女優・広瀬すずの初主演2部劇場作『ちはやふる』(「上の句」3月19日/「下の句」4月29日公開)のティザービジュアルが、第67回さっぽろ雪まつりの雪像で再現された。さっぽろ雪まつりは、毎年2月上旬に開催される冬の風物詩的なイベント。過去にもさまざまな映画のキャラクターなどを雪像で表現し、話題を集めてきた。今年は2月5日から11日まで行われる。雪像で再現されたのは、広瀬演じる主人公・綾瀬千早の顔が一面にデザインされたビジュアル。大通会場4丁目STV広場での高さ3メートルは迫力十分だ。広瀬自身は「わー! 感激! さっぽろ雪まつりにこの様な形で参加できすごくすごくうれしいです!」と歓喜。「たくさんの方に見に行っていただきたいです!」と呼びかけた。漫画家の末次由紀氏が手がけた映画原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,500万部(2016年1月現在。既刊30巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬のほか、真島太一役として野村周平、綿谷新役として真剣佑も出演する。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2016年02月05日“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描く青春漫画を実写化する映画『ちはやふる』。中高生から絶大な人気を誇る本作が、3月に開催される「第22回 東京ガールズコレクション2016 SPRING/SUMMER」(以下TGC)とスペシャルコラボすることが決定!TGCのランウェイに広瀬すず、野村周平、真剣佑らキャストが登壇することが分かった。幼なじみの千早・太一・新の3人は“競技かるた”でいつも遊んでいた友だち。千早は「かるたを教えてくれた新に“強くなったな”って言われたい」と純粋な想いで競技かるたを続け、高校生になった千早は、再会した太一と主に“競技かるた部”を作り全国大会を目指す。「全国大会に行けば、新に会えるかもしれない!」千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員となる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校競技かるた部の、まぶしいほどに真っ直ぐな想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る――。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、さらに2011年第35回講談社漫画賞少女部門受賞した、末次由紀・著の大人気コミック。主人公・綾瀬千早を演じるのは、映画『海街diary』『四月は君の嘘』『怒り』と話題作に立て続けて出演し、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞、第40回報知映画賞新人賞と数々の賞を総なめにした若手No.1女優・広瀬すず。真島太一役には、ドラマ「恋仲」「フラジャイル」で注目を集め、映画『ライチ☆光クラブ』の公開が控える野村周平。綿谷新役には、千葉真一を父に持ち、舞台「花より男子 The Musical」での活躍も記憶に新しいブレイク必至の真剣佑。最旬若手俳優勢揃いで、2016年青春映画大本命の本作の実写化に挑む。今回、本作前篇にあたる『ちはやふる-上の句-』公開初日となる3月19日(土)に、同日開催される「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」とスペシャルコラボすることが決定。広瀬さん、野村さん、真剣佑さんが、劇中衣装である袴を着てTGCのステージに登場するという。広瀬さんにとっては、これが念願の初TGC出演&初TGCランウェイになるということで「初めてのTGCなのでドキドキしてますが、あのキラッキラなステージに立てることが楽しみで仕方ないです。たくさんの女の子のパワーに負けないように頑張ります!」と熱い意気込みが寄せられた。普段はみることができない広瀬さんの和装姿に、国立代々木競技場第一体育館に詰めかけた約30,000人の女の子たちが“ガールズパワー”全開で熱狂すること間違いなしだ。『ちはやふる -上の句-』は3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年01月26日女優・広瀬すずが、ファッションショー「第22回東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」に初めて参加し、主演映画『ちはやふる』(「上の句」3月19日/「下の句」4月29日公開)の劇中衣装である袴姿で登場することが26日、明らかになった。