元ボクサーの漫画家が手がけた同名コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』の初日舞台あいさつが1月30日に、TOHOシネマズ新宿で行われ、風間俊介、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作さん、主題歌を担当したSCANDAL(HARUNA、MAMI、TOMOMI、RINA)が登壇した。『猫なんかよんでもこない。』初日舞台あいさつ/その他の写真風間演じる崖っぷちボクサーのミツオが、兄から押し付けられた2匹の捨て猫・チンとクロとの共同生活を通して、人生を見つめ直す姿を描いたハートウォーミングな人間ドラマ。風間は「素敵な、そして僕自身が大好きといえる作品がついに公開され、とてもうれしいです」と本作への強い思い入れを示し、「あいつらは天才です」と共演した猫のアドリブを絶賛した。キャスト陣は、撮影現場は和やかな雰囲気だったと口を揃え、「寝転んだ状態で、待ち時間を過ごしていたら、本当に寝てしまって」(つるの)、「いびきでNGが出ましたよね。ある意味、迫真の演技というか…」(風間)。また、松岡が「猫の抱き方を風間さんが教えてくれた。これからは、尊敬する先輩として風間さんの名前を挙げます」と持ち上げると、風間が「それ、今日の占いで誰かを褒めると運気が上がるって言われたからでしょ」とツッコミを入れる“夫婦漫才”で会場を盛り上げた。脚本も手がけた山本監督は、猫への“演出”に悪戦苦闘したそうで「撮影に入ってから、やばい本(脚本)を書いちゃったなとビビった」と告白。それでも、「生き物と一緒に生きるとは、かわいいだけじゃない問題がさまざまある。それを含めて、かけがえない愛おしい存在だと感じてもらえれば。たとえ動物を飼っていなくても、心温まるはず」と作品にこめた思いを語った。『猫なんかよんでもこない。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月30日映画『猫なんかよんでもこない。』が1月30日(土)に公開を迎え、主演の風間俊介をはじめ、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作、主題歌を担当した「SCANDAL」が登壇して舞台挨拶が行われた。ボクシングに全てを捧げるもなかなか立ち行かないミツオと、チンとクロという2匹の共同生活を描く本作。撮影を通じて計14匹の猫が“キャスト”として参加している。やはり、猫の動きをコントロールできずに撮影は難航したそうだが、逆に奇跡のような瞬間も!風間さんは、ミツオが猫をトレーニングするシーンについて言及。「途中で宅配便が来て、ミツオが出ていくときに『サボるなよ』と言うんですが、僕がいなくなった瞬間に見事にサボるんです(笑)。天才的なアドリブでした」と感服する。つるのさんは、猫たちが寝るのを待つシーンで待ちきれずに「僕が寝てしまいました(苦笑)」と告白。風間さんに「いびきの音でNGになりましたよね?」と暴露されると「迫真の演技です!」と言い張り笑いを誘っていた。“犬派”を公言し「人生でこれまで猫と関わったことがなかった」という松岡さんは、猫の抱き方や接し方について、風間さんから様々な指導を受けたそう。「風間さんはキャストのみならず、スタッフさんのこともよく見てるし、通行人の整理までしてました」と明かし、目を輝かせながら「尊敬する先輩として風間俊介さんを挙げさせていただいてもいいですか?先輩!」と風間さんを異様に絶賛する。風間さんは冷静に「さっき、今日の占いで『人を褒めると運気がアップする』って言ってたけどそのせい?」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。意趣返しとばかり、風間さんは、主題歌を担当した「SCANDAL」の面々を指し「この映画のヒロイン的な立場で…」と松岡さんをそっちのけで語り、すかさず松岡さんは「おいっ!(取材で)『最高のヒロイン』って言ってたやん!」とツッコミ。夫婦漫才のような2人の掛け合いに笑いがわき起こった。最後に風間さんは改めて「つらいときにそばに何がいてくれるかで人生が変わると思います。そんな大切な人と一緒に見てもらえたら嬉しいです」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『猫なんかよんでもこない。』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月30日元ボクサーの漫画家が手がけた同名コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』のプレミア試写会が1月14日(木)、都内で行われ、主演の風間俊介、共演する松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作氏が出席した。崖っぷちボクサーのミツオ(風間さん)は、つるの剛士演じる兄が拾ってきた2匹の猫、チンとクロの世話を押し付けられ、不本意ながら共同生活を始めることに。猫との交流を通して、ミツオは再び人生を見つめ直そうとする。風間さんは「主演は僕、ということになっていますが、あくまで“うちの子”の映画。撮影中は猫に振り回される毎日だったが、それがいいんだなと思った」と共演した2匹の猫にメロメロだった。風間さんと松岡さんは、過去にも数回共演経験があり「別の作品で、風間さんにオノを振り回された」(松岡さん)、「正確にはカマだけどね」(風間さん)と息ぴったり。松岡さんが「今回の共演で、風間さんが普通の人だとわかった」と本音を明かすと、風間さんは「誤解が解けただけでも良かった。ありがたい」と安どの表情だった。タイトルにちなみ、「周りに『よんでもこない』人は?」と質問されると、風間さんは「逆に僕自身が家にいるのが大好き。きっと周りからは『風間なんてよんでもこない』と思われているはず」と自虐コメントで笑いを誘った。一方、松岡さんはお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太を“芸能界のお兄ちゃん”と慕っているそうで、「この7年くらい、ずっと食事に連れて行ってと連絡しているのに、一回も連れて行ってもらえない!」と猛アピール。記者に対しても「これは絶対書いてくださいね」と念を押していた。『猫なんかよんでもこない。』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月14日実話を基にした猫好きのための大人気コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』のプレミア試写会が1月14日にTOHOシネマズ新宿で行われ、主演の風間俊介、共演の松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作氏が舞台挨拶に出席した。その他の写真三十路寸前の冴えないボクサー・ミツオ(風間)と、“超やんちゃ”と“超気まま”な2匹の猫、“チン”と“クロ”の日常を中心に描かれた本作。風間が「うちの子たちの映画を観にきてくださってありがとうございます」と親バカならぬ猫バカな表情を見せるほど、猫の表情をくまなく捉えた、子どもからお年寄りまでが楽しめる作品に仕上がっている。本作では、何度目かの共演となる風間と松岡。「共演の回数が多いので縁を感じている女優さんです」と風間に紹介され、「へっへっへっへ」と声に出し、意味深な笑みを浮かべる松岡だったが、「何度目かの共演とはいっても、最初は鎌を振り回され、その後は仇討ちにきて。狂気の風間さんしか知らなかったので、今回、素の姿で猫ちゃんと戯れている風間さんを見て、この人は普通の人でよかった!と安心しました。全編通して一度も風間さんがおかしくならない!」と紹介し、風間は「その誤解が解けただけでも出演してよかった」と安堵の表情を浮かべた。この日、『いぬのきもち ねこのきもち』WEBでも公開中の“猫診断”が行われ、実は甘え下手な「三毛猫」と診断された風間は、「撮影中、プロボクサーに本気で振り抜いてもらって、実は夜の撮影までフラフラしていた」ことを明かした。一方、松岡は逆境にも負けない生命力のある「白猫」と診断された。司会者から「合っていますか?」と聞かれた監督は「2日間しか一緒じゃなかったから、芝居の上手さしかわからない」と返答したものの、その答えに目をまん丸にし、嬉しそうな表情を見せた。最後に行われたフォトセッションの際も、猫耳や猫手袋を身につけた監督や松岡に、風間が指示出しをしたり、お互い可愛さアピールを競い合うなど、終始息の合った姿を見せた。『猫なんかよんでもこない。』1月30日(土)全国公開取材・文・写真:小杉由布子
2016年01月14日画家の田中千智の個展「田中千智展」が、16年1月29日から2月7日まで東京・渋谷にあるBunkamura1階のギャラリーにて開催される。田中千智は、国内外での多数の展覧会を行う他、小説の表紙や挿絵、舞台や映画のイメージビジュアルなどを手掛ける、近年目覚ましい活躍を見せる画家。果てのない夜や燐光の森、淡くゆらぐ雪の丘、置き去りにされた情景など、黒と白の鮮烈なコントラストによって独自の死生観が描き出された作品は、見る者にセンチメンタルな物語を想起させる。Bunkamuraで開催する2回目の個展となる同展では、未発表の新作を中心に多数の油彩原画を展示・販売。今最も注目される画家のうちのひとりである田中が持つ引力をたっぷりと体感出来る個展となっている。【イベント情報】「田中千智展」会場:Bunkamura Box Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F メインロビーフロア会期:16年1月29日~2月7日時間:10:00~19:30(最終日は17:00まで)入場無料
