、今までにない犯罪と人生の映画になることを目指し、現場に臨もうと思っています。罪を犯した人間と、取り巻く人々の業と哀しみを真っ向から描く本作。犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描く慟哭のヒューマン・サスペンスに、期待していて。『楽園』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月21日ミュージカル『あなたの初恋探します』の公開ゲネプロが行われ、村井良大、彩吹真央、駒田一が登場した。同作は、2006年に韓国で誕生して8年ものロングランヒットを飛ばし、2010年には映画化もされたミュージカル『キム・ジョンウク探し』の日本版。2013年にKミュージカルとして上演、さらに2016年に村井、彩吹、駒田の3名による日本版初演を上演し、大きな話題を読んだ。この度、2年の時を経てリニューアルしたニューバージョンとして上演される。何をやってもダメダメな男ムン・ミニョク(村井)が始めた「初恋探し株式会社」に、ヒロインのアン・リタ(彩吹)が、忘れられない初恋の人"キム・ジョンウク"(村井/2役)を探しにやって来る。名前だけを手がかりに、2人が初恋の人を探すロマンチック・コメディ・ミュージカルとなる。村井は2役、そして駒田は「マルチマン」として、父親、母親、インド人など22役を演じ分ける。東京公演はオルタナティブシアターにて、21日~28日。他、福岡公演、豊橋公演、大阪公演を予定している。○村井良大 コメントいろんなことを試し、たくさん失敗しながら作りあげる。演出のこうめいさん、オリジナルキャストの3人で充実した稽古をしてきました。僕らにとって再演ということもあり、何度も通し稽古をすることができましたが、一度として同じでない。決して慣れたり、ダレたりしない。それは3人それぞれが、日々挑戦しているからこそ。挑戦は開幕後も続きます!初めてご覧になる方は、最初はびっくりするかもしれませんが、15分も経てば馴染めます(笑)。そこからは作品に身を委ねてください。さらに今回は、観るたびに新たな面白さが生まれる、リピートもしたくなる舞台になっているんじゃないかな。この作品は、"初恋探し"にキュンキュンするポイントもあれば、テンポの良い会話で笑わせるところもある。さらに笑いの中にある"ちょっといい感じのメッセージ"が不意に心に響くところも魅力。そうやって、若い頃のトキメキを思い出したり、これからへ思いを馳せたり、過去も未来も体感できる作品です。だから韓国でも長く親しまれているのだと思います。日本でも一人でも多くの方に、その魅力を体感していただきたい! ビックリするような暑い日が続きますが、劇場は空調が効いて涼しいです。涼しいところで、表も裏も、結構アナログな暑苦しい舞台を楽しむ! 僕らも大汗かきながらやっているので、皆さんもできればちょっとテンション高めで参加し、エキサイトしてください。○彩吹真央コメントこのメンバーでの2年ぶりの"初恋探し"が始まります!初演時もやり切った感はありましたが、この2年という年月のなかで私自身はもちろん、共演者のおふたり、スタッフの皆さんそれぞれが変化しました。それぞれの経験を持ち寄って、この作品をより楽しんでいただけるように稽古を積んできました。単純明快なラブコメディミュージカルでもありますが、やればやるほどその深みも感じています。そして、個人的には良大くん、一さんが繰り出すアドリブには大変鍛えられました(笑)。こうしてお稽古場で作ってきたことを引っ提げて、今年は東京、大阪に加えて福岡や愛知のお客様にお会いできることが楽しみです。でも……、お客様とともに楽しい時間を過ごす喜びとともに、公演が始まるといつかは訪れる「終わり」への寂しさも、すでに感じています(笑)。それほどまでに、この作品への愛しさが高まっています。村井良大くんに、駒田一さんにゾッコンです。厳しい暑さが続きますが、この作品には暑苦しさとともに(笑)、"初恋"がもつ爽やかさがあります。心の涼を求めて、ぜひ、劇場へお越しください。損はさせません!○駒田一コメントほかの芝居の初日とは違う気持ちです。日本版初演から2年経っていますが、初演の楽日から一夜明けたら、「あれ、このシーンの演出、変わった?」というような。つまり良大とゆみこ(彩吹さん)と僕の3人による初演から連続しているような感覚です。一晩で動きが鈍くなっているという困った面もありますが(笑)。だからこそ、演出のこうめいさんのもと、稽古でもたくさんのことを試し、物語を深めながらも展開をシェイプアップできたと感じています。手前みそになりますが、そう言えるだけの準備をしました。初演時は自分のことで一生懸命だったところから、互いに影響を与え合える関係、共演のふたりを改めてリスペクトしています。そして、作品を作る最後のピースはお客様、気構えることなく、遠慮せず思い切り楽しんでください。僕はお客様に期待しています! というか助けてください!! 今回は、まるで我が家?! のような有楽町から始まり、(自称)第二の故郷福岡、リアル故郷の愛知、そしてゆみこの地元大阪とツアーが続きます。各地で、素晴らしい出会いがあることを楽しみにしています。