TGCは、2005年8月から年2回開催している最大級のファッションフェスタ。約100名の人気モデルが登場し、ファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや、注目のアイテムに触れられるブースなど、さまざまなコンテンツが展開され、毎回話題を呼んでいる。第22回となる今回は、映画「上の句」の公開初日と同日(3月19日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。そんな初のTGCを前に、「ドキドキしてますが、あのキラッキラなステージに立てることが楽しみで仕方ない」と心待ちにしている様子の広瀬。劇中衣装の袴を着て初TGCランウェイを披露する予定で、会場に集まる約3万人の大観衆を思い浮かべながら、「たくさんの女の子のパワーに負けないように頑張ります!」と力強くアピールしている。漫画家の末次由紀氏が手がけた映画原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,500万部(2016年1月現在。既刊30巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬のほか、真島太一役として野村周平、綿谷新役として真剣佑も出演。2人は、広瀬とともにTGCに登場する。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2016年01月26日女優の広瀬すずが主演を務める映画『ちはやふる』(「上の句」2016年3月/「下の句」4月2部作連続公開)のチラシ第1弾となるビジュアルが公開された。同チラシは、19日より全国の劇場にて掲出される。原作は、漫画家・末次由紀氏が漫画誌『BE・LOVE』(講談社)で連載中の同名漫画。2010年に「このマンガがすごい! オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,300万部(2015年9月時点。既刊28巻)を超えるヒットを記録している。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描く。このたび公開されたチラシは、広瀬演じる主人公・綾瀬千早の表情のアップと、千早が百人一首の中で最も大切にしている句「ちはやふる」の札を配したデザイン。原作者の末次氏が、撮影現場で広瀬を見て「千早がいる」と感激したことをきっかけに、"原作のイメージと広瀬すずが演じる千早の魅力を最も表現できるビジュアル"を考えた結果、原作2巻の表紙を踏襲することになった。「ちはやふる」は、千早にとって競技かるたの世界に出会った時の思い出の句。チラシでは、この句の札を持たせることで、原作へのオマージュを感じさせつつ、千早の競技かるたへの熱い思いを強調している。広瀬は、「こうして『千早』として撮って頂けて本当に光栄です。完全実写化という難しさも実感しましたが、出来上がったビジュアルを見て夢が叶った感じです」と感慨深げ。チラシの撮影時には、「ワンカット目からスタッフさんの間で『おおー!』という声が上がったことについ反応してしまいました」「『千早』なんだなって、改めて実感させてもらえた撮影でとても幸せでした」とうれしそうに語った。このところ、吉田秋生氏原作の『海街diary』(2015年)、新川直司氏原作の『四月は君の嘘』(2016年)と漫画実写化作品の出演が続いている広瀬だが、映画で主演を務めるのは本作が初。広瀬のほか、真島太一役は野村周平が、綿谷新役は松剣佑が務め、『タイヨウのうた』(2006年)や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)など青春映画を多く手がけてきた小泉徳宏監督がメガホンを取る。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2015年09月16日本作が映画初主演となる広瀬すずを始め、野村周平、真剣佑、上白石萌音ら若手俳優陣を迎え、“競技かるた=百人一首”に懸ける少女の情熱と夢と恋を描いた大人気漫画を実写化する『ちはやふる』。この度、メインキャストらが劇中ビジュアルに身を包み、映画の撮影地でもある競技かるたの聖地・近江神宮(滋賀県)に登場。クランクアップを間近に控え約3か月の撮影をふり返った。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数は1,200万部(2015年6月現在・既刊27巻)を超える大人気コミックス。本作で主人公を務めるのは、ドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ)や『海街diary』と話題作への出演する注目女優・広瀬さん。幼なじみの真島太一役には、現在月9ドラマ「恋仲」(フジテレビ)出演中の若手実力派俳優・野村さん。