米AMDは5日(現地時間)、開発コード名"Bristol Ridge"として知られる第7世代AMD AシリーズAPUの発売時期を前倒しし、2016年5月31日~6月4日に台湾で開催される「Computex 2016」で正式発表すると予告した。"Bristol Ridge"は、CPUコアにExcavatorコアを採用する新APU。プラットフォームを刷新し、現行の「AM3+」や「FM2+」から「AM4」へ移行することなどが、これまで明らかになっている。今回、発売時期を前倒しとともに、既存モデルや競合製品とのパフォーマンス比較が公開された。前世代の"Carrizo"からパフォーマンスと電力効率を高め、CPUのパフォーマンスでは"Carrizo"比で約10%、さらに2014年に発表した"Kaveri"比で50%の性能向上を実現したという。また、グラフィックス性能も、"Carrizo"や競合製品(Intel Core i7-6500U)を上回るとしている。AMDによると"Bristol Ridge"は、予定より前倒しで量産出荷に着手しており、各PCメーカーから薄型ノートPCやコンバーチブルPC、液晶一体型PCなどが投入されるという。
2016年04月06日エアバスは現地時間の3月21日、米アラバマ州モビールの最終組立工場で最初に製造されたジェットブルーのA321が初飛行したことを発表した。同機は21日の9時36分にアラバマ州のMobile Aeroplex at Brookleyより離陸し、13時02分に着陸。3時間26分におよぶ飛行の中で、システムやエンジンなどの機動性についてテストを行った。今回の初飛行の後は最終的な調整を経て、数週間後にジェットブルーへ引き渡される見通しとなっている。
2016年03月22日米IBMおよび米VMwareは2月22日(現地時間)、クラウドのスピードと経済性をさらに活用できるよう企業を支援することを目的とした戦略的提携を発表した。これにより、企業は既存ワークロードを、自社オンプレミスのソフトウェア定義のデータ・センターからクラウドへ容易かつ安全に拡張できるという。両社は、事前構成済みのVMware SDDC環境を、顧客が自動でプロビジョニングできるようにするアーキテクチャーおよびクラウド・オファリングを共同で設計した。この環境は、IBMクラウド上のVMware vSphere、NSX、Virtual SANで構成されているという。このSDDC環境を使うと、VMwareに基づく共通のセキュリティー・モデルとネットワーク・モデルにより、ハイブリッド・クラウド環境にワークロードを修正なしで展開できるようになるという。IBMは、自社の包括的なCloudBuilderツールとワークロード自動化機能を利用し、事前構成済みワークロードやカスタム・ワークロードを、VMwareのソフトウェア定義のデータ・センター・アーキテクチャー用設計パターンにより検証されたクラウドへ、自動的にプロビジョニング。さらに、VMwareは、環境をIBMクラウドに展開し、顧客のローカル・データ・センターの一部であるかのように管理できるよう、vRealize AutomationおよびvCenterの管理ツールを拡張した。また、両社は、ハイブリッド・クラウド導入のための新規オファリングを共同でマーケティングし、販売する予定だという。これには、シームレスなワークロードの移行、災害復旧、容量拡大、データ・センター統合などが含まれる。
2016年02月23日米ロッキード・マーティンは2月3日(日本時間)、スカパーJSATとの間で、同社の人工衛星バス「A2100」を使用した通信衛星「JCSAT-17」の調達契約を締結したと発表した。2019年度に引き渡され、同年度下期の打ち上げが予定されている。ロッキード・マーティン・スペース・システム、コマーシャル・スペースの副社長兼ゼネラルマネージャーを務めるカール・マーチェット氏は、今回の受注について「当社はスカパーJSATの衛星を多数製造してまいりました。今回も私どもに信頼を寄せていただき、光栄です。A2100の新規の受注は、当社の堅調な受注残高に、さらに衛星を一基追加します」と語った。JCSAT-17は、日本を含む東アジアに向けて通信サービスを提供することを目的としており、Sバンド、Cバンド及びKuバンドの高性能トランスポンダーを搭載。運用期間は15年以上が想定されている。またJCSAT-17にはフレキシブル・プロセッサも搭載され、それによってスカパーJSATは、災害救助活動時や、そのほか一度に大容量の通信が集中的に必要な際に、キャパシティを振り分けることが可能となる。ロッキード・マーティンはこれまでも、N-SAT-110、JCSAT-9からJCSAT-13、JCSAT-110Rと、スカパーJSATの衛星を製造し続けており、今回のJCSAT-17で8機目となる。○人工衛星バス「A2100」A2100は、ロッキード・マーティンが開発した人工衛星バスで、現在軌道上で運用されている通信衛星のうち、40機以上に採用されている。衛星バスとは、電力や通信、姿勢制御など、人工衛星にとって基本的な機能をもつ「箱」のことで、そこに衛星のミッションにとって必要となる機器(ミッション機器)を搭載し、衛星が造られる。かつての人工衛星は、衛星ごとにバスもミッション機器も毎回新しいものが造られていたが、A2100では衛星バスを共通化し、そこに顧客の目的に合わせて機器を搭載することで、さまざまな性能の衛星を低コストに造ることができるようになっている。こうした、共通化された衛星バスは、ボーイングやスペース・システムズ/ロラール、エアバス・ディフェンス&スペース、三菱電機など各衛星メーカーもそれぞれ独自のものを開発している。A2100が初めて採用されたのは1996年に打ち上げられた「AMC-1」で、設計寿命の15年を達成。以来、40機以上の衛星に採用されている。また、ロッキード・マーティンは、自社資金を投入した数年にわたる改良を重ね、宇宙機の電力や推進力、電子機器の強化を図るとともに、最新の製造技術を採用することによる製造コストの削減と製造期間の短縮を実現している。参考・Lockheed Martin Awarded JCSAT-17 Satellite Contract From SKY Perfect JSAT Corporation · Lockheed Martin・通信衛星 JCSAT-17 の調達契約の締結について (225k)
2016年02月10日香川県が県のオリジナル米「おいでまい」のウェブCM を公開中。ウェブCMには、2015年12 月にPR大使に就任したばかりの、菊井彰子さんと神谷春樹さんが出演。讃岐弁で「うまい!」「食べまい!」「おいでまい!」という掛け合いで、おいでまいの魅力を全力でアピールしている。抜群の味と見た目で2年連続で最高ランクを獲得香川オリジナルの特Aランク米「おいでまい」は、平成25年から本格的に栽培が開始された香川県のオリジナル品種米。色が白くて粒ぞろいが良く、米本来の食感がしっかりと楽しめると評判だ。(一財)日本穀物検定協会が実施した「米の食味ランキング」においては、平成25年・26年産と 2年連続で最高ランクの「特A」に評価されている。実際に口にした購入者からも、「予想以上に美味しい」「見た目が美しい」などの声が続々届いているという。冷めても味が落ちにくく、食感バランスが良いのもおいでまいの大きな特徴。お弁当やおにぎりなどに使うのも最適で、色々なおかずに合わせてアレンジもしやいため、お米料理のバリエーションを増やすことができそうだ。「おいでまいPR大使」ってどんな人?おいでまいの魅力を普及するために、香川県は昨年12月に「おいでまいPR大使」を選定。見事選ばれたのは、爽やかな笑顔で見ている人々を惹きつける菊井彰子さんと神谷春樹さんのお二人。菊井彰子さんは歌手・タレントとして活躍する香川県出身の女性。音楽ユニット「YANAKIKU」のメンバーでもあり、ラジオDJやテレビ番組への出演など、幅広いジャンルでマルチに活躍している。神谷春樹さんは香川県出身の現役大学生。学業に励みながら、ドラマやCMへの出演、ブライダルモデルなどもこなし、学業とタレント活動を両立させている努力家だ。今回のウェブCMを初めとして、今後二人はポスターやチラシへの出演、首都圏・香川県でのPRイベントへの参加などが予定されているという。最大の見どころは、おいでまいPR大使の魅力!そんな二人が出演するおいでまいのウェブCMが1月19 日(火)から公開されている。明るい笑顔が見る人を幸せな気分にする菊井彰子さんと、全身から真面目で爽やかな人柄がにじみ出ている神谷春樹さん。そんな二人の魅力が、見事に「おいでまい」の魅力を表現している。県内で実施した撮影では、香川県出身の二人が息のあった演技を披露。「うまい!」「食べまい!」「おいでまい!」の掛け合いは、ほぼ撮り直しをすることなく順調に撮影が進んだとのこと。【参考】香川県オリジナルのお米「おいでまい」