2016年01月06日女優・平愛梨(30)の妹で女優の平祐奈(17)が、DREAMS COME TRUEの楽曲にインスパイアされた小説を実写化する約12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』(12月4日よりKDDIのサービス・ビデオパスで先行配信)に起用されたことが、このほど分かった。祐奈は1998年11月12日生まれの兵庫県出身。映画『奇跡』(11年)のオーディションに合格してデビューした後、『貞子3D』(12年)、『紙の月』(14年)、『ソロモンの偽証』(15年)、『青鬼 ver.2.0』などの映画に出演。本田翼、川口春奈、広瀬すずといった人気若手女優らが起用されて毎年注目を集めているJR東日本「JR SKISKI」のイメージキャラクターに、山本舞香と共に起用された。本作は、エムオン・エンタテインメントとブックリスタが公募した、音楽と物語をつなぐ小説賞「otoCoto presents OtoBon ソングノベルズ大賞 ~音楽を感じる小説~ DREAMS COME TRUE編」の審査員を務めた入江悠監督が、同賞に触発されて制作。とある地方都市の高校の放課後を舞台に、体育館を使って自身のプロモーションビデオの撮影を計画したダンサー志望の眞美子と、その撮影を急きょ頼まれた映画研究会所属の透が、それぞれの思いを抱きながら1回限りの本番に臨む姿を描く。眞美子を演じる祐奈は「バレエを2歳の頃からやっていましたが、こんな広い空間で4分半も踊り続けるのは初めての経験」と話し、「作品の中で踊るというのは自分にとっての目標の一つだったのでうれしかった」と役者としての夢の実現に感激。続けて、「撮影には情熱的に激しく、体力の限界まで踊ることを心がけて臨みました」とも明かしながら、「映像を見て、これぞ体で表現するという事なんだ! と実感し、自分としても新たな事に出会え、いろんな事が吸収できた」と感慨を語る。一方、映画監督を夢見る透役を演じるのが、現在フジテレビ系ドラマ『オトナ女子』(毎週木曜22:00~22:54)に出演中の若手俳優・浦上晟周(16)。「映画監督を志す役ですが、僕も以前ドラマの現場で監督から演出することの面白さを聞いて、自分でも作品を撮ってみたいなと思った事があります」と振り返り、「脚本や現場の雰囲気で感じたのが、この作品は何気ない日常の一コマで、そのリアルな空気感が大事だと思ったので、できるだけ演技っぽくなく、力を抜いて演じるようにしました」と明かした。入江監督は本作の成立過程を、「DREAMS COME TRUEさんの有名な楽曲にインスパイアされた小説、にインスパイアされたショートムービー、というちょっとややこしいインスパイアのリレーのような形」と表現。「せっかくインスパイアされたのなら、普段自分が照れてしまって題材として選ばないようなことをやろう」という思いから、学校を舞台に選んだという。12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』は12月1日、音楽専門チャンネル・MUSIC ON! TVのステーションIDとしてオンエア。続けて、同月4日よりビデオパスで先行配信がスタートする。
2015年11月29日風間俊介が主演を務める実話を基にした人気コミックの映画化『猫なんかよんでもこない。』の主題歌を、ガールズバンド「SCANDAL」が担当することがこのほど決定した。ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオのもとに、子猫の兄弟“チン”と“クロ”が現れた!猫嫌いのミツオは振り回されっぱなしだが、アパートの大家さんや猫大好きの女性・うめさんの応援もあって、ちょっとずつ距離を縮めながら、彼らは極貧生活を支え合う運命共同体になっていく。そんな中、自らのボクシング人生をかけた試合中のケガがもとで、プロボクサーとしての道が閉ざされてしまい…。元プロボクシング選手の漫画家・杉作の人気コミックを、風間さんをはじめつるの剛士、『ちはやふる』の松岡茉優をキャストに迎え映画化する本作。今回主題歌に抜擢されたのは、10月17(土)より世界ツアーの模様に密着したドキュメンタリー『SCANDAL“Documentary film「HELLO WORLD」”』の公開を控えるガールズバンド「SCANDAL」。「SCANDAL」は、本作のために新曲「Morning sun」を書き下ろした。今回の主題歌について「SCANDAL」のメンバーは、「主題歌のお話を頂いて、何度も映画を観返しながら、朝の日差しのように柔らかい作品だなと感じ『Morning sun』という曲を書き上げました。大切なパートナーの影響で苦手なものを愛せたり、知らなかった世界に興味が持てたり、 自分のこころが変わってゆくのってとても素敵です。エモーショナルで優しい曲ができました。エンドロールが終わったあと清々しい気持ちになってもらえたら嬉しいです」と、楽曲への手ごたえを語っている。“30万人が泣いた”とされる原作コミックの映画化である本作。彼女たちがどのような楽曲でエンディングを彩るのか、大いに期待したい。『猫なんかよんでもこない。』は、2016年1月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月、全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2015年10月02日「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などで知られる、田島隆による司法書士漫画の新シリーズを田中圭主演で映画化する『劇場版 びったれ!!!』。このほど、田中さん始め、ライバル弁護士役の山本耕史や黒幕の実父役・竹中直人らも登場する、待望の予告編映像が公開となった。本作は、「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」という3つの顔を持つ伊武努(田中圭)が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた伊武は、いまでは極道から足を洗い、司法書士となって亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質にとられてしまう…。テレビドラマ放送時にも好評を博し、満を持して映画化となった本作。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などを手がけてきた田島隆による同名漫画が原作となるだけに、1つ1つのエピソードがとにかくリアル。今回の劇場版も、田島さん自身初のオリジナル脚本を共同執筆し、全面監修した。予告編映像では、さまざまな困難に直面する伊武(田中さん) 、それを支える杉山(森さん)が登場。田中さんは、元・極道の姿からメガネ男子のシングルファーザー、そして司法書士と見事に演じ分けている。さらに、法律家でありながら「法は人間を救ってなんかくれない」と宣戦布告をするライバル弁護士・霧浦(山本さん)、そして裏から操る伊武の実の父・制覇 (竹中さん)が、伊武の前に立ちはだかる。かりんや杉山、善良な市井の人々を守るため、義理と人情の“たんかを切る”田中さん演じる伊武の姿を、まずは予告編から確かめてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月7日(土)よりバルト11ほか広島にて先行上映、11月28日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日元ボクサーの漫画家・杉作の同名原作を風間俊介主演で実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』が、2016年1月より公開される。このほど、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、本作の公開記念イベント「一日だけの猫映画祭」の開催に向けたプロジェクトがスタート。支援者を募っている。“犬派”の崖っぷちボクサー ミツオ(風間俊介)は、兄貴(つるの剛士)が拾ってきた2匹の猫、チンとクロの世話を押し付けられ不本意ながら共同生活を始める。よんでも“まったく”こない&自由奔放すぎる2匹の猫に苛立ちながらも、彼らとのかけがいの無い日々が、やがてミツオの人生に大きな変化を…起こすのか?「大人が泣ける猫漫画」として注目を集める漫画原作を、藤原竜也主演『探検隊の栄光』の公開が控える山本透が監督を務め映画化する本作。キャストには、主演の風間俊介をはじめ、『トワイライト ささらさや』のつるの剛士、『サムライフ』『ストレイヤーズ・クロニクル』と出演作が続く松岡茉優、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』以来の映画出演となる市川実和子らがキャストに名を連ねている。このほど「Makuake」にてスタートされたプロジェクトは、本作の公開記念イベントの開催支援者を募集するもの。本作の特別先行試写をはじめ、メイキングムービーの上映や原作者と監督によるトークショー、10月よりTV大阪、BS朝日にて放送が決定している同作のアニメ化作品の一挙上映のほか、事前投票による「愛猫家が選んだベストオブベスト」映画の上映や、事前に愛猫家から投稿された“猫動画”から制作する短編の上映など、“愛猫家参加型”の映画祭としての開催が予定されている。支援コースには、映画祭の参加券をはじめ、「フェリシモ猫部」がプロデュースする「ハチワレ猫耳もふもふヘアターバン」や「クロ猫もふもふルームソックス」といった「猫よん。」グッズ、原作者の杉作が支援者の猫を漫画化するコースなど、料金によってさまざまな特典が用意されている。初の開催を目指す本映画祭は、今後の継続的な開催も視野に活動していくとのこと。動物映画の中でも特に人気の高い猫映画に特化したイベントとして、大きな注目を集めそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日2016年ゴールデンウィークに公開が予定されている劇場アニメ『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で主人公・武藤遊戯を演じる俳優の風間俊介らが16日、京都・国立京都国際会館で開催されたカードゲームの世界大会「WORLD CHAMPIONSHIP 2015」にサプライズ登壇し、トークイベントを行った。同イベントは、「遊☆戯☆王」シリーズに登場するカードゲームで実際に対戦を行う大会。世界60カ国から8万5,000名の予選を勝ち抜いたデュエリストと、世界中から駆けつけた約6,000人のファンが見守る中、劇場版の製作を記念したスペシャルステージが実施された。