ハンドメイドのアクセサリーを販売し、その売り上げを国内の動物保護団体などに寄付している畠山千明さん。2匹の保護猫と暮らしながら、日本中にいる保護犬・保護猫の幸せを願って、様々なアクションを起こしている。動物保護活動愛猫の難病治療を経て命の尊さを知った。2匹の保護猫と暮らす畠山千明さん。最初に家に迎えたわさびくんは、お迎えしてすぐに致死率99%の難病を患っていることが分かり、その闘病記をSNSで発信し、日本中の猫好きの大きな反響を集めた。「以前から猫が好きで、その中でも『エキゾチック』という猫種になぜか心惹かれていて、私たちの家族として迎えたい気持ちがありました。世の中の流れ的に、ペット需要が増加している一方で、保護犬や保護猫が多くいることは以前から知っていました。ペットショップで売られているのは子犬・子猫中心なので、飼い主が見つかる可能性は高いけれど、成犬・成猫や、病気・障がいを抱えた犬猫ちゃんは飼われる可能性がどうしても低いので、だったらそういう子をレスキューして、家族になりたいと思ったんです」わさびくんと出会った場所が、今回、撮影に使用させていただいた三軒茶屋の「肉球レンジャー」。ここは、障がいや難病のある犬猫などを保護・治療して里親を探す動物保護団体。シェルター施設でありながら、『299(にくきゅう)cafe』を併設し、直接保護犬・保護猫と触れ合ったり、適正飼育や犬猫たちの不妊手術の重要性を理解してもらうための啓蒙活動を行っている。「ここを初めて訪れてわさびを見た瞬間、一目ぼれ!わさびは、生後2か月の時にペットショップで飼育放棄された保護猫で、実はこのカフェで飼われる予定だったんですが、どうしても諦めきれなくて、後日家族と一緒に訪れて直談判して、うちにお迎えできることになりました。保護猫は体調が不安定になりやすいと聞いていたのですが、わさびが難病と診断された時は家族全員ショックを受けました。しかし大事な家族なので、莫大な費用がかかっても治療するという選択肢しかなかった。わさびの闘病中の様子をSNSで発信したのは、多くの人に情報をシェアすることで救える命があるかもしれないと思ったから。そしたら応援のメッセージがたくさん届くようになり、娘が描いた絵を刺繍したチャリティTシャツを発売し、その売上金を治療費に充てました」治療のおかげで、わさびくんはいま元気に暮らしている。その後、一時預かりのボランティアにも参加し、保護猫の新しい家族を探すお手伝いをスタート。その時に出会ったしらすちゃんを新たに家族として迎えた。「しらすは、攻撃性が強く、噛み癖があるのでなかなか新しい家族が見つからず、それでも頑張って心を開こうとしている姿に心打たれて、悩んだ末にうちで引き取ることにしたんです」犬猫ちゃんに快適な暮らしを届けたい。2匹の保護猫をお迎えしたことで、現在は一時預かりボランティアは中断しているが、畠山さんはアクセサリーブランドを立ち上げ、収益を動物保護団体などに寄付している。「コロナ禍でおうち時間が増えた時にビーズを使ってアクセサリー作りを始めて、それを友達にあげたら『販売したら?』と勧められて。でも売るのはいいけれど、本業以外の自分のクリエイティビティを満足させるための活動で収益を自分の懐に入れるのは何か違うと思って、だったら保護犬・保護猫が新しい家族を迎えるまで快適な環境で過ごしてもらえるように動物保護団体に寄付することを決めたんです。また社会活動として『代官山ティーンズ・クリエイティブ』で子供たちにモノづくりの楽しさや、寄付への関心を深めるワークショップを行い、これも好評でした」積極的に活動する背景には、動物を心から愛する思いが。「最近ペットショップの生体販売を禁止すべきとの声も聞きますが、うちのわさびも元々ショップで販売されていて、それを私たちが引き取ったわけじゃないですか。ペットショップで買ったら悪だけど、保護団体がレスキューして譲渡してもらったらこれが善になるのかっていったら、そうではないと思うんです。どこで生きていても命は命。生体を無理やり増やすことは反対ですが、人間の都合に振り回されて命を落とす犬猫ちゃんをできるかぎり救いたいし、早く新しい家族と出会ってほしい。動物が大好きだからこそ、幸せになってほしいので、私にできることがあるかぎり、長く活動を続けていきたいです」「肉球レンジャー」で出迎えてくれた保護犬たち。たくさんの犬猫ちゃんをレスキューしている「肉球レンジャー」。併設の『299 Cafe』で触れ合うことも。Instagramは@nikukyu.ranger大好きだからこそ動物も心を開いてくれる。実家でワンちゃんを飼っていた経験がある畠山さん。動物と心を通わせるのも一瞬!弱った子が多いシェルターへ、良質なモノを厳選。栄養価の高いペットフードや優れた吸水シートなど、自ら使って良かったモノを選んで、責任を持って活動している信頼の置ける保護団体に寄付している。オシャレな譲渡会モデルの桐山マキさんが主宰するファッションと譲渡会を組み合わせた「WOLF LADY」のイベント。次回は3月9日(土)に「OMOTESANDO WORLD 北青山ビル」で開催。畠山さんも参加し、アクセサリーを販売する予定。はたけやま・ちあき1992年2月10日生まれ、茨城県出身。原宿の古着屋勤務を経て、モデルに。世界の著名フォトグラファーから指名を受けメゾンブランドのビジュアルや雑誌、広告出演など多岐にわたり活動。最近では小学生の娘との共演も話題に。※『anan』2024年3月13日号より。写真・中村香奈子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月07日畠山央至 著『ゼロから始める繁盛店のつくり方』2023年10月5日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は畠山央至 著『ゼロから始める 繁盛店のつくり方』 を2023年10月5日(木)に刊行いたします。繁盛店を生み出すようになった「商売の考え方」IT企業のシステムエンジニアから飲食店経営に転身、2020年10月に麺屋彩音(さいん)を創業し、たった1年でミシュランのビブグルマンを獲得した著者の初の著書。「やりたいと思ってもなかなか始められない……」「始めてはみたものの続かない……」、そんなパッとしない一会社員だった著者が次々と繁盛店を生み出すようになった「商売の考え方」。それは「真似ること」だった。その極意について解説した1冊です。個人でビジネスを始めて成功したい方、会社で新規ビジネス、新商品や新サービスを打ち出してプロジェクトを成功させたい方、なかなかヒットするビジネス・商品・サービスが生み出せないとお悩みの方へ。当たる商品・サービスの作り方をお教えします。