「世界フィギュアスケート選手権2016」にゲスト出演することも決まった五輪銅メダリストの高橋大輔が、先日発表された芥川賞作家・又吉直樹に続き、「NEWS ZERO」の月一キャスターを務めることが分かった。昨今のフィギュアスケート人気を第一線で牽引してきた高橋さん。2010年、バンクーバー五輪で銅メダルを獲得し、同年のトリノ世界選手権では日本人初の世界チャンピオンとなった。また、2012年のグランプリファイナルでは日本人初の金メダリストに。2014年のソチオリンピックでは6位入賞を果たし、五輪3大会連続入賞という日本人選手初の快挙を成し遂げた。そして、この4月からはZEROキャスターとして、又吉さんと同様、月に1回程度のペースで定期的に「NEWS ZERO」に出演する。高橋さんが取材をするのは、ずばり「一流エンターテイメント」の裏側。広い世界を舞台に、華麗なるスケーティングとジャンプ、そして“世界一”と称されたステップで人々を魅了してきた高橋さんだからこそ感じることのできる、様々な分野のアーティストたちのこだわりやその凄さを伝えていく。初回出演は4月14日(木)を予定。今回の起用に高橋さんは、「不安も沢山ありますが、精一杯頑張ります。エンターテインメントの世界を勉強させていただき、感じたことや経験したこと、そしてエンターテイナーの様々な想いを皆様にお伝えできれば幸いです」とコメントを寄せている。頂点を極めながら、その苦悩や挫折をも知る高橋さんだからこそレポートできる「一流エンターテイメント」の裏側に、期待していて。「NEWSZERO」は毎週月~木曜23時~放送、毎週金曜23時30分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日昨年BSプレミアムにて放送された「アナザーストーリーズ運命の分岐点」が、4月より再スタートすることが決定。そしてこのレギュラー放送を前に、番組ナビゲーターの真木よう子がマリリン・モンローの“知られざる戦いを”追う拡大スペシャル「マリリン・モンロー たった一人の反逆」も放送されることが明らかになった。本番組は、2015年4月よりNHKBSプレミアムにて放送されていた、誰もが知る出来事の“知られざる真相”にマルチアングルで迫る歴史教養ドキュメンタリー番組。4月のレギュラー放送を前に今回放送されるスペシャル番組は、ロサンゼルスで20世紀最大の“セックスシンボル”マリリン・モンローの知られざる真実を、実際に真木さんがロサンゼルスに行き追うというもの。1962年8月5日、36歳の若さで、ベットの上で全裸で死んでいるところを発見されたマリリン、その絢爛豪華な人生遍歴の裏側で、彼女は何と闘っていたのか。マリリンの恋人役として映画で共演した俳優ドン・マレー、マリリンの最晩年を撮った写真家など、ゆかりの人々を訪ね歩き、いまもなお世界を魅了し続けるマリリンの知られざる「光」と「闇」のアナザーストーリーを浮き彫りにしていく。また本番組では、大胆なヌードで大衆を挑発し、女優生命をかけた映画会社との闘いなど、マリリンの激動の半生に触れた真木さんが、“売れない時代の思い”や“演ずることの怖さ”、“女優としての葛藤”など、普段語ることのない想いを明かしながら進んでいくところも見所のひとつだ。今回ロサンゼルスにてロケを行った真木さんは「本当に楽しかったです。訪れたところは全部魅力的でしたが、特に印象的だったのは、実際にマリリンが眠っているお墓。それから、本場ハリウッドの映画セットの中に入ったときは感動しました」と語り、また今回のロケでマリリンについて魅力が深まったと話す真木さんは「マリリンの弱さや強さ、彼女の言葉や書いた詩、そして行動…。女優として、そして1人の女性として共感できるところがたくさんありましたし、彼女のことがより一層好きになりました。彼女にもっと寄り添いたいという気持ちが湧いてきて、ロサンゼルスを離れるときには悲しくなるほど、彼女に寄り添ったような感覚があります」と知れば知るほど魅力を深く感じるとコメントした。マリリンのゆかりの地や人々を訪ね、その光と闇を浮き彫りにしていくスペシャル番組。新たなマリリンの真実と共に、真木さんの想いも知ることができそうだ。アナザーストーリーズスペシャル 「マリリン・モンロー たった一人の反逆」は3月26日(土)21時30分~NHKBSプレミアムにて放送。「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」は4月6日(水)21時~NHKBSプレミアムにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月05日詩人・小説家の室生犀星の晩年作「蜜のあはれ」を二階堂ふみ主演で映画化する『蜜のあわれ』。この度、二階堂さん演じる金魚である少女・赤子と真木よう子演じる幽霊・ゆり子の怪しげなふれあいを収めた場面写真が解禁。さらに石井岳龍監督が2人の魅力についても語った。赤子(二階堂ふみ)は、ある時は女、ある時は尾鰭をひらひらさせる、真っ赤な金魚。赤子と老作家(大杉漣)は共に暮らし、夜はぴたっと身体をくっつけて寝たりもする。「おじさま、あたいを恋人にして頂戴。短い人生なんだから、愉しいことでいっぱいにするべきよ」「僕もとうとう金魚と寝ることになったか」と奇妙な会話を繰り広げる2人は、互いに愛を募らせていく。そんな或る時、老作家への愛を募らせこの世へ蘇った幽霊のゆり子(真木よう子)が現れる。作家の芥川龍之介(高良健吾)、金魚売りのおじちゃん・辰夫(永瀬正敏)が3人の行方を密かに見守る中、ある事件が起きて――。監督には、『シャニダールの花』などの映画だけにとどまらず、PVなど様々なメディアで活躍する石井監督。石井監督は、作者・室生氏自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚・赤子との無邪気かつエロティックな触れ合いを幻想的に描いている。自分のことを“あたい”と呼ぶ赤子役には、『オオカミ少女と黒王子』『ふきげんな過去』など主演映画の公開を控える二階堂さん。共演には、老作家役の大杉漣、幽霊・ゆり子役の真木さん、文豪・芥川龍之介役の高良健吾、金魚売りの辰夫役の永瀬正敏といった個性派俳優が脇を固めている。今回解禁されたのは、赤子がゆり子に膝枕され、肩に手置き頭を撫でられているワンシーン。赤子とゆり子の怪しげな触れ合いが、ただならぬ雰囲気を醸し出している。老作家の昔の女の幽霊役を演じた真木さんは、赤子とのシーンについて「おじさまの浮気が発覚し泣きわめく赤子に対して、ゆり子が慰めるシーンは、すこし男性的な感性が働いたと思います。それは純粋に、赤子に魅力を感じたからこその、自然な流れでした」と撮影をふり返った。また石井監督は、原作ファンで主演を熱望していた二階堂さんについて、「恐るべき女優さんですね。会った瞬間から、この人は赤子だと思いました。いま日本の女優さんの中でこの役をやるなら、二階堂ふみさん以外にはありえないと思います。」と絶賛し、「自分の意見もきっちり伝える、非常にしっかりとした大人の部分と、自由奔放な子どもぽい部分を併せ持っている方ですね。なおかつ役に憑依するタイプで、リハのときからリミッターを越えた完成度で入り込んでいた」とも語っている。そして真木さんについては、「今回、幽霊だけど人間的な感情もあって一番難しい役柄だったと思うのですが、編集してみると感情が繋がっていてさすがでしたね。幽霊なのに、『心臓が止まるかと思った』とかおかしいセリフも、絶妙なお芝居になっておりました」と演技力に感心していた様子。さらに監督は、「ほかのシーン同様、難しい役の微妙な感情の揺れの振幅を、お二人ともそれぞれの固有のやり方で的確に掴んで、感情を味わい深く葛藤させ交錯させています。二階堂さんのあくまで金魚としての無邪気な好奇心と言動と人間的エロスに対する幼稚さゆえの戸惑いと、真木さんの幽霊でありながらも生前のエロスが徐々に蘇り灯がついてゆく複雑な戸惑いの、感情表現のぶつかり合いが見事で、鑑賞していると何かこう体の奥の方がゾクゾクぞわぞわしますね」と改めて2人の色気に魅了されたと語っている。二階堂さんと真木さん2人なくしては成立しないと監督が絶賛する本作。そんな“金魚と作家と幽霊”が織り成す艶やかで濃密な恋の物語に期待したい。『蜜のあわれ』は4月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月17日俳優の松坂桃李をはじめ、女優の真木よう子、「氣志團」の綾小路翔を起用した「キリン 氷結」の新CMが登場。「あたらしくいこう」をコンセプトに、綾小路さんはツッパリじゃない“スッピン”、真木さんは加藤茶と“ヒゲダンス”、松坂さんは男らしい“瓦割り”と、これまでの世間のイメージを覆すような新しい自分を披露していることが分かった。それぞれが新たなイメージを打ち出し、フレッシュな姿を見ることができる今回の新CM。「綾小路 翔」篇では、孤高の“ヤンクロックバンド”「氣志團」の誇り高き団長としてリーゼントにサングラス姿がおなじみの綾小路さんが、突然「オレもつっぱってきたけど、素直になってみるか?」と発言するところからスタート。そして姿を現したのは、いつものスタイルを脱ぎ捨て、白いカーディガンとシャツに身を包んだ、スッピン顔の綾小路さん。これまでSNS上では何回か披露したことはあるものの、TVCMでスッピン顔を見せるのは初めて。綾小路さんはカメラ前で本気で照れていた様子だったが、セリフはなしでお辞儀をしてみたり、もう一度「綾小路 翔です」と名乗ってみたりと、さまざまなパターンの演技を見せていたという。また、「真木よう子」篇では「私のこと、クールな女だと思ってます?」と問いかける真木さんが、「甘いなー」とひと言。場面が転換すると、“元祖”加藤さんと共に、タキシードに口ひげを付けて登場、お馴染みの音楽に合わせ、コミカルな動きでまさかのヒゲダンスを踊り出す!伝説のヒゲダンスは、加藤さんのリードで真木さんも思わずノリノリに。加藤さんがカメラに近づいてきてアピールすると、次に真木さんが負けじとおどけてみせるなど、2人の動きが面白すぎて、監督が「カット!」をなかなかかけられなかったほど。クールな“姐御”イメージのある真木さんの、キュートでお茶目な姿は必見だ。さらに、「松坂桃李」篇では、周囲からなぜか(!?)「惜しいよね」と言われるという松坂さんが爽やかなスーツ姿で登場。「いや、結構、自覚あるんですけど…」というものの、その姿のまま瓦割りに挑戦する!瓦割りは以前、映画の舞台挨拶で披露したことがあるという松坂さん。