2016年02月03日PTCジャパンは1月18日、米PTCが産業オートメーション環境への通信接続機能を提供するソフトウェア開発企業である米Kepwareの買収を完了したと明らかにした。Kepwareは、過去12カ月間の売上高が約2000万ドルの非上場ソフトウェア開発企業。買収が発表された2014年1月時点での買収額は約1億1200万ドル、および追加の可能性として買収後の利益に応じた分割払い(earn-out)1800万ドルとなっていた。PTCは、Kepwareが提供する通信プラットフォーム「KEPServerEX」を、IoT構築用プラットフォーム「ThingWorx」の戦略的な構成要素としており、両社の製品が統合されることで、設備データがThingWorx上に集められ、社内外のさまざまな情報と統合された後、ThingWorxの機械学習機能で自動的に解析することができるようになる。この機能統合によって企業は、全社レベルの洞察を得て基幹プロセスの最適化を積極的に実施でき、業務効率や品質の向上、市場投入期間の短縮が実現するとしている。
2016年01月18日バンクロールはこのほど、「焼肉ホルモン青一」を東京都・青山一丁目にオープンした。同店はA5ランクの黒毛和牛と、"おいしい米"を提供する焼肉店。丹波篠山産の米を使用した「土鍋ごはん」を用意しており、注文を受けてから炊き上げている。肉の注文と進行に合わせて付け合わせが登場し、その度に違う味わい方ができるという。肉は、国産和牛A5ランクを採用。銘柄や産地にはこだわらず、その日市場に入ったものから品質と価格のバランスが取れたものを仕入れている。タレは昆布だしをベースに少し甘めの醤油タレを合わせ、くどさを抑えコクのある味に仕上げたとのこと。
2015年11月24日ライトアップは11月9日、メールマーケティングに特化したCRO(コンバージョン・レート・オプティマイゼーション)の提案・提供を11月9日に開始したと発表した。このサービスは、STEP1として顧客DBから成功要素を洗い出し、STEP2で成功要素をもとに、訴求点の違う複数のメールを制作、STEP3で検証結果をレポート、STEP4で成功パターンをノウハウとして蓄積する。顧客DBからコンバージョンに最重要の成功要素を抜き出し、訴求点を複数用意。訴求点ごとにメールを複数制作し、配信後に評価を実施する。評価レポートから仮説を検証し、成功パターンをノウハウとして蓄積。PDCAサイクルをまわし、顧客DBからの抽出条件を精度高くするとともに、顧客DBの強化を行う。また、メールの飛び先となるランディングページ制作や、ランディングページに仕込むエントリーフォームの構築(EFO)をオプションで提供する。価格の目安は、HTMLメールバージョンが1巡目が55万円前後、2巡目以降が40万円前後。テキストメールバージョンは、1巡目が31万円前後、2巡目以降は16万円前後。
2015年11月09日実りの秋を迎えて、店頭でも新米がずらりと並ぶようになりました! 年に1度のお米の収穫ですが、「新米」と呼ばれるのは、その年のうち…つまり、今年の12月末までに精米・袋詰めされて販売されるお米のこと。まさにこの2~3ヵ月がお米の旬とも言えます。いつも以上に、おいしいごはんをたっぷり食べたいですね!シンプルでどれも同じように思えるごはんの味ですが、食べ比べてみると、味わいにもそれぞれ個性があります。今回は、お子さんの毎日のお弁当にもぴったりの「冷めてもおいしいお米」をご紹介します!ごはんソムリエが選ぶ、冷めてもおいしいお米「冷めてもおいしい」と感じるお米には、以下のようなポイントがあります。・冷めても硬くなりにくい・適度な粘りやモチモチ感がある・粒がふっくらして、ベタッとごはんが固まらない定番の「コシヒカリ」も、味・香り・粘り・つやともにバランスが良く、炊きたてもお弁当にしてもおいしいのですが、冷めた時のおいしさを基準に選んでみたのが、この4銘柄です。・ミルキークイーン粘りが強めで、味わいの良いお米ですが、冷めた時ほど、その特徴がよくわかるかもしれません。炊きたてアツアツよりも、「少し冷めたほうがおいしい!」と思えるくらい。お弁当やおにぎりにはとってもおすすめです! 冷めても硬くなりにくく、炊きたてと同じような旨みを味わえます。・夢ごこち冷めてからも、モチモチ感と甘いごはんの香りがしっかり残ります。旨みはあるもののクセのないさらりとした味わいで、どんなおかずにも合わせやすく食べやすいごはん。冷凍や再加熱しても味が落ちにくいお米です。・ゆめぴりか北海道生まれのお米。噛んだ時に口の中に広がる甘みと、一粒一粒の食感がしっかりしていて、噛むほどにおいしいお米です。お弁当の濃い味のおかずにも負けない、味わい深いごはんに炊き上がります。こちらも、冷めても硬くなりにくいお米です。・イクヒカリコシヒカリを開発した福井県農業試験場が、新しく作り上げた福井のブランド米。コシヒカリのおいしさを受け継ぎつつ、もっちり・ふっくらした食感と、冷めた時の粘りもしっかりしたお米です。コシヒカリよりもさらに、「冷めてもおいしい」に特化したお米です。冷めてからもおいしいお米の秘密は「低アミロース」ちょっと専門的な話になりますが、さきほど挙げたこれらのお米は、「低アミロース米」といわれるお米。お米に含まれるデンプンのひとつである「アミロース」が少ないほど、粘りが強くもっちりした食感になります(もち米はアミロース含有量がほぼ0%)。冷めても硬くなりにくく、炊き立てのような粘りや、もっちりした食感を味わいたい!という時には、「低アミロース米」を探してみてくださいね。また、ふだんのお米に、これらの「低アミロース米」を少しブレンドして炊くのもおすすめです。コシヒカリなどいつものお米に、30~50%くらい混ぜて炊いてみるだけでも味わいや食感が変わり、いつものごはんも、お弁当用のごはんも、どちらも楽しめます。毎日のお弁当。冷めても味わい深い食べられるごはんで、もっとおいしくなりますよ!(あまやゆか)