※以下、本書より一部抜粋〈真似るモデル〉 の選び方ラーメン屋・麺屋彩音の店内①一時的ではなく長期的に結果を出しているものを真似ること②真似しやすいもの、真似しやすい店、真似しやすい人を選ぶこと③本音のフィードバックをしてくれる人を選ぶこと本書では、この3つについて詳しく解説します。「ファンづくり」の秘訣①「コンセプトのファンづくり」②「コンテンツのファンづくり」③「人のファンづくり」切ってびっくり、 ニラ玉タワーのように盛り付けたポテトサラダ書籍情報表紙タイトル:ゼロから始める繁盛店のつくり方著者:畠山央至ページ数:216ページ価格:1,650円(10%税込)発行日:2023年10月5日ISBN:978-4-86667-488-9書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章なぜ行動に移せないのか?第2章なぜ続かないのか?第3章真似ることが全てを解決する第4章真似るための心得第5章繁盛店のつくり方著者プロフィール畠山央至(はたけやま・ひさし)著者:畠山央至株式会社ライフデザインワークス代表取締役、株式会社エンドレスジャーニー代表取締役1980年、埼玉県越谷市生まれ。2005年に千葉大学大学院を卒業し、大手IT企業へ就職。システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせる。2013年末から飲食店経営に携わり、オムライス屋、イタリアンレストランなどの経営を経験。2020年10月にラーメン屋・麺屋彩音(さいん)を開業。「ミシュランガイド東京2022」でビブグルマンを獲得。2021年から飲食店のコンサルティングを本格的にスタートし、手がけた飲食店は開業間もなく有名雑誌に掲載され、都内の人気店に成長を遂げている。「自分の可能性を信じる人で溢れる世の中にする」をモットーに飲食やビジネスに関する人材育成・コンサルティングを展開している。「ラーメン×日本酒」の魅力を広め、より多くの人に喜んでもらいたいと、現在、世界を舞台にしての展開を計画中。【報道関係各位】『ゼロから始める繁盛店のつくり方』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月04日2023年10月27日(金)にプラネタリウム天空(東京・押上)にて『LIVE in the DARK w/畠山美由紀×藤本一馬 -夜の庭-』の開催が決定しました。畠山美由紀、藤本一馬にとって初のプラネタリウムライブとなる本公演では、チェリスト・伊藤ハルトシをサポートに迎え一夜限りの特別なセットリストをお届けします。畠山美由紀×藤本一馬が『LIVE in the DARK』のステージに初登場Port of Notesのボーカリストであり、唯一無二のシンガーソングライターとして業界内外より絶大な支持を集める畠山美由紀、そしてorange pekoeのギタリスト/コンポーザーである藤本一馬が、満を持してプラネタリウムのステージに登場します。昨年、畠山と藤本が共同で制作/発表したアルバム「夜の庭」は、畠山の生まれ故郷である気仙沼の実家の庭から満天の星々を眺めた原体験を元に制作されており、このアルバムの楽曲の新たな表現の場として、そして体験の場としてプラネタリウムでのライブが決定しました。本公演では畠山美由紀(Vo.)、藤本一馬(Gt.)に加え、伊藤ハルトシ(Vc.)をサポートに迎え、アルバムの楽曲を中心にした、一夜限りの特別なセットリストを披露する予定です。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をぜひ。●チケット販売に関して●■ticket board先行受付(抽選)期間:2023年7月29日(土)10時~8月13日(日)23時59分※本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます ■一般販売(先着)期間:2023年8月26日(土)10時~※予定枚数に達し次第受付を終了します ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK w/畠山美由紀×藤本一馬 -夜の庭-』公演概要●出演:畠山美由紀(Vo.)/藤本一馬(Gt.)/伊藤ハルトシ(Vc.)日程:2023年10月27日(金)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:一般シート:7,000円(税込) / 三日月シート:16,000円(税込) ※2名掛け/各公演3席限定会場:コニカミノルタプラネタリウム天空 in東京スカイツリータウン(R)【イベントに関する注意事項】※本イベントはプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。※本イベントは時節に応じた感染症防止対策を徹底して実施いたします※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません●畠山美由紀(ハタケヤマミユキ) プロフィール●ダブルフェイマス、ポートオブノーツを経て2001年にメジャーソロデビュー。心揺さぶる深く暖かい歌声はデビュー以来、松任谷由実、松本隆、冨田ラボ、キリンジ、セルジオ・メンデス、グラミー受賞者のジェシー・ハリス、オノ・ヨーコ、八代亜紀、等々国内外のアーティストとの数多くの共作・共演を果たしている。また、ソングライターとしてもその高い芸術性を評価されており、演歌からポップス、JAZZ、ボサノバまで幅広いジャンルをこよなく愛し歌いこなすシンガー・ソングライターである。小さなカフェから教会、オーチャードホール等のホールコンサート、武道館ライブ、スタジアムでの国歌斉唱、オーケストラとのコンサート、各種のフェス出演などを多数行う。みやぎ絆大使。気仙沼大使。FM横浜Travel’n Light のラジオDJとしても活躍中。HP: ●藤本一馬(フジモトカズマ) プロフィール●1998年ヴォーカルのナガシマトモコとのデュオ”orange pekoe”を結成し幅広い支持を得、国内はもとよりアジア各国や北米でも活動を展開。2011年からソロ名義での活動が本格化し、ギタリスト、コンポーザーとしてインストゥメンタル音楽を中心にこれまで4枚のリーダー作品(2011年<SUN DANCE>[BounDEE by SSNW]、2012年<Dialogues>[NRT]、2014年<My Native Land>[KING RECORDS]、2016年<FLOW>[SPIRAL RECORDS])をリリース。近年は林正樹(pf)、西嶋徹(cb)、福盛進也(dr)との"藤本一馬カルテット”を始動。また最新録音としては2021年ジャズグループ”Remboato”のメンバーとして<星を漕ぐもの>[nagalu]、2022年に畠山美由紀(vo)との双頭名義でのコラボ作品<夜の庭>[NRT/Rambling RECORDS]、2023年1月"林正樹 Group"のメンバーとして<Blur the border>[S/N Alliance]、2023年5月に伊藤志宏(p)とのデュオ名義作品<風の旅立ち>など。