撮影では、プロの指導のもと何度もチャレンジし、そのすべてを成功させていたというからさすが。冒頭の少し頼りなげな演技をする場面では、アドリブでスタジオが爆笑になる一幕も。とはいえ、10枚もの瓦を1回で見事に叩き割った後の、松坂さんの得意げなドヤ顔は要チェック。「キリン 氷結」新CM「綾小路 翔」篇、「真木よう子」篇、「松坂桃李」篇は2月16日(火)より全国にて放映予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日女優の真木よう子が27日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた第28回東京国際映画祭特別招待作品『劇場版 MOZU』(11月7日)のワールドプレミア舞台挨拶に登場。終盤で突然、ヒールを脱いで共演者や観客を驚かせた。警視庁公安部の捜査官・明星美希を演じた真木は「人間ドラマあり、アクションあり、だけど一番最後にホッとするような終わり方をしていると思うので、今宵みなさんの夜が幸せな夜になることを…」と映画の魅力を語っていた途中で、「ダメだ」とストップ。「英語で言いづらいことを言ってやろうと思ったけど」と、海外メディアのために同席していた通訳泣かせな発言で笑わせた。印象的なシーンを聞かれると、「今までにない、香川さん演じる大杉と居酒屋で2人でベロベロになって夜飲んでいるシーンがあって、新鮮で楽しかった」と答え、「あとは(西島演じる主人公)倉木とちょっと触れ合います…」と意味深な発言をした。最後のあいさつでは「音とかいいんですよね、ココ。すごい迫力だと思います。びっくりすると思います。なので楽しんでいってください」と呼びかけ、直後にふらふらっと足元をふらつかせた真木。すると突然、ヒールを脱ぎ、共演者も観客も報道陣も驚かせた。隣にいた池松壮亮は「真木さんが疲れちゃってヒール脱いじゃったので、簡潔に終わらしますけど…」と言って笑わせ、「本当に楽しんでいってください」と言葉通り簡潔にあいさつ。真木はその後、しゃがんで靴をそろえるなど、最後までマイペースだった。同作は、逢坂剛氏の警察小説『百舌シリーズ』をTBSとWOWOWの共同制作でドラマ化した『MOZU』の劇場版。主人公・倉木(西島秀俊)が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描き、すべての事件の黒幕である"ダルマ"(ビートたけし)との対決が繰り広げられる。
2015年10月28日室生犀星の晩年の小説を、二階堂ふみ&大杉蓮主演で映画化する『蜜のあわれ』。このほど、本作に女優の真木よう子が出演していることが明らかとなった。自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、とめどないおしゃべりをして毎日を過ごしている。ふたりはかなりきわどいエロチックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に寝たりもする。しかしなにやら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体がわからず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚…。赤子と老作家が仲睦まじく暮らしていたところに、老作家の過去の女(真木よう子)が現れて…。徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星の小説「蜜のあはれ」を、『生きてるものはいないのか』『ソレダケ/that’s it』の石井岳龍が監督を務め実写映画化する本作。すでに発表済みのキャストとして、妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子に二階堂さん、赤子と共に暮らす老作家に大杉さんが配役され、その独特の世界観の映像化が期待されている。このほど真木さんの配役が決定したのは、大杉さん演じる老作家の過去の女である怪しげな幽霊・田村ゆり子役。二階堂さんと大杉さんがそれぞれ演じる“金魚”と老作家、そして真木さん演じる“幽霊”との三角関係が展開されるようだ。今回の出演に際して真木さんは、「今回演じたのは幽霊役なんですが、監督からは『感情がないわけではないんだけれども、どこか生と死の狭間を演じてほしい』と言われて。そんなこと言われてもできないですよね(笑)。だからこそ役者としてはやりがいがあって、今まで演じたことのない役どころなので面白いなと思い演じました」と、幽霊役を演じるやりがいについて語っている。さらに石井監督は、「この役はとても難しかったと思います。幽霊だけど普通に見えるし、でもやっぱり幽霊だし、ギャグなのかシリアスなのかよくわからないオフビートな会話もたくさんあるし。私的も、どう演出したらベストなのか迷った時もありましたが、ご本人はさすがに演技勘が鋭く、天然でお茶目な面もあり、最終的に繋がってみると、ぴったり彼女ならではのキャラにハマって見え、さすがでしたね」と、真木さんの演技に賛辞を送っている。映像化が困難ともいわれた室生犀星の超現実主義的小説を実写化する本作は、室生氏の地元である石川県金沢市・加賀市を中心に富山県でもロケを敢行。二階堂さんの“金魚”と真木さんの“幽霊”がどんな世界観を作り出しているのか、大いに期待がかかる。『蜜のあわれ』は2016年公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月27日ポニーキャニオンは8月19日、ブルーレイ&DVD「高橋大輔 The Real Athlete」を発売する。フィギュアスケーター・高橋大輔さんは、バンクーバー五輪で、日本男子フィギュアスケート界初めてとなるメダルを獲得した。その後もソチ五輪に日本代表として出場。世界選手権や全日本選手権などでも数々の実績を残す中、2014年に惜しまれつつも現役引退を表明した。同商品には、高橋さんの20年に及ぶ軌跡を記録したドキュメンタリーと、数々の名演技を収めた。本編には、2001Season~2014Seasonの世界選手権や全日本選手権、五輪での演技を含む全16演目をノーカットで収納。ファンからの要望も高い「2010年バンクーバーオリンピック FS 映画『道』より by N.ロータ」や、「2013年世界選手権 SP『月光』」、「2012年世界選手権 FS Blues For Klook by E.ルイス」も含まれている。ドキュメンタリーは、膨大な資料映像とインタビュー映像の中から、高橋さんのスケート人生の始まりや、初の日本王者となりその後ソチ五輪に出場するまでの覚悟や努力、ケガと戦う様子なども収めた。特典として、全日本選手権エキシビジョン集やメイキングの映像、オリジナルフォトブックの封入も予定している。価格は8,000円(税別)。※「高橋大輔」の「高」の字ははしご高
2015年07月24日6月6日、Apple Store, Omotesandoにおいて、「旅するように生きる、モバイルボヘミアン」と題して、実業家の本田直之氏と、執筆家の四角大輔氏のトークショーが開催された。海外と日本を行き来して自由に生きるお二人のライフスタイルと、それを支えるテクノロジーとの活用法など、21世紀流のライフスタイルを示唆する内容の濃い1時間となった。○「ノマド」はワークスタイルではなくライフスタイルだった四角大輔氏はレコード会社で約15年、アーティストのプロデュースを手掛けた後、2010年にニュージーランドに移住。以来、ニュージーランドの湖畔に住まいを設け、ほぼ自給自足の生活を送りながら、ニュージーランドに9カ月、日本に3カ月程度と、移動しながらの生活を送っている。本田直之氏も同様に約16年のサラリーマン生活の後、2007年にハワイに移住して趣味のサーフィンを楽しみつつ、東京とハワイに拠点を持つ「デュアルライフ」を実践している。お二人とも、海外と日本を飛び回りながら、執筆業やコンサルタント、企業のアドバイザーなどとして八面六臂の活躍をされている。2009年から四角氏はご自分の会社を「レイクエッジノマド」と名付け、本田氏は著書に「ノマドライフ」があるなど、いわゆるノマドとよばれるワークスタイルに精通しているように見えるが、実は現在のノマドという言葉の使われ方には不満があるという。もともと、両氏は仕事をするためにノマドスタイルを取ったのではなく、世界中を飛び回り、自分のやりたいことだけをやりたい場所でやるライフスタイルとして「ノマド」という言葉を使い始めたという。それが、いつの間にか、喫茶店で仕事をするワークスタイルを表す言葉になってしまったというのだ。本田氏は、ノマドライフの次にくるライフスタイルを表す言葉として今回のトークショーのタイトルにもなっている「モバイルボヘミアン」という単語を挙げ、「ノマドはどこでも仕事ができる人だとすれば、モバイルボヘミアンは、仕事と遊びの垣根がなくなっていて、食べるためだけにする仕事がなくなっている状態」だと説明する。そのふたつの最大の違いは、「仕事をしているときは真面目な顔をしているが、仕事と遊びの境がなくなって好きなことをやっているから、ニコニコしながら仕事をしている」ことだという。仕事をどうするかといった働き方を軸にするのではなく、どういう生活を行うか、どう生きるかというライフスタイルを軸に考えた末に、夢を叶えるために日本を飛び出して、趣味と仕事を楽しみながら両立させる本田氏や四角氏のライフスタイルは、まさにモバイルボヘミアンというに相応しいだろう。○アップル製品はライフスタイルデバイス四角氏はもともと大のアップル好きだったが、2008年に日本でiPhone 3GとMacBook Airと「運命的な出会い」をしたという。軽く、どこにでも持ち歩けるMacBook AirやiPhoneの存在のおかげで、机に縛られることなくどこでも仕事ができる自由が得られたのだ。そんな四角氏はアップル製品を「ライフスタイルデバイス」と定義づけた。四角氏は、「アップル製品は単に効率を高めることを追求するのではなく、iTunesなどに代表されるように、使う人のライフスタイルを向上させるところがいい」という。本田氏はもともとザウルスやPalmなどの電子手帳やPDAといったデジタルガジェットを使ってきたが、当時は不十分だったとのこと。それが2007年に移住先のハワイでiPhoneと出会い、大きく変わる。「今はMacBookやiPhoneがあれば、世界中どこでも仕事ができる。