2018年07月20日2年前に上演され、大好評だったあの舞台が帰ってきた!皆川猿時さんと荒川良々さんという芸達者2人組が、次々とあぶない目に遭う、くだらなくもおもしろいこの舞台「さらば!あぶない刑事にヨロシク」。二人があぶない目に多々遭うので、それをゲラゲラ笑ってください。演出を手がける細川徹さんは、題材は本当にバカバカしいが、この二人との仕事は戦いに等しいと語ります。「二人は本当に芝居が上手い。例えば“あぶない”と一口に言っても、“ドーベルマンが迫ってくるあぶない”と、“銃口を向けられるそれ”は、異なる“あぶない”ですよね。そのニュアンスの違いを、コントにせずに、セリフの中にこまやかな感情を落として、芝居として出せるんですよ。そんな実力派の二人だからこそ僕も緊張感がありまして。稽古初日に台本を全部書き上げて持っていったんですが、演じてもらったら役者のおもしろさに負けてまして…。すぐに全部書き直しました(笑)」前回と比べ、あぶなさはより一層強くなっているそう。「この二人って、すごく強い人に見えるじゃないですか。肉体的に強そうだから、少々のあぶない目に遭ってもかわいそうに見えないんですよね。舞台上では、ひどい目に遭えば遭うほどおもしろくなる。だから『あぶない刑事にヨロシク』の世界観は、この二人じゃないと成立しないんです。本家の舘ひろしさんと柴田恭兵さんがスズメバチに2回も刺されたら、かわいそうじゃないですか……って、いや、意外とイケますね、カッコよくあぶない目に遭ってくれる気がしてきた(笑)。でもたぶん、村杉蝉之介さんは刺されたら死ぬと思うし、池津祥子さんは、刺されないように立ち回るタイプだと思います。皆川さんと荒川くんが、あぶない目に遭っても大丈夫に見えるのは、スターだからだってことにしておきましょう(笑)」今回も、前回好評だった、観客全員がクラッカーを鳴らして皆川さんを殺す、というような、観客参加型のタイミングも何回かあるそう。どんな“あぶない”が出てくるのか、お楽しみに~!3月16日(金)~4月1日(日)下北沢・本多劇場作・演出/細川徹出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本田兄妹)、河原雅彦全席指定5800円(税込み)大人計画TEL:03・3327・4312(月~金曜11:00~19:00)ほそかわ・とおる脚本家、演出家、映画監督。1971年生まれ、東京都出身。‘16年には映画『オケ老人!』を監督。映画、アニメ、ドラマ、ラジオなど、幅広く活躍中。※『anan』2018年3月21日号より。写真・土佐麻理子(by anan編集部)
2018年03月14日『感染列島』『64-ロクヨン- 前編/後編』『友罪』などを手掛ける映画監督の瀬々敬久と女優・菊川怜が、WOWOWで放送される「生中継!第90回アカデミー賞授賞式」のスタジオゲストに決定した。WOWOWでは、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて行われる映画界最高峰の映画の祭典「第90回アカデミー賞授賞式」を3月5日(日本時間)に生中継。今回日本のスタジオゲストに決定した瀬々監督と菊川さんは、案内役のジョン・カビラと高島彩と共に、授賞式の模様を伝える。さらに、レッドカーペット・レポーターを務めるすみれが、アカデミー賞授賞式の会場に向かうスターたちの様子や生の声を届ける。瀬々監督は、「ハリウッドの動向は世界やアメリカの政治や社会との緊張関係の中に、いつもあったと思います。とりわけアカデミー賞はまさにアメリカの現代史、そのものである気がします。今年も、何か象徴的な選択が行われるのではないか、いまから心躍っています」と期待。菊川さんは、「毎回数々のドラマが生まれるアカデミー賞授賞式にいまからワクワクが止まりません」と心境を明かし、「役者の方々の素晴らしい演技、そして制作スタッフのチームワーク全てが一体となり、それが観る者、ひとりひとりの“こころ”を震わす映画に繋がるのは本当に素晴らしいことだと思います。当日はテレビの前の皆さんも一緒に盛り上がりましょう!!」とメッセージを寄せている。「生中継!第90回アカデミー賞授賞式」は3月5日(月)8時30分~WOWOWプライムにて生中継(同時通訳)、同日21時~字幕放送。「第90回アカデミー賞 直前予想」は3月3日(土)13時45分~ほか随時放送。(cinemacafe.net)
2018年03月01日もしも、あなたのそばにいる友だちが、かつて世間を震撼させた“あの事件”の元少年Aだったら…。生田斗真と瑛太が『64-ロクヨンー』の瀬々敬久監督のもと、少年犯罪のその後に迫るヒューマンミステリー『友罪』。このほど第2弾キャストとして、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら、世代を超えた実力派キャストが発表になった。■豪華第二弾キャスト発表!原作は、ミステリー界の旗手として注目される作家・薬丸岳が2013年に発表した同名小説。