2015年10月20日伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月9日、SAPジャパン及び米Virtustreamと共同で、基幹系システムの安定稼働に特化したクラウド・サービス「CUVICmc2(キュービックエムシーツー)」の提供を2016年4月から開始すると発表した。新サービスは、パフォーマンスやセキュリティの面で世界的に定評と実績があるというVirtustreamのIaaS技術をベースに、SAPなどの基幹系・ERPソリューションをCTCのデータセンターから提供するもの。また、既に統合業務ソフトウェア(ERP)であるSAP ERPを国内で使用している企業に対しても、クラウド環境への移行サービスを提供する。SAPソリューションについては、データベースのトランザクション処理と分析処理を統合したインメモリ・プラットフォームであるSAP HANAや次世代ERPソフトウェアであるSAP S/4HANAなどの提供により、既にSAP ERPを使用しているユーザー企業のシステムのクラウド環境への移行を支援するとのこと。他のERPソリューションを利用したシステムに対しても、安定的かつセキュアな環境を提供するとしている。Virtustreamは、世界の企業や政府機関に対して基幹系システム向けのIaaSサービスを展開しているとのこと。CPU/メモリ/ネットワーク/ストレージを複合的に計測し、効率的な使用を可能にするという特許技術「μVM(マイクロヴイエム)」により、仮想環境でのリソースの実使用量を把握でき、仮想サーバで3割ほどになるというアイドル時間を除いた課金体系を実現するという。また、μVMに基づくリソース管理技術「xStream」が、IaaS上で稼働するアプリケーションの負荷に応じてリソースを自動的に管理することで、ミッション・クリティカルなシステムに対してSLA(Service Level Agreement)に基づくパフォーマンスを提供できるとしている。SAP製のソフトウェアと親和性が高く、アプリケーションレベルでのSLAも提供しているとのこと。Virtustreamが世界で提供している6割のIaaSではSAP製ソフトウェアが稼動しているという。セキュリティについては、CPUレベルでの暗号化技術であるIntel TXTやポータルの2要素認証を含め、SSAE16、ISAE3402、PCI-DSS 2.0、FISMA、HIPAA/HITECなど、金融機関やライフサイエンス、政府といった各業界で要求されるシステムの規格に対応しているとのこと。
2015年10月13日米のさくら屋はこのほど、赤ちゃんのための米「初米(ういまい)いろは」の販売を開始した。同社は、商品とともに生産者の想いとぬくもりを消費者に届けることをコンセプトとした北海道米専門店。母親目線の商品展開や販売を心がけており、2013年には年間ネットショップ大賞グルメ部門1位を獲得した。同商品は、赤ちゃんが生まれて初めて食べる離乳食に最適な米としてつくられたもの。北海道産の無農薬栽培「ゆめぴりか」を採用し、玄米の段階で残留農薬検査、DNA検査、重金属検査、放射能検査を実施。さらに米食味鑑定士である同社代表の食味検査によって、おいしい米を選定した。その後、無酸素状態でパッケージして販売するため、長期保存(6カ月)が可能とのこと。なお商品名の「いろは」は、日本で古くから習い事や物事のはじまりを「いろは」と呼ぶ習慣にちなんでいるとのこと。赤ちゃんが初めて食べる離乳食は、「食事のはじまり」であることから、和食を次の世代に伝えていきたいという思いも込めて名づけたという。同商品300g(2合)袋が4つと「米屋がつくったおこめのかるた」が1セット付いたギフトセット(税込4,320円)として販売する。かるたは、制作会社のbudori(ブドリ)と共同で制作したもの。「いただきます」「ごちそうさま」などのあいさつや箸(はし)の持ち方、マナー、米の種類など、米にまつわる内容をイラストとともに記載した。
2015年08月29日電通国際情報サービスは8月24日、子会社であるISI-Dentsu South East Asia(以下、ISIDシンガポール)が東南アジア諸国のマーケティングに特化したデータサイエンス専門組織「データインテリジェンスセンター」を新設したと発表した。新組織は、シンガポール、タイ、インドネシアに専任メンバーを配置し、ISIDグループ拠点と連携して、グローバルなデジタルマーケティングサービスを提供する。具体的には、経済成長が著しい東南アジア諸国に進出する企業を対象に、各国の市場環境を熟知したデータサイエンティストが、地域の特性に基づいたビッグデータ収集・解析作業を行い、その結果を企業のマーケティングに利活用するためのコンサルティングサービスを提供する。新組織のメンバーは、各国の教育機関でデータサイエンスやマーケティング分野の修士・博士号を取得し、政府系IT企業等での豊富な経験を持つデータサイエンティストを中心に構成されている。ISIDシンガポールは東南アジア諸国におけるデータサイエンス分野の人材育成にも積極的に取り組んでいるが、今後は、企業がクラウド上でVOC(Voice Of Customer)マーケティングを短期間で簡易的にスタートできるサービスを提供するなど、顧客のニーズに適したサービスを展開していく予定。
2015年08月24日ソリトンシステムズは、Webに特化したリモートアクセスサービス「Soliton SecureBrowserサービス」の販売を7月31日より開始すると発表した。同サービスは、「社内へのリモートアクセス環境」、「クラウドアクセスのセキュリティ強化」、「端末からの情報漏洩の防止」の3つを提供する。社内へのリモートアクセスでは、VPN機能内蔵のセキュアブラウザ「Soliton SecureBrowser」を利用。セキュアブラウザアプリにログインするだけでリモートアクセスが開始され、リモート接続が完了すると指定のWebサイトがダイレクトに表示される。接続できるWebサイトはホワイトリスト方式を採用し、管理者指定のWebサービスのみが利用可能。また、標準機能として電子証明書による端末認証が利用できる。クラウドアクセスのセキュリティでは、電子証明書による端末認証により、不正端末からの接続をブロックし、クラウドシステム側の接続元IPアドレス制御機能により、リモートアクセスの経路の一本化を行うことができる。今後、アクセスコントロールサービス、シングルサインオンサービス等も提供予定だという。端末からの情報漏洩の防止では「Soliton SecureBrowser」の利用により、業務以外のサイト利用を制限し、セキュアブラウザのサンドボックス機能によりネットワークを経由して広がるマルウェア感染リスクを軽減する。さらに閲覧ファイルやデータのキャッシュは自動消去され、端末にデータは残らない。サービス料金は、クラウド プランが初期費用10万円、月額基本費用(100ユーザー込) が3万円。クラウド・イントラ プランは初期費用が30万円、月額基本費用(100ユーザー込) :5万円。
2015年07月31日米AMDは20日(現地時間)、同社のデスクトップ向け最新APU「A8-7670K」を発表した。30日に発売し、希望小売価格は税別13,880円。「A8-7670K」は"Godavari"世代のAPUで、4つのGPUコアに6つのGPUコアを統合する。7月29日に提供が開始するWindows 10に対応。ハードウェアベースのアクセラレーション機能により、スムーズな動画再生が可能なほか、HTML5およびWebGL向けのグラフィックスアクセラレーションで、新ブラウザ「Microsoft Edge」のパフォーマンスを向上させるとしている。また、低解像度でゲームをプレイする際に画質を向上させる「Virtual Super Resolution」やDirectX 12、Vulkan、MantleといったAPIのサポートに加え、なめらかな画面表示を実現する「AMD FreeSync」といった機能を搭載する。主な仕様は、CPUコアが4、動作周波数はベースクロックが3.6GHz、ブーストクロックが3.9GHz、L2キャッシュが4MB、統合GPUがRadeon R7 Graphics、GPUコア数が8、GPUクロックが757MHz。既存モデルとの比較は以下の通り。