世界中を移動して活躍している人は、みんなMacBookやiPhoneを使いこなしている」と、世界中にMacBookやiPhoneを活用しているモバイルボヘミアンがいることを紹介した。四角氏は2008年当時はMacとiPhoneでの仕事の割合は8:2程度だったものが、2015年の現在は5:5程度までiPhoneへの依存度が高まっており、これは今後さらに上がっていくだろうと予想する。本田氏も、「2005年当時にはiPhoneがなかったが、当時10年後の2015年がこのような社会になるとは誰も想像していなかった」と指摘。5年後、10年後がどうなっているかは誰にも予想が付かず、Apple Watchなどのウェアラブル端末も大きな役割を果たすだろうと予想した。○テクノロジーを活用して可能性を広げるお二人とも、自分らしいライフスタイルを追求した上でのノマドスタイル、モバイルボヘミアンとなったわけだが、その実現にはテクノロジーが大きな役割を担っているという。たとえば本田氏も四角氏も、請求書の起票などの事務作業が大の苦手。本田氏はあまりに請求書を溜め込んだ挙句、請求書の代筆業を見つけて、そこにアウトソーシングすることに決めたという。こうしたアウトソーシングは、そういう仕組みを知っているかどうかが分かれ目ではあるが、今はインターネットで簡単に見つけられる。そうやって残った時間を、自分にしかできないことに集中するべきだというのだ。四角氏は「その人にしかできないことに集中していることがアーティスト状態」と表現し、それこそが人間のあるべき姿だと力説する。四角氏はレコード会社勤務時代を例に挙げて、デビュー前のアーティストはライブの準備から物販までなんでも自分でやるが、デビューが決まったと同時に細々した雑務をレコード会社が引き受けてあげると、とたんに創造性が急速に伸びることを紹介。「アーティストに請求書を書かせるわけがない」と、余計な雑務を排除することでクリエイティビティを伸ばすことが大事であることを説明した。また両氏とも、今はiPhoneやMacのようなデジタルガジェットや、インターネットのサービスを駆使することで、以前であれば大きな会社でのプロジェクトでなければできなかったような仕事も、個人がこなせる時代になってきたと指摘。テクノロジーの力を最大限に生かすことで、自分がやりたいことに専念することが大切だと語った。○人生は旅と同じ四角氏は最近、80kmの山道を走破する冒険をおこなってきたばかりだという。この行程では自分であらゆる荷物を持って歩かねばならないため、準備するときにはグラム単位で荷物を厳選し、「あったら便利なもの」を捨て、本当にギリギリ最小限の荷物にまで削ることが重要なのだという。これはお二人のライフスタイルにも共通することで、シンプルに生きるためには物を増やさないことが大事だとする。本田氏は会社を設立するとき、機能を削ることを第一に考え、営業をせず、人を雇わないことを第一に考えたという。これは人を雇うことで上下関係になることを嫌い、人間関係は横のネットワークで、パートナーとして構築したいと考えたからだという。四角氏は「モノも人脈も、本当にこれは必要なのか?と厳選していく。東京に来ている時も時間がないから、本当に会いたい人、本当に会わなきゃいけない人だけに会うよう、厳しく考える」と、絞り込むこと、削ることで身軽なライフスタイルにすることが、生活のモビリティを高めるうえで大切だと説いた。また、本田氏は「人生にはフェイズ(段階)がある」と指摘。お二人とも、15年以上の会社勤めを経て、学生時代から「いつか海外に移住したい」という夢を叶えており、「会社員として頑張るフェイズだってある」と、一足飛びに焦る必要がないことを説明。一方で、「個人の能力も大事だけど、テクノロジーをどう活かすかも大切。若い人のチャンスはとても大きい」と、自分らしさを追求したい若者たちへのエールも忘れなかった。***お二人が実践するモバイルボヘミアンは、必ずしもすべての人が真似できる生き方ではないとは思うが、クリエイティブな仕事をする人にとって、苦手をアウトトーシングしてでも自分の得意分野に専念するというのは、大いに参考になる話だろう。また、たとえば田舎に移住して活動したいと考えている人にとっても、ゼロからその生活を目指すのではなく、人生のある程度までを準備段階とし、その先を自由に生きるというのは、現実に実行可能であり、かつ魅力的な生き方だ。今回のトークショーは、こうした人々にとっても大きなヒントになったと思う。そして、何よりこうした生活を支えるため、デジタルデバイスやテクノロジーを活用するというのが、なんとも現実的であり、説得力のある話だった。テクノロジーによって人間の可能性を広げ、人間らしさや創造性を高めるというのは、まさにアップル製品が目指すところに合致する。MacやiPhoneといったアップル製品の魅力や可能性の新たな一面を見せられたトークショーだった。
2015年06月16日竹内結子、真木よう子、水川あさみ。魅力的な表情と抜群の演技力で着実にキャリアを重ね、数多くの映画やテレビドラマで活躍をする人気女優である彼女たちが、自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていたのだろうか…?女優本人がパラレルワールドの世界で生きる本人を演じる、まったく新しいタイプのドラマ「かもしれない女優たち」が6月23日(火)に放送される。とあるスタジオ玄関に颯爽と入ってくる女優・真木よう子、水川あさみ、竹内結子。これまでの経歴や代表作品などを振り返りながらも、視聴者はもうひとつの世界へと導かれる――。「もし売れていなかったら」という設定のパラレルワールドで、巻き起こるさまざまな出来事。本作の中で真木さんはバーでアルバイトをしながら、エキストラ同然の端役を演じる日々、水川さんは同い年で共に女優を目指していた友人・奈緒が順風満帆に重要な役をつかんでいることに不安と嫉妬を感じる日々を送っているという設定。さらに竹内さんは出版社で雑誌編集の仕事につき忙しい日々を送る一方、会社帰りに彼氏とデートするなど充実した生活ぶり。そしてある日上司から、知り合いが描いたという漫画の書籍化の仕事を指示される――。ドラマの脚本を務めるのは、昨年手がけた連続ドラマ「素敵な選TAXI」(関西テレビ)で「第3回市川森一脚本賞」を受賞した芸人・バカリズム。ピン芸人としての完成度の高いネタだけでなく、脚本力も絶賛されたバカリズムが次に仕掛けるのは、バカリズムが各女優に「もし違う人生を歩んでいたら何をしていたと思うか?」と過去の人生経験やエピソードなどをインタビューし、そこに彼の創作を融合させるという画期的なドラマとなっている。そんな意表をつく設定のドラマの監督は、Perfumeやサカナクションなど、人気アーティストのミュージックビデオで手腕をふるっている新進気鋭の映像ディレクター・関和亮。「第14回文化メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞」を受賞し、国内外から評価を集めている、いま最も勢いのあるクリエーターが初めてテレビドラマの演出に挑む。今回の発表にあたり、「台本を読んで、バカリズムさんは普段こんなことを考えているのかと、油断ならない方だなと思いました(笑)。私自身の素のような、素じゃないような、どこからがお芝居なのかボーダーが見えなくて不思議な感覚です」(竹内さん)、「バカリズムさんらしい独特なセリフの言い回しが詰まった台本なので、それをいかに私が面白く演じていけるのかなという難しさを感じました。漫画家になりたかったという、私の小さいころの夢がこのドラマに生かされています。これからいろいろなシーンを撮影していくと面白くなりそうな予感がしています」(真木さん)、「私が私を演じるという、フィクションなんですけどちょっとドキュメンタリーのような要素もあり、自分という人物を行ったり来たりしているような、経験したことのない感覚です。この作品は今までにない新しいことに挑んでいるドラマです」(水川さん)と、3人とも“自分自身を演じる”というこれまでにない経験に戸惑いつつも、撮影を楽しんでいる様子。脚本のバカリズムさんは「3人の素敵な女優さんたちの“かもしれない”世界を勝手に妄想して書かせていただきました。“かもしれないなあ”と思いながら気軽に楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せた。どこか本人らしいなと思わせるセリフだけでなく、意外なギャップを見せる部分なども、本人役のキャラクターに投影されている本作。バカリズムさんが作り出す独自の世界観の中で、随所に散りばめられた小さな“仕掛け”にもぜひ注目を。「かもしれない女優たち」は6月23日(火)22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日映画『脳内ポイズンベリー』が5月9日(土)に公開を迎え、主演の真木よう子をはじめ、西島秀俊、吉田羊、神木隆之介、浅野和之、桜田ひより、古川雄輝、成河の主要キャスト8名と佐藤祐市監督がそろって舞台挨拶に登壇した。舞台挨拶その他の写真水城せとなの人気漫画が原作で、30歳の優柔不断な主人公・いちこの生きる現実パートと、彼女の行動を決定する5人のメンバーによる“脳内会議”のパートに分かれて物語は展開。会議での決定に沿って、迷えるいちこの恋が描かれる。真木は公開を迎え「昨日からずっとワクワクしていました。やっとこの日がやってきました」と晴れ晴れとした表情で語る。映画にちなんで脳内が大騒ぎになった、甘酸っぱい思い出を尋ねると「中学の時、2コ上の先輩の第2ボタンをもらおうとしたけど、もうなくなってたという甘酸っぱい経験があります」と初恋の甘酸っぱい思い出を明かした。真木演じるいちこの恋人を演じた古川は、同じく中学時代のエピソードを甘酸っぱい思い出として明かしたが「初めてのデートですね。『いま、手を繋いでいいのかな?』とか脳内会議をしながら(笑)。手汗がすごかったです」とこちらは甘酸っぱくも上手くいった恋の思い出で会場を沸かせた。さらに映画にちなんで思い出したくない“黒歴史”を尋ねられると、脳内会議のシーンのエピソードとして吉田は「脳内会議チームはすごく仲が良かったんですが、もっと仲良くなろうとあだ名を付けて呼ぶようにしたんです。神木くんは“神木キュン”、浅野さんは“パイセン”、ひよりは“ひよひよ”、私は“姐さん”。西島さんは『“秀坊”と呼んでくれ!』と言ったんですが、ついぞ誰も呼ばず…。これには黒歴史の付箋を貼りました」と西島の黒歴史を暴露。だが、西島は「『秀坊と呼んでくれ』なんて言ってない(笑)」と慌てて吉田の証言を否定する。吉田は「覚えてないんですか…?」と返したが真相は藪の中で、会場は爆笑に包まれる。年齢もバラバラの脳内会議メンバーの和気あいあいとしたムードをうかがわせた。『脳内ポイズンベリー』公開中