ステージには風間をはじめ、遊戯のライバル・海馬瀬人を演じる津田健次郎、そして原作者の高橋和希氏も出席。初公開となる映像の上映も行われた。2000年から2004年まで放送され、最終章ではファラオ(闇遊戯)の魂を安らかに眠らせるため、遊戯と闇遊戯の戦いを描いた『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』で両者を演じた風間は、「あの伝説のデュエルから後の物語を描くと聞いた時はものすごくテンションが上がったと同時に、最高の終わり方をした後に、もう1つエピソードを作るというのはすごいプロジェクト」と興奮気味。さらに、「それを創りだすのが先生ご自身だということで、絶対におもしろい作品になると確信しました」と自信をのぞかせ、公開された映像を見て「まだアフレコはしていませんが、遊戯がりりしくなっているので、楽しみで仕方ないです!」と収録へ向けてコメントした。一方、風間とは10年ぶりに顔を合わせたという津田も、「俊介がいて、先生が描いてくれる……これはもう……フュ~~~!! ヤバイですね! この3人で集まれることにテンションが上がりっぱなし。興奮が冷めないです!」と熱く語り、「海馬は海馬のまま変わらないと思うので、当時のままのように演じたいです」と意気込みを述べていた。また、「今日は営業としてやってきました!」とあいさつした高橋氏は、「映画をやろうという話から2年……いよいよ来年上映されます!」と万感の思いを込めるとともに、「支えてくださってありがとうございます」と多くのファンへ向けて感謝を伝えた。1996年から2004年まで約8年にわたって高橋和希が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載していた『遊☆戯☆王』。今年で15周年を迎えたTVアニメは、シリーズで延べ90カ国で放送されるなど海外でも絶大なる人気を得ている。物語の中に登場するカードゲームは『遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)』として世界50カ国以上で発売され、2011年には累計販売枚数が251億枚を突破。世界で最も販売数の多いトレーディングカードゲームとしてギネスに認定されるなど、海外でも高い人気を獲得している。今回、完全新作となる『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、原作者の高橋氏が製作総指揮を務めるシリーズ初の長編映画。1996年のシリーズ1作目のキャラクター武藤遊戯と海馬瀬人が登場し、原作のアフターエピソードをオリジナルストーリーで描く。なお、イベントではシリーズ20周年を記念して行われる「デュエル集メル! プロジェクト」の始動除幕式も実施。同プロジェクトでは、これまでに発売された約8000枚のカードをすべてそろえていくという。(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/劇場版遊戯王製作委員会2016
2015年08月18日ジャニーズきっての演技派・風間俊介と、声優・津田健次郎の名コンビが10年ぶりに復活する劇場版アニメ『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。去る8月15日と16日、物語中に登場するカードゲームで実際に対戦を行う決闘(デュエル)の世界大会が開催され、本作のスペシャルステージを実施。風間さん、津田さん、Vジャンプ編集部の相川貴彦、映画プロデューサーの実松照晃、そして原作者・高橋和希がサプライズ登壇し会場を沸かせた。大人気アニメ作品「遊☆戯☆王」初の長編アニメーション映画となる本作では、主人公・武藤遊戯を演じる風間さんと、海馬瀬人を演じる津田さんの名コンビが10年ぶりに復活。さらに、製作総指揮を原作者の高橋氏が手がけることが、アメリカのサンディエゴで行われた「コミ・コン」にて世界的に発表され話題を博した。そんな世界中にファンを持つ「遊☆戯☆王」は、作品を飛び越えて、物語中に登場するカードゲームで実際に対戦を行う決闘(デュエル)の世界大会が過去12回開催されており、13回目となる「WORLD CHAMPIONSHIP 2015」が8月15日、16日に国立京都国際会館にて開催。最終日の16日には、世界60か国、8万5千人の中から予選を勝ち抜いた決闘者(デュエリスト)16名と、世界中から駆けつけたファンたち、述べ6,000人余りが集結。本作のスペシャルステージが熱い熱気の中行われた。この日登場したのは、10年ぶりに顔を合わせたという風間さんと津田さん。そして、「Vジャンプ」編集部の相川氏、映画プロデューサーの実松氏、そして原作者の高橋氏がサプライズで登壇。イベントでは、本作のトークイベントや初公開となる映像の上映が行われ、また、「遊☆戯☆王」シリーズの20周年記念してこれまでに発売された約8,000枚のカードを全てそろえるという壮大なプロジェクト「デュエル集メル!プロジェクト」の始動除幕式も開催。会場は終始歓声が飛び交い大盛り上がりのうちに終わったという。本作について風間さんは、「あの、伝説のデュエルから後の物語を描くと聞いたときは物凄くテンションが上がったと同時に、最高の終わり方をした後に、もう1エピソードを作るというのはすごいプロジェクトだと思いました。そして、それを創り出すのが先生ご自身だということで、絶対に面白い作品になると確信しました!まだアフレコはしていませんが、(映像を見て)遊戯がりりしくなっているので、楽しみで仕方がないです!」と意気込みをコメント。津田さんは「帰ってきました!お話しをいただいたときに『マジか!?』と。先生が描いてくれるということにテンションが上がりました!俊介がいて、先生が描いてくれる…これはもう…フュ~~~!!ヤバイですね!この3人で集まれることにテンションが上がりっぱなし。興奮がさめないです!海馬は海馬のまま変わらないと思うので、当時のままのように演じたいです!」と、興奮気味に語った。本作で製作総指揮を務めた原作者・高橋さんは、「みなさん、お集まりいただき有難うございます!今日は営業としてやってきました!映画をやろうという話しから2年…いよいよ来年上映されます!支えてくださって有難うございます」と感謝を述べた。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年GWにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日注目のイットガールが登場する連載。第10回のゲストは、「カロリーメイト」のCMでも話題になった女優・平祐奈さん。デビューは小学生の頃。是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに家族が応募したことがきっかけだった。「バレエやフィギュアを習っていて表現することが好きだったし、お姉ちゃんの影響もあり演技に興味はありました。小学生でデビューするとは思っていませんでしたが…」。“お姉ちゃん”とは、女優の平愛梨さん。6人きょうだいで、祐奈さんは末っ子。「兄と姉はみんな人生のお手本。でも家族全員O型で自由人だから、集まると大変。話と笑いが止まらず、口が開きっぱなしになります(笑)」◇たいら・ゆうな1998年生まれ。ヒロイン役で出演している映画『青鬼ver.2.0』が公開中。CM「カロリーメイト」「JAバンク兵庫」にも出演。ブログは◇休日は映画観賞。月10本くらい観ます。「特に好きなのは『ローマの休日』。オードリー・ヘップバーンが素敵!」◇一眼レフのカメラで風景を撮るのが好き。「これはお正月のレインボーブリッジ。朝焼けがきれいだったんです」◇ハマっていることは御朱印集め!「仕事で京都によく行くので、空いた時間に神社やお寺を巡っています」※『anan』2015年7月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月09日ドラマや映画での活躍目覚ましい東出昌大が初めて舞台に挑戦する。原作はイギリスの文学界における最高の栄誉といわれるブッカー賞、さらに大英帝国勲章を獲得し、日本での人気も高い作家、カズオ・イシグロが初めて手掛けた短篇集。独立しながらもテーマと状況がつながる5篇のうちから、「老歌手」「夜想曲」「チェリスト」の3篇をひとつに組み立て直して舞台の上に描き出す。脚本はてがみ座の長田育恵。演出を手掛けるのは、ここ数年立て続けに良作を手掛け、3度の読売演劇大賞優秀演出家賞を獲得する小川絵梨子だ。本番を2週間後に控えたなかで行われた公開稽古を覗いた。舞台『夜想曲集』チケット情報稽古場には二階建てのセットが組み上げられ、ところどころに椅子が置かれている。稽古場に入ってきた東出は、報道陣が稽古場を埋め尽くさんばかりの様子を見て「すっごい空気!」と笑う。キャスト同士、いい空気ができあがっているようで、通常とは明らかに違うこの状況に対しても過剰に意識することなく、笑い合いながら稽古開始を待っている。やがて稽古がスタート。東出演じる旧共産圏出身のヤンが、彼の亡き母がかつて大ファンだった往年の歌手、トニー・ガードナー(中嶋しゅう)とカフェで遭遇するシーン。静謐な空気の中で言葉がやり取りされる。その静けさを破るように登場したのが安田成美演じるトニーの妻リンディ。ロングコートに幅広のハットをかぶり、意識的か無意識か、やや無礼なところもあるマダムをそのしゃべり方と空気感で見事に体現。素朴な青年の雰囲気をまとった東出との対比が鮮明に見える。稽古の切れ目で緊張がほどけたような笑い声がセットの裏から聞こえてくる。長身の東出はチェロを構える姿、青いギターを構える姿が実にしっくりくる。稽古の中ではギターを持った東出がベネツィアのゴンドラに揺られるシーンや、近藤芳正によるサックスプレイが披露されるシーンもあり、物語の断片を観ただけでも幻想と現実の合間をたゆたうような、不思議な世界がそこに広がる。初舞台ながらこの物語の空気の中にすっと溶け込んでいる東出。彼が本番でどんな姿を披露するのか、期待が募る。公演は5月11日(月)から24日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、5月30日(土)・31日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。その後広島・富山でも上演。チケットは発売中。取材・文/釣木文恵