綿谷新役には、「劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー」に出演、ブレイク必至の真剣佑さん。そのほか、上白石さん、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優たちが顔を揃え、さらに松岡茉優、松田美由紀、國村隼という実力派キャストが脇を固める。今回、「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(通称:かるた甲子園)」の全国大会が開催中のこの日、撮影でも使われ原作でも有名な真赤な「楼門」を前に、広瀬さんらメインキャスト陣が劇中衣装のはかま姿で登場。特に広瀬さんは役に合わせて20cmのエクステで人生初のロングヘアに挑戦。“千早”スタイルを披露した広瀬さんは「(ロングヘアにすることが)役に一番近くなれるものと思いました。(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が『誰?』みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」と実写化ならではの“見た目”へのこだわりをコメント。また競技かるたの撮影について「せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました。みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。『ガムシャラにやってきた証だね』という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」と撮影をふり返った。野村さんは広瀬さんとの共演シーンについて「(広瀬をおんぶするシーンがあり)しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います。でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした」と撮影秘話を明かす。真剣佑さんは、福井弁とかるたの勉強をするために事前に福井県で合宿を敢行したそうで、「福井渚会というところでかるたの練習をしたり、地元の人たちと会話をするため現地でアルバイトをしたりしていました。ずっとかるたの札を持ち歩いて暗記していました」と役作りへの熱さを覗かせた。そして、本作が映画初主演となる広瀬さんの撮影での様子について「(広瀬を)おすずって呼んでるんですけど、おすずが現場にいると場の空気がパッと明るくなって、常にキラキラしてるイメージがありました。現場のみんなが、おすずのファンになってたと思います」(上白石さん)、「びっくりするくらいはまりました。カメラが回ると、役がいきなりはねあがって、千早になりきるんです」(小泉徳宏監督)と、それぞれ語った。『ちはやふる』は2016年3月より<上の句>、4月より<下の句>二部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日俳優の早乙女太一が5月9日(土)、都内で行われた出演作「ゲキ×シネ『蒼の乱』」の初日舞台挨拶に登壇。本作で実弟の早乙女友貴と共演し「気持ちは複雑ですね。こいつには負けられないけど、頑張ってほしい気持ちもあって」と胸中を明かした。国内屈指の人気を誇る「劇団☆新感線」の舞台を10数台のHDカメラでデジタル映像化し、映画館のスクリーンで上映する人気企画「ゲキ×シネ」シリーズの最新作。平安時代の架空の国を舞台に、将門の乱を新解釈したスペクタクルが展開する。この日は同劇団3度目の出演で、座長を務めた天海祐希、共演する新感線初参加の松山ケンイチ、ベテラン俳優の平幹二朗が駆けつけた。一度は挫折した革命の志を取り戻す主人公・蒼真を演じる天海さんは、「座長という大役は恐れ多くて、押しつぶされそうになった」と告白。それでも「ここにいる皆さんをはじめ、キャスト、スタッフの皆さんと一緒だと思うと、気持ちも和らいだ」と言い、「私にとって、人生の宝物がひとつ増えた。私が感じた清々しさが、皆さんにも伝われば」と熱っぽくアピールした。一方、松山さんは蒼真と運命的に出会い、夫となる将門小次郎を演じ「みんな一丸となって、フルマラソンを完走した感覚」とふり返る。以前から新感線の大ファンで、「あがり症なので、ゲネプロではずっと足が震えていた。いろんなところから汁が出ていましたよ…」と当時の緊張ぶりを明かしていた。早乙女さんは都を騒がす大盗賊・帳の夜叉丸役で新境地。コミカルな役どころに加えて、実弟の友貴さんとの殺陣シーンを披露しており「ミスはなかったですね。あっ、弟には失敗がありましたけど」とライバル心を燃やした。また、天海さんが「上演中、女性陣が太一くん派、友貴くん派に分かれていた」と明かすと、照れ笑いを浮かべていた。舞台に立つ演者の表情や息づかいに加えて、新感線の魅力である豪華絢爛なセットや衣装を間近に見られるのも、『ゲキ×シネ』ならでは。御年80歳の平さんは、「芝居は1回限りで消えてしまう宿命。ですがゲキ×シネなら、芝居の緊張と映画の熱意が掛け合わされる。(インドの)ボリウッド映画にも負けません!」とその魅力を熱弁していた。(text:cinemacafe.net)