2015年05月09日俳優の哀川翔とお笑い芸人の宮川大輔が8日、東京ドームで開催された北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦で始球式を行った。この企画は、哀川の芸能活動30周年記念として制作された品川ヒロシ監督映画『Zアイランド』が5月16日に公開されることを記念して行われたもの。イベントのために、"翔"と書かれた私物ミットを持参し、芸能生活30周年にちなんで"30"の背番号を携えたユニフォームを着用した哀川。「マウンド立ったら、キャッチャーのミットしか見てないから。そこ目指して、まっすぐストレートにいきます!」と意気揚々とマウンドに向かった。東京ドームのバックスクリーンに、映画『Zアイランド』の予告映像が流れると、バッターボックスに、絶対死なないスーパー人間=Z役の宮川大輔がZ軍団を率いて登場。哀川が「覚悟しろよ!」と闘争心をみなぎらせると、宮川も「シャー!」と威嚇。哀川が投じたボールが宮川の体に直撃すると、怒りを隠せないZ軍団も巻き込んだ乱闘騒ぎに発展し、会場は大興奮に包まれた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた哀川は、「いや~真ん中に入れてやろうと思ったのに、当たっちゃったよ! 100キロくらいスピード出てたと思うんだよね! (宮川に向かって)大丈夫だった!?」と宮川を気遣った。一方、デッドボールをまともにくらった宮川は「全然大丈夫です! でも痛かった~…今日は軟球でしたけど、これ硬球だったら僕死んでましたよ!」と焦りつつも、「あそこで当てるのがスター哀川ですよね」と会場を盛り上げた哀川をたたえた。映画『Zアイランド』は、絶海の孤島・Zアイランドで、元ヤクザの組長・宗形(哀川)たちが、"Z"ことゾンビ化した感染者とサバイバルゲームを繰り広げる。共演者には宮川をはじめ、女優の鈴木砂羽、お笑い芸人の木村祐一、湘南乃風のRED RICE、俳優の風間俊介、窪塚洋介、鶴見辰吾、歌手のシシド・カフカらが名を連ねる。(C)2015「Zアイランド」製作委員会
2015年04月09日5月9日公開の映画『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会が8日、東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、キャストの真木よう子、西島秀俊、神木隆之介、吉田羊、桜田ひより、浅野和之、古川雄輝、成河と佐藤祐市監督が出席した。水城せとなの同名漫画(集英社刊)を実写化した本作は、アラサー女性のリアルな心情を擬人化して描くラブ・コメディー。年下の早乙女(古川)に恋するいちこ(真木)は、仕事相手の越智(成河)からのアプローチに心が揺れ――というストーリーで、いちこの"脳内メンバー"を西島、神木、吉田、桜田、浅野の5人が演じている。最近はクールな役が多かったという真木は、「楽しかったです。これを機にこういう役をやっていけたら」とコメディエンヌぶりを発揮したようで、「ハチャメチャですごく面白い。笑えます」と胸を張ってアピール。また、自身の思考について、「私の頭の中には、(ポジティブ・石橋役の)神木くんしかいない」と即答して笑わせた真木は、「神木くんを頭の中において、『まぁ、いーや!』って思ってれば何とかなる」と幸せになるための秘けつを語り、会場からは「格好良い~!」と声が飛んだ。一方、西島ら"脳内メンバー"は、真木の頭を模した巨大な舞台装置からが登場し、約1,500人の観客は大歓声。「僕にとっても大事な愛すべき作品。女性には自由に思うがままに生きて欲しい」と話した理性・吉田役の西島は、佐藤監督に、「男からみても可愛い」と突然の告白を受け、「気持ち悪いよ~」と苦笑い。"脳内メンバー"は、毎日一緒に食事をし、しりとりで遊ぶなど和気あいあいとした雰囲気だったそうで、「姉さん(吉田)に『野菜を食べろ』と言われた」と話した神木に、桜田が、「カレーばっかりしか食べないんだもん」と応じるなど、家族のような仲の良さを滲ませていた。
2015年04月09日女優の真木よう子が4月8日(水)、東京都内で行われた人気コミックを実写映画化した『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会に出席した。真木さんは、自身の顔をあしらった実物の約30倍の大きさの舞台装置“メガ真木よう子”がステージ上に登場すると「なんか嫌ですね、これ。恥ずかしい」と冷静に感想を述べつつ、5つの思考が脳内で会議を開くという内容にちなんで、自身の脳内会議について聞かれると「私はあまり会議しないから。うーん、5つの感情が会議をしているというのは……私はしないから」とマイペースを貫き通していた。月9ドラマ「失恋ショコラティエ」などで知られる漫画家・水城せとなによる、人気コミックを実写映画化。この日、真木さんのほかに理性役の西島秀俊、ポジティブ役の神木隆之介、ネガティブ役の吉田羊、衝動役の桜田ひより、記憶役の浅野和之、さらに古川雄輝、成河、佐藤祐市監督が登壇した。自身の性格について真木さんは「神木君しかいないです。ポジティブです。楽観的。何かに詰まったりすると、行きつく先は『ま、いいじゃん!』という風になる。たまにネガティブが登場する事もあるけれど、神木君がどっかりと座っています」と分析。女性が幸せになるアドバイスを求められると「神木君を頭に置いていればいいんじゃないですか?『まあ、いいや』と思えばいい」とプラス思考を勧めながら、司会者から「でも『まあ、いいや』と思っていると、変な男に引っかかって危険では?」と疑問を持たれると「そのときは育てればいいんじゃないですか?」と器の大きさを見せつけていた。『脳内ポイズンベリー』、5月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日髪型を真似したい芸能人ランキングで常に上位にいるのが真木よう子さん。最近ではマッシュショートにヘアチェンをして話題になりましたよね。マッシュショートは似合う人が限られた髪型だと思われがちですが、顔型を選ばず誰にでも似合わせる事ができ、小顔効果が抜群のスタイルなのです。そこで、大人の女性にオススメのマッシュショートをご紹介。この春は、憧れの真木よう子さん風ヘアにイメチェンしてみませんか。■ ナチュラルな大人マッシュショート 大人の雰囲気にしてくれるスタイル。耳にかければマッシュ感が無くなり、簡単にイメチェンできるので朝のスタイリングが楽しくなります!■ 厚めバングのマッシュボブ 前髪が長め厚めのマッシュボブスタイル。カットで束感と立体感を出しています。イメチェンしたい方にオススメ。■ フランスの女の子風ショート マッシュルームショートをベースに、ゆるめのパーマをかけたフレンチ風のナチュラルスタイル。 ■ 大人の抜け感ショート マッシュベースで前髪を少し長めにした、大人のショートスタイル。ドライヤーで乾かすだけの楽ちんスタイリングです。■ アンニュイマッシュ 柔らかいドライな質感マッシュがこなれ感を演出。毛先ワンカールのパーマで動きを出しています。■ マシュマロショート 毛先に動きが出るマッシュショートボブ。パーマでふんわりした柔らかい質感を出しています。■ ナチュラルモード×マッシュボブ 可愛いだけじゃイヤという方に!クールで大人なショート。艶ボブと斜めバングで目を引くオシャレ女子に☆■ 春のマッシュショート マッシュベースでレイヤーを入れた軽さのあるショート。パーマを毛先にワンカール入れているので動きが出て春らしさを感じるスタイルに。 ■ ガーリーマッシュショートヘア 丸いフォルムが可愛いマッシュショート。重めに前髪をつくっているので、下げればキュートに、分ければクールな印象になるようアレンジも可能☆■ ガーリーラフショート 顔まわりをマッシュに残したショートスタイル。緩やかにパーマをかけラフに動かせば柔らかいコケティッシュなガーリーショートに。 >大人のショートヘアをもっと見る! 提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2015年03月26日昨年10月に現役を引退したフィギュアスケーター・高橋大輔さんがこのほど、映画「思い出のマーニー」のブルーレイ&DVD発売を記念したトークショーに参加。米林宏昌監督とのスペシャルトークを行った。○「実はネガティブ」で作品に共感同作品はスタジオジブリが制作。ぜんそくの療養を目的として、親戚が生活しているある村にやってきた心を閉ざしがちな少女・杏奈と、杏奈がその町で知り合ったブロンドの少女・マーニーとの友情の日々を描いている。ブルーレイやDVDをコレクションしているというほど、スタジオジブリの作品が大好きだという高橋さん。トークショー冒頭で好きなジブリ作品を聞かれると、矢継ぎ早にたくさんの作品名を挙げた上で、結局「全部、お気に入りですね! 」と笑顔を見せた。今回の「思い出のマーニー」の主人公・杏奈は、「もらいっ子」であることに悩みを抱え、心を閉ざしてしまっているというキャラクター。米林監督は「最初、『マーニーを映画にしよう』と聞いたときは、『こんな暗い子を主人公にしていいのか』と思った」と、戸惑いがあったと語る。だが、高橋さんは「そういう部分が共感できる」とした上で、「もともと自分も、オープンじゃなくてどっちかというとネガティブなほう。小さいころは団体行動が苦手で、学校に行くのが毎日、つらいときもあった」と、自身と重なる部分を主人公に感じたという。「寄り添ってくれるような感覚で、すっと映画の中に入っていけた」と、同作品の魅力を語った。米林監督は「(自分を)不器用に思っているような人は、世の中にいっぱいいるんじゃないかと思う。そういう人たちにとって、少し背中を支えてあげられるような……。(作品を見ることで)少し元気になって、一歩前に進んでもらえるようになったら」と、高橋さんの感想を受けてコメントした。師匠ともいえる宮崎駿監督からの感想は「直接は聞いていない」としながらも、「『すぐそこに水があるような感じがした』と言っていたそう」と第三者を通じて聞いたという。