2015年07月22日米ジュニパーネットワークスと米ラッカスワイヤレスは6月23日(現地時間)、企業・政府・教育機関向けにオープンな有線/無線ネットワーキング・ソリューションを提供するための新たな技術提携を発表した。両社は、統合した有線/無線ソリューションの提供と、グローバルでの市場機会において中規模/大規模エンタープライズ顧客向けに実績があるというキャリア・クラスのネットワーク・パフォーマンス/回復力/拡張性を提供するために連携するとのこと。共通の顧客において、ネットワークの柔軟性と総所有コスト削減の実現を目指すという。具体的な内容は以下の通り。ジュニパーのイーサネット・スイッチ「EXシリーズ」と、ラッカスのアクセスポイント「Ruckus ZoneFlex」およびWi-Fiマネジメント・プラットフォーム「Ruckus SmartZone (SZ)」の組み合わせにより、多様な企業環境にキャリア・クラスのネットワーキング・ソリューションを提供し、ビジネス需要の増大に伴うネットワーク拡張に容易に対応できるようにする。ラッカスの「ワイヤレス3+1 SmartZone」のクラスタリングとジュニパーのバーチャル・シャーシ・テクノロジーは、管理と自動化向け有線/無線の論理デバイス数を削減し、最大限の有用性を確保するという。また、ジュニパーネットワークスの「Junos Space Network Director」は、ネットワークや新サービス分野の増大へ容易に対応するための可視性と管理性をスイッチのインフラにもたらすとしている。ラッカスの「Smart Wi-Fi」とジュニパーのEXシリーズにおける802.1x認証を使ったネットワーク・アクセス・コントロールにより、包括的なセキュリティが保証されるとのこと。ラッカスは簡素化したセキュアなBYODプロビジョニングとオンボーディングを提供し、ジュニパーのサービスゲートウェイ「SRXシリーズ」は次世代のファイアウォール機能を提供するとしている。今回の提携は、スイッチやルーターとサードパーティの技術をシームレスに統合するジュニパーのソリューション「Open Converged Framework」を強化するといい、オープン・スタンダードに準拠したジュニパーとラッカスのハードウェアおよびソフトウェア製品に基づき、有線/無線を融合したネットワーク需要の増大に伴う投資保護を実現するという。
2015年06月24日米ルグラン ノースアメリカは6月16日(現地時間)、 データセンターインフラソリューションの専業メーカーの米ラリタンを買収する最終契約を締結したと発表した。買収の範囲はラリタン社のインテリジェント電源管理とKVMビジネスで、データセンターインフラ管理(DCIM)ソフトウェアビジネスはラリタンの戦略パートナーとして設立される新会社サンバードソフトウェア(Sunbird Software)にスピンオフされる。なお、ラリタンの創業者でCEOのチンイ・シュウ氏は新会社の会長に就任する。ラリタンは電源管理とKVMハードウェア事業に引き続き集中し、サンバードソフトウェア社は新会社としてDCIM市場に集中し、ソフトウェア販売の成長を推進しつつ、ラリタンとのビジネス上の強い関係を維持していくという。今回の買収で、ルグランは消費電力を監視・管理するためのソリューションを新たに加えることにより、サステナビリティーへの取組みを強化する。チンイ・シュウ氏は「ルグランはラリタンの現在の従業員や技術力、ブランドの価値を最大限に発揮し、インテリジェント電源管理ビジネスにとっての活躍の場を与えてくれるでしょう。なぜならラリタンの製品は現在のルグランの製品ポートフォリオを補完し、強化するからです。加えて、ラリタンの企業文化はルグランの企業文化に良く調和します。それは顧客中心であること、極めて誠実であること、イノベーションをベースにしたビジネスへのアプローチ です。成功を収めているDCIMビジネスをラリタンから独立させることで、新会社サンバードソフトウェアはDCIM市場でのリーダーとしてのポジションをさらに強化し、ソフトウェア開発、販売、サービスの促進に集中できます」と語っている。
2015年06月17日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はフランス時間の6月15日、米ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社のエア・リース・コーポレーション(ALC)がA350-900を1機と、A320ファミリーを4機(A321ceoが1機、A320ceoが3機)を発注したことを発表した。今回確定発注された分を合わせると、ALCのエアバス機に対する合計発注数は262機となる。そのうちワイドボディ機が66機(A330ceoが15機、A330neoが25機、A350-900が21機、A350-1000が5機)で、単通路型が196機(A320ceoが30機、A320neoが31機、A321ceoが26機、A321neoが109機)となる。A350XWBはエアバスの最新の長距離用中型ワイドボディ機。多くの革新技術を取り入れ、乗客の快適性、運航効率性、コスト効率性を高めた。また、A320ファミリーはこれまでに1万1,700機以上の受注を獲得し、300社を超える顧客に6,500機以上を引き渡している単通路型機となっている。幅広い客室を備え、エコノミー・クラスで標準18インチの快適な座席を装備。なお、新型エンジンを搭載するA320neoは大型のウイングチップであるシャークレットを装備し、合わせて燃費を15%削減する。
2015年06月16日米Integrated Device Technology(IDT)は、6月2日、高速・高効率半導体素材であるGaN(窒化ガリウム)ベースのデバイス技術を米Efficient Power Conversion(EPC)と共同で開発すると発表した。通信・コンピューティング、ワイヤレス給電。高周波(RF)の3分野で、IDT製品にEPCのGaNデバイスを組み込み、高速・高効率化を図る。通信・コンピューティング部門では、GaNの低容量およびゼロQRRをチップスケールパッケージの低インダクタンスと組み合わせることで、高周波・高効率が得られる。EPCのGaN技術とIDTの高精度な通信およびシステム化ノウハウと組み合わされることで、電力密度を向上し、通信・コンピューティングインフラに高い競争優位性がえられるとしている。ワイヤレス給電分野に関しても、EPCのGaNのノウハウとIDTの高効率を実現する高精度ソリューションを組み合わせることで、ワイヤレス給電はさまざまなところで使用できるようになり、高効率で費用対効果の高いソリューションを実現できる。A4WP(Alliance for Wireless Power)コンソーシアム プロトコルの高共鳴ワイヤレス電力伝送規格の動作周波数は、6.78MHzであり、GaNの高速かつ低損失スイッチング機能により、有線と同レベルの効率が実現できるという。高周波(RF)でも、両社は通信インフラ市場のRF製品群を共同で構築する予定であるが、正本計画は、今後、具体化する。「IDTのような革新的な企業では、シリコンの限界回避策として実績のあるGaN技術を各社ソリューションに組み込む事例が増えています。われわれは、EPCの高速で効率のよいGaN技術をIDTの顧客に届けるため、IDTの技術者とともに仕事をするのを楽しみにしています」と、EPCのCEO兼EPC社共同創設者のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は述べている。彼は、独Infineon Technologiesに最近買収されたInternational Rectifier(IR)の創業者である故Eric Lodowの子息で、IRのCEOを務めていたが、2007年にIRの仲間とともにスピンアウトしEPCを創業した。EPCはGaNデバイス専業のファブレス・ベンチャー企業で、エンハンストモードGaN-on-Si(eGaN)FETを世界で最初に実現したことで知られる。同社は、製造は台湾のGaNファウンドリに委託しつつ、企画とデバイス設計を行っており、航空宇宙応用からオーディオアンプへの応用に至る広範囲の用途向けのGaNを販売している。同氏は電力管理用GaNデバイスの普及に尽力し、「GaN Transistors for Efficient Power Conversion、2nd edition (wiley 2014年)」などの啓もう書の編著者としても知られているが、高速・高効率GaNデバイスのさらなる普及のためにパートナーをさがしていた。GaNとSiデバイスを融合させ、従来のシリコンベースの電子システムに一部GaNを採用しさらに高速・高効率・低消費電力化を目指す今回の協業に業界関係者は注目している。