その他、国内外の様々な音楽家とのコラボレーション、プロジェクトへの参加、レコーディングや楽曲提供などボーダーレスに活動を展開。自己の内面を投影したメロディアスなオリジナル楽曲、リリカルなギター演奏のアプローチ、ときに野生的なダイナミズムまで、その音楽性は高い評価を獲得している。●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月24日「畠山重忠はすごく思い入れのある役になりました。多くの方がそうだと思いますが、当初は人物名を聞いてもあまりピンとこなかったので、ここまで反響が大きくなるとは思いませんでした。でも、僕が信じた畠山重忠という人物像が、このように受け入れられたのは本当にうれしかったです。視聴者のみなさんに育てていただき、愛された役だと思います」そう話すのは、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で見せた重忠の壮絶な最期が注目された中川大志(24)。小栗旬演じる北条義時との魂の一騎打ちは、見る者の心を揺さぶった。そんな気高く、美しい武将から一転、最新作となる舞台『歌妖曲~中川大志之丞変化~』(東京公演:11月6日~30日まで明治座、福岡公演:12月8日~12日までキャナルシティ劇場、大阪公演:12月17日から25日まで新歌舞伎座にて上演)では、復讐心に燃える男に変身!本作は、シェイクスピアの『リチャード三世』をモチーフに昭和歌謡界が描かれる。「華々しい一族から排除された男の復讐劇というのが主軸にありますが、昭和のファッションやカルチャーがとてもポップでエネルギッシュ。その時代を知らない僕らの世代から見ると、すごく色鮮やかで、パワフルなんですよ」作・演出は、中川のコメディー演技が開花したとも言われる『LIFE!人生に捧げるコント』(NHK)の脚本家の一人、倉持裕。「演出してもらうのは初めてなんです。おそらく、僕が想像もしないようなこととか、倉持さんらしい笑いのエッセンスを入れてくるんじゃないかと楽しみにしています」音楽劇と銘打たれた本作は歌唱シーンもふんだんに。主人公の鳴尾定が施術で美貌の歌手・桜木輝彦へと生まれ変わり、歌謡界を席巻するという展開。本誌の撮影でもノリノリでマイクを手に歌う姿を披露した。「舞台で歌うこと自体、初めての挑戦。1年以上前からこの作品に向けてボイストレーニングをしてきたので、音楽も楽しみにしてほしいです」本格的な舞台は初挑戦で初座長、今の意気込みは?「舞台はずっと挑戦してみたかったんです。子どものころからよく舞台を見ていたし、俳優の先輩方が口をそろえて『若いうちにやったほうがいい』って。演劇を経験されている方は、一緒にお芝居をしていても思いも寄らないような発想をされるんですよね。稽古期間中に何回もトライ&エラーして可能性を探る時間があるからなのかなあと思っていて、それを今回、身をもって経験できるのが、今から楽しみです」
2022年10月01日埼玉県産業労働部観光課は、現在放送されている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する畠山重忠・比企一族ゆかりの地や、近隣の観光スポットなどを紹介するガイドブックおよび、動画をこの度制作しました。源頼朝の鎌倉入りにあたり先陣を務めた畠山重忠。そして鎌倉殿の13人の御家人のひとりでもある比企能員、頼朝の乳母を務めた比企尼、鎌倉幕府2代目将軍頼家に嫁いだ比企能員の娘・若狭局など頼朝や鎌倉幕府に深く関わった比企一族。それぞれのゆかりの地を訪れ、ぜひ「彩の国の鎌倉」をお楽しみください。1、「彩の国の鎌倉をめぐる/畠山重忠・比企一族」ガイドブック概要畠山重忠、比企一族それぞれに関する情報や、ゆかりの地などを巡るモデルコース、観光におすすめのスポットや、ご当地グルメ情報も掲載。■規格/B5サイズ・12ページ■配布場所/埼玉県産業労働部観光課をはじめ、埼玉県内各所■電子版ガイドブック公開先/埼玉県公式観光サイト ちょこたび埼玉ガイドブック表紙1ガイドブック中面12、「彩の国の鎌倉をめぐる/畠山重忠・比企一族」公式PR動画概要県内各所で撮影したゆかりの地など、映像とナレーションでご紹介。■規格/3分、1分、15秒の3本制作■公開先/埼玉県公式観光サイト ちょこたび埼玉、他県内各所3、ミスター武士道が巡る「彩の国の鎌倉」PR動画概要歴史好きYouTuber「ミスター武士道」が畠山重忠、比企一族それぞれのゆかりの地を訪れ、人物像に関する情報や、史跡の見所などをたっぷりご紹介。■規格/約29分■公開先/・ミスター武士道YouTubeチャンネル「戦国banashi」 【埼玉県公式観光サイト ちょこたび埼玉はコチラから】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月31日元新体操日本代表でタレントの畠山愛理が、8日より全国で放送される「ザバスforWomanMILKPROTEIN」の新テレビCM『ジムの中心でもったいないを叫ぶ』篇(30秒・15秒)で、華麗なジャンプを披露している。新CMでは、普段から「ザバス MILK PROTEIN」を愛飲し、女性からの注目度も高い岡田健史と、女性が憧れるような“キレイに引き締まった”しなやかなカラダの持ち主である畠山愛理を起用。2人は初共演となった。CMのコンセプトは「キレイは、鍛えられる。」。運動していても、プロテインを飲んでいる女性が半分以下(まだ少ない)という“もったいない”事実を、岡田と畠山のダイナミックかつ悲劇的な演技で表現している。岡田のアドリブも含めたユニークな演技や表情の変化と、畠山の美しいパフォーマンスが見どころだ。美しいスタイルが際立つトレーニングウェア姿で、髪はお団子ヘアにすっきりとまとめ、白いパーカーを羽織った畠山は、「おはようございます!」と笑顔で元気のいい挨拶とともにスタジオに入った。本番前になるとパーカーを脱いで、慣れた手つきで膝や肩をほぐすようにストレッチ。トレーニングのシーンでは、バイシクルクランチ(肘と膝をクロスして交互に近づける腹筋)を計80回以上軽快にこなし、現役時代を彷彿とさせるアスリートらしさが垣間見えた。また、連続ターンのシーンでは、監督がOKを出しかけてからも「もう一度お願いします!」と自分からリテイクを申し出て、納得できるまで計14回撮影するというアスリートならではのこだわりを見せていた。岡田は、白のポロシャツに黒パンツのトレーナー姿でスタジオに入ると、早速畠山との共演シーンの撮影が始まった。岡田の立ち位置と畠山のジャンプの着地点を二人で入念に確認すると、畠山は勢いよく走り込んで、自慢の柔軟性を活かした大胆なジャンプを何度も披露。