2015年05月09日大河ドラマ「平清盛」以来、3年ぶりの連続ドラマ主演となる松山ケンイチと「100年にひとりの女形」といわれる早乙女太一がタッグを組んで贈る、WOWOW初の時代劇「連続ドラマW ふたがしら」。京都太秦撮影所で行われた、本作の撮影現場に潜入した。「おもしろいことがやりたい」という野望を胸に、世話になった盗賊一味“赤目”から離れて、大坂、江戸を転々とする弁蔵(松山)と宗次(早乙女)。ふたりは旅の途中でさまざまな人々と出会い、成長し、やがて“ふたりで頭(ふたがしら)”をつとめる盗賊一味を作ることにーー。本作は、オノ・ナツメが描く人気コミックを原作に、「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずきが脚本を執筆。さらに、『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』などで知られる気鋭・入江悠が監督を務めた、痛快な時代劇エンターテインメントだ。その撮影は、3月~4月上旬にかけて東映京都撮影所を中心に行われ、京都市内のロケなども交えて、江戸時代の大坂や江戸の町の空気感を作りあげた。取材の当日は、撮影所のオープンセットにおいて、江戸から大坂の町にやってきた弁蔵と宗次が、泥棒として大きな仕事をすることもままならず焦っていたところ、出会った人たちからチャンスがもたらされるというシーンの撮影が行われていた。お稲荷さん屋やうどん屋の出店の装置などが立ち並ぶ中、エキストラたちが歩き回り、活気に満ちた大阪の盛り場の風景となっていく。そこに颯爽と現れたのが、着物を粋に着こなした松山さんと早乙女さん。熱くてワイルドな設定の弁蔵役の松山さんは、着物の着こなしもワイルドで、歩幅を大きく闊歩。一方、早乙女さん演じる宗次は弁蔵とは真逆、静かでクールな佇まいだ。ふたりは2014年、「劇団☆新感線」の舞台「蒼の乱」で一度共演していることもあり、息はピッタリ。「そのときのふたりの関係性が『ふたがしら』にちょっと似てるんですよ」と早乙女さん。だからこそ、より弁蔵、そして宗次への役作りが深まっている様子だ。また、しこたま酔ったふたりが歩く場面では、いつもクールな宗次もハメを外し過ぎて髷(まげ)まで乱れる、という設定にするなど、入江組は現場で臨機応変なアイデアが飛び出し、より活気を帯びていく。入江監督にとって本作は初の時代劇だが、実はもともと大の時代劇ファン。本作のメガホンを握ることが決まった昨年暮れから、毎日1本は時代劇を見ることを自らに課していたという熱の入れようだ。本作の撮影にもその研究は大いに生かされているようで、さらに京都撮影所のスタッフによる時代劇の手法には、監督自身、感銘を覚えていたという。そんな監督や早乙女さんの様子に、松山さんも、「(連続ドラマとしては)WOWOW初の時代劇で、いままでにない時代劇が生まれると思います」と熱く語り、手応えを覗かせていた。【松山ケンイチコメント】オノ・ナツメさんの原作には、時代劇、盗賊もの、バディもの、若者の成長譚とぼくの好きなものがたくさん詰まっていて、ぜひ映像化したいと希望を出しました。脚本はこれまたぼくの好きな中島かずきさん。原作をまた違った角度から再構築してくださいました。かずきさんの書く台詞は熱くて、気持ちが乗せられます。入江悠監督とは今回がはじめての仕事ですが、これまでの作品も素晴らしく信頼してお任せしています。ぼくらのアイデアも取り入れてくれるので、現場でアイデアを出し合いながら世界観を膨らませています。早乙女太一君とのコンビもかなり面白くなっていますので、お楽しみいただきたいと思います。すでに続編をつくる気満々ですので、よろしくお願いします(笑)。【早乙女太一コメント】盗賊を主人公にした、“いなせ”な時代劇になっていると思います。子どものころから時代劇を舞台で演じてきたぼくにとって、これまでやっていたフィールドとは違うテレビドラマの時代劇、はじめての入江監督との仕事は新鮮で、完成が楽しみです。いままでとの一番大きな違いは、今回は盗賊ということで忍んでいることが多く、得意な派手な立ち回りが少ないこと(笑)。映像経験もさほど多くないため、戸惑いもありますが、映像経験抱負な松山ケンイチさんにいろいろ教えていただきながらやっています。クールな宗次がドラマの中でどんなふうに変化していくか楽しみにしてください。