2015年06月08日米Dellは2日、台湾で同日より開催した世界最大級のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2015」にて、ノートPCやデスクトップPCの新製品を発表した。同日公開された製品は、15.6型ノートPC「Inspiron 15」5000シリーズ、2-in-1の「Inspiron 15」7000シリーズ、光学ドライブ搭載の15.6型デスクトップPC「Inspiron 15」5000シリーズ、オールインワン型の「Inspiron 20」「Inspiron 24」3000シリーズなど。このうち、「Inspiron」5000シリーズの17型モデルではプロセッサに"Carrizo"ことAMDの新APU「AMD A10-8700P」、Inspiron 24 3000シリーズでは「AMD A6-7310」を採用している。また、7月29日の提供が発表されたWindows 10について、Dell コンシューマ向け製品マーケティング担当でバイスプレジデントのレイモンド・ワー氏は、Windows 10自体が高評価だとした上で、「スタートボタンの復活や顔認識技術、Cortanaなどの魅力的な機能を(新製品に)うまく活用していきたい」とコメントした。それでは新製品の中から注目のモデルを紹介していく。○「Inspiron」5000シリーズ14型、15型、17型をラインナップする様子。Dellブースでは17型のInspiron(グレイ)が展示されており、CPUは選択可能。展示機では、Radeon R6内蔵のAMD A10-8700P(1.80GHz)が採用されていた。解像度は1,600×900ドットで、タッチは非対応だった。価格は14インチが599.99ドルから。他の展示機も含め、日本での発売や価格は未定とのこと。このほか、現行モデルのInspiron 14、15 3000シリーズは、8月上旬からBraswellプロセッサを採用する。○オールインワン「Inspiron 20」&「Inspiron 24」3000シリーズ「Inspiron 20」3000シリーズおよび「Inspiron 24」3000シリーズは、それぞれ19.5型、23.4型ディスプレイを搭載したオールインワンPC(AiO)。「Inspiron 20」3000シリーズでは、BraswellことIntel Pentium N3700(1.6GHz)を、「Inspiron 24」3000シリーズでは、開発コード名「Carrizo」で知られる、Radeon R4を内蔵したAMDの最新APU「AMD A6-7310」を内蔵する。オプションでタッチパネルも選択可能。「Inspiron 24」3000シリーズは中国で販売済みだが、新たに米国市場向けに、479.99ドルからの価格で販売。また、「Inspiron 20」7000シリーズは、中国市場向けに9月上旬から発売予定。米国市場向けにも329.99ドルからの価格で、10月から発売する。○2-in-1の「Inspiron 15」7000シリーズ2-in-1 Inspiron 15 7000シリーズは、15.6型の2-in-1 PC。液晶が背面にぐるっと回転する仕組み(いわゆる「YOGA」状態)、ノートPCやタブレット、テント型、スタンド型の4モードで使用できる。このモデルではCPUにIntel Core i7-5500U(2.4GHz)を搭載。メモリ8GB、ストレージ256GBとなっている。搭載するIPSディスプレイは15.6型で解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。規格上のバッテリ駆動時間は最大8時間54分とのこと。米国市場向けに、549.99ドルで6月23日から販売予定。○Inspiron 15 5000シリーズ 3D Camera「Inspiron 15」5000シリーズに、IntelのRealSense 3Dカメラを搭載したモデル。画面解像度は1,920×1,080ドットのフルHDで、CPUにはIntel Core i5-5500U(2.4GHz)を採用する。○クラムシェル型の「Inspiron 15」7000シリーズクラムシェル型の「Inspiron 15」7000シリーズは、学業やゲームなど幅広い用途に向けた15.6型ノートPC。同社はゲーミングブランド「Alienware」も展開しているが、Alienwareはヘビーユーザー向け、Inspiron 15 7000シリーズはライトユーザー向けに位置づけており、「競合しない」と説明する。バッテリは最大8.5時間。こちらは中国市場向けに5,999RMBからの価格で8月7日に発売予定。○Inspiron マイクロデスクトップ13㎝四方の超小型きょう体に、最新のCeleronおよびPentiumプロセッサを採用したデスクトップPC。HDMIポート、DisplayPort、SDカードスロット、USBポート×4など、ホーム向けのデスクトップPCに引けをとらない拡張性を備える。米国市場向けに279.99ドルからの価格で、9月より販売予定。
2015年06月03日米AMDはCOMPUTEX TAIPEI 2015の2日目となる6月3日、Carrizoの名前で知られていた第6世代のAPUを公式に発表した。これに先駆け、メディア向けの説明会を開催し、製品の特徴や内部構造についての詳細を解説した。この内容をまとめて紹介したい。○新APUの製品概要今回発表されたのはCarrizoが3モデル、それと(出荷は先週から行われているが)GodavariベースのA10-7870Kという合計4製品である(Photo01)。まずGodavariの方だが既報の通り、CPUコアの動作周波数を3.9/4.1GHzに、GPUコアの動作周波数を866MHzにそれぞれ引き上げたものとなる(Photo02)。性能的にはCore i3+GeForce GT 740を十分上回る(Photo03)としており、チャネル向けには5月28日から、OEM向けにも6月2日からそれぞれ発売されるとしている(Photo04)。さて、発表の本題はCarrizoである。AMDとしては第6世代相当となる(Photo05)製品だが、性能/消費電力比の改善に注力したという(Photo06)。この結果として、例えばビデオ再生なら従来比2倍以上(Photo07)、ゲーム性能なら同じ消費電力枠でより高い描画性能が実現される(Photo08)としている。実際いくつかのゲームできちんと30fps以上を確保できているとも説明した(Photo09,10)。当然ながらGPUはGCNベースでHSA対応なので、OpenCLによる性能改善も期待できる(Photo11)。またセキュリティ関連で言えば、Kaveriには間に合わなかったもののBeemaに搭載されたARMのTrustZoneベースとなるPSP(Platform Security Processor)をCarrizoでは搭載しており、これを使うことでより高速に暗号化処理が可能になっているという(Photo12)。さらに7月末の正式発表が決まったWindows 10への対応に関しては従来製品よりも改善されており(Photo13)、またそのWindows 10と合わせてリリースが予定されているDirectX 12を利用した際、より性能が向上する(Photo14)とする。説明会の会場では3DMarkのFeature Testの結果を示していた(Photo15)。ちなみにPhoto16がCarrizoの製品スペックとなる。○Carrizoではさらなる性能/消費電力比の向上を目指すさて、ここまでの話は主に製品寄りの話であったが、同時に内部について突っ込んだ説明もあったので紹介したい(Photo17,18)。Carrizoの内部構造そのものはISSCCである程度発表されているので、今回はそれ以外の話についてまとめる。もともとKaveriでもかなり性能/消費電力比は向上している(Photo19)が、Carrizoではこれをさらに引き上げることが設計目標とされた。