カットがかかると、岡田や現場のスタッフから驚きの声が漏れていた。一方、着地点で待つ岡田は、自身の表情や顔の角度など、監督と細部の見え方まで話し合う。一瞬の所作にも熱心なこだわりを見せる岡田を見て、「一人の時より跳べるようになった気がする!」と畠山も気分上々だった。撮影後、岡田は「実際に目の前で畠山さんが人間業ではないようなジャンプや反りで曲線美を描いていてすごいと感じました。本人はすごく『あ~!!』とか、悔しがりながら撮影されていらっしゃったのですが、見る人を魅了できるような、新体操やバレエの表現はすごく素敵だと思います。心の底から『がんばれ!!』という感情が芽生えてきました」と畠山との共演を振り返った。一方、畠山は岡田について「とても明るく爽やかな方で素敵だなと思いました。私の柔軟について『どれくらいやったらそんなに柔らかくなるんですか?』と質問してきてくださいました。気さくに話してくださったり、自分が発言したことが周りに聞こえていなかったら、代わりに大きな声で言ってくれたり、とても優しかったです」と語った。また、自身のパフォーマンスについて「シェネ(連続回転の技)もジャンプも、4年以上前の自分の現役時代と比べてしまって、なかなか納得がいきませんでしたが、皆さんを待たせてしまっていることから葛藤の気持ちを抱えていました。自分は『何回でも、良いのが出るまでやりたい!!』って思うのですが、カラダが硬くなっていることを、今日の撮影でとても感じました」と葛藤も明かした。
2021年04月06日●絵本は「後の世代にもつながっていく」2月1日に発売された絵本『らくがきボール』(小学館/作:鈴木のりたけとラグビー選手の仲間たち)。この絵本は、日本ラグビーフットボール選手会会長の畠山健介選手の熱意で実現したコラボ企画だ。そんな畠山選手が絵本が誕生した経緯のほか、自身もリスナーだと語るラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』や、9月から開催される『ラグビーワールドカップ2019』への思いを語った。○■バスケットボール部だった中学時代――まず、畠山さんの小学生時代についてお聞かせください。ラグビーを始められたきっかけは何だったんですか。母がラグビー好きだったので、地元に1つだけあったラグビースクールに兄を通わせていたんです。僕は母の送り迎えについて行っていました。そうしたら、当時から僕はかなり大柄だったので、コーチ陣から熱い勧誘を受けまして(笑)。8歳からラグビーを始めました。――中学時代はバスケットボール部に入られていたそうですね。そうですね。中学校にラグビー部がなかったので。土日はラグビースクールに通っていたんですが、当時は『SLAM DUNK』が流行っていたこともあり、平日はバスケットをしていました。――畠山さんがバスケットボールをされている姿は正直、想像がつきません(笑)。そこまでバスケを苦手に感じたことはなかったんですが、バスケットって接触プレーに対して、厳しくファウルにするじゃないですか。2日で4試合やるという大会があったときに、全試合で5ファウルで退場したことがありました(笑)。僕はすごくバスケットが好きなんですが、バスケットには愛されなかったですね(笑)。それに比べると、ラグビーとの相性はバッチリだったのかなと思います。○■構想から2年で実現した『らくがきボール』――その後は仙台育英高校、早稲田大学のラグビー部に進まれ、現在はプロとしてご活躍されています。今回発売された『らくがきボール』は畠山さんの熱意から生まれたそうですが、アイデアを思いついたきっかけをお聞かせください。僕も出場した2015年の『ラグビーワールドカップ』で、南アフリカに勝利したりと結果を出し、「これで日本の中でラグビーが変わる。メジャースポーツになっていく」と信じてやみませんでした。でも、現実はなかなか上手くいかなくて、もっと一般層にもラグビーを浸透させるには、もうちょっと違う方法が必要かなと考えていました。そんな折、僕は2人の娘がいるんですが、「絵本は自分が幼い頃に読んでいた定番のものを買い与えているな」と思ったんです。妻とも「これ、僕も読んでたよ」とか会話するなかで、「絵本は後の世代にもつながっていくものなんだな」という考えに至りました。――なるほど。ラグビー部がある高校もそんなに多くないですし、大学生や社会人になって初めてラグビーに触れる方も多いと思います。そうすると、ある程度価値観が出来上がった状態で急に現れた転校生感があるので、なじむのって時間がかかるんですよね。ではなくて、小さい頃から人生の一部にラグビーが組み込まれている状態にしたいなと。そういった思いと、先ほどの「絵本は後の世代にもつながっていく」という考えが僕の中でうまくマッチしたんです。――アイデアを思いついてから、絵本発売までどのように実現させていったんですか。日本ラグビーフットボール選手会の会長に就任した際に、その場で「これをやりたい」と提案しました。自分たちには何もノウハウがなかったのですが、選手会に携わっていただいている方のお母様が絵本作家で、小学館の担当の方を紹介いただき、結果的に絵本作家の鈴木のりたけさんに描いていただくことになりました。構想から2年かかりましたが、発売することができました。●有吉弘行『サンドリ』で生まれる化学反応○■絵本で「本当の意味でのダイバーシティが実現した」――鈴木さんの書かれた『らくがきボール』は、ラグビーボールの形をしているのが特徴的です。構想段階の下地を見たときに、震えるくらい感動しました。絵本は四角形だと思い込んでいた、自分の発想力の乏しさを実感しましたね(笑)。鈴木先生の「ボールなのに丸くないのが面白い」という着眼点がすごいですよね。ラグビー選手が企画して書こうと思ったら、押し付けのような説教臭いものになってしまったと思います。すごくキャッチーで面白い絵本にしていただき、本当に感謝してます。――確かに、ラグビーを何十年もやられている立場だと、ラグビーボールの形も当たり前に思ってしまいますよね。そうなんですよ。でも見渡してみると、楕円形のボールは、ラグビーボールとアメフトボールくらいしかないですよね。僕らにとってはそれが当たり前でも、違うジャンルの方がラグビーに触れたときに、こういう化学反応が生まれるんだなと。ラグビーは「ダイバーシティのスポーツ」とよく言われるんですけど、ラグビーと絵本作家さんという本当の意味でのダイバーシティが実現しましたね。――本書の最後には、畠山さんの「ラグビーはみんなでやるから楽しいんだ」というメッセージが書かれていますが、まさに『らくがきボール』も皆さんの協力で実現したんですね。先ほど「絵本は後の世代にもつながっていく」とお話しましたが、ラグビーボールもみんなでつないでいく大事なものです。