2015年04月28日東出昌大が、『夜想曲集』で舞台に初挑戦する。原作は、英国の作家、カズオ・イシグロの短篇集。演出を、気鋭の小川恵理子が担う。俳優の仕事を始めてから、いつかは立ちたいと思っていたというその場所で、東出はどんな姿を見せるのだろうか。「夜想曲集」チケット情報舞台には興味があった。出演作が相次ぐなか、「数えてみたらこの3年で30本位観ていた」のだという。やってみたかったのは、「映像と違う何かが求められる場所」だと思ったからだ。「舞台を経験したことのある方からよく聞いていたんです。舞台をやると自由に動けるようになるよと。それはたぶん、何回も同じ芝居を繰り返すことで、想像力とか演技の説得力というようなものがつくからだろうと思ったので。自分がどれくらい柔軟に自由に動けるようになるのか、怖くもあり、楽しみでもあるというところなんです」。実際、初舞台として挑むのは、想像力も説得力も大いに求められる作品となった。原作は、人生の晩年を迎えて心を揺らす人々の音楽をめぐる5篇の物語。そこから、「老歌手」「夜想曲」「チェリスト」の3篇がひとつの戯曲に再構築され、そのうち2篇に登場する若者を、東出はひとりの人物として演じることになる。すでにチェロの練習も開始。「弦に対して垂直に弓を引くだけで5年かかると言われたんですけど(笑)、だからといってあきらめるのではなく、ちゃんとお見せできるものにしたい」と意気込む。また、演じる人物には“旧共産圏の生まれのヤン”といった限られた情報しかないが、「ちゃんと生きている人間として演じられるようにその人物の背景を勉強したい」と下調べも始めている。「さらに難題だなと思うのが、どの人物もみんなストレートな感情表現をしないこと。言葉の裏にあるものをしっかり読み取って表現しないと伝わらないと思うので、課題は多いです」。舞台に立つまでに越えなければならない壁はいくつもある。それでも怯まないのは、「いい役者になりたい」という思いがあるからだ。「ありがたいことに、役者を始めてからいろんな新人賞もいただきました。でも、それで喜んでいられないというか。やり続けること、観てよかったと思っていただける役者になっていくことが大事だと思うんです。とくに舞台は、チケット代を払っていただいて足を運んでいただくんですから、緊張感を持って臨みたいと思います」。覚悟した役者は強い。東出昌大の初舞台、期待していい。公演は5月11日(月)から24日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、5月30日(土)・31日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。その後広島・富山でも上演。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2015年04月17日2016年に公開が予定されているアニメーション映画『劇場版 遊☆戯☆王』の主人公・武藤遊戯の声優を、俳優の風間俊介が5年ぶりに務めることが明らかになった。また、ライバルの海馬瀬人を演じた声優・津田健次郎の出演も合わせて発表された。1996年から2004年まで約8年にわたって高橋和希氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)でが連載していた『遊☆戯☆王』。今年で15周年を迎えたTVアニメは、シリーズで延べ90カ国で放送されるなど海外でも絶大なる人気を得ている。物語の中に登場するカードゲームは『遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)」として世界50カ国以上で発売され、2011年には累計販売枚数が251億枚を突破。世界で最も販売数の多いトレーディングカードゲームとしてギネスに認定されるなど、海外でも高い人気を獲得している。完全新作となる『劇場版 遊☆戯☆王』は、1996年のシリーズ1作目のキャラクター武藤遊戯と海馬瀬人が登場し、原作のアフターエピソードを完全新作のオリジナルストーリーで描いていくという。2010年公開の『劇場版 遊☆戯☆王 超融合!時空を超えた絆』以来、5年ぶりに遊戯を演じる風間は「年を重ねるごとに、『遊☆戯☆王』という作品の偉大さを感じていますし、今、僕の中にある作品への愛情を今作に全て込めたいです」という思い入れとともに、「また熱い闘い(デュエル)を出来る事の喜びで胸がいっぱいです。伝説として残っていく闘いをします」と意気込みを語っている。また、海馬を演じる津田については「色々なアニメやゲームで津田さんの声が流れる度に、うれしくて仕方ありませんでした。『海馬』としての、津田さんに早く会いたいです。 僕が17歳の時からのお付き合いなので、最高のデュエルが出来ると思います」と話し、「海馬としての、津田さんに早く会いたいです」とアフレコの開始を心待ちにしていた。対する津田は「また海馬を演じる事が出来るのをうれしく思いました。海馬瀬人を進化させ、極めたいと思っています。風間くんとは本当に久しぶりの共演なので楽しみです。遊戯王デュエルモンスターズ世代の皆さんは勿論の事、遊戯王を知らない皆さん、海外の皆さんにも見ていただきたいですね。」と明かしている。そして、本作のプロデューサーである実松照晃氏は、「シリーズ中でも不動の人気を誇る、武藤遊戯と海馬瀬人のエピソードは、『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』の全224話で二人の絆を確かなものにしたと思っております」と自信を覗かせ、「そんな二人の新たなる決闘(デュエル)の物語を是非大きなスクリーンでご覧ください」と、日本のみならず全世界のファンへ向けてメッセージを送っている。(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/劇場版遊戯王製作委員会2016
2015年04月12日ジャニーズ随一の演技派として活躍する風間俊介が、初の長編アニメーション映画として2016年に公開される『遊☆戯☆王』で主人公・武藤遊戯の声を再演することが明らかになった。TVアニメでも声優を務めた風間さんは、本作で海馬瀬人役の津田健次郎と再びタッグを組む。1996年より高橋和希による原作「遊☆戯☆王」が「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載、その後アニメがテレビ東京系列にて放送され、日本問わず世界中で人気を博してきた。劇場版は過去に2004年全米約2,400館で公開され、日本の劇場用アニメ映画の歴代興行成績3位に輝いた『Yu-Gi-Oh! THE MOVIE』、2010年に公開された、世界初の長編手書きアニメの3D作品『劇場版 遊☆戯☆王超融合!時空を超えた絆』が公開され、いずれも高い評価を獲得してきた。今回公開される新作は、シリーズの中でも特に人気の高いファーストシリーズのアフターエピソードを描いた完全オリジナルストーリー。TVシリーズでも描かれなかった、誰も見たことのない武藤遊戯と海馬瀬人の壮絶な決闘が繰り広げられることが予想されている。再び主人公を演じることとなった風間さんは「20年愛されている『遊☆戯☆王』の主人公を演じる事の責任感を感じる」と語りつつ、「また熱い闘い(デュエル)を出来る事の喜びで胸がいっぱいです。伝説として残っていく闘いをします」と気合十分。また津田さんとの共演については「色々なアニメやゲームで津田さんの声が流れる度に、嬉しくて仕方ありませんでした。“海馬”としての、津田さんに早く会いたいです。 僕が17歳のときからのお付き合いなので、最高のデュエルが出来ると思います」と語った。一方、津田さんは「また海馬を演じる事が出来るのを嬉しく思いました。海馬瀬人を進化させ、極めたいと思っています。風間くんとは本当に久しぶりの共演なので楽しみです」と喜びのコメント。「遊戯王デュエルモンスターズ世代のみなさんは勿論の事、遊戯王を知らないみなさん、海外のみなさんにも見て頂きたいですね」とメッセージを贈った。『劇場版 遊☆戯☆王』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月12日4月3日(金)より東京・本多劇場で上演される舞台『ベター・ハーフ』の開幕前会見が4月2日に行なわれ、キャストの風間俊介、真野恵里菜、中村 中、片桐仁、作・演出を務める鴻上尚史が出席した。現代に生きる男女4人の恋愛模様を描いた同作。広告代理店に勤める男、諏訪を演じる風間は「制作発表で僕は“必ず面白いものになるという確信があります”と言ったんですが、それは間違ってなかったなと感じています。あと、キャスト同士がこんなに仲良くなるとも思っていなかったです(笑)。4人芝居で仲が悪いと最悪なので(笑)」と話した。デリバリーヘルスに務めながら芸能界デビューを目指す女性、という役どころに挑戦する真野は「劇中ではコスプレに挑戦しています。ここまできちんとしたコスプレというのは初めてなので、とてもウキウキしています。ファンの方はどういう反応をするかな(笑)」と明るくコメント。それを受けて風間は「ちょっと怒りながら真野ちゃんのコスプレを見るというシーンがあるんですけど、ついニヤケてしまって・・・(笑)。そこは僕が真野ちゃんのコスプレに慣れるための稽古でしたね(笑)」と明かした。諏訪の上司、沖村役を務める片桐は「恋愛劇なので、芝居に反映できるように稽古の合間に4人でそれぞれの恋愛観を話したりしました。ただ、僕は恋愛下手という役なんですが、僕自身も話せるような恋愛観はほとんど無いので(笑)、皆さんの話を聞いてただけなんですが、そこで“なるほど”と思ったり、身につまされたり。このお芝居も、観客の皆さんはそういう楽しみ方をしていただけるんじゃないでしょうか」と芝居の見所をPRした。男の体を持って生まれ女性の性を自認している「トランスジェンダー」という役どころを演じる中村は「鴻上さんからはコメディエンヌで行けと言われたので、そのように演じています。自分の中で新しい分野が開眼していたら良いなと思います。あと、劇中では恋愛の曲を、どの世代の方にも楽しんでいただけるように5曲選りすぐって歌っているので、そこも楽しんでいただけたら良いですね」と語った。また、作中でダンスシーンに挑む風間は「鴻上さんから、“君はどこの事務所だ?ジャニーズってもっとできるんじゃないのか?”と言われました(笑)。俳優としてのダンスなので、出来栄えではなく、一生懸命やっている姿を見ていただきたい(笑)」とコメント。それを受けて鴻上は「ジャニーズ一の演技力と聞いていたんですが、同時にジャニーズ一、体が硬い男だというのが分かりました(笑)。ただ、稽古していくうちにカッコよくなった。さすがに魅せ方が分かっている、大したもんです」とダンスの出来栄えに太鼓判を押した。舞台『ベター・ハーフ』は4月20日(月)まで東京・本多劇場、25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、5月3日(日・祝)から5日(火・祝)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演。