「宮崎さんもアニメーターなので、水の表現の難しさは分かっている。だから、うれしかったですね」と、米林監督はほおをほころばせる。制作時、宮崎氏から「杏奈にはマーニーがいたから変われたけれど、多くの人にとってマーニーは存在しない。そのことはどう説明するのか」と問われたことがあったという。米林監督は、「杏奈はマーニーがいたから変われたんじゃない。変わろうと潜在的に思っていたから、マーニーが現れた。変わろうと思っている人は、変われる」と返答したと述懐した。「崖の上のポニョ」で原画を担当し、波の表現で宮崎監督をうならせたという米林監督のテクニックは、本作でも発揮されている。「今回の作品は『水』の作品にしようと思った。湿った地面の感覚、雨にぬれたときの感覚などが感じられるように」と、こだわりの部分を話した。それを聞いた高橋さんは「それを聞いたら、そういうところも気にしながらもう一度、見たくなりますね」と興奮。ブルーレイやDVDで「また違う見方ができると楽しいですよね」とコメントした。○高橋さんは「CMをかっこよく作ってもらえてうれしい」今回高橋さんは、「思い出のマーニー」ブルーレイ&DVDのテレビCMでフィギュアスケートの演技を披露し、同作とのコラボレーションを実現。米林監督が同作に込めた「変わろうと願う人だけが変われる」というコンセプトを表現し、スクリーン上に投影された映像の上で高橋さんがオリジナルの振り付けで華麗な滑りを見せた。さまざまな大会やショーを経験した高橋さんだが、今回の演技は「難しかった」という。「普段は自分を表現するけれど、今回はどうやって『思い出のマーニー』を邪魔せずに表現するか」苦心したそう。「自分で言うのは恥ずかしいけれど、すごくかっこよく作ってもらえてうれしい」と照れ笑いを浮かべた。高橋さんの撮影現場にも足を運んだという監督は、「本当に美しく滑っていただいて感謝しています。途中の息が白くなるところは色気があった」と絶賛。午前2時から6時までという過酷なスケジュールで、すごく寒い現場だったそうだが、高橋さんは「寒かったからこそあの息を表現できたので、むしろ寒くてよかった」。その出来栄えに満足気だった。また、米林監督は「実は昨年末にスタジオジブリを退社している」と発表。高橋さんをはじめ、会場も驚きに包まれる中、「こういうタイミングで、新しい一歩を踏み出したばかりの高橋さんとコラボレーションできてよかった」と話した。○声優? いやいや、向いていないです!今後について聞かれた米林監督は、「まだ何も決まっていない」としながらも「プロデューサーと『何かしたいね』とは話している。希望としては、快活なファンタジーのような動きのある作品を」と、次回作の制作に意欲を見せる。そして「声優、どうですか? 」と振ると、「いやいや、向いてないです! 見る方で! 」と高橋さんは全力? で固辞。「悪役とか、いいじゃないですか」と米林監督がもう一押しすると「やるとなったら、全力でやりますけど……。もしやるなら、暗い子。テンションの高くないような」と話し、「人生、何があるか分からないですからね」と含みを持たせた。イベントのラストには、3月16日に誕生日を迎える高橋さんに米林監督から「サプライズ」な仕掛けが。米林監督が直筆でマーニーを描きこんだ特製のブルーレイ&DVDを贈ると、高橋さんは「うわー! めっちゃうれしい!」と、この日一番の「大ちゃんスマイル」を見せていた。なお、「思い出のマーニー」ブルーレイ&DVDは3月18日に発売され、高橋さんが出演するテレビCMは3月中旬から放映される。
2015年03月18日ポニーキャニオンは4月29日、「『高橋大輔 Anthology』Blu-ray BOX」を発売する。同商品は、フィギュアスケートの高橋大輔さんの魅力に迫る貴重なDVDシリーズ「高橋大輔」「高橋大輔 Plus」「高橋大輔 D1SK」をブルーレイ化したもの。新たな映像も加えた3枚組ブルーレイボックスとして発売する。Disk1の「高橋大輔」は、2008年から始まった密着撮影プロジェクトで、貴重な映像の数々を収録している。高橋さんの素顔や本音、不安、歓喜の数々や、振付師にマイクを装着して撮影した振り付け練習など、アメリカ合宿の未公開映像も収めた。2年分のインタビュー映像や日本でのプライベート映像も公開している。Disk2の「高橋大輔 Plus」では、2010年2月にバンクーバーオリンピックで銅メダル、その直後の3月にトリノで開催したフィギュアスケート世界選手権では金メダル獲得した高橋さんの姿を収めた。Disc3の「高橋大輔 D1SK」では、ソチオリンピックに向けて基本のスケーティングから見直し、新たな思いで始動する高橋さんの姿を収録している。また、「世界一」と称されるステップを、撮り下ろした"ステップ集"も公開。今までの試合の演目の中から、自ら選んだ6つのステップを披露している。そのほかにも、現役引退後の思いや展望を語ったインタビューに加え、特典映像として「クリスマスオンアイス2014」でサプライズとして行われた、coba生演奏による「eye」フルバージョンと「プリンスアイスワールド2008福岡公演」でのみ披露された幻の演目「OCEAN WAVES」も収録している。価格は1万4,100円(税別)。※高橋大輔さんの「高」は、正しくははしご高(C)2015 PONYCANYON INC./ HORIPRO INC.
2015年03月18日女優の真木よう子が3月14日(土)、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたBSプレミアム「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」の取材会に出席した。気になるニュースを聞かれた真木さんは「尾崎豊さんが亡くなった時」とふり返り、「好きな曲は『Scrap Alley』。超いい曲じゃないですか?仲間の歌で、“お前のシャウトが聴こえてくるんだ”とか、凄くいい歌です」とマニアックな楽曲を挙げて“オザキ”好きをアピール。さらに「長渕剛さんも好きです」と荒々しい一面を伺わせた。また、自身の分岐点について「やはり新しい命を授かった時ですかね」と話し始めるも、「でもなんか家族の事とか子どもの事とか色々喋ると、事務所サイドがうるさいので。これ以上言えません」と苦笑いを浮かべていた。同番組は、誰もが知る歴史上の出来事を“マルチアングル”で切り取り、そこに関わった人々の熱きドラマに迫るドキュメンタリー。事件が起きた瞬間に人々は何をし、その出来事をきっかけに運命はどのように変化したのか…。パイロット版の3月19日は「チャレンジャー号爆発事故 夢をつぐ者たち」(午後9:00)、新年度初回の4月1日は「ダイアナ妃事故死 恋の駆け引き」(午後9:00)を放送する。(text:cinemacafe.net)
2015年03月15日真木よう子主演で、現在、フジテレビの木10枠にて放送中のドラマ「問題のあるレストラン」。このほど、本作で主題歌を担当するきゃりーぱみゅぱみゅが、3月19日(木)放送の最終回にゲスト出演することが決定。初のドラマ撮影を経てのコメントも到着した。理不尽な男性社会の会社を辞め、手作りで女性たちに向けたレストランを立ち上げる主人公・田中たま子が始めたレストランに集まった、問題を抱えた“ポンコツ女子”たちの奮闘をコミカルに描く本作。男たちに対抗すべくレストランを立ち上げた不屈の主人公を演じる真木さんを始め、初恋の男にだまされても、恋する心を初めて知ったと喜ぶ堅物女を演じる二階堂ふみ、ストーカー男を振り切り、バカな女のふりをせずに生きることを選んだOL役の高畑充希、ネグレクトされた幼少期をもつシェフを演じる松岡茉優ら豪華女優陣の演技バトルが注目を集めているが、きゃりーはそんな女優たちの中に飛び込むこととなる。きゃりーが今回演じるのは、たま子らが経営するレストラン「ビストロ・フー」にやってきたお客、という役どころ。ひょんなことから真木さんら店員たちと一緒にCUPS(※コップを打楽器にするリズム・パフォーマンス)を繰り広げることとなる。初のドラマ撮影となったきゃりーは「めちゃくちゃ緊張しました。ドラマの現場には慣れてないし、歌の時よりも緊張したくらいです。(最終的に)OKカットだったのですが、自分の中では手の動きとか難しくて、ちょっと問題あったかもしれないです」とふり返る。本番でNGが出てしまった際には、真木さんやYOUらレギュラーキャストたちがきゃりーのヒット曲「PON PON PON」の一節を歌って、緊張を解くという一幕もあったそう。「CUPSの動きで一度間違えてNGを出してしまった時があったのですが、この撮影のためだけに来たのに迷惑をかけてしまって。でも、皆さんとても優しくて、慰めていただきました」と明かしている。きゃりーにとって挑戦となった今回のドラマ出演。練習を重ねたというCUPSのシーンはもちろん、女優・きゃりーぱみゅぱみゅの演技に注目だ。ドラマ「問題のあるレストラン」は毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日フィギュアスケーター・高橋大輔さんの記念切手が発売されることに伴いこのほど、エンスカイは購入者限定プレゼントキャンペーンの一環として、高橋さんの競技人生ラストを飾った衣装の原寸レプリカを、キャンペーンの追加商品にしたことを明らかにした。同キャンペーンは、同社が「高橋大輔 ~栄光の軌跡~ プレミアムフレーム切手セット」を発売することに合わせ、実施されているもの。同切手セットは、「シールタイプの52円切手×10枚」「3D・チェンジング写真シート収納」「自筆メッセージ(印刷)付き特製箔押しホルダー」「6種類の特製箔押しポストカード」「24種類の特製ポストカード」がセットになっている。2月26日より、全国の郵便局(一部簡易郵便局は除く)にて申し込み受付を開始している。今回、新たに賞品として追加されたのは「高橋大輔直筆サイン色紙付き原寸レプリカ衣装(上半身のみ)」。高橋さんが競技人生のラストを飾った、ソチ五輪でのフリースケーティング時衣装の原寸レプリカを、直筆サイン色紙とともにオリジナル豪華箔押し化粧箱に収めて3人にプレゼントする。このプレゼント追加は、高橋さん本人の意向によるもので、「今までも、そしてこれからも支えてくれてるたくさんのファンへの想いに応えたい」という気持ちのもとに実現したという。そのほか、日付・当選者名・直筆サインが入った「高橋大輔直筆サイン入りプレミアムホルダー」も30人にプレゼントされるとのこと。5月27日までに郵便局(店頭窓口・web)および「Fスケーティングネット」から申し込んだ人を対象に、抽選で賞品が当たる。価格は送料込みの税込5,300円で、2月26日~3月31日までの申し込み分は4月30日から、4月1日~5月27日までの申し込み分は6月30日から順次発送される予定。