瀬々監督のもと、友を想い、疑心や後悔と向き合い葛藤する益田役を演じるのは、今年のウディネ・ファーイースト映画祭で主演作『彼らが本気で編むときは、』が最高賞の観客賞を受賞し、5年ぶりの恋愛映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』から現在公演中の舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」などまで、卓越した表現力でさまざまな難役を演じる生田さん。また、17年前の連続児童殺傷事件の犯人かもしれないと、益田が疑い始める鈴木役には、『64-ロクヨン―』『ミックス。』など話題作への出演が続き、生田さんとも3度目の共演となる瑛太さん。消せない過去を抱えながらも、それに向き合い、懸命にいまを生きる、彼らの想像を絶する葛藤と思いが交錯する慟哭の群像劇となる本作。今回、そんな彼らを支えるキャストとして発表された佐藤浩市は、息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役に。『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『64-ロクヨン―』以来、4作品目の瀬々監督作品出演。逃れられない十字架を背負いながら、生田さん、瑛太さんと物語の中でどのように交わっていくのか、そして息の合った瀬々監督作品で再び重厚な演技を見せてくれるはずだ。さらに、あるきっかけで鈴木(瑛太さん)に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役には、現在ドラマ「監獄のお姫さま」で冤罪の“姫”を好演中、『海街diary』では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した夏帆。本作では、かつてAV出演を強いられた過去を持つ女性、という難役に挑んでいる。益田(生田さん)の元恋人であり、彼のジャーナリストとしての再起を願う杉本清美役に、モデルとしてだけでなく『少女』『ピーチガール』など話題作で次々主演を務め、女優としても活躍著しい山本美月。雑誌記者として児童連続殺人事件の犯人を調べる中で、益田のジャーナリズムをかき立てるキーパーソンを演じる。そして、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生役には、数々の映画や舞台で抜群の存在感を表現し続ける富田靖子。鈴木の出所後も接点を持ち続け、彼の過去と現在を知る唯一の人物として熱演を見せる。そのほか、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研と、世代を問わず日本映画の“光と影”を支え続ける魂系実力派キャストが集結。それぞれの過去と現在が絡み合い、さまざま人間模様が交錯していくストーリーに、気の抜けない緊張と深みを与えてくれる面々が顔を揃えた。キャストからコメントが到着!■夏帆瀬々監督から、毎回「リミッターを超えてください」という演出をされて、頭がまっしろになり、監督が思う限界点まで到達できていたのか撮影が終わったいまでもよく分かりません。身も心もへろへろになって、答えが分からなくてもがいて。それでも、誰よりもまっすぐに全身全霊でこの作品にぶつかっていく監督をみていたら、弱音を吐いてる場合じゃないと、わたしも腹をくくって挑ませていただきました。■山本美月瀬々監督をはじめ、素晴らしいキャストの方々とご一緒できたことを、とても光栄に思います。監督から、清美は唯一普通の人だから普通の女の人を演じてほしいと言われ、普通ってなんだろうと、とても考えさせられる作品になりました。なにが間違いなのか、正しいのか、作品を観ていただいた方々それぞれの答えを見つけて頂きたいです。■富田靖子『友罪』のお話をいただいた。愕然とする。光のようなものは感じるが、闇があまりにもすざまじかった。私が日常で母親という存在であるからかもしれない。葛藤した。葛藤は瀬々監督のもと、「熱」にそして「祈り」に変化していく。どうか、この「祈り」が届くことを願って…。『友罪』は2018年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月17日「第30回東京国際映画祭(TIFF)」のラインナップ発表会見が9月26日(火)に都内で開催され、コンペティション部門に出品された『最低。』のメガホンをとった瀬々敬久監督や主演の森口彩乃らが出席した。AV女優役を演じることについて、森口さんは「最初引き受けたときはうれしかったんですけど、撮影に入る前くらいに『何で引き受けちゃったんだろう…』と思いました、すみません(笑)」と気持ちを露わにしたが、瀬々監督は笑顔で受け止めていた。TIFFは10月25日(水)~11月3日(金・祝)の10日間、開催されるアジア最大級の国際映画祭。世界各国からの新作がグランプリを競うコンペティション部門には、88の国と地域から1,028本の応募があり、その中から15本が本選に選出された。日本からは『最低。』と、松岡茉優が主演を務める『勝手にふるえてろ』の2作品がノミネート。欠席となった松岡さんからは、ビデオメッセージも届いた。『最低。』はAV女優の紗倉まなによる話題の文芸小説の映画化で、どうにもならない現実を前に、それでも自分らしく生きようとする女性たちを力強く、ときに繊細に描いた物語。