「連続ドラマW ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月17日「さらい屋五葉」など独特の空気感で新しい江戸時代劇を描く漫画家オノ・ナツメの「ふたがしら」を、俳優・松山ケンイチと大衆演劇界のスター・早乙女太一をタッグにWOWOWにて映像化されることが決定。松山さんは本作でWOWOWドラマ初登場となる。豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男・宗次(早乙女太一)は、八王子の飛脚問屋で働いていた。彼らの裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊の一味。「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」のが赤目の仕事。赤目の頭・辰五郎を敬愛する2人は、夜な夜な仲間とともに悪人の屋敷に忍び込み仕事に精を出していた。だがある日、辰五郎は2人の手を取り、「一味のこと、まかせた」と言って息を引き取ってしまう。しかし、姐さんが預かった遺言状には、辰五郎の弟分・甚三郎に跡目を継がせると記されていた。納得のいかない2人は、赤目一味とたもとを分かち、旅立つ決意をする…。本作は、盗賊一味の男たちの巧妙な駆け引きと痛快な騙し合いを描く新感覚時代劇。映像化に挑むのは、『SR サイタマノラッパー』シリーズで注目を集め、その後も『日々ロック』や「KAT-TUN」の亀梨和也主演の『ジョーカー・ゲーム』を手がける新鋭・入江悠監督。そして、ケレン味あふれる粋なセリフ回しとストーリーを紡ぎ出すのは、日本演劇界を牽引する「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずきだ。明るくて豪放な主人公・弁蔵を演じるのは、確かな演技力と圧倒的な存在感で観る者を惹きつける実力派俳優・松山ケンイチ。大河ドラマ「平清盛」以来3年ぶりの連続ドラマ主演となる。一方、弁蔵とタッグを組むクールで色男の宗次役には、「100年にひとりの女形」と言われる大衆演劇界のスターであり、『少年H』、『クローズEXPLODE』、ドラマ「信長協奏曲」などで俳優として目覚ましい活躍を見せる早乙女太一が好演する。主演の松山さんは「時代劇をやれる機会に恵まれとても嬉しく思います。太一君とどんなコンビになるのか自分自身とても楽しみにしています」とコメント。また、「時代劇を撮れるというのは夢のような話」と語るのは入江監督。「子どもの頃から観て育った時代劇の面白さを思い出しながら、時代劇の本場・京都で伝統を学び、新しい一歩となるような作品にしたいと思います。松山ケンイチさん、早乙女太一さんとご一緒できるのが今からとても楽しみです」と撮影が待ち遠しい様子。原作者オノ・ナツメも「自分の作品が時代劇になることは大きな憧れだったので、今回ドラマ化して頂けることになり大変嬉しいです。弁蔵、宗次がどんな風に会話を交わすのか、どんな表情が観られるのか、周りの人物たちとどう渡り合っていくのか、わくわくしながら放送開始を待っております」と大きな期待を寄せた。連続ドラマW「ふたがしら」は6月よりWOWOWにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月26日すみだ水族館は10月5日、トークイベント「生き物はおもしろい!」を開催する。○"理系アナ"桝太一氏のトークイベントを開催同イベントは、日本テレビアナウンサー・桝太一氏の著作「理系アナ桝太一の生物部な毎日」(岩波書店、840円・税別)の出版を記念し、開催されるもの。桝太一氏は、1981年千葉県生まれ。東京の麻布中学校・麻布高等学校を経て、東京大学理科二類入学、同大学農学部水圏環境専修卒業。同大学大学院農学生命科学研究科修了後の2006年、日本テレビに入社した"理系アナ"となる。当日は、同館のサンゴ水槽に関わりの深い同氏と、サンゴ水槽のアドバイザーを務めるサンゴ養殖の第一人者・金城浩二氏の特別なトークを楽しめる。生き物が大好きな2人が"生き物のおもしろさ"を語るトークイベントとなる。開催日時は、10月5日 10時30分~11時30分。場所は、すみだ水族館内(東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F)。料金は無料(水族館への入場料別途)。