2015年03月10日真木よう子主演で、現在、フジテレビの木10枠にて放送中のドラマ「問題のあるレストラン」。先週放送された第7話で解禁となったエンディングでの真木さんが、今まで見たことがないポップでコミカルな姿を見せており「かわい過ぎてやばい」と話題を呼んでいるが、このエンディングと主題歌「もんだいガール」を担当するきゃりーぱみゅぱみゅのミュージック・ビデオのコラボが明らかとなった。理不尽な男性社会の会社を辞め、手作りで女性たちに向けたレストランを立ち上げる主人公・田中たま子が始めたレストランに集まった、問題を抱えた女性たちの奮闘を描く本作。きゃりー自身、初めてのドラマ主題歌となった楽曲「もんだいガール」。今回のコラボver.のエンディングでは、元々のミュージック・ビデオとは違った新たなCGが合成されるなど、エンディング用のオリジナル映像となっている。第8話のエンディングから、きゃりーの新たな映像が挿入されていき、最終話(第10話)まで毎回違ったバージョンのエンディングが流されるとのこと。ちなみに、きゃりーに「ご自身は“もんだいガール”ですか?」と聞いてみると、「Yahoo! Topのニュースになる時は、『私もんだいガールだな~』と自覚します」と自虐的な回答で応えている。またこのコラボver.のエンディングがスタートする第8話は、たま子(真木よう子)の前に、あるまじきセクハラを受けて挫折し、東京を去った藤村五月(菊池亜希子)が恋人と共に現れたところから物語は展開。五月の仇を打つべく、最大の敵である雨木太郎(杉本哲太)に対峙していくたま子たちに注目だ。主題歌「もんだいガール」は3月18日(水)より発売。ドラマ「問題のあるレストラン」は毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月05日フィギュアスケーターの高橋大輔が、スタジオジブリ制作のアニメーション映画『思い出のマーニー』のコラボレーションが実現し、主題歌に乗せた約3分の演技がスペシャル動画として3月12日に公開されることが明らかになった。の主題歌にのせて3分間の演技を披露している動画が12日12:00より公式サイトで公開されることが4日、明らかになった。現在、米林宏昌監督とのインタビュー動画が先行公開されている。『思い出のマーニー』は、ぜんそくの療養のため海辺の村に訪れた主人公・杏奈が、金髪の少女・マーニーとの出会いを通じて、不思議な出来事に次々と遭遇する物語が描かれている。今回のコラボは、本作のBlu-ray&DVDが3月18日に発売されることを記念して実現し、「一歩を踏み出す勇気」というテーマから、昨年秋に現役を引退し新たな一歩を踏み出した高橋が選ばれた。本作について「スーッと心の中に入ってくるような、寄り添ってくれてるような、そんな映画でした。終わりに近づいてきた時は自然と涙が出てきてしまいました」と語る高橋は、主題歌「Fine On The Outside」(作詞・作曲・歌:プリシラ・アーン)にのせた約3分の演技を披露。オリジナル振り付けによる演技を振付師・宮本賢二氏とともに完成させたという。この演技は、3月12日に公式サイトにて公開される。また、公式サイトでは本作の米林宏昌監督と高橋の対談インタビュー動画も公開。高橋が「自分のことをもう少し好きになってあげたいなって、そっと背中を押してくれた気がしました」と伝えると、米林監督は「多くの人に支えられながら一歩を踏み出した杏奈の物語を、今まであらゆる局面で一歩ずつ前に進んできた高橋さんに演じていただけてうれしいです」と喜びをあらわに。高橋は、米林監督が作品に込めた思いを直接聞くことで「いろんなことを感じていただけるような演技ができたら」と決意を新たにしていた。(C)2014 GNDHDDTK
2015年03月04日俳優の西田敏行、女優の真木よう子が14日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた、『第38回日本アカデミー賞』の優秀賞発表記者会見に出席した。日本アカデミー賞協会が主催する『第38回日本アカデミー賞』は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。なお、優秀賞の中から最優秀賞を決定する授賞式は、2月27日21時から日本テレビ系で放送する。また、授賞式の司会は、協会副会長に就任した西田、第37回で最優秀主演女優賞および最優秀助演女優賞の2冠を達成した真木が務める。司会に初挑戦する真木は、「できればやりたくない……と思ってしまうほどの緊張と動揺」と本音を漏らしつつ、「おしゃべりが得意じゃないので、ご迷惑をお掛けしないよう出来る限りの力で頑張っていきたい」と意気込みを。一方、「昨年は私も出演した作品もあったのに選ばれてない」と笑いを誘った西田は、女優・吉永小百合主演の『ふしぎな岬の物語』が最多13部門で優秀賞を受賞していることを受け、「今回も素晴らしい作品が揃っている。なかなか会えない友人たちとどんな話をしようかと楽しみ。吉永さんもいらっしゃるということで、口の中が渇き気味です」と華やかな舞台となる授賞式が待ち遠しい様子だった。○優秀作品賞『永遠の0』『紙の月』『小さいおうち』『蜩ノ記』『ふしぎな岬の物語』○優秀アニメーション作品賞『思いでのマーニー』『ジョバンニの島』『名探偵コナン異次元の狙撃手』『BUDDHA2手塚治虫のブッダ~終わりなき旅~』『STAND BY ME ドラえもん』○優秀監督賞小泉堯史『蜩ノ記』成島出『ふしぎな岬の物語』本木克英『超高速!参勤交代』山崎貴『永遠の0』吉田大八『紙の月』○優秀主演男優賞阿部寛『ふしぎな岬の物語』岡田准一『永遠の0』佐々木蔵之介『超高速!参勤交代』中井貴一『柘榴坂の仇討』役所広司『蜩ノ記』○優秀主演女優賞安藤サクラ『0.5ミリ』池脇千鶴『そこのみにて光輝く』井上真央『白ゆき姫殺人事件』二階堂ふみ『私の男』宮沢りえ『紙の月』吉永小百合『ふしぎな岬の物語』○優秀助演男優賞阿部寛『柘榴坂の仇討』伊藤英明『WOOD JOB!神去りなあなあ日常』岡田准一『蜩ノ記』笑福亭鶴瓶『ふしぎな岬の物語』三浦春馬『永遠の0』○優秀助演女優賞大島優子『紙の月』黒木華『小さいおうち』小林聡美『紙の月』竹内結子『ふしぎな岬の物語』富司純子『舞妓はレディ』○新人俳優賞池松壮亮『紙の月』ほか上白石萌音『舞妓はレディ』小松菜奈『渇き。』登坂広臣『ホットロード』能年玲奈『ホットロード』福士蒼汰『イン・ザ・ヒーロー』ほか
2015年01月15日フィギュアスケーター・高橋大輔さんが1月6日、「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン オープニングナイトイベント『Light up Rink』」にスペシャルゲストとして参加した。期間限定の屋外アイススケートリンク「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」は、毎日22時まで営業しており、仕事終わりでもナイトスケートを楽しむことが可能。周囲には美しいイルミネーションが施されているため、東京の夜景と相まった幻想的な空間の中でスケートができる点が特徴だ。そんな美しい光が輝くリンクで、バンクーバー五輪でのショートプログラムをアレンジした演技を披露した高橋さん。2015年の初滑りを終えると、「いつもは練習なども(照明が)明るい中でやっているので、こういった夜景を見ながらスケートを楽しむのにはすごくいい場所なのではないかな」とニッコリ。「ちょっと正月をはさんでいたので100%(の滑り)ではなかったけれど、想像以上によかった」と晴れやかに話した。昨年10月に現役引退を発表してから初めてとなる年末年始。「いつもは(1月)2日から練習していた」そうだが、今年は気の合う友人たちと一緒にわいわい過ごし、リラックスしていたという。そんな高橋さんは、この日までに一部メディアで恋人がいると報じられたが、本人は「事実はまったくない」と完全に否定。「僕も報道で聞かされてびっくりしている」と苦笑いをした上で、恋人と報じられた女性はアイスショーのスタッフで、打ち上げの際にたまたま隣にいたところを撮影されてしまったと説明した。さらに、自身の好みのタイプの女性についても告白。「元気な方」「サバサバしている」「顔が独特」「前髪パッツン」など、細かな好みも正直に明かした。ただ、恋愛に関しては「今はあまりそういったことは求めていない」として、結婚も3~4年は考えていないと話した。「2015年は、地道にゆっくりといろいろと考えたい」と、今年は第2の人生をどう歩むかをしっかりと決めたい方針を明かしてくれた高橋さん。それでも、やはり日本フィギュアスケート陣のことは気になる様子で、男子では昨年末の全日本選手権で2位になった宇野昌磨選手の今後の成長ぶりに注目しているという。「全日本選手権でもジュニアから(多くの選手が)出てきて、これから楽しみ」と語り、自身がけん引してきた日本フィギュアスケート界に、多くの才能がまた芽生えてきていることを喜んでいた。なお、「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」は1月7日から3月8日まで開催。営業時間は11時から22時(受付は21時まで)で、イルミネーションがライトアップされるナイトスケートは17時より。滑走料金は高校生以上が税込1,500円、中学生以下が税込1,000円。共に貸し靴料込みとなっている。