本とラグビーボールはまったく違うものですが、そこのテーマは共通しているなと思いますね。○■ラグビー部の後輩に「僕も『サンドリ』聴いてます」――ところで、テレビ等のメディアにもよく出演されている畠山さんですが、ご自身は普段、どういった番組をご覧になりますか。ジャンルを問わず、色んなスポーツをずっと流してますね。というのも、自分の子どもにもスポーツを好きになってもらいたいんです。スポーツは、本当に人生を豊かにできると思っているので。あとは個人的に有吉(弘行)さんが好きなので、有吉さんが出ている番組は基本見るようにしています。――畠山さんは"ゲスナー"(ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』のリスナー)でもありますよね。ご自身も同番組に何度か出演されています。ラジオでの有吉さんの発言がネットニュースになっているのを見て、「ラジオやってるんだ、有吉さんがやってるなら聴いてみよう」と思ったのが聴き始めたきっかけです。ネタを投稿するゲスナーさんの着眼点と文才に対して、「すごいな、頭いいんだろうな」と思って聴いてます。――『サンドリ』(『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』の略称)に出演後、周りの人からの反応はいかがでしたか。早稲田のラグビー部の大学生に会ったときに「自分もラグビー部で、畠山さんの後輩です」より先に、「僕も『サンドリ』聴いてます」と言われたことがありますね(笑)。僕は有吉さんが好きで聴き始めたんですが、有吉さんとアシスタントの芸人さん、ゲスナーさんの化学反応が面白くて、毎週楽しませていただいています。――先ほど『らくがきボール』で化学反応が生まれたと話されていましたが、『サンドリ』にもそれを感じているんですね。そうですね。『らくがきボール』のような…一緒にして良いのか分かんないですけど(笑)。でも、素晴らしいものや人を虜にするものは、絶対に化学反応のようなことが起きているんだと思うんですよ。『らくがきボール』にしても、クリエイティブなことですし、今まで誰もやっていなくて予測がつかなかったんですが、だからこそ挑戦する価値があったのかなと。微力ながら、僕も携われたことを誇りに思います。●『ラグビーワールドカップ2019』への思い○■ラグビーが「こんな僕を真人間にしてくれた」――メディアに出られている畠山さんを拝見していると、かなりトークがお上手だと感じます。『サンドリ』を聴いているような人種なので本当の自分は陰なんですが、「多くの人に好かれたい」「人気者になりたい」という陽の"もう1人の自分"を作って生活しています。この"もう1人の自分"が面白いことをやれば、本当の自分を見せずに、「畠山って良い人なんだ」という評価になるじゃないですか(笑)。――"もう1人の自分"がご自身の中にいるんですね。本当の自分が"もう1人の自分"に近づくのが今の目標です。練習をやらずに、本当は家でゴロゴロしてたいですし、本当の自分とは乖離(かいり)してるんですよ(笑)。でも、勝つためには厳しい練習をしないといけない。ラグビーのおかげで、"もう1人の自分"が引っ張ってくれている状態です。だからラグビーがなかったら、ずっと陰の自分で、今も働かずに実家でラジオを聴いていた可能性も全然あったと思うんですよ。ラグビーをやっていて、本当に良かったです(笑)。――ラグビーが畠山さんを真人間にしてくれたんですね(笑)。そうです(笑)。こんな僕を真人間にしてくれたラグビーはやっぱりすごいんですよ。本当にラグビーには感謝してるので、色んな人に広めていきたいですね。○■『ラグビーワールドカップ』日本代表の注目点は――そういった意味では今年、『ラグビーワールドカップ』が日本で開催されますね。僕個人としては、日本はもちろん、アジア全体にもっとラグビーを広めたいです。今は欧州や南半球の国が覇権を握っていますが、アジアはラグビーをリードできる素養があると思っています。だからこそ、アジアでもっともラグビーが盛んな日本を拠点に、国内のみならず、アジアに向けてもやっていく必要があると思いますね。――畠山さん個人としては、どのように日本開催の『ラグビーワールドカップ』を盛り上げていきたいですか。いくつか段階があると思います。まずはやはり日本代表選手に選ばれることが第一目標です。そしてもし代表に選ばれなくても、悔しい気持ちはありつつも、解説等でメディアに出て携わりたいです。それも「お呼びじゃないよ」と言われたら、ファンとして試合を観に行きたいですね(笑)。どの段階であっても、2019年は日本ラグビーにとってターニングポイントとなる大事な1年ですので、しっかり携わりたいです。――2015年の前回大会は、3勝しながらも惜しくもベスト8入りを逃しました。日本代表における今大会の注目点をお聞かせください。2015年は3勝を挙げましたが、ベスト8に勝ち点差で届きませんでした。僕たちは勝つことだけにフォーカスしましたが、今回はよりスマートに、勝ち点も意識して戦わないといけないと思います。「賢く戦う」試合を何試合見られるかには注目です。――改めて日本開催への思いをお聞かせください。2019年は、公式キャッチコピーにもあるように「一生に一度」だと思います。スペシャルな1年で終わらせるのではなくて、100年後の2119年の人たちが振り返って、「あの大会がきっかけだったね」と言われるような大会にしたいです。そのためには選手はもちろん、関係者みんながハードワークをして良いものを残したいですね。――それでは最後に、『らくがきボール』を通じて、どんなことを伝えたいかお聞かせください。この絵本を通じて、親子の時間をより良い、素晴らしいものにしていただけたらうれしいです。そして、その会話の中にラグビーの話題があると僕はすごくうれしいですね。■『らくがきボール』(作:鈴木のりたけとラグビー選手の仲間たち、定価:本体1,300円+税、発行:小学館)ラグビーの面白さといえば、 なんといっても、 楕円球。ボールなのに丸くない!? ふしぎなカタチ? おかしなカタチ? このちょっとヘンな楕円球に“らくがき”をしたら、 キミには何に見えるかな? 本を開くと、 ラグビーの試合球と同じサイズの楕円になるユニークな絵本の登場!■畠山健介1985年8月2日、宮城県気仙沼市生まれ。仙台育英高、早稲田大ラグビー部で活躍後、サントリーに加入(2月22日に退団を発表)。日本代表として、『ラグビーワールドカップ』2011年、2015年大会に出場。