これはAMDが掲げる"25x20 Energy Efficiency Initiative"に沿ったもので、2008年のPumaを基点に、2020年までに25倍のエネルギー効率の改善を目指している。2014年発表のKaveriでは10倍のエネルギー効率を実現したという。単純に考えると2020年に25倍のエネルギー効率の改善を目指すならば、2015年の段階では12.5倍のエネルギー効率改善を達成していなければならないことになる。これをどう実現するか? というのがこちら(Photo20)。コアそのものの消費電力を削減するとともに、外付けのチップセットを統合することで消費電力を削減する。これにより、トータルで性能/消費電力比を2.4倍に向上したとしている。ここからは消費電力削減の方法論について紹介する。まず、どのようにコアの消費電力を下げるのか? という方法のひとつが、High Density Libraryの採用である(Photo21)。これによってなぜ消費電力が下げられるかという話は、ISSCCでの記事で紹介したのでここでは繰り返さない。ちなみに質問の過程で、Carrizoが引き続きGlobalFoundriesの28nm SHPプロセスを利用している事は確認できた。○Excavatorコアに関する新情報もさて、ここからいくつか新しい話が。まず新機能として、L1 Data Cacheの大容量化とBTBの改善、FPU周りの改善と新命令の追加などが実装され、最大で15%ほどのIPC改善に繋がっているという話があった(Photo22)。Excavatorコアでは、L2キャッシュの容量を削減しており、これをカバーするためにL1の容量を倍にしながら、Latencyそのものは一定を維持している(Photo23)としている。ついでにbetter clock gatingの話も。Photo24はPower Gatingの方でClock gatingではないのだが、Carrizo内部のPower Domainが結構複雑になっていることが分かる。ここで各々のPower Doaminの中でさらに細かくClock Gatingがなされており、「CarrizoはAMDが今まで製造してきた製品の中で、最も複雑なパワーマネジメント機能が入っている」(Macri氏)という。また、Carrizoの場合、CPUダイとNBがやや複雑な絡み合い方をしたフロアプランになっている(Photo25)が、これは放熱の問題を考えてとのことだそうだ。Kaveriの世代では、2つのCPUコアがPhoto26の右側のように隣接している。この結果、CPUをフルに使うシーンでは熱源が固まるから早く温度が上がりやすい。そこでCarrizoでは左のように2つのCPUコアの間にNBを挟み込んだことで、ここが熱的な緩衝エリアになり、温度が(相対的に)上がりにくくなったそうだ。温度があがりにくいというのは平常時にもThermal Throttlingが動く頻度が下がるし、Turbo動作もより長時間利用できることになるから、性能面へのインパクトが大きい。こうした細かい工夫がフロアプランの決定時になされたとのことだった。話を元のスライドに戻すと、Excavatorは15Wというあたりを消費電力のターゲットにした(Photo27)。つまり一対のCore Pairで5Wとかそのくらいのレンジだ。これは以前のこのスライドと見比べていただくと分かる通り、Kaveriコアは定格の55%程度の動作周波数なのが、Carrizoだと65%ほどになり、おおむね20%程度の消費電力引き上げが可能になる。これに加えてIPCの引き上げにより、最大55%の性能改善が可能、という話だった。逆に言えば、35W(Core Pairで言えば15W程度か)のレンジでは、動作周波数の引き上げは難しいということになる。要するにExcavatorでは、強烈に動作周波数を下げる方向に設計目標を振ったことになる。ここでちょっと気になってBouvier氏に「いつこのデザインの判断をしたのか?」と聞いたところ、2012年ごろ、つまり第2世代のPiledriverのデザインが終わったころには、Excavatorはこの路線に進む決断をしたとのことであった。○動画関連での機能追加こうした工夫はCPUコアだけではない。Video Encoder/Decoderにも工夫がなされている。CarrizoではH.265のDecodeまでサポートされたが、こうした新機能以外にも特に省電力周りでの工夫が多い。まずは再生時の省電力サポート。従来だとVideo再生の際のPost-processing処理はGPUが担っていたが、CarrizoではこのPost-Processingの機能をDisplay Controllerに実装した。これにより、GPUコアを動かす必要もなくなり、またメモリアクセスの頻度も半分になった結果、これまで5W近くを必要としていた1080pの動画再生の消費電力が2W弱まで落ちることになった(Photo28)。UVD自身もずいぶん機能が増えた(Photo29)が、それよりもエンコード/デコード性能が大幅に向上し、結果として動作再生時の駆動時間向上が特徴として挙げられている(Photo30)。ここでもまた、チップセットの機能を統合したことが効果的に作用している(Photo31)。○Carrizoの統合GPU次がGPU周り。Carrizoに統合されたGPUは"3rd Generation GCN Core"ということで、Tongaと同じGCN 1.2相当ということになる。GCN Core数は8で、これはDesktop向けのKaveriとは同じだが、CarizzoがターゲットとしているMobile向けの場合、従来はハイエンドのA10-7400Pでも6だったので、その観点から言えばGCN Coreが2つ増えた計算になる。このほかにも、いくつかの変更が行われている。まずはHSA対応の話で、GCN側にもATC(Address Trasnlation Cache)が追加された(Photo32)。ATCは要するに仮想アドレスと物理アドレスを変換するPage Tableの中身をコピーするものであるが、Kaveri世代ではこれはIOMMU v2の中に存在していた。これに対してCarrizoではGCN側にこのキャッシュを持たせることで、変換をより高速化するとともに、いちいちアドレス変換のためにDRAMアクセスを行うというペナルティを削減した形だ。またRender Backendには新しくColor Compressionの機能が追加(Photo34)され、これにより5~7%の性能改善が可能になったとする。またこれは性能には関係ないが、画像のアップスケール/ダウンスケールを含めたDisplay Engineが機能強化されたことも挙げられている。トータルの性能比較結果がこちら(Photo36)で、15Wの場合で65%、35Wの場合でも20%弱の性能改善があるとしている。最後がPSPの構造である。Photo37ではMicrocontroller扱いされているが、基本はCortex-A5というれっきとしたMicroprocessorで、これに必要なコンポーネントを全部集約した、独立したサブシステムであることが分かる。ということで、駆け足でCarrizoの内部構造についてご紹介したが、とにかくはっきり「設計目標は15W」と明言されたあたりで、これがDesktopに全然適さないのは明白であるし、この先引き上げるのも難しい。なので当面はDesktop分野はGodavariでしのぎながら、2016年のZenコアを待つことになる。ところでAMDのロードマップ、2016年にZenコアをDesktop/Serverに入れることは明らかにされているが、APUについては「第7世代APU」とあるだけで詳細は不明のままだ。このあたりをBouvier氏に確認したところ「別にZenはHigh Performanceなだけではなく、High Efficiencyを狙った設計である」としたうえで、「だからといってExcavatorをもう改良しないというわけではない」と見事に煙幕を張ってくださった。このあたりはもう少し状況の推移を見守る必要があるだろう。