2014年09月30日ビジネスパーソン向けイベントコミュニティ「SHAKE100(シェイクハンドレッド)」で1月21日、経済ジャーナリスト 木暮太一氏と、元陸上選手でスポーツコメンテーターを務める為末大氏による『「頑張ってもムダ」は本当か!? ~僕らが生きるこんな時代の戦い方~』が行われた。前回に引き続き、『あきらめる力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』(プレジデント社/1,500円+税)を著した為末さん、『カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話』(サンマーク出版/1,500円+税)著書である木暮さんの話の中から、生きていく方法論を探っていく。○才能がない人はどうやって生きていったらいいのかまずテーマとして掲げられたのは「才能がない人はどうやって生きていったらいいのか」。木暮「僕自身はあんまり才能がないと思っているんですよ。人の何倍もかけないと同じことができなかったり、細かいところをミスしたり、要領が悪いんですよ。新人のころは『怒られ侍』というあだ名がついたくらい(笑)」為末「開き直り力って大事だなって思うんですよね。『僕の弱点はこれです』と開き直った時点で、ある種の価値がある。自分の欠点を隠しながら生きてる方がつらい気がします。自分の欠点を指摘してもらって、あだ名にしたりする方が、ポジショニングできますよね」昨今のアイドルでも「センター」を狙わずに自分のポジションを見つけることが多くなってきたのではないかと指摘する木暮さん。それを受けて、為末さんは「キラキラした場所を諦める」ことでもあると語る。為末「僕はいまだに100mをうらやましく思うことがある。でも諦められないでいたら、多分ハードルでの成功もなかったでしょう。そのときに僕が本当に戦っていたのは『みんなに最も尊敬されるポジションをとりたい』という気持ちです。プライドが高い方だったので、『みんなにほめられてー!』という気持ちをぐっと我慢して、光から振り向いて1人ニッチな戦いに行って…これ実はみんな頭ではわかっていて、心と戦えるかにかかっている気がしますね」本当に王道の道で戦い、逆転ホームランで勝てる場合も存在するが「宝くじを買うときは当たる確率を知っておかなければならない」と持論を展開。2名に共通しているのは、自分の弱さやできなさを認めた上で戦略的な選択を行っていることだそう。「確率をねじまげて挑んであとあと後悔するのはよくない」(為末さん)、「成功者バイアスというのがあって。成功事例しか見えてないので、同じ場所に行けば勝てるように見えてしまう。そういうのは正しくないと思います」(木暮さん)と、分析した。○自分の分野はどうやって決めたらいいのか続いて出たのは「自分の分野はどうやって決めたらいいでしょうか」という質問。木暮「自分の分野って僕自身まだ決まってないんです。今もたまたま通過点だと思っています」為末「僕もあまり決まってないですね。1個決まってるのは『生き残る』でしょうか」木暮「生き残るために何をしましたか?」為末「勘違いしないことですね。スポーツ選手は引退したとき、このままこの華やかな世界が続いていくのではないかと勘違いするんです。でも実際はただの人なので、自分が弱者だというところからスタートしないと。実は引退時会った人に必ずした質問があります。『もしあなたが私だったら何をしますか』『僕はどうしたらいいでしょう』という2つで、合計200~300人くらいに聞きました(笑)。きっと、やかんは自分がやかんだって知らないと思うんです。なので、ぼくの使い道を教えてくださいと聞いていきました。そうすると、『あなたはポットに見える』『あなたは包丁に見える』とか教えてくれるんですよね」木暮「今、為末さんのおっしゃったことと同じことをマルクスが言ってるんですよ。マルクスは、世の中で商品になるものには2つの要素が必要だと言っています。1つは『積み上げ』。そのものを誰もが手に入れられるなら商品にはならなくて、何かが手を加えたり経験を積んだりするから商品になるんです。もう1つは『他の人にとって価値がある』こと。引退したスポーツ選手は、今までの積み上げはあるのですが、それだけでは商品にはなり得ない。他の人から見てどうなのかが必要になるのでしょう。経済学的にすごく正しいですね」為末「みんなあまりにも意志の力を信じすぎている気がしていて。ビジョンや意志が世の中を動かすと言う人が多すぎる。そんなものなくても、生き残っていく可能性を探っていくのが大切だと思いますね」○やる気は有限、使うとなくなる!また最後には「勝つことが難しいところでどうやってモチベーションを保つべきか」という質問が。為末「ずっと自分を引き上げてる状況って人間疲れますよね。人は揺らぐってことを覚えておいてほしいんです。晴れの日も雨の日もあるけど、それなりにやっていこうと。技術も揺らぐんですよね。昨日はうまく走れたけど今日はできなかった。でもまた波が来るよって楽観的に考えている方が良いと思います」木暮「これは僕の持論ですが、やる気は有限で使うとなくなるんです。なのでやりすぎると、一気に消費してなくなり、次の日にやらなくなるんです。僕はやる気があるときほど、あえてすぐにやらないでじらすという方法をとっています(笑)」才能や自分の分野など、仕事をして生きていくうえで誰もが悩むところ。自分の実力や需要を把握して、だめなところも認めることで道が拓けてくるのかもしれない。現代を生き抜くためのヒントが見つかるイベントだった。
2014年03月10日