元々ピンク映画を手掛けていた瀬々監督は、本作について「いわゆるAV業界の裏話ではなく、AV女優さんの友人や家族関係や日常が緻密に描かれたもの。いま、近い存在としてAVがありますが、そういう日本の現状の中で、AV女優さんたちも普通の生活ということを描いてみようと作りました」と、製作の経緯についてふり返った。コンペティション部門は世界の作品と肩を並べることになるが、「たったひとりでも『この映画が好きだ』と言う人がいれば、作っていけるという気持ちでやっています」と、熱い映画への想いを語る瀬々監督だった。また、TIFFでは監督デビュー30周年を迎えた原恵一監督のアニメーション特集「映画監督原恵一の世界」が組まれ、『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』などの『クレヨンしんちゃん』シリーズのほか、『カラフル』、『はじまりのみち』など計7タイトルの上映も予定している。黄色いTシャツに黒いキャラクターのアニメーションがプリントされた洋服で現れた原監督は「いま作っている作品のヒントです。たくさん撮ってください!」と集まった記者陣に向かってニッコリ。原監督は「人に見られて恥ずかしいものは1本も作ってきていないつもりです。過去作が大きい映画祭で観てもらえるのは新作のためにもなるし、非常にうれしく思っています」と笑顔を広げた。さらに、今年で30回を迎えることになったTIFFについて、原監督は「この先も映画祭が続いて、世界4大映画祭くらいに育ってくれればいい。コンペにアニメーション作品も混ぜてくれるような映画祭になってくれれば、そのときにはぜひ僕の作品を」とかわいらしくアピールしていた。そのほか、ラインナップ発表会見には、佐々木心音、山田愛奈、大九明子監督が出席した。「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)より開幕。(cinamacafe.net)
2017年09月26日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の志田彩良さんです。シリアスな役を演じることにやりがいを感じています。中学生の頃にティーン誌の専属モデルとしてデビューし、近年は女優としても活躍する志田さん。9月16日には、主演映画『ひかりのたび』が公開に。「長編映画では初めての主演。悪徳不動産ブローカーの父に反発する娘、というちょっと重めの役なのですが、私、なぜか暗い役をいただくことが多いんです。自分とかけ離れた役は、やりがいがあって楽しい!映画が大好きなので、今後できる限り多くの作品に関わりたい。ポスターに写る自分の顔を見ると、いまだに恥ずかしいんですけどね…(照)」写真を撮るのにハマっています。日々、一眼レフや「写ルンです」で友達や風景を撮りためています。いつものメイクはリップを中心に。ファッションに合わせてチョイスします。特に赤リップが好き。ついつい買っちゃうアクセサリー。お気に入りのサングラスやピアスたち。買い物は悩まないタイプです!しだ・さら1999年生まれ。2013年から2年間、雑誌『ピチレモン』の専属モデルを務め、現在はCMやドラマ等で活躍。『ひかりのたび』は、9/16より新宿K’s cinemaほかで全国順次公開。※『anan』2017年9月13日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月12日2010年10月に劇場公開され、国内外で大きな話題を集めた瀬々敬久監督の『ヘヴンズ ストーリー』が12月6日(水)、Blu-ray&DVDとなって発売になることが決定した。日本映画ファンから長らくパッケージ化が待たれていた人気作だが、劇場公開から7年以上の時を経て、待望の初パッケージ化。これを記念して、瀬久監督のコメントも到着した。同作は複数の殺人事件をきっかけに、被害者家族や加害者を中心とする20人以上の登場人物が、絡み合い、つながりあう、全9章・4時間38分にも及ぶ大巨編。日本映画界の鬼才・瀬々敬久監督がメガホンを握り、得体の知れぬ憎しみが覆う世界に向けて、日常の中にある罪と罰と言うべき大きな命題に挑み、復讐の先にある再生を描ききった意欲作だ。瀬々監督は、「『ヘヴンズ ストーリー』はこれまで7年の間、上映されてきました。その間、観に来ていただいた方々、そして上映に携わっていただいた方々、ありがとうございます。この7年の間で、時代も少し変わりました。映像の需要は配信へと進み、モノとして映像を所有するということがいつ終わるかもしれないというのが趨勢です。そんな時流の中、これが最後の機会とも考え、この映画をDVDやブルーレイとして、それぞれの場所で観ていただけるよう決めました」と想いをコメント。また、「映画上映にこだわってきましたが、これを機会に『ヘヴンズ ストーリー』の、また新しい体験が広がっていくことを期待します。なお上映は、今後も続けていきたいと思っています。そして、決して一元化でなく様々な選択肢のある状況を引き続き目指していきたいと思っています」とも語った。Blu-ray&DVDの特典として、撮影中のスチール写真を多数使った特製ブックレット、新規の映像特典の収録も予定する。また、2017年のアンコール上映も決定。12月2日(土)、K’s cinema(新宿)で1週間ほど上映になる予定だ。『ヘヴンズ ストーリー』Blu-ray&DVDは12月6日(水)より発売。(DVD上・下巻 同時レンタル開始)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘヴンズストーリー 2010年10月2日よりユーロスペース、10月9日より銀座シネパトスほか全国順次公開(C) 2010 ヘヴンズ プロジェクト