2015年01月07日フジテレビ系連続ドラマ「問題のあるレストラン」の制作発表会見が1月7日(水)、東京都内で行われ、主演の真木よう子、共演の東出昌大、高畑充希、松岡菜優、臼田あさ美、YOU、安田顕、田山涼成、吹越満、杉本哲太が出席。真木さんの“爆弾発言”で、会場が爆笑とどよめきに包まれた。パワハラ・セクハラが横行する、最低な男社会に反旗を翻す女性たちの姿を描いた内容にちなんで「嫌いな男」を聞かれた真木さんは、YOUさん、臼田さん、高畑さんらが「ケチ」「態度が横柄」「嘘つき」とそつのない返答をする中で「お金を無心する男」と一人実感を込めてシミジミ。リアルすぎる告白に共演者たちが爆笑する中、司会者から「そういう経験がおありですか?」と水を向けられると、「はい、厳しかったです」とクールに答えつつ「もう、今は大丈夫です」と意味深に微笑み、会場をどよめかせた。一方、杉本さん演じる横暴な社長・雨木の娘で人間嫌いのフリーター役の松岡さんは「父親の雨木社長が本当に大嫌い。去年は『じぇじぇじぇ!』なんてやっていましたけど、今年は本当に嫌い。今は杉本さんの笑顔が憎いです」と「あまちゃん」で共演した杉本さんの役柄としての豹変ぶりに苦い顔。松岡さんをはじめ、ほとんどの女性陣から役柄を非難されてしまった杉本さんだったが「それは全部、役作りに活かします」と嬉しそうに宣言していた。またこの日、女優・杏さんとの結婚後初の公の場となった東出さんは、入籍したことについて言及しなかったが「人間性に欠陥があって、温度の低い役。すべて自分が正解だと思っていて、悪気なく悪い事を言う人」と役柄を紹介し「今まで演じてきたことのない役なので、存分に毒気を出したい」と意気込み。真木さん演じるたま子を弄ぶシェフ役で「悪意があって利用してやると言う風には思っていないようだけど、恨まれても仕方がないかな?」とダーティーな役どころを分析していた。同作は、同系連続ドラマ「最高の離婚」を手がけた脚本家・坂元裕二による、書き下ろしのオリジナルコメディ。“ポンコツ女”のレッテルを貼られた女性たちが、人生のどん底から這い上がるために裏原宿でレストランを立ち上げる様を描く。フジテレビ系連続ドラマ「問題のあるレストラン」は1月15日(木)22時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日フィギュアスケーターの高橋大輔が11月25日(火)、人形アニメーション映画『くるみ割り人形』の女性限定試写会に登場。バレエでもおなじみの「くるみ割り人形」の曲に合わせてのステップを披露したほか、観客の前で“王子”役のセリフの朗読まで行い会場をわかせた。35年前に人形アニメーションとして製作された作品を、最新のデジタル技術を駆使して製作した新たな映像や3D映像を加えるなどして甦らせた本作。ヒロインのクララが大切な人形を取り戻すために冒険を繰り広げる。この日は増田セバスチャン監督と声優を務めた藤井隆が先に舞台挨拶に登壇したが、高橋さんの来場は完全サプライズ。高橋さんが、クララの着ぐるみをエスコートして客席の間を通って壇上に上がると、会場は騒然となり、歓声と拍手に包まれた。「くるみ割り人形」と言えば、チャイコフスキーのバレエの名作として名高く、フィギュアスケートでも楽曲を演目に取り入れる選手も多い。高橋さんは「僕自身は『くるみ割り人形』で踊ったことはありませんが、たくさんの特に女子選手が使っていて、古くから親しまれた思い入れを多く持たれている曲です」と語る。舞台挨拶に先立ち、すでに映画を鑑賞した高橋さんだが、ここで使われている楽曲の数々に強く惹かれたようで「アレンジが加わっており、女性だけでなく男性でも(フィギュアで)使えるなと感じました。これから、(この曲の)思い出を作りたいです。カッコいい曲がいっぱいあったので挑戦してみたい」と笑顔で語った。この日は、特別に「くるみ割り人形」の曲を使ってのステップを生で披露!氷上ならぬ壇上のカーペットの上だったが、藤井さんが口ずさむ楽曲に合わせて華麗なスピンとポーズを見せて観客を魅了した。さらに、高橋さんはリクエストに応えて、劇中のフランツ王子のセリフをクララに向かって生で披露。低く響かせた甘い声でクララに語りかける高橋さんに女性で埋め尽くされた客席からはため息が漏れた。この日は、特に20代、30代の女性の「子宮頸がん」への予防啓発を推進する「Hellosmile PROJECT」との協力で試写会が開催され、500名の女性が招待されたが、高橋さんは「女性がいつまでも、心の中からキレイでいていただければ、僕ら男性も嬉しいです」と女性たちにエールを送り、会場は温かい拍手に包まれたイベント後に報道陣の取材に応じた高橋さんは「こっち(=舞台挨拶出席)の方が緊張します。氷上の方が楽です」と苦笑交じりに述懐した。また先日、練習中にほかの選手と衝突して負傷を負ったフィギュアスケートの羽生結弦選手が、11月28日(金)に開幕するNHK杯に出場する予定で、練習を再開しているが、これについてコメントを求められると「無理であるならばやめた方がいいと思いますが…」と羽生選手の状態を気遣った上で「ちゃんとした状態で出られるのであれば、応援したいです」と語った。『くるみ割り人形』は11月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月26日11月29日公開の映画『くるみ割り人形』の女性限定3D試写会が25日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、藤井隆、増田セバスチャン、高橋大輔が出席した。本作は、きゃりーぱみゅぱみゅの演出や美術デザインを担当しているアーテディレクター、増田セバスチャンの監督デビュー作。チャイコフスキー作曲による世界三大バレエの一つでもある『くるみ割り人形』をモチーフに、少女クララとくるみ割り人形の姿をファンタジックに描く。この日は女性限定の3D試写会が行われ、監督の増田とシュヌルル王子の声を担当した藤井が登壇。増田が「この映画はクララが傷つきながらも成長していくお話。ファンタジードラマは、どこか妄想の世界をさ迷いながら成長していきますが、自分の物語だと思って見ていただければ楽しいと思います」と見どころを語り、藤井は「カメラマンやコマーシャルの監督になりたいと思った作品です。吉本興業所属ですが、サンリオさん所属の気持ちでやらせてもらいました(笑)」と観客を笑わせた。また、この日は高橋大輔がサプライズゲストで途中から登壇。「曲もアレンジされていて男性も(スケートの曲として)使えると思いました。僕も一度ややってみたいですね」と感想を述べ、藤井と本作のセリフで勝負を決める「アフレコ対決」に臨み、見事藤井に勝利して「初めての経験なので、次の仕事につなげればと思いました(笑)」と声優業に色気を見せた。現役引退後初めて芸能イベントに立った高橋。「緊張しましたが、藤井さんに助けてもらって楽しく終了することができました。氷上の方が楽にできますね」と緊張した様子で、引退後の活動について「特に決めていません。来年の2月まではアイスショーがあるので、スケート中心となっています。(それ以降は)やりたいことを探して1年ぐらいスケートから離れた生活をして決めたいと思います」と言及。芸能イベントらしく、報道陣から恋愛について尋ねられたが、「クララみたいな女性は今はいないです。残念ながらいなくて申し訳ないです…」と報道陣にネタを提供できず心苦しそうだった。映画『くるみ割り人形』は、11月29日より3D/2D全国公開。
2014年11月26日デザイナー・尾花はインスタグラムやLINEを最近始めたという。インスタグラムにはブランドの宣伝というよりも彼の日常がつづられている。裏面には服をデザインするだけでなくブランドを運営するマネジメント力の高さが垣間見られる。話は尾花の意外な一面へと進展した。T:尾花さんって保守的なイメージがあったんで意外でした。ひょっとしたらまだiPhoneじゃないんじゃないかって思ってたくらい(笑)。O:それがその通りでさ。実際、今年の頭までブラックベリーをSIMフリーなんてわざわざ買ってまで使ってたのよ。でもいよいよマーケット的に日本語対応しなくなったわけよ。でも(携帯を変えた)一番大きなきっかけは、ニューヨークで電話掛けてたら数日で電話代が10数万円になったことなんだよね。やばいかなって思って、「ねえ、LINEってどうなの?」って周囲に訊いたら全員「ぜひLINE導入してください」と。で、実際導入したらすごいスピード感で知り合いがつながっていって、そうこうしてるうちに今度はインスタグラム。いつかやればいいんでしょ?って感じだったんだけど、「やった方がいいかな?」って言ったらまたもや全員が、「はい。お願いします」それで、じゃあやるけど、いわゆる商売じみた投稿はやらないよ、って答えて、できる範囲のことから始めたのね。それで、ネットサーフィンとかに近いことをして、“この人はこういうの好きなんだ”と思ったらフォローするってことをやってるうちに、世の中の種明かしまで分かっちゃって。あれにはびっくりしたね。あまりの情報の速さで。T:今後ウェブで仕掛けたいこととかあるんですか?O:新しいことを仕掛けたいというよりは、やっぱり第1に考えるのは、デジタルを駆使してる人とそうでない人との差を埋めることだよね。ウェブに関することを決める会議では、俺はいつも、最もウェブに精通していない消費者としての立場から意見を言うようにしてる。インスタとか使ってない人もいるんだから、そういうツールを全く利用していない人の視線で会話して盲点を探すことがすごく大事。「便利なのは使えるあなた達にとって便利なだけで、使えない人からしたらこれ全然便利じゃないよ」ってね。そういう考えがある中で通販を解禁したのは、お取り引き様に対して、解禁することによって自由にできることの幅を広げてもらいたかったんだよね。T:すごくシステマチックに考えてますね。うちは意外と人海戦術を使ってるところがあるんで参考になります。O:システマチックにやっていくと、各部署の責任持ってる人は成長していくけど、システムに乗っかってない人は成長しなくなっていくから、ある程度の人海戦術は必要だよね。例えば、やったことない人に100% 丸投げでやらせると、完成度はどうあれ、やる気のある人なら一定の結果は出してくれるしね。T:やって失敗したとしても、それが成長につながりますからね。成長しないやつってなかなか失敗もしないんで、失敗ができる環境って必要だなって思うんですよ。会社7年やっていろんな人見てきて思うことなんですけど、大きな仕事を成し遂げている人は、年齢関係なく、今より若い時に無茶ぶりされてきた人達であることが多いですね。O:うん。だから、無茶ぶりに応えてくれた後も、更に無茶ぶりし続けたほうがいいよね(笑)。システマチックに関して言うと、うちは最初の頃は、“個人の個性をいかしましょう”っことで、各自が持ってるアイテムを、俺が発表してるコレクションアイテムに組み合わせて着てもらってたの。そうすると、ショーのとは全然違うかっこいい着方するやつが出てきたりなんかして。最初の頃のほうがアクの強いやつが集まってくるしね。でもそのうち、ただ着たいの着てるだけのやつが出てきて、「うちのブランドはこういうふうに着ましょう」って説明しないといけないようになって。