2015年06月03日米IntelがFPGA(Field Programmable Gate Array)大手の米Alteraを買収する。6月1日(現地時間)にIntelとAlteraが買収合意を発表した。1株あたり54ドルの現金による取引で、買収総額は167億ドルになる。Alteraが手掛けるFPGAチップは大規模データセンターに導入される事例が増加しており、今後の爆発的な成長が予想されるInternet of Things (IoT)市場向けにも有効な技術になると期待されている。成長戦略の一環としてAlteraを買収するIntelは、Xeonプロセッサと組み合わせて、高度なカスタマイズに対応する統合製品を提供する計画を明らかにしている。CPUとFPGAのコパッケージまたは統合によって、データセンターのTCO(総保有コスト)を抑えながら、カスタマーIPやアルゴリズムの実装に素早く対応できるようになり、画像認識、セキュリティ、ビッグデータといった分野で飛躍的なパフォーマンスの向上が期待できる。Intelの予想では、2020年までにクラウドサービスプロバイダのサーバノードの最大1/3でFPGAが活用される。
2015年06月02日米AMDは28日(現地時間)、デスクトップ向けAPUの新モデル「A10-7870K」を発売した。北米での価格は137ドル、日本国内の希望小売価格は税別17,480円。「A10-7870K」は、既存の"Kaveri"(開発コード名)世代のアーキテクチャをベースとしたAPU。対応ソケットは従来と同様のSocketFM2+。従来の最上位モデル「A10-7850K」と比較して、CPUとGPUの動作クロックが向上している。4コアのCPUに加えて、GPUとしてGCNベースのRadeon R7 Graphicsを統合する。GPUのコア数は8。AMDによるとWindows 10に向けた設計を採用し、DirectX 12やVulkan、MantleといったAPIをサポートする。このほか、ディスプレイ表示技術「FreeSYNC」や映像の品質を改善する「VIRTUAL SUPER RESOLUTION」、UVD(Unified Video Decoder)やVCE(Video Coding Engine)といった動画再生向けの機能も備える。主な仕様は、CPUコアが4、動作周波数はベースクロックが3.9GHz、ブーストクロックが4.1GHz、L2キャッシュが4MB、統合GPUがRadeon R7 Graphics、GPUコア数が8、GPUクロックが866MHz、対応メモリがDDR3-2133(AMPを利用した場合、2400MHz動作に対応する)。既存モデルとの比較は以下の通り。
2015年05月28日日本と同じくお米を主食をする国が多い東南アジア。お米を炊いて「ご飯」として食べることはもちろん、米粉などから作った麺類、さらにはお米を使ったデザートまで多彩な料理を楽しむ事が出来る。その中でも、今回はお米をそのまま使った料理をフィーチャー。各国の人気店と合わせてご紹介。代表的な5つのお米料理とおすすめ店 in ベトナムベトナムを代表する5つのお米料理と、ホーチミンの人気店を紹介。全部制覇したくなる料理の数々をチェック!記事を読む>ご飯がすすむ!カオマンガイの人気店 in タイバンコクでも数あるカオマンガイ屋さんの中から、本当に美味しいお店を一挙公開。記事を読む>多民族国家の定番お米料理人気店 in マレーシア多国籍国家マレーシアに来たら是非食べてほしいお米料理と、人気有名店をご紹介!記事を読む><番外>カラフルなお米が鮮やかなお祭り「ディパバリ」別名「光の祭典」とも呼ばれるヒンズー教徒のお祝いごとディパバリ。期間中は各地でお米を使ったカラフルなアートが楽しめる。2015年は11月10日開催予定!記事を読む>こちらも合わせてCheck!グルメ王国マレーシア流「お米」の楽しみ方
2015年05月24日レバレジーズは5月21日、同社が運営するエンジニア特化型Q&Aフォーラム「teratail」の大幅なリニューアルを実施したと発表した。teratailでは、全国のエンジニアがQ&Aを通じて情報を共有し合い、本来Web上には解決策が存在していなかったさまざまな問題が投稿され、解決に至っている。今回のリニューアルで、「タグ score/タグランキング/タグレベル機能」と「バッジレベル機能」が追加され、ユーザーのスキルがより正確に可視化されるようになった。タグ score/タグランキング/タグレベル機能では、各質問に関連する技術を紐付けるためのタグに、タグ別のscore算出機能を追加。これにより、タグ(技術)ごとにどのユーザーが優れているのかがすぐに把握できる。また、タグにはレベル要素が導入された。タグ score とバッジの取得状況により、タグのレベルが上がり、タグレベルに応じて、自身のユーザーページに表示される My タグの色が「水色→青→ブロンズ→シルバー→ゴールド→ブラック」と変わっていく仕組みとなっている。またバッジ機能では、バッジの種類が大幅に増え、レベル要素が導入された。バッジはteratail活性化につながるような行動をしたユーザーに与えられる。規定のアクションを繰り返し行なうことでより高いレベルのバッジを取得することができるようになっており、バッジのレベルが上がっていくと「ノーマルバッジ→ブロンズバッジ→シルバーバッジ→ゴールドバッジ」と、バッジのデザインが変化していく。同社は、2014年7月よりteratailを開始。現在の会員数は4,000人、質問数は1万を突破している。回答率は93%以上、4月に投稿された質問の平均回答時間は2時間を切っており、速いものでは1分以内に回答がつくものもあるという。
2015年05月22日米Appleは27日(米国時間)、2015年第2四半期(2015年1月から3月)の決算を発表した。iPhoneが全体を牽引し、Macなどの製品、アプリストア「App Store」も第2四半期ベースで過去最高を記録、売上高は580億ドル、純利益は135億ドルと好調だった。2Qの売上高は580億1,000万ドル、純利益は135億6,900万ドルとなった。前年同期と比較すると、それぞれ27%、33%の増加となる。1株あたりの利益は2.33ドル、これも前年同期の1.66ドルからのアップとなる。粗利益率は、前年同期の39.3%から1.5ポイント増加し40.8%となった。地域別にみると、売上高の31%を米国が占め、ついで中国が168億2,300万ドルを売り上げた。その後、欧州、日本、日本と中国を除くアジア太平洋地区と続く。中でも、中国は前年同期から71%増で成長し、欧州を超えて第2の市場となった。日本市場は前年同期比15%減のマイナス成長となった。製品別では、iPhoneの販売台数が前年同期から40%増の6117万台。金額ベースでは前年同期比55%増の402億2,820万ドルとなった。逆にiPadはマイナス成長で、販売台数は前年同期比23%減の1,262万3,000台、売上高は同29%減の54億2,800万ドル。Macは台数ベースでは前年同期比10%増の456万3,000台、売上高ベースでは同2%増の56億1,500万ドルとなっている。iTunes Store、App Store、Mac App Store、iBook Storeなどのコンテンツ販売、それにサービスのApple Care、モバイル決済Apple Payなどを含むサービス事業も成長し、前年同期比9%増の49億9,600ドルを売り上げだ。このうち、App Storeについては過去最高を記録したと報告している。AppleのCEO、Tim Cook氏は「過去のサイクルよりも早くiPhoneへの移行が進んでいる」と述べている。先に発売開始となった「Apple Watch」にも言及し、「Apple Watchのローンチで、エキサイティングな次の四半期のスタートを飾った」とコメントしている。