2017年09月11日「奥入瀬サミット2017」開催概要2017年9月23日(土)と9月24日(日)の2日間、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルにおいて、女性の五感を満たす新感覚のプレミアムセミナー「奥入瀬サミット2017」が開催される。対馬ルリ子、岸紅子、本道佳子によるトークセッション「本来の自分を活かすナチュラルビューティーパワー講座」(仮)をはじめ、元スピードスケート選手 岡崎朋美によるスペシャルトークなどを実施。アクティビティプログラムとして、早朝の奥入瀬渓流ジョギング、十和田湖早朝カヌーツアー、朝ヨガが用意されている。料金の詳細や、申し込み方法については、奥入瀬サミットのウェブサイトを確認。豊富なワークショッププログラム奥入瀬サミット2017では、バラエティ豊かなワークショッププログラムを用意。岸紅子(NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事)と、三浦絵里子(ホリスティックビューティインストラクター)が講師を務める、温活×美腸「HBA式ギルトフリースイーツ作り」では、ドライフルーツとナッツなどを混ぜ合わせ、温活にもつながるヘルシーなローフードボールを作る。その他、「美しく楽しく走れるからだをつくる!キレイな走りは足裏から~足裏集中エクササイズ~」、「一瞬でごきげんカラダをつくる骨盤エクササイズ」、「奥入瀬みつろう&紫根で作るリップクリーム(奥入瀬はちみつオーガニック精油入り)」など、女性が輝きを増すプログラムがそろっている。(画像は奥入瀬サミットより)【参考】※奥入瀬サミット
2017年07月16日1996年のオフ・ブロードウェイの開幕以降、世界で愛され続けるミュージカル『RENT』が7月2日、東京・シアタークリエで開幕した。出演は村井良大、堂珍嘉邦・ユナク(Wキャスト)ら。初日に先駆け1日には囲み取材が開催され、出演者が意気込みを語った。舞台「RENT」チケット情報20世紀末のNYを舞台に、貧困やHIV感染症、薬物依存症、同性愛といった様々な困難や問題に直面しつつ、夢を掴もうと日々を懸命に生きる若者たちの姿が、キャッチーなロックサウンドで綴られていく青春群像劇。2年ぶりとなる今回の公演は、連日満員御礼の熱狂となった2015年公演のキャストが多数続投するとともに、新たなキャストも加わり、充実のステージとなっている。ビデオ・アーティストであり、物語の語り部でもあるマーク役は前回に続き村井良大。「『RENT』がさらにパワーアップして帰ってきました。人生を変える作品と言っても過言ではないくらい、とても素敵なパワーに満ち溢れています。前回50回くらい本番をやったのに、新キャストのパワーをもらって、毎日新鮮に、新しい『RENT』が出来ています」と自信の表情。マークの友人であり引きこもりのロッカー、ロジャーを演じる堂珍嘉邦とユナクも「新しいキャストも含めて、絶対に2年前より確実に深まっているものが、それぞれにある」(堂珍)、「緊張感も違うし、もっといい芝居を見せられる自信がある」(ユナク)と、前回を超える作品が出来たとアピール。同じく続投組、ドラァグクイーンのエンジェルを演じる平間壮一(丘山晴己とWキャスト)も「『RENT』というのは、自分の人生がすごく表れる作品。2年という月日はすごく長く、それぞれに色々なことを経験しているので、みんなの芝居を観て「あ、深まったな」と感じた」と話した。出演はほかに青野紗穂・ジェニファー(Wキャスト)、光永泰一朗、上木彩矢・紗羅マリー(Wキャスト)、宮本美季、NALAWら。公演は8月6日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後、愛知、大阪、福岡でも上演される。チケットは発売中。
2017年07月04日主演に「Sexy Zone」の中島健人、ヒロインに芳根京子で実写映画化する『心が叫びたがってるんだ。』。この度、本作の新たなキャストとして、大塚寧々と荒川良々の出演が決定。併せて、芳根さんのナレーション入りWeb限定超特報映像も到着した。コミュニケーションが苦手で本音を言えない、やる気のない少年・坂上拓実は、高校3年生のある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に突然任命され戸惑う。一緒に任命されたのは、全く接点のないクラスメイトの成瀬順。幼い頃に何気なく発した言葉によって家族がバラバラになってしまったことが原因で、喋ろうとすると腹痛が起きてしまい、コミュニケーションは筆談のみ。クラスメイトからは変わった子だと思われている。