2019年02月23日元新体操選手で現在はスポーツキャスターやタレントとして活躍している畠山愛理が7日、都内で行われた1st写真集『CONFESSION』(発売中 3,000円税抜き 講談社刊)の取材会に出席した。新体操の選手として日本を牽引してきた畠山愛理が、初の写真集をリリース。今年8月に訪れたというポルトガルのリスボンでロケが行われ、畠山の素顔を切り取りながら、2万字にも及ぶインタビューの中でアスリート時代の知られざる苦悩や早すぎる引退の真相などを赤裸々に語っている。写真集の出版をオファーされた際は「お断りした」という畠山だったが、「引退した今の自分を残すのもいいかと思ったし、最近は小学校や中学校で講演することが多く、子供たちには、何事もやってみようと話しています。写真集はやらないだろうなと自分で決めつけてましたが、子どもたちに話していることをやれていないと思ったので挑戦しようと思いました」と悩みながらも受諾したことを告白した。写真集の自己採点は「それは周りの方が評価していただくもの」と明言を避けつつ、「明るい自分もいれば不安げな表情も撮ってもらったので、その時の気持ちをそのまま出せたと思います。そういう意味では良い写真集になったと思います」と自信。「メイクが薄くて、本当に塗ってくれないんだと思いました(笑)。すっぴんの写真があって、使われないだろうと思ったら使われていましたね(笑)」と明かし、本音を語ったというインタビューは「すごくサーッと喋っちゃいましたね。新体操をやってきた自分ややり終えてからの自分が全部入った感じです」と話した。引退後はキャスターやモデル業、バラエティーなどで活躍している中、今後の目標を聞かれると「もうちょっと自分に自信をもって色々やりたいなと思います」と前向きだったが、写真集の2冊目については「ないですね。最初で最後にします」と未練はない様子。自身の恋愛については「今の立場だと言いにくいですね」と微妙な回答だったが、「(今は)恋愛はないです」と最後は否定していた。
2018年11月08日2018年5月開所!プレ幼稚園のような児童発達支援事業所「ふじニコニコキッズ」Upload By 発達ナビ施設インタビュー子どもたちが思い思いに園庭をかけ回る。園児たちの楽しそうな声が園庭に響き渡る。そんな元気いっぱいの子どもたちが通う「ふじ保育園」は埼玉県川越市にあります。2018年5月10日、その園内に児童発達支援「ふじニコニコキッズ」がオープンしました。「保育」を中核に置いた児童発達支援事業所で、代表は全日本幼児教育連盟の会長を務めている、畠山國彦さんです。ふじニコニコキッズの特色は、誰もが気軽に親しめる音楽を取り入れた療育で、楽しみながら、体のちからやソーシャルスキルを身につけることができること。ふじニコニコキッズでは、「やらさせるのではなく”やりたい”気持ちがあってこそ、子どもの力を伸ばすことができる」と考えています。2018年6月現在、4人の子どもたちが利用しています。指導員1名に対して園児1~2人の支援体制で、細かいサポートが可能です。預かり時間は9時半から14時まで。小集団での療育を行います。1食370円でアレルギーに対応した手作り給食も食べられます。ふじ保育園は、1990年に家庭保育室として保育業務を始めました。その後1992年10月にふじ保育センター・ふじ幼児学園が開かれ、現在は約150名の子どもたちが通っています。体育・音楽を通してたくましく心豊かに育てる音体教育が特徴です。保護者の就労の有無にかかわらず保育を提供したいと、開園以来ずっと認可外保育を貫いていると言います。子どもたちの笑顔がキラキラ。ふじニコニコキッズの一日の“かつどう”Upload By 発達ナビ施設インタビューふじニコニコキッズの一日は、あつまり→おんがく→さんぽ→きゅうしょく→じゆうあそび→あつまりの流れで進んでいきます。朝10時、瞑想で一日が始まります。瞑想を終えると今度は一人ずつあいさつ。「〇〇くん」「〇〇ちゃん」と先生が名前を呼ぶと、「はい!」と元気な返事が。そして、みんな一緒に「おはようございます!」。先生たちは子どもたち一人ひとりに「上手~!」と声をかけます。あいさつに続いて、今日の日にちと天気の確認をすると…次はみんな大好き『ふうせんのうた』のペープサートが始まります。色とりどりのペープサートが入った箱から「今日は何色が出るかな?」と先生。あ、黄色い風船が出た…!黄色い風船るるるーそっと風に上げたらふわっふわーふわっふわー黄色いバナナになった「ふうせん(うたってあそぼ)」(湯浅とんぼ/著、森川百合花/イラスト、アリス館/2003年刊行)子どもたちは歌に合わせて、「ふわっふわー」のところでは手をヒラヒラ揺らします。次は、子どもたちも大好きな「おんがく」の時間。ふじニコニコキッズでは、「おんがく」を通して、楽しむだけでなく、さまざまな動きができるよう自分の体をコントロールしたり、お友達と一緒に奏でたり、楽器を順番に演奏することで、人と一緒に行動する楽しさや大切さを自然と学んでいきます。■リズム遊びピアノの演奏に合わせて動き、演奏が止まると同時に止まるという動作を繰り返します。いつも歩いているスピードで歩いたり、ゾウさんの真似をしてのっそりと歩いたり、小走りしたり。どうやったら体をコントロールできるのかな?子どもたちはイキイキと体を動かしながら、自分の体を動かす術を見つけていきます。リズム遊びでは、「演奏を注意深く聴く集中力、先生の動きをまねる観察力、自分で考えて動く表現力、さらに体を動かすことによる筋肉の成長など、多くの効果が期待できる」のだそう。■タンバリンと太鼓リズム遊びの次は演奏の時間。ピアノの音に合わせてタンバリンと大太鼓を奏でます。子どもたちの大好きな大太鼓は「順番」に叩くことができます。自分の順番が来るのを待ち、”やりたい気持ちをコントロール”する。ふじニコニコキッズでこの力を養うことで、幼稚園や小学校生活にスムーズに移行できるよう考えられたプログラムです。太鼓を叩く子どもたちの笑顔がなんとも印象的。太鼓、大好きなんだね!Upload By 発達ナビ施設インタビュー「おんがく」のあとは、お散歩の時間。園の周りは小川が流れ、いろいろな植物や生き物と出合えます。しっかりと歩くこと、新しい経験をすることもまた、ふじニコニコキッズは大切にしています。お散歩から戻るとおいしい給食の時間が待っています。「おんがく」やお散歩で体をいっぱい使った後の、できたてのごはんは格別です。みんなで一緒にテーブルを囲めば、偏食がある子もおかずをパクパク。友達の力は大きいのです!午後はそれぞれの子どもの力に合わせて、字を書く練習をしたり、お昼寝したりと、自由時間を過ごします。先生たちの「できた~!」に子どもたちの笑顔がはじけるUpload By 発達ナビ施設インタビュー教室では、子どもをほめる先生たちの声がたくさん聞こえてきます。片づけることができたら「よく片づけられたね!」返事とあいさつができたら「上手~!」太鼓が叩けたら「かっこいいね~!」その子の目の前にすわって名前を呼び、両手を握ってほめます。子どもたちも大喜びで、可愛い笑顔がはじけます。とはいえ、ふじニコニコキッズの先生たちはほめるだけではありません。