2015年04月03日4月3日(金)より東京・本多劇場で上演される舞台『ベター・ハーフ』の製作発表が1月21日、都内で行なわれ、キャストの風間俊介、真野恵里菜、中村 中、片桐仁、作・演出を務める鴻上尚史が出席した。【チケット情報はこちら】同作のタイトル『ベター・ハーフ』は、天国でひとつだった魂がこの世に生まれる時に、男性と女性に分けられて別々に生まれてきたという古代ギリシャの言い伝えからきた言葉で、現世でもう片方の自分と出会うと身も心もぴったりと相性が合うとされている。物語は広告代理店に勤める諏訪(風間俊介)が、上司の沖村(片桐仁)から「ネットで知り合った女性に自分の代わりに会って来てほしい」と頼まれるところからはじまる。諏訪が待ち合わせ場所に行くと、若い女性、平澤(真野恵里菜)が待っていた。諏訪は急速に平澤に惹かれるが、その平澤も、実は男の体を持って生まれ、女性の性を自認する「トランスジェンダー」である小早川(中村 中)の身代わりで来ていたのだった・・・。会見で風間は「この舞台は今並んでいる4人が全キャストです。この面子が横に並んだだけで、必ず面白いものになるという確信があります。このキャストがベター・ハーフだと思っています」と自信を覗かせた。また、真野が演じる平澤は、デリバリーヘルスに務めながら芸能界デビューを目指す女性、という役どころ。「まだ台本が完成していないので、どういうシーンがあるかドキドキしているんですが(笑)、何かしら自分の色を添えられるように頑張りたい」と語った。中村は「トランスジェンダー」という役どころについて、「私自身、男として生まれて、女として生きていますが、自分が見てきた景色と、小早川が見ている景色は必ずしも同じじゃないと考えてます。なので、そこは経験した事とか、先入観に囚われず、役作りして行こうと考えてます」と話した。片桐は「この作品は嘘というのがひとつのテーマ。見る側は誰に共感するかという楽しみ方もできるんじゃないでしょうか」とコメント。作・演出を務める鴻上は今作について「世の中がギスギスしている昨今、不寛容な時代に人間と人間を繋ぐ愛というものをもう一回きちんと描きたいと思った。ただ、このキャストなので、単に深刻になるのではなく、刺激的に、楽しく、艶やかに、笑えるような作品にしたい。踊りも踊ってもらいたいし、中村さんには歌も歌ってもらいたい」と話した。それを受けて風間が「“えっ!踊るんだ!?”と思いました(笑)」と返すと、鴻上から「アイドルのダンスではなく、俳優としてのダンスを見せて欲しい」とリクエストが。すると風間は「アイドルのダンスをつい見せたくなっちゃうんですけど、それはやめましょう(笑)」と笑いを交えて話した。舞台『ベター・ハーフ』は4月3日(金)から20日(月)まで東京・本多劇場、25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、5月3日(日・祝)から5日(火・祝)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演。
2015年01月22日本田翼と東出昌大は、青春映画の似合う俳優、原作漫画をリアルにする力のある俳優だ。人気少女コミック「アオハライド」を映像化するにあたって、俳優たちがぶつかるであろう難関は、累計930万部(2014年12月現在)を越える漫画の世界感を、紙面上ですでに出来上がっているキャラクターを、どう現実世界に落とし込むか──。恋にも友情にも真っ直ぐな“双葉”に息を吹き込んだ本田さん、真面目に無器用に悩みながら“洸”に寄り添った東出さん。2人が映画『アオハライド』で感じて表現した“リアル”な感情とはどんなものだったのか?本田さんの演じるヒロイン・吉岡双葉、東出さんの演じる双葉の初恋の相手・馬渕洸。『アオハライド』は、彼らを中心に恋や友情が描かれる、いわゆる学園ものだ。少女コミックということで「そういうシチュエーションありえないでしょ…っていうのもあるかもしれないけれど、登場人物の性格が細やかで、本当に“いる”って共感する。私自身、思考回路が勝手に双葉ちゃんと同じように行き着いたというか、双葉ちゃんと自分自身の呼吸がすごく重なり合っているのを感じました」と語るのは本田さん。主演という大きなプレッシャーを感じつつも「考えていても仕方ないので、切り替えて、本田翼の演じる吉岡双葉を頑張っていこうと思ったんです」。その前向きさ、真っ直ぐさは、やはり双葉に通じるものがある。「双葉も本田翼も裏表がないんですよね。全世界が“本田翼”だったら戦争は起きないと思う」と、ヒロインに最大の賛辞を贈るのは東出さん。闇を抱えながらも、そのなかにそこはかとない優しさのある洸は「難しいと思った」という本人の言葉とおり、チャレンジングな役となった。「洸は自分が幸せになってはいけない…と、がんじ絡めになって、本当の自分を隠して、芝居をして生きている子なんです。そんな芝居をしている人間を演じるというのは難しいし、洸の心境を考えるとつらかった。気をつけたのは、その場その場を一生懸命生きるということ。僕自身は台本を読んでストーリーは知っているけれど、洸として毎回ショックを受けたり、驚いたりすることで、リアルな感情が伝わるんじゃないかなって思ったんです」。現在、22歳の本田さん、26歳の東出さん。20代の彼らが違和感なく学生服を着こなす、というのも演じる上での必須項目だった。東出さんは今年公開の映画『クローズEXPLODE』で高校生を演じているけれど、学ランとブレザーはまた別もの。「スタイリッシュさを損なってはいけないと思ったので、着こなし方も気を遣いました」と、撮影時のある工夫を明かす。「出演者はみんな20歳を超えていたんですけど、俳優に合わせるために学生のエキストラの年齢が高めに設定してあったりするんです」。また、スタッフ・キャストは約1か月間、富山に滞在し合宿状態で撮影をこなしていった。“同じ釜の飯”を食べて撮影したことで、三木監督を筆頭にチームは一致団結。キャスト同士もまるで本当の同級生のように「仲がよかった」と、撮影当時をふり返る本田さん。「実は私、すごく人見知りなんです。最初の頃は相手の目を見て話せなかったほど。なかなかみんなと仲良くなるきっかけを作れずにいたら、東出くんが連絡先を聞いてまとめてくれたんですよね。…それにしても、双葉と洸を含めたあの5人の関係、友情って羨ましいです。本音でぶつかってこそ本当の友情が築けるんですよね」。上辺だけではない関係を役としても役者としても築けたからこそ「撮影中は洸を演じるのが苦しくて、東京に帰りたいと思ったこともあるけれど、ふり返ってみると、濃くて楽しい1か月ちょっとでした。青春、でしたね」と、東出さんの瞳の奥はキラリと輝いていた。その5人が繰り広げる、“青春だなぁ”というシーンが映画にはいくつも登場する。なかでも本田さんと東出さんの記憶に鮮明に残っているのは、朝日を一緒に見るシーン。限られたわずかな時間のなかで最高のシーンをカメラに収めなくてはならない、チームワークの見せどころでもあるが、その“青春”な太陽を見て本田さんが発したひと言は──「鮮やかなオレンジ色だったので、つい、『イクラみたい』って言っちゃったんですよね(笑)」。この“らしさ”がチームをまとめていたんだろうと想像がつく。5人の友情にジーンと心打たれ、そして双葉と洸の恋のゆくえにキュンと心奪われる。キュンとくるセリフ、キュンとくるしぐさ、もしも自分がその立場だったらどうするんだろう…そんなふうにキャラクターの心情が自然と自分自身と重なっていくのもこの映画の魅力だ。本田さんのお気に入りのキュンとするシーンは、あまりにも好きすぎて“ハンド to ハンド”と命名したのだそう。「窓越しに双葉と洸が手を重ねているセリフのないシーンです。あのシーン、双葉は洸の気持ちをぜんぜん分からない設定なので、私自身もそういう気持ちで演じています。だから演じているときは、なんで洸はあんなに切なそうな顔をしているんだろうって思っていたんです。でも、完成した映画を観客として観ると、うわぁ、切ないよぉ…って、ものすごく切ないシーンでした」。そんな切なさを2人から引き出したのは、三木監督。『僕等がいた』『陽だまりの彼女』『ホットロード』など、青春映画、恋愛映画を数多く手がけてきた監督の手腕が今回も存分に発揮されている。「監督は絶妙なキュンキュンポイントを誰よりも知っている」「2人の恋にやきもきする!」「じれったい!」と、本田さんと東出さんが語るように、恋愛特有の感情──タイミングがほんの少しズレてしまうがゆえのやきもき感、じれったさ、ドキドキ感、胸キュンのすべてが『アオハライド』には詰まっている。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年12月12日日本コカ・コーラは11月27日、ファンを元気づけた魂あふれるプレーを見せたプロ野球選手に送られる「ジョージア魂賞」の年間大賞の発表および表彰式を都内にて開催した。今シーズンにファンをわかせた12人の中から、投打の「二刀流」で活躍した日本ハム・大谷翔平選手が栄えある年間大賞に選ばれた。ただ、そんな大谷選手もトークショーでは球界の大先輩たちからいじられまくり、肝を冷やした場面も見られた。20歳の奮闘ぶりをレポートする。○賞金100万円の使い道は未定「ジョージア魂賞」は、ファンが「元気づけられた」と感じた選手のプレーをwebサイト「ジョージア ベースボール パーク」を通じて投稿し、その投稿数が多かったプレーなどを基に、さらにプロ野球OBによる審査などを経て決定されるという、ファン参加型の賞だ。「ジョージア魂賞」に選出された全12のプレーの中からファンがさらに投票し、最も得票数が多かった大谷選手のプレーが本年度の年間大賞に選ばれた。