担任から出し物としてミュージカルを提案され、ヒロインを演じることになった順は、拓実からのある言葉をきっかけに“いままで心に閉じ込めてきた想い”を歌にして伝えると決心するのだが…。本作は、2015年9月に劇場公開され、心を揺さぶる感動作として大ヒットを記録した『心が叫びたがってるんだ。』の実写映画。主演の中島さんが、他人に本音で向き合うことが苦手なやる気のない少年・坂上拓実役を、芳根さんが、幼い頃のある出来事が原因で喋ると腹痛に襲われてしまうヒロイン・成瀬順役を演じるほか、「E-girls」の石井杏奈、俳優デビューしたばかりの寛一郎といった旬なキャストたちが集結する。今回新たに出演が決定した大塚さんが演じるのは、心を閉ざしてしまった順の母親・成瀬泉役。子ども時代にうっかり話してしまった“あること”がきっかけで、家族がバラバラになってしまい、以来しゃべることができなくなってしまった順をもどかしく思い、心の底で心配しながらもつい辛く当たってしまう、という複雑な思いを持つという役どころ。大塚さんは、「『伝えること大切さ』は、現代を生きる私たち全てに通じるもだと思います」と作品のテーマについて話し、「私が演じる泉も、芳根京子さん演じる、娘・順へ愛情をきちんと伝えられず、長い間葛藤を続けています。いま、青春真っ只中にいる方はもちろんこと、社会人や親世代の方なども、共感できる作品だと思いますで、ぜひ観ていただけたら嬉しいです」とメッセージ。また荒川さんが演じるのは、拓実や順の担任教師・城嶋一基役。「地域ふれあい交流会」実行委員に、拓実、順、菜月(石井杏奈)、大樹(寛一郎)を強引に指名し、彼らを見守り、変化をもたらす役どころだ。「ま、まさか!自分がまっとうな教師をやるとは!思えば遠くへきたもんだ… 」とコメントを寄せた。併せて到着したのは、「あの日、初めて仲間ができた。初めて歌を歌った」という言葉から始まるWeb限定の超特報映像。芳根さんがナレーションを務め、順の心境を表す台詞とともに、教室や廊下、音楽室、階段、体育館、屋上…と学校風景が次々と映し出される。30秒という短い映像の中に、青春を感じさせる映像となっている。『心が叫びたがってるんだ。』は7月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月30日女優の大塚寧々と、俳優の荒川良々が、映画『心が叫びたがってるんだ。』(7月22日公開)に出演することが30日、わかった。同作は2015年に上映され大ヒットした同名の劇場版オリジナルアニメを実写化。やる気のない高校生・坂上拓実(中島健人)は、幼い頃のトラウマから喋ろうとすると腹痛におそわれるため筆談で交流するクラスメイト・成瀬順(芳根京子)とともに「地域ふれあい交流会」実行委員に任命され、ミュージカルを上演することになる。大塚は順の母親・成瀬泉を演じる。「たくさんの方に支持されている作品に参加することが出来て、とても嬉しいです」と語る大塚は、役について「芳根京子さん演じる、娘・順へ愛情をきちんと伝えられず、長い間、葛藤を続けています」と説明。「今、青春真っ只中にいる方はもちろんのこと、社会人や、親世代の方なども、共感できる作品だと思います」とアピールした。拓実や順を見守る担任教師・城嶋一基を演じる荒川は「ま、まさか! 自分がまっとうな教師をやるとは!」と驚きの様子。「……思えば遠くへきたもんだ……」としみじみしていた。また合わせて、WEB限定超特報も公開。教室や廊下、音楽室、階段、体育館、屋上といった学校の様子や、携帯電話、青い空といった風景が流れ、順の心境を語ったナレーションが流れ、青春を感じさせる映像となっている。
2017年03月30日ハリウッド女優のミラ・ジョヴォヴィッチが、14日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『超ハマる!爆笑キャラパレードSP』に初出演。番組の人気キャラクターとコラボレーションを果たす。芸人たちがさまざまなキャラクターに扮してネタを披露していく同番組。今回ミラ・ジョヴォヴィッチは、アルコ&ピースの平子祐希演じる人気キャラ「意識高い系IT社長・瀬良明正」と対談する。「意識高い系対談」と題し、スペシャルならではのコラボを披露することになる。この放送では他にも、南原清隆が「世界に日本の"型"を広める館長・型形造(かたけいぞう)」でキャラネタ初参戦。関根勤はイワイガワの井川修司とコラボして「アクションシーンへのこだわりが強すぎる大御所俳優・金剛寺拳」というキャラで登場。NEWSの増田貴久は、ANZEN漫才とともに「ジャニーズの男」という歌を披露したり、アンタッチャブルの柴田英嗣との動物園ロケにも。さらに、、阿佐ヶ谷姉妹、くっきー(野性爆弾)、ニッチェ、平野ノラ、柳原可奈子、八幡カオル、レイザーラモンRGらがネタを披露する。