自分で片づけるべきところは片づける、決まった時間にその行動を取るなど、集団生活で必要な自立心を培うトレーニングもバランス良く取れ入れています。子どもたちが安心して過ごせる「構造化」を活用した教室Upload By 発達ナビ施設インタビューふじニコニコキッズにのスタッフは、「TEACCH」を学んだ保育士などの専門性の高いスタッフが中心。一人ひとりの特性や課題に合わせて丁寧な療育を行います。また、音楽大学でも教鞭をとる藤井むつ子副園長が、スタッフの音楽指導にあたっています。TEACCHはアメリカで生まれた、自閉症スペクトラム障害のある当事者の生活の質向上を目的としたプログラムです。生活の質を上げるために、当事者の家族、地域を含めた周りの環境を生涯にわたって整えていきます。ふじニコニコキッズでも、子どもたちが過ごしやすい環境となるよう、部屋づくりをはじめプログラムにTEACCHを取り入れています。ふじニコニコキッズの教室では、このTEACCHの「構造化」が活用されています。構造化にはイラストや写真を通してコミュニケーションを整える「視覚的構造化」と、活動と場所を結びつける「物理的構造化」の2つの手法があり、環境を整理することで子どもたちが理解しやすく、過ごしやすい工夫がされています。例えば、イラスト入りの絵カードや、おもちゃの写真が貼られたカード、行動を表すカードなどがあり、なるべく子どもたちの力でコミュニケーションが完結できる仕組みになっています。また、「クールダウンする場所」「荷物を置く場所」「おもちゃを片付ける場所」が決まっていて、子どもたちはそれぞれの場所で休んだり整頓したりできます。給食のときには床にブルーシートを敷くことで、子どもたちが給食の時間を意識する仕組みになっています。ふじニコニコキッズからふじ保育園への移行や併用もUpload By 発達ナビ施設インタビューふじニコニコキッズからふじ保育園に移行することも、併用することもできます。少人数での丁寧な小集団療育に慣れ、みんなで一緒に行動する、かんしゃくをコントロールできるなど、無理なく力をつけてから、保育園に移行できる体制が整っているのです。併用の場合は週3回はふじニコニコキッズに、週2回は保育園に通うなど、発達や成長に合わせて通園スタイルを自由自在に選べます。ふじ保育園は認可外保育園なので、柔軟な対応も可能なのだそう。同じ施設内に児童発達支援施設と保育園があるので、移行・併用する場合も今までと同じ場所に通い、同じ給食を食べます。環境の変化に敏感な子どもにとって、最小限のストレスで移行・併用できるのは併設の長所です。もちろん、地域の幼稚園とふじニコニコキッズを併用している子どももいます。「幼児期にふじニコニコキッズで無理なく集団保育に慣れ、年中・年長さんで地域の保育園や幼稚園に移る。そうすると、地域の子どもたちと一緒に小学校に入学できる」と、ふじニコニコキッズの溝井さんは言います。「私自身、自閉症のある息子はふじ保育園卒園です。保育園の仲間たちが、小学校に入っても息子を理解してくれ、自然にサポートしてくれました。成人した今も、地域で生き生きと活動しています」音楽は誰もが楽しめて心が一つになるツール。だからこそ療育に取り入れるUpload By 発達ナビ施設インタビュー障害のある子どもが音楽に触れることにはどんなメリットがあるのか、ふじニコニコキッズの溝井さんに伺いました。――障害がある子にとっての音楽教育やリトミックには、どんな良さがあると思いますか。溝井さん「音楽って、人種も性別も年齢も関係ないじゃないですか。人類が太古の昔から、嬉しいことがあれば踊ったり歌ったりして心を一つにしてきたように。今日見ていても分かる通り、子どもたちは理屈なしに音楽を楽しめるんです。楽器が出てきた途端に、触りたい、鳴らしてみたいって」子どもたちは音楽を通して、楽しみながら身体的・精神的なスキルを身につけることができます。みんなが気軽に触れられる音楽で生きていくのに大切な力を培えることは、障害がある子にとって大きな希望に。また、溝井さんはこれからの福祉についてこう話します。溝井さん「これからの福祉って、押し付けられるものではなくなって、選んでいかなきゃいけない選択型になっていくと思うんです。「自己決定」という言葉があるように、「わたしはこれが好きです」って言えるものがないと、支援してもらいにくい時代になるんじゃないかな、と。自閉症のある息子は、ふじ保育園時代に出合った太鼓を今も楽しんでいます。太鼓を通して地域交流活動に参加し、地域に根づいて生きています。そんな息子の姿を見て、音楽のように理解し合えるツールが一つでもあればいいなって思ったんですよね」幼いころに出合った太鼓のおかげで、生活にメリハリがつき、公演に出たり、太鼓の腕を人からほめてもらうことで自己肯定感も向上しているそうです。溝井さん「”音を楽しむ”という点で、技術は関係ありません。その場をみんなで共有して楽しむって、障害のあるないにかかわらず、すごく大切なことだと思うんです。それはこの先、生きがいや居場所につながっていくと思うから」ふじニコニコキッズとふじ保育園では、さまざまな本物の楽器に触れることができます。世界的にも有名なサヌカイトや300個以上保有するという和太鼓、マリンバなど…。サヌカイトとは、珍しい自然石を使ってつくられた石琴で、上品な音を出す貴重な楽器です。子どもたちは、併設するカルチャースクールに通うこともできます。集団レッスンで行うヒップホップ、モダンバレエ、マリンバアンサンブルから、個人レッスンで行うピアノ、マリンバまでとラインナップも豊富。教えてくれるのは専門の講師たち。保護者が一緒に参加できるレッスンもあります。14時にお迎えに来たら、そのままピアノレッスンを受けに行くこともできます。保護者への支援にも力を入れるUpload By 発達ナビ施設インタビューふじニコニコキッズでは保護者支援にも力を入れています。ふじニコニコキッズには専門の療育日報があり、保護者が毎日子どもの様子を書いて提出します。複写式になっているため、1枚はニコニコキッズ、もう1枚は保護者が保管できるようになっています。ニコニコキッズは一人ひとりの状態を把握でき、保護者は日報を日記代わりに保管できる、どちらにも実用的な日報です。保護者様への日課報告欄には、音楽教育に力を入れているニコニコキッズらしく、メロディオンや美しい姿勢づくり(発声法、うたなど)など音楽で使われる用語がたくさん載っています。日報を保管しておくことで、幼稚園・保育園へ移ったり、小学校入学の際に連携する資料としても役立ちます。保護者面談はいつでも受け付けていて、困ったことがあったときは何でも相談可能です。教室の様子は、面談室にあるモニターで確認できるので、普段の子どもの様子を確認しながら面談できるようになっています。ふじ保育園との出合いで救われた溝井さん。ふじニコニコキッズで実現したいこととは?Upload By 発達ナビ施設インタビュー溝井さんの息子さんには重度の自閉症があります。