で、最終的にはショップでコーディネート決めまですることになったんだよね。そういうのまでもシステマチックにやらないといけないのかって思ったけど、スタッフが考えてやってくれたことだからうれしかったってのもあったね。雑誌に掲載されて反響が出ることが事前に分かってるがゆえに、「このタイミングでこう見せていきましょう」ってことだからね。T:うちは最近、新しく入ってきた子達が、口では日本ブランドがどうたらって言いながらインポートの洋服着て出社したんで、「店に立つときは、うちで売ってるものじゃなくてもいいから日本のものを着てくださいね」ってルール設けました。プライベートで着る分にはもちろん構わないんですけどね。来年には海外に進出しようと思ってるんですけど、その過程で海外のいいものを取り入れるようなことはあったとしても、「日本のブランドを世界に発信していく」っていうコンセプトだけは変わらず大事にしたいですね。1/2「エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント」に戻る。【尾花大輔プロフィール】1974年1月28日生まれ。神奈川県出身。古着ショップ「ゴーゲッター」立ち上げにかかわり、2000年「N.ハリウッド」設立。2002年東京コレクションデビュー、現在はニューヨークに発表の舞台を移している。直営店は東京都渋谷区神宮前4-13-16。コレクションラインとは別にスーツなどの「コンパイル」、アンダーウエアの「アンダーサミットウェア」を展開。【谷正人プロフィール】1983年10月12日生まれ。 静岡県出身。中央大学商学部卒業後、2006年4月デイトナインターナショナル入社。セレクトショップ・ステュディオス事業を立ち上げ、09年2月にMBOにより独立。同年3月株式会社ステュディオスを設立する。「日本発を世界へ」をコンセプトにドメスティックブランドを扱う。原宿の路面店の他、横浜、名古屋、大阪など大都市圏のルミネやパルコなどファッションビルに出店。15年11月には発九州進出となる福岡店がオープンする。16年には海外進出、新業態ローンチを予定。
2014年10月31日先頃、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が通販サイトを解禁した。その裏には、デザイナー・尾花大輔のいかなる思いがあったのか。デジタルの進化がファッションに、そしてマネジメントにも影響を与えている現代。同ブランドを取り扱っているという立場にあるだけでなく、尾花にとって朋友とも呼べるほどの間柄にある、「ステュディオス(STUDIOUS)」代表取締役CEO・谷正人と共に、ウェブとファッションの関係性について語ってもらった。谷(以下T):ちょうど今年の東コレが幕を閉じたばかりですが、最近の東コレってそれぞれの店の顧客が観覧してて賛否両論ありますけど、個人的にはすごくいいと思ってるんです。何でかっていうと、そのブランドの洋服が好きで買ってて、一番感動してくれる人達だと思うから。尾花(以下O):うん。そもそもファッションショーの目的自体が変わってきてるよね。コレクション経験者からしてみたら、ロケーションも選ばずにずっと同じライティングでやるってどうなの?とかあるけどそれは置いといて、日本はそこまでインフルエンサーは成長してはいないけど、多かれ少なかれ人気ブロガーがいて、そういう人達が支持したことによって市場につながるっていう、全く違うシステムに変わってきてるってのはあるからね。T:ですね。そういえば、こないだの東コレでびっくりしたんですけど、フロントローに座ってるブロガー達の中に中学1年生の女の子がいたんですよ。時代は本当に変わってきたなって感じましたね。O:海外だとそのブロガー達にスポンサーがついてて、ブロガー1人ひとりにお金が落ちてくる仕組みができあがってて、誌面にも登場させてお金に換えていくんだけど、日本ってそういうことがビジネスにまで昇華されてないよね。できればその中学生にも高校に入った時点で起業してほしいくらい。オフラインがオフラインのままで終わっちゃってるもんね。T:オフライン・オンラインでいうなら、最近ファッション業界もフェイスブック、ツイッター、タンブラーなどオンラインに力入れてるイメージはありますよね。O:やっぱり情報の見やすさとか速さとかに気を配ることは大切なことで、それは僕らコレクションブランドにもできることかなって思ってる。日本人もスマホ持つようになってきたからそんなに気にしなくていいとはいえ、地方に行ったら未だにガラケー率がすごく高くて、その人たちとの差を埋めるにはどうすればいいかってことを考えるよね。一昔前だと、NIGO(R)さんがやってた頃のベイプ(ア ベイシング エイプ)のホームページなんてすごかったんだよ。クリックするとメニューの表示なんかも全部ベイプのキャラクターに変わって、あっという間に画面全体がキャラクターに埋め尽くされちゃうみたいな。ウェブの専門家が見ても驚くような仕掛けがあった。反面、Macが「Performer」のころくらいのフォントで書かれたメニューをクリックして、ただ内容を見るだけっていう、マルタンマルジェラの(当時の)ホームページみたいなのもあって、それはそれでそういうスタイルだったんだけど。でも今って、「いかに速くて便利か」ってことが最も重要で、情報も生っぽいものが速く伝わるほどいいじゃない?多分あともう1年くらいしたら、ウェブ制作会社とか存続が危うくなると思うんだよね。俺とか谷君でも、「これとこれコピペしてここ書き換えたらたらこうなる」って感じで簡単にホームページ作れちゃうと思うし、コーディングの知識なんて必要ない時代がくるんじゃないかって。既に海外のアグレッシブなブランドなんかだと自分達でタンブラーレベルで情報出してるけど、それで十分かっこいいんだし。エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント--2/2【対談】に続く。
2014年10月31日長きにわたって世界の舞台で活躍してきたフィギュアスケートの高橋大輔さんが10月14日、岡山市内にて引退会見を開いた。近年の日本男子のフィギュアスケート界をけん引してきた高橋さんは、初出場した2006年のトリノ五輪で8位入賞を果たす。その後のシーズンで右ひざ靱帯(じんたい)を断裂するという大ケガに見舞われたが、懸命のリハビリでリンクに復帰。2010年のバンクーバー五輪では、日本人として初めてとなる男子シングルでの銅メダルに輝いた。今年2月に行われたソチ五輪では、右足にケガを負いながらも6位に入賞した。ソチ五輪後に2014-2015年のシーズンの休養を発表し、現役を続行するか否かを思案していたが、ついに第一線から身を引くことを決意した。引退が明らかになったこの日、その人気の高さを証明するかのように、高橋さんのinstagramには「大ちゃんお疲れ様でした。朝、寝起きでニュースを見てビックリしました。ちょっと涙が出てしまいました。いつかは必ず来る日だから覚悟はしてましたけど……高橋大輔さんの演技が大好きです! これからも応援し続けます! 」「なんて言ったらいいか、わからないけど……。ずっと大ちゃんが大好きです」「大ちゃんの選択がいつも正しいことをみんなはわかっています。心に穴がポッカリあいた気持ちやけど、きっとそれもこれからの大ちゃんが埋めてくれる気がします。お疲れ様でした。これからも応援しています。本当に本当にありがとう」など、高橋さんへの感謝のコメントが多数書き込まれている(すべて原文)。写真と本文は関係ありません
2014年10月14日自らの代表作である舞台作品を映画化した『愛の渦』も好調の三浦大輔がこの夏、渾身の書き下ろし作品を放つ。その舞台に出演するのは三浦の第一回監督作品『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で主演を果たした峯田和伸(銀杏BOYZ)と、『愛の渦』主演の池松壮亮。映像の世界で三浦作品を体現したふたりが、舞台で再び三浦とタッグを組むこととなる。3人にこの作品に賭ける思いを訊いた。『母に欲す』チケット情報「『峯田くん、池松くんとたっぷり芝居をやりたい』というところから始まった企画」と語る三浦。舞台初挑戦となる峯田は「嬉しかった気持ちと、芝居はやったことがないから不安という気持ちと半々。でも三浦さんに声をかけてもらったからにはやらなきゃな、と思った」と話す。「僕は声も小さいし、2本の舞台を経験して自分は舞台に向いていないんじゃないかと思っていた」という池松は「それでも三浦さんだったら不思議と大丈夫と思えた」とこの舞台に参加した理由を語った。実母を亡くしたふたり兄弟のもとに、ある日父親が迎えた新たな母親が来る。それをきっかけにふたりのなかで巻き起こる葛藤を描く『母に欲す』。三浦が初めて家族、母という題材に正面からぶつかってゆく物語。これまで触れてこなかった題材を選んだ真意について訊くと、「自分にとっては禁断のテーマというか、いつかはやりたいと思いながらも勇気が出なかったもの。この芝居で舞台にひと区切りをつけようと思っています」と三浦から衝撃的な発言が飛び出した。「やめないでくださいね」と声をかける峯田や「三浦さんがそういうなら僕も」と言い出す池松に笑いながら「この先どうなるかはわからない。でも次は決まっていません。それくらい崖っぷちの気持ちでやっています」と言葉を続けた。「一度映画で一緒にやったこのふたりを呼ぶことで、『また群れでやりたいんだろうな』と思う人もいるかもしれない。でも舞台に呼んでしまえば、映画でせっかく築いた信頼関係が揺らぐ可能性だってある。弱いところを見せることもできない。恐怖の方が強いんです。でもいまここでやるしかないと思っています」と改めて決意を語る三浦。これが最後の舞台作品になるかはわからないが、彼の思いをすべて注いだ究極の作品になることは間違いなさそうだ。公演は7月10日(木)から29日(火)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は5月31日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中、5月13日(火)午前11時まで受付。取材・文:釣木文恵撮影:源賀津己コスチューム:三浦大輔 …「NEO RESISTANCE」「Roen」、峯田和伸・池松壮亮…「カインドウエア」スタイリスト:DAISY 石橋瑞枝( DAISY M’S OFFICE )ヘアメイク:河村陽子
2014年05月09日