4月20日の試合のマウンドで、154キロの剛速球を投げ込みピンチを脱したプレーで年間大賞を勝ち取った大谷選手は、「(年間大賞を)もらえるとは思っていなかったので……(賞金100万円の使い道は)考えていない」と"無欲の受賞"を強調。「家族にあまり会っていないので、会ったら(賞を)祝ってもらいたいかな」と控えめに話した。○金子千尋は「大谷君には負けたくない」式の後半では受賞した選手たちによるトークショーが行われたが、ここから大谷選手の"受難"が始まった。ファンからの質問に答えるコーナーでは、今シーズンにパ・リーグの沢村賞に輝いた金子千尋選手(オリックス)に「負けたくない選手は誰ですか」との質問が飛んだ。最初は回答を濁していた金子選手だったが、ナビゲーター役のアンジャッシュ・渡部建さんから具体名を挙げるように水を向けられると、「大谷君はピッチャーとしてもすごいですし、バッターとしても打たれているのでどちらも負けたくないですね」とニヤリ。球界を代表する右腕からの思わぬ「ライバル発言」に、20歳は「すごく光栄です」と苦笑いを浮かべるしかなかった。○山本昌は「メジャーでは二刀流にこだわる? 」先輩たちの「大谷いじり」はまだまだ続く。選手から選手への質問タイムでは、今シーズンに49歳と25日というプロ野球最年長記録での勝利をマークした球界の大先輩・山本昌選手から思わぬ質問が飛んだ。「もしも将来、メジャーで挑戦したとき、二刀流にはこだわりますか? どちらかにする場合、投手と打者、どちらにしますか? 」。プロ入り前から将来のメジャー行きを希望していた大谷選手に、大ベテランからまさかの"直球質問"が入った。年齢による上下関係がしっかりしているプロ野球界において、先輩からの質問に答えないわけにはいかない。「今はとても楽しくやっていますし、評価していただけるのであれば(二刀流を)やっていきたいなと思っています。(投手と野手の)どちらも好きですけれども、最初にむこう(メジャー)に行きたいなと思ったときにピッチャーで評価していただいたので、現時点ではそっちの方の可能性が高いのかなと思っております」。精いっぱいの回答で、やや投手の方に思い入れが強いことを告白した。というよりも、告白させられていた。その他にも、三浦大輔選手(横浜)からFA宣言をして来年の所属球団が未定の金子選手に「来年はどこのチームでプレーしていますか? 」との質問が飛び、金子選手が「僕もわからないです。ユニフォームは着ていたいです……」としどろもどろになるなど、終始なごやかなムードで式は終了した。○来年は投打でファンを勇気づける先輩たちがひしめく中、なんとか緊張の約80分を戦い終えた大谷選手。来年の抱負を問われると、「来年はもっともっと印象的な活躍ができるように頑張りたい。投打で(ファンを元気づける)チャンスはあると思うので、できれば両方で勇気づけられたらいいなと思います」と高らかに宣言した。今シーズン、プロ野球界初となる同一シーズンでの「二桁勝利&二桁本塁打」を達成した右腕は、プロ入り3年目の来シーズンにどのような飛躍を見せるのか。先輩たちにもしっかりといじられる愛されキャラ・大谷選手の今後が、非常に楽しみだ。
2014年11月28日猫2匹とダメボクサーの日々を綴り、大人が泣ける漫画として大ヒットしている杉作著「猫なんかよんでもこない。」が、ジャニーズ随一の演技派として活躍する風間俊介主演で、2016年に映画化されることが決定。ヒロインを『ストレイヤーズ・クロニクル』への出演も決まった若手実力派の松岡茉優、主人公の兄のダメ漫画家をつるの剛士が務めることが明らかとなった。“犬派”の崖っぷちボクサー・ミツオ(風間俊介)は、兄貴(つるの剛士)が拾ってきた2匹の猫の世話を任されることになり、猫たちと共同生活を始めることに。それをきっかけに夢への挫折、日々のさみしさなど空っぽになった気持ちを、猫たちとの日常で少しずつ埋めていき、次第に自分自身も見つめなおしていく――。本作は、猫とダメ男が織りなす実話を基にした人気漫画を映画化。主人公のボクサー・ミツオ役で5年ぶりに映画で主演を努めるのは、NHK連続テレビ小説「純と愛」で愛役を演じ、すっかり朝の顔となった風間さん。風間さんはTBS系ドラマ「3年B組金八先生」第5シリーズにて、クラスの問題児・兼末健次郎役を好演。いじめ、家庭問題などをセンセーショナルな演技で表現し、日刊スポーツドラマ・グランプリ「新人賞」を受賞。その後も、CX系ドラマ「それでも、生きてゆく」で残虐な犯人役を演じて、ザテレビジョン第70回ドラマアカデミー賞「助演男優賞」と、第66回日本放送映画藝術大賞「優秀助演男優賞」の2冠を達成。現在は、NHK木曜時代劇「ぼんくら」に出演しており、いまや名実ともに日本を代表する実力派俳優となっている。また、ミツオの兄貴でダメ漫画家役を演じるのは、歌手やタレント業もこなしながら、俳優としては現在公開中の映画『トワイライト ささらさや』にも出演している、つるの剛士。風間さんとは初共演で、兄弟役となる。ヒロインの幼稚園の調理員・ウメさん役には、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演し、映画『リトル・フォレスト冬・春』『サムライフ』『ストレイヤーズ・クロニクル』と2015年も出演作が続く、若手女優の松岡茉優。風間さんとは『映画 鈴木先生』、NHKドラマ「銀二貫」で出演を果たしているが、本作では初めて本格的に共演を果たす。監督・脚本は、麻生久美子×大泉洋出演の『グッモーエビアン!』などを手がけた山本透。共同脚本には『永遠の0』の林民夫が名を連ねている。【風間俊介 コメント】「原作を読んだときにすごく温かい話だなと思い、絵が持っている温かさというのを実際に人が演じたときに、人柄の温かさが映像を通して出せたらいいなと思いました。今回猫と共演ということで思い通りにならないっていうのを、どこまで対応するかという現場でしたが、山本監督は柔軟に対応して、でも、ここだけは絶対にこういうものを撮ると、すべてを譲るわけじゃなくて、信念を持っていたので、そこがすごく素敵だなと思いました。タイトル通り『猫なんかよんでもこない。』。この映画は猫が主役です。存分に猫に振り回されている“ミツオ”を楽しみにしててください」【つるの剛士 コメント】「僕も猫を2匹飼っているので同じ状況です。子猫は落ち着きがないからお芝居でどうなるのかと心配しましたが、すんなり行くこともあれば、猫特有のやんちゃな部分が出てしまって、時間がかかったシーンもありました。風間くんとは、実際には年の差が9歳あるのですが、僕には弟がいないので、お芝居とはいえ本物の弟ができた感覚ですごくうれしかったです。原作と脚本のアニキ像は少し違いますが、映画では、一見、クールでドライ、だけど、陰で弟をしっかり見てる。そんな兄貴を演じられたと思います」【松岡茉優 コメント】「台本を読み、風間さんと猫が、一緒に成長していくストーリーだと思いました。もちろん、軸には2匹と1人の成長とか、日常とか考えとか夢とか色々ありますが、ウメさんやいろんな人が入ることによって、“物語”になっていく。つまり、1人のストーリーでなく、作品になっていくところが丁寧に描かれていました。風間さんは共演して、すごい自分をもっている方で芯がありますが、“誰にでもあわせます”という柔らかさもあり、周りを気遣ってもいる。改めて“不思議な魅力のある方”だと思いました。山本監督は、本当に細部にいたるまで、私のお芝居の中の動きをみてくださっていたので、安心して演技をすることができました」山本監督によれば、まさに“よんでもこない”自由奔放な猫たちの“演技”に、風間さんは持ち前の瞬発力ある繊細な演技で乗り切っていたという本作。今後の続報も、期待してしたい。映画『猫なんかよんでもこない。』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月15日バイオレンス・アクション大作『GONIN』の続編となる『GONIN サーガ』がクランクアップを迎え、劇中写真と主演を務めた東出昌大らキャスト陣のコメントが公開された。その他の写真1995年に公開された鬼才・石井隆監督の『GONIN』は、佐藤浩市、根津甚八、ビートたけし、木村一八、本木雅弘らが出演し、カルト的な人気を集めたアクション大作。バブル経済が崩壊し、指定暴力団五誠会系大越組から巨額の借金返済を迫られた男が、五人の男たちを集め、暴力団を襲撃したことを機に壮絶な殺し合いを繰り広げた。『GONIN サーガ』はそれから19年後の2014年を舞台に、男達が遺したそれぞれの家族たちの血と宿命に彩られた新たな物語が展開される。東出は、前作で五人に襲撃を受け、命を落とした大越組若頭・久松(鶴見辰吾)の息子・勇人を演じ、桐谷健太は、同じく前作で命を落とした久松の組長・大越(永島敏行)の息子・大輔を演じる。土屋アンナは、五誠会の2代目に秘密を握られ、今は3代目の愛人に成り下がっている元グラビアアイドル・麻美役。柄本佑は、19年前の事件の真相を追うルポライターの森澤役。そして安藤政信は、本作の五人の敵役で、前作の五誠会会長・式根(室田日出男)の孫であり、麻美を愛人として囲う、五誠会三代目・誠司を演じる。監督の意見で主演に抜擢されたという東出は、「石井組という素晴らしい組で約一カ月演じさせていただいたのは、今まで経験したことのないような現場で、貴重な経験になりました」と振り返り、「自分自身の反省点もありますがみんなで作った現場なので今は作品の完成が待ち遠しいです」とコメント。安藤は「誠司は人間の悪の部分を徹底して背負い、それを貫かなければいけない役だったので石井監督とも何度もディスカッションしながら撮影をしていきました」と話し、「僕も、自分のためでもあるけれど、何より監督が喜ぶような僕を選んでよかったと絶対思ってもらえるようにと考えながら最後までやり切りました」と語っている。本作の五人目のキャスティングはまだ発表されていないが、「ファンがあっと驚くキャスティングを予定しております」とアナウンスされている。『GONIN サーガ』2015年 秋 全国ロードショー