2017年01月06日フリーアナウンサーの宮島咲良がこのほど、テレビ朝日系のバラエティ特番『年越しクイズサバイバー2016』(31日18:00~25:00)の収録に参加。戦隊シリーズ好きの意気込みを、衣装でも示した。今年で3年連続となる同特番は、くりぃむしちゅー率いる芸能人チーム50人と、林先生率いる知識人チーム25人が早押し合戦でクイズを繰り広げるもの。宮島は、戦隊シリーズ好きのアナウンサーとして注目されているが、この日もアカレンジャーを思わせる真っ赤なミニワンピに、『秘密戦隊ゴレンジャー』のフィギュアをネックレス代わりに首から下げる徹底ぶりで、初めてのクイズ番組に参戦した。早押しボタンの重さに驚きながら、「私の右手に過去から現在まで40戦隊の力を集めて、とにかくボタンを押すことに頑張りました!」とパワーをもらったそう。クイズの得意分野を聞かれると、やはり「スーパー戦隊」だったが、「アナウンサー出身として先輩たちの恥にならないよう、もっと他のジャンルでもクイズに強くなりたいです」と、謙虚に目標を語った。今年はバラエティにも進出し、プライベートでも"汚部屋"を番組で掃除してもらったが、「来年はきれいな部屋をきちんと維持して、仕事でスーパー戦隊の役に立ってから死にたいと思います(笑)」と、やはり戦隊シリーズに絡めて抱負を述べている。
2016年12月28日稽古場の一角のワクワクさせる2ショットは、大人計画の皆川猿時さんと荒川良々さん。しかも、ふたりが共演する舞台のタイトルが『あぶない刑事にヨロシク』だ。脚本・演出を手掛けるのは「男子はだまってなさいよ!」でバカバカしい笑いを作り続ける細川徹さん。…で、どっちがタカで、どっちがユージなの?共演のお二人にお話を聞きました。***荒川:皆川さんがユージで僕がタカって聞いてたんですが…台本を見たら関係なくなってました(笑)。皆川:まあ、僕の役は『あぶ刑事』に憧れているっていう設定にはなってるんですけど。荒川:逆に僕は『あぶ刑事』を知らないっていう設定で、皆川さんがビデオを貸してくれるっていう。あと、一応、横浜署の刑事ってことにはなってます(笑)。皆川:そんなふたりが、事件を追ううちケンカしたり仲直りしたり(笑)。荒川:ふたりでお茶して終わり、ってことはないと思います。皆川:まあでも、どこまでいまの台本のままいくか、わからないよね。そもそも細川さんの舞台で稽古初日に台本が上がっているってことが珍しいし。荒川:だからか、稽古2日やって、ちょっと違うなって思ったんでしょうね。3日目の稽古は、稽古着のジャージに着替えて皆でただ雑談だけして、私服に着替えて帰りました。皆川:いつもは台本がないから、稽古序盤は雑談だけして帰る!みないな感じだからね。でも、昨日の雑談でお互いにどんな人かよく知っておくのって、本当に大切なんだなって改めて思ったよ。まあ、普通に稽古した後に居酒屋でやれよって話なんだけど(笑)。でもさ、映画を観ると、今回は明らかに人数が足りてないんじゃないかなあ。荒川:あの映画では、敵が嘘みたいに大勢でてきてましたから。皆川:その状況のなかでふたりきりだから“あぶない”わけで(笑)。荒川:そもそも皆川さんの役は、あぶない目に遭いたくない人なのに…。皆川:あぶない目に遭わないようにしているのに、相棒の荒川君のせいでどんどんあぶない目に遭っていく(笑)。しかし…見事に何も残らない舞台だなぁ。荒川:その何も後に残らないのが細川作品の面白さ。何も考えずに笑えるから、子供でも楽しめるし。皆川:だから頭の中だけで作った台本じゃなく、稽古場での雑談から生まれる面白い何かを大事にしてるんだろうね。でも、そういう笑いって、何が面白いのかわかんなくなっちゃうんだよ。松尾(スズキ)さんや宮藤(官九郎)さんの作品は、ある程度お客さんを突き放した笑いだけど、細川さんのホンは、お客さんを巻き込んでいくタイプの作品だから難しいよね。荒川:お客さんが入ってから完成するようなところはあります。皆川:そういう意味でも、荒川君は頼れる相棒です(笑)。荒川:それはお互いさまです。皆川さんなら、どんな球を投げても返してくれる安心感がありますから。◇みながわ・さるとき(写真左)1971年生まれ、福島県出身。’94年より大人計画に参加。グループ魂の港カヲルとしても活躍。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』が6月25日公開。あらかわ・よしよし1974年生まれ、佐賀県出身。’98年より大人計画に参加。現在、連続ドラマ『重版出来!』(TBS系)に出演中。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』は6月25日公開。◇4月14日(木)~24日(日)下北沢・本多劇場作・演出/細川徹出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本多兄妹)生演奏/TUCKER前売り・当日5800円ヤング券3500円(22歳以下)大人計画TEL:03・3327・4312(月〜金曜11:00~19:00)※ 『anan』2016年4月20日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月18日先日第十回声優アワード主演女優賞を受賞した声優・水瀬いのりが、2016年4月13日にリリースする2ndシングル「harmony ribbon」。そのカップリング曲の試聴がキングレコードの"水瀬いのり"ページにてスタートした。2曲目の「Dreaming Girls」は、「女の子」をテーマに掲げたキラキラしたガールズ・ロック。3曲目の「Ring of Smile」はコーラスワークが印象的な温かく心地良いサウンドで、優しい気持ちになれる楽曲となっている。このコーラスも含め、前作から今作まですべてのコーラスを水瀬自身が務めており、これもまた彼女の楽曲の魅力といえそうだ。水瀬いのりの2ndシングル『harmony ribbon』は2016年4月13日の発売予定。