2015年04月28日A/Bテストツール「Optimizely」を提供する米Optimizelyは4月27日(日本時間)、Android向けソフトウェア開発キット(SDK)を一般公開したと発表した。同社は2010年にWebサイト用のA/BテストツールであるOptimizelyを発売した後、2014年11月にマルチチャネル化の第一歩として、iOSアプリ用SDKを公開している。今回の新しい開発キットでAndroidアプリの開発が可能になったことにより、OptimizelyはWebサイトとモバイルの両方に対応したマルチチャネルプラットフォームとなった。同社によると、OptimizelyのiOSアプリ用SDKでは、1日あたりのアプリ訪問者数がすでに100万人を超えており、今回、Android用SDKが加わったことで、洗練度と規模の両面でモバイルのビジネスチャンスをさらに活かせるようになるという。
2015年04月27日A/Bテストツールとグロースハックのクラウドソーシングサービスを提供する米Kaizen Platformは4月6日、IT・エンジニアリング分野に専門特化した人材サービスを行うパソナテックが運営する、エージェント型クラウドソーシングサービス「Job-Hub(ジョブハブ)」と協業し、グロースハッカーの育成や就労支援コミュニティ形成の支援を行っていくと発表した。グロースハッカーとは、企業やサービスの評価指標の設定を把握して、Webサイトのユーザー導線、キャッチコピーボタンの色を変更するというようなユーザーインターフェイスの改善を高速に繰り返しながら、Webサイトの効果や収益を高め、企業やサービスを急成長させる仕掛け「グロースハック」を仕掛ける人の総称。Kaizen Platformでは、これまでもグロースハッカーの育成を目的に、グロースハックのコツを伝える講座を開催してきた。今後は、働く時間や場所を自由に選択できるクラウドソーシングサービス「Job-Hub」を通じた多様な働き方の支援を行うパソナテックとの協業により、勉強会開催やネットワーク作りを積極的に展開。「Job-Hub」に登録するクリエイターのなかからグロースハッカーを全国規模で創出し、2015年12月までにグロースハッカー100名の就業を目指すという。4月1日より、グロースハッカーのキャリア形成やネットワーキングを目的とした勉強会を開催するほか、5月以降グロースハックの体験会もJob-Hub主催で実施する予定。
2015年04月07日ニフティは4月1日、災害復旧(DR)に特化したに特化したクラウドサービス「ニフティクラウド DRサービス with VMware vCloud Air」の申し込みを開始したと発表した。同サービスは2015年5月中旬から順次提供される。初期費用は無料で、5000円/ストレージ100GBまで、からの提供となる。同サービスは、「VMware vCloud Air」が提供する災害復旧サービス「Disaster Recovery」を『ニフティクラウド』の環境にて提供するもので、「VMware vCloud Air」のテクノロジーを活用した国内初のサービス。既存のオンプレミス環境がVMware vSphere で仮想化されていれば、ニフティクラウドへのレプリケーションをマウスクリックで行うことができ、シンプルで実現性の高いDR環境を構築できる。また、ニフティクラウド上の仮想サーバー(レプリカ)は「コールドスタンバイ」の状態で保持され、15分~24時間の範囲の任意の間隔で同期をとることができる。有事の際には、既存環境のvCenterからの操作でフェイルオーバーが可能となる。万が一、既存環境にアクセスできない場合は、サポート窓口に電話で指示することで、スタッフがユーザの代わりにレプリカの仮想サーバーを起動する。なお、既存環境の仮想サーバーのバックアップ/リストアにも利用できる。今後は、既存環境からクラウドへの移行をより容易にするインポート機能などの提供を予定しており、2015年9月末までレプリケーションとフェイルオーバーを無料で利用できるキャンペーンを実施する。
2015年04月02日日本と同じ“お米の国”であるベトナム。生産量、消費量ともに世界で第5位、輸出量に関しては第2位のお米大国だ。※ お米は白いご飯としておかずと一緒に食べられるほか、米麺(フォーなど)やライスペーパーに加工されて食べられており、ベトナム人の毎日の食生活に欠かせないものとなっている。代表的なお米料理とおすすめのお店粘り気が少なく、パラリと軽い食感のベトナム米は、炒めたり煮たりする調理法が向いている。今回は数ある「お米料理」の中から、代表的な5品とホーチミン市のおすすめ店をご紹介!ベトナムを訪れたら、ぜひ一度味わってみよう。コムチン(炒飯)パラパラのベトナム風炒飯は食堂でよく見かけるメニュー。海鮮炒飯、揚州炒飯カニ炒飯などがある。お好みで唐辛子入りのベトナム醤油をかけて食べても美味しい。————————————Quan 94住所:94 Dinh Tien hoang, District 1, HCMC電話:(+84)8-3825-8633営業時間:10:00~23:00※カニ料理専門店。写真はカニ肉とカニみそたっぷりの炒飯「Com cua」110,000VND(約608円)チャオ(お粥)ベトナムのお粥は肉や魚介で取った出汁が濃厚で、具材(豚モツ、魚、田うなぎなど)と香草がトッピングされている。揚げパンを浸しながら食べるとコクが加わる。————————————Chao NGOC BICH HA NOI住所:113 Pasteur, District 3, HCMC電話:(+84)8-3822-0213営業時間:7:00~21:30※写真はホルモン数種類とひき肉入りのお粥「Thap cam」64,000VND(約354円)コムガー(チキンライス)鶏のスープで炊いたご飯にゆでた(蒸した)鶏肉をのせた料理。ローストチキンをのせる場合もある。ヌックマム(魚醤)ベースの生姜入りのタレで食べるのがベトナム風。————————————TIEM COM GA HAI NAM住所:67 Le Thi Hong Gam , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3821-7751営業時間:8:00~22:00※写真は「Com ga Hai Nam」35,000VND(約194円)ソイガー(鶏おこわ)鶏のほぐし身、揚げ玉ねぎがのったおこわ。骨付きの鶏もも肉がのっていることも。ベトナムのおこわは日本のものより食感が軽いので、おやつ感覚でペロリと食べられる。————————————XOI GA NUMBER ONE住所:15 Nguyen Trung Truc , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3825-0818営業時間:9:00~21:00※写真は「Xoi ga」15,000VND(約83円)コムタム(焼肉のせご飯)砕いたお米のご飯におかずをのせた皿飯で、ベトナム南部の名物料理。定番のおかずは甘辛いタレに漬けて焼いた骨付き豚肉、卵とひき肉の蒸し物、豚皮の千切りの3種類。————————————com tam moc住所:85 Ly Tu Trong, District 1, HCMC電話:(+84)8-3824-8561※写真は定番おかず3種類がのった「Com tam suong bi cha」60,000VND(約300円)(text & photo:グッチ)※参照:「PS&D」(米国農務省)(2012/13年度 、精米ベース)※日本円表記は、2015年3月30日現在の為替レートに準じます
2015年03月30日JALグループは3月18日、7月1日から8月31日までの搭乗分の那覇~石垣線「特便割引1・3」を設定したことを発表した。運賃は、予約購入期限が1日前のタイプAが1万900円(ピーク期割引率60%)から、同じく予約購入期限が1日前のタイプBが9,900円(ピーク期割引率63%)から、予約購入期限が3日までのタイプCが8,900円(ピーク期割引率67%)からとなっている。
2015年03月20日