2014年10月22日(画像はプレスリリースより)田中道子!炭酸美容液のイメージキャラクターとして登場!銀座・イマージュ化粧品は「ミスワールド2013」で日本グランプリ受賞者『田中道子』さんを、炭酸美容液 D.スプラッシュ・ラベッラのイメージキャラクターに起用した。この美容液はアットコスメの口コミ ランキングで見事1位になった、新しい感覚の炭酸美容液。炭酸の濃厚な泡による血行の育成効果により、体内から輝く美しい素肌へと導いてくれるアイテムだ。近年アンチエイジングが人気の中で、炭酸コスメによるケアは、現在熱い視線をあびている美容方法の一つであるという。また『田中道子』さんが採用された理由の一つは、炭酸が持っている“炭酸と美肌の強さ”のイメージと、『田中道子』さんの健康的な美しい素肌と、世界クラスのすばらしいスタイルがピッタリとマッチしたからだという。田中道子さんについて1989年生まれで静岡県出身。「ミスワールド2013」で日本グランプリを受賞した。特技はスポーツやピアノ、ダンスなど。さらに小学館の「美的」および「GINGER」(出版社:幻冬舎)のレギュラーモデルや、「2011ミス ユニバース ジャパン」で第3位を受賞している。またタレントとして、今後を期待されている。【参考】・株式会社アーク プレスリリース (PR TIMES)・銀座・イマージュ化粧品・炭酸美容液 D.スプラッシュ・ラベッラ・田中道子オフィシャルブログ
2014年10月15日ファッションブランド「ジャックローズ(JACKROSE)」は、シンガーソングライター清木場俊介とコラボレーションをし、オリジナル商品の販売やスペシャルライブの開催を行うことを発表した。10代から20代の男性を中心に支持を集めるブランド「ジャックローズ」は、過去に「ザ ローリング ストーンズ(The Rolling Stones)」、「スギゾー(SUGIZO)」などのアーティストや「ディッキーズ(Dickies)」、「ホワイツ(WHITE’S)」、「ショット(Schott)」といった老舗ファッションブランドとのコラボレーション商品を展開してきた。今回は、歌うことに対してストイックな姿勢を貫いている清木場俊介をイメージキャラクターとして起用。同氏のライフスタイルイメージをブランドと融合し、”男が憧れる服作り”を目指す。コラボレーション第一弾として、オリジナルマーク「ロックスター(ROCK STAR)」を作成。清木場俊介の代名詞である「ロック」を数字の「69(ロック)」で表現し、ダークレッドとブラックのツートーンで星形にアレンジしたもの。力強さや男の渋さを表現した躍動感のあるデザインで、今後同マークを使用した商品を発売していく予定。第二弾では、清木場が2009年より定期的に開催している男性限定ライブ「男祭」とのコラボレーションライブを行う。同イベントを「男祭2013 (ジャックローズ×キヨキバ)JACKROSE×KIYOKIBA」と銘打ち、2013年11月に開催する。 【ライブ概要】清木場俊介 男祭2013 (ジャックローズ×キヨキバ)JACKROSE×KIYOKIBA開催日:2013年11月2日(土)開場時間:17:30(開演時間 18:30)会場:渋谷 O-EAST所在地:東京都渋谷区道玄坂2-14-8入場料:7,500円 (税込)元の記事を読む
2013年08月21日佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗が出演する舞台、 二兎社『こんばんは、父さん』の制作発表が9月4日行われ、出演の3人と作・演出の永井愛が会見に登場した。二兎社「こんばんは、父さん」チケット情報物語の登場人物は男性3人のみ。たたき上げで財をなしたが、今では全てを失い借金とりから追われる70代の「父」を平が、その父と長年音信不通だった40代の「息子」を佐々木が演じる。溝端は父と関わりを持つ20代の若者役だ。会見で佐々木は「平さんは大先輩で(山の)頂のような方。しかもぼくのお父さんという役。半分平さんの血がぼくの中に入っている、DNAを受け継いでいると考えると、どうしたらいいのかなと思いますが、遠慮なく胸に飛び込んで父の愛に包まれようと思ってます」と抱負を語った。溝端はさらに恐縮した様子で「雲の上のような大先輩の平さん、蔵之介さんと共演させていただけて、本当にぼくでいいのかと、そわそわ緊張しています。永井さんから愛のあるダメ出しをしてもらい、しっかり成長していきたい」と話し、意欲を見せた。平は台本を読んで「ぼくにはとても痛い作品でした」と語り、女優の佐久間良子と離婚後、息子で俳優の平岳大と離れていたことを思い出し「10年近く自分の息子に会えなかった時期があったので、(役の父の)痛みがよくわかります。会えなかった息子の立場も痛いほどわかるので、そのへんを頼りに役作りをしていこうと思っています」とコメントした。「3人の男性がひょんなことをキッカケに自分の人生を振り返る芝居を書きたいと思っていた」と話す永井。これまで多くの印象的な女性像を描いてきた永井にとって、男だけの3人芝居は初の試みとなる。また、この公演は永井が主宰する二兎社と公立劇場5館が共同で制作する。5館は作品づくりをサポートし、制作資金の確保を二兎社と共に計画する。共同制作する劇場は、埼玉・富士見市民文化会館キラリふじみ、愛知・パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)、愛知・豊橋市民文化会館、岩手・盛岡市文化振興事業団(盛岡劇場)、福岡・北九州芸術劇場の5館。公演は10月13日(土)のキラリふじみを皮切りに、3か月にわたり全国15か所で巡演する。東京公演は10月26日(金)から11月7日(水)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演。チケットは一部を除き発売中。
2012年09月06日「クランクアップを迎えて『おつかれさまでした』って声をかけられたとき、思わずワンワン泣いちゃったんですよ」――。それは東出昌大というひとりの俳優が誕生した瞬間だった。10代の頃からモデルとして活躍し、3度にわたってパリコレのランウェイを歩くなど世界の舞台で戦ってきた。そんな彼が23歳にして俳優に転身し、初めて臨んだのが映画『桐島、部活やめるってよ』である。初めての演技の中で24歳のルーキーは何を感じ、何を手にしたのか?映画の公開を前に胸の内を語ってくれた。俳優としての道、その“覚悟”「小説すばる新人賞」を受賞した朝井リョウのデビュー小説を映画化した本作。学校の人気者・桐島がバレー部を退部したといううわさが校内を駆け巡り、友人、カノジョ、果ては桐島と全く接点のなかった者まで様々な視点で青春が切り取られていく。東出さんが演じたのは桐島の親友の宏樹。多くの役がオーディションとワークショップで決まったが、中でも宏樹は最も多くの候補者が集められた役でもあった。そんなこととはつゆ知らず、当時まだモデル事務所に所属していた東出さんは軽い気持ちでオーディションに足を運んだという。「最初からあきらめていたというのも変ですが、『まさか自分が役者なんて』という気持ちが強かったんです。マネージャーが先方に『東出は芝居をしたことないし、できないですよ』と伝えていたくらいで、そんなやりとりがあった後だったので興味を持っていただけるとも思ってなかったんです」。1次選考で吉田大八監督と初めて顔を合わせ「すごく面白い方で、この人と仕事ができたらいいなぁと思った」と言うが、それでもまだ「まさか」という気持ちの方が勝っていた。だが選考が進むにつれて自身の中での気持ちが変化していくのをひしひしと感じていた。「モデルの場合、オーディションはあっても2次までなんです。だから3次選考に呼ばれたと聞いて『マジで?これはもしかするかも…いやいやいや!』って感じでしたが(笑)、だんだん躍起になっていき、その次になると『ここまで来たからには絶対に受かりたい』という気持ちになってました。そこで、また次があることを聞かされて、その頃にはほかの俳優のみなさんとのセリフのやりとりもあったりして、ハードルがどんどん上がっていくんです。意地もあったし、やりがいも感じたし、できないことも増えていったけどそれを面白いって感じるようになってましたね」。最終選考が終わったとき、吉田監督に改めて「これから役者一本で腹を括れるか?」と俳優の道に進む“覚悟”を問われたという。「別室に呼ばれて監督に『どうだった?』と聞かれて素直に『精一杯でした』と答えたんです。『いま、宏樹役を東出くんで考えてる』と言われたんですが、宏樹は原作でも中心人物の一人だったし出番も多い。現場に入ってから心が折れて『やっぱりできません』というわけにはいかないので、あのとき監督は覚悟を決めて『できます』と言える人にしか役は与えられないと最後に確認したんだ思います」。その言葉通り、“元パリコレのモデル”という肩書もプライドもかなぐり捨てて、撮影を通じて「とにかくできることは全てやろうという気持ち」で喰らいついていった。「監督からは『(宏樹がつるむ)帰宅部のみんなで一緒にご飯に行ってこい』と指令が出されたんですが、そういうところで『俺、今回が本当に初めてで』と最初から自分を全てさらけ出したんです。みんな年下ですが、本当にしっかりしてるし『いいものを作ろう』っていう情熱が伝わってくるんです。だから恥ずかしいとかそういう気持ちを抱くことなく『芝居ってどうしたらいいの?どういう風に考えてどう役作りしていくの?』ってどんどん聞いて、台本の読み方を教えてもらうところから始まり、勧められたことは全てやりました」。宏樹はかわいい彼女と陽気なクラスメイトに囲まれた“上”のグループの学生。放課後は帰宅部の仲間とバスケに興じるなどワイワイと高校生活を過ごしつつも、心のどこかに自分でもよく分からない不安やいら立ちを募らせている。それは映画のクライマックスでの映画部の前田(神木隆之介)とのシーンへと帰結していく――。東出さんはかつて高校時代に自身が感じた感情を引き出しつつ、宏樹の内面を作り上げていったと明かす。「僕自身、どちらかというとうるさいグループで『お前なんて悩みないだろ』って思われてたかもしれないけど、確実にモヤモヤした気持ちは抱えてました。モデルの仕事をしてはいたけどそれで一生とは思ってなくて、漠然と大学行くのかなとか。そういうときに美術部や軽音部の連中から『美大に行く』『音楽で生きていく』なんて話を聞かされると雷に打たれたような衝撃を受けたり。それはまさに宏樹と前田のやりとりですよね。限界に近づいていた宏樹が、カッコつけつつも最後の最後で心の声に正直になった結果があのシーンなのかな、と思うとすごく理解できました」。