お子さんとの向き合い方に悩み、うつを患っていたときに救ってくれたのが、ふじ保育園でした。ふじ保育園は、うつ病で就労ができない状態であっても、認可外なので受け入れが可能でした。また、「世の中は、障害のある人もない人も混じっている状態が普通」という園長の考えから、障害のありなしで受け入れの判断をしませんでした。息子さんは保育園で、のびのびと過ごし、その後地域の小学校に進学後も、保育園時代の仲間に支えられて成長していったそうです。成人した息子さんは現在、さをり織職人としてアトリエを構え、作品を紡いでいます。溝井さんはうつから脱した後、「チューリップ元気の会」を立ち上げ、発達障害や学習困難がある子どもの保護者が交流できる場所をつくる活動に取り組んできました。そして昨年、ふじ保育園の会長・畠山國彦さんと再会します。畠山会長はふじ保育園の創設者であり、息子さん在園中に園長をつとめていました。以前から障害のある子の療育に関心を持っていた畠山さんに施設開設を提案し、ふじニコニコキッズ開設に至りました。溝井さん「ふじニコニコキッズのスタッフは、社会福祉士やTEACCHの知見がある保育士など、専門性を持っています。そういったスタッフが一人ひとりの課題を丁寧に見極め支援しながらも、普通の保育園や幼稚園のような「普通の保育」をしてあげたいと思っています。親御さんたちの相談にも乗りながら保護者も支えていきたいと考えています。この施設は、9時半から14時までと半日預かりです。お子さんに「最適な専門家による、普通の保育」を提供するだけでなく、日々お子さんに向き合う親御さんにも、半日というある程度まとまった時間、自分だけのために過ごせる時間が必要だと感じているからです」そう語る溝井さんの挑戦は始まったばかり。音楽を通して子ども達の「やりたい」を育み、体や心の育ちを支援する。最適な専門家が一人ひとりに寄り添いながらも「普通の保育」を行う、ふじニコニコキッズ。その挑戦の先には素敵な未来が待っているのだろうと思えました。取材・文/皐月麻衣写真/鈴木江実子
2018年07月06日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Excavating the Future City』畠山直哉本書は、2018年にアメリカ・ミネソタにあるミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Art)で開催中の写真家・畠山直哉の展覧会「Excavating the Future City(未来都市の発掘)」(〜2018年7月22日)に合わせて刊行された作品集である。過去30年間にわたり、畠山は都市生活や建築空間を“写真を通して”リサーチしてきた。そんな彼が手掛けるシリーズには、都市景観の変容に関わるさまざまな実践が含まれている。例えば、作家が日々を過ごしている首都圏の際限ない拡張(スプロール化)を調査する一環として、東京や横浜などの大都市の移り変わりを時間経過とともに捉えてきた実践がある。また、本書には2011年3月11日に起きた東日本大震災で破壊された畠山の故郷・陸前高田の写真も収められている。これは震災直後に始められて今なお続いているシリーズで、そこでは、まさしく都市の再生と復活が現在進行系で捉えられている。これらの作品理解を補助するテキストとして、ミネアポリス美術館写真部門の主任キュレーターを務めている中森康文のテキストと、2013年にプリツカー賞を受賞した日本を代表する建築家・伊東豊雄のテキストも収録されており、ともに必読の内容である。【書籍情報】『Excavating the Future City』写真:畠山直哉出版社:Aperture言語:英語ソフトカバー/280ページ/310×200mm発刊:2018年価格:9,690円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『Excavating the Future City』購入ページ
2018年04月28日元新体操日本代表(通称フェアリージャパン)の畠山愛理が、22日放送のラジオ番組『ENEOS presents DREAMS COME TRUE中村正人のENERGY for ALL』(文化放送 毎週日曜13:00~13:55)にゲスト出演することが分かった。同番組は、男女2人組ユニット・DREAMS COME TRUEの中村正人が、国や年代、ジャンルを超えたさまざまな音楽の楽しさをリスナーとシェアしていく。東京2020オリンピック・パラリンピックを目指すすべての人に、毎週、音楽の力を通じたエネルギーを届けている。畠山は新体操団体で12年ロンドンオリンピック・16年リオデジャネイロオリンピックに連続出場。16年の現役引退以降は、今年4月よりNHK『サンデースポーツ2020』(NHK)でリポーターを務めるなど、様々な分野で活躍中だ。番組の心の支えとなっている「エナジーミュージック」をリクエストするコーナーでは、畠山が「ロンドン五輪の時ずっと聴いていました。 歌詞が前向きな気持ちにさせてくれました!」と言葉を添えて、楽曲を紹介する一幕も。また、試合前に必ず行っていたという、意外な験担ぎも披露する。
2018年04月18日元新体操日本代表(通称フェアリージャパン)の畠山愛理が、「第46回ベストドレッサー賞」のスポーツ部門に選出され29日、都内で行われた授賞式に出席した。ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的に、政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなどの各分野で時代をリードする著名人に贈る同賞。1972年にスタートし、今年で第46回を迎える。新体操日本代表として2012年のロンドン五輪、2015年の世界選手権、2016年のリオデジャネイロ五輪などで活躍し、引退後はスポーツキャスターやモデル、タレントとして活動している畠山。「素直にとてもうれしいです」と受賞を喜び、「初めはドッキリなんじゃないかと思ってしまった。次に、本当に私で合ってるのかなって思うくらい驚きました」と笑った。この日は、美背中をあらわにした黒いロングドレスで登場し、レッドカーペット上で新体操のポーズも披露。衣装については「身長を生かしたドレスを選びました」と説明し、また、「スタイルを隠した服を着ていると、どんどんふくよかになってしまう気持ちが自分の中であるので、普段から体型を隠さない服を着るように意識しているので、このドレスを選びました」と話した。畠山のほか、経済部門にワコールホールディングス代表取締役社長の塚本能交、学術・文化部門にギタリストの村治佳織、芸能部門に女優の波瑠と歌舞伎俳優の尾上菊之助が選出された。
2017年11月29日