2016年03月25日先日、第十回声優アワード主演女優賞を受賞した声優・水瀬いのりが、2016年4月13日にリリースする、2ndシングル「harmony ribbon」の収録内容とジャケット写真が公開され、同時に、表題曲「harmony ribbon」の試聴がスタートした。表題曲の「harmony ribbon」は、作詞&作曲を、「嵐」や「AKB48」などに楽曲を提供している多田慎也氏が担当しており、軽快なポップチューンに仕上がっている。キングレコードの"水瀬いのり"ページに、ショートver.(45秒)の試聴サンプルが用意されているので、早速チェックしてみたい。また、公開されたジャケット写真は、色とりどりのリボンが水瀬を包む、ガーリーでキュートな仕上がり。このジャケット写真からインスピレーションを受け、自分とファンとを繋ぐ「絆」をリボンに例え、ファンと一緒につくりあげていきたいという想いがこめて、表題曲のタイトルが決まったという。さらに、カップリング曲のタイトルが、「Dreaming Girls」と「Ring of Smile」になることもあわせて発表。こちらのどのような楽曲になるのかは、今後の続報を待ちたい。
2016年03月18日『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)の成瀬順や『ご注文はうさぎですか?』シリーズのチノなどを演じてきた声優・水瀬いのりと、『プリパラ』シリーズで知られる声優アイドルユニット・i☆Risが1日限定コラボユニット・水☆Ris(ミナリス)を結成。アニメソングのライブイベント「ANISON HISTORY JAPAN!!」(3月30~31日開催)に出演することが14日、発表された。今回のユニットは、東京・NHKホールで行われる「ANISON HISTORY JAPAN!!」の第4弾出演アーティストとして発表。楽曲は明かされていないが、歴史的な名曲と言えるアニソンを披露するという。「ANISON HISTORY JAPAN!!」は、3月30日の1st STAGE(開場17:30/開演18:30)、3月31日の2nd STAGEOPEN(開場12:00/開演13:00)、そして同日の3rd STAGE(開場17:30/開演18:30)の3公演で構成されるアニメソングの祭典。これまでシーンを盛り上げてきたアーティストたちによる「アニソンLIVE」や、若手中心の「NEW HERO LIVE」などで、パフォーマンスが繰り広げられる。なお、水瀬は1st STAGEに、i☆Risは2nd STAGEに、それぞれ個人・ユニットとして出演する。さらに、3rd STAGEに登場する水木一郎と松本梨香のコラボバトルも。アニソン界の伝説的存在・水木と、『ポケモン』シリーズで知られる松本がそれぞれ若手を従え、"Z対決"を展開する。また、同時に新たなアーティストとして、1st STAGEに声優ユニット・Trefleの出演も発表された。
2016年03月14日アルファオメガは、スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』より、絢瀬絵里を1/7スケールの彩色済み完成品フィギュア「ラブライブ! 絢瀬絵里 ハロウィンVer.」として立体化。「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。2016年9月下旬発送予定で、価格は15,552円(税込)。絢瀬絵里は、「みんなで叶える物語」をキーワードにしてオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するキャラクターで、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」のメンバー。TVアニメ版第1期では音ノ木坂学院の生徒会長を務めており、最初は穂乃果たちのスクールアイドルとしての活動に批判的だったものの、徐々に惹かれ、活動をともにするようになる。「ラブライブ! 絢瀬絵里 ハロウィンVer.」は、TVアニメ2期 Blu-ray&DVD第4巻のジャケットイラストに登場したハロウィンVer.の絢瀬絵里を立体化。ハロウィンらしいオレンジと黒を基調にした衣装で、いたずらっぽい笑顔が精細に表現されている。かぼちゃを模したバスケット、中に詰められた菓子などディテールも再現。特徴であるメリハリあるスタイルも健康的に造形されている。商品価格は15,552円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年9月下旬を予定している。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2016年02月05日