俳優業は「マイペース」、女性には「甘えさせてほしい」オーディションで覚悟を固めた東出さんだが撮影、そしてクランクアップ時の“号泣”を経て、俳優を一生の仕事とするという思いはますます強くなっているようだ。「これまで仕事のことで泣いたことなんてなかったし、ましてや23歳(当時)にもなって自分がそんな反応を示すなんて思ってなかったんですが…(苦笑)。その後、ロケ地の高知から東京に戻って年が明けてもふと『あぁ、もう『桐島』の撮影はないんだな』という思いがよぎってポカンとしてしまうこともあって…。それだけこの仕事にのめり込んでたんだなというのを改めて強く感じました。理想の役者像ですか?人間性を伴った俳優でありたいと思っています。身近なところでいいから幸せになって、それが反映されるような役者になれたらいいですね」。最後に映画ともこれまでの話とも全く関係のない自身の恋愛観についての質問を投げかけると、少しだけ頬を緩めつつこんな答えを返してくれた。「俳優の仕事って“勉強”という一言で片づけちゃうけど、釣りに行ったり慣れないボウリングをやったり、寄席や演劇に行くことも読書も全てが仕事なんですよね。だからそういう部分を理解してもらえないと付き合えないかなと思います。あと良くも悪くもマイペースでないとやっていけない部分もあると思うので柔軟に甘えさせてくださる方がいいですね(笑)」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:年下のカレ■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月06日2月に離婚届提出。2012年3月7日、タレントの田中律子が2月始めに離婚したことを自身のブログで「報告」というタイトルで発表した。田中律子は1997年に結婚して現在中学生の長女が一人いる。離婚の原因はブログには書かれておらず、15年の結婚生活の終止符は色々悩んで考えた末の結論だとなっている。まだ中学生の長女とも昨年から相談したり、話し合ったとある。心配をかけましたが、新しくスタートします。「子どもには本当に申し訳ない形となった」といい、周りのお世話になった人たちにも心配をおかけしてすいませんと謝罪している。新しいスタートを踏み出す田中は、娘も多感な年頃ですので、どうぞ静かに見守っていただけるとうれしいです。と締めくくって報告を終わらせている。元の記事を読む
2012年03月09日Twitterで人気のアイドル犬「俊介」が、iPhone、iPod touch、ウォークマンSシリーズ用のハードケースになって登場。俊介iPhone 参考価格¥1,280「俊介」第1弾は、iPhone用ハードケースを3種類。ケースを装着する事により、本体をキズや汚れから長時間守り、美しさを保ってくれる。液晶保護フィルム及びクリーニングクロスが付属されており、本体のみならず、液晶面もしっかりガードできる。iPod touch及びウォークマンSシリーズについては、順次発売予定。女性好みのポップデザインにとけこんだ愛らしい「俊介」に、ぜひ癒されてほしい。お問い合わせ: 公式サイト
2012年02月06日映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』が1月28日(土)に公開を迎え、主演の阿部寛を始め、新垣結衣、溝端淳平、松坂桃李、田中麗奈、三浦貴大、中井貴一、土井裕泰監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。東野圭吾の人気連作シリーズを一昨年の連続ドラマ、昨年のスペシャルドラマに続いて映画化。日本橋の麒麟像の下で息絶えた男性の殺人事件を追いつつ、人情派の刑事・加賀恭一郎が事件の被害者や関係者たちの背後に隠されたある“思い”をあぶりだしていく。念願の劇場版の船出に阿部さんは満足そう。劇場に足を運んだ観客に何度も「ありがとうございます」と感謝の思いを伝えると共に「より深い人間ドラマが完成したと思います。感無量です」と自信をのぞかせる。ヒロイン役で映画からの参加となった新垣さんは「実は(舞台の)裏に立っているときはあまり(公開の)実感が湧いてこなかったんですが、みなさんの拍手に迎えられてお顔を見たら『やっと今日だ』と感じ、胸が熱くなってます」と初日を迎えた感激を明かした。阿部さんとはドラマ「ドラゴン桜」で教師と生徒という関係を演じて以来、6年ぶりの共演となったが「6年前はこんな風にまた共演させていただけるとは思ってもいなかったです」と感慨を口にした。昨年放送されたスペシャルドラマ「赤い指」に続いての本シリーズ出演となった田中さんは、普段弱みを見せることがほとんどない加賀を唯一、やり込める看護士の金森を演じているが「今回は叱りつけてやりましたから!」と微笑んだ。一方、溝端さんはドラマ版に続いて加賀とコンビを組む松宮刑事役で、何かと加賀にイジられつつ、思わず笑ってしまうようなユーモアのあるやり取りを披露している。コミカルなシーンについて溝端さんは「阿部さんの胸を借りつつも、楽しくなって着地する気もないままにアドリブで掛け合いをしてました」と楽しそうに述懐した。松坂さんは中井さんの息子役を演じたが、劇中で登場する重要な意味を持つ折り鶴について「中井さんと2人で折ったものなんです。感じるものの多かった役で、周りの人間のこと、父親の存在についてなど考えるようになりましたが、それは中井さんが父親として存在してくださったから。中井さんなしでは(自身が演じた)悠人は考えられなかった」と改めて感謝の思いを伝えた。中井さんは少し照れくさそうに「桃李くんがいいヤツなので、2人で一生懸命折りました」とニッコリ。“父子”の絆を感じさせた。土井監督は、続編について尋ねられると「『また加賀を見たい』というみなさんの声があれば」と意欲を見せる一方で「松宮刑事が続編に出てくるかどうかは分かりません」と、溝端さんの降板を匂わせ当人を慌てさせていた。父から子への思いを伝える本作を通じて、阿部さんは自らを顧みる部分も多かったようで、この日の客席にも80歳を超える阿部さんの父親が訪れていることを明かし「最近、親父と話をすることが増えました。戦争の頃の話なんかをしてくれるんですが、いまになってもっと早くにそういう話をしておくべきだったと感じています」と胸の内を語り、会場は温かい拍手に包まれた。『麒麟の翼~劇場版・新参者~』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:麒麟の翼~劇場版・新参者~ 2012年1月28日より全国東宝系にて公開© 2012映画『麒麟の翼』製作委員会■関連記事:『麒麟の翼』阿部寛インタビュー刑事・加賀を通して見る父への思い、後輩への思い阿部寛、東京・日本橋に凱旋!「第二の故郷」だと感謝しきりJUJUサプライズ熱唱に、阿部寛も感激このミステリーが泣ける!『麒麟の翼~劇場版・新参者~』試写会に10組20名様ご招待駆け引き上手な俳優No.1は藤原竜也!向井理、西田敏行らが上位にランクイン
2012年01月29日TBS系ドラマ「タンブリング」の制作発表会見が4月13日(火)、ロケ地の埼玉県内の廃校で行われ、連ドラ初主演の山本裕典、共演の大東俊介らが新体操の演技を初披露した。高校の弱小男子新体操部を舞台に、ひょんなことから入部した高校の“アタマ”をはる東航(あずま・わたる=山本さん)を始めとするヤンキー5人ら部員たちが、新体操に打ち込み成長する姿を描く青春スポ根物語。男子新体操は日本での競技人口約1,000人というマイナースポーツながら、プロデューサーの米田理恵さん(DHE)が、国士舘大学の男子新体操部の演技を見て魅了され、3年越しで企画した。山本さんら部員役9人は男子新体操に初挑戦。昨年10月から練習を重ね、現在、新体操の吹き替えは一切ナシで、体当たりで撮影中だ。白のユニホームで登場した9人は、円陣を組み「ウォッス!」と気勢を上げると、フロアマット前に整列して凛々しい顔つき。音楽に乗せて、床上での前宙、バク転、バク宙などタンブリングと呼ばれる一連の回転技を次々披露し、アクロバティックに躍動。教師役で出演するダンス&ボーカルグループ「EXILE」のパフォーマー、AKIRAは「これだけ動けるようになるのは本当に大変。それを短期間でできるなんてすごい」と舌を巻き、取材陣からは何度もどよめきが。9人はきれいに引き締まった筋肉美でも女性記者陣の視線を釘づけにした。初挑戦の新体操にハマったきっかけを、山本さんは「国士舘大学の方たちの演技を初めて見たとき、ビックリして泣きそうになった。その後、2、3回練習して、あのときこみ上げてきたものが、たった3分間の競技時間のために全てを注ぎ込んでいるとか、そういうことだと分かり、楽しくなった」と熱っぽく吐露。「吹き替えナシでやりたいと思った。弱小チームが頑張るって最後にどうなるか、ヘタでもいいから頑張ってやっていく過程を見てほしい。数字(視聴率)が良くても悪くても結果がどうであれ、気持ちがいい」と“ガチンコ勝負”に燃えている。この日の演技の自己採点を山本さんは「60点」。目標に「3つバク転やった後にスワン(伸身宙返り)」と大技を挙げ、気合十分。一方、大東さんは「国士舘の方が倒立しながら本読んだり音楽聴いたりする姿を見た。僕らみんなで倒立しながら競走できるようになりたい」。三浦翔平も「90%ムリですが、国士舘の方が踊ったそのものができるようになりたい」と思い思いの言葉で熱血宣言していた。会見にはほかに部員役の瀬戸康史らと高校のコーチ役の国仲涼子、航の母親役の大塚寧々らが出席した。TBS系ドラマ「タンブリング」は4月17日(土)より放送開始(土曜9時〜放送)、初回は2時間スペシャル。(text:Yoko Saito)© TBS■関連作品:きな子〜見習い警察犬の物語〜 2010年8月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「きな子〜見習い警察犬の物語〜」製作委員会矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト■関連記事:阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」“ストロベリー”石橋貴明、メイサに抱きつき暴走矢島美容室イベント夏帆、撮影地・香川県に「ああ、ただいま!」愛犬きな子と一緒に映画ヒット祈願【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕
2010年04月14日